東武鉄道は20日、とうきょうスカイツリー駅にてリニューアルオープン式典を行った。東京スカイツリータウンの玄関駅として、先進性と下町の伝統を生かしたデザインの駅に生まれ変わった。今回のリニューアルで改札口が増設され、浅草駅寄りの正面改札はこの日から供用開始。コンコースには、澄川喜一氏のデザインによる駅パブリックアート「TO THE SKY」が設置されている。ホームの膜屋根は、1897年カーネギー社製のレールなど、改修前のホーム屋根の骨組を生かしたデザインで、自然光を取り入れた明るい空間に。東京スカイツリータウンにも導入される地域冷暖房システムを駅コンコースの空調に活用するなど、快適に利用できる駅となった。鉄道利用や東京スカイツリータウン観光の案内を担う「ステーションコンシェルジュ」も配置されるという。リニューアルオープン式典には、東武鉄道代表取締役社長の根津嘉澄氏、東京タワースカイツリー取締役社長の鈴木道明氏、駅パブリックアート「TO THE SKY」をデザインした澄川喜一氏らが出席。東京スカイツリー公式キャラクター「ソラカラちゃん」や押上・業平橋地区活性化協議会キャラクター「おしなりくん」も駆けつけ、とうきょうスカイツリー駅のリニューアルを祝った。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月21日東京の下町・上野をぶらぶらと歩いていると、次々に目に入ってくる「ホッピー」の文字。やけに愉快な印象を受ける字面ではありますが、下町の居酒屋にはビールよりも、デカデカと「ホッピー」の文字が大きく扱われています。そんなに人気なのでしょうか。あまりお酒に詳しくない私ですが、好奇心だけは人一倍旺盛。そのまま居酒屋に入って、突撃取材して参りました。お姉さん、ホッピー一杯ください!そして目の前に差し出されたのは、大きめのグラスに大量の氷、そしてレトロなパッケージが印象的なホッピーの黒ビン。あの、これってどうやって飲めばいいんですか?「ホッピーはアルコール成分が0.8%しかない、ビール風の低アルコール飲料なんですよ。なので、このまま飲むというよりも焼酎で割って飲むのがポピュラーですね」それすら知らなかった私は、言われるがままに「焼酎おかわり(180円)」(安すぎる!)を追加注文して、ホッピーと合わせてグルグルとかき混ぜてゴクリ。おお、乾いたノドに染みこむ清涼感と、ビールの苦味がグイグイ胃袋に流されていきます。後からくる焼酎の香りも良い感じ。焼酎割りということで、微炭酸になって非常に飲みやすい!ただ、当然ながら思っていたよりもビールに近いテイストですね。あの、やっぱりすごい人気なんですか?「うちのお店では、一番売れていますよ。なんたってホッピーひとつで焼酎、泡盛、梅酒など何でも割れて、3杯はいけますからね。庶民の味方ですよ。ちなみに、市販のりんご酒、桂花陳酒で割って飲むと、あら不思議!なんとファンタの味がするんですよ。ぜひ、一度試してください」ええー!?ホッピーがファンタに!?そんなファンタジーまで!?すごーい!いやはや、そんなところが下町のサラリーマンから、女性にまで幅広く受け入れられている理由なんですね。ちなみに、補足するとホッピーはビールがまだまだ高級品だった大正末期ごろに、代用品として登場したのが初めだとか。その後も「ノンアルコールビール(ノンビア)」ブームにも支えられて、現在も根強い人気が。女優の小雪さんがイメージキャラクターを務める「ハイボール」に続いて、「ホッピー」がメジャーになる日も近いかもしれませんね。ちなみに、お酒に弱い私はホッピーの焼酎割り、梅酒割りをそれぞれ3杯程飲んだところで完全にダウン。店長さんにまで心配されるほどつぶれてしまいました。安くて簡単に酔える「ホッピー」、お財布が寂しいときに飲みましょう。(柿次郎/オモコロ)【関連リンク】ホッピービバレッジ株式会社ホッピーの販売元。予想外にとてもポップなサイトデザインです!お酒の「新ジャンル」にふさわしい名前は?最近はノンアルコール飲料「キリンフリー」がバカ売れしているそうですね。誰も食べたことがない新しいおつまみを考えたい塩こんぶを混ぜた、もやしいためがおすすめなので一度お試しを。
2009年07月07日