アメリカのハードロックバンド、KISSの貴重なアイテムの数々を展示する世界初となる博覧会「KISS EXPO TOKYO 2016~地獄の博覧会~」が10月13日(木)から31日(月)まで、東京・ラフォーレミュージアム原宿での開催が発表された。【チケット情報はこちら】アルバムの総売り上げは1億枚を超え、名実ともに世界を代表するロックバンドKISS。2015年にはももクロとのコラボシングルを発表するなど、親日家としても知られている。そんなKISSの40年に及ぶキャリアの中で初となる同博覧会では、メンバーが所蔵していた衣装や楽器などファン必見の秘蔵アイテムの展示、彼らのアイコンとしても親しまれている KISS メイク体験や、メンバーが使用した楽器に触れられるステージセット、さらに会場内に360度VR体験コーナーを設置。ロサンゼルスのポール・スタンレー宅にあるアトリエや、KISS ミュージアムと化しているジーン・シモンズの自宅オフィスをバーチャル体験する事ができる。また、同博覧会オリジナルグッズの販売も行われる。開催初日となる10月13日(木)にはメンバーのジーン・シモンズが来場。ジーン・シモンズ自らが本博覧会を案内する特別内覧会を実施。特別内覧会ではジーン・シモンズによる案内のほか、記念撮影、サイン会、質問を受け付けるトークイベントなどが行われる。一般チケット、学生割引チケットは現在発売中。また、特別内覧会付きVIPチケット、オリジナルトートバッグ付きプレミアムチケットは7月27日(水)23時59分まで特別受付(抽選)を実施中。■「KISS EXPO TOKYO 2016 ~地獄の博覧会~」会期・時間:10月13日(木)~10月31日(月)11:00~21:00※13 日初日のみ開場時間が変更となります。詳しくはHPにて。※入場は開始30分前より整列が可能。最終受付は20:00 まで。会場:ラフォーレミュージアム原宿(東京都)料金:【特別内覧会付き VIP チケット】100,000円(税込)※10月13日(木)のみの限定特別チケット【プレミアムチケット】5,000円(税込)※KISS EXPO TOKYO 2016 限定仕様オリジナルトートバック付き【一般チケット】1,600円(税込)【学生割引チケット】1,000円(税込)※学生割引チケットは中学・高校生が対象※特別内覧会付き VIP チケット、プレミアムチケットは特別受付にご応募いただいた方の中から抽選で選ばれた方のみがご購入いただけるチケットです。期間を過ぎてからのご応募はできませんので、ご了承ください。※小学生以下、入場無料。大学生・専門学生は一般チケットでのご入場となります。
2016年07月22日写真家のホンマタカシの特別展示が、7月17日から11月6日まで香川県丸亀市にある丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の展示室Aにて開催中。同展示では、香川出身の画家・猪熊弦一郎がデザインした三越の包装紙「華ひらく」をモチーフにした、ホンマタカシによる新作「三越包装紙」を紹介。東京と香川の街中で「華ひらく」を撮影した同作は、もともとはテレビ番組で即興的に生まれたもの。今年の春、瀬戸内国際芸術祭とのコラボレーションイベントのために新たに撮り下ろされた。お馴染みの三越包装紙が、三越本店のある東京日本橋や猪熊弦一郎の故郷である香川県の街中に突如あらわれ、意外なものがつぎつぎと“贈りもの”になっていくというグラフィティーアートのようなこれらの写真と、実際の包装紙を組み合わせたインスタレーションが、猪熊作品が並ぶ常設展示室の中にまさに“落書き”のように登場する。【イベント情報】「特別展示 ホンマタカシ《三越包装紙》」会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 展示室A住所:香川県丸亀市浜町80-1会期:7月17日~11月6日時間:10:00~18:00(8月27日は21:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般300円、大学生200円、高校生以下または18歳未満、丸亀市在住の65歳以上は無料会期中無休
2016年07月22日東京都・二子玉川の静嘉堂文庫美術館は、同館の修理した仏像や仏画を展示する「よみがえる仏の美~修理完成披露によせて~」を開催する。会期は4月23日~6月5日(月曜休館)。開館時間は10:00~16:30(入館は16:00まで)。入館料は一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料。同展は、運慶作かと話題の仏像「木造十二神将立像」のうちの4軀をはじめ、修理を終えた仏画が初披露されるもの。東洋の文化財は、繊細な美しさと引き換えに、さまざまな損傷を受けやすい脆弱さをはらんでいるという。同館は、守り伝えられてきた貴重な所蔵品をよりよい形で後世に引き継ぐために作品の修理事業にも力を入れており、同展では作業の際に使用する材料や道具がともに展示され、修理過程をよりわかりやすく観ることができる。また、伊藤若冲「釈迦三尊像」(京都・相国寺蔵)の原画としても知られる伝 張思恭「文殊・普賢菩薩像」など、仏教美術の名品も合わせて展示される。そのほか、関連プログラムとして、講演会「十二神将像のひみつ—浄瑠璃寺伝来の一具と運慶—」が4月30日13:30~、「文化財修理の現状~静嘉堂絵画の修理から~」が5月14日13:30~開催される。両日とも開館時より整理券配布、先着120名。また、学芸員による列品解説が5月7日11:00~、5月21日11:00~、6月2日14:00~開催される。
2016年03月14日ビスポークランジェリーのブランド・チヨノ アン(Chiyono Anne)が、 初のプレタポルテコレクションを発表。そのファーストコレクションの展示会が3月12日、13日の2日間、東京・青山のGALLERY MUVEIL(ギャラリー ミュベール、東京都港区南青山5-12-24 シャトー南青山B1F)で開かれている。ビスポークラインのコンセプトはそのままに、より手が届きやすい価格のランジェリーやルームウェア、小物を取り揃える。すべて着心地が良く上質な素材を使い、すべて自社のアトリエでハンドメイドで製作されている。2016年春夏コレクションは、現代を生きる3人の女性をイメージした3つのシリーズから構成。クールなモードを愛する「イーヴィ(Evy)」 をイメージしたシリーズは、黒サテンとフランス製ストレッチレースを基調にしたエッジの効いたデザインが魅力。スポーティでボーイッシュな「メイ(May)」のシリーズは、ダッグエッグ(=ペールブルー)のイギリス製シルクサテンや日本製のレースを使って可愛らしく仕上げられている。自分らしいセンスを大切にする「ルル(Lou Lou)」のシリーズは、ピンクベージュのイギリス製シルクサテンや日本製のオリジナル刺繍レースを使い、ヴィンテージの雰囲気の中に現代的な遊び心も取り入れている。デザイナーの、イェガー千代乃アンは、 アメリカ人の父と日本人の母のもと、東京で生まれ、ロンドンとNYで育った。幼い頃からクラシックバレエを習い、アートやファッショなどから刺激を受けながら育ち。ロンドン大学SOAS、早稲田大学で学ぶ。イギリスのデ・モントフォート大学院でビスポークによるランジェリーデザインの研究で修士号を取得後、ロンドンのサヴィル・ロウセで英国の伝統的なテーラリング技術を習得。同時にアートやインテリアデザインなど、ホリスティックデザインの研究も続け、自身のブランドをスタートした。彼女が目指すのは、肌に付けるランジェリーから女性の意識を高めること。「ランジェリーに体を合わせるのでなく、個人の体に合わせてランジェリーを創る」をブランドコンセプトに、単なる下着ではなく、その人独自の魅力を引き出すようなランジェリーを目指す。外から見えないものだからこそ、女性自身のコアの部分に影響を与える、というのが千代乃さんならではの哲学。見せるためではなく、自分のためのランジェリーとして、高いクラフトマンシップによって生み出されるコレクションは、感度の高い女性達を魅了している。
