杉咲花、杉野遥亮、奈緒、鈴木伸之らが出演する新水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」に、古川雄大が出演することが分かった。本作は、勝ち気だけど恋には臆病な盲学校生ユキコと、喧嘩っ早いけど純粋な不良少年の森生、運命の出会いをした2人が惹かれ合っていく、新世代ラブコメディー。今回新たに出演が決定したのは、「エリザベート」「モーツァルト!」など多くのミュージカル作品に出演する古川さん。今作で演じるのは、ユキコ(杉咲さん)が通う盲学校近くのハンバーガーショップの店長・茶尾。ユキコをはじめクラスメイトの空、青野の3人を温かく見守る、陽気でおしゃべり好きなキャラクターだ。また、「チャオ!」が口癖であり、ゆえにチャオ店長と呼ばれている。「かわいいタッチで純粋な恋愛が描かれていく中で、社会への強いメッセージや人のあるべき姿を胸に訴えかけられ、心が震えました」と原作を読んだ印象を明かした古川さんは、「素敵な作品に杉咲さん、杉野さんをはじめ素晴らしいキャストの皆様とご一緒できてとても幸せです。是非ご覧いただけると嬉しいです」とコメントしている。「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」は10月6日より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年09月27日大人気マンガシリーズ、今回はゆの(@mangakakuyo)さんの投稿をご紹介! 「バンドマン彼氏に貢いじゃった黒歴史」第2話です。ゆのさんが高校生の頃、いきなり絡んできたクラスメイトのメロン君。彼とデートをすることになって…?デートの予定に…?出典:instagram彼の様子は…?出典:instagramダメ男ポイント加算
2021年09月14日モデルで女優の大友花恋が、ファッション誌『Seventeen』9月号(集英社 8月1日発売)と恒例イベント「Seventeen夏の学園祭2021」(8月18日オンライン開催)をもって同誌専属モデルを卒業し、9月号の両面表紙を飾ることが16日、あわせて発表された。同イベントの開催は2年ぶりで、今回は初のオンライン開催。これまで榮倉奈々・桐谷美玲・武井咲・広瀬すずなどがこの夏の学園祭イベントで専属モデル卒業を発表し、今もなお第一線で活躍し続ける女優たちの花道と言える一大イベントである。大友は「ミスセブンティーン2013」でグランプリを受賞して以来、約8年間専属モデルを務めあげ、セブンティーンモデルとしては歴代最長記録を更新。同誌では卒業モデルの永野芽郁・横田真悠と「かれまゆめい」の愛称で親しまれ、今もなお3人の再会を熱望する声が多くある。また連載では、持ち前の表現力を生かした短編小説を約2年半にわたり執筆し、多くの反響を呼んだ。真面目で品のある佇まいに、時折見せるチャーミングな姿は多くの読者に愛され、今ではドラマや映画のみならず、バラエティ番組出演など、多方面での活躍につながっている。16年には若手女優の登竜門と言われる「第95回全国高等学校サッカー選手権大会」の第12代目応援マネージャーに就任。その後はテレビドラマ『チア☆ダン』(TBS系/18年)、『あなたの番です』(日本テレビ系/19年)、『35歳の少女』(日本テレビ系/20年)、『マイルノビッチ』(Hulu/21年)や、映画『君の膵臓をたべたい』(17年)、映画『あなたの番です 劇場版』(12月10日全国公開)など、数々の話題作に出演。ドラマ『新米姉妹のふたりごはん』(テレビ東京系/19年)では山田杏奈とW主演、『妖怪人間ベラ〜Episode0〜』(Amazon prime/20年)では主演を務めるなど、着々とキャリアを重ね、9月にはドラマ特区で放送予定の究極の恋愛オムニバスドラマ『初情事まであと1時間』第8話「鍋の中」(MBS/21年)にヒロインでの出演を控えている。○■大友花恋コメント8年間私を育ててくださった『Seventeen』を卒業することになりました。今の私があるのは『Seventeen』のおかげです。大好きで心安らぐ場所から離れることへの淋しさはひとしおですが、『Seventeen』の名前に恥じないよう、勇気を持って一歩を踏み出します。STモ(『Seventeen』専属モデル)の私を見守ってくださった皆さん、本当にありがとうございました! 9月号や「Seventeen夏の学園祭2021」などのSTモとしての最後の時間。今まで『Seventeen』に教えていただいたことを存分に発揮できるよう、噛みしめながら楽しみます!
2021年07月16日Vaundyが日本テレビ系 新日曜ドラマ『ボクの殺意が恋をした』主題歌「花占い」を配信リリースし、同曲のMusic Videoを公開した。今回のMVは、CMやMVを中心に活躍する映像クリエイターのwatanabe_naoが監督を務め、実写やCG、アニメーションを駆使し楽曲の世界観を表現。また、本ドラマに出演している中川大志と新木優子がサプライズ出演を果たしている。さらに「不可幸力」(Global Dance Video)以来2度目のタッグとなるyurinasiaがコレオグラフィーで参加しており、この夏SNSで話題となりそうな摩訶不思議なダンスで作品を彩っている。■watanabe_nao監督 コメントあなたに思いを寄せている人が、すぐそばにいるようです。あなたはまだ気づいていないかも知れませんが。って言われたら、現実だけど非現実な存在がむくむくと成長していきますよね。妄想の世界は幸せだけど、花のように儚いのです。あぁ、切ない。Vaundy「花占い」MV<リリース情報>Vaundy「花占い」2021年7月5日(月) 配信リリース※日本テレビ系 新日曜ドラマ『ボクの殺意が恋をした』主題歌Vaundy「花占い」ジャケット配信リンク:<番組情報>日本テレビ系『ボクの殺意が恋をした』日曜ドラマ枠 毎週日曜22:30~23:25(55分枠)公式HP:番組公式 Twitter:番組公式 Instagram:<ライブ情報>『one man live tour "HINODE"』9月12日(日) 愛知 Zepp Nagoya9月23日(木・祝) 福岡 Zepp Fukuoka10月2日(土) 宮城 仙台GIGS10月4日(月) 大阪 Zepp Osaka Bayside10月5日(火) 大阪 Zepp Osaka Bayside10月18日(月) 東京 Zepp Tokyo10月19日(火) 東京 Zepp Tokyo【チケット料金】6,900円(税込・ドリンク代別・全席指定)<イベント出演>■25th Anniversary Special「Talking Rock! FES.2021」7月11日(日) 神奈川 横浜アリーナ■REDLINE TOUR 2021 SUMMER7月17日(土) 大坂 Zepp Namba■J-WAVE LIVE 20217月18日(日) 神奈川 横浜アリーナ■MIRRORBALL PARADE 《Vaundy ⅹ Nulbarich 公演》7月22日(木・祝) 長野 松本・キッセイ文化ホール 大ホール■MIRRORBALL PARADE 《Vaundy ⅹ sumika 公演》7月23日(金・祝) 石川 金沢・本多の森ホール■ジャイガ OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 20>218月1日(日) 大坂 大阪・舞洲スポーツアイランド 特設会場■FUJI ROCK FESTIVAL ’218月20日(金) 新潟 新潟県湯沢町苗場スキー場■MONSTER baSH 20218月22日(日) 香川 国営讃岐まんのう公園■SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2021 -25th ANNIVERSARY-8月27日(金) 山梨 山梨県山中湖交流プラザ きらら■音楽と髭達2021-夏の約束-8月29日(日) 新潟 朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター■JA共済 presents RADIO BERRY ベリテンライブ2021 Special9月11日(土) 栃木 井頭公園 運動広場関連リンクVaundy オフィシャルHP: オフィシャルTwitter: オフィシャルInstagram:
2021年07月05日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、剣心の元妻・巴(有村架純)が登場し、“十字傷の謎”に迫る「The Beginning」の2部作に。6月4日に「The Beginning」が公開されると、週末興行収入ランキングで1、2位を独占するなど、すでに大ヒットを記録している。漫画原作の実写化でありながら、リアルな時代劇としての側面も持つ同作。そこにあるのは徹底的な「汚し」「壊し」などの技術でもあり、「小汚いところがすごい」と褒める意味で話題にもなっている。大友啓史監督もIMAXシアターの大画面で「The Final」を見たときに「汚しの表現にはこだわっているので、それがしっかり効いていると思った」と発言している。今回は、大友監督に”汚し”とはどういうものなのか、話を聞いた。○■細かな努力が生きていく——『るろうに剣心 最終章』の公開と、これまでのシリーズへの注目から、改めて「”汚し”がリアルですごい」と話題になっていました。僕、汚し歴は長いですからね。『龍馬伝』でやりすぎるぐらいやりましたから(笑)。”生活感”の表現は、僕にとってすごく大事なことです。毎日のりのきいた着物を着ているキャラクターだったら汚す必要はありませんが、その空間や時代で普通に生活している人たちを表したいと思うと、エイジングをちゃんとやらないと。僕らがよく言うのは、神谷道場などのセットも、建てたばかりの初日は「その日のカレー」なんですね。でも、一晩寝かせた次の日の朝のカレーっておいしいじゃないですか。セットも同様で、道場が30年経っているとすると、30年間打ち込みの稽古があって、何百人もの門下生たちが流した汗がボトボト落ちたりしているわけだから、そういう痕跡を作っていくのは、僕が演出をする時の美術チーム、衣装チーム、メイクチーム全員の最低限のルールです。そこについては徹底してきているし、全体の共通認識になっていますね。——そういう現場にするために、難しいこともあるんでしょうか?スタッフ間に、とりわけ俳優をきれいに見せなければいけないという考えが固定しちゃっている場合がありますね。むろん衣装の素材などにもよりますが、普通に動いたら、衣装も髪も乱れたり皺になったりするものですし、それが生活として普通の状態なんですけどね。だけど、不必要に気を使い、必要以上に整えたりしちゃう場合がある。乱すために、あえてテイクを重ねる時もあるくらいです。そういう僕なりの考え方を、『龍馬伝』の頃から少しづつ徹底してきたつもりです。衣装一つとっても、撮影に入る前に汚して洗ってクタクタにする、それが当たり前でなければいけない。黒澤明監督の映画では、武将の役をやるエキストラに鎧を与えて1カ月過ごしてもらうとか、そういう目に見えない努力もしていたんですよね。身体に馴染んでいるか馴染んでいないかは、映像に映ると一目瞭然ですからね。今の時代、現実にどこまでできるかは別として、そういうことを詰めて考えると、やるべき努力というのは無限にあります。むしろどこで諦めるかという問題ですらある。僕らは諦めが悪いので、締め切りギリギリ許されるまでに、とにかく足掻きながら、やれることはまだあるのではないかと思いながらやっています。夏のシーンでは、助監督も霧ふきを持って、暇があればエキストラの方に吹きかけて汗を演出し、農民だったら爪に土もたまる。そういう細かな努力が大画面で見たときに生きていくし、映像に映る映らない以前の問題として、「そこに存在していた人がどう生きていたのか」を考えることなんだと思います。■大友啓史監督1966年生まれ。岩手県出身。慶應義塾大学法学部卒業。1990年にNHKに入局し、連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ(01~04年)、『ハゲタカ』(07年)、『白洲次郎』(09年)、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)などを演出。イタリア賞始め国内外の賞を多数受賞する。2009年『ハゲタカ』で映画監督デビュー。2011年5月に独立し、『るろうに剣心』(12年)、『プラチナデータ』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)の2部作を手がける。『るろうに剣心』シリーズは世界50か国以上で公開され、3部作の累計興行収入が125億円を突破、大ヒットとなる。その後も、『秘密THE TOP SECRET』『ミュージアム』(16年)、『3月のライオン前編/後編』(17年)、『億男』(18年)、『影裏』(20年)と話題作を次々と世に送り出す。2017年より「OFFICE Oplus」を新たに立ち上げ、海外での映像制作も視野に活動を広げている。(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年07月04日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、剣心の元妻・巴(有村架純)が登場し、“十字傷の謎”に迫る「The Beginning」の2部作に。6月4日に「The Beginning」が公開されると、週末興行収入ランキングで1、2位を独占するなど、すでに大ヒットを記録している。今回、剣心の元妻であり原作でも人気のキャラクター・巴を演じたのが、シリーズ初登場となった有村架純だ。作品のもう1人のヒロインとも言える存在で、「The Beginning」を支える巴を演じた有村について、大友啓史監督がどうとらえているのか、話を聞いた。○■間違いなく化けていく役者——巴役に有村さんというのは意外でもあり、観てみたらすごく納得でもありました。大友監督は有村さんと『3月のライオン』でもご一緒されていて、有村さんは監督のことを「イメージを覆してくださる方」とおっしゃってましたが、監督から見た有村さんというのはどのような存在ですか?色々な作品を見ていると「いい俳優というのは、優れた器なんだ」と思うんです。そこに何を盛るかで変わってくる。有村さんもそういうタイプだと思っています。役者自身の個性やキャラクターをベースに役を作っていく人もいれば、そうじゃない向き合い方をする人もいるんだけど、彼女は役に向き合う際に、真っ白なイメージをまとっている印象があります。こちらがどういうイメージを盛ろうとするかによって、いかようにも変わっていく。求められるものに真正面から、そしてニュートラルに身を投じるところに、演技者としての矜持や才能を感じるんですよね。そのスタンスを思うと、こちらで彼女のイメージを勝手に固定して決めつけることはすごく失礼で、むしろいろんな違う役をやった方が面白いと思うんです。自分が役者だったらと考えると、フィクションとはいえ、他人の人生を演じることに多少ならずとも恐怖とか畏怖を感じてしまいます。自分が背負ってきた人生だって色んな想いと感情を体験してきてるのに、例えば演じる役が年上だったら、プラスその年分の経験と感情の積み重ねがあったりするわけです。ましてや『るろうに剣心』の設定は幕末で、今自分が生きている時代とは全く違う、自分の知らない時代の話です。個人的に「他者の人生は簡単に理解できない」と思って演じるのか、それとも理解した気で演じるのかで、すごく差が生まれる気がするんです。簡単に結論付けるよりも、わからないからこそ演じていく、演じながら理解を深め、その感情を見つめていく。そういうスタンスの方が僕としては信用できると思っています。——そのあり方が、今回の巴をはまり役にしたのでしょうか。