アンドリュー・ヘイ監督作『異人たち』よりアンドリュー・スコットとポール・メスカルのインタビュー映像が解禁された。山田太一作の長編小説「異人たちとの夏」(新潮社刊)を、『荒野にて』『さざなみ』のアンドリュー・ヘイが再映画化した本作。この度解禁されたのは、本作で恋に落ちていくアダムとハリーを演じたアンドリュー・スコットとポール・メスカルのインタビュー映像。2人が脚本について、ヘイ監督について、そしてお互いの共演について、ラフな姿勢で明るく朗らかに語っている。スコットが「2人とも心を揺さぶられた。涙が落ちたね」と脚本を読んだ時の気持ちを話し始めると、メスカルは「何度も」と相づちを打ち、穏やかな様子で本作製作の裏側を明かしていく。最初に本作へと向き合った時の印象を「家族同士の関係性が絶妙に描写されていて真実味があるんだ。ラブストーリーの描き方には胸を締め付けられた。そういう部分が印象的だった」と分析するスコットに対し、メスカルはスコットと同じ思いであったことを告げ、「他に類を見ない映画だ」と語る。さらにメスカルは「今までにない映画に初めて挑戦できるのは役者として光栄だね。僕が知る限りでは唯一無二の作品だ」とハリー役に挑んだ想いを吐露している。本作は監督にとって、とてもパーソナルな物語になっているという点に触れつつ、「彼を演じるつもりで臨んだけど…」と話しはじめるスコットだったが、その途端、言葉に熱がこもり過ぎたのか、勢い余ってタイトルボードに肘を打ち付けてしまうハプニングが。「ごめんね」と小声でボードに謝る優しい一面を見せたのも束の間、話を中断させる原因になってしまった物言わぬタイトルボードに思わず八つ当たり。「離れてろ」とボードを隅へと追いやるお茶目な姿を披露している。そんなスコットの様子に笑顔を見せながら笑い声を上げるメスカルの姿もあり、和気あいあいと本作について語り合う貴重な2ショットとなっている。最後に、映画の公開に向けて「僕が感じているのは、人々の心とつながる映画を作れたということだ。誰もが自分を投影できる。一生心の中に残る映画になるはずだ」とメッセージを贈るスコットに続き、メスカルも「ぜひ劇場で観て欲しい。友達とでもいいし、一人でもいいから、できる限り劇場に足を運んでほしいね」と映画公開への期待を寄せたメッセージを投げかけている。『異人たち』は4月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年04月17日ポール & ジョー アクセソワ(PAUL & JOE ACCESSOIRES)から、2024年春夏のプリント「ドリーミング・ジプシー(Dreaming Gipsy)」のアイテムが登場。2024年4月中旬より発売される。ふわふわの雲にちょこんと乗る“ジプシー”柄プリント毎シーズン、ポール & ジョー アクセソワで人気を集める“ネコ”モチーフに、「ドリーミング・ジプシー」柄のアイテムが仲間入り。真っ白な長毛がポイントのペルシャ猫のジプシーが、ふわふわの雲の上にちょこんと座る、愛らしさ満点のデザインに仕上げている。おすすめアイテムは、雨の日にも気分を高めてくれるビニール傘。爽やかな青空カラーをベースに、傘全体にプリントを施した。また、傘の持ち運びにも便利な吸水雨傘カバーも要チェック。スナップボタンを留める位置により、長傘にも折り畳み傘にも対応できる2WAY仕様となっている。柔らかく優しい肌触りのホームウェアもさらに、ポール & ジョーのホームウェアコレクションからも、「ドリーミング・ジプシー」柄のアイテムがラインナップ。長袖シャツとパンツのセットアップ、袖にフリルを配したフレンチスリーブのワンピースとトップス、ロングパンツの4型を用意する。いずれも柔らかく優しい肌触りで、さらっとした着心地が魅力だ。【詳細】「ドリーミング・ジプシー」柄コレクション発売時期:2024年4月中旬予定取扱店舗:全国主要百貨店、専門店、ポール & ジョー公式オンライン、オンラインモールほかアイテム例:・ビニール長傘 3,300円・吸水雨傘カバー 2,200円・メンズボクサー 4,180円(スペシャル缶パッケージ入り)・ガーゼハンカチ 880円・セットアップ 13,750円・ロングパンツ 7,150円・フレンチスリーブワンピース 11,000円・フレンチスリーブトップス 7,150円
2024年04月05日ジェニファー・ガーナーとポール・ウォルター・ハウザーが新作映画で共演することになった。犯罪映画で、タイトルは『Fruitcake』。ふたりが演じるのは、実在するテキサスの夫婦。夫サンディはコリン・ストリート・ベーカリーという歴史ある店で会計士として働いている。だが、サンディと妻ケイは、その店から多額のお金を盗み取っていたのだった。この映画は一度、ローラ・ダーンとウィル・フェレル主演で映画化されるはずだったが実現せず、今の形になった。監督はマックス・ウィンクラー。ガーナーの次回作は、7月公開予定の『デッドプール&ウルヴァリン』。ハウザーの次回作は声の出演をするピクサーの『インサイド・ヘッド2』。文=猿渡由紀
2024年03月14日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)は、2024年バレンタインの「2024 アムール・デュ・ショコラ」出展に向けて、限定ショコラを発売。2024年1月18日(木)から2月14日(水)までの間、ジェイアール名古屋タカシマヤにて販売する。ジャン=ポール・エヴァン「アムール・デュ・ショコラ」限定ショコラ“パリ フォーエバー(PARIS FOR EVER)”をテーマしたジャン=ポール・エヴァンのバレンタインコレクションから、名古屋で開催される「2024 アムール・デュ・ショコラ」限定チョコレートが登場。“パリ”モチーフのボックスに限定ボンボン ショコラをアソートパリの街並みや、象徴的なモニュメントをデザインしたボックスは、6個・8個・12個入りの3種類を用意。定番フレーバーのほか、リップ型ショコラや、ハート型、キュートなベアモチーフなど、目にも楽しめるバレンタイン限定ボンボン ショコラを中心にアソートした。日本の調味料を用いた限定フレーバーもまた、「2024 アムール・デュ・ショコラ」限定フレーバーとなる、日本の調味料をベースにした2つのボンボン ショコラにも注目。「ミソ ルージュ」は、岡崎産の八丁味噌を使用したアーモンドプラリネと、ミルクチョコレートガナッシュをミルクチョコレートでコーティング。一方、「ミリン」は、三河みりんを使ったパートダマンドとビターチョコレートのガナッシュを、ビターチョコレートで包み込んだ1品だ。詳細ジャン=ポール・エヴァン 2024年バレンタイン限定ショコラ販売期間:2024年1月18日(木)~2月14日(水)場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ10階「2024 アムール・デュ・ショコラ ~ショコラ大好き!~ 」メイン会場住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4価格:・ボンボン ショコラ 6個 NAGOYA 3,252円・ボンボン ショコラ 8個 NAGOYA 4,216円・ボンボン ショコラ 12個 NAGOYA 5,940円
2024年01月19日数々の演劇賞に輝いた、『セールスマンの死』(22年)のコンビが再び! 演出のショーン・ホームズと主演の段田安則が、今度はシェイクスピア4大悲劇のひとつである『リア王』に挑む。しかもこの古典的名作を、現代版として新たに創作するという。この大いなる挑戦を前に、段田は今なにを思うのか。その胸の内を探る。今までにないリア王が出来る、そんな希望を抱いて――『セールスマンの死』(22年)に続き、ショーン・ホームズさん演出作品への出演が決定しました。しかも今回はシェイクスピア作の『リア王』です。現在の心境は?もちろん楽しみは楽しみなんですが正直、「大丈夫かな?」という不安もあり、そのふたつの想いが半々といった感じです。『リア王』は30年以上前、蜷川幸雄さんの演出でエドガー役を演じました。それがとても面白く、強烈に残っているのですが、いざ自分がリア王をやるのかと思うと急に怖くなってしまって……。『セールスマンの死』のウィリー・ローマン役もそうでしたが、リア王もまさか自分がやるとは思ってもいなかった役なんです。でも、『セールスマンの死』がありがたいことに好評だったので、今回も自分なりの、今までにないリア王を創り上げればいいのではないか。そんな希望はありますね。――それは演出がショーンさんである、という心強さによるものでしょうか?そうですね。僕の中ではとても大きな存在ですし、『セールスマンの死』の時以上に演出に頼っている、「演出家がなんとかしてくれよ」みたいな感覚はあります(笑)。これまでも外国の演出家の方とは何人かご一緒していますが、中でもショーンさんとは相性が良く、無理なく稽古が進められる方だと思っています。とても明確な演出プランを持ちながらも、それを演者に押しつけるのではなく、柔軟な頭を持って一緒に作っていってくれる。またご本人もとても大らかで、稽古場の雰囲気が非常に心地良い。そういったところも自分に合っているのだと思います。――そんなショーンさんですが、今回は現代版『リア王』に挑戦されようとしているとか。それは僕もとっても楽しみですし、細かい内容はまだ聞いていないので、今から稽古が待ち遠しいです。ショーンさんがすごいのは、名作と言われる戯曲に、また違った面白さを加えられる演出力。そんなショーンさんの斬新な演出に、ぜひ注目していただきたいですね。また演劇が好きな方の中には、それぞれ心に残っている『リア王』というものがあると思うんです。過去の作品と見比べていただくというのも、ひとつの楽しさではないかと思います。――名作だからこその楽しみ方があるのですね。ええ、もう何百年前もから上演され続けている作品なわけですから。しかも今回はそれを、シェイクスピアの本場イギリス出身のショーンさんが演出する。それによってどんな仕上がりになるのか、僕自身とても楽しみです。現代に息づくシェイクスピアを感じてもらえるのでは――タイトルロールのリア王を演じる上では、どういったことが最初の足がかりになりそうでしょうか?明確にこんな感じ、というものがあれば不安も少ないのでしょうが……(苦笑)。でも自分の中でひとつ秘策がありまして、それは一度稽古場で試してみようとは思っています。とはいえ大失敗するかもしれないので、ここでは内緒で(笑)。まぁリア王と言えば立派な、堂々たる人物といったイメージですが、そのままを僕が演じるのは無理があると思っています。だから僕なりの、またちょっと違うアプローチをしていけたらなと。繰り返しにはなりますが、今回は現代版『リア王』ですからね。そこにすがっていきたいです。――演出のショーンさんだけでなく、共演陣にも頼りがいのある面々がそろいましたね。