DIY好きで自宅にインクジェットプリンターがあれば知っておきたい印刷のアイデア。クッキングシートには、表面にシリコンが塗布されていて、紙に液体 (肉汁やソース) が染み込まないようにできています。ここでは、この性質を利用して木工 (特に看板作りなど) に生かす方法をお伝えします。○クッキングシートを使う用意するのは、シリコーンが使われているクッキングシート (この他にワックスペーパーを使う場合もあります)、A4用紙、マスキングテープ、カッター、ものさし、タオル、スチームアイロン。また、転写データを作成するためのソフトもご用意ください。筆者はAdobe Illustratorを使用していますが、WordやPowerPointなどのOfficeアプリケーションでも作成できます。最初にクッキングシートをA4用紙位の大きさに切り、マスキングテープで短辺側そろえてA4用紙とクッキングシートをとめます。ここでA4用紙を使うのは、薄いクッキングシートがプリンターの中で紙詰まりを起こすことを防ぐためです。A4用紙を表にして、はみ出たクッキングシートをカッターと定規で切り落とします。○転写データは反転イメージを制作します転写したいイメージは、制作後に左右または上下で反転させてください。これは、インクで印字された面をひっくり返して木材に転写するためです (印鑑のデザインと同じ……と考えるとイメージしやすいと思います)。ここでは印刷データをどれくらいキレイに転写できるかを検証するため、インクジェットプリンターに搭載されいる印刷用の4原色、C (シアン)、M (マゼンタ)、Y (イエロー)、K (ブラック) で試しています。印刷は、お手持ちのプリンターで試し刷りをしてからがいいでしょう。なお、用紙を入れる方向と面 (マスキングテープを貼った側から給紙されるようにすること)とクッキングシート側の面に印字するという点にも気を付けてください。○印刷後は手早く一発勝負で!以下の写真は印字されたクッキングシートです。水分を吸収しない紙に印字しているので、多少のにじみなどはあると思います。ただ、木材に転写すれば結局かすれた感じに仕上がることになるので、気にせずに作業を進めます。クッキングシートは、木材にのせやすいサイズにカットします。この時、印字された部分に触れないようにしましょう。クッキングシートを木材にのせたら、マスキングテープでとめ、上からタオルをそっとかぶせます。続いてスチームアイロンを最高温度に設定します。最初は真上から押し当てて、前後左右に押し当てながら動かして木材に文字を転写します。これで転写完了です。転写直後はインクがまだ半乾きですので触れないようにしましょう。シアンとマゼンタはかなりはっきり転写できました。一方、イエローとブラックはうまく転写できませんでした。(イエローは木材の色に似ているせいかもしれません)。印刷から転写までは、できるだけ早く作業し、インクがクッキングシート上で乾いてしまわないうちに転写するのがコツ。また、印刷設定 (用紙や印刷品質) を変更することで、さらにベターな仕上がりが実現できるかもしれません。A4用紙とクッキングシートはいずれも安価ですが、同じように印字してもクッキングシートに吸水性がないため、プリンターから出てくる過程でかすれたりする現象は少なからず発生します。その点を考慮すると、一文字ずつ印字して転写していく方法が正解かもしれません。なお転写後に完全に乾くと、こすってもそう簡単には色落ちはしないようですが、仕上げにクリア塗装するなどすれば安心ですね。プリンターを使って、自分でデザインした文字を木材に転写する方法執筆:Ulasam手工芸、民族音楽を愛するギャラリー&ショップ店主。「モットーは創意工夫」ということで、日夜、DIYやハンドメイドの情報収集と実践に明け暮れる日々。実は調理師の資格も持ち、料理の腕前もかなりのもの。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年11月21日ブラザー販売では、最大3枚の写真を同社のインクジェットプリンタ「プリビオ」で印刷して自宅に届ける「プリビオお試しキャンペーン」を開催中。「プリビオをTry!」と「評価してプレゼントをGet!」という2つのキャンペーンを行っている。今回のキャンペーンは、インクジェットプリンタ「プリビオ」の画質を、「プリビオ」を持ってないユーザーなどに実感・評価してもらうためのもの。「プリビオをTry!」は、最大3枚までの写真を「プリビオ」で印刷して自宅に届けてくれるキャンペーン。これにより、多くの人に「プリビオ」の高画質を広げたいとしている。開催期間は2015年12月20日まで。応募費用は無料だが、ブラザーオンラインの会員登録が必要となる。プリント写真は、申し込みから約5営業日後に届く予定。「評価してプレゼントをGet!」では、受け取った写真を評価することで景品が当たるキャンペーン。届いた写真の台紙に記載してあるURL、またはQRコードから専用ページにアクセスし、画質を評価する。集まった評価はリアルタイムで確認可能。評価した人を対象に、抽選で「特製今治タオル」を100名に、もしくは「今治産バスローブ」を20名にプレゼントする。開催期間は2016年1月31日まで。詳細はキャンペーンサイトを参照のこと。
2015年11月19日XYZプリンティングジャパンは27日、家庭向けのコンパクト3Dプリンタ「ダヴィンチ Jr. 1.0w」を発表した。発売は10月30日。価格は税込59,800円。「ダヴィンチ Jr. 1.0w」は、同社の3Dプリンタシリーズ「ダヴィンチ Jr.」の新モデル。新たにWi-Fi機能を内蔵し、PCとの無線ネットワーク接続が可能になった。ネットワーク内の対応機器を操作する専用アプリ「XYZprinting App」に対応。タブレット端末などから「ダヴィンチ Jr. 1.0w」を操作できるほか、同社の3Dデータ共有サイト「XYZギャラリー」にアクセスし、PCレスでプリントできる。本体にSDカードスロットを搭載し、SDカード内の3Dデータを直接3Dプリントできる。主な仕様は、本体サイズがW420×D430×H380mm、重量が12kg、印刷方式が熱溶解樹脂積層(FFF:Fused Filament Fabrication)方式、最大出力サイズがW150×D150×H150mm、プリントヘッド数がシングル、本体表示が日本語(カタカナ)など。PCとはUSB 2.0でも接続可能で、対応OSはWindows 7以降、OS X 10.8以降。
2015年10月27日XYZプリンティングジャパンは10月27日、同社のパーソナル/ファミリ向け3Dプリンタ「ダヴィンチ Jr.」シリーズにWi-Fi機能を搭載した「ダヴィンチ Jr. 1.0w」を追加し、10月30日より発売すると発表した。価格は5万9800円で、ハンディタイプ3Dスキャナー「XYZ ハンドヘルド 3Dスキャナー」をバンドルした「3Dスキャナーパック」も、11月10日より7万4800円にて2016年1月15日までの期間限定キャンペーンとして販売する予定だ。Wi-Fi機能の搭載により、ダヴィンチ Jr. 1.0wと同じネットワーク環境下であれば、専用アプリ「XYZprinting App」を用いて、 iPadやAndroidタブレットから操作することが可能なほか、同社の3Dデータ共有サイト「XYZギャラリー」にタブレットからアクセスし、 そのままダイレクトに3Dプリントすることも可能だ。また、容易な着脱を可能にしたエクストルーダの導入により、 メンテナンスがしやすくなったほか、同梱されている専用ユーティリティソフトウェアを利用することで、作成したオリジナル3Dデータを公開したりすることも可能になるとする。
