今年はK‐POPグループの来日が再開し、やっと生でステージが見られる!と喜んだファンも多かったはず。日々大量にアップされる映像コンテンツに加えて、来日ラッシュも加わり、勢いが加速し続けるK‐POPシーン。そんな現時点をさらに楽しむポイントについて、K‐POPの熱心なファンであり、ミュージシャンならではの感性と知識で、裏方のクリエイターも掘り下げるオカモトレイジさんに伺いました。ananトレンド大賞2022“CULTURE”韓ドル来日ラッシュ「コロナ禍でも韓国アイドルは衰退することなく、着実に新しいファンも獲得していましたよね。これまでいろんな来日公演が何度もキャンセルになっていたけど、今年はやっとコンサートが開催されました。TWICE、NCT127…K‐POPの現場は全部楽しいです。Kep1erのショーケースライブも行きました。実際に観たら、イェソとチェヒョンが好きになって。体験しないとわからない現場のおもしろさはありますよね。あと〈SMTOWN LIVE〉も。Red Velvetも良かったし、NCTもめちゃくちゃ良かった。全員が出演する「RESONANCE」のステージは最高で。MVを見てもピンとこなかったけど、実際観たらNCTはこの一曲でいいんじゃないの?って思っちゃうほどの満足度でした。あと〈SUMMER SONIC〉で観たZICOがすごかったっすねー。兵役から帰ってきて日本では初のステージ。アイドルだけど、アーティスト性もちゃんとあって、ダンスも踊らされているのではなくて、本人が踊りたくて踊っているのが伝わってくるんです。今年は本当にいろんな公演に行きましたね」今年は大型のガールズグループが続々デビュー。K‐POPファン歴6年のレイジさんにとっても、初体験の衝撃的なグループのデビューがあったそう。「今、K‐POPがまたおもしろくなっている気がしています。これからハマるのも、いいタイミングなんじゃないかな。僕は2016年にハマったのですが、ちょうどシーン全体が拡大していくすごくおもしろい時期で。BIGBANGとEXOとBTSがランキングを競っていたり、PRODUCE101シリーズが始まったり。あの時はすごかったと思いつつ、K‐POPが世界的な人気を得た今だからこそ、良いグループや現象が生まれるタイミングのような気もする。そんな今年のトレンドで言ったら、やっぱりNewJeans。音楽シーン全体を見てもK‐POPは確立されたジャンルになっている状況でさらにブレイクスルーしたのがNewJeansだなと思います。韓国アンダーグラウンドのDJ、アーティストの友達はみんなこぞってNewJeansは別格だって言ってます。元SMエンターテインメントのクリエイティブ・ディレクターだったミン・ヒジンがHYBEに移籍して、新レーベルを作って女の子グループをデビューさせますって言ったら、K‐POP好きな大多数の人に届くものになるだろうと思うけど、そうではなくコアな部分から戦略を立ててグループをプロデュースしているのを感じる。前振りなく突如MVがアップされたデビューにも驚いたし、グループには大体あるファンネームもまだなくて。音作りもすごくて、韓国のアンダーグラウンドなシーンのトラックメイカーが参加していたり。一つひとつが、これまでのK‐POPのルールを無視した独自のスタイルなんです。曲以外のクリエイティブも唯一。グループのアイコンでもあるウサギのグラフィックは、かわいいけどちょっと不思議で、性別も時代も問わない魅力があって。これを見てすぐに自分用にこのキャラクターを刷ったTシャツ作りましたもん(笑)。僕がK‐POPにハマって以来、ここまで衝撃的なグループのデビューは初めて。今度〈KCON〉で初めてパフォーマンスを観ます(取材時は開催前)。同じくIVEやLE SSERAFIMも観るので楽しみですね。11月に日本デビューするSTAYCも最高。TWICEの初期ヒット曲をほとんど手がけているBlack Eyed Pilseungが独立して初めてプロデュースしたグループがSTAYCなんです。今のK‐POPグループは多国籍なメンバーで構成されるのが当たり前になっているけど、STAYCのメンバーは全員韓国人。ほかのグループは全身ハイブランドのスタイリングも多い中、オリジナルの衣装をお揃いで着ていて。そういうK‐POPのど真ん中を行く感じもありつつ、曲もパフォーマンスもいいからちゃんと人気を得てる。