キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は2月5日、14スロットAXIeメインフレームをベースとした、マルチレーンテスト用のBERTソリューション「M8030AマルチチャネルBERT」を発表した。M8030Aは「J-BERT M8020A」をリアルマルチチャネルBERTに拡張したもので、最大10チャネルのパターンジェネレーターおよびエラーディテクターをサポート。これにより、ASICテストの際、メインフレームで最大8個のPCIeチャネルに同時に対応できる。そのほか、複数の光ネットワークユニット(ONU)が含まれる、マルチチャネルパッシブ光ネットワーク(PON)システムのテストにも使用することができる。同ソリューションには、AXIeコントローラ付きの「M8030A-BU1」、PCI Expressを経由し外付けPCからリモート制御する「M8030A-BU2」の2つのオプションがある。
2016年02月05日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は1月28日、近日リリース予定のAdvanced Design System(ADS) 2016でADSチャネルシミュレータ用の4値パルス振幅変調 (PAM-4)機能に対応すると発表した。同機能を使用することで、ADSチャネルシミュレータでPAM-4 IBIS-AMIモデルを使用できるようになり、システム設計者がNRZ(non-return-to-zero)とPAM-4テクノロジー間のデザインの各種トレードオフを簡単に検討することができるようになる。PAM-4は、バックプレーンのような高速SerDesリンクに用いられ、1レーン当たり56Gbpsのデータレートを実現するための有力な技術とされている。従来のEDAソフトウェアシミュレーションでは、2レベルシグナリングのみ扱われていたが、PAM-4では、信号に与える各種信号劣化(ジッタ、ノイズ、チャネル損失、符号間干渉)の影響は、従来のものとは異なっており、アイパターン評価する場合でも、シンボルエラーレートを最小化するために導入された新しいレシーバ動作(3つのスライサーしきい値、個々のスライサーのタイミングスキュー、イコライゼーション、クロック/データリカバリー)によってさらに複雑化する。これらがPAM-4リンクのデザイントレードオフにどのような影響を与えるかを正確に把握するには、SerDesベンダーからのPAM-4 IBIS-AMIモデルを扱う機能を備えたチャネルシミュレータが必要となる。これに対し、PAM-4機能を備えたADS チャネルシミュレータには、多くの新しい測定機能が内蔵されており、スライサーしきい値レベルとその経時変化、各スライサーのタイミングスキュー、マルチタップ・デシジョン・フィードバック・イコライゼーションなどの影響を評価することが可能となる。また、各PAM-4アイ等高線を得ることも可能だ。キーサイトは「SerDesリーディングベンダーおよびIBIS オープンフォーラムと連携して、PAM-4に対する当社のチャネルシミュレーション方法を定義/検証し、PAM-4用の高精度なソリューションを開発できました。当社のPAM-4 IBIS-AMIソフトウェアソリューションは、測定の専門知識とリーダーシップの賜物です。 キーサイトにはこうした測定の専門知識が蓄積されているため、シミュレーションから実ハードウェアの測定・評価まで、あらゆる工程で設計者をサポートすることができます。」とコメントしている。
2016年01月29日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は1月28日、シグナルインテグリティ(SI)およびパワーインテグリティ(PI)に取り組むエンジニアに向けた電磁界(EM)解析ソフトウェアソリューション「SIPro」と「PIPro」の販売を2月より開始すると発表した。両ソリューションは同社のEEsof EDAのAdvanced Design System(ADS)で使用することが可能となる。「SIPro」には新しいコンポジットEMテクノロジーが使用されており、高密度化されたPCBデザインに必要な解析速度と解析規模に対応するだけでなく、高い周波帯域まで精度の良い解析が可能。また、20GHzを超える周波帯域まで有限要素法(FEM)シミュレーションと同等の結果を、短時間かつ少ないメモリで解析することができるとしている。一方の「PIPro」には、DC IRドロップ、電源供給ネットワーク(PDN)のインピーダンス、および電源プレーン共振の3つのPI専用シミュレーションエンジンが含まれている。また、DC IRドロップ解析により、PDN内の各ビア、ピン、シンク、電圧レギュレーターモジュールのDC電圧/電流テーブルが得られるため、SI/PIエンジニアは、電流をシンクするICのピンにおけるDC電圧を予測できるようになるほか、電源/グランドプレーンの電圧、電流密度、消費電力を表示することで、デザインの問題点を簡単に特定することも可能となっている。「SIPro」と「PIPro」の解析環境には3次元ビューワーが装備されており、設計者は、電磁界解析前に解析対象のネットの確認が、解析後にはフィールドデータを3次元で表示することができる。解析設定は、ネット・ドリブンで実施でき、設計者が解析したいネットを選択するだけで済むため、シミュレーション前にレイアウトを手動で編集したり、操作する作業は不要となる。同社は「『SIPro』および『PIPro』を利用した新しい設計フローでは、プリント基板の電磁界解析データをADSのチャネル、DDRバス、トランジェント・シミュレーションで簡単に利用できる様に、回路図が自動的に生成されます。設計者は、これらのシミュレーションエンジンを使用してSI解析(BER等高線測定など)を実行し、規格に準拠したコンプライアンス・テスト・ベンチを使ってデザインを検証できます。」とコメントしている。
2016年01月29日オウルテックは27日、Kailh社製のメカニカルキースイッチ「青軸」を採用したキーボード2モデルを発表した。発売は2月上旬。Kailh社製の青軸キースイッチは、カチッというクリック音と、軽い押し下げ圧のキータッチが特徴で、今回発売する製品は、109キーモデルと、92キーモデルの2モデルを揃える。Nキーロールオーバーに対応し、109キーモデルではPS/2接続時に、92キーモデルでは設定切替時に全キーの同時押しが可能。また、鉄板を筐体内部に設置し、5,000万回の打鍵回数に耐えうるという。109キーモデル「OWL-KB109BLJP-BK」の主な仕様は、キー配列が日本語JIS、インタフェースがUSBとPS/2、キーピッチが19mm、キーストロークが4mmなど。付属品は、パームレスト×1、PS/2変換コネクタ×1、ゲーム用予備キー×4、キー引抜工具×1、取扱説明書など。本体サイズはW448×D149×H35mm、重量は約1.16kg。92キーモデル「OWL-KB92BLJP-BK」では、109キーモデルの仕様からインタフェースがUSBのみに変更される。付属品は、USBケーブル、ゲーム用予備キー×4、キー引抜工具×1、取扱説明書など。本体サイズはW370×D140×H29mm、重量は約1kg。
2016年01月27日ロックバンド「RADWIMPS」のドキュメンタリー映画『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』が3月の公開に先駆け、キーアートが解禁された。野田洋次郎、桑原彰、武田祐介、山口智史の4人からなるロックバンド「RADWIMPS」。ボーカルの野田さんの創り出す独特の歌詞と音楽性で多くのファンを魅了し続け、昨年10周年を迎えた。本作は、昨年10月から行われたフランスや台湾など5か国6公演のアジア・ヨーロッパツアーと、「ゲスの極み乙女。」「いきものがかり」「Mr.Children」など彼らがリスペクトする豪華アーティストを招いて行われた国内の胎盤(対バン)ツアー、そして10周年の集大成とも言える幕張メッセでのワンマンライブを追ったドキュメンタリー作品。ツアー直前にメンバーの一人山口さんが突然の活動休止を発表し、サポートドラマーらを迎え、果敢にライブに挑んでいく舞台裏の姿などが、インタビューを交えながら綴られている。監督は、今年公開予定の『ドクムシ』なども手がける今最も注目を集める新進気鋭の女性監督・朝倉加葉子が務めている。今回解禁されたキーアートは、新体制で挑んだライブの1シーンが描かれた一枚。「つながりを断ち切って、人は生まれてくるんだよ。」というキャッチコピーが、映画タイトルの「HESONOO」と連動し、10周年を迎え次の10年へ向けて“新たに生まれ変わろうとするRADWIMPS”を表現したキーアートとなっている。『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』は3月11日(金)~24日(木)全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月22日シチズン時計は18日、光発電のエコ・ドライブムーブメントを搭載したアンティークデザインのレディスウオッチ「Kii:」(キー)を発表した。長角ケースの3モデルを用意し、2月中旬から発売する。税別価格は3モデルとも25,000円。ラインナップは、ケースとバンドのカラーがシルバーの「EG2040-55A」、イエローゴールドの「EG2042-50A」、ローズゴールドの「EG2043-57A」だ。ベージュカラーの文字板は3モデル共通で、すっきりしたインデックスを配置することで、時刻の読みやすさに配慮した。同じく共通仕様として、ケースとバンドの素材がステンレススチール、風防がクリスタルガラス、ケースサイズが縦22.8×横13.7×厚さ5.2mm(設計値)、防水性能が5気圧。
