抜群の華やかさやダンスに加え、悪役、クセのある役で存在感が光る俳優・吉野圭吾。夏の風物詩となったブロードウェイミュージカル『ピーターパン』で、今年、吉野が悪役のフック船長役に選ばれたのは大いにうなずける。作品について話を聞いた。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」チケット情報最近のフック船長でいえば、橋本じゅんはコミカルに、大貫勇輔はダンサブルに役を演じてきた。吉野ならその両方ができそうだ。「そうですか?僕、何でもやりますよ。踊って歌って、ギャグも言ったりして。フックを上手に使って色々なこともしてみたい。例えば、ロープに引っ掛けて上からザーッと降りて来ることができないかと、演出・振付の玉野和紀さんと話をしているんです。過去にはこだわらず、僕なりの新しいフック船長を作り上げたいですね」吉野にとって大人も楽しめる『ピーターパン』の魅力はどこだろう?「台本を読むと、『殺す』というセリフがフックだけではなく、ピーターパンにもやたらと出てくる(笑)。ピーターパンもけっこうグロいんですよね(笑)。でもそこを強調しすぎないようにしたい。物語も夢の中の話ではない。ネバーランドに行って帰って来て、目が覚めたら夢だった…という設定ではないですから」。ラストを含め、きれいごとだけでは終わらない話の奥深さが老若男女を引きつけるのだろう。ウェンディの父親ダーリング氏との一人二役をこなす。「ネバーランドの住人はフックをはじめ、大人になりたくてもなれない大人。みんな子供の心を持っていてずっと遊んでいたい。そこを大切に演じたいですね。一方、ダーリング氏は大人の中の大人として描かれている。ふたりをどう演じ分けるかです」子供の心は、最近出演したミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』の子役たちと交流することで取り戻しているという。「1789で演じた悪役のメイクは怖いんです。稽古場ではそのいでたちで、誰も寄せ付けないオーラを醸し出していたはずなのに、子供たちは『遊ぼう』と寄ってきて、僕の固い扉をコンコンとノックしてくる(笑)。実家が昔、保育園だったこともあり、子供には好かれるんですよね(笑)」また、舞台では、観客に向かってピーターパンが「妖精を信じる?」と問うシーンが有名だが、吉野も妖精を信じるという。「妖精を含め、物には神様が宿っている。舞台の神様には真摯に向き合わないと、セリフが出てこなかったり、小道具の鎖が切れたりして裏切られるんです。そんな時は、『なぜ、私を裏切るのですか』と会話しています(笑)」。裏切りを経験してこその役者業。今後は「妖怪や動物、ゾンビなど人ではないものも演じてみたい」と意気込みも高い。ただならぬフック船長を演じてくれそうだ。公演は、7月24日(日)から8月3日(水)東京・東京国際フォーラム ホールC、8月17日(水)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年06月23日桜色に山が染まる頃、奈良・吉野山を訪ねました。今回のFASHION HEADLINEの特集は「サスティナブルな社会科見学」。このところ、ファッションについて考える時にも一方通行の矢印のように物事が通り過ぎていくのではなく、循環していく終わりとはじまりが繋がった形が頭によく浮かんでいました。きっと、消費されていくばかりのファッションでは満たされないという気配が漂うのを感じるからだと思います。そこで、FASHION HEADLINEでは、私たちの暮らしにおける“循環”とは、どんなものがあるのかを知りたくてサスティナブルな社会科見学をおこないました。最初に訪ねたのは吉野杉でも知られる奈良県吉野町。そこで、人生で初めて!林業に従事する山守さんのお話を伺い、一緒に山に入りました。ぐっと空を見上げる程の木々でも樹齢は40年程と山守さん。あと数十年は目をかけ、手をかけていかなくてはいけない木々だそうです。先を考える。未来を考える。心が凛となる時間でした。続いて、吉野の原木市で競られた木々が製材所で加工され、保管される様子を見学しました。そこでは、木一本いっぽんのキャラクターが書かれた手描きの紙が貼られて保管されています。まるで、一人ひとり違う個性をちゃんと認めて、その個性がぴったりとあう出番を待っているようです。実は、この吉野山との出会いは“酵素浴”でした。酵素浴につかわれる“おがくず”が吉野で作られ、酵素浴として人々を癒した後には無農薬で農業を営む農家さんの畑に肥料として使われるという話を聞き、「心地よい循環だな」と思ったことがサスティナブルな社会科見学をしたいという思いに変わりました。吉野で山守さんが手作業で加工したおがくずは一路京都に向かい、ハイヤット リージェンシー 京都で酵素浴となって人々を癒してくれます。その後、酵素浴としての役目を終えたおがくずは、大阪で農業を営む農家さんの畑で使われます。安全な食材を食べて育つ世代が、これから先の社会を支えるメンバーになるという訳です。「せっかく奈良に行くのだから」と調べてみると、奈良には日本古来の手法で日本酒を作る酒蔵や、何十年も前から社会活動と営利活動を両立させるコスメブランドがあることが分かりました。明日16日からスタートする「サスティナブルな社会科見学」では、循環する木々の物語と共に、奈良で出合ったサスティナブルな取組みもご紹介したいと思います。お楽しみに。
