ジミー・キンメルが2018年3月4日に開催される第90回アカデミー賞授賞式の司会に決定。アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの会長シェリル・ブーン・アイザックスが発表した。ジミーは今年もアカデミー賞の司会を務め、好評を博した。プロデューサーのマイケル・デ・ルカとジェニファー・トッドも引き続き同役を担当する。シェリルは「ジミー、マイク、ジェニファーはオスカーのドリームチームです。マイクとジェニファーは(今年)本当に視覚的に美しいショーを作り上げてくれました。ジミーは私たちが想像もできなかったようなオープニングトークからラストまでを見事にまとめ、オスカー史上最高の司会であることを証明しました」と3人の再起用の理由をこう語っている。ジミーは「E!News」でプロデューサーの2人と再びオスカーに起用されたことへの感謝をシェリルとアカデミーに述べ、「もし、みんなが今年のオスカーの最後で僕らがやらかしたと思っているなら、90回目を迎える記念すべき来年のショーで僕らが何を企んでいるか楽しみにしていてね!」と今年の作品賞の“封筒取り違え事件”に触れつつ、来年の授賞式のさらなる盛り上がりを期待させた。(Hiromi Kaku)
2017年05月17日俳優のブラッド・ピットが先日アカデミー賞式典に出席しなかったのは彫刻制作のためだったという。作品賞に輝いた『ムーンライト』のプロデューサーであるブラッドが同式典に姿を見せていなかったことが一部で話題になっていたが、最近になってそれがアートプロジェクトから離れられなかったからだという説が浮上している。ある関係者はザ・ハリウッド・レポーターに対し、ブラッドがロサンゼルス内にあるスタジオでイギリス人アーティストのトーマス・ハウシーゴとおよそ10日間に渡って彫刻制作に取り掛かっていると明かしたが、その作品がどんなものかについては分かっていない。ブラッドと離婚調停中の妻アンジェリーナ・ジョリーはアートコレクターとしても名高く2500万ドル(約28億円)相当と言われるコレクションの中にはバンクシーやエド・ルシェなどの作品も含まれているという。そしてブラッドは、建築とデザインに対する情熱でも知られており、2012年にはフランク・ポラーロとコラボして高級家具を発表していた。(C)BANG Media International
2017年03月07日今年度のアカデミー賞作品賞の結果発表取り間違え事件の原因となった監査役の2人が、来年度からアカデミー賞に関わることを禁止された。アカデミー会長シェリル・ブーン・アイザックス氏は、アカデミー賞の投票を管理し、プレゼンターたちに結果が記されたカードが入った封筒渡す役割を担っている監査法人プライスウォーターハウスクーパーズ(PwC)の今年度の担当者であったブライアン・カリナン氏、マーサ・ルイス氏が来年度の第90回アカデミー賞に関わることはないと発表した。しかし、これまで80年以上に渡ってアカデミー賞に携わってきたPwCと今後一緒に仕事をしていくかどうかについては明言を避けており、現在検討中であるとだけ話している。授賞式当日、作品賞発表の際に誤ってプレゼンターのウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイに本当の受賞作品『ムーンライト』と記された封筒ではなく、『ラ・ラ・ランド』で主演女優賞を獲得したエマ・ストーンの結果が記された封筒を渡してしまうという事件が起きており、バックステージで他の事に気を取られていたカリナン氏が間違った封筒を渡したとみられている。授賞式後、PwCは声明文を発表し、その中でハプニングの詳細を説明、謝罪。その一方で『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督はこの出来事について「大変なことにはなってしまったけど、ある意味素敵なことだった」と話している。(C)BANG Media International
2017年03月03日アメリカ映画の最高権威とも呼ばれる、アカデミー賞。このアカデミー賞ですが、2年間連続で「ヨーロッパ系(白人)ばかり」が受賞していたことで批判が相次ぎました。果たして今年はどうだったのでしょうか?(Photo by Simon Lutz)2016年度のアメリカ映画の優秀作品や俳優、監督らに賞を送る第89回アカデミー賞の授賞式が、米カリフォルニア州ハリウッドで日本時間の2月27日に行われました。今回の授賞式では、司会を務めたジミー・キメル(アメリカのテレビショーの司会者として有名)がトランプ大統領を批判するジョークを多く飛ばすなど、トランプ政権批判の目立つセレモニーでしたが、何よりも注目が集まったのは受賞者の人種的バックグラウンドが過去2年間と比べて多様になったことです。(参照元:Konbini)前回、前々回のアカデミー賞では、なんと受賞した人だけでなくノミネートした人もすべて「ヨーロッパ系(白人)」だったのです。これに対し、「#OscarsSoWhite(オスカーは白すぎる)」というハッシュタグを使った抗議活動が巻き起こり、アフリカ系の映画監督スパイク・リーにいたっては2016年のアカデミー賞授賞式をボイコットしました。(参照元:CNN.com)(引用元:Viola Davis)<「Fences(原題)」でアカデミー賞助演女優賞、エミー賞とトニー賞も得てアフリカ系俳優史上初のトリプル受賞したヴィオラ・デイビス>それと比べて今回のアカデミー賞は、過去10年間で初めて複数人のアフリカ系(黒人)の俳優が受賞。そして#OscarsSoWhiteをもじった「#OscarsSoDiverse(オスカーはとても多様)」がSNSで使われました。また、授賞式で作品名が呼び違えられるハプニングがあったものの、作品賞を受賞した「ムーンライト」は“白人的”なストーリーではなく、アフリカ系(黒人)の少年がアイデンティティを模索するものでした。その他には、トランプ大統領が入国禁止を命じたイスラム諸国の1つだったイランのアスガル・ファルハーディー監督が映画「セールスマン」で外国語映画賞を受賞。しかしながら、トランプ氏の大統領令に対して抗議の姿勢を表すため授賞式を欠席しました。(引用元:Mahershala Ali)<「ムーンライト」でアカデミー賞助演男優賞、オスカー史上初ムスリム俳優のマハーシャラ・アリ> (引用元:MOONLIGHT)<アカデミー賞作品賞を受賞した「ムーンライト」の監督のバリー・ジェンキンス(右)と劇作家のタレル・アルバン・マクレイニー(左)> ※動画が見られない方はこちら<アカデミー賞作品賞を受賞した「ムーンライト」> さて、アカデミー賞での人種の偏りが改善されたように見えますが、ここで問題は終わりではありません。2年間連続でマイノリティがノミネートや受賞をできなかったからこそ、今回は受賞できたという見方もできます。それから、今回賞を得たアフリカ系や中東出身者、ムスリムだけがマイノリティではありません。ノミネートや受賞したことが少ないラティーノやアジア系、ネイティブ・アメリカンなどの人々はどうなるでしょうか。今後の動向にも注目していきましょう。次回のハッシュタグ・アクティビズムをお楽しみに!※「黒人」にはアフリカ系以外に中南米やカリブ海諸国をルーツとする人々も含まれるため、本記事で扱ったアフリカ系の人々をアフリカ系(黒人)と表記しました。Text by Shiori KirigayaーBe inspired! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!黒人監督スパイク・リーが批判。 「百合のように白い」アカデミー賞。#OscarsSoWhite 「主役が黒人」だから批判された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』以前この記事でも述べたが、主役が黒人なだけで、白人によるボイコットが起きるなど、アメリカの映画産業...
