ロンドンで爆発的人気のストリートアーティスト、エイス(A.CE)が、東京・田端のウィッシュレス ギャラリー(WISH LESS gallery)にて2度目の個展「デイトリップ」を開催する。会期は7月14日から8月11日まで。ロンドンでよく見かけるペイストアップ/ Ⓒ A.CE ダダイズムやクラシカルなポップアートを思わせるキャッチーなペイストアップ作品で知られ、高い評価を受けているエイス。他のストリートアートとは一線を画す優雅さと気品さを兼ね備えたその作風は、ファッショニスタからもラブコールが尽きない。パリで行われたアートオークションで高値がつくなど、いまやエイスは名実ともに注目されるアーティストの一人として認知されている。今回の個展では、ウィッシュレス ギャラリープロデュースのもと、アナログレコードを用いた作品をメインに展示および販売を行う。アートと音楽の融合を目的に、エイスがロンドンの街でフィールドレコーディングした音源をレコードの盤面(片面)にカットし、裏面にペインティングやプリントを施した世界でただ一点だけのレコードを紹介する。本展で発表予定のA.CE×WISH LESS コラボレコード/Ⓒ A.CEまた、タイトルである「デイトリップ」にちなみ、旅のお土産の象徴であるポストカードプリントを施したミニアートも展示。特別企画として、シルクスクリーンアーティストのSuzuharuとタッグを組み、エイスカスタマイズTシャツを発表。また、エイスの作品が掲載され話題を呼んだ限定アートブック「It’s a Stick - Up」(2013年・英国)のスペシャルエディションを数量限定にて紹介する。なかなか日本では入手することができない、とても貴重な作品をこの機会に手にしてみては。【イベント情報】エイス(A.CE)個展「デイトリップ」会期:7月14日~8月11日会場:ウィッシュレス ギャラリー(WISH LESS gallery)住所:東京都北区田端5-12-10時間:木・金 16:00~21:00、土・日 12:00~19:00 ※最終日は18:00終了休廊日:月~水曜日
2018年07月04日土曜日は“のんびりする日”! 私は今、同じ大学に通っている作曲家とヴァイオリニストと一緒にシェアハウスをしています。学校から近く、みんな毎日学校で何時間も練習していますが、そんな学校も土曜日はお休み。作曲家やヴァイオリニストはどこでも練習したり曲を書いたりできますが、ピアニストの私はもちろんピアノがある場所でないと練習できません。家には電子ピアノしかないのでちゃんとした練習はできず… なので私の中では学校がお休みの土曜日は”のんびりする日”と決めています! そんな私ののんびりデーの土曜日は、ロンドンのマーケットでお昼からのんびりするのが最近定番になってきています。ロンドンにはたくさんのマーケットがあり、ほぼ毎日ロンドンの至る所でオープンしていますが、その中でも土曜日は特に出ているお店の数がいつもより多く、どこも大賑わいなんです! ノッティングヒルで過ごす、まったり土曜日の昼下がり。 その中でも私のお気に入り、Notting Hill(ノッティングヒル)にあるPortobello Market(ポートベローマーケット)での一日の過ごし方をご紹介します! お昼過ぎに到着し、まずはお昼ご飯を食べるカフェを探します。今回はマーケットから一本入った道にあったイタリアンレストランに行きました。この日は天気も良かったのでテラス席。Bellini(スパークリングワインと桃のジュースを割ったもの)を飲みながらとっても美味しいパスタをいただきました! その後はマーケットをぶらぶら。普段なら捨ててしまうような空き瓶を使った手作り時計や、とっても可愛い麦わら帽子など。ここのマーケットはアンティークのものを中心に扱っているのですが、そのほかにも様々な物が売られています。 この日は天気が良かったからか、マーケットがとても混んでいたので一通り見終わった後はノッティングヒルの街散策。ノッティングヒルは建物がパステルカラーなのが特徴で、住宅街を歩いているだけでもまるで映画の中にいるような気分になれました! 日常生活の経験の数々も、演奏の深みに繋がるはず。 音大生は1日10時間以上練習している人は本当にたくさんいます。大学にいるとあちこちから聞こえてくる練習音。ロンドンに来た当初は正直とても焦り、みんなに負けないように頑張らないと、とたくさん練習していました。あー今日は練習室にこもって誰とも話さなかった、なんて日もたくさんありました。 しかし月日が経っていくにつれ、練習でただただピアノを弾くだけではなく、日常生活の中の経験が演奏に反映されることもたくさんあるんだな、と感じるようになりました。だからこそ、もっとたくさんの場所にいって、新しいことをたくさん吸収して、ロンドンにいるからこそできる経験をしたいなと思います! のんびり頑張るぞ! 京花Instagram::
2018年06月22日以前にも少しお話しましたが、イギリスでは新学期が9月に始まり、学期の終わりは翌年の6〜7月になります。 なので学生は今の時期大事な試験がたくさんあるんです。私もその例外ではないので、どうしても家と学校を行ったり来たり…。なかなかお出かけする時間がないのですが、どうしても気分転換がしたいときには学校の近くにあるカフェに行きます。 わたしの通っている音楽大学では、筆記試験やエッセイなどの試験はあまりありません。実技試験、教育実習、コンサートの企画・運営などがほとんどです。 そんな中、今回学校から出された課題は「ピアニストとしてのウェブサイトを作る」でした。 イギリスでは音楽家の形は様々です。音楽教室や学校で先生になる人、コンサートの企画・運営など裏方の仕事をする人。その中でもっとも多いのが“フリーランス”の音楽家です。ピアニストの場合は、伴奏や先生のお仕事、コンサートやイベントをなどを自ら企画・運営するなど。だからこそ今回の課題は、将来のためになる!と思い、気が引き締まります! ピアニストに限らず、音楽家、芸術家はフリーランスでやっていくのはとても大変だと言われています。だからこそ、ウェブサイト制作や、人脈づくりなど、セルフプロモーションがとても大事になってきます。 私はまだ大学生なので、まだまだ音楽家としては半人前ですが、友人のプロの音楽家の方々を見ていると、私も学生のうちから準備しておかなくちゃ、と少し不安になります。 なんてそんなことを色々考えながらウェブサイトを作っていたら、2人の愉快な音楽家に声をかけられました。 「そんな真剣な顔してないで僕達の音楽を聴いてよ!」といって、いきなりギターとアコーディオンを弾き始めました。 彼らはスペイン人だそうで、私が日本人だということを伝えたら、なんと一度日本を訪れたことがあるとのこと!「電車の時間の正確さには感動したよ!」なんて笑いながら言ってました。 最後には「Take it easy!(気楽にね!)」と声をかけられ、それまで自分の将来どうなるんだろう…なんてちょっと悩んでいたのがバカバカしくなり、とっても暖かい気持ちになりました。 彼らのような、人をハッピーにできる音楽家になれればそれでいっかなー!なんて陽気な気分に。些細な事ですが、このような出会いひとつで考え方が変わったり、気分が明るくなったりしますよね。そんな素敵な人達に会えるロンドン、やっぱり好きだ! ちなみに、課題のお供はストロベリーサイダー。とっても甘くて美味しかったです! 京花Instagram::