2016年03月12日立川ブラインド工業は、染織作品の展示会「『タナツハタメラ』染織展~着物とタペストリーを中心とした染織作品~~」を開催することを発表した。会期は2月26日~3月3日 10:00~18:00(2月29日は休館、最終日は15:00まで)。会場は東京都・新橋のタチカワブラインド銀座スペース オッテ(タチカワブラインド銀座ショールーム地下1F)。入場無料。同展は、京都造形芸術大学 美術科 染織コースを通信教育で卒業した「タナツハタメラの会」のメンバー13名が、綴れ織、絣織、型染めなどの伝統的技法で制作した作品展。染織作品の着物・浴衣7点、タペストリー6点が展示される。2014年に開催した作品展「染織八人展」に続く、2回目の作品展となる。また、出展する「タナツハタメラの会」のメンバーは、京都造形芸術大学の染織コースを卒業した13名で構成される。年齢や出身はさまざまで作品の方向性も異なるが、それぞれの異なる環境の中で作品を作り続けていくことを、自らの人生の指針と考えながら活動しているということだ。なお、同会のメンバーは、大日方明美氏、金戸潤子氏、川畑恵美子氏、社本靖子氏、杉田伊津子氏、前田良子氏、松井高太郎氏、松島尋子氏、満田由美子氏、村田佳子氏、安江容子氏、横山倫子氏、渡部翔子氏。
2016年02月09日日本のストリートスタイルフォトグラファー、シトウレイの国内初となる大規模展示会「シトウレイ・ファッションフォト エキシビション ―表参道と私。今までの10年とこれからの10年―」が2月29日まで開催中。表参道ヒルズ内にある改装中店舗の仮囲い壁面に計約150点の作品を展示する。同展では、表参道に縁のある、各界で活躍中の著名人約20名に協力を仰ぎ、シトウレイが写真を撮り下ろし。撮り下ろした著名人は音楽プロデューサーの藤原ヒロシ、アートディレクターの藤本やすし、アーティストの館鼻則孝、フラワーアーティストの越智康貴、ファッションジャーナリストのマスイユウなどで、表参道ヒルズ館内および近隣エリアで撮影したスナップ写真を改装中店舗の仮囲い壁面に掲示する。また、撮影時に行った、表参道やファッションに関するインタビューも写真とともに見ることができる。このほか、世界的なファッショニスタのニック・ウースター、ファッションジャーナリストのミーシャ・ジャネット、シンガー兼DJ兼デザイナーのマドモアゼル・ユリアなど、これまでにシトウレイが撮影したアーカイブ作品も展示される。【イベント情報】「シトウレイ・ファッションフォト エキシビション ―表参道と私。今までの10年とこれからの10年―」会場:表参道ヒルズ館内各所住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10会期:1月13日~2月29日(※一部3月中旬まで)時間:11:00~23:00(※施設営業時間に準ずる)料金:無料
2016年01月15日2016年1月13日から15日まで、東京ビッグサイトにて開催されている自動車技術の展示会「オートモーティブ ワールド2016」にて、ON Semiconductorの日本法人であるオン・セミコンダクターは自社製品を組み合わせたソリューションの紹介を行っている。例えば、自動車向けCMOSイメージセンサと複数のLEDを一括制御可能なドライバICを組み合わせたスマートヘッドライトソリューションは、対向車の存在を意識せずにハイビームでの運転を実現できる、というもの。従来、ハイビームの状態は対向車に当たれば、運転に支障をきたす可能性などがあるため、対向車が居る状態では止める必要があった。同ソリューションを用いると、イメージセンサが対向車を検知し、複数のLEDの中から、対向車の位置部分のみをインテリジェントに点灯させず、それを細かく制御することで、近づきつつある対向車に常にハイビームが当たらないようにする、というものとなっている。この肝となる12ピクセルのLEDを制御する「NCV78247」は現在、開発品としているが、2016年中の出荷が予定されており、数年程度で実際の自動車にも搭載される可能性がある。またこのほか、0.9mm角のパッシブセンサを用いたシートへの応用デモも参考出品としてデモ展示されている。これは、温度、湿度、圧力、信号強度を検知可能かつエナジーハーベストでの駆動が可能な小型チップを用いて、アンテナ経由で送信されている電波から電力を得るといったパッシブタイプのセンサの活用例。最近の自動車は大衆車レベルでも、シートに圧力センサを仕込み、搭乗者だと判断された場合はシートベルトの着用をチェックし、シートベルトが着用されていなければアラートが鳴るなどの仕組みが採用されているが、座席にかかる圧力のみの場合、それが荷物であった場合であっても、誤作動を起こす場合があった。同デモの場合、背もたれ部に湿度センサを配置することで、人であるのか、荷物であるのかを識別することが可能なため、そうした誤作動を防ぐことができる。また、電源不要なため、製造の簡便さなども売りになるとしているが、送受信のためのアンテナを狭い自動車内のどこにどうやって設置するか、といった問題や、ノイズ耐性をどの程度考えるか、といった問題も考えられることから、そうした課題を自動車メーカーなどのパートナーといかに解決していくかが、今後の普及の鍵を握りそうだ。