『セールスマンの死』の時もそうでしたが、今回もいい俳優さんばかりなのでとても楽しみです。中でもおじさんふたり(笑)、浅野和之さんと高橋克実さんは、事務所も同じで昔から気心の知れた間柄。ひとりで戦に行くのと、後ろにおふたりがいてくださるのとでは安心感がまったく違いますから。まぁ高橋さんに関しては『海をゆく者』(※23年12月より上演、再々演で高橋のみが初参加)で抜け殻にならないか、そっちのほうが心配ですけど(笑)。大変な作品続きでグッと力をつけてきていると思うので、『リア王』の時にはきっと、僕を凌駕するようなお芝居を見せてくれると思います。PARCO PRODUCE 2024『リア王』出演者。前原滉(中段右端)は、日本で上演されたショーン・ホームズ演出作品すべてに出演している――連続テレビ小説『らんまん』でも注目を集めた前原滉さんは、今回はもちろん、日本で上演されたすべてのショーンさん作品に参加されていますね。前原さんは面白い、いい俳優さんですね。また今回演じるオズワルドっていうのがちょっと嫌な、腹の立つ役で(笑)。前原さんがどう演じていくのかが楽しみですね。――段田さんにとっても大きな挑戦作になると思いますが、この舞台を通して、俳優としてどんなものが得られるではないかと思いますか?『セールスマンの死』の時も、死ぬまで忘れられない作品になったと思いましたが、この『リア王』に関しても、無事に最後までやり遂げられたら、俳優としてひとつ大きな仕事をさせてもらったなという、充実感が得られるのではないかと思っています。――最後に、読者の方へメッセージをお願いします。ショーンさんの演出で、現代に息づくシェイクスピアを感じていただけると思います。頼りがいのある共演者の皆さんと一緒に、一生懸命取り組みますので、ぜひ劇場に足をお運びください。取材・文:野上瑠美子<公演情報>PARCO PRODUCE 2024『リア王』作:ウィリアム・シェイクスピア翻訳:松岡和子演出:ショーン・ホームズ出演:段田安則小池徹平上白石萌歌江口のりこ田畑智子玉置玲央入野自由前原滉盛隆二平田敦子 / 秋元龍太朗中上サツキ王下貴司岩崎MARK雄大渡邊絵理 / 高橋克実浅野和之【東京公演】プレビュー公演:2024年3月8日(金)本公演:2024年3月9日(土)~3月31日(日)会場:東京芸術劇場 プレイハウス【新潟公演】2024年4月6日(土)・7日(日)会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場【愛知公演】2024年4月13日(土)~4月14日(日)会場:刈谷市総合文化センターアイリス大ホール【大阪公演】2024年4月18日(木)~21日(日)会場:Sky シアターMBS【福岡公演】2024年4月25日(木)~26日(金)会場:キャナルシティ劇場【長野公演】2024年5月2日(木)会場:まつもと市民芸術館主ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年01月17日『リコリス・ピザ』のポール・トーマス・アンダーソン監督がメガホンを取る新作映画に、レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、レジーナ・ホールが出演することが分かった。まもなくカリフォルニア州で撮影開始とのこと。「Variety」誌が報じた。新作映画の脚本はアンダーソン監督が手掛け、『リコリス・ピザ』でプロデューサーを務めたサラ・マーフィー、アダム・ソムナーと共に製作も行う。製作スタジオはワーナー・ブラザース。タイトルは未定で内容に関しても明らかになっていないが、関係者によれば予算は約1億ドルで、アンダーソン監督作としてはかなりの額だという。アンダーソン監督は、これまで手掛けた『ブギーナイツ』『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『インヒアレント・ヴァイス』『ファントム・スレッド』『リコリス・ピザ』でアカデミー賞にノミネートまたは受賞歴がある同賞の常連。映画ファンは「キャスト3人の組み合わせがすごくおもしろい。絶対に観る!」とキャスティングに興味を示し、期待の声を寄せている。また、「レジーナがオスカーを獲ることになるの?泣きそう」「レジーナにもちゃんとふさわしいギャラを払ってね!」「ついにレジーナが日の目を見ることになった。うれしい」とレジーナ推しのファンの喜びの声も殺到。レジーナは『最終絶叫計画』シリーズのブレンダ役で知名度を上げた俳優だ。(賀来比呂美)
2024年01月11日ポール・スミス(Paul Smith)から、2023年クリスマスのギフトにもぴったりのアイテムを紹介。カシミヤ100%の上品なロングコートアウターの注目は、カシミヤ100%のロングコートだ。上品な光沢感となめらかな肌触りのカシミヤを用いて、端正な佇まいに仕上げている。ウエストにはリボンが配されており、結び方を変えて様々な着方を楽しむことができる。内ポケットには、シグネチャーストライプをさりげなく配し、遊び心をプラスした。ふんわりフェイクファーのティペットやカラフルな革小物も冬のコーディネートに活躍する小物も充実している。ふんわりとしたフェイクファーのティペットは、首に巻くだけで華やかな印象に。トーンの異なるベージュやブラウンを組み合わせた、カラーブロックが表情豊かな仕上がりだ。また、カラフルなレザーグッズもクリスマスプレゼントにおすすめ。がま口財布には、コーラルカラーや淡いサックスブルー、アイボリーなど上品な色味のスムースレザーを採用。三つ折り部分を開くと柔らかな色彩を組み合わせた「ソフトスプレースワール」モチーフが現れるのがポイントだ。この他、同じく「スプレースワールトリム」モチーフを配した長財布や名刺入れ、パスケースなども揃う。尚、ビジュアルのモデルには蛯原友里が起用されている。【詳細】ポール・スミス 2023年冬 ウィメンズアイテム展開店舗:ポール・スミス 各店舗、公式オンラインショップ・コート 220,000円・ティペット19,800円・名刺入れ 17,600円・長財布 33,000円・がま口財布 28,600円
2023年12月17日シアーシャ・ローナンとポール・メスカルを主演に迎えた、『LION/ライオン25年目のただいま』のガース・デイヴィス監督が贈るAmazon Original Movie『もっと遠くへ行こう。』が、2024年1月5日(金)より240を超える国と地域のPrime Videoにて独占配信開始されることになった。本作は、2065年の近未来の世界を舞台に、結婚とアイデンティティについて描いた心を揺さぶる作品。ヘン(シアーシャ・ローナン)とジュニア(ポール・メスカル)の夫婦は、ジュニアの家系が代々受け継いできた人里離れた土地で静かに農業を営んでいたが、招かれざる見知らぬ男(アーロン・ピエール)が驚くべき提案を携えて彼らの前に現れたとき、彼らの静かな生活は一変する。見知らぬ男は、「平凡な生活を望むのか、何か特別なものを望まないのか」と語り、ジュニアが宇宙への移住要員候補に選ばれたことを告げる。ジュニアは「飛行機にすら乗ったことがない」と一笑に付すが、さらに驚くべきことに、この提案は夫のジュニアのみに出されたもので、しかもジュニアが宇宙にいる間はジュニアの“代わり”を家に置くというものだった――。新しい世界での生活、夫婦の関係、そして個人のアイデンティティについて考えさせられるこのSFスリラードラマである本作は、魅惑的な映像と人類(そして人工人類)の本質に関する探究であり、遠くない未来に一筋の光を投げかける映画となっている。妻ヘン役には『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などでアカデミー賞4度(主演女優賞3度、助演女優賞1度)ノミネートを誇るシアーシャ・ローナン。夫ジュニア役に『aftersun/アフターサン』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたポール・メスカル。ジュニアに驚くべき提案をする見知らぬ男テランス役にAmazon Originalドラマ「地下鉄道~自由への旅路~」のアーロン・ピエールが集結。原作者は、デビュー小説「もう終わりにしよう。」がチャーリー・カウフマン監督で映画化されたベストセラー作家イアン・リードで、2作目の小説となる本作の映画化では脚本・製作総指揮も兼務。監督・製作・脚本は『LION/ライオン25年目のただいま』のガース・デイヴィス。プロデューサーには『英国王のスピーチ』でアカデミー賞作品賞を受賞し、『LION/ライオン』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でもアカデミー賞作品賞にノミネートされたイアン・カニング&エミール・シャーマン。デイヴィス監督は本作に関して、「この映画は物語がどこに向かっていくのか本当に分からないミステリーになっている。あなたが物語を追っているつもりで観ていても、実は本当の物語は全く違うものになっているのです」とコメントしている。『もっと遠くへ行こう。』は2024年1月5日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2023年11月21日アディダス オリジナルス(adidas Originals)から、ショーン・ウェザースプーン(Sean Wotherspoon)とのコラボレーションスニーカー「SW ガゼル インドア (SW GAZELLE INDOOR)」が登場。2023年11月17日(金)より、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿、アディダス ブランドセンター 新宿などにて発売される。ショーン・ウェザースプーンとのコラボスニーカー再びロサンゼルスを拠点に、デザイナーなどとして活動するショーン・ウェザースプーン。「SW ガゼル インドア」は、2020年8月に行われた第1弾に続き、2度目となるコラボレーションスニーカーだ。70年代に誕生したアディダスのスニーカー「ガゼル(Gazelle)」のクラシックなシルエットをベースに、ショーン・ウェザースプーンならではの色彩とディテールにより、コンテンポラリーなアレンジを加えた。「ガゼル」を刺繍入りアッパーでアレンジ目を引くのは、天然素材の麻を使用したカレッジグリーンの鮮やかな色のアッパー。全面に特徴的なホワイトの刺繍をあしらい、ヒール部分にはマゼンタのアクセントを加えている。またタグには“HEMP”のピスネーム、ヒール部分にはショーン・ウェザースプーンの“SW”ロゴをデザイン。シグネチャーのガムソールやスリーストライプスといったアイコニックなシグネチャーはそのままに、コラボレーションならではの個性が光る1足に仕上げた。詳細「SW ガゼル インドア」20,900円発売日:2023年11月17日(金)※CONFIRMEDアプリでは11月17日(金)16:30まで抽選を受付。17:00より順次当選発表販売店舗:アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿、アディダス ブランドセンター 新宿、アトモス、CONFIRMEDアプリ【問い合わせ先】アディダスお客様窓口TEL:0570-033-033(土日祝のぞく 9:30〜18:00)