2018年06月04日ロンドン発のデリカフェ「フランツ アンド エヴァンス ロンドン(FRANZÈ & EVANS LONDON)」の日本2号店となる店舗が、4月24日京都・三条の三条通り沿いにオープンする。フランツ アンド エヴァンス ロンドンが提案するのは、イタリアンや地中海料理をベースに大きくカットされた野菜をたっぷり使う“モダンブリティッシュ”。ホームメイドのような温かみと視覚的にも楽しい独創性溢れるメニューを提供する。スパイスやハーブを効かせたフレッシュメイドやデリミール、彩り豊かなスイーツからなる、ダイナミックなディスプレイも特徴のひとつだ。(右)京たけのこと九条ねぎのアランチーニ(税込700円)(左)京壬野菜、アスパラガス、椎茸のサラダ(税込650円) 京都・三条店では、京都ならではの素材を使った限定デリやスイーツ、また日本初登場となるベーカリーもラインアップ。店舗限定のメニューとして、名物の“アランチーニ(ライスコロッケ)”に京野菜を使った「京たけのこと九条ねぎのアランチーニ」や「京壬野菜、アスパラガス、椎茸のサラダ」など、京野菜の新鮮な食感を生かしたメニューを展開。イートンメス 抹茶と丹波黒豆(税込1,890円)また、京都限定スイーツとして「イートンメス 抹茶と丹波黒豆」も登場する。イートンメスとは、サクサクに焼いたメレンゲと生クリーム、フルーツをごちゃごちゃに混ぜて食べる、いま話題の英国のトラディショナルスイーツだ。さらに、朝から夜まで使える“イーテリー(食堂)”として、食パンなどのベーカリーを中心としたモーニングメニューも充実。昼は野菜たっぷりのデリミール、夜はフィッシュアンドチップスなどの軽食と合わせて、京都醸造のクラフトビールやカクテルを楽しめる。【店舗情報】フランツ アンド エヴァンス ロンドン(FRANZÈ & EVANS LONDON)京都・三条店住所:京都府京都市中京区三条通入弁慶石町39 三条TCビル1F営業時間:8:00〜23:00(ベーカリー 8:00〜20:00 / デリ 11:00〜23:00)不定休
2018年04月27日見どころが多いロンドン市街地ですが、1日だけ時間をつくって車で郊外へ出かけてみるのも楽しいもの。なかでもロンドンから西に200km程度の場所にある「コッツウォルズ」は、羊の丘という意味をもつ丘陵地帯で観光客のみならずロンドナーにも人気のスポットです。古い時代のはちみつ色をした石造りの家屋が現役で使用され、豊かな自然と相まってまるで絵本の世界から抜け出たような景色が広がります。自然の恵みの農産物やガーデナーには嬉しい小物、インテリアなどが手に入るショップも多く、買い物も楽しめる場所です。コッツウォルズへの行き方イギリスでもっとも美しい村ともいわれるコッツウォルズは、6つの州にまたがり複数の村で構成されています。ロンドンからはパディントン駅から電車で1時間、さらにバスで30分程度で到着です。一つひとつの村が離れているため、周遊するにはバスを利用します。ただし、本数も多くないので旅行者が効率よく観光してまわるためには車でのおでかけがおすすめ。レンタカーの運転や移動に不安があるようなら、一人でも参加できる日帰りのオプショナルツアーが便利です。時間に余裕がある人は、貴族が所有した邸宅を改装した「マナーハウス」も点在しているので、一泊しながら村々を巡ってみては。コッツウォルズの見どころ村々の移動中、車窓越しに羊の放牧風景を見ることができます。羊肉があまりメジャーではない日本では珍しい光景に思わずカメラのシャッターを押してしまいます。羊毛産業で発展し、専門店をのぞけばコッツウォルズ産の羊の毛糸が手に入るほか、カーディガンや手袋などウール製品を扱うショップもいっぱいです。コッツウォルズを表現する「はちみつ色の風景」といわれます。それは、コッツウォルズ地方でしか採掘されないはちみつ色の天然石を使用した家屋が今も数多く建ち並んでいるから。美しい色合いはハニーストーン、コッツウォルズストーンとも呼ばれ、日本でも造園用の石材として愛好する人が多くいます。美しい田園風景に加え、このはちみつ色の家屋とイングリッシュガーデンが続く町の風景は一枚の絵画のようです。花々が咲き乱れる季節には海外だけでなくイギリス国内からの旅行客で町はいっぱいになります。コッツウォルズの代表的な産物コッツウォルズ地方の代表的なお土産といえばハチミツ。パン屋さんやチーズ屋さん、雑貨屋さんなど多くの軒先に地元で採れたハチミツを販売しています。濃厚な味のハチミツは日本へのお土産にもぴったりで、瓶づめのものから写真のようなかわいいボトルに入ったものまでさまざま。バイブリーという村には、イギリスでもっとも古いマスの養殖場があり新鮮なマスを買って行くことができます。日本への持ち込みには制限がありますが、ホテル滞在で食べ切れる量を買い、寝る前にワインを片手に味わうのもおすすめです。ガーデナーにはたまらない、小物もいっぱいコッツウォルズの村々には、必ずといってもいいほど目に入るのがガーデン用品店。植木鉢や芝生をかわいく飾る、たくさんのオーナメントが並べられていました。ガーデンフックや置物など小物ならば日本に持ち帰りやすいアイテムもあるので、気に入ったものがあればまとめ買いを。車で移動すれば買い物したり、お茶を飲んでも一日で4ヶ所ほどの村を回ることができます。ロンドンとはまた違ったイギリスの風景をみせてくれるコッツウォルズの旅。昔ながらの情緒を味わいにでかけてみてください。●ライター大浦春堂【ヨーロッパ紀行】ロンドン最古のマーケットで“おいしい”お散歩を♪バラマーケット巡り
