興行収入50億を突破した『アベンジャーズ/エンドゲーム』。このほど、マーベル・スタジオ代表ケヴィン・ファイギが、本作で初めて日本が舞台となっていることについて語った。僕らの映画には、もっと日本のシーンを入れたいアベンジャーズ最後の戦いを描く本作は、マーベル作品で初めて“日本”が一つの舞台となることが、大きな話題となっている。ファイギ社長は、本作で日本を舞台にしていることについて「このストーリーは世界中を舞台にしている。そのうちの一つのシーンが日本を舞台にしているのは、ナイスだと感じたんだ。ある日本の役者が映画に出ているんだけど、とても興奮させられたよ」と大絶賛、日本のシーンに手ごたえを感じている様子だ。さらに「僕らの映画には、もっと日本のシーンを入れたいんだ。今後やる映画でも、日本を舞台にした作品を作る機会を探してる。実際に日本に行って撮影する作品を、いつか実現させるつもりだよ」と、なんと再び日本が舞台となることを示唆。MCU(マーベル・シネマテック・ユニバース)作品を日本で撮影する日は、そう遠くはないのかもしれない。真田広之VSホークアイのバトルへケヴィンが絶賛している今回の日本のシーンは、ビルが立ち並ぶ夜のネオン街、そしてレインボーブリッジや東京タワー上空を戦闘機が飛行する場面。全宇宙の生命を半分に追いやった最凶最悪の敵サノスを倒すべく、再集結したアベンジャーズ最後の戦いに、なぜ初めて日本が舞台となっているのか、“謎”が残るシーンだ。また、ケヴィンも明かしているとおり、劇中には『ラスト サムライ』(’03)や『ライフ』(’17)などへの出演で知られる、日本の俳優・真田広之がMCUデビューを果たしており、ジェレミー・レナー演じる地上最強の射手ホークアイとの共演シーンがどのように描かれているかも、気になるところ。ケヴィンが彼に絶賛を贈っていることから、さらなる日本の俳優がMCU作品に登場し、数々のマーベルヒーローたちと共演を果たす可能性もありそうだ。ホークアイはなぜ日本に?さらに、なぜ“日本”にホークアイが登場するのか、ということも謎のひとつ。妻と子どもを養う父親でもある彼は、家族を危険にさらさないため遠く離れた土地で暮らしていたが、アベンジャーズを国連の監視下に置くソコヴィア協定を巡って、アベンジャーズ同士の戦いが勃発した後は政府との司法取引を受け入れ、自宅軟禁生活を強いられていた。その後、MCUに登場することはなかった彼だが、全宇宙の生命が半分になった危機的状況下に、再びその姿を現したのが日本だった。ホークアイが姿を現したのが、なぜ日本だったのか、彼の身に何があったのか。まだ見ていない人はもちろん、すでに見た人も、ぜひ改めて謎多き”日本“のシーンを目撃してほしい。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月25日世紀の大ヒットシリーズ『アベンジャーズ』の完結編、『アベンジャーズ/エンドゲーム』。この度、4DX版でも全世界で最大級の興行成績を記録している本作の、4DX効果特別映像が公開された。公開から19日間(※グローバル公開初日4/24基準)で、すでに全世界の4DX動員250万人を突破している『アベンジャーズ/エンドゲーム』。これは4DX版で公開された映画のなか、最短で200万人動員を突破した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』4DXの興行成績に比べると、16日も早いペースだ。また、過去4DXグローバル動員223万人を突破した『ジュラシック・ワールド/炎の王国』4DXの成績を遥かに上回り、歴代最多動員である250万人、そして歴代最高興行収入である3,200万ドルと、まだまだ勢いよく記録を更新している。4DXのヨーロッパ進出国のなか、『アベンジャーズ/エンドゲーム』4DXの人気が最も盛んな国であるスペインで、公開2週目に入っても平均客席占有率88%という高い数値を記録。その次にオランダ80%、フランス74%、ベルギー63%で、ヨーロッパ主要国での大ヒットはまだま続く見込みだ。アジアでは、4DX強国として浮上しているベトナムが、公開2週目に入っても平均客席占有率87%超え、その次にフィリピン82%、インド70%、日本では歴代4DX『アベンジャーズ』シリーズのなか、興行収入・動員数ともに歴代最高実績( 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』4DXに比べ、興行収入127%、動員数125%)を記録中で、アジアでの人気も絶大だということが分かる。特に、『アベンジャーズ/エンドゲーム』4DXでは、代表キャラクター10人それぞれが持つパワーや特徴にあわせて、4DXならではのオリジナルモーションやアクション効果が大好評を受けており、SNS上では「エンドゲームの4DXすごかった……」「アベンジャーズ見てきた。4DXで泣いた笑った」「アベンジャーズの締めは4DX」など、4DX版への興奮と感動を発信しながら、“4DXでもう一度!”という4DX版リピーターたちの声も相次いでいる。そんな大ヒットを記念して公開されたのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の4DX効果をイメージした“4DX効果特別映像”だ。映像では、“光”、“水”、“風”、“エアーショット”など、 4DXの代表効果が登場し、観客が4DXシアターでそれぞれの効果を楽しんでいる様子が確認できる。アベンジャーズのどのキャラクターにどのような4DX効果が仕掛けられているのか、この代表効果を意識すれば、さらに『アベンジャーズ/エンドゲーム』4DXを楽しめるはずだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』全国公開中
2019年05月14日『アベンジャーズ』シリーズ完結編であり、多くのファンを熱狂させた『アベンジャーズ/エンドゲーム』。この作品は前作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と連続して撮影され、900時間を超える映像からカットして編集したものなのだという。フィルム編集者のジェフリー・フォードが「Business Insider」誌に語った。「カットして、縮めて、何を再撮影すればいいのか、何を終わらせなきゃいけないかを考える毎日だったよ。製作準備の段階から製作、撮影後の編集と、そういうことが1年を通して続いたんだ」と苦労を口にするフォード。それは本当に壮絶な作業量だったようで、「狂気」と表現している。特に、『インフィニティ・ウォー』が公開を迎える前の、2018年1月から4月までの撮影後の編集期間は、フォードの編集者人生で「最も過酷で地獄を見た期間の1つ」だったそうだ。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『アベンジャーズ』、などのMCU映画にもフィルム編集者としてクレジットされているフォードは、これらについても「クレイジーな作品」と呼んでいる。『アベンジャーズ』のときはフォードのアシスタントだったマシュー・シュミットが、経験を重ねて『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』では一人前の編集者に昇格。以降、フォードとデュオとなり『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』を完成させた。(Hiromi Kaku)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月14日アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーら最強チーム “アベンジャーズ”の最後にして最大の逆襲を描く『アベンジャーズ/エンドゲーム』。全世界では『タイタニック』を抜いて歴代興収2位に躍り出る歴史的ヒットを記録、日本では4月26日(金)の公開から11日間で興収40億円を突破した。『タイタニック』を超え全世界歴代興収2位に!歴史的快挙全世界興行収入はすでに21億9374万959ドルを突破(Box Office Mojo調べ、1$=111円換算)するという驚異的な記録で、かつて社会現象を巻き起こしたあの『タイタニック』(1997)を超え、全世界歴代興行収入ランキング2位に躍り出た。現在1位に君臨している『アバター』(2009)は、全世界20億ドルの壁を超えるのに47日を要した一方で、本作はたった11日で突破。10年近く破られていなかった歴代1位に輝く日が、目前に迫っている!日本でもディズニー史上最速で30億円超え!わずか11日間で40億円に日本でも、アベンジャーズの“最後の戦い”を誰よりも早く目撃しようと初日から大勢のファンが劇場に殺到。初日の興行収入は5億736万円、動員33万6,186人(4月25日のマラソン上映含む)を記録し、平日の金曜日公開の作品としては歴代史上最高の数字を記録する大ヒットスタートを切った(当社調べ)。さらにその勢いはとどまることを知らず、ゴールデンウィーク突入の4月27~28日の公開初週末ランキングは第1位を獲得、その後ディズニー史上最速となる7日間で30億円を突破した。これは『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006)に並ぶ早さだ。また、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の興行収入も公開10日間で超えており、11日間で5月6日(月)時点で40億8653万円、動員は279万8,915人を記録している。ファンからの熱い声が止まらない!「夢と感動をありがとう」驚異的なのは興行収入だけに留まらず、鑑賞者から絶賛の声が相次いでいる点。鑑賞者からは「ヒーロー映画は全然好きじゃないし、特に興味持ったことなかったんですが、これは本当にすごかった」「涙を拭い、ハンカチで鼻を押さえ、、、今は、、、ただただアベンジャーズロスです」「夢と感動をありがとう。期待を超えてきた上に、MCUを好きでよかったと思わせてくれる最高傑作」など、その衝撃のストーリーと感動の展開が社会現象級の大ヒットをもたらしており、エンドロール後は拍手喝采、リピーターが激増するなど、“アベンジャーズ旋風”がいま日本を席巻している!“アベンジャーズ最後の戦い”応援上映の劇場第1弾発表!まさに映画史に名を刻む偉業を次々と成し遂げている本作。日本では応援上映の実施が決定。サノスに立ち向かうべく、最後にして史上最大の戦いに挑むヒーローたちを、劇場にいるファンが一丸となって応援することができる。「アベンジャーズ」完結編を飾る“魂揺さぶる戦い”に、劇場一体となって声援を送ろう!開催劇場は5月8日(水)より本作公式サイトで順次発表される。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月08日「ぴあ」調査による2019年4月26日、27日、5月3日、4日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは『アベンジャーズ/エンドゲーム』が第1位になった。本作は全世界で驚異的なヒットを記録しており、長年に渡ってマーベル映画を観続けてきた観客が劇場に殺到。上映後のレビューも絶賛の嵐で、日本の出口調査でも歴代最高の満足度96.1点を記録した。(※歴代のぴあ映画初日満足度ランキングは、1998年3月14日~2019年5月4日までに行った出口調査が対象)タイトルになっている“アベンジャーズ”はアイアンマンやキャプテン・アメリカら人気ヒーローが結成した最強チームで、これまで様々な戦いが描かれてきたが、本作では最凶の敵サノスとの最終決戦が描かれ、約10年に渡って続いてきたマーベル映画にひとつの終止符が打たれる。本作は公開までその内容がほぼ秘密にされており、観客は一体、どんな物語になるのか? 何が起こるのかわからないまま公開日を迎えたが、出口調査で集まったのは圧倒的な賛辞だった。聞き取りでは「前作の衝撃的な終わりから今回はどんな結末になるのか、考えるだけでハラハラしていたが、観終わった今は『ありがとう』という言葉をアベンジャーズひとりひとりに言いたい」「こんなにいろいろな衝撃を受けるのは初めてで、こんな体験をさせてくれて本当にありがとう!」など熱い声が続出。また、『アイアンマン』(2008年)から始まったシリーズ約10年間への思いを語る観客も多く「10年間の作品それぞれが繋がってここにきているというのがよくわかった」「最後にふさわしい内容で、ちゃんと終わりというのが伝わってきた」「各ヒーローの個性が出ていたし、ひとりひとりのストーリーがとにかく熱かった!」「興奮と今までの思い出が込み上げてきて涙が出た」「“10年分の伏線の回収”という感じで、ずっと追いかけてきて本当によかったと思った。終わったさびしさはあるけれど、作品としてはとても満足」などの声が寄せられた。結果として本作は全マーベル映画最高の満足度だけでなく、歴代最高の満足度を獲得。