人気ドラマシリーズ「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系)の続編「特捜9」(同)が4月にスタートした。 主演をつとめるV6の井ノ原快彦(41)をはじめ、羽田美智子(49)、吹越満(53)らが演じる「9係」のメンバーが再集結。そのメンバーを束ねる班長として、「9係」からの新キャスト・寺尾聰(70)が加わった。 「今期刑事ドラマ3本をそろえ、他局を視聴率で大きくリードする戦略のテレ朝。『特捜9』は初回16.0%、第2話15.4%と好調です。やはり『捜査9係』からの固定ファンがいるのが強みです」(放送担当記者) そして、寺尾のほか新キャストとして加わったのが山田裕貴(27)だ。2011年にテレビドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」(同)で俳優デビュー。その後、映画・ドラマ・舞台で経験を積んだ。昨年はなんと人気シリーズ「HiGH&LOW THE MOVIE」の2本、「亜人」、2部作の「あゝ、荒野」など出演映画が10本以上公開されたのだ。 そんな山田だが、芸能活動を行ううえでの強力な“心の支え”があるという。 「父親は中日、広島で活躍した元プロ野球選手で現在は広島でコーチをつとめる和利さん。中学まではそんな父に憧れて野球少年だった裕貴さんですが、父のレベルから比べ自分はプロになれないと思い断念。俳優の道を目指したそうです。そんな父親が自分の出演作を見に行ってくれている。道は違えど、父親が自分のことをプロとして認めてくれている。それが俳優としての原動力になっているといいます」(映画業界関係者) 今年秋には、主演映画「あの頃、君を追いかけた」で乃木坂46・齋藤飛鳥(19)とタッグを組む山田。さらに知名度がアップしそうだ。
2018年04月23日「警視庁捜査一課9係」がリニューアルして、この春スタートするドラマ「特捜9(とくそうナイン)」に、若手俳優の山田裕貴が若手刑事役として出演することが決定した。本作は、井ノ原快彦演じる浅輪直樹刑事ら「9係」に所属していたメンバーが、寺尾聰演じる“新班長”宗方朔太郎のもと、新部署「特別捜査班」で再結集。再び難事件に立ち向かっていく様子を描く群像刑事ドラマ。宗方班長率いる特別捜査班で、直樹を中心に小宮山志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、村瀬健吾(津田寛治)といった超個性的な元9係メンバーがこれまで通りのコンビを組み捜査に取り組むのだが、今回新たに、新メンバーとして若手刑事・新藤亮役で山田さんの出演が決定。山田さんといえば、2011年「海賊戦隊ゴーカイジャー」で俳優デビューし、「3人のパパ」「僕たちがやりました」「ホリデイラブ」『あゝ荒野』『闇金ドッグス』シリーズなどに出演する若手俳優。今回の決定について「初めてお話を聞いたときはあの絶妙なコンビネーションのチームに入り込んだらどうなるんだろうと少し楽しみでもあり、あの素晴らしいキャストの皆様の中で『絶対に埋もれてはダメだ』と『この春、生き残らなきゃ』と強く思いました(笑)情熱と冷静さを忘れず、プレッシャーをうまく原動力にしてしっかり皆様と役に食らいついて、役を生きようと思います」とコメント。また、「いままであまり山田裕貴を知らなかった皆様にも、新藤亮を通して山田裕貴という俳優を記憶に残してもらえるよう一瞬、一瞬を大切に撮影に臨みます」と意気込みを語っている。そんな山田さん演じる新藤刑事は、第1話から登場。特捜班に所属する前の浅輪刑事が犯人を追跡中に新藤と出会うことに。新藤がどのように特捜班に入るのか、直樹が初めて迎える“後輩刑事”をどう扱いながら捜査に向かうのか?新メンバー参入でどのような化学変化が起こるのだろうか?「特捜9」は4月11日(水)より毎週水曜日21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月13日4月スタートのテレビ朝日木曜ドラマは、麻見和史「警視庁文書捜査官」を原作にした「未解決の女警視庁文書捜査官」を放送することが決定。初共演となる波瑠と鈴木京香が、女刑事に扮し強力タッグを結成、未解決事件に挑む。本作は、未解決事件の文書捜査を担当する「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)に所属する矢代朋と鳴海理沙が、個性豊かなおじさま捜査官たちや、イヤ~な上司とパワフルに対峙しながら、“文字”を糸口に未解決事件を鮮やかに解決していく爽快感あふれるミステリードラマ。■肉体派の波瑠×頭脳派の鈴木京香、最強バディの誕生!「あなたのことはそれほど」や現在放送中の「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」に出演し、今作では主演を務める波瑠さんが演じるのは、体力と柔術には自信のある肉体派熱血刑事の矢代朋。燃える正義感と情熱、直感を武器に、なりふり構わない無鉄砲な捜査で事件解決に奔走。また、劇中にはアクションシーンも登場するなど新境地を切り開く。そして、文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙を、テレビ朝日の連続ドラマに出演するのは25年ぶりとなる鈴木さんが演じる。理沙はわずかな文章から書き手の性格や思考を言い当てるという稀有な能力を持つ“文書解読のエキスパート”。対人関係が苦手で「人より文字が好き」と豪語する、ちょっぴり浮世離れした女性。一見正反対なタイプの2人だが、バディを組むことで互いの根底に共通するものを見出していく。息の合ったバディへと成長していく姿に注目だ。■コメント到着! 「綺麗なところは鈴木さんにお任せ」「いいバディになりたい」波瑠さんは共演の鈴木さんいついて「以前、舞台を観劇した後に偶然お会いして、すれ違いざまにご挨拶だけさせていただいたのですが…ビックリしますよ!綺麗すぎて!もう『自分が恥ずかしい!』と思うくらい美しかったのが強く印象に残っているので、今回もすごく背筋が伸びる思いです」と話しつつ、撮影が待ち遠しいと語る彼女は、「これから3か月、綺麗なところはすべて鈴木さんにお任せして(笑)私は汗をビシャビシャッとかきながら、汗臭い感じで撮影に臨みたいと思います(笑)男がそこにいるんじゃないか…と思われるくらいの鬱陶しさを全力で出しながら、鈴木さん演じる理沙との差を楽しみたいです」と意気込み。役柄に関しては「バタバタ、ドタドタとやかましく立ち回る役どころ(笑)ひたすら情熱だけはあるキャラクターで、職場の先輩たちからもちょっと煙たがれるような女性です」と説明し、今作ではアクションにも挑戦するということで、「日ごろから運動をして備えようとも考えています」とも話している。「波瑠ちゃんは本当にかわいい!台本にも『目が大きくてかわいい』と書かれていますが、まさにその通り」と波瑠さんの印象を語る鈴木さんは、「一風変わった面白い刑事ドラマを私自身も楽しみながら、波瑠ちゃんといいバディになりたいと思っています」と意気込み。役作りに関しては「理沙は個性的な役ですから、面白いキャラクターにしたいと思う半面、現実にはいないと思われないような“地に足が着いた変な人”をしっかり演じたいと考えています。これから3か月どんなふうに波瑠ちゃんを呆れさせられるか(笑)ワクワクしながらいまも策を練っているところです」と明かし、「理沙は日の差さない地下の第6係から、捜査現場で奮闘する朋に“事件解決につながるパス”を送る立場。いかに良いパスを出せるかが、朋の動きやひらめきに大きく作用すると思いますので、そこにこだわりながら演じたいです」とコメントした。■朝ドラ「あさが来た」コンビが再タッグ本作の脚本を務めるのは、2005年にドラマ「不機嫌なジーン」で向田邦子賞を、2016年には波瑠さんがヒロインを演じた連続テレビ小説「あさが来た」で橋田賞を受賞し、2017年には文化庁芸術祭大賞作「眩~北斎の娘~」の脚本も手掛けたヒットメーカー大森美香。彼女がテレビ朝日のドラマ脚本を担当するのは18年ぶりとなる。第1話ストーリー無鉄砲な熱血捜査で負傷し、1か月の昏睡状態から目覚めた警視庁捜査一課強行班係の刑事・矢代朋(波瑠)は復帰早々、異動を命じられる。異動先は薄暗い地下にある窓際部署――「特命捜査対策室」第6係。未解決事件の文書捜査を担当する「文書解読係」だった。朋は戸惑いながらも、文書解読のエキスパートと呼ばれる不愛想な先輩刑事・鳴海理沙(鈴木京香)らとともに、新部署で働き始めることに。だが、その業務内容の実態は、単なる捜査資料の“倉庫番”にすぎず…。そんな折、強行犯係の刑事たちが理沙のもとへ、つい先日起こった連続変死事件の被害者である女性2人の遺書を持ち込む。その遺書を読んだ理沙はすぐさま犯人像と犯行動機を解析するが、強行犯係たちは懐疑的。その矢先、新たな情報が第6係にもたらされる。先の被害女性2人の部屋に、10年前の日付が記されたミステリー作家・島田泉水のサイン入り自著があったというのだ。実は、泉水は10年前に密室状態の自宅マンションで腹部を刺されて死亡。密室トリックの解明はおろか、犯人の目星さえ付けられないまま、捜査は打ち切りになっていた――。事情を聞いた朋はやる気満々で、強行犯係に10年前の事件の合同再捜査を提案。朋の熱血ぶりを冷めた目で見る理沙だが、朋が聞き込み捜査で直感したという推理を聞くや、興味を示しだし――!?