F5ネットワークスジャパンとパスロジは、F5のリモートアクセスソリューション「F5 BIG-IP Access Policy Manager(以下、BIG-IP APM)」とパスロジのトークンレス・ワンタイムパスワード「PassLogicエンタープライズ版(以下 PassLogic)」を連携させ、スマートデバイスなどの端末固有情報の登録作業を自動化する機能を共同開発したと発表した。パスロジが開発したPassLogic Enterprise版のVersion 2.3.0(2月10日リリース予定)において実装されるAPIと、F5の連携用iRules(BIG-IPのトラフィック処理機能)を組み合わせて利用することにより、トークンレス・ワンタイムパスワードによる個人認証に加え、端末固有情報を活用した端末認証の仕組みを導入することができるという。ユーザは、 当該端末でBIG-IP APMに一度アクセスするだけで、 認証データベース内に端末固有情報が自動登録される。今回実装されるAPIは、端末固有情報の登録以外にも応用が可能だといい、たとえば、 企業の既存の認証基盤(Active Directory/LDAP等)のパスワードを、 初回アクセスまたはパスワードの更新時に自動登録することで、 ワンタイムパスワードでログインした後に社内の既存の認証基盤で認証するWebアプリケーションへのシングルサインオン(SSO)も可能となるという。
2016年02月08日ケンコー・トキナーは、大口径広角ズームレンズ「AT-X 14-20 F2 PRO DX」のニコン用を、発表当初の予定から前倒し、2月19日に発売する。希望小売価格は税別120,000円。AT-X 14-20 F2 PRO DXは、2015年12月に発表された大口径広角ズームレンズ。ズーム全域で開放F値2.0を実現。焦点距離は14~20mmとなっている。キヤノン用とニコン用をそろえ、キヤノン用は2月5日、ニコン用は3月初旬発売としていたが、ニコン用の発売日が前倒しされることとなった。ケンコー・トキナーは発売日変更の理由について「2月25日から開催される『CP+2016』より前に発売したく、生産努力をいたしました」とコメント。AT-X 14-20 F2 PRO DXのキヤノン用はすでに発売されている。
2016年02月05日オリンパスは、ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN-F」を「オリンパスプラザ東京」「オリンパスプラザ大阪」にて2月1日から先行展示する。また、2月6日から順次トークイベントを開催。いずれも事前予約不要で、入場無料だ。PEN-Fは1月27日に発表されたミラーレスカメラ。発売は2月26日だが、それに先がけて2月1日から、オリンパスプラザ東京・大阪のショールームにてカメラと関連アクセサリー(一部除く)を先行展示する。2月6日からはオリンパスプラザ東京・大阪にてトークイベントも開催。講師に赤城耕一氏、飯田鉄氏、河田一規氏、曽根原昇氏を迎える。トークイベントの事前予約は不要だが、席に限りがあるため入場制限する場合がある。開催時間などの詳細は以下のとおり。
2016年01月28日オリンパスは1月27日、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN-F」を発表した。発売は2月26日。パッケージはPEN-F本体のみのものと、交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」が付属するレンズキットの2種類が用意される。価格はいずれもオープンとなっており、推定市場価格(税別)は本体のみが150,000円前後、レンズキットが210,000円前後だ。PEN-Fは、1963年に発売された世界初のハーフサイズ一眼レフカメラ「ペン F」のボディラインやシルエットを継承するデジタルカメラ。トップカバーとフロントカバーにはマグネシウム、ボディー底面と削り出しのダイヤルにはアルミを採用しているほか、外側からビスが見えない設計にするなど外観にもこだわった。バリアングル液晶の裏側にはボディと同じ革素材を使用。また、ユーザーの右手親指が当たる部分には、ホールド性をサポートするため、ボディに凹みを設けている。フィルム選びから現像・焼き付けといったフィルムカメラのプロセスをデジタルで楽しめる「モノクロ/カラープロファイル機能」を搭載。「モノクロプロファイルコントロール」では、カラーフィルター効果とハイライト&シャドーコントロール、シェーディング効果、粒状フィルム効果、調色の5つの効果を組み合わせて作品づくりができる。初期状態のほか、コントラストの効いたモノクロフィルム調の「クラシックフィルムモノクローム」、赤外フィルター効果を強調した「クラシックフィルムIR」がプリセットされている。「カラープロファイルコントロール」では、12分割した色の彩度をそれぞれ-5~+5まで11段階で調整できるほか、ハイライト&シャドーコントロールも組み合わせ可能だ。初期状態のほか、渋みと重厚感ある色調の「クロームフィルム リッチカラー」、彩度が高い「クロームフィルム ビビッド」があらかじめ登録されている。モノクロ/カラープロファイル機能には、ボディ前面の「クリエイティブダイヤル」からアクセスできる。アートフィルターやカラークリエーターも同ダイヤルから設定可能だ。撮像素子には新開発の2,030万画素Live MOSセンサー、画像処理エンジンには「TruePic VII」を採用。ローパスフィルターレス仕様になっており、低感度側はISO80相当まで対応する。5軸VCM手ぶれ補正機構を搭載しており、シャッタースピード最大5段分の補正が可能だ。撮像素子を高速でずらしながら8回撮影した画像をもとに、高解像度写真を生成する「ハイレゾショット」は約5,000万画素相当へ進化した。電子ビューファインダー(EVF)は236万ドットで視野率100%、倍率は1.23倍(35mm判換算で約0.62倍)となる。ダイナミックレンジが拡大される「OVF シミュレーション」を使えば、目視に近い状態で各種設定を変更可能だ。レリーズタイムラグはミラーレス一眼カメラで最短となる0.044秒(メカシャッター時)を実現。完全無音で撮影できる電子シャッターの「静音撮影モード」、機構ブレを低減する電子先幕シャッターの「低振動モード」を用意する。「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II」にも搭載されている「AFターゲットパッド」機能を備える。ファインダーを覗きながら背面の液晶モニターを指でなぞって、81点の合焦ポイントからピント位置を決められるというものだ。主な仕様は、マウントがマイクロフォーサーズ、撮像素子が4/3型(17.4×13mm)・有効2,030万画素のLive MOSセンサー、対応感度がLow(ISO80相当)~ISO25600、シャッター速度が1/8,000~60秒(メカニカルシャッター)。本体サイズはW124.8×D37.3×H72.1mm、重量は本体のみで約373g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約427g。防塵防滴仕様の外付けフラッシュ「FL-LM3」が付属する。別売のアクセサリとして、外付けグリップ「ECG-4」、本革ストラップ「CSS-S120L PR」、本革ラッピングクロス「CS-48 PR」、本革カメラバッグ「CBG-11 PR」、本革ボディジャケット「CS-47B」を用意する。
2016年01月27日STマイクロエレクトロニクス(ST)は1月12日、32bitマイクロコントローラ・STM32F4アクセス・ラインの中で最小となるSTM32F410の量産を開始したと発表した。STM32F410は、ARM Cortex-M4Fコアを搭載し125 DMIPS、339 EEMBC CoreMark(100MHz動作時)の性能を実現。同社独自のART Acceleratorや電圧スケーリングなどの機能により、動作時の消費電力は89μA/MHzまで低減されている。STOPモードの電流も6μAに抑えられ、ウェアラブル機器、IoT機器、スマートフォンなどにも適用可能だとしている。また、64KB~128KBのFlashメモリと32KBのSRAMを内蔵し、モータ制御用タイマと32ビット/100MHzタイマを含む最大6個のタイマなどを搭載。SPI、I2C、I2SおよびISO 7816に対応したUSARTインタフェースを含む通信ポートのほか、12bit DAコンバータなど、その他のSTM32F41xには無かった機能が追加されている。パッケージは、UFQFPN48やLQFP64パッケージのほか、STM32F4シリーズの中で最も小型のWLCSP(2.55 x 2.58mm、36バンプ)で提供される。また、開発ボード・NUCLEO-F410RBも同時リリース。同開発ボードではArduino UnoとST Morphoに対応したコネクタが実装されているため、モーションセンシング、近距離無線通信(NFC)、Bluetooth(R)やIEEE 802.15.4無線ボードなど、各種拡張ボードとの接続も容易だという。
