目黒雅叙園(東京・目黒)が8月9日まで、園内の東京都指定有形文化財・百段階段にて、さまざまな“和のあかり”を集めた「和のあかり×百段階段」展を開催している。同企画展は、和紙のあかりなど日本人が昔から愛してきた優しいあかりの魅力を伝えるもの。会場の百段階段には7つの部屋があり、壁や天井に126枚の日本絵画が描かれており、「日本各地の祭りのあかり」「夏のあかり」「草木が照らすあかり」…といったさまざまな和のあかりが各部屋を彩っている。目玉は、青森ねぶた祭の“ねぶた”のあかり。釘1本打てない文化財である百段階段に巨大なねぶたを展示するという困難に挑んだのは、若手ねぶた師集団・ねぶた屋の4人。ねぶた史上初となる流派を超えた4人の合同作品は、「大江山酒呑童子(おおえやましゅてんどうじ)」をモチーフにしたものだ。鬼と姫君、武士2人という構成で、作品を正面にして左から2番目の武士と目の前の盃は、同展のために特別に制作されたもの。それ以外は昨年のねぶた祭りで実際に使用されたものとなっている。祭ではなかなか間近で見ることができないねぶたをじっくり堪能できる。園内では、同展に出展される葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」をヒントに海と波しぶきをイメージしたカクテルなど特別メニューも提供。展覧会の招待券と浴衣セットプレゼント、着付け、さらに料亭でのランチもついたプランも用意されている。また閉館後の百段階段では、チェリスト・村中俊之と尺八演奏家・石垣秀基といったアーティストたちによるアコースティックライブも開催される。【イベント情報】「和のあかり×百段階段」展 ~日本の祭り、12のあかり~会期:7月3日~8月9日会場:目黒雅叙園住所:東京都目黒区下目黒1-8-1時間:日曜~木曜は10時~18時(最終入館17時30分):金・土曜は10時~19時(最終入館18時30分)料金:当日券 1,200円、学生 600円休館日:なし
2015年07月09日小説の舞台や大河ドラマのロケ地にもなっている目黒雅叙園の「百段階段」。東京都指定有形文化財になっているこの場所で、7月3日から『和のあかり×百段階段展―日本の祭り、12のあかり』が開かれます。1935年に建てられた「百段階段」は、目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築です。99段の階段廊下をもつことから「百段階段」と呼ばれ、階段廊下の南側には日本の美術工芸で飾られた7つの部屋が連なっています。本展では、日本各地の伝統的な「和のあかり」で優しく照らされた百段階段の空間を楽しむことができます。例えば、美人画の大家、鏑木清方の絵が飾られている部屋「清方の間」では、岐阜県で毎年開催されている「美濃和紙あかりアート展」の優秀作品が展示されています。風情ある和紙のあかりが美人画の空間を照らし、幻想的な雰囲気を楽しめます。また、「祭りのあかり」も見どころのひとつです。東北三大祭りの「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕まつり」や山口県の祭りなど、日本中の祭りのあかりが百段階段に集まります。特に、青森のねぶたは、4つの流派がねぶた史上初めて合同作品を作るということで、現地青森でも見ることができない貴重なねぶたが展示されます。展覧会に合わせたイベントも楽しそうですよ。女子にオススメなのは、展覧会の招待券に浴衣セットと着付け、食事がついたお得なランチプラン。浴衣を着て「和のあかり」を見学したあと、料亭でおいしいランチをいただけるので、女子会にもぴったり。おしゃれスポット目黒で、粋な日本のイルミネーションを体験してみてはいかが?イベントデータ:『和のあかり×百段階段展』会期:2015年7月3日(金)~8月9日(日)時間:10:00~18:00(金・土曜日10:00 ~ 19:00)※入館は閉館の30分前まで会場:目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」料金:一般 1,200円/学生 600円/小学生以下無料
