ドラマや映画、バラエティなど多方面で活躍する女優・佐々木希が、竹中直人と生瀬勝久が出演する「ブロッケンの妖怪」にて、待望の舞台デビューを果たすことが明らかとなった。2011年、竹中さんと生瀬さんが舞台で激突し話題となった「竹生企画」第一弾「ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~」から4年。屈指の超個性派俳優でありクリエイターでもある二人が本作で再びタッグを組む。物語の舞台は孤島。絵本作家の打越(竹中さん)、担当編集者の黒柳(生瀬さん)は小さな孤島を訪れる。打越には放浪癖と浮気性があり、心配する打越の恋人もやって来た。森と砂浜、そして大きな洋館がぽつんと一軒建っているだけの孤島。その洋館には、虹子(高橋惠子)という女と娘の小真代(佐々木さん)、使用人の稲井(大貫勇輔)が暮らしており、生活必要品は船乗りの泊(田口浩正)が本土から運んでくる。打越たちはこの島で目撃される「ブロッケン現象」を取材しに来たのだった。霧の濃い日に、洋館の影が霧に映り、海の上にもう一つの洋館が現れるのだという。謎めいた母娘の住む洋館、そして日に日に近づいて来るもう一つの洋館の影。打越はふとある日、その洋館の影にあるものを見つけ…。それぞれの思惑を巻き込みながら、霧に包まれた孤島で不思議な物語が展開する。前作に続き人気作家・演出家の倉持裕を作・演出に迎え、バラエティ豊かなキャストが集結。ドラマや映画、CMなどで美しさを遺憾なく発揮し、女子たちからの絶大な人気を誇る佐々木さんが初舞台を踏むのも本作の見どころのひとつだ。さらにはミュージカル「ピーターパン」のフック船長役や、舞台「アドルフに告ぐ」への出演決定など、舞台や映像で着実なキャリア重ねている大貫勇輔、前作に続き出演の田口浩正、竹生企画初参加となる高橋惠子と、個性豊かなメンバーが名を連ねた。佐々木さんは「私が舞台に立つ日がくるなんて、夢にも思いませんでした。今からとてもとても緊張しております。お芝居もまだまだ未熟な私ですが、竹中さん、生瀬さんを始めとするキャストの皆様から沢山の事を吸収したいと思います」と意気込みを語り、初舞台を心待ちにしている様子。そんな佐々木さんに対し、“先輩”となるお二人は「きっとコメディセンスも持っている女優だと思うのでかなり期待しています。初舞台だからと恐れず思い切って演じて欲しいと思っています」(竹中さん)、「同じ俳優ですので偉そうなことは言えませんが、舞台を好きになって頂きたいです」(生瀬さん)とエールを送った。公演は、10月下旬より、東京・シアタークリエ、シアター1010ほか、全国各都市公演を予定。<公演概要>「ブロッケンの妖怪」作・演出 倉持裕出演:竹中直人生瀬勝久佐々木希大貫勇輔田口浩正高橋惠子主催:東宝株式会社株式会社キューブ公演日程:2015年10月下旬~12月中旬シアタークリエシアター1010ほか各地公演予定。東京公演チケット一般発売:9月予定(text:cinemacafe.net)
2015年04月14日俳優の竹中直人と女優の福島リラが、石井隆監督のバイオレンスアクション映画『GONIN サーガ』(2015年秋公開予定)に出演することが20日、明らかになった。本作は、前作『GONIN』から19年後の2014年を舞台に、男たちが遺した家族による血と宿命の争いが描かれる。五誠会で3代目・誠司(安藤政信)が力をつける中、前作で命を落とした組員、久松の息子・勇人(東出昌大)、同じく大越の息子・大輔(桐谷健太)、五誠会に囲われる麻美(土屋アンナ)、19年前の事件を追うルポライター・森澤(柄本佑)ら五誠会に恨みを持つ4人が出会い、新たな物語が幕を開ける。竹中が演じるのは、五誠会に雇われ、勇人や大輔らの命を執念深く狙うヒットマン・明神。医療用のチューブであるカニューラをつけた異様なルックスだが、ターゲットを確実に仕留める腕をもつ。竹中は、石井監督のデビュー作『天使のはらわた 赤い眩暈』(1988年)以来、ほとんどの作品に参加し、前作『GONIN』(1995年)でも、リストラされたサラリーマン役で出演した。「石井隆監督のパワーがエネルギーがこれでもか! これでもか! とみなぎった作品になっているに違いない! そんじょそこらに転がっているような作品では決してない! この映画にふたたび参加できたこと、それは僕にとっての夢であり僕にとっての『映画』であった」と語る竹中。「新たなキャストで再びよみがえる『GONIN サーガ』ぜひ劇場で観ていただきたい! そして石井隆の世界を是非スクリーンで体感してほしい」と呼びかけている。一方、竹中扮するすご腕のヒットマン・明神と行動を共にする女殺し屋の余市を演じるのが、モデルとして国際的に活躍し、ハリウッド映画『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年)でヒュージャックマンの相棒・ユキオ役で本格的な女優デビューを果たした福島リラ。今回の出演を「マスターピースの続編に参加させて頂けたこと自体、とても光栄に 感じています」と喜び、「今から完成作品を観ることが楽しみです」と期待を寄せている。2人はNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年)で共演。竹中から製作サイドに「余市を演じるには彼女しかいない」と推薦があったことが、福島の起用の決め手となった。その独特な佇まいに強いインパクトを感じていたという二宮直彦プロデューサーは、「石井監督作品史上、最凶の殺し屋コンビをご堪能いただきたいです」と自信をのぞかせ、竹中の怪演を「こんなに怖い竹中さん…夢に出そうです」と評している。その他、勇人の母・安恵役に井上晴美、大輔の母・加津子役にりりィ、誠司のフィアンセ・百合香役に松本若菜、誠司のボディーガードでもある松浦組の組長・松浦役に菅田俊、その松浦のボディーガード・黒木役に井坂俊哉といった、演技派俳優陣が脇を固める。