興行の記録だけでなく、観客の満足度でも歴史に残る作品になったようだ。(本ランキングは、4/26(金)、4/27(土)、5/3(金)、5/4(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2019年05月07日日本はもとより、世界中で記録的数字を打ち出す大ヒットとなっている『アベンジャーズ/エンドゲーム』。今回のアベンジャーズは、最凶最悪の敵サノスを倒す最強の逆襲<アベンジ>に挑むだけでなく、究極の力を秘めた6つの石(インフィニティ・ストーン)によって消し去られた全宇宙の半分の生命をどうやって取り戻すか、が鍵となっている。すでにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の“集大成”“総決算”といわれるこの映画を目の当たりにして、衝撃と感動に震えている方は多いはず。今回は、『エンドゲーム』に合わせてぜひとも観てほしいMCU作品を、“MCU沼”にドハマリしたライターが独断と偏愛でピックアップ。『エンドゲーム』をまだ観ていない方の予習になるのはもちろん、とりあえず『アベンジャーズ』は観たけれど…という方や、『エンドゲーム』鑑賞直後という方に向けて、感動がいっそう深まる10本を厳選してみた。1)アイアンマン(2008)「私がアイアンマンだ」ロバート・ダウニー・Jr. が主人公トニー・スターク/アイアンマンを好演して大ヒットした、MCUの記念すべき1作目。テロ組織に誘拐されたトニーは、命を救ってくれた外科医ホー・インセンの協力のもとアイアンマンの初号機(マーク1)をつくって脱出。兵器製造事業からの撤退を表明するが、そのことで重役による策略に巻き込まれていく。世間が突如現れた謎のヒーローに注目するなか、「私がアイアンマンだ」と宣言するラストシーンが印象深い。マーベル側の反対を押し切ってダウニー・Jr. を主演に後押しした監督のジョン・ファヴローには感謝しかないが、彼はトニーの運転手ハッピー・ホーガン役でもお馴染み。最愛の人ペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロウ)とは、まだ上司と部下のぎこちない関係なのも新鮮。『エンドゲーム』の後に見返せば、さまざまなシチュエーションやセリフの端々に本作へのオマージュが捧げられているのが分かる。誰もが後を引く“あの音”も…?2)アイアンマン2(2010)ブラック・ウィドウ初登場!大ヒットした前作に続く続編。政府はアイアンマンのアーマーを兵器とみなし、引き渡しを要求するが、トニーは軽く交わす。そんな中、アイアンマンと同じ動力源を持つイワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)が現れ、ライバル企業のハマー(サム・ロックウェル)が暗躍する。スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフが優秀な秘書に扮してトニーに近づく。MCUといえば、エンドロールで席を立つのは損、次の物語につながる大事な映像が流れることで知られるが、『アイアンマン』のエンドロール後には、アベンジャーズ計画を口にするS.H.I.E.L.D.(シールド)のフューリー長官(サミュエル・L・ジャクソン)が登場していた。本作ではフューリーとトニー、ナターシャが対面し、アイアンマンはアベンジャーズにふさわしいのか否かが話される。あっという間に大柄の男性たちを倒してしまう、ナターシャことブラック・ウィドウの勇姿にも注目。3)キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)キャプテン・アメリカ誕生!人一倍の正義感と愛国心はあれど、身体がひ弱だったスティーブ・ロジャースが、スーパーソルジャー計画によりキャプテン・アメリカというスーパーヒーローに。演じるのは、こちらも彼以外には考えられないクリス・エヴァンス。物語の舞台は第2次世界大戦中の1940年代でMCUでは最も過去にあたり、その後も人類の脅威となるナチスの科学部隊ヒドラが登場。四次元キューブと呼ばれるブルーのスペース・ストーンを、ヒドラが研究していた。戦争映画の側面が色濃く、キャップのコスチュームがダサいだの、地味だのと言われがち(!?)だが、キャップがスーパーソルジャー計画に選ばれた理由である善なる信念はアベンジャーズの精神面の支えとなり、トニーの父ハワード・スタークが作った盾を駆使した接近戦や強靱な肉体は攻撃の要。また、凄腕エージェント ペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)との別れは涙なしには観られない。4)キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)『エンドゲーム』の監督作『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『インフィニティ・ウォー』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ監督による本作を、MCU最高傑作に挙げるファンは多い。『アベンジャーズ』(2012)のニューヨークの戦いから2年後、キャップが実はヒドラの巣窟だった シールドに フューリー長官や ブラック・ウィドウと共に立ち向かっていく政治サスペンスアクションとしても見応えたっぷり。影の大ボス、国防長官 ピアースを演じていたのは、ハリウッドの名優 ロバート・レッドフォード。キャップを追い詰める謎の暗殺者“ウィンター・ソルジャー”が登場するが、その正体はヒドラに洗脳されたキャップの親友バッキー(セバスチャン・スタン)だったという事実。サムことファルコン(アンソニー・マッキー)も初登場し、70年の眠りから覚めたキャップの現代での人間関係が大きく動き出す1作。5)エージェント・カーター(2015~16)キャップ最愛の人が活躍「エージェント・オブ・シールド」と並んで「エージェント・カーター」も、MCUと同じ世界観を共有しているTVシリーズ。キャップ最愛の女性ってどんな人?と気になる方に超絶にオススメ。『ザ・ファースト・アベンジャー』の後、キャップが氷漬けになって生きているとはつゆも知らないペギー・カーターの、シールドの前身SSR(戦略科学予備軍)での活躍が描かれる。女性であるゆえ、お茶くみや雑用しかさせてもらえなかった彼女に極秘任務を依頼するのが、トニー・スタークの父ハワード(ドミニク・クーパー)。後にアイアンマンの人工知能のモデルとなる執事ジャーヴィス(ジェームズ・ダーシー)が手助けする。40年代のレトロファッションで悪に立ち向かう、美しく、凛とした強さを持ったペギー。彼女の人生を知れば、『エンドゲーム』もまた違った受け止め方ができるかも。6)ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)愉快なヤツら初登場!クリス・プラット演じるスターロードことピーター・クイルや、サノスの養女であるガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、遺伝子操作されたアライグマのロケット(声:ブラッドリー・クーパー)&歩く木グルート(声:ヴィン・ディーゼル)などが話題を呼んだ、銀河を舞台にしたアドベンジャー・アクション。個性豊かな彼らのコミカルなやりとりや、シーンに合った70年代の音楽も人気の秘密。惑星モルグで、クイルがノリノリの音楽を聴きながら奪う謎のオーブの中身は、インフィニティ・ストーンの1つである紫色のパワー・ストーン。とてつもない破壊力を持ち、普通なら触れた者が消滅してしまうが、クイルは触れても平気だった!その秘密は続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)で明らかになる。7)アントマン(2015)アベンジャーズ起死回生の世界最小ヒーローひとり娘キャシーを愛する父親で、前科者のスコット・ラングが特殊スーツに身を包んだ身長1.5センチの世界最小ヒーロー・アントマンとなって活躍する。スコットを演じるポール・ラッドのどこか情けないキャラも相まって、これまでで最も庶民的で親しみやすいヒーローとなった。小型化の秘密は、かつてシールドでハワード・スタークやペギー・カーターと働いていたハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)が開発したピム粒子だ。ピム博士は実は初代アントマンで、続編『アントマン&ワスプ』(2018)でワスプとして活躍するホープ(エヴァンジェリン・リリー)の母ジャネット(ミシェル・ファイファー)が初代ワスプ。彼女は原子レベルまで小さくなり、量子世界に迷い込んだといわれている。8)シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)アベンジャーズ分裂…『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)でスカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)が見せたアベンジャーズ全滅と世界滅亡の幻覚の恐怖によりウルトロンを生み出したトニーことアイアンマン。そして、信頼していた組織シールドが崩壊し、もう裏切りや陰謀はこりごりのキャップ。初対面から微妙な雰囲気になることが多かった2人は、キャップの親友バッキー/ウィンター・ソルジャーも引き金となって決裂。アベンジャーズも二分されてしまう。そこでキャップの仲間サム/ファルコンがスカウトしたのがアントマン。一方、トニーが新たにスカウトしたのが、YouTubeで話題になっていたスパイダーマンことピーター・パーカー(トム・ホランド)で、以来、彼の父親がわりとなって面倒を見るようになるのだが…。結局、このときの決別が最新作『エンドゲーム』まで尾を引くことになるアイアンマンとキャップ。だからこそ、予告編にもあった2人の握手は胸に迫るものがある。9)マイティ・ソー バトルロイヤル(2017)雷神ソーが成長見せるクリス・ヘムズワース演じる雷神ソーの物語からは本作を選択。美しく荘厳なアスガルドを我がものにしようとする、ソーの姉で死の女神ヘラ(ケイト・ブランシェット)に立ち向かう。辺境の変な星サカールで再会したソーとハルク(マーク・ラファロ)という『シビル・ウォー』のバトルに登場していなかった2人の凸凹コンビぶり、タイカ・ワイティティ監督による前2作とはひと味違うポップな世界観はそれぞれの魅力を増し増しに。ワケありの女戦士ヴァルキリー(テッサ・トンプソン)も心強い助っ人となった。また、ソーといえば、腐れ縁の義弟ロキ(トム・ヒドルストン)の存在も欠かせない。『アベンジャーズ』で地球を大混乱に陥れたことから、再訪時にはドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に“飛ばされた”ロキ。兄弟のこれまでの物語は、劇中序盤に登場する寸劇「アスガルドのロキの悲劇」からも伺える。寸劇でソーとロキを演じている人物にも要注目!10)アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)『エンドゲーム』前日譚単体の作品で主役を張ってきたヒーローたちが集結する「アベンジャーズ」シリーズ第3弾は、『エンドゲーム』といわば前後編の関係にある。『マイティ・ソー バトルロイヤル』の直後から始まり、サノスはソーやアスガルドの民たちが乗る船を襲撃。さらに、ロキの杖の中にあったマインド・ストーンから誕生したヴィジョン(ポール・べダニー)、時間を操るタイム・ストーンを所有するドクター・ストレンジのいる地球に強奪者を放つ。アベンジャーズにガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、スパイダーマン、ブラックパンサーらが加わり、“異種混合”チームに分かれて立ち向かうが、ご存知のようにインフィニティ・ストーンを全て手に入れたサノスの野望は果たされ、全宇宙の生命の半分が消されてしまった…。なお、ここでは詳しく紹介しなかったが、シリーズ第2弾『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は5月5日(日・祝)にテレビ朝日系で、ストレンジの修行の様子が描かれる『ドクター・ストレンジ』は5月17日(金)に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」でそれぞれ地上波初放送されるので、合わせてチェックしてみて。「私こそが絶対だ」と言うサノスを打ち砕き、“今はここにいない”仲間や失われた命を取り戻すことができるのか。アベンジャーズ最後の物語は、やはりスクリーンで見届けてほしい!