東京都・六本木のサントリー美術館(東京ミッドタウン内)は、宮川香山(初代)の「眞葛焼(まくずやき)」の全貌を紹介し、超絶技巧のやきものの魅力に迫る展覧会「没後100年宮川香山」展を開催する。会期は2016年2月24日~4月17日(火曜休館、ただし4月12日は開館)。開館時間は10:00~18:00(金・土、および3月20日は20:00まで開館)。入館料は入館料は一般1,300円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料。同展は、日本に少なかった香山の作品を世界中から探し出し、約50年にわたって香山研究を続けてきた田邊哲人氏のコレクションを中心に、明治時代から大正時代を代表する陶芸家・宮川香山(初代)の「眞葛焼」の全貌を紹介し、超絶技巧のやきものの魅力に迫る展覧会。天保13年(1842)、京都の真葛ヶ原(現在の京都市東山区円山公園一帯)の陶工の家に生まれた宮川香山(虎之助)は、幼少の頃より父・長造から陶器や磁器の製法を学び、万延元年(1860)に家督を継いだ。明治3年(1870)、京都を離れた香山は、文明開化の町・横浜へと向かう。当時、明治政府は近代産業の育成に力を入れ、外貨獲得の手段の一つとして陶磁器をはじめ、様々な工芸品を輸出することを奨励していたという。香山は、欧米諸国の趣向に応える新たな美を創り出すことに尽力し、中でも、陶器の表面をリアルな浮彫や造形物で装飾する「高浮彫(たかうきぼり)」という新しい技法を生み出し、日本陶磁における装飾の概念を覆すような、精緻で独創的な世界を作り出していった。明治10年代半ば頃から、香山は新たに釉薬と釉下彩の研究に取り組み、中国清朝の磁器にならった様々な技法の作品を作り始め、制作の主力を陶器から磁器に切り替えていった。そして明治29年(1896)、香山は、陶芸の分野では二人目となる帝室技藝員に任命された。宮川香山が生み出した眞葛焼は世界中から絶賛を浴び、現在でも大英博物館をはじめ世界的に著名な美術館が香山の作品を収蔵しているということだ。なお入館料は、ホームページ限定割引券、もしくは携帯サイトの割引券画面提示で100円割引となる。
2015年12月17日この冬、六本木のラグジュアリーホテル「グランド ハイアット 東京」のダイニングでは、女子会に特化したパーティプランや特別メニューを展開する。話題のスーパーフード“キヌア”や“カカオ”をつかったメニューにはじまり、コラーゲンをたっぷり使用したメニューなど、美容や健康に気を配る女性にとって嬉しいメニューを用意。またお得なフリーフロー付ディナープランは女子会にぴったり! ぜひチェックを。「フィオレンティーナ 」(1階 イタリアン カフェ) では、“キヌア”や“カカオ”といったスーパーフードを使ったモダンなイタリアンを提供する。“カカオ”というと真っ先にチョコレートが思い浮かぶが、実は美容効果抜群のスーパーフードのひとつ。カカオポリフェノールやビタミンEなどが豊富に含まれていてエイジングケア効果が期待できる。「フィオレンティーナ」では、「カカオで煮た仔牛すね肉のラグーとカカオを練りこんだパッパルデッレ」(3,000円)を提供する。自家製パスタと国産の仔牛すね肉ソースにWでカカオを使った一品。美容効果だけでなく、味も期待大!(提供期間:2月1日~2月29日)「チャイナルーム 」(6階 中国料理)では、国産活き伊勢海老にシャンパンをつかったマヨネーズソースを和えた豪華なメイン料理に加え、こだわりの北京ダック、トリュフ小籠包、ネギやゴボウなどのデトックス野菜とコラーゲンが摂れるすっぽんのスープ、健康や美容を意識した食材をふんだんに取り入れた「怪味麺」、デザートには燕の巣を添えた杏仁豆腐を揃えた女子会プラン(12,000 円 ※土・日・祝 14,000 円)を用意。ドリンクは、スパークリングワイン、白・赤ワインなどのフリーフロー付き。贅沢なのにヘルシーで大満足。女子会プランとはいうものの、男性も利用できるので、記念日などにデートでも使えそう。(提供期間:2月1日~3月31日)また、「フレンチキッチン」(2階 オールデイ ダイニング) では、身も心も温まるフランスの伝統煮込み料理「ココット」を、ワイン付で提供するディナープラン「ウィンター ココット ビストロ アンド ヴァン」(6,000円)を用意する。月ごとに替わるメインのココットは肉と魚介の2種類から選択でき、ソムリエ厳選のワインが2杯付いているほか、90分のフリーフローにアップグレードも可能。お洒落なココット料理を囲みながら、おいしいお酒を堪能すればガールズトークにも花が咲きそう。新年会にもおすすめなプラン。(提供期間:1月5日~ 3月31日)併せてチェックを。※価格は全て、税・サービス料別。(text:Miwa Ogata)
2015年12月02日グランド ハイアット 東京は2016年の1月以降、女性同士の集まりを意識して開発した「女子会メニュー」の提供をホテル内のレストランで開始する。「女子会メニュー」は、同ホテル内にある3つのレストランで提供するもの。このうちイタリアンカフェ「フィオレンティーナ」では、スーパーフードを使ったイタリアンメニューが用意されている。「カカオで煮た仔牛すね肉のラグーとカカオを練りこんだパッパルデッレ」(3,000円)は、カカオポリフェノールやビタミンEを含むカカオを麺とソースの両方に使ったパスタ。「キヌア入りミモザサラダ モデナ産25年熟成バルサミコとシシリア産オリーブオイルのドレッシング」(スモール: 1,300円、レギュラー: 1,800円)もあり、同店は「食事をしながらキレイを目指せる、女性にオススメのメニューです」とコメントしている。提供期間は2016年2月1~29日となっている。さらに、中国料理「チャイナルーム」では飲茶や北京ダックなどが楽しめる「女子会プラン」(1万2,000円※土・日・祝は1万4,000円)が登場。シャンパン入りのマヨネーズソースをかけた伊勢えびや、トリュフ入りの小籠包、それにコラーゲンがとれるすっぽんスープなどを取りそろえている。提供期間は2016年2月1日~3月31日。ほかにもオールデイダイニングの「フレンチ キッチン」は、ココット料理が味わえる「ウインター ココット ビストロ アンドヴァン」(6,000円)を2016年1月5日~3月31日の期間に提供する。※いずれも税別
2015年11月27日寺田倉庫と山梨大学は11月20日、ワインの熟成効果による味の複雑性や広がりが最も進行する温度を明らかにしたと発表した。同成果は同社と山梨大学ワイン科学研究センターによるもので、11月7日の「日本ブドウ・ワイン学会2015年度上越大会」で発表された。両者は2014年4月よりワイン熟成に有用な温度帯を検証する共同研究を行ってきた。同研究では、赤ワイン、白ワインの各3銘柄をそれぞれ4つの条件別に4℃、14℃、35℃、常温で12カ月間保管し、年3回定点分析を実施。一般成分、色調、有機酸、香気成分の分析および味認識装置、ソムリエの官能検査による評価の結果、ワインの熟成効果による味の複雑性や広がりが最も進行するのは14℃の温度環境であることが明らかとなった。寺田倉庫は、今後もさらなるワイン保管技術の向上を目指し、山梨大学ワイン科学研究センターと共同研究を継続していく、としている。
