西内まりやを主演に迎え、「flumpool」山村隆太、山崎育三郎、中村アン、沢村一樹らの共演で贈る月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」。先週の第1話放送では、連ドラ初出演の山村さんの好演とかっこよさがネットで話題となったが、本日1月30日(月)放送の第2話では、山村さんが初の濡れ場にベッドシーンに挑戦!さらにネットが湧きそうな見どころが満載だという。結婚して専業主婦になることを夢見る高梨あすか(西内まりや)は、TNNテレビのアナウンサー“ナナリュー”こと名波竜(山村隆太)から、「好きになってもいい?」と告白される。だが、名波には結婚する気がないことを知ると、キスしようと近づいてきた彼の顔を押しのけ、帰ってしまう。出勤前、あすかは、名波が三上響(沢村一樹)とともにMCを務める情報番組「モーニングYELL」を見ていた。そこで芸能人の結婚スクープが扱われた際、三上から結婚願望はあるのかと問われた名波は、出会いがあれば是非、と答え、あすかを呆れさせる。外回りでTNNの近くを訪れたあすかは、いずみ証券のエース営業マン・神谷暁人(山崎育三郎)に出会う。神谷は、BSの経済番組に出演するため、TNNテレビで打ち合わせをしていたらしい。そこで神谷は、あすかを誘って一緒に行列店の人気スイーツを買いに行く。あすかが神谷と別れて駅へ向かおうとすると、目の前に名波がいた。名波から神谷のことを尋ねられたあすかは、仕事で世話になっている人だと説明するが…。あすかは、同僚の桐山莉央(中村アン)、牧瀬桃子(岸井ゆきの)と、小野広紀(森田甘路)のマンションで開かれた飲み会に参加する。そこに、小野の部屋に居候中の名波が帰ってきた。小野からあすかたちが婚活会に参加したと聞かされていた名波は、「なんかムカついた」とあすかに告げる。あすかは、そんな名波に、からかわないでほしい、と返すが…。原作は、数々のラブストーリーを描いてきた“ドラマチックなリアル・ラブの名手”宮園いづみが描く「プチコミック」(小学館)にて2014年より連載中の同名コミック。「専業主婦になりたい女」と「絶対に結婚したくない男」が出会い、全く結婚に関する価値観が合わないが次第に惹かれ合い、複雑で滑稽でリアルな恋愛模様が描かれる。2017年1作目の月9ドラマとして先週より放送がスタートした本作。普段は人気ロックバンド「flumpool」のボーカルとして活躍する山村さんが、連続ドラマ初出演ということで、その演技に注目が集まっていた。放送終了後には「月9が早くみたすぎて寝れない。山村さんかっこいい~毎週キュン死確定」「ベタ~やけどあんなん好きやしまず山村さんがいいキャラしとる!!!かっこいい!!!現実にあんな人おらんかね~笑」「月9観たけど 山村さん演技うま…ただでさえかっこいいのに これはまた人気上がるな」など、ストーリーの胸キュン度合いや、山村さんの演技、キャラクターのかっこよさを絶賛する声が多数上がっていた。そして山村さんが、自身のTwitterで「今夜は名波竜、生まれたままの姿に戻り、、初の濡れ場に、ベッドシーンまで!見所満載の第2話!!!」と、見どころを猛アピール。なんだかんだで急接近!?ライバルも登場して大波乱のプロポーズまで!?切なくキュンキュンする展開目白押しの本作から目が離せない。「突然ですが、明日結婚します」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年01月30日西内まりや主演、「flumpool」山村隆太、山崎育三郎、中村アン、沢村一樹らの共演で人気コミックを映像化する、2017年最初の月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」が1月23日(月)今夜から放送開始となる。原作は女性向け月刊コミック誌「プチコミック」にて連載中の宮園いづみによる同名コミック。「専業主婦になりたい女」と「絶対に結婚したくない男」が結婚にまつわる価値観が合わないままお互い惹かれあっていくという物語となり、西内さんが人一番結婚願望を持ち、夢は結婚したら「専業主婦になること」という大手銀行のエリートOL・高梨あすかを演じ、山村さんが「結婚は絶対にしたくない派」の人気イケメンアナウンサー・名波竜をそれぞれ演じる。雑誌「ニコラ」モデルから「Seventeen」専属モデルを経て、ドラマ「GTO」や「山田くんと7人の魔女」などで女優としてもキャリアを重ねると昨年公開の『CUTIE HONEY -TEARS-』で映画初主演を果たした西内さんは、今回月9ドラマ初出演にして主演を務めることに。一方の山村さんは、「flumpool」として2008年にメジャーデビュー、「ブラッディ・マンディ」『君に届け』などの主題歌を手がけ若者を中心に大きな支持を集めるようになり、2009年には「NHK紅白歌合戦」出場も果たすなどいまや日本屈指のアーティストへと成長を遂げたが、これまで俳優の経験はなく本作がデビュー作となる。そんなフレッシュな2人の脇を固めるのは、「嵐が丘」「ミス・サイゴン」「エリザベート」など舞台、ミュージカルを中心に活躍、最近は「THE LAST COP/ラストコップ」や「下町ロケット」をはじめ「お義父さんと呼ばせて」「グッドパートナー 無敵の弁護士」などドラマにも本格進出している山崎さん。そして、昨年は「家族ノカタチ」「世界一難しい恋」「営業部長 吉良奈津子」「レンタル救世主」と毎クール連ドラに出演し、女優としての顔もすっかり定着した中村さん。ドラマはもちろん映画、舞台と幅広く活躍、昨年秋放送の「レンタル救世主」で演じた“超絶お人好しな中年男”ぶりも記憶に新しい沢村さんといった面々。