2018年03月22日地下鉄「ロンドン・ブリッジ駅」から徒歩すぐの場所にある、ロンドン最古のマーケット「バラマーケット(BoroughMarket)」。1276年に開かれたという食料品市場には、果物や野菜をはじめ魚やチーズ、調味料、お茶、オリーブオイルなどさまざまな食料品が並びます。また、食材だけでなく、焼き立てのパンやパイ、パエリア、サンドイッチなどおいしそうなごはんが食べられる屋台もズラリ。そんなバラマーケットをお買い物と朝ごはんを兼ねて散策してみましょう。ゆったり買い物や食事をするなら朝の時間帯がおすすめ最近のロンドンはオーガニック志向の高まりもあって、特に金曜日や週末には、地元ロンドンっ子が買い物に訪れることから大混雑します。イギリス国内だけでなく、ヨーロッパ各国からおいしいものが集まる場所となり、市内のシェフもここで仕入れを行っているそう。ゆっくりと商品を選んだり、店員さんとおしゃべりしながら買い物をするなら平日の朝が狙い目です。平日は10時のオープンですが、土曜日は朝8時から始まるので、週末に行く場合も早い時間帯にでかけましょう。朝ごはんをここで食べてから、ロンドン市内へ観光に行くというのも一考です。日本へのお土産を調達にもぴったりなので、ぜひたっぷり入るエコバッグを持参して。バラマーケット、おすすめの回り方をご紹介します食材を購入できるエリアと屋台が並ぶエリアに分かれているバラマーケット。まずは人で混み始める前に、買い物を済ませてから屋台エリアへと流れるのがおすすめです。開店時間まもなくに到着すると、人も少なくてじっくりと品定めすることができます。外国語が苦手でも、翻訳アプリを見せながら商品に関する質問をしたり、捜しているものをアテンドしてもらうといった買い物ができるのもこの時間ならでは。どのお店も観光客が多くやってくるので、こうした対応も心得てくれています。人気が高いのはスパイスのお店〔SPICEMOUNTAIN〕。世界各国のスパイスが安く手に入るので、朝からたくさんの人が吸い込まれるようにして入っていきます。カレーのスパイスセットやパスタ、ピザのソースづくりに欠かせないハーブなどが揃い、店頭からは風に乗っていい香りが周辺に漂っていました。どれも軽量なので料理好きの友達へお土産によろこばれそうです。製菓材料用のアーモンドプードルやバニラビーンズなども手に入りますよ。お土産といえば、ロンドンでは定番なのが紅茶ですが、これもバラマーケットで購入できます。〔Tea2You〕は、ヘンリー王子や著名人たちもやってきた紅茶の専門店。オリジナルブレンドの茶葉を販売するだけでなく、2ポンドからその場で飲むことができます。試しに飲んでみて、気に入った味があれば茶葉を買って帰るのもいいですね。日本には持ち帰れない野菜や魚は、その場でいただこう食材によっては、せっかく買っても日本への持ち込みができない物もたくさんあります。そんな生鮮食品でもありがたいのが、その場で調理したものをいただけること。たとえば魚屋さんでは、お店の食材を使ってつくるパエリアやハンバーガーを、軒先で販売しているんです。気になったものはスプーンでひとくち味見をさせてもらえるお店もあるので、気に入ったフードメニューをテイクアウトしてテーブルで食べるのもアリ。ホテルに持ち帰って、夕食にするのもいいですね。このほか、人気の牡蠣はレモンや塩が用意されているのでその場で剥いてもらったものを食べることができます。青果売り場でも新鮮な野菜や果物を味わってみたい人にぴったりなのが、店頭で売られるスープやスムージー、フレッシュジュースです。旅行中は栄養も偏りがちなので、たっぷりの野菜や果物をつかったスムージーはありがたいもの。フレッシュジュースもいただきましたが、どれも味が濃くておいしかったです。寒い日にはうれしい、トマトやマッシュルーム、カボチャを使ったアツアツのスープも並びます。食材の買い物だけでなく、屋台での食事も◎食材エリアでもちょこちょことつまみ食いをしていると、それなりにお腹もいっぱいになってきますが屋台にもぜひ立ち寄って。世界各国のおいしいごはんやスイーツなどが並び、思い思いにテイクアウトして食べることができます。どれもひとつから購入できるので、ひとり旅でも気兼ねなく注文を。バラマーケットに並ぶ食品はオーガニック製品が多く、あれこれと頼んでいるうちに、ともするとスーパーマーケットで手に入る食材よりも高くなってしまうのでご注意を。それでも、厳選された食品を店員さんから産地や製法を聞きながら購入できる安心感は他に変えられないものがあります。ロンドナーの生活を垣間見ることができる貴重な場所ともいえるバラマーケットで、自分だけのおいしい食探しに、歩いてみてくださいね。●ライター大浦春堂
2018年03月21日はじめまして。ロンドンでピアノを勉強している京花です。3年前に高校を卒業後、ロンドンにある音楽大学に進学しました。 私は3歳からピアノを始め、12歳から音楽の専門学校でピアノを勉強してきました。クラシック音楽というのは、日本ではあまり一般的に馴染みのないものだと思います。コンサートのチケットは高いし、何を着ていけばいいのかわからない。なんてよく友人から言われますし、私もそう思っていました。 ロンドンに来て初めてのピアニストとしてのコンサート。小さな教会でのお昼の時間帯のランチタイムコンサート、入場料は無料。お客さんはほとんどが近所に住んでるおじいちゃんおばあちゃんで、皆楽しそうに紅茶を飲みながらコンサートを聞いていました。クラシック音楽特有の堅苦しさもなく、服装もとってもラフ。私はこれが音楽の本来あるべき姿だと思います。 ランチタイムコンサート同様、ロンドンではほとんどの美術館が入場無料です。有名な大英博物館や大英図書館はもちろん。お金持ちのコレクターが、自分のコレクションを皆に見てほしいと、勝手に家を無料公開して美術館にしちゃう人もいるんです! ロンドンでは、音楽やアートが生活の一部となっています。教会はどこの街にもありますし、スーパーマーケットの隣が美術館だったりします。音楽や、アートが街のいたるところに転がっている、私はそんなロンドンが大好きです。 最後に、ちょっとご説明をさせてください。連載名にも入っているOLEA。これはわたしのお気に入りの言葉です。意味は’オリーブ’なのですが、そのオリーブの花言葉は平和。平和にのんびり連載をしていきたいという思いからOLEA DIARYにしました。 アートな街ロンドンで感じたこと、面白いことなどをこれからシェアしていきたいと思います!
