アメリカの女流作家アンドレア・ポーテスのベストセラー小説を、クロエ・グレース・モレッツを主演に迎えて映画化した『HICK-ルリ13歳の旅』。このキュートで刺激的なロードムービーをシネマカフェでは大特集!本作の公開を記念して現在、「twitterでvote!」投票企画を開催中。あなたはクロエ派?それともブレイク派?気になる中間結果をお届け!アメリカ中西部の荒廃した農村地帯に暮らす、13歳の少女・ルリ。ある日、父と母が続けざまに蒸発し、ひとり取り残されてしまった彼女は退屈な田舎暮らしから抜け出し、憧れのラスベガスに旅に出ることを決意!旅の途中で起こる様々なトラブルや厳しい現実に直面し、傷つきながらも瑞々しく成長を遂げていく姿が描かれる。本作で13歳の少女・ルリを演じるのは『キック・アス』のヒットガール役でブレイクを果たし、瞬く間にハリウッドのスター女優となったクロエ。その後も『ぼくのエリ 200歳の少女』のハリウッド・リメイク版『モールス』や、『ダーク・シャドウ』など話題作に引っ張りだこの現代の“イット・ガール”だ。そして、クロエ演じるルリが長い旅路の冒頭で出会う人物のひとりが、派手でスタイルも抜群の秘密めいた大人の女性・グレンダ。ルリが思い描く女性らしさと自分らしさのすべてを完璧なまでに投影した理想像のような女性を「ゴシップガール」のセリーナ役でお馴染みのブレイク・ライブリーが熱演し、「ゴシップガール」とはまた一味違う一面を見せている。気になる投票結果の途中経過だが、現在はクロエがやや優勢!少女らしい笑顔を見せたかと思えば、その直後に大人っぽい表情をしていたりといくつもの表情や雰囲気が混在する彼女に魅了されている人が多くいるよう。「憧れ」というよりも、「かわいい!」といった意見の方が多いようだ。そしてそのすぐ後ろを追いかけるブレイクには、「ゴシップガール」からの根強いファンの存在も。ガーリーなセリーナとは打って変わって、本作ではメイクも性格も正反対のワイルドな女性を演じているが、果たしてファンにはどう受け入れられるのか?「twitterでvote!」の投票は12月13日(木)まで。クロエ派、ブレイク派、投票結果の数がより多い方に投票していただいた方の中から5名様に『HICK−ルリ13歳の旅』ポスター&プレス(マスコミ向けパンフレット)が当たるチャンスもあるので、ぜひこちらの企画に参加してみて!『HICK−ルリ13歳の旅』は11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。『HICK−ルリ13歳の旅』特集 クロエ&ブレイク ガールズ2人旅■関連作品:HICK-ルリ13歳の旅 2012年11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved.
2012年11月20日人気若手女優クロエ・グレース・モレッツ初の単独主演作となる『HICK ルリ13歳の旅』が24日(土)から公開されるのを前に、モレッツからコメントが届いた。その他の写真本作は、孤独で退屈な日々を送っていた主人公ルリ(モレッツ)が家を飛び出し、憧れのラスベガスに向かう途中で、厳しい現実に直面しながら、傷つき成長していく姿を描いたロードムービー。タイトルの“HICK”とは、田舎者、うぶな人、カモなどを意味し、モレッツは映画が大好きで、ハッピーエンドのハリウッド映画に憧れて旅に出る少女ルリを演じている。『キック・アス』の“ヒット・ガール”役で大ブレイクしたモレッツのキャリアは意外に長い。5歳で芸能の仕事をはじめた彼女は、8歳で映画デビューを飾り、『悪魔の棲む家』や『(500)日のサマー』などに出演。近年は、マーティン・スコセッシ、ティム・バートンら名監督との仕事も多く『ヒューゴの不思議な発明』『ダーク・シャドウ』などで強烈な個性を発揮し、人気を集めている。そんな彼女にとって本作は初の単独主演作。しかも、世間知らずの少女が社会の厳しさや汚れた面を知る難しい役どころだ。しかし、当時14歳だったモレッツは、台本を読んで即、本作への出演を決めたという。「彼女が抱える渇望感がはっきりと理解できた」というモレッツは「私はまだ14歳で、愛や死、そしてルリが経験したような一連の出来事についてほとんど経験がない。でも考えてみれば、ルリにとっても人生で初めてのことばかりなのよね。だからルリが遭遇して学ぶことを、私も女優の立場でルリと同じ目線で学んでいけばいいと気づいた」と振り返る。これまでにも数々の難役を自分の中で昇華させ、見事に体現してきたモレッツが、本作ではどんな新しい一面を見せ、女優として成長しているのかに注目したい。『HICK ルリ13歳の旅』11月24日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
