シルク・ドゥ・ソレイユによる「マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー」は、これまでに北米・ヨーロッパを廻り、240万人以上の動員を記録。その話題のショーがついに日本上陸したことで注目を浴びている。「ジャパンプレミア(日本開幕公演)」と題された5月9日のさいたまスーパーアリーナ公演には、マイケル・ジャクソンおよびシルク・ドゥ・ソレイユのフリークとして知られる著名人が来場し、記念すべき初日を盛大に盛り上げた。会場オープン前には、豪華ゲストが、会場入り口付近に設置された特設ステージまでの道のりをレッドカーペットを歩いて登場! トップバッターは映画コメンテーターのLiLiCoさんとオフィシャル・オブザーバーの西寺郷太さん。マイケル・ジャクソン研究家として知られる西寺さんは、「今回のショーには日本人のダンサーや演奏家の方がたくさん出ています。僕はモスクワ公演も見させてもらったんですが、彼らは日本人の誇りとも言える素晴らしいダンスを見せてくれます」とコメント。LiLiCoさんも、「衣装デザイナーさんを始め、マイケルと一緒にお仕事をして来たスタッフさんが今回のステージを手がけているという本物感がスゴイ」と興奮気味だった。続いて登場したのは、パパイヤ鈴木with電撃チョモランマ隊。マイケルばりの衣装に身を包んだパパイヤ鈴木さんは、司会の川端健嗣アナウンサー(フジテレビ)の“ダンスで今の気持ちを表現してください”というムチャ振りに答えてキレのあるダンスを見せてくれた。次に現われたのは、小倉智昭さんと菊川怜さんの「とくダネ!」コンビ。シルク・ドゥ・ソレイユの日本公演はすべて観覧しているというシルクマニアの小倉さんは、3泊5日の弾丸ツアーでチェコまで飛び、「マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー」を観覧して来たそう。「瞬きしちゃダメよ。マイケル・ジャクソンを知らない人でも、マイケルの才能に驚き、シルクの演技にぶっ飛ぶんじゃないかな」と絶賛。菊川さんは、小倉さんからその素晴らしさを何度も聞かされていたそうで、「“本当にスゴイから”と小倉さんにチェコで見たステージの話を聞いていたので。楽しみです」と開演に向けたワクワクする気持ちを語っていた。最後にレッドカーペットを踏んだのは、本公演スペシャルサポーターのEXILEより、MATSU・USA・MAKIDAI・TETSUYA。4人を代表して、MAKIDAIは、「自分たちも楽曲をどのように輝かせるかを考えながらパフォーマンスすることをポイントにしているので。今日、シルク・ドゥ・ソレイユのみなさんがどのようにマイケルの曲をパフォーマンスするかを見たいと思います」と公演への楽しみを語ってくれた。そして、満員の観客を飲み込んださいたまスーパーアリーナで繰り広げられたのは、世界を魅了した圧巻のパフォーマンス。マイケル・ジャクソンは生前、シルク・ドゥ・ソレイユとのコラボレーションを熱望していたという。また、シルクはマイケルの音楽や人間性に感銘を受けた。そんな互いのリスペクトから生まれたステージだからこそ、単純にマイケルの楽曲を使っただけの構成ではない。Photo: OSA Images Costumes: Zaldy Goco (C) 2011 Cirque Jackson I.P., LLC.マイケルが信頼していたクリエイティブスタッフがシルクのもとに集結し、彼の生き様や精神性までを見事にパフォーマンスとして表現したこれまでにないステージを作り上げてみせた。マイケルが遺した45曲の楽曲を精鋭のパフォーマーたちが体を張って表現し、マイケルと親交のあったミュージシャン達が迫力ある演奏を聴かせる。ライブ・ダンス・アクロバットと、多種多様なステージングを一挙に楽しめるステージは、他に類を見ないスケールといえるだろう。終演後には、EXILEの4人が登壇しての取材会が。ショーを見たばかりの興奮と感動を胸に、彼らはあらためて「マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー」の魅力をこうアピールした。MATSU「明日への活力をもらえるステージだと思いました。その活力が日本の元気につながって、さらには世界の平和につながったらいいですね」USA「『Black Or Whtie』で世界各国の国旗がたくさん出てきて、アフリカンダンスやフラメンコといったいろいろな国のダンスが披露されて。マイケル・ジャクソンが思い描いていた愛があふれる平和な世界が表現されていて感動しました」MAKIDAI「今日は、マイケル・ジャクソンを知らない世代の子どもを連れた家族連れのお客さんもいらっしゃっていて。マイケルが持つファンタジー性が見ている人たちを夢の世界に連れて行ってくれるので、家族が同じ気持ちになって楽しめる空間だと思うんです。マイケルを知らない方にもぜひ見ていただきたいですね」TETSUYA「同じステージに立つ人間としてあのステージを見た時、ものすごい練習量のリハーサルをしたんだろうなとか、いろいろなことが感じられました。とても高いレベルのダンスと表現が見られるステージなので、ぜひ、たくさんの人に見ていただきたいと思います」トップクラスの現役パフォーマーも心からの賛辞を送る世界レベルのステージ。日本で楽しめるこのチャンスを見逃さないで!・ダイハツ プレゼンツ マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー日本公演 公式サイト 【開催概要】公演期間: 2013年5月9日(木)~6月16日(日) 全36公演◆横浜公演 5月16日(木)~ 5月19日(日) 全6公演 / 会場:横浜アリーナお問い合わせ:インフォメーションデスク 0570-02-2002 (全日10:00~18:00/オペレーター対応)◆名古屋公演 5月23日(木)~ 5月26日(日) 全6公演 / 会場:名古屋 日本ガイシホールお問い合わせ:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100 (全日10:00~18:00)◆福岡公演 5月30日(木)~ 6月 2 日(日) 全6公演 / 会場:マリンメッセ福岡お問い合わせ:キョードー西日本 092-714-0159 (平日10:00~19:00/土曜10:00~17:00)◆大阪公演 6月 6 日(木)~ 6月16日(日) 全12公演 / 会場:大坂城ホールお問い合わせ:大阪公演事務局 06-7732-8890 (全日10:00~19:00/オペレーター対応)
2013年05月16日ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リヴ・タイラー共演で1998年に公開されたSF超大作『アルマゲドン』。このほどマイケル・ベイ監督が、15年前の大ヒット超大作のできについて後悔しており、謝罪していたことが「The Miami Herald」紙の取材で明らかになった。地球への衝突コースを取る小惑星が発見され、テキサス州の大きさにも匹敵するその小惑星が地球に激突すれば、人類の破滅は免れない状況の中、唯一の解決策は小惑星内部に核爆弾を設置し、内側から破壊するというもの。その任務に選ばれたのは14名の石油採掘スペシャリストたちの奮闘を描く本作。ロック・バンド「エアロスミス」の美しいバラード曲「I Don’t Want To Miss A Thing」と共に世界興行収入5億5,300万ドル(約553億円)を記録した大ヒット作である。それにもかかわらず、今回ベイ監督はこうコメントしている。「あの作品は、製作期間が16週間しかなかったんだ。超大作なのにもかかわらず、それは作品に対して失礼だと思っているんだよ。できることなら最後の3分の1の部分を撮り直ししたいとすら思っている。でも、映画会社が文字通り、私たちから映画を奪い取ってしまったんだ。視覚効果担当の責任者が神経衰弱に陥ってしまい、私が代わりを務めることにもなった。そこで、すぐさまジェームズ・キャメロンに電話をかけて、視覚効果を自分がやるとしたら、どういう風にやるかアドバイスをもらったよ。映画が大成功したのにホッとしたね」。この超タイトな製作スケジュールの原因は、惑星が地球に落ちてくるという同じテーマを持ったスティーヴン・スピルバーグ監督が製作総指揮を務めた『ディープ・インパクト』(’98)と競作のような形になってしまったためのようだ。しかしながら、ブルース・ウィリスが彼の娘の婚約者と人類を救うために自らを犠牲になるというエンディングでは、多くの観客の涙を誘い、ベイ監督作品の中でも代表作の1本となったことは間違いない。