2024年7月から8月に東京・愛知・広島・富山・大阪で上演されるブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』のメインビジュアルとプロモーションビデオが公開された。1981年に榊原郁恵の初代ピーター・パンが新宿コマ劇場に舞い降りて以来、44年目となる歴史あるミュージカル『ピーター・パン』。今回のメインビジュアルには、ピーター・パンを中心としたキャラクターたちが、ロンドンの空からネバーランドへ飛び出してくるような夢の冒険に誘うメッセージが込められている。11代目ピーター・パンを演じる山﨑玲奈は、ボタニカルな葉っぱがあしらわれた衣裳に身を包み、昨年よりもより一層凛々しいピーター・パンの姿をみせた。ピーター・パンと敵対するフック船長を演じる小野田龍之介は、歴代フック船長を演じた俳優が使用してきたフックを身に着け、今年もチャーミングでカッコいいフック船長を彷彿とさせた。また、今回2年ぶりにダーリング夫人役を演じる壮一帆は、新たな衣裳に身を包み、前回とはまた違ったダーリング夫人をみせてくれそうだ。併せて、タイガー・リリー役、パイレーツ役、ロストボーイズ役、モリビト役のキャストとクリエイティブスタッフが発表された。ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』PV<公演情報>青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』原作:サー・J・M・バリによる作品を元にしたミュージカル作詞:キャロリン・リー作曲:モリス(ムース)・チャーラップ翻訳・訳詞:福田響志演出・振付:長谷川寧【キャスト】ピーター・パン:山﨑玲奈フック船長:小野田龍之介ウェンディ:鈴木梨央ダーリング夫人:壮一帆タイガー・リリー:住玲衣奈パイレーツ:荒川湧太、今村洋一、加瀬友音、鈴木真之介、鳥居留圭、渡部又吁ロストボーイズ:小熊 綸、梶 みなみ、田代 明、德岡 明、松尾音音モリビト:ASUKA、石原詩月、伊藤 奨、児玉彩愛、小宮海里、七理ひなの、古澤美樹、森田駿介【東京公演】日程:2024年7月24日(水)~8月2日(金)会場:東京国際フォーラム ホールC【愛知公演】日程:2024年8月11日(日・祝)・12日(月・休)会場:御園座【広島公演】日程:2024年8月17日(土)・18日(日)会場:広島文化学園HBGホール【魚津公演】日程:2024年8月24日(土)・25日(日)会場:新川文化ホール 大ホール【大阪公演】日程:2024年8月31日(土)会場:梅田芸術劇場メインホール公式サイト:
2024年03月18日ブロードウェイ・ミュージカル『プリティウーマン』の初来日公演が、東京・新国立劇場 オペラパレスとTACHIKAWA STAGE GARDEN (立川ステージガーデン)にて9月に上演されることが決定した。1990年、バブル景気に沸く日本で公開され、大人気を博した映画『プリティ・ウーマン』。そのミュージカル版が日本に初めてやってくる!ロサンゼルスを舞台に、敏腕ビジネスマン(リチャード・ギア)と無邪気な娼婦(ジュリア・ロバーツ)が織り成す恋物語は世界中で大ヒット、ジュリア・ロバーツにとって出世作となった。2018年に初演され、ニューヨーク・ブロードウェイとロンドン・ウエストエンドで上演されたミュージカル版は、日本でも人気を誇るシンガーソングライター、ブライアン・アダムスが、長年自曲を共に作ってきたジム・ヴァランスと共同で作詞・作曲を担当。「(Everything I Do) I Do It for You」「Have You Ever Really Loved a Woman?」といった大ヒット曲を生んだアダムス・サウンドが楽しめる、物語の時代を伝えるナンバー揃いだ。ミュージカル初演版の演出と振付を手がけたのは、ミュージカル『キンキーブーツ』の演出と振付でも名高いジェリー・ミッチェル。──愛で、人は変わることができる。心弾むサウンドあふれるハッピー・ポジティブ・ミュージカルに乞うご期待!文=藤本真由(舞台評論家)<公演情報>立飛グループ創立100周年記念事業PRESENTSブロードウェイ・ミュージカル『プリティ・ウーマン』【初来日公演】9月11日(水)〜9月16日(月) 8回公演会場:新国立劇場 オペラパレス料金(税込):S席 16,000円A席 12,000円B席 9,000円【立川公演】9月18日(水)〜9月23日(月) 8回公演会場:TACHIKAWA STAGE GARDEN (立川ステージガーデン)料金:S席 16,000円A席 12,000円B席 9,000円一般発売:2024年5月18日(土)公式ホームページ:
2024年03月09日2月23日(金)今夜の金曜ロードショーは、イルミネーション・スタジオの大ヒット映画『SING/シング』を放送。豪華キャストが集結した日本語吹き替え版も注目だ。「ザ・ビートルズ」やスティーヴィー・ワンダー、レディー・ガガ、テイラー・スウィフトなど、ヒットソングが続々と登場する本作は、つぶれかけた劇場を救おうと、動物たちが歌って踊るミュージカルコメディーだ。2017年のゴールデングローブ賞「アニメーション映画賞」「主題歌賞」、アニー賞「長編作品音楽賞」など数々の映画祭において多数ノミネートされた。本国版では、リース・ウィザースプーンやスカーレット・ヨハンソンらビッグアーティストが参加。吹き替え版でも、内村光良、長澤まさみ、MISIA、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、水樹奈々、坂本真綾、宮野真守、山寺宏一ら豪華なキャストが揃っており、歌唱シーンの素晴らしい歌声は必見。放送前にそんな魅力的な登場キャラクターをご紹介。バスター・ムーン/内村光良倒産寸前のオンボロ劇場の支配人。愛する劇場を再生しようと心に決めている。ショーへの情熱と超楽観的思考で周りを巻き込み、墓穴を掘ってしまうことも…。ミーナ/MISIA内気で極度のあがり症なティーンエージャーのゾウ。パワフルな歌声を内に秘めているも、オーディションでは失敗し、劇場のステージクルーとして働くことに。アッシュ/長澤まさみパンクロックを愛する失恋したてのヤマアラシ。ロックソングを書き下ろしたいと思っているが、ポップシンガーにしたいバスターと衝突する。ジョニー/大橋卓弥ロンドンの下町出身のゴリラ。美しい歌声と音楽への熱い情熱を持ち、シンガーになりたいと思っているが、ギャング集団のボスである父親に言い出せず、ひそかに歌唱コンテストに出場。グンター/斎藤司陽気なシンガー兼ダンサーのブタ。ペアを組むことになったロジータの歌の素養を即座に見いだし、彼女の才能を引き出すことを自らの使命としている。マイク/山寺宏一欲張りで自己中心的なジャズミュージシャンのネズミ。特徴は、フランク・シナトラのように歌うこと。ロジータ/坂本真綾家事と25匹の子ブタたちの世話に追われる専業主婦。歌への熱い思いを胸に抱き、母親でも妻でもない“自分”を取り戻したいと思っている。ミス・クローリー/田中真弓ムーン劇場で働く、バスターに献身的なトカゲのおばあさん。大きな義眼を落っことすおっちょこちょいな一面も。エディ/宮野真守過保護に育てられてきたヒツジ。ドラ息子だが友人に対しては情が厚く、バスターが窮地に立たされたときには、いつも手助けをする。ナナ/大地真央若いころは歌姫として知られたエディの気難しいおばあさん。金曜ロードショー『SING/シング』は2月23日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。© Universal Studios.
