フェリシモはこのほど、お坊さん直伝の精進料理レシピが毎月届く「おてらの癒やしごはんプログラム」を発売した。同プログラムは、精進料理をベースにだしと野菜をメインにした食事のレシピが、全6回にわたって毎月送られてくるというもの。浄土真宗東本願寺派緑泉寺住職で料理僧として活躍する青江覚峰さんが監修している。メニューは、昆布や大豆、それにごまなど、基本となるだし5種類を使い分けたり合わせたりする一汁三菜の定食となっている。全60品の料理法が学べるほか、レシピには、青江氏の説法や寺の食文化について紹介するページもある。さらに毎月送られてくるセットの中には、折り鶴やひょうたんなどの形に野菜をくりぬける抜き型や、必要な食材をリストにした買い物カードも入っている。月々2,000円(税別)で、商品は12月中旬から順次発送される。
2015年12月11日この秋からスタートした月9ドラマ「5時から9時まで ~私に恋したお坊さん~」、みなさんはチェックしましたか?バラエティ番組「ぶっちゃけ寺」や先にあげた月9ドラマまで、ここ最近お坊さんやお寺にスポットを当てた番組をよく目にするようになりました。また、女性に向けた「おしゃれお遍路ツアー」が各旅行会社で組まれていたり、お坊さんに相談できる「お寺カフェ」、「お坊さんバー」なども増えているのだとか。これはもしや、“お坊さんブーム”の兆し? そんなわけで、注目度急上昇中のお坊さん、お寺がより身近に感じられるスポットや作品をピックアップしました。■パワースポット巡りのひとつとして。おしゃれお遍路ツアーでリフレッシュ!四国88か所の霊場(お寺のこと。札所とも)を巡る「お遍路」。昨年に88か所の霊場開創1200年を向かえたこともあり、旅行先としても人気のスポット。とはいえ長期休暇でもとらなければ、88か所ものお寺を巡るのはかなり大変そう? そんな不安がよぎった忙しい女性でも大丈夫。最近ではカジュアルにお遍路が楽しめるツアーも続々登場。なかには、オリジナルのお遍路衣装がレンタルできるツアーも。ウォーキングがてら四国の代表的なお寺を巡ってみると、もやもやした気持ちが晴れるかもしれません。 ■人生相談もできちゃう? 都会の新・癒やしスポット、お寺カフェ・お坊さんバー四国まで足を伸ばすのはなかなか難しい…なら、今注目のお寺カフェやお坊さんバーはいかがでしょう。ふつうのカフェとして利用できるのはもちろん、写経やカウンセラー僧侶による人生相談などのイベントが用意されたお寺カフェや、本堂のテラスを開放し、無料でお茶やお菓子をふるまうお寺まで。また、その名のとおりお坊さんがマスターをつとめる「坊主BAR」も都内にオープン。メニューを見てみると「極楽浄土」、「色即是空」、「涅槃寂静」といった名前のカクテルがずらり。タイミングが合えば、僧侶であるマスターに人生相談ができるそうです。何となく迷いがあるとき、誰かにちょっと話を聞いてほしいときに、ちょっと立ち寄ってみてもよいかもしれません。■四国88か所霊場のひとつが舞台。この秋公開の映画「ボクは坊さん。」も要チェック!おしゃれお遍路ツアーでも触れたように、昨年は88か所の霊場開創1200年、そして今年は高野山開創1200年目でもあります。そんな記念の年に公開を迎えるのが、映画「ボクは坊さん。」突然お寺の住職の道を歩むことになった主人公が、迷い、試行錯誤を繰り返しながら、住職として人として成長してゆく姿が描かれた作品です。実際に四国88か所霊場のひとつ、栄福寺の住職によるエッセイをもとにつくられています。主演の伊藤淳史さんをはじめ、山本美月さん、溝端淳平さん、濱田岳さん、松田美由紀さん、イッセー尾形さんといった豪華な顔ぶれや、「ALWAYS三丁目の夕日」スタッフが手がけているのも期待ポイントのひとつ。また、これまで撮影できなかった高野山奥の院など、本作品でしか見ることができない特別なシーンもたくさんあるそう!全国ロードショーは2015年10月24日(土)から。撮影地の四国エリアでは10月17日(土)に先行ロードショーが予定されています。予告編をみただけで、ちょっぴりうるっときてしまった筆者。「お寺には、生きるヒントがたくさんつまっている」という言葉が、日々迷いながらも前向きに過ごしている女性の心に、きっと響く作品です。なかなか知ることができないお坊さんワールドに触れながら、自分自身をみつめなおすきっかけになるかもしれません。 ・ ボクは坊さん。 公式サイト