木曜ドラマ「未解決の女警視庁文書捜査官」は4月より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月05日吉本興業は21日、都内で会見を開き、秋元康氏プロデュースによるアイドルグループ・吉本坂46を結成することを発表。お笑いコンビ・次長課長の河本準一は、オーディションに参加する意志を表明し、「欅坂、乃木坂を震わせるようなアイドルになっていきたい」と意気込みを語った。次長課長の河本準一吉本坂46は、乃木坂46、欅坂46に続く坂道シリーズ第3弾。よしもと所属タレント約6000人を対象にしたオーディションでメンバーを決める。芸歴・男女不問、ユニットの芸人も個人でのエントリーとなる。"ガチで歌う"本気のアイドルユニットで、ソニーミュージックからメジャーデビュー予定。活動開始は年内を予定しており、目標は「東京ドーム公演」「紅白歌合戦出場」とのことだ。会見には、陣内智則、平成ノブシコブシ、南海キャンディーズのしずちゃん、ジミー大西ら所属タレント約100人が出席。河本は「やります!」といち早くオーディション参加を宣言し、「乃木坂や欅坂の勢いを考えますと、吉本もやはり坂というものに。一緒になって上り坂を駆け上がっていきたい」とやる気満々に話した。また、「ライバルは平手ちゃん」と欅坂46の平手友梨奈をライバルに挙げ、「欅坂とか乃木坂とかライバルです。そのうち移籍とか兼任もあると思うので」と坂道シリーズ内での競争を意識。さらに、「欅坂、乃木坂を震わせるようなアイドルになっていきたい」と目標を力強く語り、「のちのち3人、5人なりの派生ユニットや、各県代表のユニットもやりたい」とアピールした。
2018年02月21日リアル脱出ゲームを展開する株式会社 SCRAPは、新宿・歌舞伎町の街全体が舞台の謎解きイベント、リアル捜査ゲーム「歌舞伎町 探偵セブン」を、2017年12月19日(火)に新宿・歌舞伎町にオープンするテーマパーク「東京ミステリーサーカス」にて開催する。歌舞伎町の街全体を舞台にしたリアル捜査体験リアル捜査ゲーム「歌舞伎町 探偵セブン」で楽しめるのは、「東京ミステリーサーカス」2階の「リアル捜査スペース」を起点にした、歌舞伎町の街全体を使う謎解き体験。バーやキャバクラ、ホストクラブで聞き込み本イベントでは、参加者は「NO.1キャバ嬢殺人事件」「裏カジノ・イカサマ事件」「心霊マンションしたい消失事件」など、6つの事件の中から自分の請けたいものを選んでプレイすることが可能。依頼書を元に捜査すべき場所を特定し、バーやキャバクラ、ホストクラブ、マンションなど、歌舞伎町に実在する場所に実際に足を運んで聞き込みを行い、謎や暗号を解きながら”捜査”を進めることで、事件の真相を解き明かしていく。制限時間はないため、自分のペースで複数日にわたって遊ぶことが出来るのもポイントだ。プレイヤーの相棒となるキャラクターは「逆転裁判」の岩元辰郎がデザインまた、本イベントでプレイヤーの相棒となる探偵たちのキャラクターデザインは、ゲーム「逆転裁判」シリーズのキャラクターデザインなどで知られる岩元辰郎が担当。脚本には「テラスハウス」「脱力タイムズ」「あいのり」などを手掛けた放送作家の堀田延が参加している。ゲームの登場人物だけではなく、彼らを取り巻く事件もまた個性的で魅力あふれるものとなりそうだ。開催概要リアル捜査ゲーム「歌舞伎町 探偵セブン」イベント開始日:2017年12月19日(火)〜受付場所:東京ミステリーサーカスチケット料金:初回捜査チケット 2,500円/捜査チケット 2,000円※前売・当日共に料金は一律。※前売券が完売した場合、当日券の販売は行わない。※「初回捜査チケット」にはゲームに必要なバインダーが付属。※初プレイ時は「初回捜査チケット」を購入する。※初プレイ時に「捜査チケット」を購入した場合は、当日受付にて差額分500円を要支払い。※2つ目以降の事件をプレイする場合は「捜査チケット」を購入。<プレイ形式>想定プレイ時間:約2〜3時間/1事件チーム人数:自由場所:屋内 / 屋外スタート:常時可能<事件一覧>No.1 キャバ嬢殺人事件/裏カジノ・イカサマ事件/ホストクラブ偽札事件/心霊マンション死体消失事件/整形アイドル恐喝事件/恋するレバー教団・連続失踪事件
2017年11月02日ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインが、2013年に起きたとされる婦女暴行容疑の捜査対象となっている。30年以上に及んで行われてきたとされるセクハラ騒動の渦中にあるワインスタインだが、匿名のイタリア人モデルが4年前にレイプされたと被害報告を出したことで、ロサンゼルス警察によって捜査を受けている。TMZによれば、2013年2月に行われたイタリア映画・ファッション・芸術フェスティバルの際にワインスタインから接触されたという女性の被害報告について、ロサンゼルス警察はワインスタインに対する犯罪捜査を開始したという。当時34歳だったというその女性は、ワインスタインから「話をしたいだけ」とホテルへ誘われたとロサンゼルス・タイムズ紙に説明している。そしてワインスタインから裸を見たいと言われ、髪の毛をつかまれてバスルームへと引きずり込まれた挙げ句にレイプされたという。止めるように頼み込んだもの、45分間に渡って行為はおよび、その女性を部屋に残して去ったとしている。セクハラ疑惑が浮上した当初は、夫を支えるとしていた10年来の妻ジョージナ・チャップマンが離婚の意向を表した際には、その決断を支持するとコメントを出しているワインスタインだが、2児をもうけたジョージナと将来的にやり直せることを願っていると明かしていた。(C)BANG Media International
2017年10月22日のどかな田舎町ツイン・ピークス、ビニールで丁寧にくるまれた女子高生の遺体、事件の捜査にやって来たFBI捜査官デイル・クーパー、やがて明らかになる町の秘密、嘘、欲望、混沌…。90年代に社会現象を巻き起こし、いまなお伝説として語り継がれる「ツイン・ピークス」は、映画界の鬼才デヴィッド・リンチが手掛けたTVドラマ。その「ツイン・ピークス」が25年の歳月を経て復活します!しかも、舞台は旧シリーズの最終回から25年後。ツイン・ピークスの町はあれからどうなったのか?クーパー捜査官をはじめとする登場人物たちは何をしているのか?気になる新作について、来日したクーパー役カイル・マクラクランに訊きました。「ツイン・ピークス」の中心となる女子高生ローラ・パーマー殺害事件は、旧シリーズで解決済み。しかし、その後も町に不穏な空気がうごめき、常識を超えた事態の数々が起こる中、旧シリーズは全30話で幕を閉じました。「終了を決めたのは放送局ABCの判断だけど、僕としては不本意だった。クーパーがボブに憑かれ、物語にも役にもいろいろな可能性が広がるところだったからね」と語るカイルの言葉通り、最終回は何とも思わせぶりな幕の閉じ方。カイルの言う「ボブ」とは本編にたびたび登場する謎の男で、悪を象徴するようなキャラクター。つまり、正義の味方だったクーパーが、悪と化す展開で旧シリーズは終了していたのです。それから25年。クーパー捜査官はどうなったのでしょう。より表現に自由の利くケーブルTV局SHOWTIMEに放送局を移し、以前にも増してリンチ節が炸裂する新シリーズ作のクーパーについて、カイルはこう語ります。「難しいけど、頑張って説明してみるね(笑)。新シリーズは何人かのクーパーがいる状態で、本来のクーパーが別次元に囚われている一方、ボブに乗り移られたクーパーは現実世界で25年間悪の限りを尽くしてきた。そして、なぜかクーパーはもう1人いて、彼の名はダギー。けれど、この世の中にクーパーが2人いるのは許されない。だから、いつか何かが起きるかもしれないね」。「何人ものクーパーを演じるのは楽しい」と微笑むカイルですが、この設定すら視聴者にとってはすでにクエスチョンマークだらけ。物語の持つ真の意味を、出演者はどこまで把握しているのでしょうか。「『これはどういう意味?』とデヴィッドに訊ねることもあったし、彼に委ねることもあった。すべてを把握しているのはデヴィッドだからね。僕は彼の思い描くものを形にする役目に徹する。とは言え、第2話で(ボブに乗り移られた)クーパーは女性を殺し、その後ある行動に出る。その意味がさっぱりわからなかったからとりあえず訊ねたよ。でも、そんなときの彼は必要最低限のことしか話さない。それ以上頑張っても言わないから、僕も『うん、わかった』となるんだ(笑)」。冗談めかして諦めの表情をしてみせながらも、そこにはリンチ監督に対する絶対的な信頼が。カイルとリンチ監督は「ツイン・ピークス」以外にも、『デューン/砂の惑星』『ブルーベルベット』などでタッグを組んできました。しかも、ロサンゼルスではご近所さんだそう。「だから、この25年間もたびたび会っていたよ。近況を報告し合ったり、仕事以外の話をしたり。彼は唯一無二の存在で、『ツイン・ピークス』は世界中に大きな影響を与えた。予測不可能な登場人物、斬新な映像、引き込まれる音楽と、すべてがそれまでのドラマとは違ったんだ。デヴィッド・チェイス(『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』)やデイモン・リンデロフ(『LOST』)が新しいタイプのドラマを作るようになったのも、『ツイン・ピークス』からの流れがあってこそだと思う」。もちろん、リンチ監督と「ツイン・ピークス」を愛するのはカイルだけではありません。新作には、旧シリーズのキャラクターが大勢再登場。25年前との変化を感じ取るのも楽しみ方の1つです。あるいは、登場人物の謎が明かされることも?旧シリーズでクーパーは「ダイアン」なる人物に宛て、捜査の詳細をカセットテープに吹き込んでいました。しかし、その人物が何者なのか、そもそも存在するのか、本編では語られていません。「実は僕も“ダイアン”の人物像を想定するようなことはせずに演じていた。テープに録音することは、いわば日記をつけるような行為だったから。昔のこと過ぎて記憶が曖昧だけど、テープをどこかに郵送するだとか、そういったシーンもなかったはず。ただし、新シリーズ作には…ダイアンが登場するよ!楽しみにしていてほしいね」。旧シリーズからのファンに楽しみを提供し、新たなファンに衝撃を与えること間違いなしの新作「ツイン・ピークス」は、毎週土曜21時よりWOWOWプライムにて絶賛放送中。さらなる“伝説”をお見逃しなく!(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:ツイン・ピークス [海外TVドラマ]
