カルロス・ベルムト監督最新作『マンティコア 怪物』(原題: Manticore)が2024年4月19日(金)より全国順次公開されることが決定した。空想のモンスターを生み出すゲームデザイナーのフリアン。同僚の誕生日パーティーで美術史を学ぶディアナに出会う。内気で繊細な性格のフリアンだが、次第に聡明でどこかミステリアスなディアナに魅かれていく。しかし、フリアンは隣人の少年を火事から救った出来事をきっかけに原因不明のパニック発作に悩んでいた。やがて彼が抱えるある秘密が、思いもよらぬマンティコア<怪物>を作り出してしまう…。本作は、巨匠ペドロ・アルモドバルに「この映画を猛烈に愛する」と言わしめた劇場デビュー作『マジカル・ガール』がサン・セバスチャン国際映画祭グランプリ&監督賞をダブル受賞したスペインの鬼才カルロス・ベルムト監督最新作。第47回トロント国際映画祭オフィシャルセレクション選出、第55回シッチェス・カタロニア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門ほか各国映画祭で注目を集めた話題作だ。タイトルにある「マンティコア」とは、頭が人間で体がライオンという形状の想像上の怪物。空想のモンスターを生み出すゲームデザイナーの彼が、自分自身のなかに見たマンティコア<怪物>とは何なのか。独創的なストーリーと予測不能の展開で描き出す物語は、やがて誰も想像し得ない衝撃の境地にたどり着く…。人間の心の闇のタブーに踏み込んだアンチモラル・ロマンスとなっている。映画ファンを虜にした『マジカル・ガール』同様、本作でもベルムト監督が唯一無二の非凡すぎる映画センスでオリジナル脚本を手掛け、人間の闇の欲望を見つめる。また、大ファンだと公言する漫画「ドラゴンボール」にオマージュを捧げ再解釈したコミック「Cosmic Dragon」を出版するほど、日本の漫画、アニメ、映画をこよなく愛するベルムト監督。『マジカル・ガール』は架空の日本アニメ「魔法少女ユキコ」に憧れる白血病の少女をめぐる物語だが、本作の主人公フリアンも日本オタクのキャラクターとして描かれており、日本テイストは健在だ。公開情報と併せて主人公の青年フリアンをとらえた場面写真も解禁。ネオンライトが光る暗闇で壁際に佇む姿からどこか不穏な様子が伝わってくる。『マンティコア 怪物』は2024年4月19日(金)よりシネマート新宿、渋谷シネクイントほか全国順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月21日『愛すべき夫婦の秘密』で夫婦役を演じたニコール・キッドマンとハビエル・バルデムが、アニメーション映画で王妃と王の声を務めることになった。スカイダンス・アニメーションとApple TV+が製作するオリジナルミュージカル映画で、タイトルは『Spellbound』。ふたりの娘である王女役の声は、『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラーが担当。ほかにジョン・リスグロー、ネーサン・レーンらも声の出演をする。監督は『シュレック』のヴィッキー・ジェンソン。作曲は、ディズニーのアニメーション映画で数々の名曲を生み出してきたアラン・メンケンが手がける。キッドマンの最近作は、アレキサンダー・スカルスガルド主演のバイキング映画『The Northman』。文=猿渡由紀
2022年06月22日ハビエル・バルデムが、カンヌ国際映画祭が75周年記念を祝うイベントの一環で開かれたQ&Aコーナーに登場。幅広い質問に答えた。前作から引き続きスティルガー役で出演する『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編(パート2)について質問を受けたハビエル。「(脚本の)新しいドラフトを読みました。非常に素晴らしい出来です。人々を驚かせるような方法で、すべてのかけらをひとまとめにしてくれました。原作を読んでいる人たちは当然(映画の中で起こることには)驚かないとは思いますが、そのまとめ方には驚くでしょう。私はとても感動しましたよ」と語った。「重みを感じることができ、同時に壮大さも楽しむことができる。そんな充実感に満ちた映画です。みんなと砂漠に戻るのが待ちきれないですね。最も偉大な監督の一人、ドゥニ(・ヴィルヌーヴ)と一緒に戻れるのもとてもうれしいです。彼は素晴らしい人ですから」と撮影を楽しみにしていることを明かした。『DUNE/デューン 砂の惑星』パート2には、ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、ステラン・スカルスガルドら前作のメインキャストが続投し、新たにフローレンス・ピュー、オースティン・バトラー、クリストファー・ウォーケンが加わる。2023年10月20日全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月15日より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年05月30日ハビエル・バルデム×エル・ファニング初共演、サリー・ポッター監督の実体験に基づいた父の幻想と娘の現実を描いた『選ばなかったみち』より新場面写真9点が解禁された。人生の岐路で自分の選んだ道は正しかったのか、もしも別の選択をしていたら…?本作は、胸の奥底にしまい込んだ過去の大切な出来事や記憶を繋ぎながら、人生の奥深さに迫る感動の問題作。娘モリー(エル・ファニング)が、ニューヨークのアパートでひとり暮らしをしている父レオ(ハビエル・バルデム)を病院へ連れていくため彼を訪ねる朝から、翌朝までの24時間を描く本作。