2024年02月23日イルミネーションのヒット作『SING/シング:ネクストステージ』が3月16日(土)21時からフジテレビの土曜プレミアム枠にて地上波初放送されることが決定した。『ミニオンズ』、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』など、世界中で愛される作品を生み出し続けるアニメーション・スタジオ、イルミネーションが製作した『SING/シング』は、2017年に日本で劇場公開され、最終興行収入50億円突破、週末動員数4週連続1位など驚異的なヒットを記録した。その続編で、2021年に全米をはじめ世界各国で公開、日本でも2022年に公開された本作が地上波初放送。声優は主人公バスター・ムーンを演じるマシュー・マコノヒーをはじめ、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エジャトン、リース・ウィザースプーンら豪華キャストが集結し、続編となる『SING/シング:ネクストステージ』では伝説のロック歌手・ライオンのクレイ役を世界的ロックバンド「U2」のボノが務めた。また日本では世界で唯一の全編吹替版が製作され、シリーズ通して主人公を演じる内村光良をはじめ、MISIA、長澤まさみらが声を担当。そしてクレイ役を、声優初挑戦となった「B'z」の稲葉浩志が務め、大きな話題を呼んだ。また3月15日(金)には、『SING/シング』以来7年ぶりの完全オリジナルストーリーで贈るイルミネーション最新作『FLY!/フライ!』の公開も控えている。『SING/シング:ネクストステージ』は3月16日(土)21時~フジテレビにて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:SING/シングネクストステージ 2022年3月18日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2024年02月23日『ミニオンズ』『怪盗グルー』『SING/シング』『ペット』シリーズや、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を手がけたイルミネーションによる最新作『FLY!/フライ!』が、3月15日(金) より公開される。『SING/シング』以来7年ぶりの完全オリジナルストーリーとなった『FLY!/フライ!』は、家族の絆や好奇心、勇気を出して一歩踏み出すことの大切さといった普遍的なテーマを、笑いと感動で描いた作品。イルミネーションの創設者でCEOのクリス・メレダンドリは、本作の製作について「素晴らしい冒険だった。新しい物語を生み出す際には、毎回違った場所から始めるんだ。私は子どもの頃からずっとカモは魅力的だと思っていた。とても可愛らしいからね。だがこの作品が普遍的なのは、人間的で共感を覚えるテーマを扱っているからだ」と回顧した。また、監督を務めたバンジャマン・レネールについては、「バンジャマンの作品、中でも『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』を初めて見た時、彼のビジョンと瞬時に繋がりを感じた。バンジャマンには物語における面白いシーンや感動的なシーン、巧妙なシーンなどをユニークな方法で表現できる才能があるし、彼の作品の映像美は群を抜いている。それに何と言っても、彼が生み出すキャラクターには天性の愛らしさがある。加えて、彼も私と同じでカモが大好きなんだ」と賛辞を贈りながら、何より“カモ好き”という共通点についてユーモアたっぷりに明かしている。今回初めてイルミネーション作品に参加したレネール監督は、「イルミネーションには才能あるスタッフが大勢いるんだ。彼らのスキルを信頼し、自分を解放することを学ぶ必要があった。3Dのアニメーションではレイアウトからアニメーションになり、最後にレンダリングを行うんだけど、イルミネーションの手法はまさに魔法のようだった。制作の工程や、スタッフ全員が細部にまで注力している様子を間近で見られて最高だったよ。素晴らしい仕事をしてくれたすべての部署のスタッフに心から感謝している。この映画を見るたびに新しい発見があるんだ」とイルミネーションとの仕事について興奮気味にコメントしている。<作品情報>『FLY!/フライ!』3月15日(金) 公開公式サイト: UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年02月21日Paramount+より、『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』のナックルズを主人公としたスピオンオフドラマ「Knuckles(原題)」の予告編が公開された。今作は、『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』と今年12月に全米公開される映画『ソニック』シリーズ第3弾の間に起きるできごとを描いている。ナックルズのアクション満載の自分探しの旅をテーマとし、ナックルズは映画版の第1弾、2弾にも登場したアダム・パリー演じるウェイドを弟子として育てることになるという。ナックルズはウェイドのトレーニングに努める一方で、ナックルズのパワーを奪おうとする敵とも対峙しなくてはならない。ナックルズの声優は、映画版と同じくイドリス・エルバが担当している。「アクション満載」とうたっている通り、本作はドラマでありながら映画並みのスケールのアクションシーンが展開される。予告編でもそれは随所にみられ、ファンは「CGがすごくいい。テレビドラマでこんなにすごいのは予想していなかった」「めちゃくちゃかっこよくて息ができない」「もうすでに好き」「Paramount+に入らなきゃ!」などの感想を寄せており好評だ。「Knuckles」はParamount+で北米では4月26日、日本では今年後半に配信開始となる。(賀来比呂美)■関連作品:ソニック・ザ・ムービー 2020年6月26日より全国にて公開© 2020 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC. ALL RIGHTS RESERVED.ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ 2022年8月19日より全国にて公開©2022 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.
2024年02月09日2月16日(金)、23日(金)の金曜ロードショーにて、イルミネーション・スタジオの大ヒット作『ペット』『SING/シング』を放送することが分かった。2月16日(金)放送の『ペット』は、“ミニオンズ”のイルミネーション作品ならではの、ポップでたまらなくキュートなキャラクターたちが大活躍する冒険ファンタジー。ニューヨークのマンハッタンとブルックリンを舞台に、飼い主のケイティ(声:佐藤栞里)のことが大好きな主人公の小型犬のマックス(声:設楽統)が、とある出来事から迷子になってしまったペットたちと、飼い主を失い、都会で“野良”暮らしをする動物たちとの対決や、仲間たちとの友情を描く。宮野真守、梶裕貴、沢城みゆき、山寺宏一など実力派声優陣に加え、バナナマン(設楽統、日村勇紀)、佐藤栞里、永作博美などユニークな声優陣にも注目。監督は『怪盗グルーの月泥棒』『怪盗グルーのミニオン危機一発』のクリス・ルノーと、『グリンチ』のヤーロウ・チェイニー。『ビルビー』また、番組の後半には同じくかわいい動物が主人公のドリームワークス・スタジオの短編アニメーション作品『ビルビー』を日本初放送。こちらも見逃せない。2月23日(金)放送の『SING/シング』は、動物だけが暮らす世界を舞台にしたコメディータッチのミュージカル・アニメーション。倒産寸前の劇場の再起をかけ、歌のオーディションを開催する劇場の支配人、コアラのバスターと、それぞれ事情を抱え人生を変えたいと願い、歌のオーディションに集まった、歌手たちのパフォーマンスを描く。そこで歌われる曲はスティーヴィー・ワンダー、フランク・シナトラ、エルトン・ジョン、レディー・ガガ、ビヨンセなど誰もが聴いたことのある新旧の超有名曲の数々。日本のアーティスト、きゃりーぱみゅぱみゅの曲も登場する。監督は、『銀河ヒッチハイク・ガイド』のガース・ジェニングス。世界中で大ヒットを記録、日本でも興行収入50億を超えるメガヒットとなった。2017年のゴールデングローブ賞「アニメ映画賞」「主題歌賞」、アニー賞「長編作品音楽賞」など数々の映画祭において多数ノミネートされた。声優陣には、支配人のコアラ、バスター・ムーン役に内村光良。出場歌手の声には、ヤマアラシのアッシュ役で長澤まさみ、クライマックスで圧巻の歌声を聴かせる象の少女ミーナ役で歌手のMISIA、エモーショナルな歌声のゴリラの少年ジョニー役で「スキマスイッチ」の大橋卓弥、ブタのグンター役で「トレンディエンジェル」の斎藤司など、本職のアーティストや、歌の上手さに定評のある俳優、タレントが多数出演。もちろん本職の声優も水樹奈々、坂本真綾、宮野真守、山寺宏一など歌手としても活躍するビッグネームが勢揃いしている。英語版ではリース・ウィザースプーンやスカーレット・ヨハンソンらビッグアーティストが本気の歌声を披露しているので、副音声に切り替えて鑑賞するのもおすすめだ。金曜ロードショー『ペット』は2月16日(金)、『SING/シング』は2月23日(金)21時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ペット 2016年8月11日より全国にて公開© Universal Studios.SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。© Universal Studios.