2015年11月20日東京都・清澄白河の東京都現代美術館は、オノ・ヨーコの活動を、出身地である東京という都市の文脈で再考する展覧会「オノ・ヨーコ 私の窓から」を開催している。会期は2016年2月14日(月曜・11月24日・12月28日~1月1日、1月12日休館、ただし11月23日・1月11日は開館)。開館時間は10:00~18:00。観覧料は一般1,200円、大学生・65歳以上900円、中高生700円、小学生以下無料。同展は、これまで主に戦後アメリカ美術のなかで語られてきたオノの活動を、出身地である東京という都市の文脈で再考するもの。作家活動を開始するまでの関連資料や創作、1950-70年代の東京での活動、近年の作品を通して、近代と現代、欧州と日本と米国、美術と音楽と文学、前衛とポピュラーカルチャー、そして社会と個人を繋ぐ独創的な創造活動が紹介される。オノは独自の詩のあり方を核とする、コンセプチュアル・アートの先駆者として、社会のシリアスな課題を、ユーモアに溢れたアプローチで多くの人に向けて発信してきており、同展は、戦前に既に充分に国際化していた東京を起点に育まれたその軌跡が、今日的視点から辿られるということだ。1930年代、自由学園で音楽教育を受けたオノは、時計の音など生活のなかで触れる音をもとに作曲するなど、芸術と生活を線引きすることのない考え方に接したという。同展では、米国の音楽動向に触れる遥か前、アーティストとしての活動を開始するまでのオノを育んだものや初期の活動が紹介される。また、1964年の夏、2年半の東京滞在の集大成として発行されたオノの代表作でありコンセプチュアル・アートの歴史の中でも重要な本「グレープフルーツ」の、葉書に記された膨大なタイプ原稿や、指示絵画を複製絵媒体に変換し、コンセプチュアルな性格を進めたものなどの作品も紹介される。同時に、そのオリジナルの手書きの指示絵画や同館蔵の「グレープルーツ」初版本もあわせて展示することで、鑑賞者の想像や行為を喚起する新しい美術のあり方が、東京で展開した過程が明らかにされるということだ。そのほか、関連プログラムとして、筑波大学教授・五十殿利治による講演会(11月21日14:00~)が開催される。また、Wish Treeのイベント(12月9日)などが予定されている。プログラムなどの詳細は同館HPにて案内されるということだ。
2015年11月18日東京都・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)は、実験的タイポグラフィユニット・大日本タイポ組合による文字だらけの展覧会「字字字大日本タイポ組合」を開催している。同展は、1993年にヒゲ有り名字無しの秀親とヒゲ無し名字有りの塚田哲也によって結成され、日本語の五十音や漢字、英語のアルファベットなどを解体したり、組合せたり、再構築することによって、新しい文字の概念・可能性を探り続けている実験的タイポグラフィユニット・大日本タイポ組合による、文字通り「文字だらけ」の展覧会。モジモジしながら文字と遊んで22年、文字と歩んで三千里の成果が一堂に紹介される。文字の楽しさ、文字の奥深さを体感できる展覧会となっているということだ。また、展覧会にあわせ、「gggBooks-117 大日本タイポ組合」の刊行も予定されている。また、関連企画として、来場した子供全員に「子がかぶると『字』になる『ウかんむり』」がプレゼントされる「子子子キャンペーン」が開催されている(数量限定)。同時に、来場した「お爺さん」の中から抽選で1名に「お爺・おズボン」が後日プレゼントされる「爺爺爺キャンペーン」も開催されている。自分が「お爺さん」だと思う方は受付にて申し出ることで応募できる。女性も申し込み可。その場合は「OGです」と申し出ればOKとのこと。なお、大日本タイポ組合は、秀親と塚田哲也の2人で1993年に結成された実験的タイポグラフィ集団。日本語やアルファベットなどの文字を解体し、組合せ、再構築することによって、新しい文字の概念を探っている。ロンドン、バルセロナ、東京での個展や世界各地での企画展に参加。2012年古堅まさひこと共に日本科学未来館にて「字作字演展」を開催。ヨコカクと共に新世界タイポ研究会『「横書き仮名」の開発』がTDC賞2013を受賞。2014年10月には「文字による文字のための文字のサイト」type.centerを立ち上げる。主著書に「TYPE CARD PLAY BOOK」(ACTAR)、「大日本字」(誠文堂新光社)。
2015年11月18日東京都・清澄白河の東京都現代美術館は、複数の視点を通して「東京」を浮かび上がらせる展覧会「東京アートミーティングVI "TOKYO"ー見えない都市を見せる」を開催している。会期は2016年2月14日まで(月曜・11月24日・12月28日~1月1日・1月12日休館、ただし11月23日・1月11日は開館)。観覧料は一般1,200円、大学生・専門学校生・65歳以上900円、中高生700円、小学生以下無料。同展は、「東京」を浮かび上がらせるための2つの構成によって成り立つ展覧会。ひとつは各界で活躍する東京のクリエイターがそれぞれの視点でキュレーションした「東京」、もうひとつは国内外作家が「東京」をテーマにつくる新作となっている。ひとつの概念で東京をまとめる(キュレーションする)ことはできないという考えのもと、複数の視点を通して東京という都市を浮かび上がらせるということだ。「東京」という都市における、テクノポップや成熟と幼さが奇妙に同居するネオテニー的特徴、誰でもが有名になりうる舞台で育まれる過剰な自己演出の美学は"ポップ"の文脈でとらえられるという。また、不安定で先の見えない社会的状況を個々人の強いライフスタイルの表明、あるいは積極的なつながりの中で乗り切ろうとする動きは多様な表現の形式に拡張している。一方、ポスト・インターネット世代の中で育まれるイメージ・オブジェとしての新しいマテリアル感覚、新旧が日常的に共存する都市風景をパラレルワールドとして再構築する若い世代の感性も生まれている。これらの感性や表現の鉱脈は、実は80年代から発展的に継承されている東京の創造力から掘り起こせるものであると同展では考えられており、同展では、1980年代文化の命脈を引き継ぎながら、現れようとしている現在の東京の創造力の可能性を、国内外のアーティストの多様な視点によって多角的に探るということだ。出品作家は、YMO+宮沢章夫、蜷川実花、ホンマタカシ、岡田利規、EBM(T)、松江哲明がキュレーターとして参加。また、スーパーフレックス、サーダン・アフィフ、林科、目【め】が新作出品作家として参加。ほか、計9ヶ国51組が参加している。そのほか、同展のコンセプトである、80年代のアートの表現と現代のつながりと変化を概観することを目的として、前床である70年代に描かれた作品から最近作までの絵画をセレクション。東京在住の作家による、あるいは東京の画廊や美術館で多く展示されていたこれらの絵画作品が70-80年代、90-2000年前半、2010年以降という大きな流れにそって展示構成される。菅木志雄、奈良美智、名和晃平などの作品が展示され、もの派、超少女、ニューペインテイング、ネオポップ、マイクロポップと呼ばれるドローイング絵画など作家たちの意識の変遷が形式の変容としてみてとれる構成となっている。また、関連プログラムとして、「松江哲明 スクリーニング&トーク」(11月29日・12月20日)、MOT美術館講座レクチャー「YMOが切り開いた80年代文化」(12月23日)、「サーダン・アフィフ アーティスト・トーク&Her Ghost Friend クロージング・ライヴ」(2月14日)、「Her Ghost Friend ライヴ・パフォーマンス」(2016年2月10日・11日)などが開催される。なお、各プログラムの詳細やその他のイベントについては決まり次第同館HPにて告知される。
