メンズ アーティスティック ディレクター、キム・ジョーンズ(Kim Jones)よる、ディオール(DIOR)のプレフォール 2019 コレクションから、空山基とのコラボレーション限定アイテムが発売される。東京のテレコムセンタービル内で行われたショーでお披露目となった、空山基とのコラボ。会場の中央ステージには、空山基の巨大なメタリックの女性型ロボットフィギュアが出現し、レーザービームが放たれるスペクタクルショーは、新たな伝説として刻まれた。キム・ジョーンズは、空山基にディオール ロゴの再解釈を依頼。Tシャツやスエットシャツ、ニットにデザインされている。ムッシュ ディオールと日本への愛にオマージュを捧げた桜の花びらは、様々なアイテムに散りばめられた。一方で空山のシグネチャーアイコンでもあるダイナソーロボットは、カードホルダーやポシェット、バンダナ、「B23」スニーカー、真鍮製のネックレスとしてプレフォール 2019 コレクションのキーアイテムとして存在感を放つ。
2019年04月25日キム・ジョーンズ(Kim Jones)が監修し、ユン(YOON)がデザインを行う、ディオール(DIOR)サマー 2019メンズ コレクションのジュエリー コレクションがローンチする。ディオール メゾンのヘリテージや、クリスチャン・ ディオールの私生活から着想を得てデザインされた本コレクション。アイコニックな「CD」のロゴモチーフが特徴の厚みのあるチャンキーネックレスは、 メゾンのアーカイブであるシルバートーンの「CDアイコン」を男性のための新しいラインとして再解釈したもの。1952年に「MISS DIOR」の香水の限定版ボトルにもなったクリスチャン・ ディオールの愛犬ボビーは、本コレクションでは、小さなぬいぐるみのキーチェーンや、クリスタルで覆われた豪華な骨のキーリングとして再解釈された。ディオールの新しいシンボルであるアーティスト、カウズ(KAWS)がデザインした“BEE”モチーフは、ピンとキーリングになって登場。クリスチャン・ ディオールが忠実な愛犬ボビーを抱く姿を想起させるメタル製香水瓶もKAWSによる彫刻を再現した限定エディションだ。
2019年04月09日昨年2018年に結婚したばかりのハリウッド女優、フェリシティ・ジョーンズに直撃インタビュー。「ビリーブ 未来への大逆転」の主役は自身と比べて…?女性としてアメリカ史上2人目の最高裁判事であり、正義と平等を守る判事として敬愛されるルース・ベイダー・ギンズバーグ。彼女の半生と男女同権の萌芽を描くドラマの主役がフェリシティ・ジョーンズだ。「ルースは1959年、コロンビア大学のロースクールを首席で卒業したわ。でも女性だからという理由で弁護士事務所への就職を断られ続けた。女性が過小評価される世間の風潮が我慢ならなかった彼女はやがて、ある裁判を起こすの。映画は男女不平等が当然という考え方を変えるきっかけとなった裁判を描くのよ」ワンダーウーマンのような女性スーパーヒーローに注目が集まる昨今、RBG(ルース・ベイダー・ギンズバーグ)もそのひとりだと言う。「彼女のスーパーパワーは知性と根気強さで、私たちにとっては身近なロールモデルだわ。彼女はこれまで多くの困難を乗り越え、鮮やかに解決してきたの。ルースを演じて以来、仕事やプライベートで困った事態に直面したとき『ルースだったらどうするかしら?』と考えちゃうのよ」撮影前にルースと会い、生身の人間としての彼女の素顔も知った。「ルースの家で資料や写真を見せていただいて、たくさんお話を伺ったわ。二人で過ごすうちにひとりの人間、ひとりの女性としての彼女の素顔に触れることもできた。アイコンとしてのルースの実像を理解できたの。会う前は少し怖かったけど、初対面の日、彼女は私の隣のアーミー・ハマーに目が釘付けだったのよ(笑)。美男子ですものね」アーミーが演じるのはルースの夫マーティン。’50年代に結婚したにもかかわらず、家事や育児を妻と分担し、互いにリスペクトしあう理想的な夫婦関係を築いている。「当時は家庭内でも男女平等を実践した夫婦はほとんどいなかったはず。二人には時代のはるか先をゆく勇気があり、それがマーティン&ルースを特別な存在にしているわ。互いをリスペクトして、責任も共有することが夫婦関係を良好に保つ秘訣よ」そう言うフェリシティ自身も昨年、映画監督のチャールズ・ガードと結婚したばかり。全身から幸せオーラを発し、輝かんばかりだ。フェリシティ・ジョーンズ1983年イギリス生まれ。『博士と彼女のセオリー』(’14)でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(’16)でハリウッドのA級リスト俳優に。© 2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.『ビリーブ未来への大逆転』監督/ミミ・レダー出演/フェリシティ・ジョーンズ、アーミー・ハマー、ジャスティン・セロー、キャシー・ベイツほか主題歌/ケシャ3月22日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・山縣みどり※『anan』2019年3月20日号より。(by anan編集部)
2019年03月28日フェリシティ・ジョーンズが来日し、『ビリーブ 未来への大逆転』について語ったのは昨年11月下旬のこと。偶然にも、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の公開を前にエディ・レッドメインが日本にいるころだった。フェリシティとエディと言えば?もちろん、『博士と彼女のセオリー』。「エディも日本にいるんですってね。私たち、またすぐに会うの。追加撮影があるから」と明かすフェリシティは、新作映画『ジ・エアロノーツ(原題)』でもエディと共演している。最新作の役どころは“人の権利”のため闘う女性近々の主演作に話を戻そう。「伝えるべきことがたくさん詰まった作品であり、役どころ。比喩的な意味だけじゃなく、本当に台詞が膨大だったの(笑)。でも、素晴らしい脚本の中で、意志が強く聡明な女性を演じられる機会を逃す選択肢はなかった」という『ビリーブ未来への大逆転』は、ルース・ギンズバーグの若き日を描いた物語。米最高裁判事として、女性たちのスーパーヒーローとして語られる存在だが、法の正義を信じるには困難な時代を彼女は生きてきた。そんな中、ルースは“男女平等”を訴える。「ルースは人の権利のために闘ってきた女性。彼女が言いたいのは、性別でむやみに人を縛りつけるのは不健全だということ。素晴らしいのは、闘いを女性の権利に限定していないところね。劇中の彼女は、母親を介護する独身男性が所得控除を受けられないことに着目する。いわゆる男らしい役割を男性が担わなくても白い目で見られることがないよう、そして女性が男性と同じように働けるよう、広い視野での闘いを繰り広げたの」。共通点は「強い心」と「家族」の存在そんなルースとフェリシティに通ずるのは、「強い心を持っているところ」。頭脳明晰なルースは女性ゆえに否定されながらも、ハーバードのロースクールを首席で卒業し、やがて世紀の訴訟へ。「私の場合、女性だからという理由で否定されたわけではないけど」と前置きしながら、「強い心」を最大限に発揮した自身の過去をフェリシティは明かす。「拒否されたと感じたのは大学受験のときかな。自分の失敗でもあるけど。ケンブリッジを受験して、不合格だったの。すごく悔しかった。だから、1年後にオックスフォードを受験したときは、死ぬか入学するかの気持ちで臨んだわ(笑)。1年前とは比べものにならないほどの決意だったし、あの経験が私を強くしたと思う」。「乗り切れたのは、家族のおかげ。父と母は私が子どものころに離婚しているけど、どちらともすごく仲がいいの。だから、家族も2倍で。いまもそう。仕事を終えて家に帰った私に、父や母が自信を与えてくれる」とも語るフェリシティ。一方、ルースの隣には、彼女を支える夫の存在が。自身も弁護士であり、妻と同じように家事も育児もこなす夫マーティを、アーミー・ハマーが演じている。「あんなにも素敵な夫がいたら、ずっと家にいたくなるわよね。その気持ち、私にはよくわかる(笑)」と、昨年6月に結婚したばかりのフェリシティは共演者アーミーへの称賛半分、新婚の夫を想ってのおのろけ半分(?)で笑うが、彼女は正しい。マーティは素敵だ。「監督のミミ・レダーとアーミーと私の3人でルースに会ったとき、ルースはアーミーから目を離せないでいたわ(笑)。彼は本当に性格がよくて、温かい人。だからこそ、マーティにぴったりだと思う。それに、マーティはルースを支えているだけじゃない。彼は彼で、意思を持って行動しているの。私が『博士と彼女のセオリー』で演じたジェーン・ホーキングもそうだった。