そろそろ合格発表のシーズンですが、受験生の皆さん、お疲れさまでした。「受験」は人生の中でもかなりの試練ではないでしょうか。この試練は大学受験を志す人に等しく訪れるものです。しかし、世代によって試練の「課され方」に違いがあります。「共通一次」だった人、「センター試験」だった人、また古くは「一期校・二期校」だった人……。文部省が定めてきたこれら「受験システム」について紹介します。■1947年の「教育基本法」からスタート!そもそもの始まりは1947年(昭和22年)に「教育基本法」が制定されたことです。これによって、戦前からあった高等教育機関、例えば「旧制高校」「師範学校」などの統合・改編が起こります。そして4年制の「新制大学」ができます。1949年(昭和24年)には文部省は新生・新制国立大学69校を定めました。ここからが今につながる「大学受験システム」の始まりです。これら新しい国立大学ができたのが5月だったため、仕方がないので初年度の受験は6月に行われました。当時の受験生は大慌てだったでしょう。■1949年開始! 一期校、二期校の時代さて、このできたてホヤホヤの国立大学は「一期校」と「二期校」というグループに分けられていました。一期校に属する大学の試験に落ちても、二期校に属する大学で受かればいいわけで、国立大学に合格するチャンスが二度あったのです。一期校の試験が3月上旬に行われ、その合格発表後に二期校の試験が実施されるというシステムでした(公立大学は独自日程で3月に入学試験を実施)。ちなみに初年度は、前述のとおり新・国立大学ができたのが5月でしたので、一期校の試験が6月上旬、二期校の試験が6月中旬というドタバタでした。この「一期校、二期校システム」は1949年(昭和24年)から1978年(昭和53年)まで、30年間続きました。■一期校、二期校システムの反省! 難問・奇問!?30年間続いた「一期校、二期校システム」ですが、これについてはいろんな批判が起こりました。「一期校、二期校の分け方がよくない」「二期校に志願していた受験生の入学辞退者が多い」などの意見です。ちなみに「東京大学」「京都大学」「大阪大学」「一橋大学」などは一期校でした。また、試験問題にも問題があったようです。文部省の資料によれば「各大学が独自に入試を行っていたこともあって、学力検査において、高等学校教育の程度や範囲を超えたいわゆる難問・奇問の出題が少なくなかった」としています。どんな問題が出たのでしょうね(笑)。■1979年「共通第一次学力試験」開始!というわけで――入学者選抜のため国公立大学の志願者には共通のテストを課そうということになり、1979年、昭和54年度から「共通第一次学力試験」が開始されました。いわゆる「共通一次」というものですね。国公立大学を志願する受験生は全員このテストを受けないといけませんでした。●1979年(昭和54年)-1986年(昭和61年)国語、数学、理科2科目、社会2科目、外国語:5教科7科目(理科2科目、社会2科目は選択制)1,000点満点受験生は自分の試験結果に基づいて、国公立大学を1校選択して、その大学の実施する二次試験を受験するというシステムでした。つまり、この時期は一発勝負だったわけです。●1987年(昭和62年)-1989年(平成元年)国語、数学、理科、社会、外国語:5教科5科目800点満点受験生は自分の試験結果に基づいて、グループ分けされた国公立大学のうち複数の大学に志願することができました。■1990年「大学入試センター試験」開始!次に実施されるようになったのが、現在も続いている「大学入学者選抜大学入試センター試験」、いわゆる「センター試験」です。1985年(昭和60年)、臨時教育審議会で新しいテストを創ることが提唱されました。これは、「偏差値重視」による受験戦争の過熱に対応しようというものでした。人間を多面的に評価して、入学者を選抜するために、「各大学がテスト結果を自由に利用できるように」と文部省は説明しています。この理念の下、1990年(平成2年)から実施されています。この最初の年には、すべての国公立大学のほか、私立大学でも16大学19学部が参加しました。受験者数は約43万人だったそうです。試験教科は現在では以下のようになっています。●国語、数学、外国語、理科、地理歴史、公民各大学で「この教科、この科目を受験してね」と指定できるので、志願者は自分の受験する大学によってどの試験を受けるかを決めます。多くの国公立大学の場合、5教科7科目、あるいは6教科7科目で950点満点が多いようです。平成25年度の大学入試センター試験の受験者は573,344人。対前年度で17,807人増です。*……大学入試センターの「平成25年度大学入試センター試験の志願者数(確定)について」によります。受験システムの変遷、いかがだったでしょうか。あなたはどのシステムで大学受験をしましたか?(高橋モータース@dcp)⇒文部省の「学制百二十年史編集委員会」の共通第一次学力試験の項目⇒文部省の「学制百二十年史編集委員会」の大学入試センター試験への移行⇒大学入試センターの「平成25年度大学入試センター試験の志願者数(確定)について」※文部科学省は当時の文部省の呼び名で統一しています。
