キッセイ薬品工業株式会社(代表取締役会長兼最高経営責任者:神澤 陸雄)ヘルスケア事業部は、介護・高齢者向けのとろみ調整食品「新スルーキングi(アイ)」について、2023年11月29日に消費者庁より特別用途食品「とろみ調整用食品」表示許可(許可番号:第2023006号)を取得し、2024年4月より「消費者庁許可マーク」と「許可表示」が表示された新パッケージ品の出荷を開始したことをお知らせします。「新スルーキングi」は、えん下(飲み込み)を容易にし、誤えんを防ぐことを目的として飲み物や液状食品(水やお茶など)にとろみをつける食品で、えん下困難者のとろみの調整に適しており、2008年12月の発売以来、医療機関や介護施設を中心にご利用いただいています。今回の表示許可取得を通じ、「新スルーキングi」の認知度を向上させ、えん下困難な方々が安心して食事を楽しむことができるよう努めてまいります。新パッケージのイメージ「消費者庁許可マーク」と「表示許可(許可された表示内容)」《新スルーキングi 製品概要》製品名 : 新スルーキングi(アイ)原材料名 : デキストリン(国内製造)/増粘多糖類、乳化剤賞味期限 : 製造日より12ヶ月保存方法 : 直射日光・高温多湿を避けて、常温で保存して下さい希望小売価格(税込):2g×30包/箱:573円、200g/箱:1,233円、770g/袋:3,229円、2.2kg/袋:8,073円発売日 : 2008年12月4日製品紹介URL : 《新スルーキングiの特長》・温かい飲み物でもダマになりにくい溶けやすさです。・短時間でとろみがつき始めます。・ベタツキが少ない原材料を配合しています。・食品の風味を損なわずとろみをつけられます。・お茶、みそ汁、牛乳等、さまざまな液状食品にとろみをつけられます。・さまざまな液状食品に、同じ使用量で同程度のとろみがつけられます。新スルーキングiでとろみをつけた液体新スルーキングiの使い方《特別用途食品について》特別用途食品(特定保健用食品を除く)は、乳児の発育や、妊産婦、授乳婦、えん下困難者、病者などの健康の保持・回復などに適するという特別の用途について表示を行う食品です。表示の許可に当たっては、規格又は要件への適合性について、国の審査を受ける必要があります。「とろみ調整用食品」は、特別用途食品の一つで、えん下を容易にし、誤えんを防ぐために、液体にとろみをつける食品です。《販売方法》当社が取り扱うヘルスケア食品は、全国病院用食材卸売業協同組合加盟卸や医薬品卸などを通じて医療機関及び在宅患者さんへ向けて販売するとともに、キッセイヘルスケアネットショップよりお買い求めいただけます。また、キッセイヘルスケア通販にて電話、FAXによる通信販売も行っています。ネットショップURL: 通販・電話 : 0120-588-117 受付:9:00~17:00(土・日・祝日を除く)FAX : 0120-815-804 受付:24時間《製品に関するお問い合わせ先》ヘルスケア事業部お客様相談センターTEL : 0120-113-513 受付: 9:00~17:00(土・日・祝日を除く)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月18日ついつい作りすぎて、余ってしまいがちなカレー。翌日に食べようとカレーを温めても『とろみ』がなく『水っぽい』と感じることはありませんか。そこで、ハウス食品の公式サイトが紹介している『とろみを復活させる裏技』を試してみました。効果的な調理テクニックなので、ぜひ試してみてください。カレーにとろみを付ける方法とろみがなくなってしまった翌日のカレー。あるものを加えてとろみを復活させます。使用するのは、すり下ろしたジャガイモです。おろし器でジャガイモをすり下ろす場合は、指にケガをしないよう注意してください。まず、カレーを沸騰させて20分以上煮込みましょう。ジャガイモをすり下ろす前に煮込み始めると、時間の短縮になるのでおすすめです。ただ、焦げないよう適度にかき混ぜることを忘れないようにしましょう。