2017年03月02日女優のメリル・ストリープ(67)が、アカデミー賞を台無しにしたとしてシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドを批判した。26日に開催されたアカデミー賞授賞式で記念すべき20回目のノミネートを果たしていたメリルは、その大事な日に着るドレスのデザインを最初はカールに依頼していたものの、他からギャラ付で衣装を着てもらうようオファーされたためにカールへのデザイン依頼を途中でキャンセルしたとカールから非難されていた。カールは先日「すでにスケッチは作ったし、ドレスも作り始めていたんだ。(でも、その数日後、彼女の関係者から電話がかかってきて)『ドレスの制作をこれ以上続けないで。私たちにお金を支払ってくれる人を見つけたから』って言われたんだ。10万ユーロ(約1,200万円)もするドレスを我々はメリルにプレゼントしたのに、さらに(彼女に着てもらうために)お金を支払わないといけないってことがわかったんだ。彼らにドレスをプレゼントし、ドレスを作るけど、僕らがお金を払うことはないよ」と話していた。メリルはこの件に対しUsウィークリー誌に声明を出し、その中で「有名デザイナーのカール・ラガーフェルドが重要な業界出版物で私自身、私のスタイリスト、私が着ることに決めたドレスの有名デザイナーの名誉を傷つけました。その結果、この話が世界中で話題になり、さらに広がって、私の記録破りの20ノミネートの場であったアカデミー賞への私の登場を台無しにし、メディアや私の仕事仲間、観客の目からこの名誉を覆い隠したのです」と非難した。このメリルの声明が出される前には、カールはウィメンズ・ウェア・デイリー誌に「誤解があった」と謝罪しており、「シャネルはストリープ氏のリクエストにより、彼女の着るアカデミー賞用ドレスをデザインすることについてストリープ氏のスタイリストと話をしました」「非公式の会話の中で、私はストリープ氏が報酬のために他のデザイナーを選んだと誤解してしまいましたが、ストリープ氏のチームはそれが事実ではないとしています。この論争を遺憾に思い、ストリープ氏の20回目のアカデミー賞ノミネートにお祝い申し上げます」と話していたが、メリルにはこの謝罪の意も届かなかったようだ。メリルは声明の中で「ラガーフェルド氏の一般的な論争における遺憾の意と声明は謝罪ではありませんでした」と続けている。(C)BANG Media International
2017年02月28日アカデミー賞で披露されたパフォーマンスをご紹介!まずはジャスティン・ティンバーレイクが『Trolls』(原題)の「Can’t Stop the Feeling」を歌いながら会場入り。実はその直前に弟を同伴したエマ・ストーンがレッドカーペットでインタビューを受けているところに“フォトボム”を仕掛ける余裕っぷりを見せていたジャスティン。歌って踊るノリノリなジャスティンに合わせ、会場の招待客も総立ちではしゃぎ、盛大な幕開けとなった。リン=マヌエル・ミランダは、『モアナと伝説の海』の「How Far I’ll Go 」の前奏でアカデミー賞仕様のラップを披露。その後、モアナを演じたアウリイ・クラヴァーリョが16歳とは思えない堂々とした歌声で会場を沸かせた。途中、波に見立てた大きな布が彼女の頭にぶつかってしまうというハプニングもあったが、アウリイは気にせず笑顔で歌い切った。スティングは、ISISに殺害されたジャーナリストのジェームズ・フォーリーを描いたドキュメンタリー『Jim: The James Foley Story』(原題)から「The Empty Chair」を1人で歌った。本来はピアノ伴奏のバラードだが、今回はアコースティックギターでしっとりと歌い上げ、ジェームズを偲んだ。『ラ・ラ・ランド』から「City of Stars」と「Audition」の2曲がノミネートされ、同映画のエマ・ストーンとライアン・ゴズリングから紹介を受けて登場したジョン・レジェンドは、2曲をピアノで弾き語り。映画の世界がそのまま表現されたセットでジョンの歌声は会場に心地よく響き、コンサート並みのクオリティで圧倒。見事、「City of Stars」が歌曲賞を受賞した。まさにどの曲が歌曲賞を受賞してもおかしくない、大物アーティストたちが圧巻のパフォーマンスを見せた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年02月27日スパイダーマン新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』にて、新スパイダーマンを演じる俳優トム・ホランドが、アカデミー賞の前哨戦とも言われる英国アカデミー賞(British Academy Film Awards)において、“新人賞”に当たる「ライジングスター賞」を受賞したことがこのほど発表された。ニューヨーク。15歳のピーター・パーカーはスパイダーマン。部活のノリで街を救う、ヒーロー気取りの高校生だ。そんなピーターの能力を見出し、真のヒーローとしての道に導こうとする(?)のが、アイアンマンことトニー・スターク。スタークに新しいスーツまで作ってもらい興奮するピーターは、自分の力を認めてもらおうと街に飛び出す日々。そんなある日、巨大な翼で飛行する怪物が街に突如現れる。ピーターはここぞとばかり、ニューヨークの平和のために怪物退治に乗り出そうとするが、スタークに「アベンジャーズに任せておけ」と止められてしまう。「ガキ扱いは、ゴメンだ!」とピーターはその忠告を聞かずに戦いに挑むが――。若干20歳の新進気鋭の若手俳優トム。今後の活躍が期待される若手俳優・女優に贈られるこの「ライジングスター賞」は、英国アカデミー賞で唯一、一般の観客による投票によって選ばれるもので、全世界で支持されるスパイダーマン同様、トムも多くのファンに支持されたかたちとなった。トムは「嬉しすぎてぶっ飛んじゃうよ!本当に夢みたいだ!クレイジーでアメイジングだよ!一番イケてる色だと思うんだ。BAFTA(英国アカデミー賞の)2色のうちで(笑)こんな賞がもらえるなんてとても光栄だし感謝しきれないよ。本当に僕の夢がかなったんだ!」と大興奮で喜びを語り、「たくさんの子どもたちみたいに、僕も小さいころスパイダーマンになりたかったんだ。スパイダーマンを演じる上で嬉しかったのは、みんなから愛されるキャラクターを新しく違うアプローチで作り上げて、スクリーンに戻してくれたことだね。撮影期間はとても充実したものだったし、とても楽しかった」とコメントを寄せている。またレッドカーペットでは、トムの受賞を祝福するようにたくさんのファンが集結。サインを求められるとトムも笑顔でファンサービスに応える場面も。トムといえば、スタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』で神木隆之介が演じた青年・翔の英国版の吹き替えを演じたほか、『インポッシブル』では20年ぶりの続編公開も話題となっている『T2 トレインスポッティング』のユアン・マクレガーとの共演、さらに、『白鯨との闘い』での確かな演技力で注目を集め、スパイダーマンの生みの親スタン・リーに「トム・ホランドはスパイダーマンの役をやるために生まれてきた」と言わしめるほどの逸材だ。日本でも大ブレイク間違いなしのトム。ますます本作の公開が楽しみだ。