ひとりでは日常生活もままならないレオが幻想として見る“自分がかつて選ばなかった人生”と、モリーが直面する厳しい現実が交錯しながら進んでいく。解禁となった場面写真のうち、レオの故郷メキシコで同じ心の傷を抱える初恋の女性ドロレス(サルマ・ハエック)との場面、作家活動に行き詰まり一人旅したギリシャでリラックスした表情を浮かべているのは、彼が見ている幻想を写し出した場面だ。それらのシーンからはレオが躍動的で強い意志を持つ人物であると感じさせるが、モリーが手を取り並んで歩く姿、別れた妻リタ(ローラ・リニー)を見つめる朦朧としたような表情、毛布にくるまれ小さく縮こまる姿は、ニューヨークで力なく生きる実際の様子を切り取っている。それぞれのシーンで見せるレオの様子や表情が対照的であることに注目したい。そんな父に寄り添おうとするモリーが見せる、動揺しながら電話をする様子や、清々しい表情が印象的だ。この場面写真からも感じられるレオの心の奥の自由について、サリー・ポッター監督は、「この物語は、認知症を患う弟ニックの傍らで思いついたものです。彼の目をのぞき込むと、どこか別のところへ行き、心の奥では何かを体験しているようでした。別の現実へ自由に出入りする能力を持っているのではないかと思えました。そこで、レオを中心に彼の複雑で個人的な旅について書き進めたのです」と語っている。『選ばなかったみち』は2022年2月25日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:選ばなかったみち 2022年2月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020
2021年12月29日ハビエル・バルデムとエル・ファニングが初共演、『耳に残るは君の歌声』『ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界』を手掛けたイギリスを代表する女性監督サリー・ポッターが、実弟の若年性認知症に寄り添った経験を基に描いた『選ばなかったみち』。この度、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。娘モリー(エル・ファニング)が、ニューヨークのアパートでひとりで暮らす父レオ(ハビエル・バルデム)を病院へ連れていくために彼を訪ねる、ある朝の様子から始まる予告編。しかし、2人は意思の疎通もままならない。レオのケアのために、モリーは仕事の重要なプレゼンを当日に控えながら予定を何度も変更せざるを得ない…。映像は、レオがかつて選ばなかった人生――初恋の女性(サルマ・ハエック)と出会った故郷メキシコ、作家生活に行き詰まり一人旅をしたギリシャ――を彼の幻想として捉え、一緒にいるはずなのに2人が見ている全く別の景色を交差させながら進んでいく。厳しい現実に押しつぶされそうになるモリーだが、父に寄り添い手を握り続ける。ニューヨークから移りゆく、レオの幻想として繰り広げられるメキシコの荒野や灯火、ギリシャの広大な海…どこか夢幻的な映像美にも注目だ。ビジュアルは、モリーがレオの頬に手を置き優しい笑顔を向け、父と真っすぐ見つめ合う本作の印象的なシーンを配置。<あの日、あの時、あの瞬間――歩んでいたかもしれない人生に、会いに行く。>と、主人公レオが劇中繰り広げる心の旅を代弁する言葉が綴られている。レオが幻想として往来する世界は、人生の岐路でもしも別の選択をしていたら、たどったであろう人生なのかもしれない。ポッター監督は、「私はこの映画を、人生の奥深さに迫る作品にしようと考えていました。悲しい場面もありますが、一筋の光が与えられればと思いました。観客の皆さんには、レオの物語を通して、複雑で神秘的な自分の人生を追い求めてもらえたらと願っています」とコメントしている。『選ばなかったみち』は2022年2月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:選ばなかったみち 2022年2月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020
2021年11月25日少年忍者 / ジャニーズJr.の北川拓実が主演を務める舞台『ドン・カルロス』が2021年11月17日(水)から紀伊國屋ホールほかで上演される。物語の舞台は16世紀、「太陽の沈まない国」と呼ばれ全盛を誇るスペイン。王子のドン・カルロス(北川拓実)は、フランス王女エリザベート(愛原実花)と深く愛し合っていた。しかし、カルロスの父・スペイン王フェリペ二世は、国家繁栄のためにエリザベートを妻にする。愛する女性が〈母〉となり、絶望に沈むカルロス......。ドイツを代表する劇作家シラーの代表作が新訳で現代に蘇る。演出を担当する深作健太。映画監督の深作欣二を父に持つ深作は、“深作組ドイツ3部作”の完結篇として本作を選んだ理由を「『火の顔』は親殺しの話で、『ブリキの太鼓』は親へのコンプレックスで成長を止めてしまった少年の話で、『ドン・カルロス』は愛する人を巡る親と子の対立の話。僕自身が同じ表現者としての父親へのコンプレックスがでていたのかな」と話す。一方で、1年のうちに3部作を手がけ、内省を深めたことで「ようやく親離れできそうな気分です」とも語った。エリザベートを演じる愛原も、劇作家のつかこうへいを父に持つ。愛原自身は父親の仕事現場に行くことを固く禁じられていたというが、深作は幼少の頃から父親の仕事ぶりを間近で見てきたことが感じられるといい、「稽古中に『ここで雷がピシャン!』と急に言い出したり(笑)。独特な芸術性や感覚はお父様の影響かなと思います」。