“オリエンタルロックミュージカル”という新しいジャンルを確立し、人気を博している上島雪夫演出のオリエンタルロックミュージカルシリーズ第3弾『SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-』の公演が決定した。江戸の街を舞台に、突如現れた魑魅魍魎と人間たちの壮絶な闘いを描いた本作。シリーズ連続出演中の加藤和樹、東山光明、そして初参加となる松田凌に、見どころを聞いた。『SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-』 チケット情報様々なステージで活躍する実力派の俳優たちが、その垣根を越え“ロック”の名の下に融合。2010年『King of the Blue』、2011年『陰陽師~Light and Shadow~』と、芸術性の高いオリジナル・エンターテイメントを打ち出してきた。第1作から出演している加藤は、「ミュージカルというと西洋のイメージが強いですが、このシリーズの舞台は僕らが生きる日本。鬼が出てきたり妖術が飛び交ったり、奇想天外な設定の面白さもさることながら、激動の時代を強い心で生きようとする者たちの姿は、現代を生きる自分たちにも重なるところがある」と作品の本質的な魅力を語った。男性ロックボーカルデュオHoney L Daysのボーカリストとしての顔も持つ東山も、3部作すべてに出演。「今回は、慶長の大地震直後の江戸を舞台に、大地震によって破られた結界から放たれた“摩多羅神”(またらじん)と、人間との戦いを描いていきます。上島さんによる演出と振付、全シリーズの音楽を手掛けてきたKYOHEI(Honey L Days)の音楽が、誰も観たことがない独特の世界観を生み出すはず」と、彼ら自身も公演を楽しみにしていることが伝わってきた。初参加となる松田は、「“ロックと時代劇の融合”と聞き、自分の固定概念を覆す作品だと思いました。まだ自分は舞台経験も少なく、稽古中は“新人マーク”をつけておきたい気分ですが(笑)、舞台上では力強く生きていきたいです」と意気込んだ。個性豊かなキャスト陣にも注目が集まる。3作連続で主演を務める泉見洋平は「真面目で努力家、学ぶところの多い座長です。ステージ上でのキラキラ感はハンパない!貴水博之さんは現場のムードメーカー。今回は悪役・摩多羅神を演じるのですが、ハマり過ぎてヤバい(笑)。妖しい魅力が全面に出るでしょう」と加藤が解説。そんな彼らが演じるのは、江戸の時代に生きたとされる実在の人物たち。猿若勘三郎(初代・中村勘三郎)を演じる東山は、伊藤靖朗の脚本を読み、「まさに“SONG OF SOULS”を体現する役」と、作品のテーマを背負った責任を実感しているという。松田も「初参加の自分だからこそ出せる色もあると思う。和樹さんとミツさんの背中を見て、心で歌います」と目を輝かせた。ふたりの熱意を受け止め、加藤も「みなさんの魂に訴えるような舞台にします」と闘志を燃やした。公演は11月7日(金)から11月16日(日)までKAAT 神奈川芸術劇場 ホール、11月23日(日・祝)・11月24日(月・休)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。文:瀬尾水穂
2014年07月30日テューラ・ジャパン株式会社は、英国の王室御用達メーカー「キンロック・アンダーソン(Kinloch Anderson)」と提携し、ビジネスドレスシャツ専門店「キンロック・アンダーソン 葉山シャツ本店」を2013年7月31日(水)に開店した。「キンロック・アンダーソン」は、1868年にスコットランドのエジンバラで創業したブランドで、スコットランド高地の伝統的な紳士フォーマルであるキルトのほか、幅広く服飾雑貨も展開している。創業以来長年にわたりスコットランド連隊の制服を製造していたことで、英国王室御用達の証をエリザベス女王とチャールズ皇太子より授与されている。テューラ・ジャパン株式会社代表の後藤欣也氏は、「礼儀正しくやさしく粋、そして凛とした日本人のために、葉山発のビジネスドレスシャツ第一弾ができあがった」と同商品へのこだわりを述べた。店舗についても、同社の創業年と同年の1868年に作られた家具や、スコットランド由来の家具を取り揃えるなど、深い思い入れを見せた。2013年8月3日(土)より、「ジャパニーズジェントルマン」をテーマに作り上げたビジネスドレスシャツ「葉山本店モデル」の予約を受け付ける。【店舗概要】キンロック・アンダーソン 葉山シャツ本店所在地:神奈川県三浦郡葉山町一色1987 葉山御用邸前電話番号:046-877-5408元の記事を読む
2013年08月05日27日(土)より公開される映画『ペーパーボーイ 真夏の引力』から、ニコール・キッドマンとジョン・キューザックが衝撃の痴態を繰り広げるシーンの一部映像が公開された。『ペーパーボーイ 真夏の引力』本編映像全米でベストセラーとなったミステリー小説を映画化した本作で彼らが演じるのは、保安官を殺害した容疑で死刑を宣告された男ヒラリーと、その婚約者である派手な金髪美女シャーロットだ。物語は、婚約者に掛けられた容疑は冤罪ではないか、という調査をシャーロットが新聞記者(マシュー・マコノヒー)に依頼したことから進み出す。今回公開されたのは、獄中のヒラリーの証言を取るため、新聞記者とその助手である弟(ザック・エフロン)らが、シャーロットと共に刑務所の面会室を訪れるシーン。シャーロットは、文通しただけでヒラリーと婚約してしまったというブっ飛んだキャラクターで、婚約者であるにも関わらずヒラリーと対面するのはこれが初めて。それだけでも異様な関係だが、挑発的な服装で「やっと彼と繋がれる」と悶える彼女の前にヒラリーが現れると、ふたりはさっそく艶かしい視線の交換を開始。「失くなった証拠品について…」という質問もヒラリーは「黙れ、忙しい!」と一喝し、あろうことか「脚を少し開いて」といかがわしい要望を婚約者に突きつける……。この後、ふたりが繰り広げる淫らな行為に観客は唖然とさせられること必至。キッドマンがこの演技でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたのも納得だ。まさに、舞台である米国南部の沼地のようにじっとりねっとりとしていて、スキャンダラスで、ただならぬ空気をムンムンに醸し出す本作をよく表したシーンといえるだろう。『ペーパーボーイ 真夏の引力』7月27日(土)より全国ロードショー
2013年07月26日ドナ・サマーが来年、“ロックの殿堂入り”することが決定した。5月に63歳で亡くなったドナのほかには「ラッシュ」、「パブリック・エナミー」、ハート、ランディー・ニューマン、アルバート・キングなどの殿堂入りも決定。「アイ・フィール・ラブ」などのヒット曲を生み、“ディスコの女王”と呼ばれたドナは、これまでにも5回殿堂入りの候補に挙がっている。ラッシュのフロントマン、ゲディー・リーは「とても光栄だよ。オレの母も喜んでくれたんだ」と喜びを語る。また、ハートの姉妹、アン・ウィルソンとナンシー・ウィルソンも今回のノミネートを喜んでいるようで、アンは「ロックンロールについて固定観念を抱いている人もいるわね。でも私たちは違うわ。個人的には、だからこそ私たちが殿堂入りするのにこんなに時間がかかったと思っているの。私たちの功績が誰にも認めてもらえないんじゃないかって心配し始めていたから、今回みたいに認めてもらえたことは嬉しいわ」。さらに、ランディーは今回のニュースにショックを受けた様子で、「死んでからじゃないと殿堂入りできないと思っていたよ。生きているうちに殿堂入りできてとっても嬉しいよ!ロックの殿堂ってやつは、ロックンロールかそうじゃないかってことで空論を言いがちだからね。僕の音楽も認めてくれて嬉しいよ」と「ローリング・ストーン」誌に語っている。「パブリック・エナミー」は「ランDMC」、「グランドマスター・フラッシュ&ザ・フューリアス・ファイヴ」、「ビースティ・ボーイズ」に続いてヒップホップ・アーティストとしては4組目の殿堂入りとなった。今回の殿堂入りに加え、音楽プロデューサーのルー・アドラーとクインシー・ジョーンズが、ノン・パフォーマーとしてアーメット・アーティガン賞を贈られることになっている。殿堂入りアーティストは音楽業界人によって16組の候補リストから選出されており、今年は初めて一般公募も受け付けていた。殿堂入りの記念セレモニーは来年4月18日(現地時間)にロサンゼルスのノキア・シアターにて行われる予定だ。
