伊東市は、令和6年4月13日(土)から4月30日(火)まで小室山公園で小室山公園つつじ観賞会を開催します。真っ赤なつつじの絨毯と一緒に富士山を眺めることも会場となる小室山公園つつじ園は、約35,000平方メートルもの広大な園内に40種類約10万本のつつじが植栽されており、見頃を迎えるとまるで赤い絨毯のように一面咲き乱れます。天気が良い日には、真っ赤なつつじの絨毯と一緒に富士山を眺めることもでき、絶景の写真スポットになっています。つつじのトンネルも人気で、人間の背丈よりも大きく色鮮やかなつつじの中を歩くことができます。また、小室山山頂には「小室山リッジウォーク“MISORA”」があり、おしゃれな「Cafe・321」も併設されています。「小室山リッジウォーク“MISORA”」では、相模灘や伊豆諸島、天気が良ければ富士山などが一望できます。「Cafe・321」は、全席オーシャン&スカイビュー。地層をイメージした優しい色合いの店内や、カフェ利用者限定のウッドデッキでくつろぐことができます。他にも、恐竜広場という大きな恐竜のモニュメントやアスレチックのあるお子様連れにも人気のスポットもあり、家族で楽しめる場所となっています。なお、ご来園の皆様に安全につつじをご観賞いただくため、つつじの開花に合わせて臨時駐車場を開放するとともに園内の一部道路に通行規制を実施します。臨時駐車場の開放及び有料化につきましては、つつじの開花状況により期間が前後する可能性があります。詳細につきましては、公式HPを随時更新していますのでそちらをご確認ください。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年04月12日伊東市(庁舎:静岡県伊東市、市長:小野達也)は、令和6年4月13日(土)から4月30日(火)まで小室山公園で小室山公園つつじ観賞会を開催します。会場となる小室山公園つつじ園は、約35,000平方メートルもの広大な園内に40種類約10万本のつつじが植栽されており、見頃を迎えるとまるで赤い絨毯のように一面咲き乱れます。天気が良い日には、真っ赤なつつじの絨毯と一緒に富士山を眺めることもでき、絶景の写真スポットになっています。つつじのトンネルも人気で、人間の背丈よりも大きく色鮮やかなつつじの中を歩くことができます。小室山公園つつじ園つつじのトンネルまた、小室山山頂には「小室山リッジウォーク“MISORA”」があり、おしゃれな「Cafe・321」も併設されています。「小室山リッジウォーク“MISORA”」では、相模灘や伊豆諸島、天気が良ければ富士山などが一望できます。「Cafe・321」は、全席オーシャン&スカイビュー。地層をイメージした優しい色合いの店内や、カフェ利用者限定のウッドデッキでくつろぐことができます。他にも、恐竜広場という大きな恐竜のモニュメントやアスレチックのあるお子様連れにも人気のスポットもあり、家族で楽しめる場所となっています。小室山リッジウォーク“MISORA”なお、ご来園の皆様に安全につつじをご観賞いただくため、つつじの開花に合わせて臨時駐車場を開放するとともに園内の一部道路に通行規制を実施します。臨時駐車場の開放及び有料化につきましては、つつじの開花状況により期間が前後する可能性があります。詳細につきましては、公式HPを随時更新していますのでそちらをご確認ください。小室山公園つつじ観賞会: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月08日7月7日、元モーニング娘。のタレント・藤本美貴(38)がインスタグラムを更新。6月21日にがんのため亡くなった振付師の夏まゆみさん(享年61)への追悼のメッセージを投稿した。《夏先生の訃報が届き、今年の3月にYouTubeでご一緒したばかりで今度飲みに行こう!と話していたので…とても驚いています…夏先生とは20年前のデビューからとてもお世話になりました。(中略)ご病気の事は知らなかったのでとてもびっくりと急な訃報だったので…とても寂しいです…本当に感謝の気持ちでいっぱいです。心からご冥福をお祈りいたします》夏さんはモーニング娘。をはじめ、数多くのアイドルグループの楽曲で振付を担当していた。藤本は教え子の一人で、デビューのときから20年来の付き合いだという。そうした縁もあり、夏さんは藤本のYouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ」に2度出演している。22年9月の初登場回では、藤本のアイドル時代の思い出を語り合う対談を行っていた。動画によると、夏さんにとって数々の教え子のなかでも藤本は特別な存在だったという。対談で夏さんは次のように語っていた。「藤本はソロだったから、全然怒る必要がなくて。