クリストファー・ノーラン監督が前作の『オッペンハイマー』と同じく、次作でも引き続きユニバーサル・ピクチャーズと手を組むという。「Deadline」が報じた。『オッペンハイマー』以前は『インソムニア』から『TENET テネット』まで約20年間、ワーナー・ブラザースがクリストファー・ノーラン監督作品の製作や配給を担当していた。しかし、2020年にワーナーが2021年公開映画を劇場公開と同時に自社のストリーミング配信サービス「Max」でも配信開始するという意向を示した際、クリストファー・ノーラン監督はこれに反発してワーナーとの長年の関係を解消した。マット・デイモン Photo by Dia Dipasupil/WireImage今作の詳細は明らかになっていないが、主演にマット・デイモンが出演交渉中だという。マット・デイモンはこれまでにクリストファー・ノーラン監督作の『インターステラー』『オッペンハイマー』への出演歴がある。現在のところ、公開予定日は2026年7月17日に設定されており、IMAXでも上映される。2025年の初めに撮影が開始される模様。映画ファンは「2026年のアカデミー作品賞がもう決まった!」「予告編さえも必要ない。公開日さえ教えてくれれば間違いなく観に行く」「いいね!せめてジャンルを教えて!」「『ボーン・アイデンティティ5』だったらいいのに!」などのコメントをXに寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年10月09日この冬、幕張メッセで3日間開催される「東京コミックコンベンション2024」(東京コミコン2024)に、クリストファー・ロイド、ジョン・ボイエガ、ダニエル・ローガンが参加することが分かった。大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズにてドクを演じたクリストファー・ロイドは、85歳(10月1日時点)となる現在も俳優として現役で活動し、「スター・ウォーズ」初のドラマシリーズ「マンダロリアン」シーズン3にゲスト出演したことも話題に。今後は、「ウェンズデー」シーズン2に登場することも明らかになっている。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でフィンとして初登場、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』とエピソード7~9に出演したジョン・ボイエガは、今回が東京コミコン初参加。また、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』でボバ・フェットを好演したダニエル・ローガンは、東京コミコンへの参加回数がこれまでの参加者の中で歴代最多。“セレブ親善大使”も務めている。なお3名は、会期中全ての日程で来場し、写真撮影会およびサイン会も予定されている(※撮影会・サイン会のチケット販売詳細は後日発表)。「東京コミックコンベンション2024」は12月6日(金)~8日(日)幕張メッセにて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年10月01日109シネマズプレミアム新宿では、クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト トリロジー」3部作の35mmフィルム特別上映を、2024年9月6日(金)から26日(木)までの期間限定で開催する。クリストファー・ノーラン監督「ダークナイト トリロジー」が特別上映一般的なシネコンの最大約2.3倍の大きさのプレミアムシートや、故・坂本龍一が監修した音響システム「サイオン(SAION) -SR EDITION-」、チケット購入者が利用できる上映前に利用できるラウンジなど、他にはない上質な設備を数多く導入したプレミアムシアター「109シネマズプレミアム新宿」。バットマン生誕85周年記念、全3部作を35mmフィルムで今回はバットマンの生誕85周年を記念し、2023年にも大きな反響を得た「ダークナイト トリロジー」3部作の特別上映を再び開催。クリストファー・ノーランが監督し、クリスチャン・ベールがブルース・ウェイン/ダークナイト=バットマン役を演じた『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』、『ダークナイト ライジング』の3作が35mmフィルムで上映される。デジタル撮影が主流の現代において、自身が求めるクオリティの実現のため、デビュー以来フィルムでの映画撮影を続けているクリストファー・ノーラン。今や国内でも対応する劇場が数少ないフィルム上映で、その作品へのこだわりを体感してみては。開催概要クリストファー・ノーラン監督「ダークナイト トリロジー」特別上映上映スケジュール:9月6日(金)~9月12日(木)『バットマン ビギンズ』9月13日(金)~9月19日(木)『ダークナイト』9月20日(金)~9月26日(木)『ダークナイト ライジング』上映劇場:109 シネマズプレミアム新宿料金:・CLASS S 6,500円(シネマポイント会員6,000円)・CLASS A 4,500円(シネマポイント会員4,000円)※1時間前からメインラウンジ利用可能。※チケット金額にウェルカムコンセッション(ソフトドリンク・ポップコーン)含むサービス料金を含む。販売スケジュール:各上映日の3日前0:00より109シネマズプレミアム新宿公式HPにて販売開始<入場者プレゼント>『ダークナイト トリロジー』3部作いずれかを鑑賞すると、先着でオリジナルステッカーをプレゼント
2024年09月01日オークリー(OAKLEY)とブレイン デッド(BRAIN DEAD)による「オークリーファクトリーチーム(OAKLEY FACTORY TEAM)」から、2024年春夏の第3弾新作シューズが登場。2024年6月5日(水)より、一部の直営オークリーストアなどで発売される。鮮やかレッドグラデのサンダルミュールなど24春夏新作シューズ第3弾のラインナップは、鮮やかなカラーをメインにした4つのシューズがラインナップする。鮮やかレッドグラデのミュールサンダル「パグロ」“ヤドカリ”を意味するミュールシューズ「パグロ(PAGURO)」は、まるで火山から溢れるマグマのような、レッドのグラデーションを採用。鮮やかな色味で、足元にアクセントをもたらしてくれる。深紅アッパーの「フレッシュサンダル」おおきな穴をフロントに施した「フレッシュサンダル(FleshSandal)」は、真っ赤なアッパーがポイント。燃えるようなカラーを引き立てるよう、他のパーツにはブラックを配している。シューズタイプの「フレッシュ(Flesh)」は、ブラックのスエードで落ち着いた雰囲気に仕上げた。ヴィヴィッドなセロリカラー「チョップソーミュール」また、足入れしやすい「チョップソーミュール(Chop Saw Mule)」は、セロリの様なヴィヴィッドな配色が魅力となっている。【詳細】オークリー ファクトリーチーム 2024年春夏第3弾発売日:2024年6月5日(水)販売店舗:オークリーストア(渋谷店・大阪心斎橋店・福岡店)、ブレインデッド全店舗、オークリー公式オンラインストア、ブレインデッド公式オンラインストア価格:・パグロ 14,300円・フレッシュ 26,400円・フレッシュサンダル 26,400円・チョップソーミュール 26,400円※モデルにより取り扱い店舗が異なる【問い合わせ先】ルックスオティカジャパン カスタマーサービスTEL:0120-990-307