2018年03月18日バーバリー(BURBERRY)の2018 February コレクションが、イギリス・ロンドンで発表された。本コレクションは、2002年にクリエイティブ・ディレクターに就任後、長きに渡ってバーバリーのブランドイメージを刷新してきたクリストファー・ベイリーによる、最後のショーとなった。テーマは、過去を振り返り、現在に喜びを見出し、未来に向かうことを意味する「Time」。過去のアーカイブから取り出した要素を再解釈してデザインされたワードローブは、デザイナー自身が、これまでの誇らしい仕事を幸福な気持ちで見つめ直したであろうことを伝えてくる。クリストファー・ベイリーはバーバリーに就任後、ブランドの象徴であるバーバリーチェックをコレクションから一掃することで新たなブランドイメージを築き上げてきた。過去に目を向けたラストコレクションでは、バーバリーチェックの存在感が再び増し、テキスタイルの様々な箇所にまるでコラージュのように挟み込まれた。伝統的なチェック柄は、60年代ヒッピームーブメントで流行したダイダイ染めや、ストリートの壁にペンキで殴り描きしたようなカラフルな模様、そして、LGBTQ+コミュニティのシンボルとされるレインボー柄などと組み合わされた。若者の反抗的な文化や、多様性を讃える運動、そうしたカルチャーを背景に持つデザインを敢えて伝統的な柄と組み合わせることで、ポジティブで寛容な精神を伝えている。柄や模様だけではない。1990年代のアーカイブから復刻したクラシカルなカーコートは、ショートパンツとサンダルの組み合わせでスポーティに着こなされているし、バーバリーチェックを裏地に使用した伝統的なトレンチコートは、レインボーカラーに染まったアヴァンギャルドなロングファーコートに生まれ変わっている。過去の要素を再解釈して刷新させる彼の手腕は、最後まで光り輝いた。軽やかだった前シーズン2017年秋冬コレクションに登場したシースルーワンピースを彷彿させるようなピースも登場。重厚感のある全体のムードに、スマートなセクシーさを与えた。かと思えば、シースルーの布地を大量に用いたスカートで、下にいくほどボリューミーになるユニークなシルエットも創り出す。アイテム一つ一つのボリュームもさることながら、コートにコートを重ねたり、オーバーサイズのパーカーにムートンジャケットを重ねてはち切れそうなスタイリングをしたり、コーディネートも複雑で重量感たっぷり。クリストファー・ベイリーの有り余る創造力と、ブランドが積み重ねてきた膨大な歴史を改めて提示したようなコレクションだった。
2018年03月07日マルベリー(MULBERRY)の2018-19年秋冬ウィメンズコレクションが発表された。先日のロンドンコレクションで2018年春夏コレクションのショーを発表し、see now buy nowに取り組んだブランドが、パリに渡り新作を披露。テーマは「エキセントリックな感性」だ。ジョニー・コカの探求は、今季も引き続きマルベリーが生まれた英国に向けられ、さらに英国らしさを追求することとなる。イメージしたのは、貴族社会とそれと相反する反逆者。クラシックで保守的な側面と破天荒な側面を融合させ、遊び心あふれる英国女性の姿を完成させた。貴族社会からインスピレーションを得て生まれたのは、伝統的なスーツスタイル。王族が纏っていそうなフォーマルなスカートスーツには、サックスブルーや深みのあるチョコレートブラウンといったカラーがよく似合う。しかし、クラシックに着こなすのではなく、カラーフェザーを部分的にデコレーションしたり、ダンスシューズから着想したデコラティブなミュール・パンプスなどを組み合わせたりして、遊び心あふれるスタイルを構築する。イブニングとして提案されたのは、ベビードールをモチーフにしたドレス。ふわりと八の字に広がったシルエットの裾には、ふわふわのフェザーがのっている。並んで登場するのはパジャマからインスピレーションを得たシャツとパンツのセットアップスタイル。柔らかなシルク素材の上には、1950~70年代に見られたレトロな花模様を綴って、ヴィンテージ風の温かみのあるピースに仕上げた。新作バッグは、トップハンドルにスカーフを巻き付けた「ハーロウ」、そしてハート型のキルティングレザーを使った「ウィットニー」。パールでハート型を象った大振りピアスやカラフルビジューのリングなどとコーディネートすれば、プレイフルでキッチュな世界観が完成する。
2018年03月05日イギリス・ロンドンの街中がイルミネーションやライトを用いたアート作品で埋めつくされる祭典「ルミエール・ロンドン(Lumiere London)」。数多くのインスタレーションが街を照らす中、多くの人々が足を止めて見入っていたのが「オリジン・オブ・ザ・ワールド・バブル(Origin of the World Bubble)」と名付けられた本作品だ。インスタレーションが展示されたのはオクスフォード・サーカスの交差点の上空。ルミエール・ロンドン開催中、エリアは歩行者天国となった。直径11メートルの大きな球体を吊り上げ、それにプログラミングされたサイケデリックで幾何学模様的なパターンを次から次へと映し出すという本作品、手がけたのはミゲル・シュバリエ(Miguel Chevalier)。シュバリエはメキシコ出身のアーティストで、既に30年以上パリを拠点として活動している。活動のかなり早い段階からコンピューターをアーティストの表現の一つとして着目してきた。多数のデジタル作品を生み出してきており、世界中のアート・センターやギャラリーでインスタレーションを行ってきたそうだ。細胞の一つひとつが増えたり分かれていったり、交わったりする速さを変化させその様子を球体に映し出すこの作品は、生物学や微生物、離散系計算モデルと呼ばれるセルラーオートマタの世界からインスピレーションを受け作られたという。オーガニックな世界とピクセルで作られた世界が交わり、常に変わり続ける全く新しい「テクノロジカル・バロック」と呼ばれる世界を表現している。残念ながらルミエール・ロンドンは1月18日から21日の開催だったため既に終了しており作品を見ることはできないが、記録されたビデオを見るとその異世界感と引き込まれる色彩に多くの人々が楽しんだことが確認できる。※本記事は (引用元: に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2018年02月28日ロンドン・ファッションウィーク3日目の2月18日、マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)が2018-19年秋冬コレクションを発表した。今季もメンズ・ウィメンズを統合したショーを開催。今季はいくつもの要素が融合されたコレクションであった。ハイウエストのクロップドワイドパンツやカバーオールなどワークウェア風もあれば、通常レインコートとして使われるアノラック、ミリタリー要素の強いモッズコートやベレー帽が登場。それらは柔らかいポリエステル風の素材やラグランの丸いシルエットに施すことで、軽く優しい印象へと落ち着く。さらに今季はニュアンスカラーを多彩に、トーン・オン・トーンのスタイリングで個々のアイテムが主張し過ぎず、素材感の差異を楽しんでいるように見えた。トーン・オン・トーンのスタイリングは今季のロンドンコレクションで多くのブランドが取り入れられていた。オーバーサイズのジェッケットを羽織り、シャツの袖口のボタンを外し、ビッグサイズのトートバッグを肩にかける。これら絶妙な崩しは時代の気分にマッチする、リアルなスタイリングだ。ドレスダウンした内容だからこそ、シグネチャーであるシャツはコレクション全体を引き締める役割を持ち、マーガレット・ハウエルらしいモダンな英国スタイルへと着地した。終盤は、チェックと同じく英国生まれの柄であるペイズリーが続き、華やかにショーを締めくくった。