2015年11月16日ダイナックは26日、東京駅・丸の内に新業態「ヴィッラ ビアンキ」をオープンする。○ウマニ・ロンキ社生産の高品質ワインを豊富に取りそろえた同店は、イタリア中部マルケ州のリーディングワイナリー ウマニ・ロンキ社(Azienda Vinicola Umani Ronchi S.p.A.)と、イタリア食材とイタリアワインの専門商社・モンテ物産と3社で提携を結び、オープンするワインバール。ウマニ・ロンキ社は人気ワイン漫画「神の雫」にも登場した、ワイン通の間では有名なワイナリー。店名「ヴィッラ ビアンキ」は「ビアンキ家の館」の意味で、ビアンキはウマニ・ロンキ社の現オーナーファミリーの名前となる。"ウマニ・ロンキ社のパイロット店としてマルケ州の自然や伝統、同社のこだわりを伝える店"という意味を込め命名したという。ウマニ・ロンキ社のワインを日本国内でもっとも豊富に取りそろえており、同社のワインだけで全17種類となる。同社オリジナルラベルのワインや他では飲むことが難しい希少なワインなども用意する。グラスワインは常時13種類。たっぷり飲めるレギュラーサイズ(150cc)と、少しずついろいろ楽しめるエンジョイサイズ(90cc)の2種類のグラスサイズを用意し、気軽に楽しく飲み比べが可能となる。料理は、レバーを加えたコクのあるラグーソースがたっぷり入ったラザニア「ヴィンチスグラッシ」や、豊富に使われる魚介の旨みがしっかり味わえるマルケ風魚介の煮込み「ブロデット」など、マルケ州を代表する郷土料理を再現。さらに、イタリアの有名レストランでも使用しているマルケ州産のパスタ「マンチーニ」を使ったメニューもおすすめとなる。モチモチとしながらコシのある食感が特徴の「マンチーニ」を使用したパスタ料理は、デュラム小麦の旨味と甘味が噛み締めるほど実感でき、思わずもう一皿食べたくなるような仕上がりとなっているという。開店にあたっては、マルケ州の本場の味を再現するため「ヴィッラ ビアンキ」のシェフに任命されたスタッフをはじめダイナックの4名がマルケ州に赴き、約1週間の研修を積んだ。「マンチーニ」を使用したパスタのレシピや調理技術を学んで帰国。同店にてマルケ州の郷土料理のおいしさを提供する。所在地は、東京都千代田区丸の内・新丸の内センタービルディング3F。営業時間は、ランチ11時~15時30分(L.O.15時)。ディナー17時~23時00分(L.O.22時)。土・日・祝11時~23時(L.O.22時)。定休日はなし(ビルメンテナンスに準ずる定休日あり)。
2015年11月10日I-GROUPは11月10日、「肉とワインの食堂 Bstro BASH(ビストロバッシュ)」を東京都・三軒茶屋にオープンする。同店は、熟成肉をメイン看板にしたフレンチビストロスタイルの"肉とワインの食堂"。おいしいものを、手軽な価格で食べてほしいとの思いから、肉料理の平均原価率65%といったコストパフォーマンスにこだわって料理を提供する。メニューは、3人前から注文可能の「ビステッカ風ざく切り肉」(1人前/税別2,500円~、要予約)や、「ビーフアウトサイド」(税別1,280円)、「本日の熟成肉」(税別1,980円~)、「ビーフリブロース」(税別1,480円)、「前菜盛り合わせ」(税別980円)、「鎌倉彩の蒸し野菜」(税別900円)、「鎌倉黄金とうがらしのぺペロンチーノ」(税別880円)など。そのほかにも4チーズのパングラタンやガパオライス、魚介ブイヤベース、ガトーショコラといったメニューや、ワインも50種類を用意する。また11月10日~11日、オープンキャンペーン「半額ビストロ肉祭り」を実施する。期間中、「ビーフランプ」(税別1,180円→590円)、「ビーフリブロース」(税別1,480円→740円)、「本日の熟成肉」(税別2,980円→1,490円)、「Tボーンステーキ」(税別8,000円→4,000円)が半額となる。
2015年11月09日シャトレーゼはこのほど、新酒の樽出し生ワインと新米と新豆で作る大福、おはぎの和菓子を発売した。○新酒生ワインと新米、新豆スイーツを発売「樽出し生ワイン シャトレーゼヌーヴォー甲州 白」は、グループ会社「シャトレーゼベルフォーレワイナリー」にて自社畑で育てた日本固有のぶどうの品種「甲州種」を使用。柑橘系の香りと程良い酸味が特徴の、フルーティーな味わいを楽しめる2015年の新酒ワインとなる。価格は740円(740ml、税込)で、1店舗80本限定発売。ボトル代は1本154円(税込)で、2回目以降ボトル代はかからない。一部のワイン取扱い店でのみの販売となる。また、新酒の発売に加えて「新米」と「新豆」を使用した和菓子、「塩豆大福」と「小豆たっぷり田舎風おはぎ」を発売。「塩豆大福」は今年収穫したばかりの新米を自社で精米した生地で、北海道十勝産の生産者を限定した新豆の自家炊き餡を包んだ、風味の良いヌーヴォースイーツとなる。「豆たっぷり田舎風塩豆大福」(東日本地域・粒餡)は宮城県産のみやこがねもち米で搗き上げた大福生地を、「豆たっぷりやわらか塩豆大福」(西日本地域・こし餡)は滋賀県産の羽二重もち米で搗き上げた大福生地を使用。ともに、大福生地には自家炊き製法でふっくらやわらかく炊き上げ、塩味の効いた北海道産の赤えんどう豆をふんだんに使用し、中身は北海道十勝産の風味豊かな小豆を使用した餡の甘味と塩味が特徴的な商品となる。価格は各129円(税込)。「特撰小豆たっぷり田舎風おはぎ」は、自家精米したはくちょうもち米のおはぎ生地で、生産者限定十勝産小豆使用の塩入り自家炊き粒餡を包んだ田舎風おはぎを、3個詰め合せた。餡は小豆の風味が感じられるよう、あっさりとした甘さに仕上げた。自家精米したもち米を使用し蒸し上げることで、米本来の風味をより強く感じることができるという。素材の風味を最大限に引き出し、1つ1つ丁寧に手包みしている。3個入りで、価格は388円(税込)。
