ラッシュジャパンは、12月8日に、京都にラッシュ初となるコンセプトショップ『LUSH 京都四条通り店』をオープンする。同社では、これまで「GO! GREEN」と題し、環境問題解決に向けて、使用済み容器の回収や、固形商品の開発によるパッケージレスなどに取り組んできた。このほどオープンする京都四条通り店は「GO! GREEN」を体現した初のコンセプトショップになるという。具体的には、店内什器の80%に、奈良県吉野の間伐材など、森林環境や地域社会へ配慮した木材を使用。10%の什器は、ビルオーナーが以前使用していた家具をリサイクルしたものを使用する。さらに原材料となる野菜やハーブ等は、関西エリアのものを使用して、輸送にかかるCO2を軽減する。また、同店は通常店舗の約3倍の60坪の面積を誇り、日本最大規模のラッシュとなる。世界のラッシュ初の“キッチン”と呼ばれる工場を併設し、作りたてのフェイスパック、クレイ洗顔料等の量り売りを開始。店内奥には展示や勉強会を実施するためのワークショップスペースも設置する。同店は12月8日オープン。営業時間は、10時30分~20時30分。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日不動産会社の三井不動産グループならびに、百貨店の大丸松坂屋百貨店は、京都市中京区新町通六角下ル(旧松坂屋京都業務部・染織参考館跡地)において「(仮称)三井ガーデンホテル京都新町通(客室数130室・予定)」を着工した。同プロジェクトは大丸松坂屋百貨店が所有する「松坂屋京都業務部・染織参考館」跡地にホテルを建築し、完成後三井不動産グループが賃借・ホテル運営を行うもの。ホテル建築にあたっては、京都の町家が数多く残る地域の街並みに調和するよう、旧松坂屋京都業務部建物の外観・意匠を活用するという。客層ターゲットは、国内外のレジャーユース(女性グループや家族・カップル、個人観光客など)をメインに、ビジネスニーズにも幅広く対応。客室はツインタイプを中心とし、シングルもすべて2人利用が可能とのこと。なお、京都市における「三井ガーデンホテル」は3施設目。同ホテルの開業は平成26年(2014年)春を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日ロームは、例年11月下旬から本社構内や周辺の樹木等に行っていたイルミネーションを、2012年は中止することを11月8日に発表した。同社では、毎年11月下旬から12月下旬にかけて、京都市右京区の本社周辺である五条通と佐井通り沿いの街路樹に電飾を飾る「イルミネーション」を実施。ケヤキやヤマモモの樹木に、同社製品のLEDなどを取り入れたイルミネーションを行い、周辺では冬の恒例イベントとして多くの市民に親しまれてきた。2011年は、節電のピークと点灯時間が重なることを考慮してイルミネーションを自粛。2012年の開催が注目されていたが、同社の厳しい経営環境により、中止することとなったという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日私立大学の京都精華大学(京都市左京区)は、2013年4月、音楽とファッションの2コースからなる「ポピュラーカルチャー学部」を新設する。同学部は、「ポピュラーカルチャー」(大衆文化)を学問対象として専攻するもの。文化表現を通して産業界の将来を担い、世界で活躍できる人材の養成を目指している。実技系学部として「つくる」ことを機軸に、音楽・ファッションと社会をつないで「届ける」ことや、音楽・ファッションを社会的に位置づけて「考える」こともカリキュラムの中で展開するという。教員には、ミュージシャンの細野晴臣氏、音楽家であり映画監督のピエール・バルー氏、ミュージシャンの藤原ヒロシ氏らをはじめとする客員教授のほか、佐久間正英氏、近田春夫氏、Bose氏(スチャダラパー)、柳田剛氏、山縣良和氏、西谷真理子氏らの就任が決定している。なお、開設にあたり同学部特設サイトでは、細野晴臣氏とピエール・バルー氏から音楽を志す若者たちに向けたメッセージと、自身と音楽との関わりについて語ったインタビューを公開しているとのこと。インタビュー記事などの詳細は、同学部特設サイトで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日今年11回目となる、京都府向日市の秋の恒例イベント「竹の径かぐやの夕べ」。