くらし情報『原田美枝子インタビュー ショーン・ホームズ演出『桜の園』は、どんな相乗効果が生まれるのか今から楽しみ』

2023年5月31日 18:00

原田美枝子インタビュー ショーン・ホームズ演出『桜の園』は、どんな相乗効果が生まれるのか今から楽しみ

原田美枝子 撮影:石阪大輔

撮影:石阪大輔



チェーホフの四大戯曲として知られる『桜の園』を、『FORTUNE』、『セールスマンの死』で日本でもその評価を一気に高めたショーン・ホームズが演出。物語は、“桜の園”の領主ラネーフスカヤが5年ぶりにパリに戻って来るところから始まる。一族はすでに借金で首が回らなくなっているが、かつての栄華を引きずったまま。実業家ロパーヒンの助言も聞かず、のらりくらりと現実を見ようとしない。だが桜の園が競売にかけられる日は、確実に目の前に迫っていて――。稽古開始を前に、ラネーフスカヤ役の原田美枝子に話を訊いた。

チェーホフの台詞は発する度に新しい扉が開いていくよう

原田美枝子インタビュー ショーン・ホームズ演出『桜の園』は、どんな相乗効果が生まれるのか今から楽しみ


――チェーホフ作品には過去、『かもめ』(1999年)と『三人姉妹』(2000年)に出演されていますね。

はい、蜷川幸雄さん演出の『かもめ』と『三人姉妹』に出演しました。それまでチェーホフを観たことはあったんですが、あまりピンとこなくて。でも実際に芝居をやってみると、どんどん奥に入っていけるような感覚がありました。それ以前に、蜷川さん演出の『リア王』に次女の役で出させていただきました。シェイクスピアに出てくる女性って、強くて怖い、男をダメにしてしまうような悪役が多い(笑)。

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