サークルと聞いてパッと思いつくイメージは、大学生たちの活動という方は多いのではないでしょうか?今回は大学生ではなく、社会人たちによる社会人のためのサークルについてご紹介します。社会人サークルとは?社会人サークルとは、趣味などがあう社会人同士で集まり、コミュニケーションをとりあって親交を深めることができる組織のことです。主にスポーツをする体育会系のサークルや、絵や音楽を楽しむ文化系のサークルなど、その種類は多岐にわたります。どうやってサークルを探すのか?社会人サークルに加入するための具体的な方法は、主に2つです。1つ目は、社会人サークルを募集しているサイトを利用することです。社会人サークルのみを取り扱ったサイトも存在しており、このサイトから自分の趣味ややりたい事によって、狙いのサークルを見つけ出す事が出来ます。2つ目は、SNSを通じて趣味の合うサークルを見つけ、コンタクトを取ることです。社会人サークルの多くは、SNSで広報活動をしています。そのため、自分の趣味などのキーワードでSNS内を検索することで、望みのサークルを探し出すことが出来ます。社会人サークルの特徴社会人サークルの特徴としては、飛び入り参加が可能ということや、性別を問わず幅広い年齢の方と出会うことができるということなどが挙げられます。初対面の人が多いため、気軽に一人で参加しやすいというのも特徴の1つです。社会人になった後だと、学生の頃のように友人を作ることは難しいと感じる方も多いです。しかし、社会人サークルは仕事とは関係のない共通の趣味を持った人の集まりのため、新たに友人を作ることが出来ます。パートナー探しにも有効!社会人サークルでは、パートナー探しを一番の目的としている方も多くいます。サークルの会員同士での交流も活発のため親睦を深めやすく、比較的男女関係に発展しやすいといえます。社会人になると、学生の頃のように様々な異性と関わる機会が減ってしまうことも少なくありません。しかし社会人サークルは、先程も説明したように、幅広い年齢の方男女問わずいるため、自分のタイプの異性を見つけることのできる可能性は高いです。
2019年06月17日もし自分の生活が24時間、一千万人以上の人間にカメラで監視されているとしたら?今は、考えるだけで恐ろしいと思う人が大多数ではないだろうか。しかし、それが私たちの未来かもしれない…?映画には人を変える力がある。これまで知らなかった世界に連れて行ってくれる。ストーリーを通してこれまで出会ったことのない価値観に感化される。今まで見たことのない美しい景色に心動かされる。映画には無限の可能性がある。今回の社会問題に焦点を当てた映画を紹介する『GOOD CINEMA PICKS』では、エマ・ワトソンとトム・ハンクス出演作、テクノロジーの進化にともなう現代社会特有の問題について考えさせられる『ザ・サークル』の監督ジェームズ・ポンソルト氏に話を聞いた。『ザ・サークル』の軸となっているのは、「監視社会」と「プライバシー」の問題であるとポンソルト監督は話す。日本では、2017年6月に「共謀罪」の趣旨を含む改正組織的犯罪処罰法が成立し、“安全のため”と言ってもどこまで政府が国民を監視するべきなのか議論が巻き起こった。そもそも“安全のため”にこのような法律が本当に必要なのか?権力の乱用ではないのか?成立したものの、反対意見も多かったのが記憶に新しい。監督は、「監視社会」への普遍的な疑問をこの映画で投げかける。自分の行動を逐一監視・記録されて、そしてシェアされるのであれば、それはこの映画の物語が描く未来図であって。実際の社会も、もしかしたらそっちに向かっているのかもしれないけれども、そんな監視社会にいる人間というのは果たして自由だといえるのかどうか。そして、自由意志を持っているといえるのかどうか、というのが大きな問いかけだと思う。 Text by Noemi MinamiーBe inspired! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!3作目:「未成年で親に売られる少女たち」を救うため、“違法ラップ”で「古きしきたり」と闘う16歳の少女。|GOOD CINEMA PICKS 兄が結婚するための資金を稼ぐために、母親が自分を“売ろう”としていると知ってしまったらあなたはどうするだろうか?映画には人を変える力がある。これまで知らなかった世...
2017年11月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「評価経済社会」です。私たちの社会は、貨幣を媒介にして、物やサービスが流通しています。しかし、インターネットやSNSの普及で、人の価値や信用による「評価経済社会」がこの10数年広がってきました。日本発の「VALU」は、個人が株式会社のように株式を発行して売りに出し、その人に対して他人が投資し合うという仕組みです。たとえば、AさんがVALUを始めるとしましょう。AさんのSNSアカウント情報を運営会社に提出します。すると、運営会社はAさんのTwitterやFacebook、Instagramなどのフォロワー数、どんな発信をしているのか、職業などを総合的に判断し、Aさんの時価を算出、VAという株式に相当するものを発行します。Aさんは自分のVAに値段を設定し、市場に解放。すると、Aさんの活動に賛同する人、Aさんに価値があると判断した人が投資をし、AさんのVAが売買され、株価のように価値が上下するのです。新しい事業を始めようとするとき、これまでなら銀行に融資してもらいますよね。商売がまわるか、将来性があるかを銀行が判断し、融資の可否を決めます。でも、銀行の融資のままならないベンチャー企業や一般の個人が、VALUやクラウドファンディングのような仕組みを利用して、夢を実現することが可能になってきたのです。ただし、貨幣経済社会では、通貨は誰にとっても価値は平等ですが、評価経済社会では、同じ人の価値が評価する人によって変わります。フォロワー数の多さ、発言力の大きさなどをもとに判断されるのです。それを気持ちが悪いと感じる人もいるかもしれません。ほかにも時間を売る「タイムチケット」や、アメリカ発の「タイムバンク」というシステムがあります。たとえば、「1時間○○円で、簡単なプログラミングを教えます」など、自分のスキルの時価を決め、それを売買するのです。こういうシステムにより、講演の依頼を受けたり、専門家に相談をしたり、食事の相手を見つけることなどができるようになるんですね。評価経済社会に際し、自分にどんな価値、スキルがあるのかをあらためて考えることも大事になってきそうですね。堀潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2017年11月8日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年11月04日社会人になると出会いがない!!!・・・なんて思いこんでいませんか?実は社会人の生活にだって、日々色んな所に出会いのチャンスを秘めています。今回は社会人男女が出会うきっかけを3つピックアップしてみました。内勤だから、女だらけの職場だからと諦めようとせずに、ぜひ今の環境を見直してみてください。 ■ 仕事関係やはり毎日嫌でも行かなきゃならない仕事場は、出会いのきっかけになりやすいですよね。社内の人と気が合えば一番ですよね。とは言っても、女ばかりの職場に勤める人や内勤の人は・・・?何も仕事場に来るのは社内の人だけとは限りません。宅配業者、お得意先の方、支社の社員などなど色んな方がいらっしゃいます。