向日市観光協会が昨年同様「京都市洛西竹林公園」(京都市住宅供給公社)と共催で、10月20日(土)17時30分~20時30分に開催する。なお、少雨実施で、荒天の場合は中止となる。「竹の径かぐやの夕べ」は、向日市観光協会が名産の竹のPRと観光振興を目的に、2002年から毎年10月に開催しているもの。今年は、向日市立第6向陽小学校周辺から向日市寺戸町の宗竹の竹垣が続く美しい竹林道である「竹の径」へ、さらに「京都市洛西竹林公園」まで、水を張った竹筒の中にろうそくを浮かべた「竹行灯(たけあんどん)」約4,500本を並べて、沿道に明かりを灯す。また、剪画(せんが・切り絵)の紙行灯や手づくり竹行灯なども使用し、夕闇の竹林を幻想的に彩る。第6向陽小学校周辺では、琴、ジャズ、和太鼓などのライブや土産品の販売、飲食コーナー(おもてなし処)が設けられる。また、京都洛西竹林公園周辺では、市民が作製した竹による作品のライトアップや、キャンドル作品の展示とあわせ、バイオリンやフルート、尺八によるミニライブも行う。楽器の音色が漂う夕闇深まる竹林が、ろうそくの優しい灯りに照らされ、まさに”かぐや”の夕べとなる。アクセスは、JR「向日町駅」「桂川駅」または阪急電鉄「洛西口駅」からバスで「第二回生病院前」下車徒歩10分。阪急電鉄「東向日駅」からバスで「東山」下車徒歩10分。駐車場は用意されていないので、公共交通機関の利用を。また、竹林内には外灯などがない場所があるので、懐中電灯は必携。なお、9月23日(日)には、「竹の径かぐやの夕べ」を前に、オリジナルろうそくを作る「竹あかりワークショップ(キャンドル編)」を開催する。場所は向日市役所第1会議室、講師にはキャンドルクリエーターの泉邦江さんを招く。第1部13時00分~14時30分、第2分14時30分~16時00分で、各定員は30名で予約制。同ワークショップでは、カラフルな”ろう”のブロックを組みあわせて、自分だけのキャンドルを作る。制作したキャンドルは「竹の径かぐやの夕べ」作品展示コーナーに展示される。問い合わせは向日市観光協会へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月24日13日からの記録的な大雨により京都府宇治市が災害救助法適用地域に認定されたことから、日本損害保険協会は被災地域において、各損害保険会社による保険料の支払い猶予などの特別措置が受けられる場合があると発表した。各種損害保険(火災保険の総合保険、自動車保険の車両保険および傷害保険など)には台風などによる水害をはじめとする自然災害を補償するものがある。また、災害救助法が適用された地域の契約者が被害を受けた場合、各損害保険会社は、火災保険、自動車保険、傷害保険などの各種損害保険について、保険料の支払い猶予などの措置をとる場合もある。今回の大雨被害では、京都府宇治市が災害救助法適用地域に認定された(8月14日現在)。○印は、補償の対象(損害の程度が一定以上の場合に補償の対象になるという条件や支払われる保険金に限度が設けられていることがある)になることを示す。△印は、地震などによって河川の堤防やダムが決壊し、洪水となったため生じた家屋・家財の流失、埋没によって生じた損害を補償。(※注1)火災保険では、地震・噴火・津波による損害は、火災損害(延焼・拡大を含む)を含め補償されない。(※注2)自動車保険(車両保険)には、地震・噴火・津波による損害を補償する特約もある。契約している損害保険が「自然災害を補償する損害保険」に該当するか、詳しくは損害保険会社または代理店に問い合わせを。0570-022808(ナビダイヤル:有料)受付時間9:15~17:00(土・日・祝日および12/30~1/4を除く)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日13日からの記録的な大雨により京都府宇治市が災害救助法適用地域に認定されたことから、日本損害保険協会は被災地域において、各損害保険会社による保険料の支払い猶予などの特別措置が受けられる場合があると発表した。各種損害保険(火災保険の総合保険、自動車保険の車両保険および傷害保険など)には台風などによる水害をはじめとする自然災害を補償するものがある。また、災害救助法が適用された地域の契約者が被害を受けた場合、各損害保険会社は、火災保険、自動車保険、傷害保険などの各種損害保険について、保険料の支払い猶予などの措置をとる場合もある。