2012年12月14日アルクは12日、新刊「ロックスターの英語」を発売した。同書は、同社の月刊誌「イングリッシュ・ジャーナル」の「The Voice of EJ」に2001~2009年にかけて掲載されたロックスターのインタビューの中から4本をセレクト。さらに5本のインタビューを追加し、すべてを1本6~7分の長さに編集したもの。ロックスターの「生」の声を収録し、「英文トランスクリプト+日本語訳+語注」を付けた。また、「初級者(TOEIC(R)テスト500点未満)」「中級者(TOEIC(R)テスト500~750点)」「上級者(TOEIC(R)テスト750点以上)」の3つのレベルに合わせた学習モデルプランを掲載。リスニング力をはじめとした総合的な英語力をアップさせることができるという。各インタビューの最後には、「理解度チェック」問題が10題用意され、学習到達度の確認が可能。巻頭には、元祖バイリンガルDJであるキャロル久末氏によるコラムも掲載されている。収録インタビューは、1. 「ポール・マッカートニー(ザ・ビートルズ)」、2. 「ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)」、3. 「ザ・ローリング・ストーンズ&マーティン・スコセッシ」、4. 「ノエル・ギャラガー(オアシス)」、5. 「スティング」、6. 「カルロス・サンタナ(サンタナ)」、7. 「ブライアン・メイ(クイーン)」、8. 「ブライアン・ジョンソン(AC/DC)」、9. 「レニー・クラヴィッツ」。サイズはA5判で、204ページ。CDは71分収録。価格は1,890円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日ROCKPORT(ロックポートジャパン)は、2012年秋冬コレクションよりイメージキャラクターとして、スーパーモデルErin Wasson(エリン・ワッソン)を起用した。エリン・ワッソンは、アメリカ・テキサス州アービング出身で、スタイリスト、女優、実業家であり、ジュエリーのプロデュースや女優としてスクリーンデビューも飾ったりと、多岐にわたって活躍しているモデルである。ロックポートジャパンは、今秋冬からモデルのエリン・ワッソンの起用を記念して「30 DAYS OF STYLE with ERIN WASSON」キャンペーンを実施する。キャンペーンでは、一押しの新作ブーティー他、エリン・ワッソンプロデュースのジュエリー“Low Luv by Erin Wasson”のネックレスや、ロックポートオリジナル商品を提供する。エリン・ワッソン賞には、ロックポートプレジアジップシューティー&Low Luvオリジナルネックレスを5名に、Metropolitan Professional賞には、ロックポートプレジアジップシューティー&ロックポートオリジナルポーチを5名に。ロックポート賞にはロックポートオリジナルポーチを10名にプレゼントする。プレゼント応募方法は、2012年11月12日(月)~12月11日(火)の期間中に、サイトの応募フォームよりチェック。ロックポートは、“Style made comfortable(昼も夜も、週末も。スタイルと履きやすさは妥協しない。)”をコンセプトに、最新のトレンドを盛り込んだデザインとアディダスのパフォーマンステクノロジーを両立させて、快適なシューズを提案している。元の記事を読む
2012年11月13日先日、劇場公開となった最強のロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』。カリスマ・ロック歌手という役で初のミュージカルでまたも観客を魅了するトム・クルーズを始め、新星ディエゴ・ボネータやジュリアン・ハフなど、若手からベテランまで個性的なメンバーが見事なコラボレートを成し遂げた本作だが、この錚々たるキャストを集めえた人物こそが、監督のアダム・シャンクマンである。連載でお届けしてきた『ロック・オブ・エイジズ』インタビュー最終回に登場してくれたシャンクマン監督が、そのキャスティングにまつわる興味深いエピソードの数々を聞かせてくれた。熱狂的な人気を博しているブロードウェイ・ミュージカルを原作に、オリジナルのミュージカルにはない「ガンズ・アンド・ローゼズ」や「デフ・レパード」など80’sロック音楽をも取り入れることを可能にしたシャンクマン監督は、そのワケを「彼ら(ミュージシャン当人)はこの作品で何か面白いことが起きていると思ったんだ」と話す。「舞台はその時代をかなり魅力的に描いている。そして、それがちょっと馬鹿げているという事実をうまく利用している。そして僕はそういったことを全く馬鹿にしないことに決めていた。僕はストーリーをそのまま語りたかったんだ。僕はこの作品を、舞台を馬鹿にしたようなものにしたくなかった。なぜならそうじゃないからね。それは見事に機能していたよ」。そして「トム・クルーズが魅力的だったというのがあったね」と言う監督。一見、ロック歌手役とはかけ離れたイメージをもつトムが本作に出演するきっかけとは?「彼とはアダム・サンドラーの娘の最初の誕生日パーティーで会った。彼は娘のスリを連れて来ていた。彼は自分の家では『ヘアスプレー』(シャンクマン監督作)がいつもかかっていると言ったよ。それはスリのお気に入りで、彼も何度も観ているって。彼は僕にとてもナイスだった。僕の方は“オーマイゴッド、あなたはトム・クルーズじゃないですか”って感じでね。僕はそのとき子供用の小さな椅子に座っていたんだけど、立ち上がったらその椅子がくっついたままになってね(笑)。彼は笑って、『いつか一緒にミュージカルをやるかもね』って言ったよ。僕は『そんなことは絶対に起きないね』って思ったよ。でもそれからこの映画の話が出てきた。僕はすぐに思ったよ。『もし世界で一番ビッグな映画スターのひとりを捕まえて、世界で一番ビッグなロックスターを演じてもらったら、完璧な相互作用となるぞ!』ってね。なぜなら、その人ならこの役を理解できると分かっていたからね。それで再び会ったクリスマス・パーティで、彼に向かって『僕らが一緒にやれるミュージカルがある』って説明したんだ。彼は考えてから『ありえない』って言ったよ。彼は自分がやったことのない何かをやるチャンスにどう反応していいか分からないといった感じだった。49歳になろうとしていた頃に、突然ロックスターを演じるという話が来て、彼はどう反応していいか分からなかったんだと思う。興奮しながらもね」。トムの“スター”の役づくりにおいては、現場での彼自身のアイディアから生まれたものもあった。それは、トム扮するステイシーのお供のサル、ヘイ・メンだ。「僕は(トムに)『どうやってそれを思いついたの?』って聞いたら、マイケル・ジャクソンやバブルスについて話したんだ。僕が『マイケル・ジャクソンにはバブルス・ザ・チンパンジーという親友がいたね』って言ったら、トムが『友だちが欲しい』となって、モンキーが足されることになったんだ。ヘイ・メンと名付けたのはトムだと思う。でも僕らはノドジロオマキザルを使えなかった。『ハングオーバー!!』のせいでね。それでヒヒにしないといけなかったんだよ」。トム然り、ほぼ全ての主要キャストが監督からのオファーで決定していったが、その中でただ一人、主役の無名俳優、ディエゴ・ボネータだけは何千人ものオーディションから選び抜かれたという。「彼のオーディションはパーフェクトだった。それは『ヘアスプレー』でニッキー・ブロンスキーを見たのと同じようだった。見た後、止まってしまった。全てのオーディション・プロセスが基本的に止まったんだ。そしてニュー・ラインに行って、『見つけたよ。彼の名前はディエゴ・ボネータだ』って言ったら、『何言ってるの?誰?ノーだね。僕らはザック・エフロンが欲しい』ってなってね。僕は『ノーだ。ザックは僕のためにこういった役をやってくれた。でも僕は新鮮な人が欲しい。それはディエゴ・ボネータだ!』って言ったんだ。彼らは『オーケー。それにはある程度の証拠が必要だ』ってなってね。だから、彼には6回オーディションに来てもらうことになったんだ」。異色のキャストと言えば、ホットなキスシーンも披露する英コメディアンのラッセル・ブランドと大御所アレック・ボールドウィンのキャスティングも気になるところ。2人はこの役にどう臨んだのだろうか?「アレックとは何年も友だちで、この役をやってもらいたいと言ったんだ。そしたら、アレックはこの作品に興味を持っていて、電話をかけてきた。彼はどんなキャラクターかも知らなかったけど、この作品に関わりたかったんだ。それで僕は『あなたはロックのナイトクラブを経営していて、音楽が大好きで、60年代からラリっていて、そこで止まってしまっている男の役だよ。彼はあまりに長い間ずっとラリっていて、自分がゲイだったことに気づかないんだ』って言ったんだ。そしたら彼は『僕はこの映画に夢中だ!』ってなってね。それでおしまいだよ。ラッセルには、『君にはアレック・ボールドウィンの相棒で、彼の愛人になる役をやってもらいたい』って言ったら、彼も『僕はこの作品に夢中だ!』ってなったよ。だから話し合うことはほとんどなかったね」。実は本作、たったの5週間という短い期間で準備をしたと明かすシャンクマン監督。その中でも過密を極めたのは大女優、キャサリン・ゼタ・ジョーンズとの撮影。ミュージカルにはない新しい役として、監督は彼女の存在は本作の時代背景にリアリティをもたらすのに不可欠だったという。「僕がそのキャラクターを作ったんだ。なぜならクラブやロックンロール全般、ステイシー・ジャックス、そういったこと全てを止めさせるのにもっとリアルで感情的な危機感をあおる悪役が欲しかったからね。本当にそういったことがその時代に起きていたし。その時代のドキュメンタリーを見たら、こういった母親たちがいつも反対していたんだ。それらは“サタンの音楽”と呼ばれてね。それはとてもリアルなことだった。ティッパー・ゴア(元米国副大統領アル・ゴア夫人)が上院に行って、検閲しようとしたんだ。アルバムにステッカーを貼ってね。そしてその歴史がミッシェル・バックマン(大統領選挙の共和党候補)なんだ。僕らが映画を準備しているとき、忌々しいコマーシャルが流れていたんだ。僕は『なんてこった。いま映画で何をやるべきか分かっている』ってなって、それでキャサリン・ゼタに電話したんだ。彼女は脚本を読まず、僕が何も言う前に『ダーリン、ぜひやりたいわ。いつ始めるの?』って言ったよ。それはとてもクールだったね」。最後に、シャンクマン監督はキャスティングについて笑顔で語った。「『どうやってこのキャストを集めたの?』って言われるけど、ある意味簡単だったんだ。そう言うのはちょっと気が引けるけど。『ヘアスプレー』が僕に多くの資産をもたらしてくれたんだ。この世界での信用をね。この世界に感謝するよ。役者たちも気に入っていた。誰もが自分たちが思っていた通りの世界にいると感じていたからね。たぶん、それは僕の頭の中にミュージカルがあるからなんだ。僕にとってはそうするのはとても簡単なことなんだ」。