2012年11月13日ミシェル・ファイファーとクロエ・グレース・モレッツがティム・ロビンス監督の最新作『Man Under』(原題)で再共演を果たすことになった。ジョニー・デップ主演最新作『ダーク・シャドウ』で共演し、母娘役を共に演じたばかりの2人だが、ロビンス監督が出演と監督の2役を務める本作で早くも再共演を果たすという。本作は、ニューヨーク近代美術館に家族写真が展示されたことによって運命の歯車が狂ってしまう一家を描く作品だ。ミシェルはロバート・デ・ニーロとの共演作『Malavita』(原題)、クロエはリメイク版『キャリー』と共に話題の新作を抱えており、ロビンス監督も本作の後に再び『City of Lies』(原題)でメガホンをとる予定だ。■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDキャリー (2013) 2013年5月、全国にて公開
2012年11月12日スティーブン・キングの人気小説をクロエ・グレース・モレッツを主演に迎えて再映画化した『キャリー』の特報映像がこのほど公開された。特報映像本作は、地味で内気な少女キャリーの悲劇を描いた青春ホラー。学校にも家庭にも居場所のないキャリーの抑圧されてきた怒りが爆発するときに巻き起こる惨劇を、ショッキングな表現で描き出す。本作は、1976年にブライアン・デ・パルマ監督によって映画され人気を集めたが、このたび『ボーイズ・ドント・クライ』のキンバリー・ピアースが監督を、モレッツがキャリー役を務めて37年ぶりに再映画化。製作陣によると今回の映画化はキングの原作により忠実に作られているという。予告編は、燃えさかる炎によって焼かれていく建物を捉えた空撮ショットに始まり、「誰も理解してないが、彼女はもともと怪物なんかじゃない。普通の女の子だった」という恐ろしくも哀しいナレーションが流れる。映像のラストには血にまみれたキャリーが登場するが、哀しんでいるような、何が起こったのか理解できていないような複雑な表情を浮かべている。『キャリー』は残酷な描写やホラーの要素がありながら、その根底にはひとりの少女の制御できないほどの哀しみや痛みが描かれた作品で、モレッツがキャリー役をどのように演じるのかも気になるところだ。本作は、来年3月に全米公開され、5月にソニー・ピクチャーズの配給で日本公開される。『キャリー』2013年5月ロードショー
2012年10月24日Chloé(クロエ)から新たなパフュームアクセサリー「BIANCA(ビアンカ)」が2012年10月25日(木)より先行限定発売する。クロエが昨年発売した、ソリッドパフュームネックレス"SHIRLEY"が、2012年”BIANCA”が新たに発売する。新作パフュームアクセサリー"BIANCA"は、美しさと実用性を兼ね備えており、女性らしさを感じさせるアイテムである。ほんのりピンクがかったエナメルロケットの中には、ローズノートをふんだんにブレンドした、クロエ シグニチャーのソリッドパフュームが収められている。"BIANCA"は、エレガントなベージュのコットンポーチに入って販売され、お気に入りの香水をどこへでも持ち運べるアイテムとなっている。同アイテムは、全国有名百貨店 フレグランスコーナーのみ予約を開始しており、10月25日(木)より、阪急うめだ本店・クロエ 青山店・クロエ 六本木店・クロエ 名古屋店にて先行限定発売を開始。全国限定発売は、11月3日(土)より販売する。【商品情報】クロエ BIANCA ネックレス & ソリッド パフューム2g 7,350 円(税込)【お問い合わせ先】コティ・プレステージ・ジャパン株式会社TEL:03-5413-1062元の記事を読む
