くせ毛は、種類や対策法によっては改善できるかもしれません。ここでは、くせ毛の原因や改善法などについて見てみましょう。くせ毛の原因くせ毛の原因について詳しく見てみましょう。髪の悩み髪の悩みで多いのは、くせ毛や薄毛、剛毛、そして細毛などです。中でも、くせ毛に悩んでいる人は非常に多いといわれています。くせ毛には、個人差があるものの、くせ毛になる人のほとんどはその度合が強いと感じている傾向があるようです。くせ毛は遺伝か自分の身内を眺めていると、似たような髪質が多いような気がすることがあります。日本人は、直毛であるというイメージがありますが、ある報告によると、およそ9割の日本人がくせ毛だというデータもあるようです。特に波状毛と呼ばれる、波打ったような髪質が日本人の中でもっとも多いといわれています。波状毛には、ウェーブが大きい場合と小さい場合があります。普段、なかなか髪がまとまらないと悩んでいる場合は、波状毛であることが多いでしょう。くせ毛というのは、ほとんどが遺伝によって出ると考えられています。両親のどちらかがくせ毛である場合、およそ7割の確率でくせ毛になるという報告があります。また、親がくせ毛でなくても歴史をさかのぼっていく過程で、くせ毛の人がいる場合は、発現する可能性があります。さらに、くせ毛は優性遺伝であるため、発現しやすいともいわれています。そのほかの原因であることもくせ毛は、遺伝以外が原因となっていることもあります。たとえば、ホルモンバランスが変化してしまったり、ダイエットやストレスなどが要因になったりすることが多いようです。また、近年増えているといわれている原因が、シャンプーやトリートメント、スタイリング剤の成分に含まれている添加物やコーティング剤によるといわれています。添加物やコーティング剤が毛穴の中に詰まってしまい、髪が成長していく過程で邪魔をして結果として髪が曲がって伸びていき、くせ毛になるようです。くせ毛対策シャンプー方法くせ毛を改善させるためには、正しいシャンプー法を身につける必要があるといわれています。ブラッシングシャンプー前に、ブラッシングをしておくことで、汚れを浮かすことができたり、絡まった髪をほどくことができ泡立ちやすくなるようです。ただし、ブラッシングをする際には頭皮を強くこすってしまうと傷つきやすくなりますので気をつけるようにしましょう。シャンプーの仕方シャンプーをする際には次のことに気をつけるようにしましょう。シャンプーをする前に水だけで汚れなどを洗い落とします。この時に、頭皮をマッサージするように丁寧に洗います。シャンプーをしっかり泡立てて、頭皮を傷つけないように洗います。すすぎをする際には、洗髪したときの倍の時間をかけて洗い流すようにする。毛穴の汚れをシャンプーで落とすことはもちろんのこと、洗った後のシャンプーの成分が毛穴に残らないようにしっかりとすすぐことが大切だといわれています。ドライヤーの当て方にもひと工夫くせ毛を改善させるためには、ドライヤーの仕方も重要です。くせ毛は水分の影響を受けやすいくせ毛の場合、髪の内部のタンパク質線維が不均一につまっていることが原因であることがあります。通常であれば複数のタンパク質が均質に含まれており直毛になるのですが、タンパク質が不均一であることから水分バランスが崩れてうねりが引き起こされやすくなるようです。水分をしっかり飛ばすくせ毛の髪をドライヤーする場合は、髪の斜め上から頭皮と適度な距離を保ちながら熱を当てて、髪の水分が無くなるまで乾かすとよいでしょう。そうすることで、キューティクルがしっかりと閉じて、サラサラになりやすいようです。くせ毛を改善する生活習慣後天的にくせ毛になった場合は、生活習慣が影響していることがあります。生活習慣の改善健康に悪い影響を及ぼす生活習慣になっている場合には、そのほとんどが髪にも悪いといわれています。特に次のような生活習慣をしている場合は、改善をする努力が必要であるといえるでしょう。脂っこいものを食べる食生活が多いストレスを感じやすい生活睡眠不足運動不足これらの生活習慣は、くせ毛以外にも体に悪影響を及ぼしている可能性が高いです。できる限り不健康な生活環境をなくしていくようにしましょう。これらの生活習慣を改善しても、くせ毛が治らない場合は、そのほかの要因を考えながら対応されていくとよいでしょう。監修:馬渕知子
2017年05月04日アトピーになりやすい人はアトピー素因を持つことが特徴とされています。皮膚を清潔に保ち、保護や保湿をすることに加え、食事を見直すことで改善が見込めるといわれています。アトピーを改善する食事や皮膚への対策について見てみましょう。アトピーになりやすい人の特徴アトピーになりやすい人の大きな特徴として、アトピー素因を持つことがあげられます。アトピー素因とは、家族や本人にアレルギー皮膚炎や気管支喘息、アレルギー性結膜炎の既往歴があることや、両親にアトピー性皮膚炎の既往歴があるなどの遺伝的要素を持つこと、IgE 抗体を生成しやすい要素を指すといわれています。IgE 抗体とは、アレルゲンと結合することによって、肥満細胞から炎症を生じさせる化学伝達物質を放出させてアレルギー反応を発症させるタンパク質とされています。アトピーを改善する食事アトピーの改善には、油の摂り方が重要と考えられ、摂取する油の種類に注意が必要です。アトピーに影響をおよぼす油や食品には以下のものがあります。αリノレン酸αリノレン酸を多く含む食品には、えごまなどの野菜や果物、青魚や海草類などがあります。油では、あまに油やエゴマ油、しそ油などがあり、αリノレン酸の油にはアトピー抑制効果を持つと考えられます。また、DHAやEPAのサプリを摂取することも、アトピー性疾患の改善に効果があるとされています。オレイン酸調理油にはアトピー性疾患において中立で酸化しにくい、オレイン酸を含有しているオリーブオイルを使用しましょう。しかし、オリーブオイルの加熱使用にはアトピー性疾患を悪化させるトランス脂肪酸が発生することがあるため天ぷらなどの揚げ物での調理は控えて、できるだけ少なめに使用することをおすすめします。動物性の食品魚魚に含まれるEPAやDHAはアトピー喘息の抑制や改善効果があると考えられます。特に、EPAの摂取によってアトピー性の疾患の予防や改善に期待が持てます。EPA、DHAの作用アトピー性皮膚炎や喘息、花粉症などの抑制や脳の活性化、血液さらさら効果、脳血栓や動脈硬化の予防、コレステロール低下作用などが考えられます。EPA、DHAを多く含む魚は主に青魚であり、いわしやサバ、アジなどがあります。玄米アトピー性の疾患の改善や予防効果が期待できる主食として玄米があげられます。玄米は体内の酵素を豊富にすることや白米よりもマグネシウムは6倍、ナイアシンは14倍多く含まれておりアトピー性疾患の予防や改善に有効であると考えられます。アトピーを改善するために避けたい食事リノール酸必須脂肪酸であるリノール酸は、大豆油、コーン油、ベニ花油などに含まれています。酸化しやすくアトピー性疾患を悪化させる危険性もあるため調理油としての使用は控えましょう。リノール酸は、通常の食事で不足になることはなく、必要量の約6倍摂っているといわれます。