『ロック・オブ・エイジス』連続インタビュー■vol.1:メアリー・J・ブライジ■vol.2:マリン・アッカーマン■vol.3:ジュリアン・ハフ&ディエゴ・ボネータ■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年09月28日トム・クルーズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズらが出演するミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』が現在、日本公開されている。劇中に数々の人気ロックナンバーが使用されている作品で、キャスト陣のダンスや歌も注目の作品だが、観賞した多くの観客が“伝説のロックスター”を演じたトム・クルーズの演技に好評を寄せているようだ。その他の写真本作は1980年代のハリウッドを舞台に、成功を夢見て奔走する若者たちの姿を、数々のロックナンバーを交えて描いた作品。クルーズは、露出度の高い衣装とタトゥーと濃いメイクで身を飾り、つねにセクシーな美女を連れている酒びたりのスター、ステイシー・ジャックスを演じている。公開前に配給会社が実施したモニター試写会では、参加者のほぼ全員が“印象に残ったキャスト”や“印象に残ったシーン”にクルーズの名前や彼の出演シーンをあげているそうで、「役にハマっていて新鮮!」「今までこういう役をやっていなかったのが不思議なくらい」「こういう一面も“あり”だと思う」「ギターを弾いているトムが素晴らしかった! これはなかなか見れません!」などの声が寄せらているという。クルーズはこれまでも、世界一の高さを誇るビルで危険なスタントに挑戦したり、俳優だけでなくプロデューサーとして映画製作を裏側から支えるなど、他のハリウッド・スターとは比較にならないほどのハード・ワークを重ねて新作を届けてきた俳優だ。本作でもクルーズは、ステイシーを演じるために数か月に及ぶボイス・トレーニングとレッスンを受け、ギターについてもプロの下で修練を積んでおり、トムの努力と情熱が高い評価を集めたようだ。『ロック・オブ・エイジズ』公開中
2012年09月28日観る者のボルテージを最高潮に上げてくれる、最強のロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』。連続でお届けしているインタビュー第3弾に登場してくれたのは、時代を超えて共感させられる等身大の若者たちの夢、野望、そして愛を歌と演技で見事に体現した注目のハリウッド・スター、ジュリアン・ハフとディエゴ・ボネータ!本作でその才能を華々しく開花させた2人が、スクリーンを離れて見せる素顔とは?相性バッチリの2人に接近した。スターたるべき存在感と、何と言っても圧倒的な歌唱力とダンスの才能で観る者をパワフルに勇気づけてくれる2人。ディエゴにとっては本作が映画デビュー作となるが、抜擢された当初の気持ちは?ディエゴ:僕の反応がどうだったか?3日間偏頭痛がしたよ。タイレノール(頭痛薬)でそれを解消したんだ。アダム(・シャンクマン監督)が電話してきて「ディエゴ、ありがとう!君はずっとプレッシャーの中、とてもタフだったと思う。こういったことはうまくいくこともあるし、いかないこともある。でも今回はうまくいった。さあ荷作りして!」って言ったんだ。僕は彼を殺したい気持ちと、抱きしめたい気持ちを同時に感じたよ(笑)。オーディションは6週間かかったんだ。6週間行ったり来たりしながら、歌って演技をしたんだ。そして録音し、ジュリアンとオーディションした。彼女にはそのとき初めて会ったんだけど、その日のことはいまでも覚えている。赤いハイヒールを履いて、大きなブロンドヘアに大きなブルーの瞳を見て、僕は「ジュリアンと仕事をすることになるんだ」って感じたよ。ジュリアン:私は既に彼のオーディションもほかの人のオーディションも見ていたんだけど、アダムと話していたのを覚えている。「彼と相性を確認するためのオーディションをしたい。彼のルックスと実際に私と一緒の演技が同じように良いか確認するために」ってね。実際、彼がそのとき何を着ていたか覚えているわ。あなたは白のTシャツを着て、長いネックレスをしていてとてもクリーンだった。彼が去った後、演技をスクリーンで見て、私たちは「ワオ!彼には映画スターの素質がある!」ってなったの。「これで決まり」って感じだったわ。ディエゴ:僕はジュリアンと仕事ができた、地球で最もラッキーな人間だよ、本当に。現在、ジュリアンは24歳、ディエゴは21歳。2人にとってはリアルタイムでは知らないはずの80年代の音楽シーンやファッションの数々も、違和感なくマッチしている。実際、80年代のハリウッドにタイムスリップしてみての感想は?ディエゴ:僕が子供の頃、両親が聴いていたのは、80年代のバンドなんだ。U2、ポリス、クィーンといったね。だから8歳の頃、僕は友達に向かって、「フレディ・マーキュリーを聴いたことある?彼は歌がうまいんだ」って話していた。でも彼らは「フレディって誰?」って感じだった。そして、大人になるにつれてもっと80年代のバンドを聴くようになった。だからこの映画のオーディションをする前に、僕はこういった曲を全部知っていたんだ。ジュリアン:私もこのファッションは大好きだった。大きなヘアスタイルはね。最初はファラ・フォーセットみたいな髪型で、ちょっと可愛くてイノセントな感じなの。それから大きなカールのストリッパーのヘアになり、最後はロックスターのヘアで、もう少しストレートで前がはねた感じなの。でも衣裳は面白くて、着るのが好きだった。いまはたぶん着ないと思うけど。特にハイカットのビキニのボトムはね。あれは何にも隠していない(笑)。でも嫌じゃなかったわ。私は自分が80年代の姉みたいだと思ったの。だから彼女が私の姿を見たときはちょっと驚いていたわ(笑)。ジュリアンに至っては、今回ポールダンスにも挑戦。それは並大抵のハードワークではなかったようだ。ジュリアン:この映画のためにいろんなことをしたわ。それは自分のためにもやりたいことだったの。私たちは80年代にいるわけで、女性はもっと体型がカーブを帯びていたの。それでトレーナーともっと大きなお尻になるようにワークアウトしたわ。たくさんスクワットをしたり。ポールダンスは最高だったわ、本当に。ものすごくハードで美しいの。体を曲げるやり方はとてもエレガントで優雅。それからプロテインや野菜をたくさん摂るのが私は好きで仕事をしているときはそれを心がけていたけど、何よりも食べ物とワインは私の趣味。(撮影地)マイアミでは週末に出かけて、マイアミの素晴らしいレストランで素敵な夕食をとっていたわ。少女の頃からの夢を追いかけてエンターテインメントのメッカ、ハリウッドへとやって来るシェリーと、ロック・ミュージシャンを目指すドリュー。輝かしい世界を夢見、ときにゴールを見失いながらも羽ばたいていく姿は、本作で大抜擢されたジュリアンとディエゴの2人そのものと重なる。一方、ハリウッドのトップで走り続ける大先輩、トム・クルーズとの共演はどんなものだったのか?ディエゴ:僕は映画のためにギターを学ばないといけなかったんだけど、ある日トムが「一緒にジャム・セッションしたらすごく楽しいんじゃないか。もし一緒にギターを学んだら」って言ってくれて。それで僕らは同じ人からギターを学んでいたんだ。彼はギターのトレーニングのミスター・ミヤギ(『ベスト・キッド』に登場する空手の師匠)って感じだった。僕らは一緒に演奏したんだ。彼がすべてのソロを演奏し、僕はリズムを担当し「Every Rose Has Its Thorn」をジャムしたんだ。彼はとてもクールで、とても謙虚でね。彼は自分がしていることが大好きなんだ。現場での彼は毎日を彼にとって最初で最後の現場のように過ごしていたよ。ジュリアン:彼は最高よ、セクシーだし。(トムとディエゴではどちらが?)トムね。冗談よ(笑)。共に夢のスタートを切ったばかりの2人が、互いにスパークするのにも時間はかからなかったよう。2人のこの息ぴったりの関係はどこから生まれたのか?ディエゴ:その答えはとてもシンプルだね。みんなは彼女のような人と仕事がやれないからね。ジュリアン:私はいつも彼に檄を飛ばしていたわ。それは冗談だけど。私たちが出会ったことが素晴らしかったの。私たちが最初にマイアミに入って、一番最後にマイアミを出たの。私たちは撮影前に6週間もそこにいたの。だからお互いのことをとてもよく知るようになったわ。一緒に出かけたりしてね。彼には素晴らしい家族がいる。だからとても親しくなったわ。そんな彼らの“青春”のスポットである、ハリウッドのシンボル、ハリウッドサインでのシーンもぜひ注目してほしいところだが、実はこんなエピソードが。ディエゴ:映画の中でハリウッドサインのシークエンスの何がクレイジーか知っている?とても皮肉だったんだ。なぜなら僕らはフロリダの唯一の丘で撮影したんだけど、それは埋め立てたもので、本当に糞の山でのデートだったんだ。とてもロマンチックだった。なぜならとても強い匂いがしたからね。ジュリアン:糞のね。ディエゴ:それと蚊が至るところにいてね。僕らはそこで恋に落ちるフリをしていたんだ。だからそれは見事な演技だと言えるね(笑)。今後もディエゴはミュージシャンとして新アルバムを手がけ、ジュリアンはニコラス・スパークス原作の新作『Safe Haven』(原題)の公開を控えているなど、彼らの活躍への期待は無限大。夢に輝くパワフルな2人から、ぜひエネルギーチャージを!『ロック・オブ・エイジス』連続インタビュー■vol.1:メアリー・J・ブライジ■vol.2:マリン・アッカーマン■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年09月20日80年代を代表するロックナンバーのオンパレードと豪華スターたちの競演が実現した、豪華すぎるロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』よりお届けする連続インタビュー。