2015年10月24日「MOZU」のスピンオフドラマ「大杉探偵事務所」や「無痛~診える眼~」などで活躍する伊藤淳史の最新主演映画『ボクは坊さん。』。このほど、先月末に行われた本作の完成披露試写会で、ともにイマドキの“お坊さん”を演じた主演の伊藤さんと共演の濱田岳が苦労エピソードとして触れた修行“護摩行”の画像がシネマカフェにて解禁。さらに、糸井重里や山崎貴監督らからコメントが到着した。24歳で突然住職になった白方光円(伊藤さん)が、想像以上に奥深い“お坊さんワールド”に足を踏み入れ、失敗しながらも成長していく姿を描き、笑って泣いて、人生のヒントがもらえると注目の本作。今回到着したのは、伊藤さんと、お坊さん学校での同級生を演じた濱田さんが、キュートな坊主姿ながら、燃えさかる炎の前で行う“護摩行”に真剣な面持ちでのぞんでいるシーンだ。先日の完成披露試写で2人は、「とにかく熱くて大変だった!」とこのシーンをふり返り、「苦労したのにあまり使わなかったですよね」と真壁幸紀監督に恨み節。だが、監督は「最大限、使ってます!」と自信たっぷりに応じており、真相はスクリーンで確かめてみたいところ。また、本作は愛媛県今治市にある真言宗栄福寺の現役住職・白川密成さんが7年にわたり「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載したエッセイを、『ALWAYS 三丁目の夕日』スタッフが映画化。そこで、「ほぼ日」主宰の糸井さん、『ALWAYS』シリーズの山崎監督からも応援コメントが到着。さらに、フリーマガジン「フリースタイルな僧侶たち」代表で浄土真宗本願寺派の僧侶・若林唯人さん、浄土真宗本願寺派の僧侶でお寺カフェ「神谷町オープンテラス」の“店長”として親しまれている木原祐健さん、アメリカでMBA(経営学修士)を取得し、インターネット寺院「彼岸寺」を立ち上げた浄土真宗東本願寺派緑泉寺の住職・青江覚峰さんら、イマドキのお坊さんから、“仏教フリーク”芸人、尼さん漫画家、お寺出身の大物アーティストなど、“お坊さん”業界の多彩な著名人たちからも大絶賛されている。<コメント>■糸井重里(コピーライター)わぁ、こういうドラマになるのかぁ。現実の坊さんも、ドラマの坊さんもがんばれ~。■南こうせつ(シンガーソングライター)人は煩悩をしょって泣いたり笑ったり、今は亡き父の早朝のお務めの木魚の音が映画と共に鮮明に甦りました。ありがとう光円和尚。■養老孟司(解剖学者)「人生をあきらめるな。」静かに映画は語り、僕らが忘れかけている日常の”大切なこと”を教えてくれた。■「笑い飯」哲夫(一応、漫才師)おっさんは葬式でええこと言うてくれはります。このおっさんにも泣かされるとは思てませんでした。般若心経で笑うとは思てませんでした。■悟東あすか(尼僧漫画家)等身大の若いお坊さんの成長がとてもハートフルに、しかも個性的かつ不思議な味で綴られている映画だと思います。爽やかです!!■比嘉愛未(女優)お坊さんの姿に笑いお坊さんの言葉に泣いた。仏の心に触れ、日本人の美徳や生死観を改めて考えさせてくれた。出逢て良かったと思えるそんな作品です!!■山崎貴(映画監督)坊さんの暮らしを覗いてみたら、そこには沢山の「生きていくこと」へのヒントが詰まっていました。なんだか心がすっと軽くなるような”お参り”のような映画体験でした。『ボクは坊さん。』は10月17日(土)より四国エリアにて先行公開、24日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボクは坊さん。 2015年10月24日より全国にて公開(C) 2015映画「ボクは坊さん。」製作委員会
