舞台プロデュース事業「クオッカーズ」を展開するLuvth's Confidence株式会社(代表:三輪田薫、本社:東京都渋谷区)は、元D-BOYS柳下大の初プロデュース舞台「バンブー・サマー2024」を2024年3月20日から劇場MOMOにて旗揚げ公演します。バンブー・サマー2024【バンブー・サマー2024】男子ばかりの田舎の小さな高校にかぐや姫が転校してくる竹取物語をベースにしたお話。突然転校してきた可愛い転校生に動揺を隠せない男子たちと、月に帰る運命を背負ったかぐやの青春物語です。原作は劇団アナログスイッチの人気作品です。■ストーリー僕らの夏休みはここから始まった。蝉の声鳴り響くのどかな田舎の高校。通う生徒は男子ばかり。そんな高校に一人の女の子が転校してくる。のどかだった教室の均衡が崩れ出す。浮かれる僕らに無理言う彼女。でしゃばる保護者に忍び寄る先生。そして、増える転校生。「夏祭りは男だけで行くから。」あぁ、あんなこと言わなきゃよかった。ひと夏の浮かれた気分、でもちょっぴり切ない僕らの夏休みが始まる。■公演概要公演日程 : 2024年3月20日(水)~3月31日(日) 全18公演劇場 : 劇場MOMO(東京都中野区中野3-22-8)URL : 公式Xアカウント: キャスト、チケット販売等については、追って情報を公開します。【元D-BOYS柳下大の初プロデュース舞台】■柳下大コメント一度はこの業界から退いた身ですが、やはりエンタメ業界にも関わっていきたいという気持ちが強く、新たに「クオッカーズ」という名で舞台プロデュース事業を始めました。今までは役者として表に出る側でしたが、今後は作品を作る側として、若手が輝ける場所を提供できるように精進してまいります。「バンブー・サマー2024」ぜひご覧ください。■柳下大プロフィール2006年に開催されたワタナベエンターテインメント主催「第3回D-BOYSオーディション」にてグランプリを受賞し、俳優活動をスタート。「タンブリング」「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス2011」などをはじめ様々なドラマ、映画、舞台へ出演。D☆DATEとして音楽活動も経験。2020年に所属事務所を退社し、芸能界を引退。2024年、舞台プロデュース事業「クオッカーズ」を立ち上げ、タレントではなくプロデューサーとして再始動。柳下大【原作は佐藤慎哉、演出は河原田巧也】■原作提供:佐藤慎哉(劇団アナログスイッチ)1989年5月27日生まれ。新潟県出身。脚本家、演出家。劇団アナログスイッチを主宰し、2012年1月旗揚げ以降の脚本・演出を担当。演出助手としても活動し、鴻上尚史、西田シャトナーなどの演出助手を担う。現在、高校や大学で演劇の講師としても活動している。また「バリバラ」にて障害のある俳優と共に演劇を作る企画に脚本・演出として参加。また東映ヒーローショーの脚本・演出を担当するなど活動の幅を広げている。佐藤慎哉■演出:河原田巧也オーディションを受け芸能界入り。2008年にテレビドラマ『バッテリー』でデビュー。以後、様々な作品に出演。音楽活動も経験。2023年8月に話題作舞台「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」2023にて主演の宿海仁太を演じる。近年は舞台を主軸に活動。多くの舞台を経験し演出の事を学ぶ。演出助手等舞台の裏方も多数経験し、自身の経験を演出へ活かす。河原田巧也【会社概要】会社名: Luvth's Confidence株式会社代表 : 三輪田薫所在地: 東京都渋谷区神宮6-23-4 桑野ビル2FURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月28日映画評論家・柳下毅一郎が贈る、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存するタブーなき日本映画レビュー!株式会社カンゼンは、毎年恒例の「皆殺し映画通信」記念すべきシリーズ10作目『皆殺し映画通信死んで貰います』を4月24日に刊行いたします。