2017年08月09日「そばにいてくれるだけで癒されます。彼女と出会えたのは実に幸運でした。日々、感謝しています」 主演ドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系・木曜20時〜)の撮影のため京都に通う上川隆也(52)の元に時折遊びに来て上川を癒しているのは愛犬ノワール(7歳・メス)さん。出会いは7年前、保護犬に興味のあった奥さまと一緒に行った譲渡会。「現実的にいろいろ準備してから」と見学だけの予定で出向いたが、ノワールさんに口元をペロッとなめられた瞬間、「このこいぬにしよう!」と即決してしまったという。 「“縁”というんでしょうか。今となっては、あの譲渡会に行っていてよかったと思います。もし行っていなかったら、ノワールに会えなかった。彼女がいなかったら、僕の生活は今とまったく違っていたことでしょう」 保護犬なので正確な犬種が判断できないまま、みるみる成長していくノワールさん。「人さまに危害を与えたりしてはいけない」と1歳になる前に警察犬訓練所に2カ月間通わせることに。 「その間は頻繁に会いに行きました。仕事もあるのに週一ペースで(笑)」 その後、CD3と呼ばれる家庭犬訓練試験高等科を見事クリアし、競技会にも参加するなど、その賢さを日々実感しているそう。 「保護犬でもそれだけできるんです。おかげで日々本当に助かっています。さまざまな指示がスムーズに伝わるので散歩中も苦労しませんし、いたずらや無駄吠えも一切しません」 大きな病気にもかからずにやってきた。 「我慢しちゃう子なので、ほっておいて重病になってもいけない。ふだんからよく体を触っているのですが、1ミリくらいのポッチを指先に感じただけで『大変だ!』って病院に連れて行っています。獣医さんが『ふつう気づきませんよ』とあきれるくらい(笑)。ノワールは、ちゃんと向き合いたい命。愛情も含め、すべてをひっくるめて、これからも彼女と向き合っていきたいです」
2017年08月07日上川隆也(52)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「遺留捜査」が13日に2時間SPでスタート。初回平均視聴率は13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。 「テレビ朝日の木曜午後8時枠『木曜ミステリー』は、他局の連ドラが苦戦するのをよそに安定した視聴率を記録しています。同枠の前作『警視庁・捜査一課長』は全10話のうち1ケタを記録したのが1回。終盤に向けて視聴率が伸び、全話平均で12.1%を記録。この数字は同じクールだと『緊急取調室』(テレ朝系)や『小さな巨人』(TBS系)に続く第3位でした。『遺留捜査』もかなり上位に食い込みそうです」(テレビ局関係者) 「遺留捜査」は11年からスタートし、今回は2年ぶりに復活。遺留品を調べて事件解決に導いていくマイペースで変わり者の刑事・糸村(上川)の活躍を描く。 大筋はこれまでと同じだが、なぜか前シリーズまでは警視庁月島中央署の刑事だった糸村が今シリーズから京都府警に。初回ではその経緯について詳しく触れられることがなかったが、異動にはテレ朝の“お家事情”が深く関わっているようだ。 「放送される『木曜ミステリー』の枠は基本的に東映京都撮影所の仕切り。そのため京都を舞台にした人気シリーズが多いんです。この撮影所、かつては時代劇の撮影で潤っていたものの時代劇の撮影が激減。ただでさえ仕事量が少ないうえ、『警視庁・捜査一課長』のように東京が舞台でないと成立しない作品では仕事が回らない。そこで少しでも同撮影所の仕事を増やすため、『遺留捜査』の舞台を変更したようです。今後も同じような流れになるシリーズ物が増えそうですね」(民放キー局のドラマ班スタッフ) 果たして、次に活躍の場を移すのはどのシリーズの主人公になるのだろうか。
2017年07月15日この3月まで歴代最長となる9年間、「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)11代目“うたのおにいさん”を務めていた横山だいすけが、新ドラマ「警視庁いきもの係」で連続ドラマにレギュラー出演することになった。捜査一課で“鬼の須藤”と恐れられた敏腕刑事の須藤友三(渡部篤郎)は、ある事件で銃弾を頭部に食らい負傷。捜査一課をお払い箱となり、「総務課・動植物管理係」に配属となった。そこは、逮捕・拘留された容疑者のペットを一定期間、保護・世話をする通称“警視庁いきもの係”で、所属は、巡査の薄圭子(橋本環奈)のみ。事務員として田丸弘子(浅野温子)と、受付に三笠弥生(石川恋)がいるほか、弥生とのおしゃべり目当てで元刑事の二出川昭吉(でんでん)がたまにやってくる程度。あるとき、須藤が向かった現場では、ツナギの作業服を着てガスマスクを装着した圭子が、排水管をのぞき込んでいた。圭子は、排水管にはさまって身動きが取れない猫を救出するために来ていたのだ。猫の救出に警察が出動するのか、と驚く須藤に、これが自分たちの仕事だ、と圭子は返す――。警視庁総務部総務課・動植物管理係の鬼警部補・須藤友三と新米巡査・薄圭子の凸凹コンビが、動物の生態をもとに事件解決に奔走するコミカル・アニマル・ミステリーとなる本作。フジテレビ連続ドラマ初主演の渡部さんと、連続ドラマ初ヒロインを務める橋本さんが初共演にして、コミカルなバディとなり、見ているだけで癒やされるかわいい動物たちが毎週ゲスト主役として登場する。一方、横山さんは「おかあさんといっしょ」で9年間も“うたのおにいさん”を務め、番組卒業後には子どもたちやママたちの間に“だいすけロス”を巻き起こした。そんな“だいすけおにいさん”が、次のステージとして連続ドラマ出演に挑む。演じるのは、制服警官(巡査)の四十万拓郎(しじま・たくろう/35歳)。四十万は、幼いころから警察官にあこがれ、そのためにひたすら努力を積み重ねてきた人物で、警察官になった現在は、その使命感に燃える、いまどき珍しいピュアすぎる青年。四十万は所轄の警官で、事件の捜査にやって来る須藤と薄を事件現場で道案内するなど、彼らをフォローする役回り。須藤が捜査一課でバリバリと仕事をしていた際にも、彼と一緒に仕事をしたことがあり、須藤のことを「伝説の刑事」とあがめている。横山さん自身も、学生のころから“うたのおにいさん”を目指して努力を積み重ね、夢を実現させているが、そんな横山さんが、自身同様にあこがれの警察官になるためにひたすら頑張ってきた四十万というキャラクターをどのように演じるのか、注目が集まる。本作で“交番のおにいさん”へと転身を図った横山さんだが、7月9日放送の第1話では、“意外な形”での登場も果たすというから要注目。今回のオファーについて、横山さんは「うたのおにいさんを卒業して、どういったことをやっていこうかと考えていた時期でもありましたので。ドラマ初挑戦となりますが、求めていただけるのでしたら、是非挑戦してみたいと思いました」と真摯にコメント。「オファーをいただいた際には、ドラマに出演している自分が想像できなかったので、撮影初日を迎えるまで、日に日に、不安な気持ちも募っていました(笑)」と言う。初日からとても緊張していた様子で、「気がついたら1シーン終わっていました(笑)。初めて撮影させていただいたのが、四十万の登場シーンで、四十万自身が一番緊張していていいシーンだったので、その状況には助けられました。共演させていただいた渡部さんや橋本さんが、いろいろと話しかけてくださったので、ありがたかったですし、うれしかったです」と、2人との共演をふり返った。さらに、ドラマ初挑戦となる中も、「このドラマに関わる皆さんと同様に、ドラマを盛り上げるために、これまで培ってきた自分の力を発揮したいです。いままでの“うたのおにいさん”に似ているようで少し違う“四十万拓郎”を演じる、横山だいすけを楽しんでもらえたらうれしいです」と力強くアピール。また、本作の編成企画を担当したフジテレビ編成部・渡辺恒也氏は「私自身が新米パパなのですが、どれだけ“だいすけおにいさん”に子育てを助けられたかを思うと、個人的にもただただ感謝の気持ちです。目の前で、だいすけおにいさんの笑顔と変顔を見られることができ、感無量です」とコメント。「全国のお子さんとママさんパパさんの、“もう一度おにいさんに会いたい”という思いに応えることができればいいなと思います」と語り、期待を寄せている。「警視庁いきもの係」は7月9日(日)より毎週日曜日21時~フジテレビ系にて放送(初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2017年06月26日主人公の左遷された元敏腕刑事を仲村トオル、その“相棒”を栗山千明が演じることが発表されている、ドラマ特別企画・堂場瞬一サスペンス「検証捜査」。