仕事で疲れてしまい、筋トレを日課にするのは無理!「ランニングを思い立って始めたものの、長続きしなかった……」。そんな経験ありませんか?運動だけでなく、長く続けるのは簡単ではありませんよね。今回は20代男性237名に、「過去に挑戦して挫折したこと」とその理由を聞きしました。なぜ失敗したかを把握すれば、継続のコツも見えてくるはず。あなたがこれから挑戦するものの参考にもなるのではないでしょうか。>>女性編も見るQ.過去に挑戦して挫折したことを教えてください(複数回答)1位筋トレ21.3%2位早起き17.3%3位英会話15.8%4位ブログ・日記をつける15.4%5位資格取得15.1%■筋トレに挑戦したけど……・「筋トレを考えていて、いつもやる前に疲れて断念してしまいます」(25歳/卸/システム)・「野球の試合前はやれるが、普段から毎日は忙しいし元気がなくてできない」(25歳/建築/販売)・「1カ月くらいは続けられるが面倒になってしまうから」(26歳/化学/研究開発)・「疲れで1回休むと続かなくなった」(24歳/飲食/サービス)・「体力がついた実感が出るまで続けられたことがない」(28歳/通信/秘書・アシスタント)■早起きに挑戦したけど……・「眠いものは眠い。無理に睡眠時間を削って体調を壊していては意味がないと思った」(25歳/通信/研究開発)・「早起きして趣味に使いたかったが、寝ることが趣味になってしまったから」(27歳/IT/SE)・「正直、きついから」(23歳/金融/営業)■英会話に挑戦したけど……・「どうしても長く続かない」(27歳/医薬品/研究開発)・「英語の必要性が感じられなくなったからです」(25歳/その他/設計)・「英会話スクールに通ったが挫折。お金ばっかり飛んでいった」(27歳/土木/エンジニア)■ブログ・日記をつけることに挑戦したけど……・「まさに三日坊主」(27歳/IT/営業)・「3カ月程度で面倒になった」(27歳/商社/営業)・「いざ書き始めると凝り性のためか、なかなか文章をまとめられず、結局疲れて書けなくなりました」(29歳/官公庁/総務)■資格取得に挑戦したけど……・「行政書士の資格を目指したが、予想以上の難易度と自分の根性のなさのため、途中であきらめた」(29歳/学校)・「資格取得のために専門学校まで通ったのに、まだその資格を取れていない」(27歳/倉庫/システム)・「英語の資格取得を目指し勉強していたが、一度勉強を止めてしまうと仕事の忙しさを理由にしてまったく手をつけなくなってしまった」(27歳/繊維/研究開発)総評1位は「筋トレ」。取り組み始めた当初はなかなか成果が見えないため、途中でやめてしまう人が多いようです。また、「仕事から帰宅してやろうと思っても疲れてしまって……」といった声も。成果が現れるのに時間はかかるので無理はせず、最初のうちは回数を少なくしたり、いっそのこと休日だけやるようにしたりするのも、長く続けるコツかもしれません。2位は「早起き」。「特に冬はつらい」、「毎日は無理」という声が目立ちました。なかには、早起きしてつくった時間を「筋トレ」や「資格取得のための勉強」にあてようとして失敗したといった、ダブルの挫折を経験している人も。生活習慣を変えるのがいかに難しいかが、よく分かりますね。調査時期:2010年12月8日~12月20日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性272名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】鍛えたいと思っている筋肉【ランキング男性編】高校時代にもっと勉強しておけば良かった科目【ランキング男性編】10代のころと比べてやらなくなったこと完全版(画像などあり)を見る
2011年02月05日朝のテレビに雑誌にウェブに、占いを見かけない日はなく、一種の飽和状態にある昨今。占いサイト『筋トレ』を運営する石井ゆかりさんは、どこか心に引っかかって離れない占いで、ここ数年ジワジワとファンを増やし続けています。ほかの占いとはどこか違う、一度読んだら忘れられない独特の語り口。迷ったときには何度も読みたくなる、不思議な魅力が石井さんの占いにはあります。当たっている気がする、という声が続出するのはなぜなのでしょうか。『筋トレ』で第7回Webクリエーション・アウォードのWeb人賞も受賞した石井ゆかりさんに、その占いの秘密をたっぷり伺いました。――まず、占いのサイトなのに『筋トレ』という名前は、これまたすごいですね!?「占いサイトにありがちなファンタジック・神秘的な感じにしたくなくて。『へっぽこ』が最初のコンセプトだったんです。あとは、文章を書きたいと強く思っているのですが、私は人付き合いが苦手で……(苦笑)。ものを書くのに必要な『人とかかわった経験』、『他者から得られるもの』というのを、占いを通して訓練したかった。生身の人間の思いとかかわりたかったんです」――『占い』そのものと出会ったキッカケはなんなのでしょうか?「23歳くらいのときに、5年間付き合った人に『好きな女ができたから』と振られました。そのとき、相手の女性は星占いが得意だとウワサを聞いて。そのころ偶然、書店で星占いの本を見つけて、なんとなく買って帰って自分のホロスコープを書いてみたら、これが面白かったんです(笑)。それからどんどん星占いの本を買って、ホロスコープを作って、と繰り返していたら、いつのまにかこうなっていました(笑)。星占いをそんなふうに偶然始めてから数年後、たまたまウェブサイトを作ろう、と思ったのですが、人が来るサイトと言えば『エロ』か『占い』だろう、と(笑)。