2016年01月14日三越伊勢丹ホールディングスは1月22日からフランス・パリで開催されるファッション小物の国際展示会、プルミエールクラス(PREMIERE CLASSE)に初出展する。今回、三越伊勢丹がプルミエールクラス出展するのは、婦人靴。ファセッタズム(FACETASM)やニューニュー(newneu.)など、注目のファッションブランドと協業したシューズや、東レ、クラレの最先端技術で開発された人工皮革素材を使用したシューズなどを展示する。婦人靴の担当バイヤーは、プルミエールクラスに出展するにあたり「11年から自社プライベートブランドでは、川上に遡り一から事業者と婦人靴製作に取り組んできた。5年間試行錯誤を重ねる中で、日本国内に留まらずイタリアやスペインなどの作り手との関係が構築され、靴づくりのノウハウも蓄積されてきた。このタイミングでデザインや作りはもちろん、履きやすさにも拘ったメイド・イン・ジャパンの靴を世界のバイヤー達に見てもらいたい」と意気込む。昨年10月の東京コレクションで、一足早く同社との協業で製作したシューズでランウエイに臨んだファセッタズム(FACETASM)とは、「ルックを完成させる上で欠かせないシューズでも、納得がいくクオリティのアイテムを作りたい。また、東京から新しい足元のスタイルを提案したい」という思いが共鳴し、16AWでも協業を継続していくという。その他、TOKYO新人デザイナーファッション大賞のプロ部門の審査に合格した優れたデザイナーたちで構成される「CREATOR’S TOKYO」のブランドとも靴づくりを行うという。また、東レやクラレの人口皮革を使った商品開発について前述のバイヤーは、「お客さまにいつも新しい商品を提案したいと考えた時、高い技術力をベースに開発された人工皮革は、風合いが革に近づいている点や、防水性、防汚性に優れている。靴に適した機能を備えていることに魅力を感じた。人工皮革という次世代の素材を使うことで、これからの未来を見据えた提案になれば」とコメントする。年間約6万足のシューズを販売する伊勢丹婦人靴プライベートブランド。伊勢丹婦人靴では昨年からはOEM業もスタートさせ、16年にはADOグループ約5店舗への商品卸もはじめるという。自社で商品開発を行うメリットについて「ネットワークが広がったこともあり、業界のセオリーから逸脱していたとしても、フレキシブルにお客さまの要望に応えた靴づくりが出来ること。靴づくりに必要な知見を社内にも蓄積することが出来ること」を担当者は挙げる。顧客の声、デザイナーたちの声に応えながら成長した三越伊勢丹の婦人靴。次なる一手に注目したい。
2016年01月13日2015年12月16日から18日、マイクロエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会「SEMICON Japan 2015」が東京ビッグサイトにて開催されている。今年の出展企業数は732(共同出展社を含む)で、前年から7社増となっている。本稿では、会場内でひときわ注目を集めていた「ミニマルファブ技術研究組合」ブースの様子をレポートする。SEMICON Japanへの出展は今年で6回目だという同組合は、産業技術総合研究所が設立し、平成24年度経済産業省関連予算「革新的製造プロセス技術開発(ミニマルファブ)」の採択を受けて2012年度から2014年度までの3年間、国家プロジェクトとして研究開発を実施してきた。平成27年度からは自主的に研究開発体制を維持しながら運営しており、ハーフインチウェハを製造基板単位とした新たな半導体製造生産システムの実現を目指している。ミニマルファブの特徴は、一般的な半導体ウェハに比べて圧倒的に小さいハーフインチウェハを用いて、半導体を1個ずつ生産できるという点。電源は各装置ともにAC100Vを用いており、各装置の内部を局所的にクリーン化しているため、クリーンルームが不要となる。装置は共通のプラットフォームを用いており、ライン構成やレイアウト変更を簡単に行うことが可能で、多品種少量および変種変量生産を効率化できる。ブースの説明員によると、ロットあたり1万個以下で製造したい顧客を想定しているという。2年前にPMOSトランジスタ、昨年はCMOSトランジスタを会場で試作していた同組合だが、今回は3日間の会期中でリングオシレータの製造を実現するというデモンストレーションを行っている。
2015年12月16日イデーは、 ワイヤーアーティスト・山田一成氏の作品を集めた展示会「Kazunari Yamada Wire Works Exhibition」を開催することを発表した。会期は12月3日~12月25日。会場は東京都・自由が丘のイデーショップ 自由が丘店。観覧無料。同展は、オリジナル家具やインテリア雑貨を販売する同ショップが、さまざまなクラフトを月替わりでフィーチャーする企画「IDEE CRAFTS」の第4弾として、福岡を拠点に活動を行うワイヤーアーティスト・山田一成氏によるワイヤーオブジェを一同に展示する作品展。見る角度や時間、場所によってさまざまに表情を変えるワイヤー製の動物たちは、繊細でどこか愛嬌があり、この時期には部屋に飾ることや、大切な方へのクリスマスギフトとしてもお薦めとのこと。なお、山田一成氏は福岡県在住のワイヤーアーティスト。自分のイラストを立体にしてみたいという思いつきから、ワイヤーでのオブジェ制作をはじめる。年1~2回のペースで福岡や東京で作品展を開催。デザイン事務所 lucy design代表。
2015年12月03日フロントウイング10周年記念作品の「グリザイア」シリーズおよび15周年作品の「果つることなき未来ヨリ」の資料展示会が愛知県名古屋市のジーストア名古屋2階 WonderGOO名古屋大須店"GOOst(グースタ)"にて現在開催されている資料展示会では、美麗原画など数々の貴重な資料やキャラクターの衣装などを展示。さらに、キャラクターの等身大パネルと記念撮影をすることもできる。また、会期中の12月6日(日)には、フロントウイング代表の山川竜一郎氏による「『果つることなき未来ヨリ』&『グリザイア』トークショー」も開催されるので、こちらも注目しておきたい・イベント限定グッズや先行販売品など多数取り揃えられた本展示会は、2015年12月20日(日)までの開催予定となっている。入場料は無料。なお、2016年の年明けには「ジーストア大阪ANNEX」での開催も予定されているのでこちらもチェックしておきたい。各詳細については、ジーストアの公式サイトにて。(C)Frontwing
2015年11月25日ジュエリーの展示販売会「New Jewelry 2015」が3331 Arts Chiyodaで12月4日より開催される。同イベントは「見て、買って、作って、体感する」というコンセプトのもと、クリエイターと購入者が直接交流できる販売イベント。今年はジュエリーのみならず、服飾雑貨、食まで幅広く出展するのも特徴で、敷居が高いと思われがちなジュエリーイベントにあってカップルや子連れでも気軽に来場できるイベントとなっている。今回は過去最大規模の100ブランドが勢ぞろい。かぎ針を使用した刺繍アクセサリーのMoko Kobayashiや、糸編み制作のfua accessory、磁気ジュエリーのjanuka、立体的で大ぶりなデザインを展開するLamieといったブランドの他、服飾雑貨ブランドのcharm、CRAFT AID、飲食ブランドfood + things、移動レストランあゆみ食堂までが出店する。また、これまでの「New Jewelry」で人気を博した「クソバッジ」の他、「ETSUSHI」や「INSTANT JEWEL」など、遊び心満載のブランドを集めた「お楽しみゾーン」を用意。「INSTANT JEWEL」のデザイナー・大友学によるワークショップでは、好きなアクセサリーに様々な形や色のプラスチックパーツを好きなだけ組み合わせて、自分だけのオリジナルインスタント・ジュエルを作ることができる。【イベント情報】「New Jewelry 2015」会場:3331 Arts Chiyoda メインギャラリー住所:東京都千代田区外神田6-11-14会期12月4日~12月6日(※4日はレセプションパーティー)時間:4日は16:00~20:00、5日は11:00~20:00、6日は11:00~19:00入場料無料