主演する北川については、『火の顔』に続きタッグを組む深作は「親みたいな気分」だといい、「これからいろいろな演出家を知って、いろいろな技と、俳優としての生き方を覚えてほしい」と早くも感傷的。愛原は「かわいさも格好よさもある」と評した上で「舞台上でストローがうまく刺さらなかった時に、『よいしょ』と言っていたんですよ!かわいいでしょう?(笑)。このまますくすく育ってほしいです」と親心を覗かせた。観客へのメッセージを尋ねた。深作は「古典作品と思わず、海の向こうの遠い国の演劇と思わず、ぜひ今の僕たちの物語だと思って見てもらえると。この分断の時代に重ねると、感じることもたくさんあると思います。分かりやすく仕上げたいと思っているので、ぜひご覧ください」と話し、愛原は「本来上演時間が4時間の戯曲を2時間にまとめていて、きっとお客様にとって驚きの連続だと思います。パワフルにやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします」。その他の出演者は、七味まゆ味、小田龍哉、宮地大介、神農直隆。東京公演は11月23日(火・祝)まで。京都公演は11月26日(金)〜28日(日)まで、京都劇場。取材・文:五月女菜穂
2021年11月17日第70回ベルリン国際映画祭コンペ部門出品作品、ハビエル・バルデムとエル・ファニングが初共演した映画『選ばなかったみち』(原題:The Roads Not Taken)が、来年2月25日(金)より日本公開されることが決定した。ニューヨークに住むメキシコ人移民レオは、作家であったが認知症を患い、娘モリーやヘルパーとの意思疎通も困難な状況になっていた。ある朝、モリーはレオを病院に連れ出そうとアパートを訪れる。モリーが隣りにいながらも、レオは初恋の女性と出会った故郷メキシコ、作家生活に行き詰まり一人旅をしたギリシャへと彼女とは全く別々の景色をみる――。認知症を患ってしまうレオを演じたのは、『ノーカントリー』や『それでも恋するバルセロナ』、現在公開中の『DUNE/デューン 砂の惑星』にも出演するハビエル。ハビエル・バルデム娘のモリーは、『マレフィセント』シリーズや『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』のエルが演じ、父娘役で初共演。そしてほかにも、ローラ・リニー、サルマ・ハエックら実力派が脇を固めた。エル・ファニング人生の岐路で自分の選んだ道は正しかったのか、もしも別の選択をしていたら?胸の奥底にしまい込んだ過去の大切な出来事や記憶を繋ぎながら、人生の奥深さに迫る感動の問題作を手掛けたのは、『耳に残るは君の歌声』『ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界』のサリー・ポッター監督。自身が脚本も手掛け、実弟の介護経験から着想を得て生まれた意欲作となっている。『選ばなかったみち』は2022年2月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:選ばなかったみち 2022年2月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020
2021年10月28日舞台『ドン・カルロス』が11月17日(水)から11月23日(火・祝)まで紀伊國屋ホール、11月26日(金)から28日(日)まで京都劇場で上演される。この度、本作のメインビジュアルが公開され、同時に公式ホームページもリニューアルされた。物語の舞台は16世紀、「太陽の沈まぬ帝国」と呼ばれ全盛を誇るスペイン。王子・カルロスは、フランス王女・エリザートと深く愛し合っていた。しかしカルロスの父、スペイン王・フェリぺ2世が国家の繁栄のため、エリザベートを妻とする事に。愛する人が「母」となり、絶望に沈むカルロス。宮廷と教会の陰謀はカルロスを巻き込み、クライマックスへ。ドイツを代表する劇作家シラーの代表作が新訳で現代に甦る。公開となったメインビジュアルは、主演の北川拓実(少年忍者 / ジャニーズJr.)扮するスペインの王子、ドン・カルロスの孤独を表現したもの。演出は演劇やオペラ、映像作品など多彩に活躍の深作健太が手掛ける。キャストには、2021年3月に深作健太演出『火の顔』で鮮烈な初舞台&初主演デビューを果たした北川、舞台のみならず映画やドラマでも活躍する元宝塚歌劇団雪組トップ娘役・愛原実花ほか、七味まゆ味、小田龍哉、宮地大介、神農直隆が名を連ねた。■公演情報『ドン・カルロス』<東京公演>日程:11月17日(水)~2021年11月23日(火祝)会場:紀伊國屋ホール(新宿区新宿3-17-7紀伊國屋書店新宿本店4F)<京都公演>日程:2021年11月26日(金)~2021年11月28日(日)会場:京都劇場(京都市下京区烏丸通塩小路下ル 京都駅ビル内)出演:北川拓実(少年忍者/ジャニーズJr.)愛原実花七味まゆ味小田龍哉宮地大介神農直隆作:フリードリヒ・シラー翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季演出:深作健太音楽:西川裕一美術:伊藤雅子照明:佐藤啓音響:長野朋美衣裳:伊藤正美・上杉麻美ヘアメイク:高取真樹舞台監督:深瀬元喜プロデューサー:児玉奈緒子主催・企画・制作:深作組/MAパブリッシング/Goh(東京公演)主催:サンライズプロモーション東京(京都公演)公式サイト: :@fukasakucarlos料金:8,000円(税込)