2016年01月12日ケンコー・トキナーは25日、APS-Cデジタル一眼レフカメラ用の交換レンズとして、大口径広角ズームレンズ「AT-X 14-20 F2 PRO DX」を発表した。キヤノン用とニコン用を用意。発売はキヤノン用が2016年2月5日、ニコン用が2016年3月初旬。希望小売価格は税別120,000円だ。ズーム全域で開放F値がF2.0と明るい、焦点距離14~20mmの大口径広角ズームレンズ。プラスチック非球面レンズの面精度を追求し、ゴーストフレアに強い設計を採用している。広角時の周辺までクリアな描写を得られるよう、反射防止コートも最適化。後群レンズには、超低分散ガラスモールド非球面レンズを2枚配置。各種収差を補正し、ズーム全域で高解像や低ディストーションを実現した。全長が伸びないインターナルフォーカスを採用。ワンタッチフォーカスクラッチにより、マニュアルフォーカス時に適度なトルク感を得られ精密なピント合わせに役立つ。主な仕様は(以下の数字はいずれもニコン用)、焦点距離が14~20mm、開放絞りがF2.0、最小絞りがF22、レンズ構成が11群13枚、画角が91.68度~71.78度、絞り羽枚数は9枚、最短撮影距離が0.28m、マクロ最大倍率は1:8.36。フィルターサイズは82mm。花形フード「BH-823」が付属し、本体サイズは最大径が89mm、全長が106mm、重量は735g。
2015年12月25日NTTドコモは、Androidスマートフォン「ARROWS NX F-05F」(富士通製)に向けてAndroid 5.0へのOSバージョンアップを開始した。OSアップデートにより、ロック画面にアプリの最新通知が表示されるようになる。アップデート後は、OSのバージョンがAndroid 5.0となり、通知やランチャーなど各種UIが変更されるほか、設定メニュー内の検索なども可能となる。また、富士通独自のホームアプリ「NX!ホーム」を使用中にショートカット作成アプリによるショートカットが正しく動作しない事象の改善も含まれている。アップデートは、「設定」「端末情報」「Androidバージョンアップ」と進み、案内に従って操作することで行える。更新時間はWi-Fi、Xi/FOMA接続時で約67分。更新後のビルド番号は、「V12R27A」。
2015年12月22日最近はそうでもなくなったが、1990年代の前半には「ステルス機」といえばこれだった。そう、ロッキードF-117Aナイトホークである。この機体もF-16ファイティングファルコンと同様にフライ・バイ・ワイヤ(FBW)で飛ぶが、今回の本題はそちらではない。○こんなモノが飛ぶわけがないだろうF-117Aの特徴は、大きな後退角を持った主翼平面型と、曲面がなくて角張った機体形状にある。どう見ても空気がスムーズに流れてくれるとは思えない形状であり、実際、「空飛ぶボルテックス・ジェネレータ」というあだなまである。ボルテックス・ジェネレータとは、意図的に渦流を引き起こす目的で機体表面に設ける小さな出っ張り(板材という方が実体に近いか)のこと。実際、F-117Aの形状は見るからに、盛大な渦流を引き起こしそうである。空力的見地からみれば(たぶん)最低である。実際、F-117Aの前に技術実証機「ハブ・ブルー」を製作したときには、機体の外形が固まったところで、ひと騒動あった。「ハブ・ブルー」やF-117Aの開発を担当したのはロッキード社(当時)の先進開発部門「スカンクワークス」で、そこのボスは2代目のベン・リッチという人だった。そのベン・リッチのところに初代ボスのケリー・ジョンソンが飛び込んできて、いきなり尻を蹴飛ばした上に「ベン、おまえは大ばか者だ。こんなものが飛ぶわけがないだろう」と一喝したそうである。では、その「こんなものが飛ぶわけがない」と思わせた形はどうやって決められたのか。それは、レーダー電波の反射を抑制することを唯一最大の目的にしたことによる。もうちょっと細かく説明すると、ステルス、つまりレーダーに映らないということは、「敵のレーダーが発信した電波が機体に当たった時に、それを発信源に返さない」ということだ。発信した電波の反射波が戻ってきて、それを受信することで初めてレーダー探知が成立するのだから、反射波が発信源の方に返って行かないようにすればよい。その方法は大きく分けると3つある。「反射の方向を限定する」「発信源とは違う、明後日の方向に反射する」「電波そのものを吸収して反射波を弱める」。鋭い後退角を持たせた主翼は「明後日の方向に反射する」のが目的だし、主翼や尾翼の前縁などについて角度をそろえる工夫をしたのは「反射の方向を限定する」のが目的だ。そして黒いレーダー電波吸収材塗装は「電波の吸収」が目的である。このほか、エンジンが大きな電波反射源になることから、F-117Aでは空気取り入れ口にメッシュ状の蓋をかぶせる、なんていうことまでやった。もちろんエンジンの動作には悪影響があるが、レーダー電波を反射しないことのほうが優先である。ちなみに、これが氷結して詰まるとエンジンが動かなくなってしまうので、メッシュの前面に「異物をどけるためのワイパー」が付いていたそうである。○エコー1しかし、「こういう形にすればステルス化できるだろう」と考えても、それを立証できなければ話にならない。風洞試験みたいに、いちいち模型を作って電波暗室に持ち込んでテストしていたら、時間も費用もかかりすぎる。そこで、レーダー反射断面積を計算するソフトウェアを開発することになった。その名を「エコー1」という。そのきっかけになったのは、同社の技術者、デニス・オーバーホルザーが、ロシアのレーダー専門家、ピョートル・ユフィムツェフが書いた論文「回折理論による鋭角面の電波の解析」の英訳版を見つけ出したことで、時期は1976年4月頃だという。この論文のポイントは、コンピュータによってレーダー反射断面積を計算するための道をつけた点にある。具体的に言うと、与えられた機体の形状を基に、それを多数の三角形に分解して、個別にレーダー反射の計算を行う。その結果を合成すれば、機体全体のレーダー反射断面積を計算できるというわけだ。構造計算に用いられる有限要素法と同様に、できるだけ細かい三角形の集合体に分解して計算するほうが良いし、曲面構成の機体を作ろうとすれば、そうする必要がある。ところが当時のコンピュータでは、細かい三角形に分解して個別にレーダー反射断面積を計算しようとすると、能力が足りなかったのだ。なにしろ1970年代後半の話である。そこで、コンピュータの能力を基にして「どこまで細かい三角形に分解するか」を検討した結果、「ハブ・ブルー」やF-117Aの外形が決まってしまったというわけ。あれ以上に細かくは分解できなかったのだ。もちろん、空力的安定性も何もあったものではない。とにかく「レーダーに映らないこと」だけを優先した形状である。そこで、冒頭でも触れたようにFBWを導入して、飛行制御コンピュータを使うことで初めてまともに飛べることになった。ベン・リッチいわく「飛行制御コンピュータがあれば、自由の女神に曲芸飛行をさせることもできる」。○コンピュータ三題噺つまり、F-117Aとは「コンピュータによる計算で形が決まり」「その際にコンピュータの能力が制約要因になり」「まともに飛ばすにはコンピュータが不可欠」というコンピュータ三題噺(?)で出来上がった飛行機だったわけだ。このプロセスは「優れた飛行機は美しい」という業界の前提を完全に無視しているが、ステルスという機能を突き詰めたことによる異形の美しさがあるといったら褒めすぎだろうか。ちなみに、ロッキード社にはケリー・ジョンソンよりも口の悪い設計者がいて、「ハブ・ブルー」のことを「リッチの道楽」と呼んでいたそうである(「リッチ」はベン・リッチの名前と「金持ち」のダジャレ)。そういえば、イギリスのデハビランド社では第2次世界大戦中に「DH98モスキート」という木製爆撃機を開発・製作したが、これも開発に取りかかった当初は、空軍でただ1人、味方に回って計画を後押しした人物の名前をとって「フリーマン大将のお道楽(Freeman’s Folly)」と呼ばれていた。ところが、どちらの「道楽」も実戦で大活躍したのだから面白いものである。
