牛丼チェーン「吉野家」を展開する吉野家は9日、17日15時から主要商品25品目の価格を30円から120円引き上げると発表した。例えば、「牛丼 並盛」は現行の300円から380円に、「牛丼 大盛」は460円から550円に、「牛丼 特盛」は560円から680円に、「牛カルビ丼 並盛」は490円から590円に値上げする。なお、2014年10月29日に再発売した「牛すき鍋膳」の価格は据え置く。同社によると、牛丼の主原料である牛肉(ショートプレート)は、主要輸入国の米国で一昨年干ばつが発生し、その影響から出荷量が減少している一方、アジア市場での需要拡大から米国産牛肉の価格が高騰。今後も出荷量の漸減傾向に変化はない見通しであるほか、アジア市場での消費拡大がさらに進むと予想している。同社は、合理化によるコスト削減に取り組んでいるものの、企業努力だけで食材コストの上昇分を吸収することは困難となり、今回の値上げを決定したとしている。
2014年12月10日ファッションデザイナーとアーティストの二つの顔を持つ小篠弘子(コシノヒロコ)が8月24日まで、東京・銀座のKHギャラリーで展覧会「樹、そして生、輝、軌、喜、気・・・」を開催している。2012年のギャラリーオープンから7回目となる今回の展覧会は、小篠が長年描いてきた「樹」をテーマにした15体の作品を集めたもの。新作の他、以前パリで展覧会を行った時に発表した作品や今年1月に京都で行われた小篠の喜寿を祝う会で飾られた屏風などを展示している。オープニングレセプションに出席した小篠氏は「13年前、芦屋にアトリエをオープンした時には、そこに植えたセンペルセコイヤのように、一生みずみずしく、若々しくいたいと思い、アトリエをセンペルと名付けた。今も自然の中で生活することが大切だと考え、東京でファッションの仕事をし、週末には芦屋に戻って自然や樹から元気をもらって作品を作るという生活を続けている。ある意味で、樹は私の永遠のテーマ。人間には無い自然のエネルギーの強さや大地に根を張り、でんと構える姿や生き様に憧れている」と話した。【イベント情報】樹、そして生、輝、軌、喜、気・・・会場:KHギャラリー銀座住所:東京都中央区銀座4-3-13和光並木通りビル地下1階会期:8月24日まで時間:10:30から19:00会期中無休(8月9日から17日は夏期休業)
2014年06月16日吉野家が展開する牛丼チェーンの「吉野家」は、4月18日10時より牛丼「並盛」を280円に値下げして販売する。同社は2003年12月の米国産牛肉輸入停止を受け、牛丼販売の停止を決断。2006年9月の販売再開後も価格を引き上げての販売を行っていた。しかし2013年2月に輸入条件緩和が決定、2004年以前のクオリティを最適な価格で提供できることから、値下げに踏み切った。吉野家代表取締役社長 安部修仁氏は今回の値下げを「歴史的転換点」だと語る。BSE問題から派生した輸入制限により、同社は理想とする「うまい、やすい、はやい」のバランスを維持することができなかったという。安部氏は「今年2月の規制緩和によって調達できる牛の月齢が20ヶ月以下から30ヶ月以下まで引き上げられたことで、より成熟し、まろやかで脂ののった肉を安価で提供できるようになった」と説明。さらに「本来の牛丼の味、昔の吉野家の味に戻った」とコメントした。4月18日10時から1週間は、牛丼・牛丼弁当・牛皿・牛鮭定食・牛鮭サラダ定食・朝定食以外のの販売を停止する。通常メニューは4月24日15時から販売を再開。新価格は「並盛」が280円(現行価格380円)、「大盛」が440円(現行価格480円)、「特盛」が540円(現行価格630円)。これまでのような一時的な値下げではなく、今後も同価格で販売する予定だ。10日に行われた発表会には、CMキャラクターを務めるタレントの宮川大輔さん、女優の相武紗季さん、CM曲を手がける斉藤和義さんが参加。「こんなにこだわったものを安く食べられるなんて」と感嘆のコメントを寄せた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月11日昨年度のヴェネチア国際映画祭で喝采を浴びた『ヒミズ』を始め、その斬新なスタイルと世界観が熱狂的な支持を集める園子温監督がオリジナル脚本で挑んだ最新作『希望の国』の新たなるキャスト陣が発表された。美しくのどかな風景が広がる村で、酪農で生計を立てながら妻と息子夫妻、家族4人でつつましくも幸せな生活を送っていた小野泰彦。だがある日、大地震が発生。避難命令が出されるが、小野家は愛着を持った家をなかなか離れることができずにいた。その渦中に息子・洋一の妻・いずみの妊娠が発覚し…。『冷たい熱帯魚』、『恋の罪』といった実際の事件にインスパイアされた作品、かたや同名人気コミックを原作に作り上げた『ヒミズ』と、多ジャンルにわたり、その魔術的な手腕をふるってきた園監督。昨年の東日本大震災を経て、本作では“いま、日本で生きていく”ことをテーマに、震災をきっかけに生活が変わっていく3組の家族をオリジナル脚本で描く。愛する故郷を離れられずに苦悩する老夫婦を演じるのは、日本映画界には欠かせない実力派コンビ、夏八木勲と大谷直子。彼らの息子・洋一を村上淳、洋一の妻・いずみを園監督の妻でもある神楽坂恵が演じている。彼らに加えて今回新たに発表された追加キャストもツワモノ揃い!2組の家族と関わりを持っていく重要な役どころを演じるのは、菅原大吉、山中崇、河原崎建三。さらに、小さな場面でも園監督作品の常連である吹越満や田中哲司、伊勢谷友介、占部房子、大鶴義丹、松尾諭、深水元基、並樹史朗、田中壮太郎、米村亮太朗、手塚とおる、堀部圭亮と個性派俳優たちが集結した。2月上旬にクランクアップを終えた本作は既にイギリス、ドイツ、台湾からの出資も決定しており、鬼才・園子温の最新作に対して世界中から大きな期待が寄せられている。園監督がタイトルに込めた“希望の国”の真意とは――?『希望の国』は今秋、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:希望の国 2012年秋、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2012年04月05日吉野家は4日10時~10日15時まで、春恒例のキャンペーン「吉野家 春の牛丼祭」を実施する。期間中、通常380円の「牛丼」(並盛)を270円で販売する。同キャンペーンでは、牛丼(並盛)以外のメニューも値下げする。牛丼(大盛)は、480円のところ370円、牛丼(特盛)は、630円のところ520円など。「牛皿」「牛鮭定食」「牛鮭サラダ定食」も通常価格からそれぞれ110円値下げされる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日