2015年11月19日ミナ ペルホネン(mina perhonen)とアトリエシムラの着物のコラボレーションによる展示会「シムラの着物ミナの帯」が、11月20日から23日まで東京・南青山のTOBICHIにて開催される。同展では、人間国宝である染織家の志村ふくみと、その長女である志村洋子の監修による6点の着物を出展。今回の着物は、工房で染められた糸で織られたものとなっている。合わせて、ミナ ペルホネンのデザイナーである皆川 明が用意した多数のテキスタイルデザインの中からアトリエシムラが厳選した5点のテキスタイルで仕立てた帯も展示販売される。なお、価格は、着物が45万円から、帯が10万円から。その他、メイン会場の3軒隣にあるTOBICHIの常設ショップ内では11月20日の15時から17時、及び11月21日から23日の11時から12時、16時から17時まで、アトリエシムラによる「仮仕立てライブ」を開催。糸が染められ裂(きれ)になり、着物のかたちになっていく様をじっくりと観覧することが出来る。また、アトリエシムラのコーナーも設けられ、手織りストールや小裂(こぎれ)の額装、書籍、ポストカードなどが販売される。なお、11月20日の12時から13時、21日の10時から11時、18時から19時、22日の10時から11時、18時から19時に実施されるアトリエのスタッフによる着物の見立てサービスと、20日18時の、志村ふくみ、志村洋子、糸井重里によるトークショー、23日19時の糸井重里と皆川明によるトークショーは満員につき申込受付は終了している。【イベント情報】「シムラの着物ミナの帯」会場:TOBICHI 2住所:東京都港区南青山4-28-26会期:11月20日~23日時間:11:00~18:00(20日は13:00~17:00)
2015年11月18日日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は11月18日より20日までの期間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて開催されている組み込み技術に関する展示会「Embedded Technology 2015(ET 2015)/IoT Technology 2015」において、日本初公開となるIEC 61000-4-6認証取得済み静電容量方式タッチセンスソリューションなどの展示を行っている。同ソリューションは、同社の低消費電力マイコンMSP430シリーズとして提供される「MSP430FR2633」を用いることで実現されるもの。99ドル(参考価格)で提供される「『MSP-CAPT-FR2633』CapTIvateマイコン開発キット」には、同マイコンのほか、3枚のセンサボードも同梱されており、それらを使って、さまざまなセンサソリューションの開発を行うことができる。その特長はというと、一般的な静電容量式タッチセンサソリューションの場合、ノイズによる誤作動がよく起きる点が課題だが、IEC 61000-4-6認証を取得していることでもわかるとおり、高ノイズ状態でも誤作動を引き起こさず稼働することが可能な点にある。また、感度も他社ソリューションよりも広く、センサボードの上に厚さ60mmのガラス板、もしくは厚さ25mmのプラスチック板を置いても、センサが誤作動せずに反応することも可能。レーダーセンサ(プロキシミティセンサ)であれば、最大300mm程度までの距離に対応するほか、スライダーも1000ポイントまで刻むことが可能だという。また、待ち受け電流も最小1ボタンあたり0.9μAと低消費電力性も特徴となっているほか、4ポートを同時にスキャンすることが可能なため、右から左へ移動している、といったプロキシミティセンサを用いた3Dスキャニングも実現することができる。このほか、同社ブースでは11月18日に発表したばかりSub-1GHzワイヤレスマイコン「SimpleLink Sub-1GHz 『CC1310』」の開発ボードならびにパートナーによる搭載モジュールの展示も行っている。SimpleLink製品としては、すでにBluetoothやZigBee、6LoWPANなどに対応したマイコンが提供されているが、今回Sub-1GHz帯対応製品を追加することで、適用用途の拡大が期待されることとなる。同マイコンは3つの機能ブロック(インタフェース部を含むと4つ)に分けられ、それぞれ個別のプロセッサコアで処理が実効される。ユーザーからの命令の処理を行うメインCPUにはARM Cortex-M3を採用しているほか、ソフトウェア無線部はCortex-M0を、そしてセンサコントロール部には独自の16ビットコアをそれぞれ採用している。チップそのものは1ダイだが、機能を分散させているのは、チップの低消費電力化を図るためだという。実際にセンサ機器などの場合、常時スリープと稼働を継続的に繰り返すのはセンサコントロール部だけであり、ほかの部分はセンサコントロール部が何かを感知した後に立ち上がれば電力の消費を抑えることができる、という考えから、こうした構成が採用されたとする。また、オプションとしてDC/DCコンバータ機能を搭載したほか、プロセスも65nmを採用することで、低消費電力化が図られており、センサコントロール部の消費電力は8.2μA/MHzとバッテリの長寿命化を図ることを可能としている。すでにSMKおよびテレパワーがCC1310搭載モジュールの開発を進めており、SMKのモジュールについては認証も取得済みだという。
2015年11月18日日本アルテラは11月18日より20日までの期間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて開催されている組み込み技術に関する展示会「Embedded Technology 2015(ET 2015)/IoT Technology 2015」において、自社のFPGAの紹介などを行っている。パート―ナー各社との展示としては、各社のボードの展示のほか、実際にそうしたボードを搭載したクモ型ロボット(Spider Robot)とスマートフォン(スマホ)を連動させたデモを行っている。これは、台湾TerasicがAlteraのSoC FPGA「Cyclone V SE 5CSEMA4U23C6N」を搭載し、Arduino Expansion Headerを備えるなどの特徴を有する評価・教育用ボード「DE0-Nano-SoC」を用いて、スマホの画面上に表示されたコントローラを操作して、ロボットをコントロールするというもの。1チップで、すべてのコントロールを実現している点が特徴といえる。また、同社ブースではFPGAとOpen CLの組み合わせによるニューラルネットワーク(CNN)システムのデモやArria 10に到来されている28Gbpsのトランシーバのアイパターンのデモなども展示している。データレートが28Gbpsという割には、かなり広いアイパターンが実現されており、これに関しては、トランシーバ技術のノウハウの蓄積やソフトウェア側の改良が進んだことも要因としていた。なお、同社の最新世代かつハイエンド製品となる「Stratix 10」の実チップも展示されている。こちらはIntelのEMIBテクノロジーが適用された製品だた、チップ上でも、それが適用されている様子が見て取れるものとなっている。