10作目となる今作も魑魅魍魎な映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」が次から次へとぶった斬ります !『皆殺し映画通信死んで貰います』書影記念すべき10作目! 映画評論家・柳下毅一郎が贈る、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存するタブーなき日本映画レビュー!世界中を震撼させた新型コロナウイルス禍から日常を取り戻しつつある 2022 年だったが、ロシアによるウクライナ侵攻、安倍晋三元首相銃撃事件、世界的なインフレ状況など、まさに激動の年となった。そんななか、『 ONE PIECE FILM RED 』『すずめの戸締り』『劇場版 呪術廻戦 0 』と史上初の 3 本もの邦画作品が興行収入 100 億円突破を成し遂げ、『シン・ウルトラマン』『キングダム 2 遥かなる大地へ』と大型エンタメ作品がいずれも大ヒットを記録。閉塞感が漂う日本社会の空気とは裏腹に、日本映画界では明るいニュースが続いた一年だったと言える。が、それはそれとして、我らが愛する皆殺し案件たちは、相変わらずその需要に対する供給過多の状況を脱することもなく「皆殺しスパイラル」が慢性化。地方映画、 2・5 次元映画、幸福映画……「誰がこんな映画作ったんだよ!」と叫びたくなる奇奇怪怪な映画たちによる世紀の祭典、皆殺しワールドカップに閉会の日が訪れる気配はまったくない。そんな魑魅魍魎な映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」が次から次へとぶった斬る! 記念すべきシリーズ 10 作目となる本作では、怒濤の日本映画レビュー 35 本を紹介!!イラストライター・三留まゆみをゲストに迎えた「皆殺し映画放談」では、 2022 年公開作品を語りつくし、「 2022 年ベスト 10 映画」を発表。またシリーズ 10 周年記念として『泣いて笑って豚ほるもん』藤橋誠監督との「まち映画放談」、さらに「皆殺し映画 10 年間のベスト 10 + 1 」を 特別掲載。さらに! さらに! 永久保存版特別附録「皆殺し映画通信」総索引( 50 ページ!)まで付いて、映画ファン必携の超お得な 1 冊!サンプルページ『大怪獣のあとしまつ』皆殺し映画放談 2022 ①皆殺し映画放談 2022 ②皆殺し映画 10 周年総決算まち映画放談 2022柳下毅一郎(映画評論家)×藤橋誠(映画監督・まち映画制作事務所代表)永久保存版特別附録『皆殺し映画通信』総索引( 2012 - 2022 )『皆殺し映画通信』総索引( 2012 - 2022 )①『皆殺し映画通信』総索引( 2012 - 2022 )②目次目次①目次②目次③『シン・ウルトラマン』『東京 2020 オリンピック SIDE:A』『東京 2020 オリンピック SIDE:B』『夜明けまでバス停で』『Revolution+ 1 』『大怪獣のあとしまつ』『ブラックナイトパレード』『貞子DX』『今夜、世界からこの恋が消えても』『愛国女子―紅武士道』『映画文豪ストレイドッグスBEAST』 『森の中のレストラン』など……<皆殺し映画通信 LIVE 収録>第一部皆殺し映画 2022 総決算第二部皆殺し映画放談 2022柳下毅一郎(映画評論家)×三留まゆみ(イラストライター)第三部皆殺し映画 10 周年総決算第四部まち映画放談 2022柳下毅一郎(映画評論家)×藤橋誠(映画監督・まち映画制作事務所代表)第五部皆殺し映画 10 年間のベスト 10 映画+ 1永久保存版特別附録『皆殺し映画通信』総索引( 2012 - 2022 )著者プロフィール柳下毅一郎 (やなした・きいちろう)1963年大阪生まれ。映画評論家・翻訳家。雑誌『宝島』の編集者を経てフリー。ガース柳下の筆名で『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』(洋泉社 / 文春文庫)を町山智浩と共著。 著書『興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史』 青土社 など。