2024年06月06日ティム・バートン監督・製作総指揮のNetflixシリーズ「ウェンズデー」のシーズン2の制作が開始され、新たなキャストとしてクリストファー・ロイド、スティーヴ・ブシェミらの出演が明かされた。シーズン1は配信後わずか4週間で当時のNetflixの歴代人気シリーズ(英語)史上2番目となる累計視聴時間を記録し、華やかでダークなルックや、巧みなストーリー展開で日本でも大ブームとなった人気シリーズ。原作の「アダムス・ファミリー」は、“不幸・邪悪・不気味”が大好きなお化け一家が繰り広げるホラーコメディだが、本作では、一家の長女ウェンズデー(ジェナ・オルテガ)を主人公に迎え、ティーンになったウェンズデーが、のけ者たちが集まるネヴァーモア学園での奇妙な学生生活を送る中で、両親が過去に犯したとされる事件や奇妙な連続殺人ミステリーに巻き込まれていく様子が描かれる。本作の魅力は、ウェンズデーのダークな魅力や奇怪なミステリーに加えて、彼女に初めてできた友人との絆や“ウェンズデーらしい”初恋など、人間味あふれる姿も描かれていること。特にウェンズデーのルームメイトで人狼のイーニッド(エマ・マイヤーズ)との友情は大きな話題となった。この度、全世界待望のシーズン2の撮影がアイルランドで開始されたことが発表され、新キャストが解禁。シーズン2からの新たなレギュラーキャストには、『レザボア・ドッグス』(92)のMr.ピンク役、『ファーゴ』(96)、『ゴーストワールド』(01)など数々の名作に名を刻む名優スティーヴ・ブシェミが参加。さらに、ビリー・パイパー(「ドクター・フー」)、イーヴィー・テンプルトン(『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』)、オーウェン・ペインター(「ちょっとステキな物語」)、ノア・テイラー(「LAW & ORDER:組織犯罪特捜班」)らも加わることとなった。ほかにもゲスト出演者として、映画『アダムス・ファミリー』(91)でウェンズデーの叔父フェスター・アダムス役を演じていたクリストファー・ロイドがカムバック。シーズン1では、『アダムス・ファミリー』でウェンズデー役を演じていたクリスティーナ・リッチが出演するというファンには嬉しい仕掛けが施されていたが、ロイドが演じる役柄にも期待したい。さらに、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94)『シックス・センス』(99)で天才子役として一世を風靡したハーレイ・ジョエル・オスメントや、子役から活躍し『ウェルカム・ドールハウス』(95)などに出演してきたヘザー・マタラッツォ、「スター・ウォーズ」シリーズでピーター・メイヒューに代わりチューバッカを演じているヨーナス・スオタモ、そしてジョアンナ・ラムレイ(『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)、タンディ・ニュートン(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』)、フランセス・オコナー(『A.I.』)も名を連ねている。Netflixシリーズ「ウェンズデー」シーズン1は独占配信中、シーズン2は近日独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年05月08日第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む最多7部門受賞に輝いたクリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』が明日から公開になる。これまで数々の衝撃作、大作を手がけてきたノーラン監督は本作で何を描くのだろうか?本作は、1904年にアメリカで生まれ、米軍が進めた原子爆弾製造計画「マンハッタン計画」に参加した天才物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの半生が描かれる。劇中では彼が出会った人々、歴史を永遠に変えてしまうほどの発見とその顛末、時代の波に翻弄される様、彼の私生活が次々に描かれる。そのビジュアルは壮大で鮮烈。ノーラン監督がこだわり続けているIMAX/ラージフォーマットで撮影された映像も観客を圧倒するだろう。その一方で、本作についてノーラン監督はこう語っている。「オッペンハイマーの物語は、我々の前にある最も壮大な物語のひとつだ。逆説と倫理的なジレンマに満ちていて、私がずっと関心を抱き続けてきた類の素材なんだ。映画は、なぜ彼らがこんなことをしたのか人々に理解させると同時に、それを“すべき”だったのかどうかを問う」劇中ではオッペンハイマーが経験した出来事だけでなく、彼が感じた葛藤やジレンマが巧みに描かれる。「トリニティ実験の下準備中に、オッペンハイマーとそのチームは非常に小さな可能性を目にしていた。彼らがこの最初の爆弾のボタンを押して起動させたら、連鎖反応が起きて地球の大気を焼き、地球を破壊するかもしれない。いかに小さくても、その可能性を完全に排除することができる数学的、理論的根拠は存在しない。それでも彼らはボタンを押した。私は観客をその部屋に連れ込み、その会話が交わされるときに、ボタンが押されるときに、立ち会ってもらいたかった」この瞬間、客席のあなたは何を感じるだろう?オッペンハイマーは何を感じていただろう。そこには葛藤や恐怖、知的好奇心、不安、重圧があったのではないだろうか?このボタンを押せば、世界は永遠に変わってしまう。そのとき、人は何を感じるのか?それは言葉で表現したり、映画で描けるものなのか?ノーラン監督が本作で最も描きたかったもの、それは観客であるあなたを“その瞬間”に連れていくことだ。オッペンハイマーだけでなく、映画を観るあなたも試される。何度も劇場に足を運び、繰り返し“その瞬間”に立ち会う観客は今後も増え続けるだろう。『オッペンハイマー』本予告『オッペンハイマー』3月29日(金)公開公式サイト()(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.Photo:AFLO
2024年03月28日クリストファー・ノーランのデビュー作である映画『フォロウィング』が製作25周年を迎え、HDレストア版でリバイバル上映。2024年4月5日(金)より全国公開される。クリストファー・ノーラン幻のデビュー作『フォロウィング』映画『フォロウィング』は、クリストファー・ノーランの長編デビュー作。最新作『オッペンハイマー』の日本公開を記念して、ノーラン幻のデビュー作である『フォロウィング』が、デジタルリマスターで蘇る。映画『フォロウィング』は、過去から未来、未来から過去へと交差する時間軸で紡がれるサスペンスドラマ。『インセプション』や『インターステラー』『TENET テネット』など、“時間”を題材に、誰も観たことのない映像を0から生み出すことに長けているノーランの原点ともいえる作品となっている。公開にあたり、オリジナルの16mmエレメントを4Kスキャンすることで、画面上の傷を除去し解像度をアップ。これにより、ディテールまで美しくなったシャープな映像に生まれ変わった。映画『フォロウィング』あらすじ作家志望の男ビルは、創作のヒントを得るため、通りすがりの人々のあとをつける行為を繰り返していた。ある日、ビルがいつものように男をつけていると、尾行していることがその男、コッブにバレてしまう。だが、コッブもまた、他人のアパートに不法に侵入し、私生活を覗き見る行為に取りつかれていた。ビルは次第にコッブに感化されていく。数日後、ビルはコッブと二人で侵入したアパートで見た写真の女性に興味を抱く。やがて、彼女の尾行を始めるビルだったが、その日を境に、彼は思わぬ事件に巻き込まれていく……。【作品詳細】映画『フォロウィング』25周年/HDレストア版公開日:2024年4月5日(金) 新宿武蔵野館ほか全国公開製作・監督・脚本・編集・撮影:クリストファー・ノーラン製作総指揮:ピーター・ブロデリック製作:エマ・トーマス、ジェレミー・セオボルド音楽:デイヴィッド・ジュルヤン出演:ジェレミー・セオボルド、アレックス・ハウ、ルーシー・ラッセル、ジョン・ノーラン配給:AMGエンタテインメント原題:FOLLOWING