次に火を止め、すり下ろしたジャガイモを汁ごと鍋に入れます。とろみは後でも調整できるので、お好みの量を入れてください。ジャガイモが均等に行き渡るようにかき混ぜます。もう一度火をつけて、弱火で10分以上煮込みましょう。とろみが付いてきたら完成です。まだとろみが少ないようであれば、水で溶いた小麦粉や片栗粉でも代用できます。とろみの具合を見ながら、量を調整しましょう。とろみがなくなる理由カレーのとろみ不足の原因は、普段何気なくやっている「調理の動作」にあります。1.味見に使ったおたまを鍋に戻している味見をしたおたまやスプーンを直接鍋に戻すと、唾液によってとろみが付きにくくなります。これは、唾液に含まれる『アミラーゼ』が原因です。『アミラーゼ』はとろみのもととなる『でんぷん』を分解してしまうので、味見をする時は小皿を使うようにしましょう。2.ふたをしたまま煮込んでいる鍋にふたをしてカレーを煮込むと、水分の蒸発量が少なくなりとろみが出にくくなります。基本的に、カレーを作る時にふたをする必要はありません。しかし、ふたをすることで熱を逃さず短時間で仕上がるメリットもあるので、ふたをして煮込む場合は水の量を少なめにしましょう。すり下ろしたジャガイモを使用しましたが、小麦粉や片栗粉でもカレーのとろみを取り戻せます。少し時間はかかりますが、それだけに美味しさも格別です。作りたての味わいを翌日も楽しめる、満足感のあるカレーをぜひ試してみてください。[文・構成/grape編集部]
2024年03月20日カレーをレシピ通りに作ったはずなのに、なぜかとろみがつかないことがあります。カレーが水っぽくなってしまうのはなぜでしょう。その原因を紹介します。カレーにとろみがつかない原因ハウス食品のホームページでは、カレーにとろみがつかない原因を解説しています。また、分かりやすい動画も用意しており、カレーを作る手順に沿ってポイントを解説しています。Q.ルウを入れたのですが、なかなかとろみがつきません。【動画で解説しています】A.とろみがつかない原因として、いくつかのことが考えられます。動画もご覧ください。カレーのとろみは、小麦粉を約90℃位で加熱するとでんぷんが糊化することでつきます。「とろみがつかない、つきにくい」原因として以下のことが考えられます。・ジャガイモの種類【動画0分37秒ころ】・水分が多い具材(新たまねぎや冷凍シーフード具材など)を使用したとき。【動画1分08秒ころ】・ふたをして煮込むことで水分の蒸発量が少なかったり、途中で水を足すことにより水分量が多くなっているとき。(パッケージに書いている水の分量はふたをしないで煮込んだ時の水の蒸発量を計算して設定しています)【動画1分30秒ころ】・ルウを入れてからの加熱が弱かったり、時間が短かったりしたとき。(でんぷんが糊化しにくい)【動画2分13秒ころ】・はちみつなどでんぷんを分解する酵素アミラーゼを含む具材を入れたとき。【動画3分03秒ころ】・一度口をつけたスプーンなどを鍋に戻したとき。(唾液の中にもアミラーゼが含まれています)【動画3分41秒ころ】ハウス食品ーより引用原因1.ジャガイモの種類カレーの具材に使うジャガイモは種類によってとろみを左右します。ジャガイモは煮崩れすることでとろみが増すので、煮崩れしやすい男爵が適しています。逆に、スープカレーのようなサラサラなカレーにしたい場合は、煮崩れしにくいメークイーンやニシユタカを使うとよいです。原因2.水分を多く含む具材を使う新タマネギや冷凍シーフードなど水分を多く含む具材を使用すると、水分量が多くなりとろみがつきにくくなります。水分の多い具材を使う場合は、加える水の量を少なめにしましょう。原因3.フタをして煮込むフタをして煮込むと水分の蒸発量が少なくなります。パッケージに記載されているのは、フタをしない場合の水の分量です。フタをして煮込む場合は、加える水の量を少し減らしましょう。最近では、フタをする場合の分量も記載されているものもあるので参考にするとよいです。原因4.加熱が足りないとろみはルウが溶けて熱が加わることで出てきます。