2012年公開されたアニメーション映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の終盤に登場する「エヴァンゲリオン第13号機 疑似シン化第3+形態(推定)」がプラモデルで初立体化され、2015年5月にコトブキヤより発売される。価格は10,584円(税込)。これまで「エヴァンゲリオン初号機 疑似シン化第一覚醒形態」や「エヴァンゲリオン正規実用型 改2号機β」など、プラモデルで続々と立体化しているコトブキヤだが、今回は業界初となる「エヴァンゲリオン第13号機 疑似シン化第3+形態(推定)」をプラモデルで立体化。コトブキヤが展開する既存の「エヴァンゲリオン」シリーズと同様に、1/400スケールでの立体化となり、CAD設計による精密な関節部設計と原型師による洗練されたフォルムで造形されている。本商品の原型製作は桑村祐一氏、千葉翔平氏、清水康智氏が担当。実際のキットでは、疑似シン化第3+形態時の瞳、通常時の瞳はそれぞれ塗装され、2パターンの頭部を再現可能。ギミック面では、口部分が差し替えなしの可動で再現されるほか、腿前面と膝頭が連動して動き、顔を上に向ける際には喉部が連動して可動する。副腕の展開状態は差し替え式で、収束状態の槍は、ジョイントパーツと2本分の柄を使用して再現できる(収束状態は1本のみ再現可能)。付属品は、槍×2、フライングベース、フライングベースに接続する光輪支持パーツの台座、副腕展開パーツ一式、光輪支持パーツ、光輪、収束状態の槍再現用ジョイントパーツ、フライングベース対応用の臀部パーツ。商品価格は10,584円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年5月を予定している。(C)カラー
2015年01月08日2014年4月~7月に放送されたTVアニメ『悪魔のリドル』。そのTV未放送回となる第13話の上映会イベント「10年黒組 補習授業」が、2014年11月22日、東京・科学技術館サイエンスホールにて開催された。"アニメでは早々にリタイアした武智乙哉"と"長期入院で出席日数が足りない剣持しえな"のための補習授業として行われた本イベントでは、主人公・東兎角役の諏訪彩花がMCを担当。そして、武智乙哉役の沼倉愛美と剣持しえな役の山田悠希がゲストとして登場した。なお、東兎角、武智乙哉、剣持しえなはBlu-ray/DVD第7巻のジャケットにも登場している3人だ。『悪魔のリドル』では、7月に開催された「黒組Party!」以来となるイベントということもあり、オープニングトークでは近況などを報告。作品の打ち上げにおいて、諏訪がみんなに手紙を書いて渡したというエピソードが披露されると、照れながら「あんなに迷惑を掛けたんだから……」(諏訪)。さらに話題は、現在配信中の「諏訪トロ Party!」について。諏訪が口ずさむ各回EDなどのイントロを集めた本アルバムは、現在iTunesなどで配信されているが、諏訪がカッコよく写ったジャケットが会場の大スクリーンに映し出されると、思わず沼倉が「今日、この人どこにいるんですか?」と呟く。なお本作は、1曲1曲があまりに短いため、試聴ですべてが聴けてしまうという裏ワザが暴露されたが、諏訪自身にとってはデビューアルバムということもあり、「これは買うしかないね(笑)」(諏訪)。12月17日発売のBlu-ray/DVD第7巻に収録される第13話(OVA)の先行上映会に続いては再びトークコーナー。「無人島サバイバル」をテーマに、シリアステイストだった本編とは異なり、かなりコメディタッチに仕上げられた第13話について沼倉は、「未放送だからって遊びすぎ(笑)」との感想を述べた。また、諏訪は「これで終わるのはもったいない」ということで、金元寿子と2人で続きのストーリーを考えたというエピソードを披露。京都での修学旅行を舞台にした「京都大○編」が実現するかどうか……こんどの展開にも注目したい。トークに続いては、箱から引いた「ターゲット」と「武器」でエア暗殺をする「どんなターゲットも殺してやる!!」や、お題をジェスチャーで伝える「伝わらなかったら暗殺! 死のジェスチャーゲーム」などのコーナーで会場を沸かせ、最後はスタッフ、そしてファンに対する感謝の言葉を述べ、およそ1時間半のイベントを締めくくった。TV未放送の第13話が収録された『悪魔のリドル』Blu-ray/DVD7巻は現在発売中。(C)高河ゆん・南方純/KADOKAWA刊/「悪魔のリドル」製作委員会