このほど、2人とともに本作を盛り上げる、総勢12名もの豪華共演陣が明らかとなった。神奈川県警で冤罪事件が!?警察庁は他府県から事件とは無関係の刑事たちを集め「特命班」として、警察の威信をかけて原因の究明に乗り出す。しかし、そこに集まったのは、すねに傷を持つワケありの刑事ばかりだった…。「特命班」として招集されたのは、警視庁本部から伊豆大島署へ左遷中の神谷悟郎(仲村トオル)。そのメンバーは、警察庁の理事官・永井高志(滝藤賢一)、大阪府警の監察官・島村丈(角野卓造)、北海道警・保井凛(栗山千明)、福岡県警・皆川慶一郎(平岡祐太)、埼玉県警・桜内省吾(深水元基)。特命の内容は、2年前に戸塚署管内で起きた連続婦女暴行殺人事件の検証。逮捕された柳原真治(忍成修吾)にまもなく無罪判決が出るという。期限1か月で、なぜ冤罪が起きたのか明らかにすべく、寄せ集めの混成チームによる検証捜査が始まった。神谷と凛は、未遂で助かった被害者の聴取で、もみあった際に犯人がケガを負ったと警察に話していたことを知る。しかし調書には記されていない。しかも警察に強く言われ、思わず柳原が犯人だと言ってしまったというのだ。神奈川県警の管理官・重原功などから特命班への批判が起こる中、神谷は元相棒の天野大(和田正人)と再会する。神谷は2年半前、2人で取り調べを行なった東京・大森の事件で容疑者の酒田誠(野間口徹)を殴ったことで左遷に。その事件は、いまも継続捜査されていた。そんな折、神谷に山田(高橋光臣)と名乗る男から接触が。「『戸塚事件』は捜査を歪めて故意に冤罪を作った」――信じ難い告発に驚く神谷。やがて、検証が進むにつれ、県警のずさんな捜査が明らかになっていく。そして意外な事件と繋がりを見せ始め…。本作は、「刑事・鳴沢了」シリーズ、「失踪課」シリーズ、「アナザーフェイス」シリーズなど、重厚で正統派のベストセラーを多数生み出す警察小説の旗手・堂場瞬一の同名小説の初のドラマ化。特命班として招集された元敏腕刑事を仲村さん、そのバディとして心に傷を抱える女性刑事を栗山さんが演じるほか、さらに豪華共演陣が集結。警視庁捜査一課刑事で、いつか神谷が戻ってくる日のために独自で捜査を続けている天野大には、「マッサージ探偵ジョー」に続いて再び刑事役を務める和田正人。また、特命班のメンバーで、駅伝仕込みの体力を買われて召集されたという福岡県警刑事・皆川慶一郎には平岡祐太、趣味は総合格闘技という埼玉県警の桜内省吾には深水元基。冤罪事件について神谷に重大な情報をもたらす謎の男・山田には、TBS日曜劇場「小さな巨人」では刑事役として出演中の高橋光臣。過去に神谷が担当した東京・大森の事件で容疑者となった酒田誠には野間口徹。戸塚署管内で起きた事件の容疑者として誤認逮捕されるも、性犯罪の前歴があり、長い拘置所生活で精神的に不安的になっている柳原真治を、忍成修吾が務める。さらに、神谷が左遷された伊豆大島署で共に働く生活安全課の巡査・谷本には中村靖日、神谷らの特命班チームと対峙する神奈川県警捜査一課長・中田誠司には堀部圭亮、同じく神奈川県警捜査一課の刑事で、戸塚事件を担当、県警では「取り調べのエース」「落としの松崎」の異名を持ち一目置かれている松崎次弘には金田明夫、そして、忍成さん演じる柳原の冤罪を本気で信じているのか、売名行為なのかは不明の弁護士・石井一樹に六角精児。加えて、特命班のキャップであり、警察上層部と特命班の板挟みとなり、ストレスでいつも胃薬を手放せないという警察庁刑事企画課理事官・永井高志には滝藤賢一、特命班の切り札として召集され、取調べの技術と評価が高い大阪府警警務部監察官・島村丈には角野卓造。角野さんは仲村さんとは初共演、今回はコーヒー好きの刑事として関西弁での演技を見せてくれる。実に豪華な顔ぶれで贈る連続婦女暴行殺人事件の検証捜査。真犯人は一体どこに?執念の捜査の末、神谷たち“ワケあり”特命班が最後にたどり着く、驚がくの真実を見逃さないで。ドラマ特別企画 堂場瞬一サスペンス「検証捜査」は7月5日(水)21時~ テレビ東京系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日「捜査員のみなさんから、『処女ですか?』と質問されました。『なんのための質問ですか?』と聞いたら、『聞かなくてはいけないことになっている』と。捜査のガイドラインに載っているんだと思いますが、そうならとてもおかしいことだと思います」 そう話すのは、元TBSのジャーナリスト山口敬之氏(51)から、レイプ被害を受けたと訴えているジャーナリストの詩織さん(28)。詩織さんは5月29日、山口氏が不起訴処分になったことを受け、検察審査会に不服申し立てをしたあと“実名・顔出し”の記者会見を行い、注目を集めた。 記者会見後は、「売名行為だ」といったバッシングもあり、「1週間ほど固形物が喉を通らなかった」と言うほど、詩織さんは強いストレスを受けていた。しかし、冒頭のような警察の捜査態勢をはじめとする、性犯罪被害者がバッシングを受けるような状況を「変えないといけない」という強い思いから、記者会見から約1週間後の6月7日、詩織さんは再び心境を語る決意をした。 「捜査の過程では、被害者として耐えられないことがたくさんありました。所轄の高輪署では、男性警官がいる前で私が床に寝転がり、大きな人形を相手にレイプされたシーンを再現させられました。さらにそれを写真に撮られるんです。口頭で説明すれば状況はわかることなのに、なんでこんな屈辱的なことをしなくちゃいけないのか。ほんとうに苦しかった……」 詩織さんの口からはまさに“セカンドレイプ”のような捜査の実態が語られた。8日、性犯罪に関する刑法の厳罰化に向けた法改正が衆議院で可決された。しかし詩織さんは「こういう捜査の方法から変えていかないと、被害者が警察に届け出できない。いくら性犯罪の法律が厳罰化されても救われない」と指摘する。 とくに詩織さんのように知人からレイプ被害を受けたと訴えた場合、「合意があったのでは?」と被害を受けた側が疑われ、被害届を受理されるのすら難しいという現実がある。 今回はホテルの防犯カメラの映像をチェックした警察が、事件性があることを認めた後ですら「君の経歴に傷がついてしまう。いままでがんばってきた勉強も全部水の泡。あなたも傷つく、家族も傷つく」などと言われ、詩織さんは何度も、警察から被害届を出すのを思いとどまるように説得された。 「私は被害を受けた時点で十分傷ついています。そこを受け入れてもらえないと知ったときは、もっと残念に思いました。日本には、性被害について語ることは“タブー”っていう空気があって、被害者自身が話せない状況が作り上げられている。このタブーを壊して話せる社会にしないと被害者は助かりません」 こうした無理解に加え、大きな問題なのは、社会に根深く残る性犯罪被害者に対する“偏見”だ。5月29日に行った記者会見のあと詩織さんは、着ていたシャツの「胸元が開きすぎている」と非難を受けた。つまり「そういう隙のある服装をする被害者が悪い」という被害者に責任を押しつける風潮があるのだ。詩織さんは、幼いころにも同じような非難を受けたことがあった。 「10歳のとき、母に初めて買ってもらったビキニを着て友人と波のプールで泳いでいたら、男性に後ろから体を触られたんです。でもそのとき友人の母親から『そんなのを着ているからよ』と言われて、とてもショックでした。着ているもので責められる。日本の性犯罪被害者に対する認識はいまも遅れたままだと思います」 気丈な詩織さんだが、「家族に心配や迷惑をかけるのは、本当に辛かった」と話す。 「けど、私がだまっていたら現状を変えられない。将来、自分の子どもや大切な人に同じことが起こったら、すごく後悔すると思ったんです。いまここで、なぜきちんとこの話を伝えて、変えようとしなかったんだろうって。まちがっていることは、まちがっていると、きちんと話せる社会にしたいんです」 (取材・文/和田秀子)
2017年06月08日警察小説の旗手・堂場瞬一が手掛ける小説「検証捜査」が、仲村トオル主演、共演に栗山千明で7月5日(水)テレビ東京系にてドラマ化されることが決定した。神奈川県警で起こった冤罪事件…!?警察庁は他府県から事件とは無関係の刑事たちを集め「特命班」とし、警察の威信をかけて原因の究明に乗り出した。しかしそこに集まったのは、脛に傷を持つワケアリの刑事たちだった。 警視庁本部から伊豆大島署へ左遷中の神谷悟郎(仲村トオル)に、出頭命令が来る。特命班として招集されたのだ。メンバーは警察庁の理事官、大阪府警の監察官、福岡県警や埼玉県警の刑事など。その中には性犯罪捜査のスペシャリストで北海道警捜査 一課の刑事・保井凛(栗山千明)の姿もあった。特命の内容は、2年前に神奈川県警の戸塚署管内で起きた連続婦女暴行殺人事件の検証。逮捕された容疑者にまもなく無罪判決が出るという。なぜ冤罪は起きたのか?寄せ集めの混成チームによる検証捜 査が始まった――。原作は、「刑事・鳴沢了」「失踪課」「アナザーフェイス」シリーズなど、重厚で正統派のベストセラーを多数生み出している警察小説の旗手・堂場氏が手掛ける同名小説。「科捜研の女」や「相棒」の櫻井武晴が脚本を担当し、「アナザーフェイス」の内片輝が監督を務める。主演を務めるのは、「あぶない刑事」など人気シリーズに出演し、2003年には韓国のアカデミー賞と言われる大鐘賞映画祭で最優秀男優助演賞を外国人として初受賞するなど、国外でもその実力が認められる仲村さん。