時計輸入販売業のユーロパッションは7月より、スイスの時計メーカー、オリスのダイバーズモデル「アクイス」から、新作「チタン クロノグラフ」の取り扱いを開始した。ベゼルには非常に硬くて耐久性のあるタングステンを、ケースやブレスレットには軽量なチタニウムを採用。12時位置には逆三角形のマーカーやインデックスを、針にはスーパールミノバ加工を施し、海中や暗闇でも高い視認性を保つことが可能となった。グレートーンで統一されたダイヤルとベゼルが堅強さを引き立たせる。ケース側面9時位置には、プロダイバーに欠かせないオートマティックヘリウムバルブを搭載。衝撃からリューズを守るリューズガードや、防水性を確保するねじ込み式リューズ、フィートとメートルの換算表が刻印されたねじ込み式のケースバックなど、ダイバーにとって安心な機能も盛り込んだ。防水性能は50気圧/500m。ケース径は46mm、ケースとリューズガードの素材はチタン。自動巻ムーブメントOris674を搭載。価格はチタンブレスレット付きタイプが34万6,500円、ラバーベルト付きタイプが33万4,950円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日ロールス・ロイスはこのほど、ジャパン・オープン・イノベーション(JOIN RR)プログラムのウェブサイトをオープンした。JOIN RRプログラムは1カ月前に発表されたロールス・ロイスによるオープンイノベーションの試験的取り組み。かつて高級車で知られたロールス・ロイスだが、後に自動車部門が分離され、現在のロールス・ロイス社(Rolls-Royce Group plc)は陸海空で使用されるパワーシステムを提供する企業となっている。レシプロエンジンだけでなくジェットエンジンなどの開発、製造もしており、同社の顧客は航空会社500社、ヘリコプター運用会社4,000社、160の軍隊などがあるという。同社は世界50カ国に事務所や製造拠点を持ち、4万名の社員のうち、じつに1万1,000名がエンジニアとなっている。こうした企業風土を背景にスタートしたJOIN RRプログラムは、ロールス・ロイスの事業展開に貢献する新しい技術を発掘し、購入あるいはライセンス取得することを目的としている。JOIN RRプログラムに参加したい企業や組織はウェブサイトに登録する必要がある。サイトにはさまざまな課題が掲載されており、その解決策を提案しなければならない。提案が優れていればロールス・ロイスが採用するという。ロールス・ロイス ジャパン代表取締役社長、リチャード・ソーンリー氏は、「日本には世界でも有数の革新的な中小企業があります。こうした専門性や知識に優れた資源の中から、ロールス・ロイスの事業展開に貢献する新しい技術を発掘したいと思っています」と述べている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日