2016年05月15日※画像はニュースリリースより製薬会社の技術でハリ・ボリュームのある黒髪へロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:吉野俊昭)の2009年9月に誕生したエイジングケアブランド「episteme(エピステーム(R))」から、抜け毛を防ぎ、黒髪にハリやボリュームを与える薬用育毛美容液「エピステーム(R)スカルプエッセンスa」を3月14日(金)に発売することが決定した。ロート製薬のエピステームは、製薬会社ならではの先進的技術を応用し、「加齢」「光老化」「酸化」「糖化」という肌へ老化をもたらす4大要因に着目し、エイジングケアに悩む世代に向けて、今まで商品開発をおこなってきた。今回発売する「エピステーム(R)スカルプエッセンスa」もまた女性の髪や頭皮のメカニズムをヒントに生まれた育毛美容液だ。ロート製薬独自の処方でハリ・コシのある輝く髪へ頭皮にやさしい丸形ノズルを採用。髪の成長環境にこだわった4つの有効成分とロート製薬独自のグローコンプレックスが、ハリ・コシをあたえてくれる。また、ロート製薬独自であるブラックリッチコンプレックス、糖化研究を通して成分を組み合わせたエピステームオリジナルコンプレックス「AGディープクリアコンプレックス」が、ツヤとハリのある黒髪へと導いてくれる。さらに密着浸透処方で、しっかりと頭皮や毛根に浸透し、薬液を届けてくれる。ローズの香りもうれしい。販売は伊勢丹新宿店、東武池袋店・阪急うめだ本店・髙島屋大阪店・髙島屋京都店・髙島屋横浜店・ロートビューティヘルスサイエンス5店【スキンケアサロン(浜松町)、イオン成田店、イオン四日市尾平店、イオン東久留米店、イオン野田阪神店】の10店舗にて。【参考リンク】▼ロート製薬ニュースリリース
2014年02月02日近畿日本ツーリストは、近鉄吉野線開業100周年を記念して、特急列車を貸し切っての街コンイベント企画 「THE 鉄コンin吉野」を、11月10日に開催する。同イベントは大阪阿部野橋駅から吉野駅(奈良県)間の往復区間、近鉄特急を貸し切って行う婚活イベント。希望の年代や趣味で号車ごとに分けるため、参加者同士がより深く交流できるという。席替えは往路で2回実施。各号車に係員が付き、参加者の出会いをサポートする。吉野駅着後、ケーブルカーまたはバスで吉野山に登る。吉野山では4名単位のグループで、吉野山の歴史を学びながらパワースポットなどを巡る、ウォークラリーゲームを企画している。吉野山を下山する時には、ライトアップされた吉野山の紅葉を楽しむことができる。吉野駅から大阪阿部野橋駅まではフリータイム。座席は決められていないため、お気に入りの人と座って会話を楽しむことも可能。参加代金は男性9,000円、女性8,000円。往復の列車料金、吉野山ケーブルカーまたはバス料金、食事利用券(2,000円)を含む。参加資格は20歳以上~40歳代の独身男女で、1人から参加可能。申し込みは専用サイトから受け付ける。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日近畿日本鉄道は9月8日から、吉野線(橿原神宮前~吉野間)沿線にて、「吉野飛鳥近鉄エリアキャンペーン」を実施する。吉野線は1912(大正元)年10月25日に吉野軽便鉄道が吉野口~吉野(現在の六田駅)間を開業したのが始まりで、この10月に100周年を迎える。キャンペーン期間中は各種記念列車を運行。かつて吉野線と南大阪線で活躍し、高加速・高減速で駅間を走行する姿がウサギに例えられた「ラビットカー」のリバイバル塗装車も復活する。キャンペーン初日の9月8日には「吉野線開業100周年記念列車」として運行し、その後は南大阪線・吉野線などで定期列車として運行する。10月1日からは、吉野・飛鳥の風景を美しく描いた「吉野線ラッピング列車」がデビュー。車内にも吉野・飛鳥の美しい風景を描いたポスターが掲出され、南大阪線・吉野線などで定期列車として運行。列車内で文楽人形とふれあう「文楽列車」、列車内で大和野菜をメインとした懐石料理を味わう「旬彩列車」と、期間中に実施される列車ツアーの車両としても使用される。同キャンペーンではその他、吉野駅での記念イベントや沿線の寺による秘仏秘宝の特別公開など、多彩なイベントが計画されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月25日南都銀行は15日、環境配慮型預金商品「吉野の桜定期預金」を期間限定で発売する。取扱期間は5月31日まで。同商品は、近年病気や寄生植物の影響により、樹勢の衰えが著しい世界遺産・吉野山の桜の保護および育成に役立てることを目的に、預入総額の「0.01%」相当額を、同行が特別会員として参加する「吉野の桜を守る会」の「さくら募金」に寄付するもの。募集総額は300億円で、総額に達した時点で取扱いを終了する。金利は店頭表示利率に「0.10%」を上乗せした金利を適用。新規の預け入れに限定し、預け入れ期間は1年、3年または5年となる。対象商品は、「スーパー定期(20万円以上300万円未満)」「スーパー定期300(300万円以上1,000万円未満)」「大口定期(1,000万円以上)」の3種類。また、2011年秋の台風12号により被災した吉野地域の復興および観光振興に協力するため、抽選で計100組200名に同地域の旅館・ホテルなどの宿泊券・利用券を贈呈する。賞品内容は、A賞が「ペア宿泊券(1泊2食付・1室利用)」計25組50名、B賞が「ペア利用券(昼食・入浴券付)」計75組150名となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月15日