2015年07月07日表参道ヒルズ本館の吹抜け大階段に、7月23日から8月23日まで「THE BLUE WAVE ~都会に出現する青い波~」と題したクールスポットが出現する。このクールスポットは、表参道ヒルズで6月26日から8月23日まで行われる夏季限定キャンペーン「THE BLUE WAVE」の一環として企画されたもの。同キャンペーンでは、海の涼感を感じさせるアイテムや冷んやりメニューが販売される。クールスポットの空間ディレクションを務めるのは、映画や舞台の空間演出を手掛ける美術集団「ヌーヴェル ヴァーグ(Nouvelle Vague)」。会場には、まるで本物のビーチにいるような臨場感を味わえる“波のオブジェ”が現れる。床には海面をイメージした模様が施され、ブルーやホワイトを基調とした照明が空間を演出。記念撮影をしたり、パラソルの下でひと休みしたりと、都会の雑踏を忘れて爽やかな夏のひとときを過ごすことができる。【イベント情報】「THE BLUE WAVE ~都会に出現する青い波~」会場:表参道ヒルズ本館の吹抜け大階段住所:東京都渋谷区 神宮前4-12-10会期:7月23日~8月23日時間:11:00~21:00(日曜は20:00まで)
2015年06月14日京都タワーは3月14日、「京都タワー階段のぼり2015・春」を開催する。同イベントは通常、一般公開していない京都タワー展望室のらせん階段、3階から4階(285段)を開放するもの。達成者には認定証を渡すほか、今回はホワイトデーに関連するイベントも行う予定という。今回で4回目となる京都タワー春の階段のぼり。京都、他府県からの参加者を合わせ、毎回約600名が参加している。らせん階段内にはパネルで京都タワーのイベント情報を展示し、ゴール地点ではドリンクも提供。カップルで参加し手をつないでゴールすると、階段をのぼった先にある「たわわちゃん神社」の絵馬が1組につき1枚プレゼントされる。受付時間は11時~16時。参加費は、展望料金の大人770円、高校生620円、小・中学生520円、幼児(3歳以上)150円、障がい者350円(手帳のご提示が必要)。参加希望者は、受付時間内に京都タワービル11階(展望室1階)受付へ。
2015年02月24日弁当屋を営みながら若者のために奔走するも若くしてこの世を去った仲宗根陽(なかそねひかる)さんの実話を基にした映画『天国からのエール』が10月1日(土)から公開されるのを前に、陽役の阿部寛と、彼の妻・美智子を演じたミムラがインタビューに応じた。その他の写真『天国からのエール』は、沖縄県本部町で弁当屋“あじさい弁当”を営む陽(阿部)が、地域の高校生のために弁当屋のガレージを音楽スタジオに改造し、がんとたたかいながら、若者たちの夢を応援するべく必死に生き抜く姿を描く。阿部は撮影中、「モデルとなった仲宗根さんは特別な存在だったのか、いや、ひょっとしたら自分も彼のような気持ちになれたかも知れない。常に自問自答しながらこの役を演じています」とコメントしたが、すべての撮影を終えて、映画が完成した段階になって改めて「カタチは違うかもしれないけど、彼のような気持ちになる可能性はある」と語る。「とてもマネできるとは思わないんですけど、撮影をした本部町に行ってわかったのは、あじさい音楽村は本部高校のすぐ裏にあって、子どもたちががんばってる姿も目の前に見えるんです。すると僕も普通に『何か応援したい』という気持ちが芽生えたんですね。だから、彼と同じ気持ちになる可能性があると思います」。そして、阿部と、阿部が演じた陽を最も近い距離で見つめ続けたミムラは、阿部と仲宗根陽には“共通する感覚”があるという。「阿部さんの役に向きあう情熱に、一緒にお芝居をしている高校生たちが自然と引っ張られることがよくありました。私もそうなんですけど、学ぼうとしなくても、阿部さんにはたぶん仲宗根陽さんと同じぐらい“人を引っ張る力”があると思うんです。