3月にPeach、7月にジェットスター・ジャパンが就航し、8月1日からエアアジア・ジャパンもサービスを開始する。国内線に本格的LCC3社が出揃って、2012年は日本の空の本格的LCC元年となった。びっくりするほどの低価格や就航地、運行ダイヤなどが話題になっているが、搭乗客にとって、もうひとつ大切なコトがある。それは機内食だ。LCCは移動というサービスを基本とし、その他のサービスはほとんどオプション。座席を指定したり荷物を預けたりすると別料金。もちろん機内サービスの飲食物も別料金。なんだか世知辛いなあ……と思うけれど、こう考えたらどうだろう。「お金を払えば、誰でも機内食を食べられる」そう。国内線の場合、他の航空会社では上級クラスや特定の便に乗らないと機内食が提供されない。しかしLCCは、有料とはいえ、どのシートでも食事サービスがある。素晴らしい! もしかしたら、価格よりも機内食に魅力を感じる人もいるかもしれない。運賃が拮抗しているなら、機内食でフライトを選んでみよう。エアアジアの日本国内線は成田空港を拠点とし、新千歳、福岡、沖縄を結ぶ。どれも国内線としては長距離路線だ。そこで機内食も充実の7種類。朝食向けの軽めのメニューから、食べごたえのあるメニューもある。このうち5種類は事前予約が必須となっているので注意。Webサイトで予約手続きする流れのなかで、食事の選択ができる。朝食向けのメニューは3種類。「鮭とおかかのおにぎり味噌汁セット」(事前予約700円・機内販売800円)は温かい味噌汁付きがうれしい。予約と機内販売の両方に対応する。「スモークサーモンとクリームチーズ、レッドオニオンのベーグル完熟赤のトマトスープセット」(機内販売800円)は特別メニューで、同社のイメージカラーにちなんだ「空飛ぶレッド」シリーズの第一弾。こちらは機内販売のみとなっている。「ホットイングリッシュマフィンサンドウィッチコーヒー・紅茶セット」(機内販売800円)は、卵とハムとチーズをはさんだ洋食メニュー。こちらは事前予約専用だ。ランチメニューは4種類。すべて予約専用で、旅先の食事も楽しめるようにと「手軽でヘルシー」がテーマ。「舞茸の炊き込みごはん弁当味噌汁セット」(事前予約1,000円)は、煮物や焼き物などおかずの種類か多くて楽しそう。「グリルドチキン・マスタードソースソフトドリンクセット」(事前予約860円)はガッツリ系に見えて温野菜がたっぷり。「フレッシュサラダとコールドパスタサラダソフトドリンクセット」(事前予約 860円)は2種類のハムと生野菜がうれしい。「お弁当 みかんゼリードリンクセット」(事前予約900円)はキッズメニューとして提供される。海苔巻きが顔になっていて、ウインナーはタコさんだ!これらのメニューは2カ月ごとに変更していく予定とのこと。以上の食事メニューの他にも、機内販売としてカップ麺や、菓子パン、お菓子などを販売する。次回はジェットスター・ジャパンのメニューを紹介する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月30日”STREET ART-PLEX”3大イベントの一つで、特にジャズに限定して行う路上のジャズフェスティバル”STREET ART-PLEX JAZZ OPEN 2012”が7月28日(土)17:00~21:20の間、熊本市中心街全7カ所で開催される。”STREET ART-PLEX JAZZ OPEN”は、今年で10回目を迎える。”STREET ART-PLEX(略称SAP)”とは、さまざまなパフォーマンスアート活動を、オープンパブリックなスペースであるストリート上で多角的に展開すること。表現の世界をもっと身近なものとし、ベンチャーカルチャー(芸術文化の創出)のフロントラインを作ろうというものだ。市民、表現者、行政が一体となって高質で多様な都市文化を生み出すコミュニティプロジェクトだ。上通商栄会、下通繁栄会、サンロード新市街、熊本商工会議所、熊本市で構成される実行委員会が音楽・大道芸等の多様なパフォーマーたちの行うパフォーマンスアート活動をベンチャーカルチャーの源泉として捉え、その活動を支援することで、「自由で真摯な、人間らしい表現」による感性に響く潤いある街づくりや、中心市街地の賑わいづくりを行うことを目的としている。回を重ねるごとにジャズフェスティバルとして充実度を増し、熊本の夏の風物詩となっている。ジャズの現場を路上に開放する意味での”open”というキーワードのもと、出会い頭のセッションを含むジャズならではの柔軟で自在な構成で、九州を中心に、関東、関西、さらには韓国からも参加者が集まる九州最大規模の路上ジャズフェスティバルとなっている。会場となるのは、「現代美術館ホームギャラリー」「びぷれす広場」、下通の「パルコ前」「わくわく市場前」、三年坂の「カリーノモリコーネ前」、シャワー通りの「スターバックス前」、そして、サンロード新市街「DENKIKAN前」の7つの路上。各会場ともに無料で、熊本を中心に活躍するジャズミュージシャンなど15ユニットのパフォーマンスが楽しめる。なお、雨天時は会場が変更になる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日松たか子主演のミュージカル『ジェーン・エア』の制作発表会見が7月5日に行われ、松と共演の橋本さとしが登壇した。