2015年12月21日トヨタ自動車は1日、コンパクトカー「ヴィッツ」に特別仕様車「F "LED Edition"」を設定して発売した。今回の特別仕様車は、「F」グレードをベースに、LEDヘッドランプセットやメッキ加飾を施したアウトサイドドアハンドルなどによってスタイリッシュな印象を付与。内装では専用ファブリックシート(ブルーブラック&ブラック)を採用したほか、インストルメントパネルオーナメントに布目調フィルム(ブラック)、ドアトリムオーナメントに専用ファブリック(ブルーブラック)を特別装備するなど、上質な室内空間を創出している。さらに、「スマートエントリー&スタートシステム(スマートキー2本)」「エンジンスイッチ」「イルミネーテッドエントリーシステム」「盗難防止システム(イモビライザーシステム)」を含むスマートエントリーセットを標準設定して魅力的な仕様としながら、購入しやすい価格設定とした。外板色では、特別設定色「ボルドーマイカメタリック」を含む全6色を設定。ヴィッツ特別仕様車 F "LED Edition"の価格は、137万2,582円~163万7,673円(いずれも税込)。
2015年12月01日ドラえもんをはじめ、数多くの名作を生み出し、日本を代表する歴史的な漫画家である藤子・F・不二雄氏のふるさとである富山県高岡市の高岡市美術館2階に「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」が2015年12月1日(火)12:00よりオープンする。「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」は、藤子・F・不二雄氏が幼少から少年時代を過ごし、「漫画家になりたい」という夢を育んだ、ふるさと高岡での足跡をたどりながら、たくさんの原画を通して藤子・F・不二雄氏の「まんが」の原点や作品の楽しさ、おもしろさに触れることができるギャラリーとなる。○「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」おもな展示内容1.「原点としての高岡」藤子氏の手作り「幻燈機」を再現し、藤子氏の写真と言葉で綴った「ふるさと高岡の記憶」映像(約4分)を紹介するほか、まんが家への夢を育んだふるさと高岡での、上京までのさまざまな創作活動を中心に展示。2.「まんが家、藤子・F・不二雄」ベレー帽やカメラなど藤子氏の愛用の品や、「ドラえもん」をはじめとするまんがの原画を展示。3.「企画展示」期間限定の企画展示を開催。今回は、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」の企画展示「原画展 大長編ドラえもん」を開催。4.「ドラえもん像の展示」高岡の伝統産業である「高岡銅器」で製作したドラえもん像の展示。5. 「ギャラリーショップ」「まんがライブラリー」このギャラリーでしか買えないオリジナルグッズや「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」のオリジナルグッズを販売。自由にまんがを読むことができるライブラリーも設置される。入場料や開館時間などの詳細は公式サイトをチェックしてほしい。(C)藤子プロ海の王子/(C)藤子プロ・藤子スタジオオバケのQ太郎/(C)藤子プロ・藤子スタジオ
2015年11月25日インターネットは、音楽データをリアルタイムにリミックスできるVSTプラグインエフェクト「F-REX」を発売した。価格は税別9,800円で、11月2日15時まで発売記念セール価格6,860円で販売。同製品では、音楽データをリアルタイムに解析し、音量、周波数、定位といった3つの要素をビジュアル表示。定位と周波数の特定の領域を選択し、その領域のインサイド部分とアウトサイド部分を独立して、音量やパンポットを直感的に調整したり、搭載するコンプレッサーやリバーブを使いエフェクト処理したりすることが可能となっている。また、ボーカルや特定の楽器のキャンセルや抽出、定位の変更、ノイズのキャンセルなども行える。動作には、別途VST/AUに対応したホストアプリケーション(32bit/64bit対応)が必要。なお、対応OSは、Windows 10(64bit/32bit)、Windows 8/8.1(64bit/32bit)、Windows 7(64bit/32bit)、Windows Vista(64bit/32bit)、Mac OS X (10.8~10.11 El Capitan)。
2015年11月02日ナイキ(NIKE)が1989年に公開した映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART II』でマイケル・J・フォックス演じるマーティがタイムスリップした日付である2015年10月21日に合わせて、自動で靴ひもが締まるスニーカー「2015 ナイキマグ」を発表した。「2015 ナイキマグ」は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART II』でタイムスリップした未来に登場したスニーカーを実際に商品化したもの。11年に発売されたモデルでは搭載されていなかった、靴ひもが自動で閉まる技術「パワーレース」を採用。現在でもポップカルチャーとして語り継がれている唯一無二のデザインに新たなデジタル技術を搭載することで、「ナイキマグ」をさらに進化させた。ナイキは同シューズにて、着用者の動きを感知し、着用者が求める履き心地とサポート性を提供する個別システムを完成させた。現在様々なスポーツでこの技術を試験しており、今後もそこで得た情報を活かしつつ、これまでにない機能性をもった未来の革新的なフットウエアを開発していく。なお、ナイキは「2015 ナイキマグ」を初めて履いた有名人であるマイケル・J・フォックスに贈呈。今後、「2015 ナイキマグ」は限定オークションによってのみ販売され、売上金はすべてパーキンソン病研究機関であるマイケル・J・フォックス財団に寄付される。オークションの詳細は、16年春に公式サイト、及び公式Twitterにて告知される予定だ。
2015年10月22日ホットトイズは21日、同社が展開するフィギュア「ムービー・マスターピース」シリーズより、新たに発売される「【ムービー・マスターピース】『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』1/6スケールフィギュア マーティ・マクフライ」の予告画像を公開した。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(1989年、以下BTTF2)は、ロバート・ゼメキス監督によるSF作品「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの第2作。俳優マイケル・J・フォックス演じるマーティ・マクフライが、ドク(クリストファー・ロイド)とともに自分の息子が引き起こすトラブルを回避するべく、自動車型のタイムマシン・デロリアンで未来へと向かう。同社は今年4月、同シリーズにて、第1作『BTTF』版のマーティ・マクフライフィギュアを発売。瞬く間に話題となり、現在では入手困難なアイテムとなっている。今回、映画でマーティたちが降り立った未来が2015年10月21日であったことから、『BTTF2』版マーティのハイエンドフィギュア化発表とともに予告画像公開の日に選ばれた。「【ムービー・マスターピース】『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』1/6スケールフィギュア マーティ・マクフライ」は、『BTTF2』の代名詞でもある浮遊するスケートボードはもちろん、自動で靴ひもを結ぶスニーカー、乾燥機能付きのジャケットを1/6スケール(約28センチ)で忠実に再現。さらに本商品は、『BTTF』版同様にマイケル・J・フォックスの公認を受けたフィギュアでもある。同社が展開する「ムービー・マスターピース」シリーズは、主にハリウッド映画の魅力あふれるキャラクターたちを、まるで映画から飛び出してきたかのようにリアルな1/6スケールの可動式フィギュアとして立体化。同社を代表するシリーズとして、特に人気を博している。「【ムービー・マスターピース】『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』1/6スケールフィギュア マーティ・マクフライ」の価格・発売日などは追って公開され、近日予約がスタートする予定になっているという。Back to the Future is a trademark and copyright of Universal Studios and U-Drive Joint Venture. Licensed by Universal Studios Licensing LLLP. All rights reserved.