クライアントだった人と結婚した、という話も珍しくはありません。また、合コンも出会いのきっかけとしてよくあります。学生の合コンと違って社会人にはより広い、面白いコネクションがあります。面倒な合コンでも行ってみたら運命の出会いがあるかもしれませんよ・・・? ■ 趣味趣味の合う人ほど最高のパートナーはいないかもしれません。休日に家族そろってアウトドアに出かける、なんて将来を望んでいる方もいるのでは?まずは好きなことをする仲間を見つけに行ってみましょう。もしくは、既にそうしたコミュニティにいる人は、次から少し視点を変えて参加してみると良いかもしれません。特に趣味とかないんだよな、という人は、仕事仲間や気の合う友人の趣味に入れてもらうのも手です。特に社会人は運動不足になりがちなので、健康維持も兼ねてスポーツ系がオススメ。 ■ 同窓会同窓会!?とビックリされる人もいるかもしれないですが、視点を変えてみたら、こんなに出会いのチャンスがゴロゴロしているパーティーはありません。実は同窓会は、結婚相手と出会う機会になりやすいんです。何といっても同級生は、共通の話題が尽きないし、人となりも分かっている相手なので結婚相手として不安要素が少ないといえます。昔は何とも思わなかった男子が超タイプになってたら、こんなラッキーなことはないですよね!人見知りで知らない人は苦痛、知らない人はなんか不安、という方もいるでしょう。そんなアナタは、過去の人と出会い直してみては? ■ むしろ社会人ほど出会える中高生の頃はなかなか学校以外でコミュニティに入るのは難しいし、大学生になって会える人の幅は広がったけど、そうは言ってもやっぱり仲良くなりやすいのは同年代とかだし・・・社会人が一番出会いの幅が広いんじゃない!?という、筆者の個人的な想いです(笑)素敵な出会いがあるとイイですね!(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2017年09月02日ハリウッドきっての社会派監督オリバー・ストーン監督が、主演に『ザ・ウォーク』のジョセフ・ゴードン=レヴィットを迎え、米国による膨大な個人情報監視の事実を暴いた男の半生を描く『スノーデン』が、2017年1月27日(金)より日本公開されることが決定した。2013年6月――。それは、まさしく世界中に激震が走った瞬間だった。イギリスのガーディアン紙が報じたスクープで、アメリカ政府が秘密裏に構築した国際的な監視プログラムの存在が暴露されたのだ。さらに驚くべきは、ガーディアン紙に大量の最高機密情報を提供した人物は、NSA(米国国家安全保障局)の職員であり、ごく普通の29歳の若者だった。匿名ではなく、自らカメラの前に立ち「エドワード・スノーデン」と名乗ったその青年は、なぜ輝かしいキャリア、恋人と築き上げた幸せな人生のすべてを捨ててまで、重大な告発を決意したのか――。本作は、全世界に衝撃が走った史上最大の内部告発劇“スノーデン事件”の全貌に迫った問題作。これまで、アメリカ政府や政治の腐敗、欺瞞、矛盾を痛烈に批判し、アカデミー賞監督賞を2度受賞、『JFK』『ニクソン』『ブッシュ』と合衆国大統領をテーマにした映画を3本撮ってきた巨匠オリバー・ストーンが、いま、CIAとNSAという二大情報機関に属した若者 “スノーデン”の人物像に迫る。映画は、NSAの最高機密を盗み出したスノーデンが、香港の高級ホテルでドキュメンタリー作家のローラ・ポイトラス、ガーディアン紙の記者グレン・グリーンウォルドと初めて対面するところから始まる。その密室での緊迫感に満ちたやりとりは、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『シチズンフォー スノーデンの暴露』に克明に記録されているが、本作はそこから9年前にさかのぼり、軍に志願入隊するなど国を愛する普通の若者だったスノーデンが、恐るべき現実に理想を打ち砕かれていった過程を映し出す。彼が目にしたのは、アメリカの情報収集プログラムは、テロリストだけでなく民間企業や個人におよび、日本を含む同盟国まで対象になっていたという驚愕の事実。全世界のメールや携帯電話での通話が監視され、個人の趣味、愛情、友情さえも脅かされかねない現実に危機感を募らせたスノーデンは、世界最強の情報機関に反旗を翻す決意を固めていく。また本作では、長年にわたってスノーデンのパートナーとして寄り添うリンゼイ・ミルズとの出会いとその後の軌跡にも注目。幾多の試練に直面しながらも、共に人生を歩んでいくことを確かめ合う姿をも描き出す。若き実力派俳優として名高いジョセフは、まるでスノーデン本人と見まがうほど瓜ふたつの風貌、声色、仕種をマスターしつつ、ナイーヴな青年の心の機微を見事に演じ切った。また、彼の恋人リンゼイ役には、『きっと、星のせいじゃない。』『ダイバージェント』シリーズのシャイリーン・ウッドリー。さらに、メリッサ・レオ、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソン、リス・エヴァンスといった個性派の名優たちが脇を固め、ニコラス・ケイジがCIA指導教官役で登場する。ストーン監督とジョセフが映し出す世界が震撼した内部告発劇に、引き続き注目していて。『スノーデン』はTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日千葉県柏市は4月7日、中学1年生の子と親を対象に「LINE」のやりとりを監視するアプリ「Filii」の無償提供を開始する。期間限定で、市が指定した学校と希望する学校に提供する予定だ。この取り組みを専門家はどのように評価するのか。子どもとネットの関係に詳しいITジャーナリストの高橋暁子さんに聞いた。○ネットトラブル、要注意は中学1年生柏市が無償提供するのは、SNSやスマートフォンの利用データを取得し、分析する機能を持った「Filii」というアプリ。親子がそれぞれダウンロードすると、子どもの「LINE」上にある危険なやりとり(いじめや有害情報、出会い系、炎上などに関わるワード)を検出し、親に知らせてくれる。さらに同アプリには、SNSの利用時間帯がわかる機能も市独自で追加。行き過ぎたスマホ利用で子どもたちの日常生活に支障が出ていることから、親に把握してもらう意図がある。4月7日~7月20日の期間に市が指定した5校と希望のある学校で提供予定。期間終了後にアンケート調査を行い、効果が見込めそうであれば、利用料を補助するなどして全市で展開していきたいとしている。同市はこれまでも、啓発活動などを通じてネットトラブルを防ごうと努力を続けてきた。その中で「中学1年生のトラブルが多い」ということがわかり、利用対象を1年生にしたという。「中学校に入学して1~2週間で、既にクラス内には『LINE』のグループができている。ゴールデンウィーク明けにいじめが出てくる傾向もあるため、対策が必要な時期だと考えた」とのこと。さらに同市の学校警察連絡協議会が行っている調査(平成27年度)によれば、中学1年生から通信機器を使う子どもが多いということもわかっていて、スマホを使い始めるタイミングで対策を徹底したいという思いもあるそうだ。○SNSの運営事業者が対策すべき市によれば、「LINE」の監視アプリを自治体が導入するのは初めてとのこと。この取り組みについて、専門家はどのように評価するのか。ネットと子どもの関係に詳しいITジャーナリストの高橋暁子さんは、「自治体が対応を迫られ、追い詰められている感じがする」と率直な感想を寄せた。