『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー 2011年10月14日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 MVLFFLLC. TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC and itssubsidiaries. All rights reserved.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年4月19日より2D/3Dで同時公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.アントマン 2015年9月19日より全国にて公開© Marvel 2015マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月05日マンハッタン ポーテージ(Manhattan Portage)とマーベル(MARVEL)がタッグを組み、最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開中の人気シリーズ「アベンジャーズ」にフィーチャーした限定コレクションを発売。2019年5月2日(木)より、全国のマンハッタン ポーテージ直営店、及び正規取扱店、オンラインショップにて展開される。今回、共にニューヨークを本拠地に置くブランドが融合した特別なコレクションから、メッセンジャーバッグやウエストバッグ、バックパックが登場する。それぞれのフラップ裏には、マンハッタン ポーテージを代表とするニューヨークの街並みと、それを囲う様にアイアンマンやキャプテン・アメリカなどの「アベンジャーズ」のキャラクターたちを配置。キャラクターたちが、今にもニューヨーク街から飛び出してくるような勢いのあるデザインが特徴だ。アイテムの外側も、ブランドロゴと共に“MARVEL”ロゴとアメリカの星条旗を配した特別仕様になっている。【詳細】マンハッタン ポーテージ「マーベル限定コレクション」発売日:2019年5月2日(木)取扱店舗:全国のマンハッタン ポーテージ直営店、及び正規取扱店、オンラインショップ価格:・ウエストバッグ 11,000円+税・メッセンジャーバッグ Sサイズ 9,400円+税・メッセンジャーバッグ Mサイズ 11,200円+税・メッセンジャーバッグ Lサイズ 13,000円+税・ダコタ バックパック 13,400円+税※オンラインストア限定発売・スクエア バックパック 19,300円+税
2019年05月01日マーベルの最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』がついに公開され、全世界でこれまでの記録を塗り替える驚異的なヒットを飛ばしているが、本作は全編がデジタルIMAXカメラで撮影されており“IMAXで本作を楽しみたい”と考えている観客が多いようだ。なぜ、監督たちは本作をIMAXカメラで撮影したのだろうか? なぜ観客は追加料金を支払ってもIMAXシアターで本作を楽しみたいと思うのだろうか? (なお映画公開直後のため、本記事では映画の具体的な内容については一切、記述しない)本作を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ監督(以下、両監督の発言をまとめてルッソ監督として記述する)は、2016年製作の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の一部のシーンをデジタルIMAXカメラで撮影した際、そのクオリティの高さに驚き、続く『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』の全編をデジタルIMAXカメラで撮影することにした。「僕らのビジョンを表現できる唯一のフォーマットだった」とルッソ監督は振り返る。「生命を生き生きと描き、色を鮮やかに表現できる。カメラに搭載されたチップは驚きの解像度を実現した」ルッソ監督は本作でも撮影監督トレント・オパロックとタッグを組み、ARRI社の“Alexa 65 IMAX”で全編を撮影しており、通常の上映とIMAX上映を見比べると、IMAX版は細部までより鮮明に表現されていることに驚くはずだ。特に本作はこれまでのマーベル作品よりも場面の転換が多く、具体的なことは伏せるが物語の舞台は地球だけでなく、宇宙、その他の場所と多岐に渡っている。それらの場所はすべて光の当たり方や色合い、空気感が異なっており、IMAXカメラはそれらを監督が意図した通りに表現している。また、IMAXはアクションやスペクタクルだけでなく“人間ドラマ”を描くことにも長けたフォーマットであることも改めて確認しておきたいところだ。『エンドゲーム』は爆発やバトルがメインの作品ではなく、キャラクターの感情の動きが極めて重要な位置を占めている。ロバート・ダウニーJr.演じるアイアンマンの迷いや決意、クリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカの悲しみをたたえた表情、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの決意の眼差し……観客の胸をうつ、思わず涙してしまう瞬間を、高解像度のIMAXカメラは余すことなく描き出している。さらにルッソ監督は「IMAXの画面は通常より縦が長い。画面が広くなるので自由な構図で撮れる」という。通常の上映は画面の縦横比が“1:2.39”だが、IMAX版では“1:1.9”で上映。これは通常上映よりも約26パーセントも画面が広いことになる。『エンドゲーム』はこれまでの全マーベル映画に終止符をうつ作品で、登場するキャラクターも多いが、ルッソ監督は必要以上にカットを割らず、複数のキャラクターを可能な限りひとつのフレームの中に入れ込んで物語を語っている。そこでIMAXの広い画角が絶大な効果を発揮するのだ。IMAX版を観ると空間に広がりがあるため、複数のキャラクターが同じ画面の中で動き、戦い、飛翔し、苦悩しているのが絶妙なバランスで配置されていることがわかる。通常上映で観たときは、画面手前のキャラクターにだけ気を取られていたけど、実は同じ画面の上の方ではこんなドラマが描かれていたのか! など、IMAX版を観ると一度観たシーンも違った印象に思えるほどだ。そして最も重要なポイントは、IMAXシアターが観客が映画に集中できる最上の環境だということ。IMAXシアターはどの座席から観ても観客がスクリーンを“近く”感じられるように設計されており、余計な光の反射がなく、映画の出来事が自分の“目の前”で起こっている気分が味わえるようになっている。『エンドゲーム』は181分の上映時間がアッという間に感じられるほど次々に新しい展開が起こり、様々なキャラクターの感情の変化が描かれ、アクションやバトルは壮大で、笑ったり、過去作を思い出したり、思わず涙したりと息つく間もない内容だ。その証拠に筆者が足を運んだ劇場では、上映後に劇場外のロビーで慌てて大量に残ったジュースを飲み干したり、残ったポップコーンを口に運んでいる観客の姿が多く見られた。ジュースを飲むスキがないほど次々に驚きの展開が起こる。それが『アベンジャーズ/エンドゲーム』だ。だからこそ余計な光や動きがなく、自分とスクリーンが“1対1”で向かい合えるIMAXシアターは『エンドゲーム』を鑑賞するベストな場所と言えるだろう。マーベル映画の作り手たちの意図や想いが完璧に伝わる劇場で、アベンジャーズ最後のドラマが“目の前”で展開される。すでに鑑賞した観客もIMAXで改めて観ることで新たな発見や感動があるはずだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開中
2019年05月01日最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が4月26日から公開されたのを記念して、テレビ朝日では4月27日(土)今夜、シリーズの第1作目となる『アベンジャーズ』をTV放送する。本作は2008年から公開された『アイアンマン』シリーズ、『インクレディブル・ハルク』『マイティ・ソー』『キャプテン・アメリカ』といった、アメリカの大手コミックレーベル・マーベルのヒーロー作品の世界をクロスオーバーさせるプロジェクトのはじまりとなった作品。地球侵略へのカウントダウンが開始された時、70億人もの人類の未来は“最強”の力を持つヒーローたちに託された。彼らの名は、“アベンジャーズ”。だが、意思に反して集結させられた彼らはそれぞれの心の傷に囚われ、ひとつのチームとして戦うことを拒み続ける。次第に明らかにされる“アベンジャーズ”の知られざる過去と苦悩…。人類史上最大の敵を前に、果たして彼らは地球を救うことができるのか?それとも…?アイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニーJr.をはじめ、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンス、ハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロ、ソー役のクリス・ヘムズワース、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ役のスカーレット・ヨハンソン、ホークアイ/クリント・バートン役のジェレミー・レナー、ロキ役のトム・ヒドルストン、フィル・コールソン役のクラーク・グレッグらお馴染みのキャストの雄姿。そして藤原啓治、中村悠一、宮内敦士、三宅健太、平川大輔、村治学ら日本を代表する声優陣に米倉涼子、宮迫博之らも加わった吹き替えキャストの声にも注目だ。そして本作から始まったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の集大成となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』が現在絶賛公開中。最凶最悪の敵“サノス”によって、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が一瞬で滅ぼされてしまった。残されたアイアンマンをはじめとするヒーローたちはもう一度集結し、サノスに立ち向かうため、そして世界を救うために、最後にして史上最大の戦いに挑む――興奮と驚愕のラストバトルをお見逃しなく。『アベンジャーズ』は4月27日(土)今夜22時15分~テレビ朝日系で放送。(笠緒)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月27日『アベンジャーズ/エンドーム』が、ついに本日4月26日(金)に日米同時公開。早くも17時時点で、初日興行収入は5億円以上が見込まれ、平日の金曜日公開の作品としてはディズニー史上最高の数字を記録する大ヒットスタートとなった。マーベルらしさが全て詰まった”衝撃作“に拍手喝采!興収70億円超えの予測観客動員では前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』をはるかに上回る173%、さらに最終興行収入124億円を記録した『美女と野獣』の185%という驚異的な数字に。早くも興行収入70億円超えが見込める、平成の最後を飾るにふさわしい大ヒットスタートを切った。劇場にはアベンジャーズの“最後の戦い”を誰よりも早く観ようと、お揃いのマーベルTシャツを着た学生グループから30代~40代の男女まで、平日にも関わらず幅広い客層が詰めかけた。早速その“衝撃”を目撃したファンからは「この映画を観ることのできる時代に生まれてよかった」「笑えて、泣けて、興奮できて、まさにこれまでの集大成」と涙しながら劇場を後にする人たちが続出。『アイアンマン』(’08)からはじまったマーベル・シネマティック・ユニバースに、1つの大きな区切りをつける集大成であることを印象づけている。公開前からも、世界はもちろん日本でも並々ならぬ注目を集めており、「この映画を観るまで絶対に死ねない。」「公開前なのに興奮が止まらない」「有休をとってでも観にいきたい」など、「アベンジャーズ」という言葉をみない日はないほど、SNS上では期待を寄せるコメントが相次いでいた。待望の初日鑑賞チケットが発売されると、販売時間とともに映画館の予約サイトはアクセスが集中、都内映画館では最速上映のチケットがわずか数分で完売となり、首都圏外の映画館の席もすべて完売。まさかの事態に急遽上映スクリーンを追加する劇場もあったという。最速上映当日は深夜にも関わらず、誰よりもはやく「アベンジャーズ」の最後を見届けようと大勢の観客が劇場につめかけた。さらに公開日前日の25日には、ムビチケオンライン券の売り上げ数が過去最高の記録となり日本歴代1位となるなど、日本においても驚異的な期待値の高さを見せつけている。『アベンジャーズ/エンドゲーム』応援上映決定!さらに、早くも本作の応援上映が決定。