2012年10月18日『キック・アス』での爆発的なブレイクをきっかけに話題作へ引っ張りだこの“イット・ガール”クロエ・グレース・モレッツの初の単独主演作『HICK-ルリ13歳の旅』が今冬より公開される。女優としても成長を遂げたクロエの新たな魅力が満載の本作の予告編が、このたび解禁となった。アメリカ中西部の荒廃した農村地帯に住む、13歳の少女・ルリ。ある日、父と母が続けて蒸発し、1人取り残されてしまった彼女は退屈な田舎暮らしから抜け出し、憧れのラスベガスに旅に出ることを決意!道中で様々なトラブルや厳しい現実に直面し、傷つきながらも瑞々しく成長を遂げていく姿が描かれる。アメリカの女流作家アンドレア・ポーテスのベストセラー小説を、人気実力ともに若手No.1の女優・クロエを主演に迎えて映画化した本作。さらに、「ゴシップガール」のセリーナ役でおなじみのセクシー女優ブレイク・ライブリーや『マリリン 7日間の恋』、『レ・ミゼラブル』と話題作への出演が続くイギリスの注目株、エディ・レッドメインが共演していることでも話題を呼んでいる。今回、解禁された予告編では、ルリが憧れの地・ラスベガスへと旅をする道中、田舎者でうぶな13歳の少女にはあまりにも恐ろしく厳しい“リアルな世界”を垣間見てしまう瞬間が描かれている。傷つきながらも無限の可能性を信じ、「運命に逆らってやる!」と走り出すルリ。その姿は、まさに現代版“オズの魔法使い”とも言えるかもしれない。今回解禁となった予告編でクロエは、初の黒髪ショートも披露!一体そのシーンが意味するものとは?新たなクロエの魅力はもちろんのこと、クロエ扮するルリ、ブレイク扮するグレンダのキュートなレトロファッションにもぜひ、こちらの予告編からチェックしてみて!『HICK-ルリ13歳の旅』は11月24日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:HICK-ルリ13歳の旅 2012年11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved.
2012年10月10日『キック・アス』での爆発的なブレイクをきっかけに話題作へ引っ張りだこのイット・ガール、クロエ・グレース・モレッツの初の単独主演作が日本にも上陸!『オズの魔法使い』、『ペーパー・ムーン』、そして『テルマ&ルイーズ』…と、映画史に残る名だたる女性主導型ロードムービーの系譜に加わる、ファンタジックでスリリングな青春ロードムービー『HICK−ルリ13歳の旅』が11月24日(土)より公開されることが決定した。原作は、アメリカの女流作家アンドレア・ポーテスのベストセラー小説。クロエが演じるのは、アメリカ中西部の荒廃した農村地帯に住む13歳、ルリ。ある日、母も父も続けて蒸発し、一人取り残されてしまった彼女は退屈な退屈な田舎暮らしから抜け出し、憧れのラスベガスに旅に出ることを決意!道中で様々なトラブルや厳しい現実に直面し、傷つきながらも、瑞々しく成長を遂げていくさまが描かれる。タイトルの「HICK」とは、「田舎者、うぶな人、カモ」などを意味する言葉。13歳にして両親の蒸発により居場所を無くし、鬱屈とした生活から逃げ出し新たな天地を目指すルリのことを指している。『キック・アス』以来、『モールス』、『ヒューゴの不思議な発明』、『ダーク・シャドウ』と、飛躍的な成長を見せてきたクロエは本作ではさらに逞しく、少女から大人への階段を駆け上がっていくが、この写真に写るクロエはどこか思いつめたような表情。その表情の裏にある思いとは…。そして、クロエの横に佇むのは、「ゴシップガール」のセリーナ役でおなじみのセクシー女優ブレイク・ライブリー。これまでの清楚なイメージとは一変、タバコをくわえワイルドな色気を見せる。ブレイクが演じるのは道中、ルリを車に乗せてあげる、どこかワケありの女性・グレンダ。2人は旅を通して絆を深めていくのだが、彼女たちの前に立ちはだかるのが、流れ者の青年・エディ。実はグレンダに会う前に彼の車をヒッチハイクしたルリだったが、まさかの再会を果たし、身の危険を感じる羽目に…。甘いフェイスの裏に凶暴な本性を隠すエディを演じるのは、『マリリン7日間の恋』、『レ・ミゼラブル』と話題作への出演が続くイギリスの注目株、エディ・レッドメイン。これまでにないバイオレンスシーンにも挑戦している。ほかにもジュリエット・ルイス、アレック・ボールドウィンらワイルドな豪華キャストが結集し、一人の少女の旅を一層華やかに盛り上げる。クロエのまた新たなる魅力を再発見できそうな本作。『HICK-ルリ13歳の旅』は11月24日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。■関連作品:HICK-ルリ13歳の旅 2012年11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved.