宇宙物理学に変化をもたらそうとしたホーキング博士、法律を変えようとしたルースと同じくらい、ジェーンもマーティも様々なことを成し遂げている」。人が見たい作品、自分が表現したい作品を選ぶ『博士と彼女のセオリー』ではアカデミー賞主演女優賞にノミネート。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は自身最大のヒット作となり、『ビリーブ未来への大逆転』を通してメッセージを語る。フェリシティ・ジョーンズの近年のフィルモグラフィーは、30代女優にとって理想的なものと言えるのではないか。「エンターテインメント性とクオリティの高さを求めていて、それが叶っている感覚もある」と自らも言い切る。「作品を選ぶときは、“プロデューサー脳”と“役者脳”を稼働させるの。プロデューサー脳では、質がよく、人が見たがるものを見極める。一方、役者脳では、参加することでどんな体験ができるかを考える。理想としては、その2つが一致する作品がいいのだけど。でも、アーティスト…という言葉を使うのはすごく恥ずかしいけど、プロデューサー脳が求めるものとアーティストとしての自分が表現したいことが一致しないことは残念ながらある。悩ましい。ときには役者脳を優先してしまうこともある」。プロデューサー脳と役者脳がもたらすものが見えてきたところで、もう1つだけ知りたい。フェリシティ・ジョーンズの“観客脳”はどんな作品を求めている?こう訊くと、「まいったわ(笑)。なんて難しい質問なの!」とチャーミングに頭を抱えてみせる。「そうね…。なんてこと、本当に難しい(笑)。真っ先に浮かんだのは『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』。ウェス・アンダーソンが大好きなの。ソフィア・コッポラもね。作品自体はもちろん、作品を放つ彼女のエネルギーも好き。あとは、大学時代に勉強して影響を受けたジャン=リュック・ゴダールと、ノア・バームバックと…。両親のことがあるから、特に『イカとクジラ』には感情移入した。そして、外せないのは『タイタニック』と『ロミオ&ジュリエット』。10代の私は、この2本でレオナルド・ディカプリオに恋したの」。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:ビリーブ未来への大逆転 2019年3月22日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
2019年03月18日メンズ アーティスティック ディレクター、キム・ ジョーンズ(Kim Jones)によってデザインされたディオール(DIOR)のコンバットブーツが発売される。ベーシックなミリタリーブーツのフロント、バックにはスニーカーソールを兼ね備えたコンバットブーツ。マルチカラーの組みひもがアクセントに。カラーは黒とベージュの2色で、ハイカットとローカットでラインアップ。また、同じ製作工程で、カーフレザーとクロコダイルレザーのダービーシューズも展開される。
2019年02月25日キム・ジョーンズ(Kim Jones)がディオール(DIOR)のメンズ アーティスティック ディレクターに就任して初のショーで発表された、カウズ(KAWS)による新しいシンボル、“BEE”をモチーフにしたアイテムが発売される。“BEE(蜂)”は、ディオールの象徴的なモチーフの一つ。ストリートシーン出身のアーティスト、KAWSによって再解釈された“BEE”は、KAWS作品でおなじみの×マークの目と、ポップなフォルムが特徴的。今回登場するアイテムは、ポーチ、コンパクトな財布、長財布、カードホルダーといったブラックのレザー小物と、グレインドカーフレザーのキーホルダー。まるで忙しく飛び回っているようにデザインされた複数の“BEE”は、黄色×黒、 ピンク×黒の2種のカラーで展開される。
2019年02月06日キム・ジョーンズ(Kim Jones)によるディオール(DIOR)のサマー 2019 メンズ カプセル コレクションが、2月6日より、銀座のギンザ シックスにあるハウス オブ ディオール ギンザ、また同日より大阪の阪急うめだ本店1階 コトコトステージ11で先行発売される。1stコレクションではフローラルをモチーフにし、自然への愛と、花のような女性に対するムッシュ ディオールの二重の情熱へオマージュを捧げたキム・ ジョーンズ。一方、メゾンを象徴するキャンバス地「ディオール オブリーク」キャンバスは今の気分を映し出し、キム・ ジョーンズによるディオールの新しい男性像にコンテンポラリーな エネルギーを吹き込む。アイテムは、バックパック、トートバッグ、ウォレット、スニーカーなどがラインアップ。
2019年01月31日ディオール(DIOR)のウインター 2019-2020 メンズ コレクションが1月18日、エッフェル塔をバックにしたパリ7区のジョフル広場の特設会場で発表された。Photo by BRETT LLOYD © DIORメンズ アーティスティック ディレクターがキム・ジョーンズに変わって2シーズン目となる今シーズン、コレクションの中核を成すグラフィックに起用されたのがレイモンド・ペティボン(Raymond Pettibon)。オルタナティブ・ロックのアイコンとなったソニックユースのアルバム「GOO」(1990年)のジャケットや、70年代後半から80年代に活動した米国西海岸のハードコアパンクバンド、ブラッグ・フラッグのジャケット、イラスト、フライヤーなどデザインを手がけた米国西海岸のアーティストで、現代美術作家として知られている。そのペティボンの代表作であるモナリザや彼が今回のコレクションのために描いたアニマルモチーフが全体のキーとなってコレクションが構成された。キムのファーストコレクションとなったサマー 2019 メンズ コレクションのショーではKAWS、東京で発表されたプレフォール 2019 メンズ コレクションは空山基の巨大オブジェがショー会場でゲストを出迎えたが、今回はオブジェではなくモデルがオートウォーク(ベルトコンベアー)に乗って登場。ウォーキングしないモデル自体がオブジェという発想は、パリの街に数多ある男性の彫像をイメージしてというストーリーが背景となっている。Photo by ADRIAN DIRAND © DIORファーストシーズンのサマー 2019 メンズ コレクションがムッシュ ディオールのアーカイブをモチーフにしたPOPなアプローチだったのに対し、今回はダークでエレガントなコレクション。ディオールを代表する“Tailleur Oblique”の斜めのドレープなどウィメンズのオートクチュールを思わせるアーカイブからの引用はストリートカルチャーとは無縁。手法としてインサイドアウトな表現がコートやジャケットに見られるが、それは「裏も美しく」というムッシュ ディオールの哲学に沿ってのメゾンコードだ。ファーストルックではペティボンのアニマルモチーがフロント全面にビーズ刺繍が施され登場したが、それもデザイナーとして最初にアニマルモチーフをモデルに着せて歩かせたというムッシュ・ディオールのヘリテージ。ペティボンの描いたレオパードモチーフは花柄のようにも見える。© DIORアストラカンの風合いを表現したカシミアニット、プリーツとプリントの工程を複雑に幾重にも重ねたTシャツ、ナイロンにエンボスを施したモワレのコートなど、最新技術とサヴォワールフェールの伝統は、メンズのクチュール志向をより鮮明にしている。フィナーレに登場したモナリザのインターシャのシャツは制作になんと1,600時間を要したという。© DIORこの数シーズン、メンズファッションのトレンドを揺るがしたユースカルチャーをオートクチュールの技法に昇華していくキム・ジョーンズのディレクションは、ラグジュアリーブランドの未来の方向性を分かりやすく示している。公開されたキム・ジョーンズのインタビュー登坂広臣、福士蒼汰、けみお、ロバート・パティンソン、ケイト・モス、プシャ・Tといった来場ゲストたちText: Tatsuya Noda