上映中の声援や拍手が可能なこの“応援上映”は、サノスに立ち向かうべく最後にして史上最大の戦いに挑むヒーローたちを、観客が一丸となって応援することができるもの。「アベンジャーズ」完結編を飾る“魂揺さぶる戦い”に、思いっきり笑って、泣いて、叫んで、本作を”体感“できる応援上映も見逃せなくなりそうだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。応援上映は5月11日(土)より全国各地の劇場で順次実施。上映劇場などの詳細情報は5月9日(木)、作品公式サイトにて発表。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月26日本日から公開になる『アベンジャーズ/エンドゲーム』で10余年に渡って続いたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)はクライマックスを迎えるが、昨年公開になった『インフィニティ・ウォー』に続いて監督を務めたアンソニー&ジョー・ルッソ監督は壮大なドラマやバトルを描きながら、それらが“私たちが暮らす現実の社会”とつながりのあるものにすることに力を注いだという。なぜか? それこそがマーベル映画をマーベル映画たらしめる最重要ポイントだからだ。映画公開前に両監督に話を聞いた。(インタビューではアンソニー、ジョーの両監督が質問に答えたが、以前、ふたりから「僕らふたりの意見として答えさせてほしい」と言われたことがあるため、本稿でも“ルッソ監督”として掲載する)1歳違いのアンソニーとジョーは学生時代に初監督作を完成させ、小規模な作品をいくつか手がけた後、2014年に『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の監督に抜擢された。そこで彼らは驚異的なヒーローが活躍するマーベル映画でポリティカル・スリラーを描くことを選んだ。人々を守る立場のキャプテン・アメリカは陰謀に巻き込まれ、国家の安全のために人々がどこまで自由を犠牲にできるのか? がテーマになった。当時、彼らは「この映画は一種の政治スリラーだから、映画を通して時代精神を切り取ったといっても過言じゃないと思う」と語っていた。そして、ルッソ監督は同じ脚本家(クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー)、同じ撮影監督(トレント・オパロック)で『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を製作。ヒーローは政府や統治権力の管理下に置かれるべきか? を巡ってアベンジャーズが分裂・対立する様が描かれ、続く『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』も同じスタッフで創作を開始した。「“シビル・ウォー”の編集に入った段階で、私たちは、我々がこの映画を通してアベンジャーズをどのような状況に追い込んだのかを考えました。トニー・スターク(アイアンマン)とスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)の関係を破綻させ、彼らを脆弱な状況にしてしまったわけですからね。そこで私たちは脚本家のマルクスとマクフィーリーとサノスについて話し合いを始めたのです。最大の脅威であるサノスがやってくるとしたら、この瞬間しかないだろうと」意見が対立したアベンジャーズは分裂し、ついに拳を交える事態に発展するが、解決の糸口は見えず、数人のヒーローは収監されてしまう。そんな折、最悪のタイミングで地球にサノスがやってくる。宇宙にバランスをもたらすために全生命の半分を消し去ろうとするサノスを前に、それぞれのメンバーは問題を抱えたまま立ち上がるが、サノスの力はあまりにも強大で全生命の半分は消え去ってしまう。正義のヒーロー“アベンジャーズ”が為す術なく敗れ去る『インフィニティ・ウォー』の結末は全世界に衝撃を与えたが、ルッソ監督と脚本家チームは『インフィニティ・ウォー』、そして本日公開の『エンドゲーム』の結末をまず最初に考えたという。「最高のストーリーテリングは、結末がちゃんとわかっていて、それを念頭に置き、結末につながるものを、結末に効果のあるものを選択して完成度を高めていく行為だと思います。ですから『エンドゲーム』がどんな結末かわかっていることは、『インフィニティ・ウォー』を語り始める上で非常に重要でした」そのために彼らは改めてこれまでのマーベル映画すべてを丹念に検証し、どの物語でどんな展開が描かれ、どんなテーマが内包されているのか徹底的に振り返ったようだ。「本作ではこれまでの21作品にひとつの終止符をつけることが私たちの任務でしたから、他の作品を参照することなく、21作品だけに集中して『エンドゲーム』に養分を与えるものはないか見直したわけです」。つまり、『エンドゲーム』は『インフィニティ・ウォー』の“続き”や“完結編”ではない。『アイアンマン』から始まったこれまでの“全マーベル映画”の完結を描くものだ。そこで彼らは歴代のマーベル映画がずっと貫いてきたテーマ“正義と代償”を重視した。「私たちはマーベル映画で一貫して“自身の行動には責任が問われるし、自身の選択によって生まれた結果を背負い続けなければならない”という物語を描き続けてきました。ヒーローになることは利点もありますが、結果として多くの犠牲を払わなければならない。その時、彼らはどの段階で代償を支払い続けることの“限界”を迎えるのか? どれほどの代償を支払って彼らは目的のために行動しようとするのか? が追求されます」これまでアベンジャーズは正義のために戦い、人々を救うために苦しみや痛みに耐えてきた。しかし、結果として様々な代償を支払った。愛する人を失い、人生に迷い、そして今、世界の生命の半分が塵になった。「サノスの行ったことはあまりにも過酷なものです。ですから『エンドゲーム』を始めるにあたっては、残されたアベンジャーズのメンバーがこの状況からいかにして前に進むのか? を考えに考えました。それぞれのキャラクターはこの状況にどのように対応するのか? 仲間の力を借りて前へ進むのか? あるいはそうしないのか? これこそがキャラクターを描く重要な機会だと考えたわけです」ルッソ監督は「自分の運命をコントロールしてそのコースを変えられることが出来るのか? 運命とは結局は決して変えられないものなのか? それとも自分の意思の力をもって変えられるものなのか? これは我々にとって惹かれるテーマなのです」と語る。「サノスもまた苦しみを感じ、代償を支払う人間的なキャラクターです。私たちはアベンジャーズだけでなく、登場するすべてのキャラクターをそのような視点で見ています。そこで“ヒーローであることの代償”を『エンドゲーム』でも追求することになりました」アベンジャーズも、サノスもそれぞれに自分の考える正義があり、それを貫くために代償を支払う。そのため、仮にどちらかが勝利したとしても、大きな代償を支払った哀しみや苦悩は勝者から消えることはない。つまり、『エンドゲーム』はアベンジャーズとサノス、どちらかが“勝つ”だけでは終われないはずだ。簡単に勝者や敗者が決定できない戦い、ぶつかり合う正義、強大な力を政府や統治機構に預けることの是非……ルッソ監督はマーベル映画を描く上で一貫して、私たちが暮らす現実の社会の問題や構造を作品に盛り込んでいる。「その視点はとても気にかけています。マーベル映画のキャラクターは特別な能力を持っていますから、普通の人が直面しないような地球規模の課題に対応しなければならないことがあります。世界はどんな脅威に直面しているのか? 私たちの社会の脆弱な部分はどこにあるのか? 私たちの映画において社会の大きな問題を扱うことはとても重要です。本作に登場するキャラクターを描く上ではなおのこと重要だと思います。例えば、キャプテン・アメリカは第二次世界大戦中にシンボル的な存在として誕生し、大きな視点で見た時に何かしらの意味を持つ存在として描かれています。ですから『ウィンター・ソルジャー』では彼のそんな側面を描くことができてうれしかった。私たちは重層的な構造のある映画が好きで、何度観てもいい映画、時が経っても繰り返し観られる映画が好きですから、自分たちの映画もそうなるようにデザインしているつもりです」ルッソ監督のこの考えは、実は映画を様々な角度や視点から楽しめるだけでなく、マーベルの真髄をあらわすものだ。数々のヒーローを世に送り出した巨匠スタン・リーは生前、筆者のインタビューにこう答えている。「我々と同じ世界・社会に存在し、我々と同じような悩みや不安や問題を抱えたヒーローたちだからこそ、誰もが共感できるんだと思うし“もしかしたら、大好きなヒーローにひょっこり出くわすかも”なんて夢も広がるしね。みんなにとって見慣れた現実の世界を舞台にすることで、読者も観客もすんなり作品の世界に入り込むことが出来るというわけだ」マーベル映画は単なるファンタジーではない。私たちが暮らす現実社会とつながりがあり、そこで扱われるテーマや問題は我々が直面しているものだ。我々が窓に目をやると広がる世界でアイアンマンやキャプテン・アメリカは戦っている。我々が見上げた空の遥か彼方にサノスが待ち構えている。だからこそルッソ監督は『エンドゲーム』におけるアベンジャーズとサノスの戦いにも現実社会とのつながりを盛り込んだ。「現在、私たちの社会ではナショナリズムが世界を席巻していますが、現在のナショナリズムは“自分さえ良ければいい”という個人主義的な考えを、国家が“自国さえ良ければいい”と言ってやっているに過ぎません。その意味で、サノスもまた個人主義者と言えるでしょう。彼は自分の目的のためなら、他人の苦痛や代償は気にかけない。全宇宙の半分を消すけれど、自分は消えないわけですから。一方のアベンジャーズは手を取り合って困難を克服しようとするコミュニティと多様性の象徴です。私たちは人々がコミュニティに向かうのは共感できますが、個人主義に向かうことは共感できませんし、自分さえ良ければいいのだという考えからは何の価値も生まれないと考えています。このことも私たちが『エンドゲーム』に強く込めたいメッセージでした。良いストーリーとは、世界中の人々をつなぎ合わせてくれるものだと思いますし、日本と英国とメキシコの人が一緒になって同じことについて語り合えるものだと思うのです」絶体絶命の危機を迎えて勝機の見えないアベンジャーズと、他人の苦しみには目もくれずに自分の目的にまい進するサノスの戦いの結末は予想もつかない。しかし、ルッソ監督はこの壮大な物語に予想のつかない展開を、私たちの社会や暮らしとつながる何かを、つまりマーベルの真髄を盛り込んだようだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開中
2019年04月26日最凶最悪の敵“サノス”によって人類の半分、そして “アベンジャーズ”も多くのヒーローたちが消滅してしまう衝撃のラストを迎えた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。最新作となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、大切な家族や友人たちを目の前で失ったヒーローたちが、どのような逆襲<アベンジ>を果たすのか、熱い視線が注がれている。そんな「アベンジャーズ」シリーズといえば、ハリウッドを代表する3人の“クリス”たちの共演も見どころだ。世界中に愛されている3人の“クリス”を、改めて紹介していこう。クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース)1981年生まれ。米マサチューセッツ州出身。ニューヨークのリー・ストラスバーグ・インスティテュートで演技を学び、テレビシリーズ「逃亡者」(’00)で映像デビュー。愛称はクリエヴァ。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(’11)で“キャプテン・アメリカ”を演じてからは『アベンジャーズ』(’12)、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(’14)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(’15)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(’16)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(’18)などに同役で登場。映画『gifted/ギフテッド』では“キャプテン・マーベル”の少女時代を演じたマッケナ・グレイスと共演するなど、俳優としての実績はもちろん、初監督作品『Before We Go』(原題/15)は2014年トロント国際映画祭でプレミア上映されるなど多才ぶりを発揮している。また、愛犬家としての一面も持ち合わせており、愛犬のロジャーは保護施設から譲り受けた。自身のSNSで「来世は犬になりたい」と発言し話題になるなど並々ならぬ犬への愛を持ち合わせている。