2015年10月27日セイコーエプソンは10月27日、レシートプリンタの新商品としてタブレットPOSに最適化した小型・コンパクトな「TM-m10」および「TM-m30」を発表した。TM-m10は、従来機比で1/4となる102mm×102mm×112mmの手のひらサイズを実現したレシートプリンタで、印字速度は最大150mm/秒、用紙幅は58mmに対応している(上向き排紙)。また、ロール紙の変更を容易にするリフトアップ機構も採用しており、コンパクトな筐体ながら、ロール紙の芯を取り出しやすくなる工夫が施されている。さらに、有線LAN+USBモデルとBluetooth+USBモデルの2モデル(筐体カラーとしてはホワイトとブラックの2種類が設定されているため合計4モデル)を用意。BluetoothモデルはAppleからMFiライセンスプログラム認定も取得しているため、iPad/iPhoneなどのiOS端末とのBluetooth接続が可能だ。一方のTM-m30は、従来機比1/2となる127mm×127mm×135mmのコンパクトサイズを実現しつつ、用紙幅は58mm/80mmの両方に対応可能。モデルとしては有線LAN+USBモデルと、Bluetooth+USBモデルの2モデルを用意(筐体カラーはブラックとホワイトの2種類が設定)されている。また、消耗品であるロール紙の減りを減らすことを目的に、印字前にレシートを若干巻き戻すことでレシートのトップマージンを最小2mmにできる「用紙節約機能」も搭載したほか、オプションの活用により壁掛けも可能となっている。さらに、このほかのオプションとしてSTN液晶を採用したUSB接続のカスタマディスプレイや、IEEE 802.11a/b/g/n対応(2.4GHz/5GHz両対応)の無線LANユニット(USBドングルタイプ)の提供も予定されている。加えて2製品ともに筐体を覆っているパネル配置を変更することで、手軽にロール紙の排紙向きを変更することが可能(上向き/横向き)なほか、対応する小型のキャッシュドロアーも新たに開発。レシートプリンタと組み合わせてコンパクトなレジ周りを実現することが可能となった。このほか、スマートデバイス用アプリケーション開発に向け、従来2つあったSDKを統合し、「Epson ePOS SDK」として新たに提供。これにより柔軟にタブレットPOSアプリを開発することが可能となったほか、カスタマディスプレイの文字設定なども容易に行うことが可能となった。なお、予想市場価格はTM-m30が5万円台中盤、TM-m10が5万円台前半とのことで、同社では、2015年12月上旬の販売開始以降、1年間で約1万台の販売を予定しているとする。
2015年10月27日リコーは10月27日、自社ブランド製品として初となる3Dプリンタ「RICOH AM S5500P」を開発したと発表した。同製品は、同社とアスペクトが共同で開発したもので、粉末状の材料にレーザーを照射して焼結させる粉末焼結積層造形(SLS)方式を採用することで、高精細・高耐久な造形物の制作を実現。造形材料には、PA11、PA12といったSLS方式で主に利用されている樹脂材料のほか、より高機能で汎用性のあるPA6やPPの利用も可能なため、機能試験用途としての自動車部品や、最終製品用途としての部品の造形にも対応することができるという。造形エリアは幅550mm×奥行550mm×高さ500mmで、複数種類の部品を一度に造形したり、大型部品の一括造形も可能となっている。また同社はすでに他社の3Dプリンタの仕入れ販売のほか、コンサルティング、3Dデータの設計、造形といったサービスを提供してきており同製品をサービスのラインアップに加えることで、顧客のものづくりイノベーションの支援を強化していきたいとしているほか、今後もアスペクトと共同で、独自材料の開発や機能強化を図っていきたいとしている。なお、2015年10月30日より日本での受注を開始。価格は7500万円(税別)としている。海外での展開も計画しており、日本での展開後、順次、欧州などに展開を図っていく計画としている。
2015年10月27日XYZプリンティングジャパンは26日、個人・家庭向けの3Dプリンタ「ダヴィンチ 1.0 AiO」の価格を税込99,800円に値下げすると発表した。従来価格は税込119,800円で、20,000円の値下げとなる。2014年11月に発売した「ダヴィンチ 1.0 AiO」は、内部に200万画素カメラ・キャリブレーション用ライト・レーザーダイオードを一体化したユニットを2基備え、対象物のスキャンからPC経由でのデータ生成、3D出力までを一貫して行える3Dプリンタ複合機。主な仕様は、印刷方式が熱溶解樹脂積層(FFF:Fused Filament Fabrication)方式、最大出力サイズがW190×D200×H200mm、解像度が100~400ミクロン、プリントヘッド数がシングル、ノズル直径が0.4mm。本体表示は日本語(カタカナ)など。PCとの接続はUSB 2.0で、対応OSはWindows 7以降、OS X 10.8以降。プリント用ソフトウェア「XYZware」のサポートデータ形式はデータはデータは.das、.stl。同社は今回の価格改定により、モデリングができず3Dプリンタを敬遠しているユーザーなどを視野に、新たなユーザー層の獲得を目指す。
2015年10月26日三菱鉛筆は10月30日、インク乾燥時間を従来品の1/3以下に短縮した蛍光ペン「プロパス ウインドウ クイックドライ」を、全国で新発売する。○速乾性に優れ、こすれにも強いインクを使用2000年に発売した「プロパス ウインドウ」シリーズは、ペン先の窓から文字が見え、はみ出さずにマーキングできる蛍光ペン。その書きやすさで学生から社会人まで評価が高かったが、表面に塗工が施されたツヤのある紙にマーキングすると、インクの乾きが遅く手や紙が汚れてしまうことが不満点として挙げられていた。そこで同社は、インクの乾燥時間を同社従来品の1/3以下に短縮させる『Q-Dry(クイックドライ)インク』を開発。液体の速乾性を高めながら、色材粒子は紙にしっかり定着するため、こすれにも強いという。教科書のようなツヤのある紙でもすぐに乾き、普通紙では蛍光ペンの引き終わりに溜まるインクの乾きも速いため、手や紙を汚さずにラインを引くことができるとのこと。従来シリーズ同様、ペン先の窓から文字を見ながらマーキングできるため、チェックしたい部分だけをはみ出さずにラインを引くことができる。インク色は、スカイブルー・グリーン・イエロー・オレンジ・ピンク。価格は1本130円(税別)。3色セットは390円(税別)、5本セットは650円(税別)。
2015年10月21日キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノンが手がけるカメラやプリンター、ビデオカメラなど幅広い製品を対象としたキャンペーン「All Canon プラチナ・キャンペーン」を10月10日から開催する。キャンペーン期間は2016年1月12日まで。All Canon プラチナ・キャンペーンは、キヤノンのカメラやビデオカメラ、プリンターなどが対象となる一斉キャンペーン。購入金額が税込4,000円以上であれば、どの製品を購入していてもキャンペーンへ応募可能だ。応募には「CANON iMAGE GATEWAY」への登録(無料)が必要となる。対象製品は、レンズ交換式カメラ「EOS」、交換レンズ「EF LENS」、コンパクトカメラ「PowerShot」と「IXY」、インクジェットプリンター「PIXUS」、コンパクトフォトプリンター「SELPHY」、ビデオカメラ「iVIS」、フォト&ムービーストレージ「Connect Station CS100」。All Canon プラチナ・キャンペーンでは、絶景が望めるホテルペア宿泊券が当たる「プラチナ・トラベル」コース(250名)、A3ワイド写真集とA3写真額装が当たる「プラチナ・アルバム」コース(50名)を用意。そのほか、一部製品を購入した応募者全員が対象のキャッシュバックキャンペーン、あるいはカメラアクセサリーのプレゼントキャンペーンも実施する。「PIXUS MG7730」「PIXUS 7730F」「PIXUS 6930」では最大3,000円、「EOS M3」では最大20,000円、「EOS Kiss X8i」では最大10,000円、「PowerShot SX60 HS」「PowerShot SX710 HS」「PowerShot SX610 HS」では5,000円のキャッシュバック、「EOS 8000D」ではビアンキ スポルト カメラバッグを、「PowerShot G3」「PowerShot G7 X」では「バッテリーキット」(バッテリー&バッテリーチャージャー用ケース)をプレゼントする。ただし、EOS Kiss X8i、EOS 8000D、PowerShot SX60 HS / SX710 HS / SX610 HSの応募者全員プレゼントの対象購入期間は10月13日から2016年1月12日まで。