2024年03月18日クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』で、自身初となるアカデミー賞作品賞(エマ・トーマス、チャールズ・ローヴェンと共に受賞)&監督賞に輝いたノーラン監督と、日本初となる視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督による対談が実現。その特別対談の映像が解禁となった。本作は、第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者J・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話に基づいて描く作品。2023年7月の全米公開を皮切りに、世界興収10億ドルに迫る世界的大ヒットを記録。実在の人物を描いた伝記映画としては歴代1位となっている。特別対談映像は、山崎監督の「知的好奇心を刺激されました」という感想から始まり、「パンドラの箱を開けてしまった人間が、どのような社会的な立ち位置でいたのか。時系列を組み替えながら描いていて、ハードなテーマのエンターテインメントになっている」とコメント。「凄く面白い、素晴らしい作品。オッペンハイマーが残酷な幻影をみるという、栄光と悲惨さが同じ画面に収められている作り方が凄い」という山崎監督の評価に、ノーラン監督は「私が物語の中で興味があるのは頭脳明晰な人たちが世界を理解し驚くべき創造性を飛躍させテクノロジーを用いてどのようなことを可能にするのか、そしてその裏に潜む恐ろしい暗示です。そのコントラストを映画に映し出し観客のみなさんに直で感じてもらいたい」と応じ、「開発を進めていく先に待ち受けている恐ろしさの片鱗が既に見えているわけです。しかし時代の状況ゆえに行動するしかなかった。その緊張感を観客のみなさんに体験してほしいと思いました」と見どころを明かす。天才物理学者がそのとき何を感じていたのか、その瞬間を観客と共有する“没入体験”を目指したと語っている。「悪い人間、素晴らしい人間を決めつけていない、その両方が渾然一体となっている」描写に驚嘆したとする山崎監督に、「それは物語を伝える上で大切にしたことでオッペンハイマー役のキリアン・マーフィーともよく話し合いました」とノーラン監督。「観客にはオッペンハイマーを裁くのではなく理解してほしかったのです。みなさんにこの人物の両面を体験してもらい、彼がした選択について自分だったらどうするか考えてみてほしかった。自分とは考えや立場が全く違う人の、考えや思いがわかるというところが映画の魅力です」と、観客ひとり1人の判断に委ねることを最優先したと語った。さらに『オッペンハイマー』に触発された山崎監督が「日本が返答の映画を作らねばならない」と宣言すると、ノーラン監督は「アンサー映画を作るのであれば山崎監督以上にふさわしい監督は思い浮かびません。ぜひ実現していただけたらと思います。これからも山崎監督の作品を楽しみにしています」と笑顔で応じる場面も。山崎貴監督/『ゴジラ-1.0』凱旋記者会見にてさらに、映像へのこだわりについてノーラン監督は、「観客の感覚に訴えかける映画を常に作りたいと思っています。今まで多くの映画をIMAX®用の70ミリフィルムで撮影してきました。驚くほど鮮明で色の再現度が高いからです。大きなスクリーンに投影するとスクリーンの枠が消え映画に没入することができます。劇場の様々なサウンドシステム、音響や音楽との融合によって観客を物語に引き込むことができるのです。こういった没入感をこれからも映画制作で大事にしていきたいです」とコメント。それを受けて山崎監督は「すごい伝わってきました。IMAX®ならではの作品だと思います」と締めくくっていた。また併せて、本作を鑑賞した著名人からコメントも到着。『バットマン ビギンズ』『インセプション』でノーラン監督作品に出演した渡辺謙は、「今も、この世界を終わらせてしまうかもしれない爆弾を作った男が、細やかに、エキセントリックに描かれていた。彼の幻覚の中にある、被曝の実態を世界はどう見てくれたのか。日本の観客にとっても観ておくべき作品」とコメント。『福田村事件』の森達也監督は「間違いなくノーランの最高傑作だ」と話し、元広島市長の平岡敬は「彼が感じた世界の破滅への危惧は、いま現実となってわたしたちの世界を覆っている」、広島出身で「この世界の片隅に」の漫画家、こうの史代は『「核兵器は狂気の天才のしわざ」なんて逃げ道は、この映画にはありませんでした」、長崎県被爆者手帳の会友の会 会長の朝長万左男は、「これは核なき世界が遠のきつつある現在の世界の根本問題にもつながる。ここにノーラン監督の政治家の責任を追求する秘めたメッセージが感じられる」とコメントを寄せている。『オッペンハイマー』は3月29日(金)より全国にて公開。IMAX劇場全国50スクリーン、Dolby Cinema全国10スクリーン、35mmフィルム版109シネマズプレミアム新宿にて同時公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年03月15日アカデミー賞作品賞ほか最多7部門を受賞した『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン監督作『フォロウィング』が4月5日(金)より全国公開されることが決定した。未来から過去へと時間軸を逆向きに映し出した『メメント』。アメコミ映画の新時代を切り開き、数々の伝説を打ち立てた『ダークナイト』シリーズ。夢の中を映像化し、観る者の度肝を抜いた『インセプション』。五次元の宇宙空間を創り上げた『インターステラー』。時間が逆行する世界を描き未知なる映像体験へ誘う『TENET テネット』など、これまで誰も観たことのない映像を0から生み出す才能で、常に新たな“体験”を放つノーラン監督。過去から未来、未来から過去へと交差する時間軸で紡がれる『フォロウィング』は、世界中で絶賛されたこれまでの作品以上に複雑な構成となっており、ノーラン監督の魅力全てが詰まった傑作。ロッテルダム映画祭をはじめ数多くの映画祭で賞を受賞し、ノーラン監督の才能を一躍世界に知らしめた記念すべきデビュー作である。この度、本国公開25周年を迎えた2024年にノーラン監督が日本での公開を熱望。本編はオリジナルの16mmエレメントを4Kスキャン。最新技術を駆使し、画面上の傷を除去して、解像度を上げた。これによりシャープで、ディティールまで美しい豊かな映像が実現。音響に関しては、新たに5.1サウンド・トラックを採用。ノーラン監修のもと力強い完成度と完璧な音量レベルとなった。なお、来場者特典として、【記念ポストカード】の配布も予定されている。数量限定、各劇場公開日より先着でなくなり次第終了となる。『フォロウィング』25周年/HD レストア版は4月5日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月14日最新作『オッペンハイマー』でアカデミー賞最多7部門を受賞したクリストファー・ノーラン監督の初の商業映画『メメント』が、4月19日(金)より1週間限定で再上映されることになった。第96回アカデミー賞(2024)をはじめ多数の映画賞でのノミネート、受賞で話題を席巻しているクリストファー・ノーラン監督。