2018年3月7日 20:45
バーバリー 2018 フェブラリー コレクション、クリストファー・ベイリー手掛けるラストショーは虹色
バーバリー(BURBERRY)の2018 February コレクションが、イギリス・ロンドンで発表された。
本コレクションは、2002年にクリエイティブ・ディレクターに就任後、長きに渡ってバーバリーのブランドイメージを刷新してきたクリストファー・ベイリーによる、最後のショーとなった。テーマは、過去を振り返り、現在に喜びを見出し、未来に向かうことを意味する「Time」。過去のアーカイブから取り出した要素を再解釈してデザインされたワードローブは、デザイナー自身が、これまでの誇らしい仕事を幸福な気持ちで見つめ直したであろうことを伝えてくる。
クリストファー・ベイリーはバーバリーに就任後、ブランドの象徴であるバーバリーチェックをコレクションから一掃することで新たなブランドイメージを築き上げてきた。過去に目を向けたラストコレクションでは、バーバリーチェックの存在感が再び増し、テキスタイルの様々な箇所にまるでコラージュのように挟み込まれた。
伝統的なチェック柄は、60年代ヒッピームーブメントで流行したダイダイ染めや、ストリートの壁にペンキで殴り描きしたようなカラフルな模様、そして、LGBTQ+コミュニティのシンボルとされるレインボー柄などと組み合わされた。