『ジェーン・エア』チケット情報本公演は、シャーロット・ブロンテが書いた傑作ロマンスを2000年に英国人演出家のジョン・ケアードがブロードウェイでミュージカル化し、2009年に日本で初演された舞台の再演。19世紀のイギリスを舞台に、ひとりの女性が様々な困難を乗り越え、時代に立ち向かいながら強く逞しく、愛に生きた姿を描く。主人公のジェーン・エア役は松、ジェーンが家庭教師として住み込んだ家の主人で、やがて愛し合うようになるロチェスター役は橋本と、初演と変わらぬふたりが務める。作品の魅力について松は「ジェーンという女性は、はじめから完璧な人ではなくて、悔いや迷いを感じながら生きて、恋愛をして、自分の気持ちが揺らぎながらも一生懸命に生きようとする人。自分の足で立とうとする姿は、時代を超えて訴えかけるものがあると思います」とコメント。橋本は「シンプルで美しく、無駄なものがない舞台です。絵画のような美しさの中に入って浸っていただきたい」とアピールしていた。3年ぶりの再演について松は「初演の時は楽しかったんですけど、ほんとに必至で。最後のほうは這ってゴールにたどり着いたという記憶があって。今回再演のチャンスをいただけたので、楽しんで演じ、歌えるようになりたい」と抱負を述べた。また演じる役どころと自身との共通点を訊かれると「家庭教師にはなれません。人に教える仕事は一生無理」と松が答えると、橋本は「愛とかそういうものに抵抗を持っている男なんですけど、僕自身は愛がないと生きていけない“愛依存症”です」とそれぞれ語った。演出のジョン・ケアードから再演に際し、「この偉大なラブストーリーを松さん、橋本さんと一緒に創作した時間は、日本での演劇経験の中でもっとも幸せな記憶として心に刻まれています」とふたりを絶賛するコメントが届いた。これを受けて橋本は「世界で一番一緒に仕事をしたいと思っていた演出家」と言いながらも、英語が話せないため稽古場以外では「近づいてきたら逃げちゃう」と話し、前回、稽古場から偶然ジョンを車で送ることになった時、車内で一言も話さず気まずかったというエピソードを披露、記者の笑いを誘っていた。共演は初演メンバーの寿ひずる、旺なつき、山崎直子、小西遼生、福井貴一 、壤晴彦に、新たに阿知波悟美、辛島小恵が加わる。公演は10月6日(土)から28日(日)まで東京・日生劇場のほか、福岡・博多座でも上演される。東京公演のチケットは7月29日(日)10時より一般発売開始。なお、チケットぴあでは7月8日(日)11時までインターネット先行抽選・プレリザーブを受付中。
2012年07月06日エアアジア・ジャパンはこのほど、8月1日の国内線就航に向け、機内食メニューを発表した。今回発表された機内食は、飛行時間が2時間前後であるため、旅先での食事も楽しめるよう手軽でヘルシーなものを中心とし、和食、洋食、サラダ、キッズメニューなどバラエティ豊かなラインナップ。同社Webサイトで事前予約できるメニューは、食事が6品、機内で購入できるメニューは食事が2品、軽食・スナックが13品、飲み物が12品(アルコール飲料を含む)となっている。機内限定の特別メニューとして「空飛ぶレッド」シリーズを販売。このシリーズは、エアアジアのブランドカラーである「赤」をコンセプトにしており、8月1日から9月30日までの限定メニュー第1号は、「スモークサーモンとクリームチーズ、レッドオニオンのベーグルサンド 完熟赤のトマトスープセット」(800円)。他に「鮭とおかかのおにぎり味噌汁セット」(事前予約の場合700円、機内販売の場合800円)、「ホットイングリッシュマフィンサンドウィッチ(卵・チーズ・ハム)コーヒー・紅茶 セット」(事前予約のみ650円)、「舞茸の炊込みごはん弁当 味噌汁セット」(事前予約のみ1,000円)などがある。機内食メニューは、今後の路線展開に合わせ、またリピーターの方にも楽しんでもらえるよう2カ月ごとに変更していく予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日シャーロット・ブロンテの同名小説を、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカをヒロイン役に迎えて映画化した『ジェーン・エア』。現在公開中の本作に、夏木マリら女性の著名人たちからコメントが届いた。その他の写真『ジェーン・エア』は、幼少期に両親を亡くして孤独に生きてきた主人公ジェーン(ワシコウスカ)と、上流階級の男性ロチェスター(マイケル・ファスベンダー)の身分違いの恋を軸に、苦難に満ちた人生を生きる女性の姿を描いた物語。これまで幾度も映画化されており、本作は『闇の列車、光の旅』で注目を浴びた34歳の新鋭キャリー・ジョージ・フクナガが監督を務めている。今回コメントを寄せた夏木は、「思わず引き込まれる展開とキャスティングに加え、現場の匂いや温度、風まで感じさせてくれる映像、どれをとっても素晴らしく、見事でした」と本作を絶賛。ほか、漫画『東京ラブストーリー』など、多数の名作をおくり出している柴門ふみ氏は「映像の美しさと息もつかせぬ刺激的な演出。フクナガ監督の手法に古典の古臭さは微塵もない。ふたりの愛に引き込まれ、不覚にも泣いてしまいました」と賞賛しており、漫画『ベルサイユのばら』で知られる池田理代子氏は「少女時代から愛し続けてきたこの作品の、見事な映像化! 人間に魂の愛があることを教えてくれたジェーンが、画面で生きている」と高く評価している。不遇な運命に翻弄されながらも、自立した精神で自らの人生を切り開くジェーンの姿は、原作が発表された当時の人々にとってはセンセーショナルで多くの反響を呼んだようだが、現代の女性の心にも強く響いているようだ。『ジェーン・エア』公開中