訳書にアラン・ムーア/ジェイセン・バロウズ〈ネオノミコン〉シリーズ 、ジョン・ウォーターズ『ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク』(共に国書刊行会)、ウィリアム・リンゼイ・グレシャム『ナイトメア・アリー』(早川書房)など。監訳書に東京創元社などがある。2012年より日本映画の深淵を探る『皆殺し映画通信』シリーズをライフワークとして続けている。書誌情報書名:皆殺し映画通信死んで貰います著者:柳下毅一郎ISBNコード:978-4-86255-677-6定価:2,530円(本体2,300円+税)判型:四六判ページ数:344P発売日:2023年4月24日出版社:カンゼンAmazon : Rakutenブックス : 商品ページ : 【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン宣伝プロモーション部 担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月20日株式会社カンゼンは、新刊書籍「皆殺し映画通信 あばれ火祭り」(柳下毅一郎著)を、2022年4月4日より全国書店、オンライン書店で発売いたします。「誰がこんな映画作ったんだよ! 」と叫びたくなる奇々怪々な映画の数々。そんな映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」がぶった斬る!映画ファン必読の一冊です。『皆殺し映画通信 あばれ火祭り』■内容紹介<これが日本映画の現在だ!>映画評論家・柳下毅一郎が贈る、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存するタブーなき日本映画レビュー!2020年世界中をパニックに陥れたCOVID 19は2021年もさらなる猛威を振るった。東京都下では四度目の緊急事態宣言が発令されていたため、無観客開催でのオリンピックというディストピア映画顔負けの現実も出現した。そんななか、日本映画界では『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が興行収入100億円の大台を突破するヒット作となり、『ドライブ・マイ・カー』はカンヌ国際映画祭で脚本賞をはじめ四冠を獲得し、さらにゴールデングローブ賞非英語映画賞を受賞。第94回アカデミー賞では、日本映画としては初の快挙となる作品賞をはじめ、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞と四部門でのノミネート、国際長編映画賞受賞を果たした。が、それはそれとして、我らが愛する皆殺し映画たちに効果があるワクチンや特効薬はいまだ開発されることはなく、さらなる健在っぷりを見事に披露。地方映画、2・5次元映画、オリンピック便乗映画、地域利権映画、謎めいた国際映画祭受賞作……「誰がこんな映画作ったんだよ! 」と叫びたくなる奇々怪々な映画たちの金銀銅のメダルラッシュ状態!!そんな映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」がぶった斬る! 未知の日本映画との遭遇、怒濤の日本映画レビュー36本!!「皆殺し映画放談」では、高橋ヨシキ(アート・ディレクター、映画ライター、デザイナー、悪魔主義者)を迎え、日本映画のあれやこれや、昨今の映画ポスター、フライヤーのビジュアル問題、さらには2021年ベスト映画についてなど大いに語りつくす。『えんとつ町のプペル』『空蝉の森』『ブレイブ 群青戦記』『劇場版 奥様は、取り扱い注意』『キネマの神様』『マスカレード・ナイト』『総理の夫』『CUBE 一度入ったら、最後』『劇場版 きのう何食べた?』『吾輩は猫である! 』『宇宙の法―エローヒム編―』『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』『未来へのかたち』『名も無き世界のエンドロール界』『太陽は動かない』『種まく旅人~華蓮のかがやき~』『いのちの停車場』『犬部! 』『大綱引の恋唄』など……怒濤の日本映画36本!!