2013年03月08日肌の「うるおい」と、「やさしさ」を追求した洗顔料「ユニリーバ、ジャパン」の「Dove(ダヴ)」が、「ダヴ、メイクも落とせる、泡洗顔料」を2月25日から、新発売する。一度に「洗顔」と「クレンジング」、さらに「うるおい」の3つの役割を果たしてくれる、とても便利な洗顔料である。容器は、白とブルーのシンプルなデザインで、プッシュ式の便利な構造となっている。(プレスリリースより)「3つ」の役割を満たす成分「メイクを落とす」、次に「顔を洗う」、そして仕上げに「うるおいを与える化粧水」の3つのことが、一度にできるための成分について、まず、落としたい肌の汚れやメイクなども、どんどん吸い付かせる「泡」が、とても強い洗浄力を発揮する。次に、「アミノ酸」をもとにした、洗浄成分を調合することで、肌の皮脂を丁寧に取り除き、まろやかに洗い上げる。さらに、従来の製品の「1本で、クレンジングと洗顔ができる」成分に加えて、製品中、ダヴ特有の「うるおい化粧水」を3分の1の割合で調合している。これによって、洗顔した後も、保湿成分が、角質層に停留することによって、みずみずしい、「うるおい」肌を作り上げてくれる。1本で、3つのことが可能になった、とっても便利な「Dove(ダヴ)」の「ダヴ、メイクも落とせる、泡洗顔料」を使えば、忙しい時間の「心強い味方」となってくれるであろう。元の記事を読む
2013年02月07日トライオンはこのほど、iPhone/iPad向けの小学校お受験勉強準備アプリ「お受験パパずかん2014年度」を、AppStoreで提供開始した。同アプリは、国立・私立小学校の過去問題や小学校受験対策問題集などから、出題問題のパターン、果物・動物・野菜・植物・生物・生活場面・物語など出題素材の傾向を分析のうえ制作したお受験準備アプリ。すでに「かぞえるドリル」「えらぶドリル」「おはなしドリル」が提供されており、同作はシリーズ第4弾となる。収録されている種類ごとに15冊の図鑑が用意されており、1つめの「やさいずかん」は、アプリ本体に同梱され無料で提供。その他有料提供される図鑑を追加して使用できる。有料図鑑は「くだものずかん」「しょくぶつずかん」「どうぶつずかん」「みずにすむいきものずかん」「とりずかん」「むしずかん」「がっきずかん」「のりものずかん」「どうぐずかん」「かていずかん」「ようふくずかん」「きせつずかん」「てんきずかん」「どうわずかん」の14種類を用意した。アプリ対応機種はiPad、iPhone(3GS以降)、iPod touch。ダウンロードは「AppStore」で行え、有料図鑑は85円、170円、350円(図鑑により異なる)。一括購入の場合は30%引きの2,200円となる。詳細は「トライオン公式ページ」で確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日2012年11月18日の日曜日、第175回 TOEIC試験を受験してきた。どうして、TOEICを受けようかと思ったのは、このコラムのネタでもある。連載第6回で申し込んでいた。しかし、試験をいざ受けるとなると真剣にならざるをえない!試験当日は、もう、とてつもなく過酷な2時間だった!何が一番過酷かといえば、休憩なしの2時間の無音状態での試験だ。これは、いくら普段の勉強でも、音楽を聴きながら、リラックスした状況で、コーヒー片手にネットを見ながら、優雅にやっていてはダメなんだと痛感した。試験のテストは、2時間、インターネットなし!音楽なし!トイレなし!休憩なし!の状況だ。当然、その静寂な中での集中トレーニングを積んでおくことの重要さが、今回受験をしてみて、一番よくわかった。考えてみると、会議で2時間なんて普通にあるが、黙々と一言も喋らず、試験をこなすという2時間は体験していない。ボクの場合は2時間黙っているということは苦行に等しい。2時間の試験は、2時間、泳いだり、2時間走り続けるのと同じで、普段から2時間を黙々と試験をこなす耐性を自分の体の中に創っておかなければならないと痛感した。ヒアリングや試験よりも、まずはこの2時間のテストに耐えられるかどうかだった。●受験票にしっかりと目を通そう!TOEICの試験を申し込むと、試験前の2週間ほど前に受験票が送られてくる。ようやくあと試験まで2週間しかないと身がその瞬間だけは引き締まるが、あれよあれよという間に試験前夜となってしまう。マークシート方式だから当然だが、鉛筆と消しゴムしか使用できない。社会人になってからは、鉛筆や消しゴムはほとんど使う必要がない。どこかにあるだろうと思ったが、結局、当日にコンビニで購入することになった…。また、写真と身分証明書(免許や保険)も必須だ。これは、なりすましで受けて高得点を取ってくれるバイトがいたからだ(笑)ボクの受けた教室でも約100名ほどいたが、2名ほど、本人確認で手こずっている人がいた。●試験会場には早めに到着しよう!試験開始は13時より。説明が12:30から開始。受付は11:30より12:30まで。試験会場をiPhoneアプリを頼りに行ったけど、最後の最後でうまく検索できない。11:45分頃到着。試験番号によって貸しホールの階が違う。あわてて試験番号を見直す。飛行機などの場合は、搭乗時間ギリギリの方が待たずに乗れるので、好きだが、TOEICの場合は、早めに行って余裕を持っておくことが大事だと思った。しかし、朝から何も食べずに15時まではきびしいので、試験会場で、シャーペンと一緒に購入してきたパンを食べていたら、怒られてしまった。食事は外で済ましておこう!年に9回行う試験だから、当然会場は貸しホールみたいな場所だから、その会場によってレギュレーションは違ってくる。満腹にしていくと、満腹中枢を刺激し眠たくなる。かといって空腹すぎるのもストレスが貯まる。ボクは、常にお腹の調子があまり良くないタイプなので、受付は早めにいって、自分の座席にとりあえずの荷物を確保し、貴重品を持って、全ての用を足しておくことをオススメしたい。会場に早く到着してから、最後の最後まで勉強するのもありだ。会場の雰囲気に慣れておくのは余裕につながるはずだ。受付は12:00くらいが一番のピークとなった。年齢層は、受験時期にもよると思うが、大学生から社会人30歳くらいまで、男女同数くらいな感じだ。日曜日なのでスーツを来ていないと、最近の社会人と大学生はまったく見分けがつかない。