2012年06月11日どんなに過酷な道が続いても運命に屈することなく、知性と信念で自分の人生を切り開いた女性 “ジェーン・エア”。英国の女流作家シャーロット・ブロンテによってこの世に生み出された、この強く凛々しいヒロインは、出版されてから165年の間に幾度となく映画化・ドラマ化されてきた。そんな不朽の名作に新たに挑むのは、長編デビュー作『闇の列車、光の旅』(2009)で世界から熱い注目を浴びた34歳の気鋭、キャリー・ジョージ・フクナガ監督だ。その他の写真幼い頃にロバート・スティーヴンソン監督、オーソン・ウェルズ出演の『ジェーン・エア』を観てその世界観に魅せられたというフクナガ監督が今回こだわったのは「原作に忠実であること」だった。原作に近いダークな部分やドラマ性、ゴシック・ホラー的な要素をしっかりと描きつつ、フクナガ流の新しい『ジェーン・エア』を作り出している。現代の女性のハートもしっかりとつかむヒロインのジェーンを演じるのは、『アリス・イン・ワンダーランド』『永遠の僕たち』などで知られる若手実力派、ミア・ワシコウスカだ。「実はジェーン役を誰にするかノーアイデアで、知り合いの監督たちに相談をしたところ、相談した人すべてが挙げてきた名前がミアだった。僕は彼女に会うために、当時撮影していたガス・ヴァン・サント監督の『永遠の僕たち』の現場へ行ったんだ。彼女はちょうど『ジェーン・エア』の小説を読んだばかりで、とても興味を持っていて、映画化の予定がないかエージェントに問合せていたところだったんだよ。僕にとってミアがファースト・チョイスであると同時に、ミアにとってもこの作品はファースト・チョイスだったというわけさ。運命を感じたよ。ほかのキャストも思った通りの人たちがキャスティングできて、本当にラッキーだった」。物語は、ジェーンの生い立ち、そして魂と魂が惹かれ合うようなロチェスターとの深い愛が紡がれる。経済的に自立する女性、自分から愛を告白する女性だからこそジェーンの生き方は現代を生きる女性の共感を得るのだろう。現代版ジェーンをスクリーンに映し出した監督も「ジェーンのように知的で、自分自身をしっかり持っている女性に僕も惹かれる。ただ、ジェーンはシリアス過ぎるから、付き合うとしたらもう少しユーモアのある女性がいいかな(笑)。あと、僕自身ロマンチストでありたいとも思っていて。たとえば原作者のシャーロットの妹のエミリーは『嵐が丘』の著者で、姉よりも情熱的。だから、もしもこの姉妹のどちらかを選ぶとしたら僕はエミリーだね(笑)」。プライベートな一面をチャーミングに語りつつ、「それでもジェーンの愛、愛した人に対する無条件の愛、そこにとても惹かれるんだ」と、この映画の根底に流れる愛を力強く語った。『ジェーン・エア』6月2日(土)TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー取材・文・写真/新谷里映
2012年05月31日英国文学史上、最もセンセーショナルと称され、いまでは不朽の名作と讃えられる「ジェーン・エア」。これまでも多くの監督たちが映画化に挑んできたが、今年、新たな傑作が誕生した。物語が誕生した1847年当時、女性の自立を描いた衝撃的な古典に、21世紀らしい新鮮なアプローチで取り組んだのは、長編デビュー作『闇の列車、光の旅』でサンダンス映画祭監督賞に輝くなど、高い評価を得たキャリー・ジョージ・フクナガ監督だ。モラルを犠牲にせず、愛を貫くジェーンの姿勢1977年、アメリカ生まれの米国人だが、名前からもお分かりのように、祖父母、父が日系アメリカ人、母がアメリカ人という環境で育った人物。俳優だと言われても納得するほどの容姿の持ち主で、知的な話しぶりからは、洞察力の鋭さもうかがわせるハリウッド期待の新進気鋭だ。前作では、女性の強い精神性を描いていたが、本作でも、ジェーン・エアが真実の愛にたどり着くまでの“選択”に焦点を当て、そこから一人の人間が自らの尊厳を守り抜き、愚直なまでに強く清らかに生きようとするさまを見事にあぶり出している。この名作文学の魅力についてフクナガ監督はこう話す。「ジェーンの強靭な精神に心を打たれたんだ。モラルを犠牲にせずに、愛を貫く姿勢がとても素晴らしい。この物語に惹かれたのは、普遍的で避けられないテーマをはらんでいるということがひとつ。そして、女性をめぐる旅という意味で前回の映画の続編のようなものであるということがもうひとつの理由だね」。フクナガ監督が感銘を受けたという精神性は、どこか日本人にはなじみやすい。作品を観ているとき、決して泣き言を言わず困難に立ち向かうジェーンの姿、その美学ある生きざまに、震災に直面した際に多くの日本人が見せた強さを思い出した。「そうだね。英国と日本には、一般的な共通点が多いと思うね。