有村さんは、我々が用意した美術や空間、目の前に立つ俳優たちの温度を感じながら、そこにいる存在をしっかり捉えようとしている。こっちがちゃんと環境を用意できれば、愚直に役と向き合ってくれる、そういう方は間違いなく化けていきます。恵役の蒼井優さんもそうで、最初はいろんな意見がありましたが、今はもう「ぴったり」と言われているでしょう。役の内面をしっかり表現してくれているからだと思います。■大友啓史監督1966年生まれ。岩手県出身。慶應義塾大学法学部卒業。1990年にNHKに入局し、連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ(01~04年)、『ハゲタカ』(07年)、『白洲次郎』(09年)、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)などを演出。イタリア賞始め国内外の賞を多数受賞する。2009年『ハゲタカ』で映画監督デビュー。2011年5月に独立し、『るろうに剣心』(12年)、『プラチナデータ』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)の2部作を手がける。『るろうに剣心』シリーズは世界50か国以上で公開され、3部作の累計興行収入が125億円を突破、大ヒットとなる。その後も、『秘密THE TOP SECRET』『ミュージアム』(16年)、『3月のライオン前編/後編』(17年)、『億男』(18年)、『影裏』(20年)と話題作を次々と世に送り出す。2017年より「OFFICE Oplus」を新たに立ち上げ、海外での映像制作も視野に活動を広げている。(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年06月30日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、剣心の元妻・巴(有村架純)が登場し、“十字傷の謎”に迫る「The Beginning」の2部作に。6月4日に「The Beginning」が公開されると、週末興行収入ランキングで1、2位を独占するなど、すでに大ヒットを記録している。「The Final」「The Beginning」両方に差し挟まれているのが、剣心が巴の婚約者・清里明良を斬殺するシーンだ。実はこのシーンは10年前の『るろうに剣心』第1作の際に撮影されており、清里を演じているのは今やスター俳優となった窪田正孝。すでに話題の俳優ではあったものの、まだ20代前半だった窪田が演じた清里は、剣心の”十字傷”最初の1本をつけ、「最終章」にも同じ映像が登場することとなった。今回は、大友監督に窪田の演じた清里について話を聞いた。○■剣心に最初の傷をつけた男を演じた——「The Final」の副音声上映でも、清里の出てくるシーンについて「ちゃんと撮っておいて良かった」というお話をされていましたが、2021年の今になって、改めて窪田さん演じる清里が剣心に傷をつけていたんだということにハッとさせられました。大友監督は清里のことをどのように見ていますか?あの時からすごく良い役者でしたからね。振り返ってみると、改めて窪田くんで良かったなあという思いがあります。10年前にあのシーンを撮っている時、冗談半分、本気半分で「ゾンビ清里にする」と宣言したんですけど、それは、斬られても斬られても立ち上がってくる、生への執着を現すような存在にしたかったということなんですね。その執念を可視化することが剣心の物語にとっては、とても大切なことであると。致命傷を与えたはずの清里が何度も何度も立ち上がって来る、それは剣心にとって、少なからず脅威というか、“人斬り抜刀斎”としての初めての驚きでもある。清里と巴、その運命の絆を剣心が断ち切ってしまったことによって因縁が生まれ、剣心の頬にも一筋の傷が残った。「俺には待っててくれる人がいる」「ここで死ぬわけにはいかないんだ」という巴への思いの深さが、何度も立ち上がる姿の中に現れてくる。そこをきちんと撮りたかったし、窪田くんがその僕の思いに応えてくれたことが「The Beginning」にも十分に活かされている。清里の生きる執念と巴への思い、窪田くんがそこをしっかり捉えて演じてくれたことが、シリーズ全体の強靭な通奏低音に繋がっています。剣心の心に残した爪痕が、あのシーンから十分に感じ取れると思います。難しいシーンでしたが、窪田くんには心から感謝していますし、また何かの機会にがっつり仕事出来たらと思っています。■大友啓史監督1966年生まれ。岩手県出身。慶應義塾大学法学部卒業。1990年にNHKに入局し、連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ(01~04年)、『ハゲタカ』(07年)、『白洲次郎』(09年)、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)などを演出。イタリア賞始め国内外の賞を多数受賞する。2009年『ハゲタカ』で映画監督デビュー。2011年5月に独立し、『るろうに剣心』(12年)、『プラチナデータ』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)の2部作を手がける。『るろうに剣心』シリーズは世界50か国以上で公開され、3部作の累計興行収入が125億円を突破、大ヒットとなる。その後も、『秘密THE TOP SECRET』『ミュージアム』(16年)、『3月のライオン前編/後編』(17年)、『億男』(18年)、『影裏』(20年)と話題作を次々と世に送り出す。2017年より「OFFICE Oplus」を新たに立ち上げ、海外での映像制作も視野に活動を広げている。(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年06月26日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、剣心の元妻・巴(有村架純)が登場し、“十字傷の謎”に迫る「The Beginning」の2部作に。6月4日に「The Beginning」が公開されると、週末興行収入ランキングで1、2位を独占するなど、すでに大ヒットを記録している。今回はシリーズを最初から牽引する大友啓史監督にインタビュー。原作でも人気であり、さらにアニメ版の『追憶編』OVAはすでに時代劇としても評価が高いこのエピソードを実写版の「The Beginning」としてどう描いたのか、また公開順を「The Final」「The Beginning」とした理由、主演の佐藤健についても話を聞いた。○■名作と名高いアニメ『追憶編』から触発されたシーンも——「The Beginning」では、原作だけでなくアニメの『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 追憶編』のエピソードを取り入れた部分もあるのかなと思いました。あまり引っ張られ過ぎてはいけないと思ったので、通しで『追憶編』を見たのは撮影準備に入る1年ほど前、プロジェクトをやると決めた直後の1回だけでした。その後脚本の執筆作業を進める中で思うことがあり、気になる部分だけを見返しました。その時点で改めてアニメオリジナルのエッセンスの素晴らしさを感じ、脚本家のそごまさし(十川誠志)さんに許可をいただき、引用させてもらった部分があります。北村さん演じる辰巳のセリフなどがそうですね。剣心はその時代の幕府から見たらテロリスト的な存在でもあるので、体制側から見た目線もしっかりぶつけていくべきである。『追憶編』が名作であるのは、そういった視点も逃さず描いている点にあると思ったんです。最後に剣心と巴の家を燃やしたのも、アニメのシーンが記憶に残っていて、思いっきり触発されましたね(笑)。——豪快に燃えてましたね!そうなんです(笑)。撮影の1年以上前にロケハンをして、剣心と巴が暮らすのに丁度よい小屋を見つけたんですが、結局燃やす許可が出なかった(笑)。なので別の場所を探して、眺めの良い休耕田などに家を建てようということになり、神戸市のあいな里山公園にたどり着きました。敷地内の一画に実際に家を建てて、数日間剣心と巴の濃密なシーンを撮影、最後の日に一発撮りです。火の回り具合も良かったし、風向きも最高で、剣心の背景にうまく炎が入ってくれた。素晴らしいカットが撮れたと思います。——剣心の十字傷は、原作では偶然ついたものでしたが、アニメでは巴が傷をつけ、さらに「The Beginning」でも異なる形になっています。原作、アニメ版の展開は意識されましたか?正直あまり意識はしていなかったんですが、脚本を書きながら実際に芝居を想定していくと、原作やアニメのやり方は実写では難しいかなと思いました。偶然性に拠ったのでは、こんな綺麗な形の十字傷にはならない、「誰かの意思」が必要なのではないかと思ったんですね。そしてその場合、「誰か」とは、剣心と巴に他ならない。2人の共通の思いが十字傷に反映されることが一番美しい。剣心の頬の傷に巴の手が触れる。そこに剣心が手を重ね合わせる。頬に触れる剣心の芝居の「形」は、剣心が1人でいるとき自分の頬に手を触れる形と同じです。頬に傷をつける最後の瞬間に交わした巴との時間を、明治以降の剣心も、その振る舞いを通じて時として自分の胸の内に思い起こす。そんな見え方になるといいかなと思ったんですね。○■22歳の佐藤健に感動——佐藤さんもイベント「るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION」で、「1作目から、僕の体の中には巴という女性は内蔵されていて、映像にも映っている」とおっしゃってましたが、傷の触り方にまでつながっていたんですね。「The Beginning」では、実は1作目の『るろうに剣心』の鳥羽伏見の戦いのシーンを使っていますが、初号試写で剣心の「来たか、新しい時代が」というセリフを聞きながら、2011年の撮影の時の記憶が鮮やかに蘇って来ましたね。あのシーンは、まさに1作目の撮影の、最初の3日間に撮ったのですが、新たに大友組として集まったキャスト・スタッフ全員にとってまさに大勝負の始まりであって、とにかくみんな高揚していた。僕も局を辞めて最初の作品だったし、このシーンを通して、映画の肝である剣心のキャラクターを探り当てようと必死だった。ばっさばっさと人を斬りまくる剣心のアクションシークエンスを撮り終え、いよいよ錦の御旗が掲げられ、維新政府側が勝利を収めたことがわかる。これまで新しい時代のために戦って来た剣心が「来たか、新しい時代が……やっと」と呟く。そのセリフをどのようなニュアンスで言うか、実はそれがこのシーンの勝負だと僕は思っていた。なので、僕自身、剣心のセリフのニュアンスを何パターンかのグラデーションに分けて想定していたんです。だけどそこで佐藤健が提示してきた芝居は、僕が考えていた以上に暗く沈んだ芝居だった。22歳の若い俳優が、一点の曇りもなく「本質」を捕まえてきたかと、率直に言って驚きましたね。お決まりのヒーローものの文脈でいうと、「勝った」というシチュエーションにつられて、「やっと来た!!」というような、歓喜を含んだ安易な表現を選択してもおかしくない。佐藤健はまるでその逆の、ガクッとうなだれ、長年肩に背負っていた重い荷物を下ろしたような、そんな芝居を選択してきたんですね。今回「The Beginning」の初号を見ながら、当時の撮影時に僕が思った感情を、まざまざと思い出しました。映画初主演の初日のあの高揚感の中で、佐藤健はまだ見ぬ巴を心の内側に抱えながら芝居をしていた。そのことが改めて脳裏をよぎった。これだけの大作で、初めて主役を担う22歳の若者が「こうしたら受けるんじゃないか」とか、余計な打算や計算を考えず、役にとって1番大事なものを必死で手繰り寄せようとしていた。あの時のことを思い出すと、シンプルに今でも感動します。試写後の挨拶でも、皆にその話をしました。一人の俳優が、10年間、ある人物のことを思いながら芝居をしてきた。映画「るろうに剣心」シリーズは、その地点から始まって今回の「最終章 TheBeginning」にたどり着いた。「こんな幸福なプロジェクト、なかなかないよね」と。——個人的にも「The Beginning」を観た後、やはりもう1回最初の『るろうに剣心』を観ましたし、そういう作りになっていることもすごいと思いました。「The Beginning」の公開を後にしたのは、十字傷が付けられた背景にどんな感情があったのか知ってもらうと、1作目からの剣心の見え方が全部変わってくる、シリーズとしてのその構造が、お客さんにも新鮮な体験を提供できるのではないかと思ったからです。「るろうに剣心」という物語は、すべてが十字傷に託された思いから「始まって」いる。剣心が何を抱えて生きてきたのか、何のために彼が「るろうに」という生き方をしてきたのかも、すべてがわかる作品になっている。この公開順にすることで、僕らがこの5作にどういう思いで取り組んできたのか、「The Beginning」というタイトルをつけた理由はどういう理由なのか、それがより伝わりやすいのではないかと考えました。一方で「The Final」を先に公開したのは、これまでの作品とタッチが近いから、という理由もありました。5年のブランクはあるし、「剣心と神谷道場の仲間たちが帰ってきた」というところから始まった方が、お客さんも作品の世界観に入りやすいし、馴染むんじゃないか、と。でも、「The Beginning」から「The Final」という順番で観ていただいても全く問題ないし、逆に言うと、それは先に「The Final」を観ていただいてるお客さんにはできない見方だから、例えば映画館が休館していて「The Final」を観られなかった東京や大阪の方が、「The Beginning」から観るというのもありだと思います。「The Beginning」を観た後に「The Final」を観ると、当然「The Final」の見え方が変わってきます。それでまたシリーズを1から見返してもらえたら嬉しいし、そういう在り方でシリーズを5作出せたということにはすごく満足しています。■大友啓史監督1966年生まれ。岩手県出身。慶應義塾大学法学部卒業。1990年にNHKに入局し、連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ(01~04年)、『ハゲタカ』(07年)、『白洲次郎』(09年)、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)などを演出。イタリア賞始め国内外の賞を多数受賞する。2009年『ハゲタカ』で映画監督デビュー。2011年5月に独立し、『るろうに剣心』(12年)、『プラチナデータ』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)の2部作を手がける。『るろうに剣心』シリーズは世界50か国以上で公開され、3部作の累計興行収入が125億円を突破、大ヒットとなる。その後も、『秘密THE TOP SECRET』『ミュージアム』(16年)、『3月のライオン前編/後編』(17年)、『億男』(18年)、『影裏』(20年)と話題作を次々と世に送り出す。2017年より「OFFICE Oplus」を新たに立ち上げ、海外での映像制作も視野に活動を広げている。(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年06月24日Vaundy(バウンディ)の新曲「花占い」が、2021年7月5日(月)に配信リリース。中川大志主演のテレビドラマ『ボクの殺意が恋をした』の主題歌となる。Vaundyの新曲が『ボクの殺意が恋をした』主題歌にVaundyは、作詞・作曲・アレンジを全て自らこなし、YouTube、サブスクリプションサービスのトータル再生回数が7億回を超えるなど、注目を集める現役大学生アーティスト。2月には「融解 sink」、6月には「benefits」をリリースし、5月には「グリーンルームフェスティバル’21(GREENROOM FESTIVAL’21)」に出演するなど話題が絶えない。そんなVaundyの新曲「花占い」は、7月4日(日)にスタートする日本テレビ系連続ドラマ『ボクの殺意が恋をした』の主題歌として書きおろしたもの。“殺し屋と暗殺ターゲットが恋してしまう”ラブコメディに、Vaundyの楽曲が彩りを添える。MVにも中川大志&新木優子が参加Vaundyの新曲「花占い」のミュージックビデオには、ドラマ『ボクの殺意が恋をした』に出演している中川大志&新木優子も参加。監督は映像クリエイターのwatanabe_nao、コレオグラフィーはVaundyと「不可幸力」以来2度目のタッグとなるyurinasiaが務めている。なお、Vaundy自身は、新曲「花占い」について、以下の通りコメントしている。Vaundyコメント全文今回『ボクの殺意が恋をした』の主題歌を担当させていただきました。Vaundyです。この作品に携われてとても光栄です。このドラマのお話をいただいて、「どんな曲にしよう」と考えたとき一番初めに頭に浮かんだのが「踊り」というキーワードでした。「ドキドキして踊り出したくなるような曲にしたい」。曲をBGMに、踊るような恋をしている登場人物たちの映像が頭に流れ込んできました。画面を通して観ているみなさまに少しでも僕の曲でドキドキを届けられたら。そんな想いからこの曲はできています。楽曲のテーマとしては「実る前の恋」、何年も何千年も恋人になれないままでいる二人のお話です。劇中で聴くとまた違った印象に聞こえてくる不思議な曲になっていると思います。テレビで毎週放送を観るのが今から楽しみです。【詳細】Vaundy 新曲「花占い」配信リリース日:2021年7月5日(月)■日本テレビ系連続ドラマ『ボクの殺意が恋をした』初回放送:2021年7月4日(日)※毎週日曜 22:30~23:25(55分枠)