2015年10月22日映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーパート2』(1989)で主人公が車型タイムマシン「デロリアン」に乗ってタイムトラベルした30年後の未来にあたる本日10月21日16時29日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区)の「デロリアン」の前に仮装したファンが集結した。全世界で名シーンとして語り継がれている、主人公が30年後の未来にタイムトラベルするシーン。本日16時29分がまさに30年後の未来であり、朝からツイッターやネット検索でも盛り上がりを見せていた。そして、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、16時過ぎにアトラクション「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」の前に映画関連の仮装をした人たちが続々と集結。1分前になるとカウントダウンが始まり、16時29分を迎えた瞬間、約300人のゲストが「バック・トゥ・ザ・フューチャー!!」と声を上げ、その瞬間を祝った。その後も、デロリアン前で記念撮影をしたり、ファン同士で語り合ったり、祝福ムードに包まれた。東京から訪れた20代男性は「2015年10月21日は一生に一度しか来ないので、どこで過ごすか考えたとき、アトラクションとデロリアンがあるここで皆で祝えたらいいなと思ってここに来ようと決めた」と話し、「やっぱりホバーボードが身近に乗れる世界が来てほしい」と期待。同じく東京在住の30代女性も「アトラクションやデロリアンがあるパークでこの日を過ごそうと思い東京から来た。未来の日を迎え不思議な感じ。映画と違った未来があるのかなと思うとワクワクする!」と興奮ぎみに語った。
2015年10月21日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)は、イタリア本社より靴職人が来日し、人気プログラム 「ドライビング・シューズのメイド・トゥ・オーダー」のシューズ製作工程を実演するイベントを、東京・大阪・名古屋の3都市で開催する。今年6月からスタートしたこの「ドライビング・シューズのメイド・トゥ・オーダー」は、アッパーの素材・色、ソールの色、アイコンモチーフ「ガンチーニ」の色を選択し、112通りの豊富な組み合わせの中から自分好みのデザインにカスタマイズできるプログラム。さらに、ワイズ(足囲)を選んだり、シューズの内側にネームを入れることもできるので、“自分だけの一足”に仕上げることが可能だ。サイズは5から11(23~29cm)まで対応している。価格は選ぶ素材によって異なり、10万3,680円から32万4,000円。また、このプログラムのオーダーを行った人を対象に、シューズと同素材・同カラーのベルトをオーダーできるサービスも実施している。今回のイベントは、「メイド・トゥ・オーダー」のプログラムを体感、オーダーできるのはもちろんのこと、メゾンのレガシーであるクラフツマンシップを受け継いできた靴職人によるシューズ製作のデモンストレーションが目玉となる。このイベントのためにサルヴァトーレ フェラガモの本社より靴職人フロリアーノ・プラテッリが来日し、普段は見ることが出来ないドライビング・シューズ製作の実演を行う。創業者サルヴァトーレ・フェラガモが生涯にわたって追及したのはファッショナブルで、 なおかつ足にフィットする靴。ブランド独自の伝統的な製造方法は、熟練した職人によって1920年代から何世代にも渡り大切に受け継がれてきた。この機会に、“靴づくりのアート(Art of Shoemaking)”とも評されるサルヴァトーレ フェラガモの伝統とこだわり、 クラフツマンシップを体感してほしい。【イベント情報】■実施会場9月19日 伊勢丹新宿店メンズ館4階9月20日 サルヴァトーレ フェラガモ銀座本店9月21日 日本橋三越本店2階9月22日 サルヴァトーレ フェラガモ梅田本店9月23日 阪急メンズ大阪3階9月26日~27日 ジェイアール名古屋タカシマヤ7階(新規オープン)■実演時間:11:00~19:00 (銀座本店、梅田本店、阪急メンズ大阪は12:00~19:00)
2015年09月04日パナソニックは9月2日、マイクロフォーサーズ規格に準拠した単焦点レンズ「LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.」(H-H025)を発表した。ブラックとシルバーの2色を用意。発売は10月23日で、希望小売価格は37,000円だ(税別)。マイクロフォーサーズ規格に準拠した焦点距離25mm(35mm判換算時:50mm)の大口径単焦点レンズ。7月16日に開発発表されていたものが正式に発表されたかたちとなる。これまで、焦点距離25mmの単焦点レンズとしてパナソニックからは「LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.」が発売されていた。LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.のレンズ構成は非球面レンズ2枚とUHRレンズ1枚を含む7群8枚。中心から周辺までクリアな描写をしつつ、小型・軽量化を実現した。240fps駆動の高速&高精度コントラストAFに対応し、動体に対してもすばやくピントを合わせられる。主な仕様は、焦点距離が25mm(35mm判換算で50mm)、開放絞りがF1.7、最小絞りがF22。レンズ構成は7群8枚(非球面レンズ:2枚、UHRレンズ:1枚)。絞り羽枚数は7枚(円形虹彩絞り)。撮影可能範囲(撮像面より)は0.25m~、最大撮影倍率が0.14倍(35mm判換算で0.28倍)。フィルター径は46mm。本体サイズは最大径60.8mm×長さ52mm、重量は約125g。レンズフード / レンズキャップ / リアレンズキャップが付属する。
2015年09月02日10月9日(金)、スペースシャワーブックスより映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のオフィシャル本「バック・トゥ・ザ・フューチャー大図鑑」が発売される。シリーズ第一作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が公開された1985年から30周年を迎える今年は、同じく『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』の舞台となった年でもあり、シリーズのファンや映画好きの間で大きな盛り上がりを見せている。このほど発売決定した「バック・トゥ・ザ・フューチャー大図鑑」は、シリーズ三作を監督したロバート・ゼメキスによる資料提供を得て制作されたオフィシャルブック。制作にかかわったユニバーサル・スタジオやインダストリアル・ライト&マジックの協力もあり、全ての記事が当時の主要な関係者による証言から構成された、ファン垂涎の内容に仕上がっている。主要キャスト&クルーへのインタビューをはじめ、名シーンの初期コンセプト、メカニックやギアの下絵、未公開画像から小道具ほか、超貴重な資料が盛りだくさん。主人公マーティを演じたマイケル・J・フォックスは「(シリーズの舞台となった)ヒル・ヴァレーの住人になりたいなら必読だね」と推薦のコメントを寄せている。また、初版の3,000部には特典として「マーティンの兄姉が消える写真」を付録。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』アニバーサリーイヤーに便乗して、タイムトラベルムービーの傑作であり金字塔の本作の魅力を堪能してみては。「バック・トゥ・ザ・フューチャー大図鑑」は10月9日(金)発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バック・トゥ・ザ・フューチャー 1985年12月より公開バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 1989年12月より公開バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 1990年7月より公開