2019年01月28日フェリシティ・ジョーンズ主演の最新作、映画『ビリーブ 未来への大逆転』が2019年3月22日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー。1970年代アメリカ、時代を変えた1人の女性弁護士の実話映画『ビリーブ 未来への大逆転』は、1970年代、アメリカのまだ女性の社会進出が進んでいなかった時代に、その活路を開いた女性弁護士の雄姿を描くストーリー。法の専門家たちに「100%負ける」と断言された裁判に挑み、驚きの大逆転を成し遂げた、爽快な感動実話をもとにしている。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のフェリシティ・ジョーンズが主演主演は、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演女優賞ノミネート、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でも主演を務めたフェリシティ・ジョーンズ。彼女が演じるのは、史上2人目の女性最高裁判事に任命され、今なお、最高齢の85歳で現役判事として活躍しているスーパーヒーロー的存在のルース・ギンズバーグだ。現在、アメリカでは最も尊敬される女性のひとりとして名も挙がる人物。母でもある彼女の、普通の女性として、そして決して諦めない不屈の精神を持った女性弁護士として生きた彼女の若かりし弁護士時代が、フェリシティによってスクリーンに蘇る。ルースを支える献身的な夫役に、アーミー・ハマールースの夫、マーティには『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマーが起用された。男性は働くことが主流で、専業主夫になれなかった当時、彼女を信じ、支え続けた献身的な旦那に扮する。さらに、『ミザリー』のキャシー・ベイツは、ルースが協力を求める伝説の弁護士役として登場する。監督は『ディープ・インパクト』のミミ・レダー監督は『ディープ・インパクト』のミミ・レダー。逆境をバネに、権力に立ち向かうルースの逆転劇を爽快に、そして感動的に描いていく。物語を彩る70年代の“レトロファッション”『ビリーブ 未来への大逆転』で衣装を担当したのは、『シュレック』シリーズや『ナルニア国物語』シリーズなどを手掛けてきたアイシス・マッセンデン。劇中では、ルース・ギンズバーグ本人のトレードマークでもあるレースの手袋、存在感を主張するイヤリング、目につく飾り襟、という定番のスタイルをあえて封印。職場でズボンを履くことすら許されず、下着は締め付けるだけだっという当時の縛られた女性のファッションを忠実に再現したという。とはいえ、70年代ファッションならではの魅力も満載。弁護士としてルースが裁判に臨むクールなスーツ姿はもちろん、フェミニンなAラインのワンピース、タイがアクセントとなるブラウスなど、レトロ可愛い衣装が物語に彩りを与えている。なお劇中では、ダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE von FURSTENBERG)とパートナーシップを組んだ衣装も使用されている。ストーリー貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグは、「すべてに疑問を持て」という亡き母の言葉を胸に努力を重ね、名門ハーバード法科大学院に入学する。1956年当時、500人の生徒のうち女性は9人で、女子トイレすらなかった。家事も育児も分担する夫のマーティの協力のもと首席で卒業するが、女だからというだけで雇ってくれる法律事務所はなかった。やむなく大学教授になったルースは、70年代になってさらに男女平等の講義に力を入れる。それでも弁護士の夢を捨てられないルースに、マーティがある訴訟の記録を見せる。ルースはその訴訟が、歴史を変える裁判になることを信じ、自ら弁護を買って出るのだが──。【詳細】『ビリーブ 未来への大逆転』公開日:2019年3月22日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー監督:ミミ・レダー出演:フェリシティ・ジョーンズ、アーミー・ハマー、キャシー・ベイツ主題歌:KESHA「Here Comes The Change」原題:ON THE BASIS OF SEX/2018年/アメリカ
2019年01月19日フェリシティ・ジョーンズが今なお、85歳にしてアメリカ最高裁判事として活躍するルース・ギンズバーグの若き日を演じる『ビリーブ 未来への大逆転』(原題:ON THE BASIS OF SEX)。この度、彼女が世紀の“男女平等”裁判に挑んだ本作から特報映像が解禁となった。時は1970年代、アメリカ。女性は自らの職を選べず、自分の名前でクレジットカードさえ作れなかった時代。そして男性もまた、人生において多くの選択肢を選べず専業主夫にはなれなかった。そんな中、自身も法律事務所には雇ってもらえず、やむなく大学で教鞭をとっていた女性弁護士ルース・ギンズバーグが起こした男女平等裁判と、その爽快な逆転劇を描き出すのが本作。史上2人目の女性最高裁判事に任命され、現在も最高齢85歳で現役判事として活躍しているルース・ギンズバーグ。ミシェル・オバマ、ヒラリー・クリントンらに続いて「アメリカで最も尊敬される女性」4位に選ばれた(※GALLUPの調査より)、「#MeToo」運動の先駆者的存在だ。そんな彼女の若かりし弁護士時代を演じるのが、フェリシティ。主婦であり、2児の母でもある、決して諦めない不屈の精神を持った女性弁護士を熱演する。今回解禁された特報映像には、「この裁判に勝ったら歴史が変わる」と夫マーティ(アーミー・ハマー)と話すシーンや、仲間の反対にあっても「私は諦めない」と力強く宣言するフェリシティ演じるルースの姿が。その言葉とともに流れるのは、2017年リリースの5年ぶりのアルバム「レインボー」が全米初登場1位となった世界的シンガーソングライター、ケシャが本作のために提供した「Here Comes The Change」。「さあ 変わる時が来る私達の時代が来る」と歌いあげる曲が、よりエモーショナルに胸を打つ仕上がりとなっている。『ビリーブ 未来への大逆転』は3月22日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビリーブ未来への大逆転 2019年3月22日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
2019年01月16日『博士と彼女のセオリー』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のフェリシティ・ジョーンズが主演を務め、伝説の米最高裁判事の若き日を演じる『ON THE BASIS OF SEX』の邦題が『ビリーブ未来への大逆転』に決定。2019年3月22日から日本公開も決定し、日本版ポスタービジュアルが到着した。いま、私たちが当たり前のように手にしている自由のいくつかは、ある裁判での勝利がなければ、獲得できなかっただろう。時は1970年代、アメリカ。女性が職に就くのが難しく、自分の名前でクレジットカードさえ作れなかった時代に、弁護士ルース・ギンズバーグがおこしたのは史上初の“男女平等”裁判。なぜ、彼女は法の専門家たちに「100%負ける」と断言された上訴に踏み切ったのか?そして、どうやって“大逆転”を成し遂げたのか?現在もなおアメリカで最高裁判事を最高齢の85歳で勤め、スーパーヒーロー的存在となったルース・ギンズバーグの若かりし弁護士時代を演じるのが、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズ。また、彼女を信じ、支え続けた夫のマーティには『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマー。さらに、『ミザリー』のオスカー女優キャシー・ベイツが伝説の弁護士役で出演。監督は『ディープ・インパクト』の女性監督ミミ・レダーが務める。貧しさと差別をバネに弱い立場の人々と手を組み、権力に立ち向かうルースの時代を動かした逆転劇に、心の拳を高く振り上げずにはいられない!■ストーリー貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグは、「すべてに疑問を持て」という亡き母の言葉を胸に努力を重ね、名門ハーバード法科大学院に入学する。1956年当時、500人の生徒のうち女性はわずか9人で、女子トイレすらなかった。家事も育児も分担する夫のマーティの協力のもと首席で卒業するが、女性だからというだけで雇ってくれる法律事務所はない。やむなく大学教授になったルースは、70年代になってさらに男女平等の講義に力を入れる。それでも弁護士の夢を捨てられないルースに、マーティがある訴訟の記録を見せる。ルースはその訴訟が、歴史を変える裁判になることを信じ、自ら弁護を買って出るのだがーー。『ビリーブ未来への大逆転』は2019年3月22日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年12月20日ディオール(Dior)が、キム・ジョーンズ(Kim Jones)による初のプレフォール コレクション ショーが11月30日、東京・テレコムセンターにて開催した。空山基による、巨大な女性フィギュアがセンターピースを飾った会場には、デビッド・ベッカム(David Bekham)、ケイト・モス(Kate Moss)、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)らが来日。日本からは登坂広臣、窪塚洋介、三浦翔平、岡田健史、吉沢亮、ケンブリッジ飛鳥など豪華な顔ぶれがそろった。ケイト・モスデビッド・ベッカム空山 基登坂広臣ショーのフィナーレでは、多彩なレーザー光線とDJプレイで会場を演出。その後、アフターパーティーが盛大に開かれ、終始盛り上がりを見せた。 >> ディオール2019年プレフォール メンズ コレクションションルックはこちらか