監督の長編映画第2作で初の商業映画作品でもある『メメント』は、何者かに妻を惨殺され、自らも記憶障害を患ってしまった主人公・レナード(ガイ・ピアース)が犯人への復讐に突き進む物語。レナードが“10分しか記憶を保てない”なかでポラロイド写真やメモ、体中にタトゥーを彫ることで記憶を残し、時系列を逆行しながら事件の真相に迫っていくという手法が評判となり、全米でロングランヒットを記録。一躍、<監督クリストファー・ノーラン>の名を世に知らしめた作品でもある。後に『インセプション』や『インターステラー』、そして『TENET テネット』など“時間”を題材に、多くの難解で画期的な作品を生み出すノーラン監督のエッセンスを体感できる1作となっている。なお、本企画ではオリジナルの来場者特典の配布も実施予定。詳細は後日発表される。『メメント』は4月19日(金)より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋、シネクイントほか全国66館にて1週間限定上映。『オッペンハイマー』は3月29日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年03月12日『オッペンハイマー』でアカデミー賞最多13部門にノミネートされているクリストファー・ノーラン監督が、ティモシー・シャラメ主演、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が放つ『デューン 砂の惑星PART2』を絶賛。この度、両監督の対談映像が解禁された。3月1日(金)からはアメリカを含む72の国と地域で公開を迎えた本作は、初日3日間のオープニング興行収入は、全米では前作『DUNE/デューン 砂の惑星』の4100万ドルを約2倍となる8250万ドル、全世界累計でも1億8250万ドル(約273億9140万円※3月4日付Box Office Mojo調べ1ドル150.09円換算)という今年NO.1の特大ヒットスタート。この数字は、ラージフォーマットや劇場体験にこだわりを持つなど、共通点が多いノーラン監督の『オッペンハイマー』のオープニング興行収入(全米8245万ドル/世界累計1億7610万ドル)を超える数字であり、主演のティモシー・シャラメ、監督のドゥニ・ヴィルヌーヴにとっても歴代1位のデビューになる。日本では3月8日(金)~10日(日)には3日限定先行上映も行われ、「映像、効果音、音楽、これぞ劇場で観るべき一本」「圧倒的な没入感や音響が凄まじかった」「現実に戻れない程じっくり魅せられた」「映像と物語の壮大さとティモシー・シャラメの美しさは圧巻」など、圧巻の“惑星体験”に魅了される声が続々。本作を鑑賞したノーラン監督は、「もし(前作)『DUNE/デューン 砂の惑星』が『スター・ウォーズ』だとしたら、このPART2は“帝国の逆襲”だと思う。『スター・ウォーズ』シリーズの中で一番好きな作品だ。それにPART1で描かれたすべてが信じられないほどエキサイティングに展開していると思った」と、映画史に残る名作のタイトルを引き合いに出して本作を絶賛。自身も『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の大ファンだというヴィルヌーヴ監督が、これに対し大感激する様子が収められている。想像を超える圧倒的ビジュアルセンスや深い余韻を残すストーリーテリングで熱狂的な支持を集め、常に映画界のトップを走り続けている両監督。何より自らが大の映画好きである2人の、笑顔溢れる対談の一部を目にすることができる。すでに世界中から称賛を浴びている本作だが、ヴィルヌーヴ監督が『デューン』2作目を製作するにあたり最も配慮したことの1つが「観客に既視感を感じさせないようにすること」だったという。「新しいロケ地を探し、セットも一新して、1作目で登場した場所には戻らなかった。1作目の美しいカラーパレットや境界の定義がすでにあったおかげで、それらの要素を再定義する必要はなく、1作目でうまくいった非常に特殊な表現を使うことができたんだ」と、自身と最高のスタッフ陣とで生み出した前作の良さを引き継ぎながら、新しい見せ方を模索していったことを明かしている。『デューン 砂の惑星PART2』は3月15日(金)より全国にて公開。(C) 2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.(シネマカフェ編集部)■関連作品:デューン 砂の惑星PART2 2024年3月20日より全国にて公開© 2023 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2024年03月11日第96回アカデミー賞授賞式が3月11日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、監督賞に『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーランが輝いた。同賞候補になるのは『ダンケルク』に続き2度目で、今回が初の受賞となる。常に「映画館の大スクリーンで堪能できる作品づくり」を追求し続け、映画表現の地平を塗り替えてきたノーラン監督。『オッペンハイマー』では、さらなる高みを極め、オスカー前哨戦である第81回ゴールデングローブ賞、英国アカデミー(BAFTA)賞、全米監督協会賞(長編映画監督賞)などでも監督賞を受賞していた。今回は、2006年のピュリッツァー賞を受賞した、カイ・バードとマーティン・J・シャーウィンによるノンフィクション「オッペンハイマー:『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」を下敷きに、オッペンハイマーの視点で語られるシーンを、脚色としては異色の一人称で書き、カラー映像で表現し、感情を揺さぶる抽象的なイメージとモンタージュされている。同時に、第二次世界大戦後のアメリカの原子力政策に大きい影響力を持っていた人物ルイス・ストローズを中心とする場面は、モノクロ映像で描き分けた。また、撮影賞を受賞したホイテ・ヴァン・ホイテマとともに、IMAX65ミリと65ミリ・ラージフォーマット・フィルムカメラを組み合わせた最高解像度の撮影を敢行。本作のためだけに開発された65ミリカメラ用モノクロフィルムを用い、史上初となるIMAXモノクロ・アナログ撮影も実現させた。受賞コメントありがとうございます。多くの人たちのおかげでここに来れましたユニバーサルスタジオ この作品について、可能性について気づいてくれてありがとうございました。この本の原作者にも感謝を示したいと思います。素晴らしいクルー、スタッフのおかげです。また私を信じてくれて感謝します。映画というものは100年以上の歴史、100年にわたってさまざまなことがありましたがこの素晴らしい旅路はどこへいくのでしょうか。私がその一翼を担えたことに感謝しています。『オッペンハイマー』は、3月29日(金)から全国公開。全国のIMAX劇場50館で同時公開される。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年03月11日映画『オッペンハイマー』を手掛けたクリストファー・ノーラン監督が、3月12日(火)放送のNHKの番組「クローズアップ現代」に出演。ロングインタビューが実現した。数々のヒット作を世に送り出してきたノーラン監督が最新作で描いたのは、第二次世界大戦下、世界の運命を握ったアメリカの科学者ロバート・オッペンハイマー。原子爆弾を開発し、彼の人生は大きく揺らいでいく。今年のアカデミー賞で最多13部門ノミネートされた本作が、ついに今月、日本公開を迎える。番組では、スペシャルインタビューが実現。