2015年08月28日ドウェイン・ジョンソンが、ディズニーランドのアトラクションを映画化する『ジャングル・クルーズ』に主演することになった。その他の情報ストーリーは明らかになっていないが、時代物になるらしい。『ラブ・アゲイン』のジョン・レクアとグレン・フィカーラが、現在脚本を執筆している。ディズニーランドのアトラクションをテーマにした映画は、ほかに、『ホーンテッド・マンション』が企画されている。監督はギレルモ・デル・トロ、主演はライアン・ゴズリング。ジョンソンはこの夏、アメリカなどで『カリフォルニア・ダウン』を大ヒットさせた。次回作は、来年6月北米公開予定のコメディ『Counter Intelligence』。2017年4月公開予定の『ワイルド・スピード』8作目にも、引き続き出演が決まっている。『カリフォルニア・ダウン』9月12日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかロードショー文:猿渡由紀
2015年08月21日8月22日(土)、川崎市にて開催される「KAWASAKI しんゆり映画祭 2015」内の企画として「なつやすみ野外上映会」の開催が決定。『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』の野外上映が行われる。今年で21回目を迎える「KAWASAKI しんゆり映画祭 2015」は、1995年に川崎市の「芸術のまち構想」の一環としてスタート。例年テーマに添った作品を上映し、監督・俳優などによる座談会やシンポジウム、ミニコンサートなどが開催されている。2000年より、同映画祭の特別企画として「なつやすみ野外上映会」をスタート。今年で16回目の本企画では、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務め、ロバート・ゼメキスが監督を務めた2015年が舞台の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』を、川崎市立麻生小学校校庭にて野外上映する。また、「KAWASAKI しんゆり映画祭 2015」は11月3日(火・祝)~11月8日(日)にて開催。昨年開催時には、『私の男』や『ダラス・バイヤーズクラブ』といった話題作も上映し、藤竜也もトークイベントに登場。今後発表される上映ラインナップで、さらに注目を集めそうだ。「なつやすみ野外上映会」は、8月22日(土)川崎市立麻生小学校校庭にて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年08月19日シグマは、ズーム全域で開放絞りF2を実現した広角ズームレンズ「SIGMA 24-35mm F2 DG HSM」のニコン用を8月21日に発売する。希望小売価格は税別150,000円だ。なお、シグマ用とキヤノン用は7月30日にすでに発売された。SIGMA 24-35mm F2 DG HSMは6月19日に発表された、Artラインに属する大口径広角ズームレンズ。発表当初、発売日と価格はともに未定とされていたが、このたびニコン用について8月21日に発売すると決定した。SIGMA 24-35mm F2 DG HSMは、35mmフルサイズをカバーするズームレンズとして、世界で初めて開放絞りF2を実現した(シグマ調べ)。焦点距離は24mmから35mmまでをカバー。シグマは、24mm F2と28mm F2、35mm F2の単焦点レンズ3本を一度に持ち歩くような感覚で使えるとしたうえで、特に24mmと35mmの焦点距離では、Artラインの単焦点レンズと同等の光学性能を発揮するとしている。
2015年08月10日F5ネットワークスジャパンは、レッドハット、デルの2社と共同で、Dell PowerEdge R430ラックサーバにおけるRed Hat Enterprise Linux OpenStack Platform 5環境で、F5のBIG-IP仮想アプライアンス(BIG-IP v11.6 /BIG-IQ v4.5)仮想ロードバランサー(Load Balancer As a Service、以下 LBaaS)の動作検証を完了したと発表した。これにより、L4-L7の機能をクラウド環境にて実現することが可能となる。レッドハット 暫定社長 レッドハットアジアパシフィックPte Ltd シニアバイスプレジデント 兼 ジェネラルマネージャーアジアパシフィック ダーク-ピーター・ヴァン・ルーウェン氏は、「Red Hat Enterprise Linux OpenStack PlatformとBIG-IPとの動作検証が完了し、ミッションクリティカルなアプリケーションにおけるパフォーマンスを担保するLBaaS機能の選択肢を増やすことができました。これにより、オープンなクラウド環境の構築を目指すお客様は、ネットワークとサーバー、ストレージを全て仮想化した真のクラウド環境を実現することができるようになりました。ADC市場におけるリーディングカンパニーであるF5との協業を通じて、今後、商用OpenStackエコシステムがさらに活性化されることを期待しています」と述べている。
2015年08月03日シグマは、ズーム全域で開放絞りF2を実現した広角ズームレンズ「SIGMA 24-35mm F2 DG HSM」のシグマ用とキヤノン用を7月30日に発売する。希望小売価格は税別150,000円だ。なお、ニコン用の発売時期は未定。SIGMA 24-35mm F2 DG HSMは6月19日に発表された、Artラインに属する大口径広角ズームレンズ。発表当初、発売日と価格はともに未定とされていたが、このたびシグマ用とキヤノン用については7月30日に発売すると決定した。SIGMA 24-35mm F2 DG HSMは、35mmフルサイズをカバーするズームレンズとして、世界で初めて開放絞りF2を実現した(シグマ調べ)。焦点距離は24mmから35mmまでをカバー。シグマは、24mm F2と28mm F2、35mm F2の単焦点レンズ3本を一度に持ち歩くような感覚で使えるとしたうえで、特に24mmと35mmの焦点距離では、Artラインの単焦点レンズと同等の光学性能を発揮するとしている。
2015年07月17日シグマは6月19日、開放絞りF2を実現した大口径広角ズームレンズ「SIGMA 24-35mm F2 DG HSM」を発表した。発売日と価格はともに未定だ。マウントはシグマ用、キヤノン用、ニコン用を用意する。SIGMA 24-35mm F2 DG HSMは、ハイレベルな芸術的表現に向けた「Art」プロダクトラインに属する大口径広角ズームレンズ。35mmフルサイズをカバーするズームレンズとして、世界で初めて開放絞りF2を実現した(シグマ調べ)。焦点距離は24mmから35mmまでをカバー。シグマは、24mm F2と28mm F2、35mm F2の単焦点レンズ3本を一度に持ち歩くような感覚で使えるとしたうえで、特に24mmと35mmの焦点距離では、Artラインの単焦点レンズと同等の光学性能を発揮するとしている。大口径非球面レンズやFLDガラス1枚、SLDガラス7枚(うち2枚はSLD非球面レンズ)を採用した光学設計となっている。レンズパワー配置の最適化を行い、球面収差や軸上色収差、像面湾曲などを徹底的に補正した。フレアやゴーストの発生を低減するスーパーマルチレイヤーコートを採用し、逆光時でもコントラストの高い描写を実現する。AF面では、超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)を搭載することで、AF速度の高速化と静粛性を実現。フォーカスやズームにより全長の変化が起こらないインナーフォーカス・インナーズームを採用している。主な仕様(以下の数値はいずれもシグマ用のもの)は、レンズ構成が13群18枚、画角が84.1~63.4度、絞り羽根枚数が9枚(円形絞り)、最小絞りがF16、最短撮影距離が28cm、最大倍率が1:4.4、フィルターサイズがφ82mmとなっている。サイズは最大径φ87.6mm×全長122.7mm、重量は940g。なお、本製品は2013年1月に発表された「SIGMA USB DOCK」に対応。USB接続したパソコンを介して、レンズのファームウェアアップデートや合焦位置の調整などを行える。