2015年10月07日OKIデータは、セイコーインスツル(以下 SII)から、SII子会社のセイコーアイ・インフォテック(SIIT)が展開している大判プリンター事業の事業譲渡を完了したと発表した。OKIデータは10月1日、SIIからSIIT全株式の譲渡を受け「株式会社OKIデータ・インフォテック」(資本金:10億円、従業員数:236名)を設立、事業活動を開始した。また同日、OKIデータの欧米グループ企業へのSII欧米グループ企業からの大判プリンター事業・資産譲渡も完了。なおSIITから提供していた大判プリンターなどの商品販売・サービスは、OKIデータ・インフォテックが引続き提供する。OKIデータは、新領域への高付加価値プリンター事業を成長分野として位置付けており、特にプロフェッショナル市場を重要なターゲットの1つとしているという。今回の事業取得により、大型インクジェットサインプリンターおよびLEDグラフィックスプロッターなどの技術・開発力、ならびに商品ラインアップと販売チャネルを新たに獲得し、今後、印刷・流通・小売業界向けにワンストップ・ソリューションを提供するという。
2015年10月05日ブラザー販売は2日、A6/A7サイズの感熱紙に対応した薄型感熱モバイルプリンタの新製品「MW-145MFi」と「MW-260MFi」を発表した。11月中旬から発売し、価格はオープン、推定市場価格(税別)はMW-145MFiが53,000円前後、MW-260MFiが90,000円前後の見込み。○MW-145MFi「MW-145MFi」は、A7感熱紙に対応した薄型感熱モバイルプリンタ「MPrint」シリーズの新製品。新たにAppleのMFi認証を取得し、iPhoneやiPadといったiOS端末との連携が可能となった。Bluetooth接続で印刷できる。感熱用紙はカセット方式による給紙。本体にリチウムイオン電池を内蔵し、連続で約100枚の印字が可能。主な仕様は、印刷方式がラインサーマルヘッドによるダイレクトサーマル印刷方式、印刷解像度が300dpi×300dpi、印刷速度が約15枚/秒。インタフェースはBluetooth 2.1、USB 2.0。本体サイズはW100×D160×H17.5mm、重量は約300g(充電池、感熱紙を含む)。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10。○MW-260MFi「MW-260MFi」は、A6感熱紙に対応したモデル。使用できる用紙サイズ以外、機能的には「MW-145MFi」とほぼ共通。主な相違点は、印刷速度が約20枚/秒、連続印刷枚数が約50枚であること。本体サイズはW130×D210×H18.5mm、重量は約520g(充電池、感熱紙を含む)。
2015年10月02日カシオ計算機は9月29日、パソコンを使わずにハガキや写真を印刷できるフォトプリンター「PCP-2400」を発表した。発売は10月15日。価格はオープンで、推定市場価格は税別45,000円前後だ。パソコンなしでハガキや写真を印刷できるフォトプリンター「プリン写ル」シリーズの新モデル。PCP-2400には、干支や縁起物の年賀状イラストなど1,000種類のデザインを収録した「年賀状イラスト2016」を搭載した。ハローキティのイラストデザインを充実させ、従来の写真入りデザイン50種類に、イラストのみのデザインを20種類追加している。年賀状260種のほか、1年を通じて使用できるハガキデザインを内蔵。暑中・寒中見舞いや結婚・出産のお祝い、報告など192種類を利用できる。タッチ対応の8型カラー液晶ディスプレイを搭載し、ハガキの作成やトリミング作業などがしやすい。付属のタッチペンを使用して、写真の好きな位置に手書き文字を入力できる。日本語入力システム「ATOK」を採用することで、宛名や文面入力がスムーズに行える。郵便番号がわからないときに都道府県名や市町村名で住所を入力できる「選択住所入力機能」、タッチパネルに手書きで入力できる「手書き認識入力機能」、操作手順を音声で教えてくれる「音声ガイド機能」なども備える。プリント機能は、写真プリント / 写真入り日記 / コメントプリント / 写真カレンダー / インデックスプリント / 写真俳句 / シールプリント / DPOFプリント。絵画変換機能として、水彩 / 油彩 / 色鉛筆 / パステル / 淡彩点描 / ししゅう / シルクスクリーン / ガッシュに対応する。主な仕様は、印刷密度が最大2,400×1,200dpi、印刷フォーマットが縦書き / 横書き / テキスト付き横書き、対応用紙サイズがハガキ / A6 / L判 / 2L判など、印刷可能用紙がフォト光沢紙 / インクジェット用紙 / 普通紙。印刷速度はハガキ宛名が約40秒/枚、ハガキ文面が約45秒/枚、写真L判が約50秒/枚、写真2L判が約75秒/枚。各種データ保存用として、SD / SDHC / SDXCメモリーカード、microSD / SDHCメモリーカード、xDピクチャーカード、メモリースティック、コンパクトフラッシュなどを使える。内部メモリには住所録を約1,000件 / 写真入り日記を150ページ / 写真を100画像 / 作成物を30件保存できる。本体サイズはW263×D164×H158.5mm、重量は約2.5kg(本体のみ)。(c) 1976, 2015 SANRIO CO., LTD.APPROVAL No. G561428
2015年09月30日日立産業制御ソリューションズとムトーエンジニアリングは16日、3Dプリンタ導入・活用時に必要な専門知識を含むサポートを一貫して提供するサービスを、10月1日に販売開始すると発表した。価格はオープン。導入・活用時に専門知識が必要な3Dプリンタだが、両社では「買ってすぐに使える」をコンセプトに、各種サポートを一貫して提供。具体的には、3Dプリンタ導入時セットアップ、保守、3Dモデリング、3Dモデルの解析、3D設計者教育などを提供し、対象は少ロットの多品種部品メーカーや、治具内装メーカーなど。年間1億円の販売を目指す。今回提供されるサービスでは、「3Dプリンタシステム」、「3Dモデリングサービス」、「3Dモデルの解析サービス」、「教育サービス」の4種類が提供される。「3Dプリンタシステム」は、3Dプリンタと出力用ワークステーションなどを導入後、使える状態にセットアップするもの。対象機器は、ムトーエンジニアリング製の「MF-2200」と「MF-1100」、3DSystems製の「Project 3510」シリーズと「Project 5500X」シリーズ」。「3Dモデリングサービス」は、ユーザーが作成した二次元図面から3Dモデルデータを作成する。「3Dモデルの解析サービス」は、制作した3Dモデルの強度解析、熱流体解析、射出成形解析など、3Dモデルについてのコンサルティングを専門スタッフが行なう。「教育サービス」は、基本的な3Dの設計と3Dモデルの静的解析まで含めた3D設計者教育を行なう。