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月23日人気ファッションブランド、今年からコスメティックもファッションブランドマイケル・コース(Michael Kors)は、2012年オンライン・ブランドショップの検索ランキングで1位の座を獲得した。4月13日、bellasugar Australia が伝えた。セクシー&スポーティー路線の魅力的なファッションで定評のあるマイケル・コースのオンラインショップが、検索ランキングで1位となった。今年はファッションだけではなく、リップスティック、リップグロス、マニキュア、香水などコスメティック製品も加わる予定だ。セクシー・スポーティー・グラマラスコスメティックでもコンセプトを実現マイケル・コースデザインのファッションは、「セクシー・スポーティー・グラマラス」を最も大切なキーワードとして扱い、すべての製品にそのDNAが感じられるデザインを展開している。コスメティック製品も例外ではなく、彼は、どのようにすれば色や香りでこのコンセプトを実現できるかが最重要課題だった。(bellasugar Australiaより)と語っている。製品は8月からアメリカとオーストラリアで発売される。新しいラインナップにはボディケアや日焼けクリーム、サンプロテクト製品、バスビーズなどもそろう。今後マイケル・コースのファンは人目につくファッションだけではなく、基本的な身体のケアも含めたトータルブランドコーディネイトが楽しめるということになる。元の記事を読む
2013年04月18日2年以上前から交際中だったレイチェル・マクアダムスとマイケル・シーンが破局を迎えていたことが明らかになった。34歳のレイチェルと44歳のマイケルはウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』で共演し、2010年秋から恋のうわさが流れ始め、翌年5月に交際を公表した。昨年11月には、マイケルが出演した『トワイライト・サーガブレイキング・ドーンPart2』のプレミアに一緒に出席するなど、仲むつまじい様子を見せていたが、関係者は「Us Weekly」誌に「2人は関係に終止符を打ちました」と語った。レイチェルはかつて『きみに読む物語』で共演したライアン・ゴズリングと交際していた。一方のマイケルは、舞台で共演し8年間交際したケイト・ベッキンセールとの間に14歳の娘がいる。互いに共演者と恋に落ちやすい自覚があるのか、3週間以上離れて過ごさないよう努力していたというが、実力派の売れっ子同士はすれ違いを余儀なくされてしまったようだ。だが、2人と親しい別の人物は「破局は一時的なもの」と「E! News」に話している。「本当に別れてしまったわけではないようです。一時的な話ですよ」と語るこの人物は、2人はすぐに仲直りするだろうと予測している。(text:Yuki Tominaga)
2013年03月01日世界を魅了し続けているエンターテインメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユの日本初上陸公演『 ダイハツ プレゼンツ マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー 』。そう、世界中の人々の記憶に刻まれた“キング・オブ・ポップ”、マイケル・ジャクソンとのコラボレーションが2013年、いよいよ開催が決定!Photo: OSA Images Costumes: Zaldy Goco(c)2011 CirqueJackson I.P., LLC.生前、シルクとのコラボレーションを熱望していたと知られるマイケル。そして彼の人間性、音楽に感銘を受けたシルク。互いへのリスペクトから生まれた夢の公演が実現したと、世界が歓喜した公演だ。2011年の初演以来、既に北米・ヨーロッパで200万枚以上のチケットセールスを記録中。シルクが一人のアーティストの魅力と存在感を、様々な手法で引き出していると世界中で話題になっている本作。日本での開催は2013年5月9日(木)より、さいたま、横浜、名古屋、福岡、大阪にて。マイケルが創る素晴らしい楽曲と、シルクの創造的かつアクロバティックな世界が融合。互いのファンはもちろん、老若男女が楽しみ、感動する、全く新しいライブエンターテインメントだと世界中で大好評。シルクが表現するのは、マイケルの半生を巡る音楽とダンスに主軸を置いた、エネルギッシュで躍動感溢れる世界。決して言葉で表現し尽くせるものではないので、公演へ足を運びあなたの目で確かめてほしい。ここでは音楽とダンス、衣装の見所をお伝えしよう。■音楽・ダンス 使用されるマイケルの楽曲は全45曲。単なるカバーではなく、マイケルの魅力が凝縮された“このショーのためだけの新しい音”に仕上がった。Photo: OSA Images Costumes: Zaldy Goco(c)2012 CirqueJackson I.P., LLC.マイケルの歌声を抽出しそのエッセンスを尊重しながら、これまでにないアレンジを取り入れた生演奏。マイケル本人とともにツアーを廻ったミュージシャンも数多く参加する。また、大きな見所はダンス。アクロバティックなサーカスのみならず、マイケルを象徴する「ゼロ・グラビティ」や「スリラー」の振付を新たな切り口で捉えた動きなど、シルクにしか表現できないアレンジが見逃せない。 ■衣装 衣装デザイナーは「THIS IS IT」で専属デザイナーを務めたザルディ・ゴコ。すべてマイケルの伝説的な衣装を参考に作り上げられた。活き活きとした色使いと革新的な素材・技術、特に3DプリンティングやLEDを取り入れた煌びやかな衣装が、ショーを華麗に彩る。マイケルとともに歩んできたクリエイターたちがシルクのもとに結集し創り上げた、最高のトリビュートショー。フジテレビダイレクト最速先行券売は本日から、一般発売は来月23日(土)から。申し込みの殺到が予想されるが、せっかくの日本公演なら、このチャンスはモノにしておきたいところだ。マイケルが遺した歌そして想いが、公演名でもあるように、世界中の人々の胸に“イモータル”(永遠)に刻まれるに違いない。イベント詳細「ダイハツ プレゼンツ マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー」日本公演公演期間:2013年5月9日(木)~6月16日(日)全36公演・さいたま公演:5月9日(木)~5月12日(日)全6公演 会場:さいたまスーパーアリーナ お問い合わせ:インフォメーションデスク tel.0570-02-2002・横浜公演:5月16日(木)~5月19日(日)全6公演 会場:横浜アリーナ お問い合わせ:インフォメーションデスク0570-02-2002・名古屋公演:5月23日(木)~5月26日(日)全6公演 会場:名古屋 日本ガイシホール お問い合わせ:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100・福岡公演:5月30日(木)~6月2日(日)全6公演 会場:マリンメッセ福岡 お問い合わせ:キョードー西日本 092-714-0159・大阪公演:6月6日(木)~6月16日(日)全12公演 会場:大坂城ホール お問い合わせ:大阪公演事務局 06-7732-8890お問い合わせ:「ダイハツ プレゼンツ マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー」日本公演 オフィシャルホームページ 券売開始:2013年2月23日(土)・ フジテレビダイレクト最速先行は2013年1月10日(木)から
2013年01月10日マーベル・スタジオの新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(原題)』の主演候補に、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが挙がっている。ほかにも数名の俳優の名前が挙がっており、彼がオファーを受けるかどうかはまだわからない。『アイアンマン』『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』など立て続けにヒットを飛ばしているマーベル・スタジオが現在企画中の新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(原題)』は、1969年に初めてコミック界にデビューしたが、独立したコミックシリーズとなったのは90年代になってから。主人公のスターロード・ピーター・クウィルは、人間の母とエイリアンのハーフで、ほかのエイリアンたちを率いて悪いエイリアンたちと戦う。原作コミックでは、クウィルたちが率いるエイリアンは、アベンジャーズたちと協力しあうことになっており、将来、『アベンジャーズ』の続編に出してくる上でも無理がない。ゴードン=レヴィットのほかにクウィル役の候補に挙がっているのは、『クラウド アトラス』のジム・スタージェス、『ホビット 思いがけない冒険』のリー・ペイス、『レ・ミゼラブル』のエディ・レッドメイン、『ゼロ・ダーク・サーティ』のジョエル・エドガートンなど。監督はジェームズ・ガン氏に決定している。文:猿渡由紀