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月13日ジミー・キンメルが、アカデミー賞式典の司会として1万5,000ドル(約180万円)のギャラをもらうそうだ。来年2月26日にロサンゼルスのドルビー・シアターで開かれるアカデミー賞式典の司会に抜擢されたジミーは、その思いのほか少額のギャラについて「たぶん無償っていうのは法に触れるんだろうね」と冗談を飛ばした。その後ジミーは、ラジオ番組『ケヴィン&ビーン』の出演の場でギャラを暴露してよかったのか焦る様子も見えたものの、「こんなこと明かしていいのか分からないけどね。でもダメとは言われていないから、向こうのせいってことにしよう」と主催者側に責任を押し付けた。そして、自身がホストに選ばれたのは、アカデミー側が希望していたほかの人たちの都合がつかなかったからだとジョーク交じりに話している。「彼らは14人くらいに聞いて、みんな断ったから、僕に回ってきたわけさ。僕はとにかく驚いたね」その大役が発表されてからというもの、ジミーは控えめな姿勢を見せており、自身のトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』でそのニュースを明かした際には、その収録スタジオが式典会場となるドルビー・シアターに近いからだと笑いを誘った。「プロデューサー陣とアカデミーはたくさんの名前が並んだリストに目を通したんだけど、最終的には式典会場のすぐそばにこの番組のためにもう僕はいるっていうことで、僕が司会をするのに一番近い人材だったってわけさ」今年度のアカデミー賞はクリス・ロックが司会を務めており、話題の渦中にあった同式典での多様性の欠如についてオープニングで触れ、ブラック・ライヴス・マターの運動について触れて式典の幕を閉じていた。(C)BANG Media International
2016年12月16日人気司会者のジミー・キンメルが、2017年アカデミー賞授賞式の司会を務めることになった。ジミーは5日、妻モリー・マクナーニーとの間に第2子が誕生予定であるという2つのニュースを同時に『ジミー・キンメル・ライブ!』の中で発表した。ジミーは番組内で「うちの妻は今体の中に赤ん坊を宿しているんだ」「それにほかにもたくさんエキサイティングなことが起こっているんだよ。僕、おめでとう。僕はアカデミー賞のホストもするんだ」と明かした。9月に開催されたエミー賞でもホストを務めていたジミーだが、来年2月26日に開催されるアカデミー賞の司会を務めるのは今回が初めてとなる。ジミーには、妻モリーとの第1子ジェーンちゃん(2)のほか、初婚相手のジーナとの間にケビンとケイティーという成人した2人の子供がいる。誕生予定の赤ん坊の性別は事前に知るつもりではないそうで、どちらにも使えそうな名前を考えているところだと明かしている。「僕たちはサプライズにしたいんだけど、男の子でも女の子でもいいような名前を考えようとしているところだよ」(C)BANG Media International
2016年12月07日『きっと、うまくいく』のラージクマール・ヒラニ監督と主演のアーミル・カーンが再びタッグを組んだ映画『PK』。この度、アーミルのコメントと場面写真が、いち早くシネマカフェに到着した。留学先で悲しい失恋を経験し、いまは母国インドでテレビレポーターをするジャグー。ある日彼女は、地下鉄で黄色いヘルメットを被り、大きなラジカセを持ち、あらゆる宗教の飾りをつけてチラシを配る奇妙な男を見かける。チラシには「神さまが行方不明」の文字。ネタになると踏んだジャグーは、”PK”と呼ばれるその男を取材することに。「この男はいったい何者?なぜ神様を捜しているの?」しかし、彼女がPKから聞いた話は、にわかには信じられないものだった…。驚くほど世間の常識が一切通用しないPKの純粋な問いかけは、やがて大きな論争を巻き起こし始める――。北米では、2014年の外国語映画の興行収入No.1を記録した本作。全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では93%(8月17日現在)の高評価を得るなど、世界中のメディアの間で大絶賛の嵐となっている。まるで子どものように、見るもの、聞くもの全てに興味をもつ謎の男“PK”を演じるのは、『きっと、うまくいく』のランチョー役で全世界に名を知らしめたアーミル。世間の誰もが常識として片付けていた問題に純粋な心で疑問を投げかけ、周囲も少しつづ影響されていく。そして、その彼の小さな疑問がやがて大きな社会問題へと発展していき、大騒動を巻き起こしてしまう…といった役どころだ。この度、そんなPKの正体がなんと“宇宙人”であることが判明!自身初の宇宙人役を演じたアーミルは、「PKは地球人ではないので、この星で何が起こっているのか、その大きな目とその耳でよく観察し、見つけ出そうとしています。彼が住んでいる惑星での職業は、宇宙飛行士なんです」と明かし、「だから、彼は賢く好奇心旺盛で、新しい場所やそこで起きている物事をよく知りたいと思っている。とても積極的で魅力があるキャラクターです」とコメントした。なお、共演には『命ある限り』のアヌシュカ・シャルマ、『ターバン魂』のサンジャイ・ダットらが出演している。『PK』は10月29日(土)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開。(cinemacafe.net)
2016年10月20日俳優のジャッキー・チェンが、アカデミー賞特別名誉賞を受賞することになった。『ラッシュアワー』などでおなじみのジャッキーと、映画編集者のアン・V・コーツ、キャスティングディレクターのリン・スタルマスター、ドキュメンタリー映画監督のフレデリック・ワイズマンが、11月に行われるガバナーズ・アワードでこの特別賞を受け取ることになると映画芸術科学アカデミーが1日に発表した。同団体のシェリル・ブーン・アイザックス会長は、声明文の中で「アカデミー賞特別名誉賞はジャッキー・チェン、アン・V・コーツ、リン・スタルマスター、フレデリック・ワイズマンのような、その分野における真の先駆者であり、伝説的な存在である人物のために作られた賞です」「彼らの素晴らしい功績を称えられることを誇りに思います」とコメントしている。ジャッキーは自国香港の映画作品への出演、脚本、監督、プロデュースだけでなく、世界中においても興行成績の成功をおさめた「他に類を見ない国際的なキャリア」を称えられ、今回の受賞に至った。一方、1962年作『アラビアのロレンス』で知られるアンは、『エレファント・マン』『アウト・オブ・サイト』『オリエント急行殺人事件』『エリン・ブロコビッチ』など、60年間にわたるキャリアの中で多くの有名作品を手掛けてきた。『卒業』『屋根の上のバイオリン弾き』『トッツィー』を含む200作品以上の映画に携わってきたリンは、ジョン・トラボルタやジョン・ヴォイト、故クリストファー・リーヴらをはじめとする俳優の才能の発掘してきた人物だ。フレデリックは、自身にとって初のドキュメンタリー作品である精神異常を抱える犯罪者たちを収容した病院の舞台裏に迫った1967年作『チチカット・フォーリーズ』をリリース後、ほぼ毎年ドキュメンタリー作品を世に送り出してきた。この4人は、11月12日にハリウッド&ハイランドセンターのレイ・ドルビー・ボールルームで開催される第8回ガバナーズ・アワードでアカデミー賞特別名誉賞を受賞する。2015年度には、デビー・レイノルズ、スパイク・リー、ジーナ・ローランズらが同賞を受賞していた。(C)BANG Media International
