オンライン書店としてスタートし、オンラインのメリットを存分に活かして世界最大の書店に成長したAmazonが、実店舗の書店「Amazon Books」を米シアトルにオープンさせた。一見すると普通の大型書店だが、Amazonの魅力が凝縮された同社にしか作れないような書店になっている。Amazon Booksでは5,000~6,000タイトルを揃えるが、その特徴の1つが「データ」である。たくさんの本を読んできた書店員の経験が活かされるのが実書店の大きな魅力だが、Amazon Booksに並ぶ本は、Amazonのオンラインストアにおけるレーティング、予約・販売実績、傘下の読書好き向けソーシャルサービスGoodreadsでの人気などをベースに決定される。店内にある作品は基本的に4つ星以上で、特別に平均4.8星以上の作品を集めたコーナーが用意されている。また、Amazon Booksでの価格は、Amazonオンラインストアと同じ価格になる。つまり、Amazon Booksは店内が人気作品で埋め尽くされ、それらの新品を割引価格で購入できる本屋だと言える。だが、ベストセラーばかりが並んでいるわけではない。たとえば、Stephanie Hosford氏の「Bald, Fat & Crazy: How I Beat Cancer While Pregnant with One Daughter and Adopting Another」は、海外からの養子縁組と自分の妊娠、そして乳がんとの戦いが描かれた重い内容の作品で、Amazon Booksオープン時にAmaozn.comのベストセラーランキングで60万位を下回っていた。だが、56人のレビューすべてが5つ星であるため、販売数は少なくてもAmazon Booksの一冊になっている。こうした良書を発見できるのがAmazonのレビューシステムやおすすめシステムの利点の1つであり、それが実店舗にも活かされている。○店内の本はすべて表紙が正面Amazon Booksのもう1つの特徴が「コミュニティ」である。Amazonのオンラインストアと連動していること自体、Amazonユーザーのコミュニティを重んじた本屋と言えるが、それ以上に読書愛好家コミュニティのための本屋になっている。店内の本はすべて面陳列または平積みされていて、背差し陳列はない。つまり、すべて本の表紙がお客さんの方を向いており、お客さんは表紙を確認しながら店内を見て回れる。これだと棚に並べられる本が少なくなるが、背表紙しか見えないとただ本が置いてあるだけになって作品としてアピールされないというのがAmazonの考え。表紙の下にはレビューとAmazonでの平均レーティングが書かれたカードが添えられている。店内は広く、子供用のエリアも用意されているから、子供連れでもゆっくりと本を見て回れる。また、KindleやEchoといったAmazonのデバイスを扱ってはいるものの、オンラインストアで購入した本をAmazon Booksで受け取るようなサービスは提供していない。オンラインストアのレビューなどは活かしているが、オンラインストアのサービスを補完する実店舗ではなく、あくまでも人々が本に触れ、手に取り、本に親しめる場所になっている。その狙いは、第一号店の場所にユニバーシティ・ビレッジを選んだことからも伝わってくる。ここは、オープンエアで緑に囲まれたライフスタイル型のショッピングセンターである。ワシントン大学も近く、言い換えると、本好きが集まりそうな場所なのだ。Amazonが書店の実店舗を開設したのは今回が初めてだが、同社はすでにKindleなどハードウエア製品に触れられるキオスクを各地に設けており、AmazonFreshと連動するグローサリーストアを開設する計画も進めている。これら実店舗展開に関して、Amazonは場所選びに非常に慎重で、実店舗の狙いに合致し、成果を上げられる場所のみに進出している。Amazon Booksの第一号店は実験的な試みの域を出ないが、期待通りに成果が得られれば、他の地域にも展開するという。そうなったとしても、かつての大型書店チェーンのような展開にはならないだろう。Amazonユーザーが多く、読書愛好家が集まる地域で、Amazonの狙いに合致する施設を選んで出店するはずだ。その点では、AppleのApple Storeに近い。Appleは、Appleユーザーの活発なコミュニティがあり、同社のイメージに適した場所を厳選することで、少ない店舗で大きな成功を成し遂げた。米小売店で1平方フィートあたりの売上高が最も高く、売上不振の閉店をまだ1店舗も出していない。筆者が住む街では、経営者が努力している街の小さな本屋はまだいくつか健在だが、大型書店チェーンの店舗は次々に消えていった。本に触れられる場所が激減したこの数年を思うと、その原因であるAmazonの実店舗展開に毒づきたくもなる。だが、本好きに対するAmazon Booksの魅力は認めざるを得ない。もし気軽に行ける範囲にAmazon Booksを開設しくれるなら、残り少なくなった近所の本屋への影響も顧みず、諸手を挙げて歓迎してしまいそうだ。オンライン大型書店のAmazonだからこそ、大量仕入れによって割引価格を実現できる。オンラインストアのデータに基づいて人気作品を並べ、販売データから細かく仕入れを調整することで、これまで米国の書店を悩ませた在庫の問題も解消される。本に関心を持つ人が集まる地域を厳選して出店するから良好な口コミが広がり、Amazon Booksが読書愛好家コミュニティの発信地になる。それはオンラインストアの利用にも好影響をもたらすだろう。大型実書店の新しいモデルであり、言い換えると、これだけ条件を揃えないと今や大きな実書店は成り立たない。それが米国の書店の現状である。
2015年11月09日位置情報ゲームアプリ「Ingress (イングレス)」にて11月1日、丸善・ジュンク堂書店・文教堂の281店舗がゲーム内のポータルとして追加登録された。Ingressは、Googleから独立したNiantic社が開発・運営している。また、Nianticは11月3日、今回の3書店のポータル化に関するフィクションストーリーを公開。梶井基次郎の『檸檬』をモチーフに、大日本印刷創業者が残した手紙をデジタル復元した内容であるとしている。丸善・ジュンク堂書店・文教堂の3書店は、大日本印刷のグループ企業である。今回のポータル化を記念して、丸善・ジュンク堂書店・文教堂では書籍購入者に数量限定の「イングレスしおり」を先着順で配布している。
2015年11月04日湖池屋は11月9日~15日、ポテトチップス「頑固あげポテト」のリニューアルを記念して、「頑固あげポテト屋」を「紀伊國屋書店新宿本店」(東京都新宿区)に期間限定でオープンする。頑固あげポテトは、創業当初の手揚げのポテトチップスを再現し、ほどよい堅さと香ばしさを実現したポテトチップス。同店では、この商品のこだわりをより多くの人に体感してもらうために数量限定で無料提供する。提供メニューは、頑固あげポテト店舗限定フレーバー含む全6種。店内には"頑固なこだわり"を体感できるよう、店主の信条を「頑固三箇条」として掲示している。店主には、伝統的な歌舞伎の世界で役者としてのこだわりを体現する歌舞伎役者の中村獅童さんを起用した。営業時間は平日15時~18時(300食限定)、土日13時~19時(600食限定)。初日11月9日のみ16時~19時。限定個数の配布が終わり次第終了となる。