マンツーマンでやってたからちゃんと向き合っている気がして。(藤本がモーニング娘。に加入した後のレッスンでも)あえて藤本を名指しで言わなくても、藤本はわかってるなっていう安心感があった」当時、夏さんはモーニング娘。や藤本以外にも、ハロー!プロジェクトのすべてのグループの振り付けを担当していたという。「ほかの振付師の先生がいなかったので、全部やってたんだよ。午前中にタンポポ(の振りを)付けて、午後の早めにモーニング娘。やって、最後にミニモニ。やってみたいな」その結果、仕事量は増え、多忙を極めたという。「5日で8時間しか寝れてなかったの。月に30曲とか付けてたわけ。最高記録が37曲で。曲が上がるのがちょっと遅れてきても、リリース日が決まっているので(曲を)もらった1時間後に振り付けするっていうのがあった」夏さんは動画の最後で、そんな努力が報われた瞬間も語っていた。「この間ね、生きていてすごい嬉しいことがあって。某テレビ歌番組で『恋愛レボリューション21』が“嫉妬するほどすごい振り付け”1位になってた。今の時代の私よりも若い振付師たちが選んでるのね。20年以上前の曲が入ってきてるっていうのが本当嬉しかった」夏さんが身を削って生み出した振り付けは、今後も多くの人々に踊り続けられていくだろう。
2023年07月08日タレントの藤本美貴さんが、2023年7月7日にInstagramを更新。同年6月21日に亡くなった、振付師の夏まゆみさんとのツーショット写真を投稿し、追悼しました。 この投稿をInstagramで見る 藤本美貴(@mikittyfujimoto)がシェアした投稿 藤本美貴「『今度飲みに行こう!』と話していたので…」夏さんは、藤本さんが在籍していたアイドルグループ『モーニング娘。』の振り付けを担当しており、グループ卒業後も交流が続いていたとのこと。同年3月には、藤本さんのYouTubeチャンネルに夏さんが出演し、「今度飲みに行こう!」と話していたばかりだったといいます。藤本さんは、「とても驚いています…」と胸の内を明かし、夏さんの人柄についてこうつづりました。とてもパワフルで優しい方でした。すごく大好きな方です。ダンスや表現の仕方はもちろん、人としてとても尊敬できる夏先生…ご病気の事は知らなかったのでとてもびっくりと急な訃報だったので…とても寂しいです…mikittyfujimotoーより引用同年3月に共演した時にも、夏さんの病気については知らなかったという藤本さん。突然の訃報に、ショックは大きかったことでしょう。投稿を見たファンからも、悲しみの声が多く寄せられています。・数か月前に、YouTubeでの共演を見ていてお元気そうだったので、本当にびっくりしました。・ミキティーと夏先生の関係がすごく好きだった。・ミキティーさんと楽しくお話しする夏先生が思い出されます…。残念です。藤本さんにとって、ダンスの技術はもちろん、人としても尊敬できる存在だったという夏さん。ファンのコメントからも、2人の素敵な関係性がうかがえます。夏さんはこれからも天国で、藤本さんの活躍をあたたかく見守っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年07月07日2023年7月6日、振付師の夏まゆみさんが亡くなっていたことが分かりました。61歳でした。サンケイスポーツによると、夏さんは同年6月21日に、がんのため亡くなっていたとのことです。夏さんは1962年3月23日生まれで、イギリスやアメリカなどでダンスを学び、ダンスグループ『FUN-KEY HEARTS』のメンバーとして活躍しました。振付師としては、お笑いタレントで構成されたユニット『吉本印天然素材』や、1998年に行われた長野オリンピック閉会式の公式テーマソング、そしてアイドルユニットの『モーニング娘。』や『AKB48』などの指導を手がけました。訃報に接し、ネット上では「驚きすぎて、呆然としてしまった…」「素晴らしい振付師で尊敬していました」などの声が寄せられています。夏まゆみさんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年07月06日伊東市(庁舎:静岡県伊東市、市長:小野 達也)は、令和5年4月15日(土)から5月7日(日)まで小室山公園で小室山公園つつじ観賞会を開催します。小室山つつじ園会場となる小室山公園つつじ園は、約35,000平方メートルもの広大な園内に40種類約10万本のつつじが植栽されており、見頃を迎えるとまるで赤い絨毯のように一面咲き乱れます。天気が良い日には、真っ赤なつつじの絨毯と一緒に富士山を眺めることもでき、絶景の写真スポットになっています。つつじのトンネルも人気で、人間の背丈よりも大きく色鮮やかなつつじの中を歩くことができます。