2015年11月09日2011年に亡くなったミュージシャン、エイミー・ワインハウスの伝記映画の主演に、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のノオミ・ラパスが決まった。その他のキャストは明らかになっていない。その他の情報監督、脚本は、カーステン・シェリダン。シェリダンは、父ジム・シェリダンの『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』で脚本を共同執筆し、オスカーの脚本部門にノミネートされている。監督作には、フレディ・ハイモア主演の『奇跡のシンフォニー』がある。ラパスの最近作は、『チャイルド44森に消えた子供たち』。現在はSF映画『What Happened to Monday?』を撮影中。共演はウィレム・デフォー、グレン・クローズなど。文:猿渡由紀
2015年11月07日11月19日のボジョレー・ヌーボーの解禁にオクトーバーフェスト! 実りの秋は、お酒好きな女性にとって楽しみなイベントがめじろ押しです。 とくにこれからの季節、忘年会や女子会などでワインをたしなむ機会も増えるのではないでしょうか。そんなときに“知っていると感じがいいワインのマナー”や“手みやげワインの選び方のコツ”を、ファンワインコーディネーター主宰のワインソムリエ、岩本すずかさんに聞きました。女子会でのワインマナー、おさえておきたいポイントは3つ!仲のいい友だちとの集まりや忘年会など、カジュアルな場でワインをたしなむとき、“いかにも公式”なマナーでは、かえってしらけてしまいそう。でも、大人の女性としてはそれなりのマナーを知っておきたいところ。岩本さんに教えていただいた「カジュアルなお酒の席で、ここさえおさえればOKなポイント」がこちら。1.グラスのいちばんふくらんだところを目安に、3分の1から4分の1くらいまで注ぐ少し少なめに感じられますが、空間をつくることにより、グラスのなかに香りを閉じこめることができるのだそうです。正しいワインの注ぎ方を知っていれば、女子会の写真をSNSなどにアップしたときにも恥ずかしくないですよね。2.カジュアルな席なら乾杯! でグラスを鳴らしてもOK本来、乾杯のときにはグラスを胸くらいの高さまであげて、グラスを鳴らさずに「乾杯」というのが正式なマナー。けれど、楽しく盛りあがっているカジュアルな席では、あまり気にせずグラスをカチンと鳴らしても大丈夫です。3.ワイングラス、じつは「ボウルを持つ」が正解ワインの温度があがらないようにワイングラスは脚の部分を持つといい、というマナーを聞いたことがありませんか? 正式には、「ボウル部分を持つ」が正解なのだとか。しかし、女性は脚の部分を持ったほうがエレガントに見えることも。カジュアルな席では、こぼさないよう気をつけさえすれば、どちらでもOKです。レストランや上司も交えた食事など、かしこまった席でのワインのマナーは?クリスマスや記念日など、いつもより高級なレストランで彼と食事をするときや、忘年会で上司など目上の人も交えてのお酒の席では、どのようにふるまうといいのでしょうか。かしこまった席でのスマートなワインのたしなみ方のポイントは以下のふたつ。1.「男性が女性に注ぐ」が基本。でもTPOにあわせてレストランなどでは、グラスを置いたままソムリエやレストランのスタッフに注いでもらうのがマナー。また、ワインは「男性が女性に注ぐ」ことが基本です。しかし、会社の忘年会の立食パーティなどでは、女性がお酌をする文化も浸透しているため、相手の様子にあわせて見極めるといいでしょう。目上であっても、男性が注いでくれるなら「ありがとうございます」と受けるほうが相手に花を持たせることになる場合もあります。2.口をつけるのは1か所に。口紅は指でそっとぬぐってワインをいただくとき、どうしても気になるのがグラスについた口紅のあと。飲むときはできるだけ同じ場所に口をつけるようにし、指で口紅をそっとぬぐいましょう。口紅のついた指は、ナプキンでふくとスマート。その都度ではなく、汚れが目立ってきたと思ったら、自然にさりげなくふくのがポイントです。ホームパーティでよろこばれる、手みやげワインの選び方ワインが好きな友人宅でのホームパーティに招待されたときのケースです。手みやげにワインを持っていきたいけど、何を選べばいいのか悩ましいところ。そんなときに使えるワイン選びのヒントがこちら。1.料理の色とワインの色をあわせる友人が用意してくれるメニューをさりげなく聞いておき、料理にあったものを選ぶこと。一般的に「魚には白、肉には赤」といわれていますが、マグロやカツオなどの赤身の魚には赤ワイン、鶏肉のクリーム煮なら白ワインといったように、味つけや素材の色とワインの色をあわせると、なおいいでしょう。2.ワイン+スイーツのマリアージュも女子会向き食後のお楽しみに、甘口の「デザートワイン」とスイーツを手みやげにするのもひとつの手。デザートワインとは、特殊な菌がついたブドウや、凍らせたブドウなどを使った甘めのワイン。「デザートワインってなに?」という人は、ラベルをチェックするといいそうです。旬のフルーツを使ったタルトとあわせれば、味の相性もばっちり! 「種類が多く、むずかしいと思われがちなワインですが、じつはとても自由な飲み物。直感で楽しんでいただくのがいちばんです」と、岩本さん。マナーもポイントだけおさえて、あとは楽しくいただくことが、スマートなワインのたしなみ方といえそうです。
2015年11月01日キリンビールとイオンは11月10日に、全国のイオングループ各社の酒類取り扱い店舗にて、ワインRTD(レディ トゥ ドリンク)「キリン しゅわわ ハーブが香る白ワインタイプ」などの3種類を数量限定で発売する。○気軽にしゅわっと楽しめる"ワインRTD"同商品は、今年4月に発売した「キリン しゅわわ ほのかに甘い赤ワインタイプ/すっきり爽快な白ワインタイプ」に新た加わるもの。共同開発の狙いは、ワイン飲用者の裾野を広げ、新しいお酒の楽しみ方を提供するため。"ワイン"が持つ味わいや上質さを残しつつ、飲みやすさと気軽さを兼ね備えたRTDとした。味覚特徴は、白ワインの上質さはそのままに、ハーブの香りが加わった、甘さひかえめですっきりとした味わいに仕上げた。アルコール分は5%。容量・容器は250ml缶。 全国の「イオン」「ダイエー」「マックスバリュ」など、イオングループ各社の酒類取り扱い店舗で発売する。価格はオープンで、想定価格はいずれも138円(税込)。
2015年10月31日もしあなたがワイン好きで、FacebookやTwitterに「50周年を記念してワイン1ケースを無料でプレゼントいたします!」といった投稿が現れたら、注意したほうがよいかもしれない。Malwarebytesが10月27日、記事「A Vintage Year for Free Wine Spam|Malwarebytes Unpacked」でワインのプレゼントを偽ったスパムメールが流行し始めていることを伝えている。Malwarebytesでは老舗のワインメーカーの振りをしたスパム行為がFacebookやTwitterといったソーシャルネットワークサービスを使って広がっていると指摘。記念としてワインをプレゼントしているといった内容を信じてWebサイトを訪れると、本物のサイトと同じようにしか見えないサイトが表示され、動画を見るように促されたあと、プレゼントに当選したとして住所などの個人情報の入力を促されるという。報告されているスパムメールは英語が使われているが、同様のアイデアを悪用した日本語のスパムが登場する可能性もある。サイバー攻撃に使われる手口は巧妙さを増しており、これまでは日本語を使ったスパムには不自然な文言や日本語としては違和感のあるフォントが使われることが多かったが、最近では偽装を見破ることが難しくなってきている。
