慢性的な便秘に苦しめられていたけれど、40代になってさらに悪化した……ということはありませんか。実はそんなつらい症状も、女性ホルモンの分泌が関わっているといいます。産婦人科医の駒形依子先生に更年期世代の便秘について聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:肥満、肌荒れ、便秘、骨粗しょう症…。気になるトラブルを防ぐ「アンチエイジングミネラル」とは?更年期になぜ便秘が悪化するの?更年期と便秘、一見すると関係なさそうですが、40代になって便秘が悪化したというときは自律神経の失調が関わっていることがあります。「腸の動きをコントロールするのは自律神経です。更年期によるエストロゲンの分泌が低下することで自律神経に乱れが出ます。その結果、腸のぜん動運動に不調を来し、便秘が引き起こされることがあります。また、更年期で組織のターンオーバーが遅くなり、腸組織の潤いがなくなることも便秘の原因となります。便は毎日スッキリ出るのが理想なので、2~3日に1回しか出ないのは便秘です。毎日出ていても水分が少なく、うさぎのようなコロコロした小さな便しか出ない場合も便秘。ずっと2~3日に1回の排便だったのが40代になって週に1回になってしまったので受診、というケースはよくあります」(駒形先生)便秘解消には背中とおしりの凝りをほぐす便秘解消の方法として、一般的には規則的な生活習慣、適度な運動と1日3回の栄養バランスが取れた食生活が有効といわれます。厚生労働省の指針では週に2回、1回30分の運動を推進していますが……。「週に2回、1回30分なら毎日1回10分の運動をしたほうが効果的だと思います。運動といってもストレッチやマッサージでも十分ですよ。おなかに手でのの字を書く『のの字マッサージ』は有名ですが、せっかくマッサージをしても、背中やおしりが凝っていると効果が薄れます。まずは背中とおしりの凝りをほぐして、血流を改善することが大切です」(駒形先生)駒形先生おすすめの便秘解消ストレッチ&マッサージ●ぐりぐりマッサージ手を握りこぶしにします。おしりの出っ張りの上にある、骨盤の真ん中にある逆三角形をした骨の仙骨あたりを骨盤に沿ってほぐすようにマッサージします。テニスボールを同じ場所に置いて寝てもOK。●内転筋ストレッチ素足になり、足の指でタオルをたぐりよせるような動きを繰り返します。内転筋(内もも周りの筋肉)を鍛え、骨盤周りの血流を良くします。●寝ながらプチエクササイズあお向けに寝て膝を立て、左右に脚を繰り返し倒します。背筋が伸びて血流を促します。よくかんで食べることも大切不規則で、栄養バランスの偏った食生活は便秘の原因になることはよく知られています。しかし、それ以外にも便秘になりやすい食生活の特徴があるといいます。「加齢とともに消化力や排泄力は弱まってきますが、若いときと同じ量を食べている人が多い気がします。また、子どもがいる女性に多いのですが、忙しいからか、よくかまずに食べることが習慣になっている人も。食べる量が多く、よくかまないと消化に負担がかかり、排出まで時間がかかってしまうのです。40代になったら腹八分でよくかむことを習慣にしてほしいですね。間食の量が多いというのも便秘の原因になりますが、間食するならプルーンがおすすめです。鉄分も豊富なので貧血予防になりますよ」(駒形先生)まとめ便秘が続くと体も心もスッキリせず、つらいものです。駒形先生によれば、3日に1回すっきり出ないときは受診したほうが良いとのこと。食生活を改善したり、運動を取り入れたりしても解消されないときは受診を検討してみてはいかがでしょうか。取材・文/mido(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年02月18日更年期に女性ホルモンの分泌が減ると、さまざまな不調が表れがちになります。年を重ねても女性ホルモンを保つことはできないのか……、そんなとき、ときめくと女性ホルモンの分泌が増えるという情報を知りました。産婦人科医の駒形依子先生に真相を聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。★関連記事:40~50代でもイキイキした女性の共通点!「若返りホルモン」を増やすためにできること【美容専門医】女性ホルモンの分泌は30歳をピークに減る一方ときめきホルモンについて紹介する前に、まず、更年期の女性ホルモンの変化をおさらいしましょう。「卵巣から分泌される女性ホルモンは2種類あります。加齢により卵巣機能が低下することで、これら2つのホルモンの分泌は減少していきます。エストロゲン(卵胞ホルモン)女性らしい体形をつくるホルモンとして知られ、妊娠を促すさまざまな働きをしています。骨や血管、脳の働きのほか、自律神経や感情も整える働きがあります。プロゲステロン(黄体ホルモン)妊娠が成立しやすいよう子宮環境を整える働きがあります。妊娠しなかったときには、不要になった子宮内膜を剥がして血液とともに体外に排出できるよう、生理を起こす働きをしています。閉経の平均年齢は50.5歳。更年期は閉経前後10年間(45~55歳)と定義されていますが、この時期女性ホルモンに劇的な変化が表れるのです。30歳をピークに女性ホルモン(エストロゲン)の量は年々減少していきます」(駒形先生)ときめくと女性ホルモンは増える?ときめきホルモンとは、どんなものなのでしょうか。また、本当に女性ホルモンの分泌は増えるのでしょうか。「ときめきホルモンと呼ばれるのは、PEA(フェニルエチルアミン)というホルモンです。PEAは恋愛の初期段階で活性化し、濃度が上がるとドーパミン(快感ホルモン)、セロトニン(幸せホルモン)、エンドルフィン(陶酔感を感じるホルモン)といった、高揚感をもたらすホルモンが活性化されます。これらのホルモンで満たされると、いきいきと若々しく幸せな気持ちになりますが、女性ホルモンが分泌されるかは検査してみないとわかりません。しかし、女性ホルモンと同じ働きをすると十分に考えられます。ときめきホルモンは、女性ホルモンの代わりになると言えるでしょう」(駒形先生)あえて自分のコンプレックスにアプローチをときめきホルモンが女性ホルモンの代わりになる……更年期の女性にはうれしい話です。でも、ときめくものがないという場合はどうすれば良いのでしょう。「ときめく対象はなんでも良いのです。アイドルや俳優、映画やドラマ、小説、まんがやアニメでもいい。人でもモノでもなんでもOKです。でも、それでも思い付かないという場合は自分にときめいてみてはいかがでしょうか。ちゃんと自分の体や顔を鏡で見ていますか? ときめくためには、あえて顔、肌、髪、体形など自分のコンプレックスを見つめてみてください。そして、そのコンプレックス解消のために自分に手をかけてみてください。ときめきホルモンは、相手やモノに好意を持ったとき出されます。自分が自分のことを好きになれるように努力してみましょう」(駒形先生)まとめ70歳、80歳になってもキラキラ輝いている女性を見ると、美しさは女性ホルモンだけではないのだなと実感します。家事や育児、仕事などで忙しくてもときめけるものが何か1つでもあれば、これからの毎日が楽しく過ごせそうです。取材・文/mido(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。イラスト/村澤綾香著者/監修/駒形 依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
2022年12月14日術後翌日には食事も口にできることから、良好な様子だったくぴこ。 手術後の経過は良好だったはずなのに…!? しかし、術後3日目は朝の処置から戻って以降、機嫌が戻らず、泣いてぐずってとても難しい様子が午前中ずっと続きました。そして、何かを思い出したように泣きすぎてむせてしまい、少し多めの血が混じった分泌液を出してしまうくぴこ。とうとう熱を出してぐったりしてしまいました。 朝からくしゃみも続いていたこともあり、もしやこれは風邪ではないかと心配になり、小児科診察で確認してもらいますが……。 手術から1日あけてもまだ思っていた以上に、赤い分泌液がよだれや痰とともに出たことに加え、小児科の先生から「特に異常は見られないけれど、まだ小さいのでどうなるかわからない。何かあればすぐに言ってください」と言われ、ますます不安に……。 結局その日、くぴこは一度も笑顔を見せないまま昼、夜のごはんもほとんど食べず。熱が38度をこえたところでまた坐薬を入れ、熱と痛みに泣いて1日を終えました。 手術から1日経過したにも関わらず、いまだ体調が不安定で気が抜けない状態が続いていました。 連日熱でうなされ、ベットに横になりながら時に涙を見せて、大きく胸を動かし苦しそうにしているくぴこに、もし何かあったらと思うと、内心穏やかではなかったですが……。 私が不安そうにしていてはいけないと、「娘は頑張っている、落ち着くにはまだ時間が必要なんだ、焦らない! 」と今度は自分にも言い聞かせながら、様子を見守り続けました。 2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO著者:イラストレーター じぇにこ1986年生まれ愛知県在住。 2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!