2015年11月01日今年のりんごの収穫を祝してアーティストやブランド、パン屋が集結するイベント「ふぞろいの apple まつり」が、11月6日から8日まで東京・中目黒のギャラリー・ボイルド(VOILLD)にて開催される。同イベントは、長野県下伊那郡のりんご農家である鈴木農園と共同でオリジナルのりんごの育成やプロモーションを行うソーシャルアートチーム・m社と、東日本大震災の復興活動として「希望のりんごプロジェクト」を発足し、“りんごの木オーナー制度”や東京発のりんごの花見バスツアーなどの活動を行う池田浩明が主宰するパンの研究所・パンラボによって開催されるもの。会場では、STOMACHACHE.やとんだ林蘭、安部こうせいといったアーティストの食べられるりんごアートや、アッコ(acco)やチコラータ(Cikolata)、マグマ(magma)などのアーティストやファッションブランドによるりんごをテーマにしたグッズなどを販売。また、フードエッセイストの平野紗季子が考案した自身が食べてみたいりんごのパンを立川のベーカリー・シンボパンが焼き上げた一品も登場する。その他、nukumuku(※6日のみ)、パーラー江古田(※7日のみ)、ブーランジェリージャンゴ(※8日のみ)といったパン屋もポップアップショップを開く。また、11月8日の12時から13時30分頃までは、池田浩明、平野紗季子、シンボパンのシンボユカによるりんごにまつわるトークショーも実施。参加者には、“平野紗季子の食べたいりんごパン”もプレゼントされる。参加費は2,300円。また、初日のオープニングでは、台湾出身のエキゾチックポップバンド・杏窪彌(アンアミン)のライブも行われる。【イベント情報】m社 & パンラボ presents「ふぞろいの apple まつり」会場:ボイルド住所:東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台地下1階会期:11月6日~8日時間:11月6日は15:00~22:00、7日は12:00から20:00、8日は12:00~18:00料金:500円(6日の19:00~22:00はオープニングイベントのため1,000円で1ドリンク、8日の12:00~14:00はトークショーのため予約制で2,300円)
2015年10月29日国内外の最新デザインが集結するイベント「代官山デザインデパートメント(DDD)」が、10月24日から11月3日まで代官山蔦屋書店にて開催中だ。同イベントは、“国内外の最新デザインを提案・紹介する”をコンセプトにデザインを“知る・考える・楽しむ”場をつくり、様々なデザイナーによるエキシビションを実施するイベント。展示、発表される作品は購入することも出来るようになっている。第3回目となる今年は、“代官山クリエイション”をメインテーマに「WE LOVE 代官山」と題して、代官山界隈で活動を行うデザイナーや建築家など様々なジャンルのクリエイターを紹介する。ヒルサイドテラスが竣工してからの46年間、多くのクリエイターたちが拠点とし、数多のクリエイションを生み出してきた代官山から発信されるクリエーションをじっくり楽しめるイベントとなっている。その他、代官山T-SITEガーデンギャラリーでは、創業70余年を誇るカリモク家具の新ブランド・カリモクニュースタンダードの新作家具の展示・販売も実施。海外からデザイナーを招聘してトークイベントも開催する予定だ。また、10月30日からは、今年3月に行われた国際的時計宝飾見本市「バーゼルワールド2015」で発表された、高級ウオッチブランド・グランドセイコーの55周年を記念したアートフォトプロジェクト「Grand Seiko Through Three Photographers’ Eyes」の凱旋展も開催。同イベントでは、世界的に活動を行うフォトグラファーの田原桂一、濱田祐史、野村佐紀子の3人が、それぞれの視点からグランドセイコーを切り取る。【イベント情報】代官山デザインデパートメント(DDD)会場:代官山蔦屋書店住所:東京都渋谷区猿楽町17-5会期:10月24日~11月3日時間:7:00~翌2:00
2015年10月29日「塚田農場」や「四十八漁場」などを手がけるエー・ピーカンパニーは29日、東京都目黒区・中目黒に、自社鴨農場の鴨を使った飲食店「Na Camo guro(なかもぐろ)」を出店する。○山形で育てた自社鴨を使った料理を提供日本における鴨食の歴史は古く、加賀藩の前田家の祝い席に供され、皇室には公式の鴨場があるなど、なじみ深いものだった。一方、鴨の銘柄や飼育法にばらつきが大きいことなどから、価値づけしにくい食材でもあったという。そんな中、平成元年より試行錯誤し、独自の飼育法を編み出してきた鴨農家に同社代表取締役社長・米山久氏が出会い、その志に深く共感したことをきっかけとして鴨の飼育に着手。今後は加工、販売にも注力していくことを決定した。まずは自社鴨を使った料理と、それに合わせたワイン、日本酒を提供する同店を開店する運びとなったとのこと。同店では、鴨の飼育日数や餌などを変えながら、試作と試食を重ねた結果生み出された新しい鴨料理を楽しめる。また料理に合わせたお酒のペアリングも準備中だという。
2015年10月28日東京・中目黒のコンセプトショップ・M.I.U.から10月17日、2周年を記念したスペシャルアイテムを発売された。今回発売されるのは、ファセッタズム(FACETASM)とイラストレーターのノリタケ(Noritake)とのコラボレーションによるアイテム。ファセッタズムからは、「ダウン MA-1」(6万7,000円)より通常展開のないネイビーカラーの別注アイテムが登場する。ノリタケとのコラボレーションではクラブ活動Tシャツシリーズの第2弾として、“ベースボール”をテーマにした「BASEBALL CLUB 」シリーズをリリース。大リーガーのイラストとガレッジTシャツ風の文字がプリントされた。M.I.U.とノリタケとのコラボレーションでは初となるスウェット(1万円)の他、Tシャツ(5,500円)、キッズスウェット(5,000円)が展開される。カラーは、ホワイト、ネイビー、グレーを用意した。また同ショップでは現在、ソーイ(soe)の15AWコレクションをフルラインアップで販売している。