2015年06月19日シチズン時計は6月10日、人気シリーズの「ATTESA」(アテッサ)から、エコ・ドライブGPS衛星電波時計の「F900」を3モデル、「F150」を3モデル発表した。発売予定は前者が10月下旬、後者が8月下旬。税別価格は170,000円~230,000円。F900とF150は、時刻情報のみなら最短3秒、位置情報を含めた場合は最短30秒でGPS電波を受信し、時刻やタイムゾーン、カレンダーを自動修正する。なお、今回のATTESAシリーズ「F900」とは別に、共通のムーブメントを採用した「エコ・ドライブ サテライトウエーブ F900」が2015年3月開催のBASELWORLD 2015で発表されている。○多機能クロノグラフ「F900」高速ツインコイルモーターを搭載し、針の動きを正回転・逆回転ともに高速化。例えば時差±1時間の時刻を修正するとき、2秒弱で完了する。ワールドタイム機能では、メインタイムとローカルタイム(6時位置インダイアル)、2つの時刻を簡単に入れ替え可能だ。ケース素材には、純チタニウムを研磨して表面加工技術「デュラテクト」を施した「スーパーチタニウム」を採用。軽量で肌に優しく錆びにくいほか、デュラテクト加工によって小キズや擦りキズが付きにくくなっている。ラインナップと税別価格は、文字板カラーがブラックの「CC9015-54E」が200,000円、シルバーの「CC9010-66A」が190,000円、ブラックの「CC9017-59E」が230,000円。主な違いはデュラテクトDLC加工の有無。共通の仕様として、風防がサファイアガラス、ケースサイズが径43.5mm×厚さ13.1mm、パーペチュアルカレンダー、10気圧防水、パーフェックス(JIS1種耐磁・衝撃検知・針自動補正)など。○シンプル&スマートデザイン「F150」シンプルな機能と、装着感や視認性に注力したモデル。ケース素材にはスーパーチタニウムを採用し、ケースの厚みが12.5mmという薄さを実現した。全世界40エリアのタイムゾーンに対応したワールドタイム機能を備える。ラインナップと税別価格は、文字板カラーがブラックの「CC3010-51E」が170,000円、シルバーの「CC3010-51A」が170,000円、ブラックの「CC3015-57E」が190,000円。「CC3015-57E」は、ケースとバンドにデュラテクトDLC加工を施している。共通の仕様は、風防がサファイアガラス、ケースサイズが径43.5mm×厚さ12.5mm、パーペチュアルカレンダー、10気圧防水、パーフェックス(JIS1種耐磁・衝撃検知・針自動補正)など。
2015年06月15日プラダ(PRADA)が、パンプスのメイド・トゥ・オーダーサービスを期間限定で実施中だ。会場はプラダ大阪心斎橋店、伊勢丹新宿店、松屋銀座店、青山店の4店舗となる。59色のカラーから、自分らしい一足をオーダー可能だ。今回用意されたモデルは、人気のベーシックパンプスを始め、オープントウ、プラットフォーム、スリングバックなど全11モデル。スタイルによってはヒールの高さを選ぶことも可能だ。素材にはクロコダイル、オーストリッチ、パイソン、リザード、スエード、シルクサテン、「プラダ」の伝統的な素材である“サフィアーノ”にパテントを施したカーフレザー、メタリックレザー、ゴートレザーの9種類を取りそろえる。なお、“サフィアーノ”レザーとシルクサテンは「プラダ」のアーカイブプリントが施されたタイプを、クロコダイルとゴートレザーはライニングにローズプリントをあしらったタイプも選べる。カラーは59色を用意。さらに、アウトソールの色をブラック、ダークピンク、ブルーの3色からセレクト出来る他、アウトソールの「プラダ」のロゴ下にゴールド、またはシルバーで自分のイニシャルを付けることも可能で、それぞれのシューズに合わせたスペシャルパッケージに入れて提供される。期間はプラダ大阪心斎橋店が5月28日まで、伊勢丹新宿店が6月3日から9日まで松屋銀座店が6月12日から14日まで。青山店は6月19日よりスタートし、終了日は未定となっている。なお、納期は約4カ月、価格は既製品の価格に対して20%のチャージ料がかかる。
2015年05月28日F5ネットワークスジャパンは5月12日、同社自身が提供するクラウドサービス「Silverline」において、第二弾として、SaaS型のウェブアプリケーション攻撃防御(WAF)「F5 Silverline Web Application Firewall (以下、F5 Silverline WAF)」ソリューションを発表した。同社は今年の2月、、クラウドサービスの第一弾として、DDoS攻撃対策のソリューション「F5 Silverline DDoS Protection」を発表。今回のF5 Silverline WAFはこれに続くもの。F5 Silverline WAFは、オンプレミス向けのアプライアンス製品「BIG-IP」のWAF機能「Application Security Manager(ASM)」を使用しており、レイヤ7攻撃(DDoS、SQLインジェクション、ゼロデイ攻撃、AJAXアプリケーション、JSONペイロード、OWASP Top Tenなど)から防御することができる。また、米国本社にあるSecurity Operation Center (SOC)専門スタッフを通じ、24時間体制でWAF運用管理サービスも提供する。ここでは24時間体制でセキュリティポリシーの構築、 コンフィグレーション、 およびポリシーチューニングを行う。F5ネットワークジャパン セキュリティソリューションアーキテクト 谷村透氏は、Silverline WAFの特徴について、「本日発表したサービスはF5の戦略的なサービスとなっており、クラウド上で加速するアプリケーションへの対応、運用に対する難しさに対応するためのもので、サブリクションモデルで提供する。クラウド型のWAFは、オンプレミスのBIG-IPで使われているASM(Application Security Manager)と同じエンジンが使われており、信頼おけるプラットフォームを使える点、F5が運用するエキスパートサービスが使える点、どこで利用する場合も1つのポリシーですべてをカバーできる点が大きな特徴だ」と述べた。また、ユーザー向けにカスタマーポータルを設け、脅威の可視化、秒間リクエスト状況などをユーザー自身が確認できるという。○「F5 LineRate Point Load Balancer」も発表また同社は、仮想環境で動作する(ベアメタルでも動作)ソフトウェア版のADC「F5 LineRate Point Load Balancer」(以下、F5 LineRate Point)も発表した。BIG-IPはミッションクリティカル領域とADCを必要とするアプリケーションをターゲットにしているが、LineRateは、ユーザー数が数十人程度のベーシックな負荷分散を必要とするアプリケーションをターゲットにしているという。F5ネットワークジャパン セールスエンジニア本部 本部長 ギド・フォスメア氏によれば、ローエンドのADC市場において 、OSSによる無料版を使う動き、IT部門ではなくユーザー部門でADCを買うという動き、1つのアプリケーションにADCが必要な場合の3つの変化があるという。同氏によればこれらの市場をカバーするのがSoftware Defined Datacenterで、同氏は「こちらの市場が今後大きくなっていくとい考えている」と述べた。F5 LineRate Pointはシンプルな負荷分散機能、アプリケーション・プロキシ、高可用性、SSL機能が提供され、月あるいは年単位のサブスクリプションモデルでの課金となる。また、JavaScript技術を採用した「Node.js」に対応した「LineRate Precision Load Balancer」も同時に提供を開始される。
2015年05月12日誰でも一度は「タイムマシンで過去や未来に行ってみたい」と思ったことがあるだろう。そんな「タイムスリップ」がテーマのSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「PART2」「PART3」が今年、話題になっているのをご存知だろうか?なぜかといえば、「PART2」で主人公のマーフィーが1985年から30年後の未来「2015年の10月」にタイムスリップするのだ。そう今年なのである。それならばぜひ「PART2」が予測した”未来”の2015年と、我々が生活しているリアルな2015年を比較してみたくなるのが人情というもの。本稿ではそれのみならず、「PART1」の舞台でもある1985年や、アイドルユニット『drop』の滝口ひかりさんが予測する2045年(?)も交えて、バック・トゥ・ザ・フューチャーの示す2015年とリアルな世の中を比較してみたい。○奇跡の進化を遂げた●●まずは、今や単なる「携帯できる電話」の枠を飛び出し、小さなコンピュータとして人々の生活を豊かにしているスマートフォン。この携帯電話の走りとも呼べる製品「ショルダーホン」が発売されたのが1985年だった。NTTドコモの歴史展示スクエアというサイトを見てみると、そのスペックは「連続通話時間:約40分」「連続待受時間:約8時間」「重量:約3,000g」。2015年発売の某スマートフォンのスペックと比べてみると、「連続通話時間:1144分」「連続待受時間:約294時間」「重量:170g」しかもネット閲覧もメールもできてしまう……。「PART2」ではヘッドマウント型のウェアラブルコンピュータが登場するシーンがある。リアルの世界でも米の某検索大手が開発していたのを記憶している方も多いと思うが、我々の生活の中でこのような機器が登場するのもそろそろかもしれない。○再ブーム!? ●●オン●●ファッションの流行は目まぐるしい。