おそらく、ボクが最年長なのは確定(笑)●TOEIC試験の説明12:30になった…時間ピッタリに始まる!TOEICの試験でユニークだと思ったのが、解説はほとんど音声テープ(ディスク?)での解説。全国どこでも同じ条件にするからだろう。当然、ヒアリングテストがあるので、会場のスピーカーの音質なども重要だ。会場は静寂で、音声は非常にクリアだ。そういった意味ではTOEICの会場は、どの場所からもクリアに聞こえるという条件で選んでいるんだろう。会場側にとってもTOEICテストに採用されているホールだとすると付加価値が増しそうだ。TOEICもそのホールをTOEIC使用会場として、認定することをすれば双方にいい関係性が生まれるのではないだろうか?ボクが受けた場所などは、日曜日にはよく右翼の街宣車がまわっているので、その巡回がないように願った。それはそれで、TOEIC側がどんな対応をするのかが見たい気もしたがその日は静寂すぎるほど静寂だった。試験説明で、一番、気になったのが、携帯電話の音声やバイブレーションの注意だ。すべて一度、机の上に置きスイッチ類がオフになっていることを確認する。しかも、音声やバイブを鳴らせた受験者は、すぐにその場で退場となるそうだ。ひえ~!これは、思わず、電子機器類がいつも鳴っているボクとしては恐怖だった。パソコンの電源も落とし、タブレット端末も落とし、もちろんiPhoneの電源も落とし、他のストップウォッチやキッチンタイマーなど、時計もアラームが制止していることを再度確認。……それでも、まだ何か鳴りそうだ。受験生なら当たり前のことだが、会議でも携帯のバイブくらいならば、ちょうどまとめる時間あたりで、そろそろ結論をという意味で鳴らすようにしているのが日常だから、バイブやアラートが絶対に鳴らない設定するのが意外にストレスフルだった。それを考えても、早めの到着は実に正解だ。二番目に気になったのが、答案用紙も回収するという…。それは、持ち帰って出題問題集作られる権利関係もあるからだろう。しかし、その注意の中に、問題用紙にメモ書きなども一切禁止ということだ。ヒアリングの時に消去法で問題に可能性のない解答に×を入れることもできないという…。これは、やばい!何気なく、普段のようになんでもメモるクセがあるのはこういう時に活かされない。●名前もすべてマークシートで記入するとは!センター試験世代には当たり前なのかもしれないが、解答用紙の表面はすべてマークシートで記載することばかりだ。これは説明書を読んで初めて思った。念のためにコンビニで買ったシャーペンの芯は予備に一針しかない。しかも、シャーペンのお尻についているオマケの消しゴムは消しにくい…。消しゴムはちゃんと買っておくべきだった!すべて記載したつもりだったが、名前までTOSHIAKI KANDA を26文字の中から一文字づつ鉛筆で塗りつぶしていかなくてはならない…。どうして人間がこんな理不尽なことを何十年もやっているんだろうと思う。twitterアカウントやfacebookアカウントでもOKにしてほしいものだ。受験番号までも、マークシートで塗りつぶす作業をする。表面をマークシートで塗りつぶすだけで、かなりの神経をすりつぶしてしまった。●いよいよ、TOEIC試験問題が配布される!12:46説明会が終わった。前のホワイトボードに試験終了時刻「15:01」と書かれた。つまり、13:01から始まり15:01までぶっ通しの120分一本勝負の始まりだ。マークシートで塗りつぶした表面から裏面に変え、すべての参考書類、時計とシャーペン1本のみを残して、受験票の半券を回収され、答案用紙が配布される。ふくろ綴じのエロ本のようだ。しかも、日本語はどこにもない様子だ。スピーカーから今から試験開始ですとアナウンスされた。一斉に、エロ本のふくろ綴じを開ける音がした(笑)TOEICTESTのはPart 1~Part 7まである。リスニングはPart 1~Part4までで45分、リーディングは、Part 5~Part 7までで75分だ。その間に休憩がない120分だったとは…。※リスニングセクション Part 1は、写真描写問題10問 Part 2は、応答問題30問 Part 3は、会話問題30問 Part 4は、説明文問題30問 ※リーディングセクション Part 5は、短文穴埋め問題40問 Part 6は、長文穴埋め問題12問 Part 7は、読解問題48問 解説書ではよく掲載されていたが、問題のアナウンスは一回限りということ、問題にメモすら取れないということ。これは実際に試験を受けてみてはじめてわかった。もっとウェブで調べておくべきだった!●Part 1写真描写問題10問最初は白黒の写真がでているPART 1の絵解き問題。PART 1の10問は、楽しい、これなら楽勝!と思えた。想定外は音声の問題は一度きりしか読まれないことだった。ポッドキャストなどの問題では、丁寧に2度読んでくれて、日本語などのレッスンもあるのだが、TOEICのテストは国際テストなので、最初の問題からすべて英語なのだ。あっという間の10問。これは、回答文を見るとある程度想像がついた。よし、この調子でいくぞ!と思ったが…●Part 2 応答問題30問いよいよ、応答問題だ。ヒアリングしながら、質問文を横目で見ながら、応答文を選ぶ。ヒアリングには自信があったつもりだが、アメリカ英語とはアクセントが少し違うかも…しかもかなりスピードもある。質問文が気になる、解答文も目に入ってくるので気になり、ヒアリングに集中できない。最初は、なんとなく追跡できるが、いやこっちかなと迷いだすとヤバい!シャーペンのお尻の消しゴムで消し始めると、なかなか消えない……。さらに、次の問題のヒアリングが聞こえてくる。やばい。次の質問に追いつかなくなる……。消しゴムは必須だ!当たり前だが……。気分を取り直して、ヒアリングの時は目をつぶって、集中!集中!集中!と唱える。