2015年10月29日東京都・丸の内の三菱一号館美術館は、オートクチュールの始まりから現代に至る歴史を概観する展覧会「PARIS オートクチュール—世界に一つだけの服」を開催する。会期は2016年3月4日~5月22日(月曜休館、ただし祝日・5月2日・5月16日は開館)。開館時間は10:00~18:00。(祝日を除く金曜、会期最終週平日は20:00まで)。入館料は一般1,700円、高校・大学生1,000円、小中学生500円。同展は、オートクチュールの始まりである19世紀後半から現代に至るファッション史を概観するもので、パリ・モードの殿堂―ガリエラ宮パリ市立モード美術館館長オリヴィエ・サイヤール氏監修のもと、2013年にパリ市庁舎で開催された展覧会を再構成したものとなる。19世紀後半のパリで誕生したオートクチュール(Haute=「高い」「高級」・Couture=「縫製」「仕立て」の意)は、パリ・クチュール組合の承認する数少ないブランドにより、顧客の注文に合わせてデザイナー主導で仕立てる高級服として知られている。同展では、シャネル、クリスチャン・ディオール、バレンシアガ、ジヴァンシィ、イヴ・サンローラン、ジャン=ポール・ゴルチエ、クリスチャン・ラクロワ、アライアらが生み出してきた時代を映し出す美しいシルエットの数々、刺繍・羽根細工・コサージュなど、脈々と受け継がれる世界最高峰の職人技が、ドレス、小物、デザイン画、写真など合わせておよそ130点により紹介されるということだ。なお、ガリエラ宮パリ市立モード美術館館長オリヴィエ・サイヤール氏は、同展の魅力と展示の見どころを次のように語っている。「作品はどれも二つとないものばかりで、デザイナーが時代に影響を及ぼすことのみならず、顧客の趣味が時代に反映されることもまた考慮に入れた上で選び出されています。マドレーヌ・ヴィオネ、ポール・ポワレ、スキャパレリ、シャネル、ディオール、グレ、バレンシアガ、イヴ・サンローランのこれ以上ない貴重な作品は、オートクチュールの歴史に幾度か訪れた頂点を評価する道筋を示しているのです。もちろん、これは私たちのコレクションを基にした歴史的で主観的なひとつの見方です。ファッションの歴史は美術館のコレクションに応じていくつも存在するのです。私達がその業績を高く評価する偉大なデザイナーの中から、息を呑むような最高のデザインを選択しました。」
2015年10月29日ビューティフル ピープル(beautiful people)が、10月の東京ファッションウィーク(Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2016 S/S)中に、渋谷で16SSコレクションを発表した。デザイナーは熊切秀典。昨シーズンに引き続き、エレガント路線は継続。熊切によるとテーマの「オールドトリック」は、常套手段や使い古されたテクニックを意味し、今季は昔のクチュールをもう一度きちんと勉強した集大成だという。パターンの良さが評判のBPだが、更に磨きをかけてコレクション発表に臨んだ。コレクションの裏テーマは「トワル(シーチング)」で、インスパイアされたのは50年代ヴィンテージのディオールなど。確かにクリスチャン・ディオールのバージャケットを想起させるような、ウエストはシェイプしボトムはフレアになったシルエットも多く見られるし、ファーストルックにはコルセットを模したようなトップスが登場した。また、クラシカルな表現はテキスタイルにも見られる。18世紀ロココ調の絵柄のトワルド ジュイをBP流に作り直し、ジャックと豆の木のグラフィックで表現している。ヴィンテージテイストなレース使いも特徴的。優雅なワイドシルエットのパンツルックが多く登場したが、中でも目を引いたのはバックスタイルがスカートにラップされているようなデザインのオールインワン。色味としては白、ブラック、赤茶をベースに明るいラベンダーやミントグリーンが挿されており、爽やかなコントラストが印象に残った。
2015年10月27日小田急百貨店は10月29日~11月3日、「秋のワイン&グルメフェア」を「小田急百貨店新宿店」(東京都新宿区)の本館11階催物場にて開催する。同フェアは、国内外約500銘柄のワインのほか、チーズや生ハムなど、ワインと相性のいいグルメを取りそろえたもの。会場では、試飲可能なワインを多数用意し、専門スタッフと相談しながら好きなワインを選ぶことができるという。会場内には、「ワインショップ・エノテカ」のワインバーも設置。エノテカがすすめる赤ワイン5本セット「エノテカBOX」(税込5,300円)を、小田急百貨店新宿店開店53周年にちなみ、53セット限定で販売する。食物販コーナーでは、ワインとよく合うグルメを担当のバイヤーが収集。定番のチーズや生ハムだけでなく、宇都宮餃子やたこ焼き、干物などのグルメも用意している。イートインコーナーには、洋食「センターグリル」やイタリアン「センプリチェ」などが出店する。各店の料理を、ワインとともに楽しむことができるとのこと。11月1日の13時~14時には、「『Cune』×『賛否両論』笠原シェフオリジナルレシピ実演」を、会場内の「三国ワイン」ブースで開催。予約が取りづらいことで知られる「賛否両論」のシェフ・笠原将弘氏が、スペインのCuneの赤ワインである「Cune Crianza」を使用したメニュー「サーモンの粒マスタード焼き」を実演して紹介する。
2015年10月21日東京・丸の内の東京ステーションギャラリーは、3人の版画家による、日本の版画史に足跡を残した雑誌の紹介を中心とした展覧会「『月映(つくはえ)』田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎」を開催している。会期は11月3日まで(月曜休館、ただし11月2日は開館)。開館時間は10:00~18:00(金曜は20:00まで)。入館料は一般900円、高校・大学生700円、中学生以下無料。同展は、公刊「月映」(洛陽堂)の紹介に中心をおきながら、創刊者である田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎ら3人の画家の出会い、公刊「月映」の準備期間に制作した限定の私家版「月映」、田中恭吉の死後発刊された萩原朔太郎の初めての詩集「月に吠える」(田中恭吉ペン画11点と恩地の木版画3点を収録)に関連する作品や資料など、約300点を展示するもの。1914年に生まれた作品集「月映」は、20代前半の美術学生、田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎らによる木版画や詩をまとめた雑誌で、田中恭吉の死を迎えた頃に1年ほどで終刊となったものの、日本の版画史に足跡を残した。