「ダサい」と言われていたものが一転「オシャレ」になる世界である。実は2015年のファッションとして「デニム・オン・デニム」が流行の兆しだという。これはすなわち服飾の上下をどちらも「デニム」にするというテクニック。80年代に流行したものの、90代以降は一転「ダサい」ファッションとして取り上げられていた。ちなみに「PART2」の未来世界では「自動的に靴紐を結ぶ靴」や「自動的に乾くジャケット」などのユニークな服飾が登場。最近は結びやすいゴムを靴紐の代わりとする製品も登場している。「PART2」の未来とは少し違った現実が来てしまいそうだ。○●●の散歩を自動化!?スマートフォンなどで制御できる無人の飛行操縦機“ドローン”。最近技術が進み話題を耳にするようになったが、「PART2」では犬の散歩をしてくれるドローンが登場する。ぱっと見「ただのラジコンヘリじゃないの?」と思う人もいるかもしれないが、コンピュータ制御され自動操縦も可能なドローンは、ECサイト大手の某米企業が宅配に活用することを検討しているニュースが報道されるなど、現実世界でも様々な活用方法が考えられている。人が立ち入れない局地の撮影から農業支援まで幅広い活用が期待されるドローン。いずれ「PART2」のように、散歩のルートを入力すれば自動的に犬を連れだしてくれるドローンが発売されるかもしれない。○2045年の未来はどうなってる?ここまでは過去から現在にかけて(1985年から2015年にかけて)を比べてみた。ここからは趣向を変えて、2015年からさらに30年後の2045年の世の中を予測してみることにしよう。今回「30年後の未来予想」をしてもらったのは、30年どころか「2000年に一人の美女」として話題のアイドル・滝口ひかりさん。滝口さんが所属するアイドルユニット「drop(ドロップ)」の事務所がある原宿でお話をうかがった。――ということで滝口さん、30年後の未来の世界で「こんな技術や機械があったらいいな」というお話を伺いたいのですが……「30年後ということは、私50歳ですね…!先のことすぎて想像ができないです…」――ですよね~……「でも考えたんですけど、【眠気を吸い取る機械】があったら便利だと思うんですよね」――ほほう、それはどういったものですか?「朝、すごく眠たい、でも起きなきゃいけない……そんな時に、【眠気を吸い取る機械】と頭をコードでつなぐ。そうすると、機械が眠気を吸い取ってくれるんです。夜眠れない時には、朝吸い取った眠気を逆に頭に戻してあげると、すっと眠くなる」――おーなるほど!それは便利かもしれないですね。「私、朝が苦手なんです。逆に夜は考え事をしちゃって眠れなくなることも。でもそんな日に限って、次の日の朝が早かったりして……。そんな時にこの機械があると便利だと思うんですよね。dropのメンバーでも朝弱い子がいるので、その子にも使ってあげたいです」――未来っぽいです!実際に買うとなると高額な商品になりそうですが…「この機械って、今の技術では作れないじゃないですか。だから最初は300万円ぐらいして高いんですけど、一般の家庭にも普及してきたら10万円ぐらいまで安くなると思う!それなら分割でも買えますよ(笑)」○未来の食事方法は…――そういえば滝口さんはたらこスパゲッティが好きと伺いました「たらこスパゲッティも好きなんですけど、スパゲッティ全般が好きなんですよね。パスタを食べる時にいつも思ってたんですけど、フォークで取ったパスタをスプーンの上で“巻く“じゃないですか?あれを自動でやってくれる機械が、未来の世界にあったらいいなあ……」――ピンポイントな意見ですね!パスタ好きならでは「私、麺類を食べるのがそもそも苦手で、フォークや箸からポロポロ落ちちゃったり、1本だけフォークからはみ出しちゃったりするんですよ!あ、あとは魚の骨を取るのが苦手。骨が全部取れなくて身に残っちゃうから、魚に苦手意識があって……。それを綺麗に取ってくれる機械があったら、魚も美味しく食べられそうです」――色々と面白いアイデアをありがとうございました!最後にご自身の30年後はどうなっていると思いますか?「近い将来で言えば、世界でツアーをdropの4人できれば幸せかなぁ。『なんだこいつら!』って世界の人たちを驚かせたいです。どんなに年をとってもdropであり続けたい。もしできたら50歳まで続けたい。「50歳でもやれるんだ」って、アイドルの歴史を塗り替えたいですね!」○あらためて作品を見なおしてみようということで、1985年から2015年、そして2045年までの合計60年の時間旅行、楽しんでもらえただろうか?2015年はせっかくの”バック・トゥ・ザ・フューチャー・イヤー”。乗り遅れないようにあらためて作品を見なおしてみるのも良いかもしれない。いまなら色々な手段で作品を視聴できる。ぜひバック・トゥ・ザ・フューチャーの示す“未来”を感じてみて欲しい。
2015年05月01日F-Secureはこの4月に、都内でパートナー企業向けのカンファレンスを開催した。F-Secureのチーフリサーチオフィサーであるミッコ・ヒッポネン氏が「セキュリティ脅威の最新状況」として、プライバシーの問題と、IoTでのセキュリティ脅威についてセミナーを行った。○フリーでオープンなインターネットには「セキュリティ」と「プライバシー」が欠かせないミッコ・ヒッポネン氏は、F-Secureの顔とも言えるリサーチャーだ。寡黙な人が多いとされるフィンランド企業(関連記事:"Freedome"で安全・安心な通信環境を - 簡単にVPNを利用できる新アプリを投入したF-Secure CEOインタビュー)の中で、派手なパフォーマンスを入れながら、わかりやすくセキュリティ脅威・プライバシー問題を語るエバンジェリストとして、TEDにも登壇している。そのミッコ・ヒッポネン氏が、F-Secure「パートナーカンファレンス2015」でセミナーを行った。まずミッコ・ヒッポネン氏は、1991年にF-Secureへ入社したころを振り返った。「21歳の青年としてF-Secureに入社当初、マルウェア分析の仕事して最初にもらったのが、5インチのフロッピーディスクだった。当時から様々なマルウェアがあったが、大きく状況が変わったのはインターネット、特にWebの登場によるものだった。ネット登場以前の犯罪は、自分の生活エリアだけの犯罪を心配すればよかったが、ネットにより距離がなくなり、世界中のどこからでも、誰に対しても被害を与えることができるようになった」(ヒッポネン氏)そんな中、フィンランドの企業としてF-Secureは生まれている。ロシア・アメリカ・中国といったネットを支配する大国から独立した国であることをミッコ・ヒッポネン氏は強調している。「フィンランドの法律はプライバシーに厳しいことで有名。加えて国連の汚職度ランキングでは、もっとも汚職が少ない国となっている。そしてフィンランド人は必ず約束を守る。セキュリティを預かる企業として、私たちはもっとも信頼できる企業だと自負している」またミッコ・ヒッポネン氏は、フリーとオープンなインターネットを子孫に繋げていくには「セキュリティ」と「プライバシー」が欠かせないものだと語った。「セキュリティでは、犯罪組織が敵。しかしながら、プライバシーの敵は合法に活動している企業だ。たとえばGoogle。Googleは、Gmail、Google Map、Youtubeを無料で提供している。しかし『There’s no such thing as a free lunch』、つまり、無料の昼食などないのだ」日本語なら「タダより高いものはない」ということだ。Googleは無料サービスを提供しながら、実際にはプライバシーの収集で大きく儲けていると指摘している。○Googleはユーザー1人あたり12ドルの売上ミッコ・ヒッポネン氏は、厳しくGoogleのビジネスを指摘する。Googleは自社のデータセンターに、四半期ごとに20億ドルもの投資を行っているが、これはサーバーメーカーとして世界第4位の規模だとのこと。サーバーを販売しているわけではないのに、自社のデータセンターのサーバーを作るだけで世界第4位になっている。「サーバーだけで世界第4位になるほど、極端に多い投資を行っているのに、ユーザーはGoogleに対してお金を払っていない。Googleの1年間の売上げは120億ドルもある。ユーザーが10億人だと仮定すると、1人あたり12ドルになるが、実際には誰もお金を払っていないのだ。では、Googleはどうやって、収益を上げているのか。それは『プロファイリング』だ。ユーザーのプライバシーを分析し、その分析データを広告に使うことで1人12ドルの収益を上げている。私は無料であってもGoogleにプロファイリングされたくない。私が12ドル払ってでも、自分のプライバシーを守りたいと思う」と激しくGoogleのプライバシー収集について批判した。