2015年10月08日『ALWAYS 三丁目の夕日』スタッフと「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気連載を映画化した伊藤淳史主演の『ボクは坊さん。』。この日本発の“お坊さん”映画が、仏教伝来の道でもある、シルクロード国際映画祭で日本映画“初”のプレミア上映されることが決定。併せて、三蔵法師もビックリするような(?)伊藤さんの“美麗な”坊主姿の新ビジュアルも解禁となった。本作は、24歳で突然、書店員から住職になった白方光円(伊藤さん)が、想像以上に奥深い“坊さんワールド”に足を踏み入れ、失敗しながらも成長していく姿を描いた“お坊さん”映画。9月22日より中国・福州で開催される第2回シルクロード国際映画祭にて、晴れて特別招待作品としてGALAプレミア上映されることになった。シルクロード国際映画祭は、中国が北京・上海に次ぐ第3の映画祭に育てるべく、昨年より始まった注目の映画祭。ジャッキー・チェンが広報大使であり、今回は『さらば、我が愛/覇王別姫』『北京バイオリン』の名匠チェン・カイコー監督が審査委員長を務める。昨年の第1回は、陸のシルクロードの拠点・西安で開催され、第2回目となる今年は、海のシルクロード拠点である福州が開催地となった。シルクロードを通って日本に伝来し、定着してきた仏教。今回、日本映画としては初めての栄誉を得た『ボクは坊さん。』が、現代日本人の心にも響く“お坊さん”映画として、逆ルートで中国に上陸を果たすことになる。現地には真壁幸紀監督と安藤親広プロデューサーが参加予定。真壁監督は、「シルクロードの冠が付いた映画祭で上映できることが大変光栄です。また今回が第二回目という新しい映画祭に、初めての長編監督作品が上映されるということも、とても感慨深く、映画祭と共に私も成長していけたらと思っています」と、喜びのコメントを寄せている。また、併せて解禁された新ビジュアルでは、主演の伊藤さんが美麗な横顔を披露。これまでのポスタービジュアルでは“後ろ頭”だけだったため、「この坊主頭は一体誰?」という問合せも相次いでいたとか。映画の原作者でモデルとなった僧侶・白川密成さんも「本物のお坊さんのような佇まい!」と太鼓判を押す、この美麗な坊主姿も含め、シルクロードを旅した「西遊記」の三蔵法師にも劣らない(?)話題を呼び込むことになりそうだ。『ボクは坊さん。』は10月17日(土)より四国エリアにて先行公開、24日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボクは坊さん。 2015年10月24日より全国にて公開(C) 2015映画「ボクは坊さん。」製作委員会
2015年09月18日映画『ビリギャル』での塾講師役も記憶に新しい俳優の伊藤淳史が、現役住職の実話をもとにした映画『ボクは坊さん。』(10月公開予定)に主演することが26日、明らかになった。原作は、コピーライターの糸井重里氏が編集長を務める『ほぼ日刊イトイ新聞』に掲載され一日140万を超えるPVを記録した連載「ボクは坊さん。」。24歳の若さで愛媛県今治市にある四国八十八カ所霊場五十七番札所の栄福寺住職になった白川密成氏が、身近なのにあまり知ることのない僧侶生活のエピソードをつづって人気を博した。主演の伊藤は作品について、「当たり前のように繰り返される毎日を描いた作品で、その中で起こる、喜びや悲しみに、生を感じさせてくれる、心温まるストーリーだと思います」とコメント。演じる中で、「お寺の世界の厳しさや、美しさ」を身をもって感じることができたという。本作は、スクリーンに映し出される四国や高野山の風景も見どころの一つで、伊藤も「ロケーションもとても美しいので、ぜひ劇場でご覧ください」とアピールする。原作者の白川さんは、「ただの青年がある日、"坊さん"になって見たシーンは、『ねぇ、こんなことが、あったんだよ』と誰かに話したくなる日々でした。その一人が、あなただったら、なんだかうれしいです。もし、この映画を見た人が、誰かの声を久しぶりに聞きたくなったとしたら、それだけで、ありがたいです」とコメントを寄せている。主題歌は吉田山田が手がけた「Today,Tonight」。共演には、女優の山本美月、溝端淳平、濱田岳ら若手に加え、イッセー尾形、松田美由紀らベテランが脇を固める。