保護者も知識が乏しいネットの問題は、学校に対策を求められがちだという。「これまでのネットいじめは、『学校裏サイト』など行政のネットパトロールが可能な範囲で行われていたため、対策が成果をあげていた。しかし現在は、子どもたちのやりとりの大半が、外から見ることができない『LINE』になっている」とのこと。高橋さんによれば、「LINE」のやりとりを監視するような機能を持ったアプリは限られているため、うまく使えば効果はあるとした。一方で、「果たしてどれだけの親子がこのアプリを使ってくれるのかは未知数だ」とも語った。同アプリが使えるのは、Androidユーザーのみ。中学生の多くが使用しているというiPhoneでは利用できない。さらに同アプリを利用するには子どもの許可が必要だが、高橋さんは「反発が強いのではないか」と予想している。「海外では既に、FacebookなどのSNSから子どもたちが逃げ出している。InstagramやSnapchatなど、大人から自分たちの行動を探られない機能を利用するトレンドがある」。最近では小学生から通信機器を使い始めるケースが増えていることもあり、スマホを利用する前の小学生の段階から『監視アプリを入れないとスマホを使わせない』などとする対応が必要だと指摘した。もちろん啓発も欠かせない。加えて高橋さんは、「SNSの運営事業者に対策を打ってもらうしかないのでは」と話した。最近では東京都が、情報リテラシーの指導について「LINE」と共同研究を実施すると発表。もはや自治体だけの対応では、ネットトラブルは解決できない時代に来ているのかもしれない。
2016年04月06日東芝は3月22日、東京電力(東電)から送電線や変電所などの送配電設備を監視制御する給電所および制御所に納入する次世代監視システムを受注したと発表した。東芝が受注したのは、地方送配電系統の運用と遠方制御に係わる設備監視を一貫して実施するシステム一式で、給電所10カ所および制御所56カ所を更新対象とする。同システムは、従来、各給電所・制御所に設置されていたサーバ群をサーバ拠点へ統合し、業務品質を維持しつつ、基幹系統から配電系統まで一貫した監視制御業務を実現するとする。また、これまで拠点ごとに取っていたバックアップを一元管理できるほか、保守費用の削減にも貢献するとしている。さらに、国際標準規格を採用し、組織間・システム間のデータ交換を可能にするなど外部との連係性も確保する。なお、同システムは2018年より順次納入する予定。
2016年03月22日ソニービジネスソリューションは3月7日、広域撮影用カメラ映像を用いた群衆監視において、映像内の個人認証を可能にする「低解像度対応顔認証ソリューション」を発売することを発表した。発売開始時期は今年の8月、価格は400万円~(税別)を予定している。同ソリューションは、人の目と目の間の距離が従来の約半分程度の低解像度映像でも個人認証を実現でき(従来は70pixから100pix程度の解像度が必要)、顔認証ソリューション専用のカメラではなく、通常設置されている広域撮影用の監視カメラ映像を用いて個人認証を行うことができるというもの。1台の顔認証サーバで複数台のカメラに対応できることから、監視対象エリアの中から検知したい人物の候補者をピックアップするような使い方も可能としている。なお、同ソリューションは、日本電気(NEC)の顔認証ソリューションをベースに、ソニービジネスソリューションがスタジアムなどで実施してきた実証実験にもとづいて得たノウハウをふまえ、開発したものだという。同社は今後、スタジアムや競技場におけるテロ対策、不審者対策やフーリガン対策のほか、コンサートホール、イベントホールなど各種施設での注意人物対策などさまざまなシーンに向けて同ソリューションを提案していくとしている。
2016年03月07日三菱電機とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は3月3日、監視カメラシステムに、映像解析技術(人工知能による人間の動作検知など)やクラウド・ネットワークなどのサービスを組み合わせた新たなソリューションの提供において協業すると発表した。今回の協業で、三菱電機は「高性能・高品質の監視カメラシステム」「防犯、インフラ設備監視でのシステム構築のノウハウ」「光通信、無線通信、映像解析における高度な技術力」といった強みを生かす。NTT Comは、「ネットワークを含めたクラウドサービス」「AIによる動作検知など映像解析技術」といった強みを生かす。例えば、NTT Comは映像解析において、人間の「動作」を理解する新しい人工知能「時系列Deep Learning」を開発し、映像データから、「きょろきょろしている」「しゃがんでいる」「ものを置いている」などの動作を高精度に検知することに成功している。こうした両社の技術を活用して、防犯だけでなく、さまざまな用途に応じた映像データの解析を可能とする「映像解析プラットフォーム」(仮称)の提供が検討されている。2016年度上期から小売店舗や金融店舗など実フィールドでの実証実験を開始し、映像解析の実用性の確認やネットワークを含めたシステムの最適化を検討し、実サービスの提供を目指す。
2016年03月03日アット東京は2月23日、クラウド型データセンター監視サービス「@Ractiv(アットラクティブ)」の提供を2月24日から開始すると発表した。同サービスは、データセンターに構築されたネットワーク・サーバ機器類の運用に必要となるITシステム監視基盤を、ユーザーの環境に合わせて、同社が提供する仮想プラットフォーム上で構築できるサービス。監視ミドルウェアソフトには、「Zabbix」が利用されている。同サービスは、ユーザー自身が、必要な時に必要な規模の監視基盤を構築できるようになっており、小規模から大規模システムまで柔軟に対応することが可能となっている。ユーザーは構築時にアット東京へ連絡する必要はなく、慣れていれば5分くらいで作業を完了することができるという。また、通常の専用サーバ導入型よりも、基盤構築における導入までにかかる時間や費用、工数を削減することが可能となる。同サービスには通常監視機能とともに、障害検知時のメール通知や各種レポート作成などの機能が実装されている。標準監視項目には、死活監視・ポート監視・CPU使用率、メモリ使用率、ディスク使用量(SNMPもしくはエージェント経由)などのリソース監視・プロセス監視がある。オプションには、監視設定の代行や障害検知時の電話連絡、顧客機器の状態確認から復旧対応までを同社のスタッフが対応するといったサービスが用意されている。オペレーションは、日英のバイリンガルに対応している。同サービスは、まず同社のデータセンターを利用しているユーザー向けに提供される。今後は同社以外のデータセンターを利用しているユーザーも対象としていく予定としている。サービス体系は2種類用意されており、10項目から監視可能な共用タイプと、最大4,500項目の監視が可能な専用タイプがある。料金は、共用タイプが初期費用10万円、月額費用3万円、監視10項目単位で月額500円の従量課金となっている。専用タイプは、初期費用35万円、月額費用20万円。オプションとなる電話連絡サービスは月額1,000円(1ノードあたり)、監視設定代行サービスが1万円(監視10項目)、リモートハンズ(同社スタッフによる顧客機器の障害一次対応)基本サービスが月額1万5,000円。そのほか追加サービスは個別見積。いずれも税別。