つつじのトンネルまた、小室山山頂には「小室山リッジウォーク“MISORA”」があり、おしゃれな「Cafe・321」も併設されています。「小室山リッジウォーク“MISORA”」では、相模灘や伊豆諸島、天気が良ければ富士山などが一望できます。「Cafe・321」は、全席オーシャン&スカイビュー。地層をイメージした優しい色合いの店内や、カフェ利用者限定のウッドデッキでくつろぐことができます。他にも、恐竜広場という大きな恐竜のモニュメントやアスレチックのあるお子様連れにも人気のスポットもあり、家族で楽しめる場所となっています。小室山リッジウォーク“MISORA”なお、ご来園の皆様に安全につつじをご観賞いただくため、つつじの開花に合わせて臨時駐車場を開放するとともに園内の一部道路に通行規制を実施します。臨時駐車場の開放及び有料化につきましては、4月15日(土)から5月7日(日)までを予定していますが、つつじの開花状況により期間が前後する可能性があります。詳細につきましては、公式HPを随時更新していますのでそちらをご確認ください。小室山公園つつじ観賞会: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月11日伊東市(庁舎:静岡県伊東市、市長:小野 達也)では、2022年2月26日から3月21日まで小室山公園つばき園で第35回つばき観賞会を開催します。つばき園つばきの館会場となる小室山公園つばき園には、15,000m2の敷地に園芸種を中心に1,000種4,000本もの色鮮やかな椿が植栽されており、10月上旬から4月中旬にかけて、さまざまな椿が咲き誇ります。中でもつばき園の名花として有名なのは、「伊豆羽衣」「城ヶ崎紅」「伊豆日暮」「卜伴」「玉霞」「日の丸」の6種類で、「伊豆羽衣」は薄桃色の上品な花形が魅力的、「伊豆日暮」「玉霞」の2種類は紅と白のコントラストが美しく、「城ヶ崎紅」「卜伴」「日の丸」の3種類は濃い紅が目を引く品種となっています。つばき観賞会の開催期間中には、園内にある「つばきの館」で約110種の椿の一輪挿し展示や、趣向をこらした雛飾りの展示、つばき観賞会ボランティア「つばきめぐりびと」によるつばき園内の案内等が行われます。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、お客様におかれましては、体調が優れない場合は来園を控える、マスク着用の徹底、検温やアルコール消毒等のコロナ対策にご協力いただき、椿観賞をお楽しみください。園内においても、「つばきの館」の入場定員を25名とし、常に換気を行う等の対策を行っております。また、新型コロナウイルス感染拡大状況により開催を中止する場合がありますが、中止となっても園内は自由に散策できます。第35回つばき観賞会の詳細は伊東市観光ホームページ「伊豆・伊東観光ガイド( )」をご確認ください。◆つばき観賞会概要【会場】 小室山公園つばき園(静岡県伊東市川奈1260-142)【期間】 2022年2月26日(土)~2022年3月21日(月・祝)【時間】 9:00~16:00(「つばきの館」のみ)【詳細】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月18日玉木宏と高橋一生が、親の復讐を果たそうとする兄弟を演じる「竜の道 二つの顔の復讐者」の4話が8月18日放送。今回は松本まりか演じるまゆみと松本穂香演じる美佐、2人の“対決”と、美佐を巡る竜一と竜二の想いに多くの視聴者が想いを馳せている。養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓う双子の兄弟の姿を描いた、作家・白川道による未完の同名原作をオリジナル展開で結末までドラマ化する本作。整形し顔も名前も変え、さらに海外逃亡を経てコンサル会社社長として帰国、復讐を誓う運送会社・キリシマ急便に食い込もうとする竜一を玉木宏が、竜一の双子の弟で運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚となり、キリシマ急便の社長の娘に近づいていく竜二を高橋一生がそれぞれ演じる。また2人とは血のつながりのない妹で、小学校教師の道に進んだ吉江美佐を松本穂香が、竜一と竜二が復讐を誓う運送会社・キリシマ急便の社長・霧島源平には遠藤憲一、源平の跡取り息子の晃に細田善彦、娘で竜二と接近していくまゆみに松本まりか、竜一がブラジルから日本に連れてきた遠山凛子に奈緒、竜一に心酔し復讐のことを知りながらついていく砂川に今野浩喜。竜一と源平両方とつながるヤクザの会長・曽根村始に西郷輝彦といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美佐はまゆみからホームパーティーに招待される。