2018年02月26日ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)が、ロンドンファッションウィーク期間中の2月17日に2018-19年秋冬コレクションを発表。今シーズンは、メゾン初となるウィメンズ、メンズ合同ショーとなった。
2018年02月20日トーガ(TOGA)が、ロンドンファッションウィーク期間中の2月17日、2018-19年秋冬コレクションを発表。
2018年02月20日クリスマスシーズンに見たい映画として長年人気を誇る『ラブ・アクチュアリー』。この作品と深いかかわりのあるロンドン・ヒースロー空港が、今月23日(現地時間)まで到着客に対する粋なイベントを行っている。同作で最も印象的に残るロマンティックなシーンとして人気なのが、ヒースロー空港で恋のお相手のイギリス首相(ヒュー・グラント)デイヴィッドを出迎え、ナタリー(マルティン・マカッチョン)が駆けて抱きつくシーン。マルティン自身も「あれは出演した映画の中で最も好きなシーンの1つよ!」と太鼓判を押している。何かと忙しいこの時期、ヒースロー空港に降り立つ“愛する人”の出迎えに行けない人や、出迎えのない乗客のために、このシーンをヒースロー空港のボランティアチームで再現(※ただし、キスはナシ)しようというイベントが19日から23日(現地時間)まで行われている。ヒースロー空港の調べによると、空港に降り立つ際、乗客の51パーセントが「迎えが来ないとわかっていても、誰かが待っていてくれることを期待している」ことが明らかになっており、その期待に応えた形だ。昨日は、ナタリーを演じたマルティン本人が到着客を温かいハグで出迎えた。ヒースロー空港のツイッターでは、23日までに同空港に到着し、温かい歓迎を受けたい乗客をダイレクトメッセージにて募集している。ボランティアスタッフが乗客の名前を書いたサインボードを掲げ、ハグで迎えるそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年12月22日ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)のバス & ボディ コレクションから、新製品「ハンド クリーム コレクション」が登場。2018年1月5日(金)から発売される。「ハンド クリーム コレクション」は、ミニチュア ハンド クリーム3本を、ロンドンの街並みをイメージしたシックなボックスに詰め込んだスペシャルセット。アプリコットカーネルオイルを配合したハンド クリームは、なめらかなテクスチャーで素早くなじみ、肌にたっぷりの潤いを与えてくれる。ジョー マローン ロンドンで人気の3つの香りを楽しむことができる。爽やかなライムにバジルの刺激が心地よい「ライム バジル & マンダリン」に、官能的な花々が寄り添う「ピオニー & ブラッシュ スエード」、みずみずしく甘美な洋梨にウッディーな香りを合わせた「イングリッシュ ペアー & フリージア」がラインナップする。【詳細】ハンド クリーム コレクション 10,000円+税<新製品>発売日:2018年1月5日(金)内容:・ライム バジル & マンダリン ハンド クリーム 30mL・ピオニー & ブラッシュ スエード ハンド クリーム 30mL・イングリッシュ ペアー & フリージア ハンド クリーム 30mL【問い合わせ先】ジョー マローン ロンドン お客様相談室TEL:03-5251-3541
2017年12月16日グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)から、新作トランク「ザ・ロンドン・スクエア(The London Square)」が登場。2017年11月15日(水)に発売される。ロンドンの街並を、自由かつ軽やかに駆け抜ける女性をイメージした「ザ・ロンドン・スクエア」は、ブランド史上最小のサイズ感が最大の特徴。丁寧なハンドメイドによるクラシカルなフォルムはそのままに、グローブ・トロッターらしいトラベルケースの魅力を詰めこんだ、デイリーに使えるアイテムだ。カラーも、ベーシックなアイボリーやコロニアルブラウンなどに加え、色鮮やかなホットピンク、マスタード、レッドなど、全11色の豊富なバリエーションがラインナップ。自分へのご褒美、またクリスマスに向けたプレゼントとして、是非実際に手に取ってみてはいかがだろう。【商品情報】グローブ・トロッター「ザ・ロンドン・スクエア(The London Square)」発売日:2017年11月15日(水)カラー:全11色(アイボリー、コロニアルブラウン、パープル、ホットピンク、マスタード、ロイヤルブルー、グリーン、レッド、ブラック、ネイビー、チェルシーピンク)価格:アイボリー、コロニアルブラウン、チェルシーピンク、ロイヤルブルー、マスタード 105,000円+税/その他カラー 100,000円+税サイズ:H19×W20×D11cm展開店舗:グローブ・トロッター 銀座・伊勢丹新宿店本館・日本橋三越本店・阪急うめだ本店・福岡岩田屋店