2015年10月19日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、「代官山蔦屋書店」(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『祐真朋樹の衣裳部屋へようこそ Welcome to my closet! Autumn-Winter』祐真朋樹メンズスタイリストの第一人者と称される人気スタイリストの祐真朋樹。彼自身は毎日どんな服を着て暮らしているのか?本書は、祐真朋樹自身の半年間の私服を日記形式でまとめ、解説しているコーディネート本だ。長年のスタイリスト生活を経て集まった、貴重なアーカイブなども収録し「スタイリストという職業病を一冊の本にした」(祐真)祐真がスタイリストになって約30年、「自分でもあきれるほどの衣装持ちになった」という祐真が、過去を振り返り、未来へ進むための節目となる本でもある。10月15日には蔦屋書店1号館2階イベントスペースにて、本書の刊行を記念した祐真朋樹によるトークイベントが行われる。司会は『UOMO』編集部の池田誠が務め、“洋服との向き合い方”についてを紐解いていく。イベントには、本書を購入すると貰える参加券で参加が可能で、現在、店頭・電話・オンラインストアで受付中。なお、イベントへの参加定員は60名となっている。【書籍情報】『祐真朋樹の衣裳部屋へようこそ Welcome to my closet! Autumn-Winter』著者:祐真朋樹出版社:集英社ソフトカバー/128ページ/208x148x14mm発刊:2015年言語:日本語価格:1,600円【イベント情報】祐真朋樹『祐真朋樹の衣裳部屋へようこそ Welcome to my closet! Autumn-Winter』(集英社)刊行記念トークショー会場:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース住所:東京都渋谷区猿楽町16-15会期:10月15日時間:19:30~21:00■編集部からのお知らせ毎週金曜日に連載しておりました【代官山蔦屋書店オススメBOOK】は今回を以て終了します。これまでのご愛読、誠にありがとうございました。
2015年10月09日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、「代官山蔦屋書店」(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『えBOOK』ニシワキタダシデビュー作『かんさい絵ことば辞典』で一躍人気となった、兵庫県生まれのイラストレーター・ニシワキタダシ。本書には、1作目の刊行から5年間、個展のために描きためた全44点の絵と言葉を収録している。作品の中には、本書のための描き下ろしたものも含まれる。また、本人による全点解説と、作品になるまでのラフも紹介。ビビッドな“ニシワキカラー”を実現するべく、蛍光インキを含めた5色を用いた実験的な印刷も見どころだ。今回、本書の刊行を記念し、蔦屋書店2号館1階 建築デザインフロアでは10月12日まで、「ニシワキタダシ『えBOOK』刊行記念フェア」が行われている。フロアではニシワキタダシの関連書籍を始め、『えBOOK』の中のイラストを用いたポストカードや、キャラクターの型抜きポストカード(蔦屋書店先行発売)、カレンダーなどのグッズを販売中。代表作「食べかけのパンを売る」を3D化したオブジェも展示している。また、フェア最終日の前日10月11日には、ニシワキタダシ本人によるサイン会を実施。イベントへは、対象書籍を代官山蔦屋書店で購入すると貰える参加券で参加が可能。なお、イベントへの参加定員は40名となっている。【書籍情報】『えBOOK』著者:ニシワキタダシ出版社:大福書林96ページ/250x180x90mm発刊:2015年言語:日本語価格:2,200円【イベント情報】「ニシワキタダシ『えBOOK』刊行記念フェア」会場:蔦屋書店2号館1階 建築デザインフロア会期:10月12日まで「ニシワキタダシ『えBOOK』刊行記念サイン会」会場:蔦屋書店2号館1階 建築デザインフロア住所:東京都渋谷区猿楽町16-15会期:10月11日時間:13:00~15:00
2015年10月02日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、「代官山蔦屋書店」(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『わたしのおやつレシピ』イザベル ボワノ(Isabelle BOINOT)パリ在住のアーティストで、デッサン、コラージュ、刺繍、映像など様々な分野で、フランスや日本を始めとした各国で活躍するイザベル ボワノ。おいしいもの好きの彼女が描いたかわいいイラストと、手書きの文字で綴った3冊のレシピブック『MES RECETTES POUR LE GOUTER』『MES RECETTES A EMPORTER』『MES RECETTES DE FETES』は、フランス語の書籍ながら、代官山 蔦屋書店でロングセラーを誇る人気のシリーズとなっている。本書は、その中の1冊『Mes recettes pour le gouter』の待望の日本語版だ。今回本書の刊行を記念し、著者のイザベル・ボワノが来日。10月8日に蔦屋書店1号館2階イベントスペースにて、トークイベントが開催される。同イベントでは、料理や風景などイザベルのユニークな視点で撮りためた写真を投影しながら様々なエピソードが語られる。当日の通訳を行うのは、イザベルの友人であり、本書の翻訳と手書き文字を担当した新行内紀子が務める。イベントには、本書を代官山蔦屋書店で予約・購入すると貰える参加券で参加が可能で、現在、店頭・オンラインストアで予約申し込みを受付中。なお、イベントへの参加定員は60名。【書籍情報】『わたしのおやつレシピ』著者:イザベル ボワノ翻訳:新行内紀子出版社:小学館版型:46判発刊:2015年10月3日刊行予定(※現在予約受付中)言語:日本語価格:税込1,512円【イベント情報】「日本語版『わたしのおやつレシピ』刊行記念イザベル・ボワノ氏トークイベント」会場:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース住所:東京都渋谷区猿楽町16-15会期:10月8日時間:19:30~21:00