ほかの国や文化から隔絶されているという地理的な特徴が、精神性にも影響していると思う。島であるということ、ほかの文化から侵略されていないということ、文化が比較的混ざり合っていないということに共通点があるかもしれないね」。とはいえ、自分自身のバックグラウンドにある日本文化が、この物語をより深く理解する助けになったという意識はないという。「人には誰にでも共感や分析力というものがあり、様々なテーマの物語を受け入れることができるし、特にこの物語には普遍的な感情を呼び覚ます力がある。どんな文化圏に育った者にも理解できるメッセージが込められている。物語には、あまりに様々な要素が組み合わさっている。ただ、素晴らしい物語には人間性が反映されていると言える。様々な個性をもつ素晴らしい名作が世の中にはあるけれど、自分の考えや体験と重ね合わせることができ、強い共感を覚えるものを人は素晴らしいと思うのだろう。たとえ自分とは違う世界で生きる人々の話であっても、人は物語に感銘を受けることができる。それは人間というものが、結局は同じものを共有しているから。ジェーン・エアの物語についても同じだね。ジェーンが経験してきた過酷な人生、彼女が自ら選んだ人生の意味、そしてなぜ彼女がそれを選んだかということは、ミステリーでも何でもない。これは特殊な選択などではなく、とても難しい選択だったということなんだ。特に、彼女はうその生活で幸せを装うよりも、ロチェスターから逃げモラルを貫いて死ぬことを選ぶ。これはとても強い意志と決意に裏打ちされた選択で、たぶん、99%の人間が選ばない人生だと思う。ただ、誰でも難しい選択をしたことはあるものだ。だから、それと重ね合わせることはできるんじゃないかな」。「ガールフレンドには自分と出会う前のボーイフレンドがいるもの(笑)」実際に、彼自身も難しい選択をしたことがあるといい、「ここでは言えないけれどね」と笑顔を見せる。「全ての難しい選択は、自分を見つけ、知るのに役立つのだと思う。何を選んでいくかで、インテグレティ、強さを試される。自分が誰であるかを知る手がかりになる。そして、その選択をした後では、自分が変化していると感じるものだ。難しい選択をした後では、それ以前の自分とは同じではいられない。全てのものは変化していく。岩でさえね」。ところで、『ジェーン・エア』は誰もが知る名作文学であり、多くの監督たちが映画化してきた物語だが、今回、そのことでプレッシャーは感じなかったのかと聞くと、「ガールフレンドには、自分と出会う前に別のボーイフレンドがいるものだから」と笑う。「実際にプレッシャーも特になかったし、作品の成功についても、正直なところ考えなかったんだ。この作品を撮った監督たちと競う気もなかった。自分の映画を撮るときに、ほかの作品やほかの監督のことなどを考えたくなかったんだ。自分らしい決定ができなくなったり、自分の監督としての可能性を狭めたりしたくはなかったからね。それに、作品を比べられるという不安もなかった。彼らの映画は彼らの映画。自分は自分の視点で違った作品を撮るんだと思っていたから。僕の作品にはある種の自分が反映されているはずで、自分の直感が導く決定には、僕自身が映し出されているはずだから。いずれにしろ、ジェーン・エアの物語は素晴らしいのだから、これからも多くの作品が誕生するはず。誰かがやることになるんだ。シェークスピア作品を考えてみれば、同じ物語を繰り返し別の人間が世界中で舞台化している。それと同じようなものだと思うよ。なぜ繰り返し語られるのかと問われれば、『やらないほうがおかしいね。素晴らしい物語なのだから』と答えるね」。豊かな才能に裏打ちされた自信と余裕のなせる業なのだろう。揺るぎない選択眼により選んだキャストについても、こう話してくれた。「今考えられる最高のキャストだった。特に主演の二人については、別のキャスティングは考えられない。ジェーンを演じたミア・ワシコウスカと、ロチェスターを演じたマイケル・ファスベンダーは、これから長く素晴らしいキャリアを築いていくと思うし、そう願うね。彼らはとはとても素晴らしい仕事ができた。こういった誰もが知る名作の場合は特に、キャスティングは重要になる。シェークスピア劇や名作文学の場合、確かに多くの俳優が演じているし、適した俳優を選ぶこと自体は難しくはないかもしれない。でも、その作品の世界観を確立させるためには、一人一人の俳優が役に合っているかだけでなく、キャスト全体に調和が生まれているかが重要になる。それはまるでバスケットボールのチームのようなものだね。一人のスターだけでは成り立たない。成功のためには、一人一人が役割に合っていて、調和のとれた働きをしなければならないんだ。だから、キャスティングも映画作りにとって重要なひとつの基礎。そのほかにも基礎的なステージがいっぱいあり、つまりは失敗する要素もいっぱいあるけれど」。構図や色調も、その一つだろう。本作では、構図や色調の絵画的な美しさも印象深い。「実は、絵画には造詣は深くないけれど、写真は撮るんだ。イギリスの『Lula』という雑誌に、一連の作品を発表したことがあるんだ。実際に映画製作やキャスティングの現場などを自分自身で撮影している。これからも撮影していくつもりなんだ」。スチールとムービー。2つのカメラを使い分け、人間をフィルムに焼き付けていくフクナガ監督。