2023年11月16日パイロットから、ポール & ジョー(PAUL & JOE)のステーショナリーライン「ポール & ジョー ラ・パペトリー」とのコラボレーション文房具が登場。2023年11月27日(月)より数量限定発売される。パイロット×ポール & ジョーのコラボ文房具“ヌネットやテディベア”を描いた多色・多機能ペンパイロットとポール & ジョー ラ・パペトリーによる2回目のコラボレーションとなる今回は、3種の文房具をリリース。まず最初に注目したいのは、ボディとレフィルを自由に選べる4色タイプの多色・多機能ペン「ハイテックCコレト」だ。コラボレーションでは、ポール & ジョーのアイコニックなクリザンテームを落とし込んだ花柄をホワイト、ピンク、ブルーの3色で展開するほか、猫のヌネット柄とチャーミングなテディベアデザインを用意する。レフィル10色セットまた、「ハイテックCコレト」のレフィル10色セットも、コラボレーション限定のスペシャルなデザインで登場。透明のスライドレバーに、クリザンテームまたはテディベアを描いた。透明ポケット付きノートさらに今回は、A5サイズのノートも展開。中に入れた物が見えて取り出しやすいスライドジッパータイプの透明ポケットが付いたカバーに、5mm幅の方眼ノートを合わせた。柄は「ハイテックCコレト」と同様に、クリザンテーム、ヌネット、テディベアの3種が揃う。【詳細】発売日:2023年11月27日(月)取扱店舗:全国有名文具店、百貨店および量販店商品:・ハイテックCコレト 330円・ハイテックCコレト専用ケース入りレフィル10色セット 1,870円ボール径:0.4mm(超極細)インキ:水性バイオポリマーインキインキ色:レッド、ピンク、オレンジ、アップルグリーン、グリーン、クリアブルー、ブルー、バイオレット、ブラウン、ブラック・カバー付きA5ノート 1,760円※すべて数量限定【問い合わせ先】パイロットコーポレーション お客様相談室TEL:0120-281610
2023年11月10日ポール・ラッドとジェナ・オルテガが父娘役で共演することになった。タイトルは『Death of a Unicorne』。今作で監督デビューするアレックス・シャーフマンの書き下ろし作品だ。週末旅行に出かける途中、父娘はユニコーンを車で跳ねて殺してしまい、父の上司がこの動物を金儲けに利用できないかと企むという物語らしい。上司役はリチャード・E・グラントが演じる。ほかにウィル・プールター、ティア・レオーニ、アンソニー・キャリガンらが出演する。俳優組合がストライキをしている相手であるスタジオ、配信会社がかかわっていないため、撮影はこの夏に始まり、終了した。公開予定時期は未定。ラッドの最近作は、声の出演をした『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』。オルテガの最近作は『スクリーム6』。文=猿渡由紀
2023年11月03日ポール & ジョー(PAUL & JOE ACCESSOIRES)から、2023年秋冬の新作バッグやポーチが登場。“ツイード”バッグやマフラーポール & ジョー アクセソワが2023年秋冬シーズンに提案するのは、猫の「ヌネット」の刺繍が施された煌めくラメツイードのアイテム。しっかりとマチが付いたポーチや、チェーンショルダーストラップが付いたバッグ、バニティポーチとの2WAYで楽しめるバニティバッグを用意する。カラーは、ブラックとミントの2色からセレクトできる。また、ツイードに猫モチーフのチャームを施した帽子とマフラーも展開。マフラーは、ふわふわのフェイクファーとツイードがリバーシブルになっているので、その日のスタイリングに合わせて楽しめる。【詳細】ポール & ジョー アクセソワ 2023年秋冬新作アイテム発売時期:バッグ類 2023年8月下旬~、マフラー 9月初旬~、帽子 9月末~10月より順次取扱店舗:全国百貨店、専門店、他アイテム:・ツイードミニショルダーバッグ 8,250円サイズ:約W19.5×H17×D9cm、チェーンショルダー長さ 107cm(取り外し不可)・ツイードポーチ 4,400円サイズ:約W15×H10×D8cm・ツイードバニティバッグ 8,030円サイズ:約W16×H13.5×D11.5cm、チェーンショルダー長さ 約113cm(取り外し可)・チャーム付きツイードバケットハット 3,960円・チャーム付きツイードベレー帽 3,630円・フェイクファー×ツイード リバーシブルマフラー 4,400円【問い合わせ先】ワグ インクTEL:03-5791-1501
2023年11月03日ポール・スミス(Paul Smith)と、イギリスのロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」のコラボレーションによるTシャツ&限定盤レコードが登場。2023年11月3日(金・祝)より、ポール・スミス渋谷店ほかで数量限定で発売される。ポール・スミス×ザ・ローリング・ストーンズポール・スミスと、イギリスの伝説的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」とのコラボレーションが実現。ザ・ローリング・ストーンズの18年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』の発売に合わせて、コラボレーションTシャツと限定盤レコードを展開する。シグネチャーストライプ柄の“Lips and Tongue”ロゴコラボレーションTシャツは、2型を用意。中でも、ザ・ローリング・ストーンズを象徴する“Lips and Tongue”ロゴをあしらったTシャツに注目だ。舌部分をポール・スミスのシグネチャーストライプ柄にアレンジし、コラボレーションならではのデザインに仕上げた。また、限定盤レコードのアートワークを施したTシャツもラインナップ。アートワークは、『ハックニー・ダイアモンズ』がロンドンイーストエンドのスラングで「割れたガラス」を意味することから、フォトグラフィックプリントにて表現したものとなっている。限定盤レコードも特別なデザインでさらに、限定盤のレコードスリーブには、バンドのシグネチャーカラーである赤と、ポール・スミスの特徴的な手書きの文字でバンド名とトラックリストを記載。レコード本体には“Lips and Tongue”のロゴに、ポール・スミスのシグネチャーストライプを組み合わせたステッカーが付属する。【詳細】ポール・スミス×ザ・ローリング・ストーンズ発売日:2023年11月3日(金・祝)展開店舗:ポール・スミス渋谷店、ポール・スミス公式オンラインショップ※限定盤レコードはポール・スミス渋谷店のみの展開。※数量限定につき、無くなり次第終了。価格:・シグネチャーストライプ Tongue Logo Tシャツ 17,600円・“ハックニー・ダイアモンズ”Tシャツ 17,600円
2023年11月03日ジミー チュウ(JIMMY CHOO)とジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)によるコラボレーションシューズが登場。ジミー チュウ / ジャンポール・ゴルチエジミー チュウとジャンポール・ゴルチエによるコラボレーションコレクションでは、両者のアイコニックなコードを融合させたシューズを、充実のラインナップで展開。タトゥープリントのパンプスまず最初に注目したいのは、ジャンポール・ゴルチエの1994年春夏コレクション「Les Tatouages」から着想を得たシューズ。パンプスやオーバーニーブーツをキャンバスに、コラボレーションのために考案されたタトゥーアートワークをあしらった。“コルセット風”レザーシューズジャンポール・ゴルチエのトレードマークである、コルセットのデザインを落とし込んだスリングバックシューズもラインナップ。ホワイトやシルバーのレザーシューズに加え、デニム素材のものも取り揃える。ビッグベン&エッフェル塔を表現スムースレザーを使用したポインテッドトゥシューズは、2つのブランドの本拠地にある建築物をモチーフにしたヒールデザインが印象的。片方にはロンドンのビッグベン、もう片方にはパリのエッフェル塔をレーザーアートで表現した。メタリックチェーンを添わせた「Bing」ジミー チュウのアイコンシューズ「Bing」は、ジャンポール・ゴルチエが展開する個性的なジュエリーから着想を得てアップデート。フロントからヒールを包み込むように、太めのメタリックチェーンを添わせた。2WAY仕様のニーハイブーツニーハイブーツは、2WAY仕様のユニークなシューズ。そのまま着用すればレザーのニーハイブーツとして、履口を折り返してデニムプリントを表に見せればミッドカーフブーツとして楽しめる。【詳細】ジミー チュウ / ジャンポール・ゴルチエ発売日:2023年10月18日(水)~順次展開取扱場所:・10月18日(水)~:ジミー チュウ表参道店、公式オンラインブティック・10月25日(水)~10月31日(火):伊勢丹新宿店2階 婦人靴/プロモーション 期間限定ストア・11月1日(水):全国の主要店舗アイテム例:・Jimmy Choo X Jean Paul Gaultier Pump 60 130,900円・Jimmy Choo X Jean Paul Gaultier Corset 147,400円・Jimmy Choo X Jean Paul Gaultier Wedge 110 328,900円・Jimmy Choo X Jean Paul Gaultier Bing 90 328,900円・Jimmy Choo X Jean Paul Gaultier Cuff Over The Knee Boot 90 310,200円【問い合わせ先】ジミー チュウTEL : 0120-013-700