2021年05月25日更年期に女性ホルモンの分泌が減ると、さまざまな不調があらわれがちになります。年を重ねても女性ホルモンを保つことはできないのか……、そんなとき、ときめくと女性ホルモンの分泌が増えるというニュースが。産婦人科医の駒形依子先生に真相を聞きました。女性ホルモンの分泌は30歳をピークに減る一方ときめきホルモンについて紹介する前に、まず、更年期の女性ホルモンの変化をおさらいしましょう。「卵巣から分泌される女性ホルモンは2種類あります。加齢により卵巣機能が低下することで、これら2つのホルモンの分泌は減少していきます。エストロゲン(卵胞ホルモン)女性らしい体型をつくるホルモンとして知られ、妊娠を促すさまざまな働きをしています。骨や血管、脳の働きのほか、自律神経や感情も整える働きがあります。プロゲステロン(黄体ホルモン)妊娠が成立しやすいよう子宮環境を整える働きがあります。妊娠しなかったときには、不要になった子宮内膜を剥がして血液とともに体外に排出できるよう、生理を起こす働きをしています。閉経の平均年齢は50.5歳。更年期は閉経前後10年間(45~55歳)と定義されていますが、この時期女性ホルモンに劇的な変化があらわれるのです。30歳をピークに女性ホルモン(エストロゲン)の量は年々減少していきます」(駒形先生)ときめくと、女性ホルモンは増える?ときめきホルモンとは、どんなものなのでしょうか。また、本当に女性ホルモンの分泌は増えるのでしょうか。「ときめきホルモンと呼ばれるのは、PEA(フェニルエチルアミン)というホルモンです。PEAは恋愛の初期段階で活性化し、濃度が上がるとドーパミン(快感ホルモン)、セロトニン(幸せホルモン)、エンドルフィン(陶酔感を感じるホルモン)といった、高揚感をもたらすホルモンが活性化されます。これらのホルモンで満たされると、いきいきと若々しく幸せな気持ちになりますが、女性ホルモンが分泌されるかは検査してみないとわかりません。しかし、女性ホルモンと同じ働きをすると十分に考えられます。ときめきホルモンは、女性ホルモンの代わりになると言えるでしょう」(駒形先生)あえて自分のコンプレックスにアプローチをときめきホルモンが女性ホルモンの代わりになる……更年期の女性にはうれしい話です。でも、ときめくものがないという場合はどうすれば良いのでしょう。「ときめく対象はなんでもいいのです。アイドルや俳優、映画やドラマ、小説、まんがやアニメでもいい。人でもモノでもなんでもOKです。でも、それでも思い付かないという場合は自分にときめいてみてはいかがでしょうか。ちゃんと自分の体や顔を鏡で見ていますか? ときめくためには、あえて顔、肌、髪、体型など自分のコンプレックスを見つめてみてください。そして、そのコンプレックス解消のために自分に手をかけてみてください。ときめきホルモンは、相手やモノに好意を持ったとき出されます。自分が自分のことを好きになれるように努力してみましょう」(駒形先生)まとめ70歳、80歳になってもキラキラ輝いている女性を見ると、美しさは女性ホルモンだけではないのだなと実感します。家事や育児、仕事などで忙しくてもときめけるものが何か1つでもあれば、これからの毎日が楽しく過ごせそうです。取材・文/mido(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。
2021年04月23日ダイエットの強い味方になってくれる「痩せホルモン」。今回は食育指導士としても活躍する内藤絢先生に「痩せホルモン」の正体や体内分泌を高める方法、そのために摂取したい食物などについて教えていただきました。「痩せホルモン」と呼ばれているものとその理由GLP-1このホルモンが多いと、太りにくく痩せやすい体になります。GLP-1には食物が小腸に届いた時に満腹!というサインを出す役目があります。このホルモンの働きが良いと食物が胃に留まる時間が長くなり、胃から腸へ移動するのが遅くなることで血糖値の急上昇を抑制し太りにくく痩せやすくなります。レプチンこのホルモンが少なくなると、肥満やメタボリックシンドロームリスクが高くなります。レプチンは満腹中枢に作用して食欲を抑える役目があります。更に交感神経を活性させて脂肪を燃やし、エネルギーの消費を促す働きも合わせ持っています。交感神経の働きが良くなると身体活動量が上がることも、痩せやすくなるポイントのひとつです。また、睡眠時間が6時間を切る、眠りが浅くなると分泌量が少なくなるのが特徴です。「痩せホルモン」の分泌を高める方法腸内環境を良くするGLP-1は小腸で大量に分泌されます。食物繊維が豊富な物を摂るほか、日頃から腸の働きを良くする発酵食品やキノコ、海藻類を各食事で小まめに摂るように習慣付けしましょう。睡眠は6時間以上取る睡眠不足は食欲をコントロールするホルモンであるレプチンの分泌量を減らす上、食欲を増進させるホルモンのグレリンの分泌量を増やすからです。1日あたり5000歩以上歩く運動不足は腸の働きを弱めると共に脳の働きも鈍くなるため、食欲をコントロールする力が下がります。「痩せホルモン」のために摂りたい食物小腸からGLP-1を出す栄養素には、食物繊維と青魚に多く含まれるEPAがあります。食物繊維1日あたり18gの摂取を目安にしましょう。各食物100gあたり、ひきわり納豆には5.9g、ごぼうには7g、干しイチジクには10.9gの食物繊維が含まれています。これらを食べることで、上記の量をクリア出来ます。EPA1日あたり2gを目安にしましょう。朝の摂取が血中濃度を高めるポイントです。EPAの多い食物の代表であるサバ缶よりも、実はイワシ缶の方が含有量が多い上、手軽に購入出来ます。加熱をしない調理法が最もこの成分の摂取量を高めるポイントです。上記食物のメリットとデメリット調理をせずに摂取出来る缶詰やドライフルーツなど調理をせずに摂取出来る食物なので手軽に摂れる反面、食べ過ぎてしまう可能性が高いというリスクもあります。特に食べ過ぎることで軟便を引き起こす場合もある干しイチジクの量には気を付けましょう。青魚類は缶詰で代用缶詰は保存が利く上に購入しやすいと言う最大のメリットがあります。栄養価も高いですが、その分カロリーと脂質が高い為、利用が多くなり過ぎると逆に太るリスクも上がります。「痩せホルモン」で簡単に痩せたい人へのアドバイス上で紹介した食物に頼り過ぎないようにしましょう。しっかり摂ろうと「プラス」ばかり意識する事は、食べ過ぎや代謝の低下に繋がります。そして、睡眠を十分に取ることと主食・主菜と合わせてバランスの良い食生活を送るようにすることが痩せホルモン分泌を促す大前提です。身体活動量が減ると内臓の働きが弱くなる為、EPAが豊富な食物は逆に太る元へ変わってしまいます。その為にも日頃から歩く機会を増やすように習慣付けましょう。十分な睡眠でレプチンの分泌をアップさせ、さらに適度な運動の習慣付けをした上で食物繊維やEPA食物を上手く取り入れながらGLP-1分泌を促し、綺麗に痩せましょう。「痩せホルモン」を味方につけてダイエット「痩せホルモン」と呼ばれているGLP-1やレプチンを上手に利用して、ダイエットを成功に導きましょう。そのためには今回ご紹介した食物を摂取するのはもちろんですが、睡眠や適度な運動も必須。生活を健康的に整えて「痩せホルモン」に頼り過ぎないことが大切です。内藤 絢睡眠専門家、ヨガインストラクター