2015年02月20日企業向けSNSを提供するビートコミュニケーションは12月17日、「ビジネス環境と我々の働き方の変化」に関する慶應義塾大学 総合政策学部教授 竹中 平蔵氏のインタビューを公開した。竹中 平蔵氏は著書の中で「これから世界はフラットな世界とスパイキーな世界に分かれていく」と語っており、今回のインタビューではこの発言を中心に、これからのビジネス環境がどのように変化し、働き方もそれに連れてどのように変わるかについて尋ねている。同氏によると、モバイル通信やクラウド技術を始めとするデジタル技術の革新によって「課長・部長などの管理職が不要になり始めている」という。これは、デジタル技術の活用で「一部の意思決定者と作業担当者がいれば事足りる」ことによるもので、働き方が大きく変わり、職場へ行くことなく仕事ができるようになっていくとのことだ。これは、時間による労働管理の終焉に繋がり、「成果で労働を計る必要が出てくる」と竹中氏。テクノロジーの変化だけではなく、それに伴う価値観の変化が働き方をも変えて行く未来がやって来る。ビートコミュニケーションによると、2025年頃にはホワイトカラーに就く社会人の1/3がオンラインワーカーになるといい、個人の置かれている状況や価値観に合わせて働き方が選べる時代になる可能性がある。そうした時代の変化に合わせるには、様々な働き方をサポートするコミュニケーションのプラットフォームとして、社内SNSが効果的のようだ。
2014年12月22日竹中工務店とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は11月6日、両社の技術を組み合わせ、各種ビル管理サービスをクラウド上で実現する「次世代建物管理システムプラットフォーム」を開発し、11月より順次提供を開始すると発表した。「次世代建物管理システムプラットフォーム」は、竹中工務店のビルコミュニケーションシステム(ビルコミ)と、NTT Comのセキュアなクラウド環境やVPNネットワークを組み合わせ、各種ビル管理サービスをクラウド上で実現する。オープンプラットフォームを採用し、建物サービスの向上に取り組むさまざまな企業が参加可能。クラウドを活用するため、一拠点ビル内の管理だけでなく、複数ビルのエネルギー管理やエリア状態の監視などへの適応を実現した。NTT Comは、同プラットフォームに対し、セキュアなクラウド環境である「Biz ホスティング Cloudn VPC タイプClosedNW」と「Biz ホスティング Enterprise Cloud」、セキュアなVPNネットワーク「Arcstar Universal One」を提供。これらは、複数建物の管理にも親和性が高く、さまざまな用途にも柔軟に対応できるセキュアな建物管理システムの構築が可能だ。また、同社は、ビッグデータのリアルタイム解析サービスも提供する。エネルギー使用量予測やデマンドコントロール、エネルギーモニタリング、建物設備の異常検知などクラウド上で実現することを目指し、オープンソース「Apache Storm」と同社のストリーム処理技術を活用。これにより、大量のビックデータをクラウド上にてリアルタイムに処理することができる。一方、竹中工務店の提供するビルコミは、建物内の空調や照明、セキュリティ、防災、各種センシングといった設備システムを、相互にネットワークでつなげ、情報をクラウドに統合するプラットフォーム。同システムの基幹部分には、多様な機器を接続する M2M 通信プロトコルで、オープンソースのMQTT(MQ Telemetry Transport)を採用し、大量の情報の効率的な処理を実現するほか、エネルギー消費量の見える化システムなど各種アプリケーションへのデータ提供・連携が簡便に行える。両社は今後、次世代建物管理システムプラットフォームを活用し各サービスを提供する企業との連携を進めていく考えだ。
2014年11月07日竹中工務店はICTを活用した顧客への迅速かつ的確な対応と生産性向上を目指し、2014年4月1日~9月末までの半年間に、営業・設計・作業所(建築現場)の各部門を中心に約4,000台のiPad(一部iPhone)を導入し、「竹中スマートワーク」の実現に取り組んでいる。その概要は、以下の動画ようなものだ。ワークスタイルの変革は一部の部門から順次導入していくケースも少なくないなか、全社規模で一気に実施した背景には、事前の入念な準備があったからのようだ。○PDAやiモードの時代からモバイル端末を試行「建築現場における管理業務は、立ち仕事や巡回しながらの仕事がほとんどなので、同じ場所に留まって作業する職種と比べると、はるかにモバイル端末への期待が大きいのです。これまでは現場で実施する検査や気付きなどは、野帳や図面にメモを書き込んでおき、事務所に戻ってからパソコンで書類化するという作業が必要でした。モバイル端末を活用し、現場で確認した内容をその場で電子データとして記録できれば、業務効率は向上するという認識は以前から持っていました」と語るのは、今回導入を担当したグループICT推進室の森康久氏だ。1990年代ごろからPDAなどのモバイル端末を業務利用できないか継続して研究してきたが、当時はデバイスの性能が十分ではなく、本格展開には至らなかった。ここ1年ほどでモバイル端末の性能が大きく進展し、ようやく業務利用の環境が整った。そこでパイロット導入による検証・評価や他社の状況などを踏まえて検討した結果、範囲を絞った段階的な導入では効果が薄いと判断した。「個人の『便利ツール』として本人の仕事の効率化に使っているだけでは、あまり大きな効果は望めませんが、通信機能を活用して部門を超えた関係者間のコミュニケーション変革を進めることができれば、大きな業務プロセス改善が期待できます。それならプロジェクトの最前線を担う担当者全員を対象にして一気に導入し、ワークスタイル変革の動きを作ろうと判断しました」(森氏)会社規模が大きく全国に支店を展開する環境に加え、主要となる営業・設計・作業所の各部門によって、iPad活用が有効な業務内容、求めるアプリは当然異なる。