だから、台本や原作を読むよりも、撮影現場で阿部さんを見ることで発見がありましたし、思いやりが芽生えましたね」。真摯で熱くて真実の人。ミムラが阿部に“陽さんの姿”を見たように、阿部もかつて出会った人々の中に同じ感覚を抱いたと語る。「最初は何を言っているのか難しくてわからなかったりするんです。でも、その人が本気で言ってくれたことっていうのは10年、20年経っても思い出すんですよ。『あの時、言ってくれたのはこういうことだったんだ』って思うと、それだけで終わらずにさらに10年経つと『こういうことでもあったんだな』って。だから厳しかったり、本気だったりするんですけど、それが力をもらえるものなんだな、と。僕もそういう人に恵まれたし、あじさい音楽村の子どもたちも本気で怒って本気で心配してくれる人に出会えたことは宝だと思うし、あじさい音楽村だけじゃなくて、“彼の存在”こそが力になったんだと思います」。本作は実在の人物をモデルにした作品だが、阿部やミムラが演じながらそう感じたように、多くの人が感じたことのある真摯な気持ちや、思いやりを感じられる普遍的な作品に仕上がっているのではないだろうか。『天国からのエール』10月1日(土)より全国ロードショー
2011年09月30日沖縄県本部町で、音楽に賭ける若者たちの夢を応援するため音楽スタジオ「あじさい音楽村」を設立した仲宗根陽(ひかる)さんの実話を映画化した『天国からのエール』。この公開に先駆けて、9月4日(日)、シネマカフェでは夫婦を招いて本作の試写会を開催。上映後、本作で初メガホンを取った熊澤誓人監督と真壁佳子プロデューサーによるティーチインが行われた。音楽という夢を追いかける高校生たちのため、自分の病気をおして奔走する仲宗根さんと、夫を支える妻・美幸さんの夫婦のドラマが観る者の心を動かす本作。熊澤監督が仲宗根さんご夫妻に初めて映画化の話を持ちかけたのは2年前の夏。当初は闘病中の陽さんの横で美幸さんは心配の色を浮かべていたそうで、「ご本人はもちろん、周りの方々との関係性について、映画で美化して描くのは嫌だったので、ちゃんと話し合っていきました」とふり返る。実際、1か月にわたる沖縄での撮影に入ってからも、美幸さんはずっとお母さんのように現場を見守ってくれていたという。熊澤監督自身、仲宗根さんご夫婦を映画として描くうえで、結婚されているからこそ分かる夫婦間での“気遣い”とそれゆえの障害を“乗り越える瞬間”を感じたそうだが、「夢のために突っ走る陽さんは周りの人からは太陽のように見えるけど、陽さんにとっての太陽は誰かというと、それは美幸さん。突っ走るダンナさんに対して、奥さんがオロオロするのではなく対等でいること、という点を意識しました」と話す。また、真壁プロデューサーも本作を通して改めて夫婦の存在を再確認したそうで「沖縄に家族で行ったときに夫と大喧嘩したのですが、その後、仲宗根さんとこの映画の話をした後にあまりの衝撃に落ち込んで私が一人で泣いてると、夫が慰めてくれました。つらいときにやっぱり守ってくれるのが夫婦。そのときに夫が慰めてくれなかったら、この映画も作ることができなかったと思います」と感慨深げな様子。さらに、映画を鑑賞した読者に感想を尋ねると、ひとりの女性読者からは劇中のミムラさん扮する美智子(美幸さんがモデル)と自身を照らし合わせ「生まれ変わったらこういう奥さんになりたい」という声もあがるなど、来場したご夫婦それぞれが思い思いの様子で“夫婦”ならではの話にじっくりと耳を傾けていた。『天国からのエール』は10月1日(土)より公開。■関連作品:天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会■関連記事:夫婦の絆を確かめる『天国からのエール』夫婦限定試写会に25組50名様ご招待阿部寛、実在の人物を演じたプレッシャーと感謝の思いを声を詰まらせながら吐露阿部寛、髪型&衣裳も“本物”を徹底『天国からのエール』ポスター完成【沖縄国際映画祭】映画祭最終日に阿部寛が登場、チャリティ活動に参加ステレオポニー、映画主題歌で沖縄「あじさい音楽村」の恩師に恩返し!