そのため、ルウを入れた後の加熱が弱かったり加熱時間が短かったりするととろみがつかないので、ルウが溶けてからしっかりと煮込むことが大切です。原因5.酵素アミラーゼを含む具材や調味料を加えたはちみつを仕上げに加えると、とろみがなくなってしまうことがあります。これは、ハチミツに含まれるアミラーゼという酵素が、とろみのもととなるでんぷんを分解するからです。また、隠し味として醤油や味噌を使う人もいますが、これらの調味料にもアミラーゼが含まれているため、とろみがなくなる可能性があります。アミラーゼを含む具材や調味料を加える場合は、ルウを入れる前に入れて具材と一緒に20分以上煮込んでください。原因6.唾液が鍋に入った唾液の中にもアミラーゼが含まれています。おたまやスプーンで味見をしてそのまま鍋に戻すと、アミラーゼが作用することがあります。一度口に付けたものを鍋に入れるのはやめましょう。カレーにとろみがつかなくなる原因を紹介しました。「なんとなくやってしまっていた」ということもあるのではないでしょうか。作り方を見直してトロトロのおいしいカレーを作りましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年12月24日カレーがごはんにしっかりと絡まるのは、とろみがあるからです。適度なとろみは、カレーをおいしくするためのポイントといえるでしょう。作ってすぐの時にはきちんととろみが付いていたはずが、「ひと晩経ってみたらとろみがなくなっていた」という経験はありませんか。なぜこのような事態になるのか、カレールーを始め、さまざまな食品を扱うハウス食品の回答を紹介します。とろみがなくなる理由は「でんぷんの分解」ひと晩寝かせたカレーのとろみがなくなってしまうのは、とろみのもとになるでんぷんが、アミラーゼという酵素によって分解されてしまうからです。カレー内にアミラーゼが入ると、少しずつ反応が進んでいきます。調理直後は異変がないように思えても、反応そのものは止まりません。翌朝になる頃には、カレー全体のとろみが失われてしまうという仕組みです。では、どのような理由でカレーの中にアミラーゼという酵素が入ってしまうのでしょうか。アミラーゼは、ハチミツや唾液に含まれています。具体的には、以下のような状況が考えられるでしょう。・隠し味にハチミツを入れ、十分に加熱しなかった。・味見したおたまやスプーンを、そのまま鍋に戻した。・カレー鍋の前で会話をし、知らないうちに唾が飛んだ。鍋に入ったのがごく少量の唾液であっても、アミラーゼが含まれている以上、反応は進みます。アミラーゼは75℃以上で加熱する事で、働きが止まりますが、約70℃程度までなら活発に働くことから、鍋の温度が低いときにルウを加えた場合に、具材やルウ中のアミラーゼがでんぷんに作用して粘性が緩くなることがあります。ハウス食品ーより引用また、アミラーゼの反応には、温度条件も深く関わっているもの。ハウス食品によると「約70℃程度までなら活発に働く」とのことです。75℃以上に加熱した場合に反応が止まるため、アミラーゼが入った後に、十分に加熱されているかどうかもポイントとなるでしょう。とろみを復活させたい時は…ハウス食品では、とろみがなくなってしまった場合に復活させる方法についても紹介しています。先ほどもお伝えしたとおり、カレーのとろみのもとはでんぷんです。分解されてしまったでんぷんを、別の形で加えてみてください。具体的には、以下のような材料を使うのがおすすめです。・片栗粉・小麦粉・すりおろしたジャガイモ好みのとろみ具合になるまで、量を確認しながら入れていきましょう。お玉で全体をかき混ぜながら、ダマにならないよう注意してください。とろみがなくなってしまったカレーに、残念な思いを抱く人も多いのではないでしょうか。まずはとろみがなくなる原因を知り、正しい対処を心掛けてみてください。それでも対応できなかった場合は、新たにとろみを付ければ大丈夫です。