2016年02月23日社会人になってからする留学は、目的が明確です。社会人が留学するメリットについて紹介します。■目的が明確社会人留学は、学生時代と違って目的が明確になってきます。「海外の取引先とコミュニケーションを取るのに語学を身につけたい」「TOEICで900点を目指したい」と学びたい分野が明瞭な社会人は、より実践力があり、目的にフォーカスして勉強に集中できます。■金銭的余裕がある学生時代と比べ社会人は金銭的に余裕があります。社会人留学なら、あらかじめ自分の予算に合ったプランを立てることができます。また、予算が少ないなかでもやりくりするマネジメント力を備えています。金銭的な面で現地で窮地に陥ることは少ないでしょう。滞在先もホームステイだけでなく、自分でアパートを借りてひとり暮らしをしたり、現地の人とシェアハウスに滞在したり、自由に選択できます。■帰国後のキャリアップにつながる社会人留学は、帰国後のビジョンを見据えて留学する人が多いです。英語力が身につけられれば、外資系の企業への転職にも有利になります。語学力+αのスキルを習得できれば、日本で専門性を生かせる仕事に就くこともできます。特に20代後半から30代は、結婚や出産などで仕事を退職したり転職する人が多いもの。実力次第で“留学経験”は再就職の強みにもなるかもしれません。■グローバルな人間になれる留学の最大のメリットは、さまざまな人種の人々に出会えることです。初めて留学した人は多種多様な人種が住んでいることにカルチャーショックを受けるかもしれません。しかし、語学学校や専門学校では日本人以外の人種の人々と触れ合うことができます。留学時代に大変だったことや、ツラいことをともに経験した友人たちは一生の宝になるでしょう。帰国後も連絡を取り合えば、互いの国へ行ききもできます。ビジネス面でもコネクションを広げることができます。「学生時代に留学しておけばよかった…」と思っている方も、今からでも決して遅くはありません。留学に年齢制限はありません。ご高齢でシニア留学する方も多数いらっしゃいます。大切なのは、明確なビジョンとやる気。特に社会人留学は、退職・休職などのリスクを背負って行くわけですから、何かしらの成果を得て帰国したいものです。近年、社会人のみのプログラムなども組まれていますし、語学+αのコースも多数あります。学びたい分野を定めたコースでは、各国から同じ目的を持った学生たちが集まります。よい刺激を受けながら、勉強に集中できます。年齢や仕事のことを考えるとオトナになってからの留学はハードルが高いと思いがちですが、逆にこれまで培ってきた経験が海外生活でも生かされ、将来的には仕事のキャリアップにもつながるかもしれません。年齢で諦めることは決してなく、ぜひ今だからこそ海外へ飛び立ってみてはいかがでしょうか?
2016年02月18日ゾーホージャパンは1月19日、Active Directoryのログ監視および監査レポート作成に特化したソフトウェア「ManageEngine ADAudit Plus」の最新版を国内で販売開始したと発表した。最新版「ビルド4685」では、監査時に注目されやすい「Active Directoryに登録されている特権・高権限ユーザーの一覧や動向」を、より簡潔に参照できるようになったという。重要情報へのアクセスやシステムの操作が可能な特権・高権限ユーザーの情報を監査することで、外部からのアカウント乗っ取りや内部犯行による不審な兆候の有無を効率的に調査できるようになる。最新機能として、「ADAudit Plus」では、監査情報を元にしたカテゴリー別に、150以上のレポートを自動生成できる。ログオン/ログオフ、ユーザー、グループ、コンピューター、GPO、OU、ドメインポリシーの変更履歴をはじめ、PCI DSSやSOXなどの各種コンプライアンス要求に対応した監査レポートを作成するノウハウが、あらかじめ設定されている。上記に加え、最新版ではカスタムレポートの作成も可能となった。レポートの種類、カテゴリーを設定した後、表示するカラム、フィルター、表の種類などを指定し、Active Directoryのログを視覚的に見やすいグラフなどのレポートとして出力できるようになった。用途として、Active Directoryに登録されている特権ユーザーである「administrator」や「administratorsグループ」に含まれるユーザーなど高権限ユーザーの一覧や動向を簡潔に表示できるため、監査の効率が向上するという。なお、作成したレポートに対しては、定期的にメール配信するためのスケジュールの設定も可能。さらに最新版では、活動履歴をActive Directoryのドメインに登録されるユーザー名で検索することも可能となった。特定ユーザーの活動履歴を抽出することで、不審な兆候を示すユーザーの追及を、速やかに実行できるという。
2016年01月20日SCSKは1月13日、標的型攻撃を検知する「標的型攻撃監視サービス」と、標的型攻撃に起因する情報漏えい被害を防ぐ「標的型攻撃防御サービス」を同日より提供すると発表した。同サービスでは、米Lastlineのサンドボックス製品を活用。同社は2014年12月に日本市場へ参入し、SCSKとも販売パートナー契約を結んでいるほか、FFRIとも製品連携を行うと発表している。Lastline製品では、検知から分析、防御までをトータルにカバーし、既知の攻撃防御から未知の脅威検出まで行う。検出状況はSCSK監視センターで24時間監視し、顧客環境に合わせた二次分析を行う。また、SCSK監視センターでは、ファイアウォールや不正侵入検知・防御装置のセキュリティ対策機器の監視サービスと併用することで、即座に不正な通信を遮断して、標的型攻撃に起因する情報漏えいを防ぐ。サービスの価格は、1000ユーザー契約の場合で1ユーザー当たり年額1万5000円(税別)。価格はユーザー数に合わせて変動する。SCSKはサービス提供後1年間で10社への導入を目指すとしている。
2016年01月14日大学の先輩だった彼氏が、春から社会人になってしまう。初めて年上の社会人彼氏ができて、付き合い方が分からない・・・自分に社会人の経験がないと、環境が違う社会人彼氏との付き合い方って難しくて、悩んでしまいますよね。今回は、そんな「社会人彼氏と、どうしたらうまく付き合える?」というお悩みにお答えするべく、実際にうまくやっている学生彼女&社会人彼氏カップルに取材してきました!■1.平日は無理に約束しない「平日は、先輩や上司から突然飲みに誘われたりする。どうしても無理って日に断れるように、普段はなるべく付き合いたいから、平日の約束は難しいかな。それを彼女が理解してくれてから、うまく付き合えてる」(IT/26歳)「まだ新入社員だから、急な仕事が入ったりすることもあるし、仕事が読めないと彼が言うので、平日に約束するのは諦めました。その代わり、休日を大切にするようになったし、私も平日はバイトや友達との約束を入れられるので、メリハリがあって良いと思います」(学生/21歳)平日・休日の区別があまりない学生と、平日は仕事が9割以上を占める社会人との付き合いで、一番大事だと声が上がったのがこれ。大事な記念日や誕生日に早く仕事を切り上げるためには、何でもない日に頑張ることが社会人の鉄則。それを学生の彼女が理解して付き合うと、社会人彼氏ともうまく付き合えるようです。■2.次に会う約束を会っている間にとりつける「正直、平日は仕事のことしか考えられない。だから、次のデートの約束も一緒にいる間に決めちゃいます。平日に『次、いつ会える?』って聞かれても、考えられないので」(教育/23歳)「平日は、なかなか連絡がとれない彼。