2015年09月16日日立産業制御ソリューションズとムトーエンジニアリングは9月16日、導入・活用時に専門知識が必要な3Dプリンタについて、「買ってすぐに使える」をコンセプトに各種サポートを一貫して提供する3Dモデリング&3DプリンタSIサービスを10月1日から販売開始すると発表した。同サービスには、3Dプリンタとそのセットアップ、3Dモデリング、3Dモデルの解析、3D設計者教育に関するサービスが含まれている。「3Dプリンタシステム」としては、3Dプリンタ、出力用ワークステーション、SOLIDWORKS Standard、システムインテグレーションが提供される。「3Dモデリングサービス」のベースサービスでは、ユーザーが作成した二次元図面から3Dモデルデータを作成するほか、オプションとして「中間ファイル追加納品」「 組立図作成」などを提供する。「3Dモデルの解析サービス」では、製作した3Dモデルに対して強度解析、熱流体解析、射出成型解析などの3Dモデル解析コンサルティングを専門スタッフが実施する。「教育サービス」として、基本的な3D設計に加え、3Dモデル静的解析まで含めた3D設計者教育を実施。同サービスには、 スタッフが指定の場所に出張して行うオンサイト教育と、東京で定期的に実施する教育に 受講者が参加する定期教育がある。価格はいずれのサービスもオープンとなっている。
2015年09月16日前回、文房具カフェ店長推薦の万年筆の「インク」にまつわる情報をお届けしましたが、その中でもご紹介した自分だけの「オリジナルインク」を作ることのできるショップ、東京都・蔵前にある「ink stand by kakimori」にお伺いして、インク作りを体験してきました。「ink stand by kakimori」は、2014年9月に有名文具店「カキモリ」が、同店舗の隣にオープンしたインク作りのための「スタンド」。市販インクのカラーバリエーションでは満足できない人たちが、自分だけの一色を求めて訪れます。店内は、黒と白の配色にカウンターテーブルが配置されているシンプルな設計です。店長の広瀬さんによると、「インクの色を際立たせるために、店内はあえてモノトーンの世界観としました。これから自分の色を作り出してほしいという想いを込めています」とのこと。カウンターには、16種類のインク原液、スポイト、カップ、試し書き用の紙とガラスペンの「混色キット」が置いてあり、ここから2~3色のインクを選んで、自分の好きな分量を混ぜ合わせていくことでオリジナルインクを作成します。来店する人が作る「色」の傾向を聞いてみたところ、人気なのはやはりブルー系。しかも鮮やかなものではなく、グレーを混ぜたような大人の色味を作る人が多いそう。黒との中間色的な色味が、市販品ではなかなか無いのが人気の理由のようです。さっそく、実際にインク作りを体験してみることに。「人気の色」のお話の中で、赤系を作る人が少数派と聞いたこともあり、赤っぽいインクを中心に、「Butter Cup」「Plum」「Shoreline Gold」をチョイスして混色してみました。16色のインクに付けられた名前が、それぞれかわいくて絶妙。理科室の実験を思い出しながら、インクを一滴ずつカップに落としていきます。思い通りの色にたどり着かない…という時は、やり直しをすることもできます。ビーカーの中では濃く見えたインクも、実際紙に書いてみるとニュアンスが異なることもしばしば。「瓶から見える液体の色と実際の色は意外と違う場合が多く、混ざりかたも水彩絵の具などとは違い、そこが面白いところでもあります。イメージをつかむには、ラベルの色や店頭の混色サンプルを参考にするといいと思います」と広瀬さん。来店される方の傾向については、「もともと万年筆が好きでインクにもこだわりたい、という方ももちろんいらっしゃいますが、3割くらいの方は『万年筆は持っていないけれど、インクの色もかわいいし、始めてみたい』という方ですね」とのことでした。「ink stand by kakimori」はオープンしてまだ1年ですが、3カ月に1度のペースで訪れる方もいるとか! ちなみに、「土曜日は混み合うこともありますので、可能であれば平日のご来店がオススメです」とのこと気に入ったものができたら、その調合比率を店員さんに伝えると、15~30分ほどでボトルに詰めたオリジナルインクとラベル、レシピカードを受け取ることができます。また、万年筆を持っていないという人やギフトには、万年筆のインクが入れられるカキモリオリジナルのボールペン(1,728円)や万年筆も販売されています。贈る相手のイメージに合わせたインクを作成してセットでプレゼントするのもオススメです。広瀬店長が、「これまでに無い自分だけの色彩を、ぜひ自分の手でつくりあげてほしいですね」と語っていたのが印象的でした。明るいバーカウンターのようなおしゃれな店内で、これまでに無い自分だけの色彩を作ってみたいという方はぜひ、ふらりと立ち寄ってみては。
2015年09月11日XYZプリンティングジャパンは3日、Wi-Fi接続によりPCレスで直接Web上のデータをプリントできるパーソナル向け3Dプリンタ「ダヴィンチ 1.1Plus」を発表した。iPadやAndroidタブからの直接プリントも行える。同日から販売開始し、価格は税込119,800円。Wi-Fiを搭載し、専用アプリを通じて、iPadやAndroidタブレットからの直接プリントに対応した個人向け3Dプリンタ。プリント時には新モデル本体に内蔵するカメラを通じ、出力の進行状況を確認できる。また、本体搭載の5型タッチ液晶から、同社が運営する3Dデータ共有サイト「XYZギャラリー」にアクセスし、データを直接プリントすることも可能。このほか、搭載するUSBポートにUSBメモリを接続し、保存されている3Dデータの読み込みやプリントも行える。PCとのWi-Fi接続、有線LAN接続にも対応する。主な仕様は、プリント方式が熱溶解樹脂積層方式、樹脂材質がABS樹脂とPLA樹脂、積層ピッチが0.1/0.2/0.3/0.4mm、最大プリントサイズがW200×D200×H200mmなど。インタフェースはUSB 2.0、Wi-Fi、有線LAN。本体サイズはW468×D558×H510mm、重量は24kg。PCの対応OSはWindows 7以降、Mac OS X 10.8以降。対応フォーマットはSTL、XYZ Format(独自)。300gのABS白フィラメントが付属する。
2015年09月05日エプソンは9月1日、8色顔料インクを採用したA3ノビ対応のインクジェットプリンター「SC-PX7V II」を発表した。発売は10月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は50,000円台後半。SC-PX7V IIは、ハイアマチュアやプロ写真家向けのインクジェットプリンター「プロセレクション」シリーズの新モデル。2011年9月に発売された「PX-7V」の後継機に当たる。SC-PX7V IIはプロセレクションのなかでもエントリークラスに相当するが、上位モデルの「SC-PX3V」や「SC-PX5V II」のイメージを踏襲したブラックデザインを採用。重厚感がありながらも洗練されたデザインになっている。光沢感のある色艶やかな写真表現を可能にする8色光沢顔料インク(フォトブラック、マットブラックまたはブルー、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、オレンジ、グロスオプティマイザ)を搭載。PX-7Vと同様、ブルーインク搭載時のみ対応の「高彩モード」機能を持つ。顔料プリンターでありながらポジフィルム風の写真表現が可能になるとしている。オレンジインクの色域を広げたことで色転びや途切れを抑えた繊細なグラデーションを実現し、人肌を質感豊かに再現できるという。新開発の「オートフォトファイン!EX」に対応したことで、主に「風景モード」での暗部階調性を向上させた。オートフォトファイン!EXはオン・オフを切り替えられる。スマートフォンやタブレット向けのプリントアプリ「Epson iPrint」では、使用できる用紙の種類を拡大。そのほか、スマートフォン内の写真を活用して多彩なプリントを楽しめるアプリ「Epson Creative Print」にも対応した。最大プリント解像度は5,760×1,440dpi、ノズル数は黒系が360ノズル(180×2色)、カラーが1,080ノズル(180×6色)。背面給紙で、給紙容量はA4普通紙で最大120枚、ハガキで最大50枚。厚紙やファインアート紙といった用紙は、背面からの手差し給紙を使う。CD/DVD/BDレーベル印刷にも対応。印刷速度の目安は、L判写真(光沢紙)が約36秒、A3ノビ写真(光沢紙)が約2分30秒だ。印刷コストの目安は、L判写真(光沢紙)で約21.7円となっている。インタフェースとして、USB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN(Wi-Fi)を備える。本体サイズは収納時がW622×D324×H219mm、重量は約12.3kg。