企業から寄せられた情報も活かして、おいしいカレーを楽しんでみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年12月13日今回は【しまむら】の注目株である「Vネックボリューム5分袖ワンピース」をご紹介。とろみ素材にボリューム袖を採用した女子っぽワンピで、真面目なお出かけからよそ行きデートまで幅広く活躍してくれそうなアイテムなんです。万人受けを狙えるモテワンピは、もはや買わない理由を探す方が難しいかも!? それでは早速チェックしていきましょう。5分袖綺麗めワンピは夏のお出かけにピッタリ出典:Instagram今回紹介するのはこちら、しまむらの【Rose Farm × yumemi select】より登場したふんわりワンピース。無地と花柄の2タイプがあり、それぞれ違った魅力を放ってくれるんです! ¥2,189(税込)とプチプラでありながら、お出かけに活用できるような高見えクオリティ。夏に向けてワンピースをお探しの方は必見かも。無地タイプはアレンジしやすくフェミニンな印象に出典:Instagram無地タイプは淡茶と濃黒の2色展開で、どちらも使いやすさ抜群。袖ギャザーや胸元のボタンデザインが印象的で、シンプルですが地味見えしにくいのが大きなポイントです。しかもポリエステル100%のとろみ素材だから、シワになりにくくお手入れも楽ちんそう。アクセサリーやデザインバッグでアレンジを加えることもできます。ガーリーな花柄ワンピはとっておきの日におすすめ出典:Instagram花柄は濃白と中黒の2色展開。とっても華やかな総柄ワンピは、お出かけ気分をより一層高めてくれそう。胸下がゴムで絞られているので、引き締まった印象に見えるのも嬉しいところ。薄手素材なので、上からカーデやジャケットを合わせるのもおすすめ。二の腕や腰回りを上手にカバー出典:Instagramワンピースの着用画像がこちら。二の腕が隠れる袖丈で、丈の長さも十分にあり腰回りをカバーすることもできます。1枚で着用しやすいので、暑い夏にもしっかりと活躍してくれそう。袖にスリットが入っていたり、胸元はデコルテが綺麗に見えるようなVネックになっていたりとこだわりがぎゅっと詰まっています。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事では@yumemi_style様のInstagram投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。Writer:Anchan
2023年06月09日DEW(デュウ)の2022年冬スキンケアとして、「DEWアフターグロウドロップ」の限定の香りが登場。2022年12月10日(土)より発売される。“濃密とろみ”化粧液に限定の香り2022年10月に発売された「DEWアフターグロウドロップ」は、“濃密なとろみ液”が特徴の濃密セラム化粧液。液が角層に浸透しながら広がり、保水膜に変化して肌表面にぴったり密着。長時間ひたひたとした潤いを与え、もっちりツヤのある“ハリ密肌”へと導いてくれる。そんな「DEWアフターグロウドロップ」から、数量限定の香りが登場。「さんぽみち」と題し、曲がり角を過ぎると薫るキンモクセイやベルガモットを中心とした、あたたかみのある香りに仕上げた。またWEB限定で、シャボン&ジャスミンなどの香りを纏わせた「毛布とおひるね」を用意。やわらかな毛布に抱きしめられたような、ほんわりとした穏やかな香りに包まれる。こちらも併せてチェックしてみては。【詳細】DEW 2022年冬スキンケア発売日:2022年12月10日(土)・DEWアフターグロウドロップ さんぽみち 170mL 3,850円(編集部調べ)<数量限定>・DEWアフターグロウドロップ 毛布とおひるね 170mL 3,850円(編集部調べ)<WEB限定>※「DEWアフターグロウドロップ 毛布とおひるね」はWEB限定。【問い合わせ先】カネボウ化粧品TEL:0120-518-520(フリーダイヤル)