2015年11月18日吉祥寺のジュエリーアトリエショップ「福永宝飾店」は、日本におけるインド細密画の第一人者インサーフ・アリ氏の展示販売会「インサーフ・アリのインド細密画展」を開催する。会期は10月30日(金)~11月9日(※会期中は無休)。営業時間は11:00~19:00(※最終日は16時まで)。入場無料。インサーフ・アリ氏は、幼少よりインド細密画を修行し、現在は日本で宝石商のかたわら絵筆を握っている画家。インド細密画の絵の具の原料にはルビーやサファイアなどの鉱物の粉末が使用されており、その色彩の豊かさや鮮やかさなどは、まさに「描かれた宝石」と呼ばれるにふさわしいものとなっているとのこと。なお、インド細密画は15世紀から19世紀を最盛期として、インド各地で描かれた絵画。リスの尻尾から作る極細の絵筆を使って、小さなものは数センチ四方、大きくてもA4サイズ程度のキャンバスに緻密に描かれ、キャンバスも紙だけにとどまらず、象牙(現在では入手不可)や大理石、革なども用いられる。ヒンドゥー文化圏で描かれた「ラージプト絵画」や、イスラム文化圏で描かれた「ムガール絵画」など、文化や描かれた土地によって画法やモチーフなどが異なる。インサーフ氏は「ムガール絵画」の流れを汲む作風で、主に花鳥風月、宮廷の生活、神話のワンシーンなどを描くことが多いということだ。
2015年10月13日子どもから大人まで、多くのファンを持つ絵本作家・五味太郎の翻訳絵本を集めた展示会イベント「海外出版の愉しみ」がギャラリー ル ベイン(港区西麻布)で10月18日まで開催中です。「きんぎょがにげた」「まどから おくりもの」「あいうえおばけだぞ」など、これまでに350タイトル以上にもの絵本を描き上げた五味太郎さん。なんとそのうち100タイトルあまりは、海外25カ国以上で翻訳されており、これからさらに多くの作品が出版されようとしています。今回、表紙の原画の展示だけでなく、作家の江國香織さんとの対談も10月15日(木)に予定されているそう。また、「ごく個人的な展覧会ですので、とくにトークの予定がない日でも、夕方あたりには会場に居るようにいたしますので、直接お目にかかれると思います」と、五味太郎さんに会えるチャンスも。もしかしたらあなたの思い出の一冊の原画がみられるかもしれません。ぜひ足を運んでみては。海外出版の愉しみ会期:2015年10月6日(火)~10月18日(日)会場:ギャラリー ル ベイン [GALLERY le bain]住所:東京都港区西麻布3-16-28時間:11:00~19:00(最終日10月18日(日)は16:00まで)入場無料<五味太郎プロフィール>1945年東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒。1973年『みち』(福音館書店)発刊以降、絵本を中心に400冊近い作品を発表。『かくしたのだあれ』『たべたのだあれ』でサンケイ児童出版文化賞、『仔牛の春』でボローニャ国際絵本原画展賞、『言葉図鑑(全10巻)』でライプツィヒ世界でもっとも美しい本コンクール賞など受賞。
2015年10月13日美術家の中村ケンゴによる展示会「中村ケンゴと中村ケンゴと」が、10月14日から20日まで、伊勢丹新宿店本館5階のアートギャラリーで開催される。中村ケンゴは大阪府生まれの美術家。マンションの間取り図や漫画の吹き出し、キャラクターのシルエットなどの現代社会を象徴するモチーフを使ってユニークな絵画を製作している。15年には掛川市二の丸美術館で個展を開催した。今回開催される「中村ケンゴと中村ケンゴと」では、顔文字をモチーフにした絵画シリーズ「心文一致」の新作が登場するほか、東京では未発表の作品も出展される予定。10月17日、18日(各日午後2時から午後2時30分まで)にはアーティストガイドツアーが実施される。【イベント情報】中村ケンゴと中村ケンゴと会場:伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリー会期:10月14日~20日営業時間:午前10時30分~午後8時まで(最終日は午後6時まで)
2015年10月08日●映像のHDR化に伴うテレビ側の最新技術に注目エレクトロニクス関連の総合展示会「CEATEC JAPAN 2015」が10月7日より千葉の幕張メッセで開催されている。この記事では、テレビ関連の見どころについてまとめていく。○三菱電機ブースにはRGBレーザーバックライトテレビが三菱電機ブースでは、BT.2020規格の色域デモを行っている。下の写真の左側は、従来の4K液晶テレビにBT.709規格の映像(現在のハイビジョン放送)を表示したもの。右側はRGBレーザーバックライトを採用した4K液晶テレビにBT.2020規格の映像を表示したものだ。○NHKとJEITA、8Kハイブリッドキャストなどの技術展示NHK JEITAブースでは、現在行われている4K放送やVODサービスと、2018年の開始を目指している4K BS放送に関する技術の展示が中心だ。「Channnel 4K」の受信デモのほか、東芝の未発表65V型4Kテレビも参考出展されている。Ultra HD Blu-rayに採用されている「HDR」の効果についてのデモも行われている。デモの内容は、同一のテレビでSDR(現在の画質)の映像とHDRの映像を切り替えて表示するというものだ。また、今後の4K/8K放送技術の中で大きくスペースを割いて展示されているのがハイブリッドキャストだ。データ放送では番組とデータの両方を電波に載せて送信しているのに対して、ハイブリッドキャストでは、番組は電波で、データはインターネット経由で送られる。2K放送でのハイブリッドキャストは2013年9月にスタートしているが、今回展示されているのは、4K/8K放送でのハイブリッドキャスト。高精細な大画面により、これまで以上のインタラクティブなサービスが提供される予定だ。●シャープは4Kテレビにココロエンジンを搭載○シャープは4Kテレビにココロエンジンを搭載シャープブースでは、ロボット掃除機「COCOROBO」などでおなじみの「ココロエンジン」を搭載した4Kテレビを参考出展。ユーザーがテレビの前に来たことをセンサーで検知して電源をオンにし、ユーザーの好みの番組を自動的にリストアップする機能を備えている。また、AQUOS 4Kレコーダーの新モデルも参考出展。Ultra HD Blu-rayの再生と、BDへの録画が可能なハイブリッドタイプのドライブを搭載している。10月5日に発表した70V型と60V型の「AQUOS 4K NEXT」も初公開。4原色パネルと8Kアップコンバート技術による表示の美しさを確かめることができる。●HDR対応高輝度テレビが目玉のパナソニック○HDR対応高輝度テレビが目玉のパナソニックパナソニックブースでは、Ultra HD Blu-rayの再生機能を持つBDレコーダー「DMR-UBZ1」をはじめとする4K対応製品を展示。4K 60p/18Gbpsの伝送に対応したプレミアムハイグレードのHDMIケーブルも参考出展している。また、HDR対応高輝度次世代テレビのデモも行っている。Ultra HD Blu-rayに記録されているHDR映像をオリジナルに近い形で表現できるように、これまでのHDR対応テレビよりも大幅に輝度を向上できるように開発を進めているモデルだ。ちなみに、現在リリースされているHDR対応テレビは、HDRの映像を完全に表示するには輝度が不足しているという。