2018年12月04日キム・カーダシアンが夫のカニエ・ウェストと来日し、休暇を楽しんでいることをSNSで伝えた。つい先日、プライベートジェット機のボーイング747に乗り、内装のゴージャスさを動画で見せつけたキム。「無駄遣い!」「環境破壊につながる」とネットで叩かれても意に介さず、目的地の日本に降り立ち休暇を満喫していた。キムはカニエとデザイナーの村上隆氏のスタジオを訪れ、マルチカラーの髑髏が描かれた壁をバックに村上氏と記念撮影。カニエは以前から村上氏と交流があり、今年はキッド・カディとのコラボアルバムのジャケットをデザインしてもらっていた。「People」誌によれば、今回2人が日本を訪れた目的は、「建築物とインスピレーションを求めての旅」とのこと。関係者は「カニエはインスピレーションを探して世界中を旅しています。また、建築物に夢中のため、日本で数人の建築家にも会う予定です」と語っている。今年5月に「始める」と宣言していた建築プロジェクト「Yeezy Home」に、本格的に着手か!?2人は2017年6月にもプライベートで来日。カニエの40歳の誕生日を祝うために、キムが選んだ旅先が日本だった。「カニエに飛行機にあるスナック菓子と雑誌で、私たちがどこへ向かっているかを当ててもらったの!」と行き先を告げないサプライズ旅行だったことを明かしている。また、今年2月には姉コートニーと当時妊娠中だった妹クロエと一緒に来日した。(Hiromi Kaku)
2018年11月29日UT×カウズ、藤原ヒロシ×Pokémon、キム・ジョーンズのディオールなど、近日あの話題のアイテム発売日が集中。それぞれの発売日と気になるアイテムをピックアップしてまとめました!11月22日発売 UT×カウズ×セサミストリート「KAWS × SESAME STREET」今年の6月に発売し世界中で大好評を博した第1弾に続く今回の第2弾コレクション。Tシャツやスウェット、パーカーなどに加えて、新たに登場するぬいぐるみも完売必須の注目アイテム!ぬいぐるみ エルモ(2,990円)11月24日発売“藤原ヒロシ×Pokémon”「THUNDERBOLT PROJECT」銀座ソニーパークに藤原ヒロシとポケモンの合同プロジェクト「THUNDERBOLT PROJECT」のポップアップストアがオープン。11月28日発売(23日予約受付開始) キム・ジョーンズによる初のディオール メンズ コレクションキム・ジョーンズによる初のメンズ新作「ディオール サマー 2019 メンズ カプセル コレクション」がついに発売。伊勢丹新宿店メンズ館にポップアップストアで世界に先駆けて登場する。白いDIORロゴとピンクの“BEE”モチーフは日本限定アイテム。11月23日よりオフィシャルホームページ内の特設サイトにて予約を開始する。11月23日発売 数量限定「ジャイアント オーブ ペンダント」阪急うめだ本店と伊勢丹新宿店に順次オープンするヴィヴィアン・ウエストウッドのポップアップストアで、数量限定でライトブルーの「ジャイアント オーブ ペンダント」が発売される。クリスマスギフトや、自分へのご褒美に!11月24日発売 「adidas Originals by Hender Scheme」第3弾となる、アディダス オリジナルスとエンダースキーマのコラボコレクション。新作は、スニーカー3型とバッグやキャップなど計7アイテムが登場する。――近日発売されるアイテム、詳しくはこちらから――
2018年11月21日ディオール(DIOR)は、キム・ジョーンズ(Kim Jones)による「ディオール サマー 2019 メンズ カプセル コレクション」を、11月28日から伊勢丹新宿店メンズ館にオープンするポップアップストアにて世界先行発売。日本限定アイテムは11月23日よりオフィシャルホームページ内の特設サイトにて予約受付を開始する。キム・ジョーンズが初めて手掛けた「ディオール サマー 2019 メンズ カプセルコレクション」は、自由と遊びを心から楽しみ、情熱と少しばかりのアイロニーを持った現代の男性のためにデザインされた。キム・ジョーンズは、ディオールのアイコンである“BEE”モチーフと、DIORロゴの遊び心あふれる新デザインを、アーティスト・カウズ(KAWS)に依頼。両方ともTシャツ、ブルゾン、パンツ、バックパック、ボディバッグにプリントされ、白いDIORロゴと、ピンクの“BEE”モチーフは日本限定バージョンとして展開される。11月23日よりオフィシャルホームページ内の特設サイト()にて、同コレクションの日本限定アイテムのうち、Tシャツ、スウェット、ブルゾン、トートバッグ、バックパック、ボディバッグの予約受付を開始。予約した商品は11月28日より伊勢丹新宿店メンズ館にて、11月29日からハウス オブ ディオール ギンザ メンズにて購入できる。
2018年11月19日ナナミカ(nanamica)が手掛けるザ・ノース・フェイス パープルレーベル(THE NORTH FACE PURPLE LABEL)より、映画監督のスパイク・ジョーンズとコラボレーションしたトラベルバッグが登場。2018年11月10日(土)より、ナナミカの各直営店及び一部の限定店舗にて発売予定だ。数々の有名ブランドのテレビCMや多くのミュージックビデオをプロデュースした後、1999年に公開された『マルコビッチの穴』で映画監督デビューし絶賛を受けたスパイク・ジョーンズ。映像監督となる前、1980年代にフォトグラファーとして活動し始めた時は既に、ザ・ノース・フェイスの愛用者だったという。そんなスパイクが、来日した際に偶然ザ・ノース・フェイス パープルの3wayバッグを手にし、アウトドア機能を日々の生活の中にスタイリッシュに取り入れたコンセプトに共感。若い頃から愛用してきたザ・ノース・フェイスの最新モデルに、クラシックなウールのチェック素材を合わせるというスパイクのアイディアを取り入れる形で、今回のコラボレーションが実現した。展開アイテムは、ブリーフケース、ショルダーバッグ、バックパックと3通りの使い方が出来る3wayバッグと、機内持ち込み可能なキャリーバッグ「シャトルローラー(Shuttle Roller)」の2型。多彩なポケットをはじめとするアイテム本来の機能性はそのままに、スパイクによるディレクションの元にイタリアで生産されたオリジナルのチェック素材を採用している。価格は3wayバッグが35,000円+税、キャリーバッグが46,000円+税。いずれも、グリーン×ネイビー×グレーのチェックと、レッド×ネイビー×グレーのチェックの2色で展開される。【商品情報】ザ・ノース・フェイス パープルレーベル × スパイク・ジョーンズ発売日:2018年11月10日(土)価格:・3wayバッグ 35,000円+税・キャリーバッグ「シャトルローラー」 46,000円+税取り扱い店舗:ナナミカ(代官山、マウンテン、神戸、福岡)
2018年11月08日ディオール(DIOR)は11月30日、メンズ史上初となるプレフォールコレクションのファッションショーを東京で開催する。メゾンの創始者・クリスチャン・ディオール(Christian Dior)は、幼少のころから日本の伝統と現代的な精神に魅せられ、創業時より日本文化に影響を受けてきたとされる。実際に、過去に発表した「ジャルダン ジャポネ(日本庭園)」コレクションを始め、「東京や歌麿-ディオールを幼いころから魅了し続けた浮世絵画家―」と名付けられたドレスに京都の名門・龍村美術織物の生地が用いられるなど、日本とのつながりは深く、長きにわたる。そんなメゾンと日本の歴史的な絆を称えるものとして開催される今回のショーに寄せて、ディオールCEOのピエトロ・ベッカリ(Pietro Beccari)氏は「史上初となるメンズのプレフォールコレクションのショーを東京で開催することを光栄に思います。創造性、革新とサヴォワールフェール、これらはすべて日本の文化に深く根付いた価値であり、我々にとっても非常に大切なものです」とコメント。今年ディオールメンズウェアのアーティスティックディレクターに就任したキム・ジョーンズ(Kim Jones)も「自分にとって初めてのディオールのメンズプレフォールコレクションをショーで発表し、それを記念すべきものとする最善の方法が東京でのファッションショーです。日本は自分もよく知る、とりわけ好きな国です。その驚くべき比類のない文化、歴史、自然はいつも非常に魅力的で多大なインスピレーションを与えてくれます」と、今回のショーに対する想いを述べている。さらに、11月28日から2週間にわたり、伊勢丹新宿店メンズ館にポップアップストアがオープンすることもアナウンスされた。ポップアップストアでは、キム・ジョーンズが手掛けたディオール メンズ 2019サマーコレクションを12月1日の全世界発売に先駆けて展開。また、旗艦店であるハウス オブ ディオール ギンザにおいても、同日より同カプセルコレクションの先行販売をスタートする。