2023年10月26日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)より、クリスマスシーズンに向けた「ノエル アドヴェント コレクション」が登場。2023年11月1日(水)から12月25日(月)まで、全国のジャン=ポール・エヴァン店舗にて販売される。“パリ・オペラ座の夜”を描いたクリスマスショコラ<パリ フォーエバー(PARIS FOR EVER)>がテーマの「ノエル アドヴェント コレクション」の中でも注目は、クリスマスまでの日数をカウントダウンするアドべントカレンダー「カランドリエ ドゥ ラヴァン」。パリを象徴するモニュメントのひとつであるオペラ座の夜を描いたパッケージとなっており、建物や夜空を背景とした窓を開けると、ショコラが現れる。クリスマスギフトにおすすめの詰合わせアドべントカレンダーと同様のデザインを採用した限定ミニボックスに入って展開されるのは、「プティ カド ノエル アソルティ」。マロン グラッセや焼き菓子、キャラメルなどをアソートしている。また、毎年人気の「マロン グラッセ」6個と期間限定のボンボン ショコラ「コロンビィ」を含むボンボン ショコラ24個を詰合わせた「グラン アソルティモンノエル」、「マロン グラッセ」4個とボンボン ショコラ9個を詰合わせた「プティ アソルティモン ノエル」も揃う。リッチなビターの味わい「クグロフ ショコラ」さらに、アーモンドとチョコレートをたっぷりと使用したクグロフをビターチョコレートでコーティングした「クグロフ ショコラ」もラインナップ。コレクションテーマの<パリ フォーエバー>のもと、雲のデコレーションを飾っている。【詳細】ジャン=ポール・エヴァン「ノエル アドヴェント コレクション」販売期間:2023年11月1日(水)~12月25日(月)取扱店舗:全国のジャン=ポール・エヴァン店舗、ジャン=ポール・エヴァン公式オンラインストアアイテム例:・カランドリエ ドゥ ラヴァン 15,660円※11月1日(水)~予約開始、11月25日(土)より商品受け渡し。・ボンボン ショコラ 20個 イヴェール 7,839円・プティ カド ノエルアソルティ 3,554円・グラン アソルティモン ノエル 13,917円・プティ アソルティモン ノエル 6,956円・マロン グラッセ 8個 6,405円・ショコラ スリーズ オール 9個 4,018円・ドーム ショコラ フランボワーズ 1,485円・クグロフ ショコラ 4,374円※11月1日(水)~12月25日(月)までの限定商品
2023年10月23日ポール・スミス(Paul Smith)は、ブランドの代名詞である「シグネチャーストライプ」をフィーチャーした展覧会「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE, UNFOLDED」を2023年10月5日(木)から10月15日(日)まで東京・原宿のバンク ギャラリー(BANK GALLERY)で開催する。入場は無料だ。ポール・スミスの「シグネチャーストライプ」の魅力に迫る展覧会ポール・スミスの「シグネチャーストライプ」は、70年代に最初のショップをオープンして以来、“classic with a twist (ひねりのあるクラシック)”というポール・スミスの哲学を体現するアイコンとして現在まで親しまれてきた。一見シンプルなストライプだが、実際はデザインと制作の両面で非常に複雑な工程を経て製品化されている。プレミアムな素材やクラシックなアイテムに趣向を凝らした手法で取り入れられ、ポール・スミスが誇るクリエイティブのイノベーションとオリジナリティを象徴している。「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE, UNFOLDED」では、「シグネチャーストライプ」の過去と現在を紐解く様々なインスタレーションを用意。アーカイブピースや、イギリスとアメリカを旅してきた「シグネチャーストライプ」の気球の展示に加えて、デザイナー本人が登場する映像の上映、「シグネチャーストライプ」を体感できるフォトブースなどを設置する。併設ショップでは、数量限定アイテムや2023年秋冬の新作を発売地下1階のショップでは、会場先行発売となる数量限定アイテムを発売。さらに、「シグネチャーストライプ」があしらわれた2023年秋冬コレクションのメンズ、ウィメンズアイテムを多彩に揃える。【詳細】「ポール・スミス ストライプを紐解く ーSTRIPE, UNFOLDED」※予約制会場:東京都渋谷区神宮前6-14-5 バンク ギャラリー期間:2023年10月5日(木)~10月15日(日)営業時間:11:00~20:00(19:30最終入場)※5日(木)は12:00~20:00(19:30最終入場)、15日(日)は11:00~16:00(15:00最終入場)※入場無料来場予約:ポール・スミスLINE公式アカウントにて受付
2023年10月08日ポール & ジョー アクセソワ(PAUL & JOE ACCESSOIRES)から、2023年秋冬の新作レッグウェアコレクションが登場。ルームソックスやルームスリッパなどが全国の百貨店ほかにて発売される。猫の“ヌネット”の新作レッグウェア秋冬シーズンに向けて、足元を温めてくれるレッグウェアアイテムがラインナップ。たとえば、猫の“ヌネット”のフェイスデザインのルームソックスは、履き口にファーをあしらい、内側はパイル編みにすることでふわふわの履き心地に。つぶらな瞳でこちらを見つめる“ヌネット”がキュートな1足だ。また、同じくルームソックスからは、チェック柄の隙間からヌネットが覗くデザインや、ディープグリーンカラーにテディベアのイラストをあしらったデザインなどが展開される。さらに、ルームシューズシリーズから展開されるまるで“ふわふわのぬいぐるみ”のような“ヌネット”がポイントのルームスリッパに注目。ふんわりと丸みのあるフォルムに、立体的な耳を付けたデザインが目を惹くアイテムだ。このほか、定番デザインの“ヌネット”のルームスリッパには、ピンクとココアブラウンの2色が仲間入りする。【詳細】ポール & ジョー アクセソワ 2023年秋冬新作レッグウェアコレクション取扱店舗:全国の百貨店、専門店ほかアイテム:・「スウィンギング ヌネット」柄 ルームソックス 2,420円・「マイスウィート テディベア」柄 ルームソックス 1,980円・「ヌネット」柄 ルームソックス 3,080円・「ヌネット柄」 ルームスリッパ 3,080円・ヌネット ルームスリッパ 5,390円【問い合わせ先】ワグ インクTEL:03-5791-1501
2023年10月01日チカ キサダ(Chika Kisada)がミラ・ショーン(mila schön)のアーカイブを着想源に手がけるカプセルコレクション「ミラ ショーン バイ チカ キサダ(mila schön by chika kisada)」に、2023年秋冬の新作が登場。2023年9月16日(土)より発売される。70’sに着想したミラ ショーン バイ チカ キサダ2023年春夏より始動した「ミラ ショーン バイ チカ キサダ」は、イタリアのファッションブランド「ミラ・ショーン」のアーカイブに着想し、チカ キサダが展開するカプセルコレクションだ。2023年秋冬では、表現が多様化し、開放的なムードに溢れた1970年代に着想したジャケットやワンピース、コートなどを取り揃える。レースアップを取り入れたチェックジャケットシングルブレストのテーラードジャケットは、1970年代のボヘミアンムードを感じさせる、レースアップを取り入れた1着。ショルダーからスリーブにかけて大胆なスリットを入れ、レースアップで仕上げた。素材には、チェック柄のシェットランドウールを採用し、クラシカルな表情に仕立てている。また、セットアップで着用できるストレートパンツも用意する。サイケデリック柄のワンピースロングスリーブのワンピースは、サイケデリックなオリジナル柄で。ネック周りやスリーブを異なる素材で切り替えるなど、豊かな表情を示す1着に仕上げている。リバーウールのハーフコートオーバーサイズのハーフコートは、ミラ・ショーンを代表する素材のひとつ、表裏で2枚のファブリックを組み合わせた「リバーウール」を用いた1着。ブラウンとブルーをそれぞれの面に採用した、リバーシブルで着用できるコートとなっている。表参道で期間限定ストアを開催2023年9月16日(土)から24日(日)まで、東京・表参道では、ミラ ショーン バイ チカ キサダの期間限定ストアを開催。上記をはじめとする、2023年秋冬のアイテムをフルラインアップで取り揃える。詳細ミラ ショーン バイ チカ キサダ 2023年秋冬発売日:2023年9月16日(土)展開アイテム例:・チェックジャケット 154,000円・チェックパンツ 58,300円・サテンプリントワンピース 107,800円・リバーウールコート 176,000円・ダブルニードルファーコート 107,800円■ミラ ショーン バイ チカ キサダ 期間限定ストア期間:2023年9月16日(土)〜24日(日)場所:ZeroBase表参道住所:東京都港区北⻘山 3-5-22
2023年09月14日ポール・スミス(Paul Smith)は、東京・原宿のバンク ギャラリー(BANK GALLERY)にて、期間限定イベント「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE,UNFOLDED」を、2023年10月5日(木)から10月15日(日)まで開催する。「シグネチャーストライプ」に着目した期間限定イベントポール・スミスのマルチカラーが目を惹く「シグネチャーストライプ」は、デザイナーのポール・スミスが70年代に最初のショップをオープンして以来、ポール・スミスの代名詞であり、“ひねりのあるクラシック(classic with twist)”というポール・スミスの哲学を体現するアイコンとして親しまれている。現在では、よりプレミアムな素材やクラシックなアイテムに、意外性のあるディテールとして用いられており、職人技を駆使した幅広いアイテムを彩っている。「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE,UNFOLDED」は、そんな一見シンプルなストライプでありながら、デザインと制作の両面で複雑な工程を経て製品化される「シグネチャーストライプ」にフォーカスした期間限定イベント。会場では、様々なインスタレーションを通して「シグネチャーストライプ」の過去と現在を紐解くことができる。また、アーカイブピースやデザイナー本人が登場する動画に加えて、イギリス、アメリカを旅してきた「シグネチャーストライプ」の気球や、「シグネチャーストライプ」を体感できるフォトブースなど、「シグネチャーストライプ」を余すことなく堪能できるイベントとなっている。併設ショップでは先行発売の限定&23年秋冬新作アイテム販売なお、B1階に併設するショップでは、会場先行発売となる数量限定アイテムのほか、「シグネチャーストライプ」をあしらった2023年秋冬シーズンのメンズ、ウィメンズアイテムを多彩なラインナップで販売する。【詳細】「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE, UNFOLDED」期間:2023年10月5日(木)~10月15日(日)会場:バンクギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前6-14-5営業時間:11:00~20:00(19:30最終入場)※10月5日(木)のみ12:00~20:00(19:30最終入場)※10月15日(日)は11:00~16:00(15:00最終入場)入場料:無料※来場の予約は9月22日(金)よりポール・スミスLINE公式アカウントにて受付開始