彼が今回演じるのは、警視庁捜査一課の敏腕刑事だったが、ある事件がきっかけで伊豆大島署へ左遷される神谷悟郎。2年半の間、島では大きな事件も起こることなく釣り三昧の日々を送っていたが、いきなり神奈川県警の冤罪事件の捜査を検証するため、呼び戻され…という役どころだ。台本を読んで“暗い話”と率直な感想を述べた仲村さんは、「登場人物の多くが過去に何らかの失敗をしたり、傷を負っている。僕が演じる神谷も、刑事としても人間としても自分の中では取り返しのつかない大失敗をしているんです。でもそれをずっと人に見えるような形で引きずっているわけではなく、内片監督の『(例えばこの神谷という役を)渥美清さんが演じた寅さんが演ったらどうだろう』というアドバイスも参考に、“暗い”方向とは違う方向で演じることで、キャラクターがより魅力的に見え、ドラマとしても面白くなるかな、と考えたりしました」 とコメント。また「スーパーマンでもスーパーウーマンでもない登場人物たちが、力強く新たな1歩、2歩を歩き出すというところが多くの人に共感していただけるといいなと思います」と話している。そして現在公開中の『無限の住人』に出演するほか、様々な映画やドラマに出演する栗山さんが演じるのは、性犯罪捜査のスペシャリスト・保井凛。仲間に対しても簡単に心を開かず、クールで厳しい姿勢を崩さない人物なのだが、実はその心に深い傷を抱えているという役柄。「こんなに刑事らしい刑事は初めてかも」と話す栗山さんは、「凛は名前の通り凛としていて、きつく見えるのですが、それを徹底してやることによって後半に事実が分かったときに、複雑な想いを背負っていたことや、仲間にもきつく当たっていたことも含めて視聴者に理解をしてもらえるのではないかと思っています」と語り、「その分、序盤は特にその厳しい女性というのをなるべく意識して演じました。そんな凛が神谷さんたちに心を開いていく過程も見ていただけたらと思います」と見どころをアピールした。ドラマ特別企画 堂場瞬一サスペンス「検証捜査」は7月5日(水)21時~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月29日全米での放送を前に、日本でも早くも話題沸騰中の「ツイン・ピークス The Return」。このほど、先日のローラ・パーマーとクーパー捜査官らのビジュアルに続き、前シリーズファンにはたまらない、デヴィッド・リンチ自らが演じる捜査官たちの新たな場面写真が到着した。TVシリーズの最終回で、ローラ(シェリル・リー)がクーパー捜査官(カイル・マクラクラン)に「25年後に会いましょう」と告げた通りに、25年後の世界を描く本作。前作同様、リンチが監督を務める本作は、米SHOWTIME局で5月21日にスタートする。先日、WOWOWでの放送日が7月22日(土)に決定した本作。それに合わせて、25年前、無惨に殺されてしまったローラ、その事件の捜査のためにやってきたFBIのクーパー捜査官がツイン・ピークスの町を象徴する森の中に映し出されたキービジュアルと、“名物チェリーパイ”を出す「ダブルRダイナー」のノーマ(ペギー・リプトン)とシェリー(メッチェン・エイミック)が顔を見合わせている場面写真がお披露目。さらに、ローラと密かに交際していたジェームズ(ジェームズ・マーシャル)らとリンチ監督のメイキング写真も解禁された。そして今回は、女装癖のあるDEA捜査官デニスを本作でも演じる「X-ファイル」でもお馴染みのデヴィッド・ドゥカヴニー、クーパーの上司であり極度の難聴のFBI捜査官ゴードン・コール役を務めるリンチ監督と、さらに鑑識担当で毒舌屋のアルバート・ローゼンフィールド役を務めていたが、1月にこの世を去ったミゲル・フェラーの場面写真が登場。当時も話題を呼んだ個性が強すぎる顔ぶれの再登場に、ますます期待が高まるばかりだ。「ツイン・ピークス The Return」は7月22日(土)21時~WOWOWプライムにて独占放送(全18話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ツイン・ピークス [海外TVドラマ]
2017年05月19日昨年1月よりに放送された小泉孝太郎主演ドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」が、早くも7月に「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~SECOND SEASON」として第2弾が放送されることが決定した。警視庁杉並中央署の「生活安全課なんでも相談室」は、各所で問題を起こすなど、 お払い箱になった人材の放置部署。“ゼロはいくつかけてもゼロ”。すなわち役立たず は何人いても役に立たないという意味で、署員たちから“0係”と揶揄されている。 その仕事は所轄の刑事課や生活安全課が対応するには煩わしい些細な通報や苦情、クレーム、面倒なもめ事に対応するための雑用係だ。そんなゼロ係で、警察庁科警研出身のエリートキャリアで世間知らずな“究極のKY”刑事・小早川冬彦がバディを組むのは、有能なのに問題ばかり起こして刑事課から飛ばされたベテラン女性刑事・寺田寅三。まったく噛み合わない2人と、ゼロ係の「役立たず」な仲間たちは、その強烈な個性を生かしながら様々な事件、雑用に再び挑んでいく――!警察小説・時代小説を多く生み出した作家・富樫倫太郎の「生活安全課0係 ファイヤーボール」をドラマ化した前作は、小泉さん演じる“空気は読めないが事件は読める”エリートキャリアで究極のKY刑事・小早川冬彦と、松下由樹扮する“男まさりで口の悪い”ベテラン刑事・寺田寅三の“迷コンビ”が活躍し話題に。今回は、年齢も性格も階級も違う2人が、再びゼロ係の仲間たちと共に、新たな難事件に挑む!これまでの出演陣に加え、冬彦の長年のライバルや謎の女副署長など、新レギュラーも登場し前作よりもパワーアップして帰ってくるという。主演の小泉さんは、「小早川冬彦を再び演じられる喜びはもちろんですが、トラミ先輩をはじめ、0係のメン バーと再会出来ることをとても嬉しく思います」と今回の決定に喜び、「個性派揃いの0係のメンバーのやりとりをたくさんの方に楽しんで頂けるように、前回に増してアドリブも真剣に楽しみます」と意気込み。小泉さんとタッグを組む松下さんも、個性的な0係のメンバーに再び会えるのがいまから楽しみだと話し、「パート2は活動範囲も広がり、空気は読めないが事件は読める小早川冬彦に更にふり回される予感…」と言いながらも、「楽しんで観てもらえるドラマになるように、迷コンビぶりを発揮したいです!」と気合十分に語っている。金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~SECOND SEASON」は7月より毎週金曜日20時~テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年05月16日アメリカの「麻薬戦争」史上、最も大胆にして最も成果を上げた“潜入捜査作戦”に参加した捜査官による回顧録を、ブライアン・クランストン主演で映画化した『潜入者』。本作で、ブライアン扮する潜入捜査官の“婚約者”に扮した女性捜査官ダイアン・クルーガーの美しすぎる七変化が到着した。1980年代、史上最大規模ともいわれる犯罪帝国を築いたコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバル。当時アメリカに流入するドラッグのほとんどが、彼の組織を経由したものだといわれていた。事態を重く見たアメリカ政府は、エスコバルの息の根を止めるため、大規模な潜入捜査作戦を計画する。それはベテラン捜査官のロバート・メイザーを架空の大富豪に仕立てあげ、資金洗浄をエサに組織に取り入り、内側から組織を崩壊させるという大胆不敵なものだった――。およそ5年間に及ぶ危険な潜入捜査の実態を余すことなく書き記した、ロバート・メイザー本人による回顧録を原作にした本作。主人公となるメイザーを演じるのは、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』でアカデミー主演男優賞にノミネートされた遅咲きの名優、ブライアン。4度のエミー賞に輝いた大ヒットTVシリーズ「ブレイキング・バッド」では、ウォルター・ホワイトこと麻薬王“ハイゼンベルグ”として名を馳せた彼が、本作では一転、麻薬組織を壊滅に追い込むべく、命の危険と隣り合わせのなかで潜入を続けるベテラン捜査官を熱演する。あるとき、ブライアン演じるメイザーは、潜入捜査の渦中で「婚約者がいる」と口をすべらせてしまう。そのため、上層部が新たに“偽りの婚約者”として手配したのが、新人女性捜査官キャシー・アーツだ。彼女もまた実在の人物であり、演じているのは、『イングロリアス・バスターズ』『マリー・アントワネットに別れをつげて』『バツイチは恋のはじまり』などで知られるダイアン。彼女は、本作のブラッド・ファーマン監督作とは初タッグとなったが、彼女自身、監督の前作『リンカーン弁護士』に感銘を受けており、監督と初めてミーティングしたときのことを「ブラッドには会いたかったの。とても楽しくランチをして、(役作りの)自由裁量権をくれたわ。すごく楽しくてクリエイティブなプロセスだった」とふり返っている。本作では、大富豪の婚約者らしく、80年代の煌びやかなファッションを着こなすダイアンの姿も見逃せない。彼女が演じるキャシーもまた、麻薬組織の幹部やその妻にも取り入ったり、果てはメイザーとの“結婚式”に彼らを招待したりと、命を賭けて潜入捜査に挑んでいく。