2018年09月28日今週の気になるトピックスをまとめてチェック!FASHION HEADLINE読者の関心を集めたアクセスランキングBEST5を発表。1.ステラ マッカートニー×アディダス「ステラ #StanSmith」、初のベジタリアンレザー製を使用2.アディダス×カニエ・ウエスト、新作スニーカーは史上初のオンラインショップでの抽選にて販売!3.キル フェ ボンからブラウニーとチョコレートの新作タルトと、さまざまな秋の店舗限定タルトが登場4.全アイテム公開! GU × 元「ルイ・ヴィトン」キム・ジョーンズのラストコレクション 5.アンダーカバー、京都に新たな路面店を10月20日オープン! 前夜には記念パーティーも開催
2018年09月08日ジーユー(GU)と、元ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のメンズ スタイル・ディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)がコラボレーションしたコレクション「キム ジョーンズ ジーユー プロダクション(KIM JONES GU PRODUCTION)」のラストとなる第3弾コレクションが9月14日、一部店舗 (超大型店・大型店)及びオンラインストアで発売される。2018年3月にローンチした本コラボの最後のコレクションは、2008年に活動を休止したキム自身のブランド、キム ジョーンズ(KIM JONES)より、“アメリカ/アメリカン・ポップカルチャー”をコンセプトとした2006-07年秋冬メンズコレクションを現代にアップデートしたメンズ・ウィメンズアイテムがラインアップする。ウエアやグッズを彩るのは、パッチワークパターンやフランネルチェックといったアメリカンカルチャーを象徴するような柄。大人気を博したデニムアイテムには、本コレクションのイメージビジュアルに登場するキム・ジョーンズの愛犬「デクスター」と「ルル」がモチーフになった柄が登場する。その他にも、秋冬らしい中綿素材をつかったアイテムや、新登場のブランケットなどもそろう。購入についての詳細についてはオフィシャルサイト()でチェック!最終更新: 8月31日
2018年08月31日シャンデリア・アーティストのキム・ソンヘ(Kim Songhe)と、空間デザインなどを手がける「アトリエ マティック(ATELIER matic)」の外山翔が、展覧会「二人展 Moral tone」を開催。東京・青山のギャラリー ミュベール(GALLERY MUVEIL)にて、が9月8日から30日まで行われる。昨年11月に行われた「二人展 As it is」にて各方面から高い評価を得たことから、第2回の開催が決定した同展。キム・ソンヘは国内外の企業やブランドへ作品提供する、空間ディスプレイやプロダクトデザインなどを手掛けるシャンデリア・アーティスト。2016年に『TROPHY』を発刊、ラフォーレ原宿で展覧会「トロフィー」を開催し、高い評価を得た。外山翔は、ドライフラワー専門店「EW.Pharmacy」やPARCOのウィンドウディスプレイなどを手掛ける空間デザイナー。アクリルや樹脂を使用したアートピースや、光を使用した空間インスタレーションなど実験的な作品を作り続ける傍ら、展示会の会場構成や店舗什器デザインなど数多くのデザイン業務も平行して行っている。同展では、ミュベールの2018秋冬コレクションのテーマ「LADIES and GENTLEMAN」を元に、1940年代に活躍した女優リザベス・スコット(Lizabeth Scott)の銀幕世界に漂う“エレガンス”さを、進化する二人のアーティストがテーマを汲み取り、それぞれのアートピースとして作品を発表。二人の“moral tone(気品・風格)” 溢れる作品作りを間近で感じることができる。『私たちに映る世界』キム・ソンヘキム・ソンヘは、廃材などのパーツをミラーコティングし、雲のような柔らかい提灯で包んだ作品「私たちに映る世界」を披露。見たくないものも際限なく情報として入る現代で、「何かのせいにせず、自分から目を逸らさないで」という思いと同時に、「人々をふんわりと包み込み、人々が強く優しく生きられるように」という願いを作品に投影した。『未完・無垢』外山翔一方、外山翔は新たに挑戦するアクリル作品に加え、大理石を加工したアートピースを発表する。外山自ら石を選定し、誰もが見たことのあるような石から中々流通しないものまでを使用。その石の魅力を最大限に引き出すため時に表面を磨き上げ、時には無骨な部分を残し、石の持つ美しさや力強さを表現した。またアクリルオブジェ作品では、アンティークパーツを入れ込むことで時間や歴史を閉じ込め、“美しさと時を止めること”を表現。新たな命を吹き込むというモノづくりを披露した。昨年から更に進化した作品に加え、アクリルに閉じ込めた中の世界と、外の世界との繋がりをテーマにした作品を披露する。Tシャツ 7,800円 レディース・メンズそれぞれ FREEサイズのみ展開 カラー:White、Blackさらに、同展の開催に合わせ、ミュベール限定のアイテムが登場。ミュベールと同展のテーマであるリザベス・スコットを2人のアーティストがそれぞれに解釈し作品を展開することから、キム・ソンヘのテーマである「鏡」、外山の「アクリル」や「動物」、「小人」と「リンゴ」などから、大いなる別れのアニメーション映画『白雪姫』と結びつけ、インスパイアされたTシャツを展開する。その他、キュートなチャーム(3,800円)も限定アイテムとして発売される。会期中には、キム・ソンヘによるワークショップも開催。「もっと自分を褒めてあげて!」という気持ちを込めて、自分自身に送るトロフィーを制作。今回の展示のメインであるミラーをパーツとして使用し、アソートで自分好みのトロフィーを作ることができる。【イベント情報】二人展 EXHIBITION 「Moral tone」Kim Songhe & Sho Sotoyama (ATELIER matic)会期:9月8日〜9月30日会場:GALLERY MUVIL住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山B1F時間:11:30~20:00キム・ソンヘ ワークショップ「トロフィー」会期:9月16日時間:①13:00~ ②15:00~ ③17:00~ ※各回、定員8名 / 所要時間1時程度 料金:4,500円(材料費込み)
2018年08月27日ミュベール(MUVEIL)は、シャンデリアアーティストのキム・ソンヘとディスプレイデザインなどを手掛けるアトリエ マティック(ATELIER matic)の外山翔による「二人展」を、ギャラリー ミュベールにて開催。会期は2018年9月8日(土)から9月30日(日)まで。2018年秋冬コレクションに着想したアート展示2017年の作品展「As it is」が好評を博し、2018年も開催することとなった「二人展」。キム・ソンヘと外山翔の2人が、女優リザベル・スコットをモチーフとしたミュベール2018年秋冬コレクションを再解釈し完成させた、"気品・風格(moral tone)"溢れるアート作品を展示する。キム・ソンヘ「私たちに映る世界」2015年ラフォーレ原宿での展覧会「トロフィー」が人気を博したシャンデリアアーティストのキム・ソンヘは、廃材などのパーツをミラーコーティングした「私たちに映る世界」を制作。雲のように柔らかい提灯の光で包み込むことにより、現代社会を生きる人々が強く優しく生きられるようにというメッセージを込めている。外山翔「未完・無垢」ドライフラワー専門店「EW.Pharmacy」の空間デザインや、パルコのウィンドウディスプレイデザインなどを手掛けるアトリエ マティックの外山翔は、アクリルや大理石を用いたアートピース「未完・無垢」を展示。シャネルのアンティーク香水瓶を閉じ込めたアクリルオブジェ作品などを並べる。