2015年09月25日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、「代官山蔦屋書店」(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『フレデリック・カッセル 初めてのスイーツバイブル』世界のエリートパティシエ集団として知られるルレ・デセール(Relais Desserts)の会長、フレデリック・カッセルが人気のレシピを初公開。本書には、絶品のミルフイユを始め、モンブラン、パリ・ブレストなど伝統のフランス菓子から、季節のタルト、最高のチョコレートを使った人気のアントルメなど全30 数点のレシピが収録されている。今回本書の刊行を記念し、9月30日に蔦屋書店1号館2階イベントスペースにて、フレデリック・カッセル氏を招いたトークイベントが開催される。イベントでは、カッセル氏自身や自身のお店のことについて、さらには家庭でも簡単で美味しそうに見えるミルフイユの盛り付け実演が会場で披露される。 また、参加者にはフレデリック・カッセルのミルフイユ が振舞われ、イベント終了後には書籍へのサイン会も実施。イベントには、本書を代官山蔦屋書店で購入するともらえる参加券で参加が可能。現在、店頭・オンラインストアで申し込みを受付中。(※定員50名に達し次第受付終了)【書籍情報】『フレデリック・カッセル 初めてのスイーツバイブル』監修:フレデリック・カッセル出版社:世界文化社128ページ/260x186x10mm発刊:2015年9月17日言語:日本語価格:税込2,160円【イベント情報】『フレデリック・カッセル 初めてのスイーツバイブル』刊行記念 フレデリック・カッセル氏 トークイベント会場:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース住所:東京都渋谷区猿楽町16-15会期:9月30日時間:19:30~20:30(イベント開始15分前から入場可)
2015年09月18日ゼルスは、東京・原宿、青山、渋谷、代官山、中目黒の街をアートギャラリーにする企業とのコラボイベント「企業コラボアート東京」を開催する。開催期間は10月10日~11月3日。同イベントは、"アートビジネスの新しいインフラを創る"というコンセプトのもと、"企業の力"と"アートの力"を結んだアートの祭典として2013年にスタート。3回目を迎える今年は、街中に音楽が溢れるミュージックフェス「企業コラボミュージック東京」も同時開催される。メインプログラムの「ギャラリーシティ」では、対象エリアに店舗を構えるさまざまな業種の企業が希望のアーティストを指名し、そのアーティストが制作した"企業イメージを象徴する作品"が展示・販売される。また、今回が初開催となる「ミュージックシティ」では、対象エリアのさまざまな業種の店舗がミュージックフェス会場となり、幅広いジャンルのミュージシャンによるライブが行われる。さらに、10月19日~25日の期間、30名のアーティストによる作品でJR原宿駅の構内が"ポスタージャック"されるということだ。このほか、中目黒エリアでは、フランス・モンマルトルをテーマとしたイベント「PLACE DU ARUKAS -中目黒 アルカス広場-」を開催。ナカメアルカス アトラスタワー3Fでは、モンマルトルにゆかりのある画家たちのキャンバスアートやレトロポスターが展示・販売される。なお、10月10日、11日、12日は屋外(交通広場)に50数名の芸術家や音楽家が集結し、モンマルトルのテルトル広場さながらの風景が広がるということだ。
2015年09月17日●遊び心満載のラインナップUPQは9月12日、「二子玉川 蔦屋家電」イベントスペースにて製品展示販売会を開始した。同日から15日までの4日間、UPQ製品をその場で体験できる展示販売会のほか、ワークショップ、トークイベントを行う。なお蔦屋家電では、16日以降も店内の各コーナーでUPQ製品を販売していく予定。本稿では、12日に行われた記者説明会の模様をお伝えする。UPQは、ライフスタイル家具・家電を展開するブランド。ディスプレイ、リラックスチェア、カメラ、PCの周辺機器、スーツケース、スマートフォンなど幅広いジャンルの製品を取り扱う。UPQは代表取締役の中澤優子氏が2015年7月に立ち上げたハードウェア・スタートアップで、これまでオンラインで製品の販売を行ってきた。実店舗での販売は、今回が初めての試みとなる。○遊び心満載のラインナップ蔦屋家電では、UPQが8月に発表した24製品のうち、19製品を取り扱う。商品ラインナップは次の通り。大画面50インチの4K対応ディスプレイ「Q-display 4K50」は、メーカー希望小売価格75,000円(税抜)で販売。Bluetooth、NFCに対応したタッチセンサー&バッテリ内蔵スピーカー「Q-music BS01」は同22,500円。筐体を"なぞる"だけで各種操作が行える。リラックスチェア「Q-home ISU2」(同83,000円)は、長身の大人もすっぽりと中に入れる大きさ。たまご形のデザインが大きな特徴で、個室のような安心感と座り心地の良さを追求している。フルHD対応のアクションスポーツカメラ「Q-camera ACX1」(同15,500円)、3軸スタビライザー付きのスマホ用自撮り棒「Q-camera ES02」(同33,200円)など、カメラ製品も取り扱う。スマート電球「Q-home BB01」(同4,800円)は、スマートフォンで光の色や明るさを自由にコントロールできる製品となる。Windows/ Mac OSに対応したキーボード「Q-gadget KB01」(同17,500円)は、透明なガラス素材を操作面に採用。ボタンひとつで全面タッチパネルに切り替えられる。イヤホンは4種類「Q-music QE10/ QBE10/ QE50/ QB80」(同5,500円から)のラインナップを揃えた。大容量のモバイルバッテリを搭載するスーツケース「UPQ Bag」(同19,000円から)のうちバッテリ非搭載モデル、Android OS 5.1を搭載するSIMロックフリースマートフォン「UPQ Phone A01」(同14,500円)に関しては、「二子玉川 蔦屋家電」では展示のみ。販売は引き続きDMM.comのオンライン通販で行う。●「変なものを作っていきたい」 - UPQ中澤優子氏記者説明会ではUPQ代表取締役の中澤優子氏、蔦屋家電で家電コンシェルジュを勤めるCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の木崎大祐氏が登壇し、トークセッションを行った。かつて大手製造メーカーで開発を担当していたという中澤氏。UPQを立ち上げた背景について「かねてから製品の販売サイクルにジレンマを感じていた。開発者が製品に想いを込めても、注目が集まるのは短い間だけで、すぐに型落ちしてしまう。いつ手にとっても満足してもらえる製品を作りたい、そんな思いが募っていた」と説明した。木崎氏は「ネットサーフィンをしていたら、中澤さんの記事を見かけた。新しくて面白いことをやっておられると感じ、早速連絡させていただいた」と話す。それがきっかけとなり、今回の協業に結びついた。会ってから3日で契約が締結したとのことで、中澤氏も「蔦屋家電さんのスピード感にびっくりした」と笑顔になった。「生活提案型の家電店」というコンセプトで展開する蔦屋家電。木崎氏によれば、最新のテクノロジーが体験できる"万博"、古き良きを味わえる"博物館"、デザインの良さに特化した"美術館"という切り口で、品揃えを決めているという。同氏は「UPQさんの製品は、特にデザインが素敵で新しさがあった」と説明する。中澤氏が「蔦屋家電さんでは、開発者がモノに込めた想いをお客さんに届けてもらえ、お客さんのフィードバックもいただける。それが本当にありがたい。おかげで、とても良いスタートを切らせてもらえた。この先も、もっと変なもの、キャッチーなものを作っていきたい」と意気込むと、木崎氏も「蔦屋家電では、変なもの大歓迎です。楽しみにしています」と応じていた。