「女性にとっては面白い役柄だと思ったわ」とダイアン。「間違いなく――80年代ではなおさら――男性優位の世界にいる。彼女は自分の爪跡を残そうとしていて、ブライアン・クランストン演じる人物の中に素晴らしいパートナーシップを見出し、彼とすごいチームを組むのよ。この2人は、2年もの間、刺激的で活気のある人生を送ったと思う。思う、というより、送ったと確信しているわ」と語り、その壮絶な日々に思いを馳せている。『潜入者』はヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年05月13日主演の小栗旬が演じる稲見朗、西島秀俊が演じる田丸三郎をはじめとする“公安機動捜査隊特捜班”の活躍を、直木賞作家・金城一紀が描いた骨太なアクションエンターテインメントドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第5話が、5月9日(火)今夜放送される。小栗さんや西島さんをはじめ、田中哲司、野間口徹、新木優子らが出演する本作。劇中で繰り広げられる大迫力のアクションシーンと衝撃のストーリー展開は、毎回大きな注目を集めている。第5話では、政治家恐喝の証拠を手に入れることを命じられた稲見が、暴行罪を装って警察の留置場に潜入捜査を行う。しかし、今回が初の潜入捜査となる稲見は、自分を弟分として可愛がってくれる暴力団員・沢田(杉本哲太)と接していく内に、次第に人を騙すことに罪悪感を抱くようになってしまう。さらに、この任務の背後には、少女買春にまつわるジャーナリスト殺害事件が起きた第2話で登場した官房長官・神谷(石黒賢)の邪悪な思惑が…。そんな中、組の一員として認められた稲見は沢田らと共に、危険が伴う薬物の取引現場に同行することになり…というストーリー。本話について小栗さんは、「今回の稲見は嘘をつく自分に対して罪悪感をすごく持ちながら潜入捜査を行っています。哲太さんとは何度か共演していますが、今回もすごく役に徹してくれたので、稲見と沢田はとても面白い関係性になっています」とふり返った。2人のやり取りにも注目だ。また今回は稲見の潜入捜査をはじめ、いくつもの“嘘”が張り巡らされたストーリーに。事前の告知映像では、稲見の「もし私が権力に逆らったら、殺しますか?」という意味深なセリフが印象的だったが、任務に翻弄される稲見の“怒り”もテーマの一つ。小栗さんも、「『もし私が権力に逆らったら、殺しますか?』という言葉を稲見に喋らせるって、やっぱりすごい作品」と話し、「第5話では稲見の怒りを皆さんに感じてもらえるんじゃないかと思います。最後の最後、結末をお楽しみに」と期待煽るコメントを残している。なお、第3、4話の放送後に行われたTwitterでのスペシャル企画を、今夜も実施することが決定。放送終了の21時54分から当日22時30分までの36分間、Twitterで「第5話に関する質問」を募集し、応募の中から選ばれた質問に対して、原案・脚本の金城氏や監督・プロデューサーなどのスタッフが公式Twitter上で回答していくというこの企画。今回は出演者ゲストとして、松永芳役の野崎萌香が登場予定となっている。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月09日毎週日曜日TBSにて放送中の長谷川博己主演ドラマ「小さな巨人」。この度、歌手で俳優、さらにバラエティ番組への出演などマルチに活躍する梅沢富美男が、元捜査一課長役で本作に出演することが明らかになった。梅沢さんのTBSドラマ出演は、2015年7月放送の「ナポレオンの村」以来となる。本ドラマは、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描いていく警察エンターテインメントドラマ。刑事・香坂役を長谷川さんが演じるほか、同じく刑事・山田春彦を岡田将生、さらに安田顕、春風亭昇太、駿河太郎、手塚とおる、木場勝己、香川照之ら豪華キャストたちが熱演を繰り広げている。本作は、5月21日(日)放送の第6話より「後編」がスタート。香坂は横沢亜美から「早明学園」の事務局で経理課長を務めている夫・裕一が失踪したから探して欲しいと相談される。その学園の専務・富永は、元警視庁捜査一課長であり刑事部参事官にまでなった男で、退任後に天下りでこの職に就いていた。また、小野田(香川照之)を一課長の座に引き上げた人間であると同時に、捜査一課で勤務していた香坂の父・敦史(木場勝己)を所轄へと異動させた過去を持つ。香坂は捜査のため山田らと早明学園に出向き、新人警察官時代に世話になった富永と久々の再会を果たすが、失踪事件の聴取をすると「横沢は横領していたが、長年学園の成長を支えてくれた。一大プロジェクトが始まった大事な時期に公にしたくないから示談にする」と言われるのだった。しかしこの横沢の失踪騒ぎは、のちに日本警察を大きく揺るがす大事件へと発展することになる…というストーリー。そんな中、今回出演が明らかになった梅沢さんが演じるのは、早明学園の専務・富永拓三役。彼は、元捜査一課長で大きな権力を持ち、小野田や香坂の父・敦史の過去を握っているという役どころだ。梅沢さんは、「いまのドラマは原作物が多い中、警察組織を舞台にした完全オリジナルの作品ということでとても楽しみにしています」と今回の出演を喜び、「途中から出てくる富永は何者なのか?どのように香坂にかかわってくるのか?後半に向けて物語はますます面白くなってくると思います。ぜひご覧ください」とコメントしている。後半の事件の舞台となるのは、グローバルの名の下に海外から留学生を多く招き入れ、国内の優秀な人材を根こそぎ引き入れている「早明学園」。しかし、実は元々埋立地であった土地を何らかの形で安く購入し建てられたとうわさされているという。昨今、世間を騒がせている学校法人問題に一石を投じるような今回の物語。後半のストーリーをさらに熱くすること間違いなしのようだ。「小さな巨人」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月08日お笑いコンビ・次長課長が、16日に放送されたMBSラジオの番組『アッパレやってまーす』(毎週月~木曜22:00~、毎週土曜24:30~)で、若手時代のギャラを明かした。今回の放送では、アルバイトの話で盛り上がった。きっかけは、蒼井翔太が過去にアニメでハリネズミ役の声優をやった事があるという話。スタジオで実際に披露すると、害虫駆除のバイトをしていたバイきんぐの小峠英二が「ネズミはそんな可愛い声は出ない」と指摘。そこから次長課長が若手時代に体験したキツすぎるアルバイトの話になった。吉本興業から派遣された夏限定のビアガーデンのバイトは「ビアガーデンのスタッフとしての仕事をしながらお客さんの前でネタをやる」というもの。通常の仕事量に加え、さらに酔ったお客さんの前でのネタは相当ツラかったという。そんなハードなバイトだったにも関わらず、2カ月間まるまる働いて給料がたったの7,320円だったそうで、その少なさに出演者から驚きの声が。河本準一いわく「若手時代は、太ももにアイスピックを刺さないと気力を保てなかった」とのこと。この話にはTOKIOの城島茂も「そんな時代があったんですね…」と絶句していた。
2017年03月18日「東京タラレバ娘」や4月スタートの「恋がヘタでも生きてます」など、出演ドラマが続く田中圭が、内藤剛志が主演を務める人気ミステリー「警視庁・捜査一課長」の第2弾に参戦。若手刑事として“捜査一課長”の内藤さんとコンビを組むことになった。本作は、2012年7月、「土曜ワイド劇場」からスタートし、2016年4月クールの「木曜ミステリー」枠で連続ドラマに、最終回2時間スペシャルでは12.3%の高視聴率を獲得するなど、大好評を博した人気ミステリードラマ。今回、新メンバーに田中さんを迎え、一段とパワーアップして1年ぶりに帰ってくる。物語の舞台は、警視庁の花形部署、捜査一課。400名超の精鋭刑事を統率する捜査一課長は、いわゆるキャリアが占めるほかの警察要職とは異なり、ヒラ刑事からはい上がってきた“叩き上げ”が務める特殊なポスト。都内で起きるすべての凶悪事件に臨場し、いくつもの捜査本部を同時に指揮しながら捜査方針を決め、重大な局面では自ら捜査に乗り出すなど、極めて重い責務を担っている。しかし、本作の主人公の一課長・大岩純一(内藤さん)は、決してスーパーマンなどではなく、苦悩の中、重責を乗り越え、部下を導いていく姿はまさに“等身大のヒーロー”であり、“理想の上司”。演じる内藤さんは、1980年の映画デビューから長い下積み時代を経て主演俳優に上り詰めた、一課長の生き様を地で行く“叩き上げ”の役者。“連ドラの鉄人”である内藤さんが、シーズン2でも“熱き魂を持つ男”に挑む。また、実力派人気俳優・田中さんが、大岩捜査一課長の側近中の側近である運転担当刑事・刑部公平(ぎょうぶ・こうへい)として新たに参加。指揮官として重圧と闘いながら決断を下していく大岩の葛藤を間近で感じることによって、刑事として、人間として大きく成長していく姿を追っていく。本作で田中さんと5度目の共演という内藤さんは、「“この人に勝ちたい!”…そう感じさせるぐらいのお芝居をする、素晴らしい俳優さん」とその印象を語り、「ライバルのつもりで挑みます!ガツガツ行きますよ!」と、笑顔で宣戦布告!? とはいえ、「刑部は大岩の世代からは理解しがたいところもある、“規格外”ともいうべきキャラクター。