2016年09月05日2年連続で俳優部門に白人しかノミネートされなかったことが大きな問題となったアカデミー賞。主催している映画芸術科学アカデミーが、89年に及ぶ歴史の中で最も人数が多く、多様な683名の新会員候補を招待したと発表した。昨年招待されたのは322名なのでその数2倍以上。エマ・ワトソン、イドリス・エルバ、ウォシャウスキー姉妹、エヴァ・メンデス、ジョン・ボイエガ、トム・ヒドルストンなどの新会員候補683名のうち、46%は女性、41%が有色人種で283名は59か国からの外国人、年齢幅は24歳から91歳、と同アカデミーは会員候補の“多様性”を強調している。とは言え、招待された人全員が会員になったと仮定すれば、約7,000名の会員数の中、女性は27%(昨年は25%)で有色人種は11%(昨年は8%)になる。日本からは北野武、河瀬直美、仲代達矢、是枝裕和ら総勢13名の名前が挙がっており、招待を受け入れればアカデミー賞を選ぶ投票権が得られる。会員にも“監督”、“脚本家”、“俳優”などの部門が設けられており、北野さんは“脚本家”部門、河瀬さんは“監督”と“脚本家”の2部門で招待されており、会員になる際に自分でどちらかを選ぶ必要がある。(Hiromi Kaku)
2016年06月30日映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Picture Arts and Sciences)が毎年開催するエンターテインメントの祭典、アカデミー賞授与式が今年も2月28日(現地時間)に開かれる。米国のみならず世界的にも注目されるこのイベントを前に、Webの世界でも盛り上がりを見せている。Microsoftが展開する検索ポータル「Bing」もこの祭典の盛り立てに一役買っている。Bingにアクセスして"Academy awards"と検索、右上にある「Switch to Bings in English」を押し英語版に変えると上段にACADEMY AWARDS特設コンテンツが大きく表示される。第88回目となる今回の作品賞のノミネートがワイドに表示される。「NOMINEES ASD PREDICTIONS」の下にある[Explore]をクリックすると現在の予想得票もパーセンテージで表示。Bingが行う各賞の予測や過去の受賞ハイライト、レッドカーペットでの華やかなシーンなど、特集やITを駆使したコンテンツが設置してある。この特設サイトには、どんな技術が用いられているのだろうか。オフィシャルブログには、その舞台裏が紹介されている。「前年度の検索動向などからユーザーが、ノミネートや予想だけでなく授賞の瞬間やベストスピーチ、ファッションやそれらにまつわるクイズのようなものに人気が集まる傾向を知っています。これらを誰でも簡単に"one view"で提供できる仕組みを目指した」とsenior product marketing manager for BingのBonnie McCracken氏は、ACADEMY AWARDS特設コンテンツについて述べる。最新のIT技術も垣間見える。コンテンツにはBingが予測する各賞の受賞者リストも公開されているが、これにはBAFTA(British Academy of Film and Television Arts)、Golden Globesなど他の祭典におけるWebやSNSの動向などを解析に加えることで予測を行っている。ドラフトのようなスポーツイベントや大統領選挙など、"投票(Voting)"というプロセスには類似点があり、解析で学習するたびに予測アルゴリズムは向上していくとしている。Bing Image teamが携わる「CelebsLike.me.」も最新のIT技術が隠れている面白いコンテンツ。過去のオスカーノミネートの俳優たちを含む有名人たちの顔の構造との一致率を表示することができる。アップロードボタンが設置してあり、自分の写真で試してみることも可能だ。これには、Microsoftが提供するビッグデータ解析のための一種の知覚知能「Cortana Analytics」が活躍している。Cortanaは、日々Webイメージの解析を積み重ねることで、高い精度を誇る。Microsoftの研究員Yandong Guo氏は、Bing独自のデータ資産とユーザーたちの動向、そして最新のニューラル・ネットワーク・テクノロジーをもちいた機械学習で行うコンビネーションの成果を強調している。
2016年02月26日アカデミー賞獲得を目指すレオナルド・ディカプリオを主人公にしたビデオゲームが登場した。現実世界では今まで一度もアカデミー賞を手にしたことのないディカプリオだが、今回登場した『レオズ・レッド・カーペット・ランページ』は、プレイヤーがレオナルドのアカデミー賞獲得のために手助けを行うというものだ。アカデミー賞獲得に向かうその道のりの中で、パパラッチをかわしたり、レオナルドが出演した『タイタニック』のシーンで印象深かった氷河を乗り越えたりとさまざまな困難をプレイヤーたちは乗り越えていかなければならないようだ。あるレベルでは、レディー・ガガがレッドカーペットに登場しレオナルドのオスカー像獲得を邪魔するシーンもあるようで、ゴールデン・グローブ賞やMTVムービー・アワード、映画俳優組合賞などを受賞するとポイントを稼ぐことができるという。そんなゲームの主人公となったレオナルドは今月28日に行われるアカデミー賞において『ザ・レヴェナント蘇えりし者』で主演男優賞にノミネートされており、受賞を有力視されているところだ。ちなみに同賞にはブライアン・クランストン、マット・デイモン、マイケル・ファスベンダー、エディ・レッドメインが名を連ねている。(C)BANG Media International
2016年02月19日俳優のシルヴェスター・スタローン(69)は、アカデミー賞をボイコットする心の準備ができていたのだそうだ。『クリード チャンプを継ぐ男』で助演男優賞にノミネートされているスタローンだが、予想に反して黒人のライアン・クーグラー監督とマイケル・B・ジョーダンがノミネートから外れていたことから、クーグラーが望めば2人のために出席辞退をするつもりだったのだそうだ。本年度のアカデミー賞で白人俳優しかノミネートされていないという多様性の欠如を巡る問題が勃発していることについて、スタローンは「その問題が始まった時、ライアン・クーグラーと話したのを覚えているよ」「俺は『ライアン、どうするつもり?俺がここにいるのはまさに君のおかげだと思うからさ。きみが俺に行ってほしいなら行くし、行ってほしくないなら行かないよ』って言ったんだ」「そうしたら彼は『僕は行ってほしいよ』って言ったんだ。彼はそういう男なんだよ。彼は俺たちに出席して映画を代表してもらいたいのさ」というエピソードを明かした。しかし8日に開かれたノミネート者を集めた昼食会の場でスタローンは、マイケルが主演男優賞にノミネートされるべきだったという意見をほのめかしており、「1人の俳優としてマイケル・ジョーダンの目を見るたびに、俺をよくしてくれると言ったもんさ。彼に対してはもっと尊敬や注目がされるべきだと思うね」とコメントした。今回の物議を受け、アカデミー賞側は2020年までにマイノリティと女性会員の数を2倍に増やすと宣言しており、スタローンは「結局のところ、才能があるやつがトップに躍り出るもんさ。ただ新たな枠組みで新しい考え方っていうだけだよ」と、その変化が大きな違いをもたらすと信じていると語った。クリス・ロック司会によるアカデミー賞式典は今月28日(日本時間29日)に開催される。(C)BANG Media International