2019年11月14日成長時期に自然と分泌される成長ホルモンは、大人になると減少しますが、大人になってもそのホルモンの分泌を促すことは可能なのです。そんな成長ホルモンはアンチエイジングにも効果が期待ができ、美肌や体づくりにも効果があると言われています。いつまでも若々しさを保ちましょう。成長ホルモンの分泌を促す方法をご紹介します。出典:byBirth成長ホルモンと聞くと、子供の成長時期のみのホルモンと勘違いされがちですが、成長ホルモンは通称“若返りホルモン”とも言われており、大人だからこそ分泌を促したいホルモンで、加齢とともに減少はしてしまいますが分泌が全くされないというわけではありません。20代後半辺りから少しずつ老けを感じ始めるかと思いますが、その老化は自然な現象であったとしても、成長ホルモンの分泌を促すコツを知るだけで、その老化を極力抑える事が可能なのです。出典:byBirth肌のハリやたるみ、痩せにくい体など、年齢と共に美容の悩みは増え続けるかと思いますが、成長ホルモンの分泌を促進させ、なるべくその老化を遅らせるようにしましょう。成長ホルモンとは出典:byBirth成長ホルモンは特に思春期時期に必要なホルモンで、13歳~17歳までにピークを迎え、背が伸びるなどの体の成長に大きく影響すると言われています。骨や筋肉の合成などに大きく関わりがありますが、この他にも体のエネルギー源として使える物質に変える代謝としての働きがあり、身体に蓄積される脂肪の量などのバランスを保とうとしてくれます。成長ホルモンによる影響骨や筋肉を保持する蓄積された脂肪が燃えやすくなる代謝の状態を維持する記憶力を高める筋肉が成長する精神的な安定を保つ意欲がわく新陳代謝を促しターンオーバーを促すなど深い眠りと成長ホルモン出典:byBirth成長ホルモンが最も多く分泌されるタイミングは睡眠中と言われており、特に寝入ってからの30分~60分後ぐらいのノンレム睡眠と呼ばれる深い眠り時に、成長ホルモンの分泌がピークに達します。睡眠中の成長ホルモンは、肌の新陳代謝を高める働きや、血行促進、肌の老廃物を取り除くなど美肌維持をする為には欠かせないので、途中目覚める事のない質の良い深い眠りが必要と言えるでしょう。出典:byBirth昼間に熟睡しても睡眠ホルモンであるメラトニンは分泌されにくく、質の良い深い眠りをとる事が出来ない為、成長ホルモンの分泌にあまり期待が出来ないと言われています。夕方から夜にかけてメラトニンの物質量は増えるので、お昼まで寝すぎたり、昼寝をしすぎないように心がけましょう。そして、寝不足は成長ホルモンの分泌を減らしてしまうので、肌荒れなどを引き起こす原因にもなります。なるべく毎日決まった時間に睡眠を取るようにし、自然と夜になると眠気が来るよう、睡眠のリズムを保ち、質の良い深い眠りを取る事が大切です。出典:byBirth他にも、深い眠りを自然と誘ってくれる入浴も欠かせません。熱すぎることのない温度で、湯船に浸かり身体を温めリラックス出来るようにしてあげましょう。入浴後は体温が高いですが、1時間後には自然と体温が下がるので、心地の良い眠気がおとずれるでしょう。そのタイミングと共にベッドに入る事が大切です。お腹が本当に空いてから食べる出典:byBirthお腹が空いていないのに、食事を摂ってしまったり、間食などのお菓子をちょこちょこと食べていると、あまり成長ホルモンの分泌に期待ができません。成長ホルモンが活発的に分泌されるよう、空腹になってから食事を摂るようにしましょう。成長ホルモンは、血糖値が下がる時に促進されるので、血糖値が下がっている空腹時に食事を摂るようにし、なるべく一定の食事間隔を保つ事が大切です。出典:byBirth人間は空腹になると、グレリンというペプチドホルモンが分泌され、そのグレリンの分泌が脳下垂体を刺激することによって、成長ホルモンの分泌を促進させる働きがあります。ですが、血糖値が低い時に、GI値の高い食事から摂って血糖値を急上昇させ、大量のインスリンを分泌させてしまうと、かえって太りやすくなる為、食事選びには気をつけるようにし、なるべく腹八分目で食事を抑えるように心がける事が大切です。そして過度の飲酒は良い眠りを遠ざけてしまう為、あまり飲み過ぎのないようにする事も大切でしょう。ゆっくりとした運動で筋肉に負荷をかける出典:byBirth睡眠、食事、そして最後に運動のこの3つは、成長ホルモンの分泌を促す効果がありますが、この運動に関してはリズム運動などの有酸素運動を行うのではなく、ゆっくりと筋肉に負荷をかけるような無酸素運動をする事が大切です。有酸素運動よりも、このような筋肉に負荷をかける筋力トレーニングの方が、成長ホルモンの分泌を促す効果が期待できると言われています。出典:byBirth筋肉を作るには、まず筋力トレーニングをし筋肉を壊す事が必要で、その修復をしようと成長ホルモンが活発的に分泌されます。なので、なるべく乳酸が多く分泌される、太もも周辺や大きな筋肉があるところを中心に、ゆっくりとしたスクワットなどで筋肉に負荷をかけ、途中途切れることのないような筋力トレーニングを行うようにしましょう。しっかりと筋肉を使うことを意識しながら、運動すればするほど、成長ホルモンの分泌は促進される為、出来れば15分程度を目安に軽い筋力トレーニングを行うようにしてみましょう。出典:byBirth成長ホルモンは年齢と共に減少してしまいますが、睡眠、食事、運動で分泌を促す事は可能になります。規則正しい生活を心がけ、老化を遅らせる成長ホルモンの分泌を促進させ、体型も美肌も若々しさをキープ出来るようにしましょう。