2013年01月04日ブルース・ウィリス×ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』。このたび、ブルース(30年後の自分)とジョセフ(現在の自分)が激しい銃撃戦を繰り広げる本編映像が公開された。舞台は近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を“ルーパー”と呼ばれる30年前に暗躍する暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。今回到着したのは、ブルース演じる“30年後のジョー”とジョセフ扮する“現在のジョー”が銃撃戦を繰り広げるシーン。実はこのシーン、本作の鍵となる部分で、ここを境に物語は一気に加速していく。演じたジョセフは、「僕の世代の男にとってはブルースはアイドルさ」と語る。さらに、そんな彼にとって“アイドル”であるブルースとの初の対峙シーンを「興奮したよ!ブルースとは何度もリハーサルをした。僕らはただひたすら、リハーサルに時間を費やしたんだ。あれは この作品の要所だ」と熱っぽくふり返っている。まずは、ジョセフ大興奮のこちらの映像から、現在と未来が対峙する『LOOPER/ルーパー』の世界観を覗いてみて。『LOOPER/ルーパー』は2013年1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 LOOPER DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2012年12月21日ピーター・ジャクソン監督が世界中を席巻した『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に続き、英文学者J・R・R・トールキンのベストセラーを映画化した『ホビット 思いがけない冒険』がついに完成。1日に“ジャパン・ホビット・フェスティバル”と銘打ち、都内で来日記者会見とジャパンプレミアが開催され、来日したジャクソン監督をはじめ、主人公ビルボ・バキンズ役のマーティン・フリーマン、ドワーフのトーリン・オーケンシールドを演じるリチャード・アーミテージ、ゴラム役のアンディ・サーキス、フロド・バキンズに扮するイライジャ・ウッドが新たな“冒険”の幕開けをファンと祝した。その他の写真トールキンの『ホビットの冒険』を原作に、『ロード…』から60年前の“中つ国”を舞台にした壮大な冒険を描くファンタジー巨編。「再び冒険に出た理由? それは他の誰にも『ホビット』は渡したくなかったからさ(笑)。私が再び中つ国に戻る方法は、この映画を撮る以外ない。実際、今までで一番楽しい冒険だったよ」(ジャクソン監督)。ホビット族のビルボが、魔法使いのガンダルフ、13人からなるドワーフの一団らと挑む旅路が、最新鋭の3D技術、HFR3D(ハイ・フレーム・レート3D)で撮影され、「映画鑑賞の手段が増えた現在、映画館で映画を観る理由を求めていた。観客の皆さんを映画館に呼び戻す機会になれば」と期待を寄せていた。大役に抜擢されたフリーマンは、「世界レベルの大がかりな作品なのに、まるで学生映画を撮っているような和気あいあいとした雰囲気。僕が迷ったときには、常に誰かが手を差し伸べてくれる親密な現場だった」。アーミテージはもともと『ロード・オブ・ザ・リング』のファンだったといい、「責任や期待の重さも感じたのは事実。それでも(ロケ地)ニュージーランドでの18か月は人生で最も思い出深い、貴重な時間だった」と振り返った。一方、『ロード…』3部作から続投したサーキスとウッドは、「ニュージーランドの旧友との再会ほどうれしいことはない。それに僕にとってゴラムは一生の友人だからね」(サーキス)、「フロドは原作には登場しないから、今回映画に出演できるのは文字通り“思いがけない”こと。フロドとして戻れたことが大きな贈り物になったよ」(ウッド)と感無量の面持ちだった。『ホビット 思いがけない冒険』12月14日(金)、丸の内ピカデリー他全国ロードショー『ホビット スマウグの荒らし場』2013年12月13日(金)、全国ロードショー『ホビット ゆきて帰りし物語』2014年7月18日(金)、全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2012年12月03日『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に続いてJ.R.R.トルーキンの原作を映画化する3部作の第1弾『ホビット 思いがけない冒険』を手がけたピーター・ジャクソン監督らが明日、日本でイベントを行うが、ついに映画を完成させたジャクソン監督から日本のファンに向けたメッセージビデオが到着した。ピーター・ジャクソン監督 メッセージビデオ本作は、大著『指輪物語』を実写映画化し、最終章『王の帰還』で米アカデミー賞で11部門を受賞したジャクソン監督とスタッフたちが挑む超大作。『ロード…』の60年前の“中つ国”を舞台に、ホビット族のビルボが、魔法使いのガンダルフ、13人からなるドワーフの一団らと壮大な冒険に出る姿を描く3部作で、マーティン・フリーマン、イアン・マッケラン、ケイト・ブランシェット、イライジャ・ウッド、アンディ・サーキスらが出演する。このほど公開された映像は、ジャクソン監督が日本のファンに向けてメッセージを送っている短い映像と、本作の最新予告編を組み合わせたもので、12月14日(金)の日本公開に向けて期待が高まる内容に仕上がっている。現在では世界中の映画ファンがその完成を待ちわび、先ごろニュージーランドで行われたワールドプレミアには13万人ものファンを集めた『ホビット…』だが、前シリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』完成前は多くのファンや関係者がその完成度にたいして半信半疑だった。というのも、トールキンの『指輪物語』は壮大なスケールと入り組んだ物語・設定・世界観から“映像化は不可能”と言われており、故郷ニュージーランドでコツコツと秀作をつくり続けていたジャクソン監督が映画化を手がけることについて不安を表明する声も多くあがっていた。しかし、完成した映画『ロード・オブ・ザ・リング』は、それまでの不安をすべて覆す“奇跡”を起こした。細部まで作りこまれた映像とダイナミックなアクション、そして何より観客の胸をうつドラマを見事に描き、第一部の『旅の仲間』の公開時から絶賛が殺到。三部作で29億1750万ドルもの世界興収を記録し、シリーズ累計で17のオスカーを獲得するなど、映画史にその名を刻む名作シリーズとなった。そのため『ホビット』シリーズでは逆に全世界の期待は相当に高いが、ジャクソン監督ら製作陣は前シリーズを超えるだけのクオリティが提示できると確信した段階で撮影に踏み切ったはずだ。再び、スクリーンで『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのような“大冒険”が始まるのは来月14日(金)。今回も三部作での公開が予定されている。『ホビット 思いがけない冒険』12月14日(金)、丸の内ピカデリー他全国ロードショー『ホビット スマウグの荒らし場』2013年12月13日(金)、全国ロードショー『ホビット ゆきて帰りし物語』2014年7月18日(金)、全国ロードショー