2011年09月05日新人俳優・矢野聖人が、阿部寛主演の映画『天国からのエール』に出演する。『身毒丸(しんとくまる)』キャンペーン詳細・チケット情報『天国からのエール』は沖縄でうまれた実話も基にして、手作りスタジオを作った阿部寛演じる余命わずかの男と、彼を信じ夢に向かう若者たちを描いている。矢野は阿部演じる主人公に背中を押されて成長する高校生バンド“ハドランジア”のメンバーのひとり。『天国からのエール』は10月1日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー。また矢野は、8月26日(金)より東京・天王洲 銀河劇場にて開幕する舞台『身毒丸(しんとくまる)』にて主演を務める。この作品は寺山修司、岸田理生共同脚本、蜷川幸雄が演出を手掛ける人気舞台で、1995年には武田真治が、1997年からは藤原竜也がそれぞれ主人公・身毒丸を演じた。そして今回身毒丸を演じる矢野は、オーディションで8,523人から選ばれた新人で、これからの活躍が期待されている。チケットぴあでは、8月14日(日)23:30までに『身毒丸(しんとくまる)』東京公演のチケットを購入すると、『天国へのエール』映画鑑賞券がもらえる。さらに抽選で30名に矢野聖人直筆サイン付写真(映画版)をプレゼント。ほかにも選べるお食事セットチケット、学生席(当日引換)などもある。『身毒丸(しんとくまる)』は、9月6日(火)までの東京公演後、9月10日(土)から9月12日(月)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、9月17日(土)・18日(日)は愛知・愛知県芸術劇場大ホールにて上演。チケットは発売中。
2011年08月10日沖縄の小さな弁当屋の隣に、無料の音楽スタジオ「あじさい音楽村」を建てたひとりの男と若者たちの実話を、阿部寛主演で映画化した『天国からのエール』。本作のポスタービジュアルが完成し、このほど初披露となった。本作は、沖縄県本部町(もとぶちょう)で弁当屋を営みながら、夢を追う高校生たちを応援するため、全てが無料の音楽スタジオ「あじさい音楽村」を作った、仲宗根陽(なかそねひかる)氏の実話を基にした物語。病に倒れ余命わずかの中で、若者たちに生きることや夢を追いかけることの大切さを教える仲宗根さんと、若者たちの心の交流を描く。昨年、実際に「あじさい音楽村」が建つ本部町でオールロケを敢行した本作。本部町を訪れた際に、仲宗根さんが若者たちに残していった“他人を思いやる心”や“礼儀を大切にする心”に感銘を受けた阿部さんはその思いを伝えるべく、沖縄弁や料理の練習はもとより、外見も仲宗根さんにより近づくため、本人が通っていた理容室で髪型も変え、衣裳も実際に仲宗根さんが着ていたものを身につけるなどして徹底的に役作りに挑んだ。こちらのポスターでは、沖縄の青い空と海をバックに、仲宗根さんを演じきった阿部さんの姿がお目見えに。その表情からは、仲宗根さんから受け継いだ並々ならぬ想いと優しさがにじみ出ている。いま、この作品が人々に伝えたいこととは――。『天国からのエール』は10月1日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会■関連記事:【沖縄国際映画祭】映画祭最終日に阿部寛が登場、チャリティ活動に参加ステレオポニー、映画主題歌で沖縄「あじさい音楽村」の恩師に恩返し!桜庭ななみのバンド仲間が明らかに!『天国からのエール』に矢野聖人ら期待の新鋭阿部寛の最新作『天国からのエール』が沖縄で撮影開始!ミムラ、桜庭ななみら出演
