全米雑誌賞に輝いた傑作エッセーを、ケイシー・アフレック、ダコタ・ジョンソンら出演で映画化した『Our Friend/アワー・フレンド』。この度、本作の場面写真と、舞台女優・ニコルを演じたダコタからコメントがいち早くシネマカフェに到着した。ダコタが演じているニコルは、ケイシー扮するジャーナリスト、マットの妻で、2人の幼い娘を育てながら懸命に毎日を送っていた。しかしある日突然、末期がんの宣告を受け、生活が一変してしまう…。今作の原作者であるマシュー(マット)・ティーグは、当初、エッセーの執筆に際し「あまりにも平凡で日常的なものになるのではないか」と案じていたそうだが、ダコタはのちにふり返って「(エッセーは)今までほかに見たことのない美しさと正直さがあって、そして勇気あるストーリーだった」と語っている。「あそこまでの思いやりと勇気ある決断…この映画でのそれらの描かれ方はとても美しいと思った。出演を決めた。登場人物、彼らの関係性。このストーリーは、多くの人が共感できるものだと感じた」と印象を明かしている。舞台は、海岸に沿った自然豊かなアラバマ州・フェアホープ。今回、美しい小さな町で過ごすかけがえのない日々を切り取った場面写真も到着。マットやニコルの親友デイン(ジェイソン・シーゲル)、そして子どもたちの姿を捉えており、共に過ごしたその親密な時間が、子どもたちの笑顔から伺い知ることができるようだ。『Our Friend/アワー・フレンド』は10月15日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:Our Friend/アワー・フレンド 2021年10月15日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© BBP Friend, LLC – 2020
2021年08月02日全米で大ヒットスタートを切り、日本でも公開を迎えた『イン・ザ・ハイツ』から、話題を呼んでいるメリッサ・バレラの本編映像とメイキング映像がシネマカフェに到着した。本作でワシントンハイツの名物サロン「ダニエラズ」で働きながら、ダウンタウンに引っ越し、ファッションデザイナーになる夢を持つバネッサを演じるメリッサ・バレラ。自身を“「イン・ザ・ハイツ」の信奉者”と称する彼女は、これまで舞台「イン・ザ・ハイツ」の海外公演やブロードウェイの代役などのオーディションに何度も応募しており、本作でようやく念願のバネッサ役を射止めた。「この映画に参加できたことが夢みたい! 今までの努力と執念と落ち続けたオーディションと…夢を諦めなかったおかげ」と語るメリッサは、自身が演じるバネッサが抱える葛藤に深く共感したという。「バネッサはデザイナーを目指しているけれど行き詰ってしまいます。行き詰まると夢が遠のいてしまうし、進むべき道が分からなくなるでしょう?バネッサは世間に自分の才能を認めて欲しいと思っています。私はブロードウェイの舞台で彼女に感情移入しましたが、この映画のバネッサに共感をおぼえる人も沢山いると思います」と語っている。また、解禁となった本編映像は、そのメリッサ演じるバネッサがワシントンハイツの大通りを疾走するシーン。空を見上げながら、デザイナーの夢をあきらめないという決意の想いを込めた「It Won’t Be Long Now」という曲を歌っていると、ビルの上から色とりどりの大きな布が現れる。街に人影はなく、非現実的で幻想的な雰囲気を感じさせる本編シーンだ。そんなメリッサは2022年公開予定の人気ホラーシリーズ『スクリーム』の5作目で重要な役どころで出演することが決定。NETFLIXサバイバルドラマ「Breathe」で主役を演じることも発表された。世界中で愛されている化粧品ブランド「クリニーク(CLINIQUE)」のグローバルアンバサダーにも任命されており、さらに活躍の場を広げていくであろう彼女の力強い歌声をまずは本作で目にしてみて。『イン・ザ・ハイツ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イン・ザ・ハイツ 2021年7月30日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年08月02日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)から初のユニセックススニーカー「チャーリー」が登場。2021年11月中旬より販売される予定だ。クラシックなユニセックススニーカーが初登場ルイ・ヴィトン初となるユニセックススニーカー「チャーリー」は、ホワイトを基調としたクラシックなデザインが特徴。サイドには印象的なLV イニシャル、ヒールにはアイコニックなモノグラム・モチーフを配し、シンプルなルックスの中にもアクセントを効かせた。全体の90%にエコ素材を使用また、注目すべきはスニーカーを構成するその素材。アッパーにはリサイクルポリエステルとトウモロコシを原料とするプラスチック、ソールにはリサイクル・ラバーを使用するなど、全体の約9割にリサイクル素材やバイオ素材を採用し、エコフレンドリーな1足に仕上げた。なお、シルエットはロートップとハイトップの2型を用意。どんなスタイルにもマッチするベーシックなデザインで、性別を問わずあらゆるワードローブの新たなマストハブアイテムとなりそうだ。【詳細】「チャーリー」販売時期:2021年11月中旬価格:未定【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2021年07月30日『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ監督による7月30日(金)公開の全米大ヒットミュージカル『イン・ザ・ハイツ』より本編映像が解禁された。今回映像が解禁されたのは、ベニー(コーリー・ホーキンズ)とニーナ(レスリー・グレース)のデュエットシーン。2人は夕焼けが照らすジョージ・ワシントン・ブリッジをバックにベランダで自分たちのこれからを楽曲「When The Sun Goes Down」にのせて歌いあう。すると突然ベニーが建物の壁に足をかけ歩き出し、ニーナもベニーから差し出された手を取り、2人で壁の上で踊りだす。劇中最もロマンチックなシーンだ。本作の振付を担当したクリス・スコットが明かした撮影秘話によると、「仕組みは、フレッド・アステアが『恋愛準決勝戦』(1951)で披露した、床と壁と天井の4面を使った有名なダンスシーンと同じなんだ。カメラとセットの壁が固定されていて、同時に回転する仕組みになっている。『恋愛準決勝戦』のシーンは屋内だったけれど、本作では外壁で踊るようにデザインされているんだ。このシーンのダンスは、アニメーションなどは加えられず、本当に全て踊っているんだよ!」とのこと。また、「難しかったのは、実際に回転するセットを使って練習ができる時間が限られていたので、テーブルを逆さまにして階段に見立てたりして、『多分こんな感じになる』と想像しながら作り上げなくてはならなかったところだ。このような難しいシーンの撮影を成功させることができたのは、長年一緒に仕事してきた僕と、ジョン・M・チュウ監督と、撮影監督のアリス・ブルックスのお互いへの信頼があったからなんだ。ジョンとアリスは僕を振付師として信頼してくれている。僕は撮影監督のアリスが、僕のビジョンをカメラで捉えてくれていると信頼しているからね」とも語っている。対して「本当に大変なシーンだった」と言うのは、この難しいシーンを実際に演じたレスリー・グレース。「まるで遊園地の乗り物に乗っているような感覚だった!壁のセットが完成するまで、リハーサルもできなかったから、映画の中でも最後に撮影されたシーン。ベニーとニーナにとっての大切なシーンだから、成功させるために、コーリーと私は愛と努力を沢山注いだ。今までこんな風に踊ったことがなかったから、大変だったけれど、クリス・スコットのおかげで無事成功させられた。私たちの体の一部は、まだあのセットの上にあるんじゃないかって言うぐらい、身を粉にして頑張って、努力の甲斐があるシーンになった」とふり返った。往年の名作ミュージカルへのオマージュも込められ、スタッフ・キャストが一丸となって取り組んだこだわりのワンシーンとなっている。