2022年10月28日濃密セラム化粧液、「DEW」より誕生花王株式会社が展開するスキンケアブランド「DEW」より、濃密なとろみ液で肌に長時間潤いを与える新作セラム「DEWアフターグロウドロップ」(本体・レフィル/ノープリントプライス)が誕生。2022年10月1日より、全国の化粧品専門店、ドラッグストア、一部オンラインストアなどで展開される。クセになる心地良さ長時間マスクの着用や在宅勤務などがニュースタンダードとなっている昨今、肌の乾燥やハリ不足などを実感しているという声が多く聞かれる。そんな悩みに着目して作られたのが「DEWアフターグロウドロップ」。同商品は長年に亘る花王のヒアルロン酸研究と、心地良さを追求したとろみ研究の末誕生した、研究の集大成とも呼べる濃密セラム化粧液だ。花王初の保水膜形成技術を応用した「ヒアロ保水膜」が、肌表面をコーティングするように密着。長時間潤いを逃さない。“とろみ沼にハマる。”というキャッチコピー通り、心地良いとろみ感と確かな保湿力がクセになる化粧液だ。肌にしっかりと潤いをめぐらせることで、弾むような弾力肌へ導いてくれる。またミルキーグリーンフローラルの優しい香りで、使うたび気持ちを落ち着かせてくれる効果も期待できる。(画像はプレスリリースより)【参考】※花王のプレスリリース
2022年07月25日張り切って作ったはいいいが「さらさらカレー」を作ってしまった…。カレーを作ったときの失敗談で意外と多いのがこんなお話です。今回はその原因とやってしまったときの対処法そして失敗してしまったときでも大丈夫なおすすめレシピをご紹介します!■カレーにとろみがつかないワケそもそもこのさらさらの理由とは何なのでしょうか?解決策や対処法をお話する前にまずその理由にを少しご説明します。・水分量が多い食材を使っているじゃがいもやにんじん、トマトなど火を通すと水分が発生する食材を多く入れてしまうとカレーの中の水分量が多くなってしまい、サラサラのカレーができてしまいます。冷凍のほうれん草やシーフードなども加熱すると水分が出ますのでそれも原因だと考えられます。・煮込みが足りないカレーを作るのには最低1時間以上は煮込むのがベストだと言われています。手をかける方は1日かけて煮込む人もいますよね。そこまでとは言いませんが、カレーの煮込みが甘いと水分が蒸発せず、さらに野菜から旨味も抽出されないので水っぽく味が薄いカレーができあがります。・「アミラーゼ」を含む調味料を使っている昔、化学の授業なんかで聞いたことがあるこの単語。豆類や味噌、醤油、人の唾液なんかにも含まれています。入れた記憶がない!という方も隠し味に多少の醤油や味見したオタマをそのまま使ったりすることでカレーに含まれており、それがとろみをなくす原因に繋がります。・具材のじゃがいもの種類カレーの代表的な食材といえばじゃがいもですが、それぞれに適した種類があるのをご存知ですか?カレーの様な煮込み料理には、煮崩れしてとろみを増す男爵芋が最適です。逆にメークインやニシユタカ、新じゃがは煮崩れしにくいと言われています。スープカレーなど、とろみのいらないカレーを作るときは、煮崩れしにくい種類のじゃがいもを使用するといいですね。■カレーにとろみが足りないときの対処法ここでは、カレーにとろみがなかった場合の応急処置をご紹介します。調理方法に手を加えるものから食材をプラスするものまでさまざまですので、ご家庭にある調味料や作りたいカレーに近くなる方法をお試しください!・しっかり煮込む先ほどもお伝えしたように、煮込みが浅いと水分がうまく蒸発せず、水っぽいカレーになってしまいます。1時間以上煮込むことで味も凝縮され、とろみがつきますよ。どうしても煮込む時間がない!という方はレンジを使ってみるのもおすすめです。耐熱容器に入れレンジで6分ほど加熱することで水分が飛び、いい具合のとろみがつきます。ただし、焦がさないように注意が必要です。・小麦粉・片栗粉を使う方法とろみをつけるには一番定番な方法です。どちらも味が強い食材ではないので取り入れやすいでしょう。ただし、注意が必要なのが「とろみの調節」と「ダマを作らないようにする」こと。片栗粉をといた水を入れすぎるとあんかけのようになってしまい、あんかけカレーになってしまいますのでご注意を。