2024年01月19日皆さんは、結婚式でトラブルが起きた経験はありますか?今回は「友人からの結婚式のお祝いムービー」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:レイナの部屋【ブラックわーるど】結婚式で主人公には、交際して3年になる彼女がいます。そんな彼女と結婚式を挙げることになりました。結婚式当日、海外出張で出席できない主人公の友人からお祝いムービーが届き…。お祝いムービーに…出典:レイナの部屋【ブラックわーるど】主人公は友人の言葉を聞いて感激し、涙を流します。お祝いの言葉が終わり友人は録画を停止しましたが、ボタンが押せていなかったようでムービーは流れたまま。主人公は「続きがあるのか?」と不思議に思いながら見ていました。すると、お祝いムービーに友人と一緒に彼女の姿が映り…。仲がよさそうな2人に主人公は唖然。なんと友人と彼女は浮気していたのです。主人公は「映ってはいけないもの」を目撃し、ゾッとするのでした。読者の感想友人からのお祝いムービーで、結婚式が台無しになってしまいショックですね。主人公は、友人のことも彼女のことも信頼できなくなりそうです。(30代/女性)友人と彼女が浮気していたなんて、信じられませんね…。さらに結婚式でその事実を知ってしまうとは、主人公の気持ちを思うと胸が痛くなりました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2024年01月03日当媒体「水先案内人」コーナーでもお馴染みのミュージカル文筆家・町田麻子さんが現地で観劇した公演のレポートと共に、最新のブロードウェイ情報をお届けするコラム。2024年冬号が到着!毎年開幕ラッシュとなる春を控え、今年も旧作のクローズと新作のオープンの情報が入り乱れている冬のブロードウェイ。今シーズンは特にミュージカルが豊作で、1回の渡航ではとても押さえきれない数の開幕が予定されている。そんななかで今号は本連載の初心に立ち返り、現在上演中&間もなく開幕予定の全ミュージカルを後半でリストアップ、そして前半では、リストにある作品のうち私が直近の渡航で観てきたものを少し詳しめにご紹介。とはいえ前号で白状した通り、「直近」=昨年4月に観てきた作品は既にほとんどが取り上げ済みまたはクローズ済みなので、ちょっとしたズルを交えてお届けしよう。■間もなくクローズ! 抱腹絶倒コメディ『シャックド』『シャックド』が上演されているネダーランダー シアター。1月14日でクローズを発表(筆者撮影)残念ながら今月半ばでのクローズが発表されてしまった、昨年のトニー賞作品賞ノミネート作。とうもろこし畑が広がる田舎町で結婚を控えていた主人公カップルが、とうもろこしが急に腐るという謎現象に直面してひとまず結婚を取りやめ、ヒロインが問題解決のために向かったフロリダで出会った詐欺師をとうもろこしの専門家と勘違いし、町に連れて帰ってきて婚約者よりもそっちを好きになってしまう……というぶっ飛んだ粗筋から分かる通り、それはもう抱腹絶倒コメディとしか言い表しようのない作品で、コメディの英語は難しいので正直、観光客向きではないかもしれない。だが、何でもかんでもミュージカルのネタにしてしまう凄さ、そして日本では考えられない観客の大大大爆笑ぶり、というブロードウェイの二大特徴(?)を肌で味わうには最適につき、味わいたければ急ぎ渡航されたし!■読み飛ばし推奨!? ネタバレ回避が正解の『&ジュリエット』『&ジュリエット』が上演されていたロンドンのシャフツベリー・シアター(筆者撮影)実はまだウエストエンドでしか観ていないのだが、きっと大きくは変わっていないと思うので、ネタ少なめの今紹介してしまおう(ちょっとしたズル)。バックストリート・ボーイズやブリトニー・スピアーズらの楽曲を手掛けてきたプロデューサー、マックス・マーティンのヒット曲をちりばめたジュークボックスミュージカルで、音楽が耳馴染み良く楽しいのもさることながら、とにかくストーリーが衝撃的に面白い! 知らずに観たほうがより楽しめること間違いなしなので観劇予定のある方は読み飛ばしていただきたいのだが、「ロミオとジュリエット」の結末に納得のいかないシェイクスピアの妻アンが夫(=沙翁本人)を巻き込み、ジュリエットは実は生きていたとの設定で続きを書いていくという展開だ。死ななかったジュリエットはパリへと旅立ち、利害関係が一致した貴族と結婚しようとするものの、実はまだロミオのことが好きで、貴族はジュリエットのノンバイナリーな友達のことが気になっていて……と色々あった一幕の最後、実はロミオも生きていた!となった時にはあまりの面白さに開いた口が本当に塞がらないという初めての経験をした。そして二幕、アンに鼓舞されて自分の意志に目覚めたジュリエットがケイティ・ペリーの《Roar》を力強く歌い踊るクライマックスは、音楽、装置、衣裳、照明、振付、紙吹雪などひっくるめてミュージカル史に残る名シーン。ぜひともいつかブロードウェイで再見したい。■番外編:ミュージアム・オブ・ブロードウェイオープンした演劇の博物館(筆者撮影)ズルをした分、オマケにもう一本。といっても作品ではないのだが、2022年末に開館した新観光スポット、ミュージアム・オブ・ブロードウェイに行ってきたので軽くレポートを。ブロードウェイの歴史が学べる映像や解説パネルはもちろん、有名作品のセット模型や実際の衣裳と小道具、そして自分もその一部となって出演者気分が味わえる上に撮影まで可能な名作の名場面の再現セットなど、ビルの3フロア分にオタク心をくすぐる展示物が詰まった体験型ミュージアムだ。さらには劇作家や作曲家のインタビュー映像ゾーンまであって、オタクのみならずクリエイター志望者も楽しめそう。劇場街にあるため、観劇の合間に訪れるスポットとしてはかなりオススメなのだが……入場料が50ドル前後というのは、ちょっと割高かもしれない。『ライオンキング』の再現セットも!(筆者撮影)ブロードウェイで上演中&開幕予定の全ミュージカルをチェック【2023-24シーズンの新作】*情報は2023年12月21日時点のもの■既に始まっている作品『バック・トゥ・ザ・フューチャー』言わずと知れた大ヒット映画の舞台化。ロンドンでオリヴィエ賞を受賞してのBW入り。『グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!』1月28日まで日本でも上演歴のあるオフのコメディが『モルモン』の初代主演コンビを得てオン進出。『Harmony』ドイツの6人組エンターティナーの実話をB・マニロウの音楽で綴る。S・ボーゲスも出演。『How to Dance in Ohio』自閉症の若者たちを追ったドキュメンタリーに着想を得た新作。自閉症俳優たちが出演。『メリリー・ウィー・ロール・アロング』D・ラドクリフらが出演し、オフでチケットがプラチナ化したリバイバル版がオンへ。『スパマロット』福田雄一による日本版もお馴染み、2005年トニー賞受賞作が超豪華キャストでリバイバル。■これから始まる作品『酒とバラの日々』1月6日プレビュー開始予定1962年の同名映画を『RENT』のM・グライフ演出で舞台化。ケリー・オハラら主演。『きみに読む物語』2月10日プレビュー開始予定映画版も大ヒットしたベストセラー小説を『RENT』のM・グライフ演出でミュージカル化。『Water For Elephants』2月24日プレビュー開始予定同名ベストセラー小説をスペクタクルにミュージカル化。『アキンボ』のJ・ストーン演出。『The Who’s Tommy』3月8日プレビュー開始予定日本でも上演歴のあるロックオペラのリバイバル。演出はオリジナル版と同じD・マカナフ。『アウトサイダー』3月16日プレビュー開始予定原作は同名小説および巨匠コッポラ監督による映画版。「持つ者と持たざる者」の物語。『レンピッカ』3月19日プレビュー開始予定『ヘイディズタウン』の演出家の最新作。アールデコの画家レンピッカの半生を描く。『Suffs』3月26日プレビュー開始予定参政権を求め闘った女性たちの物語。ヒラリー・クリントンがプロデューサーに名を連ねる。『Hell’s Kitchen』3月28日プレビュー開始予定アリシア・キーズのジュークボックスがオフからオンへ。こちらも演出はM・グライフ。『The Heart of Rock and Roll』3月29日プレビュー開始予定米のロックバンド、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのヒット曲に着想を得た新作コメディ。『ウィズ』3月29日プレビュー開始予定1975年トニー賞受賞作のリバイバル。ブラックミュージックが炸裂する「オズの魔法使い」。『キャバレー』4月1日プレビュー開始予定カンダー&エッブの名作のリバイバル。英国で好評を博したエディ・レッドメイン主演版。【2022-23シーズンの準新作】『&ジュリエット』M・マーティンのヒット曲で綴るロミジュリの後日譚。トニー賞無冠を疑いたくなる傑作。『ビューティフル・ノイズ』ニール・ダイアモンドの伝記系ジュークボックス。こちらもトニー賞無冠ながら意外と長寿。『キンバリー・アキンボ』早老症の女子高生の物語をJ・テソーリの音楽で。トニー賞で作品賞含む5冠を達成。『シャックト』1月14日までとうもろこしが題材の抱腹絶倒コメディ。ノンバイナリー俳優がトニー賞助演男優賞。『スウィーニー・トッド』J・グローバンらの登板は1月14日まで。2月9日に新たな豪華キャストが投入される。【ロングラン作品】■日本で既に上演された/されている作品『アラジン』ディズニーアニメが舞台ならではの手法で表現された秀作。魔法の絨毯は本当に魔法。『シカゴ』『オペラ座の怪人』の閉幕を受け、上演中の作品としては最長ロングランとなった名物作。『ライオンキング』『シカゴ』に次ぐロングラン第2位を安定飛行中の大名作。相変わらず満席を誇る。『ムーラン・ルージュ!』2021年のトニー賞受賞作。原作はB・ラーマン監督の映画。さあ日本版と観比べよう。『ウィキッド』定期的に観たい傑作。昨10月に開幕20周年を迎えた。今秋には待望の映画版も公開予定。■日本未上演の作品『ブック・オブ・モルモン』2011年のトニー賞を制した、もはや古典の領域の傑作。1周回って日本語版を妄想中。『ヘイディズタウン』『グレコメ』の演出家が現代的に描くギリシャ神話。2019年のトニー賞で8冠を達成。『ハミルトン』近年最大のモンスター級ヒット作。リン=マニュエル・ミランダの才能にひれ伏そう。『MJ The Musical』M・ジャクソンの伝記系ジュークボックス。トニー賞受賞の主演俳優は降板しロンドンへ。『SIX: The Musical』ヘンリー8世の6人の妻がガールズパワーを炸裂させる痛快作!バンドまで全員女性。プロフィール町田麻子(まちだ・あさこ)1980年ロンドン生まれ、横浜育ちのミュージカル文筆家。2002年早大一文演劇専修、2022年東京藝大楽理科卒。公演パンフレット、演劇誌、WEB等で主にミュージカルの解説文、インタビューやレポート記事を執筆。10代からブロードウェイ観劇旅行を毎年続けるミュージカルおたく。趣味は翻訳版の妄想キャスティング。町田麻子ウェブサイト:
2024年01月01日『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』が2023年12月16日 (土) ~2023年12月25日 (月)に東急シアターオーブ(東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ11階)にて上演されます。前日・当日のチケット販売を行う「TKTS」渋谷店(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)では、同公演のチケット提示でオリジナルステッカーがもらえるキャンペーンを開催します。TKTS全国9店舗でチケット発売 TKTS渋谷 TKTSで「ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド2023」のオリジナルステッカーが“もれなくもらえる”キャンペーンを開催!2016年の日本初演から “劇場で楽しむクリスマス”として、新たな渋谷の冬の風物詩となった「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」。NY屈指の劇場「ラジオシティ・ミュージックホール」で、80年以上にわたり親しまれているNYの冬の定番ショー「ラジオシティー・クリスマス・スペクタキュラ―」に続く、スペシャルなクリスマスショーが今年も開催!TKTS 渋谷では、期間中「ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド2023」のチケットをご提示いただいた方に、オリジナルステッカーをもれなく2枚プレゼントいたします!TKTS・カンフェティ以外の窓口でお買い求めいただいたチケットや、入場済みのチケットなど、どんなチケットでもプレゼントします。