2021年10月20日実写版『リトル・マーメイド』に、ハビエル・バルデムが出演交渉されているようだ。役は、主人公アリエルの父で王のトリトン。人魚姫アリエル役にはハル・ベイリーが決定している。彼女が恋する人間の王子様役は、ハリー・スタイルズに出演交渉中だ。ほかにメリッサ・マッカーシー、オークワフィナらが出演する。監督は『シカゴ』『メリー・ポピンズ リターンズ』のロブ・マーシャル。バルデムの最近作は、妻のペネロペ・クルスと共演した『誰もがそれを知っている』。文=猿渡由紀
2019年07月18日ディズニー・チャンネルの「ディセンダント」でカルロス役を演じたキャメロン・ボイスが、6日の朝(現地時間)、わずか20歳の若さで他界した。家族の代理人は、「今朝、キャメロンが亡くなったということをお知らせするのは、本当につらいことです」と伝えている。具体的な病名は不明だが、キャメロンは闘病中だったとのこと。眠っている間に発作を起こして亡くなっていたという。キャメロンは9歳のときに、キーファー・サザーランド主演の『ミラーズ』でスクリーンデビュー。ディズニー・チャンネルで4シーズン続いた「ジェシー!」でルーク・ロス役を演じて人気を集めた。「ディセンダント」では「101匹わんちゃん」のクルエラ・ド・ビルの息子カルロスを演じており、同作の第3弾がアメリカで8月2日、日本では今秋放送される。『ディセンダント』でキャメロンとともに主要キャストを演じてきたダヴ・キャメロン、ソフィア・カーソン、ブーブー・スチュワートのインスタグラムでは、まだキャメロンの死について触れられていないものの、それぞれの最新ポストにファンから気遣うコメントや「本当にキャメロンは亡くなってしまったの?」という確認のコメントが寄せられている。「ディセンダント」の監督のケニー・オルテガ、「ジェシー!」でキャメロンと共演したチャールズ・エステンらはSNSでお悔やみのメッセージを投稿している。(Hiromi Kaku)
2019年07月08日2度のアカデミー賞に輝く名匠アスガー・ファルハディが、“スペインで最も有名なカップル”ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを迎えた最新作『誰もがそれを知っている』。6月~7月は本作の“頼りになる男前な兄貴系”ハビエル以外にも、ミステリアスな色気漂うラテン系、絶対に怒らせてはいけないキレる親父、実在した紳士な強盗…といった様々なタイプのイケオジ俳優が出演する映画が目白押しだ。その結末に誰もが息をのむ、極上のヒューマン・サスペンス『誰もがそれを知っている』(6月1日公開)男前な兄貴系ハビエル・バルデム/パコ役実生活ではスペインの至宝ペネロペ・クルスと2010年に結婚、これまで6作品で共演し、本作で“夫婦共演”は3作目となるハビエル。ペネロペ演じるラウラの娘イレーネが誘拐されたとき、ラウラの心に寄り添い、身代金要求の時間稼ぎに奔走するなど、頼りになる男前な一面を見せる。今回は筋肉質のボディにワイルドな表情を浮かべ、壁ドンを想起させるようなショットが解禁!1969年、スペイン、カナリア諸島のラスパルマス出身。ビガス・ルナ監督作『ルルの時代』(’90)で映画デビュー、母国スペインのみならず国際的にも活躍。英語作品に初主演した『夜になるまえに』(’00)でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、一躍世界にその名を轟かせる。そして、コーエン兄弟監督『ノーカントリー』(’07)では冷酷な殺し屋を演じ、スペイン人俳優として初となるゴールデン・グローブ賞助演男優賞、アカデミー賞助演男優賞に輝く。近年では『007 スカイフォール』や『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』でも悪役を怪演、独特の存在感を放つ。ミステリアスな色気漂うリカルド・ダリン/アレハンドロ役信心深いラウラの夫、アレハンドロ役を熱演するリカルド・ダリン。かつては実業家で、妻の出身の村にも多額の寄付をするなど裕福だった。娘の誘拐事件を聞き、アルゼンチンからスペインへと駆け付けるが、娘を誘拐した犯人では? と周囲から疑われてしまう場面も…。今回解禁された場面写真では、優しい眼差しでミステリアスな色気漂う微笑みを浮かべている姿が。1957年、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身。アルゼンチンで最も有名な演技派俳優のひとり。子役としてキャリアを重ね、10歳で俳優として本格的にデビュー。アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、国内で週末興行収入ランキング11週連続1位を獲得するなど社会現象を巻き起こした『瞳の奥の秘密』(’09)に主演し、ゴヤ賞や銀のコンドル賞など数々の賞にノミネートされる。また、ビル爆破解体職人を演じたオムニバス映画『人生スイッチ』(’14)もアルゼンチンで大ヒットし、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされている。父の復讐に2つのマフィアが巻き込まれ、気づけばクセモノだらけ!?『スノー・ロワイヤル』(6月7日公開)怒らせちゃいけないキレる親父リーアム・ニーソン/ネルズ・コックスマン役同作では模範市民賞を受賞するほど、市民に貢献する除雪作業員ネルズ・コックスマン役を演じるリーアム・ニーソン。だが、ひとり息子が地元の麻薬組織に殺されたことで、除雪キャリアで身に付けた土地勘や体力、そして除雪車で敵を始末していくが、その復讐が思わぬ方向へと向かっていき…。1952年生まれ、北アイルランド出身。舞台俳優としてキャリアをスタートさせた後、『エクスカリバー』(’81)で映画デビュー。