当時の画家たちにとって、木版画による表現手段は主流ではなかったが、3人はそれを跳ね返すように、自画・自刻・機械刷りによる木版詩画集づくりに熱中したという。田中恭吉は結核を患い、命を削りながら、内面の葛藤を表出するような物悲しい木版画と詩を生み出し、藤森静雄は木版画の特徴を生かした内省的な作品を残し、そして、恩地孝四郎は「月映」創刊号の編集を一人でこなし、また、日本で最初期の抽象表現に到達した。○■田中恭吉(たなかきょうきち)1892年に和歌山県和歌山市に生まれる。1910年、白馬会原町洋画研究所に入所し、1911年に東京美術学校予備科日本画科志望に入学。萩原朔太郎の詩集の装幀を頼まれるが、結核のため衰弱、1915年に郷里で亡くなる。遺作が恩地の手により萩原の詩集「月に吠える」に用いられた。○■藤森静雄(ふじもりしずお)1891年に福岡県久留米市に生まれる。1910年、白馬会原町洋画研究所に入り、1911年に東京美術学校予備科西洋画科志望に入学、1916年に東京美術学校を卒業。帰郷し中学校の教師となるが、再び上京し、日本創作版画協会や日本版画協会の創立に参加、春陽会にも出品した。1943年没。○■恩地孝四郎(おんちこうしろう)1891年に東京に生まれる。1910年、東京美術学校予備科西洋画科志望に入学、1911年、予備科彫刻科塑造部志望に入学。1918年に日本創作版画協会の、1931年には日本版画協会の創立に尽力。のち国画会会員となる。創作版画の推進者として活躍し、装幀や油彩画も手がけた。1955年没。
2015年10月20日東京都・赤坂の21_21 DESIGN SIGHTは、建築の慣習を覆し、世間の常識に挑戦する作品をつくり続けてきたフランク・ゲーリーの展覧会「建築家 フランク・ゲーリー展 "I Have an Idea"」を開催している。会期は2016年2月7日(12月27日~1月3日・火曜休館、ただし11月3日は開館)。開館時間は10:00~19:00。入場料は一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料。同展は、ビルバオ・グッゲンハイム美術館をはじめ、昨年開館したルイ・ヴィトン財団など、半世紀以上にわたり建築の慣習を覆し、世間の常識に挑戦する作品をつくり続けてきた建築家フランク・ゲーリーの「アイデア」を紹介するもの。展覧会ディレクターには、エストニア国立博物館の設計や東京の新国立競技場基本構想国際デザイン競技のファイナリストとして国内外から評価の高い建築家田根剛を迎え、同氏の仕事に大きな影響を与えたゲーリーの「アイデアの力」に注目する。ゲーリー建築の生命力に満ちた外観と居心地の良い内部空間を映像で体感できるプロジェクションをはじめ、ひとりの人間としてのゲーリーの姿に触れられる「ゲーリー・ルーム」が登場する。そして、つくっては壊し、またつくり、疑い、時に否定しながら生み出されるゲーリーのアイデアと、その実現に不可欠なテクノロジーや素材、建築プロセスを紹介するということだ。同展の開催に際し、田根氏は次のように語っている。「本展は建物の紹介を中心とした建築展ではなく、建築家の展覧会です。フランク・ゲーリーがどのような人物で、何に興味を持ち、どこで着想を得て、何に執着を示すのか……つくっては壊し、壊してはつくり上げる大量の模型、シンプルな組み合わせで生み出される見たことのない複雑な形態、建築業を熟知して考案されたゲーリー・テクノロジーによる最新の設計手法、そして世界各国で同時に進行し続けるプロジェクトの数々……これら膨大な創造力と作業量はどのようにして可能だったのか。ゲーリーは誰もみたことのないアイデアを生み出すために、どんなに困難な状況でも、努力と信念、葛藤と重責のなかで、「アイデア」を実現するために勇気もって闘い続けてきた建築家なのです。アイデアはポジティブな力がなくては生み出せません。本展を見ることでゲーリーの成し遂げた「アイデアは世界を変える」と信じてもらえれば最高です。」
2015年10月19日小田急ホテルセンチュリーサザンタワー(東京都渋谷区)は11月1日、「天空の"プチ"忘年会・新年会プラン」を期間限定発売する。期間は、2016年2月29日まで。同プランは、会食やクリスマスパーティー、女子会などを6人~12人で楽しめる宴会プラン。部屋は、新宿御苑(ぎょえん)が望める21階宴会場フロアの1室となる。料理は、大皿料理の冷製料理、温製料理、デザート、コーヒーを提供。ドリンクはフリードリンク制で、ビール、ウイスキー、白・赤ワイン、焼酎、オレンジジュース、ウーロン茶を取りそろえている。同プランの利用時間は、2時間30分。乾杯用のスパークリングワインのサービスが用意されている。通常のパーティプランのフリードリンクメニューに加えて、ジン・カシス・カンパリベースのカクテル、サングリアを提供するほか、デザートもアップグレードした。プラン販売期間は、忘年会プラン11月1日~12月31日、新年会プラン2016年1月1日~2月29日。どちらのプランも、6,200円と7,200円の2つのコースを用意している(いずれも税込)。
2015年10月16日中央区・中央区観光商業まつり実行委員会・新富商栄会は10月24日、「歌舞伎deハロウィン市 ワイン祭!!」を、「楓川新富橋公園」や「大野屋総本店」(どちらも東京都・新富町)前道路などで開催する。時間は11時30分~16時30分。同イベントでは、ワインやハロウィングッズなどの販売や、クイズラリーやハロウィンアワーなどを開催する。楓川新富橋公園のMARKETコーナーでは、歌舞伎足袋の「大野屋総本店」がプロデュースしたオリジナルハロウィンTシャツや和装小物、助六寿司発祥と言われる「蛇の目鮨本店」の特製助六寿司、「丸竹書店」の児童書や地域に関する書籍を販売。そのほか、「青森の店」の青森県特産品、「丸新青果」の季節の生鮮野菜、「伊勢元鋤柄酒店」の酒や清涼飲料水、「新富町会青年部」の縁日などが並ぶ。大野屋総本店前道路の会場では、「ワイン祭!!」を開催。12時~と15時~の各先着100名に、ワイン1杯をプレゼントする。その他にも、ワンコイン(税込500円)から楽しめるワインやビール、日本酒なども用意するという。また、日本酒と和食を提供する「まめや」や、うなぎの「しらゆき」、野菜料理の「Coulis」など、8店舗のレストランが仮装して会場に集まり、各店自慢の料理を提供する。他には、イベント当日だけの飲み物や料理を販売する「ハロウィンハッピーアワー」も開催。ワンコイン(税込500円)から料理を楽しむことができる。参加店舗は、ワインと豚肉料理の「ぶーみんヴィノム」や、音楽と映像の「on and on」など。同イベントでは、親子で楽しめる企画も用意。KIDSコーナーでは、新富町の街猫「ニャントミくん」を、「魔女猫ミィー」から救い出してお菓子をもらう企画を行うほか、「歌舞伎ポイントメイク」をワンポイント税込100円から行うフェイスペイントのコーナー、ハロウィンのかぶりものをつくる工作コーナー(参加費/税込100円)などを設けている。