“R&Bの女王”メアリー・J・ブライジに続いて第2弾はパワフル&セクシーなビューティ、マリン・アッカーマンが登場。トム・クルーズと堂々と渡り合い、“ホット”すぎる体当たりのシーンにも挑んでいる彼女のセクシーな美貌を維持する秘訣とは?その秘密は身近にある“ロック”にあるよう。『ウォッチメン』での紅一点のヒロイン、シルク・スペクター役や『キリング・ショット』での女ドラッグディーラーなど、男たちと肩を並べて戦う勇ましい姿が記憶に新しいマリンが、本作で演じるのは「ローリング・ストーンズ」誌の女性記者・コンスタンス。心からロックを敬愛し、トム扮する成り下がりのロック・スター、ステイシーの本当の姿を見抜き、心を射止める女性である。彼女はこの役を手にした経緯を語る。「私はひざまずいて懇願するところだったわ。でも、幸運にもオーディションに来るようにと頼まれたの。そのオーディションはトムと一緒だったのよ。それで、私はトムとアクティングのオーディションをやったの。それから、ボーカル・オーディションもやらないといけなかったわ。だから、2つのパートのオーディションだったの。私はそんなにシャイじゃないし、体を使ったクレイジーなコメディをやったことがあるから、何でも大丈夫だったけど、歌を歌うのはすごく緊張したわ」。パーマヘアに黒縁メガネ、ネクタイ&ジャケット、ミニスカートを合わせた80年代ルックスに身を染めた経験を「素晴らしかった!」と興奮を隠し切れない様子のマリン。「若い女の子だった頃、髪にパーマをかけたくて仕方なかった。でも母親はもちろん許してくれなかったの。私がすごくやってみたかったヘアスタイルは2つあるの。一つは、頭の片一方を剃ったシンディ・ローパーみたいなヘアスタイル。それは絶対できなかったわ。それからもう一つが、パーマヘアよ。やっと私のファンタジーの一つを実現することができたの。私たちは“シャロン・ストーン・ヘア”って呼んでいたわ」。目を輝かせながら少女だった頃の夢を語る彼女だが、実は彼女自身、“ロック”と縁深い人生を歩んできたひとり。10代のときにはあるバンドのグルーピーを経験したマリンはその後、イタリアのバンドマンとめでたく結婚、自身もモデル・女優業の傍らバンドのメンバーとして活躍した経験をもっている。誰のグルーピーだったかについては「永遠にそれについては話さないわ。そのメンバーの1人とデートしたから(笑)」とはぐらかすが、実際、グルーピー時代はどんな日々を過ごしていたのか?「すごく楽しかったわ。1年くらいデートすることになったわ。本物のロマンスだった。それは、私と私の親友のモーメントだったの。私たちはトロントで、ロックバンドのコンサートにいて、バックステージに行くことになったの。大きなフェスティバルみたいで、たくさん違うバンドがいたのよ。そして、ある男性が『僕たちと一緒にデトロイトに来ないかい?楽しいよ』と言ったの。クレイジーだと思ったわ!それで午前3時に、私たちは車に乗って、トロントからデトロイトまでドライブしたの。デトロイトでは3日間、素晴らしいときを過ごしたわ。デートを続けることになったのよ。当時はセックス、ドラッグ、ロックンロールというものじゃなかったのよ。私はグルーピーだったその1人と結婚したのよ(笑)」。何ともロマンティックな運命。そんな実体験をもっている彼女だからこそ、雷に打たれたようなトム・クルーズとの強烈なラブシーンに凄みを与えることができたのかもしれない。はっきり言っていい。天下のトム・クルーズに負けぬ、いやそれ以上のエネルギーを体当たりでぶつけている。当人はどんな気分だったのだろう?「彼の上を飛び跳ねたりすることね(笑)。それに、彼が私のお尻に向かって歌うというのもあったわ。あれは素晴らしかった。私がこれまでに演じた中で最もクレイジーなシーンだったわ。すごく楽しかった。アダム・シャンクマン監督とミア・マイケルズ(振付師)、トムと私はかなりリハーサルをしたの。どこまでプッシュすることができるか確認しておきたかったの。間違いなくセクシーでファニーなものにしたかったし、地に足がついたものにしたかった。彼の耳に私の舌を入れるのは、もちろん脚本にはなかったわ。あれは、私たちがリハーサルをやっている間に出てきたことなの。私は体を使ったコメディを、とても大事に思っているの。そういうのをやるのが大好きだし、見るのも大好きよ。だから、とてもエキサイティングだったわ」。さらに、マリンは続ける。「彼のユーモアのセンスは、すごく突拍子もなくて素晴らしいわ。私たちはみんな彼のことを『ミッション・インポッシブル』などのシリアスでハラハラするような映画の主役として見ている。でも、彼にはとてもファニーな面があるの。こんなに有名な俳優であるトムみたいな人と仕事をすることになって、初日の私はすごくナーバスだったの。もちろん、彼をがっかりさせたくなかったし、自分の持てるものを全て出したかった。そして彼と差し向かいで演技をしたかったの。この経験は素晴らしかったわ。彼にはすごく存在感があるし、一旦『アクション!』という声がかかると、彼の世界に入らずにはいられなくなるの。私はただ彼に反応すればよかったのよ。『アクション』と言われたとき、恥ずかしいということは全く考えない。でも、『カット!』と言われた瞬間に、『オーマイゴッド!私は一体いま何をしたのかしら?』ってなるのよ。ほとんど遊体離脱みたいな経験ね」。そんなコメディエンヌとしての素質ももちろん、男女共に観る者の目を引きつけるのが彼女の抜群のプロポーション。女性としては、彼女がいかにして完璧なボディを維持しているのか気になるところ。「いま私は“ソウル・サイクル”というのをやっているの(笑)。キャニオンのすぐそばに住んでいるから、ハイキングに行くの。私は子供の頃からいつもアクティブだったわ。長年プロのフィギュア・スケーターで、ダンサーだったの。だから、それは私の人生の一部なの。そして、それはある体型を作り出すんだと思う。『2週間前にジムに行ったから、私の体はこういうふうになったの』とは言えないわ。これは、生涯にわたるジャーニーなのよ。それからありがたいことに、私はグルテンを食べられない体質なの。だから、グルテンを取れなくて、それで自動的に炭水化物をカットすることになるのよ。(夫の出身地)イタリアのワインや食べ物が大好きで、もちろんイタリアが好きだし、毎年彼の家族に会いに行くの。でも、私がグルテンを食べなくなって以来、この数年はとても難しいの。夫の父はそれについてハッピーではないわ。彼は、私にグルテンなしのパスタを作らないといけないからよ。彼は『これはひどい!』と言ってたわ」。まさに健康セクシー美女の代表的存在となりつつある彼女、その美貌の秘訣にはもう一つ。「円満な結婚生活」という点も外せなさそうだ。「とてもおかしいことに、私の夫はロッカーなの。私は、シャワーを浴びているとき『パラダイス・シティー』を歌うのよ。でも、私の夫は…彼がブリトニー・スピアーズを歌っているところを見つけたことがあるのよ。とてもキュートだと思ったわ(笑)」。次回は甘酸っぱい青春を繰り広げる若手注目株の2人、ジュリアン・ハフとディエゴ・ボネタのインタビューをお届けします!『ロック・オブ・エイジス』連続インタビュー■vol.1:メアリー・J・ブライジ■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年09月18日夢への希望と富への欲望が渦巻く“ロック”の熱気で包まれた黄金時代のハリウッドが、くすぶっていた“魂”を呼び覚ます!史上最強のロック・ミュージカルを映画化した『ロック・オブ・エイジズ』の公開を記念して、シネマカフェではホットなキャストたちの連続インタビューをお届け!第1弾に登場してくれるのは、“クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル”ことメアリー・J・ブライジ。R&B界のトップを走る彼女に、女優デビューを果たした本作について、“スターの世界”で生き続ける極意を聞いた。「私にとって音楽は仕事。演技はいま夢中になってるもの」初の女優体験について「素晴らしかったわ。楽しすぎて、怖くなったほど!」と屈託なく笑うメアリー。トム・クルーズを筆頭に、豪華映画スターたちがズラリと並ぶ現場は興奮としか言いようのないものだったに違いない。「トップの映画スターが勢揃いしているのに、みんながお互いを支え合って、共演を心から楽しんでいた。こういうのって、とっても珍しいことだから『ワオ!』って驚いたわ。こんなに素敵な現場にいることができて、なんて幸せなんだろうと思ったわ。中でもトム・クルーズには圧倒された。彼が本気を出せばこんなことまでできるんだと。それから、キャサリン・ゼタ=ジョーンズがあそこまで歌が上手いことを知らなかったわ。もちろんみんな上手なんだけれど、特にトムには感心したわ。彼はアルバムを出している本物のアーティスト並の歌唱力を持っているわ」。もちろん歌手としては共演者の中では大先輩の立場だが、演技の世界は未知のことばかり。「演技については、私は助けが必要な状態だったから(笑)。演技のコーチについて、1か月ほど特訓してもらった。外国語を学ぶときに先生についてもらうのと全く同じようにね」。そうふり返るメアリーだが、アダム・シャンクマン監督が演技未経験の彼女にラブコールを送ったワケは、スクリーンの中で放つ彼女の威風堂々とした立ち振る舞いを見れば納得。「(監督が)あまりに簡単にオファーしてくれたから、トム・クルーズとかほかの大スターの隣に立つにふさわしい存在であるということを証明しなくてはならなかった。私にとって音楽が仕事であれば、演技はいま私が夢中になっているもの。もっと演技について勉強したい、もっと経験してみたいと思っているわ」。