それで目を開けて質問のところを指でなぞりながら、直感でマークして追いつく。マークシートと問題番号がズレていないのかも要チェックだ。あっという間に30問終了。こりゃあ、テンションが終わりまで続くかどうか不安になる。●Part3 会話問題30問Part2よりも、会話なシーンのヒアリングなのでイメージしやすい。知らない単語もでてくるが…いや、知っていても発音される単語と一致していない可能性が高い。もう一度聞ければなぁと思うが、一度だけだ。こんなに人の会話に聞き耳を立てるのは生まれてはじめてだ。それだけでもTOEICが英語力の指標となっているのがわかる。このヒアリング問題を受験テクニックで丸暗記することはできないだろう。4つの選択肢があり、その中から選ぶ。もう、この時点で集中力が途絶えてきている。●Part 4説明文問題30問リスニングセクションの45分はまさに地獄の集中力だ。最後のパートだと思えば、ちょっと安堵の気持ちが……。いやいや、気は全く抜けない。このペースでは、ほとんど考えている暇はない。リスニングセクションで感じた事は、すべてテストは天の声に集中することだ。視点は解答用紙なのか、会場のスピーカーなのか、マークシートなのか、色々と想像する。会場を見渡せないが、目の前にいる人たちは黙々と机に視点を落としている。スピーカーを見つめているのはボクだけのようだ。人の話を聞く時に、その方向へ見ていない練習も今後は必要だ。●Part 5 短文穴埋め問題40問さぁ!いよいよリーディングセクションの開始だ。まったく休憩が入らないのがここまで大変だったとは。ここからはヒアリングと違って自分のタイミングで進行できるので、少し安心したい気分だ。しかし、リーディングだけでも、100問ある。最初にざっと試験の物量を確かめてみる。後半のPart 7はeメールのお返事やら招待状やらの、イラストつきでどうやら楽しそうだ。まずは、Part 5の穴埋め問題。ここは文法力が多いにチェックされる。参考にしたのは、小石裕子さんの「新TOEICテスト中学英文法で600点!」と、福田一さんの「中学3年間の英語を10時間で復習する本」もっとしっかり読み込んでおけばなぁ…と後悔先にたたず、文章を読み直し、消去法で考えていくがあまりにも単調でありながらも、頭が回らないので、最後に攻略するとして、次のPart 6へ。リーディングは75分間を自分で好きなように使い方をデザインできるし!●Part 6 長文穴埋め問題12問このPartは、先程のPart 5の一発問題と違って、全体の文脈から判断することができるPartだ。しかし、読解するのには時間がかかる。長文とわからない単語との間に、色々と穴が埋まっている。なんとなくの直感で判断しながら問題を勧めていった。Part 5の文法よりも、全体で何が語られているのかが理解できることが重要だ。●Part 7は、読解問題48問いよいよ、最後のPart 7の読解問題。海外とのやり取りでは、一番よくやり取りをする事例だ。ウェブのマーケティングの話から、レセプションのパーティーのお誘いの文章案についてのやり取りに至るまで。ただ、問題はここでは、辞書もないし、Google翻訳で翻訳させることもできない(笑)一問真剣に説いていたら10分近くもかかってしまった。これはまずい。ここのPartは、さらに集中力が必要だ。そう考えると、ここのPartは捨て、一問あたりの消費時間の少ないPart 5に戻り、Part 6 、そしてPart 7は、もう2列分ほど全部「B」を選択した。4択ということは、25%の確率で当たるということだ。とにかく時間がなくてもマークシートは埋めた。あっという間に時間は終了。「ペンをおいてください!」と試験官のはじめての指示がここで出た。●TOEICは受験してからが勝負だと思った!TOEICの高得点者は必ず、複数回TOEICテストを受けている理由が分かった。自分の得点よりも、まずはこの時間とこのテストの仕組みを知ることのほうが重要だ。まずは、この雰囲気に慣れることが必要だ。運転免許の試験と一緒で、教習所(TOEIC専門の学校)に通っていない人は、まずは、最初は試験会場の仕組みを理解するべきだ。ボクにとっては、まず、ネットもコーヒーも音楽もないところでテスト勉強することが重要だし、基本の文法力がまったくダメな事がものすごく理解できた。もちろん、単語力もだ。特にPart 7は日常業務でもあるので、時間内に処理できる能力をもっと上げる必要があると自己分析し、スコアが出る前に痛感することができた。さっそく、来年のTOEICテストも受けようと思う。年4回受ければ、英語のモチベーションも下がらないはずだ。むしろ、この2時間、無言で戦い続けるという、学生時代の勉強意欲を経験できたことの法が重要だ。すべての邪念をふるいはり、自分のスコアに望む。なんだか、アスリートの気分になれた。早速だが、来年の2013年1月13日(日)の第177回の試験(東京)を受けることを決定!料金は、5,565円(うち消費税等265円)リピーターは、4,950円。クリスマスの忘年会を、ひとつ参加しない料金負担だけで、自分の中のファイターな部分が目を醒ましたことを実感できる。受験勉強だけでなく、英語に対するモチベーションが確実にアップした2時間だった。しかし、こんなに、頭を使ったのは本当に何年ぶりだろう……。TOEIC公開テストは年9回、全国80都市で開催されている。人にTOEICのスコアを言う前には最低でも2回受験しておく必要があると感じた。ということでまた来週!文/Paul toshiaki kanda 神田敏晶神田敏晶 KandaNewsNettwork,Inc.代表取締役 ビデオジャーナリスト / ソーシャルメディアコンサルタント神戸市生まれ。ワインの企画・調査・販売などのマーケティング業を経て、コンピューター雑誌の編集とDTP普及に携わる。