スティーブン・スピルバーグ監督『シンドラーのリスト』(’93)でアカデミー賞主演男優賞にノミネート、『マイケル・コリンズ』(’96)でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞、演技派俳優として台頭すると、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(’99)、『バットマン ビギンズ』(’05)などの超大作に出演して地位を確立する。近年は『96時間』シリーズや『アンノウン』『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』『トレイン・ミッション』といったアクション映画への出演が多く、新たなファンを獲得。そのほか『愛についてのキンゼイ・レポート』(’04)、『特攻野郎Aチーム』(’10)、『バトルシップ』(’12)、『沈黙-サイレンス-』(’16)、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(’19)など多数。誰ひとり傷つけなかった74歳の紳士な銀行強盗『さらば愛しきアウトロー』(7月12日公開)実在した紳士強盗ロバート・レッドフォード/フォレスト・タッカー役名優ロバート・レッドフォードが俳優引退作として演じたのは、数々の脱獄と銀行強盗を繰り返した実在したアウトロー、フォレスト・タッカー。ポケットに入れた拳銃はチラリと見せるだけ、誰ひとり傷つけることなく華麗な手口で銀行を襲う紳士的な姿は、盗まれた銀行員でさえも魅了されるほど!1936年、米カリフォルニア州生まれ。『明日に向って撃て!』(’69)、『スティング』(’73)でキャリアを邁進し、『大いなる勇者』『華麗なるギャツビー』『ナチュラル』『愛と哀しみの果て』『スパイ・ゲーム』、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』、さらに『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『ニュースの真相』など数々の名作に出演。『普通の人々』(’80)では監督業に進出し、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞を受賞する。1981年にはサンダンス・インスティテュートを設立し、新進の脚本家や監督の支援と開拓、「サンダンス映画祭」の主催を行う。その功績を讃えられ、全米映画俳優組合賞生涯功労賞、アカデミー名誉賞を受賞。2016年には、当時のオバマ大統領より大統領自由勲章を授与され、2019年にはセザール賞名誉賞を授与されている。『誰もがそれを知っている』は6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スノー・ロワイヤル 2019年6月7日より全国にて公開© 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED.誰もがそれを知っている 2019年6月1日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開Ⓒ 2018 MEMENTO FILMS PRODUCTION - MORENA FILMS SL - LUCKY RED - FRANCE 3 CINÉMA - UNTITLED FILMS A.I.E.さらば愛しきアウトロー 2019年7月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2019年06月01日『フラメンコ・フラメンコ』を始め、数々の舞踊音楽の芸術作品を世に送り出してきたスペイン映画界の巨匠カルロス・サウラが贈る最新作『JOTA de Saura』(原題)が、『J:ビヨンド・フラメンコ』の邦題で11月25日(土)より日本公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルも到着した。「フラメンコ三部作」と話題を呼んだ『血の婚礼』(’81)、『カルメン』(’83)、『恋は魔術師』(’86)。トップに君臨するアーティストらのパフォーマンスを格調高くスタジオで捉えた、オムニバス形式による『フラメンコ』(’95)、『イベリア 魂のフラメンコ』(’05)、『フラメンコ・フラメンコ』 (’10)…と、数々の舞踊音楽の芸術作品を世に送り出してきたスペイン映画界の巨匠サウラ。カンヌ国際映画祭(パルムドールを除く)、ベルリン国際映画祭金獅子賞、アカデミー賞に3度ノミネートなど、数多くの受賞歴を持ち、特に音楽を題材とした作品は、現代の映画界における非常にクリエイティブな試みとして高く評価されている。御年85歳の彼が描く、5年ぶりの待望の日本公開となる本作では、監督の生まれ故郷であるスペインのアラゴン地方が発祥とされる「ホタ」が描かれる。フラメンコのルーツのひとつであるこの「ホタ」を通し、フラメンコのフィールドの彼方に広がる「ホタ」の奥深い魅力に迫っていこうという、至福のダンス&音楽エンターテインメントとなっており、めくるめく映像美で描かれる数々のダンスシーンは必見だ。そんな本作には、豪華アーティスト陣が集結。自身を追ったドキュメンタリー『パッション・フラメンコ』が公開を控える国民的フラメンコダンサーのサラ・バラス、パコ・デ・ルシアの後継者と目され、世界的に活躍するスーパーギタリストのカニサレス、ガリシアが生んだ天才バグパイプ奏者カルロス・ヌニェス、「ホタ」ダンスの第一人者で『イベリア 魂のフラメンコ』にも出演したダンサー兼振付師のミゲル・アンヘル・ベルナ、アラゴンの伝統「ホタ」を現代化して歌うポップスターのカルメン・パリスなど、フラメンコおよびスペイン舞踊ファン、ワールドミュージック・ファンなら絶対に見逃せない顔ぶれが勢揃いしている。