ぜひこの機会にTKTS渋谷に足をお運びください。キャンペーン詳細TKTS 渋谷で「ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド2023」のチケットを提示すると...オリジナルステッカーをもれなく2枚プレゼント!プレゼント配布期間:2023年12月15日(金)14:00~2023年12月25日(月)19:00▼TKTS 渋谷 ▼TKTSでの取り扱い状況を見る 【注意事項・備考】・TKTS 渋谷の営業時間は14時~19時です。営業時間外にお越しいただいても対応致しかねます。・TKTS 渋谷以外の店舗では配布しておりませんのでご注意ください。・TKTS、カンフェティ以外でお買い求めいただいたチケットでもお受け取りいただけます。・入場済みのチケットでもお受け取りいただけます。・ステッカーは、チケット1枚につき2つお渡し致します。・重複配布防止の為、ステッカーのお渡し後、チケット本券の裏面にスタンプを押印いたします。・ステッカーの再配布はいかなる理由でも承ることができません。予めご了承ください。・ステッカーの第三者への転売は禁止致します。【キャンペーンに関するお問い合わせ】TKTS(運営:ロングランプランニング株式会社) tkts@confetti-web.com (平日10時~18時)公演情報『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』日程:2023年12月16日 (土) ~2023年12月25日 (月)会場:東急シアターオーブ(東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ11階)▼公式ホームページ <アメリカ・カンパニー来日公演 / 英語上演>※上演時間:約2時間(休憩含む)※開場は各開演の30分前【公演内容】今年も開催決定!あのクリスマスショーがやってくる!最高に楽しくてハッピーな劇場でのクリスマス体験を!2016年の日本初演から続く演出バージョンでの上演は、今年で見納めとなります。7年間の集大成となる今年、是非お見逃しなく!巨大ツリーやステンドグラスが輝くクリスマスタウン、氷の世界やクマのぬいぐるみが動き出すサンタのおもちゃ工場など、夢のようなクリスマスの光景がステージいっぱいに。そして世界で活躍するシンガーたちの歌う、心躍るクリスマスソングの数々。ゴスペルからポップスまで、誰もが一度は耳にしたことがあり、一緒に口ずさんで楽しめるようなクリスマスソングのオンパレード!さらにはダンサーたちによる華麗なラインダンスやタップに、舞台上に現れるスケートリンクでのスケートショーなど、息つく間もない圧巻のステージ演出は見どころ満載!クリスマスプレゼントを開けるときのようにワクワクドキドキ、大人から子どもまで、日常を忘れ心から楽しめて笑顔になれる、特別なクリスマスのひとときをお届けします。TKTSについて1973 年に NY タイムズスクエアにオープンした、ミュージカルや演劇の公演チケットを当日・翌日分限定で割引販売するチケット販売ブースです。当社はニューヨークで「TKTS」を運営する「Theatre Development Fund」から 2019 年に公認を受け、同年 8月29日(木)に日本版「TKTS」の運営を開始しました。現在は渋谷駅ハチ公前広場など全国に8店舗(東京7店舗・福岡1店舗)を展開しています。当社はこの「開演直前までの販売」「割引価格」という特長を通して、どんな方にもライブエンタテインメントをもっと気軽に楽しんでいただける世の中を作り、「今日観劇しよう」を当たり前にすることをミッションとしています。URL: 会社概要ロングランプランニング株式会社2004年の創業以来「エンタテインメントを、もっと身近なものに。」という理念のもとに、日本のエンタテインメント産業の市場規模拡大を目指して日々取り組み、イベント主催者への興行支援を行っています。所在地:〒162-0828東京都新宿区袋町25番地代表者:代表取締役榑松 大剛(くれまつ ひろたか)設立年:2004年2月資本金:3千万円主な事業:劇場フリーペーパー「カンフェティ」の発行チケット販売サイト「カンフェティ」の運営その他興行支援、イベント主催者のサポート業務旅行業ディスカウントチケットストア「TKTS」の運営URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月14日12月16日(土) に東急シアターオーブで開幕する『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』の特別番組が、12月16日(土) 午後4時55分からテレビ東京で放送される。特別番組には、本公演の応援サポーターの本田望結が出演。本田は、2016年の日本初演から2019年までの4年間にわたって本公演の応援サポーターを務め、またゲストスケーターとしても出演した経験がある。番組では誰よりも『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』を知る彼女が、本公演の“推しポイント”をたっぷりと紹介する。さらに、番組を見た人限定のお得な情報も届けられる予定だ。<番組情報>★テレ東エンタメ情報★本田望結がナビする『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』!『シルク・ドゥラ・シンフォニー』も紹介!2023年12月16日(土) 16:55~17:15 テレビ東京で放送<公演情報>『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』出演:アメリカカンパニー英語上演2023年12月16日(土)〜12月25日(月)会場:東京・東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)チケット情報:公式サイト:
2023年12月12日特定非営利活動法人NPO birthがコンソーシアムの一員として参加しております都立野山北・六道山公園の指定管理者である狭山丘陵パートナーズでは、地域の生物多様性を高める取組として湿地再生プロジェクトを行っています。その成果として、令和5年8月、東京都では絶滅したと思われていた植物「ヤナギスブタ」の復活が確認できたことをご報告いたします。確認されたヤナギスブタヤナギスブタの花掘削前の様子掘削後の様子1. 経緯今回、生育を確認した場所は、都立野山北・六道山公園の谷戸に位置し、過年度から自然環境の復元に取組んできた湿地です。生育確認前の湿地は、度重なる大雨の影響で土砂が流入し、陸生植物が繁茂する状況となっていました。そのため、令和5年1月、湿地再生の取組として、土砂の掘削を行ったところ、東京都絶滅種である「ヤナギスブタ」の復活を確認することができました。ヤナギスブタは水田などの浅い水域に生息する一年生の水生植物です。耕作放棄や農薬の使用により全国的にも減少しており、東京都では1990年代の町田市の記録を最後に、姿を消していました。今回、本種を確認した場所は60年ほど前まで水田として利用されていました。当時は、ヤナギスブタが生育しており、その種子が土中に保存され、私たちが実施した掘削によって発芽したと考えられます。その後、このヤナギスブタは、無事、開花し、結実を確認しています。ヤナギスブタの他にも、狭山丘陵では初確認のミズオオバコ(東京都RDB2023:絶滅危惧IA類(CR))を発見することができました。さらに、狭山丘陵では確認記録が少ないサワトウガラシやフラスコモ属の一種が確認されています。狭山丘陵初確認のミズオオバコフラスコモ属の一種掘削作業の様子2. 今後の取組今回の取組は、私たちが3つの都立公園グループ(狭山丘陵、武蔵野、多摩部)で展開している「湿地再生プロジェクト」のひとつであり、都内の湿地再生および希少種保全に大きく貢献するものです。また、水生植物は、それ自体に絶滅危惧種が多く貴重なものですが、両生類や昆虫等に棲み家や産卵場所を提供したり、池の水質を維持するなど、生物多様性の回復には欠かせません。今後は現地を安定した生育地として維持すると共に、異なる湿地でも掘削による再生作業を行い、生物多様性の向上に取組んでいきます。3. 参考ヤナギスブタ(トチカガミ科スブタ属)学名 :Blyxa japonica (Miq.) Maxim. Ex Ascherson et Gurke分布 :本州以南の水田,ため池,水路などに生育する一年生の水生植物である希少性:東京都レッドデータブック2023:絶滅(EX)■都立野山北・六道山公園の位置都立野山北・六道山公園の位置 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月28日7 年間の集大成!2016 年から続く「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」は 今年で見納め!2023 年 12 月 16 日(土)〜25 日(月) 東急シアターオーブにて開催される「ブロードウェイ クリスマ ス・ワンダーランド」の応援サポーターに、本田望結の就任が決定しました。2016 年の日本初演から“劇場で楽しむクリスマス”として、新たな渋谷の冬の風物詩となった「ブロー ドウェイ クリスマス・ワンダーランド」。NY で 80 年以上にわたり親しまれている「ラジオシティー・クリス マス・スペクタキュラ—」に続く、東急シアターオーブのスペシャルなクリスマスショーは今年で7年目の 集大成を迎え、日本初演から続く演出バージョンでの上演は今年で見納めとなります。そして、本公演の応援サポーターに本田望結の就任が決定。本田望結は初演の 2016 年から 2019 年までの4年間にわたって本公演の応援サポーターを務め、またゲストスケーターとしても出演。誰より も「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」を知る本田望結が本公演を盛り上げます!チケットはいよいよ今週末 10 月 14 日(土)一般発売開始!詳しくは公式 HP ( )にて。公式ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド2023 : 本田望結からの応援メッセージ「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2023」応援サポーターに就任させていただきました!本田望結です!思い起こせば、小学 6 年生から中学 3 年生まで 4 年間に渡り、この舞台に参加させて頂けた事、 今でも思い出深くかけがえのない貴重な宝物です。 舞台裏を体験させて頂けた経験を踏まえ、「クリスマス・ワンダーランド」の世界への誘いのお手伝い ができましたら幸いです。私自身も、今年の 12 月がさらに楽しみになりました!さぁ、皆様!ご一緒に、「クリスマス・ワンダーランド」の世界を存分に体験しましょう!*本公演への本田望結の出演はございません。ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2023【公演日程】2023 年 12 月 16 日(土)~12月 25 日(月)全 15 公演【会場】東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ 11 階)【出演】アメリカカンパニー 英語上演※開場は各開演の 45 分前※上演時間約 2 時間予定(休憩 20 分含む)※3 歳以上入場可(チケットが必要になります)。