こうした個別要件に対応してスムーズなワークスタイル変革を進めるため、各部門を統括する本社部門や各支店のキーマンと、どんな業務にiPadを適用できるかのアイデアや、業務として目指す姿についての意見交換を重ねてベクトル合わせを行った。基本コンセプトとして「①省時間・時間の有効活用」「②書類作成の手間削減」「③コミュニケーションの密度向上」「④プレゼンテーションの武器」「⑤新たなワークプレイス・業務効率化への進展」の5項目を設定した。これを元に各部門の業務課題解決策へとブレイクダウンしていき、営業向けは「竹中スマートデスク」、設計向けは「竹中スマートデザイン」、作業所向けは「竹中スマートサイト」といった活用メニューを策定していった。○3D疑似体験アプリやFaceTimeなどを営業活動に利用営業部門へは、出先で端末の活用が見込める担当者を中心に約500台のiPadを導入した。「iPad mini」と「iPad Air」の選択は各自の希望に任せたところ、およそ半々の結果だったという。同社ではセキュリティの観点からパソコンの持ち出しは許可制となっており、原則的には紙資料を持って顧客訪問を行ってきた。以前から、外出中にメールや社内システムを利用したいという要望が強かったので、iPad導入後の利用率はかなり高いという。「営業では、お客様からの要望を分析・整理し、社内の関連部署に素早く伝達することが重要です。こうした情報共有のために社内システムを構築していますが、システムへの登録は社内に限定しているため、訪問中に作成したメモを帰社後にパソコンに打ち込み、情報発信していました。また、責任者の承認を受けてから情報共有する仕組みとしていますが、その責任者も外出先では承認することができず、結局肝心の情報伝達が1~2日かかってしまうこともありました。iPad導入後は、担当者は外出中の空き時間に情報を入力でき、責任者も外出先から承認できるので、情報伝達の時間は大幅に短縮しています」と、営業部門への導入を担当した芦田浩史氏は語る。顧客へ紹介するパンフレットは、冊子に加えて電子カタログとしてクラウド型のコンテンツ共有アプリ「Handbook」で閲覧できる環境を整えた結果、準備をしていない内容についての質問もその場で対応できるようになった。また、設計段階で建物の外観や内部の様子を3Dで疑似体験できる自社開発アプリ「VRuno」(ブルーノ)を活用することで、効果的なプレゼンテーションによる技術力のアピールも可能となった。「自社が保有するさまざまな技術を紹介するのに、図面や資料だけでお客様に具体的なイメージをお伝えするのは大変なことです。iPadから3Dや写真などを使うことで、より効果的にイメージを伝えられるようになりました」(芦田氏)FaceTimeを使った打合せの試みも始めている。顧客との打合せの中で、専門家への技術的な内容に関する質問には、後日専門家を同行のうえで回答することもある。今回のモバイル端末導入により設計部門などの専門家もiPadを保有することになったため、打合せ中にFaceTimeを通じて、専門家がお客様の質問にFace to Faceで応じることで、疑問が解決できた事例も出てきている。モバイル端末の活用が、時間や距離を超えた、顧客への迅速な対応にも貢献している。○3Dモデルを顧客先で紹介できるのが最大のメリット設計業務そのものの効率化にはiPadは向いていない。間接業務を徹底的に効率化して、設計業務に集中できる環境を作るのがiPadの導入目的だという。設計部門へのiPad導入を担当した片倉潤也氏は、業務改善の狙いを次のように語る。「設計部門は一般的に図面を作成する業務とイメージされがちですが、図面を作るためにはまずお客様を訪問し、これから作ろうとしている建物に対する想いを聞き出すことが重要です。これまでお客様とは紙の図面や資料で打合せをしていました。打合せ用の図面や資料は、紙で準備すると枚数が多くなってしまい、持ち運びが大変です。また事前に準備していなかった事柄に話が及ぶと、持ち帰って次の打合せで回答せざるを得ませんでした。電子化した資料を、いつでも社内ファイルサーバやクラウドサービスからiPadで参照し、その場ですぐに説明、回答できるようになったことで、資料不足によるお客様の意思決定の遅れや、再訪問という二度手間を防止できるようになっただけでも、かなりの時間短縮効果が生まれました」(片倉氏)営業部門と同様に「Handbook」を利用してカタログ系の資料を格納するほか、顧客ごとに作成する設計部独自の提案資料などは、社内ネットワークにVPN接続し、普段からパソコンで利用しているファイルサーバにアクセスして閲覧しているという。特に3Dモデルを見せるとお客様の理解度が上がり、漠然としていたイメージが具体化し、その結果としてより深い議論ができるようになる。「以前から3Dモデルをお見せすることは可能でしたが、パソコンの持ち出しが制限されていたので、3Dモデルを見ていただく機会もあまり多くはありませんでした。iPadが導入されて、いつでもお客様先や現地で3Dモデルをお見せできるので、お客様の意思決定をより迅速に引き出せるようになりました」(片倉氏)設計部門では、こうした顧客と接する機会の多い中堅以上の設計担当者を中心に、約800台のiPadを導入している。顧客の想いをかたちにおこし、顧客満足度の高い合意形成に貢献するとともに、ロスのない創造型業務を追求していけるようになった。○図面確認、配筋検査などには専用アプリを活用作業所では、必要となる大量の図面をすべて電子化してiPadに格納することで、手元にない図面を確認するために現場と事務所を往復するといった時間を削減できるようになった。ただ、A1サイズで作成される図面の原本をPDF化して通常のPDFビューアで開いても、拡大縮小時に画面が鮮明化するまでに時間がかかって使いづらい。この問題は、建設業界向けの図面共有サービス「CheX」(チェクロス)を採用することで解決した。配筋検査に利用するのは自社開発アプリだ。