2023年09月07日ポール & ジョー アクセソワ(PAUL & JOE ACCESSOIRES)から、2023年秋冬の新作プリント「スリーピング・キャット(Sleeping Cat)」のアイテムが登場。“すやすや眠るネコ&小花”の新プリント毎シーズン、ポール & ジョー アクセソワで人気を集める“ネコ”モチーフに、新プリント「スリーピング・キャット」が仲間入り。スヤスヤと気持ちよさそうに眠るネコと、ブランドらしい可憐な小花を一緒に描いた“大人かわいい”デザインに仕上げているのが特徴だ。おすすめアイテムは、シックな表情の人工革を使用した「シンセティックレザーシリーズ」の財布とバッグ。いずれもネコと小花をパステルカラーの糸で刺繍した上品なデザインがポイントで、その内側にはオリジナルのフラワープリントも組み合わせている。カラーはベージュとネイビーの2色を用意。ハンカチや靴下もまた、ちょっとしたギフトにもぴったりな小物アイテムも登場。パイル部分にオーガニックコットンを使用したタオルハンカチや、表糸綿100%素材を使用したソックスなどが展開される。【詳細】「スリーピング・キャット」柄コレクション発売時期:2023年8月展開:全国百貨店、専門店、他アイテム例:・ソックス 1,870円・ショルダーバッグ 13,200円・口金財布 10,450円・ラウンド長財布 12,100円・タオルハンカチ 880円
2023年09月07日シアーシャ・ローナン(『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』)、ポール・メスカル(『aftersun/アフターサン』)主演『Foe(原題)』の予告編が公開された。今作はイアン・リードの同名小説(邦題:もっと遠くへ行こう。)を原作として、『LION/ライオン ~25年目のただいま~』のガース・デイヴィス監督が映画化。脚本はリードとデイヴィスが共同執筆している。舞台は2065年の近未来。人里離れた農場で静かに暮らしている夫婦のヘン(シアーシャ)とジュニア(ポール)は、ある日訪ねてきた見知らぬ男(アーロン・ピエール)によってその関係が一変することになる。ある驚くべき提案を夫婦に持ちかけた男は、「平凡な人生を生きたいか?それともなにか特別なもの、ユニークなものの一部になりたくないか?」と2人に問う。しかし、その提案は夫婦にではなく、ジュニアだけへのものだった。男はジュニアが提案を受け入れた場合、ヘンを一人にしないように「代わりを用意する」というが、ジュニアは「妻と一緒に暮らすロボットなんていらない!」と拒否し…。映画ファンは「映画化されるなんて知らなかったけれど、数か月前に原作を読んでおいて本当によかった!大好きな2人が出演するなんて楽しみで仕方ない」「アイルランドが誇る最高の俳優2人だよ!」「なにがあっても観る」と期待を寄せている。『Foe』は10月6日全米公開予定。(賀来比呂美)
2023年08月25日『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』よりマドンナ出演シーンの本編映像が解禁された。本作は世界的なファッションデザイナー、ジャンポール・ゴルチエの半生を描いたランウェイ・ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」の舞台裏に迫ったドキュメンタリー。本日8月16日はゴルチエと旧知の仲であり、ポップス界の女王マドンナの誕生日。それを記念してマドンナの出演シーンが解禁となった。今年で65歳となる彼女は、40年以上に渡って音楽界の第一線で活躍し続け、それと同時に世界的なファッションアイコンとしても君臨してきた。そんなマドンナの衣装を手掛けてきたゴルチエ。なかでも有名なのが、1990年のワールドツアーの「ブロンド・アンビション・ツアー」でマドンナが身に纏った「コーンブラ」だ。女性のパワーと解放の象徴としてデザインされたこのアイテムは、フェミニズムやジェンダーフリーをいち早く謳い上げたゴルチエの先見性と共に、いまでも伝説的に語り継がれている。この度解禁されたシーンは、2018年のメットガラ(Met Gala)に登場した際の映像。メットガラはニューヨークのメトロポリタン美術館で毎年開催されているファッションの祭典であり、その年は「カトリック」がテーマだった。ゴルチエはマドンナのために十字架やベールと調和した黒のドレスをデザインし、自らは神父風の衣装に身を包んだ。映像では、2人が控室で談笑しながら衣装合わせを行っている様子が映し出され、それと同時にマドンナとの出会いについて語るゴルチエのナレーションが流れる。ゴルチエは「(マドンナには)デビュー当時から注目していた。英国人だろうと思ったよ。服選びが上手だからね」と冗談交じりに語る一方で、「彼女のスタイルは、僕の感性にとても近い」、「類まれな人物だ」と彼女に対して最大の賛辞を送っている。マドンナといえば、急病による緊急搬送の影響で、7月のワールドツアーの延期が発表されたが、延期が決まる前には、彼女がコーンブラの写真をInstagramに投稿していた。23年ぶりにステージ上で再びコーンブラが披露されるのではないかとの報道もあり、いままさに、マドンナの今後の動向に大きな注目が集まっている。本編では伝説的な衣装の裏話やマドンナとのエピソードについても明かされている。『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』は9月29日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月16日ジャンポール・ゴルチエの半生を描いたランウェイ・ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」の舞台裏に迫るドキュメンタリーの邦題が『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』に決定し、予告編とポスタービジュアルが解禁された。ジャンポール・ゴルチエ自らが企画・脚本・演出を手掛けた自伝的ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」。2018年のパリ公演を皮切りに、今年5~6月には日本公演も開催され、全世界で35万人を動員した大人気公演だ。本作は、その裏側に2年間も密着して作り上げられたドキュメンタリー。このたび解禁された予告編は、「子どもの頃の夢はショー(を創り上げること)だった。夢をかなえる時がきた」というゴルチエのセリフから始まる。煌びやかなショーの世界に憧れた少年は、やがて世界的なファッションデザイナーとなり、そのキャリアの集大成として自らの人生を舞台化することになった。実際にパリコレを飾ったオートクチュールを纏うダンサーたちの姿や、本番に至るまでの壮絶なレッスン、ゴルチエのデザイン画を基に繊細かつ緻密にドレスを創り上げていく衣装スタッフ、また、本番ぎりぎりまで修正を重ね、一切の妥協を許さないゴルチエの姿など、ステージの裏側で渦巻く創造の喧騒が映し出されていく。また、本作はミュージカルで表現されたゴルチエの半生が、本人の口から改めて語られる貴重な映像資料でもある。「ファッション・フリーク・ショー」を未見の人も、彼の比類なき創造性と仕事術、そして周囲を気遣う人間性を知ることができる作品となっている。ゴルチエのファッションに興味のある人はもちろん、ファッション業界に携わる人は特に必見だ。併せて解禁されたポスタービジュアルは、「ゴルチエの本当の物語を知りたい?」というキャッチに加え、彼の代名詞ともいうべきマリンボーダーが印象的なデザイン。ゴルチエを囲むように散りばめられているのは、彼の人生を彩ってきたアイテムや人物たち。まさに、ゴルチエの人生を体現するかのようなビジュアルとなっている。『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』は9月29日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月27日8月より開幕するPARCO劇場開場50周年記念シリーズ『桜の園』の演出家ショーン・ホームズが、7月12日(水) 明治大学にて特別講演会を実施した。『桜の園』は、ロシアの劇作家アントン・チェーホフが1903年に執筆、翌年に初演された作品。今回の公演では、台本はサイモン・スティーヴンスが現代の俳優が語るにふさわしい軽妙な台詞に書き換え、『セールスマンの死』を新たな解釈で魅せたショーン・ホームズがその演出手腕で『桜の園』を立ち上げる。特別講演の進行は明治大学文学部演劇学専攻教授の井上優、聞き手は文学部英米文学専攻教授の野田学、通訳は時田曜子。講義中盤からは『桜の園』出演者もスペシャルゲストとして参加。大学生トロフィーモフ役の成河、明治大学卒業生の天野はなの二人が登壇した。講義テーマは「演出家ショーン・ホームズのインスピレーション~古典演劇を現代に甦らせる~」。明治大学の学生のほか、『PARCO STAGE』でも公募し、中学生・高校生も含め幅広い年代の方も多数参加し関心度の高さがうかがえる。まず井上から、演劇の世界に入ったきっかけや演出家という道にたどり着いた経緯を問われたショーンは、丁寧に自身のヒストリーを話し始めた。その中で語った、舞台演出家という仕事の魅力について「見事な頭脳を持つ素晴らしい俳優の皆さんと共に時間と空間を共にして、作家の脳内を覗き込み、ビジョンを見つめることができる光栄な仕事。他のアーティストたちとできるだけ対話を持ち、コラボレーションしながら協働することで、自分自身、一人の人間として世界の現実に直面し、直視し、対面し、対抗し、考えることができる。人生の時間の過ごし方としては悪くないなと思っている」という言葉が印象的だった。野田から、2022年にショーンが演出したアーサー・ミラー『セールスマンの死』と同様に、近代古典の名作であるチェーホフ『桜の園』を日本のカンパニーでどのように作ろうとしているのかという核心に触れる質問が投げ掛けられると、「グッド・クエスチョン!」とショーンの目が輝く。1990年代半ばに伝統的な『桜の園』を上演する著名なプロダクションでアシスタントディレクターを務めたショーン自身、当時のことが頭から離れなかったという。