製作の中で常に大きな問いと向き合ってきたというノーラン監督の才能と創造の秘密に迫る。さらに、かつてノーラン監督作品に出演した渡辺謙は、「迷宮に迷い込む感覚」だったという撮影現場の裏側を明かした。クローズアップ現代「果てしなき“問い”の先へ 映画監督クリストファー・ノーランの世界」は3月12日(火)19時30分~総合にて放送。『オッペンハイマー』は3月29日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年03月05日クリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』がついに日本で公開になる。本作は実話をベースに、20世紀を生きた物理学者ロバート・オッペンハイマーの半生を描いた作品だが、観客は主人公の視点から物語を体験することになる。ノーラン監督はこれまでも数々の作品で観客を驚かせ、圧倒してきた。最新作『オッペンハイマー』も仮に伝記本やネットでその歴史を丁寧に調べたとしても、映画館で次から次に“驚き”を味わうことになるだろう。本やネットが書いているのは、研究や評伝、つまり“誰かの見た”オッペンハイマーでしかない。しかし、本作では主人公の視点でその半生を共に歩んでいく。ノーラン監督は本作でオッペンハイマーの主観と、彼を取り巻く人々の視点=客観を巧みに構成し、オッペンハイマーの登場シーンは一人称で脚本が執筆された。「そのおかげで脚本を読む人は、観客がオッペンハイマーと同じ視点を共有していることが分かる。我々はオッペンハイマーの肩越しにものを見て、彼の頭の中にいて、どこに行くにも彼と一緒なんだ」ノーラン監督はオッペンハイマーの視点を取り込んで、観客を作品世界に誘う。天才物理学者の頭の中を覗き見る。彼の視点で世界を見る。これを超えるスペクタクルがあるだろうか。ノーラン監督の私生活上のパートナーで、彼の全監督作で製作を手がけてきたエマ・トーマスは語る。「本作の脚本は、主観性と客観性の問題に魅入られている点、異なる複数の視点から語られる点で、まぎれもなくノーランのものでした。でも脚本のページにはこれまで見たことのないものがありました。オッペンハイマーの部分は一人称で書かれていたのです。製作に携わり、脚本に書かれているものをスクリーン上に実現する役割を担う、クリスを含むスタッフにとってみれば、あるキャラクターの内面を思い描くのに、これ以上効果的、効率的なやり方はないでしょう。私がこれまで読んできた中で最高の脚本のひとつだと思います」本作では、さらに進化を遂げたノーランの語りと驚きを味わえるはずだ。『オッペンハイマー』3月29日(金)公開公式サイト()(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年02月29日クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』が、第77回英国アカデミー賞授賞式にて《作品賞》《監督賞》《主演男優賞》《助演男優賞》《撮影賞》《編集賞》《作曲賞》の最多7部門を受賞した。本作は、第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話に基づき描いた作品。ノーラン監督が脚本も兼務し、主演のキリアン・マーフィーほかエミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーらが出演する。併せて、ノーラン監督から受賞についてのコメントが公開された。クリストファー・ノーラン監督 コメント私たちの映画は、絶望の気配で幕を閉じる必要がありました。しかし、現実の世界では、核兵器の数を減らすために長い間懸命に闘ってきた様々な個人や組織があり、1967年のピーク以降、彼らはほぼ90%の削減を成し遂げてきました。昨今、それは間違った方向に進んでいます。だからこそ、この賞を受けるにあたり、私は改めて、これまで闘ってきた彼らの努力を認識し、彼らが平和のための努力の必要性と可能性を示したことに目を向けたいと思います。このような賞をいただき光栄です。感謝いたします。<作品情報>『オッペンハイマー』3月29日(金) 公開『オッペンハイマー』ビジュアル公式サイト: Pictures. All Rights Reserved.
2024年02月20日監督組合賞(DGA)が発表された。長編映画監督賞に輝いたのは、『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン。DGAの結果とオスカー監督賞の結果は重なることが多く、早くからフロントランナーと考えられてきたノーランは、これでさらにオスカーへと一歩近づいた形だ。劇場用映画新人監督賞は、『パスト ライヴス/再会』のセリーン・ソン。ソンは、オスカーの監督部門からは漏れたが、作品と脚本部門で候補入りしている。ドラマシリーズ部門の受賞者は『The Last of Us』のピーター・ホア、コメディシリーズ部門の受賞者は『一流シェフのファミリーレストラン』のクリストファー・ストーラーだった。『オッペンハイマー』3月29日(金) 公開文=猿渡由紀(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年02月12日『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン監督が「タイム」誌とのインタビューで、最近観たお気に入りの映画として『パスト ライブス/再会』と『aftersun/アフターサン』を挙げた。どちらも映画祭や賞レースで高い評価を受けている作品であり、小規模な映画であるという共通点がある。ノーラン監督は「繊細」「ただただ美しい」と感想を述べて称賛したが、自身はこれからも大規模な映画を作っていくと語った。自身のキャリアを『フォロウィング』『メメント』とインディ作品からスタートしたノーラン監督。しかし、近年では『ダークナイト』三部作、『TENET テネット』『オッペンハイマー』など多額の製作費をかけた作品を撮り続けている。「私が大きなスケールの作品に魅力を感じるのは、それだけの資金を集めることができる機会がどれだけ脆いものかわかっているからです。世界中には私が集める資金を何としてでも手に入れたいという映画製作者がたくさんいます。だから、私はその資金を最も生産的で興味深い方法で使うという責任があると感じているのです」とその理由を明かしている。この発言を証明するようにノーラン監督は『オッペンハイマー』の撮影中、撮影期間を85日から57日に短縮し、プロジェクト・デザインやロケ撮影の方に予算を拡大した。(賀来比呂美)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年02月01日クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』の公開日が3月29日(金)に決定した。クリストファー・ノーランが監督、脚本を務め、世界の運命を握った天才科学者の実話に基づく物語を描く本作。主演のキリアン・マーフィーほかエミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーらが出演。IMAX撮影による、天才科学者の頭脳と心を五感で感じさせる極限の没入体験を味わえる作品となっている。昨年7月21日より全米公開され、現在世界興行収入9億5千万ドル(1425億円*1ドル:150円換算)を超える世界的大ヒットを記録。実在の人物を描いた伝記映画作品として歴代NO.1を獲得。