2021年06月17日現在、2部作連続で公開中の映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』より、主演の佐藤健、大友啓史監督、主題歌を担当した「ONE OK ROCK」Takaの豪華鼎談が実現した「ボクらの時代」が5月30日(日)に放送される。毎回様々なジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトーク番組「ボクらの時代」。あえて司会者を置かないことにより、ゲストたちの普段の顔や会話が垣間見られるのが見どころ。そして、『るろうに剣心』シリーズの10年間で初となるこの鼎談。本作を語る上では欠かせない3人が、それぞれの子ども時代やエンターテインメントの道に進んだきっかけ、プライベートについてなど、幅広いテーマで語り合う。なお、Takaさんの地上波のトーク番組の出演は、シリーズ史上を含め初めて実現。これを含めても貴重な鼎談となっている。佐藤健&「ONE OK ROCK」Taka&大友啓史監督出演「ボクらの時代」は5月30日(日)7時~フジテレビ系にて放送。『るろうに剣心 最終章 The Final』は全国にて公開中、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年05月29日映画『るろうに剣心』シリーズ過去作一挙上映記念! パート1&最新作『るろうに剣心 最終章 The Final』大友監督トークショーが2日に都内で行われ、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。同イベントは、『るろうに剣心』シリーズ10周年記念プロジェクトの一環として行われる、シリーズ過去作3作品の一挙上映を記念したもの。『るろうに剣心 最終章 The Final』(4月23日公開)の公開前に最新作を観れる唯一の機会ということもあり、チケットは発売開始2分で即完売となった。1作目『るろうに剣心』と、クライマックスを描く『るろうに剣心 最終章 The Final』の上映の間に大友監督のトークショーが行われた。1作品目が公開された当時、ここまでのビックプロジェクトになることを予感していたか? という質問に、大友監督は「スタートしたときはフリーになって1作品目だったんですよ。とにかく1本目を良い形で着地させることしか考えてなかったので、先の事は全く考えてなかったです。今でこそ佐藤健くんは佐藤健くんだけど、あの頃は大抜擢でしたし、22歳の若者とある意味僕は心中するつもりで会社を辞めて、一人でも多くの方に観て頂けるように走り回っていましたね。成功させる=多くの方々に作品が届くということなので、その結果が2、3に繋がって、こうやって最後の作品を撮ることにも至って。しかもお陰様でビッグなプロジェクトになって。平凡な言葉になってしまいますけども、今日集まって下さったような皆さんが応援してくれたからここに辿り着けたんだろうなと改めて思っています」と感謝の気持ちを伝えた。シリーズを通して主題歌を務めるONE OK ROCKの曲について、毎回初めて聞くときはどんな印象を持つかという質問には「僕は音楽の話をする時に彼らと一緒に試写室で作品を観るんですね。彼らが観ている背中を僕は後ろから見てるんです。スタッフ以外で初めてのお客さんでもあるので、何て言ってくれるか聞きたいし、どういう曲をイメージしているのか聞きたいんだけど、観終わった彼らの顔を見ると特に話すことはなくなるんですよね。彼らはアーティストだから、彼らが映画を観て芽生えたものを作品として作り上げてくれるので、全く心配していないんです。そして毎回“すげぇ曲来ちゃったな!”と思うんです。毎回絶妙な針の穴を通してくる感じ。彼らとは揺るぎない信頼関係が築けているのかなと思います。『るろうに剣心』という作品の大切な一部だし、大切なパートナーで、それも変えることなく続けられたのは素晴らしく幸せなことでしたね」と嬉しそうに語った。さらに、各キャラクターを演出していく上で役者とのコミュニケーションについて聞かれると、「他人の人生になりきって生きようとする彼ら彼女らのパフォーマンスを助けるために衣装、メイク、スタイリングをしっかり用意する。覚悟を持って臨んでくれる俳優が立つに相応しいセット、舞台を選ぶ。切り取るに相応しいカメラ、照明といった機材を選ぶ。中心にいる役者の魅力をいかにたかめることがにできるか、というところを常に考えたうえでコミュニケーションをとっています」と秘訣を教える。最後に大友監督は「多くの方に観て頂けることが本当に嬉しいです。撮影で7カ月間、シリーズでいえば10年間、その最後をちゃんと着地させたいなと思いここまでやってきました。、エンターテインメント作品として皆さんの心に残る作品になっているといいなと思いますし、応援していただけると嬉しいです。楽しんでください!」と挨拶し、イベントを締めくくった。
2021年04月05日日本科学未来館は、大友克洋原作のアニメ映画『AKIRA』の“音楽”に着目した新常設展示「『AKIRA』の音 不朽のアニメ映画を彩る未知のサウンド」を2021年3月29日(月)より、常設展示ゾーン「未来をつくる」にて公開する。大友克洋の人気作品「AKIRA」の“音を体感する”常設展示がスタート1988年公開の『AKIRA』は、大友克洋による漫画が原作のアニメーション作品。2019年の混沌とした“ネオ東京”を描く緻密な筆致による画風は、その後の漫画やアニメ作品に多大な影響を与えた。また、山城祥二(芸能山城組主宰)作曲のサウンドトラックは海外で近年再発売されるほど人気を博している。独自の音楽制作を確立した山城による「AKIRA」の音楽『AKIRA』の音楽を制作した山城は、自然科学者としてホモサピエンスのとるべきライフスタイルとは何かを探る研究を行いながら、音楽の専門教育を受けないまま芸能山城組を創立して音楽活動をしていた。その活動の中で大友からの依頼を断り切れず、映画音楽を勉強しながら制作することとなり、映画音楽の制作のためサウンドモジュールという方式を考案。既存の映画音楽とは異なる作品を成立させた。制作背景を映像で紹介&スピーカー6台によるサラウンド体験新展示「『AKIRA』の音 不朽のアニメ映画を彩る未知のサウンド」では、映画『AKIRA』の音楽にフィーチャーし、作曲家という立ち位置だけでなく研究者の視点ももつ山城独自の観点による制作手法と、フィールドワークで収集した世界の民族音楽手法をもとに生まれた『AKIRA』ならではの音楽の制作背景を展示映像で読み解く。展示内では、映像制作・堀田英仁、アートディレクション/デザイン・安田昂弘の指揮のもと、3面にプロジェクターで投影する映像によって制作背景を紹介する。山城自身が設計した可聴域以上を再生可能な6台のスピーカーによるサラウンドで『AKIRA』の世界を音で体感できる。【詳細】零壱庵 「『AKIRA』の音 不朽のアニメ映画を彩る未知のサウンド」公開日:2021年3月29日(月)展示エリア:日本科学未来館 3階 常設展示ゾーン「未来をつくる」住所:東京都江東区青海2-3-6開館時間:10:00~17:00(入館券の購入は閉館時間の30分前まで)入館料:大人 630円、18歳以下 210円 ※オンラインによる事前予約が必要
2021年04月01日初の大規模作品展「25周年記念 るろうに剣心展」を、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』を含む映画シリーズを手掛けた大友啓史監督と、神谷薫役の武井咲が観覧した。大ヒット漫画「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」の誕生から25周年の節目を記念して企画された作品展「25周年記念 るろうに剣心展」。一旦の延期を経て、1月22日より東京ドームシティ Gallery AaMoにて開催中の同展は、映画では佐藤健が演じている主人公・緋村剣心をはじめとした様々なキャラクターたちが、それぞれの生き方を模索しながら信念を貫く姿を、200点を超える直筆原稿やカラー原画などで紹介している。そんな様々な原画を見ながら、映画撮影をふり返った大友監督と武井さん。展覧会のために描きおろされたキービジュアルを見ながら大友監督は「僕の勝手な考えですが、最近の剣心の画のタッチは、”健(たける)剣心”が入ってるような気がするんですよね」と言及。『The Final』で描かれる【人誅編】のエリアで足を止めると、「まさに撮影もこんな感じでしたね」と、剣心と縁の闘いを描いた原画を見つめながら語る大友監督。武井さんも「声が出せないというか、邪魔してはいけないという異様な雰囲気でした」と回顧した。観覧を終え、大友監督は「間近で見ると迫力が違いますね。和月先生がどんな思いを込めて描かれたのか、剣の一振りにどれだけの時間を込めたのか直接伝わってきました」と感想を明かし、「原作から何を感じるか、原作からのインスピレーションを得ようと思って読んでいた時の熱を思い起こさせられた感じがしました」と興奮した様子。武井さんは「これだけ細かいところまで見られるのはすごく貴重だと思いますし、1作目からの撮影をすごく思い出しました。あれから10年経ったとは思えないんですけど、こうやって剣心たちと一緒に過ごしてきたんだなと強く感じました」としみじみ。本展では、「京都編」の決着から23年を経て、原作者が描きおろした“剣心と志々雄真実”の闘いを描いた二枚一対の剣闘図も飾られており、大友監督は「このシーンを実写化した時は相当悩みました。剣と剣の闘いだけではなく、ある時代を背負った男と男の意地のぶつかり合いというのが、この画には出ていますよね。あのシーンは健くんも野獣のような顔つきに変わって。そういった迫力や剣撃の深さとスピードも一枚で表現するのは本当にすごいですね。僕らは何時間もかけて描いたシーンでしたので」と『京都大火編/伝説の最期編』の撮影ふり返った。また、映画の撮影を思い出す原画があったか質問された大友監督は「神谷道場での剣心と薫の出会い」と答え、「ヒロイン(薫)とこの原画を一緒に見れたというのは非常に感慨深いですね。原画を見てても、最後のシーンまで辿り着くのに薫がどんどん漫画の中のコマで成長しているんですね。それを私は生身の人間でも体験できているんです。佐藤さんと武井さんの成長もこの10年見てきたので、2人が一緒にいるシーンは本当に染みましたしね」と感激。いよいよシリーズが完結を迎えるが、武井さんは「海外へ行った時に“薫”として見られる時もあり、こういったグローバルな作品に携わることができて光栄でしたね」と言い、「信念を貫き、自分の思いを曲げずに立ち向かっていく姿はずっと変わらない姿だと思いますし、私はそういった薫の姿が本当に好きですね。芝居中、薫の気持ちに寄り添いながら共存していましたし、感慨深い気持ちになりますね」と大切なキャラクターへの思いを語っている。さらに、剣心役の佐藤さんについて聞かれた武井さんは「健さんにとっても大きなミッションだったと思うんですが、周りのスタッフさんと同じ方向を向いて進んでいく姿が好きでしたね。健さんがいるだけで、みんなのスイッチが入るし、健さんが剣心を纏うと、『るろうに剣心』の世界に入り込めましたね」とコメントした。「25周年記念 るろうに剣心展」は3月7日(日)まで東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)にて開催中。『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日(金)より、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年01月25日映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2021年4月23日・6月4日公開)の大友啓史監督と女優の武井咲が、22日より東京ドームシティ Gallery AaMoにて開催中の「25周年記念 るろうに剣心展」を観覧した。同展は、1994~99年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載され、シリーズ累計発行部数7,200万部(電子版含む)を超えた大ヒット漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(原作:和月伸宏)初の大規模作品展。昨年4月に開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に鑑みて、いったん延期となっていた。主人公・緋村剣心をはじめとした様々なキャラクターたちがそれぞれの生き方を模索しながら信念を貫く姿を、200点を超える直筆原稿やカラー原画などで紹介する。様々な原画を見ながら、撮影を振り返る武井と大友監督。今回の「るろうに剣心展」のために描き下おろされたメッセージ入りの原画キービジュアルイラストを見ながら、大友監督は「僕の勝手な考えですが、最近の剣心の画のタッチは、”健(たける)剣心”が入ってるような気がするんですよね」と映画版で主演した佐藤健に言及して周囲を笑わせ、武井は「当時のセリフを思い出しちゃいますね。ザワザワしてきました(笑)」と笑顔を見せる。『るろうに剣心 最終章 The Final』で描かれる「人誅編」の原画の前エリアで足を止めると、剣心と雪代縁の闘いを描いた原画を見つめながら大友監督が「まさに撮影もこんな感じでしたね」と語り、武井も「今まで描かれてきた剣心の闘いとは違いましたね。声が出せないというか、邪魔してはいけないという異様な雰囲気でした」と述懐した。観覧を終え、感想を聞かれた大友監督は「間近で見ると迫力が違いますね。和月先生がどんな思いを込めて描かれたのか、剣の一振りにどれだけの時間を込めたのか直接伝わってきました。原作から何を感じるか、原作からのインスピレーションを得ようと思って読んでいた時の熱を思い起こさせられた感じがしました」と興奮した様子。武井は「大友監督と回らせていただいたので、映画化当時の監督の思いと大変さが伝わりました。