マーガリンマーガリンは、化学溶解剤のヘキサンによって抽出されてトランス脂肪酸が大量に含有される油に水素を添加し、固体化させた消化に悪く身体にとって危険な油と考えられます。欧米諸国では、マーガリンは毒物の扱いを受けており、食べ続けることでアトピー性皮膚炎や喘息の発症が悪化する可能性があります。また、最近の研究において、トランス脂肪酸はアトピーを含むアレルギー性の疾患だけでなくさまざまな健康被害への関与が明らかになっています。動物性の食品肉肉に含まれるアラキドン酸には、アトピー性皮膚炎や喘息を悪化させるといわれています。アトピーの改善策アトピー性皮膚炎の改善策として、皮膚を清潔に保ちスキンケアなどで保湿することによって皮膚の機能異常を正すことが大切です。毎日の入浴やシャワーで皮膚を清潔に保つ強くこすらないように気をつけて、汗や汚れをすみやかに落としましょう。清潔といっても、石けんの使用する程度で十分とされています。消毒薬などによる清潔と誤解しないようにしましょう。皮膚に付着しているさまざまな物質や真菌、細菌などを取り除くためにも入浴やシャワーは有効とされています。石けんやシャンプーは洗浄力の強いものは避け、洗い残しのないように十分にすすぐことが大切です。しかし、タオルなどでゴシゴシと擦りながら洗うことは皮膚を刺激するため控えましょう。また、高い温度のお湯はかゆみを誘発することがあるので避け、入浴後にほてりを生じさせるような入浴剤や沐浴剤を使用しないように心がけましょう。肌の保湿や保護皮膚の保湿や保護を目的とした外用薬は皮膚の乾燥を防止することに有効とされています。必要に応じて入浴やシャワーの後に塗布しましょう。その際の外用薬は使用感が好みのものを選んでも構いませんが、製品によって接触性皮膚炎を引き起こすことも考えられるため、症状の経過を注意し観察しながら使うことが大切です。また、軽い皮膚炎は、保湿や保護を目的とした外用薬の使用だけでも改善することがあります。その他の改善策新しい肌着を着用するときは、使用する前に洗濯をしましょう。洗濯の際の洗剤はできるかぎり界面活性剤の含有率が低いものを使用しましょう。患部を掻かないように短く爪を保つことや、包帯や手袋などで保護することも有用だと考えられます。また、適温や適湿などの室内環境を整えることもアトピー性皮膚炎の改善に大切な要素といえるでしょう。監修:小谷和弘
2017年05月01日質問:日常生活では困っていないのですが24歳くらいから不整脈を指摘されています。日常生活では困っていないのですが24歳くらいから不整脈を指摘されています。仕事柄接待も多く、たばこも毎日2箱喫煙しており、年々血圧も上がって不安に思っています。毎日仕事に追われ、周りからは仕事のストレスと言われていますが、自分としては仕事にやりがいを感じています。今病気になり仕事ができなくなってしまうことを考えると、収入面や気持ち的にも大きな不安です。何から変えていけばよいのでしょうか?神奈川県:HIROKOさん(36)回答:「不整脈」と生活の改善についてお答えします。――生活習慣から改善していきましょうお若いときから不整脈を指摘されていて、年々血圧の上昇がみられているとのことで、ご心配ですね。また、お仕事が大変忙しく、接待なども多く喫煙も続けられているということですね。不整脈を指摘された際に、不整脈の種類や治療について何か説明を受けられたでしょうか。ここでは、特に心臓に大きな病気があるわけではなく、知らず知らずのうちに溜まっているストレスや生活習慣による不整脈が続いているものとしてお話を進めさせていただきます。不整脈の原因として挙げられるのが、加齢や体質的なもののほか、ストレス、疲労、睡眠不足や高血圧、肺の病気や甲状腺の機能異常がある場合などです。不整脈を改善するために、まず大切なのは肉体的・精神的ストレスの解消です。忙しくてもきちんと定期的に休息の時間を設けることが大切になります。いかに仕事に生きがいを感じていたとしても、倒れて何もできなくなってしまっては元も子もありませんから、最低限の睡眠時間やリフレッシュの時間は確保しなくてはなりません。食事に関しては、脂質の多い食べ物や、不整脈につながりやすいカフェインを多く含むコーヒーなどはできるだけ控え、バランスよく野菜や果物などもとるようにしましょう。加えて、肉体的・精神的なストレスの解消に、運動は極めて効果的です。日中、日に当たってスポーツをすることで、筋肉の緊張もほぐれ、気分もすっきりする効果が期待できます。上に挙げたような方法を続けることで、気になっている不整脈を減らし、ストレスによるものであれば、高血圧もある程度の改善が期待できるでしょう。<ぜひとも禁煙を!>また、ご相談者さまの生活習慣の中で非常に気になるのが喫煙です。一日に2箱の喫煙を続けられているということですが、喫煙は、心臓の筋肉の酸素欠乏を招くことで、不整脈の原因の一つとなっていることが懸念される上、血液を固まりやすくし、血管の中に血の塊(血栓)を作りやすくして脳梗塞や心筋梗塞などのリスクを大幅に高くしてしまいます。ぜひとも禁煙しましょう。ご自身で禁煙されることがなかなか難しいという場合には、医療機関の禁煙外来などを受診する方法もあります。どうぞお大事にしてください。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日スポルツはこのほど、糖尿病患者や予備軍の人の予防や改善に向け、糖尿病療養支援サービス「糖尿病コーチング」のオンラインプログラム提供を開始した。同プログラムは、NPO法人ヘルスコーチ・ジャパンと連携して提供するもの。糖尿病は日々の食習慣、運動習慣などの生活習慣を見直すことで予防・改善が可能だが、生活習慣の改善では患者の生活スタイルを変えなくてはならないことも多い。そのため、取り組みの重要性は理解していても、実践は難しいといった課題がある。そこで、糖尿病患者や予備軍の人を個別にしっかりと理解し、それぞれに合わせて生活習慣を健康なものに変えていけるようオンラインにてサポートするプログラムを開発した。相手のやる気と行動を引き出す対人支援スキル・コーチングに、同社が展開しているデジタルヘルスを活用した「ヘルスコーチング」を組み合わせている。プログラムでは、糖尿病患者や予備軍の生活習慣改善につながるヘルスコーチングを行うためのコンテンツと、運用を行うためのノウハウを提供。オンラインにて、ヘルスコーチングによる行動変容を促すコミュニケーションを行うことで、糖尿病患者や予備軍の人々が、無理なく生活習慣を改善し、定着させることができるという。