既存の自社開発システム資産を活用して、iPadの導入に合わせて最適化したiOS用アプリとして完成させた。iPadから写真を撮影してその場で検査結果を電子データとして記録していけるので、以前のようにデジカメで撮影した写真をパソコンに取り込んで整理したり、検査記録として整える手間が大きく削減された。この配筋検査アプリはパソコン用に開発された社内の書類作成システムとも連携可能であり、iPadで記録した写真やチェック内容を報告書として帳票出力する機能も備えている。「iPadを導入する狙いは、図面を取りに事務所へ戻るとか、デジカメで撮影した写真を整理するなどの副次的作業に要している時間を極力削減し、より重要な施工管理業務に使える時間を確保し、管理密度を向上させることです」と、作業所へのiPad導入を担当する金澤英紀氏は語る。こうした取り組みを確実に実行するため、作業所のトップである作業所長をはじめとする組織の管理者にもiPadを導入し、一体となって業務効率改善に取り組む環境を整えた。導入台数は全国の作業所で約2,000台になる。「本格導入前の試行中に気付いたのは、組織の長が自分で体感してよいと思わなければ活用がなかなか進まないということでした。トップが旗を振る環境を作れば、現場に出る担当者もiPadを活用するモチベーションがあがります。また、所長などの管理職は、お客様対応などで外出していることも多い。そんなときでも、FaceTimeを使えば映像付きで状況を伝達できるため、現場の担当者は必要に応じてタイムリーに、判断やアドバイスを求めることができるようになりました」(金澤氏)FaceTimeは当初の想定以上に作業所の所長や担当者に好評だという。また現在、社内システムのiPad対応を順次進めており、「iPadを用いて、例えば決裁事項などを外出中でも確認・対応できる環境を整備することなどにより、判断プロセスのスピードアップや隙間時間の有効活用を進めていきたい」(金澤氏)と今後の展開も見据えている。○iPad導入に続く今後の重点課題はノウハウ共有約4,000台のiPadの導入に際しては、全国の支店から推進担当者を70名ほど選任し、基本コンセプトである「竹中スマートワーク」の目的から、iPadの基本操作、業務用アプリ(CheXなど)の使い方までを講習し、これを持ち帰って推進担当者から各部門にノウハウ伝達やサポートを行う体制とした。現時点では利用ログを調べると、iPadの利用状況にはまだ個人によってばらつきがあるという。今後は活用の底上げが重要なテーマになる。「まずは取得可能な各種ログをもとに利用状況を見える化し、各支店の推進担当者と情報共有して、よく使いこなしている人の『うまい使い方』を事例として水平展開するとともに、あまり使っていない人へは再教育などの底上げ活動を検討しています。本社が机上だけで考えた施策を機械的にあげても各部門の状況にそぐわなければ効果は出ませんので、利用率底上げの方法論は各部門のキーマンと連携して、実態に即した対策を打ち出していく予定です」(森氏)iPadへのアプリのインストールには自由度を持たせており、業務担当者には積極的に新しい活用方法の発掘にトライしてもらいたいと森氏は語る。各部門の業務担当者の声を吸い上げ、説得力のあるモバイル端末活用の具体的な姿を、利用者の体験談として全社に発信していくことが、今後のモバイル活用の業務定着化には不可欠である。iPadの導入がほぼ完了したこれからが「竹中スマートワーク」の本格始動となるだろう。
2014年10月31日パルコは10月17日~26日、東京・渋谷パルコにて「シブカル祭。2014 ~トゥギャザーしようぜ!~」を開催する。○限定グッズも販売「シブカル祭。2014」は、今年で4回目の開催となる若手女性クリエイターのイベント。多彩なジャンルの女性クリエイターが、アート作品や映像作品、ライブ、パフォーマンスなどを披露するという。女優の橋本愛さん主演の映画「ワンダフルワールドエンド」を「シネクイント」(渋谷パルコPART3・8F)にて上演するほか、ポップアイドル「いずこねこ」の主演映画「世界の終わりのいずこねこ」も「2.5D」(渋谷パルコPART1・6F)にて上演する。ほかにも、渋谷パルコのショップとクリエイターがコラボレーションした限定グッズやノベルティの販売、ワークショップの開催なども予定している。アーティストのクラーク志織さんを講師としてネイルアートを体験できるワークショップや、アイドルグループ「PASSPO☆」などの振り付けを担当した竹中夏海さんによるアイドルダンスのワークショップなどを開講予定。イベントの詳細は公式サイトにて。また、10月17日の18:00~21:00には「公園通り広場」(渋谷パルコPART1・1F)および「パルコミュージアム」(渋谷パルコPART1・3F)にてレセプションパーティーを行うという。
2014年10月10日ブルース・リー主演の名作『燃えよドラゴン』の製作40周年、リーの没後40周年を記念し発売されたブルーレイの特別上映会が、18日に都内で開催され、竹中直人が出席した。その他の写真ブルース・リー歩き方を真似ながらステージに登場した竹中は、本作を自身の初映画監督作『燃えよタマゴン』のモチーフにするほどリーを敬愛しており「初めて観た時は、あの動き、髪の毛、高い声。とにかく痺れましたね。妹が殺されて復讐に燃えて敵をやっつけるシーンがあるんですが、その表情が未だに高揚しますね」と熱く語り、得意のモノマネも披露し会場を盛り上げた。1973年に『燃えよドラゴン』が公開された時、リーはすでにこの世を去っており、当時、宣伝を担当していた渡辺完二氏は「あの頃は亡くなった事を知った上でどう宣伝するか、が課題でした。とにかく若い人を中心に試写会を沢山行いましたね」と振り返り、竹中も「初めて観た時は、もうこの人はこの世にいないんだな…と思いながら観てましたね」と早すぎた死を惜しんだ。本作は麻薬と陰謀が渦巻く要塞島で、ブルース・リー演じる主人公の怒りが炸裂するカンフーアクションで、このほど発売されたアイテムはディレクターズ・カット版を全編リマスターし、初収録となる特典映像や吹替えなどを収録している。『燃えよドラゴン』 製作40周年記念リマスター版発売中6980円(税込)発売・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