2015年10月07日エルメス(HERMES)が10月4日から11日まで、京都・渉成園にて「プティ アッシュ(petit h)」コレクションの展示販売会を行う。「プティ アッシュ」は、アーティストやデザイナー、異なる素材、異なるメチエ(部門)の職人の技が出会い、独創的かつ遊び心溢れるオブジェを生みだすコレクション。エルメス家第6世代のパスカル・ミュサールの思いから生まれた「プティ アッシュ」は、パリのエルメス セーヴル店で常設展示を行うほか、これまで世界各地で期間限定の展示を行ってきた。日本で、「プティ アッシュ」が東京を除く地域で披露されるのは初めてのこと。開催店舗である京都高島屋店のエルメスブティックを出て、庭園の美しい渉成園にてコレクションを披露。東京での開催と同様、空間構成はグラフィックデザイナーの服部一成が担当した。
2015年09月30日日本彫紙アート協会は、全国の彫紙アーティスト150人の作品を展示する「全国 彫紙アート展 2015」を東京と大阪で開催する。日程および会場は、10月1日~6日が東京都・表参道のPROJECT GALLERY、10月6日~11日が大阪府・阿波座のenoco江之子島文化芸術創造センター4Fルーム1。開場時間は両会場とも11:00~19:00(最終日は東京が17時まで、大阪は16時まで)。入場無料。同展は、紙を幾重にも重ねてアートナイフで"彫る"ことで、豊富な色数とさまざまな紙の質感が組み合わさり、切り絵とは違った奥行きのある立体的な作品を生み出す「彫紙アート」の展示会。全国の彫紙アーティスト150人の作品が展示される。2007年に第1回がスタートして今年で8回目の開催となる同展は、活動するアーティストの人数や地域が増えたことで、今回より東京と大阪の2会場での開催となった。また、来場者に気に入った作品を投票してもらうことで「グランプリ」が決定するという。結果は展覧会の終了後、同協会のホームページ、ブログ、Facebookなどで発表されるとのことだ。ちなみに、彫紙アートは日本発信の新しいアートとして海外からも注目され、全国に女性アーティストや講師が急増しているという。同協会では、通常の「一般クラス」のほかに、資格取得を目指す「認定講座」を用意している。協会認定の「彫紙アーティスト」になるとイベントへの出展が可能となり、彫紙アートスキルを学んで「彫紙アート インストラクター」として認められると、自分の教室を持って指導できるようになるとのことだ。
2015年09月14日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、ドイツ・ベルリンで開催された家電製品展示会「IFA2015」において、パイオニアブランド初のハイレゾ対応デジタルオーディオプレーヤー「XDP-100R」を欧州など海外向けに発表した。本稿では、パイオニアのIFA2015出展ブースにて取材した内容をレポートする。XDP-100Rは、DACにESSの「ES9018K2M」を搭載したハイレゾ対応のデジタルオーディオプレーヤー(DAP)だ。PCM 384kHz/24bit、DSD 11.2MHzのハイレゾ音源再生をサポート。後日のアップデートにより、MQAロスレス形式のファイルにも対応するという。また、OSにAndroid 5.1.1を採用しており、スマートフォンのように指先を使ったタップやスクロールによる操作が可能。Androidアプリも使用できる。本体カラーはブラックとシルバーの2色。IFA2015のパイオニアブースではカッパーも参考出品していた。現在のところ価格は未定だが、11月の発売を予定している。Android搭載機ということだが、内部の設計はスマホに近いものではなく、オーディオメーカーとしてのこだわりを満載。電源回路とオーディオ回路の物理的な距離を十分にとったり、4コアCPUなどOS制御系の基板とDACやアンプの基板を完全に分離するなど、ノイズが入り込む余地を極力低減している。右側面に電源ボタンや再生/進む/戻るボタンを備えており、液晶画面を触ることなく、カバンやポケットに入れたまま物理的なボタンでも操作できる。さらに、右側面にはmicroSDカードスロットを2基用意。内蔵の32GBメモリと、別途128GBのmicroSDカード2枚を合わせて、最大288GBの容量を持ち運べる。液晶画面のサイズは4.7インチ。再生中の画面を上にスクロールするとプレイリストや曲情報に、下にスクロールするとグラフィックイコライザーにアクセスできる。片手でも操作しやすいよう練りこんだUIだ。面白いところでは、「アニソン好きの設計者が、電車内などで聞くときに恥ずかしくないよう加えた」という、"画面を暗くするモード"も用意している。○オンキヨーの「DP-X1」もパイオニアのXDP-100Rと同時に、オンキヨーブランドからは「DP-X1」が発表された(こちらも海外向け)。オンキヨー&パイオニアイノベーションズ イノベーション事業部の土田秀章本部長によると、今回の2製品は「オンキヨーとパイオニアがこの3月に統合してから始めたプロジェクト」の成果物であるという。DP-X1は、DACの「ES9018K2M」をデュアル搭載し、バランス出力用の端子も備えた、よりハイエンド志向のDAPだ。きょう体の塗装は、XDP-100Rが光沢系であるのに対し、DP-X1はマット系の渋い仕上がりとなっている。UIもお互いのブランド間で競争して生まれた、異なる操作系を採用している。両製品とも「オーディオメーカーのこだわりで開発した。スマホで聴くよりもはるかに良質な音を提供する。ハイレゾだけでなく、手持ちの音源もより気持ちよく聴けるよう、アップスケーリング機能も搭載している」(土田本部長)とのことだ。国内向けにはあらためて発表の機会を設けるという。実に楽しみである。