2012年08月11日間もなく出演作『ダーク・シャドウ』が公開される若手人気女優クロエ・グレース・モレッツが、新作ゾンビ映画『Maggie』(原題)に出演する方向だという。ヴァンパイア映画である本作のほか、昨年公開された『モールス』ではヴァンパイアの少女を熱演、さらにスティーヴン・キング原作の『キャリー』のリメイク版への出演も決定するなど、ホラーテイストの作品が続く彼女が、またも新作ホラー映画への出演を検討しているようだ。低予算のゾンビ映画として製作予定の本作は、昨年『ウォンテッド』、『ナイト・ウォッチ』のティムール・ベクマンベトフ監督がその脚本を獲得しており、『ハッピー・フライト』(’03)のマシュー・ベアほかピエール=アンジュ・ル・ポギャム、トレヴァー・カウフマンらがプロデュースに携わる予定となっている。ベクマンベトフ監督の参加については現状未定だが、今回劇場長編映画で初メガホンを執ることとなるヘンリー・ホブソンの就任が濃厚のようだ。“歩く屍”と呼ばれるウイルスに侵され、徐々に生肉を求める容赦ない生き物と化していく農家の娘・マギーを中心に、その「症状」を止めようと奮闘する家族の姿を描く本作。クロエは、このタイトルロールを演じるものと思われており、父親役にはパディ・コンシダイン(『ブリッツ』)が候補に挙がっているとのこと。どうやらダークテイストな作品がお気に入り(?)のクロエ、出演が実現したらどのようなゾンビとなって現われるのか?今後の動向に注目!■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:美女たちに囲まれ、ジョニーもタジタジ…「夢中になりすぎて、ティムにさえ夢中に」ジョニー・デップ、初のヴァンパイア役は2人の子供たちにも好評!ジョニー・デップ、異例のファンサービス延長戦!イベント終了後に再びファンの元へジョニー・デップ、大興奮!『ダーク・シャドウ』L.A.プレミアに女優陣も集結クロエ・グレース・モレッツ、『キャリー』リメイク作で着用のドレスを自らデザイン
2012年05月15日名作ホラー『キャリー』(’76)のリメイク版でヒロイン、キャリー・ホワイトを演じるクロエ・グレース・モレッツが劇中で着る衣裳を自分でデザインしていると明かした。スティーヴン・キング原作、ブライアン・デ・パルマ監督の『キャリー』は、気が弱くていじめられてばかりの少女・キャリーが超能力の持ち主だったことから起きる悲劇を描く物語。撮影は6月開始予定だが、クロエはクライマックスの場面となるプロム・パーティでキャリーが着るドレスをデザインしている。クロエは「自分でデザインしていて、本当に夢中になっているの。こんなに役に入り込んだことはいままでなかったわ。大変だけど、楽しい。本当に大変だけど」と「ETonline.com」の取材で明かしている。リメイク版は『ボーイズ・ドント・クライ』のキンバリー・ピアース監督がメガホンをとり、狂信的で厳格なキャリーの母・マーガレットをジュリアン・ムーアが演じる。76年版でキャリーを演じたシシー・スペイセクも、母親を演じたパイパー・ローリーもオスカー候補となったが、クロエは影響を受けないようにするためか、同作は観ないようにしているという。「原作よりも暗くて、もっと心理的な、『ブラック・スワン』みたいな感じになると思う。設定は現代に移して、キャリーの心の中と、母・マーガレットとキャリーの関係に重点を置くから、(76年版とは)かなり違ってくるわ」と「Comingsoon.net」に語り、新たな“キャリー”像の構築に自信をのぞかせた。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:ジョニー・デップ×コスプレ=大ヒット?T・バートンが生みの親の法則を検証ジョニー&バートンの新たな魔法炸裂!『ダーク・シャドウ』試写会に50組100名様ご招待ジョニー来日!舞台挨拶付き『ダーク・シャドウ』ジャパン・プレミアに5組10名様ご招待ジョニーに会える!『ダーク・シャドウ』レッド・カーペットイベントに50組100名様ご招待ハリウッドNo.1セクシー“ナイスミドル”はJ・デップ!ジョージ、ブラピを抑え戴冠