今夜放送の第1回では結婚して専業主婦になることが夢のあすかが、5年付き合っている恋人に別れを告げられ、ショック状態のまま同僚と結婚式に出席。そこで新郎の友人として披露宴の司会をしていた名波と出会う。あすかがブーケトスを取ろうとしてプールに落ちたのを、機転を利かせて笑いに変え会場を盛り上げる名波だが、あすかはそんな名波に「幸せになりたい人の気持ちを笑うなんて最低だ」と言い放つ――というストーリー。先日の制作発表会見では、留学する予定でスケジュールを空けていたところに本作の話が舞い込み、初月9での主演という大役に「縁とタイミングを感じてやるしかないと覚悟を決めて日本に残ることにしました」と、今回の作品への意気込みを語っていた西内さん。フレッシュなキャストが「月9」にどんな新しい風を吹かせるのか、期待が高まる。「突然ですが、明日結婚します」は1月23日(月)21時~フジテレビ系にて放送。初回15分拡大。(笠緒)
2017年01月23日俳優の佐藤隆太(36)が、24日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ライオンのグータッチ』(毎週土曜9:55~10:25)で、今年5月に第3子が誕生していたことを明かした。番組のエンディングで、佐藤は「今年の5月に3人目の子どもが生まれたんですよね」と突然の報告。同じくMCを務める博多大吉は「おめでとうございます」と祝福の言葉を送りつつ、佐藤の「今、初めて言ってます」に「えっ!? そうなんですか」と驚いた。佐藤は「テレビとかではそういう機会がなく……」と経緯に触れ、「ここまで来てしまったので」と報告の理由を説明。博多大吉が「数十分後にはネットニュースになってるんでしょうね」と予想すると、佐藤は「大丈夫ですよ」と笑顔をみせていた。2009年に一般女性と結婚。同年11月に第1子女児、2014年7月に第2子女児が誕生している。
2016年12月24日俳優・佐藤隆太と女優・岡本玲が、今年最もレザーが似合う著名人として「ベストレザーニスト 2016」に選ばれ、11月5日(土)に行われた記者発表会に出席した。「ベストレザーニスト」は、「11月03日=いいレザーの日」にちなんで、国産の皮革および皮革製品の魅力を、より多くの方に知っていただきたいという想いから、一般社団法人日本皮革産業連合会で毎年行われている。この日参加した佐藤さんと岡本さんは、共に黒い革のジャケットを着用して登場。佐藤さんは授賞式ということで、革ジャケットの下はフォーマルなワイシャツ&ネクタイを合わせつつ、ボトムはゆったりしたパンツのコーディネート。「革ってハードなイメージがあると思いますが、僕はどんな素材であっても着るときはいつも自分らしくありたいと思っています。ライダースジャケットは形もきれいで細身でシャープなんですが、ボトムはちょっとゆるくバランスをとりました。ちなみにパンツはフェルトですが、ヒモは革です(笑)」と自分なりのスタイリングを明かしていた。一方、岡本さんは青いワンピースに細身の革ジャケットを合わせたスタイル。「普段からファッションは、“シンプル”を心がけているんですが、レザーのカッコよさを大事にしつつ、女性的でふんわりとした感じを大事に柔らかいワンピースの上にレザーを重ねてみました」とコメントした。今回の受賞について佐藤さんは、「レザーを上手に着こなすという点で、決して自分で自信を持てるところではなかったので…。過去の受賞者のみなさんも普段からお世話になっている伊藤英明さん、山本耕史さんを始め、いつもカッコよく革を着こなされている方々で、僕がそこに名を連ねていいのか?マネージャーに一度『本当に僕でいいのか?と確認してください』と言いました(笑)。まさかジローラモさんと同じ場に立てることになるとは(笑)」と驚きを隠せなかったという。また、岡本さんは「実は私は、こういう賞をいただくのは初めてでして…。25歳にして!それがまさかレザーニストというカッコいい賞をいただけるとは!しかも、佐藤さんは大学の先輩でして、目標とする先輩と同じ舞台に立てて嬉しいです」と興奮気味に語り、レザーに対しては“カッコいい女性”のイメージを持っているという岡本さんは、「(カッコいい女の仲間に)入れましたかね(笑)?つま先だけお邪魔しましたって感じですが…(笑)。これから大人の女性になれたらと思います」と決意を新たにしていたようだ。そして、会場には大きな牛一頭分の革や、鮮やかに染められた色とりどりの羊のレザーなどが用意されており、「スカートを作ってみたいです。柔らかい、女性的なフォルムで作れそう」(岡本さん)、「これを機に台本カバーを作りたいです。長く使えそうですし」(佐藤さん)と、2人ともそれらを手に取ってあれこれと自分だけの革製品を想像していた。(cinemacafe.net)
2016年11月07日広末涼子と内田有紀が初共演を果たすことで話題のドラマ「ナオミとカナコ」。この度、ドラマや映画に引っ張りだこの人気女優・吉田羊を始め、高畑淳子、佐藤隆太らの出演が決定した。大学時代からの親友である小田直美と服部加奈子。直美は望まない職場のOLとして憂鬱な日々を送り、専業主事の加奈子は夫の酷い暴力に耐える毎日を送っていた。受け入れがたい現実に追いつめられた2人が下した究極の選択…「いっそ、2人で殺そうか。あんたの旦那」。復讐か、サバイバルか、自己実現か?2人の女が運命を共にし、一蓮托生のバディとなってひとりの男を殺す計画をたてる――。原作は、「空中ブランコ」(フジテレビ)や『ガール』などの原作者で、直木賞など数々の受賞歴を誇るベストセラー作家・奥田英朗の同名小説。望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美と夫のひどい暴力に耐える専業主婦の加奈子が、DV夫を排除すべく、タッグを組む物語。