今後もどんな物語を題材にしようと、その豊かな描写力をもってすれば向かうところ敵なしといったところだろう。「僕は、人として物語を語る手段として、画を撮っている。モチーフには、僕自身が興味を持てる物語かどうかが重要なんだ。監督として、またフォトグラファーとして、この作品を撮ってみたいと感じるよりも、むしろね」。次に、キャリー・ジョージ・フクナガが一人の人間として、興味を持つのはどんな題材なのか。実に楽しみな才能だ。(text:June Makiguchi)■関連作品:ジェーン・エア 2012年6月2日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.■関連記事:ミア・ワシコウスカ、元「OASIS」N・ギャラガーも!「SSFF&ASIA」注目のスターたち英国文学史上に残るスキャンダル!『ジェーン・エア』試写会に10組20名様ご招待ミア・ワシコウスカ、『ジェーン・エア』に続いて『ボヴァリー夫人』のヒロインにジュード・ロウに新恋人。お相手は舞台で共演した9歳年下の女優
2012年05月30日本年度のアカデミー賞で衣装デザイン賞にノミネートされた『ジェーン・エア』が6月2日(土)から公開される。これまで幾度も映像化されてきたシャーロット・ブロンテの傑作小説を前に、監督のキャリー・ジョージ・フクナガとスタッフが目指したもの。それは“完璧な時代の再現”だったという。そのこだわりはどこにあるのだろうか?その他の写真本作は、幼少期に両親を亡くし、孤独に生きてきた女性ジェーン(ミア・ワシコウスカ)と、横柄で気難しい上流階級の男性ロチェスター(ファスベンダー)の身分違いの恋を主軸に、苦難に満ちた人生の中で、真実の愛を探し求めるひとりの女性の姿を描いた物語だ。フクナガ監督は、原作の舞台となった1830年代に関する時代考証を徹底的に行い、衣装や言葉、作法のすべてに完璧を求めた。撮影は、小説の舞台となった英国ダービーシャー州で、奇跡的に18世紀の状態が維持されてきたというハドン・ホールの屋敷と敷地で行われた。さらに衣装は、『ある公爵夫人の生涯』で第81回アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したマイケル・オコナー氏が担当。「俳優のために衣装を作るのは、登場人物の一部を作り上げること」と語るオコナー氏は、当時の写真を参考に、徹底的に研究を重ねたという。当時はまだミシンが発明されていないため、主要な登場人物の衣装はすべて手縫い。さらにスクリーン上ではドレスの下の見えない部分(パンタロンと長い下着、そしてプリーツの入ったペチコート)までもが忠実に再現されている。CG全盛期の現代において過去の風景を完璧に再現することは不可能ではない。しかし本作では、監督とスタッフ、キャストが一丸となり、あえて“手で作る”努力を惜しまずに19世紀の英国の風景を再現した。そのこだわりの数々が、映画『ジェーン・エア』に魅力を与えているのではないだろうか。『ジェーン・エア』6月2日(土)TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
2012年05月25日損保ジャパンは、マレーシア格安航空大手エアアジアグループの長距離路線エアアジアXと、海外旅行保険の販売に関して業務提携し、今月からエアアジアX利用客向け海外旅行保険「エアアジアインシュラトラベルプロテクション」の取扱いを開始したことを発表した。エアアジアのサイト上でのチケット購時に、損保ジャパンが引受先となる「エアアジアインシュラトラベルプロテクション」をあわせて提示することによって、航空券と海外旅行保険の購入をまとめて済ませることが可能になるという。プランは、片道航空券を購入した場合は保険期間が2日間の「片道プラン」、往復の航空券を購入した場合は、旅行期間に応じて最大30日間の保険期間が設定できる「往復プラン」の2種類があり、保険加入者に対し、海外旅行中の補償のほか、旅行先での医療機関手配などを行う「医療アシスタントサービス」、「事故相談サービス」なども提供するとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月11日「ラディソンホテル成田」では4月8日(日)、「第6回ラディソン花見フェスティバル」を開催。東京ドーム2.5倍の広大な敷地に咲き誇る桜を愛でながら、さまざまな催しが楽しめる。同フェスティバルは全国から2,000人近くが訪れる毎年恒例の花見イベント。近隣住民への感謝の気持ちをこめて開催されるもので入場無料。来場者全員に大抽選会の抽選券のプレゼントもある。敷地全体をひとつの公園に見立てた花見会場では、「成田ゆめ牧場」の出張動物園、各種ゲームが楽しめるキッズコーナーなど、子ども向けの催しもいろいろ。メイン会場となる芝生広場では地元のフラダンスチームや和太鼓集団による迫力のパフォーマンスも披露される。ホテル総料理長自らが腕をふるうフード屋台も充実。名物のステーキをはじめ、国際色豊かなメニューがズラリとそろい、何を食べようか迷ってしまうほど。成田空港に近く、海外エアラインクルーの宿泊も多いインターナショナルホテルならでは味が楽しめる。