2011年05月05日阿部寛を主演に迎え、沖縄を舞台に若者たちの夢を応援すべく、手作りの音楽スタジオ設立に奮闘した男の実話を映画化した『天国からのエール』。阿部さんに加え、ミムラ、桜庭ななみの共演が発表されていたが、このほど新たな共演陣が明らかに!劇中に登場する高校生バンドのメンバーとして矢野聖人、森崎ウィン、野村周平の3名が出演することが発表された。沖縄県本部町にある全てが無料の音楽スタジオ「あじさい音楽村」。現地で弁当屋を営んでいた仲宗根陽(なかそね ひかる)さんは、高校生たちを応援するために借金をしてまでこのスタジオを設立したが、仲宗根さん自身は夢半ばにして病に倒れてしまう。仲宗根さんと彼が愛した若者たちの姿を追ったドキュメンタリーがNHKで放送され大反響を呼び、さらに書籍「僕らの歌は弁当屋で生まれた・YELL」(リンダパブリッシャーズ刊)も発行されたが、この実話を映画化したのが本作である。仲宗根さんをモデルにした主人公・大城陽を阿部さんが、その妻をミムラさん、そして高校生バンド“ハイドランジア”の紅一点のメンバー、アヤを桜庭さんが演じ、本部町でのオールロケで昨年10月にクランクインした。今回、新たに発表されたのは、桜庭さん扮するアヤ以外のハイドランジアのメンバー3人。ギター担当の真喜志ユウヤを、昨年、蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」の主役オーディションでグランプリを受賞し、今年6月公開の『もしドラ〜もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら〜』にも出演している矢野聖人が演じる。ユウヤはこれまで自堕落な生活を送っていたが、陽との出会いで夢を取り戻していくという役どころ。さらに昨年『パレード』、『書道ガールズ!!−わたしたちの甲子園−』、『劇場版 怪談レストラン』に出演した森崎ウィンがお調子者だが音楽に対して人一倍熱い思いを抱くドラムの伊野波カイ役を、「天使のわけまえ」(NHK)、「ハンマーセッション!」(TBS)などの連続ドラマに立て続けに出演した野村周平がひきこもりがちで繊細な心を持つベースの仲村キヨシを演じる。3人とも、今後の活躍が期待される新鋭。今回の発表に際して「阿部さんと共演したいとずっと思っていたのが、こんなに早く叶うなんてびっくりしました。ギターは生まれて初めてだったのですが、練習すればするだけ結果が出せると思って頑張りました」(矢野さん)、「ケンカをするシーンの前日は実際に相手と話すのをやめたりとか、気持ちを全投入して役柄に挑みました。尊敬する阿部寛さんと共演できるなんて、夢みたいでした」(森崎さん)、「自分と真逆の“あまりしゃべらない”役柄でしたが、逆にスイッチが入ってやりやすかったです。阿部さんは現場全体の“お父さん”みたいな感じでした」(野村さん)と、それぞれから出演の喜びや阿部さんとの共演の感想が寄せられた。矢野さんのコメントにもあるように、3人とも楽器の猛特訓を経て撮影に臨み、クライマックスのライヴシーンでは、約1,000人の観客を前に、熱い思いのこもった演奏を披露した。本作のプロデューサーを務める真壁佳子は「(3人の)起用の決め手は、矢野さんは“どこか人の心を惹きつけてやまない陰影”、森崎さんは“天性の勘の良さと身体能力”、野村さんは“愛されるキャラクターと何が飛び出すか分からない新鮮さ”」と説明。さらに「それぞれ個性は違うものの、共通するのは“どんどん変わっていく力”。この映画を通して、阿部寛さんとの共演や、舞台となった沖縄の方々との触れ合い、初めてのバンド演奏シーン、と盛りだくさんの刺激を受け、俳優としてますます素敵になってくれると思います」とコメント。そして阿部さんも3人について言及。「これからすごく伸びていく3人。自分の体で感じたことを表現して、ラストに向けて集中を高めていた。1か月間、彼ら3人は生活を共にし、本当のバンドメンバーのように、最後のライヴシーンをやり終えたに違いない」と劇中の陽と同じように若者たちの成長を見守る温かいコメントを寄せてくれた。ライヴシーンはどのような仕上がりになっているのか?もちろん、バンドの紅一点、桜庭さん扮するアヤと3人の絡みにも注目!『天国からのエール』は2011年、全国にて公開予定。■関連作品:天国からのエール 2011年、全国にて公開■関連記事:阿部寛の最新作『天国からのエール』が沖縄で撮影開始!ミムラ、桜庭ななみら出演