だからこそ今回あらためて、きちんと戯曲と向き合ったと吐露した。「この戯曲には権力を巡る葛藤、戦いが描かれていると感じ、チェーホフの描いたキャラクターたちの持つ攻撃性や激しさを、日本の俳優たちが表現できる環境や世界というものを舞台上に作らなければいけないと思った。そのきっかけになったのは、ドラマトゥルクでジャーナリストの友人、エストニア人のイーロー・エプナーが共有してくれた、エストニア・リトアニア・ラトビアの諜報機関のトップへのインタビュー記事。それを読んで、権力そして自分の目的を追求することが、いかにそのロシアの文化、社会の中心にあるかということが分かった。暴力性を用いるということを厭わない社会性、文化性がある。そこで、この『桜の園』は登場人物にとってのバトルフィールド、つまりその戦場で人々が力をめぐって争っている姿が見えた」と、今回の演出コンセプトにまで話が及ぶ。そこで成河と天野も登壇。ロシア人であるチェーホフの戯曲をイギリス人であるサイモン・スティーヴンスがアダプテーションしたものを、広田敦郎が日本語に翻訳。その台本をイギリス人のショーンが日本人の俳優たちに演出をつけるという構図の中にいる二人に、「ぜひ稽古の様子を」と井上が促すと、「ショーンの稽古場は民主的で、お互いフェアでイーブンな関係でいるために徹底されていると思う」と成河。「ショーンさんが信頼しているサイモンさんの台本を日本語に翻訳した台本を皆で共有して創るのが良いと思った、と仰ったショーンさんが頼もしく、それが良い方向に作用しているように思う」と天野がつづけた。さらに井上から「チェーホフの戯曲は、ディスコミュニケーションがひとつのテーマ。稽古ではその表現をコミュニケーションするという矛盾した要求があると思うけれど、どのように解決しているのか」と問われると、「どの役も他人の話を聞かずに、自分の主張を好き勝手言っている。それぞれが役にきちんと向き合っていくと、こういう人はどこの国にもいる、という人物に成っていくので、敢えてディスコミュニケーションをデザインすることを考えなくても、きちんと劇として成立していくと思う。だからストレートに演技をするのみ」と力強く答える成河。つづけて、ショーンが「コミュニケーションが不全であることは、一人ひとりが一生懸命にコミュニケーションしようとするところから生まれる。つまり、それぞれが自分の視点から物事を伝えようとし、自分の目的を追求しようとしているから。それが相手に作用しないだけというのも相手も同じことをしているから」と話した。重ねて、「稽古をしていると、そのコミュニケーションがうまくいかない状態が本当に面白くて、一人で台本を読んでいる時には到底想像できなかったようなところが見えてきて、それがどうしようもなく愛しく思える瞬間が生まれる」と天野。高揚した天野が「ショーンさんの稽古は本当に面白くて、素晴らしい演出家だと思います!絶対に劇場に観に来てください!」と自主的に公演の宣伝を始めると、静かに聴き入っていた参加者たちから笑いと拍手が起こり、会場が一気に和んだ。ショーンの稽古について野田からさらに問われると、成河は「俳優が解放され、役として動き出す瞬間をずっと待ってくれる、驚くほど穏やかな演出家。強いアイデアと意志を持ちながら、同時に忍耐を持っている。笑いも絶えず、全員が心地の良い稽古場」、天野は「そういう眼差しを持っている演出家だからこそ、全員が自分自身の想像のもう少し先に飛び込んでみようとトライしている。とても熱い稽古場だと思う」と語り、稽古が充実している様子が手に取るように伝わった。ショーンは演出するにあたり、「できる限り作家に忠実で誠実であること。戯曲に書かれた文字に忠実ということより、その戯曲に込められたスピリットに忠実で誠実であるということ」を大切にしているという。さらに「チェーホフは明らかに俳優たちと時間を過ごすことが好きだった作家。どの登場人物も非常に素晴らしい役として描いているので、カンパニーとしてこの戯曲を上演することへの喜びと高揚感が持てる。チェーホフは、アンサンブルのあり方、人間は矛盾を内包している存在であること、ひとつの場面が次々と別の場面に遮られていく、ということを描くのが巧みな劇作家。今回の私たちの稽古でも、その3つを大事にしている。淡々とした穏やかなリズムでゆったり進んでいく作品になってしまわないよう、ギザギザと滑らかではない感じを大事にしながら作っている。それこそが人間の根幹にあるものであり、そこから人間らしさ、人間の痛みが見えてくるはずだ」と力強く語った。最後には質疑応答も行われ、成河からショーンに質問するという稽古場さながらの一場面も。会話は終始白熱、予定時間を超えてもまだまだ聞いていたいと思わされる、充実の特別講義だった。<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『桜の園』『桜の園』チラシビジュアル作:アントン・チェーホフ英語版:サイモン・スティーヴンス翻訳:広田敦郎演出:ショーン・ホームズ【出演】原田美枝子、八嶋智人、成河、安藤玉恵、川島海荷、前原滉、川上友里、竪山隼太、天野はな、永島敬三、中上サツキ、市川しんぺー/松尾貴史、村井國夫■東京公演8月8日(火)~8月29日(火) PARCO劇場※8月7日(月)プレビューオープン■宮城公演9月2日(土) 東京エレクトロンホール宮城 大ホール■広島公演9月6日 (水) 上野学園ホール(広島県立文化芸術ホール)■愛知公演9月13日(水) 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール■大阪公演9月16日(土)・17日(日) 森ノ宮ピロティホール■高知公演9月20日(水) 高知県立県民文化ホール オレンジホール■福岡公演9月23日(土)・24日(日) キャナルシティ劇場公式HP:
2023年07月15日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)から、「キャトルズ ジュイエ(Le 14 Juillet)」コレクションが登場。チョコレートやグラスデザートが、2023年7月1日(土)より全国のブティックにて期間限定で発売される。7月14日の“フランス革命記念日”テーマのコレクションジャン=ポール・エヴァンは、7月14日のフランス革命記念日をテーマにした「キャトルズ ジュイエ(Le 14 Juillet)」コレクションを展開。フランスのエスプリをきかせた華やかなショコラやスイーツなどをバリエーション豊かに用意する。“フランス国旗”イメージのボンボンショコラジャン=ポール・エヴァンで人気のボンボンショコラは、フランス国旗「トリコロールカラー」をイメージしたデザインで登場。爽やかなレモン香るプラリネをビターチョコレートでコーティングした「トリコロール ブルー」と、甘酸っぱいイチゴとフランボワーズのキャラメルを、ミルクチョコレートでコーティングした「トリコロール ルージュ」の2種がラインナップする。また、期間限定の「トリコロール ブルー」と「トリコロール ルージュ」を含むショコラ16個を詰め合わせた「ボンボン ショコラ 16 個 トリコロール」も販売。ほかにも、4個から50個入りまで各種用意しているため、好みに合わせてセレクトしてみて。“エッフェル塔”チョコ&限定ボンボンショコラのセットトリコロールカラーの限定ボンボンショコラに、“エッフェル塔”をかたどったチョコレート細工をセットにした「トゥール エッフェル トリコロール ショコラ」。インパクトのある美しいビジュアルのショコラは、ギフトにはもちろん、自分へのご褒美にもぴったりだ。爽やかな味わいのグラスデザートもまた、グラスデザートは夏に味わいたい爽やかなフレーバーを展開する。マダガスカル産のカカオのムースとイチゴのジュレを組合せた「ヴェリーヌ ショコラ フレーズ」や、パイナップル風味のショコラムースとひんやりとしたショコラ氷のハーモニーを楽しめる「グラス ピレ オ ショコラ アナナス」、なめらかなショコラ氷にシャンティイを飾った「グラス ピレ オ ショコラ」などを取り揃えている。【詳細】「キャトルズ ジュイエ」コレクション発売日:2023年7月1日(土)取扱店舗:ジャン=ポール・エヴァン全国ブティック、公式オンラインストア※商品によって一部取り扱い店舗が異なる。<メニュー例>・ボンボンショコラ「トリコロール ブルー」「トリコロール ルージュ」各470円販売期間:7月1日(土)~8月31日(木)・「ボンボン ショコラ 16個 トリコロール」6,956円販売期間:7月1日(土)~8月31日(木)・「トゥール エッフェル トリコロール ショコラ」6,124円販売期間:7月1日(土)~7月31日(月)・「ヴェリーヌ ショコラ フレーズ」848円販売期間:7月1日(土)~7月31日(月)・「グラス ピレ オ ショコラ アナナス」1,485円販売期間:7月1日(土)~8月31日(木)・「グラス ピレ オ ショコラ」1,485円販売期間:7月1日(土)~8月31日(木)
2023年07月03日『ザリガニの鳴くところ』の主演デイジー・エドガー=ジョーンズと、『aftersun/アフターサン』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたポール・メスカルが共演、社会現象的ヒットとなったラブロマンスドラマ「ノーマル・ピープル」が、スターチャンネルEXにて6月20日(火)より字幕・吹替ともに全話一挙配信される。本作は注目の作家、サリー・ルーニーの同名ベストセラー小説をドラマ化。原作は世界40言語以上で翻訳され、英語圏では150万部を突破、若い世代を中心に大反響を巻き起こした。BBCの配信サービスでは、2020年最多再生数を記録し、IMDbで8.4点、Rotten Tomatoesでは批評家評91%・一般評92%のフレッシュと高スコアをマーク。エミー賞、BAFTAなど各賞も席巻するなど、社会現象とも呼べるヒットとなった作品。主人公の裕福な家庭に育ったマリアンを演じるのは、『ザリガニの鳴くところ』で主演を務めたデイジー・エドガー=ジョーンズ。スポーツ万能で人気者のコネルには、『aftersun/アフターサン』に続き、来年公開予定の『グラディエーター』続編でも主演を務めるポール・メスカル。2人とも、本作を機に最旬注目俳優となった。この度解禁された予告映像では、マリアン(デイジー・エドガー=ジョーンズ)とコネル(ポール・メスカル)が、互いへの気持ちを素直に伝えられないまま、近づいたり離れたりを繰り返す姿が映し出される。2人の心の機敏を繊細かつ美しい映像で丁寧に描き、マリアンとコネルの関係の行方が気になる映像に仕上がっている。また、本作にはインティマシー・コーディネーター(※性的描写などの撮影に臨む俳優たちをサポートする撮影スタッフ)による親密でリアルなセックス・シーンが描かれ、2人の関係を表現する重要なシーンとなっている。