さらに今年は、フェスティバル会場で使えるチケット2,000円分が付いた宿泊プラン「花見フェスティバル・スペシャルステイプラン」も販売。 1泊朝食付きで一人あたり7,500円~と非常にリーズナブルなので、旅行を兼ねてのんびりするのもよさそうだ。都心から約1時間で気軽に海外旅行気分が味わえる同ホテル。この春は、インターナショナルな雰囲気のなかで日本の春を満喫してみては。第6回ラディソン花見フェスティバル日時:4月8日(日)10:00~16:00(入場無料、雨天決行)内容:ステージパフォーマンス、フード屋台、ドッグカフェ、「成田ゆめ牧場」ふれあい動物園、各種ゲーム (キッズゲームコーナー〈有料〉、大抽選会など)、各種アクティビティ (ヨガ、テニスなど)花見フェスティバル・スペシャルステイプラン対象日:4月7日(土)または4月8日(日)限定料金:大人2名1室1泊朝食付き15,000円(1名様あたり7,500円)、夕食付き19,000円(1名様あたり9,500円)※税・サ込特典:花見フェスティバル会場のフード屋台でドリンク、フード購入に使用できるチケット2,000円分付き予約・お問い合わせ:ラディソンホテル成田 0476-93-1234(代表)取材/古屋 江美子
2012年03月19日古楽界の最高峰に君臨するヴァイオリニスト、レイチェル・ポッジャーがプロデュースする《トリフォニーホール・バッハ・フェスティバル2012》がまもなく開催される。「レイチェル・ポッジャー・プロデュース《トリフォニーホール・バッハ・フェスティバル2012》」の公演情報イングリッシュ・コンサートのコンサートミストレス、エイジ・オブ・エンライトメントのゲスト・ディレクターを務めたほか、ソリストとしても活躍するヴァイオリニスト、レイチェル・ポッジャー。1999年に発表した録音版『バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ』は、「古楽器による無伴奏」史上最大のベストセラーを記録。古楽奏法(*)を駆使しつつ、作品をあるがままに自由に解き放ったような瑞々しい音楽で、一躍世界にその名を轟かせた。そのポッジャーが、2007年に創設したアンサンブル「ブレコン・バロック」を率い、自身の代名詞として高く評価されるバッハ作品だけを厳選して贈る本フェスティバル。1739年製の愛器「ペザリニウス」で奏でる「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)」をはじめ、「ヴァイオリン協奏曲」「チェンバロ協奏曲」「無伴奏チェロ組曲第1~3番」「ゴルトベルク変奏曲」など、バッハの膨大な作品群から2日間で全17曲を披露する。世界的名手の演奏で、バッハの真髄を味わい尽くす貴重なコンサートだ。レイチェル・ポッジャー・プロデュース《トリフォニーホール・バッハ・フェスティバル2012》は、2月18日(土)・19日(日)にすみだトリフォニーホール(東京都)にて開催。チケットは発売中。◆レイチェル・ポッジャー・プロデュース《トリフォニーホール・バッハ・フェスティバル2012》2.18(土)11:00開演 [コンサートI:ソロ] 大ホール13:30開演 [コンサートII:ソロ] 小ホール15:30開演 [コンサートIII:ソロ] 大ホール18:30開演 [コンサートIV:コンチェルト] 大ホール2.19(日)11:00開演 [コンサートV:ソロ] 大ホール13:30開演 [コンサートVI:ソロ] 小ホール15:30開演 [コンサートVII:コンチェルト] 大ホール(*)古楽奏法…作曲された当時の楽器・演奏様式などの史的考証に基づいた演奏
2012年02月10日アーティストのライブと日本全国の人気カフェを一度に楽しめる、初のフェスティバルが11月5日に開催される。 参加するのは、原田知世、高野寛、アン・サリー、naomi & goroなど6組の豪華アーティスト。ライブだけでも十分に豪華だが、さらに北海道から福岡まで19店の選りすぐりのカフェが出店し、おいしいコーヒーやお菓子を食べながら音楽を聴くことができる、贅沢なイベントとなっている。豪華なアーティストたちによるライブ。 そのほか、センスあふれる古道具のマルシェやカフェにぴったりの古本が見つかるブックマルシェ、カフェマルシェを同時開催。コーヒードリップやマスキングテープのワークショップ、トークショーなども行われる。子どもたちの遊び場コーナーや人形劇、託児室も開設されるので、お子さんと一緒のママも安心して楽しめそうだ(託児室は有料、要予約)。日本全国の人気カフェが出店。 10月21日(金)には、SPIRAL RECORDS にてプレイベント「SPIRAL RECORDS presents 夜の演奏会」も開催。カフェ&ミュージックをテーマに、naomi & goroの伊藤ゴローさんによるミニライブや文筆家・甲斐みのりさんと伊藤ゴローさんによるトークショーのほか、コーヒー試飲ワークショップやカフェ&ミュージックフェスティバルの参加店からの焼き菓子の販売も。秋の休日。ぜひ、カフェと音楽を堪能してみてはいかがだろう?カフェ&ミュージックフェスティバル日時:11月5日(土)10:00会場 12:00開演 18:30終了会場:味スタ オープンスクエア(味の素スタジアム)東京都調布市西町376番地3前売券:6,800円(小学生3,000円)、当日券:7,800円(小学生3,500円)チケットは e+(イープラス) にて発売中。