2017年11月18日バーバリー(BURBERRY)が9月17日、ロンド ン・クラーケンウェル地区のオールド・セッションズ・ハウスで2017 September コレクションショーを開催。ダンサーの菅原小春を始め、ケイト・モス(Kate Moss)、カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)、ジョーダン・ダン(Jourdan Dunn)、アイリス・ロウ(Iris Law)など世界各国からゲストが訪れた。コレクションのテーマは、「British Photography」。アラン、フェアアイル、アーガイルなどのニットや、バーバリーのシンボルであるギャバジン、60年代に使われていたヴィンテージチェック、タータンといった伝統的なパターンと素材を中心に用いたアイテムが、英国らしいエクレクティックなスタイリングで発表された。また、10月1日までは、ショー会場となったオールド・セッションズ・ハウスにて2017 September コレクションを記念したバーバリーの写真展「Here We Are」が開催中。会場では、コレクションのインスピレーション源にもなった、シャーリー・ベーカー(Shirley Baker)や、ケン・ラッセル(Ken Russell)の写した初公開写真や、カレン・ノール(Karen Knorr)が上流階級の日常を捉えた写真、チャーリー・フィリップ(Charlie Phillips)が地元ノッティングヒルを写した写真、ブライアン・グリフィン(Brian Griffin)がイギリスのビジネスマンたちを捉えた写真など、20世紀を代表する写真家30人の200枚にものぼるドキュメンタリーフォトグラフィーが展示されている。
2017年09月21日ヴェルサス ヴェルサーチ(VERSUS VERSACE)の2018年春夏コレクションが、日本時間2017年9月17日(日)22:00より、イギリス・ロンドンで発表される。ファッションプレスではその模様をライブ配信。先シーズンは、ヴェルサス ヴェルサーチらしいセクシーなウェアに加え、スポーツ&アウトドアテイストを取り入れたアウターやトップスなどが登場。ネオンピンク、ブルーといったヴィヴィッドカラーを使用したダウンジャケットやトップスのほか、コラージュプリントをあしらったウェアも展開された。今シーズンは一体どんな服を発表するのだろう、気になる人はライブでチェックしてみては。【詳細】ヴェルサス ヴェルサーチ 2018年春夏コレクション開催日時:日本時間 2017年9月17日(日)22:00現地時間 9月17日(日)14:00
2017年09月18日ロンドン発のナチュラルコスメブランド「アンドレア・ガーランド(Andrea Garland)」のリップバームが、シップス デイズ(SHIPS Days)で展開。アンドレア・ガーランドとはアロマテラピーのスペシャリストであったアンドレア・ガーランドが、2010年に立ち上げた同名のナチュラルコスメブランド。クリームやオイル、リップバームといったスキンケアアイテムは、英国産のオーガニック成分をできるだけ多く使用し、手作りされている。植物がもたらす美容効果や精神への作用を熟知したアンドレアならではのものだ。また、ヴィンテージの缶やコンパクトのデザインをモチーフにした、レトロで可愛らしいパッケージも魅力。中身を使い切っても、パッケージを再利用し、レフィルしてもらうことが可能となっている。オーガニック成分配合のリップバームリップバームはハチミツのような甘い香りを持つミツロウをメインに、オーガニックのシアバターやアーモンドオイル、ラベンダー、グレープフルーツ、ライムなどを配合。唇を柔らかくし高保湿、さらにダメージから守ってくれる。パッケージは黒ネコやキツネ、ロンドンの街をモチーフに展開されるパッケージデザインはお花畑の中から顔を出す黒ネコや、フワフワの尻尾がチャームポイントのキツネ、ブルーを基調にしたクラシックなリバティプリント、そしてブランド発祥の地でもあるロンドンの街をモチーフにしたもの。中でもロンドンデザインには、ビッグベンやセント・ポール大聖堂、トラファルガー広場といった有名スポットのほか、アイコニックな赤い2階建てバスが描かれており、街の魅力がぎっしりと詰まっている。乾燥が気になり始めるこれからの季節、可愛いリップバームをぜひ取り入れてみては。【詳細】アンドレア・ガーランド リップバーム店頭にて発売中価格:3,200円取り扱い:・取扱店舗シップス デイズ ららぽーとTOKYO-BAY店、豊洲店、ルクア イーレ店、立川立飛店、名古屋 タカシマヤ ゲートタワーモール店【問い合わせ先】シップス デイズ ららぽーとTOKYO-BAY店047-495-7075
2017年09月09日インテリアショップ「フランフラン(Francfranc)」から、2017年秋冬コレクションが2017年9月8日(金)より発売される。1年間のテーマは旅、秋は「ロンドン」に2017年は年間テーマに「VOYAGE」を掲げ、1年間をかけて世界中を旅する。春は南フランス、夏は地中海、そしてこの秋「ロンドン」へと向かう。1990年代初頭の「モダンブリティッシュ」デザインからインスピレーションを受けたアイテムが勢ぞろい。初のスリープウェア今シーズンから、初となるスリープウェアが登場。上品な着心地にこだわりったアルガンオイル加工を施しており、滑らかな肌触りが特徴だ。落ち着いたトーンでデザインされており、ワンランク上のリラックスタイムを演出してくれる。テーブルを彩る自然素材の食器フランフランで特に人気のテーブルウェア。トリコロールのやティーポットやカップ&ソーサー、フラワーモチーフのカップ、グラフィカルな柄のコースターなど、毎日の食卓に彩を加えてくれるアイテムが勢ぞろいする。さらに、バンブーファイバー、コンスターチなど自然由来の素材を使用したテーブルウェアも。優しい触り心地と色合いが特徴だ。割れにくいため、日常使いはもちろんアウトドアで利用できるのも嬉しい点。洗練されたボトルデザインのルームフレグランス好きな香り・ボトル・スティックを組み合わせて作くれる「カスタムフレグランス」を展開しているフランフラン。今回はアルコールフリーのルームフレグランスや天然素材ソイワックス配合のキャンドルが登場。男女問わず好まれる優しい香りが、部屋に広く行き届く。インテリアになる、洗練されたボトルやパッケージデザインもポイントだ。この他、シックなアクセントカラーに染められたソファやクッションなどの家具類も充実。ぜひお店を覗いてみて。【詳細】フランフラン 2017年秋冬コレクション発売日:2017年9月8日(金)取扱店舗:全国のFrancfranc店頭およびオンラインストア【問い合わせ先】お客様相談室TEL:0120-500-924(9:00~18:00土日祝日休み)
2017年08月03日マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)から、英国の老舗アイウェアブランド、オリバー ゴールドスミス(OLIVER GOLDSMITH)とのコラボレーションサングラスが2017年5月上旬より発売。コラボレーションモデルのベースとなったのは、オリバー ゴールドスミスを代表するモデル「CONSUL-S(コンスル エス)」。「CONSUL-S」は、英国の俳優マイケル・ケインが愛用していたことでも知られる「CONSUL」をひと回り小さくした正統派のウェリントンスタイル。このオプティカル用の名モデルをサングラスに変更した一本だ。英国クラシックの原点とも言えるこのモデルは、太目のラインの重厚感とシンプルで飽きのこない洗練されたデザインが特徴。今回のコラボレーションの証として、レンズにはマッキントッシュ ロンドンのアイコンであるダンディマンの刻印が、またテンプルにはオリバー ゴールドスミスとマッキントッシュ ロンドンそれぞれのロゴのプリントが施されている。【商品情報】MACKINTOSH LONDON×OLIVER GOLDSMITH発売時期:2017年5月上旬価格:36,000円+税カラー:ブラック、ブラウン【問い合わせ先】SANYO SHOKAI(カスタマーサポート)TEL:0120-340-460 (フリーダイヤル)