ただし、膝上でのご観劇はできません。※チケットはお一人様 1 枚必要です。【チケット料金(全席指定・税込)】 S席9,800円、A席6,800円10 月 14 日(土)10:00AM チケット一般発売開始!◆Bunkamuraオンラインチケット MY Bunkamura ◆キョードー東京 0570-550-799(オペレーター対応 平日 11:00-18:00/土日祝 10:00-18:00)◆テレビ東京オンラインチケット ◆チケットぴあ ◆イープラス ◆ローソンチケット ◆楽天チケット 【チケット一般発売日】2023 年 10 月 14 日(土)10:00AM【主催】Bunkamura/キョードー東京/テレビ東京/ぴあ 【後援】J-WAVE【公式 HP】 【お問い合わせ】キョードー東京 0570-550-799(平日 11:00-18:00/土日祝 10:00-18:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月13日2023年12月16日(土)から東急シアターオーブにて開催される『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』の応援サポーターに、本田望結の就任が決定した。本公演は、2016年の日本初演から7年間、“劇場で楽しむクリスマス”として渋谷の新たな冬の風物詩として親しまれてきた作品。ニューヨークで80年以上にわたり親しまれている『ラジオシティー・クリスマス・スペクタキュラ―』に続く、東急シアターオーブのスペシャルなクリスマスショーだが、日本初演から続く演出バージョンでの上演は今年で見納めとなる。そんな集大成公演の応援サポーターに就任した本田望結は、初演の2016年から2019年までの4年間にわたって本公演の応援サポーターを務め、またゲストスケーターとしても出演。今年の公演では出演はないものの、誰よりも「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」を知っており、本作品での経験を「今でも思い出深くかけがえのない貴重な宝物です」と語る本田が、本公演を盛り上げる。【本田望結応援メッセージ】ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2023」応援サポーターに就任させていただきました!本田望結です!思い起こせば、小学6年生から中学3年生まで4年間に渡り、この舞台に参加させて頂けた事、今でも思い出深くかけがえのない貴重な宝物です。舞台裏を体験させて頂けた経験を踏まえ、「クリスマス・ワンダーランド」の世界への誘いのお手伝いができましたら幸いです。私自身も、今年の12月がさらに楽しみになりました!さぁ、皆様!ご一緒に、「クリスマス・ワンダーランド」の世界を存分に体験しましょう!『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』は、2023年12月16日(土)から25日(月)まで、 東急シアターオーブにて開催される。<公演情報>『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』出演:アメリカカンパニー 英語上演2023年12月16日(土)〜12月25日(月)会場:東京・東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)チケット情報:公式サイト:
2023年10月13日次世代スーパーフード「ウチワサボテン」のバウダー配合綿半パートナーズ株式会社は9月28日、良質なたんぱく源であるパン酵母由来のプロテインに、次世代スーパーフード「ウチワサボテン」のパウダーを加えた「酵母プロテイン」を発売した。「酵母プロテイン」は、ホエイプロテインよりも緩やかに持続的に吸収され、血中アミノ酸量を維持するという特徴がある。配合のウチワサボテンは、砂漠で育つ強い生命力がある注目の次世代スーパーフード。ビタミンCや数種類のビタミンB・E、カルシウム、カリウム、その他のミネラルを豊富に含み、美と健康を支援する。同社では、サボテンの本場メキシコからウチワサボテンのバウダーを輸入している。新商品のフレーバーは、ココア風味とミルクティーの2種類。特にミルクティー味は開発者が飲みやすさにこだわって開発した自信作という。大容量・低価格で毎日飲める!同商品は毎日飲めるよう、他社のプロテイン飲料よりも大容量かつ低価格とし、3kgサイズの場合で1杯あたり約89.8円(参考小売価格より算出)を実現した。「酵母プロテインココア風味」・「酵母プロテイン ミルクティー」は、各1kg入り、3kg入りの2種類。販売先は、ECサイトの場合は、わたネット、Amazon。販売店舗は、綿半スーパーセンター・綿半ホームエイド・綿半フレッシュマーケット・ほしまんの各店舗、ウェルネスライフ佐久中央店。(画像はプレスリリースより)【参考】※綿半ホールディングス株式会社ニュースリリース
2023年10月07日株式会社シュシュ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:原田 隆幸)が提供する結婚式ムービー作成ツール「kitto」は、ムービー作成時に写真素材を簡単にストックして素早く選択する機能「フォトストック」機能をリリースいたしました。「kitto」URL: 結婚式ムービー作成ツール「kitto」1■「kitto」について「自由にウェディングムービー作成を楽しみたい」というカップルの希望を叶えるため、誰でも、簡単に、自分で結婚式のプロフィールムービーやオープニングムービーを作ることができる、結婚式ムービー作成ツールです。■新機能「フォトストック」について2022年2月にリリースした結婚式ムービー作成ツール「kitto」の入稿機能をパワーアップし「フォトストック」機能を搭載してシステムをバージョンアップしました。このバージョンアップにより、ユーザーはこれまで以上に、早く、簡単に結婚式ムービーを作成することが出来るようになりました。フォトストック機能1フォトストック機能とは、あらかじめムービーで使用したい写真を新郎フォルダ、新婦フォルダ、おふたりフォルダにそれぞれ100枚までアップロードすることができる機能です。フォルダを選択後に写真追加ボタンをタップすることで、1度に複数の候補写真を選んでアップロードすることができます。このフォトストック機能があれば、ムービーの素材入稿の際にスマホの写真フォルダから1枚ずつ写真をアップロードする必要がなくなり、大幅な制作時間の短縮になります。■使い方(1)マイページ内のムービー編集ルームの下にあるフォトストックボタンをタップ(2)フォトストックページで、ムービーで使用したい写真の候補を、新郎フォルダ、新婦フォルダ、おふたりフォルダにそれぞれ100枚までアップロードします。アップロードしたいフォルダを選択後に写真追加ボタンをタップすることで、1度に複数の候補写真を選んでアップロードすることができます。(3)ムービー編集ルームで使用する写真を入稿するときに、フォルダマークをタップすることで、フォトストック内の写真使用した写真を選んで入稿することができます。フォトストック機能について2フォトストック機能について3詳しくは、解説動画をご覧ください。 写真の選択や編集作業時間を大幅に短縮でき、おふたりの共同作業がスムーズになりますので、ぜひご活用ください。■サービス概要サービス名: 結婚式ムービー自作ツール kitto提供開始日: 2022年2月21日(月)提供時間 : 常時料金 : プレビュー動画作成は無料、納品版は6,600円(税込)/1本 など申込方法 : webサイトからURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月29日レイチェル・マクアダムスがブロードウェイデビューを果たすことになった。シングルマザーが主人公の舞台劇で、タイトルは『Mary Jane』。演出はアン・カウフマン。共演者の名前は近々発表される。上演は来年春。マクアダムスは『スポットライト世紀のスクープ』でオスカー助演女優部門にノミネートされた。最近作は昨年公開の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』、今年春北米公開された『Are You There God? It’s Me, Margaret.』。文=猿渡由紀
2023年09月12日『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』が、12月16日(土) から25日(月) に東急シアターオーブで開催されることが決定した。2016年の日本初演から“劇場で楽しむクリスマス”として、新たな渋谷の冬の風物詩となっている本公演。巨大ツリーやステンドグラスが輝くクリスマスタウン、氷の世界やクマのぬいぐるみが動き出すサンタのおもちゃ工場など、夢のようなクリスマスの光景とともに、世界で活躍するシンガーたちの歌う、心躍るクリスマスソングの数々を楽しむことができる。また、ダンサーたちによる華麗なラインダンスやタップに、舞台上に現れるスケートリンクでのスケートショーなど、息つく間もない圧巻のステージ演出が見どころとなっている。チケットは、8月26日(土) 10時より最速先着先行がスタートする。<公演情報>『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』12月16日(土) ~25日(月) 東急シアターオーブ出演:アメリカカンパニー※英語上演【チケット料金】(全席指定・税込)S席9,800円A席6,800円■最速先着先行:8月26日(土) 10:00~9月15日(金) 23:59 ※座席選択可S席(シングルチケット・定価):プログラム付きS席ペア割:平日S席17,600円 ※一人あたり1,000円お得土日S席18,600円 ※一人あたり500円お得チケット情報:公式サイト:
2023年08月22日ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』が2023年7月25日(火)から東京国際フォーラム ホールCほかで開幕する。1981年に榊原郁恵の初代ピーター・パンが登場してから、今年で43年目を迎える『ピーター・パン』。いつまでも子どものままでいたいピーター・パンと、ネバーランドの冒険で成長する子ともたちの、楽しくて、ちょっぴり切ない物語は、心に残る美しい音楽、躍動感あふれるダンスやアクション、そしてピーターが客席上空を飛ぶフライングで彩られ、大人も子どもも楽しめる作品として愛されてきた。今年の『ピーター・パン』はかなり目新しいものになりそうだ。何より、丸美屋食品ミュージカル『アニー』で主演し、第44回ホリプロタレントスカウトキャラバンにてグランプリを獲得した山﨑玲奈が11代目ピーター・パンとして初登場する。さらにフック船長を演じるのは、ミュージカル『マチルダ』でミス・トランチブル校長を好演した小野田龍之介。演出は、ダンスカンパニー「冨士山アネット」の長谷川寧が手掛ける。左から)フック船長役:小野田龍之介、ピーター・パン役:山﨑玲奈撮影:宮川舞子どんな舞台になるのかーー。開幕まで2週間ほどとなった7月中旬、都内で行われている稽古場を1時間半ほど見学した。この日行われていたのは、本作のラストシーン。何年も経った後の子ども部屋で、山﨑演じるピーターと、岡部麟(AKB48)が演じるウェンディが再会するシーンだ。セリフとしては数行のやりとりだが、ピーターもウェンディも感情が大きく動く場面。丁寧に積み重ねていかないといけない。動きながらセリフを発するシーンの稽古を何度かする中で、山﨑が「ここは止まるよりも、もう少し食い気味にいきそうになるんですよね。生まれたエネルギーをどこにぶつけたらいいと思いますか?」と演出の長谷川に質問する場面があった。第一印象では、やんちゃで少年らしさが全面に出ているピーターだったが、山﨑は山﨑なりにピーターの感情を細かく理解し、自分のものにしようとしているのだろう。左から)ピーター・パン役:山﨑玲奈、ウェンディ役:岡部麟(AKB48)撮影:渡部孝弘山﨑の問いに、長谷川はもちろん、相手役の岡部も一緒になって考える。岡部は昨年の森新太郎演出版でもウェンディとして出演していたが、共演者も演出も違うため、再びいちから役や作品と向き合っている様子。あれこれ試行錯誤して、ピーターとウェンディのセリフの言い回しと動線を予定していたものから少し変更することで、観る側も演じる側も「気持ちの良い」ものに仕上げていた。ウェンディ役:岡部麟(AKB48)とロストボーイズたち撮影:渡部孝弘その後は、ウェンディの娘・ジェーン役の子役を交え、台本の素読みをしていた。稽古が終盤になってくるとどうしても「慣れ」や「クセ」のようなもので固めてしまいがち。だからこそ再び台本に戻って、セリフの言い回しを詰めていくという狙いがあるようだ。小休憩を挟んで行われたのは、「カゲ」のシーン。ピーターとピーターの影が取っ組み合いになる場面なのだが、今回はカゲをリアルな人間が演じるという。身体表現を極めてきた長谷川らしい演出。長谷川自ら実演して、手本を見せる。山﨑はそれを真剣な眼差しで見ながら、まずは動いてみる。リズムに合わせて踊るダンスとも違い、相手と呼吸やタイミングを合わせることが求められるため、身体を使って練習をするほかないからだ。何度も何度も稽古を重ね、動きを身体に覚え込ませていた。左から)ウェンディ役:岡部麟(AKB48)、ピーター・パン役:山﨑玲奈撮影:渡部孝弘ちなみに他の場面では、走ったり跳んだり登ったりする移動術「パルクール」を取り入れた演出もあるそう。長谷川演出版の『ピーター・パン』に期待が膨らむ。この日の稽古取材では楽曲は聴けなかったのだが、公演公式のツイッターやYouTubeで配信されている動画を観る限り、情感のこもった歌声に心動かされる。本番ではどんな楽曲に仕上げてくるのか、楽しみにしていたい。今年は、劇作家ジェームス・バリが『ピーター・パン』を生み出した実話を描いたミュージカル『ファインディング・ネバーランド』(2023年5月15日〜6月5日、新国立劇場 中劇場ほか)も上演されたばかり。奇跡的な「ピーター・イヤー」と言えるので、ぜひ本作もお見逃しなく!上演時間は2時間45分(2回の休憩あり)。東京公演は8月2日(水)まで。そのほか8月5日(土)・6日(日)名古屋・御園座、8月12日(土)大阪・梅田芸術劇場メインホール、8月16日(水)埼玉・ウェスタ川越 大ホール、8月19日(土)・20日(日)長野・サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホール、8月26日(土)・27日(日)新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場、9月2日(土)・3日(日)高松・レクザムホール(香川県県民ホール)大ホールの計7か所にて上演予定。なお、劇場ロビーではフォトスポットの設置やジオラマ展示のほか、「ピーター・パンへのお手紙コーナー」「フェイスペイント体験」「チクタク体内時計」といったアクティビティ、「夏休みの宿題応援プロジェクト」と題した企画も用意。ぜひ親子で夏の思い出を作ってほしい。取材・文:五月女菜穂写真提供:ホリプロ青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』チケット情報()公演公式サイト()【よくばり❣ぴあニスト】限定 ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』のS席チケットを5組10名様にプレゼント!対象公演:7月30日(日)16:30開演7月24日(月) 9時59まで受付中! この機会にぜひお申込みください!詳細は こちら() から
2023年07月20日1957年にブロードウェイ初演、1961年に初の映画化。その60年後の2021年、スティーヴン・スピルバーグ監督が2度目の映画化を果たし、脚光を浴びた『ウエスト・サイド・ストーリー』。巨匠レナード・バーンスタインによる名曲の数々、ジェローム・ロビンスのオリジナル振付を生かし技巧を尽くしたダンス、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をベースに、人種間の抗争や格差社会など社会問題に鋭く切り込むストーリー、何よりトニーとマリアの燃え上がるロマンス……。いつの時代も観る人の心を掴んで離さない、ミュージカルの金字塔だ。この名作が、新演出で来日した。プレスコールで上演されたのは、「Tonight」「America」「Cool」の3曲。どれもこの作品を代表する名シーンだ。「Tonight」は古びたビルのバルコニーの上で、トニーとマリアが恋に落ち、その心境を高らかに歌う。トニーはがっしりした身体ととびきりのスマイルが素敵なイケメンだ。マリアは華奢で愛らしく、実にフレッシュ。初めての恋で高鳴る様子が伝わってくる。夢のように美しいメロディーを奏でる「Tonight」。二人の美しく力強い声が重なると、至福のひとときが訪れる。NYウエストサイドの古びたビルがリアルで、バルコニーを飛び降りて帰ろうとするトニーが、何度もマリアに呼ばれて戻ってくるところにはキュンキュンさせられること請け合い。恋すると誰もがこうなるよね・・・としみじみ。背景にはNYの街並みが広がり、この一曲ですっかりこの世界観に没入してしまった。「America」では故郷プエルトリコより今住んでいるアメリカが一番!と、シャークス(プエルトリカン系)の女性たちがパワフルに歌い踊る。その華やかさといったら!6名の女性はオレンジとピンクのビビッドな色のドレスを着ており、とても洗練されていて美しい。それに合わせたのか、空の色もオレンジピンク。大きな広告の看板が掲げられているのが印象的だが、これは裕福な白人に向けた広告で当時の移民たちには手の届かないものだったとか。格差社会を暗喩した、このプロダクションならでは演出が効いている。そしてこの作品を象徴する「COOL」。ジェッツ(ポーランド系)はリーダーを殺され、今にも暴走する寸前。そんな少年たちを、頭を冷やせとなだめるナンバーだ。不穏なメロディーに乗せて、指を鳴らす、バーンと銃を打つ仕草など、一発触発の危険さをバレエを生かしたダンスで表現しているのがたまらない。オリジナルであるジェローム・ロビンスの振付を忠実に再現しているそうで、今でも全く古びない。それどころかいつ観ても胸が弾み、心が躍る。傑作とはこういうことなのだろう。これまで『ウエスト・サイド・ストーリー』を知らなかった人も、何度も観て知り尽くしているという人も、ぜひこの新演出版を観てほしい。やはり生のオーケストラと共に、劇場で観て、聴いて、肌で感じるべき作品。足を運ぶ価値は絶対にある。公演は、7月5日(水)〜23日(日)まで東京・東急シアターオーブを皮切りに、7月31日(月)〜8月2日(日)まで群馬・高崎芸術劇場 大劇場、8月5日(土)・6日(日)には大阪・オリックス劇場にて上演される。<公演概要>ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』生演奏・英語上演・日本語字幕あり原案:ジェローム・ロビンス脚本:アーサー・ロレンツ音楽:レナード・バーンスタイン作詞:スティーブン・ソンドハイムオリジナルプロダクション・演出・振付:ジェローム・ロビンス演出:ロニー・プライス振付:フリオ・モンへ出演:来日カンパニー【東京公演】日程:2023年7月5日(水)~7月23日(日)会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)チケット(全席指定・税込)平日S席 15,000円 A席 13,000円 B席 10,000円土日S席 16,000円 A席 14,000円 B席 11,000円お問い合わせ:Bunkamura03-3477-3244 (10:00~18:00)公式ホームページ [主催]TBS/Bunkamura/VIS A VISION/ぴあ/ローソンチケット/TOKYO FM[後援]BS-TBS[協賛]オリエンタルバイオ[オフィシャルエアライン]日本航空【高崎公演】日程:2023年7月31日(月)〜8月2日(水)会場: 高崎芸術劇場大劇場お問い合わせ:高崎芸術劇場チケットセンター027-321-3900(10:00~18:00)【大阪公演】日程:2023年8月5日(土)〜8月6日(日)会場:オリックス劇場お問い合わせ:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00/日祝休業) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月05日佐藤隆太による一人芝居『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』が2023年8月11日(金・祝)から東京芸術劇場シアターイーストでおよそ3年半ぶりに再演される。再演にあたって佐藤隆太は「すぐにでも再演したいと思っていました。それぐらい自分にとって宝物のような作品なんです。できるならコンスタントに今後も演じ続けていきたいと思っていました」と素直に喜ぶ。本作は一人芝居ではあるが、観客参加型のイマーシブシアターの形態をとる。佐藤は初演について「演劇はその日その場所に集まったお客様と演者が、その瞬間でしか味わえないものを共有するということが醍醐味の一つだと思うんですけど、本作はそれがとても色濃く感じられる作品なんです。毎回が特別な時間でしたね。」と振り返る。実は、開幕前に米国ユタ州において本作を観劇したという佐藤。「脚本・演出、演者とお客様の関わりなど全体をひっくるめて見事な展開で、鳥肌が立ちっぱなしでした!胸が締め付けられるような場面がありつつも、一緒に奇跡的な瞬間をつくりあげていくことに感動して涙が出ました。それに劇場を出るときの余韻がすごくて、劇場を離れたくないと思ったんです。他のお芝居では味わえない体験が間違いなくあって、本当に感動しました」。その経験があったからこそ「お客様にもあの感覚を味わっていただきたい、その一心で臨んでいましたし、そうして目指すものがある分、一つ上の挑戦ができました」。今回、翻訳と演出を手掛けるのは上田一豪。舞台『いまを生きる』でタッグを組んだ経験がある佐藤は「すごく信頼している演出家ですし、そもそも気が合う」と印象を話す。そして「演出家が変われば、作品の雰囲気も少なからず変わってくるでしょうが、ずっと1人で演じてきて、セリフもある程度身体にまだ残っているので、やっぱり僕自身初演に引きずられることもあると思うし、うまく回っていたところを変える怖さもなくはないです。でも上田さんとこうしてタッグを組む機会を生かし切りたいですからね。覚悟を決めて、初演以上に皆様に楽しんでいただける作品にすべく、また新しく1から作っていこうかなと思っています」。東京公演は2023年8月27日(日)まで。ほか全国10都市で上演が予定されている。取材・文:五月女菜穂