2016年01月19日●BtoCがビジネスにならない理由フォトシンス、ライナフ、Qrioと2015年に国内3社から発売されたスマートロック。個人利用をはじめとして、ホテル、不動産賃貸を始めとする様々な分野に浸透していく可能性があるが、課題は少なくない。スマートロックは日本で普及するのだろうか。○BtoCではなくBtoBでビジネスを進める理由とは現在、スマートロックは不動産賃貸やホテルのフロント業務、貸宿・空きスペース、店舗の防犯・勤怠管理などでの利用が想定されている。しかし、日本のスマートロックはどれも特別な工事をしなくとも設置できる後付け式で、個人利用でも導入しやすいはず。BtoBだけでなく、BtoCとしてもビジネスが成立しそうに見える。だが、スマートロックを販売する3社はBtoCに主眼を置いていない。その理由のひとつとして、購入層の問題が挙げられる。フォトシンスの河瀬航大社長は「『Akerun』単体ではイノベーターしか興味を示してもらえないことが痛いほどよくわかりました」と話す。2015年末現在、自分で買って家に取り付けようとするのは、新しいモノに敏感な一部の人たちに限られている。一般消費者におけるスマートロックの知名度はまだ高いと言い難いのが現状だ。合鍵の発行や入退室管理は個人ユーザーにとっても、便利な機能だが、新たにコストをかける必要があるのか、と考えると悩むところ。まだ製品の存在を把握していない消費者より、スマートロックの機能を必要としている業界を狙うのはビジネスとして現実的な話だ。BtoBに主眼を置く理由には、もうひとつ大きな問題がある。それは、IoT製品はインターネットにつながり続け、サーバーの維持費用が継続して発生するためだ。IoT製品は製品を売ったら終わりではなく、継続して費用を取ることを考えないといけない。ライナフの滝沢潔代表は「利用者2000人につきサポート担当者を1人つけるとして、そこにサーバーの維持費用も加わります。サービスが大きくなったら月額何百万というスケール感です」と説明する。購買層とサーバーの維持費用の問題。一般消費者に月額課金モデルを課すのは現実的ではない。折り合いをつけながら、利益の拡大を狙おうとすると、BtoCではなく、BtoBに注力するのは、自然のことといえるだろう。では、スマートロックを取扱う3社は、どの市場を狙うのか。"普及"という観点から見たときに、市場が大きいホテル・旅館、不動産賃貸分野へのてこ入れが欠かせそうにないが、現状はどうなのか。まずは、ホテル・旅館分野での状況について見ていきたい。●最も有望な市場とは?○はたしてホテル・旅館はスマートロックにとって有望な業界か?スマートロックとの親和性が高く見えるのがホテル・旅館である。スマートロックを使えば、鍵の受け渡しが容易にでき、宿泊受付を行うフロントの人員削減へつながるだろう。しかし、ここには意外な障壁がある。Qrioの西條晋一代表は「ホテルだとカードキーがすでに広く導入されています。フロントを通ってチェックインしないといけない以上、カードキーでもスマートロックでも利便性は変わりません。大きいホテルは自社システムがあるのであえて後付けで鍵をつける必要がないのです」とカードキーの存在を指摘する。技術的な方法で解消できる問題ならまだしも、既存製品ですでに整ったシステムを崩して参入するのは難しい。フォトシンスはビジネスホテルのドーミーインと実証実験を行なっているが、他の2社はホテル・旅館への参入に対して消極的だ。○最も有望なのは不動産賃貸?もう一方の不動産賃貸はどうだろう。実は3社とも狙っているのが、ここである。ライナフは元々不動産管理を行なっており、運用の一環として「NinjaLock」を開発。Qrioも西條代表が不動産の運用からスマートロックの開発を決めたいきさつがあった。フォトシンスは不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクストと共同で実証実験を実施するなど、各社がそれぞれ不動産賃貸にポジティブな動きを見せている。自分でスマートロックを設置するのはためらう消費者も、居住予定の物件に最初から備わっていたら使ってみようと考えるだろう。もしかしたら、不動産を通じて、スマートロックの認知や普及につながっていくかもしれない。ただし、不動産賃貸においても、スマートロックを活用する上での障壁がある。フォトシンスの河瀬代表は不動産賃貸において思わぬ壁にぶつかったという。「『Akerun』を設置する管理会社は製品をよく理解しているのですが、問題は管理会社と買主の間に立つ仲介会社です。内見の予約にFAXを使って鍵を手配するのが当たり前の仲介会社で、年配の方も多い」と話す。このため「スマホを持っていないのですが」という問い合わせを受けることもあったという。スマートフォンは急速に普及しているとされるが、様々なユーザーに対応しないといけないビジネスにおいては当面は携帯電話やパソコン利用への対応が必須だ。この問題を解消するために、フォトシンスでは、携帯電話やパソコンなどスマートフォン以外の全端末を対応するIoTゲートウェイ「Akerun Remote」を8月に開発。SIMを差し込むことで「Akerun Remote」がネットに接続し、携帯電話やパソコンからでも「Akerun Remote」を中継して「Akerun」の操作を可能とした。また、ライナフでもソラコムのSIMを搭載したタブレットを用意しWebから開閉できるようにしているという。●ビジネスモデルとスマートロックの発展○不動産分野における各社のビジネスモデルこうした課題はありながらも、スマートロック3社はビジネスモデルを確立しつつある。ライナフの滝沢代表は「元々、不動産活用を考えていたので不動産用のサービスを提供し、それと連動するのがスマートロック、というトータルサービスで考えています」と不動産サービスとのパッケージ化というビジネスモデルを明かした。ライナフ同様、不動産サービスと連携したビジネスモデルを考えているのがQrioだ。西條代表は「不動産の法人向けのソフトウェアを作っていて、月額料金もいただけるのでビジネスとしては成り立ちやすいと思っています」と話した。一方、フォトシンスでは製品に月額料金を課す方法を取っている。「Akerun」そのものに利用料金はかからないものの、発売している「Akerun Remote」を使うにはSIMの利用料金の他に、サーバー利用料、システム利用料、サポート費用込みの月額料金が必要だ。また、マンションのオートロック用製品「Akerun Entrance」においても、初期費用に加え月額料金が加わる。他サービスとのパッケージング、製品への月額課金。方法は違えども、各社ともビジネスモデルは定まりつつある。"普及"といった観点から見ても、3社が狙う不動産賃貸から広がっていくことになりそうだ。○スマートロックの未来像とは?最後に、スマートロックの未来について、少し触れておきたい。将来像を探ると、ビジネスの広がりも見えてくる。フォトシンスの河瀬代表は、スマートハウスのハブとしての役割を担うと説明する。同氏は「帰ってきたタイミングで暖かいお湯やエアコンで迎え入れてくれる、家を出たタイミングですべての電気をシャットダウンする。そんなドア一体型のコンシェルジュに発展する可能性があります」と話す。Qrioの西條代表は、カメラ、センサーなどに接続し、ホームセキュリティへの利用が見込めると指摘する。2015年に国産製品が登場し、ビジネスモデルが構築されつつあるスマートロック。2016年は不動産賃貸において、どれだけ活用されるか真価を問われる年になるだろう。そして、機能の発展とともに、スマートロックが一般ユーザーにとってのIoT機器利用の入り口になれるのかも期待されるところである。