2017年05月12日2月19日ロンドン・ファッションウィーク2日目、パルマー・ハーディング(palmer //harding)がプレゼンテーション形式で2017-18年秋冬コレクションを発表した。若手デザイナーの宝庫と言われるロンドンの中でも一際異彩を放っているのが同ブランド。デザイナーデュオ、レヴィ・パルマー(Levi Palmer)とマシュー・ハーディング(Matthew Harding)によって2012年春夏に立ち上げられた。シャツのみで構成されるコレクションは、トラディショナルな技法を使って一つひとつ丁寧に仕立てられる。昨シーズン、ロンドン・ファッションウィーク開幕パーティの首相官邸でメイ首相が着用したことで一気にその名を全国区へと広げた。たおやかに揺れるドレープや、巧みなカッティングによって生まれるセンセーショナルなシルエットは爽やかで軽快さがある。しかし今季はこれまでになかった黒をキーカラーに、ダークなゴシック調のコレクションとなった。着想源となったのはレヴィ・パルマーの生まれ育った地、アメリカ合衆国テキサス州。その地域にはgoths(ゴス)と呼ばれるゴシック・ロックミュージックから影響を受けた若者が多く、彼自身も10代の頃は全身黒のゴシックスタイルが日常だったという。バウハウスのBela Lugosi’s dead (ドラキュラ役で名を馳せた俳優ベラ・ルゴシへ捧げた曲)をBGMに、会場は真っ黒の壁と砂で異様な空気に包まれていた。ファーストルックのシャツは襟がなくネックラインがそのまま伸び、フードの様に頭から掛けるような状態で登場した。シルク素材のスリットが入ったスカートは妖艶なツヤを放ち、レザーのグローブが魅惑的な雰囲気に拍車をかけた。続くルックでは淡いピンクのシャツ、その次はアシンメトリーのオレンジのスカートと、黒が引き立て役となって、まるで夜に朝日が差し込むような鮮やかなカラーだった。波打つような広がりを見せる裾はシャツドレス、麻素材のコート、ロングスカートに用いられ、悠々自適なエレガントを纏う。スリーブの前部をカットして自由に腕を動かすことのできるシャツワンピースや、オフショルダー、ベルスリーブと様々なシルエットを引用し、シャツ縛りのルックは退屈さとは無縁のバリエーションであった。これまでのイメージから大きくシフトしたコレクションは、シャツという制限の中で無限の可能性を感じさせてくれるものである。シンプルであるからこそ、高度な技術と優れた美的感覚が要されるが、彼等は十分にそれらを備えていることを証明した。
2017年02月23日バーバリー(BURBERRY)2017February コレクションが、日本時間2017年2月21日(火)4時30分から、イギリス・ロンドンで発表される。ファッションプレスでは、その様子をライブ配信する。昨年9月に発表した2016 セプテンバー・コレクションに引き続きに引き続き、ランウェイショー終了直後に店舗とオンラインストアでの購入が可能。最新のアイテムを、どのブランドよりも先に手にすることができる。また公式サイトでは、ヘンリー・ムーア財団による協力のもと、ショーのインスピレーションとなった英国人アーティストの作品と制作プロセスも紹介する予定だ。2016 セプテンバー・コレクションは、長い間、人の生活様式や文化、服装を見てきた“家”を着想源に、ワードローブを制作。インテリア・ガーデニングデザイナーのナンシー・ランカスターが手がけたテキスタイルを採用するなど、テーマを感じさせる要素をふんだんに盛り込んだ。メンズ・ウィメンズどちらのアイテムも展開。バーバリーが描き出す世界は、一体どんなものなのか、ぜひ注目してみてはいかがだろう。【詳細】バーバリー 2017February コレクション ライブ配信日時:日本時間2017年2月21日(火) AM4:30現地時間:2017年2月20日(月)PM7:30
2017年02月21日バーバリー(BURBERRY)が2月21日4時30分(現地時間20日19時30分)より、「2017 February コレクション」をロンドンで開催する。2016年9月のコレクションに引き続き、ショー終了直後から店舗及びオンラインストアで即時販売を行う。会場となるのはロンドンのソーホー地区に位置するメーカーズ・ハウス(Maker’s House)。また公式サイトでは、ヘンリー・ムーア財団による協力のもと、ショーのインスピレーションとなった英国人アーティストの作品と制作プロセスも紹介する。ショーの様子は公式サイト()やFacebookの公式アカウント(www.facebook.com/BurberryJP)でライブ配信する他、公式Twitterアカウント(www.twitter.com/burberry_japan)では、ランウェイルックやバックステエージショットなども随時配信される。
2017年02月20日ヴェルサス ヴェルサーチ(Versus Versace)が2017年秋冬コレクションを日本時間の2017年2月19日(日)午前6:00より、イギリス・ロンドンで発表。ショーの模様は、ファッションプレスでも生中継する。先シーズンの2017年春夏コレクションでは、ロックやミリタリーテイストを感じさせるスタイルを提案し、レザージャケットやタイトワンピース、ミニスカートなどを展開。ダメージが効いたデニムシリーズもポイントであった。【詳細】ヴェルサス ヴェルサーチ 2017年秋冬コレクション配信時間:日本時間 2017年2月19日(日)午前6:00※現地時間:2017年2月18日(土)21:00
2017年02月19日バーバリー(BURBERRY)の2017年フェブラリー・コレクションのランウェイショーが、日本時間2017年2月21日(火)にイギリス・ロンドンで開催される。今回もランウェイショー終了直後から、店舗およびオンラインでの購入が可能となっている。そんなランウェイショー発表に先駆け、同コレクションのキーピースが先行オーダー可能に。2月8日(水)より、国内の一部路面店および公式オンラインストアで予約を受け付けている。気になるキーピースは、ウィメンズがアシンメトリーなトレンチコートやマクラメレースで飾ったコットンシャツドレス。そしてメンズは、ケーブルニットとリブニットを組み合わせたセーターやブルーストライプのトップスだ。キーピースがフィーチャーされたビジュアルも公開された。新進気鋭の英国人モデル、アンバー・ウィットコムとトム・フールが起用され、英国人フォトグラファーのジョシュ・オリンズによって撮りおろされた。【詳細】■バーバリー 2017年フェブラリー・コレクション 先行オーダーオーダー開始日:2017年2月8日(水)取り扱い:バーバリー 表参道店、新宿店、銀座マロニエ通り店、六本木店、心斎橋店、公式オンラインストア■2017年フェブラリー・コレクション ランウェイショー開催日時:日本時間 9月21日(火)04:30〜※現地時間 2017年2月20日(月)19:30〜