これだけ細かいところまで見られるのはすごく貴重だと思いますし、1作目からの撮影をすごく思い出しました。あれから10年経ったとは思えないんですけど、こうやって剣心たちと一緒に過ごしてきたんだなと強く感じました」と感無量の様子でコメントする。この展覧会のために原作者・和月伸宏氏が描き下おろした“剣心と志々雄真実”の闘いを描いた二枚一対の「剣闘図」も飾られており、大友監督は「このシーンを実写化した時は相当悩みました。剣と剣の闘いだけではなく、ある時代を背負った男と男の意地のぶつかり合いというのが、この画には出ていますよね。あのシーンは健くんも野獣のような顔つきに変わって。そういった迫力や剣撃の深さとスピードも1枚で表現するのは本当にすごいですね。僕らは何時間もかけて描いたシーンでしたので」と、映画シリーズ「京都大火編/伝説の最期編」の思い出を振り返る。一方、武井は「私はどうしても、健さんと藤原竜也さんに見えてしまいますね(笑)」と笑いながら「当時の撮影を鮮明に思い出します」と懐かしんだ。映画の撮影を思い出す原画があったか問われた大友監督は「神谷道場での剣心と薫の出会い」と答え、「ヒロイン(薫)とこの原画を一緒に見れたというのは非常に感慨深いですね。原画を見てても、最後のシーンまで辿り着くのに薫がどんどん漫画の中のコマで成長しているんですね。それを私は生身の人間でも体験できているんです。佐藤さんと武井の成長もこの10年見てきたので、2人が一緒にいるシーンは本当に染みましたしね」と感動。武井も「神谷道場のシーン」と回答し撮影を振り返りながら「本当にこれまで緊張しながら撮影に臨んでいたのですが、本作での神谷道場の撮影の時に、この10年間見えていないところでも、(私の中には)薫が近くにいたんだなと思いましたし、戻って来ることができて本当に良かったです」と語る。原作から得た薫役のヒントとして、武井は「最初はやはりビジュアルですね。監督から当時言われていたのは、薫はピュアであり真っ直ぐで、常に父の言葉を信念に持っている女性で、そういったイメージとビジュアルや薫の良いところを体現できればいいなと思っていましたね」と明かし、監督からは竹刀をもらったエピソードも披露した。武井は映画シリーズ完結について「またこのシリーズに参加できるのは凄く嬉しいですし、海外へ行った時に“薫”として見られる時もあり、こういったグローバルな作品に携わることができて光栄でしたね」と感謝の気持ちを口にする。そんな武井の思いを聞いた大友監督は「薫は17歳の道場主という、父の思いを背負って、道場を守る健気な少女という設定で、そんな人いるかなと思って探していたところ、武井を見つけてオファーをしました。当時の武井と薫が重なって、良いスタートを切ることができましたし、シリーズが進むにつれて、色々な現場で経験された芝居の上手さがすごく出ていました。今回は剣心と巴の過去をどう受け止めていくか、恐らく、5年前(前作)の武井の受け止め方と、今作での受け止め方は違うと思うんですね。薫が2人の過去を受け止める姿は、多くの女性が共感出来る部分だと思います。その想いを武井が芝居を通して表現してくれていましたね」と労い、武井も「剣心の過去を知って2人を思いやるのは、昔の私では無理だったと思いますね」と大友監督の言葉に頷いた。薫というキャラクターについて武井は「信念を貫き、自分の思いを曲げずに立ち向かっていく姿はずっと変わらない姿だと思いますし、私はそういった薫の姿が本当に好きですね。芝居中、薫の気持ちに寄り添いながら共存していましたし、感慨深い気持ちになりますね」と自身にとっても大切だと語った。剣心を演じた佐藤健について聞かれた武井は「健さんにとっても大きなミッションだったと思うんですが、周りのスタッフさんと同じ方向を向いて進んでいく姿が好きでしたね。健さんがいるだけで、みんなのスイッチが入るし、健さんが剣心を纏うと、『るろうに剣心』の世界に入り込めましたね」と回答。さらに、神谷道場メンバーとの撮影について「『ただいま』という気持ちが強かったですね。うっかり素に戻ってしまうくらいの空気感でした。久しぶりの現場だったんですが自然とスイッチが入りましたし、最高に楽しかったですね」と振り返り、「剣心が横にいてくれたからこそだと思っています。目の前に剣心がいて、横に弥彦がいるということが神谷道場の日常を思い出させてくれるというか、撮影が始まっているというよりは、ご飯を食べている途中で撮られているという感覚でした」と心境を表した。(C)和月伸宏/集英社
2021年01月25日4月23日(金)、6月4日(金)に公開される『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』で神谷薫役を務めた武井咲と監督・大友啓史が、1月22日から東京ドームシティ Gallery AaMoで開催中の展覧会「25周年記念 るろうに剣心展」を観覧。その後に行われたスペシャルインタビューでは最終賞の見どころと魅力、シリーズを振り返った思い出や自身の想いを語った。1994~1999年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載され、シリーズ累計発行部数7,200万部(電子版含む)を超えた大ヒット漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(原作:和月伸宏)。「25周年記念 るろうに剣心展」は、その誕生から25周年の節目を記念して企画された初の大規模作品展だ。主人公・緋村剣心をはじめとした様々なキャラクターたちがそれぞれの生き方を模索しながら信念を貫く姿を、200点を超える直筆原稿やカラー原画を見ることができると話題になっている。当初は昨年4月に開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に鑑みて、いったん延期となってからの開催となった。様々な原画を見ながら、撮影を振り返った大友監督は「僕の勝手な考えですが、最近の剣心の画のタッチは“健(たける)剣心”が入ってるような気がするんですよね」と映画版で主演した佐藤健に言及して周囲を笑わせる。武井は「当時のセリフを思い出しちゃいますね。ザワザワしてきました(笑)」と笑顔を見せた。そして『るろうに剣心 最終章 The Final』で描かれる「人誅編」のエリアで足を止めた大友監督は「まさに撮影もこんな感じでしたね」と剣心と雪代縁(ゆきしろ・えにし)の闘いを描いた原画を見つめながら語る。武井は「今まで描かれてきた剣心の闘いとは違いましたね。声が出せないというか、邪魔してはいけないという異様な雰囲気でした」とコメント。観覧を終え、感想を聞かれた大友監督は「間近で見ると迫力が違いますね。和月先生がどんな思いを込めて描かれたのか、剣の一振りにどれだけの時間を込めたのか直接伝わってきました。原作から何を感じるか、原作からのインスピレーションを得ようと思って読んでいた時の熱を思い起こさせられた感じがしました」と興奮した様子。武井は「大友監督と回らせていただいたので、映画化当時の監督の思いと大変さが伝わりました。これだけ細かいところまで見られるのはすごく貴重だと思いますし、1作目からの撮影をすごく思い出しました。あれから 10年経ったとは思えないんですけど、こうやって剣心たちと一緒に過ごしてきたんだなと強く感じました」と感無量の様子だった。この展覧会のために原作者・和月伸宏氏が描きおろした“剣心と志々雄真実”の闘いを描いた2枚1対の『剣闘図』を見た大友監督は「このシーンを実写化した時は相当悩みました。剣と剣の闘いだけではなく、ある時代を背負った男と男の意地のぶつかり合いというのが、この画には出ていますよね。あのシーンは健くんも野獣のような顔つきに変わって。そういった迫力や剣撃の深さとスピードも一枚で表現するのは本当にすごいですね。僕らは何時間もかけて描いたシーンでしたので」と「京都大火編/伝説の最期編」の思い出を振り返りながら圧倒されたという。一方、武井は「私はどうしても、健さんと藤原竜也さんに見えてしまいますね(笑)」と笑いながら「当時の撮影を鮮明に思い出します」と懐かしんだ様子を見せた。200点以上の原画が展示されている本展覧会。映画の撮影を思い出す原画があったか、と問われた大友監督は「神谷道場での剣心と薫の出会い」と答え「ヒロイン(薫)とこの原画を一緒に見れたというのは非常に感慨深いですね。原画を見てても、最後のシーンまで辿り着くのに薫がどんどん漫画の中のコマで成長しているんですね。それを私は生身の人間でも体験できているんです。佐藤さんと武井さんの成長もこの10年見てきたので、2人が一緒にいるシーンは本当に染みましたしね」と感動を伝える。武井も「神谷道場のシーン」と回答し撮影を振り返りながら「本当にこれまで緊張しながら撮影に臨んでいたのですが、本作での神谷道場の撮影の時に、この10年間見えていないところでも、(私の中には)薫が近くにいたんだなと思いましたし、戻って来ることができて本当に良かったです」と懐かしみながらコメント。そして、原作から薫というキャラクターを演じるにあたってのヒントはあったかと聞かれた武井は「最初はやはりビジュアルですね。監督から当時言われていたのは、薫はピュアであり真っ直ぐで、常に父の言葉を信念に持っている女性で、そういったイメージとビジュアルや薫の良いところを体現できればいいなと思っていましたね」と語り、監督からは竹刀をもらったエピソードも披露し笑顔を見せた。「またこのシリーズに参加できるは凄く嬉しいですし、海外へ行った時に“薫”として見られる時もあり、こういったグローバルな作品に携わることができて光栄でしたね」と感謝の気持ちをもらす。そんな武井の想いを聞いた大友監督は「薫は17歳の道場主という、父の思いを背負って、道場を守る健気な少女という設定。そんな人いるかなと思って探していたところ、武井さんを見つけてオファーをしました」と明かし「当時の武井さんと薫が重なって、良いスタートを切ることができましたし、シリーズが進むにつれて、色々な現場で経験された芝居の上手さがすごく出ていました」と回想。また最新作について「今回は剣心と巴の過去をどう受け止めていくか、恐らく、5年前(前作)の武井さんの受け止め方と、今作での受け止め方は違うと思うんですね。薫が2人の過去を受け止める姿は、多くの女性が共感出来る部分だと思います。その想いを武井さんが芝居を通して表現してくれていましたね」と労うと、武井も「剣心の過去を知って2人を思いやるのは、昔の私では無理だったと思いますね」と大友監督の言葉に頷いた。薫というキャラクターについて武井は「信念を貫き、自分の思いを曲げずに立ち向かっていく姿はずっと変わらない姿だと思いますし、私はそういった薫の姿が本当に好きですね。芝居中、薫の気持ちに寄り添いながら共存していましたし、感慨深い気持ちになりますね」と自身にとっても大切なキャラクターだとする。さらに剣心を演じた佐藤健について聞かれると「健さんにとっても大きなミッションだったと思うんですが、周りのスタッフさんと同じ方向を向いて進んでいく姿が好きでしたね。健さんがいるだけで、みんなのスイッチが入るし、健さんが剣心を纏うと『るろうに剣心』の世界に入り込めました」と回答。神谷道場メンバーとの撮影については「『ただいま』という気持ちが強かったですね。うっかり素に戻ってしまうくらいの空気感でした。久しぶりの現場だったんですが自然とスイッチが入りましたし、最高に楽しかったですね」と語る。さらに「剣心が横にいてくれたからこそだと思っています。目の前に剣心がいて、横に弥彦がいるということが神谷道場の日常を思い出させてくれるというか、撮影が始まっているとうよりは、ご飯を食べている途中で撮られているという感覚でした」とエピソードを披露した。『るろうに剣心 最終章 The Final』4月23日(金)全国ロードショー『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(金)全国ロードショー■展示情報「25周年記念 るろうに剣心展」開催中会場:東京ドームシティ Gallery AaMo
2021年01月25日声優・花江夏樹が、先日放送スタートした上白石萌音主演ドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」の第2話(1月19日放送)で売れっ子漫画家を演じることが分かった。これが初の俳優業本格挑戦となる。ファッション雑誌編集部を舞台にした胸キュンお仕事&ラブコメディ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」。ゲスト出演が決定した花江さんが演じるのは、海外でも愛される作品を手掛ける、日本を代表する漫画家・荒染右京。けん玉を愛するという古風な一面も。第2話では、奈未(上白石さん)がアシスタントとして携わるファッションモード誌「MIYAVI」のカルチャー特集で、コラボ企画を荒染に依頼する――という流れに。「東京喰種」の金木研役や「四月は君の嘘」の有馬公生役、「鬼滅の刃」竈門炭治郎役など人気作品で主人公の声を担当する花江さん。「台本を渡された時から緊張していました」と語り、「声優は、(収録)当日に台本をもらってその場でセリフを演じるのが当たり前。“セリフを覚える”という文化が無いんです。だから、ちゃんと覚えられるかなと少し心配でした(笑)」とコメント。また「シーンを共にした上白石さんは本当に優しい方! 何度かお会いしたことがあり、お話していたので安心感がありました」と共演した感想を語る。そして、実際に漫画家と会う機会もある声優。「実際にお会いした漫画家さんのしゃべり方や挙動も思い出しながら演じてみました」と明かし、「撮影はすごく楽しかったです! 僕なりの荒染を精一杯演じさせていただきましたので、ぜひオンエアを楽しみにしていただきたいです」とメッセージを寄せた。第2話あらすじお見合話を断る口実として潤之介(玉森裕太)の彼女役を引き受けた鈴木奈未(上白石萌音)は、潤之介から「姉ちゃんに会って」と頼まれる。しかし、姉として紹介されたのはなんと鬼上司の宝来麗子(菜々緒)だった。最悪の状況に焦った奈未はその場しのぎに麗子にいろんな嘘をついてしまい、より事態は複雑な状況に。翌日、「MIYAVI」編集部では創刊号の企画会議が行われ、中沢涼太(間宮祥太朗)が提案した漫画家とのコラボ企画が採用。麗子の発言で人気漫画家・荒染右京に依頼することが決定する。何かを企んでいる様子の麗子は、前日についた“奈未の嘘”がきっかけで奈未に荒染との交渉の席につくよう命令。交渉の大役を押し付けられてしまった奈未は、潤之介にSOSを求め…。「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2021年01月15日片思い中のそこのあなた、花言葉は気にしますか?気になる相手に贈り物をする機会があると思いますが、その際ちょっと花を添えるだけで秘めた想いを伝えることができるかもしれません。恋愛のお守りになってくれる花を紹介します。ベゴニアはストレートに想いを伝えたいあなたに最初に紹介する花はベゴニアです。ベゴニアは丈夫で育てやすく、ガーデニング用としてとても人気の高い種類の花です。そんなベゴニアの花言葉は「片思い」です。他にも「愛の告白」「幸福な日々」などがあります。葉っぱが左右非対称、ハートの形をしているといったところからこの花言葉がつけられたといわれています。まさに直球で想いを伝えたいというあなたにぴったりといえるでしょう。ベゴニアには先ほど紹介したものに加え、花の色によって「公平」「親切」などの花言葉がつけられています。現在数千種類以上あるとされているほど多彩な色、大きさを持つ品種なのでぜひ、あなたの想っている人にぴったりなベゴニアを見つけてプレゼントしてみてください。ビオラには小さな花に様々な「思い」が続いて紹介するのはビオラです。ビオラはパンジーとよく似た、花壇に植えられていることも多い色彩豊かな品種です。花言葉は「私のことを思ってください」です。他にも「少女の恋」「忠実」「純愛」などがあります。恋を応援する花ともいわれることもあり、まさに片思い中のあなたにぴったりなのではないでしょうか。ビオラもベゴニアと同じように色によって異なった花言葉を持っています。育てやすく、開花も早いので憧れのあの人にプレゼントするもよし、花壇やポットに植えて眺め、元気をもらう、というのもいいかもしれませんね。ちなみに、よく似た花にパンジーがありますがこちらも「物思い」「私を思って」といった花言葉がついているので是非チェックしてみてください。リナリアは気が付いて欲しいと思うあなたに最後に紹介する花はリナリアです。4月から5月にかけてよく見られるリナリアは、とても多彩な色を持つ一年草として扱われることが多いお花です。キンギョソウを小さくしたような見た目から別名をヒメキンギョソウと呼ばれ親しまれています。花言葉は「この恋に気づいて」です。他にも「幻想」などがあります。アピールをし続けてはいるけどなかなか気づいてもらえない、しかし今もなお密かに恋心を募らせているあなたにぴったりのお花ではないでしょうか。リナリアの花は大きさの割にとても丈夫で、育てるのも比較的簡単な品種です。秋ごろに苗を植えれば冬~春にかけて花を咲かせます。プレゼントとして気になる相手に贈れば、花言葉を調べた時、恋をしていることに気づいてくれる、なんてことがあるかもしれません。自分の想いを花言葉に乗せて以上三種類の花の花言葉を紹介してきました。いかがでしたでしょうか?告白したいけどあと一歩踏み出せないというあなた、密かに憧れのあの人を想い続けているあなたも是非気になったお花を飾ってみてください。あとちょっと勇気が欲しいというとき、花たちに力を借りるというのもいいのではないでしょうか。