今回の大雨被害では、京都府宇治市が災害救助法適用地域に認定された(8月14日現在)。○印は、補償の対象(損害の程度が一定以上の場合に補償の対象になるという条件や支払われる保険金に限度が設けられていることがある)になることを示す。△印は、地震などによって河川の堤防やダムが決壊し、洪水となったため生じた家屋・家財の流失、埋没によって生じた損害を補償。(※注1)火災保険では、地震・噴火・津波による損害は、火災損害(延焼・拡大を含む)を含め補償されない。(※注2)自動車保険(車両保険)には、地震・噴火・津波による損害を補償する特約もある。契約している損害保険が「自然災害を補償する損害保険」に該当するか、詳しくは損害保険会社または代理店に問い合わせを。0570-022808(ナビダイヤル:有料)受付時間9:15~17:00(土・日・祝日および12/30~1/4を除く)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日京都市動物園(京都府京都市左京区岡崎法勝寺町 岡崎公園内)では現在、人工哺育から、母親のもとでゴリラとして生育させる試み「BR(バトンリレー)プロジェクト~人からゴリラへ~」を進めている。8月10日から、午前11時から正午までの間、「類人猿舎ニシゴリラ寝室」2室を利用して、赤ちゃんのゲンタロウと母親のゲンキの寝室間のおり越しの見合いを実施。その様子は、類人猿舎観覧通路から見ることができる。ただし、赤ちゃんの体調などにより、時間帯が前後する場合や観覧できない場合があるので、あらかじめご了承を、とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日京都市動物園(京都府京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内)では、普段子どもたち向けの施設と思われがちな動物園で、“あえて”大人向けのイベントを開催する。本格的な夏が到来し、子どもたちは夏休みの真っ最中。各地で子どもたちのためのイベントが多数開催される中、同園では、この夏休み期間にあえて大人向けのイベントを開催。テーマは「キリンの骨を組み立てよう」。ほかの多くの哺乳(ほにゅう)類とは、見るからに体形が違うキリンだが、今回は生きているキリンの観察ではなく、骨の勉強をする。教材となる骨は、かつて同園で活躍してくれたキリンの「貴船」さん。1980年に同園で生まれ、98年に息を引き取った。同園飼育課では、「彼女の生前のお話もしながら、勉強させてくれることに感謝しつつ、みなさんと一緒に骨を組み立てたいと思います」と話す。開催は、8月12日の13:30から。中学生以上の20名限定で整理券が必要となる。当日10時から事務所前で整理券を配布する。ちょっと難しい話をいっぱいできるのが大人向けイベントのいいところ。室内でゆっくりと行うこのイベントにぜひ、参加してみては。なお、「え~! 大人ばっかりずるい!」と叫んでいるキッズのために、10月にはキッズ向け「キリンの骨を組み立てよう」を開催。キリン好きはもちろん、恐竜好きな子どもたちも要注目だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日京都銀行は5日、中国で3か所目の拠点となる大連駐在員事務所が大連市(中華人民共和国)で開所したと発表した。同行では、大連駐在員事務所の開所により、香港駐在員事務所(1989年11月開設)、上海駐在員事務所(2004年12月開設)に続き、海外拠点は3か所となる。主な業務内容としては、中国進出に関する総合的な相談や情報提供のほか、会計、税務、法務等に関する相談(コンサルタント等の紹介)、現地企業、取引先の紹介(ビジネスマッチング)など。また、タイのカシコン銀行やインドネシアのバンクネガラインドネシアなどの外国銀行と業務提携も行っており、京都銀行では「今後もアジア地域におけるサポート体制を一層充実させていく」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日京都府長岡京市と阪急電鉄はこのほど、阪急京都本線の大山崎~長岡天神間で建設中の新駅の名称を「西山天王山(にしやまてんのうざん)」とすることを発表した。新駅の開業は2013年度下半期中を予定している。