『イン・ザ・ハイツ』は7月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イン・ザ・ハイツ 2021年7月30日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年07月29日ディズニー実写映画『ジャングル・クルーズ』のワールドプレミアが現地時間24日、米アナハイムのディズニーランド・パークで開催され、ドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラントが登場した。船長とともにクルーズ船に乗ってジャングルを探検する人気アトラクション「ジャングルクルーズ」から誕生した本作。会場となったアナハイムのディズニーランドにはレッドカーペットが敷き詰められ、ディズニーのカチューシャやキャップを被った大勢のファンや、ミッキーマウスとミニーマウスも会場へ駆けつけ、アトラクションから誕生した映画だからこそ実現した、この日限りの特別なワールドプレミアへ熱い注目が注がれた。会場の熱気がどんどん上昇する中、映画で船長のフランクを演じたドウェイン・ジョンソン、ジャングルに探検に乗り出す女性博士リリーを演じたエミリー・ブラントの2人が、アトラクション「ジャングルクルーズ」に乗ってサプライズ登場すると会場は熱狂。多くの観客とキャストが顔を合わせ、コロナ禍の状況になってディズニースタジオ配給作品で初めてファンと交流できるイベントとなった。ファンを迎え入れたイベントを開催できたことに、エミリーは「ワクワクするし、それでいてとても温かい、開放的な気分にさせてくれているわ。こうやってみんなで集まることがまた出来て、とても素晴らしい気分だわ」と興奮収まらない様子。アトラクションから生まれた作品に出演することが夢だったというドウェインは「本当に夢が叶った気分だよ。俳優の仕事を始めたころ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』を見て、“ああ、いつか僕もあんなアトラクションをベースにしたあんな映画ができたらいいなあ”と思った。それが見て、こうやって最高の俳優陣と一緒に作品を作ることができて、みんな素晴らしい仕事をしてくれて、こういう場を持てて、夢が叶った気分。こうしてコロナ禍を乗り越えて、向こう側に行こうとするときに、こういう場を持ててとても特別な気分さ」と喜びを熱く語った。さらに監督のジャウム・コレット=セラは「我々が今回手掛けたのは、ずっと長く愛されてきたアトラクションから誕生して、人々が50年も60年も楽しんできたものです。家族で楽しんできたこのライド、新しく生まれてきた赤ちゃんでもおばあちゃんでも同じように楽しめます。私たちの作った映画もそのようなものになっていることを願います」と本作への想いを明かし、「家族全員で見てもらえるような映画なので、こうしてちゃんとしたプレミアをここで開くことができ、家族がここにいっしょにここに来て、ファンの人たちも集まって、それでみんなで体験することができて、この長い冒険の旅を終わらせるのにふさわしいと思いますね」と世代問わず楽しめる魅力を力説した。映画『ジャングル・クルーズ』は、7月29日より映画館で公開。7月30日にディズニープラス プレミア アクセス公開(プレミア アクセスは追加支払が必要)。(C)2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年07月25日ドウェイン・ジョンソン、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズ豪華共演で贈るアクション超大作、Netflix映画『レッド・ノーティス』の配信日が11月12日(金)に決定し、併せて新ビジュアルが解禁となった。超重大な犯罪者を追うFBIのトップ捜査官(ドウェイン)は、壮大な美術品泥棒計画を仕掛ける、世界最高の詐欺師(ライアン)と凄腕の大泥棒(ガル)と出会い、“とある理由”から手を組むことになる。立場が全く異なる者たちが“それぞれの目的”を携え揃った“大強盗計画”の行方は…?最後に笑うのは誰だ!?タイトルの”レッド・ノーティス”とは、インターポール(国際刑事警察機構)から世界の最重要指名手配犯を逮捕するためにのみ発令される特別な国際手配書のこと。そのタイトル通り、世界を舞台にした超ド級のアクション超大作だ。出演は、『ワイルド・スピード』シリーズ、『ジュマンジ』シリーズ、『ジャングル・クルーズ』などの大スター、“ロック様”ことドウェイン・ジョンソン。そしてDCコミック作品を代表する人気スーパーヒーロー、ワンダーウーマン役で知られるガル・ガドット。さらに、大ブレイクを果たしたデッドプール役はもちろん、『名探偵ピカチュウ』でのコミカルなピカチュウ役も話題となり、Netflix映画『6アンダーグラウンド』、『フリー・ガイ』など出演作が続く、変幻自在の人気俳優ライアン・レイノルズ。監督・脚本を担当するのは、ドウェイン主演のアクション映画『セントラル・インテリジェンス』『スカイスクレイパー』で監督を務めた新進気鋭のローソン・マーシャル・サーバー。まさに驚愕と言えるハリウッドの大スターが勢揃いし、前代未聞の“大強盗計画”が空前のスケールで描かれる。今回解禁された新ビジュアルでは、華麗な衣装に身を包んだドウェイン、ガル、ライアンが集結。本作のきらびやかで豪華な世界観の一部を感じ取ることができる。『レッド・ノーティス』は11月12日(金)よりNetflixにて全世界独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年07月09日トニー賞4冠のブロードウェイ・ミュージカルをフレッシュなキャストで映画化した『イン・ザ・ハイツ』。この度、日本でも大ヒットした「RENT/レント」から影響を受けたという、ラップバトルを繰り広げる本編映像が解禁となった。今回解禁となったのは、劇中の男性陣がラップ合戦を繰り広げる本編映像。皆の居場所である街ワシントン・ハイツがなくなってしまうかもしれない危機を迎え、厳しい現実にあっても夢を語りあう主人公たちが描かれている。それは、主人公ウスナビ(アンソニー・ラモス)が営むコンビニで売った宝くじの中に、9万6,000ドルの当たりくじがあったことが発覚するシーン。慎ましく暮らすワシントンハイツの住民にとってはとんでもない大金だ。このうわさは街中に広まり大騒ぎになるが、ウスナビたちも「もし9万6,000ドルを手にしたら?」と色めき立つ。まずタクシー会社に勤めるベニー(コーリー・ホーキンズ)のラップからスタート。「ハデに使わずクールにビジネス・スクールへ」と堅実な性格を見せたと思いきや「俺はリッチな実業家。タイガー・ウッズが俺のキャディ」と野心むき出しなリリックを次々と披露する。対するウスナビも「やめな。ホラ吹き男。お前のウソはピノキオ」と応酬。そこに割って入るのはペインターのピート(ノア・カターラ)だ。しかし「やめろ。下手なラップ。“よう”しか言えねえ?」とすぐに一蹴され撃沈。3人のラップバトルのような舌戦はさらに白熱していく――。本作はサルサやメレンゲ、R&Bやポップなど様々な音楽で彩られているが、中でもこのシーンに見られるようなラップミュージックは“ミュージカル映画”の従来のイメージとのギャップもあり新鮮に映る。本作の原作ミュージカル初演当時も、クラシックやポップが主流だったブロードウェイに本格的にラップを持ち込んだことが大きなインパクトを与えた。原作者であり、作詞・作曲を務めたリン=マニュエル・ミランダは、この斬新なミュージカルを作った時の心境を、「僕は昔からミュージカルが大好きなのですが、既存のミュージカルには、自分の居場所がないと感じていたんです。だから、大好きな『RENT/レント』のジョナサン・ラーソンが友達の話を作品の題材にしたように、僕も『イン・ザ・ハイツ』を独自に書き始めました。僕が舞台にふさわしいと感じた、大好きなラテン音楽やヒップホップを取り込んだ作品をね」と語る。「RENT/レント」はロックミュージカルと謳われているように、伝統的なブロードウェイミュージカルにロックの融合を試みた作品。「RENT/レント」がロックでブロードウェイを変革したように、「イン・ザ・ハイツ」はラップでブロードウェイの歴史を変えた作品といえるだろう。6月11日(金)に全米3,456スクリーンで公開された本作は、13日(日)までの公開3日間で1,140万5,000ドルのオープニング成績(BOX OFFICE MOJO調べ)を叩き出し、『グレイテスト・ショーマン』(オープニング成績880万5,843ドル)を超える大ヒットを記録。