『ALWAYS三丁目の夕日’64』で監督助手を務めるなど、第一線の現場でキャリアを積んできた真壁幸紀監督がメガホンを取り、スタッフ陣には日本アカデミー賞最優秀撮影賞を3度受賞している撮影の柴崎幸三氏をはじめとしたベテランが名を連ねた。主人公・白方光円は、祖父の死をきっかけに書店員の仕事を辞め、栄福寺の住職になったばかりの24歳。初めのうちこそ、坊さん専用グッズや、個性豊かな僧侶との出会いにワクワクしていた白方だったが、今では檀家との関係の難しさを感じたり、人の生死に直面して悩んだりする日々を過ごしていた。地域の人々との出会いや僧侶の世界の奥深さに触れることで、試行錯誤を繰り返しながらも成長していく一人の青年の姿を描く。(C)2015映画「ボクは坊さん。」製作委員会
2015年06月26日映画『ビリギャル』で主人公を慶應合格に導く塾講師を好演中の伊藤淳史が、今度は一転、“お坊さん”となって奮闘する『ボクは坊さん。』。このたび、主役の白川光円を演じる伊藤さん始め、山本美月、溝端淳平、濱田岳ら個性派キャストの出演が発表。併せて、ポスタービジュアル&予告映像が到着した。白方光円、24歳。突然の祖父の死をきっかけに書店員の仕事を辞め、四国八十八ヶ所霊場、第57番札所・栄福寺の住職になったばかり。この寺で生まれ育ったけれど、住職として足を踏み入れた“坊さんワールド”は想像以上に奥深いものだった!人の生死に立ち合うことで、“生きるとは何か?死ぬとは何か?”と考えたりもする光円。坊さんとしての道を歩み始めたばかりの光円に、何ができるのか…。原作は、糸井重里が編集長を務める「ほぼ日刊イトイ新聞」、通称“ほぼ日”に掲載されていた、白川密成さんによる連載「ボクは坊さん。」。1日140万PVを超える人気を誇った、このコンテンツは、24歳の若さで突然、愛媛県今治市にある栄福寺住職になった白川さんの日々を綴ったもの。白川さん本人が「僕が原作の中で伝えたかったことは、もしかしたら、ただひとつ。“そこに坊さんがいること”。ただの青年がある日、“坊さん”になって見たシーンは、『ねぇ、こんなことが、あったんだよ』と誰かに話したくなる日々でした」と語るとおり、日本人の生活に密着していながら、あまり知ることのないお坊さん生活に視点を当てたその内容が話題を呼び、書籍化もされている。お坊さんやお寺というと、なんとなく特別な存在というイメージを持ってしまいがちだが、本作に登場する、伊藤さん演じる光円たちはいたって“普通の人間”。今回解禁となった予告編でも、軽やかな音楽に乗って展開されていくコミカルなシーンは微笑ましいものばかり。主演の伊藤さんも「この映画は、当たり前のように繰り返される毎日を描いた作品で、その中で起こる、喜びや悲しみに、生を感じさせてくれる、心温まるストーリーだと思います」と、その“和み度”に太鼓判を押し、「お坊さんの役を演じさせていただき、お寺の世界の厳しさや、美しさを、身をもって感じる事ができました。共演者やスタッフの皆様と、今治の空気を感じながら、楽しく撮影に臨むことができました」と充実感あふれる撮影となったことを語っている。光円を取り巻く人々を演じるのは、山本美月、溝端淳平、濱田岳、松田美由紀、そしてイッセー尾形など、個性的なキャストたち。実力派の顔ぶれが盛り立てる予告編後半では、前半とは打って変わって、生と死、人として果たす役目など、シリアスなメッセージが込められ、試行錯誤を繰り返しながら成長していく光円の姿を垣間見ることができる。また、場面を盛り上げる主題歌「Today,Tonight」を手掛けた男性デュオ「吉田山田」も、「率直にこの書き下ろしの話をいただいたとき、とても嬉しかったです。通り過ぎてしまえば懐かしく、どこか愛しい“思春期”も、当時は欲求不満と不安と迷いにまみれていました。そんな気持ちを久しぶりに感じさせてもらえて、この曲を作らせてもらえて、とても光栄です」と、コメントを寄せている。『ALWAYS三丁目の夕日’64』で監督助手を務めるなど、第一線の現場でキャリアを積んだ真壁幸紀が監督を務め、日本アカデミー賞「最優秀撮影賞」を3度受賞している柴崎幸三が撮影を担うなど、『ALWAYS』シリーズのベテランがずらりと顔を揃えた本作。