そこで竜二がまゆみとの結婚を望んでいることを知った美佐は、自分が血のつながりのない妹だと明かす。するとまゆみの表情がこわばり、それから美佐の周囲にホストが現れ嫌がらせを始めるように。美佐がホストたちの店に行くとそこにはまゆみの姿が。まゆみから竜二が金目当てで自分に近づいたと言われた美佐は、自らの過去を調べ始め両親の死の真実を知る…というのが今回のストーリー。美佐を拉致し「誰からも愛されて、まっすぐ育ってきましたみたいな顔して、私の前をうろつかないでくれる」と言い放つまゆみに、「それは誰からも愛されないからまっすぐ育たなかったと言ってるの?」と切り返す美佐。「美佐はおしとやかで弱そうにみえて本当は芯の強い人」「まゆみお嬢様、悪女なの分かるんだけど、実は愛されるのを求めてるんじゃないか?と思わせる感じ」「美佐VSまゆみが激熱」と対照的な2人の姿に視聴者から様々な反応が。その後、美佐は竜一が差し向けた曽根村の手下によって助けられるが、竜一の正体を知らない美佐は彼のことが気になっていく。そんな美佐の様子を複雑な様子で見守る竜二…。「美佐ちゃん、竜一のこと気になっちゃってる??よね!」「美佐を巡って双子と三角関係になったらやだなぁ……辛すぎる」「竜一、竜二、美佐それぞれの思いが切なく、辛い」など、美佐を巡る竜一と竜二の関係性にも多くの視聴者が想いを巡らせている。(笠緒)
2020年08月18日●20代の頃に「新人類世代」と言われて私は「キレる17歳世代」と言われて育った。同世代による少年凶悪犯が、この言葉を生み出すきっかけとなったらしい。その後も時代背景をもとにした「~世代」は数多く考案され、中でもドラマ化までされた「ゆとり世代」は広く世間に認知された世代名だったのではないか。AKB48、モーニング娘。、ジャニーズ、吉本印天然素材など300組以上の振り付けを指導してきたコリオグラファーの第一人者・夏まゆみ(55)が今年6月に著書『教え子が成長するリーダーは何をしているのか』(サンマーク出版)を出版した。6万部を突破した2014年の前著『エースと呼ばれる人は何をしているのか』以後に講演依頼が増え、そこで質問されることの多くが「部下の指導」についてだったという。きっと「~世代」のことについて触れているに違いない。本を手に取った時はそう思ったが、年齢間のギャップについては触れつつも、どのページを開いても「~世代」の文字を見つけることはできなかった。テレビやネットではこの「ゆとり世代」のみならず、「最近の若者」の傾向が論じられることも度々目にする。しかし、夏まゆみは「指導者側の悩みは少し別のところにあるのでは?」という大きな問いかけと共に、リーダーとしてのあるべき姿を分かりやすく解説している。注目を集める人物に会いに行き、その人柄と言葉に触れるインタビュー連載「話題の人」の第2回。夏まゆみの「リーダー論」、そして「世代を言い訳にしない理由」とは。○「血液型」「世代」で相手を考えない――出版後の反響はいかがですか? 教え子を成長へと導く上で、「人を育てる上での言葉の使い方」「優秀なリーダーとして認められるための大原則」が分かりやすくまとめられていました。自分が言いたい言葉ではなく、「自信を与える言葉」「道を示す言葉」の"成長言葉"の重要性が説いてありました。本当にさまざまで、「タイムリーな内容ですごく助けになりました」とおっしゃる方もいれば、「とても言葉を大事にしていらっしゃるんですね」という方も。確かに言葉は大事なんですが、要は「指導者としてどうあるべきか」なんです。実は第2章がいちばん大切で、そこには「成長言葉」を生み出す大原則が書いてあります。「関係づくり」「環境づくり」と「観察力」が何よりも重要であることを、分かりやすく多くの方に伝えるために具体例を示すという意味で、教え子に対してのいろいろな言葉を挙げています。親しい友人からは「こんな良い上司はいない」という感想もありました(笑)。それから、上司に渡したくても渡せないという人も。すでに指導者になった方だけでなく、これからリーダーになり得る少し若い層の方にも読んで欲しいです。――2014年に著書『エースと呼ばれる人は何をしているのか』を出版してから講演依頼が増えたそうですね。前著はタイトル通り、「エース」についての内容です。何よりも驚いたのは、依頼された講演では「エースになる方法」ではなく、「エースを育てる方法」について求められることが多かったんです。特に企業のマネージメントを担う方や、人事部の方からのオファーがほとんどでした。驚いたと同時に、それだけ悩んでいらっしゃる方が多くいることも知りました。――それが今回の著書につながったと聞きました。それまで、周囲で育成に悩む人を感じることは?