2015年09月01日エプソンは1日、ハイアマチュアやプロ写真家向けのインクジェットプリンタ「プロセレクション」シリーズの新製品として、A3ノビ対応の「SC-PX7V II」を発表した。10月上旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は50,000円台後半の見込み。SC-PX7V IIは、2011年9月発売「PX-7V」の後継機。プロセレクションシリーズではエントリークラスとなるが、上位モデルと同系統のデザインとなり、高級感とシリーズ一体感がアップした。高い光沢感の8色顔料インクを採用しており、構成はフォトブラック、マットブラック(またはブルー)、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、オレンジ、グロスオプティマイザとなる。PX-7Vの「高彩モード」を引き継ぎ(ブルーインク使用時)、ポジフィルム風の高彩度な写真表現を可能とした。また、画像処理技術「オートフォトファイン!EX」の強化によって、暗部階調性が向上している。スマートフォンやタブレット向けアプリとの対応も高まり、印刷アプリ「Epson iPrint」では設定可能な用紙種類が増え、スマートフォン内の写真を利用して多彩な印刷を楽しむアプリ「Epson Creative Print」にも対応した。前者のEpson iPrintでは、オンラインストレージサービスに保存した写真や文書も、ワイヤレスで印刷可能だ。最大プリント解像度は5,760×1,440dpi、ノズル数は黒系が360ノズル(180×2色)、カラーが1,080ノズル(180×6色)。給紙はオーソドックスな背面給紙で、A4普通紙で最大120枚、ハガキで最大50枚をセットしておける。厚紙やファインアート紙といった用紙は、背面からの手差し給紙を使う。CD/DVD/BDレーベル印刷にも対応している。印刷速度の目安は、L判写真(光沢紙)が約36秒、A3ノビ写真(光沢紙)が約2分30秒だ。印刷コストの目安は、L判写真(光沢紙)で約21.7円となっている。インタフェースとしては、USB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN(Wi-Fi)を装備。本体サイズは使用時がW622×D797×H418mm、トレイなど収納時がW622×D324×H219mm、重量は約12.3kg。
2015年09月01日武藤工業は9月1日、大型樹脂溶解積層方式3Dプリンタ「Value 3D Resinoid MR-5000(MR-5000)」を同日より発売すると発表した。「MR-5000」は、300℃の高温に耐えることができる新開発ヘッドを搭載することで、エンジニアリングプラスチック(エンプラ)での造形に対応。ACサーボモータによって制御することで、300mm/secで±15μmの精度を実現した。また、エンプラでの造形に対応するため特殊アルミ材を使用した造形テーブルは、最高150℃でも平面を維持し、100kgの荷重に耐えることができる。これら新開発ユニットを組み合わせたことで、従来のABSやエラストマー樹脂のほか、約300℃で吐出可能なナイロン、ポリカーボネートといったエンプラでの高速造形を実現した。さらに、新開発ヘッドの特性を活かして、マテリアルをヘッドごとに使い分けることで、樹脂の複合化などの検証も可能とした。「MR-5000」の最大造形サイズは500×500×500mmで価格は1000万円(税別)を予定しており、今後3年間で100台の販売を目標としている。
2015年09月01日エプソンは1日、インクジェットプリンタ/複合機「Colorio(カラリオ)」シリーズの2015年秋モデルとして、プリント・コピー・スキャナ機能を持つA3対応フラッグシップ複合機「EP-10VA」を発表した。10月22日の発売予定で、価格はオープン、店頭予想価格は40,000円台中盤の見込み。EP-10VAが想定するのは、「写真こだわりユーザー」と「作品作りの経験がないハイアマユーザー」だ。カラリオシリーズからのステップアップや、プロ写真家も愛用する「プロセレクション」シリーズにはハードルが高い、といったユーザーを想定している。こうしたコンセプト的に、プロセレクションシリーズの技術を多くフィードバックした点が目を引く。まずインクとして染料「Epson Clear Chrome K2 INK」を採用し、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の基本4色に加えて、レッドとグレーという全6色で構成される。各色独立のインクカートリッジだ。グレーインクによってニュートラルグレーを表現するとともに色調を整え、モノクロ印刷においてもグレースケールの階調性と色の精度を向上。レッドインクで赤系の色再現性を高めつつ、黄色から緑の領域でも色の再現範囲を拡大している。最大プリント解像度は5,760×1,440dpiだ。機能面でも、「作品作り」を意識した要素を多く盛り込んでいる。色再現性を生かした「高彩モード」や、デジタルカメラで撮った写真を保存したメモリーカードとEP-10VAだけで、自分好みの作品を出力できるサムネイル一覧調整などだ。後者は、明るさ・コントラスト・色調などを変化させたサムネイル一覧を印刷して、好みの1コマを選び、余白や余黒を付けて仕上げ印刷する。給紙は3カ所の3Way給紙で、フロント下段トレイにはA4普通紙を最大100枚(ハガキ最大40枚)、フロント上段トレイにはハガキを最大20枚まで給紙しておける。リアトレイはA3サイズまで対応し、A3写真用紙を5枚まで、A3普通紙なら10枚まで給紙可能だ。自動両面印刷とCD/DVD/BDレーベル印刷にも標準で対応している。印刷スピードの目安はA3写真(光沢)で約2分23秒、印刷コストの目安はL判写真(光沢)で約19.9円だ。イメージセンサーは光学4,800dpiのCIS、対応原稿サイズはA4。インタフェースとしては、USB 2.0、外部機器接続用USBポート、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、IrDA(赤外線)を搭載する。本体サイズは使用時がW479×D743×H453mm、トレイなど収納時がW479×D395×H168mm、重量は約9.5kg(インクカートリッジとACアダプタを含まず)。