2015年09月13日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、「代官山蔦屋書店」(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『くいしんぼう』、『松浦弥太郎の「男の一流品カタログ」』松浦弥太郎雑誌『暮しの手帖』で長年編集長を務め、15年4月より日本最大の料理レシピサービスを展開するクックパッドに移籍。現在は、クック・パッドのウェブメディア「くらしのきほん」編集主幹である松浦弥太郎の新刊2書が発刊された。『くいしんぼう』と題された1冊は、町歩きの達人としても知られる松浦弥太郎が長年愛してきた東京の名店を、完全店データ付きで51軒紹介する。甘いもの好きの松浦弥太郎定番の中目黒「ヨハン」のチーズケーキを始め、銀座「洋菓子舗ウエスト」のトーストサンド、日本橋「神茂」の手取り半ぺんなど、とっておきの逸品を集約した同書は“男の手土産”バイブルともいえる。『松浦弥太郎の「男の一流品カタログ」』と題された1冊は、「男にとって一流、上質とはなにか」をテーマとした、本当の上質を知るための100の一流品カタログ&エッセイ集。クックパッドに所属を移したばかりの新鮮な気持ちを綴ったエッセイや、親交のあったイラストレーターの故・安西水丸から贈られた手作りの本『日々』なども収録されている。今回この2冊の発刊を記念し、9月20日に蔦屋書店1号館2階イベントスペースにて、松浦弥太郎を招き『くいしんぼう』、『松浦弥太郎の「男の一流品カタログ」』発刊記念トークイベント「松浦弥太郎解体図鑑」が開催される。「おいしいものってどういうもの?」「男にとっての一流ってどういうこと?」を議題に、長年愛用してきたもの、食べてきたものを踏まえたもの選びの視点の話から、松浦氏が考える「くらしのきほん」、そして春以降の新たな挑戦についてを語る。イベントには、本書を代官山蔦屋書店で購入するともらえる参加券で参加が可能。現在、店頭・オンラインストアで申し込みを受付中。(※定員70名に達し次第受付終了、なお、参加券は1,620円で購入することもできる)【書籍情報】『くいしんぼう』著者:松浦弥太郎出版社:マガジンハウス115ページ/188×13×14mm発刊:2015年8月29日言語:日本語価格:税込1,199円『松浦弥太郎の「男の一流品カタログ」』著者:松浦弥太郎出版社:マガジンハウス115ページ/258×182×8mm発刊:2015年8月17日言語:日本語価格:税込1,944円【イベント情報】『くいしんぼう』『松浦弥太郎の「男の一流品カタログ」』発刊記念トークイベント 松浦弥太郎解体図鑑会場:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース住所:東京都渋谷区猿楽町16-15会期:9月20日時間:19:30~20:30(イベント開始15分前から入場可)
2015年09月11日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、「代官山蔦屋書店」(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『暮らしのおへそ vol.20』女優・俳優といった著名人から普通の主婦まで、様々な人たちの「おへそ=習慣」を軸に、暮らしの哲学を紹介する『暮らしのおへそ』最新号は、10周年記念の特別号。巻頭は、女優・室井滋のインタビューを掲載。その他、写真家・上田義彦、ヤエカ(YAECA)のデザイナー・井出恭子、スタイリスト・伊藤まさこ、鎌倉の「カフェ・ディモンシュ」店主・堀内隆志などが登場する。今回創刊10周年を記念し、9月11日に蔦屋書店1号館2階イベントスペースにて、vol.2から3回にわたって登場している伊藤まさこと、10年間編集ディレクターを務めた一田憲子を招き、それぞれの「おへそ」の話、そしてそこから見えた10年間のエピソードを語るイベントが行われる。イベントには、本書を代官山蔦屋書店で購入するともらえる参加券で参加が可能。現在、店頭・電話・オンラインストアで申し込みを受付中。(※定員60名に達し次第受付終了)【書籍情報】『暮らしのおへそ vol.20』出版社:主婦と生活社87ページ/A4変形版発刊:2015年8月29日言語:日本語価格:1,200円【イベント情報】伊藤まさこさんと一田憲子さんが語る、『暮らしのおへそ』とこの10年会場:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース住所:東京都渋谷区猿楽町16-15会期:9月11日時間:19:00~20:30(イベント開始15分前から入場可)
2015年09月04日ポトマックは10月2日、「PEANUTS Cafe」を東京都・中目黒にオープンする。同店は、2015年に生誕65周年を迎えたコミック「PEANUTS」のキャラクターである「スヌーピー」がテーマのカフェダイニング。PEANUTSにゆかりのあるアメリカの西海岸をイメージした店内は、ネオンサインやコミックが描かれた壁などがある1階と、アンティークのおもちゃが並ぶ隠れ家のような2階などに分かれている。メニューは、作中のちびっ子野球チーム「ザ・グースエッグス」にちなんだ「"ザ・グースエッグス"スライダー」(1,880円)や、スヌーピー率いる「ビーグル・スカウト」たちがキャンプで楽しんだ焼きマシュマロ「"ビーグル・スカウト"スモア」(2~3人分/1,680円)など、PEANUTSにちなんだメニューが登場。ドリンクでは、作中で登場するピーナッツバターのサンドイッチをイメージした「ピーナッツバターミルクセーキ」、スヌーピーの大好物チョコチップクッキーを使った「チョコチップミルクセーキ」が用意されている。価格は各880円。また、カフェオリジナル商品として「PEANUTS Cafe」自家製クッキーや、オリジナル食器・マグカップ、Tシャツ、トートバッグなどが発売される。営業時間は、11時~23時(予定)。※価格は全て税別、予価(C)2015 Peanuts Worldwide LLC