「ノーラン史上最高傑作」と称えられ、先に行われた第81回ゴールデングローブ賞では、作品賞<ドラマ部門>、監督賞、主演男優賞<ドラマ部門>、助演男優賞、作曲賞の最多5部門を受賞している。クリストファー・ノーラン監督そして、1月23日(現地時間)に第96回アカデミー賞ノミネートが発表され、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、脚色賞、撮影賞、美術賞、編集賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、作曲賞、音響賞の最多13部門にノミネートされた。今年度オスカー最多ノミネートでますます注目を集める本作。公開に向け、期待が高まる。『オッペンハイマー』は3月29日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年01月24日『パラノーマル・アクティビティ』シリーズの脚本・製作で知られるクリストファー・ランドン監督が、『スクリーム』シリーズ第7弾より離脱したことをXで明らかにした。「今がちょうどいいタイミングだと思うので正式に発表します。数週間前に『スクリーム7』から抜けました。がっかりする人も喜ぶ人もいるでしょう。夢のような仕事が悪夢になってしまったんです。私は関わっていたすべての人に対して心を痛めましたが、もう前に進む時です」とつづった。そして、『スクリーム』シリーズを生み出した故ウェス・クレイヴン監督と脚本家のケヴィン・ウィリアムソンに敬意を表した。ランドン監督は先月、前作から続いて『スクリーム7』に出演する予定だったメリッサ・バレラが解雇されたことを受け、「これは私が決めたことではない」とXで嘆いていた。メリッサはSNSでイスラエルとイスラム組織ハマスによる軍事衝突に対して自身の意見を述べ、それが問題視されて製作会社から解雇されたのだ。さらに、前2作でメリッサ演じるサムの妹タラを演じていたジェナ・オルテガも、自身の主演ドラマ「ウェンズデー」と撮影スケジュールが重なり降板。メインキャスト2人と監督を失った『スクリーム7』の今後に注目が集まる。(賀来比呂美)■関連作品:スクリーム(2022)
2023年12月25日クリストファー・ノーラン監督作品、映画『オッペンハイマー』が、2024年3月29日(金)に日本で公開へ。全国のIMAX劇場50館でも公開される。矛盾を抱えた物理学者オッペンハイマーの生涯映画『オッペンハイマー』は、実話をもとにした伝記映画。原子力爆弾の開発を主導した物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの知られざる人生を映し出す作品だ。開発実験時に分かったのは本人の想像を超えた兵器を作ってしまった事。そして、それが意図しない方向へと使われた事に苛まれていく。そして、戦後、オッペンハイマーは核軍縮、水素爆弾の開発反対も世界に訴えていく。世界の運命を握ると同時に、世界を破滅させる危機に直面するという矛盾を抱えた“1人の男”の生き様を、IMAX撮影による没入感あふれる映像によって描く。J・ロバート・オッペンハイマー...キリアン・マーフィー物理学者。もともとカリフォルニア大学で教鞭をとっていた。原子爆弾の開発・製造のために、科学者を動員して進めた「マンハッタン計画」に参加。計画遂行のため、ロスアラモス研究所が設立され、所長に任命され、原子力爆弾の開発を主導。そして開発は進み...人類史上初の核実験「トリニティ」へと向かっていく。ルイス・ストローズ...ロバート・ダウニーJr.元海軍で銀行家。戦後、アメリカの原子力委員会の委員となる。レスリー・グローヴス...マット・デイモンアメリカ軍の軍人。ドイツが原爆を開発するのではないかという背景のなか、「マンハッタン計画」を進める。計画の責任者。オッペンハイマーを原爆開発チームのリーダーに抜擢。キティ...エミリー・ブラントオッペンハイマーの妻。戦後、機密情報の漏洩を疑われ聴聞会には妻と共に召集される。監督・脚本はクリストファー・ノーラン監督・脚本は、『ダークナイト』や『TENET テネット』『ダンケルク』などの作品を世に送り出してきたクリストファー・ノーランが手掛けている。主演を務めるのは、『ダンケルク』にも出演しているキリアン・マーフィーだ。この他、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーといったキャストが出演している。第96回アカデミー賞では、最多13部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞、作曲賞に輝いた。なお、第81回ゴールデングローブ賞では、作品賞(ドラマ部門)、監督賞、主演男優賞(ドラマ部門)、助演男優賞、作曲賞の最多5部門を受賞している。映画『オッペンハイマー』あらすじ第二次世界大戦下、アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。これに参加したJ・ロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いて世界で初となる原子爆弾の開発に成功する。しかし原爆が実戦で投下されると、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩するようになる。激動の時代の波に、オッペンハイマーはのまれてゆくのだった。作品詳細映画『オッペンハイマー』原題:Oppenheimer公開日:2024年3月29日(金)原作:カイ・バード、マーティン・J・シャーウィン 「オッペンハイマー」(2006年ピュリッツァー賞受賞/ハヤカワ文庫、2024年1月刊行予定)製作:エマ・トーマス、チャールズ・ローヴェン、クリストファー・ノーラン監督・脚本・製作:クリストファー・ノーラン出演:キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナー
2023年12月10日クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』の日本での公開が2024年に決定した。本作は、世界の運命を握ると同時に、世界を破滅する危機に直面するという矛盾を抱えたひとりの男の知られざる人生を、IMAX撮影による没入感と共に描き出す壮大な実話ドラマ。ノーランが監督、脚本を務め、主演のキリアン・マーフィーほかエミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーらが出演する。今年7月21日より全米公開され、現在世界興行収入9億5千万ドル(1425億円/1ドル:150円換算)を超える世界的大ヒットを記録。実在の人物を描いた伝記映画作品として歴代NO.1を獲得した。「ノーラン史上最高傑作」と称えられ、各映画賞における最有力候補ともいわれている。なお、公開決定にあたり配給会社から到着したコメントは以下の通り。【配給会社からのコメント】弊社ビターズ・エンドは、クリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』を2024年、日本公開いたします。本作が扱う題材が、私たち日本人にとって非常に重要かつ特別な意味を持つものであるため、さまざまな議論と検討の末、日本公開を決定いたしました。作品を観た上で、クリストファー・ノーラン監督の手による、伝統的な作劇手法を超越した唯一無二の映画体験には、大スクリーンでの鑑賞が相応しいと考えております。日本公開の際には観客の皆様ご自身の目で本作を御覧いただけますと幸いです。『オッペンハイマー』2024年公開(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.