その後、 マルチメディアコンテンツの企画制作・販売を経て、1995年よりビデオストリーミングによる個人放送局「KandaNewsNetwork」を運営開始。ビデオカメラ一台で、世界のIT企業や展示会取材に東奔西走中。1999年に米国シリコンバレーに進出、SNSをテーマにしたBAR YouTubeをテーマにした飲食事業を手がけ、2007年参議院議員選挙東京選挙区無所属で出馬を経験。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部で非常勤講師を兼任後、ソーシャルメディア全般の事業計画立案、コンサルティング、教育、講演、執筆、政治、ライブストリーム、活動などをおこなう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日日本は幼稚園のお受験から大学入試まであるので、多い人だと、幼、小、中、高、大と5回受験したという方もいるかと思います。では、海外ではどのような感じなのでしょうか?今回は外国人20人に「母国の受験事情」について聞いてみました。・まず幼稚園の受験は無いと思います。また、小中は一貫校が多く、受験制度はないでしょう。ただ、人気のある学校だったら受験があります。大学になると受験があります。(ブラジル/女性/50代前半)ちなみに、ブラジルの公立大は学費が無料。勉強をするために負担をかけなくていいというのはいいですね。・大学は入るのが簡単ですが、出るのは難しいから、たくさん勉強する(マリ/男性/30代前半)日本は逆ですよね。大学に入るのには難しく、希望の大学に入るために何浪もしますが、出るときに落とされるのは、よほどですよね。それよりも、就職のほうが苦労します。・中国では受験勉強を学校で行い、学校の先生は長時間にわたり生徒の対応をします。また、生徒全員が学校で自習することも多いです(中国/女性/30代後半)中国の受験事情も大変そうです。・受験は美大や音大以外にはありません。高校を卒業する時の成績が一番重要になります。最近は教育熱心な親が増えているとはいえ、日本のように塾や家庭教師はあまり普及していません(ドイツ/男性/30代後半)ドイツは受験制度はないんですね。・特に大学受験は人生の一大事ともいえる(韓国/女性/30代後半)韓国の大学受験は本当に一大事で、車通勤の人は出勤時間を遅らせたり、遅刻しそうな受験生を警察が会場まで送ったりと、気を使います。シーズンになるとテレビでも見ますよね。・日本の大学受験は、いろいろな大学を受けることができますが、母国の国立大の場合はセンター試験の点数順で希望大学を選ぶので、年に1回しか受けられません(シリア/男性/30代前半)日本の国公立大の場合、前期、中期、後期と最大で3回チャンスがあります。私立なら、それ以上受験できる場合も。国によって受験事情が大きく違うことがわかりました。日本の大学入試制度も世界から見ると、ユニークな制度かもしれませんね。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日受験は、誰もが経験する初めての試練ではないでしょうか。合格するか落ちるか、結果はどちらかしかありません。いくら頑張っても結果がダメならダメ。残酷な判定が下されますから、結果を受け入れる勇気も必要になります。受験にまつわる思い出を聞いてみました。調査期間:2012/1/25~2012/2/3アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 862件(ウェブログイン式)■受験経験について教えてください(複数回答可)小学校 3.3%中学校 14.5%高校 79.8%大学 77.5%短大 3.8%専門学校 5.3%※有効回答:862高校受験の方が若干多いです……ほぼ同数(高校受験659回答:大学受験640回答)ですね。高校、大学受験は約8割の人が経験する「試練の場」であるわけです。次に、受験に関する思い出、苦しかったこと、うれしかったこと、感動したことを聞いてみました。■小学校受験のときは幼稚園でほかに受験する人がいなくて自分だけ遊べなくて嫌だった(神奈川県/女性/26歳3.3%の人が小学校受験を経験していますが、本人はツライでしょうね。ほかの子供たちはまだ遊び回ってるんですから。■中学受験も大学受験も辛かったが、良い仲間ができたからいい思い出(埼玉県/女性/29歳)中学受験の経験者は14.5%でした。不肖・谷も中学受験経験者です。受けたところ全部落っこちて公立に通いましたが……。ツラかったです。なにせ小学生なんで、落ちたという自分のダメさ加減を受け入れられないんですね。自分を肯定することがなかなかできない。二度とイヤですね。■中学1年生から塾に通い、志望校合格のために頑張ったが、結局滑り止めの学校にしか受からず泣きはらしたこと(東京都/女性/27歳)■高校受験が一番屈辱でした(北海道では)公立高に受かった人は立派だという感じなので、失敗した時はショックだった(北海道/女性/30歳)北海道はそうなのでしょうか。高校受験も切ないですよ。落っこちると、中学生がその「自らの失敗」を受け止めないとならないですから。■高校入試当日に生理がきて、おなかが痛い中、試験を受けたこと(愛知県/女性/25歳)当日そんな事態になっても負けるわけにはいかない、と。誰も助けてくれないですからね。受験と言えば学習塾! 勉強のために塾に通うのももはや当然ですが、■塾が嫌でにげだした(東京都/男性/25歳)という人がいるかと思えば……■塾に好きな人がいたから楽しかった(東京都/女性/25歳)という方もおられます。なにか楽しいことがちょっとでもあれば塾通いもまたよし、なのですが。