またミッコ・ヒッポネン氏は、FacebookやTwitterでも、同様にプライバシーを侵害し、個人情報からユーザー像を分析していることでサービスが行われていると指摘した。加えて無料のスマートフォンアプリについても危険性を訴えた。「スマートフォンアプリを無料だと思っているが、実際にはあなたのプライバシーを集め、プロファイリングし、広告に利用することで儲けている。利用許諾にOKを押しているから構わないと言うかも知れないが、実際には誰も読んでいない。ブラウザのある拡張プログラムを分析したところ、110万人が使っていたが、利用許諾を最後まできちんと開いたのはたったの146人だった。利用許諾を誰もが読んでいないのが実態だ」これらのプライバシーの問題に対し、独特のアプローチでプライバシー侵害を防止するのが、F-Secureの「FREEDOME(フリーダム)」という製品だ。スマートフォンやタブレットからの通信を、すべてエフセキュアのVPNを通して行うことで、追跡やプロファイリングを防ぐ。Wi-Fiでの通信を守る、クッキーを無効にする、仮想ロケーションで位置情報を隠すなどの手法によるプライバシーを守るサービスとなっている。この「FREEDOME」の企業向けサービス「FREEDOME FOR BUSINESS」が、新たに発表された。企業向けに機密情報を守るツールとして販売していくとのことだ。プライバシー保護だけでなく、ウイルスチェック、フィッシングサイトのブロック、匿名通信などの機能を提供する。○スマートテレビを狙う詐欺がポーランドで登場次にミッコ・ヒッポネン氏は、最新のセキュリティ脅威について解説した。まずヨーロッパで増えているランサムウェア(ファイルを暗号化して脅迫する身代金型ソフト)について、ビットコインが大きな役割を果たしていると指摘した。「『CTB-Locker』というランサムウェアでは、企業でもファイルが暗号化されてしまう被害が出ている。バックアップを取っていなかったため、脅迫に屈してお金を支払わざるをえない場合もあったと聞いている。ランサムウェアの多くは、ビットコインでの支払いを求められる。犯人が追跡やプロファイリングされることを防ぐためだ。ビットコインそのものは悪いものではないが、犯罪者はビットコインを好む。現金同様にビットコインは匿名性が高いからだ」次にIoTでのセキュリティ脅威の例を取り上げた。昨年10月にポーランドでスマートテレビでのマルウェアがみつかっている。「IoTを狙うマルウェアは、すでに登場している。ポーランドで発見されたもので、LGのスマートテレビで『テレビ税(架空)を支払え』と脅迫する画面が出るものだ」このマルウェアはブラウザのホーム画面を書き換える単純なものだったが、逆に言えば、Web表示ができるIoTであれば、どれでもターゲットに成り得る。ミッコ・ヒッポネン氏はスマートカーでのマルウェア犯罪についても解説した。「スマートカーの犯罪というと、メディアは勝手にクルマが動くなど遠隔操作の想定をする。しかし犯罪者はそんなことはしない。お金にならないからだ。実際に起きるのは、クラッキングでキーを解除してクルマを盗む、エンジンをかけたらランサムウェアで警告表示を出して脅すといった手口だろう」ミッコ・ヒッポネン氏は、今後のセキュリティ脅威として、国家によるサイバー攻撃も問題だと話し、「F-Secureではロシア政府が作ったと思われるマルウェアを3件発見している。スパイ行為のためのマルウェアで、ターゲットはウクライナだった。現実の紛争が、オンラインでも戦争となっている」と、政府によるマルウェアの実例を紹介している。ロシア以外では中国の人民解放軍による「Medre(メドレ)」というマルウェアを取り上げた。AutoCADの3D図面を狙うもので、図面ファイルそのものに感染し、中国にあるサーバーに送るマルウェアだった。AutoCADによる製図データを盗み取るスパイ行為だと考えられている。「中国は最近のGithubへの攻撃でも関与が疑われている。Githubに対するDDoS攻撃が行われたが、これは中国のグレートウォールに入り込んだJava Scriptによるものだと分析されている。Githubに対して大量のトラフィックを流して攻撃されたが、中国政府がGithubをイジメているようなものではないかと考えている」また、日本に関係した話では、東京オリンピックでのセキュリティ対策について、「東京オリンピックのチケット販売のフィッシングサイトや、大規模なDDoS攻撃が起きる可能性がある。混乱を起こして開催国に恥をかかせるためにサイバー攻撃することも考えられる」として、2020年の東京オリンピックでは、サイバー攻撃に対する備えが重要だと語った。F-Secureはビジネス向けのソリューションを強化していくとともに、パートナー企業と協力し、個人向けの販売も行っていく。ミッコ・ヒッポネン氏は「歴史のあるセキュリティ企業としての信頼が、F-Secureの最大の強みだ。日本でもセキュリティ対策のお手伝いをしていきたい」とまとめた。
2015年04月23日鷲崎健がMCを行うトークショーイベント「鷲崎ジャングル」が6月6日(土)に大阪:in→dependent theatre 2ndにて開催。好評を得ての第2回目は人気声優、上坂すみれが登場する。「第2回鷲崎ジャングル」のチケット情報上坂は端正なルックスに加え、TVアニメ「中二病でも恋がしたい!」凸守早苗役、「艦隊これくしょん-艦これ-」吹雪役など着実にキャリアを積み、昨今人気を集めている。会場となるin→dependent theatre 2ndは300人未満の小規模キャパシティのため、間近で上坂と触れ合えるまたとない機会になりそうだ。通常の指定席の他、鷲崎ジャングルオリジナルパンフレットとお渡し会付きの「記念物販付指定券」も販売する。チケットの一般発売は4月26日(日) 10:00より。尚、一般発売に先がけて、ぴあでは先行抽選プレリザーブを実施中。受付は4月20日(月) 11:00まで。
2015年04月07日ソニーは6日、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのEマウント用レンズとして、35mmフルサイズ対応の単焦点レンズ「FE 28mm F2」(SEL28F20)と、専用コンバーター2モデルを発表した。「FE 28mm F2」の発売は4月17日で希望小売価格は65,000円(税別)。○FE 28mm F2「FE 28mm F2」は焦点距離28mmの広角単焦点レンズ。フルサイズ対応のFEレンズで、9枚羽根の円形絞りを採用。高度非球面AAレンズ 1枚を含む非球面レンズ / EDガラス / マルチコートにより、美しいボケ味とシャープな描写を提供する。本体もコンパクトなため、日常のスナップ撮影にも最適だ。主な仕様は、焦点距離が28mm、レンズ構成が8群9枚、開放絞りがF2、最小絞りがF22、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最大撮影倍率がAF時:0.13倍、MF時:0.16倍。画角は35mm判で75度、APS-Cで54度。最短撮影距離はAF時で0.29m、MF時で0.25m。フィルター径は49mm。本体サイズは最大径が64mm、長さが60mm、重量は約200g。花形バヨネット式のレンズフードが付属する。また、専用コンバーターを自動検知するセンサーを搭載。コンバーターを装着した際は、その状態のレンズ情報がExifに記録される。○SEL075UWC「SEL075UWC」はFE 28mm F2専用のウルトラワイドコンバーター。4月17日に発売し、希望小売価格は38,000円(税別)。倍率は0.75倍で、これをFE 28mm F2に装着すると21mmの焦点距離で撮影できる。装着時のレンズの開放F値はF2.8となる。主な仕様は、レンズ構成が4群4枚、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、最大撮影倍率がAF時:0.15倍、MF時:0.2倍、画角が35mm判で92度、APS-Cで68度、最短撮影距離がAF時で0.24m、MF時で0.2m。本体サイズは最大径が72mm、長さが51mm、重量は約267g。フードは花形固定式。○SEL057FEC「SEL057FEC」はFE 28mm F2専用のフィッシュアイコンバーター。5月22日に発売し、希望小売価格は45,000円(税別)。倍率は0.57倍で、これをFE 28mm F2に装着すると16mmの焦点距離で撮影できる。開放F値はF3.5となる。主な仕様は、レンズ構成が4群5枚、開放絞りがF3.5、最小絞りがF22、最大撮影倍率が0.14倍、画角が35mm判で180度、APS-Cで105度、最短撮影距離が0.22m。本体サイズは最大径が89mm、長さが58.5mm、重量は約418g。フードは花形固定式。
2015年04月06日