「二人展」限定Tシャツ「二人展」の開催を記念し、「白雪姫」をモチーフにした限定Tシャツを発売。キム・ソンヘのテーマである鏡、外山翔が作品に用いるアクリルや動物、小人、リンゴなどにインスピレーションを得て、アニメーション映画「白雪姫」をモチーフとすることが決まった。フロントには、「鏡よ鏡この世で一番美しいのは誰?」という、継母が魔法の鏡に向かって呟くセリフを英字でプリントしている。キム・ソンへのワークショップもなお、キム・ソンへによるワークショップ「トロフィー」も実施。今回の展示作品で使用したミラーを主なパーツとしたオブジェを作ることができる。【詳細】二人展EXHIBITION「Moral tone」KimSonghe & ShoSotoyama (ATELIER matic)日時:2018年9月8日(土)~9月30日(日) 11:30~20:00場所:ギャラリー ミュベール住所:港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山B1F■限定アイテム・Tシャツ 7,800円+税サイズ:レディース&メンズのフリーサイズカラー:ホワイト、ブラック・チャーム 3,800円+税■キム・ソンヘ ワークショップ「トロフィー」日時:9月16日(日) 13:00~/15:00~/17:00~ 所要時間1時程度定員:各回8名参加費:4,500円+税(材料費込み)【問い合わせ先】ギャラリー ミュベールTEL:03-6427-2162
2018年08月26日GU(ジーユー)とキム・ジョーンズ(Kim Jones)によるコラボレーションコレクション「KIM JONES GU PRODUCTION」の第3弾が、2018年9月14日(金)よりGU一部店舗(超大型店・大型店)およびオンラインストアにて発売される。GU×キム・ジョーンズのラストコレクション2018年3月に第1弾が登場した「KIM JONES GU PRODUCTION」。そのラストコレクションとなる第3弾では、「アメリカ/アメリカン・ポップカルチャー」をコンセプトにしたキム・ジョーンズ 2006-07年秋冬メンズコレクションを最新のスタイルにアップデート。メンズおよびウィメンズのアイテムラインナップで展開する。本記事ではウィメンズアイテムを紹介。アメリカン・ポップカルチャーを象徴する柄にフィーチャーパッチワークパターンやフランネルチェックなど、「アメリカ/アメリカン・ポップカルチャー」を象徴する柄を採用した秋冬のスタイルを提案。落ち着きのある色味で小花模様を幾何学的にあしらったフラワープリントシャツジャケットやワイドパンツ、ネイティブなナバホモチーフのジャカードセーターなど、思わず目に留まるモチーフのウェアが登場する。Aラインコートやダウンジャケットアウターは、知的な印象のAラインコートをはじめ、ピンクのダウンジャケットやデニムジャケット、ダブルブレストジャケットなど、シンプルながらも存在感のあるアイテムを展開する。愛犬モチーフのデニムアイテムまた、第1弾、第2弾で好評を得たデニムアイテムにはキム・ジョーンズの愛犬である「デクスター」と「ルル」をモチーフにした柄も新登場。ジャケットやテーパードパンツにさりげなくあしらわれた、愛らしい愛犬たちに注目だ。その他、バックにロゴをあしらったフランネルチェックワンピースやミニマルなデザインネックシャツ、トラックジャケット、スニーカー、バッグなどバラエティ豊かなラインナップが揃う。商品情報GU×キム・ジョーンズ「KIM JONES GU PRODUCTION」第3弾発売日:2018年9月14日(金)取扱店舗:GU超大型店・大型店、オンラインストアアイテム例:・Aラインコート 7,990円+税・ウラボアデニムジャケット 6,990円+税・スリムテーパードジーンズ 3,490円+税・フラワープリントシャツジャケット 3,990円+税
2018年08月04日『インディ・ジョーンズ5』(仮題)の全米公開日が2020年7月10日(金)から2021年7月9日(金)に変更となった。昨年3月には2019年公開と発表されており、再びの延期となった。ディズニーが発表した。なお、インディアナ・ジョーンズ役のハリソン・フォードは公開日の4日後に79歳の誕生日を迎える。今年3月、「Rakuten Empire Awards」授賞式で「来年の4月からイギリスで『インディ・ジョーンズ』の5作目を撮る」と意欲を語っていたスティーヴン・スピルバーグ監督。ところが、先月末に「Variety」誌が「脚本の書き直しにより撮影のスタートが大幅に遅れる」と報道。具体的には、シリーズ前作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』のデヴィッド・コープが執筆した脚本に、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のジョナサン・カスダンが手を入れていると伝えた。ジョナサンはシリーズ1作目の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の脚本を担当したローレンス・カスダンの息子。最近では『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の脚本を父とともに手掛けた。ディズニーは脚本の件については触れていないものの、公開日の先送りは認めた。スピルバーグ監督は現在、リメイク版『ウエスト・サイド物語』、レオナルド・ディカプリオ主演のユリシーズ・グラント元大統領の伝記映画、DCコミックスの『ブラックホーク』(原題)の監督や製作を控えており、多忙を極めている。『インディ・ジョーンズ5』(原題)の撮影開始時期は不明。(Hiromi Kaku)
2018年07月11日いま世界一センセーショナルな映画監督と女優として注目を集める、ホン・サンスとキム・ミニの初めてのタッグ作『正しい日 間違えた日』。このほど、話題の2人がお互いへの想いを初めて語ったインタビューコメントがシネマカフェに到着した。現在、タッグを組んだ4作品が連続公開中の2人。第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、ホン・サンス監督が公式会見でキム・ミニへの愛を公言したことでも話題となった『それから』(公開中)、同じ年のカンヌ映画祭に2作品同時に出品されたイザベル・ユペールとの豪華共演作『クレアのカメラ』(7月14日公開)、キム・ミニが韓国俳優初のベルリン国際映画祭主演女優賞に輝いた『夜の浜辺でひとり』(公開中)、そしてロカルノ国際映画祭グランプリ受賞作の『正しい日 間違えた日』(公開中)。■『正しい日 間違えた日』はタッグ作の中でも異色のラブストーリー中でも本作は、運命的に出逢った男女が、タイミングの違いによってまったく異なるエンディングにたどりつくまでを、“前半”と“後半”、2通りの展開で見せる異色のラブストーリー。R18指定ながらも大ヒットとなった『お嬢さん』では体を張った演技をみせたキム・ミニが、本作ではアーティストタイプの“ふんわり系美女”となり、小悪魔のような演技で魅了。ホン・サンスは男と女の本音と建前、男の下心と女のプライドを見事に映し出している。しかも本作は、ホン・サンス監督とキム・ミニが運命的な出会いを果たした初タッグ作。妻子ある名匠とスター女優の熱愛に本国・韓国での報道が過熱する中、監督はキム・ミニを主演に精力的に作品を作り続け、今年2月にベルリン国際映画祭でワールドプレミアとなった最新作『Grass』(原題)で5作品目、さらなる新作も準備中という。■キム・ミニ「監督の映画の作り方はとてもユニーク」キム・ミニは、ホン・サンス監督と何度もコラボレーションすることについて、その喜びをインタビューで答えている。「ホン・サンス監督の映画に出られるとは思ってもいませんでした。一緒に仕事を出来て本当に嬉しいです。私にとっては監督と働くことは喜びですし、監督をとても尊敬しています」と語り、「ホン・サンス監督の映画の作り方はとてもユニークなんです。今後もぜひ一緒に仕事をしていきたいです」と、その作風に惹かれたことを明かす。前半と後半で同じシーンが繰り返される本作のような、ホン・サンス監督ならではの映画の撮り方についても、「ほかの映画監督は映画を撮る前にしっかり準備しますよね。映画の尺にあわせてきっちりとしたシナリオやストーリーボードを作って。大概、私たちはこうして用意されたシーンを、そっくりそのまま再現します。出来上がっているスキームに従うことを要求されるし、すぐにカットの声がかかります。だから演技に関して私たちはそんなに自由じゃないんです」と比較をしながら、「まさにそこがホン・サンス監督の全く違う点です。