それで、まあ、エロはムリなので、『筋トレ』という星占いのサイトになったわけです」――石井さんの占いの一番の魅力って、心に残る文章だと思うのですが、どうしてあのような書き方をしているのですか?「『筋トレ』が始まった当初は、読者から依頼を受けて個人の占いをするサイトだったのですが、最初にメールを下さったのは、40代の男性でした。占いというのはだいたい恋する乙女を対象としていますが、私のところには、恋する乙女のほかにも、40代の男性、子持ちの人、仕事のことだけを教えてほしい人、といろいろな人が来る。なので、その人たち全員に伝わるようにしたいわけで、結果的に、非常に抽象的になるんですね。星が表していることの“仕組み”を抽出して書くようにしなければならないので」――星が表す“仕組み”、ですか?「そうです。恋愛に関する占いで、『すてきな彼が……』と書いても、読んでる人は男性かもしれない。さらに、ゲイの方ならどうでしょう。『仕事運が……』と言っても、家で子育てをする主婦の方が読んだらぴんと来ないかもしれないですよね。なので、そういった具体的な表現ではなく、もっと骨格の部分、星が表す象徴そのものを書かざるを得なくなります。石井ゆかりという人間の個性を出そうとしてあのような書き方になっているというよりも、皆に伝えたい、とやった結果、自然と抽象的になりました」――そうなんですね。当たってる!と思いつつも、たった12個の星座だけで果たしてあれこれ言えるのか、とちょっと思ってしまうのですが……。「ホロスコープは大昔にできたものなのですが、すごくよくできていて、あらゆるものを星で説明できる仕組みになっています。使うのは、地球を抜いた水星から海王星までの惑星、そして冥王星までと、太陽と月、計10個の天体です。これらの10天体が、空に輝く12星座(牡羊座~魚座)のどこの場所に位置しているか、というちらばりを見るんです。また、星と星との角度も見ます。この角度にもそれぞれ意味があり……つまり一つのホロスコープの持っている情報量というのは、膨大なんです」――よく見るのは12種類の星座占いだけですが、本当は単に12個に分けられているだけではないんですね。「そうです。決して12分割の性格判断ではないです。例えば、みずがめ座の人は1月下旬から2月中旬までの期間、太陽がみずがめ座の位置にあるので、この時期に生まれた人はみんな『みずがめ座』になります。ですが、同じ誕生日の『みずがめ座』でも、水星や金星などほかの天体は年によって位置が違います。みずがめ座の人でも、金星がやぎ座にあれば、好きなもの・愛するものがやぎ座的な傾向を持ちます」――金星?やぎ座的、とは??「金星は、好きなもの・愛するものを表します。これは恋愛もそうですが、趣味嗜好など、好きなもの全般のことです。そして、みずがめ座は先進的で新しいものが好きな星座、やぎ座は古いものが好きな星座です。つまり、1月下旬~2月中旬に生まれたみずがめ座の方は、本質的には新しいモノ好きでも、もし金星がやぎ座にあるみずがめ座さんだと、妙に古めかしいモノが好きだったり、ということが起こるんですね」――なるほど!10天体それぞれと、12星座それぞれが、違った意味や役割を持つんですね。「そうです。たとえば女性の方だと、生まれた日に火星がどこにあったかで、タイプの男性が分かったりします。正確なホロスコープを書くには生年月日と生まれた時間、生まれた場所まで必要になります」――星占いって本当に奥が深いんですね。面白いです。では、石井さんにとって『占い』とはどういうものでしょうか?「一日も早く抜け出したいものです(笑)」――えーー!!「占いっていうのは、一瞬だけ『あ、なんとかなるかもしれない』って、その瞬間の苦しみを止めるための、お酒やタバコや麻酔のようなものなんです。だから依存症になってしまうこともあります。でも、お酒もタバコもみんなやりますよね(笑)。それはもう、しょうがないんです。体に悪いと思っていても、やらずにいられないことというのが、この世にはいかんともしがたく、あるわけです。占いは当然科学的根拠もないですし、インチキかもしれない、嘘かもしれない。そう思いながら、やむを得ずこっそり見て気持ちを落ち着ける、それくらいのスタンスが正しいと思います(笑)」とは言っても、やっぱり気になってしまう『占い』というもの。石井さんに私のホロスコープを見ていただいたところ……「太陽、水星、金星、木星の4つがみずがめ座にあるので、価値観にはあまりブレはなく、楽観的で自由奔放。そのわりに、火星がさそり座にあるので、粘着だったり、ちょっと変わってたりする男性に引かれやすいかもしれませんね」。……うっ(思い当たる節が)。「また、人から見られる印象やセルフイメージを表す場所に、おうし座があります。かわいらしい印象だったり、かわいいものが好きだったり。ですが、かわいいと思ったらあまりバランスを考えず見境なく集めますね」……うっ。こうして私は、大好きなゆるキャラのストラップがゴテゴテとつけられた自分の携帯に目をやり、ホロスコープというものの力を実感したのでした。(朝井麻由美/プレスラボ)【関連リンク】筋トレ毎週、週報を配信。画像の一切ない、味も素っ気もないサイト構成だが、「がまくんとかえるくん」や「Topをねらえ」など、絵本やアニメ等に由来するメニューに軽いヒネリが感じられるもうすぐ一周年の「コブス横丁」の運命を占ってみた占い師さんによると、このサイト「コブス横丁」は発展するけど、マスコットキャラクターの「コブスくん」はあっけない幕切れを迎えるらしいこれであなたも魔法使い??『魔女講座』に潜入した!「夢占い」で深層心理を探ってみた
2010年02月10日