2015年10月14日大庄は10月15日、「ワイン食堂 寓 -Goo-(ぐう) 銀座店」を東京都・銀座にオープンする。同店は、4月にオープンした「神田の肉バル RUMP CAP(ランプキャップ)」の妹ブランドとして登場した、厳選ワインと肉が楽しめる食堂。居心地良い空間のなか、会話を楽しみながら、リーズナブルに「ワインと肉」が味わえるという。ワインは、3,000円前後のボトルワインを中心に肉料理に合わせてセレクト。「ジュヴレ・シャンベルタン」なども含め、常時約40種類を用意する。さらに「本日のグラスワイン」8種の中から4種を選べる「ワイン飲み比べ4種セット」(税別1,000円)を販売。グラスには、それぞれのワインのタイプなどを書いたネームタグが付いており、テイスティングメモとしても使用できる。また、シャンパン「ペリエ・ジュエ・ベルエポック」を税別1万8,000円で提供するほか、生ビールはおいしさを追求した注ぎ方で提供する「バスペールエールの生ビール」「アサヒスーパードライエクストラコールド」を用意する。フード類は、「神田の肉バル RUMP CAP」の看板メニューである牛1頭から4kg程しかとれない希少部位「ランプキャップ」(税別1,800円)のステーキをはじめ、「牛肩ロース」「フラップミート(かいのみ)」、王道部位の「ストリップロイン(サーロイン)」などを中心に取りそろえられている。加えて、極めて希少部位の「牛ハツロースト」(数量限定)や、じっくりと低温調理で焼き上げる「ローストビーフ」、豚肉グリル「ベイビーバックリブ(500g)」なども味わえる。そのほかにも、パテ・ド・カンパーニュや生ソーセージなどのシャルキュトリー、「Fresh生牡蠣プラッター」(5個入り/税別1,580円)などの魚介料理やピザ・パスタなども用意する。ランチには、「ローストビーフ丼」が目玉メニューとして登場。肉のうま味を引き立てるよう、チーズでコクを出した特製クリーミーマヨネーズと秘伝のタレをかけた1皿となっている。価格は並盛が税込880円、大盛が税込1,070円で、なくなり次第終了となる。そのほか「肉屋のステーキ」「とろとろ牛すじカレー」なども用意している。10月15日~16日には、オープン記念イベントを開催。ディナータイムにてフード・ドリンクの全品・全メニューを半額で提供するほか、ランチタイムでは「ローストビーフ丼」を通常価格より割安な価格で販売する。
2015年10月09日東京都・渋谷のBunkamura Galleryは、互いにリスペクトする画家と人形作家の展覧会「トレヴァー・ブラウン&三浦悦子 二つの聖餐 -闇から光へ-」を開催する。会期は11月6日~11月15日。開館時間は10:00~19:30。入場無料。同展は、互いにリスペクトする画家のトレヴァー・ブラウンと人形作家の三浦悦子の作品40余点を展覧販売するもの。ブラウン氏と三浦氏の作品で表現される少女たちは、皆傷を負ったもの、何かの理由で(あるいは自らの意志で)不完全な姿になったものが登場するが、痛々しい姿を淡々と誇らしくさらしている姿は不気味でもあり、愛おしくもある。彼女たちは、己の身体に傷や痣、縫い目など欠損があることを自ら美しいと確信しており、不完全故に完全な身体であることの優越性や、自己肯定の獲得により、屈折とは異なる自己愛が逆説的に他者への優しさに還元されてゆくことを伝えているという。世の中には、哀しく痛ましい過去や記憶から消去したい悲壮な思い出「心的外傷=トラウマ」をリセットをする為に自ら命を絶つものや、自傷に走るものが存在するが、それらは生きたいが故の生に対する逆説であると同展では分析されている。しかし、心の痛みや苦痛は臨界点に達すればその先にあるものは絶望や死ではなく、恐れから親しみへ、同展のタイトルにもあるように、「闇から光へ」コペルニクス的転回が起きると捉えているということだ。また、同展に合わせ、トレヴァー・ブラウンと三浦悦子の新刊画集をそれぞれ刊行。ふたりのサイン会が開催される。開催日時は11月14日16:00~。参加に際しては、作品・新刊画集の購入が必要となる。
2015年10月08日本格的な行楽シーズンを前に、東京でデートを計画中の人も多いのでは?もし、まだ決まっていないなら、プロのおすすめを参考にしてみましょう。ワイン研究家の瀬川あずささんのおすすめは、「Turkish Kitchen Izmir(イズミル)」。「阿佐ヶ谷駅前の商業施設の中にひっそり佇むトルコ料理店。デートとはまったく縁がなさそうな一角に位置していますが、いざ扉を開けるとそこは別世界。店主エリフさんの極上の笑顔が出迎えてくれる、温かみに満ちたお店です。供される現地仕込みの料理の数々は、普段なかなか味わうことがない初体験のものばかり。都内にいながらトルコへのエキサイティングな旅気分を演出してくれるのです。この非日常感がきっと二人の距離を縮めてくれるはず!」そんな同店は店を構えて12年目。名物店主、そしてシェフでもあるエリフ・アガフルさんの料理を求めて、遠方からも多くの人が訪れる。「美味しいトルコ料理を食べてほしい」との思いから、一切アレンジのない本場の味を提供。「料理はほとんどすべてが私の手作り。なかでも家庭でよく食べられるスープや煮込み料理がオススメよ」とエリフさんは笑う。■Turkish Kitchen Izmir杉並区阿佐谷北2‐13‐2パサージュ阿佐谷2F18:00~24:00(23:00LO)月曜休初めての人にはコース¥3,780~もオススメ。1人でもオーダー可能。ワインはボトル¥3,240~、グラス¥540 TEL03・3310・4666◇せがわ・あずさワイン研究家。「食レコ」代表取締役。ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」講師。フードアナリスト、ワインエキスパートの資格を持つ。※『anan』2015年9月30日号より。写真・横山新一取材、文・坂本 愛(店)
2015年09月26日若藤コレクションは9月28日まで、「デックス東京ビーチ」(東京都港区)にて「懐かしのおもちゃ大博覧会 in DECKS」を開催している。東京初開催となる同展では、同社所有のコレクションの展示を行っている「若藤おもちゃミュージアム」(愛媛県東温市)からえりすぐったアイテム約2,000点を展示している。展示品としては、1960年代から現在までの"ヒーローもの"の作品約2,000点のおもちゃやフィギュアなどを用意。展示品は、若藤コレクションの代表でもある若藤氏が所有する約4万アイテムの中から選抜された品々となる。会場では、ヒーローの2m近い等身大フィギュアや、当時販売されていたレコードジャケット、映画のポスターなども含め、大小取り合わせて年代別に陳列。今回の目玉として、仮面ライダー1号・本郷 猛のサイクロン号の展示も行う。同品の詳細や入手経緯なども会場では確認できるとのこと。なお、同展の開催時間は11:00~21:00で、入館は~20:30。料金は大人(中学生以上)500円、小人300円(共に税込)で、3歳以下は無料となる。