---------------------------【もくじ】第一部 柳下毅一郎の皆殺し映画2021総決算第二部 皆殺し映画放談2021 柳下毅一郎(映画評論家)×高橋ヨシキ(アート・ディレクター、映画ライター)第三部 柳下毅一郎の2021年ベスト10映画発表!■サンプルページ■著者プロフィール柳下毅一郎(やなした・きいちろう)/著1963年大阪生まれ。映画評論家・翻訳家。雑誌『宝島』の編集者を経てフリー。ガース柳下の筆名で『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』(洋泉社/文春文庫)を町山智浩と共著。著書『興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史』(青土社)など多数。訳書にアラン・ムーア/ジェイセン・バロウズ『ネオノミコン』、ジョン・ウォーターズ『ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク』(共に国書刊行会)、監訳書に(東京創元社)など。■書籍概要書名:皆殺し映画通信 あばれ火祭り著者:柳下毅一郎定価:2,420円(本体2,200円+税)判型:46判ページ数:288PISBNコード:9784862556370発売日:2022年4月4日出版社:カンゼン商品情報: ■購入はコチラAmazon : 楽天ブックス : カンゼンショップ : ■本製品に関するお客様からのお問い合わせ先株式会社カンゼン営業企画部 安川mail: eigyo@kanzen.jp tel:03-5295-7723 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月28日2021年日本映画を総まとめ!タブーなき激烈トークライブ!2020年世界中をパニックに陥れたCOVID 19は2021年もさらなる猛威を振るった。東京都下では四度目の緊急事態宣言が発令されていたため、無観客開催でのオリンピックというディストピア映画顔負けの現実も出現した。そんななか、日本映画界では『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が興行収入100億円の大台を突破するヒット作となり、『ドライブ・マイ・カー』はカンヌ国際映画祭で脚本賞をはじめ四冠を獲得し、さらにゴールデングローブ賞非英語映画賞を受賞。アカデミー賞作品賞へのノミネートが期待されている。が、それはそれとして、我らが愛する皆殺し案件たちに効果があるワクチンや特効薬はいまだ開発されることはなく、さらなる健在っぷりを見事に披露。地方映画、2・5次元映画、オリンピック便乗映画、地域利権映画、謎めいた国際映画祭受賞作……「誰がこんな映画作ったんだよ!」と叫びたくなる奇々怪々な映画たちの金銀銅のメダルラッシュ状態!!そんなわけで、ちょっと遅くなりましたが毎年恒例の大新年会、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」がお届けする2021年の日本映画総まとめ!今回は感染症対策を十分に配慮したうえでオンラインのみでの開催。シネフィルの皆さま、どうぞご参加を!※ゲストには、長編初監督作品『激怒』公開待ち遠しい、高橋ヨシキさんにご登壇いただきます。お二人の皆殺し映画大放談はじめ、2021年ベストランキング映画なども発表予定。※生配信終了後にアーカイブ配信されます。2月21日(月)夜23時59分まで視聴可能です。【イベント概要】出演者:柳下毅一郎、高橋ヨシキ日時:2022年2月7日(月) 19:00 ~22:00終了予定※2月21日(月)23時59分まで視聴可能なアーカイヴ配信あり配信チケット料金:2000円(税込)※3月下旬発売新刊書籍『皆殺し映画通信あばれ火祭り』著者サイン付きセットチケットあり4420円(書籍代2420円+配信チケット料金2000円、送料サービス) 配信場所:ロフトプラスワン【出演者プロフィール】柳下毅一郎(やなした・きいちろう)1963年大阪生まれ。映画評論家・翻訳家。雑誌『宝島』の編集者を経てフリー。