欲望と誘惑が渦巻くハリウッド・サンセット通りでメアリーが演じるのはガールズクラブ“ヴィーナス・クラブ”で頑張る女性オーナー、ジャスティス。時は1980年代、メアリー自身も18歳で歌手デビューを果たした頃と重なる。「当時のR&B歌手のことはよく覚えてるわ。『ポインター・シスターズ』とか、チャカ・カーン、ドナ・サマーとか。彼女たちは、この映画の中の女性たちのような恰好をしていた。ジャンプスーツを着たり、ビーズをつけたり。あ、それから、『ピーチズ&ハーブ』もいたわね。パトリース・ラッシェンなんかは髪を編み込んだり、カラフルなビーズをつけたり。彼女たちの恰好は覚えている。この映画に登場する音楽もMTVを通じて知っていたから共感できたわ。当時、MTVはミュージックビデオを流す唯一の音楽チャンネルだったから、そこでたくさんのロックミュージックを知ったの。それと、当時の黒人女性を演じるにあたり、ドナ・サマーのヘアスタイルとかを参考にしたわ」。彼女が歌手として輝かしい世界に足を踏み入れたのは、ちょうど90年代への転換期にあたる。当時といまの音楽シーンを比べて思うことは?「80年代は、どのアーティストも独自の個性があって、自己表現の自由があった。でもいまは、ほとんどの女性アーティストが同じルックスをしていて、同じような曲をみんなが作って。それは、インターネットのせいね。YouTubeで歌を発表すれば、誰もがスターになれる。ユーザーがその曲をホットだと思って、2,000万ヒットに達成すれば、たちまち“ジャスティン・ビーバー”になれる。だから、いまでは何の努力もしなくて良くなった。決してジャスティンをけなしているわけじゃないのよ、彼は才能があるから。だから逆に言えば、自分の立場をはっきりとさせて、そのアイデンティティを確立すれば、それだけで成功できる。大衆というのは、そうしたギミックに引き寄せられるものだから」。「最悪のファッションですら楽しむべきよ」R&B界のトップをひた走ること、二十余年。本作でも描かれるような激しい競争の世界、当然自滅していく仲間も大勢見てきたメアリーだが、そんな彼女が恋に破れ、夢に破れそうになった主人公・シェリーに救いの手を差し伸べるシーンは胸を熱くさせる。「あの雨のシークエンスは、人生で最悪のときに手を差し伸べてくれる存在のシンボルみたいなものよね。私には、2人の女性が手を差し伸べてくれた。私のことを美しい、歌が上手いと褒めてくれた。人生で初めての宝石をくれて、車の運転を教えてくれて、家に招いてくれたの。トラブルを抱えた少女っていうのは、この映画でジュリアン(・ハフ)が演じたように、決まって路地に行き着くことになる。でも、手を差し伸べてくれる親切な人も存在する。いまの私があるのは、強い女性がいてくれたおかげなの」。さらに、この世界でサバイブしていけた理由を、メアリーはこう語る。「他人が望む存在になっていられないと気づいたことね。自分のために生きるべきだと。このビジネスで学んだのは、誰もが自分を利用して、何か利益を得ようとしている。彼らの期待に応えられないと、自分が無価値に感じるときもある。だから、ちょっとわがままに、あるいは意地悪になって『ノー、そんなのはやらないわ』と言ってやる勇気が必要になる。『あなたはこれをやらせたがっているけれど、それは私らしくない』と。『ステージで裸になってほしいって?そんなことはやらないわ』、『私をいつも酔わせて騙そうとしたり、税金を払わなかったり、そういうのはいい加減にして!』と。私はそういうことを全て経験してきたの。だから、自分に自信を持つことがとにかく大事。そうしないと、誤った人間と仕事をしてしまうことになる。それと同時に、謙虚でいることが大事ね。全てを知っているわけじゃないことを認め、助けが必要なときはきちんと助けてもらう」。決して他人に媚びないし、周りからも媚びられることを嫌う。めまぐるしく変わる世界を生き抜いてきたからこそ自負できるその姿勢は、プライベートにおいても同じようで「うちの夫はイエスマンでは絶対にない(笑)。むしろ、真実しか話さない。ひどい顔をしていたら『ひどい顔をしてる』って言うの。時々嫌になるけど(笑)」とのこと。「私は自分のヘアスタイルもメガネも好きだし、これらが引き起こす結果を受け入れている。彼が好きじゃないからって、世界中のみんなが憎むわけじゃない。彼が認めない服で外出したときに、『君、最高だよ』って褒められることもある。そんなときは、ほらねって彼を見てやるの(笑)。自分が正しいと思うものを信じるべき。自分を愛して、最悪のファッションですら楽しむべきよ」。次回は、こちらも本作で熱いロック魂を披露する美女、マリン・アッカーマンが登場!お楽しみに。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年09月14日ニコール・キッドマンが、今秋開催される第50回ニューヨーク映画祭で表彰されることが決まった。女優として30年近いキャリアを誇るニコールは、10月3日(現地時間)に開催予定の同映画祭で表彰を受ける。映画祭のディレクターを務めるリチャード・ピーナ氏は「ニコール・キッドマンは現代映画界で最も優れた女優のひとりです。『誘う女』での驚くべき演技に始まり、ラース・フォン・トリアー監督の『ドッグヴィル』、スタンリー・キューブリック監督の遺作『アイズ ワイド シャット』、ヴァージニア・ウルフに扮してアカデミー主演女優賞を受賞した『めぐりあう時間たち』などなど、ニコールは多くの作品の中で複雑で大胆な難役ばかりをこなしてきました。我々としてもニューヨーク映画祭でニコールを表彰できるなんて本当に興奮しています」と賛辞を捧げた。さらに同映画祭では、ザック・エフロンやマシュー・マコノヒーらと共演したニコールの最新作『The Paperboy』(原題)が特別上映される予定。今年で45歳となるニコールは先述の作品以外にも『ムーラン・ルージュ』など数多くのヒット作に出演しており、アカデミー賞だけでなくゴールデン・グローブ賞でも3度の受賞に輝いている。■関連作品:The Paperboy (原題)
2012年08月24日トム・クルーズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズらが出演するミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』を手がけたアダム・シャンクマン監督のコメントがこのほど到着し、ミュージカル映画にかける想いや、伝説のロックスター役にクルーズを起用した理由について語った。その他の写真本作は1980年代のハリウッドを舞台に、成功を夢見て奔走する若者たちの姿を、数々のロックナンバーを交えて描いた作品だ。ちなみにシャンクマン監督も成功を夢見てダンサーとしてキャリアをスタートさせ、ホイットニー・ヒューストンスティービー・ワンダーらのミュージックビデオに振付で参加。さらに映画『ヘアスプレー』やTVドラマシリーズ『glee/グリー』では監督を務め、大成功を収めている。「僕の周りには常に歌と踊りがあった。僕はミュージカルで育ったんだよ、ミュージカルを栄養としてね。人生全体がミュージカルみたいなものなんだ」というシャンクマン監督は、ミュージカル映画の魅力について「上手くいくとクラシックな作品になる。クラシックな作品を人々は何度も観直してくれるんだ。最近成功したミュージカルを覚えているだろ?『マンマ・ミーア!』『シカゴ』『ヘアスプレー』も上手く行ったね。それらはクラシックになるだろう。僕は今も『ウエストサイド物語』が大好きだしね」という。そんな“ミュージカルひとすじ”のシャンクマン監督だが、自作ではあえてミュージカル経験の少ない俳優を起用したり、意外な配役で観客を驚かせてきた。『ヘアスプレー』ではジョン・トラボルタが特殊メイクによって女性キャラクターを演じたが、本作では、あのトム・クルーズを“伝説のロックスター”役に起用した。「僕にとっては驚く選択じゃなかったよ。だって彼がミュージカルをやりたいのを知っていたからね。彼は依頼されてスリルを感じていたと思う。だって今まで誰も頼んだことが無いんだからね。でもトムにやれないものは何もないんだ。(クルーズが演じる)ステイシー・ジャックスが登場した時どういう人か、世界で最もビックな映画スターが演じれば観客にすぐにわかるし、違った深みももたらしてくれる。世界中でVIP扱いされることを理解しているトムならね」。ミュージカル界で培ってきたノウハウと、変わらない情熱を投じて新作『ロック・オブ・エイジズ』を撮りあげたシャンクマン監督は「観客はきっとここ何十年も体験しなかったほど楽しい時間が過ごせると思う」と、その完成度に確かな自信を感じているようだ。『ロック・オブ・エイジズ』9月21日(金)全国ロードショー
2012年08月15日平均年齢80歳のご長寿ロック合唱隊、ヤング@ハートが9月の来日公演で歌う日本語ロック曲のリクエストを受付中だ。ヤング@ハートは、ロックやパンク・ナンバーをレパートリーとする米国マサチューセッツ州ノーサンプトンを活動拠点とするコーラス団。歩行器や呼吸器をつけながらステージに立ってロックを熱唱するユニークな活動が話題となり、ドキュメンタリー映画も公開され、今でも世界中をツアーで廻っている世界一やんちゃなご長寿ロック・グループだ。ヤング@ハート 来日ツアー情報2010年の初来日公演では『日本語のロックにも挑戦したい!』と事前にHPでリクエストを募り、『リンダリンダ』や『雨上がりの夜空に』を日本語で力強く歌い、観客を総立ちにさせる大喝采を受けた。今回は日本のロックのみならず、ヤング@ハートのじいちゃん&ばあちゃんに歌って欲しいロック&パンクを広く受け付けるという。ただし、高齢ゆえ、彼らが曲を覚える時間を考慮し応募締切はジャパン・ツアーの1か月前、8月12日(日)23時59分までとなっている。尚、応募者の中から抽選で5名に、メンバー全員のサインが入った映画『ヤング@ハート(2007/英)』のDVDをプレゼントするそうだ。ヤング@ハート来日公演は9月7日(金)名古屋市公会堂でスタート、9月16日(日)・17日(月・祝)のBunkamura オーチャードホールまで全国6会場にて。現在チケット発売中。■ヤング@ハートLive in JAPAN 20129月7日(金)名古屋市公会堂(愛知)9月9日(日)堺市民会館(大阪)9月11日(火)よこすか芸術劇場(神奈川)9月12日(水)町田市民ホール(東京)9月14日(金)りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場(新潟)9月16日(日)Bunkamura オーチャードホール(東京)9月17日(月・祝)Bunkamura オーチャードホール(東京)