本作の主人公・直美には、圧倒的存在感で女優として確固たる地位を築く広末さん。直美の同級生で気が優しく控えめな性格の主婦・服部加奈子を演じるのは、数々の連続ドラマや映画に出演している内田さん。2人は今回が初の共演となる。そして今回、発表された追加キャストには、加奈子の義姉で、直美たちを追い詰めていくことになる服部陽子役には、映画、ドラマ、バラエティーやCMで大活躍し、今期は「コウノドリ」(TBS)でもその活躍を発揮する、いま最も旬な個性派女優・吉田さんが抜擢。自分にも他人にも厳しいところがあるそんな役を演じる吉田さんは「“女”という生き物を、様々な角度で描いた作品で非常に面白く、この世界を演じられるのがいまから楽しみです」と今回のオファー決定の感想を述べ、また役どころについては「正義でありながら視聴者に疎まれる役。いままでにない難役に心躍ります」とコメントを寄せている。さらに強烈なキャラクターで直美たちに多大な影響を与えていく中国人・李朱美を、類いまれなる演技力と存在感でほかを圧倒する・高畑さんが好演。またエリート銀行員で加奈子に暴力をふるい続ける加奈子の夫・服部達郎に、熱血真面目男からチャラ男まで幅広い演技に定評のある佐藤さんに決定した。さらに佐藤さんは、一人二役で、達郎にうり二つの中国人密航者・林竜輝も演じるという。高畑さんは「とにかく原作が面白く、とてもやりたかったので嬉しいです。国が違うと、考え方が、こうまで違うのかという点が面白いです」と原作も絶賛し、また佐藤さんは「内田有紀さんに役とはいえ、手を挙げるなどという、僕にとってこれ以上無い大罪が現場で待っていると思うと恐ろしくて足がすくみますが、そこは役者として責任を全うできるように頑張ります」と本作への意気込みを語った。「ナオミとカナコ」は2016年1月、毎週木曜日22時よりフジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2015年11月24日舞台「ダブリンの鐘つきカビ人間」の開幕を前日に控え10月2日(金)、パルコ劇場で公開ゲネプロが開催。主演の佐藤隆太をはじめ、上西星来(東京パフォーマンスドール)、白洲迅、大塚千弘、小西遼生、篠井英介が会見に臨んだ。後藤ひろひと作、G2の演出で2度にわたって上演されてきた人気戯曲の再々演。内面と外見が入れ替わったことで、心は誰よりも美しく見かけは醜くなったカビ男と、思ったことの正反対しか言葉にできない娘・おさえを中心に美しくも哀しい物語が展開する。佐藤さんは開幕を前に「ファンタジーなのに、全くの別世界ではなく、自分と置き換えられるような物語にとして、リアルと幻をあっち行ったり、こっち行ったりしていただけると思います」と語る。3度目の上演となるが「2015年の今の僕らの新しい『カビ人間』が出来上がったと思います」と自信をうかがわせる。特にG2の演出について「非常に細やかな演出をつけてくださります」と全幅の信頼を寄せる。「ちょっとした僕らの変化にビビッドに反応してくださり、嬉しくもあり恐くもある、刺激的な稽古場でした」と1か月に及んだ稽古を述懐。また、稽古中のエピソードとして、みんなで終了後に飲みに行ったことを明かし「飲み足りなくて、僕と中村昌也で後藤さんの部屋まで押しかけて3時ごろまで飲みました」と楽しそうに語っていた。上西さんが演じるヒロインのおさえは過去の上演で水野真紀、中越典子という実力派女優が演じてきたが、上西さんは、過去の上演は「DVDで拝見しました」と明かしつつも「その前に台本を読んでいたのですが、その時に自分の受け取ったおさえと過去の上演は全然違っていて、自分のおさえをやろうと思いました」と語り、プレッシャーについても「自分は自分なのでないです!」と力強く語った。また、おさえのように思っていることと逆のことをしてしまった経験は?という問いに佐藤さんから「何かあるでしょ?」と無茶ぶりされた小西さんが「面白くないと思ってるのに、愛想で笑っちゃうことはありますね」とクールに語り、これには佐藤さんも「怖い!いままでの1か月は(笑っていたのは)本気じゃなかったの?」と困惑…。締めの挨拶で小西さんが「このメンバーでやれることが嬉しい」と語るも、共演陣はその言葉に半信半疑のよう。小西さんも「何言っても胡散臭いですね…」と苦笑を浮かべていた。「ダブリンの鐘つきカビ人間」は10月3日(土)より25日(日)までパルコ劇場で、11月13日(金)より15日(日)まで森ノ宮ピロティホールにて、この他、福岡、広島、仙台、札幌でも上演。(text:cinemacafe.net)
2015年10月02日過去2度の上演で、その不可思議な世界観が話題を呼んだ後藤ひろひと作『ダブリンの鐘つきカビ人間』。10年ぶりの再演に、佐藤隆太、上西星来(東京パフォーマンスドール)が挑戦する。これまでの演出も手がけてきたG2とともに、作品の魅力と意気込みを語った。舞台『ダブリンの鐘つきカビ人間』チケット情報作品の舞台はかつて奇病に襲われた村。その病によって醜い容姿となったカビ人間を佐藤が、自分の思いと反対の言葉しか話せなくなった娘・おさえを上西が演じ、やがてふたりに訪れる残酷で美しい奇跡が描かれる。この独特なダークファンタジーの演出を3度手がけることになったG2。「どうせやるなら新しい世界観を作りたかった。おふたりにはこの台本に新しい風を吹かせてもらいたい」と期待を寄せる。それに対して「思い切り笑って最後に切ない気持ちになってと、観てるほうもいろんな表情になれる好きな作品。前作にリスペクトを持ちつつ、どこまで自由に動けるか、挑戦してみたいです」と応える佐藤。本格的な演劇には初挑戦となる上西も、「不安はありますけど、おさえの心のもどかしさをどう表現するか、恥ずかしがらずに、やれるだけのことをやりたいと思います」と力強い。