新駅は大山崎駅から2.5km、長岡天神駅から1.5kmに位置し、京都第二外環状道路(2012年度末開通予定)と交差する。駅周辺が西山地域に含まれているほか、付近には「天王山」(勝負の分岐点・天下分け目を意味する)の語源となった天王山があり、これらの地域性や歴史を表現できる駅名として「西山天王山」に決定した。駅設備としては、地平駅舎と相対式ホーム2面、改札口2カ所、上下ホーム連絡地下通路などを設置。駅の東西両側に駅前広場がつくられ、パーク&ライドを推進するため、東側駅前広場に隣接して自動車駐車場が設置される。東西の駅前広場を連絡する歩行者用の自由通路もつくられる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月06日オリックス不動産は14日、京都市初の本格的水族館「京都水族館」をオープンする。「日本初の内陸型大規模水族館」(同社)とのこと。入場料は大人2,000円、高校生1,500円、中・小学生1,000円、幼児(3歳以上)600円。同施設は、「水と共につながる、いのち。」をコンセプトに、多くの命が共生する生態系、水と生き物が循環する流れを再現するため、京の川から大海原を再現する9つのゾーンで構成されている。国内最大級の「オオサンショウウオ」が展示された「京の川ゾーン」、オットセイやアザラシを観察できる「かいじゅうゾーン」、イルカのパフォーマンスが見られる「イルカスタジアム」などがある。京都の自然や生態系を遊びながら学べる「エデュテインメント型の水族館」を目指しているとのこと。施設の裏側を見学できるバックヤードツアーなどの体験プログラムや、風船を使ってクラゲを作成する子供向けのワークショップなども開催されている。また、館内にあるカフェ「山紫水明カフェ」では、抹茶ゼリーや抹茶ソフトクリームを使った「京都パフェ」(750円)や「京漬物ドッグ」(350円)など、京都らしさのあるメニューを揃える。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日日本最大級のヨガポータルサイト『yoga generation』を運営する株式会社オハナスマイルは、京都で人気のヨガスタジオYoga studioTAMISA他、関西の有名ヨガスタジオと共催で2011年10月7日(金)、8日(土)、9日(日)の3日間にわたって、京都の建仁寺 両足院(京都市東山区)にて日本最大のお寺ヨガイベント『ヨガスマイル2011 秋』 を開催。「ヨガスマイル」は、年に2回、春と秋に京都にて開催される関西最大級のヨガイベント。京都の禅寺として著名な建仁寺の両足院内を貸し切って開催されるお寺ヨガで、今回で7回目。ヨガ初心者から経験者まで、誰でも気軽にヨガを体験できるイベントで、3日間で延べ1300名が参加予定。参加講師には、日本国内の人気ヨガ講師陣に加え、陰ヨガの講師として世界中で活躍しているビクター・チャン氏、アディヨガの創始者ダルマニディ氏など、海外からのゲストも迎え、話題の講師が一堂に集結。ヨガの他にも庭園散策や、オリジナル数珠作り、坐禅や法話のクラスなど、お寺ならではのクラスも多数開催。3日間にわたって、美しい日本庭園を臨みながらヨガや日本の伝統を学べるという、最高の環境を楽しむことができる。また、日本最大級のヨガファッションサイト『東京ヨガウェア2.0』による最新ヨガウェアの展示販売や講師陣との座談会(予約不要、寄付制)、親子での外ヨガなど、大人も子供も楽しめる企画も盛りだくさん。参加お申込み方法、詳細はホームページにて。 プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年08月14日こんにちは、おーまえです。京都のちょっといいこと、連載2回目の今回は、京都御苑のお話です。親しみを込めて御所と呼ばれることが多いのですが、京都御苑(キョウトギョエン)が正式名称。京都市内の真ん中に位置し緑がたっぷりで癒される、まさにセントラルパーク的存在でありながら、葵祭や時代祭などの起点ともなる由緒のある場所です。京都御苑の基礎知識を少しご紹介すると、明治になるまで天皇がお住まいになられた京都御所をはじめ、京都大宮御所・京都仙洞御所、京都迎賓館などのある国民公園。約100ヘクタールという広さは、東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせた広さとほぼ同じなんだそう!