2012年07月27日9日(現地時間)にトム・クルーズと協議離婚が成立したケイティ・ホームズが、離婚を決意するまでの間、トムの元妻のニコール・キッドマンからアドバイスを受けていたと「UsMagazine.com」が報じている。「彼女たちは数週間ほど前から話し合っていました」と関係者が証言している。ニコールは1990年にトムと結婚し、2001年、ケイティと同じ33歳のときに離婚している。「ニコールは協力的でした。自分も同じ経験をしたから、ケイティも頑張るようにと励ましていました」。実はケイティとニコールは、ケイティが2006年にトムと結婚したときから、ニコールとトムの養子で現在19歳のイザベラと17歳のコナーを介してつき合いがあり、「(ニコールは)ずっとケイティの友人だったのです」と証言者は明かす。ケイティは使い捨て携帯電話を使用して、トムや彼の周囲の人々に気づかれないように離婚申請の準備を行っていたそうだが、同時にニコールとも連絡をとっていたようだ。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年07月12日ニコラス・ケイジ、ニコール・キッドマンが出演する映画『ブレイクアウト』が公開中だが、本作で初共演を果たしたふたりのコメントが到着した。その他の写真本作は、ダイヤモンドディーラーのカイル(ケイジ)と美しい妻サラ(キッドマン)、愛娘のエイヴリーが暮らす豪邸に4人の強盗犯が押し入り、それぞれが秘密や思惑を抱えながら、命がけの駆け引きを展開する密室劇。『バットマン フォーエヴァー』、『オペラ座の怪人』などを手がけてきたジョエル・シューマカーが監督を務めている。ケイジは本作の設定について「誰もが恐れる悪夢だと思う」としながらも、家族を守るため果敢に立ち向かう夫カイルについて「彼は暴力的な男ではない。武器を扱う事もできなければ、武術に長けている訳でもない。けれど早いんだ。頭の回転が早く、口も上手い」と分析する。一方、美貌を武器に強盗団に立ち向かう妻を演じたキッドマンは「とにかく危険なものに挑戦したかったの。脚本がどんでん返しの連続だったのも魅力だったわ。そして長年の付き合いがあるジョエルも何か面白いことをやってくれそうだと感じていた」と振り返る。本作は強盗団の侵入をきっかけに、登場人物が決死の駆け引きを展開し、ついには信頼しあっていたはずの夫婦の秘密や嘘も次々と暴かれていく。ケイジは「この手の映画はジョエルのお家芸だね。彼はスリラーのマエストロだよ。スリラーは驚きの連続でなければならないんだ」と語る。『フォーン・ブース』『ヴェロニカ・ゲリン』など、スリラーやサスペンスものに定評のあるシューマカー監督が、ふたりのオスカー俳優とタッグを組んでどんな“驚き”を見せてくれるのか気になるところだ。『ブレイクアウト』公開中
2012年06月29日暗証番号を入れないと、キー操作を受け付けなくなる携帯電話のキーロック機能。よく「浮気がバレないようにロックしている」なんて話を見たり聞いたりしますが、実際の所、どれくらいの人がロック機能を使っているのでしょうか。読者にアンケートで聞いてみました。ロックをしている理由も聞いてみましたので、合わせてどうぞ。調査期間:2012/2/29~2012/3/4アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)Q.携帯電話のロック機能を使ってますか?はい……169人いいえ……731人『はい』と答えた人が2割にも満たない、かなり少ない数字になりました。話に聞くほどロックしている人はいないようですね。また169人のうち、男女比を見てみると男性……78人女性……91人女性の方が多いですが、女性の回答者の方が多いので、分母的に見て男女変わらずでしょうか。次にロックしている理由を聞いてみました。●子供が携帯電話をいじって、どこかに電話を掛けないように。(34歳/男性)いわゆるチャイルドロックですね。私も以前、めいっ子に勝手に発信されたことがあったのでよくわかります(笑)。●カバンやポケットの中で勝手にキー操作しないように。(25歳/女性)物の接触でキーがタッチされて勝手に発信、相手が出てしばらく「もしもーし?」。う~ん、これもよくあります。●携帯を落としたり、紛失したときに中身が見られないようにするため。(30際/女性)携帯に企業情報や取引先の情報が入っている場合は、情報が漏れないようにするのも大事ですね。セキュリティとしてロックをかける人は多いようで、多く回答をいただきました。●会社からの貸し出しなのでキーロックが義務化されている。(60歳/男性)これも上の意見と同じ理由でしょうね。会社専用の携帯だと大事な情報も多いでしょうから、ロックは必然でしょう。●スマホなので、勝手にロックがかかってしまいます。(26歳/女性)スマートフォンだと、しばらく操作しないとロックがかかりますもんね。●浮気の証拠を彼氏に見られないように。(24歳/女性)ようやく出ましたこの話題(笑)。それなりに多く回答が来ると思っていたのですが、案外少なかったです。やましいことをしていないのか、していてもパートナーに見られる心配はないのか……果たして真相は(笑)?●置いておくと、いつも弟に壁紙を変えられたり着信音を変えられたりイタズラされるので……(21歳/男性)ほほ笑ましいことですけど、やられた方は地味にツライですよね(笑)。セキュリティロックは浮気をバレないためにするもの!と勝手な事ばかり思いながら採ったアンケートでしたが、予想外にマジメな回答が多くちょっと意外でした。昔に比べ、携帯に入る情報量もその重要性も格段にアップした今。万が一のことを考え、やましいことがなくてもロックしておくのも大事かもしれませんね。(貫井康徳@dcp)
2012年06月16日80年代を代表するロックナンバーに乗せて、ハリウッドでの成功を夢見る若者たちの青春とロマンスを描いた注目のロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』。トム・クルーズが伝説のロックスターを演じることでも話題を集める本作の第1弾となる予告編が解禁となった。2006年の初上演以来、現在もブロードウェイほか世界各国で公演され絶大な人気を誇る同名ミュージカルの待望の映画化。1980年代、ハリウッドでの成功を夢見る若者たちが集うストリート、サンセット・ストリップを舞台に、欲望渦巻く街でシンガーを目指す2人の男女の夢とロマンスを描く。伝説のロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼス」のアクセル・ローズのもとで週5日の修行を経て、“世界最強のロックの神様”ステイシー役に成りきったトム・クルーズの写真が先日公開されたのに続き、今回解禁された予告編は終始ハイテンション!アルコールにドラッグ、セックスと廃退的な風潮を背景にした80年代のロックブームがそのままに再現されており、ネオンライトが点滅するクラブハウスの熱狂は観る者をたちまち呑み込む。そしてネオンライトで輝く「世界をロックで変えてやれ!」という言葉が、「夢」や「青春」といった言葉以上の制御不能なパワーを放つ。ロックをめぐる熱きドラマに加えて、終盤ではカリスマ性を爆発させハリウッドを熱狂させるステイシーの上半身裸での熱狂のライヴ・パフォーマンスも少しだけ確認できる。この興奮のミュージカルを作り上げたのは、『ヘアスプレー』(’07)でにミュージカル映画熱を再燃させたアダム・シャンクマン監督。ステイシー役のトムを始め、ビッグスターを夢見てハリウッドにやって来た田舎娘・シェリー役のジュリアン・ハフ(『バーレスク』)、ライヴハウスを悪の根源と見なし取り壊しを企む女性を演じるキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、さらにメアリー・J・ブライジ、ポール・ジアマッティと実力派キャストが豪華ナンバーを歌い上げる姿は圧巻だ。「デフ・レパード」や「ジャーニー」、「ボン・ジョヴィ」などの往年の名ロックナンバーが最大の見どころとなる本作だが、その原曲を知らずとも俳優たちの渾身の熱唱にあなたの心もきっと鷲づかみにされるはず。また、毛皮のコートにテンガロンハット、ケミカルウォッシュのジーンズ、バンダナにソバージュを効かせたロングヘアなど80年代のロックファッションにもぜひご注目してほしい。まずはこちらの映像で“ロックな時代”を体感!『ロック・オブ・エイジズ』は9月、全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月、全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ダニエル・クレイグ、歴代ボンド超えを目指す?トム・クルーズ、“ロックの神様”になるべく本物のロッカーに弟子入り!【ハリウッドより愛をこめて】2012年の注目大作は、トム様VSレオ様?