佐藤は舞台を「怖いからこそ大事にしたい場所」という。「始まってしまえば楽しいんですけど、本番1週間ぐらい前はすごく怖い。それぐらい追い込まれるからこそ、そこから逃げたくないと強くなれるような気がします」。片や、東京パフォーマンスドールのライブでナマの舞台も数多く経験している上西は、「台詞や段取りを忘れたときの怖さはありますけど、いつもメンバーで助け合っているので、冷静に対処できるほうだと思います」。そんな上西を見てG2も、「毎日おさえとして気持ちと反対のことを言うのは、実は大変なこと。その精神的なタフさをぜひ発揮していただきたい(笑)」と心強そうだ。カビ人間という特殊な役に抜擢された佐藤についても、「代々のカビ人間とはタイプの違う役者なのに、“あー、いけるいける”と思った。ハマるし今までとひと味違う、というカビ人間になると思いますよ」と太鼓判を押す。そもそもこの異色の物語は、G2によれば、「それまでの作品へのアンチテーゼとして」生まれたものだったそうだ。「だから今回も、“今”に対するアンチテーゼを何かしら見つけていきたい」と。それだけに、同じ台本でありながらどれだけ違う世界になるのかは見もの。エンターテインメントのすべてが詰まっているこの作品がどう蘇るのか、期待したい。公演は10月3日(土)から25日(日)まで東京・PARCO劇場にて。チケットの一般発売は8月1日(土)午前10時より。なお、チケットぴあではインターネット先行抽選を実施中、7月22日(水)午後11時59分まで受付。取材・文:大内弓子
2015年07月22日佐藤隆太が主演を務め、『パコと魔法の絵本』の原作で知られるG2と後藤ひろひとのコンビによる舞台「ダブリンの鐘つきカビ人間」の全キャストが、このほど発表となった。物語は中世。住民皆が異なる症状の病にかかり、奇病に冒された、とある町。鐘つき男の“カビ人間"は、かつて美しい容姿に醜い心を持った男であった。しかしいまは、奇病によって心と容姿が入れ替わり、水晶の泉ような心とカビに包まれた醜い容姿を持つ、町の嫌われ者となっていた。カビ人間は、ある日、思った事と反対の言葉しか話せない病に苦しむ娘・おさえに出会う。二人は惹かれ合うようになるが、周囲を渦巻く思惑や裏切りが、いつしか二人を思わぬ悲劇に巻き込んいく…。既に発表されたキャストとして、主演の佐藤さん、ヒロインに「東京パフォーマンスドール」の上西星来の抜擢が話題の本作。このほど発表となった他のキャストには、ドラマ「She」「恋愛あるある。」の白洲迅や、『ごくせん THE MOVIE』の木戸邑弥といった新星から、『東京難民』の大塚千弘、「牙狼-GARO-」シリーズの小西遼生、映画やドラマ、舞台のほか「PON!」にも出演中の中村昌也などの注目俳優や、明樂哲典、マギー、後藤さん、吉野圭吾、篠井英介、村井國夫といった個性派ベテラン俳優など、バラエティ豊かな俳優陣が名を連ねた。「ダブリンの鐘つきカビ人間」は、1996年に後藤さん主宰の劇団「遊気舎」において初演され、その後、演出・G2×脚本・後藤さんのタッグによるプロデュース公演として、2002年には大倉孝二、2005年には片桐仁を主演に迎え上演。10年ぶりとなる今回の再演では、作者であり、2002年上演版、2005年上演版でも王役を演じた後藤さん以外はすべてのキャストが一新されている。キャスト全員のアンサンブルによって、大きな笑いとドラマが作り上げられるのが大きな魅力である本舞台。映像、ミュージカル、ストレートプレイなど、様々なジャンルを横断し活躍する旬の俳優陣たちのアンサンブルに、大きな期待がかかる。舞台「ダブリンの鐘つきカビ人間」は、10月3日(土)~25日(土)渋谷パルコ劇場を皮切りに、大阪他、各地で上演予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月25日後藤ひろひと作、演出G2による舞台「ダブリンの鐘つきカビ人間」の主演に、佐藤隆太が決定したことがこのほど明らかとなった。「ダブリンの鐘つきカビ人間」は、1996年に作の後藤ひろひと主宰の劇団「遊気舎」で初演された舞台。その後、演出:G2×脚本:後藤ひろひとのタッグによるプロデュース公演として、2002年には大倉孝二、2005年には片桐仁を主演に迎え上演された。今回の上演決定で10年ぶりの再演となる。物語は中世。住民皆が異なる症状の病にかかり、奇病に冒された、とある町。鐘つき男の“カビ人間"は、かつて美しい容姿に醜い心を持った男であった。しかしいまは、奇病によって心と容姿が入れ替わり、水晶の泉ような心とカビに包まれた醜い容姿を持つ、町の嫌われ者となっていた。カビ人間は、ある日、思った事と反対の言葉しか話せない病に苦しむ娘・おさえに出会う。二人は惹かれ合うようになるが、周囲を渦巻く思惑や裏切りが、いつしか二人を思わぬ悲劇に巻き込んいく…。G2×後藤ひろひとのタッグは、これまでに「人間風車」「Paco~パコと魔法の絵本~」(中島哲也監督によって2008年に映画化)など、一見ファンタジックでありながら心の深層に迫る作風で多くのファンの心を捉えヒット作を数多く生み出している。今回の佐藤さんが演じるのは、かわいらしさやコミカルさ、悲哀を併せ持つ“カビ人間”というキャラクター。佐藤さんの個性と魅力が全く新しい“カビ人間”を生み出すことができるというカンパニーサイドの信頼から白羽の矢が立った模様。さらには、会場となるパルコ劇場は、佐藤さんが1999年の舞台「BOYS TIME」で俳優デビューした場所であり、特別縁の深い会場となる。今回の主演決定に向けて、佐藤さんは「今回、作の後藤ひろひとさん、演出のG2さんとは、初めてご一緒させて頂きますがとても楽しみです。