ガース柳下の筆名で『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』(洋泉社/文春文庫)を町山智浩と共著。著書『興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史』(青土社)など多数。訳書にアラン・ムーア/ジェイセン・バロウズ『ネオノミコン』、ジョン・ウォーターズ『ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク』(共に国書刊行会)、監訳書に(東京創元社)など。Twitter: @kiichiro皆殺し映画通信 高橋ヨシキ(たかはし・よしき)デザイナー、ライター。チャーチ・オブ・サタン公認サタニスト。雑誌『映画秘宝』でアートディレクションを手がける傍らライターも務める。また『ヤッターマン』『悪魔のいけにえ』『ロード・オブ・セイラム』など、数多くの映画ポスター、DVDジャケットのデザインを担当。著書に映画評集『暗黒映画入門/悪魔が憐れむ歌』『暗黒映画評論/続・悪魔が憐れむ歌』(洋泉社)、実話怪談『異界ドキュメント/白昼の魔』『同・白昼の囚』『同・白昼の生贄』(竹書房文庫)、映画『アイアン・スカイ』ノベライズ版(竹書房文庫)、編著に『ショック!残酷!切株映画の世界』(洋泉社)など。Twitter: @InfoYoshiki高橋ヨシキのクレイジー・カルチャー・ガイド! 【本件に関するお問い合わせ先】株式会社カンゼン担当:坪井義哉TEL:03-5295-7718MAIL: tsuboi@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月01日俳優の柳下大が30日、オフィシャルブログを更新し、一般女性との結婚と芸能界引退を発表した。公式Twitter、ブログは同日をもって終了する。柳下は、「応援してくださる皆様へ」と題し、「いつも応援して頂きありがとうございます。本日は皆さんに大切なお知らせがあります。本日、2020年9月30日をもちましてワタナベエンターテインメントを退社し芸能界を引退する事をここに報告させて頂きます」。「この14年間でたくさんの夢を叶えることが出来ました」「個人の写真集 ファンクラブイベント 主演舞台 D☆DATE LIVE えんぶチャートTOP10ランクイン 憧れの劇団☆新感線出演 数々の方々との共演」とこれまでの活動を振り返り、「皆様の力添えのおかげで叶えられました。ありがとうございました」と感謝した。また、今後については、「芸能界とは違う世界で頑張っていこうと思います」とし、引退を決意した理由にも、「自分自身に限界を感じた」「他の事にもチャレンジしたい」「家庭を持ちたい」と言及。そして、「この場をお借りし、皆様にはもう一つお知らせがあります。この度私、柳下大は一般女性の方と入籍しましたことも併せてご報告させて頂きます」と明かし、「今後は暖かい家庭を築きながら、パートナーと共に頑張っていこうと思っております」と誓った。投稿の最後には、「Tomo Familyのみんなへ」「急な発表でごめんね」とファンへの思いもつづった柳下。「これまで築いてきた物は絶対なくさない」と約束し、「今後は一般人としての柳下大だけど、Tomo Familyと思ってくれる人がまだいるのであれば、みんなとの事は考えてる。この世の中、出来ない事はない」「またどこかで会える日まで…See you TOMOrrow」「感謝」と結んでいる。
2020年09月30日文:滝本誠(映画評論家)新宿K’s cinemaで昨年より始まった<奇想天外映画祭>は、なかなか映画館でみることのできない歴史的な旧作群、それもかぎりなく珍無類のいわゆるカルト系作品に的を絞っての上映のこころみである。昨年はトッド・ブラウニング『フリークス』、コンラッド・ルークス『チャパクア』を筆頭にエド・ウッドの最低な(エドに対する誉め言葉)3本、フランク・ヘネンロッタ―の愛すべき『バスケット・ケース』、そしてレナード・キャッスルの『ハネムーン・キラー』など計11本が1日3作品×14日間のスケジュールで上映された。今年はコロナ禍で開催が危ぶまれたが、昨年よりもさらに規模拡大3週間のスケジュールでとりおこなわれる。