2015年12月28日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は12月24日、92GSa/s、32GHz帯域幅を実現するモジュール型任意波形発生器「M8196A 任意波形発生器」を発表した。すでに販売開始となっている。同製品では、AXIeモジュール1スロットで、92GSa/sの最大サンプリングレート、32GHzのアナログ帯域幅、同期のとれた4チャネルの信号を発生可能。また、最大2Vppの差動出力電圧で、-1~2.5Vの出力範囲でDCオフセットの設定が可能となっている。同社は同製品について「優れた速度、帯域幅、チャネル密度を有しているため、同期のとれた偏波多重I/Q信号の生成が可能です。通信テストエンジニアにとって、100Gb/sと400Gb/sのイーサネットやコヒーレントアプリケーションでの課題を解決する新しいツールとなります」とコメントしている。
2015年12月24日●スマートロックとは2015年は日本のスマートロック元年と言えるだろう。4月にフォトシンスの「Akerun」が、5月にライナフの「NinjaLock」、8月にQrioの「Qrio Smart Lock」、と3社から3製品が続けて発売された。もともと米国ではクイックセット社の「Kevo」やオーガスト社の「August Smart Lock」はじめ様々なスマートロックが登場していたが、国産製品の発売でいよいよ日本でもスマートロックの利用が本格的になりつつある。なぜ、今年になって、日本製のスマートロックが次々と登場したのか? そして未来とは? 3回に分け、日本におけるスマートロックの現状をリポートする。○スマートロックは身近で実用的なIoT製品従来、家やオフィスの鍵というと鍵穴に鍵を差し込んで開け閉めするものだったが、スマートロックではスマートフォンなどからBluetoothやWi-Fi通信を使い、解錠や施錠できるようになった。部屋を出入りするたびにいちいち鍵を出さなくてもいいのに加え、ネットを使った鍵のシェアができるのもメリットである。これまで他の人に鍵を渡すには合鍵の作製や鍵の受け渡しが発生したが、スマートロックではネット経由で鍵が渡せるだけでなく、鍵が使用できる時間や権限を指定することも可能だ。遠隔で鍵が渡せる、鍵の利用がコントロールできる、鍵の利用履歴が残せる、この3点が現在、新たなビジネスにつながるのではと期待されている。スマートロックは、身近に使えるIoT製品であることにも注目したい。離れた場所からモノの情報を把握し、制御できるというIoTの概念と技術は注目を集めているものの、実際の開発では「どんな新しい価値を生み出せるのか」「どう製品やサービスにつなげられるのか」という悩みがボトルネックになっている。そんな中、実用的なIoT製品として形になっているのがスマートロックだろう。注目を浴びるスマートロックだが、日本に登場したのは今年になってから。フォトシンス、ライナフ、Qrioの3社から発売されたが、なぜ今年に集中したのか。これは偶然の一致なのだろうか。各社代表に開発のきっかけを聞くと、キーワードが見えてくる。●開発のきっかけから見えてくるキーワード○3社のスマートロック開発のきっかけとは?居酒屋で仲間と飲んだ際に話が盛り上がったのが開発のきっかけだったというフォトシンスの河瀬航大代表は、「最初は、鍵をスマートフォンで開けたいというワクワク感といいますか、自分たちでやってみて、スマートフォンで鍵が開いたという驚きがありました。技術的にいけるのか、Bluetoothでいけるのか、そういう検証はずっとやってきましたが、実際、Bluetooth Low Energyが出てきたことが大きかった」と話す。Qrioの西條晋一代表は「元々、米国を中心にIoTの動きを追っていて、面白いものがないかなと探していたところでスマートロックがありました。ホームオートメーションの分野であることを知り、自分で買って使ってみたんですが、まだあまりいいものがなかった」と米国のスマートロックを実際に手にした上での不満が開発につながったと語る。Qrioの西條代表同様、自身の不動産を持つライナフの滝沢潔代表も「不動産で新しいことがしたい、空室をうまく使えるサービスをしたいと思っていました。実際の運営を考えたときに鍵が絶対必要で、米国のスマートロックを使おうと思ったのですが、取り付けられなかった」と米国製スマートロックが日本で実用にならなかったと話す。各社代表の言葉を見ていくと、Bluetooth Low Energyの存在と、米国のスマートロックの特性、実はこの2点が国産製品の開発につながっていく。○スマートロック登場の決め手はBluetooth Low Energyフォトシンスの河瀬代表が挙げた「Bluetooth Low Energy」はスマートロックを追う上で技術面において重要なキーワードだ。Bluetooth Low EnergyとはBluetooth 4.0規格の一部で、低電力で通信が可能という特徴を持つ。ライナフの滝沢潔代表は「通信の技術ってどれもすごく消費電力が大きいもので、Bluetooth 2.0も3.0もWi-FiもSIMも、もし電池4本で使おうとすると1日2日で電池がなくなってしまう。Bluetooth 4.0が出てきたのが約3年ぐらい前です。それがスマホに搭載され始めたのが2年ぐらい前です」という。従来のBluetoothではバッテリー消費が激しく、動力源を電池に頼らざるを得ない。そのため、製品を長期間利用するのは不可能だったが、Bluetooth Low Energyが登場し、消費電力を抑えられたことで実用的なスマートロックが可能になったというわけだ。実際、Bluetooth 4.0が出て、なおかつスマホにおいて使えるようになったタイミングで、スマートロックが米国で開発されるようになった。●米国と日本の鍵規格の違い○米国のスマートロックへの不満が国産開発につながった米国のスマートロックが使えない理由。それは、米国製スマートロックの多くが自分で工事して取り付ける埋め込み式だからだ。米国ではDIY文化が盛んであることから、埋め込み式でも受け入れられる余地があったが、日本では手間とイニシャルコストがかかる点で歓迎されない上に、賃貸物件では原状回復の問題もあるだろう。もうひとつ重要なのが鍵の規格の問題だ。米国にもサムターンに取り付ける後付け式はあるものの、日本のサムターンと規格がまったく違うため設置することができないのだ。米国のスマートロックが利用できない以上、「日本ならではのスマートロックを!」という流れは必然だ。ライナフの滝沢代表は「見た感じ、構造はそんな難しくなさそうだから、作ってしまおうと思ったのがみんな同じ時期だったのでしょう」と推察する。かくして、2015年が日本のスマートロック元年になったわけである。そして、日本の鍵の規格に沿いつつも大掛かりな工事がいらない後付け式、と日本の建築・不動産事情に合わせた形のスマートロックとして開発されたのが「Akerun」「Qrio Smart Lock」「NinjaLock」だ。国産スマートロックは現在、販売台数を公表しているQrioの場合で5000台超とまだ普及はこれからだ。そして、発売が3か月~半年経った現在、フォトシンス、Qrio、ライナフの3社はBtoCよりもBtoBビジネスを主眼に置いて普及を図るという。そして、スマートロックはビジネスユースにおいて大きな可能性を秘めている反面、導入において様々な障壁も存在するようだ。果たして、日本においてどういったスマートロックの利用が行なわれていくのだろうか。次回はスマートロックのビジネス展開をみていきたい。
2015年12月22日バッファローは2日、「ICカードロック解除」機能搭載のポータブルSSD「SSD-PZNU3」シリーズを発表した。250GBと480GBのモデルを用意。12月下旬から発売する。価格は240GBが51,200円(税別)、480GBが80,300円(税別)。ロック解除キーをかざすとセキュリティ解除となる「ICカードロック解除」機能に対応したポータブルSSD。非接触型ICカードが同梱されており、これを使うことでロックを解除できる。加えて、交通系のICカードや、おサイフケータイ対応スマートフォンをロック解除キーとして登録可能。保存するデータは「自動暗号化モード」で自動的に暗号化される(AES 256bit方式)。米国のMIL規格「MIL-STD-810G 516.6 Procedure IV」に準拠。堅牢なケースと内部の衝撃吸収シリコンゴムによって高い耐衝撃性能を持つ。IPX3相当の防雨性能と、埃などの侵入を防ぐIP5X相当の防塵性能もある。ファイル転送効率化ソフト「ターボPC EX2」にも対応。データを圧縮保存して容量を節約するセーブモードや、コピー時間を短縮するスピードモードを利用できる。インタフェースはUSB 3.0で、電源はUSBバスパワー。ケーブルは直付けで側面に収納しておける。転送速度はリード/ライトともに360MB/s。本体サイズはW90×D21×H141mm、重量は約240g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10 / RT / RT 8.1、Mac OS X 10.8~10.11。