米・映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では驚異の96%フレッシュとなっている(6月14日時点)。『イン・ザ・ハイツ』は7月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イン・ザ・ハイツ 2021年7月30日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年06月25日歌手のアリアナ・グランデや俳優のヒュー・ジャックマンもSNSで大絶賛のコメントを投稿し、話題となったミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』。この度、映画タイトルと同じオープニングナンバー「イン・ザ・ハイツ」がいざなう冒頭映像8分30秒もの本編映像が解禁となった。現地時間6月11日より全米の3456スクリーン公開し、11日(金)~13日(日)までの3日間で11,405,000ドルのオープニング成績(BOX OFFICE MOJO調べ)を叩き出し、ジョン・M・チュウ監督にとって『クレイジー・リッチ!』に続く大ヒットとなった本作。解禁となった本編映像では、主人公ウスナビ(アンソニー・ラモス)が朝、家を出て自身がオーナーを務めるコンビニへ向かう様子からスタート。続いてウスナビに挨拶するピラグア・ガイが登場するが、演じているのは「イン・ザ・ハイツ」の生みの親でありミュージカル版でウスナビ役を務めたリン=マニュエル・ミランダ。早速、新旧ウスナビ共演が実現している。さらに、ワシントン・ハイツ全員のお母さんのような存在のアブエラ(オルガ・メレディス)、街のタクシー会社で働くベニー(コーリー・ホーキンズ)、ウスナビが密かに想いを寄せるヴァネッサ(メリッサ・バレラ)など登場人物が次々とコンビニを訪れていく。そして曲のクライマックスでは、ワシントン・ハイツの路上で繰り広げられる躍動感あふれる群舞シーンに。真夏の熱気の中、貧困や逆境に立ち向かいながら生きる人々の力強い魂の叫びを乗せたオープニングナンバーから幕を開ける本作を、目撃してみて。『イン・ザ・ハイツ』は7月30日(金)より 全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イン・ザ・ハイツ 2021年7月30日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年06月15日DCコミックスのアニメ映画『DC League of Super-Pets』(原題)の声優に、豪華キャストが集結する。同作は今年5月に、ドウェイン・ジョンソンがスーパーマンの相棒犬クリプトを演じ、ドウェインの製作会社「セブン・バックス」が製作すると報じられていた。このたび、ドウェインがSNSにてティザー動画を公開。この動画でケヴィン・ハート、ケイト・マッキノン、ヴァネッサ・ベイヤー、ジョン・クラシンスキー、ナターシャ・リオン、ディエゴ・ルナ、キアヌ・リーヴスの出演が明らかになった。それぞれの役については、ドウェインがクリプト、ケヴィンがバットマンの相棒犬エースを演じること以外はわかっていない。全米公開は2022年5月20日とのこと。ドウェインは自身の製作会社と監督・脚本家のジャレッド・スターンとともに、「世界中のみんなやみんなの家族に、楽しいスーパーヒーロー&スーパーヴィラン映画をお届けします」と約束している。ファンの反応は「ロックとケヴィン・ハートの共演再び!楽しみすぎる!」と『ジュマンジ』シリーズなどで共演し、私生活でも親友同士の2人の再コラボに喜ぶ声が多数。しかし、「シリアスなエース役にケヴィンは似合わない」「エースはキアヌの方がいい」と、ケヴィンがエースを演じることには疑問の声も上がっている。(Hiromi Kaku)
2021年06月09日現在公開中のガイ・リッチー監督最新作『ジェントルメン』より、ゲスな私立探偵フレッチャー役のヒュー・グラントと、主人公ミッキーの頼もしい右腕レイを演じたチャーリー・ハナムの2ショットインタビュー映像が公開された。『コードネームU.N.C.L.E.』や『キング・アーサー』と、それぞれ過去にリッチー監督作品に出演している2人。そんな監督の撮影現場では、度々、想定外のことが起こるという。今回、誰よりも出番やセリフの多いチャーリーは、「ガイは予測できない変化球を投げてくるが、彼のことを完全に信頼してついていくしかないんだ」とそういう状況には慣れたものだという。これには、ヒューも同感の様子。加えて、チャーリーは「好きなクリエイターだから信頼もできる。ガイのことをかなり好きだと思う」とも語っている。また撮影当日にリッチー監督がセリフを大幅に書き直すこともあると明かすチャーリー。「台本に固執しないほうがいいんだ。大切なことはリズムに乗るということさ」とその対処ポイントについても話している。一方でヒューが、とある私立探偵と食事を共にしたことが、役作りの参考になったとコメントしたり、リッチー監督が自身のルーツに戻りたくて本作を撮った理由について2人が答えたりと、見どころ満載の映像となっている。『ジェントルメン』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ジェントルメン 2021年5月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
2021年06月04日ソニー・ピクチャーズが『Kraven the Hunter』(原題)の主演に、アーロン・テイラー=ジョンソンを起用したことを発表した。クレイヴン・ザ・ハンターとはスパイダーマンの宿敵の1人で、マーベルコミックスでは1964年の「アメイジング・スパイダーマン」に初登場。追跡や狩りの天才的な才能を持つ。「People」誌などによると、『Kraven the Hunter』の監督はJ・C・チャンダー(『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』)、脚本はアート・マーカム(『アイアンマン』)、マット・ホロウェイ(『アイアンマン』)、リチャード・ウェンク(『イコライザー』)に決定。プロデューサーは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で製作総指揮を務めたアヴィ・アラッドとマット・ホロウェイ。全米公開日は2023年1月23日に設定されている。コミックスで描かれているクレイヴンは大柄な筋肉質の男性のため、ファンは細身で『キック・アス』のイメージが強いアーロンには「合わない」と苦言を呈している。「『アクアマン』に出演していなければジェイソン・モモアに演じてほしかった」「カール・アーバンだったらパーフェクトだった」などの声が上がっているが、アーロンが「すばらしい俳優」であることは認めている。(Hiromi Kaku)
2021年05月27日7月30日(金)より公開となるブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品『イン・ザ・ハイツ』より、日本版予告映像と日本版ビジュアルが解禁となった。本作は、トニー賞4冠(作品賞、楽曲賞、振付賞、編曲賞)とグラミー賞ミュージカルアルバム賞を受賞した傑作ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』を映画化したもの。メガホンを取ったのは、全米3週連続第1位を記録し異例の大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ。鑑賞した歌手のアリアナ・グランデはSNSに「この映画がなぜこんなに美しく完璧なのかが理解できないくらい。驚くほどの出来栄え。とてもとても、美しい」とコメントしている。俳優のヒュー・ジャックマンは本作を「舞台のミュージカルは観ていなかったんだけれど、映画を観て圧倒された。演技もダンスも音楽も演出も信じられないくらいに素晴らしい。自分がミュージカルをやっているからって全てのミュージカルを見ているわけじゃないし、すべてのミュージカルが好きなわけじゃないけど、この映画は圧勝だ」と大絶賛した。