2020年12月26日佐藤健と大友啓史監督が『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』の来年公開を控えてスペシャル対談。史上初となるオンライン形式の「ジャンプフェスタ2021 ONLINE」にてその模様が配信された。毎年恒例となっているジャンプのビッグイベント「ジャンプフェスタ」が、今年はオンライン開催。対談は12月20日(日)10時30分より「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」ステージにて行われた。第1作『るろうに剣心』(2012)から約10年間に渡って緋村剣心を演じてきた佐藤さんだが、ジャンプフェスタに参加するのは今回が初めて。また、本作のプロモーションとしては初めて佐藤さんと大友監督が揃って登壇するイベントとなった。「役者辞めます」とまで言うぐらいの覚悟を決めて「8年前に初めて聞いたときは、原作をもちろん読んでいて、アニメも全部観ていたので、まず『本当にできるのか?』と思いました」と、佐藤さんは振り返って告白。「ただ、オファーを頂いたタイミングで初めて皆様とお会いしたときに、『るろうに剣心』映画版のアクションはこういう感じでやりたいんだ、というイメージムービーを作ってきてくれたんです。その映像を観た時に、これなら後は自分が努力すれば、自分が頑張れば実写化が可能なのかもしれないと思えたんです。そのイメージムービーを観た瞬間にスイッチが入ってやろうと思えた覚えがあります」と当時を懐かしんだ。佐藤さんと共に駆け抜けてきた大友監督も「やっぱり漫画の実写化のハードルの高さというのは、映像を作っている人間として分かりますし、しかも『るろうに剣心』ですからね」と言う。「ただ、アクションについては、僕らのイメージムービーを観て彼の目の色が変わって、『アクションかっこよくなかったら役者辞めます』とまで言うぐらいに覚悟を決めてくれました。後はどうやって国民的な人気原作を、地に足の付けた映画として純粋に魅力のある作品にするかということを色々な視点から考え始めました。プレッシャーを感じる暇もなかったという感じでしたね」と映画化を決めたときを振り返った。剣心の過去を描く…「撮り切るまでは死ねない」!?前作から5年の月日を経て撮影されたという本作。久しぶりの撮影にプレッシャーはあったかという質問に対し、大友監督は「過去のハードな撮影の記憶が、記憶って遠くなれば遠くなるほど増幅していくんですよ。『きつかったなぁ、るろ剣』という記憶だけが、いざやるとなったら思い出してしまう。もう1回足を踏み込んでいって、しかももっとすごいものを作るってことを考え始める訳ですよ」と『るろうに剣心』を撮ることへのプレッシャーを語る。そして、佐藤さんは「『京都大火編』、『伝説の最期編』に踏み込んだ時から、剣心の過去のエピソードを『やらないわけにはいかないんだろうな』という想いがありました。だから、撮り切るまでは死ねないじゃないですけど、使命感としてありました」と今回の最終章への並々ならぬ想いを口にする。完成された本作を観たという佐藤さんは、「当然たくさんの方に観て頂きたいし、この映画をヒットさせねばならぬという使命感も当然ありますが、正直それがなかったとしても、やっぱりこのクオリティで、第1作の時からほとんど同じスタッフとチームでこの映画を完成させられたので、僕は満足しています」と、作品のクオリティに自信を覗かせた。「足が上がらなくなる」壮絶なアクションシーンの裏側また、『るろうに剣心』の醍醐味でもあるアクションシーンについて大友監督は、「アクションは谷垣健治さんがウズウズしていましたね(笑)。第1作から谷垣さんと一緒にやりましょうと連れてきているから、あの人達をどう暴れさせるかなんですよ、『るろうに剣心』のアクションは」と明かし、「あのチームにふさわしい土俵をどう与えるかということを頑張らなくてはいけない」と盟友であるアクション監督の谷垣健治についてコメント。さらに「今回は(縁役)新田真剣佑という肉体的にセンスのある人に剣心が横綱相撲でぶつかっていく構造の中で、2人の感情のモーションとエモーションが最大限に合致した戦いが最後にある」と本作のアクションについて言及。「志々雄真実(演:藤原竜也)との戦いは時代を背負った戦いだったけど、今回は2人のプライベートの感情を背負った感情のぶつかり合いをアクションにどう反映させることができるか。後は彼らが考えてくれたものを信じて、現場もそれを支えてくれるように突き進んでいくだけです」と、本作ならではアクションの極意について語った。もちろん佐藤も『るろうに剣心』のアクションシーンについて「物理的に足が上がらなくなるんですよ。特に一対多数のシーンですね。新田真剣佑との一騎打ちも大変でしたけど、僕の場合はそこに辿り着くまでに300人くらい相手にしないといけないので(笑)。物理的に足が上がらなくなるという中々ない経験をさせて頂き、大変光栄でございました(笑)」と壮絶なアクションシーンについて笑顔で振り返った。原作者・和月伸宏からの手紙を佐藤健が代読佐藤さんは「『The Final』は原作と違う、オリジナルストーリーになっているんですよ。そういう意味で、原作者の和月先生の感想というのは結構気にしていて心配でしたが、映画を観て喜んで下さったのなら、凄く嬉しいし報われた気持ちになります」と安堵を見せ、「作品に入る時もそうでしたが、入る前の準備から時間を掛けて監督とやり取りさせていただいたので、その時間がやっと報われたというか、あそこで粘って良かったなという気持ちですね」と感無量の様子。大友監督も「嬉しいですね。全体の世界観含めて、オリジンを作ってくれた方からこう言ってもらえて。僕は和月先生と一緒に作品を観て、そのあと実際に会話させていただきましたが、本当に嬉しそうでした」と明かした。最後に大友監督は「コロナ禍で当初の公開予定日から変わってしまって、作業も苦戦の連続だったんですが、より作品をレベルアップさせるべく、その3、4か月で仕上げに取り組んできましたし、手応えとしても当初より映像面や音楽面、色々な部分でかなりレベルが上がったと思っています。元々『るろうに剣心』原作・アニメのファンの皆様含めて、とにかく喜んでいただきたいという想いで作ってきましたが、今回は剣心のルーツである十字傷の話という、非常に普遍的な内容で、原作ファン、アニメファンだけではなく、多くの方々に届くような作品になっているかと思います。また前作以上の『るろうに剣心』フィーバーを起こしたいと思っています」とファンへメッセージ。そして佐藤さんは「こんなにも、時間と制作費をかけて1つの役に集中させていただける、本気でぶつからせてもらえる機会を与えてくださったことを非常にありがたく思っています。監督をはじめ、多くのスタッフやチームの皆様にも感謝していますし、そのメンバーと第1作から最後まで走り抜けたことを誇りに思いますし、こんなに長い期間、映画を制作できたのは応援して下さる皆様の支えがあったからだと思います」と、感謝の言葉で締めくくっていた。和月伸宏コメント全文大友啓史監督、佐藤健さま、そして視聴者の皆様、こんにちは。漫画家の和月です。つい先日スケジュールの都合で延び延びになっていた映画『るろうに剣心最終章The Final/The Beginning』の試写をやっと観ることができました。二作連続の強行軍、しかもどちらもハイカロリーな作品なのでがっつり疲れるかと思いきや、あっという間の四時間半。映画の世界にどっぷり心地よく浸ることが出来ました。『The Final』は「これぞ活劇」といった1、2、3をさらに押し進めた仕上がりで、そのさまはもはや〈観るアトラクション〉。見どころは原作の漫画的な表現や作風をギリギリまで活かしつつ、時代劇映画に昇華させる大友監督の辣腕ぶり。少年漫画の実写映画化を成功の道へと導いた第一人者の映像美学を存分に楽しめます。対して『The Beginning』は『The Final』と打って変わって静寂。佐藤健さんの「この人、超能力使って本当に飛んでいるんじゃないの?」と疑いたくなるような超絶アクションもしっかりあるのですが、なぜか全体の印象は白くて静か。4作品にわたって剣心を演じてくれた佐藤健さんがついに演じる緋村抜刀斎と有村架純さんが演じる雪代巴の始まりと終わりをぜひ堪能して欲しく思います。他にも制作陣の気合いの入った美術や音楽、レギュラー陣の熱演とハマりっぷり。雪代縁演じる新田真剣佑の縁っぷり等、見どころ満載です。十年前、映画第1作の制作が決まった時、正直言うと「十年以上前に終わった作品なのにありがたいなぁ。でもこれはあくまでもおまけのようなモノであまり期待し過ぎたらダメだよなぁ」と少しのん気に構えていました。それがあれよあれよと原作のラストまで映像化のまさかの全5作。おまけどころか本当に漫画家冥利に尽きます。時代劇且つ少年漫画という面倒な原作を見事映画化して下さった大友監督と制作陣の皆様、各々の役に真剣に取り組んで演じてくれた役者陣の皆様、そして実写映像化において後にも先にもこれ以上の“剣心”はいない剣心を演じてくださった佐藤健さま。ついでに集英社、何より映画『るろうに剣心』を応援し楽しんでくださる視聴者の皆様に心の底より感謝します。コロナ禍で大変ですが健康に十分気をつけて、みんな元気で来春の映画公開を迎えましょう。佐藤健×大友啓史監督のスペシャル対談完全版は12月29日(火)22時よりワーナー・ブラザース映画公式YouTubeチャンネルにて配信予定。『るろうに剣心 最終章 The Final』は2021年4月23日(金)より全国にて公開。『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は2021年6月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2020年12月20日『ジャンプフェスタ2021 ONLINE』にて、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』から主演の佐藤健、大友啓史監督のスペシャル対談が配信された。2012年8月25日公開の『るろうに剣心』、2014年8月1日公開の『るろうに剣心 京都大火編』、同年9月13日公開の『るろうに剣心 伝説の最期編』と、これまでの累計観客動員数は980万人を突破、そして完結編となる『るろうに剣心 最終章 The Final』が2021年4月23日に、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が6月4日に2作連続で全国ロードショーされる。第1作『るろうに剣心』(2012)から約10年間に渡って緋村剣心を演じてきた佐藤だが、ジャンプフェスタに参加するのは今回が初めて。また、本作のプロモーションとしては初めて佐藤と大友監督が揃って登壇するイベントともなった。佐藤は8年前に『るろうに剣心』へのオファーを聞いた時の感想を「8年前に初めて聞いたときは、原作をもちろん読んでいて、アニメも全部観ていたので、まず『本当にできるのか?』と思いました」と最初は疑いの目から入ったと告白。そして「ただ、オファーを頂いたタイミングで初めて皆様とお会いしたときに、『るろうに剣心』映画版のアクションはこういう感じでやりたいんだ、というイメージムービーを作ってきてくれたんです。その映像を観た時に、これなら後は自分が努力すれば、自分が頑張れば実写化が可能なのかもしれないと思えたんです。そのイメージムービーを観た瞬間にスイッチが入ってやろうと思えた覚えがあります」と当時を懐かしんだ。佐藤と共に駆け抜けてきた大友監督は「とにかくこの企画を成功させるための幾つかの条件を考えて、やっぱり漫画の実写化のハードルの高さというのは、映像を作っている人間として分かりますし、しかも『るろうに剣心』ですからね。ただ、アクションについては、僕らのイメージムービーを観て彼の目の色が変わって、「アクションかっこよくなかったら役者辞めます」とまで言うぐらいに覚悟を決めてくれました。後はどうやって国民的な人気原作を、地に足の付けた映画として純粋に魅力のある作品にするかということを色々な視点から考え始めました。プレッシャーを感じる暇もなかったという感じでしたね」と映画化を決めた当時を振り返った。前作から5年の月日を経て撮影されたという本作。久しぶりの撮影にプレッシャーはあったかという質問に対し、大友監督は「過去のハードな撮影の記憶が、記憶って遠くなれば遠くなるほど増幅していくんですよ。『きつかったなぁ、るろ剣』という記憶だけが、いざやるとなったら思い出してしまう。もう1回足を踏み込んでいって、しかももっとすごいものを作るってことを考え始める訳ですよ」と『るろうに剣心』を撮ることへのプレッシャーを語った。佐藤は「『京都大火編』、『伝説の最期編』に踏み込んだ時から、剣心の過去のエピソードを『やらないわけにはいかないんだろうな』という想いがありました。だから、撮り切るまでは死ねないじゃないですけど、使命感としてありました」と今回の最終章を撮ることへの並々ならぬ想いを語った。また、佐藤は完成された本作を観て「当然たくさんの方に観て頂きたいし、この映画をヒットさせねばならぬという使命感も当然ありますが、正直それがなかったとしても、やっぱりこのクオリティで、第1作の時からほとんど同じスタッフとチームでこの映画を完成させられたので、僕は満足しています」と作品のクオリティに自信を覗かせる。そして、『るろうに剣心』の醍醐味でもあるアクションシーンについて大友監督は、「アクションは谷垣健治さんがウズウズしていましたね(笑)。第1作から谷垣さんと一緒にやりましょうと連れてきているから、あの人達をどう暴れさせるかなんですよ、『るろうに剣心』のアクションは。あのチームにふさわしい土俵をどう与えるかということを頑張らなくてはいけない」と盟友であるアクション監督の谷垣健治についてコメント。さらに「今回は新田真剣佑という肉体的にセンスのある人に剣心が横綱相撲でぶつかっていく構造の中で、ふたりの感情のモーションとエモーションが最大限に合致した戦いが最後にある」と本作のアクションについて言及し、「志々雄真実との戦いは時代を背負った戦いだったけど、今回はふたりのプライベートの感情を背負った感情のぶつかり合いをアクションにどう反映させることができるか。後は彼らが考えてくれたものを信じて、現場もそれを支えてくれるように突き進んでいくだけです」と他の映画には絶対に真似できないアクションの極意について語った。