そんな彼が演じる“キャプテン・アメリカ”は永い眠りから覚めた正義に生きる伝説のソルジャー。超金属ヴィブラニウム製の盾(シールド)を身体の一部のように使いこなし、戦闘では抜群のリーダーシップを発揮する。『エンドゲーム』を最後にシリーズから引退するというクリエヴァはどのような活躍を見せてくれるのか?彼の“キャプテン・アメリカ”を観られる最後の作品となるのか、注目していて。クリス・ヘムズワース(ソー)1983年生まれ。オーストラリア出身。母国のテレビシリーズで俳優のキャリアをスタートさせる。『スター・トレック』(’09)で主人公の父親ジョージ・カーク役を演じてハリウッドデビュー。兄ルーク、弟リアムも俳優で、彼はクリヘムとしてお馴染み。『マイティ・ソー』(’11)で主役に抜擢され、その後も『アベンジャーズ』(’12)、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(’13)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(’15)、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(’17)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)などでソーを演じてきた。今後は『メン・イン・ブラック:インターナショナル』への出演や、自身が主演兼プロデュースを務める作品も控えている。過去には米「ピープル」誌が選ぶ最もセクシーな男性にも選ばれた経験を持ち、趣味のサーフィンの腕前はプロ並み。愛妻家で子煩悩パパとしても知られる。彼が演じる“ソー”は雷のパワーを操る破天荒な神様。前作ではサノス軍を相手に無敵の戦いを繰り広げ、ついにはサノスにすら傷を負わせた。しかし、サノスの暴挙を阻止することはできず、弟ロキをはじめ多くの仲間を失った彼は失意の想いを胸に最後の戦いへと挑む。彼もまたエヴァンス同様『エンドゲーム』を最後にシリーズからの引退がうわさされている。抜群の存在感で数々の難敵をなぎ倒してきた彼にとって、最後の戦いになってしまうのか?クリス・プラット(スター・ロード/ピーター・クイル)1979年、米ミネソタ州生まれ。TVシリーズ「エバーウッド 遥かなるコロラド」(02~06)で人気を集め、映画『ウォンテッド』(08)などに出演後、いずれもオスカー作品賞ノミネートの『マネーボール』『ゼロ・ダーク・サーティ』『her/世界でひとつの彼女』などで存在感を示す。愛称はクリプラ。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(’14)の主役に抜擢されて脚光を浴び、続いて『ジュラシック・ワールド』シリーズに出演して、一躍世界的スターに。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(’17)にも出演する。ふくよかな体形だった時期もあったが、肉体改造をして現在のたくましい体を手に入れた。2015年米「タイム」誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」にも選出され、映画界のみならず活躍の幅を広げている。彼が演じる“スター・ロード/ピーター・クイル”は地球生まれ、銀河育ちのノリノリな賞金稼ぎ。銀河一の落ちこぼれチーム“ガーディアンズ”のリーダーとして戦ったピーター・クイルだったが、『インフィニティ・ウォー』でサノスの手によって消されてしまう。彼は『エンドゲーム』に登場することはあるのか!?ピーター・クイルが再び仲間たちと戦えることを祈りたい!「アベンジャーズ」シリーズでの成功と共にその人気を不動のものにした3人の“クリス”。彼らはシリーズ完結編となる本作『アベンジャーズ/エンドゲーム』でどのような活躍を見せてくれるのか?歴史が変わる瞬間を、スクリーンで目撃して。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月26日月曜日(現地時間)に開催された『アベンジャーズ/エンドゲーム』のプレミアに、姿を現さなかったスパイダーマン役のトム・ホランド。これまでマーベル映画の公開前に、ネタバレばかりしてきた“前科”があるため、「ついにプレミアへの出席を禁じられたのでは…」との憶測がファンの間で広がっていたが、単にスケジュールの都合だったようだ。トム本人がインスタグラムのストーリーで明かした。「みんなにメッセージを届けたくて。昨日はプレミアに参加できなくてごめんね。ぼくはいまアラバマ…いや違う違う、アトランタで『Chaos Walking』の撮影中なんだ」とファンにプレミア不参加の理由を説明した。また、「素晴らしいファンのみんなにありがとうと言いたい。マーベルの旅にぼくを一員として参加させてくれたことを」とファンに感謝を伝えた。そして監督のルッソ兄弟を称え、最後に「ぜひ『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観に行ってね!」と宣伝することも忘れなかった。トムは、2016年に『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で3代目スパイダーマンとしてMCU映画に初登場。『エンドゲーム』の後は夏に『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の公開を控えている。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月25日すごいモノを見てしまった!これが『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見終えた直後の率直な感想だ。当然、すごいことが起こるのは、分かっていたはず…。それでも、すべてが予想外過ぎる上映時間3時間1分。ベタを承知で、平成最後の衝撃作だと断言したい。MCUファンへの贈り物まず胸が熱くなるのは本作が、長年にわたってMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)を愛し続けたファンに向けた“感謝の贈り物”だという点。もちろん、ネタバレは避けるが、随所にユニバース全体を横断し「おぉ」とうなってしまう伏線回収がたっぷり仕掛けられている。MCUへの愛が深ければ深いほど、その驚きと感動もまた深いものになるはずで、映画館の大スクリーンを見つめながら「マーベル、好きで良かった!」と胸を張りたくなる瞬間が何度も、何度も訪れる作品なのだ。まさにファン冥利に尽きるとは、このことである。究極のファミリードラマ本シリーズの醍醐味といえば、さまざまな能力や資質、ルーツをもったスーパーヒーローたちが手を取り合い、一丸となって困難を乗り切る“チームプレイ”だ。現実世界に目を向ければ、ナショナリズムや個人主義(その過激な象徴がサノスである)が台頭し、先行きはあまりに不透明。そこで試されるのが、家族のきずなだ。もちろん、一般的な家族の定義にとらわれる必要なんてないことは、多様性を象徴するアベンジャーズの結束を見れば一目瞭然。だからこそ、彼らは世界中で愛されているわけで、本作も究極のファミリードラマとしての魅力は健在だ。映画史の新たなる幕開け前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスの計画によって、「人類の半分が消滅」という大敗を喫したアベンジャーズ。むろん、本作では反撃に打って出るのだが、その計画は思わず「マジ?」とツッコミを入れたくなるほど、ある意味、荒唐無稽だ。そして、マーベル・スタジオが『アイアンマン』を皮切りに掲げた、MCUという壮大な未来図もまた、最初は「マジ?」レベルの無謀なチャレンジに思えたものだ。その後の連戦連勝はご承知の通り。彼らが放った21作すべてが興行的に成功をおさめ、1本たりとも酷評にさらされなかったのは、歴史的快挙だ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』がMCUの輝かしい歴史に名を刻むのはもちろん、エンドゲーム前/エンドゲーム後で、映画そのものが、次の時代(フェーズ)へと導かれる予感さえする。くしくも日本は、平成から令和へと時代が変わるタイミング。『アベンジャーズ/エンドゲーム』が切り開く、映画史の新たなる幕開けを見逃す手はあるまい。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月24日『アベンジャーズ/エンドゲーム』ワールドプレミアがロサンゼルスにて開催され、ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソンをはじめ、過去マーベル作品に出演したメンバーを含む総勢30名以上の超豪華キャストが集結。さらに、マーベルからのオファーを受け、ゲスト出演した真田広之も登場した。大人気シリーズの完結編となる本作のワールドプレミアは現地時間4月22日(月)/日本時間4月23日(火)に開催。会場となったコンベンションセンター中央にそびえる巨大なアベンジャーズマークを取り囲むように敷かれたのは、最新作のポスターカラーであり、これからアベンジャーズが立ち向かわなくてはならない最凶の敵サノスを彷彿とさせるパープルのカーペット。120名を超える大勢のメディアやファンが世界中から駆け付け、初お披露目となる地球最大規模の祭典を見守った。これまで、その内容が一切の謎に包まれてきた本作のワールドプレミアには、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、アントマンやホークアイをはじめ、お気に入りのキャラクターの装いの熱烈なファンが集まり、キャストの到着を今か今かと待つファンたちの姿が。地響きのような大歓声の中、アイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jr.、キャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスをはじめ、サノス役ジョシュ・ブローリン、ハルク役マーク・ラファロ、ブラック・ウィドウ役スカーレット・ヨハンソン、ソー役クリス・ヘムズワース、キャプテン・マーベル役ブリー・ラーソン、スター・ロード役クリス・プラット、ドクター・ストレンジ役ベネディクト・カンバーバッチに、ロケットの声を務めたブラッドリー・クーパー、グルートの声を務めたヴィン・ディーゼルら、30名を超えるキャスト陣が登場。さらにナタリー・ポートマンや、リアム・ヘムズワース、歴代の監督達など、これまでマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に関わった超豪華オールスターが大集合し、マーベル史上最大規模のイベントとなった。さらに、日本が舞台になっているということでも話題の本作で、マーベルから直々にオファーを受け、“ゲスト出演”したのが真田さん。最新のスポット映像では、日本の街でホークアイと思われるキャラクターと真田さん演じるキャラクターが激しく刀を交えるシーンを見ることができ、アクション俳優としても有名な真田さんの華麗な殺陣が披露されている。真田さんは今回の出演について「スタジオからオファーをいただく形で東京のシーンの台本をいただきました。東京が舞台で、あるヒーローと戦うアクションシーンということで、ここはカメラを止めずワンカットで撮影したいと聞きました。それができるのは誰か、ということで(真田さんに)声をかけたと監督から告げられ、大変光栄でした」とコメント。「オリンピック級の大作映画ということもありますし、そういう思いで声をかけていただいたので、『これはもう、受けてたとう!』と思いました」と、出演を決めた経緯を語る。また、本作の公開が待ちきれない日本のファンへ、「アベンジャーズは一種のお祭り、参加することに意義があるオリンピック級の大作。今回は東京のシーンもあるということで私も参戦しています。アクション、人間ドラマを最新技術で仕上げている作品で、キャストやクルーのこだわり、熱意、誇りをとても感じます。シリーズをずっとご覧になっている方も、今回が初めての方も楽しめる作品だと思いますので、劇場でご覧ください」とアピール。累計1兆円のシリーズに実際参加したことに「作りこみのすばらしさ、スケールのすごさ、すべてにおいてさすがだなと思いました」とコメントしつつ、「それよりも、これまで何作品も撮ってきたレギュラーキャストとクルーたちのチームワークのすばらしさや、これまでヒット作を何作も出してきた彼らの誇りやこだわりというものを非常に強く感じました」と、圧倒された様子。「また、すでにみんなでチームワークがとれているので、(自分たちのような)ゲスト俳優に対してもとてもウェルカムな感じで『ようこそ、楽しんでいってね』といった雰囲気が非常におおらかでした。プレッシャーというよりはその雰囲気に飲み込まれて、すっと入ることができ楽しめました」と撮影をふり返っていた。