だから、会っている間に次の予定を立てることにしました。それだけで平日連絡がとれなくても落ち込んだりすることもなくなったし、次に会える日のことを考えて頑張れるようになりました」(学生/20歳)平日は、仕事以外のことを考える余裕がないという男性は多いもの。彼女のことは彼女と一緒にいる時間にしか考えられないということを察した学生彼女、すごいです。会っている間に予定を立ててしまえば、しばらく連絡がつかないということも、そのまま音信不通になってしまったなんてことも防げます。■3.記念日をどう過ごすかを1ヶ月前には提案する「記念日なんてスッカリ忘れてて、気づいたときには直前!土曜日だったので、良さそうなお店はかなり埋まってて、冷や汗をかいたことがあります。それ以来、彼女の誕生日以外の記念日の予定を計画するのは彼女の役割になりました」(メーカー/22歳)「最初の年のクリスマス、彼が計画してくれるものだと思っていたら、12月に入って何もしていなかったことが発覚。次の年から、彼に任せず、私が提案すると心に誓いました」(学生/21歳)毎日、日々の仕事に追われる社会人彼氏に、1か月2か月先の記念日を思い出して計画するのを期待するのは難しいでしょう。直前になって、『どこも予約できない!』と騒ぐのではなく、1か月前に学生彼女の方から提案したり、こっそり計画を進めることが上手に付き合うコツのようです。■4.仕事で身につけるグッズをプレゼントする「『今日は、勝負の日!』という気合を入れたい日には、誕生日に彼女がくれたブランドもののネクタイをつけるようにしてる。仕事を頑張れるようにって考えてくれたのがうれしくて、そのネクタイをつけない日でも、朝ネクタイを見かけると彼女のことを考えたりする」(金融/23歳)「土日もたまに出勤するくらい、仕事ばかりしている彼氏。ほしいものを聞いても何もないっていうから、仕事用のカバンを買ってあげた。平日たまに一緒にご飯に行くと、毎回『使ってるよ、ありがとう』って言ってくれるから、かなり高くて悩んだけど、買ってよかったなと思えます」(学生/23歳)社会人になると、好きな恰好ができるのは休日だけ。ほしいものも自然と減るし、どんなに気に入っているものでも身に着けるタイミングは激減します。だからこそ、仕事で身に着けられるものをプレゼントされると、彼女のことを思い出して『頑張らなきゃ!』と思えるという社会人彼氏の声が多く聞かれました。学生彼女も、『ふと、自分のことを思い出してくれたら』と思うらしく、お互いの気持ちをつなぐ物として大切なアイテムになるそうです。■おわりにいかがでしたか?環境が違うだけで付き合いがうまくいかなくなるなんて、とても悲しいこと。経験したことのない社会人生活を想像するのは難しいですが、毎日を一生懸命頑張っている社会人彼氏のことを想って行動すると、素敵な付き合いができますよ。ここで紹介したのは、ちょっとした工夫でできることばかりです。大好きな彼を応援しながら、上手に付き合ってくださいね!(下村さき/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年01月04日ストレージクラフト テクノロジーは12月17日、同社の「StorageCraft ShadowProtect」シリーズの無償遠隔監視ツール「StorageCraft ShadowControl」の強化版、「StorageCraft ShadowControl v.3.5」を発表した。同バージョンでは、最新リモート管理機能で時間短縮する「プッシュ・インストール」「CSV形式の情報開示」「ライセンスの集中管理」などの機能が刷新されている。また、システムとデータのバックアップを遠隔設定・管理する機能が追加されており、ShadowControl アプライアンスのデータベースや設定を保護するために、定期的に自動でバックアップを行う「アプライアンスのバックアップ・スケジュール」や、証明書署名要求をShadowControlアプライアンスから直接作成可能とする「アプライアンスから証明書署名要求(CSR:Certificate Signing Request)の生成」、ローカルのShadowProtect SPXコンソールで、ユーザーがバックアップジョブを変更、削除、スケジュール外実行することを防ぐ「ShadowProtect SPX バックアップジョブのロック」といった強化が施されている。さらに、ITSM(ITサービスマネジメント)通知機能の拡張として、通知メールの受け取り条件に、エンドポイントのステータスが変化した時のみ、エンドポイントのアラートが発生した時はいつでも、または、エンドポイントのステータスが変化していない時でも、といった設定を可能としたほか、アプライアンス設定として、リマインダ機能が、ShadowControlのアプライアンス・ソフトウェアのベストプラクティス情報を提供し、更新の推奨を通知するといったアプライアンス更新のインストラクションの向上なども図られている。なお、すでに同バージョンについては同社Webサイトよりダウンロードが可能となっている。
2015年12月18日豆蔵ホールディングスは12月15日、事業会社のメノックスが、IoT対応デバイス・サービスの監視効率を目的としたシステム導入を検討している中小企業、団体向けに、IoTデータ監視ソリューションを2016年1月から提供することを発表した。同システムは、さまざまなIoT対応デバイスから収集したデータを、時系列にクラウド上で一元的に蓄積・管理し、リアルタイムで分析・解析、顧客が保有するPCやスマートデバイスに、トレンドやイベントログとして可視化する機能が提供される。例えば、倉庫や資材置き場にセンサーを設置し、センサーからのデータを収集することで、資材や品質の管理、倉庫の温度や湿度管理を可能としている。また、作業担当者からの報告データをもとに、稼働管理や進捗状況を一元管理することも可能としている。IoT対応デバイスまたはスマートデバイスからの通信プロトコルは、MQTTやHTTPおよびTCP/IPなどのプロトコルに準拠したデバイスに対応。データベースはNoSQLデータベースを構築し、テキスト・画像・音声・動画などのさまざまなデータを時系列に蓄積・検索でき、リアルタイムにデータの活用や幅広い分析・解析が可能だという。データの格納先は商用クラウドとオンプレミスに対応。
2015年12月15日セコムは12月10日、自律型小型飛行監視ロボット「セコム ドローン」を発表した。同社のコントロールセンターと連動してドローンによる監視や巡回を行う"世界初"の自律型監視ロボットだという。セキュリティを目的としたドローンが今後普及するかどうか、注目される。同社は2012年12月に小型飛行監視ロボット開発完了を発表しており、その後GPSなどの技術強化や商品化のステップを経ての提供開始となった。今回の発表は、同日に施行された改正航空法を受けてのもの。すでに東北のある顧客の工場で導入が決まっており、同社の代表取締役社長、伊藤博氏は「同日朝一番で承認を獲得した。他社は来ていなかったのでわれわれが第1号」と笑顔で語った。この顧客に対しては、翌日よりサービスを提供開始するとのこと。改正航空法では空港近く、人口集中地区の上空、高さ150m以上の空域は制限されるなど、無人航空機の飛行区域が設定された。セコム ドローンは飛行可能区域を飛ぶが、顧客にはそれぞれの規制があり、「日中に飛行」というルールから外れ「自律飛行」となることから、顧客ごとに申請し、国土交通大臣からの承認を受ける必要がある。