2023年12月07日クリストファー・ノーラン監督最新作、キリアン・マーフィが主演を務める『オッペンハイマー』の日本公開が決定した。本作は、世界の運命を握ると同時に、世界を破滅する危機に直面するという矛盾を抱えたある科学者の知られざる人生を、IMAX(R)撮影による没入感と共に描き出す壮大な実話ドラマ。クリストファー・ノーラン監督ノーラン監督が脚本も務め、主演のキリアン・マーフィほかエミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーらが出演する。キリアン・マーフィ今年7月21日より全米公開され、現在、世界興行収入は9億5千万ドル(1425億円/1ドル:150円換算)を超える世界的大ヒットを記録。実在の人物を描いた伝記映画作品として歴代NO.1を獲得。「ノーラン史上最高傑作」と称えられ、各映画賞における最有力候補と目されている。公開決定にあたり配給会社からのコメントも到着した。弊社ビターズ・エンドは、クリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』を2024年、日本公開いたします。本作が扱う題材が、私たち日本人にとって非常に重要かつ特別な意味を持つものであるため、さまざまな議論と検討の末、日本公開を決定いたしました。作品を観た上で、クリストファー・ノーラン監督の手による、伝統的な作劇手法を超越した唯一無二の映画体験には、大スクリーンでの鑑賞が相応しいと考えております。日本公開の際には観客の皆様ご自身の目で本作を御覧いただけますと幸いです。『オッペンハイマー』は2024年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2023年12月07日クリストファー・ノーラン監督の名作3作品『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』が12月1日(金)より、109シネマズプレミアム新宿にて35mmフィルムで特別上映されることが決定。圧倒的な映像表現と斬新な世界観で、新作のたびに観る者を驚愕させてきた映画界の鬼才クリストファー・ノーラン監督。1998年に『フォロウィング』でデビューして以降、『メメント』をはじめ話題作を立て続けに発表。クリスチャン・ベールがバットマンを演じた『ダークナイト』トリロジーは世界的な大ヒットを記録。『インセプション』では第83回アカデミー賞で撮影賞など4部門、『インターステラー』では第87回アカデミー賞で視覚効果賞、『ダンケルク』では第90回アカデミー賞で編集賞など3部門を受賞した。そんなノーラン監督の3作品を、ワーナー・ブラザース創立100周年を記念して35mmフィルムで特別に上映。さらに上映する109シネマズプレミアム新宿は、今年4月に新館がオープンし、劇場の音響監修を故・坂本龍一氏が手掛けたことでも話題の劇場だ。『インセプション』出演:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール、エリオット・ペイジ、トム・ハーディ、キリアン・マーフィ、トム・ベレンジャー、ディリープ・ラオ、マイケル・ケイン2010年/アメリカ/カラー/148分鬼才クリストファー・ノーランが国際色豊かなキャストを率いて、世界各地、さらに夢の中へと観る者を誘うSFアクション大作。ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人の心が無防備な状態、つまり夢を見ている間に潜在意識から貴重な秘密を盗み出すスペシャリスト。その特異な才能は産業スパイが暗躍する世界で重宝される一方、そのために彼は最愛のものを奪われ、国際指名手配されてしまう。そんな彼に失った人生を取り戻すチャンスが。そのためには「インセプション」と呼ばれる、アイディアを盗むのとは逆に相手の心に“植え付ける”、およそ不可能とされる任務を成功させる必要があった。もしコブと仲間たちが成し遂げたなら、それは完全犯罪を意味する。だがいかに綿密に計画し、様々な特殊能力があったとしても、行動が全て相手に読まれていては太刀打ちできない。そんな強敵が現れる予感をコブだけが感じ取っていた。『インターステラー』出演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、エレン・バースティン、マッケンジー・フォイ、マイケル・ケイン2014年/アメリカ/カラー/169分クリストファー・ノーラン監督×アカデミー主演男優賞受賞マシュー・マコノヒー×アカデミー助演女優賞受賞アン・ハサウェイの共演。世界最強の監督とキャストが仕掛ける、衝撃の宇宙体。居住可能な新たな惑星を探すという人類の限界を超えたミッションに選ばれたのは、まだ幼い子どもを持つ元エンジニアの男クーパー(マシュー・マコノヒー)。彼を待っていたのは、未だかつて誰も見たことがない、衝撃の宇宙。はたして彼は人類の存続をかけたミッションを成し遂げることができるのか?『ダンケルク』出演:フィン・ホワイトヘッド、トム・グリン=カーニー、ジャック・ロウデン、ハリー・スタイルズ、アナイリン・バーナード、ジェイムズ・ダーシー、バリー・コーガン、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィ、マーク・ライランス、トム・ハーディ2017年/アメリカ/カラー/106分クリストファー・ノーラン監督が挑む、初の実話。究極の映像体験で放つ全世界で大ヒットの緊迫のサバイバル・アクション。ノーラン監督が、豪華アンサンブルキャストと共に、絶体絶命の地ダンケルクから史上最大の救出作戦の実話を描く最高傑作が誕生。1940年、海の町ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士。背後は海。陸・空からは敵――そんな逃げ場なしの状況でも、生き抜くことを諦めないトミー(フィン・ホワイトヘッド)とその仲間(ハリー・スタイルズ)ら、若き兵士たち。一方、母国イギリスでは海を隔てた対岸の仲間を助けようと、民間船までもが動員された救出作戦が動き出そうとしていた。民間の船長(マーク・ライランス)は息子らと共に危険を顧みずダンケルクへと向かう。英空軍のパイロット(トム・ハーディ)も、数において形勢不利ながら出撃。こうして、命をかけた史上最大の救出作戦が始まった。果たしてトミーと仲間たちは生き抜けるのか。勇気ある人々の作戦の行方は!?さらに、ワーナー・ブラザース100周年セレブレーション・プロジェクトとして、世界中で愛される物語で彩るクリスマスイベント「YOKOHAMA MINATOMIRAI CHRISTMAS 2023ワーナー・ブラザース100th ANNIVERSARY~Power of Story~」も横浜ランドマークタワー(ランドマークプラザ・69F展望台「スカイガーデン」)、MARK ISみなとみらい、スカイビルにて開催されている。クリストファー・ノーラン監督3作品35mmフィルム特別上映『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』は12月1日(金)より21日(木)まで109シネマズプレミアム新宿にて35mmフィルムで上映。◆上映スケジュール:1日1回上映予定『インセプション』12月1日(金)~12月7日(木)『インターステラー』12月8日(金)~12月14日(木)『ダンケルク』2023年12月15日(金)~12月21日(木)◆オールナイト上映:12月1日(金)23時~上映作品:『インセプション』『インターステラー』※『ダンケルク』はオールナイト上映および料金には含まれておりません(シネマカフェ編集部)■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedインターステラー 2014年11月22日より全国にて公開© 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.ダンケルク 2017年9月9日より全国にて公開© 2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