さらに米・辛口映画批評サイトRotten Tomatoesでも驚異の98%フレッシュを記録する。「抑えきれないエネルギーは、夏のヒット作の季節の幕開けにふさわしい」、「映画館への見事な凱旋だ。私たちがなぜ大スクリーンで映画を見ることが好きなのか、その理由を何度も何度も思い出させてくれる」、「いま世界に必要なのはこの感動だ」と称賛。そんな本作がこの夏に日本で公開となる。今回解禁された日本版予告映像は、主人公ウスナビ(アンソニー・ラモス)が回想するシーンからスタートする。「昔々、ここから離れたニューヨークにワシントンハイツという場所があった」と語り、拳でリズムをとると、歌とダンスであふれたワシントンハイツでの日常が展開していく。ミュージカル作品というと物語が歌で進行するが、なかにはラップも使用されていることは印象的だ。原作は保守的なブロードウェイで初めて本格的にラップを持ち込み評価されたミュージカルであるからして、映画版でもパワフルなラップソングを堪能できるはずだ。後半には重力に逆らい、建物の外壁で垂直に踊るという驚きのシーンや、人々が一斉にプールや路上で踊る躍動感あふれる群舞シーンなど、圧巻のパフォーマンスが盛り込まれる。往年のミュージカル映画の名作にも引けを取らない映像美にも注目となる。楽曲の歌詞には“どんな時も僕らは立ち上がる。自分だけの夢を追い続けろ”という内容も。その力強いメッセージは閉塞感漂う今だからこそ、より響くのかもしれない。また併せて解禁となった日本版ビジュアルは、街のシンボルであるジョージ・ワシントン・ブリッジを背景に、主役4人の踊る姿が描かれており、劇中の恋模様を想像させてくれる。さらに日本で本作をいち早く鑑賞した映画評論家や演劇ライターからのコメントは以下の通り(※敬称略・順不同)。<渡辺祥子(映画評論家)>ラテンの血がたぎる熱気に煽られ、圧倒的興奮に夢中になった。ここにはNYに生きるヒスパニック系の人々のこみあげる思いがダンスと音楽になって噴出している。<大原薫(演劇ライター)>ミュージカルの聖地ブロードウェイで観た『イン・ザ・ハイツ』は熱く燃えていた。映画はさらにホット! ラテン・ラップ・バラード…、あらゆる音楽とリズムが渦巻き、アメリカの「今」を映し出す。「大切なHOMEで夢を追いかけよう」と心に明かりが灯った。<立田敦子(映画ジャーナリスト)>ラテン・サウンドってなんでこんなに人を元気にするのだろう?夢と仲間がいれば、人生はどうにかなる。そう信じさせてくれるエンパワーメント・ムービー!<稲垣貴俊(ライター)>こんなミュージカル映画を待っていた!ラテンのリズムに身体が揺れ、圧倒的な歌とダンスに心ふるえる、王道の魅力と現代のスピード感が融合した傑作。彼らの夢と青春は、厳しい日常の中で希望を求める“今”の世界に深く刺さるはず。『イン・ザ・ハイツ』7月30日(金)より公開
2021年05月27日トニー賞4冠(作品賞、楽曲賞、振付賞、編曲賞)とグラミー賞ミュージカルアルバム賞を受賞した傑作ミュージカルの映画化『イン・ザ・ハイツ』より、日本版予告映像と日本版ビジュアルが到着した。SNSにて、アリアナ・グランデが「この映画がなぜこんなに美しく完璧なのかが理解できないくらい。驚くほどの出来栄え。とてもとても、美しい」と投稿し、ヒュー・ジャックマンは「舞台のミュージカルは観ていなかったんだけれど、映画を観て圧倒された」と絶賛。Rotten Tomatoesでは驚異の98%フレッシュを記録と、公開を前にして本国ではすでに高評価を得ている本作。そんな中今回公開されたのは、街のシンボル、ジョージ・ワシントン・ブリッジを背景に、ウスナビとヴァネッサ、ベニーとニーナ、主役4人が手を取り踊るシーンが描かれている。また併せて到着した予告編では、ウスナビ(アンソニー・ラモス)の回想からスタート。歌とダンスであふれたワシントンハイツでの日常が展開され、その歌の一つにラップが使用されていることが印象的。後半では、建物の外壁で垂直に踊るシーンや、人々が一斉にプールや路上で踊る躍動感あふれる群舞シーンなど、圧巻のパフォーマンスが盛り込まれ、さらに歌詞には力強いメッセージが込められており、エモーショナルな仕上がりに。そして、ウスナビが意中のヴァネッサに玉砕する場面も登場しており、劇中の恋模様も気になる映像となっている。『イン・ザ・ハイツ』は7月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:イン・ザ・ハイツ 2021年7月30日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年05月27日ティモシー・シャラメが『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚映画『Wonka』(原題)で、主人公の若きウィリー・ウォンカを演じることが決定した。ティモシーの代理人が認めており、ティモシーが「歌って踊る」ことも明らかにしている。『チャーリーとチョコレート工場』は、世界中で大人気のお菓子を製造しているウィリー・ウォンカのチョコレート工場を見学できるチケットを運よく引き当てたチャーリー・バケットら子どもたちの物語。今作『Wonka』は、その工場がオープンする前の時代の話で、若い頃のウィリー・ウォンカに焦点を当てる。監督は『パディントン』シリーズのポール・キング、公開日はすでに2023年3月17日に設定されている。ウィリー・ウォンカ役については、これまでに1971年の『夢のチョコレート工場』でジーン・ワイルダー、前作の『チャーリーとチョコレート工場』ではジョニー・デップが演じた。『Wonka』の公開日が決定した今年1月、ワーナー・ブラザースはウィリー・ウォンカ役にトム・ホランドもしくはティモシー・シャラメを希望していると「Collider」が報じていた。現在ティモシーは『君の名前で僕を呼んで』でタッグを組んだルカ・グァダニーノ監督の最新作『Bones & All』(原題)の撮影中。ボブ・ディランの伝記映画に主演することも決定しており、多忙を極めている。(Hiromi Kaku)
2021年05月25日『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ監督による傑作ブロードウェイ・ミュージカルの映画化『イン・ザ・ハイツ』の日本公開が7月30日(金)に決定。合わせてUS版ビジュアルも到着した。本作は、「ハミルトン」のリン=マニュエル・ミランダによる同名ミュージカルが原作。N.Y.を舞台に、圧巻のダンスと最高の音楽で贈る注目のミュージカル映画だ。米国では、本作はすでに試写が行われており、アリアナ・グランデは自身のInstagramのストーリーズに「この映画がなぜこんなに美しく完璧なのかが理解できないくらい。驚くほどの出来栄え。とてもとても、美しい」と投稿。ほかにも早くも絶賛の声が多く寄せられている。今回到着したUS版ビジュアルは、街のシンボルであるジョージ・ワシントン・ブリッジを背に、大勢が踊る映画のワンシーンを使用。主人公のウスナビ(アンソニー・ラモス)を中心に、調和の取れた力強いダンスを披露する、躍動感溢れる一枚となっている。『イン・ザ・ハイツ』は7月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:イン・ザ・ハイツ 近日公開予定