2016年02月15日女優のケイト・ウィンスレットは、友人であるレオナルド・ディカプリオが受賞する姿を目にしたいため、アカデミー賞をボイコットするつもりはないそうだ。ノミネート者における多様化の欠如を理由にウィルとジェイダ・ピンケット・スミス夫妻をはじめ、数多くのスターたちがすでに式典へ出席しない意向を明らかにしている中で、『スティーブ・ジョブズ』で助演女優賞にノミネートされているケイトは、ディカプリオが『レヴェナント: 蘇えりし者』で主演男優賞を受賞すると信じているため出席するのだという。BBCのインタビューでケイトは「正直言って、女性にとって素晴らしい年だったと思うから私が行かなかったら私側の立場をがっかりさせることになると思うの。それにレオの年になるんじゃないかってことを強く感じているのよ。彼は世界一親しい私の友達だし、その彼を応援しに行かないなんて考えられないの」と話した。『タイタニック』で共演したディカプリオのことをケイトは先日も絶賛しており、「彼はしっかりしていて忠実心のある人よ。ずっと最高の友達だし、それは私にとってというだけでなく、彼の周りにいる人みんなにとってよ。彼は『タイタニック』を作った時代の友達といまだに友達だしね。色んな意味で彼は変わっていないけど、ある意味ではとても変わったわ」「今までになく力強い俳優になっていると思うわ。それに今までになくハンサムだしね。それに私は彼がこれまでにないほど自分という人間に落ち着いていると感じるの。周囲で色んなことが起こっているところなのにそんな風に感じるのはおかしいかもしれないけどね。でもとても冷静で落ち着いているの。20年前とは違ったかたちでね」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年02月12日2月に決定する第88回アカデミー賞の俳優部門でノミネートされた20人が全員白人だったことが物議を醸しているが、アメリカ映画芸術科学アカデミー会長が投票に多様性を持たせるために会員を見直すと発表した。14日(現地時間)のノミネーション発表直後から、SNSには「#OscarSoWhite(オスカーは真っ白)」というハッシュタグを付きで今回のノミネーションに批判的な意見が寄せられ、シェリル・ブーン・アイザックス会長自身も映画サイト「Deadline」に感想を聞かれて「がっかりしている」と答えていた。アフリカ系女性として初めて就任したアイザックス会長は「今年候補になった作品の素晴らしさを認めたいと思います」としたうえで「それらの非凡な功績を称えつつも、私は多様性の欠乏について悲しさともどかしさを感じています。困難ですが、重要なことであり、いまこそ大きな変化のときなのです。アカデミーは会員の構成を変えるために劇的な段階を踏んでいきます。今後数日から数週間、2016年以降の会員に必要とされる多様性をもたらすため、新たな会員の見直しを行います」と声明を発表した。昨年に続いて、俳優部門の候補が白人ばかりだったことを受けて、ジェイダ・ピンケット=スミスやスパイク・リーが授賞式のボイコットを表明したばかりか、授賞式で司会を務めるクリス・ロックは「オスカー。BETアワード白人版」とツイートした。BETアワードはエンタメ、スポーツ界で活躍するアフリカ系アメリカ人やマイノリティを表彰する賞だ。現在の会員には年配の白人男性が多く、それが偏った選考になるのではという声は以前からあるが、では具体的に誰が投票しているかというと、アカデミー賞俳優部門で投票資格を持つのはアカデミー会員の俳優たちだ。作家のブレット・イーストン・エリスは「“アカデミー”(という組織)が俳優をノミネートするのではない。俳優たちが俳優たちをノミネートするのだ。このことを覚えておけ」と#OscarSoWhiteのタグを付けてツイートしている。(text:Yuki Tominaga)
2016年01月20日エアウィーヴはこのほど、錦織圭選手が出演する新TV‐CM「錦織圭選手 IMGアカデミー」篇(15秒・30秒)のオンエアを開始した。IMGアカデミーとは、米フロリダ州にあるトップアスリートを養成する世界最大級のアカデミー。錦織選手も、13歳の時に同アカデミーに入校した。科学的プログラムで選手育成に取り組んでおり、これまでに錦織選手のほか、数々の世界的な選手を輩出している。同社が販売している「エアウィーヴ」は、素材の90%以上が空気という独自の構造を実現したマットレス。2011年2月にアカデミー学生寮の一部で、2013年9月からは学生寮の全室で導入が開始され、睡眠がパフォーマンスに及ぼす影響など、スポーツ科学の視点から睡眠研究を行っている。今回のCMでは、同アカデミーにおけるスタンフォード大学医学部 睡眠・生体リズム研究所が実施する、エアウィーヴを使用した睡眠研究の様子を錦織選手が紹介している。同アカデミーでのCM撮影は、日本企業では初めてのことであるという。CMは「ここは僕、錦織圭が育ったIMGアカデミー」と語る錦織選手の映像から始まる。実際に学生寮のベッドに設置されているエアウィーヴや、アカデミーで学ぶアスリートたちの映像が流れ、「エアウィーヴはスタンフォード大学と目覚めた直後の運動能力を研究しています」と研究の紹介をしている。CMには、白いハチマキを締め、同アカデミーのコートの上でラリーをする錦織選手の映像も盛り込んだ。撮影はマイアミオープンの直後の日程となったが、錦織選手は疲れを見せず終始笑顔であったという。ウオーミングアップのラリーの球筋や音は鋭く、CMでは一流の妙技を間近で体感できるような仕上がりとなっている。
2015年06月15日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「ROBOT魂」より、2015年10月発売予定の『ROBOT魂<SIDE AB<レプラカーン』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は8,640円(税込)。「レプラカーン」は、1983年に放映され、一昨年で30周年を迎えた富野由悠季監督のTVアニメ『聖戦士ダンバイン』に登場するショット・ウェポンが設計したオーラバトラー。ビランビーの武装強化型として多くの火器を内蔵しており、ジェリル・クチビが搭乗した本機は、負の感情が増大しオーラ力の暴走によって引き起こされる「ハイパー化」現象が初めて確認された。『ROBOT魂<SIDE AB<レプラカーン』は、胸のコックピットハッチ開閉ギミックはもちろん、両足のグリネイドが持ち手が可動し、収納ギミックも搭載。劇中登場のオーラ・バトラー屈指の巨体を徹底再現しており、大型オーラ・バトラーに相応しい最大級のボリュームとなる。全高は約145mm。セット内容は本体に加え、交換用左手首2種、交換用右手首3種、オーラ・ソード、盾、グリネイド×2。(C)創通・サンライズ