普通の上司と部下ではなく、“こんな関係性があってもいいな”と思わせるような、“いまだかつて誰も見たことがないようなコンビ像”を目指したいですね!」と抱負を語っている。一方の田中さんは「内藤さんのことが大好きなので、今回、がっつり絡むのがとても楽しみです。内藤さんの熱い想いに乗って、チームの輪に入って頑張りたい」と、撮影開始を心待ちにしている様子だ。「内藤さんとは心と心で通い合えること、どんな芝居でも受け止めてくれることがわかっているので、それがこのシーズンから参加する僕の“光”となっています」と明かす。また、「僕が演じる刑部は、一課長に憧れていて、ゆくゆくは自分が後を継ぎたいと考えている男。イマドキの若者という一面もあるかもしれませんが、自分なりに“楽しいヤツ”として役を形成していきたいと思っています。内藤さんと僕は世代も離れているし、演じるキャラクターもまったく異なりますが、“この2人だからこそできるコンビ”、“違うのになぜかまとまっている2人”になるのが、理想ですね」と、田中さんも内藤さんとのコンビに期待を寄せている。もちろん、これまでのシリーズを支えてきた “大福”のニックネームを持つ平井真琴(斉藤由貴)や、“見つけのヤマさん”こと小山田管理官(金田明夫)ら、個性的な面々も再び集結。彼らのセリフの応酬も、刑部の加入によってさらにパワーアップ!新たなチームワークを武器に、熱き人間ドラマが展開されていくという。シーズン2は、スリリングな事件展開はいうまでもなく、前作でも好評を博した“知って得する東京最新情報”や“東京の知られざる新名所”などをストーリーに織り込み、2020年の東京オリンピックに向けて急速な変化を遂げつつある“東京のいまの姿”を描いていく。さらに、妻・小春(床嶋佳子)や愛猫・ビビとの日常生活から大岩が事件のヒントを見つけ出していくお馴染みの展開もありつつ、クライマックスで大岩一課長が発する“捜査員への大号令”、刑事たちが総出で繰り広げる“東京一斉大捜査”など、本作らしい魅力も満載となりそうだ。「警視庁・捜査一課長」season2は4月、毎週木曜20時~テレビ朝日系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日日本テレビとWOWOW、Huluが共同制作するドラマ「銭形警部」の完成披露試写会が1月25日(水)、都内で行われ、主人公・銭形警部役の鈴木亮平、警視庁捜査一課の刑事を演じる前田敦子と三浦貴大が出席した。連載50周年を迎えたモンキー・パンチ原作の名作「ルパン三世」に登場し、神出鬼没の大泥棒・ルパン三世逮捕に執念を燃やす銭形警部。そんな誰もが知るキャラクターの、知られざる真の姿にスポットを当てる本プロジェクトは、日本テレビで基軸となるストーリーを放送した後、WOWOW、Huluでそれぞれ独自のストーリーが進行していく。局の垣根を越えて地上波、衛星、配信という異なるデバイスでひとつの作品を展開するのは、日本では初めての試みだ。今回のオファーに、鈴木さんは「最初は純粋に、観てみたいなと思って楽しみにしていたんですけど、『えっ?俺がやるんだよな』ってだんだん怖くなって(笑)。正直、しまったと思いました」とまさかの後悔!?それでも、「アクが強いし、役者にとっては自由度が少ない役ですが、皆さんが知る銭形でなければ意味がない。一番意識したの声。それに銭形の“普段のテンション”を編み出さないといけなかったので、難しくもあり楽しかった」と持ち前のストイックな役者魂を発揮した。そんな銭形=鈴木さんについて、前田さんは「(役作りの)熱心さがすごくて、やっぱりすごい役者さんだと思いました。刑事役は初めてですが、すべて乗っかればいいかなと」と全幅の信頼。三浦さんも「鈴木さんなら大丈夫だなと。もう丸投げです」と話していた。また、アニメ版「ルパン三世」で主人公を演じる栗田貫一が駆けつけ、鈴木さんのなりきりぶりに「感動しましたね。やるな~、とっつぁん!」。さらに「(アニメ版の銭形役)山寺宏一よりいい!」と最上級の太鼓判を押していた。日テレ「金曜ロードSHOW! 銭形警部」は2月10日(金)21時~日本テレビ系にて放送(※一部地域を除く)。Hulu「銭形警部 真紅の捜査ファイル」は2月10日(金)より配信スタート(全4話)。WOWOW連続ドラマW「銭形警部 漆黒の犯罪ファイル」は2月19日(日)22時~スタート(全4話、第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年01月25日お笑いコンビ・次長課長の河本準一(41)が13日、自身のツイッターを更新し、乗用車を運転中にタクシーと衝突して逃走したとされるお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介(36)の相方・石田明(36)にエールを送った。河本は「石田。ノンスタイルの石田やぞ。1人やないぞ。2人でノンスタイルやからな」と激励。「石田出番やぞ!」と呼びかけた。同日、ダウンタウンの松本人志もツイッターで「ガンバレ石田!」とエール。ウーマンラッシュアワーの村本大輔は、この松本の投稿をリツイートした上で、自身も「がんばれ石田」と励ました。井上は11日夜、東京・世田谷区内でタクシーと接触。運転手に軽いけがを負わせたものの、そのまま走り去ったという。13日未明、所属事務所を通じて「その場でよく確認すべきところを怠ってしまい、被害者の方には大変申し訳ありません」と謝罪した。
2016年12月14日俳優のブラッド・ピットが、FBIから捜査を受けることはないようだ。先日、プライベート機の中で息子マドックス(15)と喧嘩になったとして、ロサンゼルス警察がFBIへと捜査が移行したと報じられていたが、「マドックスは怪我をしておらず、ブラッドは故意的に接触したわけではないという目撃者の情報」があったことから、FBIは捜査の対象として取り上げなかったとTMZは報じている。FBIの関係者らはTMZに対し、その一件はFBIに持ち込まれたこと自体が不適切であったとコメントしているようだ。そんなブラッドは先日、アンジェリーナ・ジョリーが9月19日に2年間の結婚生活の末に離婚届を提出して以来初めて、子供たちと面会する機会を与えられていた。アンジェリーナは子供たちに対する一時的な親権を認められており、2人はカウンセリングを受けることを裁判所から命じられているほか、プライベート機の中で起こった長男マドックスと喧嘩がきっかけでアンジェリーナが離婚を決めたと言われるブラッドは、自主的なドラッグとアルコールの検査を実施している。現在施行されている一時的な処置は、今月20日まで有効となっている。今回の離婚申請において、アンジェリーナは単独親権を求める一方で、ブラッドは共同親権を求めている。(C)BANG Media International
2016年10月11日「勇者ヨシヒコ」や「孤独のグルメ」を生みだしてきたテレ東深夜ドラマがこの秋送る“刑事”と“アイドル”を組み合わせた異色の新感覚クレイジーコメディー「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」が10月8日(土)今夜から放送開始となる。物語の主役は、芸能界で起きている事件を解決するために場当たり的に組まされた潜入捜査アイドル「デカダンス」。新人刑事の辰屋(タツヤ)すみれは刑事ドラマに出てくるような熱血刑事になることを夢見ていた。しかし、上司からの初命令は“事件捜査のためアイドルとしてある番組に潜入すること”だった…。しかも、急遽組んだメンバーは元詐欺師・コミュ障の引きこもり・売れない元子役・超バカなバイトなど、個性豊か過ぎる面々!最初は芸能界という特殊な世界に戸惑い衝突しながらも、事件を解決するたびになぜか売れていってしまう「デカダンス」。そして、徐々に増してくるアイドルとしての自覚。背後には謎の巨悪が。なぜか感動のステージも待っている――!熱血刑事(デカ)になることを夢見るも偽アイドルとして潜入捜査にあたることになるすみれを演じるのは、この夏放送されたTBS系ドラマ「せいせいするほど、愛してる」の宮沢役が女性視聴者を中心に人気となった中村蒼。「なぞの転校生」以来約2年半ぶりにテレビ東京でドラマ主演を務めることも話題だ。また中村さんとともに「デカダンス」のメンバーを演じるのは大東駿介、横浜流星、森永悠希、立花裕大の4人。人を丸め込むのが得意で女性にもてる元詐欺師・黒澤裕也(ユーヤ)を公開中の『グッドモーニングショー』への出演や『曇天に笑う』の公開も控える大東さんが、同じくネット事情に詳しくコミュ障で元引きこもりの堺章吉(ショウ)を「烈車戦隊トッキュウジャー」の横浜さんが、13年間芸能界にいた元子役、星輝男(テル)に「お迎えデス。」や『ちはやふる』の森永さんが、歌がうまい能天気バカ、出川てつや(D)を俳優やモデルとして活動する立花さんがそれぞれ熱演。その他、辰屋が所属する警視庁警備部特殊芸能課第1係、篠原課長に近藤芳正、同じく警視庁警備部特殊芸能課第1係で「デカダンス」のマネージャーも務める島崎進に野間口徹、婦警ピコ役に福地桃子、そして変幻自在のアイドルとして青山美郷も出演する。脚本は「ウレロ」シリーズなどのオークラ、土屋亮一と「SMAP×SMAP」「水曜日のダウンタウン」などの構成に参加している大井洋一が担当。監督は「戦国鍋TV」や「実在性ミリオンアーサー」で知られる住田崇。個性的な作品を生みだしてきたスタッフがテレビ東京の深夜に新たな伝説を刻む。「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」は10月8日(土)今夜0時20分~テレビ東京系での放送。Amazonプライム・ビデオでは放送1週間前から独占先行配信。(笠緒)