2021年05月01日『1917 命をかけた伝令』のジョージ・マッケイが主演、ニコラス・ホルト、ラッセル・クロウ、チャーリー・ハナムら豪華共演の『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』から予告編が解禁された。19世紀、オーストラリア。腐敗した権力に屈することを拒否し、兄弟や仲間たちと“ケリー・ギャング”を結成、国中にその名を轟かす反逆者となったネッド・ケリーを描く本作。これまで英雄としてのみ語られていたネッド・ケリーを、悲惨な境遇から抜け出そうと苦悩し、怒り、闘う、ひとりの若者として描き出したピーター・ケアリーのブッカー賞受賞同名原作を映画化した。この度、公開された予告編は、19世紀の荒廃したオーストラリアの大地で、ジョージ演じる、貧しいアイルランド移民の子ネッド・ケリーが銃の撃鉄を起こし何かへと向かう姿から始まる。生活のため、山賊(ラッセル・クロウ)に売り飛ばされた幼きネッドはやがて成長し、無実の罪で反逆者へと仕立てられていく。横暴な警官(チャーリー・ハナムやニコラス・ホルト)たちからは「君たちが苦しむのを見たい」「逮捕するしかない」と脅され、母まで投獄された末、やがてネッド率いる四角い鉄兜をかぶった反逆者集団「ケリー・ギャング」が誕生する。打ちのめされるような苛烈なシーンと、それでも悲惨な境遇を打ち破ろうとする若者たちの様子が次々と展開。後半に流れるのは、なんとジョージはじめ、ケリー・ギャングを演じる4人の役者たちで映画の役作りのためだけに結成されたパンクバンド「FLESHLIGHT」の楽曲。パンクロックのミュージックビデオさながらの、独創的な世界観を生み出している。また、パンク精神を感じさせるネッド・ケリーを熱演するジョージや、ニック・ケイヴを父に持つアール・ケイヴらの追加場面写真も解禁されている。『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』は6月18日(金)より渋谷ホワイトシネクイント、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング 2021年6月18日より渋谷ホワイトシネクイント、新宿シネマカリテほか全国にて公開© PUNK SPIRIT HOLDINGS PTY LTD, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, ASIA FILM INVESTMENT GROUP LTD AND SCREEN AUSTRALIA 2019
2021年04月22日「ごめんくさい」「君たちがいて僕がいる」や「…じゃあ~りませんか」のギャグで知られる、お笑いタレントのチャーリー浜さんが、2021年4月18日に亡くなっていたことが分かりました。78歳でした。チャーリー浜さんは、1962年に吉本新喜劇に入団。代表的なギャグ「…じゃあ~りませんか」は1991年の『新語・流行語大賞』の年間大賞にも輝きました。吉本新喜劇だけでなく、CMや映画などマルチに活躍したチャーリー浜さんの訃報に悲しみの声が寄せられています。・また1つの時代が終わった。心よりお悔やみ申し上げます。・きっと天国でも新喜劇をやるんだろうな。・くいだおれ人形に似てた、チャーリー浜さん。いっぱい笑わせてくれて、ありがとう!吉本興業の発表によると、チャーリー浜さんは呼吸不全、誤嚥(ごえん)性肺炎のため、大阪市内の病院で逝去したとのこと。葬儀は近親者のみですでに執り行われたといいます。多くの人に笑顔を届け、吉本新喜劇を代表する座員だったチャーリー浜さん。舞台上で輝くチャーリー浜さんの姿は、多くの人の心の中で生き続けることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2021年04月21日吉本新喜劇のチャーリー浜さん(本名:西岡正雄)が18日、呼吸不全・誤嚥性肺炎のため、大阪市内の病院で亡くなったことが21日、わかった。78歳だった。吉本興業の発表によると、葬儀はすでに近親者のみで執り行われたという。チャーリー浜さんは1962年に吉本新喜劇に入団。以後、新喜劇を中心に、CMや舞台などでも活躍した。代表的なギャグ「…じゃあ~りませんか」はCM出演を機にブームとなり、1991年の「新語・流行語大賞」の年間大賞に。1992年には「上方お笑い大賞」金賞を受賞した。吉本興業は「皆様には、故人生前に賜りましたご厚誼に深く感謝しますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」とコメントしている。
2021年04月21日ドウェイン・ジョンソンの三女・ティアちゃんが、17日に3歳の誕生日を迎えた。ドウェインのインスタ投稿によると、当日、ティアちゃんは「アクアマンのフィギュアと一緒に朝ご飯を食べたい!」と言ってみたり、ドウェインに「アクアマンの絵を描いて!お部屋に飾るから」とお願いしたりと、大好きなアクアマン尽くめの一日を過ごした模様。もちろん、パパと一緒に映画『アクアマン』の鑑賞も。さらにティアちゃんを喜ばせるために、ドウェインはアクアマンを演じているジェイソン・モモアの助けを借りてサプライズプレゼントをした。なんと、ジェイソンからビデオメッセージを送ってもらったのだ。テレビの大画面に映るアクアマンが、ティアちゃんに個人的に「誕生日おめでとう!」と祝福してくれるという最高のプレゼントに、ティアちゃんは大喜び。録画された動画なので“一方通行”ではあるものの、ティアちゃんも一緒に見ていた姉のジャスミンちゃんもジェイソンに話しかけ、最後はティアちゃんが喜んでピョンピョン飛び跳ねるというかわいらしい姿を披露している。「ハワイ」にルーツを持ち、それぞれがDC映画のヒーロー「ブラックアダム」と「アクアマン」を演じているという共通点を持つドウェインとジェイソンは、プライベートでも仲良し。ジェイソンは「ぼくの子どもたちも、誕生日にブラックアダムおじちゃんからなにかもらえるはずさ」とドウェインに期待を込めたお茶目なコメントを送っている。(Hiromi Kaku)■関連作品:アクアマン 2019年2月8日より全国にて公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2021年04月20日4月3日より大阪、名古屋と上演してきたBroadway Musical『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』の東京公演がTBS 赤坂 ACT シアターにて4月17日に開幕。『ハミルトン』で全世界に新風を贈ったブロ-ドウェイの異端児リン=マニュエル・ミランダが原案・作詞・作曲を手掛けた出世作「イン・ザ・ハイツ」。ラップ、サルサ、ヒップホップと魅力溢れるラテンのリズムに乗せて多くの観客を魅了するエネルギッシュなミュージカル作品で、日本版の上演は初演以来約7 年ぶりとなる。Wキャストで初演に引き続き主人公のウスナビを演じるMicro[Def Tech]は、「今回、本当にまったく違うものに生まれ変わっています。サウンドもそうですし、中身もすべて刷新して、これが本当の『イン・ザ・ハイツ』だと僕は確信しています」と自信をみせる。「セリフの中でもスペイン語がかなり足され、内容を含めて、より本国の『イン・ザ・ハイツ』を届けられる」と、初演から変わった点を述べた。物語のもう一人の主人公であるウスナビの幼馴染・ベニーをW キャストで演じるのは、林翔太と東啓介。劇中楽曲にラップが多いことについて、林は「櫻井翔くんとか、自然と先輩のラップ映像を観ちゃいましたね」と、ジャニーズ事務所の先輩のラップを気にかけていたことを明かしつつ、「Microさんから最初に『自分の声でラップを録音して、それをオリジナルのテンポよりも速いテンポで聴いて練習すると覚えやすいよ』とアドバイスしてもらったので実践していました」と語り、 他にも家でラップのように発声練習をしていた様子を報道陣に披露した。一方、東は「シンプルに音楽を楽しむことであったり、台本に書かれている伝えたいものを素直に表現することが大事なのかなと思っていて。ラップの表現は海外のアーティストの方を見たり、本家の音楽をたくさん聴いたり、自分なりに解釈しながらやっていました」と振り返った。また、毎公演全楽曲を楽しみにしているというソニー役の阪本奨悟は、「今回、生のバンドが入ってお届けしているんですけど、全曲が良いバランスで絶妙に照らし合っているというか、作品のカラーが濃く出ているので楽しみにしていただきたいです」と本作ならではの演出についても触れた。上演は4月28日(水)まで、東京・TBS赤坂ACTシアターにて。取材・文・撮影:能一ナオ公演情報Broadway Musical『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』原案・作詞・作曲:リン=マニュエル・ミランダ脚本:キアラ・アレグリア・ウデス演出・振付:TETSUHARU翻訳・訳詞:吉川徹歌詞:KREVA音楽監督:岩崎 廉出演:Micro、平間壮一(Wキャスト) / 林翔太、東啓介 (Wキャスト) / 田村芽実 / 石田ニコル / 阪本奨悟 / エリアンナ / 青野紗穂 / エリック・フクサキ / 山野光 / 戸井勝海 / 未来優希 / 田中利花 / 他上演中~2021年4月28日(水)会場:東京・TBS赤坂ACTシアター