2016年11月17日「デブ菌」を減らす体質改善モニター募集ダンワールドが全国で展開している「イルチブレインヨガ」のスタジオで11月1日~30日の間、体質改善モニターを募集している。キャンペーン期間中の入会で1ヶ月以内に体重マイナス3kg、腹周りマイナス5cm、体温プラス0.5℃以上のいずれかの変化が見られたら、クリスタルマッサージバーや今治タオルなどのプレゼントが用意されている。「イルチブレインヨガ」は、東洋の伝統的なトレーニングと最新脳科学を統合した脳ヒーリングヨガを行っている。初心者・上級者関係なく同じレッスンを行い、自分の状態を意識することで、バランスや不調を整え、自然に健康な状態に戻すヨガプログラムが組まれている。また東洋医学を取り入れたエクササイズは、腸の動きを活発にしてデトックスを促すので「デブ菌」を減らし、腸からの体質改善が期待できる。「デブ菌」とは2006年に米国ワシントン大学の研究チームが行った「肥満と腸内細菌の関係」の調査で判った「ファーミキューテス類」の細菌のこと。調査で肥満の人の腸内細菌には、「ファーミキューテス類」が多いことが判明。また、カロリー制限で体重を減らすと減少することも判明した。さらに肥満の人には「バクテロイデス類」の細菌が少なく、体重を減らすと「バクテロイデス類」の細菌が増えることから「バクテロイデス類」は「やせ菌」と呼ばれている。デブ菌撃退デブ菌を減らしやせ菌を増やす第一歩は、腸内環境を整えること。自律神経のバランスを整えて腸をリラックスさせると理想的な状態へ近づける。「イルチブレインヨガ」は、腸周りの筋肉を刺激し、血液と気エネルギーの流れ(気血循環)をスムーズにすることで腸の働きを活発にするエクササイズを実践している。下半身や下腹部を内側から温めることで、腸をリラックスさせデブ菌を撃退する。秋から冬にかけての時期は、基礎代謝が活発になるためダイエットに最適なタイミング。イルチブレインヨガで腸内環境を整えてやせ体質を手に入れたい。【参考】※イルチブレインヨガキャンペーン
2016年11月12日初めてシベリア人参でのむくみ改善を実証株式会社資生堂は2016年7月5日、シベリア人参エキスについて、一回の摂取で脚のむくみを著しく改善する効果があることを発見したと発表。これらは今回の試験を実施したことで判明したもので、シベリア人参でのむくみの改善をヒトで実証したのは今回が初めてとなる。また、世界で初めてシベリア人参に含まれる成分「エレウテロシドE」がリンパ管を強化し機能を改善することを明らかにした。リンパ管は水分や老廃物を回収する働きをすることから、シベリア人参がリンパ管を強化し脚のむくみを改善すると見られる。この発見がもたらすのは体内からの健康・美容の大きな可能性だ。研究成果はアメリカの栄養学術誌「Nutrition Research」2016年7月号に掲載される。受容体「タイツー」に着目血管・リンパ管の機能をコントロールする大事な働きをする受容体タイツー。シベリア人参の成分がタイツーにどう作用するか調べる際に対象者となったのは20~30代の女性50名。シベリア人参エキス100ミリグラムを含む飲料と、水を摂取した場合の脚のむくみを測定した。摂取から2時間ごとに脚の体積を測定。水を摂取した時に比べシベリア人参摂取の場合2時間後、4時間後と6時間後に著しくむくみが改善した。摂取後4時間経過後は水の摂取後に比べ約3割改善。「むくみの改善」だけでなく、脚の「疲労」や「冷え」も改善されたという声もあった。資生堂の研究で分かってきたこと資生堂がこれまで明らかにしてきたことは、加齢で毛細血管の機能が落ちると皮膚への栄養供給が遅くなること、紫外線の影響や年齢を重ね皮膚のリンパ管がもろくなると、水分や老廃物の排出が滞り、水分が蓄積してむくみが起きること。そしてリンパ管の機能低下が進むと皮下脂肪がリンパ管から漏れ出して脂肪が蓄積し、長期的なたるみが引き起こされること。今回の結果では、受容体タイツーの活性化で、血管だけでなくリンパ管も強化されてむくみが改善されたと考えられる。シベリア人参の有効成分についての研究資生堂はシベリア人参に含まれる有効成分エレウテロシドEの機能を調べるため、培養したヒトのリンパ管内皮細胞へエレウテロシドEを添加。エレウテロシドEが受容体タイツーを活性化し、接着因子VE-カドヘリンを細胞膜に引き寄せ、リンパ管の内皮細胞同士がしっかり接着するという作用を発見した。リンパ管の内皮細胞同士を隙間なく密着させ漏れにくいリンパ管へする。シベリア人参のエレウテロシドEには、受容体タイツーの活性化で一酸化窒素を作り出すため、むくみ改善の即効性があることも確認済み。受容体タイツーを活性化する美容素材の可能性は様々で、2015年から資生堂や大学・病院の研究者による「タイツー・リンパ・血管研究会」が発足。資生堂は毛細血管・リンパ管に関する研究を今後もさらに進める。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社資生堂プレスリリース
2016年07月09日初対面で目を合わせた瞬間に「あなた貧血でしょう?」とか、握手する手を見ただけで「タンパク質をあまり食べてませんね?」などと指摘され、それがぴったり合っていたら驚きますよね。それが医師ならなおさらのこと!斎藤糧三先生は、まさにそんなドクター。専門は「機能性医学」という新しい医療です。海外ではすでに定着しつつあるこの「機能性医学」、一体どのようなものなのでしょう。根本原因を探り、生活改善で治す 「機能性医学」とは?機能性医学… 日本ではあまり聞き慣れない言葉ですが、おおまかに言えば「よくある慢性的な病気や原因不明の不調に対して、薬などの対症療法に頼らず、根本原因を探って生活改善によって治す」という考えに基づくもの。もう少し詳しく、先生にお話を伺いましょう。「機能性医学は、1990年にアメリカのジェフリー・ブランド博士が提唱した新しい医学です。アメリカではここ20年ほどで定着し、かなりポピュラーになってきました。熱があるから解熱剤を出し、咳が止まらないから咳止めを処方するというのではなく、熱や咳の原因を調べ、その原因を取り除くことで健康を取り戻す方式ですね。アメリカではもう、従来の投薬に重きを置いた対症療法では無理だと国民が気づいただけ。日本は保険制度が完備されていて、誰もが平等に医療が受けられるしくみが整っていますが、アメリカは、病気になったから治療を受けたのでは高額の治療費がかかる。知恵のある人はいかに病気を避け、病院に頼らない方法を追求する傾向があります。機能性医学が広く受け入れられる下地があったわけです」(斎藤先生)近年は日本でも、機能性医学が求められているはず。生活習慣病などの慢性病(治療が長引き、慢性の経過をたどるさまざまな病気)が、日本の医療費に占める割合はおよそ8割だからです。花粉アレルギーや、アトピー、うつ病、頭痛、冷え症、ぜんそく、蕁麻疹、リウマチ、便秘、糖尿病などは、多くの人が悩む慢性病の代表的なもの。学校へ行けないとか仕事を休まなくてはならないというほどひどくはないけれど、仕事や勉強の能率を著しく下げてしまうような病気が増え続けていることは、社会が抱える重大な問題です。最近では、ガンさえも生活習慣によるものと言われていること、見逃せません。病気は “医者に治してもらう” のでなく患者さんと医師が「一緒に」治すもの「多くの人が医者から処方された薬を飲み続けています。それでも治らない。その結果ドクターショッピング(あちこちの病院、さまざまな科、主治医を転々と変えること)をし、時間もお金も使ってしまう。対症療法でなく、症状の原因に目を向けて診断すると、その方が栄養バランスが悪かったり、病気を呼ぶような環境にいることがわかったりします。