2012年02月21日80年代を代表するロックナンバーで構成され、絶大な人気を誇るブロードウェイ・ミュージカルの待望の映画化作品『ロック・オブ・エイジズ』が来年9月に日本公開されることが決定!このほど、本作で伝説のロック・スターを熱演するトム・クルーズの写真がお披露目となった。2006年にロサンゼルスで初上演され、トニー賞に作品賞を含む5部門にノミネートされるという偉業を達成、現在もブロードウェイで公演され、さらに日本でも西川貴教、島谷ひとみ主演で上演されたばかりの人気ミュージカルを完全映画化した本作。1980年代、成功を夢見る若者たちが集う“サンセット・ストリップ”を舞台に、女優を目指し田舎から出てきたシェリーとロック・スターを夢見る都会育ちの青年・ドリューの青春とロマンスを、「デフ・レパード」や「ホワイトスネイク」などの80年代の胸躍るヒット・ナンバーに乗せて描き出す。ポール・ジアマッティを始め、キャサリン・ゼタ=ジョーンズや“R&Bの女王”メアリー・J・ブライジ、アレック・ボールドウィンなど豪華なキャスト陣が数多く登場する本作。その中でもひときわ異彩を放っているのが、今回熱唱する姿がお披露目となった“世界最強のロックの神様”ステイシー役のトム。流れる長髪と、惚れ惚れするような肉体美からも、ただ者ではないオーラを漂わせている。主人公はあくまでジュリアン・ハフ扮する夢に賭ける少女だが、本作に賭けるトムの熱の入れようは凄まじい。伝説のロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」のボーカル、アクセル・ローズの歌唱力指導の下、1日5時間、週5日のボーカル・トレーニングをこなし、万全の体制で撮影に挑んだとのこと。本番の出来栄えは、撮影現場を見学にきた本物のロックスターが舌を巻くほどだったそう。写真からもうかがえるように、本作のトムはこれまでに見たことないほど“ワイルド”!現在ヒット公開中の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で演じるクールなイーサン・ハントとは違ったトムの一面が見れそうだ。『ロック・オブ・エイジズ』は2012年9月、全国にて公開。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月、全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ダニエル・クレイグ、歴代ボンド超えを目指す?被災地支援、出産、離婚までセレブたちの2011年をふり返り【ハリウッドより愛をこめて】2012年の注目大作は、トム様VSレオ様?トム・クルーズ、ドイツで米軍の負傷兵たちにひと足早いクリスマス・プレゼントを進呈トムに負けない!『ミッション:インポッシブル』女たちの壮絶バトル映像が到着
2011年12月28日来年9月に日本公開されるロック・ミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』の画像が解禁になり、“ロックの神様”に扮したトム・クルーズの姿が公開された。『ロック・オブ・エイジズ』は、2006年に初演され、トニー賞にノミネートされるなど高い評価を受け、現在もブロードウェイで上演中の同名ミュージカルを、『ヘアスプレー』のアダム・シャンクマン監督が映画化した作品。1980年代のアメリカを舞台に、女優を目指し田舎から出てきたシェリーと、ロック・スターを夢見る都会育ちの青年ドリューら若者たちの青春を描く。現在公開中の『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』では変装の名人でもあるエージェントを演じているクルーズが、次回作『ロック・オブ・エイジズ』で変身するのは、何と“ロックの神様”と呼ばれるスーパースター、ステイシー・ジャックス。クルーズは、初のミュージカル映画挑戦のために、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズの歌唱力指導のもと、1日5時間週5日のボーカルトレーニングを敢行。これまでも数々の挑戦を行い、“努力のカリスマ”とも称されるクルーズは、鍛えられた肉体とトレーニングで磨いた歌声を劇中で披露。デフ・パレードの『Pour Some Sugar on Me』、ボン・ジョヴィの『Wanted Dead or Alive』、スコーピオンズの『Rock You Like a Hurricane』などの名曲を熱唱しており、撮影現場を訪れたデフ・レパードのギタリスト、フィル・コリンは「すごいもんだと思ったよ。彼はそれまでボーカル・レッスンも受けたこともなかったって言うんだから。完璧なロック・スターだ!」とトムのパフォーマンスを絶賛。1作ごとに新たな一面を見せてきたクルーズは来年も多くのファンを驚かせることになりそうだ。『ロック・オブ・エイジズ』2012年9月全国ロードショー
2011年12月28日傑作ロックミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル氏が監督を務めた映画『ラビット・ホール』が、今月5日(土)から公開になるのを前に、主演と製作を務めたニコール・キッドマンのインタビューが届いた。その他の情報「私が作る、(基本的に)ほとんどの映画のテーマは、さまざまな形で現れる愛。人々が愛を渇望するとき、愛を失うときに、私はその人々に興味を覚える。そして、子どもを失うということは、自分が行きつく中でもっとも恐ろしい場所」と語るキッドマンは、「主人公の夫婦が6歳の子どもを亡くしてから、8ヶ月。そのことに向き合いながら、どうやって生きていくのか? 生きたいという欲求を奪い去ってしまうような大きなショックを受けたとき、どうやって生き続けられるのか? それは結婚や家族に関することであり、究極的に、生き続けることと希望に関する問題でもある。そこがこの物語のとても素晴らしい点」と本作の魅力を分析。また、主人公のベッカを演じるにあたり、「自分の内面の奥深くにある、触ってほしくない恐ろしい場所に触れてしまったわ。精神的には決してたどり着きたくなかったけど、なぜかたどり着いてしまった。これが私の役作りなんだと思う」と語るキッドマンは、「この映画の登場人物に対して、私たちは心を開くことができると思う。それは彼らが皆、正直で本物だから。家族とはそういうものだし、映画を見た人たちは登場人物たちと一緒に、彼らの体験を分かち合えると思う」とPRした。本作は、ピューリッツァー賞に輝く同名の戯曲に魅せられたキッドマンが、主演と製作の2役を担当した人間ドラマ。幼い息子を事故で失ってしまった母親が、事故を起こした少年と交流することで希望を見出していく。『ラビット・ホール』11月5日(土)より、TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷にてロードショー(C)2010 OP EVE 2, LLC. All rights reserved
2011年11月02日ジェームズ・フランコが今秋公演を予定していたニコール・キッドマン共演の舞台を降板したことを、彼のパブリシストが発表した。本作でジェームズはブロードウェイ・デビューを果たすはずだった。ジェームズが出演を予定していたのはテネシー・ウィリアムズ作の「青春の甘き小鳥」で、年齢を重ねた落ち目の女優・アレクサンドラが俳優志望の若いジゴロ・チャンスに翻弄される物語。1959年の初演ではジェラルディン・ペイジとポール・ニューマンが演じ、1962年の映画版『渇いた太陽』でも2人が主演を務めた。1975年から76年の再演ではクリストファー・ウォーケンがチャンスを演じている。35年ぶりの再演がニコールとジェームズの共演ということで、2011年〜12年のブロードウェイ上演作の中でも特に期待を集めていたが、ジェームズの降板によって今秋公演の予定は白紙となった。最新主演作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(写真)が全米で大ヒットを記録したジェームズは現在、サム・ライミ監督、ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ共演の『Oz : The Great and Powerful』(原題)を撮影中、長寿TVシリーズ「General Hospital」にも出演している。さらに、イェール大学の博士課程で学ぶ身でもある。パブリシストは降板の理由を明らかにしなかったが、この忙しさでは、舞台稽古の時間をとるのもままならないはず。降板は必然だったと言えそうだ。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2011年10月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation■関連記事:『猿の惑星』で研究者を演じるジェームズ・フランコは4つの大学に通う高学歴男!その知能の高さに人間も唖然…『猿の惑星:創世記』特報&ポスターが到着邦題決定『猿の惑星:創世記』猿が試験管を握る衝撃の画像が解禁!