2018年12月10日独自の発酵技術により、米から生まれた新規機能性素材「ライスパワーエキス」の製造・販売を行っている『勇心酒造株式会社』は、日本初!「皮脂分泌を抑制する」効果が認められた成分「ライスパワー(R)No.6」を配合したスキンケア化粧品を、製造販売することに成功。2018年4月の発売予定です。その効果や魅力について、詳しく解説します。「ライスパワーエキス」と言えば!2001年認可の「皮膚水分保持機能の改善」効能成分が話題に「ライスパワー(R)No.11」がスキンケアに革命を起こした乾燥が深刻化する現代。保湿力の高いスキンケアは、女性たちのマストアイテム。そんな中、これまでの「保湿」、「スキンケア」の概念に革命を起こしたのが、「皮膚水分保持機能を改善する効果」を、日本で唯一、医薬部外品の有効成分として認められた「ライスパワー(R)No.11」です。従来の「保湿」は、角質層までしか作用せず、時間がたつと蒸散してしまったり、洗い流すとなくなったりしてしまうことも。対してこちらは、肌の基底層まで素早く浸透するから、肌自らが潤う力を高め、内側から潤う肌へと導いてくれるのです。その結果、乾燥や荒れ、くすみ、小じわなど、肌悩みに全方位アプローチすることが可能に。これは、これまでのスキンケアの概念を変えたと言える出来事です。新認可成分「ライスパワー(R)No.6」はオトナの皮脂ケア意識変える!ストレスにより皮脂由来のトラブルに悩む20~40代の女性へ「No.11」に次ぎ、その効果を認められた新有効成分が、今回紹介する「ライスパワー(R)No.6」。これまでの皮脂ケアの多くは、余分な皮脂を取り除くのみの一時的なものでしたが、こちらは、皮脂分泌の源である、肌内部の皮脂腺に直接働きかけることで、過剰な皮脂分泌を抑制。トラブルを繰り返さない肌へと導く全く新しい成分です。女性の皮脂分泌量のピークは10~20代と考えられていましたが、ストレスや環境の変化により、30代以降でも、皮脂由来のトラブル(ニキビ、毛穴、化粧崩れ、テカリなど)に悩む人が増えています。それらに悩む幅広い層の女性におすすめします。「ライース(R)クリアセラムNo.6」“肌コン・スキンケア”という新発想新有効成分「ライスパワー(R)No.6」が配合されているのが、4月に発売する新美容液「ライース(R)クリアセラムNo.6」です。・皮脂に直接働きかけて過剰な皮脂分泌を抑制(コントロール)・健全な皮脂膜が形成され、皮脂本来の役割が正常に働くよう調整(コンディショニング)・皮脂由来の肌トラブルを繰り返さない自信(コンフィデンス)の3つ“肌コン”が、皮脂トラブルの根本ケアを行います。必要な皮脂を取り去らないから乾かない「皮脂を抑える」美容液で気になるのは乾燥。だけど、こちらは、皮脂を根こそぎ取り除くのではなく、過剰な皮脂分泌を抑制するだけなので、肌の水分量にマイナスな影響を与えません。だから、乾燥が原因の大人ニキビにも効果あり。また、肌表面に分泌された過剰な皮脂を取り去る必要がないから、肌に必要な皮脂や保湿成分を取ってしまうことや、摩擦によるダメージ等の心配もいりません。通年で使えるジェルローションさらに、皮脂抑制型美容液にありがちなツッパリ感もなし。みずみずしいジェルローションテクスチャーが、毛穴に素早く浸透し、毛穴周りの肌をなめらかに整えてくれ、皮脂ケアをしているとは思えないほど、肌を潤わせてくれます。混合肌や、乾燥からくる皮脂分泌に悩む方でも、季節・環境を問わず使用可能。ライスパワーエキスの11種のNo.「ライスパワーエキス」には、上記の「No.11」、「No.6」のほか、34種、全36種類の、発酵法の組み合わせで生まれた効能や特徴の違うNo.が存在。現在、11種類が実用化されています。あなたの悩みに合わせて、効果的に取り入れて。ライスパワーNo.1『皮膚をすこやかに保つ』ライスパワーNo.2『皮膚を保護し清浄化する』ライスパワーNo.3『汚れを落としながら潤す』ライスパワーNo.6『皮脂分泌の抑制』(医薬部外品有効成分)ライスパワーNo.7『冬の油分を保ち乾燥やカサつきをケアする』ライスパワーNo.10『皮脂バランスを整える』ライスパワーNo.11『皮膚水分保持機能の改善』(医薬部外品有効成分)ライスアワーNo.23『皮膚を保護し透明感を高める』ライスアワーNo.1-D『温浴効果・スキンケア効果』(医薬部外品有効成分)ライスパワーNo.1-E『髪と地肌をすこやか保つ』ライスパワーNo.101『胃の粘膜を整える』ライスパワーNo.103『飲んでうるおう』ライスパワーNo.105『飲んですっきり』これらの「ライスパワー」が含まれた商品は、大手化粧品ブランドからも発売されています。「ライース(R)クリアセラムNo.6」商品概要2018年4月25日(水)発売/30ml5,000円(税抜)有効成分:ライスパワー(R)No.6、グリチルリチン酸ジカリウム効果・効能:皮脂分泌の抑制販売場所:三越内6店舗(日本橋、高松、福岡、松山、名古屋、仙台)/ライスパワーショップなど使用方法:朝晩化粧水のあと、1~2プッシュ程度手のひらに取り、顔全体になじませる。皮脂悩みの気になるところに重ねづけをして。「ライスパワーショップ」で詳しくチェック
2018年02月15日「良い恋をすると女は綺麗になる」と良く言いますよね。これは、恋をすることで分泌される女性ホルモンが関係しているのだとか。では、恋をしていない人は綺麗になれないの?大丈夫!!恋以外でも、ホルモンを分泌する方法はあるのです。恋をしている時ほどモテるのは、恋しているほうが綺麗だからだった!一度恋愛とご無沙汰状態になってしまうと、びっくりするほど新たな恋の気配が見えないのに、なぜか好きな人や恋人ができた途端に他の男性からもお誘いを受けるようになった経験、ありませんか?これこそ実は、恋をすると「女は綺麗になる」ことが要因なのです。良い恋をしている女性は、女性ホルモンが分泌されていることで魅力が増します。それについて、より詳しく解説しましょう。恋をすると分泌される”女性ホルモン”とその効果恋をすることで、「ドーパミン」「エストロゲン」「オキシトシン」「フェニルエチルアミン」という名の女性ホルモンが分泌されると言われています。そしてこれらが分泌されることによって、肌ツヤが良くなったり、髪が綺麗になったり、さらには食欲が抑えられてダイエットにもなるのだそう。つまりこれが、「恋をすることで綺麗になる」理由と言えるでしょう。でもこれって、恋をしていないと分泌されないの?好きな人がいないと綺麗にはなれないの?ご安心下さい!恋以外でも、ホルモンを分泌することは可能です。それに、悪い恋をしているくらいなら恋をしていないほうがずっと自分にとってプラスですよ♪「恋ホルモン」は、”きゅんきゅん”さえすれば出せる!そう。女性ホルモンは、実際に片思いや交際をしなくても”きゅんきゅん”さえすれば出るのです。だから、無理に恋愛をしようとする必要はありません。では、恋愛以外で恋ホルモンを出すにはどんなことを心がけたら良いの?恋愛以外できゅんきゅんする方法1.「カワイイ」動物や赤ちゃんに”きゅんきゅん”動物や赤ちゃんて、見ているだけで癒される、唯一無二の可愛さ。