栄養の偏りを正したり、足りない栄養素を補ったりするだけで症状が軽くなる人が多く、中には何十年も苦しめられていた頑固な持病がすっかり治ってしまうケースもあるほど。『先生のように、私の生活の中に原因があるのではないかと探ってくれた医者は今までいなかった』と感謝されると、本当に良かったなと思いますよね」(斎藤先生)斎藤先生が機能性医学と出会ったのは、自分が長年悩んでいた花粉症をこの医学が治してくれたからでした。そもそもアンチエイジングに力を注ぐ医師でありながら、慢性疾患になすすべがない従来型の医療に疑問を感じていた先生は、2006年、うっかりカビの生えた燻製肉を食べたことがきっかけで、腸の調子が悪くなりました。お腹の張り、ガス、下痢などに散々悩まされた挙げ句、1カ月後に症状は全身に広がり、手のひらや足の裏にまで炎症が起こり、膝にはリウマチを思わせるような関節痛まで生じてしまったのです。なぜ、カビ毒からそんな全身の症状が引き起こされるのか、従来型の医療では説明がつかない。何かないのだろうか… と考えていたところ、アンチエイジングの国際学会の仕事をしていた折りに、腸と全身疾患の関係を解いた『機能性医学』というものを知り、急に興味を持ちました。2007年からは、アメリカで機能性医学のプログラムに参加し、この医学を系統的に学び、日本人として初めて「機能性医学認定医」の資格をアメリカで取得。日本ではまだ紹介されていなかった機能性医学研究所を設立します。そして2008年、機能性医学の底力を自ら体感するターニングポイントがやってきたのです。「その年の機能性医学のトピックのひとつがビタミンDだったのですが、機能性医学では、ビタミンDを“免疫系を整えるのに必須の栄養素”ととらえているんです。そこで『小さいときから抱えているアトピーや花粉症などのアレルギー疾患は、ビタミンDの慢性的な欠乏によるものかも』と思うようになりました。そして、実際にビタミンDを摂取することで自分の花粉症が治ってしまったんですよ。ほんとに、これだ! と思いましたね」(斎藤先生)「生活」を変えるのは、患者さん本人病気には「遺伝的要因」と「環境的要因」の2つがあります。遺伝的な要素は両親から受け継いだものなので生涯変化しませんが、環境的なものは食生活などの生活習慣や、その人の置かれている生活環境によってコントロールが可能です。遺伝子に関わらず最大の健康を得るためには、生活習慣・生活環境を最適化することが大切。もちろん、人の体は代謝ひとつとっても十人十色。なので、一人一人に合わせた見極めも必要です。「日本人は『病気になったら病院で薬をもらって治してもらおう』という発想に陥りがちですが、生活を変えるのは患者さん本人。医者にはできません。医師と患者さんが二人三脚で疾病に立ち向かうこと。治してもらうのではなく、一緒に治すという気持ちを持ってもらうことも大切なんですよね」(斎藤先生)慢性病を改善するための「5つの習慣」機能性医学では、これまでとは全く違ったアプローチで原因を特定していきます。例えば、精神的な悩みにも栄養不足を疑ったり、頭痛であれば肝機能の低下を疑う、など。女性に多いむくみや冷え症はタンパク質不足が原因であることが少なくないのだそうです。「普通の医師ならばたいして深く注意を払わないような対人関係や、睡眠環境といった領域まで、聞き出すこともありますね。それも、機能性医学においては慢性病を治す上で欠かせないポイントなんですから」(斎藤先生)そして慢性病を改善するために「5つの習慣」を提案します。1:栄養精製糖や白い穀物を控えて、良質のたんぱく質・脂質をしっかり摂り、ビタミンやミネラルが不足しないように気をつけること2:ストレスと対処力置かれている状況を把握したうえで、ストレスを味方にするようなものの考え方をする3:運動と活動30分ほどの速歩や自宅で行える簡単な筋トレを取り入れるだけで、メタボもロコモも防げて、認知症リスクが下げられる4:睡眠と休息栄養状態を整えると同時に、光をコントロールし、睡眠時無呼吸症候群などにも対処5:家族とソーシャルネットレジャーや運動などを介して人とのつながりを増やすことが、それぞれの慢性疾患のリスク軽減これらはすべて、治療薬を飲み続けるよりも低コストでできること。患者さんにできそうなものから薦めますが、5つのなかでも要となるのは1つめの「栄養」。1日3回、無意識のうちに口にしている食事の中身(=栄養バランス)、これを整えるだけで、慢性疾患のリスクが下げられるためです。食生活を整える「ファンクショナル栄養学」機能性医学に基づく栄養の考え方は「ファンクショナル栄養学」と言われます。従来の栄養学が慢性病を招いているのだとしたら、それを予防する食事法が必要。これが「ケトジェニックダイエット」と呼ばれるものです。勘違いされがちなのですが、「ダイエット」とは、日本ではこの30年ほどの間に「減量」を指す言葉になってしまいました。そもそも英語では「食事法」という意味です。現代人には必要のない糖質の過剰摂取をやめ、栄養のバランスを考えたケトジェニックダイエットを広めるため、斎藤先生は2013年、「一般社団法人 日本ファンクショナルダイエット協会」を立ち上げました。全米では、名門病院クリーブランド・クリニックにも2014年に機能性医学の外来が開設。全米から患者さんが殺到して、常に200人以上のウエイティングリストができているそうです。アメリカで広まりつつある機能性医学は、医療費がパンク状態の日本においても、近い将来、不可欠な医療になると考えられているのです。斎藤糧三先生 プロフィール1973年東京都生まれ。医師。1998年に日本医科大学を卒業後、産婦人科医に。現在、日本機能性医学研究所所長、一般財団法人日本ファンクショナルダイエット協会副理事長、サーモセルクリニック院長、ナグモクリニック東京・アンチエイジング外来医長。機能性医学をいち早く日本に紹介し、日本人として初めての機能性医学認定医に。栄養療法、アレルギーの根本治療、ケトジェニックダイエットの啓蒙・指導、更年期症候群の治療、アスリートの栄養管理など、得意分野は多岐に渡る。著書に『慢性病を根本から治す「機能性医学」の考え方』(光文社新書)。『スーパーフード事典 BEST50―栄養素、効能、おいしい食べ方がわかる』(監修/主婦の友社)。そして話題の新刊『糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる!ケトジェニックダイエット』(講談社)が2月24日発売に。