執行役員 技術開発本部長兼開発センター長の進藤健輔氏は、同製品を開発に至った背景として、「セコムは安全安心をお客さまに提供しているが、さらなる安全安心を提供するには早期検知、屋外監視の効率化などをさらに改善する必要があると判断した」と説明した。今回のドローンは自律飛行が可能、顧客の敷地内での侵入に迅速に対応し、同社技術を利用して犯人の特徴をとらえるという。同社のIS研究所と開発センターの技術力、セキュリティサービス・ネットワーク、情報セキュリティ技術、空間情報技術など同社の技術を結集させた。部品調達以外は自社で開発、設計、製造を行ったとのことだ。本体は、正面にカメラと証明を備え、上部にプロペラとモーターを4基、その上をプロペラガードで保護する。内部にはGPS、高度(測距、気圧)、方位、加速度、6軸ジャイロ、障害物検知などのセンサー技術を備え、映像用と制御用の2種の無線通信を行う。連続飛行時間は10分程度。3Dマップで飛行エリアを把握し、測距センサーにより障害物を回避したり、風速計により飛行可否を判断したりするなど自律飛行に必要な技術を盛り込んだ。用途は侵入監視、巡回監視の2つ。侵入監視としては、契約先の物件とセコム・コントロールセンターが連動し、各所に取り付けたセコムのレーザーセンサーで侵入がわかるとその情報をセコムのコントロールセンターに通知、コントロールセンターが異常発生を確認して対処指示をかける。同時にコントロールセンターではセコム ドローンに位置情報を通知し、ドローンがドローンポートから自律飛行を開始する。ドローンは侵入物に近づき、写真を撮るなどして特徴を記録する。本体が撮影した映像はセンターに送信される。巡回監視は、事前に顧客の物件に設置した屋上、玄関、影で見えにくいなどのポイントを定期的に巡回するというもの。侵入監視と同様、撮影した映像はセコム・コントロールセンターに送られ、ライブあるいは記録したものを見ることができる。今後は平常時と比較して違いをコントロールセンターに知らせる機能も搭載予定という。ドローンそのものの安全性については、待機時、飛行開始時、飛行中と3段階で常時チェックを行う。例えば、待機時は各種センサーの状態、バッテリー残量、モーターや通信状態をチェックし、飛行開始時は気象条件判定を行うという。価格はレンタルで月額5000円から(税別)で、このほかにドローンポートを含む工事料が別途80万円から必要となる。同社によると年間の販売目標は100台。すでに100件ほどの引き合いがあるという。
2015年12月11日セコムは12月10日、独自開発した自律飛行型監視ロボット「セコムドローン」のサービス提供を12月11日より開始すると発表した。「セコムドローン」は同社の画像認識技術やセンシング技術、防犯・飛行ロボットを駆使して開発されており、監視カメラとLEDを搭載したドローンが侵入異常発生時に対象の車や人に上空から接近し、車のナンバーや車種、ボディカラー、人の顔や身なりなどを撮影する。撮影した画像をセコムのコントロールセンターに送信することで、不審車(者)の追跡・確保に役立てることができるとする。価格は月額5000円(税別)~で、工事料が80万円(税別)~(オンライン・セキュリティシステムと「レーザーセンサー」による外周監視を導入済みの場合)。同社は航空法改正によりサービス開始を延期していたが、12月10日に改正航空法が施行され、第1号の契約先の承認が得られたため11日よりサービスを開始することとなった。
2015年12月10日アスクは10日、PC不要でIPカメラを制御できるSynology製監視システム「Network Video Recorder NVR216」シリーズに、HDD搭載する全10モデルを発表した。12月中旬から発売する。「Network Video Recorder NVR216」シリーズは、複数のIPカメラを制御できる監視システム。IPカメラの制御台数が9台の「NVR216-9CH」と、4台の「NVR216-4CH」をベースに、HDDを標準搭載して発売する。ラインナップは、HDD容量が2TB / 4TB / 6TB / 8TB / 12TBの5モデルずつ。本体にディスプレイ、キーボード、マウスなどを接続することで、PCを使わずカメラを管理でき、管理には専用アプリ「Surveillance Station」を使用する。複数のIPカメラからのライブフィード監視や、記録データのタイムラインビューなども実行可能だ。RAID設定にも対応し、RAIDレベルはRAID 0 / 1 / Basic / JBODをサポート。iOSやAndroid向けアプリも用意され、外出先からでもカメラ映像をチェックできる。HDD×4台モデルでは、H.264形式で最大720p(1,280×800ドット)/120fpsでの記録、9台モデルでは最大720p(1,280×800ドット)/270fpsとなる。CPUはNVR SoC(1.00GHz)、メモリはDDR3 1GBで、インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×1、USB 2.0×2、eSATA×1、HDMI×1、オーディオ入出力など。最大ユーザーアカウント数は1,024。本体サイズはW100×D225.5×H165mm、重量は0.9kg。
2015年12月10日アスクは10日、PCレスで4台のカメラを制御できるSynology製の監視システム「Network Video Recorder NVR216-4CH」を発表した。12月中旬から発売する。店頭予想価格(税別)は70,000円台前半から。「NVR216-9CH」のIPカメラコントロール台数を4台に絞ったビデオ管理システムのエントリーモデル。2.5インチ/3.5インチ SATA HDDを2台まで内蔵でき、最大4チャンネルのIPカメラコントロールに対応。RAIDもサポートする(RAID 0 / 1 / Basic / JBOD)。本体にディスプレイ、キーボード、マウスなどを接続することで、PCを使わなくてもカメラを管理できる。管理には専用アプリ「Surveillance Station」を使用。複数のIPカメラからのライブフィードを監視したり、記録データのタイムラインビューをチェックしたりといった操作を行える。そのほか、IPカメラ映像の録画・再生、IPカメラ設定の一括管理、iOSやAndroid向けアプリを用いた遠隔監視などが可能。CPUはNVR SoC(1.00GHz)、メモリはDDR3 1GBで、インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×1、USB 2.0×2、eSATA×1、HDMI×1、オーディオ入出力など。カメラ映像は、H.264形式で最大720p(1,280×800ドット)/120fpsでの記録に対応する。最大ユーザーアカウント数は1,024。本体サイズはW100×D225.5×H165mm、重量は0.9kg。
2015年12月10日証券取引等監視委員会(証券監視委)は7日、東芝に対し73億7,350万円の課徴金納付命令を出すよう、金融庁へ勧告した。東芝による不適切会計問題で、有価証券報告書等の虚偽記載における法令違反が認められたもの。東芝は、一部の工事進行基準適用案件において、工事損失引当金の過少計上や売上の過大計上を行ったほか、映像事業やPC事業、半導体事業などの一部で、売上原価の過少計上、費用の過少計上などを行っていた。