2011年01月04日沖縄県本部町にある無料の音楽スタジオ「あじさい音楽村」の設立に尽力し、昨年、がんで逝去した仲宗根陽(なかそねひかる)氏の実話を基にした映画『天国からのエール』が、阿部寛、ミムラ、桜庭ななみをキャスト陣に迎えて製作されることが発表された。「あじさい音楽村」は、地元の高校生たちのバンド活動のために設立された無料の音楽スタジオ。この地で弁当屋を開いていた仲宗根さんが、地元の高校生たちがバンドの練習ができる場所がないことを知り、夢を持つ若者たちを応援したい一心で借金までして弁当屋の地下にスタジオを作り上げた。仲宗根さんは2005年にがんと診断され、2008年1月には余命3か月を宣告されるが、病身ながらも高校生たちに夢を追いかけることの大切さを教え続けた。彼と彼が愛した若者たちの姿を追ったドキュメンタリーがNHKで放送され、書籍「僕らの歌は弁当屋で生まれた・YELL」(リンダパブリッシャーズ刊)としてまとめられたが、この感動の実話が映画化されることに。映画で仲宗根さんをモデルにした主人公・大城陽を演じるのは、映画にドラマ、舞台と幅広い活躍を見せる阿部寛。不治の病に冒されながらも若者たちを叱咤激励する、不器用だが熱さと優しさを持った男を熱演している。陽の妻・美智子役には来年のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」で細川ガラシャ役を演じることが発表されたミムラ。また、12月公開の『最後の忠臣蔵』、さらに来年公開の『ランウェイ☆ビート』と次々と話題作に出演している桜庭ななみが、プロを目指す高校生バンドのボーカル&ギターを担当するアヤを演じる。すでに10月13日(水)より沖縄でクランクイン。「あじさい音楽村」のある本部町でのオールロケが行われている。阿部さんからは「大城陽のモデルとなった仲宗根さんは特別な存在だったのか?いや、ひょっとしたら自分も彼のような気持ちになれたかも知れない…常に自問自答しながらこの役を演じています。仲宗根さんに近しかった方々から、彼の人柄やその生き様をうかがったり、以前放送された『あじさい音楽村』に関するドキュメンタリーを何度も繰り返し見て、自分の中でご本人のイメージを膨らませてきましたが、実際、彼が生活していたこの町に来てみて、初めて掴めた部分が多いです。何よりも凄いと思ったのは、彼が亡くなって1年経ったいまも『あじさい』の若者たちの中に常に『他人を思いやる心』や『礼儀を大切にする心』が根付いて生きていること。この精神が映画を観たひとりひとりの中にも伝わっていけばよいと思います。仲宗根さんの十数年お弁当を作ってこられた手さばきを表現するため、撮影の2週間前から料理のプロの方から指導を受けたり、大きなフライパンを用意してもらい、自宅に持ち帰りゴーヤチャンプルを左手1本で返す練習を繰り返しました。監督・スタッフ・キャストをはじめ、みんなが一丸となって、この沖縄の穏やかな気候の中、心に沁みる作品にしたいと、日々、頑張っています」という力強い決意表明のコメントが到着した。ミムラさんは「まず実際の場所をお借りして撮影できることに深く感謝しています。この土地のもつ空気感に大いに助けてもらいつつ、一人でも多くの人の心に『あじさい』の明るく力強いパワーが届くよう、私も微力ながら尽力したいと思います」と感謝と意気込みを口にする。桜庭さんは「私の演じる比嘉アヤは、ギターボーカルで、一つの夢に向かって進んで行くのですが、演じるに当たって、日々成長していく様や気持ちの変化を伝えられるようにしたいと思いました。同時に、私はギターを弾いたことが全くなく、撮影前や空き時間に練習を重ねて、少しずつ音が出せ、指先の皮が剥けることが嬉しく感じました」とコメント。