2017年02月12日バーバリー(BURBERRY)が、ロンドンファッションウィーク期間中の2月20日(日本時間2月21日)に、2017February コレクションショーを発表する。同コレクションは、昨年9月に発表されたコレクションに続き、ショー直後から購入可能なシステムを導入している。コレクションの発表に先駆けて、2017February コレクションにフィーチャーした広告キャンペーンビジュアルの2ショットを先行公開。キャストは新進気鋭のイギリス人モデルであるアンバー・ウィットコムとトム・フール。フォトグラファーはイギリス人のジョッシュ・オリンズが担当した。また、キャンペーンでフィーチャーされた2ルックのキーピースは、公式オンラインストア並びに国内の一部路面店(表参道店、新宿店、銀座マロニエ通り店、六本木店、心斎橋店)にて予約可能となっている。
2017年02月09日ニール バレット(NEIL BARRETT)の2017-18年秋冬コレクションが1月15日、ミラノで行われた。自身のアーカイブの再構築を図った今回のコレクションは、初めてウィメンズを同時に発表。ドロップショルダーでオーバーサイズののトップスにスリムなボトム、細身のジャケットにはワイドシルエットのボトムスと、同ブランドのシグニチャースタイルをベースにまとめ上げた。同ブランドの重要なヘリテージである伝統的なテーラードジャケットには、サイドにラインの入ったウールのトラッキングパンツが今シーズンの代表的スタイル。裾のサイドにはスナップボタンが施されており、80年代にID誌、FACE誌といったストリートマガジンで活躍したクリエイティブ集団バッファローのスタイリングを、同時代を経験したニールらしい再解釈で提案。コートにオーバーレイされたダウンジャケットや、シングルジャケットなどの代表的なフェイクレイヤードのスタイルは健在で、黒をベースにイエロー、赤、オレンジを効果的にミックス。テーラード×スポーツのスタイリングはウィメンズも同様。ウール、カシミア、ビスコースウールギャバジン、フランネルのチョークストライプと高密度ナイロンとの組み合わせが、美しい光沢とシルエットを生み出しており、インターシャのモヘアも、ロックテイストでスタイリッシュなアイテムに仕上がっている。ショーのオープニングにはキュア(The Cure)の「ア・フォレスト(A FOREST)」、エンディングにスージー&バンシーズ(Siouxsie & the Banshees)の「ハッピーハウス(HAPPY HOUSE)」といずれも1980年に発表された曲を使用し、自身のカレッジ体験とともにブランドを総括。スージー&バンシーズのツアーイメージを使用したアイテムは新たな話題を集めそうだ。Text: 野田達哉
2017年01月30日ロンドンメンズファッションウィーク初日の1月6日、クレイグ・グリーン(Craig Green)が2017-18年コレクションのショーを開催した。セントラル・マーチンズ大学卒業時から彼のユニークで都会的なデザインは注目され、いくつもの賞にノミネートされていた。ついに昨年12月ブリティッシュ・ファッション・アワード(British Fashion Award)でメンズデザイナー賞を受賞したとあって、今回ロンドンで最も話題の人物となった。 ロンドンの若き才能として活躍が期待される中、今季は“恐怖”をコレクションテーマに設けた。クレイグ自身が最も恐怖だと感じるのは広大な海だと語り、海員や潜水艦乗組員のユニフォームにインスパイアされたコレクションを発表。序盤は深い海の底のようなネイビーカラー単色で全身コーディネートされたルックが続く。セイラーの軍服を彷彿とさせるトップスや帽子、そしてほぼ全てのルックにワイドパンツを合わせた。プラスチックチューブを取り入れたバッグは、酸素ボンベのようにも見える。シグネチャーでもある長く垂れ下がったベルトは今季も多くのアイテムに多様され、ユーティリティーを提案。防弾チョッキのような固いベストを纏った戦闘態勢のルックも登場した。モデルたちは恐怖へ立ち向かう時の緊迫した空気さえ漂う。そんな重々しさを振り払うかのように現れたのは、神父が着る祭服のようなシルエットの、キルトで作られたカーペット風のローブ。海の中で鮮やかな熱帯魚に出くわしたような、意表を突かれた美しさに思わず目を奪われた。強くたくましいマスキュリンな雰囲気を感じる一方、繊細でエモーショナルな部分が見え隠れしていた。それは、ファッション業界という荒波に立ち向かっていくクレイグ・グリーンの現在の心情を表しているかのよう。恐怖さえもクリエーションの力に変えて、まだまだ彼は成長を続けていきそうだ。
2017年01月28日1月8日、シブリング(Sibling)がロンドンで2017-18年秋冬コレクションを発表した。遊び心たっぷりに、独自の世界観を創る同ブランドは今季、カタルーニャ出身の建築家アントニオ・ガウディの作品、特にバルセロナに位置するグエル公園にインスパイアされた。小さなタイルを敷き詰めたようなセーターやラッフルのフリルを何重にも重ね合わせたニットなど、曲線と曲面による斬新なデザインはガウディの建築物を彷彿とする。前半はオーバーサイズ気味のトップスに、ラメ糸を使用したタイトなサイクリングハーフパンツが大半を占めたが、中盤以降はボンバージャケットやジョガーパンツといった多彩なアイテムが登場。なかでも目を惹いたのは、地層をモチーフとしたイタリアのジャガード生地で仕上げたテーラードジャケット。イギリスが誇る高いテーラードの技術を引用したのは、シブリングがブリティッシュブランドを強調しているようだった。さらにウィメンズのルックでは、エリザベス二世やダイアナ元妃を想起させる、ファーマルなスーツや帽子がルックを飾った。それらは華やかなグラフィックプリントを施したシルク素材が多様されたが、奇抜すぎることはなく、シックな印象を与える。コスチューム的なアイテムの多いシブリングのこれまでのコレクションに比べると派手さには欠けるが、その分洗練されブラッシュアップされているようだった。新人デザイナーが多く輩出されるロンドンだが、シブリングをはじめとする中堅デザイナーも、確かに成長を続けていることが見てとれた。
2017年01月26日