2012年11月30日マイケル・ジャクソンのヒット曲で構成される歌とダンスのシアター・パフォーマンス『THRILLER Live/スリラーライブ』が現在日本公演中。11月25日には特別イベントも行われ、当日の模様を伝えるレポートが寄せられた。『THRILLER Live/スリラーライブ』公演情報11月25日(日)13:00終演後、世界24か国での公演を行うスリラーライブでも初めての試み、ファン参加型イベント“Moon Walk Challenge”が開催された。事前エントリーしてくれたファンも含め、参加者は10名。それぞれ個性豊かなMoon Walkを披露しました。審査をしたのは、マイケル・デューク、サマンサ・ジョンソン、ヘイデン・エシュン、ダリアス・ケイレブの4人。ファンのパフォーマンスに驚いたり、大笑いしたりと、楽しんだ様子。さらには、Young MJのディアンドレが飛び入り参加。ファンもキャストも一体となって多いに盛り上がったイベントになった。優勝者は伊藤銀児くん(13歳)、浜田惇平くん(16歳)、櫻庭歌也くん(11歳)の3名で40点満点を獲得。3人とも、普段から、マイケルのDVDを見て、マイケルの動きの研究に余念がないそう。この3人はキャスト、観客から、特に大きな歓声が上がった。審査員を務めたサマンサは、「日本のファンのマイケルへの愛を強く感じる。みんな素晴らしいパフォーマンスだった。サイコー!(日本語で)」と興奮した様子。キャストと観客の距離をさらに近づけた、日本のファンにも、スリラーライブのキャストにも思い出に残るイベントとなった。日本初上陸のスリラーライブ東京公演も今日の公演を終えて、残り16公演。トリヴュートショウとして、ますますマイケル・ジャクソンへの敬意と愛情に包まれたショウとして進化してくことだろう。ステージジャーナリスト今井未菜美公演は12月9日(日)まで東京・六本木ブルーシアターにて、12月18日(火)から27日(木)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて開催される。チケットは発売中。
2012年11月27日ブルース・ウィリスとジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』。本作でベテラン俳優ブルースと同一人物を演じているジョセフだが、ブルースに似せるためメイクに3時間もかけたという彼の新ビジュアルがひと足早くシネマカフェに到着した。舞台は近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を“ルーパー”と呼ばれる30年前に暗躍する暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。『(500日)のサマー』では、運命の恋を夢見るロマンチストな草食系男子を演じて女子の心を掴み、『インセプション』では切れ者の犯罪者、打って変わって『ダークナイト ライジング』では悪と戦う正義感溢れる若手警官を演じ、女子だけでなく男子のハートまで掴んだ(?)彼が次に挑む役柄は、凄腕ルーパーのジョー。ジョセフ演じるジョーの30年後を演じるのが、名優・ブルースなのだが、彼に印象を似せるためにジョセフは相当な苦労をしたようで「彼のことを研究しまくったよ。彼の映画をたくさん観たし、彼の映画から音声だけを録音してiPodで彼の声を何度も何度も聞いたんだよね」と当時をふり返る。さらに「一番大事だったのは、ただ彼と一緒に過ごすことだったんだ。夕食を食べたり、会話したりね。彼のことを人として知ることが一番参考になったんだ」と意外な役作りの秘訣を明かしてくれた。本作は、監督が10年ほど前から構想していた作品で監督デビュー作、ジョセフ主演作の『BRICKブリック』の撮影後、監督がジョセフに基本的なアイデアを語ったことからこのプロジェクトが始まったそう。その後、監督は脚本を本格的に書くにあたり、ジョセフのために“現代”のジョーを書き上げたのだとか。「誰かが自分のために主人公を書いてくれたなんて、僕にとって初めてのこと。そんなキャラクターを演じるのはとても光栄なことだと興奮したよ」とジョセフ自身も喜びを語っている。本作では主演だけでなく、エグゼクティブ・プロデューサーも兼任するジョセフ。今回、公開となった新ビジュアルを見る限りでも、確かに目元のあたりがブルースにそっくり!ハリウッドでいま一番熱い男、ジョセフ・ゴードン=レヴィットがブルース・ウィリスにどこまで似せることができたのか?その真相はぜひ劇場で確かめてみて。『LOOPER/ルーパー』は2013年1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年11月21日動物に対する正しいケアを怠ったため、『ホビット』の撮影現場で27匹の動物が死んだという報道に対し、ピーター・ジャクソン監督と映画のプロデューサーが否定の声明を発表した。一方で別の動物愛護団体は製作側のケアの怠りを非難する声明を出している。その他の情報『ホビット』の現場で動物が死んだと非難しているのは、動物愛護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)。動物が管理されていた場所に危ない要素が多数あったことが原因だったという。映画の現場における動物の扱いを監視するアメリカン・ヒューマン・アソシエーションは、この映画の撮影中に動物のケガはいっさいなかったとしているが、同団体は通常、動物が管理されている場所まではチェックしていない。この報道を受けて、アメリカン・ヒューマン・アソシエーションは「私たちには、撮影現場の外まで監視することはできません。現場の外での事故は、あまりに多すぎます。この状況を止めるべきです。製作中のどの段階にあっても、動物を守らなければいけません」と声明を発表した。一方でピーター・ジャクソンとプロデューサーは、動物のケアに怠りはなかったと主張。「我々は動物に対して最高の基準のケアをしています。事故があった場合は即座に検証し、正しい処置を取っています。27匹の動物が死んだという報道を、我々は断固として否定します。動物が出てくるショットの55%はCGで、アクションやストレスを与えるシーンに動物は使っていません」とコメントしているようだ。(C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
2012年11月20日マイケル・ジャクソンの元アシスタントが、ツアープロモーターのAEG社を訴えた。生前のマイケルの付き人を務めていたマイケル・アミール・ウィリアムズさんは、ほか数名の原告団と共に同社に対する訴状を提出し、マイケルが2009年6月に死亡した後に支払われるべき損害賠償金750万ドル(約6億円)が支払われていないと訴えている。ザ・ラップが入手した訴状によれば、ウィリアムズさんらは同社がロンドンでのコンサート準備中のマイケルの健康管理のために元主治医のコンラッド・マーレーを雇ったことを痛烈に非難しているという。これに対してAEG側のマーヴィン・プットナム弁護士は「この訴状は明らかに軽率なものです。少なくとも4つの法律的原理によってこういった行為は禁じられています。しかも、ウィリアムズ氏はマイケル・ジャクソンの個人的な付き人であり、ジャクソン氏が契約していたAEGライブ側による信託受益者ではないのです。したがってそういった契約に対してウィリアムズ氏らが訴える法律的根拠は全くないのです。また、ジャクソン氏の誤った死に対してウィリアムズ氏が法的に訴える根拠もないのです」と話し、さらに「ジャクソン氏の死によって多くの人間たちが貪欲にもらえるものはもらおうと虎視眈々と狙っているという今の状況は本当に残念なことです。彼らは生前のジャクソン氏の収入から利益を得ていたのと同じように、ジャクソン氏の悲劇的な死を利用して暴利を貪ろうとする人たちで、今回の訴えはそれの最新版でしかありません」と反論している。
2012年11月16日リース・ウィザースプーンが、ビッグバンド歌手で俳優のマイケル・ブーブレとデュエット曲のレコーディングを予定しているようだ。「US Weekly」誌によると、リースはマイケルとのコラボ曲の実現に向けて交渉中だという。リースは以前、ボーカル・レッスンを受け、2005年公開のカントリー・ミュージシャン、ジョニー・キャッシュの伝記映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でジョニーの妻ジューン・カーター役を演じ、劇中で数多くの歌声を披露し、アカデミー主演女優賞を受賞した経験を持つ。そんな美しい歌声を持つリースだが、同作のでの歌うシーンは楽しいものではなく、むしろ「大きな挑戦で、人生で最も恐ろしい体験だった」と語っている。「撮影スタッフは私に『歌わなきゃダメですよ。みんな待っているんだから』と言って、文字通り私の背中を押してステージで歌わせたの。撮影初日は本当に吐きそうだったわ(笑)。本当に大変だったのよ」と明かしている。