また今回、ポスターとあわせて写真も公開された。まず、オレンジの衣装を身にまとった踊り子の後ろで、見切れてギターを弾いているのがカニサレス。緑のドレスを着て男性と踊っているのがサラ。そして、ホタのほかにバレエ、モダンダンス、フラメンコも踊れるダンサーのミゲルが、鏡に囲われたような場所でポーズをキメている。『J:ビヨンド・フラメンコ』は11月25日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年08月20日ユニバーサルが新しく立ち上げようとしているモンスター映画のシリーズに、ハビエル・バルデムが出演することになりそうだ。『フランケンシュタイン』への出演について話し合っているようだが、ヴィクター・フランケンシュタイン役なのか、彼のモンスターなのかは、わかっていない。その他の情報ユニバーサルの新しいモンスターシリーズでは、すでに『The Mummy』にトム・クルーズとラッセル・クロウの出演が決まっている。クロウの役はジギル博士で、バルデムも当初、この役に興味を示していたらしい。『The Mummy』はすでに撮影に入っている。北米公開は来年6月9日。監督はアレックス・カーツマン。バルデムは、今年5月のカンヌ映画祭で上映されたショーン・ペン監督作『The Last Face』に出演。次回作は『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッド・メン・テル・ノー・テールズ』。文:猿渡由紀
2016年07月12日ペネロペ・クルスとハビエル・バルデム夫妻が、イランのアスガー・ファルハディ監督の次回作に出演することがわかった。ロケはスペインで行い、映画もスペイン語で撮影されるという。ストーリーは明らかになっていないが、スペインの田舎でワインを作っている家族を描く心理スリラーになるらしい。その他の情報撮影は、この夏、あるいは初秋にスタートの予定。製作にはペドロ&アグスティン・アルモドバルも名を連ねる。ファルハディ監督はスペイン語を話さないが、『ある過去の行方』をフランス語で撮影した経験もあり、心配はないとプロデューサーらは考えているようだ。ファルハディ監督は、最新作『The Salesman』で、カンヌ映画祭の脚本賞を受賞したばかり。クルスの次回作は、スペイン映画の『The Queen of Spain』。バルデムの次回作は、来年公開予定の5作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッド・メン・テル・ノー・テールズ』。文:猿渡由紀
2016年05月26日ハビエル・バルデムが『パイレーツ・オブ・カリビアン5(原題)』への出演を交渉しているようだ。役柄は悪役で、詳しいことは明らかになっていないが、幽霊の海賊で、ジャック・スパロウの船と衝突することになるという設定らしい。『パイレーツ5』は、来年1月の撮影開始を目指し、すでにオーストラリアで撮影準備が始まっている。今作には、シリーズ1~3作目に出演したオーランド・ブルームに当たるような若手男優を出してくるつもりで、現在、そのキャスティングが行われているという。北米公開は2017年7月7日。バルデムの最新作は昨年の『悪の法則』。次回作はショーン・ペンと共演する『The Gunman(原題)』で、北米公開は来年2月。文:猿渡由紀
2014年10月15日ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる映画『007 スカイフォール』で、悪役“シルヴァ”を演じるハビエル・バルデムの登場シーンの写真がこのほど公開された。その他の写真本作は、『007』シリーズ生誕50周年を飾る記念すべき23作目。ボンドの上司“M”を引き続きジュディ・デンチが、ボンドの特殊アイテムを発明する“Q”をベン・ウィショーが演じ、『アメリカン・ビューティ』『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』のサム・メンデス氏が監督を務める。詳細なストーリーはまだ明らかになっていないが、本作でバルデムが演じるのは、ボンドも所属するイギリス情報局秘密情報部(MI6)にかつて籍を置き、その内部事情に精通した謎の男シルヴァ。すでに公開されている予告編映像では、“M”と過去に何らかの確執があり、MI6の壊滅を目論んでいるようだ。『007』シリーズ歴代の悪役といえば、さまざまな俳優が演じてきた犯罪組織“スペクター”のNo.1・ブロフェルド。そのほか、リチャード・キールが演じた“殺されない悪役”のジョーズなど、個性が際立つキャラクターが多く登場してきた。本作の予告編映像で、ボンドがシルヴァに会おうとする場面では、シルヴァの部下らしき女性が「どれだけの恐怖を知ってる? ボスの怖さは知らないはずよ」と警告する。『ノーカントリー』でオカッパ頭の殺し屋アントン・シガーを怪演し、アカデミー助演男優賞を受賞したバルデムが、どんな“恐怖”をボンドに与えることになるのか? シリーズ最強にして最凶の敵の出現を期待したい。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーskyfall(C)2012 Danjaq LLC United Artists Corporation Columbia Pictures Industries Inc. All rights reserved.