こう聞くとどんなに広いか、わかりますよねー。車がビュンビュン走る大通りから、歴史ある門をくぐれば広がる自然たっぷりの大空間。思わず深呼吸したくなるほど、本当に気持ちがいいです。▲こちらは蛤御門。よく見ると蛤御門の変の際についた弾痕が残っているとか。。。御苑のほぼ中央にあるのが京都御所。現在あるものは1855年の造営。中の参観も可能です。歴史的でもあり、是非見ておきたい建築物でもあります。▲立派な門とどこまでも続くように見える塀も美しい。中には野球場やテニスコート、池や小川、神社などがあり、みなさん思い思いにいい時間を過ごされています。休憩所も三ヶ所あり、車も通らないので、わんちゃんのお散歩や小さいお子様連れの方にもおすすめ。私も子どもが小さい頃はよく連れてきて、お弁当食べたりしてましたー。▲小川周辺は、保育園の子どもたちなどでいつも賑わっているスポット。中で食べるお弁当もいいのですが、御苑周辺には美味しいお店もたくさん!今日は、御所西にある懐かしい雰囲気の人気のお店でカレーライスをいただきました。お家カレー風に見えて実はスパイスの効いた本格派。▲来た人ほとんどみんなが頼むカレーライス。ルーのおかわりができるのも人気のポイント!また、憩いの公園である御苑ですが、市内の真ん中に位置することで、通勤通学の道としても使われています。普通の通りよりも静かで緑もたっぷりで、ショートカットになることもあるから嬉しい!朝から森林浴してる気分になれます。▲御苑名物、自転車の轍。この細い轍の上を走るのが京都自転車あるある。コンパクトな市内の中心に、こんな広大で気持ちのいい場所があるのは有り難く、ちょっと?いや、すごくいいことだと思います。改めて京都御苑の魅力に気づけましたー。今回はここまで。また次回にお会いしましょう。 おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2001年12月05日こんにちは、おーまえです。京都のちょっといいこと、連載5回目の今回は、京都の涼です。京都も夏本番!盆地で湿度が高く、蒸し暑いのが京都の夏の特徴。ジリジリ、ムシムシしていて本当に京都の暑さって身体に堪えるんですよねー。そんなこともあって、昔から涼をとりながら夏の風情を楽しむ、鴨川納涼床や川床などの文化が生まれました。さて、そんなあっつい京都の夏。市内の中心地に比べると−5°の気温差があると言われる京都の奥座敷、鞍馬-貴船へ出かけてきました。鞍馬へは、出町柳駅から叡山電車へ乗っていきます。ただ昨年の台風の影響で現在も市原駅までの運行となっていますので、ご注意を。1日も早い復旧を願うばかりです。叡電市原駅からはバスに乗り換えて鞍馬へ向かいます。▲市原駅は無人駅。緑がいっぱいののどかな駅周辺。鞍馬寺は、西暦770年建立の歴史あるお寺で、また牛若丸が修行をした場所など、伝説もいっぱいです。鞍馬山はお山自体が尊天の御神体と考えられており、天狗が住むと言われる京都屈指のパワースポット。なるほど、見るからに圧倒されるパワーを感じるお寺です。山門をくぐって参道を30分ほど登って本殿へ。ケーブルカーを使って登る方法もあるので脚力に自信のない方もご安心を。▲バスを降りたらすぐに登場!幻想的で神々しい雰囲気が漂っています。▲途中にある神社も厳かな雰囲気。立派な杉の木が目を引きます。そこからもうひと頑張り。清少納言も『枕草子』で「近うて遠きもの、鞍馬のつづら折りという道」と書いた「木の根道」を通って川床の名店が立ち並ぶ、まさに京都の涼の聖地、貴船へ向かいます。歩いて約40分ほどの道のりです。▲これが木の根道。すごい迫力です。▲山を下ると川のせせらぎが。ついに貴船へ到着!やはり街中よりも少し涼しい気が!それに川の流れる音が聞こえることで、気持ちも洗われるようです。川床料理のお店の間を少し歩けば、貴船神社に到着です。▲青紅葉が美しい貴船神社。縁結びで有名です。ここも京都市内かと疑いたくなるくらい、清涼感のある場所でした。いつかはリッチに川床で流しそうめんや懐石料理を楽しんでみたいものです。京都へ住んでいてもなかなか近くて遠い鞍馬と貴船。大人がしっとり涼を楽しむ地域としておすすめです。ぜひ足を運んでくださいね。今月の京都のちょっといいことは、ここまで。また来月お会いしましょう! おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2001年12月05日