2015年12月02日ドスパラとデジカは20日、PCゲームのダウンロード販売とSteamキーの販売を行なうサイト「Gameliner」を開始した。「Gameliner」は、日本ユーザー向けに最適化されたPCゲーム販売サイト。タイトル購入はゲームデータのダウンロードもしくはSteamキーの形で配布され、支払いはクレジットカード、コンビニ支払い、銀行振込が選択できる。なお、Steamキーを利用するゲームをプレイするには、PCゲームのダウンロード販売プラットフォーム「Steam」から、Steamクライアントのインストールが必要となる。オープン時のラインナップは、シューティングゲーム「虫姫さま」や、RPG「Skyborn」、FPS「BioShock」など、国内外の約50タイトルを用意。今後ラインナップを増やしていくほか、ジャンル別の特設ページ、ドスパラ製ゲーミングPCごとのおすすめタイトルなど、国内PCゲームユーザーが使いやすい販売サイトを目指すとしている。
2015年11月20日キーサイト・テクノロジーは11月19日、同社のオーディオアナライザ「U8903B」の機能を拡張し、新たにBluetooth機器のオーディオ試験に対するオプションの提供を開始したと発表した。これによりU8903Bは、Bluetoothバージョン4.0に対応し、AGHSP/HSP 1.2、AGHFP/HFP 1.6、A2DP、AVRCPプロファイルをサポート。5dBmの最大出力パワーを備えているため、ヘッドセット、スマートデバイス、車載用ヘッドユニットなど、さまざまなBluetooth機器に接続して、正確なテストを実行することができるようになる。また、Bluetoothリンクの品質を簡単にモニターし、接続時のトラブルシューティングを行うために、受信パワーインジケータとビット・エラー・レート測定が内蔵されており、被試験デバイス(DUT)のパワーの強さを視覚的に表示できるほか、接続におけるビット・エラー・レート値の変化をモニターすることで、リンクの品質低下の原因を判断することができる。さらにローカルループバック機能があるため、Bluetoothチップセット、モジュール、デバイスの高速かつ正確なループバックテストも実行可能。これを用いることで、Bluetoothトランシーバをシミュレートし、DUTからBluetoothオーディオ信号を受信して、同じ信号をDUTにループバックすることができるようになる。なお、U8903BにはこのBluetooth機器のオーディオ測定オプションのほかに、音声品質測定(POLQA/PESQ測定ソフトウェアオプション)や周波数帯域幅の拡張(1.5MHz広帯域オプション)、デジタル・オーディオ・インタフェース(AES3/SPDIF/DSIデジタルオーディオオプション)なども用意されており、これらを組み合わせて活用することで、無線通信、コンポーネント、集積回路オーディオアプリケーションの正確なテストを行うことが可能になるという。
2015年11月20日キーサイト・テクノロジーは11月11日、エレクトロニクスおよび産業用テスト部門向けハンドヘルドデジタルマルチメータ(DMM)の新しいシリーズとなる「U1280」シリーズと「U1240C」シリーズをリリースしたと発表した。U1280シリーズは、60,000カウントの表示と0.025%の確度を備えており、同社のハンドヘルドDMMで最高性能を誇るという。同シリーズの4.5桁ハンドヘルドDMMでは、電子機器の製造、設置、メンテナンスなどの厳しい要件にも対応できる精度、確度、再現性が得られる。U1240Cシリーズは10,000カウントの表示と0.09%の確度を持ち、設置とメンテナンス業務に必要なさまざまな測定機能を提供する。また、低入力インピーダンス測定、ハーモニックレシオなどの独自の機能もある。同2シリーズは、フィールドでの操作に適したもので、IP 67に準拠。水深1メートルまでの浸水および最大3メートルからの落下にも耐えることができる。また、CAT IV 600 VとCAT III 1000 Vに準拠している。U1280シリーズでは800時間、U1240Cシリーズでは400時間継続して測定ができる。
2015年11月11日ティファニー(TIFFANY & CO.)が11月14日、クリスマスシーズンに向けた日本限定ジュエリーとして、「ティファニー ノット キー」(9万2,000円)を数量限定で発売する。同ジュエリーは、“鍵”をモチーフにしたブランドを代表するコレクション「ティファニー キー」より、“ノット(結び目)”にインスピレーションを受けてデザインされたもの。センターには、可憐な輝きを放つピンクサファイヤがあしらわれた。取り扱いは全国のティファニー ブティック、及び公式ウェブサイトとなっている。
2015年11月10日気になる彼はロック好き。ということは、ロックなファッションを身につけている女の子が好きなのかな・・・・・・?と、気になったことはありませんか?その疑問にお答えします!■「自分の趣味=女性に求める服装」ではない結論から言うと、ロック好きな男子はロックなファッションの女子が好きなわけではありません。中には、「ロックな女の子もアリ」な男子や、「付き合う子はロックな女子が多い」という男子もいます。たとえば、彼自身、髪の色がピンクだったり鼻にピアスをしていたりと、バイト先が限定されるくらいロック度の高い服装をしている場合。要はライフスタイルにロックが染み込んでいる場合です。あとは、一緒にバンドを組んでいる女子と付き合うことになりがちな男子にも、その傾向があるかもしれません。ただ、それはロック好き男子の全体から見たら、ごく一部。ほとんどの男子は、ロックが好きだからといって女性の外見にロックテイストを求めたりしないのが現実です。■ロックミュージシャンの彼女や妻を見よ一番分かりやすい例は、有名なロックミュージシャンたちです。彼らが芸能人と付き合ったり結婚したりするとき、相手の女性がロックテイスト溢れる風貌をしていることは、むしろ少ないですよね?たとえば、ダイアモンド☆ユカイ氏の最初の奥様は元アイドルで今は女優の三浦理恵子。布袋寅泰氏の今の奥様は今井美樹。あと、音楽のジャンルはロックというよりヒップホップですが(でも服装はロック寄りなことも多い)、リップスライムのILMARI氏の奥様はモデルのエビちゃんこと蛯原友里。同じくSU氏の奥様は大塚愛。どの女性も、全くロックテイストなファッションではありません。ポイントは、彼らが音楽で成功してから結婚している点です。つまり、モテモテでたくさんの女性が寄ってくる中で、“一番好みの女性”を選んだ結果が、上述の奥様たちなのです。■イマドキ20代ロック男子の本音もうちょっと身近な例を挙げましょう。都内の広告代理店勤務でロックが大好きな26歳のHくん。彼に「自分が着る服の好みと、女の子に着てほしい服は別?」ときいてみました。すると、「その通りです!」とHくんは即答。「僕はブルックスブラザーズの服が好きですが、ブルックスを着ている女子には全くときめきません!」とのことでした。つまり、自分が着たい服のテイストと、女性に着てほしい服のテイストは別。ロック好きだけどロックな服は着ないHくんのような男子は最近多いので、そうなると、なおのこと、ロックなファッションを女子に求めることはないでしょう。■好みの子が着ていれば、どんな服でも可愛い「じゃあ、どんな服を着ている女子にときめくの?」と、Hくんにきいてみました。すると、「『問題のあるレストラン』の真木よう子の格好とか好きです。というか、真木よう子が好きです!(笑)」とのこと。そのドラマで真木さんが着ていた服は、ベーシックカラーのざっくりしたニットなど、着る人によっては地味になってしまいそうな服。「たぶん、これという好みが実はないんだと思います。良い言い方をすれば、好きな人が着てるものは可愛い!ということなんでしょう・・・・・・」とHくん。これぞ男子の本音。この子いいな、好みだな、と思ったら、どんな服を着ていても(よっぽど突飛な格好じゃない限り)可愛く見えてしまうのです。■とはいえ、努力のしようはある!・・・・・・女子は服装で努力しても意味がないの!?とショックを受けた人もいるかもしれませんが、そんなことはありません!努力はした方がいいし、努力のしようはあります。たとえば、ファッション誌『ViVi』のように、ロックなテイストを感じさせつつも女の子らしいファッション。アリだなと思うロック好き男子は少なくないと思います。ただ、万人受けではないので、気になる彼が「ロックなファッションの子が好き」と言っているわけではないなら、まずはモテの最大公約数を目指した方が成就率は上がります。詳しくは、こちらの記事「モテたいけど個性も出したい・・・・・・そんなときのファッションテクは?」でも解説しているので、参考にしてみてください。中には、「こういうの着てる女子が好き!」という明確な好み(ドリーム?笑)を持っているロック男子もいます。思い込みによる間違った努力を避けるには、本人にきいてみるのがベストですよ!(ヨダエリ/ライター)