マーベル・スタジオの社長であるケヴィン・ファイギは、真田さんについて「とても素晴らしい俳優。彼にキャスティングのオファーをOKしてもらえたことは僕たちにとっても夢みたいだよ!」とコメント。マーベルの集大成ともいえる最大規模のイベントと、集まったキャスト陣にファンが熱狂する中、世界中が注目するワールドプレミアは幕を閉じた。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月24日『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開を記念し、ディズニー公式エンターテインメントサービス「Disney DELUXE(ディズニーデラックス)」では『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ほか、ドラマ、アニメーション、ドキュメンタリーまでマーベル作品30作品を一挙に配信する。「Disney DELUXE」はディズニーが持つ4つのブランド<ディズニー、ディズニー/ピクサー、スター・ウォーズ、マーベル>の映像コンテンツが見放題となるディズニー公式エンターテイメントサービス。動画配信アプリ「Disney THEATER(ディズニーシアター)」を中心に、動画以外のコンテンツが楽しめるアプリ「Disney DX(ディズニーDX)」「STAR WARS DX(スター・ウォーズ DX)」「MARVEL DX(マーベルDX)」の4つのアプリで構成され、月額700円(税別)で利用できる。今回の注目は、シリーズ最終章となる新作映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』を楽しむために欠かせない前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。もちろんロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソンらが出演し、マーベルの人気シリーズからヒーローが集結した『アベンジャーズ』に始まり、シリーズ2作目となる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』も配信。そのほかにも、アメコミ史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされた『ブラックパンサー』など、世界歴代映画興行収入トップ10にランクインしている4作品(出典:Box Office Mojo)などの映画作品が楽しめる。加えて、映画作品と同じ世界観を共有し、映画には登場しないキャラクターも描かれている「エージェント・オブ・シールド」などのドラマシリーズもあり、MCU(マーベル・シネマチック・ユニバース)をたっぷりと堪能できそう。さらに、マーベルコミックを原作としたアニメーションや日本オリジナルのTVアニメ、定額制動画配信サービス初となるマーベルの歴史をたどるドキュメンタリー作品「マーベル75周年の軌跡コミックからカルチャーへ!」も配信。4月中に続々と追配信され、4月26日(金)で30作品が出揃う。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月23日マーベルの最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』がいよいよ26日(金)から公開になる。本作は最強のチーム“アベンジャーズ”と最凶の敵サノスの戦いの結末が描かれるだけでなく、約10年続いたマーベル映画がクライマックスを迎える作品で、監督を務めたアンソニー&ジョー・ルッソは創作の初期段階から結末を考えた上で創作にあたったが、タイトルの“エンドゲーム”は製作途中で決定したと振り返る。全宇宙にバランスをもたらすために全生命の半数を消そうとするサノスと、彼の計画を阻止しようとするアベンジャーズの戦いはサノスの勝利に終わり、驚異的なパワーをもつ“インフィニティ・ガントレット”によって生命の半分は塵になった。仲間を失い、愛する人たちを失い、勝てる見込みのない状況におかれたアベンジャーズのメンバーはどうやってサノスに立ち向かうのか? その結末は前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の脚本執筆前から決定したというが、本作のタイトル“エンドゲーム”は制作過程のだいぶ後になってから決定したという。そもそも、エンドゲームとはチェスで使われることの多い用語で、盤の上に駒が残り少ない状態になっている終盤戦、もう“詰み”になることがわかっている最終局面を指し、転じて物語や状況のクライマックスや大詰めを意味する。当初、監督や製作陣は本作を『インフィニティガントレット』と呼んで創作を続けていた。「エンドゲームというタイトルに決定したのは制作過程のだいぶ後になってからです。トニー・スターク(アイアンマン)が『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で言った“これがエンドゲームだな(That’s the endgame)”というセリフから来たもので、そこからドクター・ストレンジが『インフィニティ・ウォー』で“あとがなくなったな(We are in endgame now)”と語るアイデアが浮かびました。私たちは未来志向の強いトニー・スタークが“エンドゲーム”という言葉で自身の不安を表現していることが気に入ったのです。それに“エンドゲーム”は多くの含みを持つ言葉で、チェスの終盤戦も意味しますから、興味深い可能性をもったワードだと思ったわけです」ここでポイントになるのは、チェスにおけるエンドゲームは単に“ゲームの終わり”を意味するだけでなく“詰みになることがわかっている”終盤戦を意味する場合があることだ。盤の上の駒は少なく、片方のプレイヤーはもう勝利までの駒の動きが見えている。残されたプレイヤーは追いつめられ、反撃の糸口が見えない。監督たちは「エンドゲームとは宿命と決定的な最終状態をあらわす言葉」だという。この映画で描かれるのは単なる戦いのクライマックスではない。圧倒的に強い敵と、何度立ち向かっても歯が立たなかったヒーローの物語の終盤戦だ。その上でルッソ兄弟はマーベル映画全作品に共通する、そして最新作にまで貫かれているテーマのひとつは「運命とは結局は決して変えられないものなのか? それとも自分の意思の力をもって変えられるものなのか?」だと語る。『アベンジャーズ/エンドゲーム』はヒーローと敵の戦いの“勝ち/負け”を描くだけでなく、一方向に流れていく時間の中で、決して変えることのできない運命を、決定してしまった状況を、それでも変えようとする者たちのドラマが描かれることになりそうだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』4月26日(金)より全国公開
2019年04月22日ロバート・ダウニー・Jr.やクリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソンをはじめとする豪華キャストが競演するシリーズ完結編『アベンジャーズ/エンドゲーム』。1週間後に公開を控えたいま、新たにアベンジャーズに加わることが明らかにされているキャプテン・マーベルを演じたブリー・ラーソンが、本作の撮影について明かしてくれた。「MCUの10周年記念フォトセッションで、初めて他のキャストと会ったんだけど、まるで夢でも見ているようで、ボーッとしていたのを覚えているわ」とブリー。「初めてキャプテン・マーベルを演じた(『アベンジャーズ/エンドゲーム』は『キャプテン・マーベル』の前に撮影)という意味で『アベンジャーズ/エンドゲーム』が生涯私にとって特別な1本になるということだけは確かね。『エンドゲーム』を撮影した時には、『キャプテン・マーベル』の脚本さえまだ出来ていなかったし、キャラクターを掴めていない状態で、手探りで演じなきゃならなかった」と明かしている。『キャプテン・マーベル』後の公開にも関わらず、先に『エンドゲーム』でキャプテン・マーベルを演じなければなかったブリー。彼女が登場するシーンは一部公開されているが、その立ち振る舞いは同作で初めてキャプテン・マーベルを演じたとは思えないほど、自信に満ち溢れた様子が伺える。その一方で『キャプテン・マーベル』でも、『エンドゲーム』の後の撮影とは思えないような、新たなヒーローとしての初々しい輝きと、ヴァースがヒーローへと目覚めていく葛藤と内に秘めた強さ溢れる演技が光る。上映後には、彼女のあまりの強さに“キャプテン・マーベルだけでサノスを倒せる説”が飛び交い、逞しくもチャーミングなそのキャラクターに絶賛の声が寄せられた。ブリーはまた、「『エンドゲーム』はとてつもないスケールの大作でありながら、その撮影は遊び心と好奇心あふれる楽しい雰囲気があって、本当に素晴らしい体験だった。今か今かと公開日を待ち望んでいるわ」とも語っており、彼女自身も公開を待ち望む『アベンジャーズ/エンドゲーム』にますます期待が高まる。そして、惜しくも4月25日(木)で上映が終了する『キャプテン・マーベル』だが、最後にして史上最大の戦いに挑む『アベンジャーズ/エンドゲーム』の前に、絶対に見逃せない作品といえそうだ。『キャプテン・マーベル』は全国にて公開中、4月25日(木)で上映終了。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月20日シリーズ全作が世界歴代興行収入ランキングTOP10にランクインするという、空前絶後の“奇跡”を成し遂げた世紀の大ヒットシリーズ、『アベンジャーズ』の最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』。この度、4月26日(金)より全国公開となる本作の特別映像が公開された。あらゆる意味で常識を超えた規格外のアクション・バトル、予測不可能な展開に満ちた衝撃のストーリー、そしてロバート・ダウニーJr.やスカーレット・ヨハンソンをはじめとする豪華キャストによる最後の競演と壮大な人間ドラマがついに完結を迎える本作。公開された映像で、ダウニー Jr.自らが「衝撃的だった」と語るのは、ヒーロー映画の常識を打ち破る結末で、全世界を震撼させた前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。最強ヒーローによる究極のチーム“アベンジャーズ”の前に、最凶最悪の敵サノスが出現。全宇宙の生命を半分にするという彼の野望を阻止しようと、アイアンマンをはじめ、スパイダーマンやドクター・ストレンジらが一丸となって死闘を繰り広げた。しかし究極の力を秘めた石を手に入れ、無限大の力を得たサノスは、惑星をも投げ飛ばす強烈なパワーを発揮。これまで宇宙から迫り来る敵や暴走する人工知能など、数々の脅威に立ち向かってきたアベンジャーズでさえ、その強さには敵わなかったのだ。彼らが敗北したことで、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が消滅、まさかの結末で幕を閉じたのだ。しかし彼らは失った仲間たちを救うため、1度は敗北を喫したサノスに“史上最大の戦い”を挑むことを決意する。「アベンジャーズ最大の挑戦よ」と語るヨハンソンを筆頭に、クリス・エヴァンスやブリー・ラーソンも『アベンジャーズ/エンドゲーム』で“マーベルの最高潮”を迎えると大絶賛。10年以上に渡って、壮大なスケールとヒーロー同士の対立や絆などの人間ドラマで観客を魅了し、“ヒーロー映画”という枠を超えて、世界中から愛されるシリーズとなったマーベルだが、キャスト自身がクライマックスだと語る本作は、『アベンジャーズ』シリーズの“完結”を飾る作品として、また映画界に新たな歴史を刻む作品として、全世界を揺るがすこと間違いなしだ。さらにジェレミー・レナーやダウニー Jr.は、「絶対に誰も予測できない展開が待っている」とも話している。まだ物語のほとんどが明かされていないが、アベンジャーズの完結、消えてしまった仲間たちの行方、サノスとの戦いのなかに隠された、“予測不可能”な展開とは……?『アベンジャーズ/エンドゲーム』4月26日(金)より全国公開