この作品は、一見童話的ではありますが、人の心の真理のようなものが描かれていると思います。物語の中では沢山の感情が渦巻いて、おそらく観客の皆さんも、物語の世界に入り込んだような気持ちになってご覧頂けるのではと思います。ファンが多い作品と聞いていますが、僕なりの、新たなカビ人間の姿をお届けできるよう稽古に臨みます。僕にとっては出発点でもあるパルコ劇場で、新たなチャレンジが出来る事を楽しみにしています」と、意気込みを述べている。脚本の後藤ひろひとは、「居酒屋で『いつか僕も後藤さんの作品に出してください!』と佐藤隆太くんが私に熱く語ったのはいまから12年も前の事でした。まっすぐに私を見つめて話す彼に『さーてね!』と笑って答えた私でしたよ。まさか再会する彼が『カビ人間』になっているとは夢にも思いませんでした。あのときの誠実で正直な彼の瞳を思い出すと、いまはなんだか作者である私の心の扉が一つ開けられるのを感じています。隆太君が演じる『カビ人間』はきっとたくさんの扉を開けるのでしょうね」と、大きな期待を寄せている。そして、演出のG2は、「大人向けの毒のあるファンタジー。ラストは衝撃的な美しさ。その美は目にも見えないし音にも聞こえない。佐藤隆太の演技が観客の想像力を喚起するはず。巧さだけでは表現不可。彼の持つピュアさが武器になるでしょう」と力強くコメント。個性的な登場人物全員のアンサンブルが魅力の本舞台。ほかキャスト発表にも大きな注目が集まりそうだ。舞台「ダブリンの鐘つきカビ人間」は、10月3日(土)~25日(土)渋谷パルコ劇場を皮切りに、大阪他、各地で上演予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月08日歌手の阿部真央(24)が4日、バンドメンバーでマニピュレーターの飯塚啓介(31)と結婚したことを公式サイトで発表した。<結婚記事まとめ>あの人もこの人も!2014年結婚した芸能人一覧「阿部真央から皆様へのお知らせ」として、「この度 私阿部真央は兼ねてからお付き合いをさせて頂いているマニピュレーターの飯塚啓介さんと本日2015年1月4日に入籍させて頂きました」と直筆メッセージで報告した。「掛け替えのない大切な方を伴侶とし、これからまた新しいスタートを切って目にする物、感じる事を自分なりに表現しながら皆様の元に更にいい作品をお届け出来るように益々精進して参ります」と今後の意欲を語り、「今後とも阿部真央をどうぞ、宜しくお願い致します」とファンに呼びかけている。阿部は09年1月にアルバム『ふりぃ』でデビュー。力強い歌声とパフォーマンスで人気を集め、昨年10月には日本武道館公演を成功させた。お相手の飯塚はバンド・CORE OF SOULで2001年にデビュー。06年に解散後、12年11月には同バンドのソン・ルイとともに神田沙也加が率いるSilent Lilyのメンバーとしてシングルをリリースした。
2015年01月04日俳優の佐藤隆太が、3月8日放送のWOWOWドラマ『人質の朗読会』に主演することが19日、明らかになった。原作は『博士の愛した数式』『妊娠カレンダー』などのヒット作を持つ作家・小川洋子の同名小説。2年前、南米で発生したテロ事件に巻き込まれた日本人の人質たちの生前の声を収めたテープをめぐり、ラジオ局の報道記者・中原(佐藤)が事件で母を亡くした女性・ひとみ(波瑠)の依頼を受け、人質たちの生きていた"証"であるテープの公開に向けて尽力するというストーリー。「これは、物語を語る人とそれに耳を傾ける人たちのドラマです。ひとつの物語を読み終えたときに心に沁みこませるかのように、そしてしっかりと受け止めるように、小川洋子さんが原作で書いた言葉を、できるだけそのまま映像にしたい。それは監督や脚本家をはじめ、映像化にかかわった全員に共通する思いでした。ぜひ、ご期待ください」と、主演の佐藤は本作への意気込みを。また、原作の小川も「ありふれた人生にも必ず、かけがえのない物語が結晶のようにひそんでいる。ドラマの登場人物たちの声を耳にした人は誰も、自分の胸に隠された結晶を、そっとすくい上げたくなるに違いない」との言葉を送っている。出演はほかに大谷直子、長谷川朝晴、原日出子、阿南健治、三浦貴大、鷲尾真知子、西田尚美、徳永えり、レオ・K、左時枝、佐々木すみ江ら。脚本は杉原憲明、監督は谷口正晃。ドラマWスペシャル『人質の朗読会』は3月8日(20:00~)にWOWOWプライムで放送。
2014年01月20日シャンパンブランド「モエ・エ・シャンドン(MOE&CHANDON)」の夏イベント「浴衣でモエ・エ・シャンドン」が、29日に東京・六本木にて開催される。他に名古屋、福岡の全国3ヶ所にて行なわれる。当イベントは浴衣をドレスコードに、シャンパンと共にエレガントに非日常を楽しんでもらうことを企図。4年目を迎える今回のコンセプトは「夏祭り(Festive Summer)」。ミシュラン二つ星を獲得した飯塚隆太監修によるフォアグラやイベリコ豚を使用したフードの他、日本の伝統的な遊びが供される。参加費はシャンパンミニフリュート(グラス約2杯)とフードつきで1人3,800円。当日は、プロのカメラマンによるフォトステーションも設置される。パーティーは29日の東京を皮切りに、7月13日に名古屋、21日に福岡にて催される。【イベント情報】浴衣でモエ・エ・シャンドン<東京>場所: 東京 Mercedes-Benz Connection UPSTAIRS住所:東京都港区六本木7-3-10日時: 6月29日13:30から15:00、17:から19:00<名古屋>場所:ノリタケの森住所:愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36日時:7月13日17:00から19:00<福岡>場所:With The Style住所:福岡県福岡市博多区博多駅南1-9-18日時: 7月21日19:00から23:00