2016年10月08日V6の井ノ原快彦がこのほど、テレビ朝日系ドラマ『警視庁捜査一課9係』(毎週水曜21:00~21:54)のクランクアップを迎え、今回の撮影を「充実した時間」と振り返った。きょう15日に最終回を迎える。このドラマでは、加納倫太郎係長(渡瀬恒彦)や浅輪直樹(井ノ原)ら個性豊かな6人の刑事たちが、対立しながらも難事件を解決していくもの。「season11」を数える人気シリーズだが、井ノ原は今作でも、シーンや脚本でさまざまなチャレンジを感じたそうで、その理由を「キャスト、スタッフ含めて作品にかかわる全員に、"何かやってやろう"という気持ちがあふれているからだと思います」と明かした。また、「豪華な出演者の方と1つの作品を作っていくというのは、これほどまでに充実した時間なんだ、というのは僕らも実感しています」と満足の様子。「誰よりも早く完成した作品を見たいですね」と楽しみにしていた。最終シーンは、今作から加わった野際陽子演じる静香の前で、親戚の倫太郎がタジタジになるという、「season11」ではおなじみとなったコミカルな場面。井ノ原は「『いつも正しくて僕らはついていくだけ』という存在だった係長が、静香さんにチクッとやられて困っている姿は、見ているとちょっと穏やかな気持ちになれてすごく新鮮でした」と野際による相乗効果を分析し、倫太郎の娘役を演じる中越も「野際さんが母親のような雰囲気を醸し出してくれて、家族のつながりがさらに奥深くなったような感じがしました」とほほ笑んだ。一方、野際は「私の本当の地はとても無口」と明言。それもあって、「自分とは違う静香のようなキャラクターを演じるのはストレスの発散にもなります」としつつ、「『もう少しいろいろと厳しいことを言っておいた方が良かったかな』とも思っています(笑)」と口にし、渡瀬や井ノ原らの笑いを誘った。今夜の最終回は、殺害されたゴシップ雑誌記者の部屋を調べると、1週間前に発生した大富豪夫人の殺害事件に関する大量の資料を発見。その事件は相続人である甥が逮捕されたものの冤罪を主張しており、捜査を進めると意外な真相が明らかになっていく。
2016年06月15日俳優の内藤剛志が27日、テレビ朝日系主演ドラマ『警視庁・捜査一課長』(毎週木曜20:00~20:54)の撮影が行われている東京・大泉の東映東京撮影所で61歳の誕生日を迎え、スタッフからお祝いを受けた。同撮影所は、内藤が初めてセリフをもらった同局系ドラマ『特捜最前線』を撮影した思い出の場所。その後も『ホテルウーマン』『味いちもんめ』『検事・朝日奈耀子』など、自身の代表的な作品を撮ってきたスタジオで61歳の誕生日が迎えられたことに「本当に幸せなことだと思います」と感慨の様子で、「来年も62歳の誕生日を、ぜひここで迎えたいと思います!」と高らかに宣言した。共演する同年代の金田明夫は「60過ぎのおっさんが頑張っておりますので、世のお父さん、頑張ろう!」と元気よくエールを送り、内藤も「ドラマを通して、年を取ることは楽しいぞということを伝えたいですね」と、充実の60代のスタートが切れたことをアピールした。実際の捜査一課長は普通50代が務め、61歳は定年退職を過ぎている年齢だが、内藤は「見た目が許されるうちはやっていきたい」と意欲。同作について、常々「ライフワークにしたい」と話しており、「先(のシリーズ)があると僕は信じているので、チャンスをいただけるのであれば、もっともっと面白いものを作らせていただきたいと思っています」と続編への期待をにじませた。運び込まれた誕生日ケーキには、ドラマに登場する愛猫のビビちゃんが飴細工で描かれており、実際に猫好きの内藤は、それを確認してご満悦。スタッフから、楽屋用のサンダルとクッションのプレゼントを受け取り、連ドラ終盤の撮影に向けて気持ちを新たにしていた。
2016年05月27日公開中の映画『テラフォーマーズ』をさらに盛り上げるため、日本各所を行脚中のテラ課長が弊社を訪問した。『テラフォーマーズ』/その他の画像映画は、火星を地球化するテラフォーミング計画(=人口増加で地球滅亡を予測した人類たちが、次の移住候補の火星にコケと“ある生物”を送り込み、地球化を図る計画のこと)が遂行されてから500年後、2599年の火星を舞台に、異常進化してしまったテラフォーマーと人類の壮絶なバトルを描くSFアクション大作。テラ課長の仲間であるテラフォーマーたちは、火星に2億匹いると言われており、身体能力が高く、痛覚がなく、飛行できるという特徴を持つ。彼らは豪腕で俊敏に動き、人を敵視し無意味に殺す獰猛な種族で、中には極端に高知能な固体も存在するという。テラ課長は、見た目は不気味だが、人間を襲うことはなく、映画のチラシを配るなど積極的に本作をPR。人間には「じょうじ…」と聞こえる音を発しながら、受付では電話の対応もしてくれた。ちなみに、テラ課長のスーツは、実際の撮影で使われたもので、地球上には1体しかないという。『テラフォーマーズ』公開中
2016年05月02日14日の熊本地震発生で初回放送が中断した、内藤剛志主演のテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長』(毎週木曜20:00~20:54)の振替放送が、関東地区では18日(14:04~15:55)に決まった。同ドラマは、14日20時から初回2時間スペシャルを放送していたが、同日21時26分の地震発生を受けて中断し、緊急報道特番に切り替えられた。このため、関東地区では16日(14:30~16:30)にあらためて放送する予定だったが、その後の地震発生・被害拡大のため、再度報道特番が放送され、この振替放送が延期されることになっていた。ほかの主な地域では、ABCテレビが21日(14:00~15:51)、九州朝日放送が21日(14:02~15:51)、北海道放送が21日(14:00~15:55)に放送。なお、メ~テレは17日に放送された。
2016年04月17日14日の熊本地震発生で初回放送が中断した、内藤剛志主演のテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長』(毎週木曜20:00~20:54)のきょう予定されていた振替放送が、延期されることが決定した。放送日は調整中。同ドラマは、14日20時から初回2時間スペシャルを放送していたが、同日21時26分の地震発生を受けて中断し、緊急報道特番に切り替えられた。このため、関東地区ではきょう16日(14:30~16:30)にあらためて放送する予定だったが、その後の地震発生・被害拡大のため、再度報道特番が放送されることになり、振替放送が延期されることになった。同局によると、現時点で放送日は未定としている。また、テレビ東京は、きょう開催予定だった谷原章介の主演ドラマ『ドクター調査班 ~医療事故の闇を暴け~』(22日スタート、毎週金曜20:00~20:54)の試写会と記者会見を中止した。
2016年04月16日俳優の内藤剛志が9日、東京・江戸川区のイトーヨーカドー葛西店で行われた、テレビ朝日系主演ドラマ『警視庁・捜査一課長』(14日スタート、毎週木曜20:00~20:54 ※初回は2時間スペシャル)のイベントに登場し、ファンとの交流を楽しんだ。同作は、400人の刑事を統率する、内藤演じる大岩純一捜査一課長が、苦悩や重責を乗り越え、時には自ら捜査に乗り出して、真犯人に向かっていく姿を描く作品。この日は、朝に大阪・朝日放送で『朝だ! 生です旅サラダ』の生放送に出演していた内藤だが、東京にとんぼ返りして午後のイベントに登場し、その元気の理由を聞かれて「肉です!」と即答した。京都で長い撮影がある際は、ショッピングモールで大量に買い出しをするそうで、このイベント会場にも親しみを持った様子。「俳優は隠れる必要もないと思うので、普通のおっさんです。61(歳)のおっさんが変装することもない」と庶民派の一面を見せた。内藤の役柄について、イベントの司会を担当したテレビ朝日の久保田直子アナウンサーは「こんな上司が会社にいたらいいのになぁ!と思います」と憧れるのまなざしで、内藤も「理想の上司であり、理想の夫であり、理想の父であるという風に演じたい」というが、「ものすごいヒーロをやろうとしている訳ではないです」と説明。その上で、「たった一言『ありがとう』と言うだけで、人間の関係は変わるかもしれない。刑事ドラマではありますけど、すばらしい人間関係を作っていくという部分でも見ていただきたいと思います」と、作品に込めたメッセージを語った。イベントでは、内藤が抽選で選んだ2組に、野菜と果物が入った直筆サイン入りエコバッグをプレゼント。当選者には10歳の子供もおり、内藤は「幅広い人に見てもらいたいのでうれしいです」と喜びながら、「(自分と会ったことを)学校で思い切り言って自慢して! あんなおじいちゃんかよって言われるかもしれないけど」と笑わせた。さらに、大岩をサポートする斉藤由貴演じる平井真琴が、ゲン担ぎで大福をよく食べるというキャラクターであることから、内藤から会場に集まったファンへ大福を手渡しでプレゼント。なかなか一般の人たちとふれあう機会がない内藤は、一人ひとりに笑顔で話しかけながら、楽しそうに大福を配り続けていた。同作は『土曜ワイド劇場』で5作にわたって放送されてきた人気シリーズ。同枠からの連ドラと言えば、『相棒』『スペシャリスト』といったヒット作品が並んでいるが、内藤は「自画自賛になっちゃいますけど、面白いんですよ!」と自信を持ってアピールした。
2016年04月09日