2012年10月29日エリザベス・テイラーが、マイケル・ジャクソンを抜いて亡くなったセレブの長者番付で1位に君臨した。米「Forbes」誌が恒例の長者番付を発表し、2011年10月からの1年間で、テイラーは生前に所有していた宝石や衣装、美術品など1,800点がオークションで完売し、1億8,400万ドル(約147億2,000万円)を稼ぎ出したことで合計収入が2億1,000万ドル(約168億円)となり、2年連続で首位を守ってきたマイケルを抜いた形となった。中でもゴッホの1889年の絵画がオークションで1,600万ドル(約12億8,000万円)と最高金額で落札され、ほかにもテイラーの香水「ホワイトダイヤモンド」が2011年だけで7,500万ドル(約60億円)の売り上げを記録したという。さらに同誌によれば、テイラーは不動産の売却益だけでなく、1963年の大作『クレオパトラ』に出演以降、2011年に79歳で亡くなるまで自身が出演した映画からそれぞれ10%のロイヤリティーを受けていることなども今回1位に輝くことに貢献したという。テイラーに続いて、マイケル・ジャクソンが1億4,500万ドル(約116億円)で2位、エルヴィス・プレスリーが5,500万ドル(約44億円)で3位と続いた。マイケルは、シルク・ドゥ・ソレイユの公演「マイケル・ジャクソン:ジ・イモータル・ワールド・ツアー」からの収入や、「ザ・ビートルズ」やレディー・ガガ、テイラー・スウィフトなどを抱える音楽出版会社のソニー/ATVミュージックパブリッシングで50%の株を所有していることによる収入などがある。さらに、スヌーピーが登場する人気コミック「ピーナッツ」でお馴染みの漫画家チャールズ・M・シュルツが3,700万ドル(約29億6,000万円)で4位、ボブ・マーリーが1,700万ドル(約13億6,000万円)で5位、ジョン・レノンが1,200万ドル(約9億6,000万円)で6位、マリリン・モンローが1,000万ドル(約8億円)で7位と続き、スティーブ・マックイーンが800万ドル(6億4,000万円)で10位に食い込んでいる。Forbes誌「亡くなったセレブ長者番付」トップ131位 エリザベス・テイラー:2億1,000万ドル(約168億円)2位 マイケル・ジャクソン:1億4,500万ドル(約116億円)3位 エルヴィス・プレスリー:5,500万ドル(約44億円)4位 チャールズ・M・シュルツ:3,700万ドル(約29億6,000万円)5位 ボブ・マーリー:1,700万ドル(約13億6,000万円)6位 ジョン・レノン:1,200万ドル(約9億6,000万円)7位 マリリン・モンロー:1,000万ドル(約8億円)7位 アルベルト・アインシュタイン:1,000万ドル(約8億円)9位 ドクター・スース:900万ドル(約7億2,000万円)10位 スティーブ・マックイーン:800万ドル(約6億4,000万円)10位 ベティ・ペイジ:800万ドル(約6億4,000万円)12位 リチャード・ロジャース:600万ドル(約4億8,000万円)13位 ジョージ・ハリスン:550万ドル(約4億4,000万円)
2012年10月26日東京・六本木で12月9日まで開催中の「THRILLER Live(スリラーライブ)」(12月18日~27日までは大阪で公演される)。マイケルの生涯のヒット曲とダンスを復活させたライブの魅力と見どころ5つをご紹介。 前編はこちらから 3、あの伝説のダンス「ムーンウォーク」が復活マイケルのダンスといえば「ムーンウォーク」が一番有名ではないだろうか。今回のライブでも「BILLIE JEAN(ビリー ジーン)」などの曲の中で登場する。ダンサーがムーンウォークを繰り出すと観客からは思わず歓声が上がった。(c)TETSUO SUZUKIムーンウォークだけでなく、マイケルの生前のライブが再現されたようなダンスパフォーマンスがいくつも登場する。身体を一直線にしたまま足首から前に倒れ込む、あの独特の動きも今回のライブでは見られる。マイケルをリスペクトし、多くのダンサーを虜にしてきたムーンウォークを始めとしたマイケルのダンスの数々。実際に目の前で見ることができるのが「スリラーライブ」の魅力の1つだ。4、名曲「スリラー」を再現今回のライブの名前にもなっている「THRILLER(スリラー)」といえば、ゾンビが出てくるミュージックビデオが有名。今回のライブでは、そのミュージックビデオを彷彿させる演出がされている。(c)TETSUO SUZUKIリアルなゾンビたちと一緒にダンスをする場面では、迫力あるダンスで見ごたえ十分。ダンサーたちのゾンビの格好には、登場したときに観客席から悲鳴が聞こえたほどだ。思いがけない演出がされているので、是非一度、劇場に足を運んで実際に体験していただきたい。5、観客参加型のライブパフォーマンス「スリラーライブ」最大の魅力は、キャスト達と観客との一体感だ。子供から大人まで幅広い年齢層の観客達は、ノリのよいシンガー達につられ、総立ちでのダンス。初めの恥ずかしさは曲が進むにつれなくなり、終盤では曲に合わせて頭の上での手拍子と、身体全体を使って踊りだす。(c)TETSUO SUZUKIおすすめはやはり舞台の正面、キャスト達の表情まで見える前列からの観劇だ。運がよければキャスト達があなたにハイタッチしてくれるかもしれない。実際にライブを見た人は「期待以上に楽しかった。もう1回見に行きたい」「キャストみんなが魅力的でファンになった」と感想を述べている。こんな魅力いっぱいの「スリラーライブ」は12月9日まで。マイケルのファンという人も、あまりマイケルのことを知らないという人も、新しいライブパフォーマンスに魅了されること間違いない。仕事帰りや週末の予定に「スリラーライブ」で盛り上がってみてはいかがだろうか?PHOTOS OF PREVIOUS CAST MEMBERS「スリラーライブ」 公式サイト 【東京公演】■開催期間: 2012年9月29日~12月9日■開催場所: 六本木・ブルーシアター■チケット: S席8,500円/A席7,500円/学割(A席)6,500円【大阪公演】■開催期間: 2012年12月18日~27日■開催場所: 森ノ宮ピロティホール■チケット: S席8,500円/A席7,500円
2012年10月24日ブルース・ウィリス×ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』。このたびタイムトラベルのタブーに挑んだ本作の待望の予告編とポスタービジュアルが公開となった。舞台は近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を“ルーパー”と呼ばれる30年前に暗躍する暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。公開となった予告編では、なぜ現代のジョーと未来のジョーが戦うハメになったのか?という本作のストーリー設定が明かされる。ルーパーとしてのルールはたった一つだけ、どんなターゲットでも決して逃がさず“始末”すること。失敗は、現在の自分の死を意味しているからだ。しかし、ブルース演じる30年後のジョーには未来を壊滅させるある独裁者を過去にさかのぼって殺すという目的があることが予告編からも伺える。タイムトラベルのコンセプトは、ハリウッド映画におけるある種の定番テーマでもあるが、本作では現代の自分(ジョセフ)と未来の自分(ブルース)が本気で命のやりとりを行う、いわばタイムトラベルのタブーに踏み込んだ作品とも言えるかもしれない。“若手VSベテラン”の人気実力派俳優2人がまったく新しい世界観の中で挑む、予測不可能なストーリー展開、息を飲むアクション、さらにたたみかけるようなスリルの連続が観る者を圧倒する本作。公開となったポスターにもあるように、標的は「30年後の自分」。映像の最後にはジョセフ演じる現代のジョーが、標的を打ち殺し「お前は30年後のオレか?」とマスクを取り去るシーンもあるが、果たして現代と未来の戦いの結末は!?目を離せないスリル満点の予告編をまずはこちらからご覧あれ。『LOOPER/ルーパー』は1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年10月23日誰もが一度は耳にしたことのある「THRILLER(スリラー)」や「BEAT IT(ビート イット)」で知られる、キング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソン。未だに彼の名曲の数々は聞く機会は多い。そんなマイケルの生涯のヒット曲とダンスを復活させたライブが日本にやってきた。