分量はおおよそカレールウ1箱に対して粉は大さじ2を混ぜた物を作り、それを少しずつ入れては混ぜの繰り返しで調節しましょう。・すりおろしたじゃがいもを使う方法デンプン質が多いじゃがいもをすり下ろしていれることで、とろみを作る方法です。ほかの方法と違い少し手間が多いのが難点ですが、デンプンの甘さとじゃがいもの栄養をプラスすることができ、小さいお子さまがいるおうちにはおすすめの方法です。じゃがいものほかにも、にんじんをすり下ろすと色合いが良くなります。・チーズやバナナを使う方法とろっとしている食材を混ぜることで、とろみを強くする方法です。先ほどのじゃがいもとは違い、2つとも味がしっかりとある食材なので入れすぎると甘くなりすぎたり、塩辛くなりすぎたりしてしましいます。ですので先ほどまでご紹介した方法に少しプラスするくらいの認識が丁度いいでしょう。塩気と共にカロリーも増すので入れすぎ要注意です!■カレーにとろみが足りないときのリメイクメニューカレーのとろみをなくす方法もありますが、いざやってみようと思っても冷蔵庫に何もないときなんかもあるかと思います。そんなときはせっかくおいしくできたカレーをリメイクしてみるのもおすすめです!・カレー鍋とろみがなくなったカレーに顆粒だし・めんつゆなどを足してカレー鍋にしてみましょう。具材は洋風よりも和の具材でしめじ・薄揚げ・小松菜や春菊など水炊きに入れるようなものがおすすめです!もしくはイカやえびを入れてちょっと豪華にシーフードカレー鍋なんていうのもおいしいですね。シメはリゾットやパスタなどでガラッと味変してみましょう。・具材たっぷりキーマカレー水分が多ければ具材をたくさん足しましょう!パプリカ・玉ねぎ・ピーマン・ほうれん草に、にんじん・しいたけ・ゴボウなんかもいいダシが出るのでおすすめです。そこにひき肉を足してしっかり煮込めば具材が水分を吸い、さらに旨味もあるおいしいドライカレーになります!あればひよこ豆を足してもおいしいですよ。・カレードリア少し洋風なメニューも!カレーにお米を入れ、たっぷりとカレーを吸わせてリゾットのようにしたら、それを耐熱容器に移してチーズを乗せオーブンへ。180度で5分〜10分ほど焼きましょう。すでに火が通っているので焦げ目をつけるだけで本格的なドリアができあがりますよ。焼く前の物にチーズを入れてそのままリゾットにして食べても手間が少ない簡単レシピです。・カレーうどんカレーが余ったら作るイメージが強いですが、初めからカレーうどんにしてしまうのも1つの手です。こちらは先ほどのとろみをつける方法で片栗粉を入れすぎたときにも使えるので覚えておくといろいろ使い回しもできますね。トッピングには温玉とかつおぶしがおすすめです!うどんに含まれる小麦粉でとろっとしたおいしいカレーうどんになりますよ。・スープカレーさらさらとしているのであれば、とろみの無さを生かしてスープカレーにしてみましょう!別鍋でお好きなスープ(ダシ)を作ってそれをカレーにたすだけです。既にカレーの水分がかなり多いようであれば、そこにそのまま鶏がらスープの素やコンソメスープの素を足しても簡単でおいしいです。具材はすでに入っている物をそのままでもおいしいですが、更にショートパスタやプチトマトを入れてみるのもおすすめです。■カレーを作る前にこれをチェック!ここまでとろみのつく理由と対処法をご説明してきましたが、作った時にとろみのあるカレーができるのが一番!とろみのあるおいしいカレーを作る前の注意点をまとめてみました。作り始める前にはまずこれをチェックしてみましょう。・入れる食材を選ぶ冷蔵庫の一掃もかねてカレーを作る方も多いかもしれませんが、メークインのじゃがいもやトマトや玉ねぎなど、水分が多いものや煮崩れしやすいものを入れすぎてないか、作る前に食材を並べて確認してみましょう。・水分が多い材料の時は水の量を少なめにトマトや冷凍野菜が入るときは特に要注意です!水の出る具材を使う場合は、先に具材を炒めておき少しずつ水を足す→煮込むを繰り返してみましょう!