また、阿部さんとの共演については「2日間くらいしかお会いしていないのですが、先日、私の18歳の誕生日を現場で祝っていただいたときに、お誕生日の歌を阿部さん含めみなさんで唄って下さって、本当に嬉しかったです」と明かし、早くも現場の明るい雰囲気、一体感をうかがわせた。メガホンを握るのは、犬童一心監督の下で助監督として経験を積み、本作で長編監督デビューを飾る熊澤誓人。また「アットホーム・ダッド」や「結婚できない男」など阿部さんの主演ドラマを手掛けてきた尾崎将也と新星・うえのきみこが脚本を担当している。『天国からのエール』は2011年全国にて公開予定。■関連作品:死刑台のエレベーター 2010年10月9日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2010「死刑台のエレベーター」製作委員会天国からのエール 2011年、全国にて公開■関連記事:阿部寛インタビュー“不可能”に挑み続け、楽しむ男吉瀬美智子「毛穴が分かる顔アップ」に困惑吉瀬美智子&阿部寛、年代物の貴重なワインを壇上でゴクリ!2つの事件が導く衝撃の結末『死刑台のエレベーター』試写会に20組40名様ご招待阿部寛悪女に悩まされる恋「したことある」
2010年10月20日有吉弘行が11日、都内で米映画『レギオン』のCMナレーション録りを行った。有吉弘行、満面の笑み!映画は、英俳優ポール・ベタニーを主演に迎え、天国や地獄などの神話性を取り入れ、人類と天使の壮絶な戦いを描いたアクション・スリラー。「悪口」という肩書きで初のナレーションに挑んだ有吉は、天井をはいまわる老婆に「ゴキブリばあちゃん」、アゴが伸びる男には「アゴ」など、次々と現れる異形のモンスターたちに毒舌でツッコミを入れ、ディレクターから「もっと憎たらしく」と注文を受けながら「おい天使!お前ら地獄見たことねぇだろ」のセリフを披露。無事に収録を終えた有吉は「案外あっさり終わるもんですね。こういう仕事の方が効率が良くていい」と感想を語り、「毒舌だけじゃなくて、普通に映画をホメるナレーションもやりたい。そっちの方が仕事増えそうですし。もちろんホメるとなると気持ち的にウソつくことになりますけど。たいていの人はウソつきながらやってますから、僕だけ正直に生きろってのもおかしいでしょ」と話した。有吉といえば、お笑いコンビ「猿岩石」時代にリリースしたシングル曲『白い雲のように』が大ヒットしたが、その後人気が低迷しコンビも解散。芸能界の“天国と地獄”を見てきたことから、今回のナレーションに抜てきされた有吉は「歌のビジネスってデカいですね。あの時はホントに天国でした。地獄はまったく仕事がない時でしたね。今はちょうど狭間なんですよね、意外とね。でも、こうしてお仕事を頂いている意味では天国だと思います」としみじみと語った。『レギオン』5月22日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
2010年05月13日「だっちゅ~の」って覚えていますか?フジテレビのバラエティー番組「タモリのボキャブラ天国」で有名になったパイレーツのギャグでした。1992年10月14日より放送が開始され、幾度となく番組名が変更されつつも、その後の人気お笑い芸人を多数輩出し、流行語大賞まで生み出した懐かしのお笑い番組です。そこで、あのころ一番好きだったキャブラーを20代~30代の男女にアンケート!それぞれのネタが発表される直前に使われていたキャッチコピーとあわせて紹介します。ぜひ、にやにやしながら当時を振り返ってみてくださいね。(アンケート方法:COBS ONLINE会員調査(ウェブ ログイン式)、対象人数:462件、期間:2010/2/24‐/3/1、有効回答数462件)■1位不発の核弾頭「爆笑問題」(タイタン) 162票「ネタに社会風刺があり、なるほどと思うから」(20代/男性)と、数あるキャブラーの中でも「知的さ」がひときわ光っていた「爆笑問題」。