2015年12月07日シンメトリックは11月9日、Webシステムの開発と監視ツール「サイトクローン」の正式版(バージョン1.0)の提供を開始したと発表した。正式版はβ版と比べ、セッションを利用した複雑なフォームの自動巡回や画面キャプチャーの自動取得などの機能が強化された。また、自動巡回のタイマー機能や、クローン間の画面イメージや使用リソースの比較など、監視・検証の機能追加も図られている。さらに、正式版では、これまでリダイレクトなどで途切れしまう自動テストをプログラミングレスで実現できるようになった。さまざまなパラメータの動きをシミュレーションして人が行ったものと同様のリクエストを再現することができるため、複雑な回帰テストの自動化を容易に行うことが可能となった。加えて、自動テストの結果として、クローンおよびフル画面キャプチャーを自動保存できるほか、前回の実行結果と使用リソースの相違や、キャプチャー画像の差異画像をレポートし、その結果をクラウド上で共有することも可能となっている。価格は、スタンダード版が月額1万円(1ユーザー、500ページ)で、監視タイマーやコンテンツ比較レポートを除く全機能が利用可能。プロ版が月額2万円(1カ月、1000ページ)で、すべての機能が利用できる。購入は法人限定で5ユーザーから。無償トライアル版は、当初1カ月は機能制限なしで利用でき、その後も制限付きでトライアル利用が可能。
2015年11月09日Analog Devices(ADI)は、スマートグリッドシステム内の送配電管理に使用する、保護、監視、および電力品質測定機器の性能改善向けに設計された、24ビット・データアクイジションSoC「AD777x」シリーズとして「AD7770」「AD7771」「AD7779」の3製品を発表した。3製品ともに、入力チャンネルは、8kSPSにおいて112dBのダイナミックレンジを達成しており、それぞれのA/Dコンバータ入力チャンネルに保護機能と測定機能が統合されている。また、同じチップにサンプルレートコンバータを内蔵しているため、IEC61000-4-30 Class A規格に準拠した電力品質アナライザの作成にともなう設計の手間を簡素化することも可能だ。さらに、さまざまなセンサの出力をスケーリングすることができるプログラマブル・ゲイン・アンプ(PGA)を内蔵しているため、異なる入力センサタイプや、さまざまな精度要件のアプリケーションに、共通のプラットフォームを用いることができるようになるほか、シグナルコンディショニング用アンプやフェーズ・ロック・ループ(PLL)のような外付け部品が不要なため、トータルシステムコストの低減も実現できるとしている。なお、AD7770は、従来よりも高性能かつ小さなフォームファクタの保護リレーが実現可能な製品。AD7771は、電力品質測定装置のパワーグリッドの電気的故障を早期に検出することが可能な製品。AD7779は、回路ブレーカ装置の迅速な起動を実現する製品との位置づけで、いずれもサンプル出荷をすでに開始しており、2016年1月より順次、量産出荷を開始する予定だという。価格は1000個受注時の単価で、5.90ドル(米国での参考価格)から、としている。
2015年10月30日米オラクルは10月27日(現地時間)、システムの監視、管理、解析ソリューションを統合したクラウド・サービス「Oracle Management Cloud」を発表した。同サービスは、「Oracle Cloud Platform」の一部として提供される。同サービスは3つのサービスから構成される。「Oracle Application Performance Monitoring (APM) Cloud Service」は、エンドユーザー・エクスペリエンスからアプリケーションサーバのリクエスト、アプリケーション・ログに至るまで、アプリケーションのパフォーマンスを確実に把握することで、モバイルやWebアプリケーションに関する問題を迅速に解決するために必要な情報をアプリケーション開発部門や運用管理部門に提供する。「Oracle Log Analytics Cloud Service」は、オンプレミスおよびクラウド上のアプリケーションやインフラストラクチャのあらゆるログデータを監視・統合・整理・解析し、これらのデータの検索・検証・関連付けによる問題解消の迅速化を実現する。「Oracle IT Analytics Cloud Service」は、アプリケーションのパフォーマンス・可用性・キャパシティ管理など、IT投資の判断材料となる情報を提供し、CIOやシステム管理責任者が、システムおよびデータの包括的な解析に基づいてIT投資に関する重要な決断を下せるサポートをする。
2015年10月29日はてなは10月27日、ニフティと連携して「Mackerel for ニフティクラウド」を提供開始した。はてなのサーバ監視サービス「Mackerel(マカレル)」をニフティのクラウド・サービス「ニフティクラウド」に対応させ、ユーザーに向けた無料または有料の特別プランを提供するもの。Mackerelは「直感的サーバ監視サービス」といい、今回の連携により、これまでMackerelのサイト経由での申し込みが必要だったニフティクラウドの利用者が、自身のnifty IDで「Mackerel for ニフティクラウド」を無料で利用できる。MackerelのUIとロールの概念による管理、多様な通知、連携機能などを使ったサーバ監視が可能になるとしている。有料プランを申し込んだ場合はnifty IDへ紐付けるため、費用の請求をニフティクラウドと一本化できるという。
2015年10月28日ALSOKは10月13日、クラウドで監視カメラの録画映像を保管する「ALSOK画像クラウドサービス」を発表した。販売開始は10月15日、価格は監視カメラ1台・30日映像保管の場合で月額4900円(税別)~。新サービスは、24時間365日セキュリティの監視を行っている同社のデータセンターで、監視カメラで録画した映像データを預かり、データセンターで保管している監視カメラの映像はユーザーのPCやスマートフォンなどからWeb上でいつでも参照できる。動体検知など異常を把握した場合にはメールでユーザーに通知するため、遠隔地からユーザー自身で侵入者などの監視も可能だ。マイナンバー制度の導入に伴い、オフィスのセキュリティやリスク管理強化のニーズが高まっているほか、ネットワーク上でデータを保管するクラウドサービスが普及し、監視カメラシステムにおいてもスマートフォンやタブレット型端末などからいつでもアクセスできることが求められていることから、同サービスの提供を開始する。現状では店舗の防犯・監視に加え、集客状況をチェックする用途で飲食業界などからの引き合いがあるという。同サービスは、ネットワークカメラ、アナログカメラともに対応しており、目的に合わせて監視カメラの選択が可能。主要メーカーのネットワークカメラに加え、アナログカメラにも対応しているため、既存のカメラを活用してコストを抑えたシステムの構築もできる。また、従来の同社サービスと比較して2分の1と価格の低減を図っており、カメラの設置に関する費用を除き初期費用無しに利用が可能。さらに、クラウドで録画するため監視カメラシステムを現地で記録する場合に必要だったレコーダやモニターの設置が不要になり、これまで設置スペースが確保できずに導入を見送っていたユーザー企業のニーズにも対応できる。