ちなみに、初日29日(土)の『ウィッカーマンfinal cut』上映後に特殊翻訳家、映画評論家の柳下毅一郎さんと小生の舞台両端に距離をとってのトークショーが組まれているが、どうなることか。88分ヴァージョンはこれまでわが国を含め、世界で公開されてきた。今回初めて劇場公開となる『ウィッカーマン final cut』の尺は94分、40周年記念上映(2013)の際、監督のロビン・ハーディがヴィデオでは流布していた99分ヴァージョンも参照しつつ再編集した決定版ということになる。ハーディ格別の感慨があっただろう。とにかく、呪われたフィルムであったからだ。その意味は文字通り、ポスト・プロダクションの最終段階で、フィルムの廃棄がひそかに、というかあからさまにおこなわれたからだ。映画の内容が会社のボスに嫌悪され、会社はあがっていた88分ヴァージョンをキャスト、スタッフのだれにも知らせず、ニコラス・ローグ『赤い影(原題Don’t look now)』の添え物として公開、そのまますませようとした。この映画に主演し、ロード・サマーアイル役を存分に楽しんだクリストファー・リーはあわてて、新聞、雑誌の映画担当に連絡し、見てもらった記者にはチケットを用意するという前代未聞のできごとが勃発した。した。リーはそれぐらいこの作品を自らの代表作として愛していて、もし存命であったなら今回の上映をとてもよろこんだであろう。唯一の幸運は、88分の公開ヴァージョンではなく、102分の長尺ヴァージョンがアメリカ公開のための参考扱いでロジャー・コーマンのもとに送付されていたことだ。つぎはぎ魔のコーマンのもとへ送ることは普通、恐怖でしかないが、『ウィッカーマン』は、逆に救われたのである。少女の失踪事件捜査のため、サマーアイル(夏の島)という桃源郷めいたスコットランドの孤島に小型水上飛行機で降り立った警部を迎えたものは、楽しく卑猥なメイ・ポール・ダンスだけではなかった。とにかく、ウィッカーマンのヴィジュアルが衝撃的だった。興味深いのは、この祭儀は、時を経て、遠い異国の米津玄師の「Wooden Doll」のMVに飛び火したことだ。日時:8月29日(土)~9月18日(金)配給:アダンソニアトークショー8月29日(土)『ウィッカーマン Final Cut』14:30の回、上映後登壇者:滝本誠(映画評論家)、柳下毅一郎(映画評論家)
2020年08月24日矢崎広、柳下大、小川ゲン、佐野岳という今注目の若手俳優による4人芝居『Shakespeare’s R&J~シェイクスピアのロミオとジュリエット~』が1月19日(金)に開幕する。出演者4人に話を聞いた。舞台「Shakespeare’S r&J」チケット情報本作は、アメリカの劇作家ジョー・カラルコが不朽の名作『ロミオとジュリエット』を斬新な発想で脚色し、世界的に話題を集めた戯曲。厳格なカソリックの男子高校生4人が寄宿舎を抜け出し、禁断の書に定められた『ロミオとジュリエット』のページを開く――というストーリーで、演出は新国立劇場演劇研修所のコーチを務め、自身のユニットでも作品を発表している田中麻衣子。「シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をやるわけではないことは、観に来る方に知っておいてもらいたいです」と柳下。4人の役名は<学生1><学生2><学生3><学生4>。名もなき彼らが夜中にこっそりと起き出し、はちきれんばかりの好奇心で『ロミオとジュリエット』を演じ始める。しかし、「やっぱりシェイクスピアの言葉は強い。引っ張られちゃいます」(佐野)と、油断すると『ロミオとジュリエット』をそのまま演じてしまう苦労を語る4人。彼らがみせたいのはそこではないのだ。「寄宿舎の同じ部屋で暮らしている男子学生4人が、この本を手にすることで、しまっていた感情や想いがどんどん溢れていく。それをお客様に覗き見していただくような作品です」(矢崎)。「かなりしっかり掘って、その下でみんなでつながっていかないとうまく見せられないのかなと思っています。だから稽古場ではその性格や関係性を掘り下げる作業をしています」(佐野)。取材は稽古が始まって2週間というタイミングであったが「なかなかカタチにならないというか。