2016年03月26日京セラと日本予防医学協会は9月16日、ヘルスケア分野で協業し、スマートフォンとウェアラブルデバイスを活用することで、継続的に生活習慣の改善をサポートする新しいサービス「デイリーサポート」を今秋より、日本予防医学協会を通じて、健康経営を目指す企業、健康保険組合、ヘルスケアサービス事業者に対して提供すると発表した。本サービスは、継続的に毎日の生活習慣を把握できるよう、ウェアラブルデバイス「TSUC(ツック)」・デイリーサポート用アプリ・支援者(保健師など)向けWEBサイトの3つのツールが用意されている。TSUCは、身に着けることで、日常の活動量を測定し、そのデータを自動でスマートフォンへアップロードできるウェアラブルデバイス。デイリーサポート用アプリは、スマートフォンを活用することで、毎日の活動量、睡眠、食事などの生活習慣とその結果である内臓脂肪の状況を測定し、「見える化」するアプリケーション。アプリ上に表示されたグラフや数値で自分の状態を確認・管理することができるという。また、ポイント制機能があり、JTBベネフィットと連携予定だとしている。支援者(保健師など)向けWEBサイトでは、支援者(保健師など)が、自分が担当する対象者の活動状況をWEBサイト上で確認でき、健康増進に向け、個別に指導メッセージを送ることができるという。TSUCの標準販売価格は7,000円、サービス標準販売価格は月額600円となっている。いずれも税込価格。
2015年09月17日JTBグループで福利厚生のアウトソーシングサービスを提供するJTBベネフィットは9月16日、京セラと日本予防医学協会が同日発表した生活習慣改善支援サービス「デイリーサポート」のパートナー企業として、同サービスの継続的利用に向け、JTBベネフィットが提供するポイント交換サービス「サンクスコレクト」と連携していくことを発表した。デイリーサポートは、スマートフォンとウェアラブルデバイスを用いて、日々の生活データを取得し、生活習慣の改善を支援するサービス。一方のサンクスコレクトは、さまざまな目的に併せて従業員や販売代理店、自社の顧客などの対象者に対して、報奨(インセンティブ)としてのポイント付与を提供するもので、対象者は貯まったポイントを、約1万点のサービスや商品へ交換することができる。なおJTBベネフィットでは、今後はポイント交換サービスに加え、同社の事業の柱である福利厚生サービスとも連携し、リフレッシュやスポーツ・旅行などの実際の健康増進の場そのものも提供していきたいとしている。
2015年09月16日ロシュ・ダイアグノスティックスは9月16日、京セラと日本予防医学協会が同日発表した生活習慣改善支援サービス「デイリーサポート」のパートナー企業として、POCT(Point of care testing:臨床現場即時検査)生化学分析装置「コバス b 101」を用いた血液データ管理における提携を2015年秋より開始すると発表した。デイリーサポートは、スマートフォンとウェアラブルデバイスを用いて、日々の生活データを取得し、生活習慣の改善を支援するサービス。同分析装置は、HbA1cと脂質を1台で測定可能であり、同サービスと連携することで、血液データの情報管理を可能とする。具体的には、サービスを活用しているユーザーが企業内診療所などに設置された同分析装置で血液測定を行った結果が出力された用紙に印刷されたQRコードを専用アプリにアップロードすることで、保健師などから得られる健康指導の一助とすることなどが可能となる。なお、同社では、今回の提携により、健康保険組合などを通じた保健指導など、予防医療での幅広い活用が期待できるようになるとしており、生活習慣病予備軍の早期発見や予防意識の改善・向上などにつなげていければ、とコメントしている。
2015年09月16日京セラと日本予防医学協会は9月16日、スマートフォン(スマホ)とウェアラブルデバイスを連動させることで、継続的に生活習慣の改善をサポートする生活習慣改善支援サービス「デイリーサポート」の提供を2015年秋より、日本予防医学協会を通じて、健康経営を目指す企業や健康保険組合、ヘルスケアサービス事業者などに提供すると発表した。日本の国民医療費は年々増加しており、2014年度は年間で約40兆円となった。医療費が高騰していく大きな要因として、歯科を除いた医療費の約3割を占める生活習慣病の存在が挙げられる。この生活習慣病に関しては、要介護者の約7割に生活習慣/生活習慣病が関与しているとも言われており、医療費の抑制などの観点からも、生活習慣の見直しによる健康増進に期待が高まっている。また、政府としても厚生労働省が「データヘルス計画」を、経済産業省が「健康経営銘柄」を打ち出すなど、効果的な保険事業の実施が健康保険組合(健保組合)や企業に求めるといった動きが出てきており、今回のサービスは、そうした施策を意識した健保組合や企業をターゲットとして提供されるものとなる。日本予防医学協会の専務理事を務める村瀬孔一氏は「従業員の健康への配慮を、単に福利厚生の面から取り扱うのではなく、従業員の士気や生産性を高め、ひいては経営面にもメリットをもたらすものとして、健康管理を経営的視点から戦略的に進めていく、いわゆる健康経営の視点が重要となる」とし、新たな企業価値の1つの側面として、従業員の健康が重要な意味を持っていくであろうとした。同サービスのコンセプトは「健康管理のために自分で機器を購入して、データを収集し、健康管理を行っていく人のみならず、そういったことを意識していない人も手軽に利用できるもの」というものが掲げられており、京セラとしては今後、進化をしていく予定としているが、第一弾のサービスとして今回、継続的に毎日の生活習慣を把握することを目指し、活動量を自動でチェックしてくれるウェアラブルデバイス「TSUC(ツック)」、TSUCからのデータなどを収集してくれるiPhone/Androidスマホ向けアプリ、そしてユーザーの健康についてアドバイスを行う企業や健保組合などの保健師などに向けたWebサイトの3種類が提供される。TSUCは、白、黒、ライトグリーン、赤、ピンクの5色が用意されており生活防水仕様となっている。機能としては、加速度センサと気圧センサが搭載されており、それらを低消費マイコンで管理し、スマホとはBluetoothで通信を行う。データとしては、歩いているとか走っている、乗り物に乗っているといった状態を検出して得られる、歩数カウントや消費カロリーといったものが記録される。駆動はボタン電池で約4カ月間となっており、Bluetoothのスイッチをオフにしていても、活動記録そのものは蓄積されていく。一方アプリについては、24時間の行動履歴グラフを中心に、企業や加入健保組合の内部などで見たユーザーの成績順位、歩数の目標と実際の比較などが表示されるほか、食事や睡眠、活動なども入力も可能で、食事アプリ「デイリーダイエット」、睡眠アプリ「デイリースリープ」、内臓脂肪推定アプリ「デイリースキャン」などもセットで提供される。デイリーダイエットは、食事時間を生活習慣として記録するアプリで、食事の食べ始め、食べ終わりの時間の記録のほか、食事の写真を撮影すると、自動で画像解析する機能を用いて、摂取カロリーの計算、分析、行事などを行ってくれるというものとなっている。このカロリーはあくまで目安であり、精度が不十分と思われる場合などは、メニューや履歴などを含めて手修正を行うことで、精度を向上させることも可能だ。2つ目のデイリースリープは、睡眠中の身体の動きと目覚めの状態を検知して、眠りの質を判別することを可能とするアプリ。何時に寝て、睡眠の深さの度合いはどうか、起きたときの状態はどうか、といったことを知ることができる。そして3つ目のデイリースキャンは内臓脂肪を推定するアプリ。