2012年05月02日ホラーの名作『キャリー』(’76)のリメイク作のキャスティングが進行中だが、『ヒューゴの不思議な発明』のクロエ・グレース・モレッツがヒロイン役として有力視されている。スティーヴン・キング原作の小説をブライアン・デ・パルマ監督が映画化した『キャリー』は、学園でひどいいじめを受ける気弱な少女・キャリーが超能力の持ち主だったことから引き起こる悲劇を描く。キャリーを演じたシシー・スペイセクは鬼気迫る名演でオスカー主演女優候補となった。MGMが製作にあたるリメイク作では『ボーイズ・ドント・クライ』(’99)のキンバリー・ピアースが監督を務める。当初、MGMは『ファミリー・ツリー』のシェイリーン・ウッドリーにオファーしたが、彼女は出演を見送ったという。現在15歳のクロエは年齢的にもピッタリ、卓越した演技力と度胸もある。もう1人の有力候補は『ラブソングができるまで』(’07)のヘイリー・ベネット。現在24歳で、テレンス・マリック監督の新作『Lawless』(原題)でライアン・ゴズリングと共演している。ほかにもダコタ・ファニングや『エンジェル ウォーズ』のエミリー・ブラウニング、『ミッシング ID』のリリー・コリンズらがオーディションを受けているという。キャリーの狂信的なキリスト教信者の母親役にはジョディ・フォスター、ジュリアン・ムーアの名前が挙がっている。オリジナル版で母親を演じたパイパー・ローリーも同役でオスカー助演女優賞候補となった。今回も、女優たちの迫真の演技に期待がかかるリメイクになりそうだ。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:ミッシング ID 2012年6月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.ファミリー・ツリー 2012年5月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Foxヒューゴの不思議な発明 2012年3月1日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第25回)セクシーな“ナイスミドル”俳優は誰?アンジェリーナ・ジョリー、オスカー授賞式後の“右脚”騒動に「興味なし」ジョージ・クルーニー、スーダン大使館前のデモ参加中に一時身柄を拘束されるジョージ・クルーニー、ブラピらが出演の朗読劇、200万ドル以上をチャリティに寄付【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~クラシック編~
2012年03月28日伝説のパフューマーによる新フレグランス2008年に発売されて以来、定番のパフュームとして、高い評価と地位を確立したクロエのフレグランス。その香りを生みだした伝説のパフューマー。ミッシェル-アルメラック(ロベルテ)による新しいフレグランスが7日、ついにデビューした。誕生したのは「ロードクロエオードトワレ」。贅沢なローズをふんだんに用い、蒸留して抽出したローズウォーターをたっぷりと配合。透き通るような清々しさとリュクスな上品さが、大人のナチュラルフェミニンを演出してくれる。同じ香りのハンドクリームも!自然のもつ美しい輝き、香りをピュアなままに閉じ込めたような香りはとてもデリケート。シトラスの香りもさわやかに感じられ、春夏にはぴったりのフレグランスとなっている。シトラスと優美なローズの香りから、少しずつあらわれるパチョリも魅惑的。さわやかなグリーンのカラーとシンプルで洗練されたボトルデザインも、その香りをよく表現している。同じ香りを閉じ込めたオリジナルのハンドクリーム「ロードクロエパフュームハンドクリーム」も同時発売。こちらは美しくなめらかな手に導くよう、ケアしながら香りも楽しめるようになっている。あなたも新しいクロエの香りを身に纏って、春の一歩を踏み出してみては。元の記事を読む
2012年03月08日米アカデミー賞で最多11部門にノミネートされているマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』に出演しているクロエ・グレース・モレッツの最新コメントがこのほど到着。本作の魅力や巨匠スコセッシ監督との仕事について語っている。その他の写真『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。本作で彼女が演じたのは、主人公ヒューゴが駅で出会った玩具店の店主ジョルジュの養女イザベル。彼女はヒューゴと行動を共にするだけでなく、ヒューゴの夢をかなえるために大きな役割を果たす。クロエは「ヒューゴとイザベルは、自分たちの人生だけでなく、もっと大きな秘密を知ることになる。