私の「厳しい指導者像」をどこかで知ってくださった方もいらっしゃって(笑)、ある飲食店に行った時にそこのシェフから「店員がすぐに辞めてしまうんですよ……」と打ち明けられたこともありました。エステサロンでは、お化粧品を販売している美容部員の方から「すぐに泣いて辞めてしまう」と相談されたことも。上司からは「怒って教えてはダメ」と言われ、上司と部下の板挟みで悩む方も多いようです。「今の若者は打たれ弱い」とかおっしゃる方は多いですが、「世代」のせいにしてはいけないのかなと思います。――ご自身でいろいろな世代の方を指導されてきたからこその結論ですね。時代や世代のせいにするのはよくないと思います。私たちが20代の頃も「新人類」と言われた記憶があります。やっぱりいつの時代でもその時代の若者を「世代」に当てはめようとするんですね。この『教え子が成長するリーダーは何をしているのか』を通してそういう点も変えていけたらいいですね。――自分は「キレる世代」と言われて育ちました。この本には、「~世代」とは一度も書かれていませんね。きっと時代背景を表した言葉なのでしょうが、私は統計学のようなもので教え子を片付けたくない。基本的には一対一のやりとりなので、血液型のような考え方や世代別の傾向で相手のことを考えないようにしています。●"飲みニケーション"の盲点――一方で育成や指導に答えが見つからない時、そういう括りに逃げてしまいたくなる気持ちも理解できます。そうですね。私もそこに逃げたくなる時はあります。世の中のニュースやテレビ番組もそうですが、世代ごとにネーミングすると分かりやすく、面白くなる。ただ、それは人の成長につながったり、それぞれの在るべき姿につながるとは思えないので、世代で考えることは避けています。もちろん私自身、年齢のギャップを感じることはあります。でも、そんな彼らをどうやって成長させるかをまずは考えます。――そういう考えもですが、「指導」に関してはずっと自問自答されてきたんですか? 今回のような本を手に取ったり、誰かのアドバイスを求めたりすることはなかったのでしょうか。全くありませんでした。これまでの自分の仕事が「開拓者」のような役割が多かったからだと思います。道がないところに道を作っていくのはかなりハードです。しかも、そこに名前が残らないと、誰が作ったのか分からない道をいろいろな人が歩くことになってしまうので、きちんと名前も残していきたい。でも、開拓者であることは決して嫌いではなくて、どうやら人が作った道を楽々と歩きたくないタイプみたいです(笑)。分かりやすく言うと、自分の中に「逆境スイッチ」みたいなものがあって、つらければつらいほど大きなスイッチが入ります。これはきっと、自分の大きな「使命感」からくるものです。以前、別のインタビューで自身の職業を聞かれ、私は「立ち上げ屋」と答えたんですが、「人を育てる仕事」に携わっていたいと思っています。○飲みに行きたくない理由は「私も同じ」――社会人になる前、管理職とは「偉い人」だと漠然と思っていました。今回の著書では、部下との関係づくりがうまくいかない原因の多くがリーダー側にあって、「リーダーが部下を格下と見なしているせいで関係が深まらない」「上下関係をそのまま人間関係に持ちこもうとすると、なかなかうまくいかない」と指摘されています。ここに気づいたのは、どのようなきっかけだったんですか?OLを経験したこともあるんですが、今でも周りを見渡すとそう感じます。「格下」と見なしている人、結構いると思いませんか? そこから信頼関係は生まれませんし、何よりも信頼関係ができていない状態のやりとりは、寂しくないのかなと。互いの関係がどんどん希薄化してもったいない。組織や仕事としての上下関係はあってしかるべきだけど、「人として」は一緒、対等なんだと私は思いたい。Vリーグの監督さんたちにご講演をさせて頂いた時、互いの距離感や世間で言われているセクハラという言葉に戸惑っておられました。そこも関係性がしっかりしていたら、セクハラにはならない。たとえば上司と部下の関係において、上司が課題についてのやり直しを指示した場合、信頼関係があれば部下は「なぜダメだったのか」と前向きに考えます。それがないと、「パワハラだ!」と逃げるしかなくなってしまいます。――その話にもつながりますが、上司と部下のお酒の交流についてはどのようなお考えですか? "飲みニケーション"とも言われています。あってもいいとは思いますが、それが全てではないとも感じます。上司側は、部下のことについて社内だけでは分からないことを知ろうとしているわけですよね。これが部下側も「知ろう」とする思いがあればいいのですが、それを部下側が求めてなかったりもする。そんな中でお酒によって距離を縮めようとするのは、正しいとは思えません。本来、指導者にとって大切なことは、距離を保って観察すること。