2015年09月01日エプソンは1日、インクジェットプリンタ/複合機「Colorio(カラリオ)」シリーズの2015年秋モデルとして、A4対応ながら小型の本体が特徴の「EP-808A」シリーズを発表した。ホワイト、ブラック、レッドの3色を用意。9月10日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は30,000円台前半の見込み。近年の売れ筋となっているシリーズの2015年モデル。ベースのハードウェアや機能は2014年モデル「EP-807A」シリーズを踏襲しており、プリント・コピー・スキャンが基本記法だ。操作パネル・用紙カバーの自動開閉や、本体の自動電源オン・電源オフといった便利機能を持つ。新モデルではNFC機能を搭載し、画像処理技術「オートフォトファイン!EX」の強化による暗部階調性の向上、4.3型タッチ液晶の操作性と画面デザインを改善、普通紙画質の向上などを図っている。普通紙画質の向上では、背景除去モード、文字くっきりモード、細線強調モードを備えた。また、作品印刷機能(余白/余黒・情報付きインデックス印刷)も加わっている。インクは独立カートリッジの全6色染料で、構成はシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)だ。最大プリント解像度は5,760×1,440dpi、最小インクドロップは1.5plとなる。印刷スピードの目安は、L判写真で約13秒、A4文書で約1分1秒。L判光沢用紙を使った印刷コストの目安は約25.5円だが、大容量インクカートリッジの場合は約19.9円だ。給紙場所は、上下2段のフロントトレイと、手差し用のリアトレイ。フロントトレイの容量は、上段がハガキで20枚、下段が普通紙で100枚(ハガキで40枚)。自動両面印刷とCD/DVD/BDレーベル印刷にも対応している。イメージセンサーは光学2,400dpiのCIS、対応原稿サイズはA4だ。インタフェースは、USB 2.0、外部機器接続用USBポート、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、IrDA(赤外線)を搭載。本体サイズは使用時がW390×D598×H196mm、トレイなど収納時がW390×D341×H141mm、重量は約6.9kg(インクカートリッジと電源ケーブルを含まず)。
2015年09月01日エプソンは1日、インクジェットプリンタ/複合機「Colorio(カラリオ)」シリーズの2015年秋モデルとして、ハガキ印刷やL判/2L判/KGサイズの写真印刷に特化した小型プリンタ「PF-81」を発表した。9月10日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は50,000円台中盤の見込み。PF-81には9型タッチパネル液晶が備わっており、ハガキを原寸大で表示しながら年賀状などを作成・印刷できる。キーボードも付属し、本体の「宛名達人」機能によって住所録の作成と管理にも対応。本体内蔵のコンテンツも、ハガキのデザインテンプレートが計1,500種類(80種類のディズニーテンプレートを含む)、フォントが15書体と多彩だ。もちろん、自分で撮った写真も素材として使える。SDメモリーカードやUSBメモリを介して写真をPF-81に転送するほか、スマートフォンからの直接転送もサポート。ハガキの「郵便番号」領域を検出するセンサーを搭載し、ハガキの向き(天地)違い、文面と宛名面の間違いといった給紙ミスを判断して、印刷ミスを防いでくれる。お年玉付き年賀ハガキの宛名面に書かれた「お年玉くじ番号」部分も検出でき、その部分には印刷されない。最大プリント解像度は5,760×1,440dpiで、インク構成は全色染料のシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の4色だ。各色一体型のインクカートリッジを用いる。最小インクドロップは2pl。給紙はリアトレイのみで、容量はハガキで最大20枚、A5普通紙で最大50枚だ。印刷スピードの目安はL判写真印刷で約30秒、印刷コストの目安はL判写真印刷で約24.3円となっている。インタフェースには、USB 2.0、外部機器接続用USBポート、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、IrDA(赤外線)を装備。使用時の本体サイズはW352×D296×H338mm、トレイなど収納時はW187×D278×H100mm(いずれもキーボードを含まず)、重量は約2.6kg(キーボードとACアダプタを含まず)。また、SDメモリーカードで提供される「別冊デザイン集」がユニークだ。PF-81にも同梱されているが、2016年度以降は別冊デザイン集の単体販売を予定。次年の干支をデザインしたハガキテンプレートなど、最新のコンテンツを継続して利用できる。
2015年09月01日ブラザー販売は8月31日、インクジェットプリンタ「PRIVIO(プリビオ)」シリーズの新製品となる8機種を発表。9月下旬から順次発売する。プロモーションキャラクターは2014年から引き続き、歌舞伎俳優の"中村勘九郎・七之助ブラザーズ"が務める。○今年は「ブラザーはできる4色インク」がキーメッセージ発表会ではまずブラザー販売の片山社長が壇上に立ち、「2011年から一般向け製品をFAX機からインクジェットプリンタ・複合機にシフトし、店舗での認知度とシェアを伸ばした」ことを紹介。今年は「ブラザーはできる4色インク」をメッセージとして、画質とコストを両立していることをアピールするほか、スマートフォンやタブレットからの印刷、他社との連携といった概略を述べた。続いてブラザー販売 常務取締役の三島氏がマーケティング戦略を説明。「今年も年末商戦に向けての発表会の季節がやってきた。短い一年だ」と振り返りつつ、フルモデルチェンジを敢行し、サービスも一新して年末商戦に臨むとした。ブラザーは2011年から一般向け製品をFAX機からインクジェットプリンタ・複合機にシフトしており、消費税の増税やWindows XPサポート切れの反動があったものの、シェアは堅調に推移。プリンタ売り場での存在感も高まったという。ブラザーのインクジェット機は、印刷コストの満足度が他社と比べて高いが、購入前にランニングコストを調べている人は少ないそうだ。そこで今年から、インクカートリッジ(1セット)あたりの印刷枚数を積極的に公開することにした。また、スマートフォンとタブレットの普及に対して「私ですら複数台を所有している」と、保有率の急激なアップを分析。スマートフォンとタブレットに充実したプリントライフを提供するため、人気アプリとの連携強化やコンテンツ強化を図る。年末商戦で最大の差別化要因としては年賀状印刷を掲げ、テンプレートなどが充実した年賀状印刷アプリを提供する。これらの施策により、2015年はシェア「15%」を目指す。最後にブラザー販売 マーケティング推進部長の大澤氏が、今年の新商品の概要を説明した。新製品はBASICシリーズで5機種、NEOシリーズで3機種の計8機種を投入する(色違い含む)。特にBASICシリーズでは、新インク(211カートリッジ)を採用して色表現範囲を広げているという。今回は「4つのできる」がアピールポイント。1つ目は「置き場所が自由にできる」で、例えば新エンジンを採用したDCP-J963Nでは、前モデル比15%の体積減を実現。さらに、すべてフロントオペレーションということで、狭いスペースでも設置できる。2つ目は「スマホからラクラクできる」。自社のBrother iPrint&Scan、プリントサービスプラグインに加えて、AppleのAirPrintとGoogleクラウドプリントにも対応していることを挙げた。人気のスマホアプリ、パペルックの写真コラージュアプリ「パペルック」、LINEのカメラアプリ「aillis」とも連携する。3つ目は「年賀状が簡単にできる」。スマホ用アプリとして提供する「ブラザー年賀状プリント2016」では、3ステップで年賀状印刷が行えるだけでなく、今まで利用していた年賀状アプリの住所録をインポート可能に。また、日本郵便のはがきデザインキット2016との連携と、WebアプリのWeb年賀状キット2016も追って対応する。最後に「コンテンツで楽しくできる」を挙げ、従来プリビオ・オープンテラスとして提供していたコンテンツサイトを、プリントテラスと改名。一層のコンテンツ充実を図っていく。○「中村ブラザーTV」ユーチューバーデビュー続いては、中村勘九郎・七之助ブラザーズが登場。まず兄弟が出演する新CMが上映され、歌舞伎役者ならではの力強く、優美な動きでブラザー製品の魅力を伝えるというコンセプト。TVCM「できる4色インク篇」は、9月5日から全国でオンエア予定(YouTubeでは公開中)。さらに中村ブラザーズは、YouTube「中村ブラザー!TV」にて、「PRIVIOセットアップ篇」、「PRIVIOスマホプリント篇」をすでに公開。発表会の会場で「PRIVIO 500枚プリント挑戦篇」を公開録画し、8月31日の夜からYouTubeで公開されている。