けっこうたくさんこねてるんですけど、ひとつ作っては壊し、ひとつ作っては壊し、みたいな。本当にいろんな解釈、方向性、見せ方があるので」(矢崎)、「これからは、すごく細かい作業、例えば声のボリュームだったり、誰を見る見ないだったり、物を取る仕草、座る姿勢…そういう部分を詰めていくことになると思います。本当にちょっとしたことの積み重ねです」(柳下)と繊細に、けれど頑丈に稽古を重ねていた。“学生”の“芝居”という二重構造だが「さらにもう一個層があるというか。『ロミオとジュリエット』を演じている学生たちを僕たちが演じてるっていう。やっぱり身体も精神も変えられないから、完全に学生を演じようとしても滲み出るものは必ずあるので。だからこそ、その俳優がやる意味がある。そういうところも面白いんじゃないかなと思います」(小川)。公演は1月19日(金)から 2月4日(日)まで東京・シアタートラムにて。1月23日(火)・30日(火)アフタートークあり。取材・文:中川實穗
2018年01月16日俳優集団D-BOYSの柳下大、劇団プレステージの平埜生成、高橋和也による3人芝居『オーファンズ』が、2016年2月に東京と兵庫で上演される。【チケット情報はこちら】本作はライル・ケスラーの戯曲。アメリカの老朽化した長屋に暮らす、孤児の兄弟トリート(柳下)とフィリップ(平埜)。彼らはトリートの盗みで生計を立てていた。ある日、トリートはバーでひとりの紳士、ハロルド(高橋和也)と出会う。金持ちと思い込み家に監禁し、誘拐で身代金を得ようと目論むのだが、ハロルドは意に介さず、トリートに自身の仕事を手伝うように持ちかける。実はハロルドもかつて孤児であった。3人は奇妙な共同生活をはじめるのだが…。演出を手掛けるのは宮田慶子。以前、宮田演出で、上川隆也主演の舞台『真田十勇士』(2013・2015年赤坂アクトシアターほか)に猿飛佐助役で出演した柳下が熱望し、自らオファーしたという。「宮田さんは「真田十勇士」で御一緒してから何かと気にかけくださり、ダメもとで聞いたら『いいよ』と言ってくださり、それから作品を選びました。(作品選びは)宮田さんに演出していただくので、今までの自分にはなかった部分を引き出してもらおうという意図が1番にありました。そして宮田さん演出でより引き立つ作品。それで3人芝居でもあり会話劇でもある『オーファンズ』が1番当てはまりました」。1983年の初演以来、幾度となく舞台化、映画化されてきた本作。日本では1986年に劇団四季によって上演、市村正親がトリート役を演じた。2000年には椎名桔平、根津甚八、伊藤高史の3人で上演。作品について平埜は「長年やられてるってことは、多分どの時代にも共通する普遍的なものがあるからで、そこをちゃんとわかりたいです。日本でやる意味も意識して(台本を)読めたらもっと自分が楽しくできるんじゃないかなと思っています」と語る。柳下と平埜は初共演。お互いの印象について柳下は「(平埜は)独特の空気感があるし、いい意味で虜になりそうです。何を考えてるかわからない部分とピュアな部分がすごくフィリップと被ってる。不思議な子という印象です(笑)」と言うと、平埜は「不思議じゃないんです。人見知りなだけなんです。まだ人見知り中です」と言いつつ、柳下のことを「元ヤン。なんか人をいっぱい殴ってきてそう。それ故の笑顔かな、と思って」と独特な表現。柳下は「たまに言われる」と笑った。最後に、柳下は「怪我(靭帯損傷の手術を行った)からの復帰もあり、自分で初めて企画した作品でもあり、宮田さんと一緒にできるというのもあり、来年俳優として10年目となるので、いろんな意味で自分の代表作になるようにしたい」、平埜は「作品を観てお客さん同士で話し合ってほしい。そうやって『オーファンズ』がいろんなところに広がっていったらいいなって思うので、口コミをいっぱいお願いします」と語った。公演は、2016年2月10日(水)~21日(日)東京・東京芸術劇場シアターウエスト、2月27日(土)・28日(日)に兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて。取材・文:中川實穗
2015年11月26日