この可愛さは他にはないほどの破壊力を持っていて、女性ホルモンだけでなく母性ホルモンまで大放出の勢いです。女性的なセクシーさのほかに、優しげな母性まで手に入るとは!どこまでも女性の魅力高めてくれること間違いなし!ちなみに、ペットを飼っていない、周り赤ちゃんがいる友人がいない、という方も安心を。可愛らしい動物や赤ちゃんたちの写真を見て”きゅんきゅん”するだけでも良いのです。それにこれらのモチーフのアイテムを集めている女性って、なんだか可愛らしくありません?!笑2.デザイン性の高いコスメに”きゅんきゅん”女の子ですもの。見た目が素敵なコスメは、思わず観賞用と使う用の2つを買い揃えたくなってしまうほどだーい好き。これらは、眺めているだけで”きゅんきゅん”し、女性ホルモンが発生して女の子を綺麗にしてくれます。また、さらにそのコスメを使用してメイクすることで、見た目がもっと可愛くなる。コスメはホルモンとメイクアップ効果のダブルで女の子を魅力的に見せてくれる、素晴らしいアイテムです。ドラマや映画・漫画など空想の世界に”きゅんきゅん”現実世界の男に恋しなければいけないなんて決まりはどこにもなし!ドラマや映画、漫画など空想の世界にときめいたって良いのです!登場人物に自分を重ね合わせてきゅんきゅんするも良し!世界観に浸るも良し!それに、登場する俳優さんに恋をしたって良いのです!また、恋愛系のストーリーに”きゅんきゅん”することは、実際の恋愛にご無沙汰の方が恋愛モードを取り戻すきっかけにもなるので、ぜひ「恋の仕方を忘れてしまった」という方は、積極的に擬似きゅんきゅんを取り入れると良いでしょう。擬似”きゅんきゅん”は、真”きゅんきゅん”への近道恋愛以外で”きゅんきゅ”んして女性ホルモン放出することで、髪とお肌がツルツルに。さらにダイエットまでできてしまったあなたは美しさに磨きがかかり、すでに男性が放って置けないほど魅力的なルックスを手に入れていることでしょう。しかも、「恋愛以外で”きゅんきゅん”」したことによる成果は、ルックスのみに現れるわけではございません。日常的に”きゅんきゅん”しておくことで、「”きゅんきゅん”アンテナ」が敏感に作動するようになります。すると、これまで見逃していたような些細なことにもどんどん心が反応するようになるのです。すると、どんどん女性ホルモンが出やすい状態になり、さらにあなたの綺麗は加速。最終的には、現実の男性に恋・・・。そしてもっと綺麗、間違いなし♪いかがでしたか?好きな人がいなくても、女性ホルモンを分泌することは可能です。だから諦めずに、ホルモンの力を借りてどんどん綺麗になってしましょう!!ホルモンを分泌することで、綺麗になるのみでなく恋まで出来てしまうかも?!
2017年02月18日私たち女性の心と体に、良くも悪くもさまざまな影響を及ぼす女性ホルモン。たっぷり分泌されれば、心身ともに快活な毎日を過ごすことができるものの、分泌量が低下すると心身の不調を感じやすくなります。女性ホルモンの分泌量は30代後半から減少するため、意識的に分泌を促すライフスタイルを心がけたいですね。35歳を過ぎて・・・こんな症状はありませんか?歳を重ねるごとに、このような症状に悩みがちになってはいませんか?・朝の通勤電車内で、立ちくらみやめまいが起こる。・わけもなく周囲にイライラして、あとになって悔やむことがある。・以前と比べて汗をかきやすくなった。・急にどっと疲れやすくなった。たとえばこれらは、女性ホルモンが低下すると起こりうる体の不調です。慢性化すれば、「やる気が起きない」「恋人とうまくいかない」など、仕事や恋愛面にも悪影響を及ぼす可能性があります。早めに対策を始めましょう!【女性ホルモン】暮らしのなかで上手に増やすヒント美肌や美髪など女性のキレイを作る「エストロゲン」と、妊娠への作用が大きい「プロゲステロン」。主にこの2つが女性ホルモンと呼ばれるものです。エストロゲンには、精神の安定を保つ作用や悪玉コレステロールの低下、骨密度の維持といった心身の健康を助けるはたらきもあります。ところが20代半ば~30代前半をピークに、女性ホルモンの分泌は減少していきます。ですから、年齢とともに心身の不調を感じやすくなるのは、ごく自然なことなのです。女性ホルモンは脳から分泌されることもあり、日常の出来事や気持ちの変化に作用されやすく、とてもデリケートなものです。日々の暮らしの中でできる「女性ホルモンUP」のヒントをご紹介しましょう。1日3食きちんと食事をする(なるべく自炊を増やす)その日の疲れは、その日のうちに解消する友人と買い物に出かけたり、恋人とドライブなど、楽しい出来事を増やす感情のコントロールがきかないときには、なるべく無理をしない仕事も恋愛も頑張りすぎず、ほどほどに、そして前向きに加齢による体内の変化には逆らえないけれど、女性ホルモンを増やす生活を心がけることはできるはずですよね!35歳からキラキラしていく女性は、ホルモン美人!毎日を健やかに過ごすためにも、女性ホルモンを味方につけたいものです。よく「良い恋をするとキレイになる」と言いますが、これは恋をすることで女性ホルモンの分泌が促されるためです。逆に分泌量が低下すると、感情のコントロールがきかなくなったり、物事を悲観しがちに。自分の気持ちと向き合い、日常の中にワクワクすることや待ち遠しいプランなどを積極的に盛り込むことで、今よりも充実した毎日が過ごせるはずです。それでも心身の不調が解消されないときには、女性ホルモンにはたらきかけるサプリを試したり、ホルモン治療を前向きに検討してみるのも良いかもしれません。ここのところ「仕事も恋もうまくいかない」と嘆いている人は、ライフスタイルを見直してみませんか?心身のバランスが整えば、物事に対してもっと前向きになれるはずですよ。