受験のストレスは強烈なものらしく、■受験のストレスで過食になり、太っていくのがわかっていたがやめられずつらかった(東京都/女性/24歳)これは大変によくわかりますね。ストレスを根本的に解消するには受験を突破するしかないんです。精神状態はやっぱり不安定になります。■どこも受からなかったらどうしよう、と常に不安だった(埼玉県/女性/29歳)ツライのは自分だけではなくて……、■自分より家族がピリピリしていて辛かった(東京都/女性/47歳)そうなんですよ。家族にもストレスがかかるんですよね。だんだんピリピリが移っていくんですよね。しかし、「ここで頑張らないでどうするんだ!」と奮起してみんな勉強するわけです。その頑張りたるや、一生誇れるほどで……。■大学受験の時には、正月も電車で予備校に行き勉強していた。1日12時間くらい勉強していて、あれほど勉強したことはあれ以来ない(広島県/男性/34歳)■使いすぎて、試験前日に参考書がふたつに割れた(埼玉県/女性/24歳)当時は、不吉……とお思いでしたでしょうが、あとから振り返れば「あれだけやれたんだから」という自信になるでしょう。そういえば、受験と言えば模擬試験略して、「模試」もあります。志望校に合格する率は……なんていう数字が非情にもパシっと出ます。しかし! そんなモノをもひっくり返す力を人間は持っているのです。■合格率5%未満の大学を志望していて、誰も期待してなかったのに、実際合格できた(福岡県/女性/25歳)■D判定だったが、勉強してB判定まで伸びて、合格できた(千葉県/男性/29歳)■絶対落ちると言われていた大学に受かった(愛知県/女性/33歳)どんでん返し! ジャイアントキリングです。これは気持ちが良かったでしょうね。受験の間は結果が出るまでジリジリと時間が過ぎていくものです。■受験発表が卒業式の次だったので、ドキドキして、卒業式は泣けなかった(京都府/女性/27歳)■大学は後期で最後の最後に受かった(栃木県/女性/25歳)結果が出るまでは本当に「気持ちがもやもや」してるものです。「早く終わらないかなー」とそればっかり考えますねね。受験では、思わぬ喜びもありまして、■ホテルに泊まれた(和歌山県/男性/37歳)遠隔地を受験すると泊まらなければなりません。受験の際に初めてひとりで旅に出た、という人は結構多いかもしれませんね。一方で思わぬ不幸もあるもので……。■大学受験1週間前に彼女に振られたこと(福岡県/男性/29歳)これはツライ! なぜそんな狙ったようなタイミングで彼女はこの人を振ったのでしょうか。この男性は、受験は大丈夫だったのでしょうか。親のありがたみを知るのも、やはりこの受験ではないでしょうか。■親が夜食を作ってくれたこと(東京都/男性/28歳)定番ですが、誠にありがたい話です。鍋焼きうどんなんか、消化に良くてありがたいですな。■大学受験で東京に試験を受けに行った。新幹線に乗る前にお弁当を母親が持たせてくれて、新幹線の中で食べようとすると手紙が入っていた。「○○(私)ならできるよ」といったような内容で、ひとりで東京に行くことの不安や受験の怖さもあってすごく泣けてきた。というかいま思い出しても泣ける(大阪府/女性/29歳)これは本当にイイ話ですね。温かい気持ちになります。受験で感動するのは、やはり……。■感動したことは合格したこと(静岡県/女性/30歳)これに尽きるでしょう。目的を無事達成したとき、「やった」という気持ち、「終わった」という解放感。万感の思いがこみ上げますね。■第一志望の高校の推薦受験で合格することができ、合格を知らせたら母親がうれし泣きをしていて感動した(埼玉県/男性/27歳)親が自分のことのように一緒に喜んでくれるのもありがたいですな。■面接会場で見かけた知的な美少女が、入学して一番の友達になった(滋賀県/女性/29歳)入学したらしたで、こんな風な喜びがあることも……。受験シーズンは人生でも苦しい季節ですが、クリアすることで大きな自信を人にもたらします。冬きたりなば春遠からじ、でございます。(谷門太@dcp)
2012年05月13日ベネッセコーポレーションの通信講座「進研ゼミ」では、私立中学受験を志望する小学生とその保護者を対象に、5月27日(日)に東京国際フォーラムB2F展示ホールにて進学フェア「Benesse進学フェア」を実施する。開場時間は10:00~16:30、参加はベネッセ進学フェアサイトより申し込みが必要。当日会場受付あり、講演会の予約申し込みの締め切りは4月25日(水)。「パンフレットなど学校の情報を一気に多数入手できる」、「時期が早い」、「学校別ブースで各校関係者から生の情報を聞ける」という魅力から、例年多くの集客がある。当日は私立中高一貫校160校関係者と、小学生&保護者1万名が一堂に集結する見込みだ。リーマンショック以降の私立中学志願者減の傾向に加え、午前・午後入試により受験生は学校を選びやすい環境になりつつある。加えて昨年の震災の影響で、偏差値以外に自宅から通いやすい近場であることが重視されることも増えた。「無理なく、かつ行きたい学校」という視点での受験校選びの傾向となり、こうした多数の私立中学校が集まる進学フェアへの関心がさらに高まると予測される。なお、会場では先着3,000組に来場者無料プレゼントが贈呈される。内容は2012年度版私立中学校・高等学校「受験年鑑東京圏版」、在校生の本音満載「“学校自慢”冊子」、学校見学での携帯用「学校選び手帳2012」。また、今年度の進学フェアの試みとして元宇宙飛行士の山崎直子氏など、大人たちの進路職業選択の体験談なども提供。子どもの学びのモチベーションを刺激するプログラムが用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日株式会社ベネッセコーポレーション(以下ベネッセ)は、17日、高校受験に関する調査を発表した。調査対象は、2011年高校受験を経験した生徒男女300名とその保護者300名。