スマホを8秒間かけて、へそ部分から、背中にかけて身体に当てつつ半回転させるだけで、自分の内臓脂肪がどの程度か、という目安を知ることができる。仕組みとしては、実際に超音波や電磁波をスマホから出して解析しているわけではなく、スマホに搭載されたジャイロセンサで腹囲の形状を測定し、日本医学予防協会の協力を得て開発した内臓脂肪面積の推定アルゴリズムと、画像データベースを元に、実測値から内臓脂肪面積を推定し、画像データベースから最適な画像を選択して表示するといったものとなっている。3つ目のサービスである支援者(保健師など)向けWebサイトは、基本的にユーザーには自己の活動内容に合わせたアドバイスが自動で届く仕組みを採用している(自動学習機能を有しており、ユーザーの行動パターンなどを学習し、よりマッチしたアドバイスをしてくれる仕組みを採用している)が、保健師などが実際にユーザーの各種の活動状況をチェックすることも可能であり、評価が悪いユーザーに対して、個別にメッセージを送ることで、より健康な生活の実現に向けた支援ができるようになっている。なお、デイリーサポートはオープンプラットフォームとして展開していくとしており、すでにロシュ・ダイアグノスティックと提携し、血液データ管理サービスを提供していくことが決定しているほか、JTBベネフィットが、同サービスを楽しく、継続的に利用してもらうために、ポイント交換サービス「サンクスコレクト」との連携を行っていく予定としている。またサービスの価格としては、TSUCの標準販売価格が7000円、サービスそのものの標準販売価格は月額で600円を予定しており、当面の目標として、100万人の加入を目指すとしている。
2015年09月16日第23回日本運動生理学会がこのほど都内で開催され、天然の糖質「パラチノース」に着目した研究のランチョンセミナーが行われた。パラチノースは生活習慣病などの改善に有効とされており、当日はその相乗効果が期待できる研究成果が発表された。○さまざまな分野で注目されるパラチノース「体内でゆっくりと吸収する食べ物のエネルギー」を意味する「スローカロリー」という言葉をご存じだろうか。スローカロリーは血糖値やインスリンが急激に上昇せず、おだやかに吸収されていくため、内臓脂肪が蓄積しにくく、満腹感や満足感が持続するという特徴を持つ。パラチノースもスローカロリーに該当し、優れた機能性甘味料として、医療分野をはじめ、スポーツ分野やダイエット食品などさまざまなものに広く使われ始めている。今回のランチョンセミナーでは、東京慈恵会医科大学 医学部医学科の鈴木政登氏が「糖-脂質代謝に及ぼす一過性パラチノース経口投与の影響およびメタボリックシンドローム危険因子に及ぼす長期投与と運動との併用療法の影響」と題して、その研究成果を講演した。肥満や糖尿病療法の基本となるのは、食事と運動療法にある。これまでの食事療法では、「摂取エネルギー量を制限」することが主だった。しかし、パラチノースがもつ「ゆっくり吸収される」という利点を生かし、単なる供給制限でなく「摂取エネルギーの質」にも着目した摂取による研究が進められている。さらに運動療法と併用することで、メタボリックシンドロームや糖尿病性腎症の抑制が期待されるという。鈴木氏は、健康なラットと糖尿病のラットにパラチノースとスクロース(砂糖)を与えた実験で、どのような違いが現れるかを研究した。○パラチノースは糖尿病などの生活習慣病に効果的エネルギー代謝面において、パラチノースとスクロースでどのような変化があるかを見たところ、健康なラットにおいては有意な差は見られなかった。だが糖尿病のラットでは、スクロースを与えたラットに比べて酸素消費量や糖質消費量、脂質を含むエネルギー消費量が多かった。しかも、運動回復時は安静時よりもより多くのエネルギー消費が認められた。この結果により、健康であればパラチノースは普通の砂糖と同じように体内で作用し、糖尿病などの生活習慣病を抱えている場合には、よりエネルギー消費を促す効果があることが示唆された。次に、長期間パラチノースとスクロースを与えて運動をさせたラットの体の変化を比較した。その結果、パラチノースを与えたラットでは、体重の減少や血糖、インスリンなどの血液値、皮下脂肪量などの改善が確認された。これらの改善も、糖尿病のラットにおいてより顕著に認められた。○糖尿病患者の運動によるリスクの抑制も体重や皮下脂肪の改善などだけではなく、疾病リスクの観点においてもパラチノースは優れたメリットを持っている。上述のように、肥満や糖尿病療法の基本となるのは食事と運動療法で、この2つを併用することで、メタボリックシンドロームも改善される。ただ、運動によって血圧が上昇すると腎臓に負担がかかり、糖尿病性腎症につながるリスクもある。糖尿病性腎症は糖尿病による合併症の一つで、症状が進行すると腎不全になり、人工透析が必要になるリスクもはらんでいる。だが、パラチノースを与えた糖尿病ラットでは、腎症の進行を抑えるメカニズムがある可能性も示唆されたという。鈴木氏は「パラチノースのように生理機能を有する食品を活用することが、健康維持につながる」と語り、今後さらなる研究を進めていくと話した。
2015年08月04日○PMSの原因は「女性ホルモンの急激な変化」生理が始まる前の約1~2週間の間に女性の体と心に起こる、肌荒れ、便秘、頭痛、イライラ、憂うつ……といったさまざまな不調のことを、PMS(月経前症候群)と言います。特に理由もなくイライラする症状に悩まされている女性は多いはず。原因として考えられているのは、排卵後の女性ホルモンの急激な変化です。ガマンできないほどつらいときは婦人科で、漢方薬などを処方してもらうことができますが、少し生活を変えてみるだけでPMSが大きく緩和・改善する場合もあります。悩んでいる人は、以下のような対策を試してみてくださいね。○食べ物に気をつかう朝食をきちんととり、毎回の食事の栄養バランスに気を配りましょう。PMSを緩和してくれるのは、緑黄色野菜や果物、玄米、豆類、海草類のような、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれた食べ物です。最近は野菜がたっぷり含まれているメニューを取り扱うレストランも増えているので、リフレッシュも兼ねて友達と出掛けてみては?○軽い運動を楽しむじっと動かずにいると、余計に体調や気分の悪さが気になってしまいがち。もちろん体調の悪いときに無理は禁物ですが、大丈夫そうであれば、散歩、サイクリング、ジョギングなどの軽い運動をすると気分転換できます。血行もよくなり、むくみや便秘の改善につながることも。外に出られないときは、部屋でストレッチする程度でもかまいせん。○とにかくリラックスするお風呂、マッサージ、音楽鑑賞などで頭を空っぽにして、心身を解放してあげましょう。アロマテラピーにも、イライラを解消したり心を落ち着かせたりする効果があると言われています。映画やドラマ、マンガなど好きな趣味に夢中になるのもいいですね。○仕事は無理せずマイペースで生理前は集中力が落ちる人も多いので、無理に頑張らず、できれば定時で切り上げるなど負担を減らす工夫を。家族がいる人は、不調であることを伝えて家事などを手伝ってもらうのもアリです。○NG行動にも注意!おすすめ行動のほかに、「これをやるとPMSが悪化する! 」というNG行動もあります。例えば、甘いものや塩分のとりすぎには注意。生理前は甘いお菓子がほしくなるかもしれませんが、糖分をとりすぎると血糖値が急激に上下するため、かえって気分が不安定になります。どうしても間食したいときは、昆布やナッツなど、甘くないものを選ぶといいでしょう。また塩分はむくみの原因になるので、いつもより控えめに。ほかにも、ストレス、不規則な生活、睡眠不足、飲酒、喫煙もPMSを助長するので気をつけて。イライラなどの不調を放置しておくと、仕事が手につかなかったり、パートナーや仕事仲間に当たってしまったりと、生活に影響が出ることがあります。周囲のためにも、自分自身のためにも、生理前の不調は最小限に食い止めましょう!※画像は本文と関係ありません○善方裕美医師日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