2015年09月11日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は8月17日、無線通信の研究開発向けソフトウェアの大手サプライヤーであるAniteを約6億ドルで買収したと発表した。同買収は、無線通信ビジネスの成長とソフトウェア製品の拡大という同社の戦略を推進するものとなる。キーサイトは「Aniteの買収は、キーサイトの無線通信のポートフォリオを強化し、当社がソフトウェアを中心とするソリューション企業へ移行するために、ソフトウェア製品の拡充を促進するものです。この統合により、お互いの強みを補完しあい、お客様に優れた価値とさらなる可能性を提供していきます。私たちは、Aniteがキーサイトに加わることを大変喜ばしく思っています。」とコメントしている。
2015年08月17日フォトシンスは、IoTゲートウェイ「Akerun Remote」を開発し、23日より提供開始した。同ゲートウェイを利用することで、スマートロックロボット「Akerun」の鍵の開閉がスマートフォンほか、フィーチャーフォン、パソコンからも可能になる。Akerunは、スマートフォンを利用して鍵の開閉を可能にするIoTデバイス。サムターンタイプの鍵に取り付け、専用のスマートフォンアプリを利用して鍵の開閉を行う。鍵の受け渡しもネットワークを通じて行える。同社では、スマートフォン以外の端末への対応をAkerunの課題として捉え、このほどIoTゲートウェイ「Akerun Remote」を開発、対応デバイスを広げるとともに、専用アプリを使わずに鍵の開閉を可能にした。Akerun Remoteを中継することで、Akerunが電話回線につながり、常時インターネットに接続され、パソコンやフィーチャーフォンなどからも鍵の開閉が可能になった。鍵の受け渡し手順も簡略化。Akerun Remoteにより、専用アプリを利用せずとも、ゲストはオーナーから送られてきた専用のURLにアクセスするだけで権限の受け渡しが終了し、これまで5分以上かかっていた開錠までの時間が5秒に短縮されるという。さらに、Akerunオンライン鍵管理システムにより、遠隔操作も可能に。従来はAkrunが設置されたドアに近づくことで鍵の開閉ができたが、遠隔からも施錠ができ、外出先からWebにアクセスするだけで鍵の開閉状況も確認できるようになった。
2015年07月23日“ロックの殿堂入り”アーティストによる選りすぐりのライヴ映像や、ドキュメンタリー映画が一挙上映される「シネ・ロック・フェスティバル2015」が、7月25日(土)~8月21日(金)、丸の内ピカデリーにて開催されることがこのほど決定した。“ロックン・ロール生誕60周年”として開催される本特集上映。名だたるスーパースターたちの貴重映像全10本が、4週間に渡って一挙上映される。上映作品には、「ビートルズ」解散後の1971年、ソロ活動を始めたポール・マッカートニーがに結成した「ポール・マッカートニー&ウイングス」の人気絶頂時のステージを収録した「ポール・マッカートニー&ウイングス/ロックショウ」を始め、「ザ・ローリング・ストーンズ」「クイーン」、「エアロスミス」といったロック・レジェンドのライブ映像を上映。ほかにも、最新ライブ、「U2」が2008年に行った“ヴァーディゴ・ツアー”の公演と、全く聴衆のいない会場で撮影した映像を織り交ぜたデジタル3D・サラウンド・サウンド・テクノロジーを駆使した「U23D」や、幻想的なライブに定評のあるビョーク「バイオフィリア・ライブ」など、音楽ファン垂涎の幅広いラインナップだ。また、上映作品は最新のデジタル技術を駆使してリマスターされた映像や音で構成され、スーパースターの幻のライヴの数々を、あたかもライヴ会場最前列にいるかのような臨場感とともに、映画館でビールを飲みながらゆったりと鑑賞することができる。上映ラインナップには、ライブ映像のほか、アリス・クーパーやジョージ・マーティンなどのドキュメンタリーも上映され、ライブ気分でノリノリで鑑賞できる作品から、じっくりと味わう作品まで、さまざまな楽しみ方ができそう。夏フェスシーズン真っ只中の季節に、“屋内音楽フェス”として本イベントをチェックしてみて。「シネ・ロック・フェスティバル2015」は7月25日(土)~8月21日(金)丸の内ピカデリーにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年07月02日Razerは24日、8方向サムパッドとプログラマブルキーを備えるゲーミングキーパッド「Razer Tartarus Chroma」を発表した。6月21日から発売し、価格は79.99ドル。日本での発売や価格は未定。プログラム可能な25個のアンチゴーストキーを備えるゲーミングキーパッド。より正確なキー操作が求められるPCゲームでの使用に適している。プログラムキーは自由にキーコンフィグやマクロを設定でき、8方向サムパッドも搭載。本体にはChromaライトを搭載しており、1,680万色カラーオプションから発光色を自由にカスタマイズ可能。本体サイズはW15.3×D54.8×H186mm、重量は370g。
2015年06月25日ロックをテーマにしたアメリカンレストラン「ハードロックカフェ」にて、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」とコラボレーションしたアイテムが販売されている。今コラボ企画の特徴は「ハードロックカフェ」のロックでクールなイメージと「ハローキティ」のキュートなイメージが融合している点。商品のラインナップはTシャツとピンバッジ。Tシャツは「ハローキティ」がプリントされた「Hello Kitty Peace Love Rock Tee」(税抜4,000円)やキッズ用Tシャツ「Hello Kitty Shine Bright Tee」(税抜3,400円)を福岡店以外の国内5店舗(東京店、上野駅東京店、横浜店、大阪店、ユニバーサル・シティウォークTM大阪店)で販売中。また、東京店とユニバーサル・シティウォークTM大阪店では、デザインの異なる「Hello Kitty Bow Guitar Tee」(税抜4,000円)も用意している。さらに、各店舗でデザインの異なる「コラボレーションピンバッジ」(税抜各1,800円)も販売されている。福岡店では100個、それ以外の店舗では200個限定。
2015年06月09日ハンドメイド作品の通販サイト「minne(ミンネ)」は、andcompany leather designが製作した「手のひらサイズのネコ型キーケース」を販売している。○贈り物にもオススメ「andcompany leather design」のコンセプトは「革とデザイン」。使い勝手の良さにこだわり、ありそうでなかったデザインの革小物やバッグ・アクセサリーを作っている。同商品は、手のひらサイズのネコ型キーケース。本体は革製(姫路レザー)で、一般的な鍵が2個だけ入るサイズ感。バッグやポケットの中でかさばらない小さなキーケースを探し中の人におすすめという。カギは「猫目」なマイナスネジを外して取り付ける。猫目を軸にカギが回転して、胴部分に収納。尻尾のスナップボタンで留める仕組みとなる。カギ上部の穴が4mm以上あれば装着できる。サイズは、幅85mm×高さ50mm。素材は、牛皮(国産姫路レザー)と真鍮製のマイナスネジ式ビス。「黒猫」「白猫」「トラ猫」の3色展開。価格は2,000円(税込)となる。別途送料350円がかかる。購入は、ハンドメイドマーケットminneで可能。