佐藤も『るろうに剣心』のアクションシーンについて「物理的に足が上がらなくなるんですよ。特に一対多数のシーンですね。新田真剣佑との一騎打ちも大変でしたけど、僕の場合はそこに辿り着くまでに300人くらい相手にしないといけないので(笑)。物理的に足が上がらなくなるという中々ない経験をさせて頂き、大変光栄でございました(笑)」と壮絶なアクションシーンについて笑いながら語った。さらに、原作者の和月伸宏からふたりへの手紙が届けられる。佐藤は和月からの手紙を読み終え、「『The Final』は原作と違う、オリジナルストーリーになっているんですよ。そういう意味で、原作者の和月先生の感想というのは結構気にしていて心配でしたが、映画を観て喜んで下さったのなら、凄く嬉しいし報われた気持ちになります。作品に入る時もそうでしたが、入る前の準備から時間を掛けて監督とやり取りさせていただいたので、その時間がやっと報われたというか、あそこで粘って良かったなという気持ちですね」と感無量の様子。そして大友監督は「嬉しいですね。全体の世界観含めて、オリジンを作ってくれた方からこう言ってもらえて。僕は和月先生と一緒に作品を観て、そのあと実際に会話させていただきましたが、本当に嬉しそうでした」と語った。配信も終盤に差し掛かり、最後に大友監督は「コロナ禍で当初の公開予定日から変わってしまって、作業も苦戦の連続だったんですが、より作品をレベルアップさせるべく、その3、4カ月で仕上げに取り組んできましたし、手応えとしても当初より映像面や音楽面、色々な部分でかなりレベルが上がったと思っています。元々『るろうに剣心』原作・アニメのファンの皆様含めて、とにかく喜んでいただきたいという想いで作ってきましたが、今回は剣心のルーツである十字傷の話という、非常に普遍的な内容で、原作ファン、アニメファンだけではなく、多くの方々に届くような作品になっているかと思います。また前作以上の『るろうに剣心』フィーバーを起こしたいと思っていますので、それには何よりも皆様のお力添えが必要だと思っています。ぜひ応援していただけると光栄です」と作品の完成度への自信と公開を楽しみにているファンへメッセージを送った。佐藤は「こんなにも、時間と制作費をかけて1つの役に集中させていただける、本気でぶつからせてもらえる機会を与えてくださったことを非常にありがたく思っています。監督をはじめ、多くのスタッフやチームの皆様にも感謝していますし、そのメンバーと第1作から最後まで走り抜けたことを誇りに思いまし、こんなに長い期間、映画を制作できたのは応援して下さる皆様の支えがあったからだと思います。『るろうに剣心 最終章 The Final』は2021年4月23日公開となりますので、ぜひ劇場で楽しんでいただけたら幸いです」と締めくくりイベントは幕を閉じた。和月伸宏 コメント全文大友啓史監督、佐藤健さま、そして視聴者の皆様、こんにちは。漫画家の和月です。つい先日スケジュールの都合で延び延びになっていた映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の試写をやっと観ることができました。二作連続の強行軍、しかもどちらもハイカロリーな作品なのでがっつり疲れるかと思いきや、あっという間の四時間半。映画の世界にどっぷり心地よく浸ることが出来ました。『The Final』は「これぞ活劇」といった1、2、3をさらに押し進めた仕上がりで、そのさまはもはや〈観るアトラクション〉。見どころは原作の漫画的な表現や作風をギリギリまで活かしつつ、時代劇映画に昇華させる大友監督の辣腕ぶり。少年漫画の実写映画化を成功の道へと導いた第一人者の映像美学を存分に楽しめます。対して『The Beginning』は『The Final』と打って変わって静寂。佐藤健さんの「この人、超能力使って本当に飛んでいるんじゃないの?」と疑いたくなるような超絶アクションもしっかりあるのですが、なぜか全体の印象は白くて静か。4作品にわたって剣心を演じてくれた佐藤健さんがついに演じる緋村抜刀斎と有村架純さんが演じる雪代巴の始まりと終わりをぜひ堪能して欲しく思います。他にも制作陣の気合いの入った美術や音楽、レギュラー陣の熱演とハマりっぷり。雪代縁演じる新田真剣佑の縁っぷり等、見どころ満載です。十年前、映画第1作の制作が決まった時、正直言うと「十年以上前に終わった作品なのにありがたいなぁ。でもこれはあくまでもおまけのようなモノであまり期待し過ぎたらダメだよなぁ」と少しのん気に構えていました。それがあれよあれよと原作のラストまで映像化のまさかの全5作。おまけどころか本当に漫画家冥利に尽きます。時代劇且つ少年漫画という面倒な原作を見事映画化して下さった大友監督と制作陣の皆様、各々の役に真剣に取り組んで演じてくれた役者陣の皆様、そして実写映像化において後にも先にもこれ以上の“剣心”はいない剣心を演じてくださった佐藤健さま。ついでに集英社、何より映画『るろうに剣心』を応援し楽しんでくださる視聴者の皆様に心の底より感謝します。コロナ禍で大変ですが健康に十分気をつけて、みんな元気で来春の映画公開を迎えましょう。『るろうに剣心 最終章 The Final』2021年4月23日(金)公開『るろうに剣心 最終章 The Beginning』2021年6月4日(金)公開
2020年12月20日映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2021年4月23日・6月4日公開)主演の佐藤健と大友啓史監督によるスペシャル対談の配信決定が、14日に明らかになった。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。毎年恒例となっているジャンプのビッグイベント「ジャンプフェスタ」が、今年は史上初となるオンライン形式の「ジャンプフェスタ2021 ONLINE」として開催されることから、20日10時30分よりジャンプスタジオで行われる『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』ステージにて対談を配信することが決定した。第1作『るろうに剣心』(12年)から約10年間に渡って緋村剣心を演じてきた佐藤だが、ジャンプフェスタに参加するのは今回が初めてとなる。本ステージではお笑い芸人のガーリィレコード高井が『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』最大の敵である志々雄真実に扮して、『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』やジャンプSQで連載中の「北海道編」について見どころをアピール。佐藤&大友監督の対談パートでは、映画『るろうに剣心』シリーズの完結を控え、実写化が決定した当時を振り返り、コロナ禍での公開延期を乗り越え遂に世に送り出すことができる想い、原作の「人誅篇」と「追憶篇」を描く最新作についてのエピソードなど語りつくす予定だという。さらに映画の公開を記念して、原作者の和月伸宏から佐藤宛への熱いメッセージも。同ステージは、アプリをダウンロードした全員が参加できるイベントとなっている。○佐藤健 コメント今回初めてジャンプフェスタに参加させて頂き、大変光栄に思います。こうして映画のことをお話する機会がくることで、いよいよ本当に始まるんだなと実感しています。支えてくださった皆様の存在があったから、ここまで辿り着くことができました。最後まで見届けて頂けたら幸いです。○大友啓史監督 コメント『るろうに剣心』シリーズは、ファンの方のリアルな声がストレートに伝わってくる作品で、クランクアップしたときも、公開延期を発表したときも、作品を待ってくれている方々の声がパワーとなり、これまで頑張ってくることが出来ました。今回の収録、そして映画を観て、『るろうに剣心』ファンの皆様、ジャンプファンの皆様が楽しんでくれると嬉しいです。
2020年12月14日現役高校生の大友美有(おおとも・みゆう)が今年7月、芸能事務所大手・スターダストプロモーションに加入した。人気女優やモデルを多数かかえるスターダスト内でも、大友は異色の存在。モデルとして活動する傍ら、プロゲーミングチーム「Rascal Jester」リーグ・オブ・レジェンド部門に所属し、ゲーマーとしての顔も持つ。高校対抗のeスポーツ大会「STAGE:0」では、2連覇にも貢献した。彼女はなぜ、モデルとゲーマーという“二足のわらじ”の道を歩むことになったのか。自身のルーツと軌跡を振り返ってもらった。○■ゲームとの出会いプロフィールに書いてある通り、趣味や特技はゲームのみ(笑)。最初にパソコンに触ったのが、幼稚園の年中の時でした。父、母どちらもゲーマーでパソコンを持っていて、『ラグナロクオンライン』をやっているのを見て、自分でもやってみたくなったことがきっかけです。「タイピングできるようになりなさい」と言われて練習して、一緒に楽しんでいました。両親からは止められることもなかったです(笑)。最初はパソコンゲームから入って、小学生になった頃にはDSとかたまごっちも。親がパソコンを持っていなかったら、ここまでゲーム好きにはなっていないかもしれません。ゲームを制限されることはそこまでなくて、「宿題を全部済ませてからやりなさい」と言われるぐらい。習い事は「体育の時に泳げるように」という理由で、小学1年生から5年生までスイミングに通っていました。周りの友達はいろんな習い事をしていましたが、水泳以外は特にやりたいと思わなかったです。その頃の1日は、まず学校が終わって友達と遊んで、そこから一人でゲーム。時々、友達とはポケモンの交換をしたりすることはありましたが、基本的にゲームは一人でやるものでした。24時間ずっとやってしまうこともありましたが、それが私にとっては幸せな時間でした。○■LoLグランドマスターになるまでオンラインで人とつながる楽しさを最初に感じたのは、小学3年生ぐらいの時にやっていた『アメーバピグ』というPC版オンラインゲーム。それから中学2年生の時、気になる人から「パソコン持ってるなら、『LoL(League of Legends)』一緒にやらない?」と誘われて、それがきっかけで『LoL』にハマりました。気づけば、その男の子よりも『LoL』の方を好きになっていました(笑)。でも、最初はその人と一緒の時間を過ごしたい、そのためにうまくなりたいという気持ちだけでひたすらやっていました。そこからランクが上がることの達成感や、やり込めばやり込むほどフレンドが増えて、人との繋がりが広がっていく楽しさを感じて。グランドマスター(※プレイヤー全体の0.05%の最高ランク)になったのは、高校1年の2月か3月頃だったと思います。周りの友達をたくさん誘ったりもしたんですけど、結局は誰もやってくれなくて(笑)。確かに覚えることはたくさんあって、自分でもまだ知らないことがあるような奥が深いゲームです。私は「好き」という気持ちが強すぎたから、そこを乗り越えられたんだと思います。彼がいなければ、今こうしてプロゲーマーを目指すことはなかったかもしれません。ただ、もともとプロゲーマーになることが目標ではなくて。高校生大会に出るためにはチームを組む必要があって、高校1年生の時、過去の大会でも実績があったN高等学校に転校しました。なぜ、自分がそこまで大会に出ることにこだわったのか……あまり覚えていませんが、「1番をとりたい」という思いが強くて。当時のN高は優勝してなかったので、自分が入れば1番になれると確信して転校を決意しました。○■「女子高生ミスコン」応募の理由それまで通っていた学校は、なぜ自分がそこの学校に通っているのか分からなくて。そうやって3年間過ごしていくぐらいだったら大会に出てみて、将来の可能性を広げてみたいという思いが強かったので、がんばって親を説得しました。両親は公務員になってほしかったみたいで、「何を考えてるの?」と驚いていましたが(笑)。小学校の頃には中学受験のために塾に通っていたこともあったんですが、メンタルが弱くて体調崩してしまって受験できない挫折もあって。当時は、周りも塾に通っている子が多くて、「それが普通なんだ」と受け止めていました。N高に転校して大会に出る。それだけで親は納得しないだろうと思って、「女子高生ミスコン2019」に応募しました。受かる自信はありませんでしたが、もう私の中では「やるしかない」。高1の3学期に休める日数が余っていたのでほとんど学校に行かない生活を続けていたのですが、その頃に「女子高生ミスコン」の合宿がありました。筋トレをしたり、暑い中でインスタ映えスポットを探すのがつらすぎて(笑)。「もうこんな体験はしたくない」と思っていたら、ファイナリストまで残ってしまって、「また地獄の合宿が続くのか……」と落ち込みながらも頑張っていました(笑)。合宿は毎週土日で、そのたびに地方の子は飛行機で来ていました。そこでの集団生活も、私にとっては結構大変で、お風呂の時間もみんなで決めたり。レッスンは歌やダンス、ウォーキング、あとはメイクレッスンもありました。最初はすごく合宿に行くのが嫌でしたが、参加しているみんなと仲良くなって、一緒にいる時間が楽しくなって。つらかった時間も、最後の方では楽しく感じられるようになったので、今では参加できてよかったなと思います。最初は「ファイナリストまで残ればいいや」という気持ちで参加していたんですけど、合宿でも自分なりに努力はしていたので、「もしかしたらグランプリになれるんじゃないか」と思い始めて。他の子がグランプリに選ばれた時、やっぱり悔しくて、みんなと一緒にいる時間もそれが最後と思うと寂しくて……2つの意味での涙が出てしまいました。その涙は、人生で初めての経験でした。○■抽象的な夢と具体的な目標ゲームやモデルで活躍したい。その頃に抱いていた抽象的な夢は今も変わっていません。変わったことといえば、その夢に対して、モデルでは「雑誌に載りたい」「ランウェイで歩けるようになりたい」とか、ゲームでは「もっと強くなりたい」「自分で大会を開けるようになりたい」とか、細かい具体的な目標を立てられるようになりました。ゲームとモデルどちらも大切にして、モデルの活動を通して、ゲームが「悪」ではないことや、ゲームとeスポーツの魅力を伝えられればいいなと思います。プレイヤーネームは、偉人の名前だと強そうかなと思って「ShakeSpeare」。それで大会に出たら、たくさんのメディアに取り上げられて定着してしまって、もっとかわいくて短い名前にすればよかったと後悔しています(笑)。実際に大会に出ると、「eスポーツはスポーツ」というのをすごく感じます。自分の中で、トラウマになったのが、初めて参加した高校生大会「第2回全国高校eスポーツ大会」でした。そこで、N高校のもう1つのチームとの対戦があったのですが、「そこに勝つと自信がつく。でも、もしかしたら負けるかもしれない」みたいな不安もありました。最初はすごく順調で、勝てると確信していたら逆転されてしまって、VC(ボイスチャット)でもネガティブなことしか言えなくなってしまいました。「これで負けたら大会が終わってしまう。どうしよう……」精神的に追い詰められていた私をみんな励ましてくれて、最終的には相手のミスから逆転して勝つことができましたが、それだけメンタルの強さを求められる競技だと実感できました。これを乗り越えていくためには、ひたすら練習を積み重ねるしかないと思っています。私にとって、大好きな趣味でリフレッシュやストレス発散でもあったゲーム。特に「LoL」は仕事寄りで見てしまうので、今は他のゲームが息抜きになっています(笑)。親の反応も変わりました。母はいつも「がんばってね」と応援してくれて、父はLoLをプレイしたり、大会動画を私よりもチェックしたり、大会に出ているプレイヤーについて聞いてきたり、LoLに興味津々です(笑)。○■両親に伝えたいメッセージお母さん、お父さん。仕事でいつも忙しいのに送り迎えしてくれたり、ご飯を私の時間に合わせたりしてくれてありがとうございます。私からお母さんに伝えたい要望は……肉じゃががもっと食べたいです(笑)!■プロフィール大友美有(おおとも・みゆう)2002年8月13日生まれ。埼玉県出身。N高等学校に転校後、プロゲーミングチーム「Rascal Jester」リーグ・オブ・レジェンド部門に練習生として加入。プレイヤーネームは「ShakeSpeare」。「女子高生ミスコン2019」ファイナリスト。