2015年09月03日代官山 蔦屋書店を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブでは、12月18日より全国にて公開予定の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』関連イベントとフェアを開催。そのコアイベントとして、9月4日(金)0:01に世界一斉発表となるグッズの発売カウントダウンイベント「Force Fridday」を代官山 蔦屋書店にて開催する。カウントダウンイベントでは、新しいキャラクターグッズの発表と、それを待つ時間を楽しむ演出が行われる予定だが、まだその詳細は未発表だ。また話題の3Dプリンタを使った蔦屋書店限定販売のオリジナルグッズ(カルチュア・エンタテイメント社製)なども販売となる。8月29日からは代官山 蔦屋書店全館でスター・ウォーズ関連フェア「STAR WARS Ready For New Adventure」が開催されていおり、NIGO®の貴重なSTAR WARS アイテムコレクションや、R2-D2などの15種の貴重な等身大ヴィンテージフィギュア、ルーカスフィルム公認日本人アーティストTSUNEO SANDAのアートプリント、浮世絵スター・ウォーズ、蔦屋書店限定グッズの3Dプリンターで精緻に作られたDEATH STARライト(275,000円)や、世界に10本しかない「STAR WARS Inspires Watch」(198,000円)などが展示・販売される。「STAR WARS Ready For New Adventure」は、代官山の後、函館、梅田などの蔦屋書店を巡回し、二子玉川 蔦屋家電でフィナーレを迎える。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、シリーズの最新作にして、新たなる3部作の第1作目となる注目作品。監督デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、ルピタ・ニョンゴが揃う。未だ全容が明らかにはなっていない本作に先駆けて、このイベント&フェアでスター・ウォーズ熱を再沸騰させてみてはいかがか。(text:Miwa Ogata)
2015年09月01日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、「代官山蔦屋書店」(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『TABLE OGINOの野菜料理2002:素材から発想する、進化を続けるデリカテッセン』荻野伸也東京・池尻大橋にあるフレンチ「レストラン オギノ」で成功を収めた後、プロデュースした代官山のデリカテッセン「ターブルオギノ」でも人気を博す荻野伸也シェフが、野菜のデリのレシピ本を上梓。フランス料理に留まらず、和食、エスニック、地中海など様々な技法を駆使して考案されるメニューは、味わいや食感、色取りのバリエーション豊富な全200品。プロから一般まで多くの読者にアイデアを与えてくれるはず。2007年にオープンしたレストラン オギノは、予約の取れないレストランとして話題を集め、その後2012年にはデリカッセンのターブルオギノをオープンさせた。現在は本店のレストランを含め全5店舗を展開している人気店で、看板メニューは、保存料や発色剤などの添加物を一切使用せず豚肉と鶏レバーで作られるパテ・ド・カンパーニュ。【書籍情報】『TABLE OGINOの野菜料理2002:素材から発想する、進化を続けるデリカテッセン』著者:荻野伸也出版社:誠文堂新光社263ページ/260×188×25mm発刊:2015年8月言語:日本語価格:3,200円
2015年08月28日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、「代官山蔦屋書店」(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『MATADOR VOLUME N』『マタドール(MATADOR)』は、1995年より毎年1号特定のテーマでアルファベットを号数に刊行されており、2022年まで発行を予定しているスペインの総合カルチャー誌。本書、“N号”のテーマは世界最高の料理人と称された元「エル・ブジ」のシェフ、フェラン・アドリア(Ferran Adria)。フェランの家族の歴史から、時期を同じくして「エル・ブジ」でパティシエとして活躍していたアルベール・アドリア(Albert Adria)との対話、「エル・ブジ」の全容まで、鬼才と呼ばれるシェフを総特集。ピーター・ガブリエルによるCDアルバム「FULL STRETCH」付き。【書籍情報】『MATADOR VOLUME N』出版社:La Fabricaソフトカバー/220ページ/19x298x387mm発刊:2012年3月価格:税込1万4,580円
2015年08月21日ファインアーティスト・ペインターのSHOHEI TAKASAKI(ショウヘイ タカサキ)が、8月30日に東京・中目黒のJUST ANOTHER SPACEで、最新作品集『DISAPPEARED INTO THE DARK(邦題:暗闇に消滅するとき)』の発売を記念した一夜限りのポップアップショーを開催する。03年よりアメリカ・ポーランドにて活動するSHOHEI TAKASAKIは、ポーランド、香港、メルボルンの他、日本人初となるクウェートにてソロでのショーを開催。近年では、スターバックス・コーヒーへのコミッションピースの提供なども行っている。最新作品集『DISAPPEARED INTO THE DARK』では、渡米後に手掛けた作品の数々に加え、インタビューなども収められている。今回開催されるイベントでは、CDアルバムのアートワークなどを手掛ける轟音ダブ・バンド「あらかじめ決められた恋人たちへ」を率いる盟友の池永正二とのライブペイントセッションを実施。新作の展示販売や、最新作品集が数量限定で販売される。また会場で作品集を購入した来場者には、SHOHEI TAKASAKIが直筆でサインを入れる予定だ。【イベント情報】「SHOHEI TAKASAKI New Art Book“DISAPPEARED INTO THE DARK” Release POP-UP SHOW」会場:JUST ANOTHER SPACE住所:東京都目黒区上目黒1-3-9 藤屋ビル3階会期:8月30日時間:18:00~22:00入場無料
2015年08月18日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『so good.. #14』世界中の一流パティシエがレシピを提供するスペインの専門製菓雑誌『so good..』第14号。15年7月号となる本書には、世界一と言われたスペインの高級三つ星レストラン「エル・ブジ(El Bulli)」でパティシエとして活躍した後、自身のレストラン「チケッツ(Tickets)」、同店内のデザート専門コーナー「ラ・ドルサ(La Dolca)」をオープンさせ、今注目を集めているシェフのアルベール・アドリア(Albert Adria)のインタビュー記事と、アドリアによるメニュー「Blood Beet」「Air-Pancake」「Dairy Mochi」の詳細なレシピを筆頭に、アンジェロ・ムーサ(Angelo Musa)、ジェローム・ショセス(Jerome Chaucesse)、グラント・アケッツ(Grant Achatz)、アレックス・アタラ(Alex Atala)など約30名の世界的パティシエや料理人の思いとレシピが綴られている。日本からは、パティスリー「アシッドラシーヌ(acidracines)」の橋本太シェフと、フレンチレストラン「NARISAWA」の成澤由浩シェフをフィーチャーしレシピを公開している。【書籍情報】『so good.. #14』出版社:Gruppo Vilbo言語:英語ソフトカバー/306ページ/230x297x23mm発刊:2015年7月価格:3,618円