2019年04月19日『アベンジャーズ/エンドゲーム』の大きなネタバレになるスクリーンショット、GIF画像、短い動画がTwitterとRedditに流出したという。「Gizmodo」によれば、試写会で録画されたような動画であり、アラビア語字幕がついていたとのこと。これを受け、マーベル・スタジオは監督のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟からの手紙を公開。リークについては直接触れていないものの、ファンにネタバレ投稿の自粛を求めた。手紙は「世界の偉大なファンたち」に宛てて書かれている。2008年の『アイアンマン』から始まり『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで、「きみたちはこれらの物語に時間、心、魂を費やしてくれた。だからこそ、もう一度だけ助けを求めたいんだ」というルッソ兄弟。「数週間のうちに『エンドゲーム』を観たら、ネタバレをしないでほしい。ほかの人たちのために。きみたちだって、ネタバレをされたらイヤだよね?」と呼び掛けた。ロッソ兄弟を含む『エンドゲーム』に関わった人たちは、3年をかけて、11年に及ぶ「インフィニティ・サーガ」の締めくくりにふさわしいサプライズ・エンディングに力注いできたのだという。「忘れないで。サノスはいまもまだ君たちの沈黙を要求しているよ。いつものことだけど、幸運を楽しんで観て」。ハルク役のマーク・ラファロやソー役のクリス・ヘムズワースもこの手紙をリツイートしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月17日名実ともに今世紀最強のエンターテイメントとなった、マーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』。本作の公開に先駆け、4月15日(月)夜、韓国・ソウルにてファンイベントが開催。アイアンマン役ロバート・ダウニー・Jr.、ホークアイ役ジェレミー・レナー、キャプテン・マーベル役ブリー・ラーソンに監督のルッソ兄弟、ケヴィン・ファイギが登壇した。会場となったチャンチュンアリーナには、世界中を魅了するNo.1映画シリーズならではの大掛かりなセットが組まれ、まさに壮大なクライマックスを迎える本作にふさわしい雰囲気。そこにはおよそ4,000人ものファンが集結し、アジア各国から総勢150名にも及ぶメディアが詰めかけた。ロバート・ダウニー・Jr.「ここに来られてとても嬉しいよ!」興奮気味に挨拶「アベンジャーズ」シリーズ完結編である本作の公開を目前に控えたイベントとあって、始まる前からすでに異様な熱気に包まれる中、ついにステージ上にゲストたちが登場するとファンからは絶叫のような歓声が!最新鋭のパワードスーツで戦うセレブヒーロー、アイアンマン役ロバート・ダウニー・Jr.をはじめ、本作で日本のシーンに登場するとみられている弓の名手ホークアイ役ジェレミー・レナー、規格外のパワーを備えた不屈のヒーロー、キャプテン・マーベルとしてシリーズ初参加を果たすブリー・ラーソン、そして、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)全作品のプロデュースを務めるマーベル・スタジオのプレジデント、ケヴィン・ファイギ、本作のメガホンをとったアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が肩を並べた。長年「アベンジャーズ」メンバーとして共演をしてきたダウニー・Jr.とジェレミーが仲の良い和気あいあいとした様子をみせれば、ブリーはファンにキュートな笑顔を振りまく。ファンへ向けダウニー・Jr.が「本当にすごいよ! ここに来られてとても嬉しいよ!」と興奮気味に挨拶をすると、さらなる大歓声が沸き起こり、ブリーも「(会場の皆さんの)とてつもない愛を感じるわ」とファンの温かい声援に応えていた。ケヴィン・ファイギ「ダウニー Jr.がみんなを引っ張ってくれた」質問コーナーで、「自分たちが真のチーム、アベンジャーズだと感じる場面はありましたか?」と問われたケヴィンは、「撮影をしているこのメンバーは、常に家族のような気持ちでいるよ。とくにダウニー Jr.がみんなを引っ張ってくれたんだ。彼がいるだけでアベンジャーズ気分が味わえたよ」と、ダウニー Jr.との11年間を感慨深げにふり返ってコメント。そんなダウニー Jr.は、「本作の公開日には何をする予定ですか?」という問いに対し、「変装をして、韓国の映画館を回る予定だよ! みんなのポップコーンをつまみたいと思っているんだ」とジョークで応じ会場の笑いを誘った。ファンからの逆サプライズ演出にブリーら感激また、この日は、会場にいるファンからのリクエストにこたえるというスペシャルコーナーもあり、ジェレミーがこの日が誕生日だという女性を目の前で祝福したり、ブリーやダウニー Jr.が励ましの言葉を贈ったりなど、ファンにはたまらない演出の連続。その後には、本作のテーマカラーである紫色のサイリウムを会場のファンが一斉に掲げ、感謝のこもった熱いメッセージを送るなど逆サプライズ演出。これにはゲストも大感激し、ブリーが思わず涙を浮かべる場面も。アンソニー・ルッソ監督も「本当に最高だよ!」と嬉しさをにじませるなど、ファンだけでなくゲストにとっても印象深いイベントになった様子だ。最後にダウニー Jr.は「『アイアンマン』でジョン・ファヴローと初めて韓国に来た時に、このシリーズをずっと続けられるんじゃないかという実感を持てた! そう思わせてくれたのが韓国だったんだ! そのころ皆は、まだ若かったと思うんだけど、ここまで応援してくれた皆さんのことをとても誇りに思っているよ! 本当にありがとう!」と熱いメッセージを送ると、会場は地響きが起こるほど大きな盛り上がりを見せ、盛大なエンディングとなった。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金) 全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©2018 MARVEL
2019年04月16日世界待望の『アベンジャーズ』シリーズ完結編『アベンジャーズ/エンドゲーム』の“勝利祈願”イベントが4月11日(木)、東京・千代田区の神田明神で行われ、日本語吹替え版で声優を務めた米倉涼子(ブラック・ウィドウ役)、加藤浩次(ロケット役)が出席した。■米倉さん「必ず勝てると信じています」最凶最悪の敵“サノス”の計画によって、アベンジャーズのメンバーを含む「全宇宙の生命の半分が滅ぼされてしまう」という空前絶後のエンディングを迎えた前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。いまだその全ぼうが明かされない本作『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、キャプテン・マーベルら生き残ったメンバーたちの逆襲がついに幕を開ける!この日、イベントが開催された神田明神は、1300年の歴史を誇る江戸総鎮守で、徳川家康が関ヶ原の戦いに赴く際に祈願し、天下統一を果たした“必勝のパワースポット”。まさに背水の陣で戦いに挑むアベンジャーズにとって、うってつけの場所とあって、米倉さんも「たくさんの皆さんに楽しんでいただけるように、祈願いたしました。お守りもいただいたので、必ず勝てると信じています」と必勝宣言した。■加藤さん「桜が葉桜になるように、アベンジャーズも終わるんだなと」米倉さん演じるブラック・ウィドウ、加藤浩次さん演じるロケットはともに、サノスから逃れて、生き残ったキャラクター。前作のエンディングをふり返り、米倉さんは「本当に塵のように消えてしまうなんて…。まずはブラック・ウィドウが消えるのか、消えないのか確認した」といまも驚きを隠せない様子。加藤さんは「あのロケットが、アベンジャーズの仲間入りをするなんて。純粋に感動しましたし、今回は間違いなく決着がつきますから、僕自身、とても楽しみ」と気持ちを高めていた。ブラック・ウィドウ&ロケットの共闘も予想され、米倉さんは「ロケットさんは強烈で凶暴。小さいけど強くて、仲間意識が強くてリーダーシップもある」と全幅の信頼。今回で、シリーズが完結する件には「たくさんのヒーローが集まり、仲間になれたので、何て言うか終わりきれない。新アベンジャーズができるんじゃないですか!?」(米倉さん)、「桜が葉桜になるように、アベンジャーズも終わるんだなと。まったく違った形で登場する可能性はあると思う」(加藤さん)と複雑な心境を明かしていた。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©2018 MARVEL
2019年04月11日女優の米倉涼子とお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が11日、東京・神田明神で行われた映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』勝利祈願イベントに登場した。本作は、大ヒットシリーズ「アベンジャーズ」の完結編。前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、最凶最悪の敵“サノス”によって人類の半分が、そして “アベンジャーズ”も多くのヒーローたちが消滅してしまうという衝撃のラストを迎えたが、“アベンジャーズ”の“逆襲(アベンジ)”が始まる。公開を前に、アベンジャーズの起死回生をかけた“最後にして最大の逆襲”の勝利を願って、日本版吹替を務める米倉(ブラック・ウィドウ役)と加藤(ロケット役)が、必勝のためのパワースポット・神田明神にて勝利祈願。米倉は「たくさんのみなさまに楽しんでいただけるよう祈願しました。勝ち守もいただいたので必ず勝てると信じています」と力を込め、加藤は「生まれ変わった気持ちです」と自由すぎる発言で笑いを誘った。本作でアベンジャーズが完結することに、米倉は「なんか終わり切れないなって。せっかくあんなにたくさんのヒーローたちが集まって仲間になれたのに、これが本当のエンドゲームなのか信じられない気持ちですね」と心境を告白。加藤は「桜も葉桜になってしまうように、アベンジャーズも終わるんだなと、いろいろ複雑な気持ちでいます」と桜に重ねてしみじみと語った。また、今後について米倉は「続いていくんじゃないかなと期待していますし、ブラック・ウィドウとしてもできれば応援していきたいなという期待はありますし、新アベンジャーズみたいのができるんじゃないですか」と期待。加藤は「アベンジャーズじゃない形になるんじゃないか。どういった形になるのか僕自身も楽しみにしています」と話し、米倉から「アベンジが終わったら何になりますか?」と聞かれると、「アベンジャーズファーム。全員で農場をやって幸せなのどかな暮らしを」とまったく違う展開を提案して笑いを誘った。
2019年04月11日『アベンジャーズ』シリーズ完結編となる最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開を記念して、シリーズ全4作品を一挙上映するイベント<「アベンジャーズ」マラソン応援上映>の開催が決定した。今回のイベントでは、その誕生を描いた『アベンジャーズ』(’12)から、スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)らが新しくアベンジャーズに仲間入りした『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(’15)、史上最凶の敵サノスによって窮地に陥った世界を救うため、前代未聞の数多くの豪華オールスター・ヒーローが集結した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(’18)といった過去3作品。さらに、全世界待望の最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』を加えたシリーズ全4作品を一挙上映!1~3作までは“応援上映”となっており、推しのヒーローに声援を送ることも可能。アベンジャーズが歩んできた壮大な物語を、なんと1日で劇場のスクリーンで鑑賞することができるという、またとない超貴重な上映会。会場は大盛り上がりとなること間違いなしだ。なお、チケット発売日は4月19日(金)0時から。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年7月4日より全国にて公開© Marvel 2015アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©2018 MARVEL