混ぜていて少しどろっとしてるかなくらいでいったん水を入れるのをやめ、アミラーゼが落ち着くまで待ち、足りないようであれば水を足しましょう。カレーは次の日がおいしいなんて言葉もありますので、食べる前日にゆっくり時間をかけてもいいかもしれませんね。・煮込みは最低でも30分!アミラーゼの活動が止まるのが最低でも10分煮込んだときと言われています。ですので、最低でも30分!できれば1時間弱火〜中火でコトコト煮込みましょう。強火ですと鍋底が焦げてしまいますので、焦らず作ることを意識しましょう。・失敗しちゃえば応急処置をここまで加熱時間や材料・調理方法などたくさんご説明しましたが、失敗しても先ほどご説明した方法があるので大丈夫です!一度にたくさん注意しすぎるとむずかしく感じてしまうので、何か1つだけ意識してみて作ってみるとやりやすいですよ。好きな具材をたくさん入れて、おいしいカレーを作りましょう!■暑い季節にはカレーがぴったり!いかがでしたか?失敗する前にチェックして作って見るのももちろん、とろみがなくなってしまったカレーでも、対処法がたくさんあります!何より、何を入れてもおいしく簡単にできちゃう栄養満点のスーパーフードです。むしむし暑いこの季節に、おいしいカレーをぜひ作ってみてください!
2020年07月29日みなさんの晩ごはんの献立の参考になりそうなメニューをご紹介する「今日のごはん」。LIMIAグルメ部が選んだのは、チンゲン菜とシイタケのとろみ炒めです!栄養たっぷりのチンゲン菜を使ったアレンジレシピ、ぜひチェックしてください♪チンゲン菜とシイタケのとろみ炒め♪今回ご紹介するのは、LIMIAにもおいしいレシピをたくさん投稿してくださっている、料理研究家の鈴木美鈴さんのアイデアレシピです。お肉を使わず、野菜のおいしさを楽しめる一品となっています!旬のチンゲン菜を使った、簡単節約レシピをぜひ作ってみてください♪▽詳しいレシピはこちらお肉がなくてもご飯がすすむ節約ヘルシーおかずカットしたチンゲン菜とシイタケ、にんじんに調味料を混ぜ合わせて炒めていきます。火が通ったら、片栗粉でとろみをつけながら、鶏ガラスープの素やしょうゆなどで味を整えたら完成です!ポイントは、調味料を加えたらすぐに火を止め、予熱でとろみをつけること。お肉がなくても、とろみをつけた野菜のうま味が食欲をそそる、満足感のある一品です。今日は、旬のチンゲン菜を使った、シイタケのとろみ炒めをご紹介しました。明日も晩ごはんの参考になるレシピをご紹介いたします♪
2019年04月05日寒い日が続いていますが、こんなときは、とろみのあるメニューだと冷めにくいので、体を温めるのに役立ちます。水溶き片栗粉やホワイトソースなどのとろみもよいですが、実はれんこんでもとろみをつけられるんですよ。簡単に作れる「れんこんのとろとろスープ」スープをご紹介しましょう。れんこんの栄養素としては、ビタミンCが多いのが特長です。しかも、れんこんのビタミンCはでんぷんに守られているので、加熱をしても失われにくいというポイントも。また、定番のれんこんのきんぴらなどを作るときに、変色予防のために、切ってから酢水にさらす作り方が多いですが、私としてはもったいないなあ…と思います。水にさらすと、ビタミンCなどの水に溶けやすい成分が出やすくなってしまうので、水にはさらさずに使ったほうが栄養的にはおすすめなのです。そして今回のレシピは、皮はむかずにすりおろす作り方にしています。なぜかというと、皮にはタンニンというポリフェノールが含まれているので、アンチエイジングに役立つから。ぜひ、皮付きのまま使ってみてください。■れんこんのとろとろスープレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料>※作りやすい分量れんこん 150gにんにく 1/2かけ水 300mlコンソメ 小さじ1塩・こしょう 少々オリーブ油 大さじ1<作り方>1、鍋にみじん切りにしたにんにくとオリーブ油を入れ、火にかける。2、にんにくの香りが出てきたら水を入れて火を止め、鍋の上かられんこんを皮付きのまますりおろす。3、火をつけ、コンソメを入れてひと煮立ちさせ、とろみがついたら塩・こしょうで味を調える。ちなみにこのスープ、幼い娘も好きなスープですが、なにせ冷めにくいので、熱くてなかなか食べられないのが欠点かも…!? やけどに気をつけてお召し上がりください。