僕は、K‐POPのどこかちょっと恥ずかしい部分があるほうがかわいらしくて愛せるんです。最新系のNewJeansと、王道を行くSTAYC。両極端だけど、ベテランと新人というわけでもなく、どちらも同じ時代のシーンの中にいて、ちゃんと売れてる。ポピュラリティを携えながら、いろんな表現を行ったり来たりできるジャンルであるK‐POPは、やっぱりおもしろいんですよね」NewJeans今年、BTSなどが所属するレーベルHYBEの新レーベルADORよりデビュー。K‐POP新時代のルーキーとして大きな注目を集めている。©2022 ADOR. All Rights Reserved.STAYC2020年デビューの6人組のガールズグループ。過去にTWICEの楽曲を手がけたチームがプロデュースするグループとしても話題に。オカモトレイジさん1991年生まれ、東京都出身。4人組のバンド「OKAMOTO’S」のドラマー。主宰する「YAGI」では、展示会のキュレーションも手がける。2023年1月9日からはコラボレーションアルバムを引っ提げてのツアー「OKAMOTO’S LIVE TOUR 2023」を開催。※『anan』2022年11月16日号より。イラスト・武田星良取材、文・飯田ネオ大場桃果菅原良美(akaoni)(by anan編集部)
2022年11月15日10月14日(金)に公開される『もっと超越した所へ。』より、ノリと勢いだけで生きている根拠のない自信家フリーター・泰造を演じたオカモトレイジ(OKAMOTO’S)の場面写真が公開となった。原作・脚本は、演劇界最高の名誉・岸田國士戯曲賞の最終候補に4度選出されるなど演劇界の最先端をひた走る劇作家・根本宗子。根本にとっては初の作品映画化となる。“映像化不可能”と言われた伝説の舞台を自ら大胆なアレンジで表現。クズ男を引き寄せてしまう4人の女性の恋愛模様と、彼女たちの意地とパワーが引き起こすミラクル、めんどくさい感情とキレッキレの本音をさらけ出しながらも、強くたくましく生きる姿が痛快に描かれている。監督は、ドラマ『忘却のサチコ』『有村架純の撮休』などテレビ、星野源や乃木坂46のMV・CMで活躍する映像クリエーター・山岸聖太。「根本宗子」本公演『愛犬ポリーの死、そして家族の話』密着ドキュメンタリーの監督を務めるなど、根本の世界観を熟知する監督が、全幅の信頼のもと、たくましくも清々しい根本ワールドを映像化した。このたび公開されたのは、いつでもハイテンションで、自信家のフリーター・泰造(オカモトレイジ)が、見た目も心も彼氏に染まるショップ定員ギャル・美和(伊藤万理華)と同棲するアパートで電話をかける場面写真。泰造は一緒にいると楽しいけれど、自分のこと優先しまくり男子。何かあるとすぐテンパる頼りのなさはあるが、ノリの良さでなんとかしてしまう泰造に、自分の悩みをはぐらかされても、彼の言うことは絶対と疑問にフタをして心酔する美和。サングラス、アクセサリー、メイク道具やカラフルな小物たちでデコられた、生活感あふれるおもちゃ箱のような部屋で暮らすふたりはいつでもなんでも笑い合えるけど、この幸せは本当にちゃんと続くのか……?ロックバンド OKAMOTO’SのドラマーやDJなどの音楽活動にとどまらず、ファッションモデル、プロデュースなどトレンドキーパーとしてジャンルを問わず、現代のカルチャーシーンを牽引するオカモトレイジ。原作・脚本の根本は泰造役について、「この役だけは俳優が職業ではない人に演じてみて欲しかった。」と語り、「OKAMOTO’SのMCのときのレイジさんを見ていて、そのままやってくださったらめちゃくちゃ面白い泰造になるはず!と強く推薦しました」と起用理由を明かしている。また、映画脚本化にあたり根本は、自分らしいスタイルでファッションリーダーとしても注目されるオカモトの日常的な趣味嗜好やファッションアイテムも反映し当て書き、彼ならではの泰造を生み出したという。ノリでオファーを受けたというレイジは、本格的な演技に初挑戦。共感のできなさに困惑しつつも、監督と根本の「レイジくんそのままでいいんです!」という言葉を信じ、愛すべきクズ男・泰造を演じきった。あわせて公開された撮影中のメイキング写真は、泰造と美和の足の踏み場もないカラフルな生活感あふれる部屋で、スタッフに囲まれながらも、自然体で堂々としているレイジの様子が垣間見える1枚となっている。『もっと超越した所へ。』10月14日(金)より公開