2016年10月29日「オキシトシン」というホルモンをご存知ですか?これは誰かを愛したり、優しくしたりすると分泌される物質で、それによって様々な健康効果を生むため「最強の脳内物質」ともいわれています。具体的には、高血圧や動脈硬化、高血糖などの病気を予防改善したり、肩こりや不眠、イライラ、便秘など日々の不調を和らげる効果が期待できるというから驚きです。オキシトシンでなぜこんなに健康になるのか、どうすればオキシトシンが分泌されるのかが分かるのが、『自律神経を整えてストレスをなくす オキシトシン健康法』(高橋徳著、アスコム)。今回は本書の中から、1人でも実践できる「オキシトシンを分泌させる習慣」をご紹介します。■1:お腹が空いたら好きなものを食べるオキシトシンを分泌させるためのポイントは「五感に気持ちのよい刺激を与えること」。そのため、食事は「これが食べたい!」と思うものを食べるのが正解。自分の体が欲しているものを食べてストレスを感じるという人はいないはずです。そして、「お腹が空いたら食べる」ことも大切。逆にお腹が空いていなければ食べなくても構いません。健康な人であれば、食事でストレスになるようなことはやめましょう。■2:アロマを生活に取り入れるアロマセラピーはストレスを軽減し、免疫力をアップさせる効果があります。これはオキシトシンの効果そのもの。自分が心地よいと感じる香りを選んで生活に取り入れてみましょう。アロマディフューザーなどがなくても、コットンを使ったり、熱湯を入れたマグカップの中にアロマオイルを1~2滴垂らすだけで香りを楽しむことができます。■3:腹式呼吸をするオキシトシンの分泌を妨げるのが緊張感や焦燥感、イライラなど心を乱すようなこと。自分がそんな状態にあると思ったときは、ゆっくり深い深呼吸をしてみましょう。息を吸うときに大きくお腹を膨らませ、息を吐くときにはお腹をへこませます。日常的にこのような腹式呼吸を繰り返しているとオキシトシンが出やすい脳内環境になり、心が乱れたときでも短時間で落ち着きを取り戻すことができるでしょう。■4:朝の光を浴びながら散歩するオキシトシンの分泌に欠かせないのが朝の光を浴びること。朝の太陽は体内時計をリセットして1日の始まりを意識させてくれます。「幸せホルモン」として知られるセロトニンも分泌されるので、1日を快適に過ごすことができるはずです。時間があれば30分ほど散歩してみましょう。歩きながら誰かのことを思い浮かべるのもおすすめ。「今日会う⚪︎⚪︎さんとはどんな話をしようかな」とか、「家族がいつも元気でいてくれてありがたい」などと考えていると心が満たされ、オキシトシンがどんどん分泌されるのです。■5:ふくらはぎをマッサージする手や足、背中などを両手でゆっくりなでるようにマッサージする「タッチケア」は血圧を下げたり、不安やストレスを和らげる効果があります。これはマッサージによって脳内にオキシトシンが分泌されるためだと考えられています。1人でできるマッサージとしては、ふくらはぎのマッサージがおすすめ。ふくらはぎには多くの神経があるため、脳の刺激につながるのです。床に座ってふくらはぎの内側を上に向けたら、両手の親指を使って内くるぶしから膝に向かって骨の際をゆっくり押していきます。これをふくらはぎの中央、外側も同様に両足2~3回繰り返して行ってください。マッサージが終わる頃にはオキシトシンが分泌されてリラックスできるでしょう。■6:素敵な風景の写真をシェアする散歩の途中できれいな虹に遭遇したときや、旅先で感動的な絶景に出会ったときなど、心地よい視覚からの刺激があるとオキシトシンは分泌されます。さらにそれをSNSなどでシェアして、誰かに「いいね!」と言われたり、感謝されることでさらにオキシトシンが分泌されます。■7:断捨離はやりすぎないミニマムライフが流行していますが、無理をしてモノを捨てるのはおすすめできません。そのモノ自体に価値はなくなっても、それを見ることで懐かしい気持ちになったり、誰かを思い出して心が安らぐとオキシトシンが分泌されるからです。大切なのは自分にとってその空間が気持ちいいと感じるかどうか。愛着のあるものがそばにあるといつでも誰かのことを考えることになり、心をリラックスさせてくれるでしょう。*簡単なものばかりなので、すぐに取り入れられるのではないでしょうか。また、本書には他の人とのふれあいの中でオキシトシンを分泌させる方法も紹介されています。ぜひ恋人や夫婦、家族でも実践してみてください。(文/平野鞠) 【参考】※高橋徳(2016)『自律神経を整えてストレスをなくす オキシトシン健康法』アスコム
2016年08月09日明治はこのほど、はっ酵乳(ヨーグルト)とオリゴ糖の摂取が、胃酸分泌低下によって生じる骨強度の低下を予防することを動物試験で確認したことを明らかにした。同試験は、高齢者に多く認められる胃酸分泌の低下が骨強度に及ぼす影響と、はっ酵乳とオリゴ糖の摂取が骨強度に及ぼす影響について検討したもの。試験には、高齢者の胃酸低下状態を模倣するために、胃酸分泌抑制剤を投与したラットを使用。通常食を摂取した場合と、はっ酵乳・オリゴ糖を摂取した場合の骨の強度を比較した。その結果、通常食を摂取したラットは、曲げやねじりの力に対する変形しにくさの度合いを示す骨強度の低下が見られた。しかし、はっ酵乳とオリゴ糖を摂取した際には、この影響が抑制されることが確認できたという。同研究から、胃酸分泌が低下すると骨強度が低下することと、はっ酵乳とオリゴ糖を摂取するとその悪影響を予防できることが明らかになった。同社ではこの研究結果を、5月14日~18日に神奈川県横浜市で開催された「第12回アジア栄養学会議」(会場:パシフィコ横浜)で発表している。
2015年05月20日国立がん研究センターは4月2日、乳がんの脳転移にがん細胞から分泌される微小な小胞エクソームが関わっていると発表した。同成果は分子細胞治療研究分野の富永直臣 研修生、落合孝広 分野長の研究グループによるもので、4月1日付けの米科学誌「Nature Communications」電子版に掲載された。乳がんは比較的予後の良いがんとして知られる一方、治療後、長期間を経て脳転移が認められることがある。脳への転移は予後に大きな影響を及ぼしQOLを著しく低下させるが、そのメカニズムについてはわかっていなかった。同研究では、がん細胞が分泌する直径約100nmの顆粒(エクソーム)が、脳血管で物質透過を制限しているBBBという生体バリア構造を破壊していることを突き止めた。エクソームに含まれるmiR-181cというマイクロRNAがBBBの構造を変化させた結果、バリア機能が失われ、がん細胞が容易にBBBを通過し、脳転移を引き起こしていると考えられるという。がんの脳転移メカニズムを明らかにした今回の成果は今後、早期発見および新規治療法の開発への応用が期待される。