2015年08月31日3Dプリンタ大手のStratasysは8月27日、都内で会見を開き、同社の3DプリンティングならびにDDM(ダイレクト・デジタル・マニュファクチャリング)ビジネスの状況説明を行った。Stratasys APのアジア太平洋地域&日本担当ゼネラルマネージャーを務めるOmer Krieger(オメール・クリーガー)氏は冒頭、「Stratasysは現在、ハードウェアのみならず、ソフトウェアまで含める形で、3Dプリンティングに必要なすべてのエコシステムを提供できる状態にある」と、現在の同社の状況を説明したほか、市場のニーズとして、従来のプロトタイピングでの3Dプリンタの活用も成長が続くが、それ以上にコンシューマ向けのデスクトップ3Dプリンタならびに最終製品や、それを製造するための部品や治具などを3Dプリンタで製造するDDM市場がより高い成長率を示していることを強調した。また、「3Dプリンタの技術はかなり成熟してきており、製造手法の1つとして認知されるようになってきた。そのため、それぞれの市場ごとにより高い専門性などが求められるようになってきており、実際にそうしたことができる、ということを認知してもらう必要性が生じてきた。我々には、3Dプリンタを活用することで、何ができるのか、何が作れるのか、といったことをより広く知ってもらうための取り組みと、そのための専門性の向上が責任として求められている」(同)とし、ユーザーと共に専門性を培っていくための支援を日本でも行っていきたいとした。そうした取り組みの具体例の1つとしては2014年に設立されたバーティカル・ソリューション事業部がある。Stratasys バーティカル・ソリューション事業部ヴァイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのRichard Garrity(リチャード・ガリティ)氏は、「最終製品の製造での活用に向け、自動車や航空、医療、一般消費財といったさまざまな産業で用いられるパーツに向けた専門性を自社で有する必要が出てきており、それぞれの業界におけるニーズと、それに対する意味のある解決策の提案を目指すのが我々の使命」と、同事業部の役割を説明する。さらに、最終製品の部品などを直接3Dプリンタで製造できるようになってきたことで、「これまでの設計・製造手法では困難であった複雑なパーツ形状や、複数のパーツの統合なども容易化され、それによりこれまでなかった特注製品に特化したビジネスが生み出されたり、特殊治具の生産による生産性向上などが図れるようになった」(同)とし、国内外問わず、多くの企業が積極的にそうした技術に投資を行い、競争力のある差別化を図ろうとしていると説明。同社としても、そうした顧客ニーズに対応する専門性を高める投資を行っていることを強調した。ではそうした動きに対して日本はどうかというと、ストラタシス・ジャパンの代表取締役社長である片山浩晶氏は、「DDMの分野に関しては、Stratasys DIRECT MANUFACTURINGというものがあるが、実際には顧客が先に動いている状況で、近い将来、そうした顧客の事業の立ち上げなどに全力で協力していきたい」とする。また片山氏は、製造業の在り方の変化にも言及。DDMが進むことで、パーツ工場は現在の集中生産型から、ネットワークでデータを送信することで各地で生産を行う分散型となり、新たなサプライチェーンが構築される可能性があるとしたほか、金型を必要としない3Dプリンタの特徴を生かした100~1000個程度の小ロット品、高付加価値品の製造といったマスカスタマイゼーションへの展開の可能性を示唆した。DDMはこれまでの製造業の置換でなく補完するものであるというのが同社の見解であり、そうしたビジネスの推進に向けた独自のオンラインパーツ見積りシステム「Stratasphere」の日本語化を進めているとのことで、2015年の第4四半期中にリリースする予定であるとしたほか、最終製品に3Dプリンタを活用することは、かなりチャレンジングなことであるため、同社としても各種の相談や技術支援などを行っていくほか、3Dプリンタフレンド利のプロダクトデザインなどを考案していく必要性があるとの判断から、そうしたことを理解したデザイナの育成にも注力していくとした。
2015年08月28日ワコムは、ソフトウェア・ディベロッパーを対象に、ワコムが提唱しているデジタルインク技術「WILL(Wacom Ink Layer Language)」を使用したアプリを募集するイベント「Inkathon(インカソン)」を開催している。応募は2015年11月6日まで。「Inkathon」とは、"Ink"と"Hackathon(コンピューター・プログラムなどの開発・改良でアイデア・成果を競い合うイベント)"を組み合わせた造語。同イベントでは、スマホやタブレットなどに手書き入力したインクデータ(デジタルインク)を活用するアプリの開発を促進するべく、ワコムが提唱するユニバーサルなデジタルインクテクノロジー「WILL」のSDK(ソフトウェア・ディベロップメントキット)にて開発されたアプリを募集する。「WILL」は、手書(描)きのメモやスケッチをあらゆるハードウェアやソフトウェアで迅速かつスムーズに扱える技術で、指の入力から電子ペンの入力まで対応する。また、高品質を確保しつつ、異なるプラットフォーム間をまたいで広範囲に使用できるインク技術となっており、デジタル機器上でのノートテイキングや書類のマークアップなどはもちろん、インクを使ったデジタル空間でのコラボレーションなど、新たなエンターテインメント体験の創出も可能。さらに、ペーパーレス・ワークフロー、生体データや署名と連動したセキュリティ機能の強化などにも役立つという。応募条件は18歳以上の個人と50人以下の小規模な団体となっており、企業など大規模な団体の場合は、賞金を伴わない大規模団体用の部門にて参加を受け付ける。アプリはWILL SDKを使用して開発されたものであることが条件で、新たに開発されたアプリはもちろん、既存のアプリをアップデートして、インク入力機能を付加したものでも良い。対応プラットフォームは、スマホやタブレットのネイティブアプリ(iOS、Android)、ウェブアプリ(モバイル、デスクトップ)とデスクトップアプリ(Windows PC)。なお、アプリ提出時には、主な機能を紹介した資料を提出する必要がある。評価基準は「クリエイティビティとオリジナリティに重点を置きながら、それぞれのアイデアの品質の高さや工夫の度合いを評価」するとのことで、WILL SDKの機能を十分に使いこなしているかや、WILLの特長である「マルチデバイス・アクセスビリティ」なども重視されるとのこと。最優秀アプリには賞金2万米ドルとそのアプリのマーケティングにおけるサポートが贈られ、2位のアプリには賞金1万米ドル、3位には賞金5,000米ドルが授与される。また、投票で選ばれる「Audience Favorite」にも賞金5,000米ドルが用意される予定。応募や詳細については、「インカソン」特設サイトまで。