ベストセラー小説をBBCがドラマ化!製作総指揮は『ルーム』レニー・アブラハムソン原作はサリー・ルーニーの同名小説。アイルランド出身で1991年生まれのルーニーは、26歳で発表した長編デビュー作「カンバセーション・ウィズ・フレンズ」(2017年)が高く評価され、一躍人気作家に。2作目に発表したこの「ノーマル・ピープル」は2018年のブッカー賞のロングリストにも選出され、世界40言語以上で翻訳されたほか、とくに英語圏では150万部以上を売り上げ、世界的なベストセラーに。アイルランドを舞台に、マリアンとコネルが近づいては離れを繰り返す4年間の物語。社会的、経済的な格差や、人間関係におけるパワーバランスなど、様々な要素に左右されながら、お互いに傷つけては慰めあう2人を描いている。本作ではルーニー自身も製作総指揮・脚本で関わり、脚本にNetflix映画『聖なる証』のアリス・バーチも参加。監督を務めるのは『ルーム』でアカデミー賞監督賞にノミネートされたレニー・アブラハムソンと、「ドクター・フー」シリーズでも屈指の人気を誇る伝説のエピソード「まばたきするな」でヒューゴー賞を受賞したヘティ・マクドナルド。前半のエピソードでアブラハムソン、後半のエピソードでマクドナルドがそれぞれ監督を担当し、30分×12エピソードというコンパクトな時間のなかで、若い2人の人生の交差を丁寧に描き出す。エミー賞・BAFTA…賞レースを席巻したデイジー・エドガー=ジョーンズとポール・メスカルの出世作2人の絶妙な関係を見事に演じきったのが、デイジー・エドガー=ジョーンズとポール・メスカル。マリアンもコネルもそれぞれにメンタルヘルスの問題について真剣に向き合うシーンがあり、非常に繊細で真摯な演技が要求される中、「このふたり以外にマリアンとコネルを演じることは不可能である」(インディペンデント紙)と評されるなど高い評価を得て、本作をきっかけに一気にスターダムを駆け上がった。デイジーは本作で英国アカデミー賞(BAFTA)とゴールデン・グローブ賞の主演女優賞などにノミネートされ、その後『ザリガニの鳴くところ』では主演を務め、ドラマ「アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実」でも大事な役どころを演じるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍。ポールもコネル役が高く評価され、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞などで主演男優賞ノミネート、BAFTAでは主演男優賞を見事受賞した。その後『aftersun/アフターサン』でも主演に起用され、アカデミー賞主演男優賞にノミネート、リドリー・スコット監督の『グラディエーター』続編での主演も決定し、ついにはMCU作品への出演も報じられている。インティマシー・コーディネーターを起用した親密でリアルなセックス・シーン本作のドラマ化で話題になったのが、物語の重要な局面で登場するセックス・シーンの豊かさ。これらのシーンは2人の関係を表現するのに不可欠で必然的な描写であり、どこまでも丁寧でリアルを追求して作り上げられている。その裏にあるのは「インティマシー・コーディネーター」のイータ・オブライエンの存在だ。オブライエンはこれまでに「I MAY DESTROY YOU/アイ・メイ・デストロイ・ユー」や「セックス・エデュケーション」など様々な人気作品で、それぞれの作品にふさわしいシーンを撮れるよう役者や監督、スタッフと対話を重ねてきた。本作でもその手腕はいかんなく発揮されており、全員が安心できる撮影空間づくりが素晴らしいシーンの実現につながった。BBCの配信サービスで2020年最多再生数を記録し、社会現象にエミー賞では4部門ノミネート(リミテッドシリーズ部門/監督賞・脚本賞・主演男優賞・キャスティング賞)、BAFTAでは3部門(リミテッドシリーズ部門作品賞・主演男優賞・主演女優賞)にノミネートされ、ポールが主演男優賞を受賞した。さらにBBCの配信サービス「BBC iPlayer」では2020年に6,270万回再生を記録し、年間再生数の1位となった。なお、本作の配信を記念して、原作小説とのコラボが決定。ドラマ版ビジュアルを使用した帯が巻かれた原作小説が全国の書店にて展開される(7月頃予定)。海外ドラマ「ノーマル・ピープル」はAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX」にて一挙配信中(字幕版・吹替版/全12話)。(シネマカフェ編集部)
2023年06月20日チェーホフの四大戯曲として知られる『桜の園』を、『FORTUNE』、『セールスマンの死』で日本でもその評価を一気に高めたショーン・ホームズが演出。物語は、“桜の園”の領主ラネーフスカヤが5年ぶりにパリに戻って来るところから始まる。一族はすでに借金で首が回らなくなっているが、かつての栄華を引きずったまま。実業家ロパーヒンの助言も聞かず、のらりくらりと現実を見ようとしない。だが桜の園が競売にかけられる日は、確実に目の前に迫っていて――。稽古開始を前に、ラネーフスカヤ役の原田美枝子に話を訊いた。チェーホフの台詞は発する度に新しい扉が開いていくよう――チェーホフ作品には過去、『かもめ』(1999年)と『三人姉妹』(2000年)に出演されていますね。はい、蜷川幸雄さん演出の『かもめ』と『三人姉妹』に出演しました。それまでチェーホフを観たことはあったんですが、あまりピンとこなくて。でも実際に芝居をやってみると、どんどん奥に入っていけるような感覚がありました。それ以前に、蜷川さん演出の『リア王』に次女の役で出させていただきました。シェイクスピアに出てくる女性って、強くて怖い、男をダメにしてしまうような悪役が多い(笑)。私はもうちょっとナイーブな芝居をやりたいと思っていて。そうしたら40歳になったころ、『かもめ』をやる機会をいただき、これがすごく面白かったんです。――演じたからこそ実感する、チェーホフ作品の面白さとは?どんどん台詞が深くなっていく感じがするんです。最初は表面しか見えないのですが、稽古を進めるうちにどんどんその世界に入っていける。とても奥行きがあるというか。悪い例で言うと、3回やったら飽きちゃうような脚本もあるんです(笑)。でもチェーホフは、1か月稽古をしても、何度上演しても、どんどん違う扉が開いていく。俳優の仕事って役の内側にダイビングしていくような、中からその人物に触れていくようなところがあるんですが、チェーホフの台詞はその一つひとつを発する度に、こんな深い意味があったんだとか、こんな深い感情があったんだってことが見えてくるんです。しかもロシア人が書いた、ロシアの話であるにも関わらず、今の私たちがやっても十分にわかるわけですから。それはきっとチェーホフが、国とか言語とか文化とかそういったことの奥にある、“人”というものを深く見て、きちんと書いていたからだと思います。――今回演じられる“桜の園”の女主人ラネーフスカヤについては、現状どんな女性だと捉えていますか?憧れますよね、お金の心配をしないで生きていられる貴族なんて(笑)。私たちが生きていくためには働いて、お金を稼がないといけないわけですが、彼女はそうじゃない。「お金がないなら、あるところから持ってくればいいじゃない」と。その発想がすごく楽しいなって。自分はお金なんて少ししか持っていないのに、貧しい人に「くれ」と言われたら全部あげてしまうし、「こんなこと明日から絶対しないわ」と言っているのに、結局はまたあげてしまう。それでも憎めないというか、すごくチャーミングな、魅力的な女性だと思います。“喜劇”か“悲劇”かどうかは、観た人が決めればいいこと――チェーホフは『桜の園』を“喜劇”として書いたそうですが、原田さんは本作の喜劇性をどんなところに感じますか?たぶん“喜劇”とか“悲劇”って、端が決めればいいことだと思うんです。自分ではものすごく真剣に悩んで、「ああでもない、こうでもない」なんて思っていても、端から見れば「なにやってんだか」みたいなことはいっぱいあるわけですから。――それはつまり、舞台上の登場人物たちと観客の関係にも同じことが言えるのでしょうか。そう思います。そしてそれが喜劇かどうかは、観てくださった方が決めればいいかなと。ラネーフスカヤだって、視点を変えればめちゃくちゃな人ですからね。娘に「ロシアに帰るお金すらないかもしれない」なんて心配されているのに、全部チップとしてあげちゃうし。でもなんか最終的にはみんな明るいというか。そこがたぶん、チェーホフの人に対する愛情なんでしょうね。ラネーフスカヤに限らず、それぞれのキャラクターが本当に面白い。で、みんな好き勝手なこと、無駄なことをしゃべっているように見えて、実はその人の生き方がちゃんと出ていたり、すごく哲学的な素敵なことを話していたり、やっぱり無駄話だったり。そういうキャラクターの描き方も、チェーホフはとてもうまいなぁと思います。――では役者として取り組む上では、彼女たちの人生を、ただ一生懸命に生きるということでしょうか?そうです。自分自身の人生と同じように、ラネーフスカヤの人生も一生懸命に生きる。『三人姉妹』の最後にも、そんな台詞がありますよね。「生きていかなければ」って。これも私がすごく好きな台詞です。――演出は『FORTUNE』(2020年)、『セールスマンの死』(2022年)を手がけられた、イギリス人のショーン・ホームズさんです。すでに顔合わせされたとのことですが、どんな印象を受けましたか?ショーンさんってすごくパワフルで、それでいて繊細。そして明るいから、普通にお話出来るのがすごく嬉しかったです。なにか構えたりせず、ものを作る者同士として話し合える感覚がある。ちょっと聞いた演出プランも、すごく面白そうで!オーソドックスなドラマというよりも、ちょっと現代アートのような切り口になるんじゃないかと思います。そしてイギリス人のショーンさんが、日本人の私たちと、ロシアの作品を手がけることで、どんな相乗効果が生まれるのか。今から楽しみでなりません。取材・文:野上瑠美子撮影:石阪大輔ワンピース/ヨシエ イナバ(ビギ TEL03-6861-7678)靴/銀座かねまつ(銀座かねまつ6丁目本店 TEL03-3573-0077)イヤーカフ、ピアス、ブレスレット/すべてレスピロ、ネックレス、リング/ともにシンティランテ(すべてイセタン サローネ東京ミッドタウン TEL03-6434-7975)PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『桜の園』チケット情報『桜の園』東京公演のぴあアプリ先着先行を受付中!受付は、6月1日(木)23:59迄詳細は こちら() からこの機会にぜひ、ぴあアプリをDLのうえ、お申込みください!