お酒で交流することは絶対ダメということではなくて、それで安易に距離を縮めようとすることに私は不安を感じます。『教え子が成長するリーダーは何をしているのか』にも書きましたが、「お腹痛いの?」とか「調子どう?」とか簡単な言葉で声を掛けて反応をうかがったり、飲みに誘っても必ず観察したり、そこは絶対に怠ったらダメです。飲みに誘ったときはお互いをさらけ出して交流をはかることもよいと思いますが、飲みに行ったことで部下のことを分かったつもりになったり、信頼関係ができたと勘違いしたりすることはとても危険です。――ご自身でそのような経験があったんですか?劇団に所属している頃、先輩から飲みに誘われたら全員が参加していました。それは、飲みの場で座長が演技についてのダメ出しをしてくれるから。私たちはそこにダメ出しを求めていたんです。その後、自分が振付師になって、ある演出家から飲みに誘われた時に「行きたくないな」と思ってしまうことがありました。振付の打ち合わせをやるんだったら、お酒がなくてもできますよね。その時に私が「行きたくない」と思った気持ちは、別に今の若い世代の方々に限った話ではなくて、私も同じなんですよね。「最近の若者は飲みに行かない」と言われる原因は、そこに目的や必要性、興味を見出せないからなんじゃないかな。●高橋みなみが覚醒したワケ――今回、この本を通してすべてにおいて「謙虚」であることが起点になっているような気がしました。「謙虚さ」については、どう思われますか?人はいくつになっても謙虚であるべきだと思います。残念ながら謙虚じゃない人もたくさん見てきましたが、やっぱり人として素敵じゃないし、傾聴力を持っていない人の方が多いように思います。たとえばダンスの世界だと、自分に自信を持ったままの生徒はそれ以上、絶対に伸びません。実は、20代前半で劇団に入った時の私がそうでした……。周りの子たちと比べても、自分には「センスがある」と思い込んでいました。ある時、一人の後輩が入団してきました。その子はとても努力家で謙虚でしたが、ダンスは下手だった。だから、その後輩の存在をまったく気にしていませんでした。でも、ある時ふと見たら、ダンスがすごく上達していたんです。自分の価値観が揺さぶられるほどの衝撃でした。もちろん、センスがある人が人一倍努力すればさらに上達するわけですが、その後輩から学んだのは「努力はセンスに勝ることがある」ということ。そこから必死に練習しました。○高橋みなみの成長秘話「15分の自由時間」――第4章では、「努力は報われると思うか」のアンケートで「そう思う」が30代以下のわずか十数%だったことにも触れられていました。一方、夏さんの教え子の一人、高橋みなみさんは「努力は必ず報われる」と常々おっしゃっていましたね。そのことについては、ちょっと責任を感じています。彼女の発する言葉ですし、私がとやかく言うことではないかもしれませんが、彼女たちを指導していた時、私はそれを言い続けてきたので、彼女のその言葉を聞くたびに、もうそろそろ別の考えでもいいんだよと解放してあげたくなります。――高橋さんはこの本の実例として何度も登場します。部下の育成においてもっとも重要なのは、先ほどの大原則を踏まえた上での「成長言葉」。AKB48メンバー全員に向けてのダメ出しを真っ先に自分のことと置き換えられる思考は、「成長言葉の申し子」と言ってもいいような気もしました。彼女はなぜここまで成長することができたのでしょうか?要因はたくさんありますが、すべてを自分のこととして捉えていたことが大きかったと思います。私が全体に伝える「成長言葉」と、一人ひとりに伝える「成長言葉」を分けていても、彼女にとっては全部が自分のこと。普通、全員に向けられた言葉は、自分が当てはまらなかったら「私のことじゃないんだ。よかった」などと気にもかけませんよね。彼女は、自分以外の人が叱られている時も、そこから何かを学び取って自分の成長につなげようとする意識がある子です。そしてもうひとつ。恥をかくことを恐れない。課題を与えた際、それに取り組む姿勢において、いろいろなタイプがありますが、彼女は陰で努力しつつ、人前でも練習を怠らなかった。人前でできない自分をさらけ出し、努力し続けるその姿を目の当たりにして、他のメンバーも、納得しないはずはない。私はダンスのレッスン中、「15分の自由時間」を与えることがあります。あえて、「休憩」とは言わず。もちろん休憩もしていいんですが、自分ができないことに向き合う時間に当てることもできる。そこで高橋は、ずっと人前で練習していました。陰の努力を積み重ねてうまくなった子は、モーニング(娘。)含めてたくさんいます。でも、彼女の場合は人前でやって信頼を得ていった。だから、総監督にもなることができたんだと思います。――頭では分かっていても、なかなかできないことですよね。