2011年09月01日今年で15回目を迎えた恒例のライブイベント「ロックロックこんにちは!Ver.15」の第3弾出演者が決定した。「ロックロックこんにちは!Ver.15」のチケット情報今回出演が発表されたのは、People In The Box。これまでに発表された出演者とあわせて計8組の出演が決定した。「ロックロックこんにちは!Ver.15」は、9月10日(土)に大阪府/舞洲ロックロックこんにちは!特設会場(舞洲スポーツアイランド イベントB広場)で開催。チケットの一般発売は、8月13日(土)10:00より開始となる。■ロックロックこんにちは!Ver.15日時:9月10日(土) 12:00開演会場:大阪府/舞洲ロックロックこんにちは!特設会場(舞洲スポーツアイランド イベントB広場)出演:HY / S.R.S / 奥田民生 / スピッツ / ナオト・インティライミ /People In The Box / 今日の王様〔YO-KING〕/ 吉井和哉
2011年08月11日『めぐりあう時間たち』以来8年ぶりに、ニコール・キッドマンがアカデミー賞主演女優賞ノミネートを果たした渾身の一作『ラビット・ホール』が、このほど11月5日(土)に日本公開されることが決定した。原作はピュリツァー賞とトニー賞に輝いた、デヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲。ニューヨーク郊外で何不自由なく暮らす主人公、ベッカとハウイー夫妻は、幼い息子を事故で亡くし、絶望の淵にいた。息子の面影から逃げようとする妻、息子との思い出に浸る夫、同じ悲しみを分かち合いながらも、2人の関係は少しずつほころび始める。そんな中、ベッカは息子の命を奪った車を運転していた少年と遭遇し…。この原作に惚れこんだニコールは自ら映画化に奔走し、自身初のプロデュース&主演の大役を担う。そして、ごく普通の妻、母であるベッカの複雑にして起伏に富んだ感情を、リアルに表現した彼女の演技は、全米で公開されるやいなや、絶賛を浴び、本年度ゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門)、さらに8年ぶりとなるアカデミー賞主演女優賞ノミネートを果たした。監督を務めたのは、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(’01)で一躍その名を知らしめた、ジョン・キャメロン・ミッチェル。『ショートバス』以来4年ぶりの長編映画監督作となる。また、ベッカの夫・ハウイーを『ダークナイト』など数々の作品で存在感を際立たせる、アーロン・エッカート。息子の死をきっかけに、ほころび始める夫婦の関係、それでも決して断ち切られることのない彼らの絆が描かれていく。実は、ウディ・アレン監督作品を降板してまで本作への出演を渇望し、撮影に臨んだというニコール。ここ数年、日本でのヒット作に見放されていた感があるが、本作では彼女の女優としての新たなる開花が感じられそうだ。『ラビット・ホール』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。■関連作品:ラビット・ホール 2011年11月5日よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開© 2010 OP EVE 2, LLC. All rights reserved.■関連記事:コメディにスリラー、シリアスものまで…N・キッドマン 豪華俳優陣と共演
2011年08月08日今年で15回目を迎えた恒例のライブイベント「ロックロックこんにちは!Ver.15」の第二弾出演者が決定した。「ロックロックこんにちは!Ver.15」チケット情報今回出演が発表されたのは、HYとS.R.Sの2組。出演者第一弾のスピッツ、奥田民生、ナオト・インティライミ、今日の王様(YO-KING)、吉井和哉と合わせて7組の出演が決定した。「ロックロックこんにちは!Ver.15」は、9月10日(土)に大阪府・舞洲ロックロックこんにちは!特設会場(舞洲スポーツアイランド イベントB広場)で開催。チケットの一般発売は、8月13日(土)10:00より開始となる。また一般発売に先駆けて、チケットぴあで先行抽選プレリザーブを8月10日(水)11:00 まで受付中。
2011年08月01日ニコール・キッドマンが現在、文豪アーネスト・ヘミングウェイとその妻だったマーサ・ゲルホーンを描くHBOのTVドラマ「Hemingway & Gellhorn」(原題)を撮影中だ。ニコールが演じるマーサ・ゲルホーンは従軍記者をしていたときにヘミングウェイと出会い、彼の3番目の妻として1940年から5年間結婚していた女性。ヘミングウェイの代表作「誰がために鐘は鳴る」の着想を与えた存在でもある。ヘミングウェイをクライヴ・オーウェンが演じ、彼らの仲間でオランダ人のドキュメンタリー映画作家のヨリス・イヴェンスを「メタリカ」のドラマー、ラーズ・ウルリッヒが演じる。監督は『ツイステッド』以来7年ぶりにメガホンをとるフィリップ・カウフマン。激しくぶつかり合う作家同士のカップルの波乱の日々をドラマティックに描く作品になりそうだ。夫のキース・アーバンとの間に誕生した娘のサンデー・ローズちゃんは今年3歳。昨年12月に夫妻にとって2人目の娘、フェイス・マーガレットちゃんが代理出産で誕生し、ますます意欲的に女優の仕事に取り組み始めたニコール。2月にはジェニファー・アニストン、アダム・サンドラーと共演のコメディ『Just Go With It』(原題)が公開になり、「Hemingway & Gelhorn」の撮影後にはコリン・ファース、ミア・ワシコウスカが共演の『Stoker』(原題)のクランク・インが控える。「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーが脚本、『オールド・ボーイ』、『渇き』の韓国のパク・チャヌク監督のハリウッド・デビュー作という話題性の高い作品だ。夏にはラッセ・ハルストレム監督、レイチェル・ワイズ共演で、1930年代に男性から女性に性転換したデンマーク人画家と妻の実話に基づく小説の映画化『The Danish Girl』(原題)を撮影予定。秋にはニコラス・ケイジ共演のスリラー『Trespass』(原題)が公開。シリアスなドラマからコメディ、スリラー、と幅広いジャンルで豪華な共演者、監督との顔合わせが実現し、どれも完成が待ち遠しい作品ばかりだ。(text:Yuki Tominaga)写真は『Hemingway and Gelhorn』撮影中のニコール&クライヴ。© Splash/AFLO■関連作品:ラビット・ホール 2011年秋、TOHOシネマズ シャンテ ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開© 2010 OP EVE 2,LLC.All rights reserved.NINEナイン 2010年3月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:ケイト・ハドソンが妊娠中であることを、母・ゴールディ・ホーンが認めるダニエル・デイ=ルイス、リーアム・ニーソンに代わってリンカーンに7月に極秘挙式したペネロペ・クルスが妊娠を発表!現在4か月半豪華キャストが集結した傑作ミュージカル『NINE』DVDを5名様プレゼントペネロペ・クルス、でき婚報道を否定
2011年03月30日往年のヒット作品をリメイクし、昨年劇場公開された『ベスト・キッド』のブルーレイ&DVDが先日より発売されているが、これにあわせて劇中、ジャッキー・チェンの唯一のアクションシーンをおさめた映像がシネマカフェ独占で到着した。1984年に発表されたオリジナル版は、主人公のいじめられっ子の少年が日系人の空手の達人に、空手を伝授してもらい大会に臨むという物語で、日本でも大ヒット。そのリメイクとなる本作は、ウィル・スミス夫妻がプロデューサーを務め、夫妻の息子で天才子役と名高いジェイデン・スミスが主人公の少年・ドレを演じる。母と共にデトロイトから移り住んだ北京になじめずにいじめっ子の標的となってしまったドレが、引越し先のマンションの管理人で、ジャッキー演じるハンに中国武術を学び、成長していく姿が描かれる。今回、ジャッキーが演じているハンは、どこか人生に疲れたような風貌で一見、カンフーの達人とは思えないがその腕は本物!“師匠役”ということもあって、劇中、ジャッキーの見せ場であるアクションシーンはほとんどないが、今回到着したのはその唯一といえるシーン。いつものようにいじめっ子に捕まり、暴行を受けるドレを助けるハン。いじめっ子たちはハンにも襲い掛かるが、彼は自ら攻撃を仕掛けることなく、相手の攻撃をかわしながらあっという間に6人を退治してしまう。ハンは“身を守るために使う”ということを条件にドレに武術を教えるが、まさにその教えを体現したシーンと言える。50代半ばに差し掛かっても、マンションの管理人であってもジャッキーはやっぱりジャッキー!貴重なアクションシーンをご堪能あれ!『ベスト・キッド』ブルーレイ&DVDは発売中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『ベスト・キッドブルーレイ&DVDセット』 [ブルーレイ]価格:3,990円(税込)『ベスト・キッド』 [DVD]価格:3,480円(税込)発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント発売中公式サイト:© 2010 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.■関連作品:ベスト・キッド 2010年8月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved. **ALL IMAGES ARE PROPERTY OF SONY PICTURES ENTERTAINMENT INC. FOR PROMOTIONAL USE ONLY. SALE, DUPLICATION OR TRANSFER OF THIS MATERIAL IS STRICKLY PROHIBITED.■関連記事:ジャッキーファン必見!「成龍映画祭」ジャッキー最新作鑑賞券を20組40名様ご招待ジャッキーレッドカーペットをサプライズで“ハイタッチ周回”ウィル・スミス会見で公開キス&キスシーンレクチャーW・スミスの息子×ジャッキー『ベスト・キッド』試写会に10組20名様をご招待ウィル・スミス夫妻、オスロへ行く。家族総出でノーベル平和賞コンサートにて大活躍!
2011年01月18日ジャッキー・チェンがウィル・スミスの息子・ジェイデンとコンビを組み、80年代に大ヒットした『ベスト・キッド』のリメイク『Kung Fu Kid』(原題)に挑戦。11日より北京でクランク・インした。撮影開始に先立ち、中国映画界伝統の儀式が執り行われ、ジャッキーとジェイデン、ハラルド・ズワルト監督(『ピンクパンサー2』)、『Kung Fu Kid』のプロデューサーを務めるウィル・スミス、妻のジェイダと娘のウィロウも出席した。『ベスト・キッド』は内気なアメリカ人の少年が、日本の老人に空手を習い成長する物語で、シリーズ化されて4本製作されたヒット作。今回はアメリカと中国の合作となり、ジャッキーが演じるのは『ベスト・キッド』では日系二世のパット・モリタが演じた空手の達人・ミヤギにあたる役どころのミスター・ハン。彼のもとで修行を積む少年・ドレーをジェイデンが演じる。ジャッキーの公式サイト()内のブログによると、8日には既に北京入りしていたジェイデンの11回目の誕生会を開催したという。ブログでジャッキーは、撮影前に2か月ほど訓練したジェイデンの目を瞠る上達ぶりを絶賛、また、今回の企画は、ジャッキーとウィルが2年前に日本で同じレストランで会ったとき、ウィルから話を持ちかけられたものだと明かしている。映画の撮影は夏の北京で行われ、来年6月に全米公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)© China Foto Press/AFLO■関連作品:Kung Fu Kid (原題)
2009年07月14日ニコール・キッドマンの最新主演作『Rabbit Hole』(原題)の撮影が先週からニューヨークで始まり、屋外ロケの模様が伝わってきた。ニコールがプロデューサーも務めるこの作品は、幸せに暮らしていた夫婦が愛する我が子の突然の死をきっかけに不幸のどん底に突き落とされ、そこから再生していく過程を描く。デイヴィッド・リンゼイ・アベアの戯曲を映画化するもので、監督は『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、『ショートバス』のジョン・キャメロン・ミッチェル。息子を亡くした夫婦をニコールと、『幸せのセラピー』が今週末から日本公開されるアーロン・エッカートが演じている。映画の公開は2010年を予定している。プライベートでは夫のキース・アーバンと来月7日に1歳の誕生日を迎える愛娘サンデー・ローズと幸せな日々を過ごしているニコール。先日オーストラリアの「New Idea」誌上で、ベトナムから男の子の赤ちゃんを養子に迎える予定と報じられたが、2日にオーストラリアで彼女のパブリシストがうわさについて「ニコールは『完全な作り話で、全く真実ではない』と話しています」とコメント。「ベトナムから養子を迎えるという話など、誰にもしたことはありません」と完全否定した。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:幸せのセラピー 2009年6月6日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2007 BILL HOLDINGS LLCAll Rights Reserved
2009年06月03日