「受験に必要だと思ったもの」を子どもと親で比較すると、親世代で最も必要だったと思う1位は「十分な勉強時間」(64.0%)だったのに対し、子どもの1位は、「適度な気分転換」(66.7%)であった。さらに、親世代では11位と下位だった「十分な睡眠時間」(28.0%)が、子どもでは5位にランクイン(51.3%)している。親世代と子どもで受験に必要なものの意識が異なることが分かる。さらに、「高校受験の当日、もしくは前日にあなたが食べたご飯」について聞いたところ、子どもと親両方とも、「トンカツ」や「カツ丼」といった『カツ』が1位、2位と人気だった。ただ、親世代では、「トンカツ」、「カツ丼」の割合の合計が32.3%と約3人に1人という割合になっていたのに対し、子どもの場合、47.7%と約2人に1人と高い割合になっていた。今回の調査概要は下記の通り。●調査概要・実施時期:2012年1月6日(金)~9日(月)・調査対象:(1)昨年の高校受験生男女300名(男性41.3%女性58.7%)(2)高校受験生の保護者300名・調査手法:(1)現高校1年生で昨年高校受験経験者:モバイル調査(2)保護者:PC調査・調査エリア:全国調査を発表したベネッセは、高校入試目前の受験生を応援すべく、20日(月)~26日(日)の1週間、東京メトロ新宿駅のB1Fプロムナードにて、幅14.5mの巨大なポスターを掲示している。ポスターには赤マーカーが隠れる赤シートが貼り付けられており、はがすとメッセージが出現する仕掛けになっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月21日「ソフィーナクッション泡洗顔料」発売へ花王が新しい洗顔料として、毎日の洗顔で「洗う、エイジングケア」を実現するという「ソフィーナクッション泡洗顔料」を発売すると発表した。発売開始は4月24日を予定している。カサつきやハリのなさが気になる年齢肌に最適な洗顔料だそうで、「肌にピタッとすいつく“弾力クッション泡”」と花王独自の洗顔技術である肌清浄化技術SPT(Skin Purifying Technology)、豊富な美容液成分の3つを合わせた、高い効果が望める、最先端のアイテムに仕上がっているという。うるおいのあるもっちり肌に花王の「ソフィーナ」ブランドは、これまでも肌が本来持っている、水から美しくなろうとする力を重視し、アイテムを展開してきた。今年2012年はそんなソフィーナの生誕から30周年という記念の年でもある。そこで、その第1弾として、美しい肌への基礎の基礎として、洗顔の重要性を再認識し、「洗う、エイジングケア」を提唱する。この洗顔料の“弾力クッション泡”は、まさに手が肌に触れないほどの強い弾力。パックをしている時のように、顔にぴったり密着する特殊な泡になっているそうだ。この泡と花王の洗浄技術が組み合わさることで、洗浄成分が肌に芯つしにくくなるため、肌本来のうるおいをしっかり守りながら、汚れを集中的に浮かせて落とすという。しっかりと弾力のある泡で守ったうるおいは、美容液成分でさらに保湿。ハリも加えてくれるから、うるおい感があり、もっちりとした理想的な肌状態へと導かれるのだそうだ。毎日の洗顔で、しっかりとしたエイジングケア、スキンケアを……あなたもこの泡洗顔料ではじめてみてはどうだろうか。元の記事を読む
2012年02月01日日本国内でも、地域によって特別な調味料があったり、同じ調味料でも使用方法が異なったりすることがあります。そこで読者の皆さんに、「これまで驚いたご当地の調味料」についてアンケート調査を実施しました。調査期間:2011/11/17~2011/11/21アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■しょう油は薄口?濃い口?「旅先や出張などで知らない地域に行ったとき、調味料の使い方の違いに驚いたことはありますか?」との質問に、「ある」と答えた方は146票(14.6%)でした。具体的に、どのような調味料だったのかを見ていきましょう。まずは各地域のしょう油事情です。「新潟でお刺し身を食べたとき、薄口しょう油だった。私の地域ではお刺し身は濃い口しょうゆなので違和感がありました」(36歳/女性)、「山形では漬物にもしょう油をかける」(28歳/女性)、「茨城は何でもしょう油をかける」(29歳/女性)、「広島ではかきのしょう油が売られている」(25歳/女性) 、「九州の焼き鳥のたれが、たまりじょう油で甘かった」(32歳/女性)さすがは日本の調味料の代表格。地域が異なると味から使い方まで多種多彩なようです。なかには、「高知でカツオを塩で食べた。刺し身を塩で食べた経験はありませんでした」(32歳/男性)と、普段はしょう油を使うところ、ほかの調味料を使用するというケースもありました。■白玉団子がおすましに砂糖も、地域によっては珍しい使い方をするようです。「秋田県では納豆に砂糖をかけて食べるとのことで、とてもびっくりした。甘い納豆なんて考えられない」(24歳/女性)、「秋田とか北国の方々はいろいろなものに砂糖を入れる(29歳/女性)、「徳島では赤飯に砂糖をかける地域がある」(39歳/女性)と「砂糖をかける」系から、「調味料じゃないけど、北海道は赤飯に甘納豆を入れる」(27歳/女性)、「秋田で、あんこ入り白玉団子にゴマをつけて、おすましに入れていた」(30歳/女性)、「おはぎはもち米を使うのが一般的だと思うが、福島県のある地域で普通のごはんに砂糖を混ぜたおはぎが出てきて驚いた」(29歳/女性) 、「名古屋では、小倉トースト用のあんこが売っています」(32歳/女性)など、各地域の甘いもの事情も奥が深いですね。次は、「みそ」。「名古屋はいろんなものにみそをかけます」(25歳/女性)のように愛知県ですが、「和歌山の金山寺みそ。