2019年04月09日世界中から注目を集める大ヒットシリーズ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』と、日本で絶大な人気を誇るアニメの劇場版最新作『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』の夢のコラボが実現!「平成」というひとつの時代が終わり、「令和」という新たな時代が始まる今年の特別なGWの映画界を盛り上げるべく、“アイアンマン”の日本語吹き替えを務める藤原啓治、“江戸川コナン”の声優を務める高山みなみによる豪華スペシャル映像も公開された。かつて共に劇場を盛り上げてきた“良きライバル”でありながらも、決して交わることのなかった2つの“最強”が、海を越え、夢の初共演が実現!今回解禁となったのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のポスタービジュアルとリンクした『名探偵コナン 紺青の拳』の特別ビジュアルと、“江戸川コナン”の声優としてお馴染みの高山みなみ、そしてアベンジャーズの中心人物アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)の日本語吹き替えを務めてきた藤原啓治による豪華スペシャル映像。映画シリーズ世界No.1「アベンジャーズ」の紹介を高山さん、日本アニメNo.1「名探偵コナン」の紹介を藤原さんが担当しており、日本の声優界を牽引する2人がリレーナレーションを務める、双方のファンにとっても垂涎の映像となっている。高山みなみ「色々飛び越えちゃったコラボができるなんて!」今回の“掟破り”のタッグについて、高山さんは「光栄です! まさかアベンジャーズと、色々飛び越えちゃったコラボができるなんて! まさに掟破りのタッグですね!」と興奮のコメント。「不思議なストーリーの共鳴に、ドキドキがドキドキを呼び爆発しそうです。アベンジャーズもコナンもヒーロー揃い。それも、絶体絶命の危機を乗り越えていける、映画を盛り上げていけるヒーローたちです。新しい時代のGWは、映画館でこのヒーローたちのパワーをチャージしてくださいね!」と語る。藤原啓治「アベンジャーズもガンガン盛り上がってほしい」また、藤原さんは「同時期に公開される作品は本来ならライバル関係ともいうべき存在のはずなんですが、海を越えタッグを組んでGWの映画界を盛り上げていくという事で大いに期待しています。名探偵コナンに敬意を表しつつ、アベンジャーズもガンガン盛り上がってほしいですね!」と海を越えたタッグに期待感溢れるコメントを寄せている。日本を席巻してきた2作品による、まさに“奇跡”としか呼べないコラボレーション。今年のGWは、史上最大の戦いを迎える“最強たち”の活躍を目撃するしかない!なお、“掟破り”の豪華共演によるスペシャル映像は、4月12日(金)より全国のTOHOシネマズ、松竹マルチプレックスシアターズ、ユナイテッド・シネマ、イオンシネマ、コロナシネマワールド系列の一部劇場でも期間限定で上映予定。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国にて公開。『名探偵コナン 紺青の拳』は4月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名探偵コナン 紺青の拳 2019年4月12日より全国東宝系にて公開Ⓒ2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©2018 MARVEL
2019年04月08日ジョー・ルッソ監督が、まもなく公開になる『アベンジャーズ/エンドゲーム』のイベントで、同作の裏話を語った。公開前のネタバレを避けるため、スパイダーマンを演じているトム・ホランドに台本を渡さずに撮影したという。トムといえばこれまでに何度もあっけらかんとネタをばらしてしまった問題児。昨年の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のプロモーションでは、トムからのネタバレを防ぐために共演者のベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ役)がそばで目を光らせる姿も話題になった。信用ならぬトムについて、ルッソ監督は「うん。トムには台本を渡さなかったよ。彼が分かるのは自分のセリフだけ。誰を相手に演じているのかも分からなかっただろうね。撮影シーンでなにが起きているのかということを、口で伝えるだけに徹したから。だって、彼は(映画の内容を)だまっていられないからさ」と語った。確かにトムも昨年、コミコンで今作の撮影についてこんなことを語っていた。「監督たちが『きみはここに立って、ある男と戦っているって設定ね』って言うもんだから、『オーケー、誰と戦うの?』って聞いたんだ。そうしたら『それは言えないよ。秘密だから』だって」。相手が誰かも分からず、15分ほど“エア・パンチ”シーンを撮影したトム。台本なしのそうした撮影も「いまじゃすっかり慣れたよ」とのことだった。(Hiromi Kaku)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©2018 MARVEL
2019年04月03日世界的大ヒットシリーズ「アベンジャーズ」が完結する『アベンジャーズ/エンドゲーム』から、胸がアツくなること必至、初公開シーン満載の60秒の最新映像が公開された。新たな映像が解禁されるたびにSNSへのアクセスが殺到し、動画再生回数が映画史上NO.1の数字を記録するなど、社会現象ともいえる注目を集めている本作。この度公開されたのは、ファンの期待を遥かに上回る“胸アツ”&“衝撃”シーン満載の初公開シーンばかりの最新映像だ。ついに集結!史上最大の“大逆転”へ壮絶な戦いの末、絶望の淵に立たされたヒーローたちが立ち上がる。宇宙と地球、遠く離れていたアイアンマンと最愛の人ペッパー・ポッツが感動の再会。そして、かつて友情や正義に対する考え方の違いから、ヒーロー同士の戦争を巻き起こす事態にまでにいたったキャプテン・アメリカとアイアンマンがついに対面し固く握手!ライバルであり、仲間でもある2人が、全宇宙の生命が半分になってしまった最悪の状況の中で再び共に立ち上がる。2人の最強ヒーローが再び出会ったいま、ここから本当の“大逆転”が始まるのだ。キャプテン・マーベルら“新顔”もいる新「アベンジャーズ」手を取り合ったアイアンマンとキャプテン・アメリカを筆頭に、最凶最悪の敵サノスとの戦いのあと、散り散りになっていたヒーローたちもついに集結!新たに「アベンジャーズ」に参加するキャプテン・マーベルをはじめ、ソーやブラック・ウィドウ、ウォーマシーンにロケットらも、戦いに挑むためか、宇宙船に乗り込みどこかへ向かっている。そして最後、彼らの前に再び現れたのは、最凶最強の敵サノス。アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命が半分に消し去られ、塵となって消える仲間たちを成す術なく絶望とともに立ちつくすしかなかった彼ら。しかし決して諦めることはなく、“いまはここにいない”仲間たちを救うため、再び現れた敵を前に真っ向から立ち向かっていく姿には、いよいよ始動する“逆襲”(アベンジ)へ期待が高まる。なお、4月5日(金)より、本作の前売り券発売が決定。今回は、3枚1セットとなったコレクタブルカードの豪華な特典付き。<“アイアンマン”セット>、<“キャプテン・アメリカ”セット>、<“ソー”セット>、<“エンドゲーム”セット>の4種類が用意されており、絵柄には赤と黒で描かれたアイアンマンやキャプテン・アメリカをはじめ、今回新たにアベンジャーズへの参加が決定したキャプテン・マーベルや、最凶最悪の敵サノスも!このビジュアルに描かれている熱い眼差しを送る彼らの目にも、“ここにいない仲間”のため、戦いに挑む強い決意が感じられるものばかりとなっている。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©2018 MARVEL
2019年04月03日4月26日(金)より公開される映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』。この度、本日4月1日エイプリルフールを記念して特別映像が公開された。本作は、シリーズ全作が世界興行収入ランキングTOP10にランクインする大ヒットシリーズ『アベンジャーズ』の完結編。前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、最凶最悪の敵“サノス”によって、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が一瞬で滅ぼされてしまった。残されたアイアンマンをはじめとするヒーローたちはもう一度集結し、サノスに立ち向かうため、そして世界を救うために、最後にして史上最大の戦いに挑む。この度公開された特別映像は、世界に愛されるヒーロー、ミッキーマウスがトレーニングに励む様子を捉えたもの。入念なストレッチから始まり、主に上半身を鍛えていた様子。ミッキーは「アベンジャーズに参加できるなんてワクワクするな。みんなの力になれるよう頑張るから、応援してね!」とコメントを寄せた。4月1日はエイプリルフールということで、今年スクリーンデビュー90周年のミッキーマウスと、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)スタートから10周年を迎えたマーベル・スタジオによる夢の共演となった。『アベンジャーズ/エンドゲーム』4月26日(金)より全国公開
2019年04月01日ついにマーベル・シネマティック・ユニバース初の女性ヒーロー主演作『キャプテン・マーベル』が公開された。キャプテン・マーベルは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のラストでニック・フューリーがSOS信号を送った相手として注目を集めていたが、ふたを開けてみれば、マーベル史上でも最強のパワーを持つ女性ヒーローを、オスカー女優ブリー・ラーソンが男性層に一切媚びることなく演じており、ヒーロー史に新たな一ページを開いてみせた。そんなニューヒーローの活躍を楽しむのに最適な上映フォーマットが4DX。前述の通りキャプテン・マーベルはとてつもないパワーの持ち主で、両腕からビームを放ち、宇宙や空を飛び回り、走行中の地下鉄に飛びついてみせるなど活躍の仕方も派手。風、煙、モーションチェアといた4DXならではの効果と結びつくことで、キャプテン・マーベル自身もコントロールしきれない強大なパワーを体感することができる。また、本作の物語は、記憶を失くした主人公が自分自身を探し求めるエモーショナルな冒険でもある。そこで4DXのチームは繊細かつ感性的な演出を心がけ、キャプテン・マーベルの“感情”と“力”の両面への理解が深まるように注力したという。また『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』4DXの時と同様に、メインキャラクターそれぞれに専任の4DXプロデューサーを配置。4DX効果においてもキャラ分けを図るコダワリには、頭が下がるばかりだ。そして、実際に本作を4DXで鑑賞してみた上でのおすすめポイントは、劇中で何種類も登場する“飛ぶ乗り物”の表現だ。キャプテン・マーベルは「幼い頃から空に憧れていた有能なパイロット」という設定で、宇宙空間では宇宙船、地球では飛行機を操縦するシーンが多い。だからこそ、飛んでいる感覚を体で味わう風の表現だけでなく、座席を通じてダイレクトに伝わる“振動”が生きてくる。エンジンが刻むリズムや機体の揺れを再現する“振動”が、まるで自分もコックピットに座っているかのような本物感を与えてくれるのである。劇中で、アメリカ初の宇宙飛行士たちを描いた傑作映画『ライトスタッフ』のビデオパッケージがチラリと登場するのも、広い意味での“すべての飛行士たち”にリスペクトを捧げるという表明に違いない。『キャプテン・マーベル』4DXは、性別を超えた「飛びたい!」と普遍的な願いを叶えてくれる。自分の夢を追うことを決して諦めないキャプテン・マーベルとシンクロして、一緒に大空にはばたくことができる4DXでの鑑賞をおすすめしたい。『キャプテン・マーベル』公開中関連リンク『キャプテン・マーベル』特集()取材・文:村山 章
2019年03月18日約半日ほど前に、マーベル・スタジオと『アベンジャーズ』のツイッターアカウントが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の新ポスターを公開。凛々しい表情のキャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、アイアンマン、キャプテン・マーベルら13人のビジュアルが写っているのに対し、ポスターのトップに掲載されているキャスト名はなぜか12人…。『ブラックパンサー』でオコエ役を演じたダナイ・グリラの姿はあるのに名前だけがなく、ポスターには写っていないグウィネス・パルトロウやベネディクト・ウォンと同じ扱いでボトムに名前が掲載されていたのだ。ダナイ及びオコエのファンたちはこれに激怒。「アライグマのロケット役の声優を務めているブラッドリー・クーパーの名前さえトップにあるのに、なぜダナイの名前がないのか…」という声を上げたり、ポスターのトップに白字で「AND DANAI GURIRA」と付け加えた画像を投稿するなどして、マーベルに抗議した。マーベルはこれらの声を重く受け止め、ポスターを修正。最初のポスターの公開から約10時間後にダナイの名前をトップに掲載した新バージョンのポスターを公開した。ファンたちは「そうでなきゃ!」、「ありがとう」、「前のよりずっといい!」と安堵したようだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©2018 MARVEL
2019年03月15日