芸能界は特殊な業界です。「自分がどうなりたいか」と明確な目標を掲げて入ってくる人もいれば、たまたま受かって入る子もいます。残り続ける人たちには、「強い意志と覚悟」があるのではないでしょうか。○なぜ本にまとめるのか?――あとがきには、ご自身で培ってきたものをこうして言語化することについてのメリットが書かれていました。今後の活動において、どのように生きてくると考えていますか?編集の方に感謝するところなんですが、私は誰からも教わらず、無意識に独自の方法で指導にあたってきました。学生時代はリーダー的なポジションになることも多かったですが、それも無意識のこと。23歳の時に演者としてこの業界に入って、24歳で振付指導をする機会をいただきました。そして、幸か不幸か、私が教える人たちはみんなダンス未経験の人たちだったんですよね。その時に言葉が必要になってきて、自分が考えて何かを伝えないといけない状況へと追い込まれたわけです。それがずっと続いて、自分が気づかないうちに養われたものがありました。私はいつの間にか、「人を読む」ようになってしまったんです。これがお仕事上ではすごく役に立ちました。最近でも若い子を指導する機会に、「相手を読む」ことで掛ける言葉を変えています。あるテレビ番組で、「どうして教え子の気持ちが分かるんですか?」と聞かれ、私としては自然とやっていたことだったので「見ればわかるでしょ」と言ったところ、なぜ分かったのかを番組上説明したいとスタッフの方に言われました。そんなことが本当に増えました。自分が感じ取ってきたこと、自然と行ってきたことを言葉にするのは、頭をかきむしるぐらい大変なこと。人を育てる職業に就いているのにその方法論を分かりやすく伝えることができなければ、人を育てる人間として失格です。そういう番組や今回の『教え子が成長するリーダーは何をしているのか』もそうですが、自分が培ってきたものを言葉にすることはとても大切なことだと思っています。■プロフィール夏まゆみダンスプロデューサー、指導者。1962年、神奈川県生まれ。1980年に渡英以降、南米、北米、欧州、アジア、ミクロネシア諸国を訪れ、オールジャンルのダンスを学ぶ。1993年には、日本人で初めてソロダンサーとして、ニューヨークのアポロシアターに出演。1998年、冬季長野オリンピック閉会式の振り付けを考案、指揮した。NHK紅白歌合戦では、20年以上にわたってステージングを歴任。コリオグラファーの第一人者として、これまで吉本印天然素材、ジャニーズ、モーニング娘。、宝塚歌劇団、AKB48、マッスルミュージカルなど、300組以上を指導。2014年に出版した『エースと呼ばれる人は何をしているのか』(サンマーク出版)は、6万部を超えるヒットを記録した。
2017年09月13日まだまだ暑さが厳しい夏。セミの声をききながらの夕暮れ時は、部活に明け暮れた学生時代を思い出して、どこかセンチメンタルな気分に。こんな時季は、昔大好きでハマっていた少女マンガをもう一度読んで、あの頃を回想しながら日々の疲れをリセットしてみてはどうでしょう。アラサー女子にドンピシャな、懐かしの少女マンガ上位ランキング10を、周りの友人の意見やネット上の反響を元に作ってみました。【第10位】初潮や友達関係、思春期一歩手前のビミョーな時期を描いた『水色時代』Photo by Amazon『水色時代』やぶうち優(フラワーコミックス)小学生から中学生にあがったばかりで、思春期がはじまる直前のビミョーなあの頃が懐かしくなる『水色時代』。初潮や身体の変化、部活の先輩・後輩、クラスメイトとの友達付き合い、勉強、幼馴染のひろし君。主人公である中学1年生の河合優子が、少しずつ変わっていく毎日にドキドキしたり、傷ついたりしていく姿に、思わず胸がキュンと締め付けられること間違いなし!あの頃のピュアで繊細だった自分を思い出させてくれる作品です。【第9位】当時衝撃を受けた女子多数!元祖少女ギャグマンガ『ルナティック雑技団』Photo by Amazon『ルナティック雑技団』岡田あーみん(りぼんマスコットコミックス)『りぼん』で掲載されていた、『お父さんは心配性』『こいつら100%伝説』などの岡田あーみん先生の作品。人気ナンバー1の孤高の美少年・天湖森夜(てんこ もりや)の家に下宿することになった女子高生の星野夢実(ほしの ゆめみ)が、エキセントリックな森夜の母親、ゆり子に振り回されながらも、健気に生きる姿を描いたギャグコメディ。森夜を溺愛するあまり奇行に走るゆり子には、毎回大爆笑!仕事のストレス発散におススメです。【第8位】家族って、兄弟姉妹ってやっぱりいいなと思わせてくれる『赤ちゃんと僕』Photo by Amazon『赤ちゃんと僕』羅川真里茂(花とゆめコミックス)事故で母親を失った小学6年生の卓也と2歳の実。