甘いみそをご飯にトッピングする」(30歳/女性)、「愛媛県の麦みそ。みそ汁などによく使用するらしい」(32歳/男性)、「徳島での友人宅に泊まった時、みそ汁にすだちを搾って入れていた。香りがよくておいしかった」(31歳/女性)、「沖縄の肉みそ。おにぎりに入れるとおいしい」(25歳/女性)など、ほかの地域からも特別な調理法が届きました。■天ぷらにソース、餃子には酢ソースに関しては、「大阪であったカレーにかけるソース」(34歳/男性) 、「関西に行ったとき、天ぷらにソースをかけているのを見た。おいしいのでしょうか?」(26歳/女性)と、関西では、ソースが主流です。あまりソースを使わない地域の方にとっては驚くかも!?調味料の使用法の違いとしては、ほかにも「北海道で活イカには山わさびを使って食べてくださいと言われた」(29歳/女性) 、「宇都宮では、どこのお店でもみんな餃子にお酢をつけていました。その習慣は知っていたけれど、しょう油にお酢をたらすのではなく、お酢がメインなのに驚きました」(26歳/女性)、「浜松のコンビニでおでんを買ったときに、からしとみそをつけてくれた。みそをつけるのはとても意外でした」(25歳/女性) 、「名古屋では冷やし中華にマヨネーズをかける」(24歳/女性)などが挙がりました。どれも、挑戦したい方法です。■おかしにゆずコショウをかける最後に、各地の名物調味料をご紹介しましょう。「新潟で唐辛子のびん詰め、『かんずり』という調味料を見つけた」(30歳/女性)、「長野市、善光寺の七味唐辛子、いろんなものにかける」 (34歳/男性)、「高知県のゆず塩。うどんや天ぷらにまぶします」(26歳/男性)、「九州のゆずコショウ。あちこちで普通に使われていた。お菓子にもかけていた」(22歳/女性)、「沖縄でよもぎが薬味として使われていた。沖縄方言でフーチバーと言うらしく、ご自由にどうぞ、とボウルに盛られていたのにビックリ。ソーキそばに入れて食べるものらしい」(27歳/女性)いつもの食事でも、調味料を変えるだけで随分と味が変わりそうです。ご当地調味料を普段の料理に取り入れると、料理のレパートリーがグッと増えそうです。(蘭景×ユンブル)【関連リンク】【コラム】コレさえあればほかには何もいらないと思える「調味料」は?【コラム】納豆にはなにを入れますか?【コラム】一人暮らしの男子でも試してみたくなる節電レシピ
2012年01月04日ちょっと加えるだけで料理がぐんとおいしくなる調味料の数々。皆さんはどんな調味料がお気に入りですか?COBS ONLINEの読者にアンケートで、「これさえあればほかには何もいらないと思えるような調味料」を聞きました!調査期間:2011/8/1~2011/8/4アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数 781件(ウェブログイン式)■しょうゆ「これぞ日本!と言える調味料。何にでも合う」(26歳/女性)海外に行くときにしょうゆだけは持っていくという日本人も多いと聞きます。愛国心を刺激する調味料ともいえるかも!■マヨネーズ「あのジャンクな味が大好きです!」(26歳/女性)コクのある味わいで食事に満足感を与えてくれるマヨネーズ。一時期、そんなマヨネーズ好きな人を称して「マヨラー」という言葉も生まれましたよね。■タバスコ「料理にパンチを加えたいときに最高!」(26歳/女性)あのアントニオ猪木氏が日本に輸入したというタバスコ。酸味と辛味を感じさせる独特な味わいはちょっと中毒性があります!■焼き肉のたれ「簡単に味付けができて便利」(24歳/女性)濃厚で完成された味わいが特徴的な焼き肉のたれ。最近では焼き肉だけでなく、さまざまな料理に使ったレシピも見かけたりしますよね。個人的にはたれのパッケージを見るだけで、白ご飯が欲しくなります!■ゆずこしょう「少し足すだけで、味わいが豊かになる」(25歳/女性)鍋料理などにアクセントを加えてくれるゆずこしょう。ゆずの風味が感じられる調味料としてはこのほか、ゆずポン酢も人気がありました。いわゆる「ゆず系」には、ちょっとしたブランド力のようなものも感じますね。■食べるラー油「和、洋、中のどんな料理にもマッチ!」(28歳/女性)調味料界の新興勢力とでもいうべき食べるラー油。昨年のフィーバーぶりも記憶に新しいところです。今どきここまで注目を集める調味料も珍しいですよね。このほかにも「つけてみそかけてみそ」、「ウェイパー」、「クレイジーソルト」など、さまざまな調味料が挙げられました。調味料にこだわることで、一つひとつの料理に愛が深まっていくような気がします。すばらしい調味料の数々に感謝しながら、毎日の食事を楽しみたいものですね!(フルタジュン/劇団フルタ丸+プレスラボ)【関連リンク】【コラム】納豆にはなにを入れますか?【コラム】ところで「ポカリスエット」と「アクエリアス」って何が違うの?【コラム】たまごかけごはん居酒屋「たまごん家」で味わう絶品TKG!
2011年09月02日たばことともに保険料も10月から値上げこの10月から、たばこは大幅値上げとなるが、各種保険料でも値上げがあり、庶民には厳しい秋風が吹くことになりそうだ。共同通信によると、会社員が加入する厚生年金の保険料率は、労使折半で15.704%から16.058%に上昇するという。諸手当を含めた月収30万円の人の場合で、年額6,400円程度増えることになる。また、東京海上日動火災保険など損保各社は、採算悪化により、傷害保険料を1日の契約から一部商品を除き平均10%程度の値上げに踏み切るという。さらに、三井住友海上火災保険などが、自動車保険料を引き上げるとのことだ。政府は、景気失速回避のため補正予算案の編成に乗り出す方針だが、ますます国民生活への配慮が求められるところだ。
2010年09月29日