2023年11月20日ジェニファー・リーが、『アナと雪の女王』3作目では監督をしないことがわかった。リーは、クリス・バックとともに、過去2作を監督し、大ヒットに導いた。リーによれば、3作目のストーリーのアイデアはスタジオ内の別のアーティストから来たとのこと。まったく新しい方向性で、リーは非常に気に入っているそうだ。ただし、リーはウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーなので、3作目にも深くかかわることは間違いない。新たな監督が誰なのかは不明。『アナ雪』3作目が作られることは、今年2月、『ズートピア2』 『トイ・ストーリー5』の企画とともに発表された。文=猿渡由紀
2023年06月20日クリストファー・ノーラン監督が、最新作『Oppenheimer』(原題)について「Entertainment Weekly」誌に語った。第二次世界大戦中、ロスアラモス国立研究所の初代所長としてマンハッタン計画を主導した“原爆の父”ロバート・オッペンハイマーを描いた今作。細部にまでこだわることで知られるノーラン監督は、エキストラの起用にもこんなこだわりを見せた。「私たちは本物のロスアラモスにいました。エキストラは多くの本物の科学者たちです。エキストラの人たちのリアクションやアドリブが必要だったのですが、彼らは即興でとてもレベルの高い会話を提供してくれました」。核兵器の地政学的な意味合いについて深く考え、精通している科学者たちに囲まれての撮影はノーラン監督に「うまくやらなきゃいけない、歴史に忠実でなければいけない、自分たちがなにをしているのかを理解しなければならない」ということを再認識させたという。キリアン・マーフィーが主人公のオッペンハイマーを演じる『Oppenheimer』は7月21日に全米公開予定。キャストはエミリー・ブラント、ロバート・ダウニー・Jr.、マット・デイモン、フローレンス・ピューら。(賀来比呂美)
2023年05月16日A・A・ミルンの児童小説「クマのプーさん」のキャラクター、クリストファー・ロビンを主人公とするR指定のドラマが企画されていることが分かった。アニメと実写のハイブリッド仕様になるという。「Variety」誌が報じた。脚本はチャーリー・ケスラーリング、パイロット版の監督はコンラッド・ヴァーノン(『シュレック2』『ソーセージ・パーティー』)で、どちらも製作総指揮を兼任する。製作会社「Boat Rocker」よりニック・ナンテル、「Bay Mills Studios」よりシャミア・アンダーソン、スティーヴン・ジェイムズも製作総指揮を務める。現在のところ、「Christopher Robin」のタイトルで企画が進められている本作。主人公のクリストファー・ロビンは幻滅しきったニューヨーカーで、廃墟と化したアパート「100エーカー」に住んでいる。クォーターライフ・クライシス(20代後半から30代半ばに自分の人生のあり方に焦燥感や戸惑いを感じること)に直面しているが、自宅の外にあるドラッグの扉の先に住むしゃべる奇妙な動物たちの助けを借りて、うまく切り抜けようとするという。近年、原作者A・A・ミルンの児童小説「くまのプーさん」の著作権保護期間が終了しパブリックドメインとなったことをきっかけに、プーさん関連のキャラクターを題材とした作品が新しく作られるようになり話題に。今作のほか、2023年6月に公開される『プー あくまのくまさん』にも注目が集まっている。(賀来比呂美)■関連作品:くまのプーさん 2011年9月3日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2023年04月28日クリストファー・ノーラン監督最新作『Oppenheimer』(原題)の予告編が公開された。原作はカイ・バード&マーティン・J・シャーウィンのピューリッツァー賞受賞作品「オッペンハイマー『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」。脚本はノーランが手掛けた。撮影はIMAXフィルムカメラを使用している。主人公として描かれるJ・ロバート・オッペンハイマーは第二次世界大戦中、原爆開発のための「マンハッタン計画」を率いた人物。初解禁された予告編では、キリアン・マーフィー演じるオッペンハイマーの細かい役作りに注目が集まっている。特に目の表情が「オッペンハイマーを彷彿させる」と好評。「すでに傑作の予感」「オスカー像が見える!」「音楽も完璧」「来年、この映画以上に楽しみにしているものはない」といった感想が寄せられている。予告編に登場するのは主にオッペンハイマーでほかのキャラクターが映る時間は限られているが、本編にはエミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ケネス・ブラナー、ゲイリー・オールドマン、ラミ・マレック、ジョシュ・ハートネットら豪華キャストが出演している。『Oppenheimer』は2023年7月21日全米公開予定。(賀来比呂美)
2022年12月20日アン・リーの次回監督作に、息子メイソン・リーが主演することがわかった。ブルース・リーの伝記映画で、メイソンはこの3年間、アジアでトレーニングを受けてきたという。メイソンは、父が監督した『ビリー・リンの永遠の一日』のほか、香港や台湾の作品にも出演してきた。脚本は、『フォックスキャッチャー』『カポーティ』のダン・ファターマンが現在執筆中。ソニーの3000ピクチャーズが製作する。アン・リーの最近作は、ウィル・スミスが主演した『ジェミニマン』。文=猿渡由紀
2022年12月01日11月25日(金)~27日(日)に開催される「東京コミコン2022」で、アンソニー・ダニエルズとクリストファー・ロイドの来日が決定した。3年ぶりのリアル開催となる「東京コミックコンベンション2022」(以下、「東京コミコン2022」)。先日、来日セレブ第1弾ゲストとして、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ出演のカレン・ギランと、ポム・クレメンティエフの来日が発表されたが、この度、来日セレブ第2弾として『スター・ウォーズ』シリーズのC-3PO役でお馴染みのアンソニー・ダニエルズと、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役や『アダムス・ファミリー』シリーズのフェスター役などのクリストファー・ロイドの来日が発表された。2人は期間中全ての日程で来場し、当日は会場において写真撮影会およびサイン会等も予定されている。2大レジェンドが来日する、映画ファンには見逃せないまたとない機会に注目が集まる。※イメージ:2019年開催時の主催者物販の模様また、マーベル/スター・ウォーズストアの3年ぶりのリアル出展が決定。大人気ファッションブランド「A BATHING APE」の出展も決まっており、大きな盛り上がりを見せそうだ。「東京コミックコンベンション2022」は11月25日(金)~27日(日)、幕張メッセ4ホール~8ホールにて開催予定。(text:cinemacafe.net)
2022年09月29日トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル』シリーズ5作目より監督を務めているクリストファー・マッカリーが、ポッドキャスト「Light the Fuse」に出演した。現在製作中の7作目『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』、撮影中の8作目『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』を製作後の予定を尋ねられたマッカリー監督。「正確にはわからない」としながらも、再びトムとの新しいプロジェクトを企画中であることを匂わせた。これまでにもたびたび組んできたエリック・ジェンドレセンと脚本を共同執筆するという。内容については秘密とのことだが、「私たちがすごく長い間話し合ってきた」と長年温めてきた企画であることや、「みなさんが見てきたトムとはかけはなれている」と、トムがこれまでに演じたことのない役、出演したことのないタイプの映画になることを明らかにした。「私が本当に好きなタイプで、得意分野のもの」ということから、“マッカリー色”が強めに出ることが予想される。マッカリー監督は、「もしこの映画を実現できたら、私が作ってきた映画、トムが作ってきた映画、それに二人で一緒に作ってきた多くの映画の面影を見ることにもなるだろう」とも語っている。(賀来比呂美)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 2023年、全国にて公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2022年08月04日