彼はかなり高い自由の余地を役者たちに残してくれます」と語っている。■「なに、この人?」と思いながら「絶対にうまくいくって確信できた」ホン・サンス監督は、撮影当日の朝までシナリオを用意しない独特のやり方で知られている。撮影開始時間も朝だったり、昼だったり、その日によって変わる。その上、長尺の長台詞シーンを繰り返しリハーサルする現場を、キム・ミニは驚きながらも楽しみ、監督の才能に感嘆した様子だ。「1カットがとても長いので、役者たちはより完全に物語の中に入り込むことができます。事前にシナリオを準備せず、当日の朝に書く、よく知られたそんな彼のやり方ですけど、実際に仕事を一緒にしてみるともう本当に驚きですよ。最初の撮影のときに完全にやられました。『なに、この人? 頭おかしいんじゃないかしら』って。でも、そう思うと同時に彼のことを完全に信頼してもいました。絶対にうまくいくって確信できたんです。私が驚いたのは、あれほど計算なしで撮影を進められる彼のその才能です」と、その作風に惚れ込んだという。そして、ホン・サンス監督との初めての仕事で演技に対する考え方に変化が起きたかという質問には、「監督とのこの最初のコラボレーションは、私にとってとても強烈でとても貴重な瞬間となりました。息がぴったりと合うというのは初めての経験でした。いま思い返してみれば、それは初恋のような体験です」と告白。「初めての感情、初めてのときめき。その時を想うと、なぜか空に浮かぶ小さなかわいらしい雲の姿が目に浮かびます。素朴で微笑ましい恋愛詩のようなものです。撮影の終わりはほんとうに辛かった。ずっと続いてくれたらいいのに、と思っていました」と熱い想いを口にした。■数々の名作を生み出したホン・サンス、キム・ミニは「創造の源」一方、キム・ミニから絶大な信頼をよせられるホン・サンスは、カンヌ国際映画祭で『それから』が上映された際の公式記者会見で、「韓国の会見で、『私は彼女を愛している』と言いました」と、キム・ミニへの愛を公言している。「そのとき、いろいろな感情がこみ上げてきました。キム・ミニと仕事をすることで、とても多くのインスピレーションを与えられました。彼女と続けて何本も仕事をしていますが、毎回、まったく違うことがどんどん浮かんでくるんです。退屈しない」と語り、「それは画家にとっての愛するモデルや、何度も繰り返し描く素材や場所があるのと同じかもしれません。画家のセザンヌが、何度も繰り返しサント・ヴィクトワール山を描いても、毎回違う絵になったのと同じです。創造の源なのです」と、セザンヌが生み出した名画にその関係性を例えた。その出会いがいかに運命的だったのか、2人の初タッグ作である本作を観ると一目瞭然。お互いを高め合う、監督と女優の名コンビが誕生した瞬間をぜひスクリーンで確かめてみてほしい。STORY予定より1日早く水原に到着してしまった映画監督のチュンス(チョン・ジェヨン)は、時間をつぶすために立ち寄った観光名所で、魅力的な女性ヒジョン(キム・ミニ)に出会う。2人はコーヒーを飲み、人生について語らい、お酒も入ってほろ酔い加減でいい雰囲気になるのだが…。『正しい日 間違えた日』はヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:それから(2018) 2018年6月9日よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2017 JEONWONSA FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年07月08日『博士と彼女のセオリー』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』への出演で知られるフェリシティ・ジョーンズが、映画監督のチャールズ・ガードと結婚したことが明らかになった。ガード監督の代表作には、韓国映画『箪笥』のリメイク映画『ゲスト』などがある。「Us Weekly」誌によれば、2人は昨年5月に2年間の交際を経て婚約。翌月にフェリシティはレッドカーペットでダイヤの婚約指輪を指に輝かせていたが、婚約を公表することはなかった。そして先月30日(現地時間)、イギリス・オックスフォードシャーのコッツウォルズにあるスードリー城で式を挙げたという。招待客の顔ぶれは『博士と彼女のセオリー』で共演したエディ・レッドメインや、『インフェルノ』で共演したトム・ハンクスなど。日頃、プライベートなことに関してはあまり語らないフェリシティだが、過去に自身の恋愛観について「私はものすごくロマンティックなの。だからロマンティックな物語も好きだし、そういう映画に出演し続けているわ」、「どんなにラブストーリーを見ても退屈することがないのは、きっとそれが夢見ていることだからなんでしょうね。誰かと本物の絆を築くって、夢みたいなことでしょう?」と「Telegraph」紙に語っていた。(Hiromi Kaku)
2018年07月03日PHOTO:BRETT LLOYD今シーズンよりメンズ アーティスティック ディレクターに就任したキム・ジョーンズ(Kim Jones)率いるディオール(DIOR)のメンズ 2019サマーコレクションが6月23日、パリファッションウィークで発表された。前任アーティスティック ディレクターのクリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)はベルルッティ(BERLUTI)に移籍している。パリ4区のフランス共和国親衛隊兵舎で行われたコレクションは、円形会場の中央にカウズ(KAWS)の代表作であるBFFの巨大なオブジェが設置され、7万本のピンクと黒のピオニーやバラでキムのファーストコレクションを祝った。KAWSは同ブランドのアイコンである“BEE”(蜂)も今回デザインしており、ショーの招待状にも使用されたこの新しいアイコンは、今回のコレクションでも様々なアイテムに登場した。コレクションは前シーズンまでキム・ジョーンズがアーティスティック ディレクターを務めてきたルイ・ヴィトン メンズで仕掛けてきたストリートでのバズを狙ったものではなく、ディオールのエレガンスのコードに沿った構成となった。それはKAWSのオブジェの手の上に乗った陶器の犬が代弁しており、ムッシュ ディオールの愛犬“ボビー”をモデルにしたもの。当時に発売された香水「ミス ディオール」の記念ボトルを再現している。全編に使用された花柄はムッシュ ディオールの自然への愛と、花のような女性への情熱をオマージュしたもの。またムッシュが愛用したティーカップ、同様に当時アヴェニュー モンテニュー 30番地のブティックのために選ばれたフランスを代表する伝統的なパターンのトワル・ド・ジュイも様々な形で登場している。彼が宣言したのはディオールのオートクチュール メゾンとしてのメンズライン。今シーズンよりブランド名も「DIOR」に変更され、“HOMME”がなくなった。各アイテムは、チュールや刺繍が贅沢に使用され、ピンクやイエローなどスーツのカラーパレットもウィメンズと言われても違和感がない。スーツのシルエットはショルダーが丸みを帯び、ポケットなどもウィメンズのディテールがデザインのヒントになっているように見える。特筆すべきはウィメンズのアイコンバッグである「サドル」バッグをモチーフにしたクラッチやリュック、ウエストバッグなどへの展開。それに“BEE”や“ボビー”のチャームで華やかな遊びを持たせ、コレクターマインドを刺激するなど、ジェンダーの垣根がない。かつてエディ・スリマン(Hedi Slimane)がデザインしたディオール オムのスーツを女性たちが先を争って着た時代が、華やかになってよみがえったかのようだ。さらに帽子デザイナーのスティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)がデザインしたキャップ、マシュー・ウィリアムソン(Matthew Williamson)がデザインしたCDロゴのバックルのベルト、スニーカーなど、アクセサリーアイテムの充実はSNS時代にぴったりだ。なによりキムが今回のために起用したアンブッシュ®のデザイナー、ユン(YOON)の手掛けたジュエリーは、DIORのロゴモチーフのリング、キーチェーンなどクラブやスケーターシーンとのラインをうまくコネクトしており、ラグジュアリーブランド層へのストリートカルチャー伝道師としてのキムの本領発揮といったところだ。