2021年04月19日マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、コリン・ファレル、ヒュー・グラントらが出演するガイ・リッチー監督最新作『ジェントルメン』。この度、チャーリーとコリンによる新たな本編映像が公開された。チャーリーが演じているのは、マフィアのボスの右腕レイ。コリンは、ボクシングジムのコーチを演じている。今回の映像は、コーチが車のトランクを覗き込み「こいつがお前たちの大麻農園の情報を流した」とレイに突き出すトランクショット(車のトランクに詰められた人物の主観ショット)から始まり、「ファ・アック?」「前に会ったなファック」と、Fワードに似た名前の発音に苦戦するシュールなやりとりが展開。リッチー監督作品ならではのワンシーンだ。『ジェントルメン』は5月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジェントルメン 2021年5月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
2021年04月10日エイミー・アダムス主演のNetflix映画『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』より、戦慄に満ちた展開の一端が収められた予告編が公開された。家の外に出ることを極端に怖がる広場恐怖症を抱え、独りで籠りきりの生活を送る心理学者のアナ(エイミー・アダムス)。向かいの家に越してきたジェーン(ジュリアン・ムーア)と知り合い、その夫アリスター(ゲイリー・オールドマン)との生活を覗き見始めるが、ある日、ジェーンが恐ろしい暴力に遭遇する瞬間を目撃。通報するもアリスターは何も起きていないと主張し、警察も病を抱えるアナの証言を受け入れず、さらにはジェーンを名乗る別な女性までもが現れ、自分自身への疑心暗鬼に陥ってしまう――。本作は、A・J・フィンによる全世界100万部突破の人気同名小説が原作。広場恐怖症を抱え、籠りきりの生活を送るアナが、隣人の恐ろしい事件を目撃したことから、不可解な出来事に翻弄されていくサスペンス・スリラー作品。到着した予告編は、衝撃的な事件を目撃し、どんどん不安定になっていくアナの姿が描かれていく。事件を目撃したのは彼女だけ。本当に起きたことなのか、それとも彼女の幻覚なのか…終始、手に汗握ること必至の映像だ。広場恐怖症を抱えるアナを演じたエイミーは「闇と秘密を抱えて葛藤する、というアナのキャラクターに興味を持ちました。ライト監督のことも大好きで、前々から一緒に仕事をしたかったので、すごくワクワクしたし、作品のテーマにもものすごく惹かれるものを感じました」と思いを明かす。一方ジュリアンは、初共演のエイミーについて「私は彼女のファンだったので、共演のチャンスに飛びつきました。彼女は傑出した役者だし、人柄も素敵。彼女と仕事ができることにスリルを感じました」とふり返っている。エイミーとジュリアンのほかにも、本作には名優ゲイリー・オールドマンや、アンソニー・マッキー、ワイアット・ラッセルらが出演している。Netflix映画『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』は5月14日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年04月10日ドウェイン・ジョンソンが、思わず二度見、三度見してしまいそうな、たくましい太ももをインスタグラムで披露した。投稿された写真は、トレーニングジムを背景に写っているドウェイン。上半身は汗だらけの長袖Tシャツ、下半身はTシャツに隠れて見えないくらいのショートパンツのため、肌がむき出し状態で筋肉ムキムキの太ももが一瞬にして目に飛び込んでくる。もちろん、フォロワーも「オーマイゴッド…その太もも」「なんてデカい筋肉なんだ」とドウェインの太ももに釘付け。ドウェインは「ブラックアダムは準備完了。だれも見ていないときに、黙々と努力する。それがゲーム(の結果)を変えるんだ」とつづり、主演映画『ブラックアダム』(原題)のための肉体作りが完了したことを報告。「今週、製作がキックオフだ!」と、いよいよ同作の製作が始まることも予告した。見事な肉体作りの秘訣は、トレーニングのほか、厳しい食事制限にもあった。先月14日、オートミールやオムレツなどの朝食の一例を紹介し、「2020年から準備している」と語っていた。DCコミックス原作の『ブラックアダム』は、2022年7月29日全米公開予定。キャストはピアース・ブロスナン、ノア・センティネオ、サラ・シャヒら。(Hiromi Kaku)
2021年04月08日ミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』が3月30日(火)から東京・日比谷シアタークリエで開幕した。1950年の連載開始から70年の時を超えて世界中で読み継がれている、チャールズ・M・シュルツ著のコミック『ピーナッツ』が原作。1967年に米オフ・ブロードウェイで初演され、日本版初演は1977年まで遡る。村井良大がチャーリー・ブラウン、中川晃教がスヌーピーを演じた2017年の上演が記憶に新しい。初日を前に、囲み取材とゲネプロ(総通し舞台稽古)が行われた。チャーリー・ブラウン役を演じる花村想太は、自身の初主演ミュージカル『RENT』が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で一部公演中止になったことに悔しさをにじませつつ、「今回は必ず完走したい。皆さんに1公演でも多くハッピーを届けられるように、開演できることが当たり前ではないという思いをしっかりと胸に刻みながら、1公演1公演命懸けでやっていけたら」と語った。ちなみに花村が語る自身の見どころは「声の高さ」だという。17年に引き続き、スヌーピー役を愛らしく演じる中川晃教は「完成・完璧を追求して、進化し続けてきた。いつも新しい何かを発見することができる。すごく深い題材で、ミュージカルの奥深さを味合わせていただいているような作品」と話す。その上で、「そんな素敵な作品に全身全霊で私たちが向かっている姿、そして、かわいらしさがみなさんに届いたら」と意気込んだ。チャーリー・ブラウンやスヌーピー、その仲間たちの日常がスケッチとして切りとられて、構成されている本作は、まるで原作の4コマ漫画『ピーナッツ』を読んでいるかのよう。明るくポップなテイストながら、時々、考えさせられる人生訓が散りばめられているので、「子ども向け」と括ることなかれ。花村のチャーリー・ブラウンは、優しさがにじみ出ていて、日常のささいなことで悩んだり困ったりする姿が特に可愛らしい。定評のある歌唱力で、しっかりミュージカルとしても楽しませてくれた。中川のスヌーピーは、衣装やメイクの変更があったからか前回よりも「犬」感は減少したように感じたものの、それでもちゃんと「犬」に見えてくるから不思議だ。本作を代表する楽曲のひとつである『サパータイム』では、中川の実力とその魅力を存分に発揮していた。宮澤佐江のルーシー、岡宮来夢のライナス、林愛夏のサリー、植原卓也のシュローダーもそれぞれのキャラクターの性格をよくつかんでいて、いい配役。たった6人の出演者ながら、『ピーナッツ』の世界観をよく体現していたと思う。上演時間はおよそ2時間15分(途中休憩あり)。見終わった後にどこか優しい気持ちになるミュージカル。ぜひお見逃しなく。取材・文・撮影:五月女菜穂BROADWAY MUSICAL『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』原作:チャールズ・M・シュルツ脚本・音楽・詞:クラーク・ゲスナー追加脚本:マイケル・メイヤー追加音楽・詞:アンドリュー・リッパ訳詞・演出:小林香出演:花村想太 / 岡宮来夢 / 宮澤佐江 / 林愛夏 / 植原卓也 / 中川晃教【東京公演】2021年4月11日(日)まで会場:シアタークリエ【大阪公演】2021年4月15日(木)~2021年4月18日(日)会場:サンケイホールブリーゼ【愛知公演】2021年4月20日(火)会場:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール【長野公演】2021年4月23日(金)会場:長野市芸術館メインホールチケット情報はこちら