2015年04月02日睡眠の質は、眠りホルモンであるメラトニンの分泌量によって左右されます。でも、周囲が明るいとメラトニンがうまく分泌されず、ぐっすり眠ることができません。質の良い睡眠を確保するためには、照明の明るさだけでなく、色にも注意すると良いようです。メラトニンの分泌量は光に左右されるLED電球が一般家庭に普及し、部屋につける照明の選択肢は増えました。オシャレな寝室を演出したいという人もいると思いますが、眠りの質を左右するので、慎重に選ばなければなりません。本来、人間は眠るときに脳内で大量にメラトニンを分泌し、起きると分泌は抑制されます。でも、寝る直前まで周囲が明るいと、正しい働きができなくなってしまいます。その結果、眠りの質が下がってしまうのです。実は、メラトニンの分泌は、照明の明るさだけではなく、色にも影響されているのではないかと考えられ、研究が進められています。ぐっすり眠るには、寝室の照明を選ぶときにメラトニンの分泌を邪魔しない色にする必要があるのです。リラックス効果が期待できる照明の色が判明仙台医療センターの実験によると、メラトニンの分泌を邪魔しない照明の色はオレンジ色のようだという結果が出ました。オレンジ色は光の波長が長く、リラックス効果が期待できるそうです。色彩心理学では、オレンジ色のような暖色系は気持ちを盛り上げる作用があると考えられています。そこで、心を落ち着ける効果が期待できる、青色を取り入れようと思う人もいるかもしれません。でも、青色の光は瞳孔を収縮させるので、人にまぶしいと感じさせる効果があると言います。身体が睡眠モードに入るのを邪魔してしまうので、まぶしい照明を寝室に置くのは控えましょう。オレンジ色の光で快眠しようアナタの寝室の照明は何色ですか?もし、ぐっすり眠りたいのであれば、照明の明るさだけでなく、色にも注意するとよいでしょう。オレンジ色の照明は、脳に対する刺激が低め。柔らかい明かりがメラトニンの分泌を促してくれます。間接照明やダウンライトを使えば、脳が自然と眠りに入っていけるはずです。食事が済んだら、できるだけオレンジ色の光がある部屋で過ごすといいかもしれません。オシャレな照明器具もたくさん登場しているので、インテリア気分で選ぶのもおすすめ。オレンジ色の照明を取り入れて、ぐっすり眠りましょう。Photo by Lulu Lovering
2015年02月12日睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンは、海外では健康食品もあるほどですが、実は身近な食品からも摂取できるって知ってましたか?また、実は朝の散歩もメラトニンの分泌を促すそうです。今回は、聖マリアンナ医科大学麻酔学教室講師・内田和秀先生のお話を紹介します!カイワレダイコンなど野菜類に多くのメラトニンが!メラトニンの健康食品は、安全で自然な睡眠が得られることで、米国でブームになりました。しかし、中毒患者が新聞報道されるなど、安全性が疑問視されています。そこで、錠剤の服用に不安を感じる人におすすめしたいのが、食品からメラトニンをとる方法です。メラトニンを多く含むのはカイワレダイコンやシュンギク、アシタバなどの野菜だといいます。とはいえ、メラトニンを多く含む食品も、錠剤と比較するとメラトニン含有量はきわめて微量で、多量に食べたとしても効果はなかなか期待できません。メラトニンの前駆体、トリプトファンを含む食品ならたくさんあり!そこで、メラトニンを食べなくても代用できる方法があります。それは、メラトニン生合成の前駆物質、すなわち私たちの体内で、日常メラトニンがつくられるときの「材料」であるトリプトファンを食品から摂取する方法です。メラトニンに比べて多量に食品に含まれています。しかも、トリプトファンを摂取することにより、体内のメラトニン量が増加することが、実験で証明されているそうです。トリプトファンとは、必須アミノ酸の1つ。トリプトファンを比較的多く含む食品には、ふ、クルミ、ゴマ、落花生、ゆば、カジキ、カツオ、カツオ節、サンマ、タラコ、ブリ、トリレバー、チーズ、ノリ、ココアなどがあります。これらも、普段の食生活に取り入れることはそんなに難しくなさそうです。快眠のためにバランスの良い食生活を心がけましょう。午前中の散歩は夜間のメラトニン分泌を促す食品以外で快眠に有効な方法が、午前中の散歩です。午前中の散歩は、体内のメラトニン分泌に影響を及ぼします。なぜなら、午前中に散歩して太陽にあたると、目の網膜から神経連絡された信号が、メラトニンの合成器官である脳の「松果体」に運ばれ、メラトニン合成を強く抑制するからです。これにより、日中のメラトニン分泌が低下し、夜間のメラトニン分泌が上昇します。一部のホテルなどで時差ボケ対策として用いられている光療法は、この原理に基づくものです。なお、夜間、入眠直前まで強い光にあたるのは、メラトニンの分泌を低下させる原因になりますから、寝室は暗くしておくのが良いでしょう。散歩の効用は、メラトニン分泌の抑制のみならず、適度な運動の確保と食欲増進にも貢献し、しかも気分転換といった精神的効果も期待できるので、ぜひ日常生活に取り入れましょう。Photo by Francisco Osorio
2014年11月08日ポーラは、女性がファーストネームで呼ばれると、“美のホルモン”と呼ばれるオキシトシンの分泌量が増加するという実験結果をこのほど公表した。同実験は、新商品「RED B.A」を発売する同社が19人の女性を対象に行ったもの。同社では、結婚、出産などのライフステージに応じて「お母さん」や「ママ」などの呼び方が変化することに注目。ファーストネームで呼びかけられるよりも役割で呼ばれることにより、女性が感じるストレスや美しさの本能が奪われるのではないかという仮説に基づき、体内の2つのホルモンの変化を、ふだんファーストネームで呼ばれていない母親を対象に調べた。その結果、ファーストネームで呼ばれた時の被験者女性たちの体内中のオキシトシンの量は平均15.9%増加。また、唾液中に含まれる“ストレスホルモン”と呼ばれるコルチゾールの濃度はファーストネームで呼びかけ後に平均13%減少する傾向がみられた。この実験結果から、自分の名前で呼ばれるという小さなアクションにより、女性に宿る“美しさ”の本能に変化が起こると結論づけている。なお、今回の実験結果を公開している「RED B.A」のWebページでは、実際にファーストネームで呼ばれた女性たちの様子を紹介した動画を掲載。自分の名前で呼ばれるというちょっとしたアクションにより、自身に宿る美しさの本能が目覚める女性たちの生き生きとした様子が紹介されている。