それが東京・六本木で12月9日まで開催中の「THRILLER Live(スリラーライブ)」だ(12月18日~27日までは大阪で公演される)。歌とダンスを凝縮し、ライブとはまた違う、新しいエンターテイメントとしてマイケルを感じることのできるライブパフォーマンスだ。今回はこの「スリラーライブ」の魅力と見どころ5つを紹介しよう。1、30曲以上を5人のシンガーが歌い上げる今回のライブでは、マイケルのヒット曲が30曲以上演奏される。「SMOOTH CRIMINAL(スムース クリミナル)」「BAD(バッド)」など、イントロを聞いただけでワクワクし始め、思わず身体でリズムを刻んでしまうマイケルの名曲が目白押し。歌うのは、5人のシンガー。曲に応じて様々な表情を魅せるマイケルの多面性を、5人の個性豊かなシンガーたちが表現している。その中でも、マイケルの"ソウルシンガー"としての側面や、セクシーな魅力を表現する唯一の女性シンガー、サマンサ・ジョンソンの姿には目が釘付けにされる。(c)TETSUO SUZUKI同じマイケルの曲でも、女性であるサマンサが歌うと、女性的な内面を取り入れた表現がされ、よりマイケルの繊細で情熱的な歌の魅力が増して聞こえる。また、男性シンガーに引けをとらないパワフルな歌唱力にも、心をぐっと掴まれるようだ。ライブの中での彼女に注目をしたい。2、マイケルの幼少期を演じる12歳の少年がカワイイこのライブでは、ジャクソン5時代のマイケルから始まり、「人類史上最も成功したエンターテイナー」と称されるに至るまでをヒット曲に乗せ、まるでマイケルの人生をダイジェストで見ているかのように、1つのライブに凝縮している。ライブの冒頭で、幼少時代のマイケルを演じるのは若干12歳のシェーン・ケオ・グレネード。「ABC」「I Want You Back(アイ ウォント ユー バック)」では、彼の歌声はとても澄んでおり愛くるしい。しかも大人に負けない、圧倒的な歌唱力を持っており、ライブが始まった途端に彼の歌に惹き込まれてしまうのだ。ライブが進む中で、彼が出てくる場面では思わず観客も笑顔を見せてしまうほど、舞台上でのムードメーカー的な存在になっていた。彼のあどけない表情も楽しませてくれる。なお、キャストは公演日程により変更になる場合があるので、公式サイトをチェックしてみよう。別のキャストだとまた違った魅力が出るので、何度も楽しむことができそうだ。「スリラーライブ」が思わず見たくなる、残る3つの魅力は後編に続く。 後編はこちら PHOTOS OF PREVIOUS CAST MEMBERS「スリラーライブ」 公式サイト 【東京公演】■開催期間: 2012年9月29日~12月9日■開催場所: 六本木・ブルーシアター■チケット: S席8,500円/A席7,500円/学割(A席)6,500円【大阪公演】■開催期間: 2012年12月18日~27日■開催場所: 森ノ宮ピロティホール■チケット: S席8,500円/A席7,500円
2012年10月23日東京スカイツリータウン内東京ソラマチ 「スペース634」にて「マイケル・ジャクソン展」が10月18日よりスタートした。【公演情報はこちら】会場では『スリラー』や『スムーズ・クリミナル』などミュージックビデオで披露されたものや、ツアーで着用されたものなど、マイケルが生前愛用した衣装など100点以上、時価総額推定30億円以上という展示品が公開される。展示品は日本での公開後、オークションに出品されるため、これらの衣装やアイテムが一堂に会するのはこれが最後になるとの事。マイケルジャクソン展は11月12日(月)まで開催。また、期間中は10月31日(水)までを「THRILLER Stage」、11月1日(木)~11月12日(月)は「BAD&DANGEROUS Stage」とメインの展示物が変更されるという仕組みもあり。また、衣裳展示のほか、会場ではマイケルの功績を振り返る展示や映像、オリジナルTシャツ、ステッカーなど限定アイテムの販売なども行われる。12月6日(木)・7日(金)に東京・東京国際フォーラム・ホールAでザ・ジャクソンズの来日公演が行われるが、その時代の衣装も展示されるため、ライブに行かれる予定の方はこの展示会を見ておくと、より公演を楽しめるかも。マイケル・ジャクソン展日時/2012年10月18日(木)~11月12日(月)・前半 「THRILLER Stage」(10月18日~10月31日)・後半 「BAD&DANGEROUS Stage」(11月1日~11月12日)時間/10:00~21:00 (最終入場は~20:00)会場/東京スカイツリータウン(東京都墨田区押上1-1-2)内 東京ソラマチ 「スペース634」チケット・平日大人1,800円、高校生・大学生900円、小・中学生400円・土日祝大人2,200円、高校生・大学生1,100円 、小・中学生500円・未就学児は保護者同伴に限り入場無料
2012年10月19日マイケル・ジャクソンとジャクソン5のヒット曲で構成される歌とダンスのシアター・パフォーマンス『THRILLER Live/スリラーライブ』が9月29日、東京・六本木ブルーシアターで日本初演の幕を開けた。“THRILLER Live”は英国ショウビズ界の聖地ウエストエンドで1000回を超えるロングランを続け、ヨーロッパ各国はもとより南アフリカ、中国、シンガポール、アブダビと世界規模で注目を集めてきた。開幕前日の9月28日、プレビュー公演が行われた。『THRILLER Live/スリラーライブ』チケット情報マイケル・ジャクソンと20余年にわたって親交を温めてきたプロデューサー、エイドリアン・グラントが気鋭のスタッフとともに練り上げてきた2部構成の約2時間のショウ。ジャクソン5からジャクソンズ、マイケルのソロとほぼ時系列に沿ったオーソドックスな構成で、KING OF POPの栄光を凝縮した幕開け映像から、観客は無理なく音楽の魅力や、それぞれのナンバーが輝きを放った時代の空気へと入り込むことができる。往年のマイケルを思わせるボーイ・ソプラノが印象的なジャクソン5メドレー「ABC」「帰ってほしいの」「I’ll be There」から、「ハートブレイク・ホテル」「シェイク・ユア・ボディ」といったジャクソンズのディスコヒットへとつなぐ序盤の展開で、客席は一気に非日常の空間へ。男女5人のボーカリストが代わる代わる持ち味を見せつけるバラードやポップチューンを織り交ぜながら、R&Bとポップ・ミュージックの融合で一世を風靡した『OFF THE WALL』の世界観を歌い継いでいく。休憩をはさんで第2部は、ストリートカルチャーの台頭した80年代の匂いを漂わせ、「BEAT IT」を皮切りにモンスターアルバム『スリラー』の時代に突入。ブレイクダンスやハードなギターソロなどエッジの効いた見せ場をテンポよく繰り出し、MTV全盛期にチャートを席巻したヒット曲の数々で魅了する。圧巻は「スムース・クリミナル」。ミュージックビデオでおなじみの無重力ダンス、ムーンウォークといった超絶テクニックが目の前で展開され、客席とのコール&レスポンスも最高潮に。そして、マイケルが生涯、訴え続けた愛と平和と調和というテーマを体現する「HEAL THE WORLD」で安らかな一体感がもたらされる。ショウを締めくくるのは「ビリージーン」「スリラー」「BAD」「BLACK OR WHITE」……という言わずもがなのヒットパレードによる“イッツ・パーティタイム!”なフィナーレだ。不世出のスーパースターのキャリアを総括するファンにとっては垂涎のヒット絵巻であるとともに、予備知識なしでも十分に歌とダンスのエネルギーに心打たれるエンタテインメントである。公演は12月9日(日)まで東京・六本木ブルーシアターにて、12月18日(火)から27日(木)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて開催される。チケットは発売中。