2014年12月28日2014年10月よりMBS・TBSほかにて放送開始となったTVアニメ『結城友奈は勇者である』。その第1話から第5話までを映画館の大スクリーンで上映するイベントが、11月2日に東京・新宿の新宿ミラノ1にて開催された。今回のイベントでは、イベント当日までに放送された第1話から第4話に加え、放送前の第5話を最速上映するというもので、およそ1,000席の新宿ミラノ1にファンが集結。ステージに登壇した、照井春佳(結城友奈役)、三森すずこ(東郷美森役)、内山夕実(犬吠埼風役)、黒沢ともよ(犬吠埼樹役)、そして長妻樹里(三好夏凜役)の5人に大きな歓声を送った。イベント開始時、第3話の上映後、そして第5話の上映後に登壇した勇者部の5人は、作品の見どころや感想、最新情報などを話しつつ、ファンとの交流を楽しんだ。TVアニメ『結城友奈は勇者である』は、MBS・TBS・CBC・BS-TBSほかにて現在放送中。(C)2014 Project 2H
2014年12月13日世界各地の秀作を集める映画祭「第13回東京フィルメックス」のラインナップ発表記者会見が26日に都内で行われ、林加奈子ディレクター、市山尚三プログラム・ディレクターと、審査員を務める秦早穂子氏、イスラエル大使館のニル・ターク氏、園子温監督、大森立嗣監督が登壇した。その他の写真毎年、世界各国の作品を紹介し、さらに日本映画を海外に紹介する取り組みも続けている本映画祭。今年も本日現在で46作品の上映が決定している。林ディレクターはコンペティション部門の作品について「独創的で、社会に向き合い、どう伝えるか工夫されている作品が揃った」と自信を見せ、オープニングにホン・サンス監督の『3人のアンヌ』が、クロージングにバフマン・ゴバディ監督の『サイの季節』が上映されることも発表した。また特別招待作品にも、アキ・カウリスマキ、ペドロ・コスタ、ビクトル・エリセ、マノエル・ド・オリヴェイラが手がけるオムニバス作品『ギマランイス歴史地区』や、アモス・ギタイの最新作『父へのララバイ』、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『メコンホテル』、今年のヴェネチア映画祭で最高賞を受賞したキム・ギドク監督の『ピエタ(原題)』など、本映画祭と縁の深い映画作家の作品が揃った。“ジャパン・フォーカス”部門で新作『ぼっちゃん』が上映される大森監督は、秋葉原で起こった連続殺人事件にインスパイアされた本作が上映されることについて「フィルメックスはお客さんの目が肥えているので、自分にとっての良い物差しになる」と述べ、1995年に撮影されるも未完成のままだった幻の作品『BAD FILM』を出品する園監督は「編集していて、今の自分の映画がすべてこの映画に通じていると感じたし、『BAD FILM』がなければ現在の自分はないと思いました。フィルメックスは稀有でストイックな素晴らしい映画祭で、観客がどんな反応をするのか楽しみにしています」と語った。本映画祭ではさらにイスラエル映画傑作選や、木下恵介監督生誕100年祭、人材育成事業“タレント・キャンパス・トーキョー2012”など様々なプログラムを開催する。第13回東京フィルメックス11月23日(金・祝)~12月2日(日)有楽町朝日ホール、東劇、TOHOシネマズ日劇で開催
2012年09月26日