両親を亡くしたふたりは、お互いを必要としているの。“誰もが愛を必要としている”というのは、この作品の大きなテーマよ」と分析し、本作のもうひとつの大きなテーマは“映画愛”だという。「脚本を読んで、これは“映画作りへのオマージュ”だと思ったわ。映画の創始者への感謝が込められているの。スコセッシ監督はとても長い間、映画の世界に身を置いて、多くの映画を作ったし、仲間もたくさんいる。そんな彼がこの作品を作ったことはとてもスゴいことだと思うわ」。ちなみにスコセッシ監督は、ロバート・デ・ニーロやレオナルド・ディカプリオらスター俳優とタッグを組むことが多いが、クロエは「監督は誰に対しても同じように接するの。大スターも無名の俳優も平等に扱うから現場はすごく自由な雰囲気よ。大人と同じように接してもらって、すごく良い経験になった」と振り返り、「スコセッシ監督の映画に出るなんて信じられないって思ったわ。夢みたいだもの」と喜びのコメントを寄せている。『キック・アス』のヒット・ガール役で人気を集め、本作に続く出演作『ダーク・シャドウ』ではジョニー・デップと共演するなど、若手俳優として圧倒的な注目を集めるクロエ・グレース・モレッツ。彼女が、映画界を代表する巨匠スコセッシ監督の下でどんな演技を見せるのか? 彼女のファンならずとも気になるところだ。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved
2012年02月24日ドリュー・バリモアがロサンゼルスのバンド「Best Coast」のPVを監督。PVに出演した『キック・アス』、『モールス』のクロエ・グレース・モレッツを絶賛している。今夏来日し、フジロックにも出演したBest Coastの「Our Deal」のPV監督を依頼されたドリューは、クロエを念頭に脚本を執筆したという。「幸運なことにクロエは出演をOKしてくれたの」と語るドリューはこのPVを、様々なストーリーを描きながらも個人的なものにしたかったと語る。クロエともう1人の出演者、ミランダ・コスグローヴ(『スクール・オブ・ロック』)について「彼女たちと自分に共通する何かを感じた」と言う。出世作である『キック・アス』のヒット・ガールから一転、スウェーデン映画『ぼくのエリ200歳の少女』のハリウッド版『モールス』で憂いを帯びた少女を見事に演じ切ったクロエはまだ14歳ながら卓越した演技力を披露している。ドリューも彼女の才能に魅了されたひとり。「私は本物の笑顔や泣き顔が好き。俳優が無理やり涙を流しているかどうかは見ればわかる。でも、クロエは本当に役になりきるのよ。自分の感情をそこまで追い込むことができる。彼女を撮りながら、隣で私も一緒に泣き続けていたわ。すごい、これこそ私が望んでいたものだって思いながら」と興奮気味にその魅力を語った。© AP/AFLO■関連作品:モールス 2011年8月5日よりTOHO シネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 Fish Head Productions, LLC All Rights Reserved.キック・アス 2010年12月18日よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開© KA Films LP. All Rights Reserved.■関連記事:『モールス』で描かれる“純愛”をどう捉える?アンケート結果発表クロエ・グレース・モレッツ インタビュー恋愛映画は初体験、14歳の新しい挑戦映画監督を夢見た少年達の想いが交錯『モールス』&『SUPER8』に見るノスタルジーこの20年のアメリカでNo.1スリラー『モールス』試写会に25組50名様ご招待今夏No.1の切ない系ホラー『モールス』試写会に20組40名様ご招待