2015年06月08日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は6月1日、FPGA処理カード「M9451A PXIe 測定アクセラレータ(M9451A PXIe)」を発表した。M9451A PXIeは、次世代パワーアンプの特性評価に必要なデジタル・プリディストーション(DPD)、およびエンベロープトラッキング(ET)の高速化を実現するもので、閉ループ/開ループのDPDおよびET測定を数十ミリ秒で実施でき、同社従来比で速度を最大で100倍高速化することができる。さらに、RFパワーアンプ特性評価/テスト用リファレンス・ソリューションと統合されたことで、Sパラメータ、高調波歪み、パワー、復調測定の高い確度を維持したまま、スループットをさらに高めることが可能となった。リファレンス・ソリューションで使われているDPDアルゴリズムは、同社がこれまで培ってきたノウハウと、SystemVueシミュレーション、N7614Bパワーアンプ・テスト用Signal Studioソフトウェアアプリケーションの要素技術を基に作られており、次世代パワーアンプ・モジュールのシミュレーションから製造まで一貫性のある測定を実現した。また、リファレンス・ソリューションに付属しているオープンソースのサンプル・コードはパワーアンプの特性評価に最適化されており、評価を開始するまでの所要時間を短縮できるとしている。
2015年06月01日日本でもスマートフォンや携帯電話のSIMロック解除が義務化され、2015年5月1日より原則として通信事業者はSIMロック解除に応じなくてはならなくなった。これまではドコモが販売するスマートフォン全機種を手数料を取りロック解除していたが、その動きがauやソフトバンクにも広がる格好だ。だが蓋を開けてみれば各事業者のロック解除は「購入後180日以降」と、現在即時解除に応じるドコモですらサービス内容は後退している。SIMロック解除が実施されると、例えばドコモで買ったスマートフォンをソフトバンクで使うことが可能になる。また海外へ旅行へ行った際も現地のプリペイドSIMを入れて使うことができるなど、様々なメリットがある。とはいえ普段日本でスマートフォンを使っている多くの消費者には、そのメリットはあまり感じられないものだろう。だが日本のSIMロック解除は日本国内だけの話題にはなっていないのだ。日本を囲むアジア周辺国が日本のSIMロック解除の動向に注目しているのだ。なぜならSIMロックを解除した日本のスマートフォンは、海外で現地のSIMを入れて使うことができる。しかも最近はXperiaやGalaxyなど、日本と海外でほぼ同じ製品が販売されているため、日本の製品を海外へ持って行っても海外の消費者は違和感なく受け入れ購入するのである。SIMロック解除された携帯電話はもう10年以上前から日本と韓国を除く世界中で販売されている。この両国は通信方式が独自だったりSIMなし端末が販売されていたため、世界のいわば「裏の世界」とは繋がっていなかったのだ。だがアジアやヨーロッパでは輸入品を扱う携帯電話店が多数存在し、他国販売のSIMロック解除端末を買って使う消費者も多い。もちろん自国で販売される正規販売端末は価格が割高だが、正規のサポートが受けられ修理対応も万全だ。これに対して輸入品だと自国の言語が入っていなかったり、故障しても修理が受けられない。そのためきちんとしたものを買いたい人は正規品、安ければいいと考える人は輸入品、のように消費者側も販売されている製品を理解して購入している。では現状はどうなのだろうか? SIMロック解除可能なドコモのスマートフォンはすでにアジア各国で売られており、日本限定モデルが高値で取引されるなど人気製品になることもある。またXperiaの新機種は日本での販売が早いこともあり、現地での正規販売に先駆けて輸入品が入ってくることもあるのだ。では輸入販売店の仕入れルートはどうなっているのかというと、日本側に輸出を取り扱う業者がいてそこから各国に流通しているケースが多い。その日本の業者の仕入れルートは秋葉原などの買い取り店からの仕入れがメジャーだが、代理店から入手しているという話もある。だがいずれにせよ、日本のスマートフォンのSIMロック解除の義務付けは、今後日本で販売されるスマートフォンのほとんどを海外でそのまま利用できるものにしてしまうのだ。日本で商品価値のなくなったスマートフォンでも、海外へ持っていけば現地で再販できる可能性も生まれるのである。ではなぜ日本が注目されているのだろうか。たとえば香港やシンガポールでは事業者が販売するスマートフォンにSIMロックはない。しかも無料販売もされている。ところがこれらの国では事業者が販売端末の転売被害にあわないような対策を打っているのだ。香港では端末無料購入の際は2年契約が必要で、違約金は端末の定価プラス契約残期間の全基本料金が必要だ。1ヶ月後に解約した場合でも、23か月分の基本料金と端末の定価が請求される。また最近ではスマートフォンは無料だが、最初に定価を払い基本料金の割引で返金する方法もとられている。一方日本では、時たま「一括無料」のような激安販売が行われることもある。しかも違約金は一定額なことが多い。そのため違約金を払っても定価の半額以下で新品スマートフォンを買えるケースもある。それをSIMロック解除し、海外では現地定価の7-8割程度で販売しても十分ペイできるわけだ。さてこのような仕入れ側の事情はさておいても、日本の端末は年々注目度が高まっている。なぜなら最近は日本でしか販売されないスマートフォンが増えているからだ。例えばauが販売するLGのisaiは香港の若い女性に人気だ。また日本ならではのキャラクターとコラボしたスマートフォンも高値で売られることがある。日本のスマートフォンのSIMロック解除が可能になることで、日本販売端末が海外へ流れる動きは今後加速するだろう。そうなれば日本の通信事業者は今の無料販売などを見直し、消費者にとっては今までよりも不利益を感じる状況になってしまうかもしれない。とはいえ今の状況が実は歪みのあるものであることを考えると、まっとうな販売方法へ是正してくれるものになる、と考えるべきかもしれない。一方で日本限定販売のスマートフォンが海外に流出することはメリットも生み出しそうだ。例えば富士通のドコモ向け2015年夏モデル「Arrows NX(F-04G)」は世界初の虹彩認証機能を搭載、この機能を欲しがる海外ユーザーも多いはずだ。SIMロック解除は日本メーカー製品の非正規な海外流出を生み出すが、口コミで人気が広がれば日本メーカーの海外への正規進出を促すものになるかもしれない。
2015年05月25日●SIMロック解除によるメリットとデメリットとは5月よりキャリアによるSIMロック解除が原則義務化された。これに伴って、NTTドコモとKDDI、ソフトバンクの大手キャリアはSIMロック解除に関するルールをそれぞれ公表しており、SIMロック解除ににわかに注目が集まっている。とはいえ、「そもそもSIMロックって何?」「SIMロック解除によって何が変わるの?」などと疑問に思っている人も多いだろう。本稿では、SIMロック解除についてあらためて解説するとともに、そのメリットとデメリットを紹介していく。また、キャリア以外の選択肢として最近人気となっているMVNOサービスとあわせ、SIMロック解除の義務化によって、今後スマートフォン市場で何が起こるのかを考察してみたい。○そもそも"SIMロック"って何?まずは、そもそも"SIMロック"とは何かについて解説していこう。NTTドコモやKDDI、ソフトバンクといった主要キャリアが販売するスマートフォンや携帯電話では、SIMロックという制限がかけられている。スマートフォンなどでは、SIMカードと呼ばれる小型のICカードを装着することでデータ通信や通話を行えるが、一般的にキャリアが販売する端末の場合、そのキャリアのSIMカードしか利用できず、他社のSIMカードは利用不可となる。これがSIMロックだ。たとえば、ドコモのSIMカードをKDDIやソフトバンクのスマートフォンに装着しても認識されず、データ通信や通話はできない。そのため、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)などで他のキャリアに乗り換えた場合、SIMロックがかかっている限り、以前のキャリアで使っていたスマートフォンは利用できず、移行先のキャリアで新たに端末を購入する必要が生じる。実際には、MNPのキャンペーンによって端末代金や月額料金が割引されることも多いが、SIMロックは"2年縛り"などの契約期間の制限とあわせて、キャリア間の柔軟な乗り換えを阻害する要因になっていたと言えるだろう。○SIMロック解除によるメリットSIMロック解除とは、このSIMロックをユーザーが自身の希望に応じて解除できるというものだ。これまでもNTTドコモが同社のAndroidスマートフォンでSIMロック解除に応じていたほか、ソフトバンクでもごく一部のAndroidスマートフォンでSIMロック解除が可能であった。