2015年09月18日東京都港区の東京ミッドタウン B1アトリウムで9月18日~27日、「ワイン・フェス2015 in 東京ミッドタウン by Pieroth」が開催される。○約120種類ものワインを試飲同イベントでは日本初輸入のワインや蔵出しワイン、スパークリングワインなど、世界中から厳選した120種類以上のワインやブランデーを試飲できる。生産者が好みのワインを500円でサーブする「ワンコインワインバー」の開設、世界で活躍する生産者の直接レクチャー&試飲ができる「ワインセミナー」、来日生産者との会話しながらワインを購入できるコーナーなどが展開される。また、平日特典として平日の17時までに参加した来場者に、ぶどう由来のエノリアスキンケアクリームをプレゼントする。さらに、ワインを購入して後日配送を依頼した来場者には、ワイングラス2脚セットがプレゼントされる。開催時間は11時から21時までとなる。
2015年09月15日SAKE COMPETITION実行委員会は9月14日、「SAKE COMPETITION 2015」表彰式の後にイベント「蔵元を囲む会」を東京プリンスホテル(東京都港区)にて開催する。「SAKE COMPETITION 2015」は、日本全国335蔵以上の蔵元が参加する日本酒コンペティション。5月19日、20日に予審・決審を実施した際には、「純米酒部門」「純米吟醸部門」「純米大吟醸部門」「Free Style部門」の4部門に出品された日本酒が、全国から選ばれた蔵元や日本酒業界で活躍する有識者からなる審査委員によって審査された。今年は過去最多となる1,028点の出品となり、表彰式では"世界一おいしい日本酒"が発表される。表彰式後に行う「蔵元を囲む会」には日本全国160以上の蔵元が参加し、日本酒を振る舞う。日本酒は、同コンペティション上位入賞酒のほか、各蔵自慢の銘柄が登場する。開催時間は19時~21時(18時30分受付)、場所はホテル内の鳳凰の間。参加費は8,500円(税込)、定員800名。チケットは同イベントサイトより購入できる(なくなり次第終了)。
2015年08月25日ベクトルは17日、シネ・リーブル池袋にて会社説明会を行い、自社を舞台とした「東京PRウーマン」を先行上映した。○「東京PRウーマン」は、PR会社ベクトルが舞台!2016卒就職活動は例年より3カ月の後ろ倒しの3月解禁、また先行時期も繰り下げにより8月開始となった。これを受け、同社は新たな採用方法として、BS-TBSとタイアップ映画製作事業を発足し、リクルーティング映画「東京PRウーマン」の製作を行った。同作品には、海外で注目されているPR手法"ストーリープレイスメント"が用いられている。これは、ドラマや映画作品の中で商品を露出させる"プロダクトプレイスメント"から発展したもの。ストーリーそのものが商品やサービスと連動することで、鑑賞者にとってより深いレベルで企業・商品・サービスについての理解を促す手法となっている。プラチナムの代表取締役社長の吉柳さおり氏は「PRという仕事はなかなか簡単に説明することが難しい仕事なので、こういった映像をつくって、より多くの方々に知っていただきたい」とコメントした。同社を舞台とした映画作品を上映する会社説明会は、日本初の取り組みだという。今後、同社は「東京PRウーマン」を通じて一人でも多くの人にPRという仕事を知ってもらい、業界活性化に繋がることを期待している。さらに、日々変化する新卒採用の環境に様々な手法を用いてスピーディーに対応し、「いいモノを世の中に広める」という企業理念に共感する学生と最適なコミュニケーションを目指すという。今回製作された「東京PRウーマン」には、山本美月、山本裕典、桐山漣、井上正大、佐藤ありさ等が出演。また、脚本は「ドクターX~外界・大門未知子~」「東京少女」などを代表作に持つ林誠人、監督は「銭の戦争」「推定有罪」などを手掛ける鈴木浩介が担当している。
2015年08月19日東京都飲食業生活衛生同業組合新宿支部は9月13日12時~16時、ワインのはしご酒イベント「WORLD WINE FES 新宿」を新宿三丁目周辺で開催する。同イベントは、「普段、飲みに行きたくてもなかなか足を踏み入れることができない」「よく行く店はあるけれどほかの店も行ってみたい」という人に、世界のワインをきっかけにして、新宿三丁目の飲食店の魅力を知ってもらうことを目的にして行われる。イベントのパスは、参加店、当日本部になっている「どん底」(東京都新宿区)、共催のH14が運営している「JGweb」で購入できる。価格は、前売・当日ともに税込2,000円。当日、本部の「どん底」でパスとワイングラスを交換し、各参加店でパスを掲示すると「チャージ無料」で、「新宿三丁目ワールドワイン」(税込300円)や、各店のオリジナルフード(税込300~500円程度)を注文できる。イベント中の、人気ワイン投票も行う予定。3軒はしごすると、500円or1000円のクーポン券(後日参加店で利用可)がもらえるジャンケンにチャレンジできる。参加店舗は、「居留地」「どん底」「bigote」「G’s Bar」「銀彗富運(シルバースプーン)」「T BAR」「Coquettish」「Lounge Bar mafu」「廻船呑屋 第21みくに丸」「いとう酒場」「bona punch」「新宿美食倶楽部TXOKO」「左馬」の13店。
2015年08月17日ふるさと祭り東京実行委員会は9月26日~27日、「全国ご当地どんぶり選手権 in ツーリズムEXPOジャパン2015」を東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催する。同イベントは、2016年1月に開催する「全国ご当地どんぶり選手権」への出場権をかけた予選会。全国から16どんぶりが出場し、その中から11どんぶりが本選に出場できる。出場するどんぶりは、北海道から「函館朝市漁り火がごめ丼」「とろサーモンといくらの親子丼」、宮城県の「牛たん丼」、秋田県の「比内地鶏親子丼」、山形県の「山形牛ステーキ麹味噌焼き丼」、埼玉県の「秩父わらじかつ丼」、千葉県の「千葉らぁ麺ごはん」、神奈川県の「金目鯛めし丼」。静岡県からは「駿河の恵み丼」「夢咲牛ローストビーフハヤシ丼」、福井県の「越前!蟹丼ぶり」、長野県の「アルプスサーモン丼」、愛知県の「三河一色産鰻まぶし丼」「名古屋コーチン親子丼」、山口県の「ふぐ刺しぶっかけ丼」、大分県の「大分名物丼」も登場する。当日は、投票コインを1人1枚配布され、本選進出にふさわしいと思うどんぶりの投票箱へコインを投入することで投票が行われる。ご当地どんぶりは、チケット(500円)1枚につき1杯食べることができる。どんぶりは、なくなり次第終了となる。開催時間は、26日で10時~18時、27日で10時~17時。チケット販売は終了30分前までとなる。なお、同イベントでは「ツーリズムEXPOジャパン2015」の入場券(当日・大人1,300円、学生700円、前売・大人1,100円、学生600円、保護者同伴の場合、高校生以下無料)が別途必要となる。※価格は全て税込
2015年08月04日