2013年06月11日感動の実話をベースにした映画『ロック 〜わんこの島〜』の初日舞台挨拶が7月23日(土)、東京・お台場シネマメディアージュで行われ、主演の佐藤隆太をはじめ、麻生久美子、子役の土師野隆之介、倍賞美津子、岡田義徳、柏原収史、中江功監督が登壇した。家族の絆がテーマの本作。舞台挨拶では息子役を演じた隆之介くんが、サプライズで両親役の佐藤さん&麻生さんに感謝の手紙を朗読し、佐藤さんは「父ちゃんも同じ気持ちだから。ありがとうな」と感激しきり。麻生さんは「初めての母親役で、最初は子役の子とどう付き合っていいのか分からなくて。でも隆之介くんはすごく素朴でかわいくて、大好きになっちゃった。いまは離れたくない気持ちでいっぱい」と思わず涙ぐんだ。2000年に発生した大噴火で、全島民が島外に避難した伊豆諸島の三宅島。そこに置き去りとなった犬のロックと、離ればなれになってしまった飼い主家族の奇跡的な再会を通して、いまこそ大切にしたい生きる力、そして絆の尊さが描かれる。実際に三宅島で40日間にわたって撮影が行われた。佐藤さんは「印象に残っているのは天候が悪かったこと。最初は20日間で撮影を行う予定だったが、悪天候のせいでずいぶん延びてしまった。だからこそ、嘘のない家族の絆が深まったし、いまでは天候に感謝ですけどね」。一方、麻生さんはロックにおしっこをかけられるシーンで披露した“絶叫”がいまも気がかりだといい「みなさん、あのシーンって大丈夫でした?あんなにエコーをかけるなんて、本当に恥ずかしい」と客席のリアクションを気にしつつ、中江監督に抗議(?)する場面もあった。もちろん舞台挨拶には犬のロックも登場!たくさんの観客を前に最初こそ緊張していたが、佐藤さんら“家族”との再会にすっかりリラックスし、ステージ上でゴロゴロ転がる一幕も。「お利口だしかわいい。見ているだけ幸せです」(佐藤さん)、「そばにいてくれるだけでニコニコしちゃう」(麻生さん)とその癒しパワーはいまも健在だ。当日は一年で最も暑さが厳しいといわれる“大暑の日”ということで、等身大のロック氷像、その名もロックアイスがお目見え。場内に涼しさを届けていたが、当のロックだけは自分そっくりの氷像に不思議そうな表情だった。『ロック 〜わんこの島〜』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ロック 〜わんこの島〜 2011年7月23日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン東宝FNS27社■関連記事:麻生久美子インタビュー豪快な母ちゃんを熱演!「この家族自体が私の理想」新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設“三宅島一日観光大使”佐藤隆太の元へ石原都知事が電撃訪問!佐藤隆太×麻生久美子が新鮮な役に挑戦『ロック』親子試写会に10組30名様ご招待佐藤隆太、三宅島で倍賞美津子と真夜中のサシ飲み!麻生久美子は無念の熟睡
2011年07月25日感動の実話をベースにした映画『ロック 〜わんこの島〜』の完成披露試写会が東京国際フォーラムにて、“ロックの日”6月9日(木)に開催され、上映前に主演の佐藤隆太をはじめ、麻生久美子、子役の土師野隆之介、倍賞美津子、中江功監督、臼井裕詞プロデューサーが完成報告会見に臨んだ。大噴火で全島民が島外に避難した伊豆諸島の三宅島に残された犬のロックと飼い主の奇跡の再会の実話をベースに、家族の絆が描かれる本作。「子供と正面から向き合う父親役は初めてだった」という佐藤さんは、完成した作品を鑑賞し「静かに、それでも力強く前を向いて進む家族像を描き切れた」と充実の表情。さらに「改めて、家族といる時間を大切にしたいと思った」と自身の家族への思いを明かした。撮影後に東日本大震災が発生したが、災害に見舞われつつも希望を失わない家族の姿を描いた作品とあって「自分としても、どういう気持ちで初日を迎えることになるのかとずっと考えていた」と心中の複雑な思いを吐露。「少しでも、力になれば嬉しい」と語りかけた。本物の兄弟のようにロックと共に成長していく少年・芯(しん)を演じた隆之介くんがマイクを握ると、佐藤さんと麻生さんはすっかり“父母”の顔となり、温かいまなざしで見守っていたが「みなさんが支えてくれたおかげで映画が出来上がったと思います。ぜひ家族で観に来てください」という、大人顔負けの挨拶にはびっくりした様子。佐藤さんも麻生さんも誇らしげに手を叩いていた。麻生さんは、佐藤さん(父)、隆之介くん(息子)、倍賞さん(祖母)、そしてロックと共に築いた野山家について「私の中で、こうなりたいという理想の家庭です」と語り、「私には子供はいませんが、何気ない空気感が温かくて楽しかった」と強い思い入れを明かす。そして「家族の存在だけでいろんなことが頑張れます」と家族の大切さを語った。三宅島での撮影について、何度も同じ中華料理屋に通った思い出や、隆之介くんがイタチを目撃したといったエピソードが明かされたが、佐藤さんは倍賞さんとの真夜中のサシ飲みのエピソードを披露。「夜、寝ようと思ったらコンコンと音がして、ドアを開けたら倍賞さんが『ビール飲もうか?』と。(悪天候などで)撮影がなかなか進まない中で倍賞さんが気を遣ってくださいまして。翌日、『昨夜はありがとうございました』と言ったら『酔っ払ってたからあんまり覚えてない』と言われました(笑)」と貴重な語り合いがあったことを明かしてくれた。実は、倍賞さんは麻生さんも誘おうとしたのだが「この方、一度寝たら起きないから!」(倍賞さん)、とのこと。麻生さんは「悔やまれます…」と苦笑していた。『ロック 〜わんこの島〜』は7月23日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ロック 〜わんこの島〜 2011年7月23日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン東宝FNS27社