しかし、総務省が昨年12月に発表し、5月より適用されたSIMロック解除に関する新ガイドラインでは、キャリアが販売するすべての端末で原則としてSIMロック解除に応じるように改められた。また、SIMロック解除の手続きについては、ユーザーがインターネットや電話を使って簡単に解除手続きができるようにし、なおかつ無料で解除が行えるものとした。4月22日にNTTドコモとKDDI、ソフトバンクがそれぞれ公表したSIMロック解除に関するルールは、同ガイドラインに沿ったものとなっており、5月1日以降に発売される機種について、購入日から180日経過後にSIMロック解除の手続きを受付けるとしている。また、3社ともWebサイトから申し込むことで無料でSIMロック解除が可能となっている。このように各キャリアでSIMロック解除が可能になるメリットとしては、まず以前のキャリアで使っていたスマートフォンなどを、乗り換え先のキャリアでそのまま利用できることが挙げられる。現在利用中のキャリアのサービスや料金に不満がある場合に、端末を変えることなく、キャリアのみ乗り換えることが可能になるわけだ。ただし、後述するように端末がサポートする通信方式や周波数帯によっては、乗り換え先のキャリアで利用できない可能性があることに注意が必要だ。また、SIMロック解除のもう一つのメリットは、スマートフォンの海外利用が可能になることだ。SIMロックを解除した端末であれば、海外旅行先などで現地の安価なSIMカードを購入し、端末に装着して使うことができる。割高なローミングサービスを利用したり、海外用の端末をレンタルしたりする必要がないため、旅行や出張で海外によく出かける人にとっては、大きなメリットと言えるだろう。○SIMロック解除によるデメリット一方、SIMロック解除が原則義務化されることにはデメリットもある。もっとも懸念されているのは、端末代金が高騰することだ。たとえばiPhoneなどが実質0円から購入可能となっているように、キャリアは端末代金の一部を肩代わりして、ユーザーの端末購入のハードルを下げる代わりに、月々の料金から回収するというビジネスモデルを採用している。このビジネスモデルは長期利用を前提としており、キャリアにとっては、端末代金を肩代わりしたユーザーが、早期に他キャリアへ移行してしまっては端末代金を回収できず損失となる。SIMロック解除によってビジネスモデルが成り立たなくなるのであれば、キャリアによる端末代金の肩代わりがなくなり、ユーザーの端末代金の負担額が増加する可能性があるわけだ。また、SIMロックを解除した端末だからと言って、必ずしも他のキャリアで利用できるわけではなく、それによるトラブルや混乱が起きることも懸念される。各キャリアのネットワークの通信方式や周波数帯は同一ではなく、端末がサポートする周波数帯も各キャリアごとに異なるため、SIMロックを解除して他キャリアに乗り換えても、移行先のキャリアで使えない可能性がある。そのため、SIMロック解除がスタートしても、解除した端末を用いた他キャリアへの乗り換えが増えるかと言えば、実際にはそうはならないかもしれない。●SIMロック解除でMVNOへの移行が加速する?○SIMロック解除でMVNOへの移行が加速する?それでは、いわゆる"格安SIM"と呼ばれるMVNOサービスへの移行についてはどうだろうか。キャリアよりも低料金で利用できるMVNOサービスだが、その大半はドコモのXi・FOMA網に対応した通信サービスとなっている。実は、ドコモのXi・FOMA網に対応したMVNOのSIMカードの場合、ドコモ端末であれば、SIMロックを解除することなく利用することが可能だ。そのため、ドコモのスマートフォンを利用しているユーザーにとっては、SIMロック解除義務化の前後で変わりなく、様々なMVNOサービスから好みのものを選んで、低料金のMVNOサービスへ移行することができる。一方、KDDIやソフトバンクのユーザーの場合、SIMロック解除によって、自身の端末でドコモのXi・FOMA網に対応したMVNOサービスへの移行が可能になるため、低料金でスマートフォンを利用する選択肢がかなり広がると言える。ただし、前述したような通信方式や周波数帯の問題は残るため、端末がサポートする周波数帯などをよく確認する必要があるだろう。これらのことから、SIMロック解除でMVNOサービスへの移行がしやすくなるのは、直接的にはKDDIとソフトバンクのごく一部のユーザーに限られそうだ。しかし、SIMロック解除によって、キャリアのスマートフォンの端末代金が高騰すれば、高額な端末代金を嫌うユーザーのMVNOサービスへの移行を後押しする要因になるかもしれない。MVNO各社では、格安SIMとSIMフリースマートフォンをセットで提供するスマホセットプランを提供しており、安価で魅力的なSIMフリースマートフォンも続々と登場している。SIMフリースマートフォンとは、最初からSIMロックがかかっていないスマートフォンのことで、海外でも利用できるのはもちろん、他のMVNOサービスやキャリアに乗り換えても使い続けることが可能だ。たとえば、U-NEXTのMVNOサービス「U-mobile」では、5機種のSIMフリースマートフォンとのセットプランを提供している。ASUS製の5インチAndroidスマートフォン「ZenFone 5」の場合、高速データ通信が使い放題となる「LTE使い放題2プラン」(1年契約)とのセットプランでは、端末代金の分割支払金を含む24カ月の月額料金は3,830円(以下、金額は税抜)。25カ月以降は、音声SIMカード単体の月額料金2,730円で利用することが可能だ。なお、端末は一括購入も可能で、価格は26,400円となる。キャリアの新料金プランでは、通信容量が月間2GBの最低料金のプランでも、月額6,500円となるため、U-mobileがいかにリーズナブルか分かるだろう。ZenFone 5をはじめとする人気のSIMフリースマートフォンでは、キャリアが販売するハイスペック端末と比較しても、通常利用する上では性能差はさほど感じられない。「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールは使えないものの、LINEやTwitter、FacebookなどのSNSはもちろん快適に利用できる。また、U-mobileでは5月16日よりZenFone 5の次世代機にあたる「ZenFone 2」の取り扱いを開始しており、こちらについては4GBメモリ+eMMC 32GBを搭載と、非常に高い性能とコストパフォーマンスを有している。SIMロック解除でキャリアのスマートフォンが高騰すれば、これらのSIMフリースマートフォンがますます注目を集めることになりそうだ。***キャリアによるSIMロック解除の義務化のメリットやデメリットについて見てきた。ハイスペックな端末を実質0円などで提供し、長期契約による月々の料金で回収するというキャリアのビジネスモデルはSIMロック解除によって崩れつつあり、スマートフォン市場は転換点に差し掛かっていると言える。主要キャリアが昨年、相次いで提供した新料金プランは各社横並びとなり、キャリア間の競争は停滞している。しかし、SIMロック解除がスタートしても、キャリアがユーザーにとって魅力的な料金プランを用意できないようであれば、U-mobileをはじめとするMVNOサービスが最良の選択肢となるかもしれない。
2015年05月21日サンコーは13日、指紋で解錠する南京錠「指でロック!指紋認証南京錠」と、ワイヤーロック「指でロック!指紋認証ワイヤーロック」を発売した。直販サイト「サンコーレアモノショップ」での価格は、南京錠が税込14,800円、ワイヤーロックが税込15,800円。両製品とも指紋センサーを搭載。センサー上で指をスライドさせると、登録済みの指紋を認証し、ロックを解除する。指紋は10パターンまで登録可能。本体の登録情報のセットアップとリセットを行うUSBキーを付属する。電源は単4形乾電池×2。○「指でロック!指紋認証南京錠」南京錠の本体サイズはW64×D29×H130mmで、シャックルの直径は8mm。重量は471g。USBキーのほか、ミニドライバーを同梱する。○「指でロック!指紋認証ワイヤーロック」ワイヤーロックの本体サイズはW64×D29×H309mmで、重量は約491g。ワイヤーは直径7.5mmで、全長が510mm。