2021年04月01日当時のソ連の政治体制を皮肉り、熱狂的なファンを生んだカルト映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』を監督ゲオルギー・ダネリヤ自らがアニメ化した『クー!キン・ザ・ザ』が公開決定、その予告編が解禁となった。著名なチェリストのチジョフとDJ志望の青年トリクは、雪に覆われたモスクワの大通りで裸足の宇宙人と遭遇する。そして思いがけずキン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクにワープしてしまった!そこは見渡す限りの砂漠に覆われ、身に着けるズボンの色によって階級が分かれた場所。ほとんど「クー!」(名詞・形容詞・副詞・感嘆詞など)しか言葉が存在しない異星人たちを相手に、地球に帰ろうと2人は奮闘を始めるが…。1989年、2001年、2016年と三度劇場公開され、「クー!」という意味不明な言葉でカルトSF映画の傑作として世界中で多くのファンを生んだ、実写版『不思議惑星キン・ザ・ザ』をダネリヤ監督自ら、アニメ化した本作。社会主義体制の真っ只中で制作された実写版を、レトロ感溢れながらSFタッチの未来を感じさせるアニメで再構築した。“キン・ザ・ザ”界を象徴する釣鐘型宇宙船の浮遊感は、ダネリヤ監督が実写版では再現できなかったアニメならではの珍妙なリアルさを描き出している。この度解禁された予告編からも、ロシア・アニメの伝統を継承したようなアニメならではのキッチュなキャラクターに置き換え、実写版以上にシュールさが加速する様子がうかがえる。合い言葉「クー!」から始まり、実写版の象徴ともいえる釣鐘形宇宙船も3Dグラフィックスを交えて独特の浮遊感で登場、実写版の音楽も担当したギヤ・カンチェリのサウンドトラックが鳴り響く映像が完成した。実写版は当時のソ連の政治体制を皮肉めいた視点で描いたと評されたが、本作『クー!キン・ザ・ザ』は大きな変革の波にあった現代のロシアを戯画化して風刺。ダネリヤ監督は本作の完成後、2019年に88歳で逝去し、遺作となっている。アニメ版『クー!キン・ザ・ザ』は4月4日(日)にヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺にて追悼先行上映、5月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クー!キン・ザ・ザ 2021年5月14日よりヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開© CTB Film Company、Ugra-Film Company、PKTRM Rhythm
2021年03月31日ブロードウェイ・ミュージカル『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』のプレビュー公演が3月27日(土)、28日(日)に鎌倉芸術館 大ホールにて上演、本公演は4月7日(水)から28日(水)まで大阪、愛知、東京にて上演される。ウスナビ役・Micro[Def Tech](平間壮一とWキャスト)、ベニー役・林翔太(東啓介とWキャスト)の公開ゲネプロをレポートする。“ブロ-ドウェイの異端児”リン=マニュエル・ミランダが原案・作詞・作曲を手掛けた本作は、オフ・ブロードウェイで上演成功後、ブロードウェイに進出し、トニー賞の最優秀作品賞、グラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞をはじめ数々の賞を受賞したヒット作。日本版は初演以来7年ぶりの上演となり、演出・振付は初演同様TETSUHARU、サルサやヒップホップの楽曲が中心となる本作の日本語詞はヒップホップアーティストのKREVAが手掛けている。また、主人公ウスナビ役は、初演から続投のMicro(マイクロ)と、今作より参加の平間壮一がWキャストで演じる。マンハッタン北西部、移民が多く住む町「ワシントンハイツ」を舞台に、ドミニカ系移民で両親の遺した雑貨店を守るウスナビ(Micro/平間)や、幼馴染のベニー(林/東)、ハイツの希望の星として名門大学に進学して町を出たニーナ(田村芽実)、ウスナビが思いを寄せるヴァネッサ(石田ニコル)、ウスナビの従兄弟で弟分のソニー(阪本奨悟)たちが、問題や悩みを抱えながらもそれぞれの“居場所”を見つけていく姿を描く。音楽は、登場人物たちのルーツ同様ラテン系で、ミュージカルではあまり聴くことのないラップも多く取り入れられているが、トニー賞もグラミー賞も受賞している楽曲はどれも秀逸。耳に楽しく、心にやさしく、すんなりと作品の世界に引き込んでくれた。Microのハスキーで温かな歌声はこの作品の魅力そのもので、そこに林をはじめ田村、石田らの生き生きとした歌声、山野光らのキレのいいダンスが賑やかに加わり、この『イン・ザ・ハイツ』の物語が色とりどりに輝いていく。劇中、登場人物たちはそれぞれに岐路を迎える。そこから一歩踏み出す様を描く楽曲や表現は、ミュージカルそのものの魅力をも感じさせるもので、物語としても、エンターテインメントとしても、幅広い人に薦めたい作品だと感じた。本公演は4月3日(土)・4日(日)に大阪・オリックス劇場、4月7日(水)・8日(木)に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、4月17日(土)~28日(水)に東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演。文:中川實穂
2021年03月31日現代のブロードウェイを代表する才能、リン=マニュエル・ミランダが原案と作詞作曲を手がけて主演も務め、2008年のトニー賞に輝いたミュージカル『イン・ザ・ハイツ』。ミランダのアメリカでの名声がどれほどかというと、2015年に生み出した大傑作『ハミルトン』が“ミュージカル界”の枠には収まり切らない人気と話題を博し、Time誌の「最も影響力ある100人」特集号で表紙を飾ったほどだ。そんな彼のあふれる才気を存分に感じ取ることができ、また彼のラップ詞を見事に日本語にしたKREVAの偉業にも触れることができる日本版『イン・ザ・ハイツ』が、3月27日より7年ぶりに再演されている。Wキャストのうち、平間壮一がウスナビ役を、東啓介がベニー役を務めた2日目のゲネプロを取材した。舞台はマンハッタン北西部、ヒスパニック系移民が多く住む町ワシントンハイツ。独立記念日前後の3日間にそこで起こった様々な出来事が綴られていく物語だが、一般的なミュージカルのように、“物語をドラマチックに盛り上げるために歌がある”のではない。ハイツの日常、宝くじ当選騒動、停電の喧噪を、それぞれたった1曲で伝え切ってしまう《In the Heights》、《96,000》、《Blackout》。登場人物一人ひとりが葛藤や決断を吐露するなかに、各々の歩んできた人生や信念までもが浮かび上がってくるソロナンバー群。ウスナビとヴァネッサ(石田ニコル)、ベニーとニーナ(田村芽実)というふた組のカップルの関係性の変化を、局面ごとに異なる曲調が表すラブソングたち。『イン・ザ・ハイツ』は、そもそも“ドラマチックな歌に導かれるようにして物語が編まれていく”ミュージカルなのだ。登場人物の人種や世代に応じても曲調が使い分けられているとは言え、身体を突き動かすようなラテンのリズムに貫かれている点は全曲に共通しており、日本版キャストにとっては挑戦だっただろう。そんななか、平間はラップに違和感なく感情を乗せてどこかいたずらっ子的なウスナビを造形し、東は持ち前の豊かな声量でベニーの野心と恋心を熱く表現。田村と石田の日本人離れした声帯の強さとリズム感、大人チーム(田中利花、戸井勝海、未来優希)のさすがの表現力、阪本奨悟の軽やかな存在感なども印象に残る。わけても出色はダニエラ役のエリアンナで、彼女が中心となって歌う第二幕の《Carnaval del Barrio》は、TETSUHARUによる情熱的な振付ともあいまって大きな見どころ――ならぬ、“つい一緒になって身体が動いてしまうどころ”となっていた。4月3日(土)・4日(日)に大阪・オリックス劇場にて上演、その後愛知・東京公演を予定している。取材・文:町田麻子撮影:源賀津己公演情報Broadway Musical『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』原案・作詞・作曲:リン=マニュエル・ミランダ脚本:キアラ・アレグリア・ウデス演出・振付:TETSUHARU翻訳・訳詞:吉川徹歌詞:KREVA音楽監督:岩崎 廉出演:Micro、平間壮一(Wキャスト) / 林翔太、東啓介 (Wキャスト) / 田村芽実 / 石田ニコル / 阪本奨悟 / エリアンナ / 青野紗穂 / エリック・フクサキ / 山野光 / 戸井勝海 / 未来優希 / 田中利花 / 他【大阪公演】2021年4月3日(土)・4日(日)会場:オリックス劇場【愛知公演】2021年4月7日(水)・8日(木)会場:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール【東京公演】2021年4月17日(土)~2021年4月28日(水)会場:TBS赤坂ACTシアターチケット情報:
2021年03月31日オーイシマサヨシの新曲「インパーフェクト」「ロールプレイング」が、4月21日(水)のCD発売に先駆け先行配信されることが決定した。「インパーフェクト」は4月3日(土)から、「ロールプレイング」は4月5日(月)から、各音楽配信サービスよりダウンロード&サブスクリプションサービスが開始される。「インパーフェクト」は、4月2日(金)より放送開始のアニメ『SSSS.DYNAZENON』OP主題歌に、「ロールプレイング」は、4月4日(日)より放送開始のアニメ『ドラゴン、家を買う。』OP主題歌と、どちらもTVアニメの主題歌となっており放送開始翌日での先行配信となる。両楽曲ともに、Apple Musicではプレアド(先行追加)、SpotifyではPre-saveが受付スタートしている。■先行配信情報「インパーフェクト」4月3日(土)より先行配信先行配信URL: 「ロールプレイング」4月5日(月)より先行配信先行配信URL: ■CD情報「インパーフェクト」4月21日(水)発売 6th Single通常盤:1,400円(税込)アニメジャケット盤:1,400円(税込)ピザラジ・きゃにめ限定盤:1,900円(税込)「ロールプレイング」4月21日(水)発売 7th Single通常盤:1,400円(税込)アニメジャケット盤:1,400円(税込)
2021年03月30日“世界一有名なビーグル犬”のスヌーピー、飼い主チャーリー・ブラウンとその仲間たち。日本では主にキャラクター・グッズとしてお馴染みの彼らは、元々はチャールズ・M・シュルツによるコミック「ピーナッツ」の登場人物だ。1950年に新聞連載が始まったその人気コミックを原作に、1967年のオフ・ブロードウェイで生まれたミュージカルが『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』。1999年にはマイケル・メイヤー(『春のめざめ』)が演出を、アンドリュー・リッパ(『ビッグ・フィッシュ』)が追加楽曲を手がけたリニューアル版がブロードウェイに登場し、再び注目を集めた。そのリニューアル版をベースに、作品初演から50周年を迎えた2017年に日本で新たに生まれた小林香演出版が、3月30日(火)にシアタークリエで再演の幕を開ける。心配性で不器用で失敗ばかりだが、人をいたわる優しい心を持ったチャーリー・ブラウン(花村想太)。トレードマークの“安心毛布”が手放せないわりに、発言は常に哲学的なライナス(岡宮来夢)。怒りっぽくておせっかいな、ライナスの姉ルーシー(宮澤佐江)。要領が良くてちゃっかり屋のチャーリー・ブラウンの妹、サリー(林愛夏)。ベートーベンを敬愛する天才音楽家で、ルーシーが熱を上げているシュローダー(植原卓也)。そして、みんなが大好きなチャーリー・ブラウンの飼い犬スヌーピー(中川晃教)。子どもたちと一匹の犬の日常をオムニバス形式で綴りながら、“幸せは誰にもどこにもある”という温かなメッセージを届けてくれる作品だ。2017年の公演では、村井良大(チャーリー・ブラウン)、高垣彩陽(ルーシー)、田野優花(サリー)、古田一紀(ライナス)、東山光明(シュローダー)、そして中川が役そのものにしか見えない喋り方と歩き方でそれぞれの役を好演し、「ピーナッツ」の世界を見事に立ち上げて見せた。スヌーピー以外のキャストが一新される今回も、きめ細やかな演出に定評のある小林のこと、きっと再びユーモラスでハートフルな世界を私たちに見せてくれるに違いない。文:町田麻子BROADWAY MUSICAL『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』原作:チャールズ・M・シュルツ脚本・音楽・詞:クラーク・ゲスナー追加脚本:マイケル・メイヤー追加音楽・詞:アンドリュー・リッパ訳詞・演出:小林香出演:花村想太 / 岡宮来夢 / 宮澤佐江 / 林愛夏 / 植原卓也 / 中川晃教【東京公演】2021年3月30日(火)~2021年4月11日(日)会場:シアタークリエ【大阪公演】2021年4月15日(木)~2021年4月18日(日)会場:サンケイホールブリーゼ【愛知公演】2021年4月20日(火)会場:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール【長野公演】2021年4月23日(金)会場:長野市芸術館メインホールチケット情報はこちら
2021年03月28日『荒野にて』『ゲティ家の身代金』のチャーリー・プラマーが主演を務める緊迫のサスペンス・スリラー『クローブヒッチ・キラー』が公開されることが決定。併せて、場面写真と日本版予告が解禁となった。■ストーリー16才の少年タイラーは、信仰を重んじる小さな町の貧しくも幸せな家庭で暮らしている。ある日、ボーイスカウトの団長も務め、町でも信頼の厚い父親ドンの小屋に忍び込んだタイラーは、猟奇的なポルノや不穏なポラロイド写真を見つけてしまう。調べを進めていくにつれ、10年前に起きた未解決事件「巻き結び(クローブヒッチ)連続殺人事件」の犯人が父親ドンなのではと、日ごと疑惑は増すばかり。同じく事件を追う少女カッシに協力を求め、真相を究明しようとするが…。■チャーリー・プラマー主演!緊迫のサスペンス・スリラー本作は、80年代のアメリカで黄金期を迎えた10代の若者を主人公にしたジュブナイル映画と、ホラーとスリラーの要素がつまったスラッシャー映画、その系譜にある「ストレンジャー・シングス 未知の世界」『サマー・オブ・84』を彷彿とさせるティーンエイジャー目線で紡がれたサスペンス・スリラー。監督は、米映画界の新鋭ダンカン・スキルズ。家族への信頼と疑い、コミュニティにおける人間関係の不協和音が見る者を思春期へとタイムスリップさせ、衝撃的な結末が純真無垢な時代の終わりを痛烈に焼き付ける。主演を務めるのは、名匠リドリー・スコット監督作『ゲティ家の身代金』で誘拐被害者となる富豪の孫を演じて注目を集め、『荒野にて』では第74回ヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞した、ハリウッドがいま最も注目するチャーリー・プラマー。父親のドン役には、『ザ・シークレット・サービス』や「アメリカン・ホラー・ストーリー」など映画からTVシリーズまで幅広い活躍をみせるディラン・マクダーモット。母親役には『ブロークン・アロー』『愛と呼ばれるもの』のサマンサ・マシス。チャーリー・プラマー扮するタイラーの相棒となる少女カッシ役には、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のマディセン・ベイティが抜擢された。今回解禁された場面写真には、父親の小屋で見つけた不穏なポラロイドや、父親を疑いの目で見つめるタイラーの姿、車の中で意味ありげに視線を交わすタイラーとカッシの姿などが切り取られている。『クローブヒッチ・キラー』は6月11日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クローブ・ヒッチ・キラー 2021年6月11日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©CLOVEHITCH FILM, LLC 2016 All Rights Reserved
2021年03月25日