2011年06月09日分刻みのスケジュールの中、「よっしゃ!」と気合いの一声をあげて笑顔で席についた佐藤隆太。最新作『漫才ギャング』では相方から突然コンビ解散を宣言されるも、素人の不良青年を相方に再スタートを切るお笑い芸人・飛夫を演じている。脚本を読んだとき「スピード感が伝わり、ワクワクした」原作、脚本、監督はお笑いコンビ・品川庄司の品川ヒロシ。佐藤さんは映画化決定のニュースを聞いたとき、出演したいと思ったという。「『漫才ギャング』っていうタイトルがすごく自分の中に響いてきたんです。きっと“笑い”を題材にしながらちょっと尖った部分もある、自分が挑戦してみたいと思ってた作品じゃないかと勝手に想像したんです」。すると、直後に出演のオファーが来た。脚本を読んだときの興奮を「文字だけで、あれだけスピード感が伝わってくることって、なかなかないです」と語る。「台本の段階から品川さんの個性が出まくっていたと思います。いままでに経験したことのない現場になるだろう、とワクワクしました」。とはいえ、短期間の準備で漫才師役に挑戦するのは大きなプレッシャーだったという。クランクインまでマネージャーを相手に、リハーサルでは最初の相方を演じる綾部祐二(ピース)、新コンビの相方役の上地雄輔と、できる限り練習を積んだ。「この役に限らず、与えられた時間の中でやれることはやりたい。作品の中でちゃんと漫才師になりきれているのかどうか、正直いって自分では冷静に見られないです。ただ今回、映画の宣伝でいろんなバラエティ番組に出させていただくと、共演する芸人の方々が『よかったよ』と言ってくれるんです。初めて会う人間に厳しいことも言わないかもしれないけど、プロ中のプロはそんな簡単に褒めることもないと思う。それでちょっとずつ安心して…。あとはお客さんに判断してもらうしかないと思ってます」。飛夫と新しくコンビを組む龍平を演じる上地さんとはこれが3度目の共演だが、「これだけガッツリ組むのは初めてです」。手探りしながら歩み出す2人を演じるのに、実生活での上地さんとの距離感が功を奏したという。「出会ったのは8年くらい前で、同い年で。そういう安心感はあるけど、お互い知らないところもまだまだいっぱいある。それがちょうどいいバランスだったかなと思います。この2人だからこそ、舞台に立って漫才もできたと思うし、本当に一緒にできてよかった」。その上地さんも含め、主要キャストには監督の前作『ドロップ』に出演していた面々が多い中、初参加の佐藤さんは外様のような感覚は抱かなかったのだろうか?「いや、それほどでも。スタッフもキャストも全体を見れば初めての方が多いわけですから。ま、仲いいなとは思ってましたけどね、最初は(笑)。上地くんと監督とか、みなさん仲がよくて、ちょっとうらやましかったですけど、こうやって見てる感じも悪くないなと思ったりしながら(笑)、最後はその輪に入れたと思ってます」。「前に進めた飛夫のように、佐藤隆太としても前進したい」飛夫も龍平も監督自身が投影されたキャラクターだが、「僕はそこはあまり意識しすぎないようにしました」と言う。「監督も『真似しようとはしないで。僕を演じてほしいとは思わないから。隆太くんならではの飛夫を演じてほしいし、見てみたい』と言ってくれて、スッと楽になりましたね」。また、自身と飛夫にも同じような状況がいくつもある、と佐藤さんは語る。「飛夫は芸人として、僕は役者として10年やってきて、年齢も飛夫はもうすぐ30歳。僕もいま30です。この歳になると、仕事もただ楽しいだけじゃなくて、難しさも分かってくる。変に意地を張って、くすぶってしまう時期かもしれない。そんなことを考えていたタイミングで飛夫という役に出会えたのは、すごく幸せだった」。人は変われる、ということも作品のテーマのひとつ。「変わりたいという気持ちはすごくあります」と佐藤さんはいまの心境を語る。「変わらずに自分らしさとして持っていたい部分もあれば、もっと大人になって世界を広げなきゃいけないと思う部分もある。頑なに拒否してるけど、本心では憧れているものってありますよね。自分にはない何かを持つ龍平に会って前に進めた飛夫のように、佐藤隆太としても前進したい。こんなこと言うのは照れくさいですけど」。(photo:Yoshio Kumagai/text:Yuki Tominaga/hairmake:Yoshito Shiraishi<e.a.t...>/stylist:Norihito Katsumi<Koa Hole inc.>)<衣裳クレジット>・ガウン¥24,150(GDC)・シャツ¥17,850(GDC)・パンツ¥17,850(GDC)<お問合せ先>GDC TOKYOADDRESS:東京都渋谷区猿楽町19-8 T2 A棟TEL :03-5728-2947■関連作品:漫才ギャング 2011年3月19日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開©2011「漫才ギャング」製作委員会■関連記事:上地雄輔、共演陣&品川からハナクソ被害を告発される!Superflyが歌う『漫才ギャング』の主題歌、両A面シングルリリース決定!佐藤隆太が元カノ役の石原さとみにリードしてもらった?『漫才ギャング』完成報告会見ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5デートしたい芸人といえば?