2015年08月14日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『I DRAW』長場 雄Panasonicなどの広告や、銀座 和光のウィンドウディスプレイ、雑誌『POPEYE』『GINZA』『WIRED』や書籍の挿絵などで活躍し、“かえる先生”としても知られるイラストレーター・長場雄の初の作品集。500部限定で刊行された本書には、2014年1月東京・中野で開催した個展から現在までに描かれたドローイング作品の中から厳選した約200点を収録。ブックデザインは『POPEYE』のアートディレクターも務める前田晃伸が担当。現在、代官山蔦屋書店2号館1階ギャラリースペースでは、本書の刊行を記念した作品展を開催中。スペースでは、ドローイング作品50点を販売する他、昨年、表紙を担当した『POPEYE』サンドイッチ特集号の企画で製作され、即完売したオリジナルTシャツの再販売や、今回のために作成したTシャツやトートバッグ等のグッズ販売が行われている。【書籍情報】『I DRAW』著者:長場 雄出版社:Edition KAERUSENSEI言語:英語ハードカバー/224ページ/135×175mm発刊:2015年7月価格:5,500円
2015年08月07日アイリッシュウイスキー「JAMESON」では、7月27日(月)~10月11日(日)の期間、中目黒のギャラリー「The Container」にて開催される、アイルランドの写真家、スザンヌ・ムーニーによるインスタレーションをサポートし、来場者に、コーヒーカクテル“ジェムソン アイス・アイリッシュ・コーヒー”を提供している。「The Container」は、ヘアサロンBROSSに併設する運送用のコンテナをギャラリーにしたユニークな空間で、国内外のコンテンポラリーアートの個展などを中心に開催しているギャラリーだ。今回、インスタレーションを行っているスーザン・ムーニーはアイルランド出身の写真家で、イギリスの「Aesthetica Art Prize 2015」を始めとする数々の受賞歴を持つ。現在は、東京を拠点に活動をしている。本イベントでは、ダブリン南部で撮影した、2008年のアイルランド国家破たん後、建設途中のまま手つかずとなったサンディーフォード工業団地の写真を使い、会場のコンテナを等身大のライトボックスとして利用した、新しいインスタレーションを披露している。彼女の出身地、アイルランドはウィスキー発祥の地として知られてるが、とりわけダブリンのウィスキーは世界最高と見なされてきた。今回、アイリッシュウィスキーを代表する「JAMESON(ジェムソン)」を味わいながら、ダブリンで撮影された最新作を鑑賞できるというベストマッチなコラボレーションが実現した。7月27日のオープニングレセプションでは、「JAMESON」主催のカクテルコンペティション「JAMESON BARTENDERS’ BALL JAPAN」で日本チャンピオンになったバーテンダー、齋藤恵太氏が登場してスペシャルカクテル「Old fashioned living room」を提供した。「Old fashioned living room」は、ウィスキーベースのクラシックカクテル"オールドファッションド"を玄米茶で香りづけした「JAMESON」ウィスキーや黒蜜などを組み合わせて和風にアレンジした斬新なカクテルだ。10月11日までの期間中、来場者に無料で提供される“ジェムソン アイス・アイリッシュ・コーヒー”は、アイルランドの代表的なカクテルを冷たく仕上げた夏にぴったりの一杯。スザンヌ・ムーニーの最新作を鑑賞しながらぜひ味わってみてはいかが。(text:cinemacafe.net)
2015年08月03日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『THE KINFOLK HOME』ネイサン・ウィリアムス (Nathan Williams)ライフスタイル誌の代表格『KINFOLK』から、ホームデザインに特化した書籍が刊行。本書では、“スローダウンした生活”という観点から、アメリカからヨーロッパ、北欧、日本を始めとするアジアからアフリカ、そしてオーストラリアまで世界各地から選ばれた35の家々の在り方を紹介。13年に発刊された食をメインテーマとした『KINFOLK TABLE』の人気も相変わらず衰えず、今回のホーム版にも要注目が高まる。英語版、日本語版ともに今年の10月下旬頃の一般発売を予定しているが、代官山 蔦屋書店ではどこよりも早く9月中に英語版を発売する。現在予約を受け付け中。【書籍情報】『THE KINFOLK HOME』著者:Nathan Williams出版社:Artisan言語:英語ソフトカバー/368ページ/203x279mm発刊:2015年価格:税込4,536円
2015年07月31日旭屋書店とTポイント・ジャパンはこのほど、ポイントプログラム契約を締結したと発表した。 2015年10月以降、旭屋書店でTポイントサービスを順次導入する予定。○旭屋書店で「Tポイント」が利用可能に全国に書店「旭屋書店」を展開する旭屋書店と、5,431万人(2015年6月末現在)が利用する共通ポイントサービス「Tポイント」を運営するTポイント・ジャパンが提携。両社の顧客の利便性とサービスの向上を目的として、旭屋書店(一部店舗を除く)での買い物においてTポイントサービスを提供する。サービスの詳細については、決定次第、発表するとしている。
2015年07月27日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『d design travel KYOTO』D&DEPARTMENT PROJECTが、1年に3冊のペースで、47都道府県の個性を1県ずつ纏めていくデザイントラベルガイド本『d design travel』の16冊目となる京都府号が発刊された。本書のテーマは、その土地に長く続く暮らし。日本がどんどん都市化されていく中で失われてしまうその土地の個性を、多くの人へ伝えるために制作されたものだ。『d design travel』編集部は書籍を刊行するにあたり、約2カ月間、その土地で実際に暮らし、そこで出会う人々の生活に触れ、その土地の“らしさ”を実感する。その体験を経たからこそ分かる“その土地ならではのデザイン”を同編集部の観点から紐解いていく。【書籍情報】『d design travel KYOTO』出版社:D&DEPARTMENT PROJECT言語:日本語ソフトカバー/192ページ/B5判変形発刊:2015年7月15日価格:税込1,512円