2020年12月12日桜井日奈子と神尾楓珠をW主演に迎え、「マーガレット」(集英社)と「Hulu」がタッグを組んだ「マーガレットLove Stories」の第1弾オリジナルドラマ「マイルノビッチ」。2021年2月12日(金)からの配信が決定し、場面写真と大友花恋、伊藤あさひ、阿久津仁愛との仲良しオフショットも到着した。本作は、キノコ頭の地味でモテない女の子・まいる(桜井日奈子)が、神的メイク術を持つ毒舌の天佑(神尾楓珠)のプロデュースで、キュートな女の子に大変身、色んな男の子と恋をして“本当の愛”を見つけるまでを描く恋愛下克上ラブストーリー。この度解禁となったのは、妄想膨らむ2人のメイクシーンの場面写真。神尾さん演じる天佑は「メイクの力で人は変われる」と信じている、神的メイク術を持つ男の子。地味で冴えない女の子・まいるの「変わりたい!キレイになりたい!」という想いを受けてメイクを施すシーンは、「自分自身にも人にもメイクをしたことはない」という神尾さんにとって苦労したシーンのひとつと思いきや、桜井さんは「メイクをしてもらうシーンは完ぺきだった!」と絶賛。天佑のメイク術でまいるが変わっていくという物語の象徴となるシーンの写真に、ますます期待が高まる。また、11月初旬、約7か月ぶりに撮影を再開した本作。再開初日は「(撮影は)途中からのはずですが、新しく始まったドラマのような感じがして、少しソワソワしてしまいました」(桜井さん)、「(再開して)いざ演じてみると、天佑ってどういうキャラだったっけ?となかなか塩梅が難しかったです(笑)」(神尾さん)と吐露。それでも11月某日、とある学校での学園祭シーンの撮影には久々に主要キャスト5名が集合。撮影再開時のぎこちなさもすっかりなくなり、和気あいあいの雰囲気。撮影の合間には、学園祭のセットの輪投げで遊んだり、装飾の看板と写真を撮ったり、ドラマさながらに本当の学園生活のようでとても楽しそうなキャスト陣。そんな撮影現場から桜井さん、神尾さん、大友花恋、伊藤あさひ、阿久津仁愛、5人の仲良しオフショットが到着している。Huluオリジナルドラマ「マイルノビッチ」は、2021年2月12日(金)からHuluにて独占配信開始(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2020年12月02日THE BACK HORNが、作家・住野よるとのコラボ作品『この気持ちもいつか忘れる』より「ハナレバナレ」のMUSIC VIDEOを公開した。「ハナレバナレ」は住野よるの小説『この気持ちもいつか忘れる』のあらすじから生まれた楽曲。THE BACK HORN 「ハナレバナレ」 MV今回のMVは書籍同様、住野よるの草案から制作が開始された。制作前より住野の中で撮影場所、本を読む少女の存在、メンバーの演奏シーンなどがイメージ化されており、映像監督の遠藤研介氏を中心にそのイメージを具現化。住野よるにとって初めてMUSIC VIDEOの制作に直接携わった作品となった。そして今作の見所となる”本を読む少女役”には住野が役のイメージに合わせて推薦した女優・タレント・ファッションモデルとして活躍する大友花恋が抜擢。大友は2017年に公開された住野よる原作の映画『君の膵臓をたべたい』に続き、住野作品には2度目の出演。普段から住野作品を愛読しているという事で快諾に至ったという。大友花恋住野よるコメントTHE BACK HORNのMV企画に参加させていただけるなんて夢にも思っていませんでした。小説と音楽の境界線をこえたいと、そう願って始まった今回のプロジェクトの集大成として、本屋さんでの撮影を提案させていただきました。本棚が並ぶ空間でメンバーの皆さんが演奏を始められた瞬間、確かに境界線をこえたのだと感じ涙が出てきました。また、出演される女優さんとして大友花恋さんのお名前をあげさせていただきました。かつて「君の膵臓をたべたい」の原作を読んでくださった彼女が、この作品を通じてTHE BACK HORNの音楽に出会う、そんなストーリーが読者さん達にも起こってほしいと願いました。メイキング映像には、大友が小説の世界に入り込み涙を流す迫真の演技に、THE BACK HORN山田将司(Vo.)が思わずもらい泣きする場面も。そのほかTHE BACK HORNの演奏シーンや、大友が本の世界にのめり込んでいくシーンなど、スタジオや実際の書店である青山ブックセンター本店で撮影された模様が収められている。撮影後には10月14日に誕生日を迎えた岡峰光舟(Ba)、また同じく10月に誕生日を迎えた大友花恋(10月9日)、山田将司(10月8日)、菅波栄純(10月16日)にバースデー・サプライズとしてスタッフからケーキがプレゼントされる一幕も。最後まで和やかな空気で撮影は終了したという。THE BACK HORN 「ハナレバナレ」 MVメイキングTHE BACK HORNは、12月6日(日)にメンバー自らが企画・演出を手掛ける年末恒例のスペシャルイベント『マニアックヘブンVol.13』を開催する。今年は配信ライブとして行われる本公演も是非チェックを。リリース情報THE BACK HORN配信E.P『この気持ちもいつか忘れる』「この気持ちもいつか忘れる」ジャケット写真【収録曲】1.ハナレバナレ2.突風3.君を隠してあげよう4.輪郭 ~interlude~5.輪郭配信サイト: Store ほか主要配信サイト、音楽ストリーミングサービスにて配信中。※音楽ストリーミングサービス:Apple Music、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimited、AWA、KKBOX、Rakuten Music、RecMusic、Spotify、YouTube Music書籍情報住野よる『この気持ちもいつか忘れる』『この気持ちもいつか忘れる』書影(帯なし)本体定価:1,600円(税別)※10月に刊行の書籍にはCD&プレイパスは付きませんのでご注意下さい。『この気持ちもいつか忘れるCD付・先行限定版』『この気持ちもいつか忘れるCD付・先行限定版』書影帯付本体価格:1,700円(税別)【CD収録内容】THE BACK HORN『この気持ちもいつか忘れる』1.ハナレバナレ2.突風3.君を隠してあげよう4.輪郭 ~interlude~5.輪郭※プレイパスコード付き公演情報マニアックヘブンVol.13配信日時:2020年12月6日(日)OPEN17:30 / START18:00アーカイブ配信期間:2020年12月13日(日)23:59までStreamPass販売期間:2020年11月16日(月)12:00~2020年12月13日(日)21:00早割チケット:3,000(税込)※12月5日(土)23:59まで販売視聴チケット:3,500(税込)※12月6日(日)0:00から販売販売URL: ・視聴には視聴PASS「StreamPass」の購入が必要になります。・配信視聴は配信視聴専用アプリ「FanStream」をダウンロードしご覧いただけます。(アプリダウンロードには、iOS端末・Android端末・タブレットのいずれかの端末が必要となります)・FanStreamアプリの他、StreamPassのWebサイトでの閲覧も可能です。ツアー情報THE BACK HORN「KYO-MEIワンマンツアー」カルペ・ディエム〜今を掴め〜 <振替公演>■再々振替公演スケジュール・札幌PENNY LANE242021年1月29日(金)開場18:30 / 開演19:00・金沢EIGHT HALL2021年2月07日(日)開場16:30 / 開演17:00・京都磔磔2021年2月11日(木・祝)開場16:30 / 開演17:00■再振替公演スケジュール・高松MONSTER2021年2月21日(日)開場16:30 / 開演17:00・高知X-pt.2021年2月23日(火・祝)開場16:30 / 開演17:00・新木場STUDIO COAST2021年3月04日(木)開場18:00 / 開演19:00・HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-22021年3月07日(日)開場16:30 / 開演17:00・心斎橋BIGCAT2021年3月12日(金)開場18:00 / 開演19:00・水戸LIGHT HOUSE2021年3月19日(金)開場18:30 / 開演19:00・名古屋DIAMOND HALL2021年3月25日(木)開場18:00 / 開演19:00・鹿児島CAPARVO HALL2021年4月02日(金)開場18:30 / 開演19:00・umeda TRAD2021年4月04日(日)開場16:00 / 開演17:00■チケット代:¥4,300(税込・D代別)※4歳以上チケット必要住野よる×THE BACK HORN 特設サイト
2020年12月02日声優・花江夏樹が、現在配信中のParaviオリジナルストーリー「その恋もう少しあたためますか」にて、主人公のペット・ハリネズミの大福の声を担当することが分かった。本作は、現在放送中の火曜ドラマ「この恋あたためますか」のオリジナルストーリーで、森七菜演じる主人公・井上樹木の親友、スーこと李思涵(古川琴音)を取り巻く恋の四角関係を描いていく作品。コンビニ「ココエブリィ」を舞台に、スー、バイト仲間の碓井陸斗(一ノ瀬颯)、店長の上杉和也(飯塚悟志)、そして常連客の石原ゆり子(佐野ひなこ)が繰り広げるラブコメディとなっている。そんな本作の第5話に登場するハリネズミの大福の声を担当するのが、いま劇場版が大ヒット中の「鬼滅の刃」シリーズで竈門炭治郎役を務める花江さん。ほかにも、「東京喰種」の金木研・佐々木琲世役、「四月は君の嘘」の有馬公生役など、人気作で主人公を演じている花江さんが今回声をあてる大福は、樹木とスーが飼っているハリネズミ。ドラマ本編とオリジナルストーリーに毎回登場しているものの、声が聞けるのは今回が初めて。可愛い見た目だが、声や口調は男前という設定の大福。収録を終えた花江さんは「ギャップを意識して演じさせていただいたんですけれども、すごく楽しかったですね。(登場人物たちの)恋を全部わかっていて、恋愛上級者のようで楽しかったです」と感想を語り、「大福が家を飛び出してコンビニへ行ったりするのですが、大福のおかげで恋が進展する部分もあるので、そういう活躍を『実はこういうことをやっているんだ!』と見て楽しんでいただけたら」と見どころを話している。なお、12月8日(火)には番外編「あの時、大福の本音!の巻」を急遽配信することが決定・花江さん演じる大福目線のショートコンテンツとなっている。Paraviオリジナルストーリー「その恋もう少しあたためますか」は12月1日(火)「この恋あたためますか」放送終了後に第5話配信開始予定。火曜ドラマ「この恋あたためますか」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2020年12月01日私立の小学校に入学した主人公ヒロキ。最初に声をかけてきたクラスメイトのツネオのせいで、貧乏人のレッテルをはられることになってしまいます。今回紹介する動画は、貧乏人だと決めつけられ、バカにされ続けた主人公ヒロキが、まさかの大逆転を起こす奇跡のストーリー。YouTubeチャンネル『進撃のミカ』にアップされています。怒りのスイッチにとどめをさした出来事「洋服が貧乏くさい」「貧乏人の鉛筆と筆箱は地味」「貧乏人のクセに生意気だな」と、何かにつけて嫌がらせをするツネオ。挙げ句の果ては、参観日に学校にやってきたツネオの母までも、ヒロキの母に「地味な格好!安そうな服!」「貧乏人のくせによく私立に来たわね」と嘲笑する始末。自分のみならず、母親までバカにされたヒロキの怒りのスイッチが、ついに押されてしまいます。自慢話を続けるツネオ事件は、高級な寿司店に食事に行った日に起こります。小学校に入学したお祝いに、と楽しみにしていたその日。不運にも、同じ寿司店にやってきたツネオとその家族に遭遇したヒロキ。ツネオと両親は、相変わらずイヤミな自慢話を続けます。玉子や鉄火巻きを食べれば、貧乏だから安いネタしか頼んでいないといわれ、大トロを頼めば、貧乏人のくせに無理していると笑い、安いネタでも高いネタでもバカにされ、せっかくの食事が台無しに…。ヒロキ、会心の一撃!そこでヒロキはツネオへの仕返し思い立ち、一本の電話をかけることにしました。散々バカにされ、堪忍袋の緒が切れたヒロキ。会計時に起こった奇跡の大逆転とは…。その結末は、動画でご覧ください。人は見かけで判断してはいけないと身に染みる動画でしたね。ツネオとその家族が、新たな地で振る舞いを改め生活していることに期待します。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年11月24日アニメーション映画『AKIRA』が、2020年12月4日(金)より全国7箇所の「ドルビーシネマ」対応映画館で劇場公開される。大友克洋の名作漫画/アニメーション『AKIRA』1982年から1990年にかけて『週刊ヤングマガジン』に連載された『AKIRA』は、大友克洋によるSF漫画の金字塔。新型爆弾によって消滅した東京に変わる日本の新首都として繁栄を極めた「ネオ東京」を舞台に、暴走族のリーダーで自称“健康優良不良少年”の主人公・金田と、事故をきっかけに目覚めた超能力で破壊の限りを尽くすもう一人の主人公・鉄雄、そして物語の核となる超能力者の少年・アキラを中心に巻き起こる壮大な物語を描いた、SF漫画の金字塔だ。これを原作に大友が自ら監督ししたのが、原作における3巻前後までの展開の後に独自の結末へと続く(※当時未だ原作が完結していなかったため)アニメーション映画『AKIRA』(1988)。当時の日本映画としては異例の総制作費10億円という巨額が投じられた同作は、大友自らが描いた絵コンテをベースに、原作の世界観を表現するための様々なこだわりが詰め込まれており、公開から30年が経った今でも多くのファンを持つ名作アニメーションとして知られている。全国7箇所の「ドルビーシネマ」で劇場公開作品の舞台となった2020年が間も無く終わりつつある年の瀬、この伝説的なアニメーション映画が最新のシアターシステム「ドルビーシネマ」(※1)で劇場に復活。上映に当たっては、マスターポジフィルムから4Kスキャンされた映像を「ドルビービジョン」HDR映像にリマスターすることで、これまでは表現が不可能だったコントラスト・輝度・色域でその映像を再構築。従来のフォーマットでは、潰れてしまっていた明るい光や暗部の深いディテールが表現されているという。予測不可能なストーリー展開、大友の原作を再現すべく綿密に描きこまれた各カット、後世に語り継がれるダイナミックな演出とアクションシーンを、最先端の映画上映システムで堪能出来る。※1「ドルビーシネマ」とは映画館やPC、ゲーム向けにオーディオテクノロジーを開発するドルビーラボラトリーズ社が開発した「ドルビーシネマ」は、最先端の映像技術「ドルビービジョン(Dolby Vision)」と、立体音響技術「ドルビーアトモス(Dolby Atmos)」を駆使することで、これまでにない高品質の没入感映画鑑賞が体験出来るシアターシステム。この2つの技術を最大限に活かすために、劇場内からはスクリーン以外の要素を可能な限り排除しており、映画への高い没入感が楽しめるという。上映情報アニメーション映画『AKIRA』ドルビーシネマ公開日:2020年12月4日(金)原作・監督:大友克洋上映劇場:・[東京都]丸ノ内ピカデリー・[神奈川県]T・ジョイ横浜・[埼玉県]MOVIX さいたま・[愛知県]ミッドランドスクエアシネマ・[京都府]MOVIX 京都・[大阪府]梅田ブルク 7・[福岡県]T・ジョイ博多©1988 マッシュルーム/アキラ製作委員会Dolby、ドルビー、Dolby Atmos、Dolby Cinema、Dolby Vision、およびダブル D 記号は、アメリカ合衆国と/またはその 他の国におけるドルビーラボラトリーズの商標または登録商標です。