2012年10月01日ジョセフ・ゴードン=レヴィットが、アメリカの老舗コミックレーベル・DCコミックのヒーローたちが集結する一大プロジェクト『Justice League』(原題)に出演する可能性が出てきた。DCコミックが製作を進めている同作の中で、バットマンの新シリーズをスタートさせる可能性があるという報道を受け、『ダークナイト ライジング』で新米警官ジョン・ブレイク役を演じていたジョセフは、同映画化作品に出演するという選択肢を排除することはないとMTVに語った。「内容によりけりだよ。僕はいつも自分が出演したい作品に自分の条件が一致したときに出るようにしているんだ。脚本がとてもいいのか、自分にインスピレーションを与えてくれて通じるものがある映画監督なのか、それが僕がいつも気にかけていることなんだ」。同作品にはジョセフだけでなく、ドウェイン・ジョンソンも興味を示しており、ドウェインは最近同作でスーパーヒーローのロボを演じるための交渉中だとツイッターで明かしている。「オレがロボを演じるといううわさが流れているけど、それは本当だ。ジョエル・シルバーとブラッド・ペイトンのプロデューサー陣がいま動いているところだ。楽しみだよ!」一方、ベン・アフレックが同作の監督候補に挙がっていると報道されていたが、最近になってそのようなオファーはもらっていなかったとベン自身が否定している。『Justice League』(原題)は2015年に公開予定だ。■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年09月18日ブルース・ウィリス×ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』。このたび本作で同一人物を演じたジョセフとブルースの激似映像が納められた特報が解禁となった。舞台は近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を“ルーパー”と呼ばれる30年前に暗躍する暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。“現代のジョー”を『ダークナイト ライジング』のジョセフが演じ、彼が遭遇する“30年後のジョー”を誰もが知る大物アクション俳優、ブルース・ウィリスが演じることで話題となっている本作。今回、解禁となった特報映像の見どころはなんといっても横並びで映し出される、現在と未来のジョーのそっくりすぎる姿!なんとジョセフはブルースに似せるため、毎日メイクに3時間もかけて撮影に挑んでいたそう。あまりのそっくり具合に、ブルースも「まるで魔法でも見たような気分だったよ!」と大絶賛。息を呑むアクション、たたみかけるようなスリルがこの映像からも十二分に伝わってくるはず。若手、ベテランの人気実力派俳優2人が、“自分対自分”として対決するという新しい世界観の中で、予測不可能なストーリーが展開する。まずはこちらの映像から、本作で初共演を果たした“そっくり”な2人の姿をご覧あれ。『LOOPER/ルーパー』は2013年1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。※こちらのメイキング映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年09月18日『デクスター(シーズン6)』日本版ブルーレイ&DVDのリリースを前に、主演のマイケル・C・ホールがインタビューに応えた。シーズン1から6年間演じてきたホールは、昼間は警察勤めを、夜は連続殺人鬼という特異なキャラクターや、今シーズンの重要なテーマである“宗教”についてなど、思いを語った。その他の写真ホールは、“デクスター”の役作りについて「連続殺人鬼のインタビュー記事を読んだり、たまたま見つけたドキュメンタリーを見たり、FBIの心理分析官によって書かれた連続殺人鬼を作り上げる彼らの心理についての本を読んだりしたよ。きっと“デクスター”の場合は、そういうことをよく熟知していて、どのプロファイルにも当てはまらないようにするだろうから、僕もそうしたよ。この役を演じるには、すぐれた想像力が要求されるんだ。」と語る。本作はすでにシーズン8までの製作が決定しているが、「人はそれぞれ、影の部分を持っていると思う。みんな秘密を持っているんだ。恐らく“デクスター”の秘密は通常の人よりも大きくて、並外れているし、影が多いのだろうけど、この部分が受け入れられるところだと思う」と人気の理由を分析。更に、今シーズンで重要なテーマになっている“宗教”については、「もし“デクスター”の世界に神が存在するのであれば、それはほぼ間違いなく、“ハリーの掟”か“デクスター”本人だと思う。知っての通り、彼は人の命を終わらせるという、神の仕事を自分の手で行っているんだ。神が何なのかということは、デクスターが今回直面しているものではないんだ」と話し、「僕が今回のシーズンで好きなところは、聖書をもとにして凶悪犯罪を繰り返す犯罪者を描くことで、宗教国家に対して否定的な表明をしていることなんだ。その一方で、デクスターは信仰の力を通して、「シーズン6」の登場人物と正真正銘の友情を持つ。そうやって光と影の両方が表現され、デクスターはその両方に触れるんだ」と振り返る。最後に、デクスターと息子ハリソンとの関係がやがてどうなるか、という問いには「それは鍵となる質問なので、作品の中で答えが出るんじゃないかな」と期待を持たせながらも煙に巻いた。ゲストスターにトム・ハンクスの息子コリン・ハンクス、『バトルスター・ギャラクティカ』のエドワード・ジェームズ・オルモス、人気ラッパーのモス・デフを迎えた新シーズンの日本版は、9月14日(金)よりブルーレイ&DVDがレンタル&発売開始。『デクスター(シーズン6)』9月14日(金)より、ブルーレイ&DVDをレンタル&発売開始セル(ブルーレイBOX、全12話収録):12600円(税込)セル(DVDコンプリートBOX、全12話収録):10290円(税込)レンタル(DVD):Vol.1~3※レンタルDVD Vol.4~6は、10/12(金)レンタル開始発売元:パラマウント ジャパン
2012年09月10日ブルース・ウィリス×ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈るSFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』が2013年1月12日(土)より日本公開することが決定!さらに、9月28日(現地時間)の全米公開に先駆けて、現地時間の9月6日、映画ファンで賑わうトロント国際映画祭のオープニング作品として本作が華々しくお披露目となり、ブルースとジョセフ、そしてヒロインのエミリー・ブラントが公式会見で顔を揃えた。本作の舞台は、近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を30年前に暗躍する<ルーパー>と呼ばれる暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。この奇想天外なSF世界で、“現代の自分”ジョーを演じるのが『ダークナイト ライジング』での活躍が記憶に新しいジョセフ。対して、彼が遭遇する“未来の自分”ジョーを演じるのは言わずと知れた大物アクションスター、ブルース・ウィリス。人気・実力共に熱い視線を集める2人が、自分対自分として対決する、未知なる世界観が展開する。息をのむアクションにたたみかけるようなスリル、そして驚きの結末…。全く新しい顔を見せる2人の初共演に期待が集まる。同映画祭でのプレミア上映に先立って行われた公式会見に参加したブルースは、「これはほかのどのSFとも比較できない、いままでにない映画。脚本も練られていて、とても賢い内容だ」と本作を大絶賛。隣のジョセフも「この映画は娯楽を与えつつ、その後に何か考えさせる素晴らしい映画だ」とアピールした。キャスト陣の自信の程が応えるように、初のお披露目となるプレミアでは、上映を待ちわびる映画ファンで会場は満席に。熱気のこもる舞台にライアン・ジョンソン監督と共に立ったジョセフは、「今回、初めて一般の人にこの映画を観てもらう機会なので、興奮が抑えられない!」と高ぶる気持ちを隠せない様子。上映終了後には、割れんばかりのスタンディングオベーションが会場を埋め尽くしていた。『LOOPER/ルーパー』は2013年1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年09月07日トロント映画祭が、現地時間6日に開幕した。今年の開幕作品は、『LOOPER/ルーパー』。ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ブルース・ウィリス、ライアン・ジョンソン監督が、会見で映画への思いを語った。その他の情報本作の舞台となる近未来では、30年後の世界から送り込まれる人間を殺す通称“ルーパー”たちがいた。だが、ある時、すご腕“ルーパー”のジョーが直面した男は、30年後から送られてきた自分だった―。“今”のジョーを演じるのはゴードン=レヴィット。彼の30年後を演じるのはウィリス。ジョンソン監督は、『BRICK〈ブリック〉』に出演したゴードン=レヴィットに早くからこの構想を話しており、彼をイメージしてジョーというキャラクターを書いたと会見で明らかにした。「当時、僕は、フィリップ・K・ディックにはまっていて、彼の作品を連続して読んでいたんだ。短編として書き始めたけど、次第にアイデアが広がっていったのさ」。未来のジョー役をオファーされたウィリスは、「脚本があまりに賢くて、読み終えた直後に、僕はこれに出ると宣言していたよ」とコメント。もし、実際に過去の自分に直面することができたらどんなアドバイスをするかと聞かれると、人生というものはほんの先のことすらわからないものだと指摘した上で、「何事も真剣に取りすぎるなと言うね」と語った。トロント映画祭は現地時間16日まで。『LOOPER/ルーパー』は1月12日(土)日本公開予定。『LOOPER/ルーパー』2013年1月12日(土)日本公開予定取材・文・写真:猿渡由紀