2013年07月19日竹中工務店は1日、同社が開発した壁面緑化システム「バーティカル・フォレスト」が、「味の素スタジアム」の壁面約1,450平方メートルを緑化させるための技術として採用されたと発表した。同スタジアムは、2013年開催予定の「スポーツ祭東京 2013」のメイン会場となる。同システムでは、スタジアム壁面を緑で包み込むようすることで、樹木の蒸散効果や放射環境改善効果で緑化面の表面温度を低くし、壁面温度の上昇を抑制。照り返し防止の効果が期待できるという。また、樹木の根を個別の植栽パネルだけではなく、植栽パネル全域に自由に伸長させることで、樹木が健全に生育し、長年にわたり美しい緑化景観を維持。枝葉の広がりを考慮した実質的な緑化面積は2,000平方メートルになるとのこと。樹木は、同スタジアムが位置する武蔵野に自生しているシラカシ、シロダモ、ヒイラギなど32種類の樹木を選定。一年を通して緑を確保するために常緑樹を多くし、残りは彩りを加える季節ごとの花木や紅葉樹等の落葉樹としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日伊豆急行と東急電鉄は28日、テレビアニメ『夏色キセキ』の登場人物・逢沢夏海(あいざわ なつみ)の伊豆急下田駅「オモシロ駅長」就任を発表した。同アニメは下田市を舞台に女子中学生4人組の日常を描いた作品で、TBS・MBSなどで放映されている。伊豆急行の開業50周年を機に、同社は東急電鉄と共同で伊豆地域のさらなる活性化に取り組んでおり、「オモシロ駅長」はその第1弾企画。伊豆を元気にするため、情熱を持って行動できる人を20人選出し、駅長就任を依頼したもので、逢沢夏海もその1人に選ばれた。彼女の”駅長就任日”は6月2日。その後は伊豆急下田駅に等身大のキャラクターボードが設置され、伊豆急行線各駅および列車内にもアニメのポスターが掲出される。伊東~伊豆急下田間で運転される「アルファ・リゾート21」の一部列車では、逢沢夏海を中心に、水越紗季、花木優香、環凛子による車内の案内放送や各駅の到着放送などを行うとのこと。『夏色キセキ』車内アナウンス列車の運転日とダイヤについては、伊豆急行ホームページからも確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日今夏公開の超大作映画『アベンジャーズ』の大ヒット祈願イベントが24日に、東京港区にある増上寺で行なわれ、日本語版で声のキャストを務める竹中直人と米倉涼子が出席。同日に、竹中が“アベンジャーズ”を率いる謎の男、ニック・フューリーの声を演じることも発表された。その他の写真本作は、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマンや、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナー=ハルク、神々の国を追われたソー、謎の女スパイ、ブラック・ウィドウらが、人類を守るために最強の敵に立ち向かう姿を描いた超大作。現在、全世界の興行収入が11億ドルを突破する大ヒットを記録している。米倉は、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの声を担当。「生まれて初めての経験なので緊張しました」といい、初めてのアフレコはカーテンを閉めきってやったと明かした。一方、竹中は「(フューリー役の)サミュエル・L. ジャクソンのたたずまいは色気がある。あーたまんない!」と発言し笑いを誘った。ちなみに本作に登場するキャラクターの中で米倉の好きなタイプは、ジェレミー・レナー演じる弓の名手“ホークアイ”だそうで「クールで寡黙で、二の腕がステキ」と笑顔を見せた。最後にふたりは「全部が見どころです。ものスゴいエネルギーとパワーと、そして勇気をもらえる映画です!」(竹中)「気合いを入れて作っていますので、ぜひ映画館で迫力と壮大なスケールを味わってください」(米倉)とPRした。『アベンジャーズ』8月17日(金) 3D/2Dロードショー
2012年05月24日フランス観光開発機構による「感動大国、フランス。」と銘打ったキャンペーンの記者発表会が3月21日(水)、都内で開催され、俳優の竹中直人と写真家・映画監督の蜷川実花がフランス観光親善大使に就任した。現在、フランスを訪れる観光客は年間約7,800万人でそのうち日本人観光客は60万人と、フランスにおける外国人観光客の重要な位置を占めている。こうした事実を踏まえ、フランス観光開発機構はエールフランス航空を始めとするパートナーと共にフランス観光キャンペーンを展開。親善大使は旅行先としてのフランスのPR活動を行う。クリスチャン・マセ駐日フランス大使より「日仏両国の懸け橋になっていただきたい」という言葉と共に任命状を受け取った2人。プライベートで20回以上フランスを訪れているという蜷川さんは「写真などを通じてフランスの良さを伝えられたらと思いますし、フランスのみなさんにも日本について伝えたい」と意欲を語る。「まさか自分が親善大使になるなんて想像していなかったのでびっくり(笑)!」と語る竹中さんだが、敬愛するレオス・カラックス監督や、フランスで活躍し、竹中さん自身もドラマで演じたこともある藤田嗣治画伯の名を挙げ、大使就任の喜びを語った。これまでのフランス体験をふり返り、蜷川さんは「女性なら誰でもそうでしょうが、やっぱりパリが好き!何回行っても発見があるし、自分の年齢によっても見えてくるものが違うので幾つになっても行きたい街ですね」と語る。仕事でパリを撮ったこともあるが「パリ自体が美し過ぎて、それだけで完璧なので撮るのが難しい。