2014年10月06日京都大学は1月30日、すい臓の「ランゲルハンス島(すい島)」において、血糖値を下げる効果のある唯一のホルモンである「インスリン」分泌における重要因子である細胞内ATP(アデノシン三リン酸)濃度と、カルシウムイオン濃度の動態を同時に可視化することに成功し、インスリンを分泌する細胞は血糖値(血中ブドウ糖濃度)の変化に伴った細胞内ATP濃度の変化を鋭敏に感知することにより、インスリン分泌を制御していることSを明らかにしたと発表した。成果は、京大 白眉センターの今村博臣特定准教授、同・大学院 生命科学研究科の垣塚彰 教授、同・大学院 医学研究科の稲垣暢也 教授らの共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、1月24日付けで米生化学・分子生物学会の学術誌「The Journal of Biological Chemistry」に掲載された。食事後に血糖値が上がると、ランゲルハンス島の大部分を占めるβ細胞がそれを感知してインスリンを分泌し、肝臓や筋肉などに作用し、これらの組織において血中のグルコースの取り込みを促進し、結果として血糖値を下げる。β細胞からのインスリン分泌がうまく行かなくなると糖尿病となるため、インスリン分泌の仕組みを理解することは糖尿病の予防や治療を考える上でとても重要だ。これまでの研究によって、ブドウ糖が細胞内で分解された時に作られるATPがインスリン分泌の直接の引き金である細胞内カルシウムイオン濃度を制御する重要因子であると予想されていた。しかし、実際にATP濃度がβ細胞内でどのように変化するのか、そしてカルシウムイオン濃度の複雑なパターンの形成に関与しているかは不明だったのである。今村特定准教授らは、以前に開発していたATP濃度に応答して蛍光色が変化するバイオセンサをマウスより単離したすい島の細胞内に導入して蛍光顕微鏡でイメージングすることにより、生きたすい島細胞内のATP濃度の変化をリアルタイムに追跡する方法を確立した。また、同じ細胞に蛍光のカルシウム指示薬を導入することによって、インスリン分泌の直接の引き金である、すい島細胞内カルシウムイオン濃度も同時に測定。この測定系を用いて、さまざまな条件ですい島細胞内のATP濃度とカルシウムイオン濃度が変化する様子が調べられた。その結果、ブドウ糖濃度が上昇することによって急速に細胞内ATP濃度の上昇が引き起こされることが実際に確かめられ、このATP濃度の上昇が初期のカルシウムイオンの濃度上昇に必要かつ十分であることも実験的に示されたのである。一方で、ブドウ糖刺激後しばらくしてから生じるカルシウムイオン濃度の振動期においては、ATP濃度の明瞭な振動は起こらず、ATPが高い濃度で保たれていることがカルシウム振動の維持に必要であることを示す新たな知見が得られたという。糖尿病になることで、すい島細胞内におけるATPとカルシウムイオンの動態がどのように変化するかを詳細に調べることによって、糖尿病が発症する仕組みの解明や新たな治療戦略につながると期待されるとした。
2014年02月06日肌年齢に大きく影響するといわれているエストロゲン。エストロゲンにはお肌の水分保持や、ハリ&弾力に必須なコラーゲンを増やす等の働きがあります。また、お肌の新陳代謝を活発にし、アンチエイジングにも効果的なのが成長ホルモン。これらの美肌の鍵を握るホルモンの分泌を促すためには、実は睡眠がとても大切なのです。女性ホルモンのエストロゲンは卵巣から分泌されますが、不規則な生活や睡眠不足は卵巣機能に悪影響を与え、エストロゲンの分泌を低下させてしまう場合も。自律神経やホルモンバランスの乱れもエストロゲン分泌に悪影響を及ぼす原因になるので、ストレスの少ない規則正しい生活と十分な睡眠を心がけることが大切です。成長ホルモンは睡眠中に分泌されて肌の修復作業をサポートしますが、眠りが浅いと成長ホルモンの分泌が妨げられてしまいます。成長ホルモンの分泌は睡眠直後の3時間が最も盛んなときなので、その時間帯の睡眠の質を高めるのが美肌キープのためには重要。また、成長ホルモンは体内時計の影響が強いと言われていて、寝る時間が不規則だと成長ホルモンがスムーズに分泌されなくなることも。睡眠時間だけでなく、規則正しい生活も心がけたいところ。特にお肌のゴールデンタイムと呼ばれる夜の10時~午前2時に熟睡していると美肌効果が高いので、遅くても夜の11時までにはベッドに入る習慣をつけましょう。私も仕事柄、深夜まで仕事を続けたり徹夜をしたりもしょっちゅうでしたが、最近はなるべく11時頃までには就寝し、朝早く起きて仕事をするなど朝型の生活に変えてから、お肌の調子がグッとよくなりました! 一番わかりやすい変化としては、お風呂から出た後のまだ何もつけていない状態のお肌が、ツヤツヤと光るようになってきたんです。20代前半くらいまではお風呂上がりにお肌がツヤッと光ることはありましたが、20代後半を過ぎたあたりからは激減。年齢のせいと諦めていましたが、実は不規則な生活や睡眠時間が深夜になってしまっていることが影響していたのかもしれません。規則正しい生活を送りお肌のゴールデンタイムには熟睡。良質な睡眠を心がけることで美肌系のホルモン分泌を促して、内側から輝くようなキレイな肌を手に入れてくださいね。
2013年12月08日一生でスプーン1杯分しか分泌されないのに、女性ホルモンが心と体に及ぼすパワーは絶大。ちょっとバランスが乱れただけで、私たちはすぐに不調を引き起こします。特に最近は、美をつかさどるエスちゃん(エストロゲン)が脚光を浴び、テレビや雑誌でも話題に上ることが増えました。でも、実はエスちゃん(エストロゲン)には、肌や髪の調子をアップし、アンチエイジングを後押ししてくれるうれしい作用がある一方、乳がんや子宮体がんといった怖い病気になるリスクを上げる側面もあるのです。過剰なエスちゃん(エストロゲン)増加は、大切な健康を損なう危険性があるということもちゃんと理解して。妊娠どころか結婚もしていないし、果ては彼氏さえいないというアラサー女子にとっては、受精卵が子宮内膜に着床しやすいようにせっせと準備を進めるプロちゃん(プロゲステロン)は、あまりありがたくない存在かも。生理前になると体がむくみやすくなったり、体重が増えたり、乳房がはったりするのは、すべてプロちゃん(プロゲステロン)の仕業なのですから。でも、このプロちゃん(プロゲステロン)こそが、エスちゃん(エストロゲン)のマイナス作用を和らげてくれる大切な調整役。つまり、この2つのホルモンは体の状態に合った絶妙なバランスを保たなくてはダメ。単に量を増やしても意味がないのです。とはいえ現代社会では、特に分泌量を増やそうと努めなくても、自然とエスちゃん(エストロゲン)優位な状況に陥りやすくなっています。厚生労働省のデータによると、第1子出生児の母の平均年齢は2011年には30.1歳となり、ついに30代に突入。高齢出産が進むということは、若い女性がなかなか妊娠しないということです。妊娠中はプロちゃんが大活躍するのですが、プロちゃん(プロゲステロン)の出番がどんどん減っているのが現代なのです。【連載】 ・女性ホルモンのバランスを整えて、身体の不調やイライラを改善 ・女性ホルモンを脅かす、アラサー女子の大敵とは? ・私たちの卵子も「老化」するって本当?! 協力:ホルモンを整えて潤い美女になる! 1日1ケアメンテBOOK監修:関口由紀 ・ホルモンを整えて潤い美女になる! 1日1ケアメンテBOOK ・女性向けコミック満載!無料WEBマガジン<コミックエッセイ劇場>
2013年08月10日