2015年09月13日世界最大級の家電関連展示会「IFA 2015」で、中国・Xiaoyiがアクションカム「Yi Action Camera」を出展した。最大の特徴はとにかくその価格。先行するGoProとデザインや機能は似通っているが、中国では399元、ブースの担当者によれば米国では60ドルであり、これが日本に運ばれれば1万円以下という価格を実現することになる。Xiaoyiは、中国のスマートフォンメーカーXiaomiの子会社で、IFAへの出展はXiaomiグループとしても初めてのことだ。現在、Yi Action Cameraは中国など一部の国だけで発売されているが、担当者は「年内に日本での発売を予定している」と明言。現時点では代理店は決まっていないそうだが、話し合いは進めているそうだ。Yi Action CameraはF2.8、155度の超広角レンズを搭載。有効1,600万画素の裏面照射型Exmor Rセンサーを採用している。動画は1080p/60fps、720p/120fps、480p/240fpsの撮影などが可能だ。コンパクトなデザインで、72gと軽い。また、最大64GBまでのmicroSDXCカードに対応し、無線LANとBluetoothを搭載。別売の防水ケースを利用すれば40mまでの防水性能を実現する。iOS、Androidアプリが用意され、リモートコントロールも可能だ。アクションカメラの機能としては一般的なレベルだが、とにかく価格が安い。日本でも実際に発売されれば面白い存在になるかもしれない。
2015年09月11日東京都・渋谷のBunkamura Galleryは、世界各国から集められた最新の万華鏡や、万華鏡コンベンション受賞作品などを展示する「万華鏡展 2015-無限に変幻する光の夢想空間-」を開催する。会期は9月17日~9月30日。開場時間は10:00~19:30。入場無料。同展は、世界各国から集められた最新の万華鏡、アメリカ万華鏡コンベンション最優秀賞受賞作など、世界中から集められた万華鏡500点以上が展示される展覧会。万華鏡の筒を覗き込んだ映像の素晴らしさだけでなく、アート作品としてオブジェクトの美まで探求した、国内外の第一線で活躍する万華鏡作家たちの作品が紹介される。同展の注目作品として、毎年アメリカで開催される世界最大の万華鏡コンペティションにおいてグランプリを獲得した佐藤元洋のガラス万華鏡や、従来の万華鏡の常識を覆し、世界中にファンを持つ鏡の魔術師マーク・ティックルの日本初公開の大型万華鏡、そして、からくり造形万華鏡作家、若林寛によるイタリア・ローマの「真実の口」をモチーフにした大型トリック万華鏡など、驚きの万華鏡が展示される。なお、佐藤氏の作品については、新作の販売も行われるとのこと。ほかにも、独創的な想像力で多くのファンを魅了し続けている傍嶋飛龍は、今年初めて、木工作家や造形作家とのコラボレーションユニット「Pranarians」を展開。一際美しい外観を持つ、羽石茂と泉の艶やかなる作品は「繊細・美」をテーマに出品。また、ワークショップも開催される鈴木明子を中心とした大阪を代表する万華鏡メンバー「フォトン」はバラエティ溢れる最新作の展示を行うということだ。さらに会場では、色彩豊かな美しさで人気の若手作家、兼古麻衣のかわいらしい万華鏡や、アクセサリースコープデザイナー、関一による最新作と限定品の販売も行われる。なお、全ての展示作品は手に取って鑑賞することが可能となっている。また関連企画として、プロ作家の指導で自分だけのオリジナル万華鏡を本格的に作れる「万華鏡ワークショップ」が開催される。講師は鈴木明子(9月20日)、山見浩司(9月21日)、佐藤元洋(9月26日・27日)の3名。参加に際しては予約が必要となる。予約方法や日時などの詳細については同展Webページを参照。
2015年08月31日アーティストの佐藤翠による描き下ろし原画の展示会が、8月26日から9月15日までイセタンサローネ1階のプロモーションスペース他にて開催される。名古屋市を拠点に活動する佐藤翠は、芥川賞受賞作家である中村文則の小説『去年の冬、きみと別れ』の装画や、資生堂の企業文化誌『花椿』にて掲載された原田マハの短編小説の挿画などを手掛けるアーティスト。「VOCA展2013」で大原美術館賞を受賞した他、大原美術館、オペラシティーアートギャラリー、東京都美術館などで作品の展示を行っている。今回イセタンサローネで展示されるのは、すべて描き下ろしのもの。“靴”を主なモチーフとした、秋らしい作品の数々が展開される。今回の展示について、佐藤翠は「私は街へ出かけてショップやブティックに行くことが、美術館や博物館に行くのと同じくらいとても刺激的で好きなことです。特に、まだ暑い夏の中、お店の中だけはすっかり秋のシックな装いが並ぶその様子を見られる瞬間は、1年の中でも春コレクションを目にする時と同じくらい、格別に感じられます。そんなことに思いを馳せながら、靴を主なモチーフにした秋色の新作を制作しています」とコメントを寄せている。
2015年08月29日今シーズンで31回目を迎えるファッションとデザインの業界関係者向け合同展示会「ルームス(rooms)」が、9月9日から11日まで国立代々木競技場第一体育館にて開催される。00年に誕生し、ファッションとデザインの合同展示会を中心とした複合的なビジネスを行っている「ルームス」。現在は出展ブランド約500、来場者2万人の世界でも有数の展示会となっている。最大の特徴は、シーズン毎に会場デザインや展示企画、広告などのヴィジュアルイメージを一新すること。第31回目を迎える今回は“0.01% / 希少価値”をコンセプトに、他では見ることができない希少なアーティストのインスタレーションなどを展開する。会場では、映画やドラマ、CMなどでも活躍するメイクアップアーティストのJIROによる展示を実施。特殊メイクや造型制作などを手掛けるJIROが、今回は特殊メイクではなく、ペイントのみで制作した作品の展示とメイクデモンストレーションを行う。その他、ファッションブランドのリトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)やリトゥンバイ(written by)のデザイナーであり、デザイン教室「ここのがっこう」を主宰する山縣良和が注目の新星クリエイターを紹介する企画、コピーライターの野澤幸司による「まだない日本語を勝手に生み出す」などの企画を用意。13年よりスタートした、地球や社会に配慮したブランドを展示する「rooms エシカルエリア」では、“リノベーション”をテーマに約40ブランドが紹介される。さらにフードプロデュース会社SOFを起用し、“0.01%”をテーマに全国のアジア料理とマクロビ料理を実践する新鋭店舗とのコラボレーションによるフードを提供。アジアをイメージしたサラダラップシリーズを始め、希少価値のある食材を使ったアートフードを展開する。【イベント情報】「rooms31」会期:9月9日~11日時間:10:00~18:00会場:国立代々木競技場第一体育館住所:東京都渋谷区神南2-1-1