写真家泣かせの街です」とも。すでに何度も足を運んでいるだけに自分なりの楽しみ方も確立しているようで「公園をグルグル回ることが多いですね。あとは『今日は美術館』とか決めて、贅沢な過ごし方を楽しんだりしてます」と明かした。一方の竹中さんは「カラックスが大好きなので(映画『ポンヌフの恋人』の舞台である)ポンヌフは必ず行っちゃいますね…そう言ってる自分に照れますが(笑)。あとはモディリアーニも好きなのでモンパルナスに行くと興奮します!」と語るなど、やはり芸術家たちの足跡が気になるよう。ちなみに、竹中さんは自身の監督デビュー作『無能の人』が第13回ナント三大陸映画祭において審査員特別賞およびナント市賞を受賞しているが、このとき竹中さん自身はナントを訪れることができなかったそうで「プロデューサーが行ったんですが、とても良いところだと聞いてるのでぜひ行ってみたい」と希望を明かした。蜷川さんは「モン・サン=ミシェルに行ったことがないので行ってみたい。まだまだ行ったことがないところは多いし、いろんなところに行きたい」と意欲を燃やしていた。■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会■関連記事:竹中直人“ネコ役”続投に安堵「小栗くんに変わると思っていた」ネコ好きもイヌ好きも虜にしてしまう!?“長ぐつをはいたネコ”プスのネコたる魅力アントニオ・バンデラス、ブダペストの空港でスリ被害に遭うプス&キティ、情熱のネコダンス!『長ぐつをはいたネコ』ダンスバトルのゆくえは…?下着姿で佇むエリカ様、掟破りの過激さ!『ヘルタースケルター』特報映像が解禁
2012年03月21日『シュレック』シリーズの人気キャラクターを主役にした『長ぐつをはいたネコ』が17日(土)から日本公開になる前に日本語吹替え版でプスの声を務めた竹中直人と、プスの相棒ハンプティ・ダンプティの声を務めた勝俣州和がインタビューに応じた。『シュレック』シリーズよりプスの声を演じてきた竹中は、以前よりウワサは出ていたものの、正式にプスが主人公の作品が作られると知って「本当に実現するなんて思ってもみなかったですし、アントニオ・バンデラスとかたちは違えど共演できるのはうれしかった」と振り返る。竹中は本作のほかにも『機動警察パトレイバー2 the movie』の荒川茂樹役や、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』の金獅子のシキ役などアニメの吹き替えも務めているが「声優は本当に奥深い仕事だと思っていて、憧れはあるけど自分に話は来ないと思っていました。画面のキャラクターのリズムに合わせていかないとならないですから、芝居以上に集中力がいるし、何とも言えない緊張感があって楽しいですね」と語る。一方の勝俣は声優初挑戦。それもハリウッド大作の主要キャストだ。「話が来たときは絶対にウソかドッキリだと思ってました」と笑顔を見せる勝俣だが、実際に収録に入ると予想を上回る楽しさが待っていたという。「過去に何回かドラマに呼んでいただいたんですけど、僕の印象が強すぎて、どんな役をやっても“勝俣州和”になっちゃうんです。今回はハンプティの姿があることで役に成りきれましたし、役に入っていける瞬間もあった。だから、何十回録り直しがあってもツラいどころか楽しくてしかたなかったです」。そんなふたりが演じるプスとハンプティは孤児院育ちの幼なじみ。偶然の出会いから友情を築き、同じ夢に向かって二人三脚で歩むも、ある事件を機に袂を分かつ。本作は豪快な大冒険を描いたアドベンチャー大作だが、大人の観客の胸をうつ“男の友情ドラマ”でもある。勝俣が「ふたりは不器用だから、ぶつかっちゃうんですよね。この物語は大人も感動すると思います」と語れば、竹中も「重要なのは、ふたりの過去を描いた回想シーン。あのシーンがあることで映画の奥行きが変わってくるし、ふたりの出会いも丁寧に描かれているんです」と説明する。ちなみに本作は、大人の観客も存分に楽しめるクオリティを備えているだけあって、すでに全世界47か国でナンバーワンヒットに輝いており、続編の製作も期待されている。竹中は「第二弾を是非やりたいし、次にどんなキャラが出るのか楽しみですよね。地球が無事な限りは続けたい! 勝俣君を声優として放っておくわけにはいかないですし!」と意気込みを語り、勝俣は「この年齢で新しい分野に挑戦できるのはワクワクします。できれば竹中さんとは実写でもコンビを組みたいです!」と笑顔を見せた。『長ぐつをはいたネコ』3月17日(土) 3Dロードショー(一部劇場をのぞく)
2012年03月15日映画『長ぐつをはいたネコ』公開記念イベントが、“にゃんにゃんにゃん猫の日”の2月22日に都内の今戸神社で行われ、日本語吹替版キャストを務めた竹中直人、勝俣州和、スペシャルゲストの猫ひろしと、猫のプスプスくんが登場した。その他の写真“招き猫発祥の地”といわれる今戸神社は通称“猫神社”と呼ばれ、縁結びやパワースポットとして知られている。竹中と勝俣は役になりきった衣装で登壇し、猫ひろしは長ぐつをはきプスプスくんと共に「カンボジアから来ました、シュマールひろしです」とあいさつ。お馴染みの持ちネタで場を盛り上げた。現在も猫を飼っているという竹中は「一人暮らしのときは12匹になったこともあった」という大の猫好きで、本作の主人公プスと同じく、かつては捨て猫だったというプスプスくんを胸に抱き、目を細めた。イベントでは“猫の日”にちなんで、お賽銭222円で本作のヒットを祈願。竹中は「スリル満点。涙が出て笑いもあって、踊りがチャーミングで可愛かった」と作品の魅力をPR。竹中が記者団に“笑いながら怒る猫”のネタも披露するなど終始、笑顔のたえないイベントとなった。『長ぐつをはいたネコ』は、“長ぐつをはいたネコ”ことプスが、シュレックに出会う前の話。彼が相棒のハンプティ・ダンプティと、謎のメス猫キティと共に“黄金の卵”を産むと噂されているガチョウを盗むために大冒険を展開する。『長ぐつをはいたネコ』3月17日(土) 3Dロードショー(一部劇場をのぞく)