2012年09月07日今月3日(現地時間)、心筋梗塞のため死去したマイケル・クラーク・ダンカン。彼の娘を名乗る女性が現れ、遺産を要求していることが明らかになった。7月13日(現地時間)に心臓発作を起こして入院、治療を続けた甲斐もなく、54歳の若さで亡くなったマイケルの娘だと名乗る32歳のマーケイ・アンブローズさんはウェブサイト「My Fox Chicago」のインタビューで、父親とは11年間話していなかったと明かし、「本当につらいのは、彼が亡くなって、私たちが仲直りできなくなったことです。それが嫌なんです。私の存在が明らかにならなくたって、それは構わないんです」と語った。だが、ある関係者は「マイケルはマーケイの母親と交際していましたが、彼は自分が父親ではないと信じていました」と語った上で、マーケイさんのとった驚くべき行動を明らかにした。「マイケルは52日間も入院していたのに、彼女は1度も見舞いに来なかったし、話をしようとさえしませんでした。それが、彼が亡くなったその日から、彼女はマイケルの母親に電話をして『私の取り分(遺産)がほしい』と言い立てたのです。93歳の老母が息子を亡くした日にそんな電話をかけるなんて…」。マイケルの棺は9日(現地時間)に、ハリウッドヒルズにある墓地「Hall of Liberty」で午前9時から午後2時まで一般公開が予定されている。近親者のみが参列する葬儀は来週に行われる予定だという。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO
2012年09月07日マイケル・ファスベンダーが、英コメディ作品『Frank』(原題)の主演に抜擢された。『SHAME−シェイム−』でのセックス依存症の男や『プロメテウス』のアンドロイドなど、近作ではシリアスな役柄をこなしてきたマイケルだが、本作でロックミュージシャン役に挑戦する。レナド・エイブラハムソン監督が手がける同作でマイケルが演じるのは、破天荒なバンドのリーダー。ドーナル・グリーソン(『ハリー・ポッターと死の秘宝』)扮する野心に燃えるミュージシャンをバンドメンバーに選ぶフランク役を演じる見込みである。アイルランドの田舎町に住んでいた10代の頃には、実際にヘヴィメタバンドを組みロックスターになること夢見ていたというマイケルは、当時をふり返り「バンドには、僕ともう一人ギタリストがいただけなんだ。小さな町に住んでると、ドラマーとベースを見つけるのは難しいんだよ。僕らはほかのバンドメンバーを見つけられなかったから2人だけでやってたのさ。僕らは1回だけギグをしたよ。小さなパブだったんだけど、昼時だったから中年のお客ばっかりで、メタリカの曲を演奏してたのにお客は『ボリュームを下げろ!』て言うんだ」と話している。本作は「フィルム4」製作の下、『裏切りのサーカス』を手がけたピーター・ストローハンと『ヤギと男と男と壁と』の原作者ジョン・ロンソンが脚本を執筆する予定。■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年09月06日俳優のマイケル・クラーク・ダンカンが先日、54歳の若さでこの世を去った。マイケルは7月に心臓発作を起こし入院していたが、9月3日(現地時間)にロサンゼルスの病院で急逝した。婚約者のオマロサ・マニゴールさんは、心臓発作の入院以降、マイケルの病床で付き添っていたという。マイケルは『グリーンマイル』(’00年)で不思議な力を持つ死刑囚ジョン・コフィー役を演じたアカデミー賞助演男優賞にノミネートされただけではなく、『アルマゲドン』、『隣のヒットマン』、『シン・シティ』、『グリーン・ランタン』など数多くのヒット作に出演。マイケルの広報担当ジョイ・フィリー氏は、オマロサさんの言葉として声明を発表している。「オマロサはみなさんの祈りに感謝すると共に、プライバシーの遵守をお願いしています。公私共にマイケルの人生の成功を祝福することを後ほど公表したいと思います」。身長196cm、体重145kgという巨体のマイケルは、ハリウッドで俳優として成功する以前は、ウィル・スミスやマーティン・ローレンス、ジェイミー・フォックス、LL・クール・J、ノトーリアス・B.I.G.らスターのボディーガードに付いていた経歴がある。今回のマイケルの突然の死を受けて多くのスターが追悼の意を示しており、中でも『グリーンマイル』で共演したトム・ハンクスは「ビッグ・マイクの突然の死にとても悲しい思いです。彼は『グリーンマイル』の撮影セットで見出された宝物のような存在でした。奇跡のような存在です。多くの人から愛される存在で、彼の死に我々は茫然自失となっています」とマイケルの死を悼んだ。■関連作品:クラウド アトラス 2013年、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年09月05日AORシンガーの最高峰と呼ばれる、マイケル・ボルトンの来日公演が決定した。【公演情報はこちら】マイケル・ボルトンはアメリカ出身のシンガーソングライター。『ウィズアウト・ユー』やバーシー・スレッジの名曲カバー『男が女を愛する時』などのヒット曲で知られ、全世界で5,000万枚以上のセールスを記録。グラミー賞には4回ノミネートされ、そのうち、最優秀男性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンスを2度受賞。アメリカン・ミュージック・アワードでは6度の受賞を果たし、チャートに多くのヒットシングルを送り出している。今回の来日公演は10月29日(月)に東京・Bunkamuraオーチャードホール、10月30日(火)に大阪・サンケイホールブリーゼで行われる。単独公演としては2年ぶりとなる今回の来日。興味のある方はご確認を。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて、東京・大阪両公演の先着先行プリセールを実施。受付期間は9月5日(水)午前10時から9月14日(金)午後11時30分まで。■マイケル・ボルトンジャパン・ツアー 201210月29日(月) 開場18:00 開演19:00Bunkamuraオーチャードホール(東京都)10月30日(火) 開場18:00 開演19:00 サンケイホールブリーゼ(大阪府)
2012年09月05日3年前、惜しまれながらこの世を去った歌手のマイケル・ジャクソンが、死の直前に「かなりの情緒不安定」になっていたことが明らかとなった。今回、「Los Angeles Times」紙が入手した複数のEメールによれば、マイケルが死の直前に準備していたコンサート「THIS IS IT」のリハーサルなどを運営していたツアープロモーターのAEG社のティム・レイウェケ社長とランディ ・フィリップスの両者は、ツアーの数週間前にマイケルの精神状態が不安定になっていたのを危惧して話し合いを重ねていたようだ。2009年に行ったコンサートの記者会見の前に、フィリップス氏はあるEメールで「マイケルは自分の部屋に閉じこもり、酔っ払って意気消沈してるんだ…。何とか僕が彼をしらふに戻そうとしてるんだけど」と綴り、さらにマイケルのことを「マスコミの前に立つのが死ぬほど怖く、マネージャーに服を着せてもらわなければならないほど感情的に麻痺してしまい、かなりの情緒不安定な状態」と表現している。その後、マイケルは麻酔薬・プロポフォールの過剰摂取でツアーが始まる前に命を落とした。今回公表された複数のEメールは、AEG社と同ツアーを請け負っていた保険会社との裁判で提出された資料の一部であり、同保険会社はAEG社が主張している保険金1,750万ドル(約13億7,000万円)の無効を訴えている。
2012年09月04日