現在放送されている「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。(日テレ系列)」などに見られる趣向のルーツともいえそうですね。番組内でもダントツの人気を誇っていた彼らは「群を抜いて面白かった」(20代/男性)との意見が大多数。なかには「下ネタも少なかったし、落ち着いてネタを聞けた」(30代/女性)との声も。多くの視聴者に「なるほど」と思わせつつも笑いを起こすような、彼らの安定感が幅広い層の視聴者に好感を抱かせたようです。■2位電光石火の三重殺(トリプルプレイ)「ネプチューン」(ワタナベエンターテイメント) 102票「当時、3人で漫才をするのが珍しかった」(20代/女性)と、多くの人に鮮烈な印象を与えた「ネプチューン」。もっとも多かったのが『アキラさんシリーズ』が学校ではやってみんなまねしてた」(20代/男性)との声。ホストキャラを演じる原田泰造さんを中心に回るネタに、おなかを抱えて笑いつつも「実はあの声にどきどきしてた」(20代/女性)と、妙にまんざらでもない気持ち(?)になってしまった女性も多かったようです。また、それぞれのキャラクターが際立っていたこともあり、一人ひとりに注目するファンも多く「お笑いというよりアイドル的存在だった」(20代/女性)と振り返る声も。■3位邪悪なお兄さん「海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)」(ナチュラルエイト) 46票現在は数多くの番組で司会者の顔となった「海砂利水魚(現・くりいむしちゅー)。当時は「頭の回転がダントツに良かった」(20代女性)と彼らのネタのキレ具合にも定評があった様子。さらに、有田哲平さんによる芸人暴露トークを毎回楽しみにしていた人も多かったのではないでしょうか。また、「当時から上田さんが好きでした。顔が好みでした(苦笑)」(20代/女性)という声や「しゃくれた男性が好み」(20代/女性)との意見も。若いころの二人のルックスが、当時多くの女性ファンを引きつけていたことを伺わせます。4位以下は次の通り。■4位ロンリーウィスパー「つぶやきシロー」(ホリプロ)45票「今考えてみると、万人が「あーあるある!」とうなずけることをぼやいたりつぶやいたりする、今のお笑いの潮流を築いたと思う」(20代/男性)■5位戦慄の不協和音「フォークダンスDE成子坂」(当時ホリプロ)16票「彼ら独自の世界が好きだった。ツッコミの村田さんが亡くなったのが残念」(20代/男性)現在では冠番組を持つほどの人気ぶりを見せる3組が、上位にランクインする結果に。このほかにも、6位BOOMER 、Take2共に15票、8位 パイレーツ 13票、9位 X-GUN 10票、がランクイン。今でもお笑い芸人のネタが小学生のなかでブームになるようですが、わたしが小学生のころも、給食の時間に「は~ら~だたいぞうです!」なんて騒ぎ出す男子がいました。彼は今どうしているのでしょうか……。ネプチューンのような大出世を遂げていることを願います。(栗林弥恵/プレスラボ)ハチミツ二郎さん『モテ☆メタボ』に学ぶ「モテ」のこつとは?いまや芸人さんはモテモテな時代?ハチミツ次郎さんにモテの秘訣を聞いてみましょう付き合って3日で別れた!カップルスピード破局ランキングいまやカップルは3日で別れる時代!?いやまさか。続きは記事で……。20代後半男性が振り返る「あん時は怒られた!」エピソードみんな怒られながら出世していくものなのでしょうか?【関連リンク】職場のこんなやつは嫌だランキング芸人のように人気になりたいものですビジネスファッションSNAP COLLECTION印象的な見た目ってどんな服装?新社会人のための恋愛Q&Aプロが答えます
2010年03月14日