2015年10月14日SCSKは10月7日、ネットワークやアプリケーションを含めた総合的なパフォーマンス管理、セキュリティ監視を一元的に提供する監視モニタリングサービス「Perfect Performance Monitoring Service」(以下、P2MS)を提供開始すると発表した。「P2MS」は、ネットワークとアプリケーション、セキュリティ監視の領域まで踏み込んだ総合的な可視化と監視、運用支援を行うサービス。同サービスの導入により、一元的なシステムの管理に加え、IT環境の安定稼働を継続するうえで必要な、トラブル発生前の予兆の段階で障害回避を行うなど、プロアクティブな運用が可能となる。「P2MS」はオンプレミスとコロケーションの双方に対応可能で、顧客のネットワークにL2~L7レベルまで監視・可視化する装置を設置し、SCSKのデータセンター「netXDC」内の監視センターを通じて、報告や運用支援、障害予兆報告、トラブルシューティングを提供する。提供形態は「データセンター型サービス」と「サーバーオンプレミス型サービス」の2種類がある。「データセンター型サービス」は、「netXDC」で機器を預かり(コロケーション)、「P2MS」による総合運用監視と同時に、堅牢なデータセンターによる機器自体の安定運用も提供する。同サービスでは、機器を預かる共通の建屋内に設置されている「netXDC運用監視センター」と「netXDCセキュリティ監視センター」の相互監視と連携して、迅速なトラブルシューティングを提供する。「サーバーオンプレミス型サービス」は、機器が設置されているデータセンターやサーバルームに対し、遠隔から総合運用監視を提供する。機器環境に対して専用線またはVPNでセキュアに接続して常時監視を行い、「netXDC運用監視センター」と「netXDCセキュリティ監視センター」からの迅速な報告とトラブルシューティングの支援により、サーバーとアプリケーションサービスの運用について安定稼働を支援する。価格は、「データセンター型サービス」が基本月額費80万円(税別)からで初期費用が別途必要、「サーバーオンプレミス型サービス」が個別見積もりとなっている。
2015年10月08日ミラクル・リナックスは10月6日、大規模システム向け統合監視サーバ「MIRACLE ZBX8220」の提供を開始した。価格は1年サポートパックで270万円(税別)~。新製品は、同社の統合監視ソフトウェア「MIRACLE ZBX」のほか、監視サーバ専用にチューニングしたLinuxサーバOSや監視に必要なソフトウェア、クラスタソフトウェアなどをハードウェアにインストールした状態で提供するハードウェア一体型アプライアンスとなり、すぐに監視設定を開始することができる。CPUはIntel Xeon E5-2620 v3 2.4GHz(6C/12t)、メモリは8GB 2133 RDIMM、HDDはSAS 450GB RAID1。また、監視サーバがダウンした場合でも監視を継続可能なHAクラスタ構成による利用が可能。さらに、ハードウェアに富士通製の最新PCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY RX2530 M1」を採用したほか、同梱するZabbixのバージョンが2.0から2.2に更新されている。主な機能・特長はHAクラスタリングソフトウェア「MIRACLE CLUSTERPRO X」を標準実装し、監視サーバのクラスタ化でシステム全体の可用性を向上。さらに、監視ソフトウェアやデータベース、OS、クラスタソフトウェアまでをハードウェアにインストールし、監視に必要なソフトウェアなどを最適化し設定済のため導入・設定工数とコストを削減。加えて、ZabbixやDB、クラスタ、ハードウェアとの障害切り分けが不要なサポート窓口により、迅速な障害対応が可能とし、ワンストップサポートによりシステム管理者の負荷を軽減し、迅速な障害対応を実現している。同梱ソフトウェアとしてOSはAsianux Server 4==MIRACLE LINUX Vで監視ソフトウェアはMIRACLE ZBX 2.2(オープンソース版Zabbix 2.2.9をベースとした独自パッケージ:MySQL 5.5.43、DBパーティショニング(HouseKeeper停止)、SNMP振り分けスクリプト、設定バックアップオプション、監視データ出力オプション、PRIMERGY監視テンプレート、リカバリディスク(MIRACLE System Savior)。そのほか、監視項目数は10万監視項目程度(監視間隔5分、ログ/SNMPトラップ監視を含まない場合)。なお、新製品の1年サポートパックは270万円(税別)、5年サポートパックは620万円(同)、クラスタ1年サポートパックは490万円(同)、クラスタ5年サポートパックは890万円(同)、1年延長サポートは128万円(同)、クラスタ1年延長はサポート160万円(同)となる。
2015年10月06日情報技術開発の連結子会社であるTDIプロダクトソリューション(TDIPS)は10月5日、農業向け遠隔監視制御システムの販売を11月2日に開始すると発表した。価格はシステム構成(例:温度湿度1点、土壌水分1点、システム構成は顧客が測定したいセンサー、個数での構成で異なる)で16万円(税別)~。なお、センサー数は追加可能で温度湿度計測1点で1万3000円(同)、土壌水分計測1点で6万3000円(同)、カメラと動体検知カメラパトランプは別売。同システムは、農業用ハウス内に設置したカメラや温度・湿度・土壌水分センサーのデータをスマートデバイス・PCに送信することで、その場にいなくても農業用ハウス内の状態を把握することができるシステム。主な特徴として、複数ある機能のうち必要な機能のみを選択できるため小規模農業の従事者でも利用可能な価格で提供できるほか、小型軽量により大規模な工事なしでシステムの設置・センサーの配置などの変更が可能となっている。また、動体検知カメラによる侵入検知により、動画保存やパトランプ起動、メール配信を行うことができる。同社では、これまで培ってきたネットワーク制御技術を活用し、その課題を解決するため、遠隔監視制御システムを開発。将来的に農作物の育成プロセスのデータなどを蓄積・分析し、IT技術により農作物の自動育成の実現に取り組んでいく方針だ。
2015年10月05日インフィニシスは30日、PC内のアプリケーションを監視し、ネットワーク接続やファイルの書き込みなどについて監視・報告するMac用ソフトウェアの新バージョン「Hands Off! 3」を販売開始した。販売は直販サイト「Shop Infinisys」のみで、価格は税込3,980円。10月10日までは特別価格として1,990円で提供する。同時に、無料で使用できる体験版も提供開始している。「Hands Off! 3」は、アプリケーションのネットワーク接続・インターネット接続をリアルタイムで表示でき、通信状況を監視できるソフトウェア。アプリケーションを監視してネットワーク接続やファイルの書き込みなどを報告し、さらにアプリケーションがネットワーク接続やディスク書き込みを行なおうとする際に、そのアクションを許可するかどうかをユーザーに確認。これにより、データの自動流出や外部からのウィルス侵入の防止を図る。監視するアプリケーションや監視のレベルを自由に設定することも可能。今回のバージョンでは、Mac OS X 10.11(El Capitan)に完全対応するほか、Rentinaディスプレイのサポートや、全体的なパフォーマンスの向上が図られている。動作環境はOS X 10.9.5以降。
2015年09月30日