2023年06月09日地域創生事業およびプロモーション事業を展開する、株式会社イノベーションパートナーズ(本社・東京都港区、代表取締役社長:本田 晋一郎 以下「当社」)は、芝浦工業大学 デザイン工学部 デザイン工学科の演習授業として、同大学デザイン工学部デザイン工学科 蘆澤 雄亮 教授と連携し、6月8日(木)から7月20日(木)の期間8回にわたり、新規ビジネスデザインを考案する産学連携課題解決型授業を行います。当社グループである株式会社日比谷花壇のフラワービジネスを事例にしながら、学生たちに、フラワービジネスの課題を分析してもらい、イノベーションを生み出す新たな事業の提案を行っていただきます。同授業の指導教官である蘆澤 雄亮 教授とともに、地域創生事業ならびにプロモーション事業において地域やサービスの固有の価値を再定義し、新たな事業や雇用を創出してきた当社から、実践的なアドバイスを行うことで、地域・ビジネスの現場にある課題に向き合い、提案を磨き上げ、より実践的なデザイン力を学生たちに身につけてもらおうというのが狙いです。当社は、2020年に佐賀県嬉野市の老舗温泉施設である和多屋別荘に自社のサテライトオフィスを設置したことを皮切りに、佐賀県嬉野市、多久市、有田町、新潟県妙高市、愛知県蒲郡市をはじめとして、各地域の事業者と連携し、旅館やホテルへのサテライトオフィス誘致やワーケーション事業などにより、旅館やホテルの新たな価値を生み出しながら、各地域の関係人口の増加、交流人口の創出にむけた事業を推進しています。芝浦工業大学 デザイン工学部 デザイン工学科との演習授業スケジュール:【1】事前準備歴史・販路・技術情報・業界動向・統計資料、現地調査他【2】6月8日(木)「イントロダクションレクチャー+リサーチとディスカッション」【3】6月15日(木)「リサーチ結果の分析、再リサーチ、ビジネスアイデアの展開」【4】6月22日(木)「ビジネスアイデアの展開、プロトタイプ制作、フィジビリティ検証」【5】6月29日(木)「中間発表とアイデアの再検証」【6】7月6日(木)「フィジビリティ・スタディとプレゼンテーション資料の作成」【7】7月14日(木)「フィジビリティ・スタディとプレゼンテーション資料の作成」【8】7月20日(木)「最終プレゼンテーション」※課題解決型授業(PBL)とは課題解決型授業(PBL)は、従来のコンペ形式とは異なり、実際にある会社のRe-Brandingや、既に運営されている事業を理解し、課題を見つけ解決策を立案する授業です。学生の皆さんが実際にプロジェクトの一員となり、より実務的な視点で経営戦略を学び、新規事業を企画することで、ビジネスを組み立てるプロセスの体験ができる新しい試みで、世界的にも注目されている授業方法です。■株式会社イノベーションパートナーズ 会社概要代表取締役社長: 本田 晋一郎会社設立: 2018年12月5日事業内容:地方創生事業、プロモーション事業ほか公式サイト: 所在地:本社グローバルヘッドオフィス 東京都港区南麻布1-6-30嬉野温泉アジアヘッドオフィス 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738 和多屋別荘内ARITAクリエーターハウス 佐賀県西松浦郡有田町赤坂丙2351番地169アリタセラ内多久インキュベーションセンター 佐賀県多久市北多久町大字小侍4644-1 TAQUA内新潟ウェルビーイングステージ 新潟県妙高市両善寺1966 ロッテアライリゾート内ネスト棟3F 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月08日カナダの山火事の影響で、ニューヨークの大気汚染が深刻化している。俳優のジョディ・カマーも思わぬ影響を受けた1人だ。水曜日(現地時間)、ブロードウェイでワンマンショー「プライマ・フェイシィ」に出演したジョディは呼吸困難に陥り、上演開始からわずか10分で舞台が中断に。その後、ジョディは降板し代役のダニー・アーリントンが引き継いで最初からやり直したという。ジョディは2022年、ロンドンのウエストエンドでも「プライマ・フェイシィ」に出演し、今年のローレンス・オリヴィエ賞で主演女優賞を手にした。6月11日に開催されるトニー賞でも主演女優賞にノミネートされており、結果待ちの状態だ。ファンから「どうかお大事に」「心配しています」というジョディを見舞うメッセージと共に、「ジョディが体調を崩すようなひどい空気の中で、代役の俳優が演じて大丈夫なものなのか?」「舞台は中止にした方がよかったのでは?」といった声も上がっている。ニューヨーク市のエリック・アダムス市長は同日、「すべてのニューヨーカーに、可能な限り屋外での活動を制限することを勧めます。特に影響を受けやすい、心臓や呼吸に問題があり呼吸器系の持病がある人、子どもやお年寄りは現時点では室内にいるべきです」とコメントした。(text:cinemacafe.net)
2023年06月08日この夏、来日するブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の特別番組が放送決定した。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」を下敷きに、レナード・バーンスタインが作曲、スティーヴン・ソンドハイムが作詞したブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド物語」は、1957年にブロードウェイで初演され、その後、ミュージカル映画全盛期の1961年には、ロバート・ワイズとミュージカル版の原案と振付を務めたジェローム・ロビンスの共同監督で映画化。また60年の時を経て2021年、2度目の映画化で注目された。第94回アカデミー賞でアリアナ・デボーズが助演女優賞を獲得、第79回ゴールデングローブ賞ではコメディ・ミュージカル部門作品賞、主演女優賞、助演女優賞を受賞した。今回来日するのは、装いも新たに上演されるニュー・バージョン。この不朽の名作を生み出したジェローム・ロビンス(原案・振付・演出)とバーンスタインが遺した偉業に敬意を表し、ブロードウェイのベテラン演出家が、全編に躍動する鮮烈なダンスと、ゴージャスな楽曲の神髄を余すところなく伝える。番組では、日本キャスト版「ウエスト・サイド・ストーリー」Season1でトニー役を務め、2021年版映画『ウエスト・サイド・ストーリー』ではトニーの吹き替えを担当した宮野真守が、本公演の魅力を紹介。名曲「Maria」を熱唱する。また、国内外で活躍するヴァイオリニスト・川井郁子も登場し、バーンスタインが創り上げた緻密な楽曲について語る。特別番組「絶対に見逃せない!ウエスト・サイド・ストーリーのなるほどサイドストーリー」は6月17日(土)16時~TBS(関東ローカル)にて、18日(日)12時30分~BS-TBSにて放送。ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」は7月5日(水)~23日(日)東急シアターオーブにて上演。(cinemacafe.net)
2023年06月05日9月から10月にかけて東京、金沢、大阪にて、ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』が上演されることが決定した。本作は、『王様と私』や『サウンド・オブ・ミュージック』などの名作を手掛けた作曲家リチャード・ロジャースと、かつてロジャースがコンビを組んでいた作詞家ロレンツ・ハートとの物語。彼らの半生を描き、97年にマイアミの劇場で初演された本作は、ロジャース&ハートを愛するオールドファンのみならず洒落た旋律と歌詞が若い観客の心をも捉え、以来現在までアメリカ各地で上演されている。2018年、その名作を日本で上演するにあたり、上演台本・訳詞・演出・振付を手掛けさらには出演までこなしたのが、オリジナルミュージカルの作・演出・振付を多く手掛け、日本を代表するタップダンサーでもある玉野和紀。オリジナルは55曲のナンバー、3時間越えのボリュームであった本作を32曲のナンバーに凝縮し、タップはもちろん、様々なジャンルのダンスを盛り込み、新たな『ロジャース/ハート』を創り上げた。再演となる今回も、上演台本・訳詞・演出・振付・出演の5役を務める。キャストは、初演ではロジャース役で初主演を務め、その後数々のミュージカルや舞台で俳優としての実力を発揮し続けている林翔太が、自由奔放で天才的な作詞家ロレンツ・ハート役を、そして初演時は人気歌手のエディー・フォンティーン他4役で出演した寺西拓人が、20世紀のアメリカの作曲家の中でも有名な1人に数えられる生真面目な作曲家リチャード・ロジャース役を務める。共演には、元宝塚宙組トップスターで退団後は舞台のみならず映画・ドラマと活躍の場を広げている凰稀かなめ、グランドミュージカルに数多く出演しアーティスト活動も精力的に行う藤岡正明、様々な舞台に出演し存在感を放つ中河内雅貴。また、元宝塚雪組トップスターで退団後は様々なジャンルの舞台に挑戦し、ライブ活動も積極的に行う壮一帆が出演する。さらに、音波みのり、音くり寿、吉田莉々加らが脇を固める。<キャスト コメント>■玉野和紀ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』、上演台本・訳詞・演出・振付・出演の玉野和紀です。2018年に日本で初演を迎えまして、5年後の今年再演ということで嬉しく思っております。当時出演してくれた林翔太くん、寺西拓人くんとまた一緒にやれることもすごく嬉しいですし、2人とも5年の間にも多くのミュージカルに出演をされていて、たぶん腕をあげていると思いますので、期待しています。当時は6人での上演でしたが、今回は人数を倍にして12人でお届けします。新たに曲も加え、台本もダイナミックに書き直しました。ロジャース&ハートの素敵な楽曲に乗せてショーアップして皆様にお届けしたいと思いますので、皆様ぜひ劇場に足をお運びください。お待ちしております。■林翔太ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』に出演します、林翔太です。この作品は、僕が本格的に舞台に出させてもらうようになった最初の作品で、すべてのきっかけでもあり、そこに選んでくださった玉野さんは、僕にとっては父親のような、育ての親のような存在です。初めてミュージカルに挑戦したのもこの『ロジャース/ハート』。あれから約5年たち、ようやく再演ということで、ファンの方にもこの作品が好きな方がたくさんいらっしゃるので、喜んでくださると思いますし、僕も再演できることを嬉しく思っております。初演の時と同様、寺西も一緒に出ますが役が前回と変わったりもして、新たな挑戦がたくさんあると思うんです。玉野さんの胸を借りながら、豪華なキャストの方々がたくさんいらっしゃいますので、大船に乗った気分で頑張っていきたいと思います。