2012年02月22日『シュレック』の人気キャラクターを主役にした『長ぐつをはいたネコ』で、日本語吹替版キャストをつとめるプス役の竹中直人と、卵のハンプティ・ダンプティを演じる勝俣州和が、19日に都内で公開アフレコを行なった。その他の写真ふたりは役になりきった衣装で登場し、駆けつけた“プス”が見守る中でアフレコを披露。意外にも声優初挑戦となる勝俣は、ハンプティ・ダンプティを「半ズボンだし、まさしく小学生の僕。監督から毎日ほめられながら、上手くのせてもらった」とコメント。竹中から「完璧にキャラクターになりきっていて驚いた」と言われてると「一生懸命やっただけ、竹中さんがいたからこそできた」と照れ笑い。本番のアフレコ収録は、ランニングと海パン姿でのそんだという竹中は「色っぽくてチャーミングで、めちゃくちゃカッコイイ」と『シュレック』から、引き続き声を担当する“プス”がお気に入りの様子。「今回は主役ですから、かなり大活躍するし、しゃべる量が多くて、テンションが凄く高かった」とニコニコしながら隣に立つ“プス”を見つめると、勝俣から「日本一ふざけた55歳」とツッコまれていた。さらにこの日は、子どもたちが応援隊としてオリジナルダンスを踊る“長ぐつ隊 ダンスユニット”の結成も発表。隊長は『家政婦のミタ』にも出演した人気子役の本田望結が務め、2月にお披露目イベントが予定されているとのこと。竹中と勝俣は「気合いを入れて、完璧に踊りを覚えたい」と意気込みを語った。最後に竹中は「夢と勇気と希望、そして美しい友情につつまれた冒険3Dアニメーションです。泣けて笑える完璧なエンターテインメントになっていますから、ぜひ3Dで観てください。ニャァ」とPRした。『長ぐつをはいたネコ』は、“長ぐつをはいたネコ”ことプスが、シュレックに出会う前の話。彼が相棒のハンプティ・ダンプティと、謎のメス猫キティと共に“黄金の卵”を産むと噂されているガチョウを盗むための冒険を3Dアニメーションで描く。『長ぐつをはいたネコ』2012年3月17日(土) 3Dロードショー(一部劇場をのぞく)
2012年01月19日大ヒットシリーズ『シュレック』のスピンオフ作品として生まれたアニメーション映画『長ぐつをはいたネコ』の日本語吹き替え版の声優を務める竹中直人と勝俣州和が1月19日(木)、アフレコ収録の模様を報道陣に公開。あわせて本作のスペシャル応援隊としてダンスユニット“長ぐつ隊”が結成されることになり、隊長を、昨年のヒットドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ)の次女役で話題を呼んだ子役の本田望結(みゆ)が務めることが明らかになった。『シュレック』シリーズ随一の人気者“長ぐつをはいたネコ”ことプス(竹中さん)がシュレックと出会う以前を描いた本作。無実の罪を着せられ、育った町を後にしたプスが兄弟分の卵のハンプティ・ダンプティ(勝俣さん)と共に、伝説の金の卵を手に入れるため冒険を繰り広げる。これまで全シリーズでプス役を務めてきた竹中さんは慣れたもの。ただ、これまでと違い今回は主役ということで「今回は大活躍で、とにかくよく喋りました」とニッコリ。一方、勝俣さんにとって声優は本作が初めて。「僕の声でキャラクターにハマるのかな?と不安だったんですが、始めてみたら僕そのまま。しかも小学生時代の僕でした(笑)」とふり返った。ちなみに2人はこの日、それぞれのキャラクターを意識した衣裳で登場したが、普段のアフレコ中に関しては「タンクトップに海パン一丁」(竹中さん)、「ふんどしでローションを塗って」(勝俣さん)臨んでいると告白し笑いを誘った。2人の共演は1993年放送のドラマ「いつか好きだと言って」以来。これまでの収録は別々に行われておりこの日、久々に顔を合わせたそうで、収録の合間にかつての思い出を語り合ったり、互いの子供たちの年齢を話す姿が見られた。アフレコ収録後に「長ぐつ隊」の結成が発表され、本田望結ちゃんから「素敵な長ぐつを用意しますので一緒に踊りましょう!」というメッセージが届けられると、勝俣さんは「ドラマ(『家政婦のミタ』)も見てたので嬉しい。完璧に覚えたい」とやる気満々。竹中さんも「2週間くらい気合い入れて練習しよう」とノリノリの様子だった。『長ぐつをはいたネコ』は3月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ガガのラテンビートに乗せてネコたちが踊る!『長ぐつをはいたネコ』特別映像が到着『長ぐつをはいたネコ』、ジョニーらの競合を抑えハロウィン新記録のヒットスタート選挙資金調達でL.A.訪問のオバマ大統領を支持者のハリウッド・スターたちが歓迎バンデラス、ネコに囲まれヒットを確信?ハリウッドで“ネコ”限定プレミア開催スペインにウォーク・オブ・フェイム誕生。ペネロペ&ハビエル夫妻らが出席
2012年01月19日竹中直人と生瀬勝久が舞台初共演、新ユニット“竹生企画”として上演する『ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~』が11月11日(金)に東京・シアタークリエで開幕する。前日の10日には、舞台稽古の合間に竹中と生瀬、さらに本作品で初舞台を踏む共演の山田優が会見に応じた。「ヴィラ・グランデ青山」チケット情報はこちら物語はバブル期に建てられた、小洒落てはいるが造りの悪いマンション「ヴィラ・グランデ青山」が舞台。ここに住む男・民谷(竹中)が娘の元カレに殺されかけた、という事件を発端に、かつてここに住み民谷の友人だったが今は仲たがいしている男・陣野(生瀬)や、マンションの住民らを巻き込みながら展開するシニカル・コメディだ。作・演出は、以前からファンだったと語る竹中のラブコールに応えた倉持裕が担当する。もともと、竹中の監督映画に出演した生瀬が竹中を二人芝居に誘ったことから始まったこの企画。会見では生瀬が改めて「学生の頃からずっと拝見していた大先輩。