そんな腕利きのスタッフがとらえた四国や高野山の美しい風景と、愛すべき人間の営みのどちらも存分に味わうことができる、“坊さんエンタテインメント”の公開を楽しみにしていて。『ボクは坊さん。』は10月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日●デビュー後の初仕事もCM「テレビってすごい」旭化成不動産レジデンス「ヘーベルROOMS」のCM「その理由は、部屋」編で、ウインクで100人の男性を気絶させた美女。放送後からネットで「かわいすぎる」「誰?」「気になる」と話題になったその女性が、『non-no』(集英社)の専属モデルを務めている久慈暁子だ。今年成人を迎えたばかりの久慈の魅力に迫るべく、CM撮影秘話やデビューのきっかけ、地元・岩手のことなどをインタビュー。写真撮影ではウインクの再現にも気さくに応じてくれた。―― 一視聴者としてすごく印象に残ったCMでした。本当ですか!? ありがとうございます。――オンエア後の反響は?すごく反響が大きくて。「いつも見る」とか、中には「1日最低3回は見る」という人も(笑)。あとはスクショ(スクリーンショット)して送ってくれたり。そんなに仲良くない人も連絡くれたりします(笑)。やっぱり、テレビってすごいなと思いました。最初は友だちも私のことを気づかないかなと思っていたんですけど、すぐに「出てたね」って言ってくれて。そうやって気づいてくれるのは、うれしいですね。――もともとウインクは得意なんですか?いえ! 本当にできなくて。しかも、右目はできるんですけど左目はなかなか難しくて。右目だったら自信を持ってたんですけど、現場に行ったらまさかの逆(笑)。たまたま成功した1回を使っていただきました。あとは、ドミノ倒しになる人がウマすぎるんです! 実際に倒れていたので痛くないのかなと心配になったんですが、くっつきすぎて痛くないらしいです(笑)。――次に気になったのは「飲み会ではスターで」のシーン。「胸がキュンキュンキュン♪」という歌詞の曲をカラオケで熱唱していましたね。わざわざCM専用の曲を作ってくださったんです! 監督からは「もっと周りを盛り上げて」と言われて、「体を振って」とか動きに関しての具体的な指示はありました。――そして「毎日が羽ばたいて、まるで空を飛んでいるように感じるのは」のセリフでは、背中に羽が生えて空を飛んでいましたね。あれはスタッフさんの人力で、後ろから引っ張って羽根を動かしていました。私は実際に飛んでるわけじゃなくて、前傾姿勢になっていただけです(笑)。――そもそもウインクって日常でやることはあまりないですよね。ないですね。プライベートでは「ウインクできる?」みたいな流れでふざけてやったことはありましたけど、それ以外は1度もなかったです。――友だちから「ウインクやって」とお願いされることはありませんか。「やって」はないです…あっ! 言われたかも…今日言われました! 友だちとの会話の流れで無茶ぶりされて。一応やりましたけど、笑われました (笑)。――以前のソフトバンクのCM(2013年12月~「方言リレー」編)は1シーンのみの数秒の出演でしたが、当時の反響はいかがでしたか。本当に一瞬だったので、こっちのCMも絶対に気づかれないと思っていたんですけど、すぐに気づいてくれました。でも、山口弁をしゃべる役だったので、地元(岩手)の人から「裏切り者」と言われて(笑)。山口弁が全然分からなかったんですが、現場に方言指導の先生が来てくださいました。――芸能界デビューして初めての仕事だったそうですね。現場に向かう時の心境は?うれしいと不安が半々というか。まさかCMからスタートするとは思ってなかったので、緊張しました。CMが放送されてからも、自分が芸能活動をはじめたという実感がなくて。実は今もあまりありません(笑)。去年の12月で1年が経ちましたけど、本当に濃すぎる1年でした。今の状態が自分なのか分からないというか。自分なんですけど、違う自分みたいな。――今年は成人式に出席して、同窓会もあったそうですね。周囲の反応は?すごく応援してくれました。まさか、こんなに応援してくれていると思ってなくて。会ってみたらみんなそんな感じだったので、すっごくうれしかったです。