父親の春美と3人で健気ながらも楽しい毎日を送る姿を描いたホームコメディ。7人兄弟の藤井君や、隣の家の木村一家など、登場人物それぞれにストーリーがあって、面白い!家族のシリアスな問題やいじめなどもテーマに扱われていて、時々ウルっとするエピソードも。心洗われる作品です。普段の何気ない日常がいとおしく感じられますよ。【第7位】気分は舞台女優・・・長すぎる連載もご愛敬『ガラスの仮面』Photo by Amazon『ガラスの仮面』美内すずえ(花とゆめコミックス)私の母が10代の頃にスタートした、異例の長期連載演劇マンガ『ガラスの仮面』。平凡で何のとりえもない主人公・北島マヤが、天才演劇少女でサラブレッドの姫川亜弓と「紅天女」をめぐって競い合いながら、演劇の才能を開花させていく壮大な物語。マヤが舞台「石の微笑」で人形を演じたり、「忘れられた荒野」では狼少女を演じたりと、「演劇って、奥が深い……」と思わせてくれる作品。昨今の、月並みなテレビドラマに飽きてきた……という人にオススメです。【第6位】ギャグあり、涙あり、ホラーありの『あさりちゃん』Photo by Amazon『あさりちゃん』室山まゆみ(てんとうむしコミックス)小学生の頃に大ブームを巻き起こした『あさりちゃん』。勉強はできないけれどスポーツが大得意で大食いの小学4年生・浜野あさりと、小学6年生で秀才の姉・タタミが巻き起こす、ドタバタコメディ。コテコテのギャグマンガですが、たまに掲載されているホラーエピソードに、子供ながら震え上がった人も多いのでは?子供の頃、夏休みの朝になると必ずテレビでアニメが放映されていたのもいい思い出。【第5位】シチュエーションに憧れた・・・『ママレードボーイ』Photo by Amazon『ママレードボーイ』吉住渉(りぼんマスコットコミックス)両親がいきなりパートナーを取り換えることを提案。その結果、美少年との同居をスタートさせることになった女子高生の小石川光希。当時このシチュエーションに憧れた女子は多かったはず。親友が担任の先生とデキていたり、本当の父親捜しがはじまったりと、ジェットコースターのような展開に、ぐいぐい引き込まれます。当時女子高に通っていた私には、登場人物たちがちょっぴりオトナに感じられました。【第4位】王道ラブコメ『ときめきトゥナイト』はこの夏全巻読み返したいPhoto by Amazon『ときめきトゥナイト』池野恋(りぼんマスコットコミックス)吸血鬼と狼女を両親に持つ、魔界からやって来た女の子・江藤蘭世(エトウランゼ)が巻き起こす、アドベンチャーラブコメディ。全部で3部から成り立っていて、それぞれ主人公が変わります。1部は蘭世、2部は蘭世の弟の恋人・市橋なるみ、3部は蘭世の娘・真壁愛良です。魔界、人間界、妖精界を舞台に繰り広げられるストーリー展開は、大人になった今でも十分楽しめるはず。個人的には2部に出てくる、高校生ながら現役のアイドルとして活躍する二葉ちゃんのエピソードが印象的です。【第3位】少女マンガじゃないけれど・・・みんながハマった『らんま1/2』Photo by Amazon『らんま1/2』高橋留美子(少年サンデーコミックス)少年漫画のカテゴリーに分類されますが、当時みんながハマった『らんま1/2』。中国に修行に行った際に呪泉郷に落ちたことが原因で、水をかぶると女になってしまう早乙女乱馬と、武道家を目指す天道あかねが巻き起こすギャグマンガです。とにかく登場人物が魅力的!中国から乱馬を追ってやって来たシャンプーや、その婚約者のムース、方向音痴の響良牙など、次から次へと新しい個性的なキャラクターが現れるので飽きません。子供ながらに「高橋センセイ、頭イイんだろうな」と思っていました。【第2位】こんな学生生活送ってみたかった!『ご近所物語』Photo by Amazon『ご近所物語』矢沢あい(りぼんマスコットコミックス)芸術学園に通う、服飾デザイナーを目指す幸田実果子と幼馴染の山口ツトム。当時、裏原系ファッションにハマっていた私にとって、『ご近所物語』の登場人物たちのような自由な学生生活が羨ましくてしかたありませんでした。『天使なんかじゃない』『NANA』と並ぶ、90年代乙女のバイブル。【第1位】やっぱり大好きF4!『花より男子』Photo by Amazon『花より男子』神尾葉子(集英社)映画やドラマにもなった『花より男子』。今一度コミックスで読み返してみたい作品です。貧乏なのに超金持ち学校に入学してしまった牧野つくしと、学園を牛耳るF4とのラブコメディは、なんど読み返しても飽きることがありません。コミックを買ってもらった小学生当時は、登場人物たちがずいぶん大人に思えましたっけ……。まとまった休みが取れるこの夏は、ネットや携帯をしばらくお休みして、どっぷり少女漫画にハマるのも悪くないかも!
2016年08月23日