2022年09月07日渋谷PARCO営業再開の前日5月31日に、「SHIBUYAPARCO ReOPEN前夜祭」を開催。BiSHやNINJASによる音楽ライブやオカモトレイジ(OKAMOTO’S)とJUN INAGAWAによるDJ×ライブペインティングのセッションなどを行います。イベントは感染症予防を考慮し、完全無観客にて開催。渋谷PARCO・9F「SUPER DOMMUNE」よりライブストリーミングされ、Youtubeのdommuneチャンネルより誰でも視聴ができます。各アーティストのパフォーマンスは、バーチャルの渋谷PARCOの映像と共に配信され、あたかもバーチャルの渋谷PARCO空間の中で行われているかのような、新感覚のイベントになります。■イベント概要イベントタイトル:SHIBUYAPARCO ReOPEN(シブヤパルコ リオープン)前夜祭日時:2020年5月31日(日)20:00スタート配信ページ:※当日UPされるイベントページよりYoutubeへアクセスいただけます。出演者:BiSH / NINJAS / suimin / オカモトレイジ(OKAMOTO’S)×JUN INAGAWAVJ:THE RKP ※アルファベット順・敬称略イベント概要ページ:■バーチャル渋谷PARCOイメージ動画Youtube:動画instagram: この投稿をInstagramで見る■出演アーティストBiSH(ビッシュ)アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・D からなる“楽器を持たないパンクバンド” 。2015年3月結成。5月にインディーズデビュー。2016年5月 avex traxよりメジャーデビュー。以降、高い音楽性、エモーショナルなライブパフォーマンス、大胆なプロモーションが話題を呼び、横浜アリー ナや幕張メッセ展示場、大阪城ホール等でワンマンを開催し、大型ロックフェスにも多数出演。 人気番組「アメトーーク!」で「BiSHドハマり芸人」が放送され大きな話題を呼んだ。2020年7月8日には、ライブハウス,CDショップ支援を目的とした初のベストアルバム「FOR LiVE -BiSH BEST-」、7月22日にはメジャー3.5thアルバム「LETTERS」を発売する。オカモトレイジ(OKAMOTO’S)1991年生まれ、東京都出身。中学校の同級生で結成された4人組ロックバンドOKAMOTO’Sのドラマー。2010年CDデビュー。デビュー当時は年間平均100本を超えるライブを展開し、海外公演等も積極的に実施。幅広い音楽的素養を生かし、DJとしても活動中。さらにファッションモデルとしての活動やMVのプロデュース、また、自身でエキシビジョンを手掛けるなど、クロスジャンルな活躍で現代のカルチャーシーンを牽引。4月から全国ツアー「OKAMOTO’S 10th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2019“BOY”」を敢行し、6月27日(木)にはOKAMOTO’S史上“最初で最後”の日本武道館ワンマンを開催。2020年4月15日には初のベストアルバム「10’S BEST」をリリースなど、ますます加速を続け精力的に活動を続けている。NINJAS(ニンジャス)“We like what you don’t like.”〈あなたの嫌いなものが好き〉をスローガンにライブハウス、クラブ、ギャラリーなど場所を問わず奇妙な音楽をばらまく。時代に左右されるどころか逆行するサウンドで一部の音楽ファンを魅了している。アートワークやMVには日本の気鋭アーティストが参加しており、そちらも注目を集めている。ある者はパンクと言い、ある者はニューウェーブと言うが、彼らにとっては関係ない。HP @ninjastokyosuimin(スイミン)『覚醒、瞑想、殺人。』 INAGAWA(ジュン イナガワ)弱冠19歳で「ディーゼル(DIESEL)」をはじめ、「PARADISE」や「ヴィーロン(VLONE)」など様々なファッションブランドとタッグを組む気鋭アーティスト JUN INAGAWA。アニメ作品をこよなく愛する彼が生み出す“萌え”とストリートカルチャーを融合させた独自の世界観が国内外で注目を浴びている。