――地元の風習では、新成人は親から手紙をもらうそうですね。久慈さんは受け取りましたか。もらいました。お母さんからの手紙でした。書いてあったのは「大学に入ってからの1年間で成長したと思っています」と。あとは「自分の状況に驕ることなく自分の生活に余裕を持つことが幸せへの近道」と書いてありました。それを読む前に、ステージでほかの親御さんの発表があって、妊娠した時からこの日のために手紙を書いてた方で。もらい泣きしてしまいました。取材が控えていましたし、化粧が崩れてしまわないか心配で(笑)。その流れで手紙を読んだので、感極まってしまいました。●激変する状況への戸惑い「違う自分が先に行く」――2013年に青山学院大学への入学を機に上京。大学進学を決めた理由は?もともとは特に理由もありませんでした。高校が進学校だったので、みんな勉強するんです。私のお兄ちゃんも進学していましたし、進学するのが普通だったというか。特に何も考えずに決めました。――将来の職業について考えたことはありましたか。小学校の時からキャビンアテンダントになりたかったです。でも、あまりそう思わなくなって。先生から「経済か経営に行け」と言われて、経済学部に入って。だから、夢がないまま東京に来たんですよ。――なぜ東京の大学に?両親が結婚してからずっと東京に暮らしていて、実家があるので岩手に戻ったそうなんです。青学の近くで仕事していたみたいで、「青学はすごくいいよ」という勧めもあったので、そういう流れで決まっていきました。――その年の5月に、渋谷でスカウトされたことがデビューのきっかけ。それまでスカウトされたことは?入学式に読者モデルの勧誘の方がたくさんいて。今の事務所に声を掛けられた時に初めてやってみようと思ったんですけど、それまでは全然興味が湧きませんでした。――今の事務所とそれまでの違いは何だったのでしょうか。最初はとにかく友だちを作ることに一生懸命で。周りでは岩手の子は一人もいなくて。履修もあったし、自分のことで精一杯でしたし、まさか芸能人になれるなんて思っていなかったので。5月ぐらいからあまり声を掛けられなくなってきて、その時に声を掛けていただいて。タイミングが良かったんだと思います。――その後もスカウトは続きましたか?私、田舎者すぎてティシュ配りとか全部もらってたんですよ。かわいそうって思っちゃって(笑)。そんな感じですから、スカウトされたら話は聞いていたと思います。――スカウトをされてからデビューの12月まではどのような日々を?普通の大学生活を過ごしていました。事務所に入ったんですけど、その自覚がなかったというか、芸能人になれると思ってなかったので、やる気もなかなか起こらないというか。チア部に没頭していました。――チアリーディングで友だちが増えた感じですか?そうですね。今でも友だちですごく楽しい大学生活を送っています。みんな「見てるよ」と応援してくれるんですけど、最近は「勢いについていけない」と(笑)。地方出身の普通の大学生がまさかこんなことになるとはとすごく言われます。――2014年8月のnon-noモデルオーディションでグランプリ。これも大きな出来事でしたね。雑誌が発売になってからも、私でいいのかなと(笑)。ドラマにも出させて頂きましたけど、私自身も気持ち的についていけてなくて、なんで私なのかなとか考えることもありました。違う自分が先に行っている感覚。中身は昔とそんなに変わっていないのに、状況だけが変わっていく感じ。芸能界は遠い存在でしたが…人生ってよく分からないなと思います。――今後はどのような自分を目指そうと考えていますか。『non-no』の専属モデルを務めさせていただいているので、そこを基本としていろいろなお仕事を頑張っていけたらいいなと思います。――同じ事務所の山本美月さんに憧れているそうですね。芸能界に入る前から赤文字系の雑誌を結構読んでいました。雑誌を読むのが昔から好きで。一緒にトークショーをやらせていただいて、その時に手を繋いでくれてすっごくうれしかったです(笑)。――去年はいろいろな人との出会いを経験した濃い1年だったと思います。今年はどんな1年にしたいですか。