2019年01月31日スープと比べると濃厚でとろっとした口当たりが特徴のポタージュ。寒さが近づくにつれてそのおいしさが引き立ちますね。一度塩ゆでしたカブを使うこのレシピでは、ミキサーを使ってピューレ状にした後、牛乳でときながらとろみを調節していきます。使用する牛乳は水の倍量。牛乳の旨みがギュッとつまっておいしいですよ。■カブのポタージュ調理時間 20分 1人分 136Kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 4人分>カブ 4個牛乳 600ml水 300ml固形スープの素 1個塩コショウ 少々<下準備>カブは皮をむき、6つのくし切りにする。葉は1個分を小口切りにし、分量外の塩を入れた熱湯で塩ゆでし、水気を絞っておく。<作り方>1、鍋に水、固形スープの素、カブを入れて強火にかける。沸騰したら中火にし、カブが柔らかくなるまで蓋をして10分程煮る。2、粗熱が取れたらミキサーでかくはんし、ピューレ状になったら鍋に戻し、牛乳を加えて火にかけ、塩コショウで味を調える。器に注ぎ、カブの葉を散らす。コツ・ポイントスープをミキサーにかける際は、お使いのミキサーの説明書に従って下さい。スープが熱すぎる場合は、粗熱をとってからミキサーにかけることをおすすめします。ビタミン豊富なカブのポタージュ。体調管理にも役立てたい一品です。
2018年10月08日春はあさりがおいしい季節。あさりの小さな身には、栄養がギュッと詰まっています。栄養学的には、鉄分補給にとても役立つ食材といえるんですよ。なぜかというと、鉄分とビタミンB12が豊富に含まれているからです。この2つの成分が豊富であり、同時に摂取できるということが、鉄分補給の大きなポイントになります。鉄分は血液中を流れて体の各細胞に運ばれますが、この鉄分を運ぶ乗り物を作っているのがビタミンB12なのです。つまり、たとえ鉄分が十分にとれていたとしても、乗り物であるビタミンB12が少なければ、鉄分は運ばれず貧血などの原因になってしまうのです。ということで、あさりは女性にとって積極的にとりたい優秀食材なのです!あさりを使った定番メニューに、クラムチャウダーがありますが、ホワイトソースがなくてもほどよいとろみをつける方法があります。それは、里芋の粘りを利用するということ。生の里芋をすりおろして加熱をすると、うまい具合のとろみがつきます。幼い娘は、煮物やけんちん汁の里芋は食べてくれませんが、この方法なら食べてくれるんですよ。野菜をよりとってもらうという意味でも、娘のためにこの方法で作っています。■里芋でとろみづけ! 鉄分たっぷりのクラムチャウダーレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 2~3人分>あさり 20個たまねぎ 1/4個にんじん 3cmピーマン 1個里芋 2個水 1カップ牛乳 2カップ酒 大さじ1コンソメ 小さじ1・1/2塩・こしょう 少々オリーブ油 適量<作り方>1、たまねぎは1cm角、にんじんは1cm角の色紙切り(厚さの薄い正方形)、ピーマンも1cm角に切る。里芋は皮をむいてすりおろす。2、オリーブ油を熱した鍋で(1)を炒め、具材がしんなりしたら水と酒、あさりを入れ、ふたをする。3、あさりの口が開いたら牛乳とコンソメ、すりおろした里芋を入れ、軽くとろみがつくまで加熱する。4、塩・こしょうで味を調える。里芋はすべりやすいので、最後までしっかりとすりおろせないと思います。そんなときは、すりおろせない分を、そのままスープに入れて、具として召し上がってください(作り方3の部分で入れてください)。大きい場合は1cm角ほどに切って入れると、火が通りやすいですよ。
2017年04月17日