2015年07月24日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『パンの雑誌』パンラボ「おいしいパンってなんだろう?」をテーマに、パンラボ主宰で自称・ブレッドギーク(パンおたく)の池田浩明が主宰する「パンラボ」がプロデュースする『パンの雑誌』。本書では、パンを知り尽くしている様々なジャンルのスペシャリストの協力の下、全国の小麦産地をつなぎ、みんなで小麦の収穫を祝うプロジェクト「新麦コレクション」について熱く語られている。そのプロジェクトの第1弾として、7月23日に蔦屋書店1号館2階イベントスペースにて、池田浩明と、代々木上原「365日」オーナーシェフの杉窪章匡を招きトークイベントが行われる。また杉窪章匡が、福岡の老舗製粉会社・大陽製粉と、熊本の生産者東博己の小麦で作った「ヌーヴォー」も振舞われる。イベントには、本書を始めとする対象商品を代官山蔦屋書店で購入するともらえる参加券で参加が可能。現在、店頭・電話・オンラインストアで申し込みを受付中。(※定員50名に達し次第受付終了)【書籍情報】『パンの雑誌』編集:パンラボ出版社:ガイドワークス言語:日本語ソフトカバー/80ページ発刊:2015年5月29日価格:税込950円【イベント情報】「新麦コレクション」キックオフ! 公式お披露目会会場:蔦屋書店1号館2階 イベントスペース住所:東京都渋谷区猿楽町16-15会期:7月23日時間:19:30~21:00(開場19:15)料金:参加券に別途、パン代として300円支払
2015年07月17日ニトムズは、同社が展開する文具ブランド「STALOGY」の展示・販売を行うイベント『STALOGY Meets 蔦屋書店「企画の生まれる机」クリエイティブディレクター水野学編』を開催している。期間は8月31日まで。開催場所は東京都・代官山の代官山 蔦屋書店 ビジネス書籍売り場。「STALOGY」は、同社が展開する"ありそうで、なかった"をコンセプトにした文具ブランド。同ブランドのトータルディレクションを担当するクリエイティブディレクター水野学氏(good design company)が担当している。今回のイベントでは、代官山 蔦屋書店 ビジネス書籍売り場において、水野氏の「企画が生まれる風景」を再現し、同氏による選書やSTALOGY製品、使用実例などが展示されるということだ。また、最終日の8月31日には、水野氏によるトークイベント「水野学のクリエイティブ塾」が予定されている。なお、水野学氏は東京都生まれのクリエイティブディレクター。中川政七商店のプロデュースや熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」のデザインなどを手がけるなど、国内外の数多くのデザイン賞の受賞歴があり、ビジネス書も多数執筆している。主な著作に「センスは知識から はじまる」(朝日新聞出版)、「グッドデザインカンパニーの仕事」(誠文堂新光社)などがある。
2015年07月17日てぬぐいの専門店「かまわぬ」のインターナショナルブランド「バイ カマワヌ(BY KAMAWANU)」が7月21日から8月21日まで、代官山 蔦屋書店2号館の建築・デザインフロアでポップアップストアをオープンする。「バイ カマワヌ」は14年に、日本古来よりある“てぬぐい”の概念を刷新するスカーフコレクション「スカーフ バイ カマワヌ(SCARF BY KAMAWANU)」を発表。ファーストコレクションでは、“注染”という明治時代から伝わる染色技法を用いて、日本の藍色の色幅を活かしたデザインのスカーフを展開した。デザインを務めるのは、デンマークの首都・コペンハーゲンを拠点に、世界で活躍するトーマス・リッケ氏(OeO design studio)。15年の新作では、彼が東京の風景にインスピレーションを受けた大胆で抽象的なグラフィックが特徴で、新たに「ボールド」と「ライン」のコレクションが登場。これまでのコレクションを踏まえながら、東京という都市の景観の構造や建物のコントラストから得たイメージがシンプルかつ美しいパターンで表現。1月にパリで開催された、欧州最大級のインテリア・デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」で発表され、アメリカ、ドイツ、デンマーク、オーストラリアなど各国で展開されている。ポップアップショップでは、空間デザイナーの松村和典が“風と便り”をコンセプトにデザインした店内で、15年新作・新色と、世界展開に向けてセレクトされたアイテムが販売される。
2015年07月16日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『だから、ぼくは農家をスターにする 「食べる通信」の挑戦』高橋博之13年7月に刊行された、史上初の“食べもの付き”月間情報誌『東北食べる通信』。編集長・高橋博之が「食べものの裏側をまる見えにしたい。東北の生産者が育てた食べものを、その食べものが育った背景も見える形で都市の消費者に届けることで、生産者と消費者の繋がりを作りたい」という思いから、地域の優れた生産者の情報とその作り手によるとびきりの食べものが一緒に読者へ届くという新たな媒体の形態を作り出した。本書は、そんな高橋のエッセイ。東北から日本の一次産業を変える取り組み、そして日々どのような思いで高橋が全国の生産者のもとへ駆け回っているかという熱い志が記録されている。7月16日には、蔦屋書店1号館2階イベントスペースにて、著者高橋博之を招き、『東北食べる通信』の誕生までの物語や、自身のこと、そしてこれからの新たな活動についてを紐解くトークイベントが行われる。イベントには、本書を代官山蔦屋書店で購入するともらえる参加券で参加が可能。現在、店頭、電話、オンラインストアで申し込みを受付中。(※定員60名に達し次第受付終了)【書籍情報】『だから、ぼくは農家をスターにする 「食べる通信」の挑戦』著者:高橋博之出版社:CCCメディアハウス言語:日本語ソフトカバー/232ページ/186x132x22mm発刊:2015年6月価格:税込1,620円【イベント情報】『だから、ぼくは農家をスターにする 「食べる通信」の挑戦』刊行記念トークイベント 今、改めて「食べる」という行為から生産者とつながろう。会場:蔦屋書店1号館2階 イベントスペース住所:東京都渋谷区猿楽町16-15会期:7月16日時間:19:30~21:00(開場19:15)
2015年07月10日