劇場へ足を運んでくださったら嬉しいです。■寺西拓人ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』に出演します、寺西拓人です。今回再演ということで、約5年の時を経て、また『ロジャース/ハート』という作品を上演できること、大変嬉しく思います。出演者が前回6人だったのが今回は12人に増えるということで、パワーアップした『ロジャース/ハート』を魅せられるんじゃないかなと思います。僕は前回の役とは違う役での出演となりますので、個人的にもパワーアップした自分を魅せられたらいいなと思っています。自分でハードルを上げるのもなんですが、上質なミュージカルが見られます(笑)!皆様ぜひ劇場へお越しください。<公演情報>ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』上演台本・訳詞・演出・振付:玉野和紀音楽監督:宮﨑誠【キャスト】林翔太、寺西拓人/凰稀かなめ/藤岡正明、中河内雅貴/音波みのり、音くり寿、吉田莉々加/鯨井未呼斗、MAOTO/壮一帆/玉野和紀ピアノ:宮﨑誠ドラムス&パーカッション:萓谷亮一【東京公演】9月30日(土)~10月18日(水)会場:有楽町よみうりホール■チケット料金S席:11,000円A席:7,500円※全席指定・税込※未就学児入場不可一般発売:7月23日(日)【金沢公演】10月24日(火)・25日(水)会場:北國新聞 赤羽ホール■チケット料金S席:11,000円A席:7,500円※全席指定・税込※未就学児入場不可一般発売:7月23日(日)【大阪公演】10月28日(土) 12:00 / 17:00会場:松下IMPホール■チケット料金全席指定:11,500円(税込)※未就学児入場不可一般発売:9月30日(土)チケットはこちら:公式サイト:
2023年06月05日現在公開中のアニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』より、特別映像が到着した。今回公開された映像は、クッパが歌唱するシーン。ピアノを奏でながら、ピーチへの思いを歌っているようだ。そんなクッパの吹き替えは、「僕のヒーローアカデミア」オールマイト役、『THE FIRST SLAM DUNK』赤木剛憲役などの声を担当する三宅健太が務めている。イルミネーションと任天堂が共同製作した本作は、累計569万2,081人を動員、僅か17日間で80億4,679万210円を記録と、大ヒット中だ。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 2023年4月28日より全国にて公開(C) 2023 Nintendo and Universal Studios
2023年05月16日佐藤隆太による一人芝居『エブリ・ブリリアント・シング〜ありとあらゆるステキなこと〜』が、今夏から秋にかけて東京芸術劇場シアターイーストを皮切りに全国10都市で上演されることが決定した。『エブリ・ブリリアント・シング』は2013年にイギリスで幕をあけ、翌年には演劇祭の最高峰の一つであるエディンバラ国際芸術祭に参加し、3年連続して同演劇祭で上演されるという快挙を成し遂げた注目度の高い作品。2014年以降、ニューヨークを始め世界中で翻訳上演され、日本では、東京芸術劇場とりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館が共同制作し、2020年に初演された。物語は、語り手が7歳の頃の記憶を語るところから始まる。自殺未遂をした母親を何とか元気づけようと、子どもの目線で思いつく限りの「ありとあらゆるステキなこと」をノートに書き連ねてゆく。「ステキなこと」リストはどんどん増えてゆき、やがて成長した青年は恋に落ち、結婚をするが……。本作は、観客との距離が近いトークライブのようなユニークな上演スタイルで、開演前から観客に話しかけたり、番号のついた小さなカードを渡したり、観客と出演者のやりとりが魅力のひとつとなっている。観客は、渡されたカードにある自分の番号が呼ばれたらそこに書かれている言葉を読み上げ舞台に参加。やがて観客も主人公を演じる俳優と共に、人生で「ステキなもの、ステキなこと」を探る旅が始まる、という舞台となっている。本公演の独特の舞台設定に加え一人芝居という難役に再度挑戦するのは、佐藤隆太。初演時がデビュー20周年と重なった佐藤は、誰よりもこの作品の再演を待ち望んでおり、本年度は東京のみならず10都市をツアーすることで、より多くの観客にこの作品を届けられることに意欲を燃やしている。翻訳・演出には、ストレートプレイからミュージカル、小劇場から大劇場まで活躍している演出家の上田一豪を迎える。<公演情報>『エブリ・ブリリアント・シング〜ありとあらゆるステキなこと〜』原作:Duncan Macmillan with Jonny Donahoe(ダンカン・マクミラン+ジョニー・ドナヒュー)翻訳・演出:上田一豪出演:佐藤隆太【東京公演】8月11日(金・祝)~8月27日(日)会場:東京芸術劇場 シアターイースト※一部、終演後ポストトークあり※視覚に障害のあるお客様のための「音声ガイド」実施(要予約)■チケット料金(税込・全席自由(入場整理番号付))一般:5,500円前半割一般:5,000円(8月11日(金・祝)~8月16日(火) 公演限定)65歳以上:5,000円25歳以下:3,500円高校生以下:1,000円一般発売:6月24日(土) 10:00~チケットはこちら:<全国ツアー公演>【豊橋公演】9月1日(金)~9月3日(日)会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース【富山公演】9月8日(金)~9月10日(日)会場:オーバード・ホール 中ホール【いわき公演】9月22日(金)~9月24日(日)会場:いわきアリオス【熊本公演】10月3日(火)会場:熊本県立劇場演劇ホール【高知公演】10月7日(土)~10月8日(日)会場:高知市文化プラザかるぽーと大ホール
2023年05月12日「スーパーマリオ」のアニメーション映画となる現在公開中『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の興行収入が、10日間で65億3873万20円を記録し、今年公開作品の中で最速となる驚異のハイペースとなった。4月28日より公開中の本作は、2週目となるGW後半の週末興行、5月5日(金)~7日(日)の3日間で初週の金土日を34.2%も上回る24億7333万4910円を記録と、週末興行は2週連続No.1を達成。公開10日目での60億円突破は、今年公開作品の中で最速となり、興行収入137億円を記録している2022年の大ヒット作品『トップガン マーヴェリック』の公開10日間の数字(28億9034万940円)の倍のペース、同作品が60億円に達した31日間の3倍のスピードでの到達だ。一方、5週目に入った全米Box Officeにおいては、週末3日の興行収入は1860万ドル(約25億円 ※1ドル/134.88円換算)を上げ、新作映画に首位は譲ったものの、アメリカ国内での累計で5億1812万7705ドル(約700億円)を記録し、5億ドルを突破(Box Office Mojo調べ5/8現在暫定数値)。北米を除く海外でも6億3717万1000ドル(約859億円)を上げ、全世界での累計は11億5529万8705ドル(約1558億円)となり、歴代アニメーション作品興行成績(全世界興行成績)トップ10の第5位(先週は第10位)に浮上した。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 2023年4月28日より全国にて公開(C) 2023 Nintendo and Universal Studios
2023年05月08日4月27日から30日にかけての週末、北米のボックスオフィスでは『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』がまたもや首位をキープした。ここまでの北米での売り上げは4億9,000万ドル。来週には5億ドルを突破することが確実だ。北米興収5億ドルを誇るアニメーション映画は、過去に『インクレディブル・ファミリー』と『ライオン・キング』のみ。世界興収では、10億ドル突破が目の前だ。2位はホラー映画『Evil Dead Rise』。3位は新作『Are You There God? It’s Me, Margaret』。4位は『ジョン・ウィック:コンセクエンス』、5位は40周年記念として再公開された『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(ジェダイの帰還)』だった。次の週末はマーベルの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』が公開される。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』公開中(C)2022 Nintendo and Universal Studios文=猿渡由紀
2023年05月01日トニー賞8部門を受賞したブロードウェイミュージカル『ONCE ダブリンの街角で』コンサートバージョンの初来日公演が8月開催されることが決定した。『ONCE ダブリンの街角で』は、アイルランド・ダブリンの街角で出会ったストリートミュージシャンの男性とピアノを愛するチェコ移民の女性が、音楽を通して互いにひかれ合っていく姿を描いたラブストーリー。本作を基に舞台化されたミュージカル版は、映画で主演を務めたグレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァが音楽を担当。アカデミー賞を受賞した「Falling Slowly(フォーリング・スローリー)」をはじめとする楽曲の数々と、出演者自身がギターやピアノ、バイオリンなどを演奏しながら歌やダンスを披露するという舞台ならではの演出が話題を呼び、トニー賞最優秀作品賞を含む8部門を受賞。アカデミー賞、グラミー賞、オリヴィエ賞、トニー賞、全ての賞に輝いた唯一の作品となった。今回、8月の東急シアターオーブ公演で開催するコンサートバージョンは、主演にロンドン・ウエストエンドで活躍するキャシディ・ジャンソン(『ビューティフル』キャロル・キング役、『&ジュリエット』アン・ハサウェイ役)とデイヴィッド・ハンター(『ONCE ダブリンの街角で』男役、『キンキーブーツ』チャーリー・プライス役、『ウェイトレス』ポマター医師役)をはじめとする実力派キャストで上演される。<公演情報>ブロードウェイミュージカル『ONCE ダブリンの街角で』イン コンサート8月4日(金)~13日(日) 東急シアターオーブ※英語上演、日本語字幕あり※開場は各開演の45分前 ※上演時間約2時間予定(休憩1回含む)脚本:エンダ・ウォルシュ作詞・作曲:グレン・ハンサード&マルケタ・イルグロヴァ原案・映画版脚本・監督:ジョン・カーニー演出:ディーン・ジョンソン出演:デイヴィッド・ハンター、キャシディ・ジャンソン ほか(イギリス・カンパニー)【チケット料金(全席指定・税込)】S席:13,500円A席:8,500円B席:5,500円一般発売日:6月24日(土) 10:00~※未就学児入場不可※チケットは一人1枚必要公式HP:
2023年04月25日