『non-no』ではもっと巻頭とかにたくさん出られるように頑張りたいです。あとは演技や桐谷美玲さんみたいなキャスターのお仕事も経験してみたいです。――ブログを読んでてすごく気になったのが、最初の投稿で書いてあった「好きな食べ物はこんにゃくゼリーです」。「こんにゃくゼリー」って書いてから、誰が気づいてくれたのか分かりませんけど、現場にいくたびに「こんにゃくゼリー」が置いてあるんです(笑)。――ゼリーじゃダメなんですか?こんにゃくじゃないとダメです! しかも、クラッシュタイプじゃなくて、ちゃんと堅いやつ!■プロフィール久慈暁子1994年7月13日生まれ。岩手県出身。O型。身長166cm。資格:英検2級、日本習字8段。好きな食べ物:こんにゃくゼリー。2013年に青山学院大学経済学部に入学して上京。同年5月に渋谷でスカウトされて芸能界に入った。翌年3月に「2014年旭化成グループキャンペーンモデル」に選ばれ、7月放送の『近キョリ恋愛~Season Zero~』(日本テレビ系)でドラマ初出演。8月に第45回non-noモデルオーディションでグランプリを受賞し、同誌の11月号から専属モデルを務めている。
2015年02月15日お葬式などでお経を読んでくれるお坊さんですが、お坊さんになるのってどうすればいいのでしょうか?仏教の学校などがありますが、そういった学校に入ればお坊さんになれるのでしょうか?お坊さん(僧侶)になるにはどうすればいいか、今回は、筆者の知人の曹洞宗の住職の方に聞いてみました。■お坊さんには誰でもなれる――お坊さんになるにはどうすればいいのでしょうか?誰でもなれるものなのでしょうか?曹洞宗の場合ですが、基本的には誰でもなることはできます。まずは師匠となる僧侶(師僧)に弟子入りすることが必要です。師僧の資格を持つお寺の住職の弟子にしてもらったり、宗派によっては総本山で師僧につくなど、ケースはいくつかあります。――師僧は簡単に見つかるものなのですか?紹介状が必要だったりするので、飛び込みとかはまず無理でしょう。簡単ではないです。しかし、最近では修行僧の募集を行っているお寺もありますから、うまくいけば……ですかね。お寺のホームページで募集をしていたりするので、検索してみるといいと思いますよ。――ネットで募集していたりするんですね。ここ数年、まれですが目にしますよ。師僧に弟子入りできたら、何カ月も修行を積み、次は師僧の許可を得て得度(とくど)を行います。得度というのは、仏門に入る出家の儀式のことです。――その儀式を行わないとお坊さんにはなれないのですか?これは儀式ですからね。宗派は違えど、どこも得度は行うはずですよ。曹洞宗の得度式では、剃髪し、師匠から安名と法衣をもらいます。これでまずはひよっこの僧侶になれるわけです。その後、僧堂でさらなる修行を積み、一人前の僧侶に成長していきます。――お寺の子供として生まれた人でも同じプロセスを歩むのでしょうか?そうですね。寺の子供として育った場合は、父親や祖父が師僧となる場合が多いので、師僧を探したりする手間は省けますが、一般の家に生まれ育った人と同じく得度をして修行をするのは変わりません。――寺の息子だからといって三段飛ばしくらいでなれたりするものではないのですね。もちろんです。誰もが所定の儀式を行い、厳しい修行を行って立派な僧侶となっていくのです。■仏教学校に行ってもお坊さんになれるわけじゃない――仏教学校などがありますが、ああいった場所でもお坊さんになることはできるのですか?仏教学校は、僧侶を養成する学校ではなく、仏教史や教義を中心に学ぶ場というだけです。卒業したからといって自動的に僧侶にはなれません。在学中に得度を行って仏門に入る人もいますが、全部が全部ではないですね。――なるほど、そうなんですね。ただ、仏教学校によっては特定の宗派の僧が勉強する指定学校だったりするので、現役の僧侶が修行のために通っているケースもありますよ。誰でもお坊さんになることは可能だそうです。ここ数年は在家からお坊さんになる人も増えているのだとか。しかし、厳しい修行などに耐えかねて断念する人も多いと聞きました。人を導く僧侶になるのはなかなか難しいようです。(高橋モータース@dcp)
2013年03月12日