※全席自由、雨天決行参加アーティスト:原田知世、高野寛、アン・サリー、tico moon special guest遊佐未森、コトリンゴ、naomi & goro出店:ankaju trip(北海道)、cafe la famille(茨城県)、Shingoster LIVING(茨城県)、アンリロ(栃木県)、日光珈琲(栃木県)、mikumari(栃木県)、cimai(埼玉県)、HANG cafe(埼玉県)、senkiya(埼玉県)、furacoco(千葉県)、Localité(東京都)、手紙舎(東京都)、ルヴァン(東京都)、cafe くじらぐも(山梨県)、mado cafe(愛知県)、hinatabocco(岐阜県)、杢キリン(大阪府)、coffon(福岡県)、waranaya cafe(長崎県)ブックマルシェ:白線書房(栃木県)、みみをすます書店(東京都)、古書モダン・クラシック(東京都)、weekend books(静岡県)古道具マルシェ:仁平古家具店(栃木県)、古道具あらい/ATELIER n°18 TRAVAIL(栃木県)古道具あきすけ(神奈川県)、みずたま雑貨店(東京都)、houti(東京都)、水無月(静岡県)カフェマルシェ:マルヒロ(長崎県)、KOHORO(東京都)、FALL(東京都)studio m’(愛知県)、Allison Freemarket Store produced by ORTHO+CLINICA(愛知県)託児室託児時間:11月5日(土)10:00〜18:30託児人数:25名対象年齢:3ヶ月〜小学校6年生まで託児場所:お申込者のみにご案内します。委託先:(株)アルファコーポレーション(ABA:全国ベビーシッター協会正会員)託児料:0歳から1歳12,000円、2歳〜 10,000円※ ただしオムツなどの実費および上記時間外の延長料金は除きます。申込み方法詳細は こちら 。プレイベント「SPIRAL RECORDS presents 夜の演奏会」日時:10月21日(金) 20:00〜21:30場所:スパイラルレコーズ 2F入場無料カフェ&ミュージックフェスティバル主催/333DISCS 手紙社協賛/味の素ゼネラルフーヅ(株) 味の素スタジアム後援/J-WAVE 81.3FM レトロ印刷JAM 調布パルコ 調布市v協力/commmons , SPIRAL RECORDS取材/赤木真弓
2011年10月18日エステーは、10月20日から出荷を開始する、一般家庭でも安心して使える性能と価格を実現した家庭用放射線測定器「エアカウンター」を、新たな技術提供によりさらに性能をアップさせた上、税込み¥15,750としていた希望小売価格を税込み¥9,800に改定。また、販売ルートとして関東、東北のドラッグストア、ホームセンターなどを予定していたが、その需要の高さから福島県を中心に先行発売することとした。このたび出荷開始する「エアカウンター」は、新技術の導入によって放射線を測定する感度が上がり、最大約10分であった測定時間を最大約5分にて測定が可能となり、約半分に大幅短縮。パッケージデザインもMR_DESIGN代表のアートディレクター・佐野研二郎氏による、クリーンな空をイメージした水色と、下部に小さく家々を配置したかわいらしくシンプルなデザインとなっている。さらに、この「エアカウンター」には、首都大学東京の福士政広教授が監修した放射線等についての基礎知識を掲載した小冊子「正しく覚えよう!放射線の基礎知識」がセットになっている。詳しい商品情報はエステー(株)ホームページにて。 お問い合わせ先:エステー株式会社 お客様相談室TEL:03-3367-2120 プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2011年10月10日全米で数々の賞を受賞してきたシェフ、ロイ・ヤマグチ氏が来日!9月16日(金)ロイズ東京にて、ハワイアンフェスティバルが開催される。1988年12月「ロイズレストラン」をホノルル、ハワイカイにオープンして以来、ロイ・ヤマグチの作り出す仕ハワイアン・フュージョン・キュイジーヌ”は、米国を初め世界中の人々を魅了してきた。「料理は個人個人のクリエイティブな発想を形に表す素晴らしい手段だ。そして料理は私の人生そのものだ。」と語るロイ・ヤマグチ氏。9月16日(金)はそんなロイ氏による1日限りのハワイアンフェスティバルが開催され、ホノルルの「ロイズレストラン」が、六本木ヒルズにオープンする。ロイ氏のオリジナルメニューは、ロイズ東京 バー&グリルにて9月30日まで味わえるので、こちらもぜひチェックしてほしい。お問い合わせ:ロイズ東京 バー&グリル tel.03-5474-8181東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズウェストウオーク5F1日限りのハワイアンフェスティバル日時:2011年9月16日(金)18:30受付/22:00終了料金:¥10,000内容:前菜10種/野菜料理5種/ハワイアンフュージョンSUSHl(Roy’sStyIe)魚料理3種/肉料理3種/デザート5種/フリードリンク付き9月17日(土)~30日(金)の期間は、ロイ・ヤマグチ氏オリジナルの「ハワイアン・キュイジーヌ特別ランチ(¥3,500)」「ハワイアン・キュイジーヌ特別ディナー(¥6,000コース、¥8,000コース)」もメニューに登場する。※(全て税・サ込)