2018年06月28日ディオール(DIOR)が、6月24日0時(現地時間23日17時)より、パリで開催する2019年サマーコレクションショーをライブストリーミング配信する。今シーズンが、キム・ジョーンズ(Kim Jones)によるディオール メンズのファーストコレクションとなる。ディオールとキム・ジョーンズの公式インスタグラムでは、ショーに先駆けてそれぞれコンテンツが随時公開中。ハンドルネームは「@Dior」「@MrKimJones」、SNSハッシュタグは「#DiorSummer19」。今回、カウズ(KAWS)が手がけたとされる“BEE”(蜂)モチーフが飛んできて、ショーの招待状にぴたりと止まるアニメーションも公開されている。おそらく全貌はショーで明らかとなるのだろうが、ディオールのインスタグラムには、このアニメーションのポストとともに「#DIORXKAWS」というハッシュタグも記載されている。一方カウズのインスタグラムには「I’m happy to be working on a new project with @MrKimJones and @Dior(=キム・ジョーンズとディオールと、新プロジェクトの仕事ができて嬉しい)」というコメントも。ショーの様子はこちらから放映(※会場の状況により開始が遅れる場合あり※閲覧にはAdobe Flash Playerが必要)。 ディオールオフィシャルサイト(www.dior.com)でも配信される。 また、ディオールのアトリエとスタジオを映したティザーも公開された。
2018年06月23日ナイキ(NIKE)から、サッカーをテーマにキム・ジョーンズ(KIim Jones)とコラボレーションしたコレクション「NIKE X KIM JONES “FOOTBALL REIMAGINED”」が、2018年6月7日(木)に発売される。ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のメンズ部門を経て、2018年3月にディオール オム(DIOR HOMME)のアーティスティック・ディレクターに就任したキム・ジョーンズ。今回のナイキとのコラボレーションでは、サッカーの試合のフィールドではなく、過去にマルコム・マクラーレンとヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)によるブティック「セックス」が店舗を構えるなど、パンクの聖地としてロンドンのキングスロードが栄えた時代に思いを馳せたコレクションを制作した。自分で服を切り、仕立て直して新しいものを作るという、パンク全盛期のDIY精神に着想を受けたというデザインを象徴するのは、ジョーンズが好きな3足のスニーカーを組み合わせた一足。サッカー用のスパイクである「マーキュアル」をベースに、「フットスケープ」「ヴァンダル」「エア マックス 97」の要素を取り入れた、ハイブリッドなスニーカーとなっている。また、スポーティーなTシャツやショーツ、ジャージなど、モダンでクリーンな印象なウェア類も、異素材の切り返しを始めとするディテールで、キム・ジョーンズ流のパンクを表現。アバンギャルドな服作りにスポーツの要素を融合させたコレクションとなっている。【詳細】「NIKE X KIM JONES “FOOTBALL REIMAGINED”」発売日:2018年6月7日(木)取扱店舗:ナイキラボ MA5、ナイキラボ公式オンラインストア、ドーバー ストリート マーケット ギンザほか【問い合わせ先】NIKE カスタマーサービスTEL:0120-6453-77
2018年06月07日ナイキ(NIKE)から、ヴァージル・アブローとキム・ジョーンズがそれぞれ独自の視点からフットボールへの思いを表現したシューズやTシャツなどのコレクションが発表された。キム・ジョーンズの「NIKE X KIM JONES “FOOTBALL REIMAGINED”」コレクションは6月7日から、ヴァージル・アブローの「NIKE X OFF-WHITE “FOOTBALL, MON AMOUR”」コレクションは6月14日から発売する。アブローにとってフットボールは、高校時代にヒップホップを聴きながらサッカーの試合に向かった若い頃の思い出と、遊び心を持ちながらブランドのロゴをミックスする、という彼らしい表現を融合するもの。大胆でありながら、ニュアンスを秘めた視覚的表現で溢れているアブローのコレクション「NIKE X OFF-WHITE “FOOTBALL, MON AMOUR”」は、彼の本能から生まれている。アブローは次のように話す。「フットボールの表現方法や歴史の素晴らしいところは、フットボールらしさというものが美的にも存在することです。私は、ヨーロッパのチームのユニフォームにおいて、胸の部分に常にスポンサーのロゴがプリントされているという点にインスピレーションを受けました。また、今回のコレクションを作るにあたり、様々な文字の表現が使われている点も特筆したいと思いました。」さらに、コレクションで使われている全ての数字は、アブローが実際にプレーしていた時につけていた過去の背番号が使われている。白と黒のチェッカーボード柄のジャージは、チェコのユニフォームを参考。また、ライオンがドットで遊んでいるかのようなチームのロゴは、普遍的である紋章に敬意を表しながら、ボールを蹴るのに最適な足の部位を表示するという、最も基本的な表現をドットパターンで組み合わせたものだ。コレクションの起点となった、アブローが手がけた「フライニット ズーム フライ」は、彼が作ったマーキュリアルと関連性を持たせている。「プレイヤーがボールを蹴る場所を、なんらかの方法で伝えたいと思いました。そこで、シューズの上にドットをあしらったのです。ボールを蹴る時に、目と足の連動をうまくできるかということが成否に関わってきます。そういった思いから、このコレクションが始まっています。このランニングシューズはピッチで履くシューズに寄せて作っているので、このシューズを履くことで無意識のうちにトレーニングができます。このシューズを起点として今回のコレクションをデザインしました。」とアブローは説明する。一方のキム・ジョーンズはアブローとは対照的に、フットボールを通じてファッションの理性的側面の探求を表現。彼はショーツやジャージ、試合前に着用するジャケットなどの伝統的なフットボールウェアを元に、素材の切り方を変えることで体の見え方のバランスを変えた。その結果、彼のコレクション「NIKE X KIM JONES “FOOTBALL REIMAGINED”」は、70年代から80年代のロンドンのパンクスタイルから影響を受け、イタリアの職人がきちんと作り込んだユニフォームを着るという意味合いをさらに広げるものとなった。ジョーンズは試合のフィールドからフットボールキットを考えるのではなく、むしろその視点を打破することを考えた。ロンドンのキングスロードが栄えていた時代に思いを馳せながら、ジョーンズはアバンギャルドな服作りにスポーツのテクノロジーを融合させた。ジョーンズは次のように話す。「パンクの時代は、何よりもバランスが大事な時代で、着る人に力が与えられていました。当時の、自分で服を切って仕立て直して新しいものを作るという、DIY の発想にも刺激を受けました。」ジョーンズのコレクションのプロセスと仕上がりに大きな影響を与えたこのアイディアは、彼がデザインしたシューズにも見受けられる。このシューズは、彼が好きなスニーカーをハイブリッドして作られた。何を参考にして作られたかは一目ではわからないかもしれないが、ジョーンズは自らのやり方に自信をもっている。「私はマーキュリアルと、自分が好きな 3 つのナイキシューズである、フットスケープ、ヴァンダル、エア マックス 97 を参考にしてデザインしました。これらを融合して一つのシューズにすることは、ある意味ではパンクを意識したものですが、とてもうまく仕上がりました。」出来上がったそれぞれのプロダクトは、馴染み深さを感じさせるものから、ユニークなものまで様々に仕上がっている。2つのコレクションは、NIKE.COM/NIKELAB、NIKELAB MA5、DSM GINZA、その他一部の販売店で発売する予定。
2018年06月05日最旬の韓流スターのインタビューをお届けしているK☆STAR LOVERSの今回のゲストは、われらが“リダ”こと、キム・ヒョンジュン(31)。 6月6日、自身の32回目(日本の年齢で)バースデーに、新レーベル設立後第1弾となるシングル『Take my hand』をリリースする。レーベル移籍を機に、日本での活動を本格スタートさせるヒョンジュン。新たな門出に立った今の心境や新曲に込められたメッセージや、ロックアーティストとしての展望などを語った。 6月5日発売「女性自身」で最新撮り下ろしグラビアを掲載しているので、そちらもお見逃しなく! ■韓国エンタメ情報&オリジナルインタビュー満載!『K☆STAR LOVERS』記事一覧■女性自身韓流Twitterアカウント(動画/Bravoworks,inc.)
2018年06月05日