2020年11月21日贈り物の定番とされている花ですが、男性から女性に贈る場合、特別な意味があると思われがちです。もちろん、男性から花をもらって悪い気がする女性はそういないでしょう。本当に特別な意味があるから、男性は花を贈っているのでしょうか?お花と男心の関係について説明します。日頃の感謝の気持ちを込めている普段お世話になっている人に贈り、「ありがとう」と思っていることを伝える人は男女問わず多いです。例えば誕生日や何かのプロジェクトが成功したときなど、何かの節目でプレゼントを贈るときには、感謝の気持ちを込めて贈っています。その人が長年信頼している友人である場合や、お祝いで贈るといった場合などは本気ではないと考えてください。感謝と儀礼的な意味合いを兼ね備えて贈っている場合が多いです。何を贈ったらいいのかわからない不器用である程度の年齢になると、「女性は花が好きなもの」という固定概念を持っている場合があります。女性に喜んでもらいたい気持ちがあるのはもちろんですが、相手に何を贈ったらいいのかわからないからこそ、「女性は花が好き。だから花を贈ると喜んでくれる」と思って贈ることが多いです。この場合、女性に喜んでほしいから贈るため、相手のことを大切に思っていることは確かですが、本気で想っているかどうかは微妙なところです。もし女性が花を好きだと以前伝えていて、覚えていてプレゼントした場合は本気の可能性があります。重いと思われたくない女性に良く思われたいけれど、後に残るものをプレゼントして重いと思われたくないと考える男性はいます。特にこれから関係を詰めていきたいと考えている場合、比較的重いものを贈らない傾向が強いです。花であれば生ものであるため、後に残らないからそれほど重く感じないだろうと、女性心理を考えて贈っていることもあります。この場合は、これから本気になる可能性が高いです。花だけではなく前後の状況も判断してただ単に友人や知人一同を代表して贈ることや、職場や学校など周囲の人と相談してプレゼントしている場合などは本気ではありません。また、パートナーがいる男性からの場合は確実に脈なしです。万が一下心で贈ってきたとしたら、少し距離を置いたほうがいいでしょう。個人的に送る場合は本気の可能性があります。花をプレゼントする以外にデートに誘われる場合は、確実に本気ととって構いません。花束、特にバラの花束であれば本気とみていいでしょう。前後の状況や態度から判断を花束をもらうことはとても素敵なことです。しかし、贈られる前後の状況や相手の態度によっては、本気ではない可能性が高くなります。男性が女性へ個人的にバラの花束を贈る、花束を贈ってデートに誘うなどの場合は、本気である可能性が高いです。特に赤いバラの花束の場合は脈ありといえるでしょう。
2020年10月30日本日10月19日、THE BACK HORNが作家・住野よると小説と音楽の境界線を超えた共作、恋愛長篇『この気持ちもいつか忘れる』の同タイトル配信E.Pをリリース。同時に小説と音楽のコラボレーションを紐解く本人楽曲解説と、女優・大友花恋が出演する同作のティザー映像が公開された。先月発売された書籍『この気持ちもいつか忘れる CD付・先行限定版』が発売初週からランキング上位に入り、各メディアで取り上げられるなど大きな話題となる中、本日小説と歌詞のみの通常書籍と併せて、THE BACK HORNの配信E.P 『この気持ちもいつか忘れる』がリリースされた。出版・音楽業界初となる形態の本作品はTHE BACK HORNと住野よるが互いのイメージを擦り合わせながら、あらすじができていくと同時に音源制作を進めていった共同作品だ。収録楽曲『ハナレバナレ』は物語のあらすじから生まれた楽曲で、歌詞にある「この境界線を越えて君に触れたい」という言葉は小説のテーマとなり、このプロジェクトそのものが目指すテーマにもなったという。また通常書籍の発売と配信E.Pのリリースと同時に、『この気持ちもいつか忘れる』のティザー映像も公開された。この映像には女優・タレント・ファッションモデルとして多岐に渡り活躍する大友が出演。大友は2017年に公開された住野よる原作の大ヒット映画『君の膵臓をたべたい』で山内桜良(浜辺美波)の親友・滝本恭子役で出演し、これで住野作品には2度目の登場となる。さらに、THE BACK HORNと住野よる本人による、小説と音楽のコラボレーションを紐解く楽曲解説も公開された。音楽から物語に入る方も、一度小説を読み終えた方も、楽曲解説を読んでから音楽を聞けば、異なる視点で作品の世界観を楽しむことができるとのことだ。◆住野よる×THE BACK HORN『この気持ちもいつか忘れる』(OFFICIAL TEASER Part.2)◆解説楽曲(担当)1.ハナレバナレ(山田将司)この小説を作る最初の段階で住野さんが書いたあらすじだけをもとに、物語の結末がどうなるかも分からない段階でこのハナレバナレを制作しました。物語の中で、退屈な日常を過ごすカヤという男の子が異世界に住むチカという少女に抱いた彼自身でも制御できない抑えきれない感情を、ハナレバナレという曲のスピード感と共に情感たっぷりに表現出来たと思います。この楽曲を聴いた住野さんがまたその後に小説を書き足していくという、前代未聞のプロジェクト最初の返球となる楽曲です!心にもっとドキドキを!くそつまんねえ日常をぶち壊したい!!生きているって実感をもっと!もっと!!2.突風(岡峰光舟)雷鳴のようなベースイントロを引き裂いて突風のように吹き抜けるイントロ、色んな葛藤も飲み込んで拡がり踊るサビ。ロックな楽曲になりました。ゴリッとしているのに煌びやかなサウンドもTHE BACK HORNらしさと言えるのではないでしょうか。小説の中でもキーワードの一つになっている「突風」。このワードから想像する色んな感情が楽曲に更なるパワーを与えてくれたと思います。3.君を隠してあげよう(菅波栄純)「君を隠してあげよう」には2人の主人公が出てきます。彼らの、彼らなりの「キズナ」の物語を書きたくて書いた曲です。この曲は単体でも短編のストーリーになっていますが、実は小説の中のある登場人物(と新たなもう1人)のサイドストーリーでもあります。そしてもう一つ、住野さんの作品を通して自分が感じた「優しい距離感」を自分なりに歌詞にしてみた部分もあります。沢山の思いを込めた楽曲なのでじっくり聴いていただけると嬉しいです。4.輪郭〜interlude〜(住野よる)小説と音楽による共作を行っていく過程で、小説の中で楽曲を登場させるというアイデアからTHE BACK HORNの皆さんによって制作されました。物語中では、チカという少女が歌う異世界の曲として登場します。異世界の曲を表現するにあたり、「チカの世界に愛という概念はあるのか」「チカの世界で音楽はどういう風に聴かれているのか」など、情報や価値観をTHE BACK HORNの皆さんと共有しました。チカの声をイメージし、ボーカルは世武裕子さんに担当していただいています。遠い世界を連想させるような幻想的な音楽と世武さんの歌声が素晴らしくマッチしていて、聴く度にチカの世界に思いを馳せられるような一曲となっています。5.輪郭(松田晋二)「輪郭〜interlude〜」は物語に登場するチカという少女が歌うシーンをイメージして制作されたバージョンですが、この「輪郭」はバンドアレンジで、歌詞の世界をより深く構築したフルコーラスバージョンとなっています。住野さんにも作詞で参加していただき、物語の内容と住野よるさん自身とのコラボレーション色がより強い楽曲に仕上がりました。物語中のチカという少女はどんな世界観の歌に惹かれるのか、物語の設定を深く掘り下げると共に、想像を膨らませながら作詞したのが凄く刺激的でした。その歌詞を元に山田がメロディを乗せ、バンドアレンジを経て出来上がった「輪郭」は、命の躍動感と壮大さと儚さが重ね合わさった、まさにTHE BACK HORNらしい楽曲だと思います。物語と行き来しながら何度も噛み締めてほしい一曲です。【リリース情報】●THE BACK HORN 配信E.P『この気持ちもいつか忘れる』 Store ほか主要配信サイト、音楽ストリーミングサービスにて配信中。※音楽ストリーミングサービス:Apple Music、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimited、AWA、KKBOX、Rakuten Music、RecMusic、Spotify、YouTube Music<収録曲>1.ハナレバナレ2.突風3.君を隠してあげよう4.輪郭〜interlude〜5.輪郭【書籍情報】◆住野よる『この気持ちもいつか忘れる』 発売中本体定価:1600円(+税)※10月に刊行の書籍にはCD&プレイパスは付きませんのでご注意下さい。◆住野よる『この気持ちもいつか忘れるCD付・先行限定版』発売中本体価格:1700円(+税)<CD収録内容>THE BACK HORN『この気持ちもいつか忘れる』1.ハナレバナレ2.突風3.君を隠してあげよう4.輪郭〜interlude〜5.輪郭※プレイパスコード付き住野よる×THE BACK HORN 特設サイト:
2020年10月19日1年365日、すべての誕生日に設定されている花を『誕生花』と呼びます。誕生日プレゼントとして贈ったことがある人も少なくないでしょう。また、大きなくくりとして、12か月の各月ごとにも代表的な花が定められています。11月を代表する誕生花は4種類。それぞれがどのような花言葉を持っているのかをご紹介します。11月の誕生花の名前や花言葉は?ガーベラや菊など4種類11月の誕生花は国によって異なりますが、一般的に『シクラメン』『ガーベラ』『菊』『ツバキ』の4種類といわれているようです。それぞれの花が持つ、花言葉の意味や特徴などを見ていきましょう。11月の誕生花①:シクラメン秋から冬にかけて目にする機会が増えるシクラメン。特徴的な花を咲かせて、見る人を楽しませてくれます。シクラメンシクラメンが持つ花言葉は『遠慮・気後れ・内気・はにかみ』。あまり人に贈るような花言葉ではありませんが、白は『清純・思いやり』、ピンクは『憧れ』といった意味があるので喜ばれるかもしれません。ただ、赤いシクラメンは『愛情』という花言葉を持つ一面、『嫉妬』という意味もあるので少し注意が必要です。11月の誕生花②:ガーベラ公園の花壇などで見かけることも多いガーベラ。名前は知らなくても、一度は目にしたことがあるでしょう。ガーベラガーベラが持つ花言葉は『希望・前進・美しさ』といったもの。ガーベラは、黄色やオレンジ、赤やピンクなど、さまざまな色の花を咲かせます。どれもポジティブな花言葉なので、プレゼントにも最適です。手頃な値段なので、花束にもしやすいでしょう。さまざまな人にプレゼントできる花といえます。11月の誕生花③:菊桜と並んで、古くから日本人に愛されてきた菊。菊花紋章(きっかもんしょう)などにも使われる、日本を代表する花の1つでもあります。菊菊が持つ花言葉は『高貴・高潔・高尚』という、気品に満ちたものばかり。ただ、大切な人にプレゼントする場合は、黄色い菊だけは避けたほうがよさそうです。黄色い菊の花言葉は『やぶれた恋』。特別な人に渡すには、ちょっと縁起が悪いかもしれません。11月の誕生花④:ツバキ厚みのある葉や何層にも重なった花弁が特徴的で、古くから日本でも親しまれているツバキ。日本産だけで2千を超える種類があるといわれています。ツバキそんなツバキの花言葉は『控えめな優しさ・謙虚な美徳・誇り』。全体的に控えめな言葉が多いツバキですが、白だけは『完全な美しさ・至上の愛らしさ』とちょっと強気です。ここぞ、という時は白いツバキをプレゼントするといいかもしれません。さまざまな花言葉を持つ誕生花。11月生まれの人にプレゼントする時は、花言葉に注意しながら選んでみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月13日女優の大友花恋(おおとも・かれん)さんが、2020年9月23日にインスタグラムを更新。パジャマ姿の写真がかわいすぎると話題になっています! この投稿をInstagramで見る 10月10日にスタートする、日本テレビ「35歳の少女」林田藤子役で出演します! お楽しみに☺️ (物語が、現代版眠り姫ということで、秋のパジャマでの写真を。 このパジャマが大好きで、おんなじ素材のおんなじ色の、半袖バージョンと長袖バージョンを持っています @goodnightsuit ) #35歳の少女 大友花恋 (@karen_otomo)がシェアした投稿 - 2020年 9月月22日午後9時47分PDT同年10月に女優の柴咲コウ(しばさき・こう)さんが主演するドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系)に林田藤子役で出演する大友花恋さん。物語は10歳で不慮の事故に遭い、25年という長い眠りについた少女を主人公に描いていることから、『現代版眠り姫』としてパジャマショットを投稿したそうです。この写真を見たファンは「かわいすぎる」「おうち感がたまらん」と絶賛。「一緒にパジャマパーティをしたい」といったコメントも寄せています。・なんでそんなにかわいいの!?・癒されるー!ドラマ、絶対に見ます!・パジャマ、似合ってるね。全身も見たいです!大友花恋のインスタにはかわいすぎるショットがたくさん!大友花恋さんのインスタグラムにはキュートな魅力溢れる写真が満載!投稿されるたびにたくさんの『いいね!』が寄せられています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 遅くなってしまいました、、、 いつかのブランチロケのお写真です♀️ 大友花恋 (@karen_otomo)がシェアした投稿 - 2020年 9月月18日午前4時48分PDT この投稿をInstagramで見る 今夜の「坂上&指原のつぶれない店」に出演します! おいしさ満天で幸せでした onepiece #seanewyork accessory #stellarhollywood 大友花恋 (@karen_otomo)がシェアした投稿 - 2020年 9月月12日午後10時22分PDT この投稿をInstagramで見る 今日のブランチもありがとうございましたっ! 大友花恋 (@karen_otomo)がシェアした投稿 - 2020年 9月月11日午後11時43分PDT この投稿をInstagramで見る 太陽☀️ 大友花恋 (@karen_otomo)がシェアした投稿 - 2020年 8月月28日午前1時58分PDT この投稿をInstagramで見る まだ載せてなかったやつ。 #移動 #うさぴょんシリーズおわり! 大友花恋 (@karen_otomo)がシェアした投稿 - 2020年 8月月27日午前12時23分PDT大友花恋ってどんな人?大友花恋さんは、雑誌モデルに応募し、合格したことをきっかけに芸能界入り。そして、現在も所属している芸能事務所『研音』のオーディションを受け、本格的に芸能人として活動をスタートしました。2012年にドラマ『結婚同窓会~SEASIDE LOVE~』(CSフジテレビ)に出演し女優デビュー。それからいくつかのドラマや映画に出演して経験を積み、2015年には映画『案山子とラケット~亜季と珠子の夏休み~』で、女優の平祐奈(たいら・ゆうな)さんとW主演を務めました。最近ではバラエティ番組『王様のブランチ』(TBS系)や『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)などでも活躍。女優やモデル、タレントとして幅広く活躍しています。大友花恋ってどんな人?鈴木福に身長を抜かれ「嬉しいような、さびしいような」[文・構成/grape編集部]
2020年09月30日