2015年06月11日ヒューマンアカデミーは5月18日、ロボット市場を担う人材の育成を目的として、全日制専門校「総合学園ヒューマンアカデミー ロボットカレッジ(2年制)」を2016年4月に開講すると発表した。ロボットカレッジでは、パーソナルロボットを活用した人とロボットのつながりを考える「ロボット・コミュニュケーションコース」と、技術的に難易度の高い二足歩行ロボットの製作に最先端のOSを組み込む「ロボット・ファブリケーションコース」の二つのコースを開設(1年次は合同カリキュラム)。ロボットコミュニケーションコースでは、感情認識パーソナルロボット「Pepper」を教材として導入し、Pepperのアプリ開発学習を提供するという。ロボットカレッジは、東京・横浜・名古屋・大阪・福岡の全国5校舎で2016年4月に開校予定。
2015年05月18日ハーイ、みなさん!アカデミー賞が迫ってきていますね!いまのところ、作品賞ではクリント・イーストウッド監督でブラッドリー・クーパー主演の『アメリカン・スナイパー』がお気に入り。この映画はここ1か月ほどの間すごく良い感じで来ているから、このままの人気を維持出来ればオスカー最大の賞を獲れるかもしれません。同作での演技でブラッドリー・クーパーが主演男優賞を受賞するのでは?といううわさも広まっています。ブラッドリーがノミネートされるのは3回目ですが、もし受賞すれば彼の初めてのオスカー受賞になりますね!最大のライバルは『博士と彼女のセオリー』でスティーブン・ホーキングを演じた才能あふれるエディ・レッドメインでしょう。個人的にはこれは今年いちばん楽しんだ映画で、少なくとも1つの賞は受賞してほしいと思っています。ほかにこのアワードシーズンを通じ大きな話題を集めていた映画といえば、『6才のボクが、大人になるまで。』。エラー・コルトレーン、パトリシア・アークエット、イーサン・ホークといった若く前途ある俳優たちが出演しました。この映画は12年もの歳月をかけて撮影されたもので、恐らく今年のノミネートされた中で最もユニークな映画です。監督のリチャード・リンクレイターは監督賞の最有力候補でしょうね。主演女優賞については、誰に聞いても『アリスのままで』で素晴らしい演技を見せたジュリアン・ムーアが勝つって言うんじゃないかしら。彼女は女優として多才なだけでなく、映画業界や同業者たちから愛されている女性でもあります。またオスカーにノミネートされたというだけでなく、アカデミー賞のバックステージのデザインにも携わり、コンサルタントとして備品や控室全体のデザインの案を出しました。「Architectural Magazine」のインタビューでは、「ハリウッド最大の夜のためにアイデアを出して組み立てていくことはとても楽しかった」と語っています。もちろん、みんなが気にしてるのは“俳優たちが何を着てくるのか?”ってことですよね。彼らがどんなスーツやドレスで来るのか、チェックするのは楽しいものになるでしょうね。特にジュリアン・ムーアとリース・ウィザースプーンはたくさんのベストドレッサーのトップリストに挙げられた2人です。ファッション・ブロガーたちは“今年が近年で1番ノミニー女優たちが美人な年だ”と口をそろえて言っています。それに同意するかはともかく、彼女たちが素敵なヘアスタイル、パワフルなデザインや色のドレスで現れるのは間違いないでしょう。誰か(パトリシア・アークエットあたり?)がユニークでクレイジーなデザインのドレスを着て、レッドカーペットにパンチを加えてくれないかしら。どちらにせよ、アカデミー賞当日まで待たなくちゃいけませんね。(text:Lisle Wilkerson)■関連作品:アメリカン・スナイパー 2015年2月21日より全国にて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年02月22日人気バンドMaroon5のアダム・レヴィーンが、2月23日(月)に開催される第87回アカデミー賞授賞式で歌曲賞にノミネートされた『Lost Stars』を披露することが発表された。本楽曲は、レヴィーンがスクリーンデビューを飾った映画『はじまりのうた』で、主演のキーラ・ナイトレイとレヴィーンによって歌われている。その他の写真『はじまりのうた』は、ニューヨークを舞台に人生に行き詰った人々が、音楽を通じてそれぞれが抱える問題と向き合い、新たなスタートを切るべく奮闘する物語。レヴィーンはナイトレイ演じる主人公の恋人役として登場し、マーク・ラファロが主人公の運命を変えていく音楽プロデューサーとして出演している。『once ダブリンの街角で』のジョン・カーニーが監督と脚本を手がけた。演技経験ゼロだったレヴィーンは「話をもらって光栄だった。僕は本当に気に入った作品に出会わないかぎり、映画には出ないでおこうと思ってきたんだ。脚本を読んで、すぐ気に入ったね。カーニーに期待してもらえるなんて刺激的だ」と語っており、本作にノーギャラで出演している。カーニー監督がメガホンを執った大ヒット作『once…』の主題歌は、アカデミー賞のオリジナル歌曲賞を受賞しており、レヴィーンが会場でパフォーマンスする楽曲『Lost Stars』の受賞にも期待がかかる。第87回アカデミー賞授賞式2月23日(月)WOWOW 独占生中継午前9:00~(生中継・同時通訳)/夜9:00~(字幕版)放送『はじまりのうた』2月7日(土)シネクイント、新宿ピカデリーほか全国公開
2015年01月29日アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーが、176人に新会員への誘いをかけた。今年の新会員候補に従来よりも若手やマイノリティが多いのは、幅を広げようとするアカデミーの努力の反映と思われる。今年招待状をもらったのは、オスカーを受賞したジャン・デュジャルダン、オクタビア・スペンサー、またオスカー候補に挙がったジェシカ・チャステイン、ジョナ・ヒル、デミアン・ビチルなど。ほかにマシュー・マコノヒー、ミッシェル・ヨー、映画監督ウォン・カーウァイ、テレンス・マリック、作家スティーヴン・キングらにも送られた。日本人では作曲家の坂本龍一、撮影監督の栗田豊道が受け取っている。今年初め、ロサンゼルス・タイムズ紙は、アカデミー会員の94%が白人(黒人は2%、中南米系は2%未満)、77%は男性という実態を明かし、その偏り具合が大きな話題を集めた。また、一度会員になると一生会員でいられるため、必然的に年配の会員が多い。その実態レポートをアカデミーも意識したらしく、今年招待された人々のうち白人以外の人種は14%、また女性は30%と、通常よりも多い。また28歳のヒル、35歳のチャステインも含めるなど、若返りへの努力も感じられる。アカデミー会員は全部で約5800人。死亡したり、引退の意志を表明した会員の欠員を埋めるべく、毎年新会員の候補が決められ、招待状が送られる。招待状を受け取った人はたいてい承諾するが、過去に宮崎駿は招待を受けながら断っている。文:猿渡由紀