2012年09月27日スペインのアカデミー賞といわれるゴヤ賞授賞式が13日、マドリッドで開催され、『Biutifulビューティフル』で最優秀主演男優賞を受賞したハビエル・バルデムが、賞を妻のペネロペ・クルスと生まれたばかりの息子に捧げるとスピーチで語った。私生活についてはペネロペ共々、公の場で語ることはほとんどないバルデムだが、この日は特別。「この賞は同業者の仲間たちからの温かいハグと支援によるものです。それは俳優にとって一番大切なものです」と5個目(主演男優賞4回、助演男優賞1回)となるゴヤ賞のトロフィーを片手に語った後、「この賞を毎日私を覚醒させ、笑顔にさせてくれる妻と息子に捧げます」と付け加えた。ハビエルとペネロペは昨夏に結婚、先月22日に第一子となる息子が誕生し、レオ・エンシナス・クルスと名づけられたらしい。ハビエルは27日に授賞式が行われる第83回アカデミー賞でも『Biutifulビューティフル』で最優秀主演男優賞候補のひとり選出されている。(text:Yuki Tominaga)写真は写真はゴヤ映画祭に出席したハビエル・バルデム。© Target Press/AFLO特集「2011年 第83回アカデミー賞」■関連作品:Biutifulビューティフル 2011年初夏、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Menageatroz S. de R.L. de C.V., Mod Producciones S.L., Ikiru Films S.L.■関連記事:ペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム夫妻に第一子の男児が誕生!
2011年02月17日昨年7月にハビエル・バルデムと結婚したペネロペ・クルスが22日、ロサンゼルスのセダーズ・サイナイ病院で第一子となる男児を出産した。まだ息子の名前は決めていないそうだが、スペインの芸能誌「HOLA!」によると、ペネロペの母親や弟のエドゥアルド、妹のモニカと彼女の恋人で俳優のアレックス・ゴンサレスも出産に立ち合ったという。ハビエルの母親はマドリッドからロサンゼルスに飛び、24日に孫と対面したそうだ。ハビエルとペネロペの生活の拠点はマドリッドで、当初はマドリッドでの出産を予定していたが、昨年のクリスマス休暇をロサンゼルスで過ごしたことで、夫妻の考えが変わった。その理由は、L.A.で出産することによって息子にスペインとアメリカの2つの国籍を持たせたかったからだという。ハビエルは二世誕生の翌日には、『Biutiful ビューティフル』でオスカー主演男優賞にノミネート、という吉報も飛び込んできた。(text:Yuki Tominaga)写真は昨年末にNBA観戦を楽しむペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム夫妻。© AP/AFLO■関連作品:第83回アカデミー賞 [アワード]Biutifulビューティフル 2011年初夏、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Menageatroz S. de R.L. de C.V., Mod Producciones S.L., Ikiru Films S.L.■関連記事:ナタリー・ポートマンにコリン・ファース、オスカー候補たちが喜びのコメント発表波乱含み(?)オスカー候補発表『英国王のスピーチ』最多12部門『告白』は落選オスカー作品賞の結果を占うアメリカ製作者組合賞は『英国王のスピーチ』が受賞ナタリー・ポートマン、産休中はポップコーン片手にTV鑑賞を計画中英国アカデミー賞ノミネーション発表、『英国王のスピーチ』が最多14部門で候補に
2011年01月27日先週、妊娠4か月半であることが明らかになったペネロペ・クルスの夫、ハビエル・バルデムが沈黙を破り、父親になる喜びをローマで語った。日本でも公開中の『食べて、祈って、恋をして』のイタリア公開にあわせてローマで行われた記者会見に出席したハビエルは、妻の妊娠について「事実です。とても嬉しい」と簡潔に述べると、「これ以上は言わせないで」と集まった記者たちを牽制。イタリアの新聞記者が「お子さんの名前はもう決めましたか?」と食い下がると、「いや、まだです」と答えた。41歳にして初めてパパになるハビエルは7月にペネロペと結婚したばかり。仕事と家庭を両立させる秘訣は?という質問には「アドバイスをするには時期尚早。まだ分からない。たぶん、近いうちに分かると思うけどね」と返答。ペネロペは現在、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第4弾の『Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides』(原題)を撮影中だが、先週、ハビエルの主演作『Biutiful』(原題)のプロモーションでパリに赴いた際には同行するなど、夫妻はできるだけ一緒に過ごす努力をしているようだ。