2011年09月09日1967年の創設以来、ヨーロッパ最大級のジャズ・フェスティバルとして世界中のファンを魅了し続ける「モントルー・ジャズ・フェスティバル」が、今秋に川崎で開催されることが決定した。「モントルー・ジャズ・フェスティバル・イン・かわさき」のチケット情報1967年に創始者クロード・ノブスによりレマン湖畔の町モントルーで産声をあげた「モントルー・ジャズ・フェスティバル」。ジャズのみならず、ブルース、ロック、レゲエ、ソウル、アフリカや南米のワールドミュージックなど、多彩なジャンルの一流アーティストの競演が繰り広げられる世界最大級の音楽イベントだ。これまでの出演者には、マイルス・デイビスやアレサ・フランクリンをはじめ、フィル・コリンズ、BBキング、ボブ・ディラン、スティングやディープ・パープル、ブライアン・アダムス、シンプリー・レッド、サンタナなど著名なアーティストが名を連ねる。今秋川崎で行われるフェスティバルには、ジャコ・パストリアス・ビッグバンド MJFver、クインシー・ジョーンズ プレゼンツ アルフレッド・ロドリゲス ・トリオ、佐山雅弘、国府弘子など国内外の一流アーティストが集結する。「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき」は、11月22日(火)から27日(日)まで川崎市内のコンサートホールほかで開催。チケットの一般発売は、9月3日(土)10:00より開始となる。また一般発売に先駆け、チケットぴあでは先行抽選「いち早プレリザーブ」を8月25日(木)11:00より受付。■モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき・11月22日(火)洗足学園音楽大学 前田ホール[出演]ジャコ・パストリアス・ビッグバンド MJF ver、他・11月24日(木)CLUB CITTA’[出演]MJFシークレット・11月25日(金)川崎市教育文化会館[出演]佐山雅弘、他・11月26日(土)川崎市教育文化会館[出演]国府弘子、他・11月27日(日)昭和音楽大学 テアトロジーリオ ショウワ[出演]クインシー・ジョーンズ プレゼンツ アルフレッド・ロドリゲス トリオ、他
2011年08月19日世界中から集まった映画を観られる、子どもたちのための映画祭、『キンダー・フィルム・フェスティバル』が今年も開催される。今年19回目となるこの映画祭。今回は『リサとガスパール』や『きかんしゃトーマス』など、子どもたちに人気の高い11作品のほか、日本ではなかなか観ることができない、ヨーロッパやアジアのアニメーションや短編の最新作が12作品上映される。日本初上映となる『どうぶつ会議』。(c)2010 Constantin Film Verleih, GmbH.ポップでかわいいこどもミュージカル『ローラ!』。(c)Gordon A. Timpken/Bavaria Filmverleih- und Produktions GmbH字幕の読めない小さな子どもたちでも楽しめるよう、戸田恵子さんなど人気の声優たちがスクリーンの前に立ち、目の前で吹き替える迫力のあるライブシネマや、プロの声優と一緒に声優体験ができたり、アニメーション映画作りを体験できるなどのワークショップも開催。今年のフェスティバルディレクターは、日本の人気アニメーション『こま撮りえいが こまねこ』のこまちゃん。(c)TYO/dwarf・こまねこフィルムパートナーズ映画以外にも、駄菓子屋や世界中のごはんが食べられる屋台村など、子どもが飽きることなく楽しめるイベントが盛りだくさん。アニメーション映画好きな大人もぜひ足を運んでほしい。小さなお子さんの映画デビューにもぴったりのイベントだ。『19回キンダー・フィルム・フェスティバル』会期:2011年8月12日(金)〜13日(土)日比谷会場2011年8月18日(木)〜21日(日)調布会場場所:日比谷会場:日比谷公会堂 東京都千代田区日比谷公園1−3調布会場:調布市文化会館たづくり 東京都調布市小島町2-33-1料金:日比谷会場当日券:18歳~60歳未満1,000円、3歳~18歳未満・60歳以上500円、3歳未満無料前売券:18歳~60歳未満700円/3歳~18歳未満・60歳以上300円/3歳未満無料調布会場当日券:18歳~60歳未満500円/3歳~18歳未満・60歳以上100円/3歳未満無料前売券:18歳~60歳未満400円/3歳~18歳未満・60歳以上100円/3歳未満無料※未就学のお子さんについては、大人の方もご一緒にご入場をお願い致します。※3歳未満のお子さんは、保護者と一緒の座席でお願い致します。(座席を確保したい場合は、3歳以上の券をお買い求め下さい。)お問い合わせ:TOKYO KINDER FILM 一般社団法人キンダ-・フィルム03-5355-1225公式HP: www.kinder.co.jp 取材/赤木真弓
2011年08月12日