2012年07月03日現地時間26日に開催された第84回アカデミー賞授賞式。その模様を映画館で楽しむイベント“アカデミー賞パブリックビューイング”が27日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた。その他の写真本イベントは、毎年WOWOWで放映されている授賞式の生中継番組を映画館の大スクリーンで観るという企画で、第80回から日本で唯一実施されている。完全招待制のため抽選で選ばれた応募者のみの参加となるが、この日は平日にも関わらず朝9時の上映開始ともに客席は大勢の映画ファンで埋まった。年に1度の一大イベントなだけに、ファンのレース予想もさまざま。特に本イベントならではなのが、上映中にスマートフォンや携帯電話の使用を許可し、観客は鑑賞しながらTwitterやFacebookなどのSNSで予想や感想を投稿したり共有したりしながら“参加して”楽しむという形をとっていること。発表の瞬間には拍手が起こったり受賞者のコメントで涙する人も見られ、大人数で観ることでリアルタイムを共有し、会場では一体感が生まれていたようだ。5時間に及ぶパブリックビューイングの上映後には、観客の中から抽選でアカデミー賞の公式ポスターと商品券がプレゼントされる嬉しい企画も。イベントは今年も大盛況に終わった。「第84回アカデミー賞授賞式」WOWOWプライムにて2月27日(月)夜9:00~〔字幕〕「第84回アカデミー賞授賞式ダイジェスト」WOWOWシネマにて3月4日(日)午前11:00~〔字幕〕
2012年02月27日第84回アカデミー賞のすべての部門が発表された。今年は『アーティスト』と『ヒューゴの不思議な発明』がそれぞれ最多の5部門を受賞したほか、クリストファー・プラマー、メリル・ストリープらベテラン勢の演技が高い評価を集めた。その他の写真本年度の注目は、脚本賞、脚色賞の受賞作が作品賞など主要部門の受賞作ではないことだろう。『ミッドナイト・イン・パリ』の脚本を手がけたウディ・アレン、『ファミリー・ツリー』を手がけたアレクサンダー・ペイン(本作は彼を含む3人の共同執筆)は共に名演出家であるだけでなく、優れた脚本家として以前よりゆるぎない評価を集めており、改めてふたりの作家としての腕の確かさが証明される結果となった。ちなみに本年度最多部門で受賞した『アーティスト』と『ヒューゴの不思議な発明』、俳優部門の受賞作『マーガレット・サッチャー…』『ヘルプ…』は日本での公開を迎えていないが、助演男優賞に輝いた『人生はビギナーズ』はすでに全国公開中で、受賞結果を受けて多くの観客が劇場を訪れることが予想される。本年度のアカデミー賞の全受賞結果は以下の通り。■第84回アカデミー賞全受賞結果【作品賞】『アーティスト』【監督賞】ミシェル・アザナビシウス『アーティスト』【主演男優賞】ジャン・デュジャルダン『アーティスト』【主演女優賞】メリル・ストリープ『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』【助演男優賞】クリストファー・プラマー『人生はビギナーズ』【助演女優賞】オクタビア・スペンサー『ヘルプ心がつなぐストーリー』【脚本賞】『ミッドナイト・イン・パリ』【脚色賞】『ファミリー・ツリー』【撮影賞】『ヒューゴの不思議な発明』【編集賞】『ドラゴン・タトゥーの女』【美術賞】『ヒューゴの不思議な発明』【衣装デザイン賞】『アーティスト』【メイクアップ賞】『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』【視覚効果賞】『ヒューゴの不思議な発明』【録音賞】『ヒューゴの不思議な発明』【音響編集賞】『ヒューゴの不思議な発明』【作曲賞】『アーティスト』【歌曲賞】“Man or Muppet”『マペッツ』【長編アニメ映画賞】『ランゴ』【外国語映画賞】『別離』(イラン)【長編ドキュメンタリー賞】『UNDERFEATED(原題)』【短編ドキュメンタリー賞】『SAVING FACE(原題)』【短編実写映画賞】『THE SHORE(原題)』【短編アニメ賞】『THE FANTASIC FLYING BOOKS OF MR.MORRIS LESSMORE(原題)』
2012年02月27日第84回アカデミー賞は『アーティスト』が作品賞に輝き、同作を手がけたミシェル・アザナビシウス監督が監督賞を受賞した。その他の写真『アーティスト』は、映画がサイレントからトーキーへと移行する時期のハリウッドを舞台に、大スターとして活躍する男性俳優と、彼に見そめられた端役女優の栄光と転落をモノクロ&サイレントで描いた作品。本年度のアカデミー賞は、名作が数多く誕生した1920年代のハリウッドを舞台にした『アーティスト』が“本命”と評され、映画黎明期のフランスを舞台に“映画という夢の発明”の輝きを描いた『ヒューゴの不思議な発明』が最多部門で候補になっていた。その結果、『アーティスト』が作品、監督、主演男優賞など5部門に、『ヒューゴの不思議な発明』が同じく撮影、美術など本年度最多タイとなる5部門に輝いた。ミシェル・アザナビシウスはフランス出身の映画監督で、デジタル全盛の現代にあえてモノクロの映像とサイレントの語り口で、移り行く時代に翻弄される男女の物語を描き、アカデミー協会員から高い評価を得た。一方、アメリカ映画界を代表する巨匠監督マーティン・スコセッシは『ヒューゴ…』で最新のデジタル技術と3Dを駆使して映画黎明期を生きた名映画作家と孤独に暮らす少年の物語を描き、その映像と作品の世界観が高評価を集めた。近年、デジタル技術の発達により映画の撮影・製作・上映の環境はめまぐるしい速度で変化しつつあるが、本年度のアカデミー賞では改めて、“技術が変化しても、変わらない映画の魅力”を備えた作品が多く評価されたのではないだろうか。■第84回アカデミー賞受賞【作品賞】『アーティスト』【監督賞】ミシェル・アザナビシウス『アーティスト』
2012年02月27日第84回アカデミー賞。続いてプレゼンターとして紹介されたのは、キャメロン・ディアスとジェニファー・ロペス。それぞれホワイトとシルバーの美しいドレスで登場し、会場を魅了した。2人が発表したのは、女性はもちろん、俳優が役作りをするうえで重要な、衣裳デザイン賞とメイクアップ賞。衣裳デザイン賞は白黒のサイレント映画『アーティスト』、そしてメイクアップ賞はメリル・ストリープ主演の『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』に授与された。特集:第84回アカデミー賞■関連作品:第84回アカデミー賞 [アワード] 2012年2月26日(現地時間)、ハリウッド・コダックシアターにて授賞式が開催© AMPASマーガレット・サッチャー鉄の女の涙 2012年3月16日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Pathe Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.アーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm■関連記事:【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~クラシック編~【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~セクシー編~【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~ホワイト&メタリック編~【アカデミー賞】最高栄誉はハリウッド愛を贈るフランス映画『アーティスト』へ!【アカデミー賞】会場総立ち!メリル・ストリープが3度目のオスカー受賞!