(text:Yuki Tominaga)© Newscom/AFLO■関連作品:食べて、祈って、恋をして 2010年9月17日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開■関連記事:旅したいロケ地を投票!『食べて、祈って、恋をして』Tシャツを5名様プレゼント字幕翻訳コンクール開催記念!『食べて、祈って、恋をして』鑑賞券を20組40名様プレゼントジュリア・ロバーツが「コンニチハ!」ジャパン・プレミアの模様を動画でお届けジュリア浴衣風ドレスで日本の“夏祭り初体験”ジュリアトップ女優でいる秘訣は「教えられないわ!」
2010年09月21日ジュリア・ロバーツの最新作『食べて、祈って、恋をして』のニューヨーク・プレミアが10日、ジーグフェルド・シアターで開催され、ジュリアや共演のハビエル・バルデム、ライアン・マーフィー監督らが出席した。ジュリアはステラ・マッカーシーの黒いジャケットを羽織り、同系色のショートパンツから長い脚をのぞかせるスタイルで登場。そんなジュリアについてハビエルは「撮影現場のセットに彼女と一緒に入った途端、心からリラックスできた」と「バンクーバー・サン」紙の取材に応え、「共演者がクリエイティブで知的で寛大な人だと思えるのは、どんな俳優にとっても大きな意味を持つんだ」とジュリアを絶賛した。ジュリアは『食べて、祈って、恋をして』のプロモーションで来週18日(水)、ついに初来日を果たす。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:食べて、祈って、恋をして 2010年9月17日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開■関連記事:ジュリア・ロバーツ、最新主演作の影響でヒンズー教徒に改宗ジュリア初来日『食べて、祈って、恋をして』ジャパン・プレミアに25組50名様ご招待意外や初!ジュリア・ロバーツ『食べて、祈って、恋をして』で来日が決定映画界にもスピリチュアルの波?『瞬』でロケ地&パワースポット巡るツアーも!ハビエル・バルデムとジュリア・ロバーツがバリで…“おひとり様”必見の話題作撮影
2010年08月12日今年に入ってゴールイン間近と伝えられていたペネロペ・クルスとハビエル・バルデムが今月初めにバハマで挙式していたことが、ペネロペの広報担当によって明らかになった。バハマの友人宅に家族だけを招いた内輪の結婚式で、ペネロペは長年の友人であるデザイナー、ジョン・ガリアーノがデザインしたウエディングドレスを着たという。昨年から、ペネロペがウエディング・ドレス制作にとりかかったと報じられ、2人の母国スペインのブランド、ハウス・オブ・バレンシアガやミック・ジャガーの恋人のデザイナーの名前が挙げられていたが、結局どちらでもなく、ペネロペが2006年のカンヌ国際映画祭に出席した際に着用したドレスをデザインしたガリアーノ氏のドレスを選んだというわけ。2人は1992年、ビガス・ルナ監督の『ハモンハモン』で共演しているが、恋愛関係になったのはウディ・アレン監督の『それでも恋するバルセロナ』(’08)で再び共演したのがきっかけ。同作でペネロペはアカデミー賞助演女優賞を受賞、ハビエルは前年に『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞、とハリウッドでも成功を収めているスター・カップルの末長い幸せを祈りたい。(text:Yuki Tominaga)©: AFLO■関連作品:それでも恋するバルセロナ 2009年6月27日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 Gravier Productions, Inc. and MediaProduccion, S.L.ノーカントリー 2008年3月15日よりシャンテシネほか全国にて公開© 2007 Paramount Vantage, A PARAMOUNT PICTURES company. All Rights Reserved.■関連記事:ペネロペ・クルスインタビュー アルモドバルが公私で(?)認めたスペインの至宝ペネロペ・クルスに12月挙式説。ウェディング・ドレスはバレンシアガ担当か?ペネロペ・クルス×スカーレット・ヨハンソン『それでも恋するバルセロナ』試写会に25組50名様ご招待ペネロペ・クルス×アルモドバル監督『抱擁のかけら』日本版ポスター解禁!ペネロペ・クルス、ゆったり目の服装に妊娠4か月の報道も
2010年07月15日