2011年03月16日昨年放送のTBS系「ROOKIES」、現在放送中のフジテレビ系「まっすぐな男」など快活なキャラクターのイメージが強い俳優、佐藤隆太が、打って変わった「陰」の部分をさらけだす演技に挑んだ。TBSで放送され、BS-TBSでも3月6日(土)に放送されるオムニバスドラマ「BUNGO-日本文学シネマ-」の第3話、梶井基次郎原作の「檸檬」だ。同ドラマは、「文豪を演る」をテーマに、旬の若手俳優陣を主演に据えて近代日本文学の作家たちの短編小説を映像化したもの。佐藤さんは、肺結核を患い31歳で夭逝した梶井の自伝的作品で代表作に挑戦している。肺病を患い、正体不明の憂鬱に苛まれて好きだったものへ興味を失った主人公の「私」が、果物屋で魅惑され買い求めた檸檬に束の間の幸福感を得るが、書店の書棚に置いて立ち去るストーリー。病んだ心身の煩悶や青春の焦燥を体現する難役だった。「ある種、怖さもありました。監督と話をさせていただいて、『檸檬』の中の梶井という人は読む人によって絶対、違う表情をしているのではないか、と。掴みどころのない人間で、小説を読んだ色々な方々が想像をめぐらせている。それがメチャメチャ強い作品。そこを自分の体を使って表現してしまうのは凄く…そういう怖さがあったんです」。それほどの難易度に加え、これまでのイメージを覆す役どころに「みなさんが俺に対して持ってくださっているイメージとは大分違って、内面にこもる役柄なので、ぜひとも挑戦したい」と俳優魂がうずいた。これまでのような“陽”の部分ではなく、自身の“陰”の部分を引き出す作業をじっくりとこなすことで、梶井の心情に寄り添った。「あそこまでの狂気じみたものは持っていないにしても、自分にも暗い思いってある。自分を見つめ直して掘り下げていく、向き合う、そういう作業でした。共感って言ったらおかしいかもしれないけど、自分の中で何か落ち着かない、どこかどんよりして晴れない部分がどんどん見つかって、そこからイメージが広がっていった感じです」。結果、“自分”も再確認できたよう。「やりたいことがどうしてもうまくいかないとか、変なループや悪循環にはまって、好きなことでもテンション上がらない、歯車が合っていない感じ…そういう経験はある。仕事でもプライベートでも、変なタイミングが重なって傷つくこともある。そうすると、どうがんばろうとしても、最悪、時間をかけないと復活できないことも。そのとき、梶井のように血を吐く、ではなくても体調が悪いと本当にどんよりします。それって日常にあると思えた。自分の中の明暗、暗い部分に気付かされて、最終的には俺、暗い人間なのかな?って(笑)」。素顔は、ナイーブで不器用だと笑う。「本当に人一倍ナイーブですね。不器用な方なので爆発しそうな感情をどうコントロールするのが自分にとって一番いいのかってことも今回考えて。うまく散らせればいいんですが溜めて一気に出しちゃうから、時として(周囲に)強く当たっちゃうこともあるし、常に(言いたいことを)言っていられれば強くならないところを、ずっと我慢して我慢してそれでも我慢できなくなったときに言う、って時々あるから。それは反省しています」。繊細な感性が、梶井と重なる印象だが?と尋ねると「どうなんですかね、うーん…でも全く似てないです(笑)」とキッパリ否定し、梶井の人物像を分析してみせた。「多分、不安は誰もが持っていて、どれだけその瞬間そちらに傾くか。そのときの精神状態がそちらにいっちゃっているか。僕はデリケートで繊細になっていっちゃう瞬間が多かったりする、かもしれない。まさに梶井さんには、そういう振り幅を感じます」。梶井に幸福感をもたらしたのが檸檬なら、佐藤さんには何が? 「スニーカーです!よくスニーカー見て(劇中の梶井が檸檬を愛でる演技をしつつ)ニヤリってやっています。全く同じ、ドンピシャです。『俺あの形が好きだ〜』って言いますからね。多くはNIKE(ナイキ)です」。ところで読書については、活躍目覚ましいことからもうかがえる通り、多忙ゆえに最近はなかなか時間が取れない様子。「学生のときは好きだーって思ったものをいろいろ読んでいたんです。あの頃読んだものがいま、ひきだしになっていたりするから、もう一回そういう時間を持つようにしたいですけど」。先月27日には30歳の誕生日を迎えた。私生活では昨年、結婚し一児のパパにもなった。心境の変化は?「この質問されたときは正直に答えると決めているので、答えは全く同じになっちゃうんですけど」と前置きをし「明確に守るべき存在が1人増えたので、気合が入りますね。違う気合ってことではなくますます、という感じ。純粋にそうなんです」と実直な言葉。檸檬と私生活を糧に、演技への情熱をこれまで以上に大きく熱く燃やしている。(text:Yoko Saito)© 日本文学シネマ製作委員会「黄金風景」向井理インタビュー「黄金風景」優香インタビュー「魔術」塚本高史インタビュー「高瀬舟」成宮寛貴インタビュー coming soon「グッド・バイ」水川あさみインタビュー coming soon<BS-TBS>毎週土曜放送中/全6話・各話30分予定「檸檬」は3月6日(土)18:30より放送BUNGO-日本文学シネマ- 檸檬 DVD価格:2,993円(税込)BUNGO−日本文学シネマ− DVD-BOX価格:13,125円(税込)発売日:6月19日(土)公式サイト:■関連作品:ROOKIES−卒業− 2009年5月30日より全国東宝系にて公開© 2009 映画「ROOKIES」製作委員会■関連記事:高岡蒼甫が“恋人の妹”AKB48の小野恵令奈に翻弄される?『さんかく』公開決定三浦春馬&佐藤健がN.Y.の中心で鍋をつつく?5日間の旅を収めたDVD発売!『ROOKIES』興収&DVDで2冠達成!今年の邦画実写No.1で佐藤隆太も笑顔結婚、おめでた&『ROOKIES』断トツ1位祝福の嵐に佐藤隆太が男泣きに泣く!まだまだ見納めは早い?ニコガクメンバー、あまりの仲良さに草野球チーム発足!
2010年03月04日