2014年12月24日こんにちは、Dr.コパです。片想いをしているあなたも、出逢いを求めているあなたも、努力せずに恋が実ったらどんなにいいことだろうと思うのではありませんか? しかし、そううまくはいかないもの。今回は、日々の生活を改善していくことで、恋の勝者になる方法をお伝えします。■ちょっとした心掛けで恋愛運の流れを変える! 生活のどの部分を変えれば恋愛成就に近づくのか…すぐにはわからないかもしれませんね。でも、いくらでも改めるべき点はあると思いますよ。一番簡単なのは食事。忙しかったりダイエットしたりで食事をおろそかにしている人は多いのではないでしょうか? ですが、恋する女性に一番気をつかってほしいのが食べることなのです。まずは、1日3食が基本。その際、ただ口に運ぶのではなく、目で楽しむことも大切です。普段、あなたは食器に気をつかっているでしょうか? 普段自分用の物は同じ茶碗や箸をつかうことが多いでしょうが、運気の流れを変えたいなら、高級な食器をつかうのがおすすめです。特に、漆塗りの物をつかうと、女としての格があがりますよ。また、恋が停滞しているような気がする人には、嫌いな物や普段なかなか食べない物を口にすることをおすすめします。今まで食べ慣れない物を口にしてみると、体を形成する細胞が変わり、運気の流れも変わるのです。■模様替えで運気アップ! 恋の収納術! 次は収納で、運気を高める方法です。毎日洋服や小物を出し入れする、クローゼットやハンガーラックなどは、できれば北向きや西向きになっているのがおすすめ。扉を開けたとき、昇ってくる太陽の光が差し込む方角がいいのです。また、部屋の中に日が当たらないところがあるのは、運気を下げることにつながります。ですから、照明器具も大切。特に、恋を招く方位である東や東南、西が暗くなっている場合は、ランプシェードのついたスタンドを置いて、できる限り明るく保ちましょう。シェードの色は、生成りがおすすめです。また、ちょっとお金や部屋の広さに余裕のある方は、ぜひソファも置いてほしいですね。一人がけでもいいので、できるだけ低くてゆったりできる物がいいでしょう。素材は、布製。カバーをかけるなら、花柄やストライプ柄で暖色系がおすすめです。なるべく、下に敷くラグマットも同系色を選びましょう。ただし、ソファベッドはやめてくださいね。最後に一つ。植物を飾るのも恋愛運アップにつながります。特に、緑は南の方角と相性がいいので、ぜひ置いてみてください。異性に対する振る舞いを変えなくてもこれだけ恋愛運アップの方法があるのですから、試してみない手はありませんね。日々の生活から、恋愛ができる状況をつくっていきましょう。 ・なまえだけで驚愕的中!【陽気な幸運オヤジDr.コパ】開運姓名判断 ・【心を読む最後の切札】なまえで暴く~相手の気持ち・本音と恋決断~
2014年09月25日“ゆる体質改善アドバイザー”佐々木メグミが送る、習慣化させて体質改善する「ゆる体質改善」。日常の習慣を少し変えるだけの簡単なものを紹介する連載コラムの2回目。前回の記事は こちら から。■「デトックス」に高価なドリンクや、ムズカシイことはいらないお肌のトラブルや、お腹のトラブル。 それらは、カラダに余計なものが溜まっているのが原因かもしれません。 カラダに溜まった余計なものを取り除くのに、おすすめなのが「デトックス」です。「デトックス」というと、高級エステで、高価な混合ドリンクなどを買うみたいなものから、病院で腸内洗浄して宿便を取り除くといった、ハードルの高いことなどを想像される方が多いようですが、実はとても身近なもので「デトックス」できるのです。 それは、「水」。 水をあなどってはいけません。あまりにも近くにありすぎるため、 そのありがたみを忘れてしまいがちですが、私たちのカラダの60%以上は水分です。質の良い水を効果的に摂取することで、カラダにある余計なものを どんどん外に出すことができるのです。 あるデータによれば、私たちは普通の生活をしているだけで、知らないうちに毎日10gの保存料や添加物を摂取しています。保存料や添加物は、食べる前までは腐らないようにしたり、見た目や味をよくしたりしてくれますが、カラダに入ったとたん、余計な物質となります。 では、それらの余計な物質を水で「デトックス」するにはどうしたらよいのでしょうか?■100円ちょっとで「デトックス」●●を水に変えるだけある30代の患者さんは甘い炭酸飲料が大好きで、十数年ものあいだ毎日飲んでいました。一方で飲酒後の肌にでてくる小さな発疹やかゆみと長年つきあっていました。ご本人からすると、そこに関係性があるとは思ってもいなかったことでしょう。わたしは、ジュースをやめて一日に500mlの水を2本飲むように勧めました。初めはフシギそうな顔をして聞いていましたが、とりあえずということで実行されたのです。3週間ほどしたときに、その方から「発疹が出にくくなった」と連絡がありました。1ヶ月もすぎた頃、「今までがうそだったかのように、お酒のあとの発疹やかゆみがなくなった」と報告がありました。このエピソードは、添加物の入ったジュースをやめ、ミネラルウォーターに切り替えたことで明らかに体質が変わったことを実感できた良い例です。 ただし、ここで注意をしたいのは、絶対にジュースを飲んではいけない、というわけではありません。飲みたい時は飲みましょう。ストイックになるとストレスを感じて続かなくなるからです。飲みたい時は楽しく飲み、それ以外のときはミネラルウォーターに切り替えればよいのです。 後日談ですが、ご本人からするといつも味のついたジュースしか買わなかったため、味のついてない「水を買うこと」に、100円ちょっと出すことに初めは抵抗があったとのこと。ですが、私からするならこの方は、水ではなく「健康を買った」のです。たったの100円ちょっとで。 さらに、体質が変わると、水の美味しさがわかるようにもなります。ジュースで満たされていたような、「美味しい」という感覚と同じものを、水でも感じるようになれます。 ジュースを水に変えるだけの簡単「デトックス」。早速、あなたが今日買うジュースを、水に変えてみませんか? 次回も「ゆる体質改善」をお教えします。お楽しみに。お問い合わせ:表参道ホリスティック鍼灸院 tel.03-6419-7224 公式サイト 東京都港区南青山5-16-3 メゾン青南702open.11:00〜19:00(新規の患者さまは土曜のみ)木、日、祝定休表参道駅より徒歩7分(佐々木 メグミ)