instagram:@jun.inagawa__ www.instagram.com/jun.inagawa__Twitter:@JunInagawa1 twitter.com/JunInagawa1遠藤治郎(えんどうじろう)バーチャル渋谷PARCOの映像作成。建築を起点に、美術、演出、照明をすべて手掛け、美術 / 音楽 / モード / 大学教育 / 社会政治といったジャンルを横断しながら、オランダ3年 / スリランカ1年 / タイ13年を経て4年前より東京を起点に、日本科学未来館にも籍を置きながら慌ただしい日々を。近年はGallery X by PARCO(内装 / 照明)、BloodOrangeバンコク公演、モーラムバスステージ@Wonderfruits Festival、水曜日野カンパネラ / 横浜アリーナ、パシフィコホール、O-EAST(ステージ演出 / 空間 / 照明)、KUMA EXHIBITION(会場構成、展示ディレクション)などを手掛ける。MES(メス)NINJASの演出を担当。谷川果菜絵(KANAE)と新井健(TAKERU)を中心として、2015年、東京芸術大学在学中に結成された日本のアーティストチーム。演劇や音楽、カウンターカルチャーに影響を受け、展覧会やパフォーマンス、ライブイベントを国内外で展開。近年は、クラブカルチャーと現代アートの接触を試みる制作や、レーザーを用いた彫刻インスタレーションの制作、ゲーム実況などを行っている。また、オリジナルの〈レーザー・アニメーション〉と〈ライブ・テーピング〉を駆使したフューチャリスティックでサイケデリックなコミッションワーク(イベント、ミュージックビデオ、ファッション等の演出)を広く展開している。〈ライブ・テーピング〉使用のgbkテープのスポンサーは古藤工業株式会社。SUPER DOMMUNE(スーパードミューン)現代日本のアートシーンの中でも際立った存在感を放つ宇川直宏が、今や世界的な伝説となった『Mixrooffice』(2006~2008)の後、ソーソャルストリームの時代を見据えた新たな文化の発信拠点として、2010年に開局させた日本初のライブストリーミングスタジオ『DOMMUNE』。 SNSの夜明けと言われた時代に「ファイナルメディア」として忽然として現れ、百花繚乱のライブストリーミング番組の中でも、圧倒的な番組の質とビューワー数を誇り、開局以来、世界各国から様々なゲストが来日のたびに出演する唯一無二の文化プラットフォームとして存在し続けている。2019年11月に進化形態『SUPER DOMMUNE』として渋谷PARCO・9Fにオープン。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月31日カンゴール(KANGOL)から、オカモトズ(OKAMOTO’S)のドラマー オカモトレイジがキュレーションを手掛ける「ヤギ エキシビジョン(YAGI EXHIBITION)」とコラボレーションしたハットが登場。2020年3月8日(日)より、東京・神宮前のカンゴール ヘッドウェアなどで発売される。「ヤギ エキシビジョン」は、オカモトレイジが主宰の合同エキシビジョン。2017年11月に24時間限定でイベントを初開催して以降、東京だけでなく大阪、広島、仙台、岡山、福岡などでも展開し、人気を博している。コラボレーションハットのベースとなったのは、カンゴールの定番であるベルハット「カジュアル(CASUAL)」。ハットの前後に、カンゴールのアイコニックなカンガルーロゴと、「ヤギ エキシビジョン」にちなんだ山羊のロゴを配している。帽子の中にも、両者のタブをあしらった。カラーは定番ブラック、ネイビー、ホワイトに加え、2020年春夏限定カラーのピンクも取り揃える。ハットは前後のどちらでも被れる仕様なので、その日の気分でカンガルーを前にしたり、山羊を前にしたりして楽しみたい。なおこのコラボレーションハットは、カンゴールが「カンゴール デイ(KANGOL DAY)」として定めている“3月8日”を記念して発売される。【詳細】カンゴール x ヤギ エキシビジョン バミューダ カジュアル発売日:2020年3月8日(日)販売店舗:カンゴール ヘッドウェア(カンゴール旗艦店)、カンゴール オンラインストア価格:8,000円+税カラー:ブラック、ネイビー、ホワイト、ピンク【問い合わせ先】カンゴール ヘッドウェアTEL:03-6805-1272
2020年03月06日