2011年08月12日年齢も、生活環境も、社会的地位もまったく違う、2人の美しい女たちが出会ったことから始まる、危険な誘惑と官能のサスペンス映画『クロエ』。シネマカフェで映画に関するブログを執筆してくださっていて大の映画好きであるモデルの雅子さんは、シネフィルとして、また女性として、本作をどう観たのか。「愛する人のすべてを見てみたい?」というテーマで集まった、シネマカフェ女性読者からの意見をもとに、本作で描かれる恋愛・結婚観について、語っていただきました。「なかなか凄い映画だなという一言ですね。資料を読まずに映画を観たんですが、何かに似ているなと思ったら、そうだ、『恍惚』だと思って。後で資料を読んだら、やはり『恍惚』がベースでした。展開も、エンディングも全く違いますけれど。今回まず印象に残ったのは、人も羨む生活をしているキャサリンが、なぜこんなに焦燥感を覚えるのかということ。ある年齢までいくと彼女が感じたような孤独感ってあるのかなと考えたりしました。誰もが羨むような生活をしていても、人間って変な考えに囚われてしまうんですね。それが女性だからなのか、年齢のせいなのかは分かりませんが」。映画には、妻であり、母であり、医師でもあるキャサリンと、若く美しい娼婦・クロエという2人の女性が登場するが、雅子さんがより共感したのは、キャサリンだったという。「年齢的にやはり、20代のクロエではなく、キャサリンの気持ちに共感できるんです。でも、クロエを雇って夫の性生活を探るようなことをしますが、ここまで性的なものへの興味はないですし、周りを見回してもここまでひとつのものに固執するタイプの友人はいないので、こんなことってあるのかしらと不思議には思いました。ただ、友人の中には、子育てが一段落しかけている人、良い暮らしをしていて恵まれているのにどこか満たされていない人がいなくはないので、別世界のことではありませんでしたね」。男性とも社会とも、関わり方が全く違う2人の女性が描かれていますが、2人の心理劇をどう見たのだろう。「例えば、若い方がある程度の安定と社会的な地位を得た女性に憧れを持つ気持ちもあるでしょうし、その反対、つまり歳を重ねた女性が、若い女性を羨む気持ちもあるのでしょう。若さに固執する人も多いですから。お互いに、自分が持っていないものに惹かれる、興味を持つ気持ちが上手く描かれていました。それにしても、“若さ”という武器は強いのだなと思いましたね」。『恍惚』では、ファニー・アルダンとエマニュエル・ベアールという2人のキャストが、年齢の違いではなく、女としてのアピールの違いを強調していた。若さを最強の女の武器としていない語り口調は、いかにもフランスを感じさせていたのが印象的だ。「それがハリウッド映画となると、若さが絶対的な存在になるんですよね。あるもので読んだんですが、フランスでは最古の職業が娼婦なんだそうです。職業として娼婦が確立している文化と、若さが絶対的である文化の違い。どんなに、キャサリンのような美しい人でも、若さというものに負けてしまう。女性としての寂しさ、心理は複雑だなと改めて感じましたね。私はそうはならないと思っていても、いつ何時そうなってしまうかは分からないんですよね。そこから若い女性を雇って夫を誘惑させるに至るなんて、どんな心理なのかなと思いながら観ていました」。この作品には、“愛する人の全てを見たいか”というテーマも隠されている。結婚生活を送っていても、相手のことを全て知ることはできないものだが。「この作品を観て、若い人たちが、結婚っていったい何なんだろうと悩んじゃったらどうしようと思いますけれど(笑)。 “あなたは愛する人のすべて全てを見たいですか?”という問いについても、そこまですることないんじゃないかと思います。秘密を持って暮らすのがいいとか悪いとかではなく、全てを語る必要はないと思うんです。多少、ミステリアスな部分があっていいと思うし、それで女性も謎めいて見えるかもしれない。夫婦間であっても。うちは会話が多いほうなんですが、彼の知らない私もあるし、それはお互い様だと思うし、それでもいいと思うんですよね。それに、全てを知りたいと思い始めたらきりがない。いま、世の中では、何でもクリアにして、何でも知りたがる傾向にあるけれど…。あれもどうかと思うんです。知ったところで、どうなるのかなと思うこともありますし。相手は所有物ではもちろんないわけですから」。相手の全てを知りたいという気持ちは、支配欲、独占欲、嫉妬の表れ、と雅子さん。「特に日本人は嫉妬の文化と言われていますよね。キリスト教の七つの大罪にも入っている嫉妬ですから、そこまで嫌なものをわざわざ人に見せなくてもいいんじゃないかと思うんですよね。この映画は映像こそ美しいけれど、人間の愚かさや醜さがいっぱいなんですよ。そこに、ガラスや鏡という煌びやかなモチーフをちりばめ、冬から春にかけた季節特有のピーンと貼りつめた空気感で包み込んで、エゴヤン監督らしい映像美で仕上げていますから、ともすると綺麗な印象しか持たないかもしれません。でも、よくよく見ると人間の罪深さが見えてくる。実にエゴヤン監督らしい面白い演出ですね」。