2023年05月31日ポール & ジョー アクセソワ(PAUL & JOE ACCESSOIRES)から、2023年夏の新作雑貨が登場。ポーチや折り畳み日傘などが全国百貨店ほかにて発売される。猫の“ジプシー”新作アイテム2023年夏の新作雑貨には、ポール & ジョーのロゴと、猫の“ジプシー”を組み合わせた爽やかな「サマー・ジプシー」柄のアイテムが勢揃い。パイル巾着がセットされた総柄のトートバッグや、パイル地のミニポーチ付きクリアポーチがラインナップする。トートバッグとクリアポーチは、いずれも中身が透けにくいミルキーカラーとなっている。また、晴雨兼用の折り畳み日傘も用意。トートバッグやポーチと合わせての使用もおすすめだ。ハット&キャップもさらに、キャップやハットも展開。リバーシブル仕様のハットは、無地面と柄面で印象が大きく異なるのがポイントだ。ペールグリーンやベージュピンクなど、暑い夏でも爽やかな着こなしが叶う可愛らしいカラーリングで仕上げた。一方のキャップは、一見シンプルながら、サイドに刺繍されたブランドのモチーフ「クリザンテーム」とブランドロゴが目を惹くアイテム。温かみのあるコール素材で、カジュアルからフェミニンまで幅広いコーディネートで活躍してくれる。【詳細】ポール & ジョー アクセソワ 23年夏新作雑貨取扱店舗:全国の百貨店ほかアイテム:・巾着付きミニクリアトートバッグ 6,930円・ポーチセット 5,280円・折り畳み日傘 4,290円・リバーシブルハット 各4,180円・キャップ 3,630円【問い合わせ先】ワグ インクTEL:03-5791-1501
2023年05月26日ファッション界の革命児にしてレジェンド、ジャンポール・ゴルチエの半生を描くランウェイ・ミュージカル『ファッション・フリーク・ショー』が開幕。2018年にパリで初演、約25万人を動員した話題作の初日直前に、作・演出・衣裳を手がけたジャンポール・ゴルチエが来日、報道陣にいまの思いを明かした。開口一番、「日本でこの公演を実現することは長い間の夢でした」と朗らかな笑顔のゴルチエ。2020年春夏オートクチュールコレクションをもってファッション界から電撃引退、世界に衝撃をもたらした彼だが、「引退後も引き続き何かやりたいと考えていた。それが、エンターテインメントのショーなんです」という。舞台に登場するのは、実際にパリコレを飾った200着を超えるオートクチュール。毎シーズン、その自由でアヴァンギャルドな世界を展開してきた彼の世界が、再び舞台に立ち上がるというのだから刺激的だ。「ストーリーは、幼少期、自分のぬいぐるみのくまにどんな衣装が似合うかなと絵を描いていた頃から、ピエール・カルダンで修業し、デザイナーとして独り立ちして──という私の50年のキャリアです。このショーで、ファッションには驚きがあるということを伝えたい」ちなみにゴルチエ少年のくまのぬいぐるみは、あの先端が尖った彼独特のブラジャー“コーンブラ”を最初に着用した張本人。「段ボールをぐるぐる巻いて作ったんです。ぬいぐるみは今も靴箱に大事に保存してある。アイシャドウやチークを入れたりしていたから、状態は良くないけれど(笑)。今回のショーに、その姿が写真で登場します!」ステージを彩る、ナイル・ロジャースの1978年のヒット曲「Le Freak」はじめ、70年代後半から80年代のディスコシーンを彩った名曲も、自ら選曲したという。エイズで他界したパートナー、フランシス・メヌージュとの出会いも描かれるが、「とてもロマンティックで、うまく表現できていると思う。モデルたちを集めて、様々なポージングをしてもらう場面も面白いでしょう。これは日本公演で初めて披露するシーンなんですよ!」と熱い語り口でアピールした。東京公演は5月19日(金)〜6月4日(日) 東急シアターオーブ、大阪公演は6月7日(水)〜11日(日)、フェスティバルホールにて。江口拓也、城田優、七海ひろき、美弥るりからが日替わりで特別出演する回も設けられる。チケットは発売中。文:加藤智子
2023年05月24日ジャンポール・ゴルチエの自伝的ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」の舞台裏を追う『ジャンポール・ゴルチエ:フリーク&シック(原題)』が9月29日(金)より公開されることが決定した。2018年秋にパリで上演されるとともに話題の中心となった「ファッション・フリーク・ショー」。手掛けるのは80年代よりファッションデザイナーとして第一線で活躍し続けるジャンポール・ゴルチエだ。自身の半生を題材に、ゴルチエ特有の豪華な衣装、オリジナルの音楽やハイスタイルな振り付けで観客を魅了する舞台は、実に2年もの歳月が制作に注がれていた。マドンナ、カトリーヌ・ドヌーヴ、マリオン・コティヤール、ロッシ・デ・パルマをはじめとする世界的なセレブまでをも虜にした、贅沢で心穏やか、過剰かつ詩的、そして魔法に満ち溢れた世界観。その世界的なショーを作り上げるまでの背景に迫る。ジャンポール・ゴルチエは、マドンナの「コーンブラ」を手掛けたデザイナーとして知られ、映画衣装の分野でもピーター・グリーナウェイ監督の『コックと泥棒、その妻と愛人』(89)を始め、リュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』(97)、ペドロ・アルモドバル監督の『キカ』(93)や『私が、生きる肌』(11)など、多くのキャリアを持つ世界的ファッションデザイナーだ。本作の監督を務めたのは、これまでフランスの柔道家テディ・リネールのドキュメンタリーや、Netflixで配信されたエマニュエル・マクロン仏大統領のドキュメンタリーを手掛けてきたヤン・レノレ。本作にはいまなおファッションアイコンとして君臨し続けるマドンナが出演しているほか、フランスの名優カトリーヌ・ドヌーヴやマリオン・コティヤール、アルモドバル監督作の常連俳優ロッシ・デ・パルマ、ディスコ&ファンクミュージックの巨匠ナイル・ロジャースなど、錚々たる面々がスクリーンを彩っている。「ファッション・フリーク・ショー」とは、ゴルチエの幼少期からデザイナーとして成功を収めるまでの半生を描いたミュージカル。ゴルチエ自ら演出と衣装を手掛け、2018年のパリ公演では25万人を動員、2022年のロンドン公演では30万人を動員するなど、ファッションの本場を熱狂させてきた公演だ。現在、世界各地でワールドツアーが決まっており、日本でも5月19日(金)から渋谷の東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)、6月7日(水)より大阪フェスティバルホールにて日本公演が決まっている。また、「ファッション・フリーク・ショー」の日本公演に合わせ、6月4日(日)にヒューマントラストシネマ渋谷にて1日限定の先行上映が行われる予定だ。『ジャンポール・ゴルチエ:フリーク&シック(原題)』は9月29日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年05月19日