2015年08月27日キヤノンマーケティングジャパンは8月26日、インクジェットプリンタ「PIXUS」の新CM発表会を開催した。PIXUSのコミュニケーション・パートナーを務める石原さとみさんが登場し、新製品「PIXUS MG7730」を使用した写真プリントのデモンストレーションを行った。PIXUS MG7730は、2015年の新モデルとなる「PIXUSタッチ」機能を搭載したインクジェットプリンタ。スマートフォンで撮影した写真をNFC通信でプリンタに送信し、即印刷できる。プリンタにスマホをかざすだけの操作だ。発表会ではまず、石原さとみさんを起用した新CM「キャ! 撮る! いいじゃん! ピッ!篇」が公開された。CMでは、被写体との出会い、スマホでの写真撮影、写真の選択、プリンタにスマホをかざし印刷、という一連の流れを「キャ!」「撮る!」「いいじゃん!」「ピッ!」という4つのサウンドで表現。サウンドを伴った4シーンがテンポよく流れることで、写真プリントの手軽さ・簡単さをアピールしている。上映後は、CMと同じ衣装を着用した石原さんが登場。「監督が『いいじゃん!』の言い方にこだわっていて、何回『いいじゃん!』と言ったかわからないくらい(笑)」と撮影時の苦労を語った。自宅の壁にたくさんの写真を飾っていたという石原さん。キヤノンの新コミュニケーション・パートナーに就任したことについて「プライベートでしていたことが、こうしてCMになってうれしい」とにこやかにコメントした。また、石原さんが実際に撮影し「PIXUS MG7730」でプリントしたプライベート写真を公開。写真にまつわるエピソードを紹介した。発表会の中盤では、CMのセットを再現したステージで、PIXUS MG7730を使用した写真プリントをデモンストレーションした。スマホのアプリで写真を選び、スマホをPIXUS MG7730のタッチパネル横に1~2秒かざすと、トレイが自動で開き30秒ほどで写真ができあがる。石原さんは、実際にPIXUS MG7730を使用した感想について「簡単でしかもキレイ。思い出は記憶に残すだけでなく、こうして記録に残すと見返せていいですね」とコメントした。このほか、写真の撮り方や飾り方などを紹介するサイト「P-note」をアピール。発表会では、リボンを使用した掲示などインテリア性の高い飾り方が紹介され、石原さんもお気に入りの様子だった。発表会の最後に石原さんは、「写真をデータで管理するのもいいですが、後から手にとることができる写真プリントは魅力的。皆さんにもそう感じてもらえるよう頑張りたい」と、コミュニケーション・パートナーとしての意気込みを語った。新CMは9月4日からオンエアされる。
2015年08月26日Tooは、「Adobe Creative Cloud 2015」の最新情報やプリンターの人気機種についての特徴や魅力を詳しく紹介するクリエイター向けセミナー「Too Creator’s Seminar」を開催する。開催日時は9月10日 10:30~12:30(受付開始 10:00)と14:00~16:00(受付開始 13:30)の2回(各回同内容)。会場は東京都・虎ノ門のToo本社内 The Gallery Too。受講料は無料(事前予約制/定員は各回40名)。同セミナーの第一部では、「Adobe Creative Cloud 2015年版最新機能セミナー」と題し、Adobe Creative Cloud 2015年リリース版のPhotoshop、Illustrator、InDesignの新機能についての紹介に加えて、仕事の効率化にもつながる最新のCreative Cloudサービスの数々を90分間にわたって紹介。講師はTooが務める。また、第二部では「レーザープリンタープレゼンテーション - 気になる人気機種を超比較!」と題して、クリエイティブの現場にふさわしいレーザープリンター機種について、沖データ、キヤノンマーケティングジャパン、富士ゼロックスの各メーカー担当者によるプレゼンテーションが行われる。なお、セミナーは10:30~12:30と14:00~16:00の1日2回開催され、各回同内容となっている。参加希望者は、申し込みページより都合の良い時間を選んで申し込む。定員は各回40名で、申し込み多数の場合は抽選となる。
2015年08月25日XYZプリンティングジャパンは24日、3Dプリンタ「ノーベル 1.0」用のレジンに新色を追加すると発表した。追加されるのはホワイト、ブルー、マゼンタの3色。500g2本入りで、価格はそれぞれ税込15,800円。25日より販売を開始する。「ノーベル 1.0」は、紫外線をレジン(紫外線硬化樹脂)にあて造型する光造型式3Dプリンタ。税込で229,800円と個人向けの価格帯で、プロシューマーでも活用できる精緻な出力が行なえることが特長。専用レジンはこれまで、クリアとグレーをラインナップしていたが、今回ホワイト、ブルー、マゼンタが追加され計5色となり、より色彩に富んだものづくりが行えるようになった。
2015年08月24日プリンタスは19日、3Dプリンタ「CUBIS」のマイナーバージョンアップ版「CUBIS 1.5」の販売を開始した。同社運営のWebショップ「プリンタス 3D ストア」にて注文を受け付ける。価格は5万9,800円。「CUBIS 1.5」は、パーツの追加や配線の大幅な設計見直しなどを行いつつ、初代CUBISの「安くても性能には妥協しない」というコンセプトを継承。価格も初代と同一となっている。本体サイズは幅431mm×奥行き400mm×高さ376mm、重量は13.2kg。積層ピッチは0.15mm~0.4mm、造形スピードは20~120mm/s。熱溶解積層法を採用しており、ABS、PLAの2種類のフィラメントを利用できる。また、庫内LEDライトとガラス製ヒーテッドベッドの追加など、ユーザーからの要望が多かった部分について仕様の見直しや追加を実施。これまで2個だった冷却ファンを、さらにひとつ追加している。天面、正面カバーが透明になったことで、初代CUBISとは見た目の印象は変化している。そのほか、同機種の販売に合わせ、「専用 PLAフィラメント(全6色)」の販売を開始。ABSフィラメントの販売も継続するため、ユーザーが任意の素材を選択できる。そのほか、同機種のユーザーである同社社員が作成した日本語マニュアルも付属する。なお、3Dプリンタを初めて使うユーザー向けに、スライサーソフトウェア「Slic3r」のサンプル設定を6種類用意した。最初はサンプル設定で3Dプリントの楽しさを覚え、コツをつかんだら独自の設定を楽しめるようなものとなっているということだ。
2015年08月19日ASOBIBAは8月22日、23日に、水鉄砲によるサバイバルゲームが楽しめる東京都・豊洲の施設「ASOBIBA AQUA 豊洲」で、カラーインクを水鉄砲で撃ち合うイベント「COLOR GUN in ASOBIBA AQUA 豊洲」を開催する。同イベントは、白いTシャツを着た参加者が、カラーインクの入った水鉄砲を撃ち合い、相手チームのTシャツをどれだけ自分のチームの色に染めることができたかを競うもの。7人1組の4チームが同じフィールドで戦うバトルロワイヤル形式になっている。ゲーム終了後に、全身が最大限にカラフルに染まった写真を撮影すれば「この夏最高の思い出になること間違いなし」(同社)とのこと。同社は今回のイベントのために特殊なカラーインクを開発。口に含んでも害のない素材を使用しているため、安全かつ安心して楽しめるという。両日は11時から17時までの間に6回のイベントを開催(1回1時間)。参加料は前売り券が税込3,500円、当日券が税込4,500円となっている(Tシャツ、タオル、水鉄砲のレンタル料金含む)。参加枠の状況により参加できない可能性もあるが、Peatixから事前の申し込みが可能。なお、18歳以上のみ参加可能で、飲酒状態での参加は不可。荒天時は中止を予定している。
2015年08月13日