2015年05月14日リンクスインターナショナルは24日、Lazerwood Industries製のキースキンとして、本物の木材を使用した「Lazerwood keys for Apple MacBook Pro」シリーズと「Lazerwood keys for Apple Wireless Keyboard」シリーズを発表した。4月29日から発売する。店頭予想価格(税別)はともに7,980円前後。○Lazerwood keys for Apple MacBook ProシリーズApple MacBook ProのJIS配列日本語キーボードに貼る、リアルウッドタイプのキースキン。チェリーとウォールナットの2種類を用意。見た目も手触りも「木」そのもので、1つ1つ木目が異なるなど木の優しい質感を楽しめる。貼り付けはシール式となっており、接着面を汚さないタイプのシールを使用。制作はハンドメイドによる手作りで、すべてアメリカで制作されている。本体サイズはW260×D100×H2mm、重量は約15g。○Lazerwood keys for Apple Wireless KeyboardシリーズApple Wireless Keyboard(JIS配列)日本語配列キーボードに対応するキースキン。チェリーとウォールナットの2種類を用意。そのほかの仕様はほぼ共通。
2015年04月25日NTTドコモは22日、SIMロック解除の手続き方法を変更し、インターネットからの申し込みであれば無料でSIMロック解除を行うと発表した。対象となる機種は5月1日以降に発売される機種。なお、機種購入日から6カ月間は解除できない。SIMロック解除の手続き方法の変更は、2014年12月に総務省が発表した「SIMロック解除に関するガイドライン」が5月1日より適用されることに伴ったもの。同ガイドラインでは、事業者は原則として自らが販売した全ての端末について、SIMロック解除に応じることとしており、また無料で解除することも明記されている。ドコモでは、5月1日以降に発売される機種において、PCの「My docomo」上でSIMロック解除を無料で受付ける。ドコモショップ店頭、電話でも解除を受付けるが、事務手数料として税別3,000円が別途必要となる。4月30日までに発売される機種については、従来通りドコモショップ店頭のみで受付け、事務手数料が3,000円かかる。また、これまでは端末購入後すぐに、SIMロック解除の手続きをすることができたが、5月1日以降に発売される機種については、購入日から6カ月間の解除制限期間が設けられている。なお、「ドコモケータイ」「Xiデータ通信専用端末」などの一部機種は、ドコモショップ店頭のみでの受付となる。これらの機種については、事務手数料が無料となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月22日エレコムは7日、1,000万回のキーストロークに耐える高耐久性キーを採用したテンキーパッドを発表した。Bluetooth対応モデルやUSB接続モデルなど4機種を用意し、4月下旬の発売を予定する。いずれのモデルもテンキーに加えて、[00]キーやTabキー、BackSpaceキーを搭載する。キースイッチはメンブレン式。キー入力に不具合が起こる「NumLock」問題をハードウェア側で解決し、対策ソフトや専用ドライバのインストールは不要という。○スタンダードモデル「TK-TCM013シリーズ」テンキー機能だけのシンプルなスタンダードモデル「TK-TCM013シリーズ」の主な仕様は、キー配列が20キー、キーピッチが16mm、キーストロークが2.3mm。インタフェースはUSB、電源はUSBバスパワー。本体サイズはW78×D127.5×H24.0mm、重量は約97g。カラーはブラックとホワイトの2色を用意し、価格は税別2,640円。○USB 2.0ハブ搭載モデル「TK-TCM014シリーズ」「TK-TCM015シリーズ」「TK-TCM014シリーズ」「TK-TCM015シリーズ」はそれぞれ、2基のUSB 2.0ポートを備える。このうち、「TK-TCM015シリーズ」はExcelや電卓ソフト、Webブラウザといったアプリケーションを起動できるホットキーや関数入力に便利な[=] / [(] / [)]キーなどを搭載する。「TK-TCM014シリーズ」の主な仕様は、キー配列が20キー、キーピッチが16mm、キーストロークが2.3mm。インタフェースはUSB、電源はUSBバスパワー。本体サイズはW78×D127.5×H24.0mm、重量は約97g。カラーはブラックとホワイトの2色を用意し、価格は税別3,530円。「TK-TCM015シリーズ」の主な仕様は、キー配列が27キー、ホットキーが3キー、キーピッチが19mm、キーストロークが2.3mm。インタフェースはUSB、電源はUSBバスパワー。本体サイズはW90×D170×H24.5mm、重量は約143g。カラーはブラックとホワイトの2色を用意し、価格は税別4,950円。○Bluetooth対応モデル「TK-TBM016BK」Bluetooth 3.0に対応した「TK-TBM016BK」は、Bluetooth HIDプロファイルに対応したPCであればレシーバが不要。非磁性体で約10m、スチールデスクといった磁性体の上でも3mまでの距離でも利用できるという。主な仕様はキー配列が20キー、キーピッチが19mm、キーストロークが2.3mm。インタフェースはBluetooth 3.0 Class2、電源は単3形乾電池。本体サイズはW90×D140×H26.5mm、重量は約107g。カラーはブラックのみ。価格は税別7,090円。
2015年04月08日ロックをテーマにしたアメリカンレストラン「ハードロックカフェ」は5月31日まで、春の特別メニュー「SPRING SPECIAL MENU」を販売している。○春にふさわしいメニュー2品と、おすすめのドリンクを販売「SPRING SPECIAL MENU」は、「レモンクリームチキンパスタ」「ドーナツ ロリポップ フォンデュ」の2品を用意。また、おすすめの「SPRING SPECIAL DRINK」として、バーボン・ジムビームをベースに季節のフルーツをふんだんに使用した2種類のフルーツパンチと、ノンアルコールのフルーツパンチを期間限定で販売する。「レモンクリームチキンパスタ」は、帯状パスタのフェットチーネを、レモンクリームソース、ローストしたアスパラガス、ほうれん草、赤ピーマンと一緒に和え、グリルしたチキンをトッピングした。レモンのさわやかな風味が春らしさをイメージさせるパスタだという。価格は1,980円(税・サービス料別)。「ドーナツ ロリポップ フォンデュ」は、クリーミーなニューヨークチーズケーキを詰めたボール状のドーナツをパウダーシュガーで仕上げ、自家製ピーナッツプリッツェルを添えた。温かいチョコレートソースやキャラメルソースにディップするデザート。価格は900円(税・サービス料別)。「SPRING SPECIAL DRINK」は、「パーム スプリングス パンチ」と「ストロベリー フルーツ パンチ(ノンアルコール)」を用意。フレッシュフルーツをリッチに使ったアメリカで人気のフルーツパンチ「パーム スプリングス パンチ」は、パイナップルとラズベリーの2つのフレーバーで登場する。価格は940円(税・サービス料別)。「ストロベリー フルーツ パンチ(ノンアルコール)」は、春の季節にふさわしい、すっきり甘いノンアルコールドリンク。フレッシュストロベリー、ストロベリーピューレ、パッションフルーツシロップ、レモンジュース、アップルジュースをミックスし、ソーダアップでツートンカラーで仕上げた。パイントグラス付きで、1,510円(税・サービス料別)。なお「SPRING SPECIAL DRINK」は、店舗により価格が異なることがある。
2015年04月05日キーサイト・テクノロジーは4月3日、LTE-Advanced 8×8 MIMO測定ソリューションを発表した。同ソリューションは、同社のPXIモジュール型ベクトル・シグナル・アナライザ(PXI VSA)「M9391A」、PXIモジュール型ベクトル信号発生器(PXI VSG)「M9381A」およびソフトウェアなどを組み合わせたもので、TDD方式のLTE-Advancedの商用化に必要な8チャネルを使うMIMO技術の特性評価に最適だと同社では説明している。具体的には、3.5GHz帯を利用したTDD方式のLTE-Advancedの2016年の商用化に向けた研究開発において、チャネル間の位相同期/時間同期を仕様化したほか、8チャネルまでの信号を位相コヒーレント状態で解析(最大周波数6GHz、最大帯域幅160MHz)することが可能。また、8チャネルまでの位相コヒーレントな入力信号生成(最大周波数6GHz、最大帯域幅160MHz)も可能だという。なお、同ソリューションは即日販売を開始しており、価格はLTE-Advanced 4×4 MIMO測定ソリューションで3400万円~(税別)、LTE-Advanced 8×8 MIMO測定ソリューションで6600万円~(同)となっている。
2015年04月03日