2012年02月27日2月13日(現地時間)、“犬”版アカデミー賞と言われる第1回ゴールデン・カラー賞(金の首輪賞)が発表され、アカデミー賞に向けて快進撃を見せる『アーティスト』での名演で喝采を浴びているジャックラッセルテリアのアギーが最優秀俳優犬賞を受賞した。トーキーへの移行期を迎えるハリウッドの黄金時代を舞台に、白黒のサイレントという大胆な手法で描き上げた異色ラブストーリー。先日発表された英国アカデミー賞では7冠の快挙、26日(現地時間)発表のアカデミー賞では10部門にノミネートされている。TVや映画作品に貢献した犬たちの名演を称える賞として、今年初めて開催されたゴールデン・カラー賞。その記念すべき第1回目の映画部門では『人生はビギナーズ』のコスモ(ジャックラッセルテリア)や『ヤング≒アダルト』のハンマー(チワワ)らが候補入りしたが、強豪ライバルを制して見事栄冠に輝いたのが、アギー。昨年の第64回カンヌ国際映画祭パルムドッグ賞を受賞して以来、その目覚しい活躍は人間以上(?)に盛り上がりを見せており、一部ではアギーのアカデミー賞ノミネートを叫ぶ運動が展開されたほど。さらに先日、新携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS(Nintendo 3DS)」のPR大使にも任命されるなど、その影響力は絶大だ。そんな最中、アカデミー賞授賞式を最後に俳優引退を発表したアギー。貴重な晴れ姿に注目が集まる中、この日の授賞式には赤い蝶ネクタイに黒いタキシードの正装で現れ、その愛くるしい姿で場内を大いに盛り上げた。さらに、共演の名優ジェームズ・クロムウェルも登壇し、世界一に輝いた名犬を祝福した。本作以外にも『ワサップ!』(’05)や『恋人たちのパレード』など数々の作品で名演を見せているアギーは現在9歳。人間の年齢にすれば52歳と、ベテランの域への突入で世界一有名な犬の称号を得たわけだが、今回の快挙に続いて気になるのは当然、アカデミー賞授賞式での登場。俳優引退前にどんな勇姿を見せてくれるのか?『アーティスト』は4月7日(土)より全国にて公開。©Splash/AFLO■関連作品:ヤング≒アダルト 2012年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures and Mercury Productions, LLC. All Rights Reserved.人生はビギナーズ 2012年2月4日より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2010 Beginners Movie, LLC. All Rights Reserved.アーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm第84回アカデミー賞 [アワード] 2012年2月26日(現地時間)、ハリウッド・コダックシアターにて授賞式が開催© AMPAS■関連記事:“こじらせ女子”を反面教師にすべし?『ヤング≒アダルト』に見る、女性の本音第65回英国アカデミー賞発表、『アーティスト』が作品賞ほか7冠で圧勝!『人生はビギナーズ』M・ミルズ監督インタビュー「終わり=始まり」に込めた想い『マネーボール』のジョナ・ヒル、ダイエット成功の鍵は「日本食」『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のテイラー監督、WGAWポール・セルヴィン賞受賞
2012年02月14日アカデミー賞を選考、決定する映画芸術科学アカデミーが毎年恒例の新規会員招待状を178人の映画関係者に送った。一昨年、『おくりびと』がアカデミー外国語映画賞を受賞した日本の滝田洋次郎監督も含まれている。そのほかには本年度作品賞受賞の『英国王のスピーチ』のトム・フーパー監督、『ソーシャル・ネットワーク』で脚色賞受賞のアーロン・ソーキン、『キッズ・オールライト』のリサ・チョロデンコ監督、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル監督をはじめ、脚本、撮影、美術、衣装、音響、プロデューサーなど映画製作に欠かせない各分野の人材が選出されている。俳優ではビヨンセ、最新主演作『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』が全米大ヒット中のブラッドリー・クーパー、『ブラック・スワン』のヴァンサン・カッセル、『ハリー・ポッター』シリーズのロビー・コルトレーン、ジェラルド・バトラー、先ごろ来日直前に成田空港で強制退去処分になったラッセル・ブランドなどなど。『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグや『ブラック・スワン』のミラ・クニス、ミア・ワシコウスカやジェニファー・ローレンス、エレン・ペイジ、デヴィッド・フィンチャー監督の『ドラゴン・タトゥーの女』に主演しているルーニー・マーラなど才能ある若手も勢揃い。彼らが招待を受ければ、現在約6,000人いる映画芸術科学アカデミー会員となり、毎年開催されるアカデミー賞の候補作および授賞作決定のための投票権を得る。(text:Yuki Tominaga)写真は『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』に出演するブラッドリー・クーパー。© Splash/AFLO■関連作品:おくりびと 2008年9月13日より丸の内プラゼ−ルほか全国にて公開© 2008 映画「おくりびと」製作委員会ブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURESキッズ・オールライト 2011年4月29日より、渋谷シネクイント、TOHOシネマズ シャンテ、シネリーブル池袋ほか全国にて公開© 2010 TKA Alright, LLC All Rights Reserved英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】セレブ妊娠ブーム到来?最もセクシーな彼女の相手は…今年だけで公開作は5本注目せざるをえない女優、ナタリー・ポートマンの魅力ナタリー・ポートマンが出産!男児であることが判明女装家ブルボンヌ登壇『ハングオーバー!!』女子?限定“から騒ぎ”試写会に25組50名様ご招待『ハングオーバー』続編が“海賊”&“パンダ”をおさえ全米で記録ずくめの大ヒット
2011年06月20日CS専門チャンネル「ムービープラス」は2月28日(日本時間)の第83回アカデミー賞発表に合わせて、今月、「アカデミー賞スペシャル2011」と題し、アカデミー賞関連番組を特別放送。そのひとつとして放送される「第83回アカデミー賞ノミネート&ファッション」の番組収録が2月2日(水)、都内某所で行われ、ナビゲーターを務める映画コメンテーターのLiLiCo、ゲストで俳優の中野裕太が、オスカーレースの行方や歴代受賞者のファッションを話題にトークの花を咲かせた。先日発表されたばかりのノミネーションはもちろん、過去のレッドカーペットをふり返りながら、スターのファッションやトレンドをチェックする。今回が初対面だというLiLiCoさんと中野さんだが、初めてとは思えない軽快なやりとりで、2人の息もぴったり。収録の合間には突然「We are the World」と歌いだす場面もあり、LiLiCoさんからは「私たち付き合ってます」とまさかの交際宣言。一方の中野さんは「付き合ってはないです…」と苦笑しきりだった。収録を終えて「楽しかった。いままで映画やアカデミー賞に興味がなかった人にも『こんな楽しみ方があるんだ』って知ってもらえれば」(LiLicoさん)、「とても勉強になりました」(中野さん)。さて肝心のオスカー予想だが、まずはLiLicoさんから。「今年は選びにくいんですよ。外すのを覚悟で『英国王のスピーチ』かな。コリン・ファース(『英国王のスピーチ』)とナタリー・ポートマン(『ブラック・スワン』)の主演賞は確実だと思うけど。でも予想できないところが面白いんですよ」と作品賞は『英国王のスピーチ』だと予想。また、「レッドカーペットにはレディー・ガガに来て欲しい。全身金粉でオスカー像に変身して、皮膚呼吸できなくなって倒れる…みたいな伝説を作って」とガガ様にラブコールを贈った。中野さんも主演男優賞はコリン・ファースだと予想し「授賞式のスピーチで、まさに英国王ばりのスピーチをする場面が見てみたい。(現在妊娠中の)ナタリー・ポートマンがどんなマタニティドレス姿で現れるかも注目ですね」と早くも“通”な視点でアカデミー賞授賞式に期待を寄せていた。ムービープラスでは期間中、『それでも恋するバルセロナ』、『スラムドッグ$ミリオネア』など主要部門を受賞した32作品を放送。授賞式直前の2月27日(日)には「1日まるごとアカデミー賞」と題し、関連作品やレッドカーペットの生中継を放送する。アカデミー賞スペシャル2011「第83回アカデミー賞ノミネート&ファッション」は2月13日(日)10:15〜10:45放送(再放送あり)特集「2011年 第83回アカデミー賞」■関連作品:ブラック・スワン 2011年5月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.第83回アカデミー賞 [アワード]■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ノミネート発表の会場に潜入!アカデミー賞授賞式迫る快進撃止まらぬ『英国王のスピーチ』、全米映画俳優組合(SAG)賞も制覇これでオスカー受賞は確実!?『英国王のスピーチ』が全米監督協会賞受賞ペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム夫妻に第一子の男児が誕生!ナタリー・ポートマンにコリン・ファース、オスカー候補たちが喜びのコメント発表
2011年02月02日