竹中さんにずっと憧れてこの世界に入った人間なので、夢のような話なんです」と心中を話した。竹中は「私は、生瀬くんに圧倒されっぱなしの日々です」と照れ、「(最初に声を掛けられた時は)面倒くさいな、ふざけんなよって(笑)……いえ、嬉しかったですね。え、おれでいいの? って」とジョークを交えた竹中節で当時の心境を語った。また、陣野の部屋を借りている美女・早坂役はこれが初舞台となる山田優が演じる。山田は現在の気持ちを開口一番「よくわかりません……汗が止まらなくてずっと緊張してます」と話すが、その山田をふたりは「優ちゃんの佇まいがめちゃくちゃ美しい、これが初舞台かよ!って感じ」(竹中)、「色々特技を持っていてびっくりしちゃう」(生瀬)と絶賛。山田が生歌を披露するシーンもあり、山田曰く「初めてジャズを歌うので、一番緊張するポイント」とのことだが、こちらも生瀬が「すごいっすよ。稽古場なのにNYにいるんじゃないかなと思っちゃう」と話していた。なお、当初の企画だった“二人芝居”については竹中が「ずっとふたりは嫌だよ、煮詰まるし。想像しただけでも身体に汗が……」と語るも、「僕は諦めていないです!」と生瀬。今後も竹中と生瀬、ふたりの企画が期待できそうだ。ほかに出演は谷村美月、松下洸平、田口浩正。公演は11月11日(金)から27日(日)まで東京・シアタークリエ、12月1日(木)から4日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、その他各地でも上演。チケットは発売中。
2011年11月11日日本を代表する個性派俳優、竹中直人と生瀬勝久が新ユニット“竹生企画”を立ち上げ、舞台『ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~』で共演する。この作品の稽古が10月11日に始まり、その様子が取材陣に公開された。作・演出は倉持裕。「ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~」チケット情報キャスト・スタッフが一堂に会する稽古初日の“顔合わせ”で、生瀬は「(竹中直人監督作の映画)『山形スクリーム』のロケ先で、竹中さんとふたりっきりになったときに『竹中さん、二人芝居って興味ありますか、もしよければ僕とやっていただけませんか』と言ったら、『いいよ』と言ってくれたのが最初。二人芝居ではないんですが、こうやって稽古初日を迎える状況になりました。夢のようですが、夢って本当に叶うんだなって思います」と感慨深げにこの企画が生まれたいきさつを語った。また「竹中さんに憧れがあるので、それをなくしたい。どうしても憧れがあると“受け”にまわっちゃうので。できれば本当に戦いたい」と気合を入れる。一方、竹中は「(二人芝居と言われたが)ふたりでずっと向き合っているのは恥ずかしいんで、誰か呼びたいなと思って直感的にキャスティングしたら、みんな『オッケー』と言ってくれた。ずっと倉持さんのファンだったので、脚本と演出を頼んだら倉持さんもオッケーだった。めちゃくちゃラッキーでした」と話していた。共演は山田優、谷村美月、松下洸平、田口浩正。山田優がこの作品で初舞台を踏むのも話題だ。「緊張で口から心臓が飛び出しそうで、昨日は眠れなかった」という山田は、「舞台を観るのがすごく好きで、だから初舞台は絶対後悔したくなくて、すごく好きな人たちとやりたいと思っていました。竹中さんに声を掛けていただいて、初舞台をやろうって決意しました」とその心境を語った。物語は小洒落ているが造りの悪いマンション“ヴィラ・グランデ青山”を舞台に、絶妙かつ軽妙な会話が繰り広げられるシニカル・コメディになるとか。公演は11月11日(金)から27日(日)まで東京・シアタークリエ、12月1日(木)から4日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、その他各地でも上演。
2011年10月12日映画『シュレックフォーエバー』が12月18日(土)、初日を迎え日本語吹き替え版の声優を務めたダウンタウンの濱田雅功、藤原紀香、竹中直人らが東京・新宿ピカデリーで舞台挨拶を行った。緑の怪物シュレックと仲間たちの冒険を描く、ドリームワークスの人気CGアニメシリーズ第4弾にして最終章。主人公・シュレックの声を務めてきた濱田さんは「いつも言うてるんですけど、僕以外の人がすごく上手いです。それでも精いっぱい頑張りました」と挨拶。声優業は今回が最後?と司会者から聞かれると「そうでしょうね。難しいんですよ。英語に合わせて日本語を言うのは。監督に何回も『お前がやれ!』って言いたくなりました」とボヤキ節。対照的に「スラスラ進みました」と話す竹中さんに濱田さんは「ダメ出しくらいあったでしょう?」とすかさずツッコミ。竹中さんは「あなたとは違うの!」と言い返し、お互い指を指し合ってにらみ合い。山寺宏一が「こんな掛け合いも見られなくなりますねぇ」と冷静になだめに入った。一方、シュレックの最愛の人、フィオナ姫役の藤原さんは、シリーズをふり返って「各国の映画祭に参加できたのがとても楽しかった。ハリウッドではキャメロン(・ディアス)さんとご一緒したり…」とニッコリ。濱田さんはここでも「なんで自分だけそういう思いしてるの?」と絡んでいた。『シュレック フォーエバー』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:シュレック フォーエバー 2010年12月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:『シュレック』長ぐつをはいたネコとドンキーのキュート&爆笑特別映像が到着!藤原紀香“シュレック卒業式”に出席「10年間幸せでした」と晴れ晴れダウンタウン浜ちゃん10年分の『シュレック』をセットで相方に贈る?『シュレック』に子育て世代の夫婦が熱烈な共感!意外な(?)アンケート結果が…ハリセンボンの春菜、シュレックに変身の上、ムチャぶりギネス挑戦で疲弊…
2010年12月18日