2015年08月26日ジュエリー展示販売会「New Jewelry -plus-」が、9月4日から6日まで東京・目黒のCLASKA The 8th Galleryにて開催される。昨年よりスタートした「New Jewelry -plus-」は、ジャンルやカテゴリーを問わずクリエイティブなジュエリーを一般客に向けて紹介する展示販売会「New Jewelry」の新たなプラットフォーム。当日の会場には、初披露となる新ブランドを始め、注目のフレッシュなデザイナーが集結。作品のコンセプトやこだわりを直接聞きながらジュエリークリエイターと交流できる貴重な機会となっている。参加ブランドは、すべて一点ものの手作り刺繍ブローチを展開するエツシ(ETSUSHI)や、樹脂の中に様々な素材を閉じ込めたカジュアルかつフォーマルなアイテムを販売するエヴリン(EVLiN)、身に着けて動作をした時に美しく見えるジュエリーを製作するコマド(comado)、ブランド起ち上げ1年目の新星ブランド・ミリ(mm)、シーチングという生成り色の生地でアイテムを製作するキナリヤ(KINARIYA)、レザーや磁器、ガラスなど様々な素材やカタチを組み合わせてジュエリーを創作するドューズ(Douze)など。また、会場ではフードやドリンクも販売。9月4日には高岡友美と永森志希乃によるユニット「HOO」が季節の食材を使った“食べるジュエリー”を提供。9月5日、6日には、恵比寿のギャラリードゥポワソンが今年春にオープンしたカフェ「CAFE deux poissons」のコーヒースタンドや、神出鬼没の移動レストラン「あゆみ食堂」、パーティーシーンで話題の「food+things」の季節のフルーツや様々なスパイスを組み合わせたドリンクなどが登場する。【イベント情報】「New Jewelry -plus-」会場:CLASKA The 8th Gallery住所:東京都目黒区中央町1-3-18 CLASKA 8階会期:9月4日~6日時間:4日(レセプションパーティー)16:00~20:00:5日 11:00~20:00:6日 11:00~19:00
2015年08月23日東京都・銀座のデザインギャラリー1953(松屋銀座7F)は、クラフトコンペの入賞作品を中心に、高岡で生み出されたクラフト作品を一堂に展示する企画展「高岡2015クラフトコンペ AWARD+」を開催する。会期は8月19日~9月13日。開場時間は10:00~20:00(9月13日は17:00閉場)。入場無料。同展は、「工芸都市高岡クラフトコンペ」の入賞作品と優秀作品を展示・予約販売するほか、高岡のクラフト・デザインを支える作り手たちやコンペの29年間の歴史を紹介するもの。「工芸都市高岡クラフトコンペ」は、1986年から高岡市が「新クラフト産業・デザインの育成」、「伝統工芸の保存・継承」、「デザイン・工芸の啓発・普及」を目指して開催しているコンペで、若手クラフトマンにとって登竜門としての役割を担うと同時に、2011年からは、今までのクラフトとしての「コンテンポラリークラフト」に加え、市場に流通することを念頭に置いた「ファクトリークラフト」という新たなジャンルを構築し、これからの「クラフト+デザイン+産業」という新たな価値観を模索している。同展は、全国的に衰退している「ものづくり」の状況下、ひとつのケーススタディとして、高岡のクラフトを紹介することを目的としている。また、関連企画として、会場には高岡市内の伝統工芸企業で新たなデザインにチャレンジする天野漆器、山口久乗の販売コーナーも設置される。なお、2015年の「工芸都市高岡クラフトコンペ」は、ファクトリー部門のグランプリは坂本茂さんの「dorayaki-stool」優秀賞は小島有香子さんの「Labyrinth」、コンテンポラリー部門のグランプリは宮尾洋輔の「花入れ-浮遊-」、優秀賞は原田和明の「へそで茶を沸かす」が受賞した。なお、副賞としてグランプリは80万円、優秀賞は30万円が授与される。
2015年08月12日東京ディズニーシーのダッフィー誕生10周年を記念したスペシャルプログラム「ジャーニー・ウィズ・ダッフィー Your Friend Forever」の特別展示が、「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」の会場で始まることを記念して26日(日)、プレス内覧会が行なわれ、限定グッズやコスチューム、全長約3.7メートルの巨大ダッフィーが登場した。昨年445万人という来場者数を記録して大成功を収めた「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」が、7月27日(月)~8月23日(日)の期間で開催。今年は「ジャーニー・ウィズ・ダッフィー Your Friend Forever」の開催を記念して、同イベント会場に東京ディズニーリゾートのコンテンツがお目見え。会期中、テレビ朝日本社1階イベントスペース「umu<ウム>」にて同特別展示会が連日開催され、ダッフィーにまつわるさまざまな展示を鑑賞することができる。夏休みという期間中、多数のゲストが訪れそうだ。ダッフィーの限定グッズやスペシャルメニューをはじめ、これまで東京ディズニーシーで販売したコスチュームや、現在就航中のダッフィーを機体に描いた特別塗装機「JALハッピージャーニーエクスプレス」のモデルプレーンなど、ダッフィーのファン必見のアイテムが一堂に介する。注目は巨大なダッフィー「大きなダッフィーのぬいぐるみ」で、つま先から帽子のてっぺんまでで全長約3.7メートルのダッフィーは、10周年の特別仕様のコスチュームもスケール大! これは、5月26日~28日に東京ディズニーシー・ホテルミラコスタで開催した「ジャーニー・ウィズ・ダッフィー Your Friend Forever」のキックオフパーティーと、表参道ヒルズの特別展示会に登場したもので、六本木ヒルズの登場は初めて。大きくなってもキュートな佇まいはそのままで、ゲストを魅了しそうだ。ダッフィーの特別展示会は、「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」の開催期間と同様、7月27日(月)~8月23日(日)の合計28日間で、開場時間は、10時~20時。ダッフィー誕生10周年を祝う特別な展示会を訪れて、夏休みの想い出にしてみて!※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年07月28日和菓子メーカーの虎屋は、食にまつわる道具をテーマとした展示・販売イベント「とらや市 はし と さじ」を開催する。会期は8月5日~9月29日。時間は11:00~21:00(店舗営業時間と同じ)。場所は東京都・六本木の「とらや 東京ミッドタウン店」店内ギャラリー。入場無料。同イベントは、生活の中で使われてきた日本の伝統的な道具を改めて手にとり、みつめ直すきっかけを作ることを目的として、同店が「食にまつわる道具」をテーマに展示・販売を行う「とらや市」の第3回。今回のテーマは、奈良時代から今に近い姿で使われていた「はし」と、大正時代に外国の食文化の渡来とともに次第に日本の食卓に取り入れられた「さじ」。それらの代表的な素材のひとつである「木のはし」と「竹のさじ」について、その意味合いや用途に着目し、製造工程などとともに紹介される。さらに、展示品の一部を実際に手にとって使い心地を試すことが可能とのことだ。なお、同店では和菓子だけでなく、和のさまざまな魅力や価値も広く伝えたいという想いから店内にギャラリーを併設し、ふろしきや漆、こけしなどをテーマとした企画展を実施している。ちなみに「とらや市」の第1回は「かごとざる」、第2回は「ふきんとてぬぐい」をテーマに開催された。
2015年07月20日