2012年11月29日サプリメントメーカーのわかさ生活は、静岡県立大学・熊澤茂則教授との共同研究で、「アントシアニンによる視覚改善作用の評価法」の構築を実施。研究成果を11月10日、静岡県静岡市の「静岡県男女共同参画センター・あざれあ」で開催された「第17回日本フードファクター学会(JSoff)学術集会」と「第9回日本カテキン学会総会合同大会2012」(静岡県)で発表した。ブルーベリーの中でも、北欧産野生種ビルベリーは健康成分である「アントシアニン」を豊富に含むとして機能性研究が続けられている。しかし、「アントシアニン」がどのように目の機能維持に働いているかの「視機能改善メカニズム」の研究は少ないのが現状だという。同研究では、その背景に「視機能改善メカニズム」を評価する方法の構築がなされていないためと考え、「アントシアニン」による「視機能改善メカニズム」の解明に挑戦するための「視機能改善作用の評価法」を確立。ヒトの網膜にもともとある物質の量を解析することで、ヒトの目のダメージを測定することができるという。同社では、この評価法が「アントシアニン」の作用メカニズムの解明に大きく貢献できるのではないかと期待している。なお、アントシアニンの詳しい働きについては、同社が運営する「ブルーベリー研究室/アントシアニンの科学」で確認することができる。そのほかの研究結果は、同社企業サイト内の「わかさ生活研究所/研究発表」を参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日うつ病の症状改善を目的としたWebサービス「U2plus」は12日、有料ユーザーを対象としたアンケート調査において、93.4%がうつ病の改善に効果があると感じていると発表した。調査は8月時点での有料登録ユーザー150人に対して行われ、有効回答率は49.7%だった。「U2plusはうつ病の症状改善に効果があると感じるか?」という設問に対して、28.9%が「効果があると感じる」、64.5%が「どちらかといえば効果があると感じる」と回答。合計93.4%のユーザーが、U2plusはうつ病の症状改善に効果を感じていることがわかった。このWebサービスは、認知行動療法の専門家である千葉大学小堀修先生の監修のもと、うつ病患者が自宅等で1人で利用することを想定。ユーザーの負荷を抑えたプログラム設計、およびうつ病特有の孤独感を緩和するコミュニケーション設計がなされているという。詳細は「U2plus」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日国内外の著名人や、芸能人も数多く通う早野実希子のサロン「ABSOLU HERBEEN」。彼女の施術は体の声を聞くこと。体を触れれば、その人の性格や生き様がわかるという。そんな彼女の書籍「早野実希子の連動マッサージ『美の宝箱』」より、部位別のお悩み解決法を伝授しよう。◆ 今回のお悩みはこちら『顔や身体のむくみを改善したい』ポイント:腕・足の経絡活性&リンパ改善、温冷刺激による血管覚醒でむくみと決別!!◆ はじめにむくみとは体内の水分がうまく代謝されず、皮下で、血管と細胞をつなぐ組織に水分が停留してしまう状態だ。むくみを引き起こす原因は、濃い味付けやインスタント食品等による円分の摂りすぎ、運動不足による代謝の低下や筋力不足、また女性に多いのは、冷え・血管不良やホルモンバランスの乱れなどだ。まずは上手に水分を排出できるよう、身体の機能を高める工夫をしましょう。経絡とリンパですが、極端にいうと、経絡は東洋医学にいう、“気”“血”“水”と呼ばれるエネルギーの通り道。一方リンパは上下と免疫に関わる大切なシステムです。リンパ管は全身に巡り、身体の“下水道”として役割を担い、不要な老廃物や水分を排出し、また、異物からの身体の防御も行っています。身体のむくみ・リンパの流れをよくすることでむくみ知らずになれるのだ。◆ マッサージをしてみよう【1】目の中央のました(目の周りの骨のキワ)にある「承泣(ほうきゅう)」のツボをプッシュする。【2】頬から口元を顔のサイドから手で包み込むように持ち上げ、顔全体が大きく動くように円を描いてマッサージ。【3】手のひらの付け根でむくみが気になる部分を押し上げるようにプッシュ。【4】頭を前に倒して、手のひらを顔全体に強めに押しつける。【5】4の状態から「いないいないばー」をするように閉じた両手をぐっと開いていく。フェイスラインを押し上げ、リフトアップするイメージで。このとき、親指を動かさないようにする。◆ ポイント・心のバランスを整える脳内伝達物質「セロトニン」は必須アミノ酸のトリプロファンから作られます。トリプトファンを多く含むシラス、マグロ、チーズ、納豆、バナナなどを食べましょう。。・早起き、適度な運動、そしてバランスのよい食事など、規則正しい生活をしましょう。・ユーモアの感覚を持ち、どんな状況下でもそのシーンを楽しめる心の余裕を持ちましょう。協力:「早野実希子の連動マッサージ『美の宝箱』」 (詳細はこちら) サロン: ABSOLU HERBEEN (薬剤師 兼 内外美容研究家)サロンの代表を務める傍ら、医学的薬学的知識を生かし、美容・健康・漢方・医食・スパに至るまで、多くの女性誌やWeb上での執筆など幅広く活躍。
2011年12月29日5回目の報告生命保険各社による業務改善状況の発表が相次いでいる。当ニュースでもすでにアフラックや太陽生命、富国生命の改善状況をお伝えしたが、朝日生命も同様の報告を行っている。『業務改善計画の実施状況について』と題された今回の発表は、平成20年8月1日付で金融庁に提出した、業務改善計画の進捗状況を明らかにしているもので、今回で5回目となった。主な内容は下記の3点からなっている。1.経営管理(ガバナンス)態勢の改善及び強化2.内部監査態勢等の改善及び強化3.保険金等の支払漏れ等に係る再発防止策等の必要な見直し及び改善※画像はイメージ適切な支払いと顧客サービスのために1の項目については、平成19年4月に、社長を委員長とする「契約業務改革委員会」を設置して以降、通算19回の開催によって、契約業務の全般に及ぶ一貫した業務改革を行っていること。また「支払審査審議会」の機能を強化したことなどを挙げた。2については、平成21年から社長直轄の組織にするなど監査の独立性を重視し、「支払監査室」は平成20年10月から2年ほどの間に、合計5回の重点監査を実施したことを挙げる。さらに社外専門家も参加する審議会や、経営会議にも状況を報告する体制を構築したという。3については、過去に行ってきた改善策の詳細が述べられた。同社はこの発表において、下記のような今後の決意を述べた。引き続き、再発防止策を確実に実行するとともに、深度ある内部監査に努め、その実効性を定期的に検証し、必要な見直し・改善を図ってまいります。
2011年02月07日