美男美女、社会的に成功し、幸せそうに見えるカップルでも、結婚生活を何十年も続けていけば、こういうこともあるというリアルな部分、つまり結婚の理想と現実も映し出される。「私の場合、いまの結婚は2度目なんです。自分も成長したのかもしれませんが、一番変わったと感じるのは、理想を押しつけないということ。結婚生活って、一緒にいる空間の心地良さを求めることだと思うんです。2人で何をするかというより、2人で一緒にいる空間を大切にしたほうが、結婚生活って上手くいくのかなと思いますね。全てを共有することは考えていません。お互いに仕事を持っていますし、一歩家から出れば、互いに自立する男女。例えば、夫が女性と2人でご飯を食べていても別に気にしないし、私も男友達と食事することはありますから。それについて、互いに携帯のメールをチェックし合ったりすることもないですよ(笑)」。最近は、パートナーの携帯メールを、つい勝手にチェックしてしまう人が案外多いとも聞くが…。「ああいう行為って、一度やってしまうと止められないんでしょうか?自分自身の嫉妬心や独占欲に囚われて。キャサリンも、一度夫を疑い、探り始めると最後まで行かずにはいられなくなる。人間の感情というのは、やはりコントロールできないもの。クロエの方も、“私は物じゃない”と訴えていましたよね。いくらお金が介在していても、生身の人間って、どのように、どんな感情を芽生えさせるか想像がつかない。人をコントロールできない、予想できないという意味では、パートナーとの関係もそうですね」。実は、シネマカフェで読者に「浮気の境界線は何ですか」というアンケートをとったところ、1位は肉体関係、2位は2人きりで出かける、3位はキス、4位は心・気持ちが移ったとき、5位は手を繋ぐ、との結果が。これを雅子さんに見ていただくと…。「2人きりで出かけたら浮気だと考える人が多いんですね。私にはよくあることなので、その感覚は私としてはちょっとありえないですね。2人きりで出かけた延長上に、3位、5位があると考えるのかもしれないですけれど。生活環境で感覚が違うのかもしれませんね。主婦や女性だけの職場で働く方などは、身近な異性はパートナーだけということも多く、異性=恋愛対象と考えやすいのかもしれません。男性のスタッフと出張にも出ることもある身としては、あれ?と思いますね。精神的に自立しないと、無駄な想像力を持ってしまうことになる(笑)。もっと良いことをイメージしたらいいと思いますね」。また、「恋人・夫婦間で、不安や孤独を感じる瞬間」についてもアンケートをとったところ、1人でいるとき、連絡が取れないとき、関心をもたれなくなったとき(無反応)、会話がないときなどに票が集まった。このことについては…「キャサリンほどではないにしろ、誰かと一緒に寝ていても孤独はあるもの。それは誰でもそうだと思いますので、個人的にも彼女が抱える孤独感を多少は理解できます。ただ、それとどう付き合うかが違うだけで。いまは携帯もメールもあるので、すぐに連絡が取れる。だからかえって、ちょっとでも連絡が途絶えたときの不安感は大きいのではないでしょうか。でも、孤独感って素敵なことなんですよ。否定的に語る必要は全くない。満ち足りた孤独は至福なりという、いい言葉があります。仕事をしていて、家庭を持っていても、やはり1人になる瞬間は必要。一緒にいて、会話がない時間を過ごすのもいい。俯瞰で状況を見て、孤独を味わって、ちょっとひとりで考える時間があると良いのではないでしょうか。ただ、関心をもたれなくなったと感じたら、それなりの選択をすることが大事だと思いますね。この場合は、嘆いているだけでなく、違う努力が必要な気がします」。キャサリンの場合は、夫から関心をもたれていないわけではない。劇中、キャサリンが感じた孤独感は、やはり年齢的な不安、女としての焦燥感がもたらしたものが大きいはずだと、雅子さんは分析する。「キャサリンが感じる焦燥感と孤独感が入り混じった感情は、20代のクロエには分からない心理でしょうね。若さから離れていく不安感は、歳を重ねれば誰にだって多少はあるもの。さらに歳を重ねるための通過儀礼なのかもしれません。アラフォー、アラフィフの女性が、そういった感情を乗り越えて、さらに魅力的な女性になっていくための。だから、きちんとそれを乗り越えないと、若さに固執しすぎた危ない、痛い女性になってしまう。キャサリンは、ちょうどその途中にあって、自分をコントロールできなかった例かもしれません」。だからこそ、女性たちにとっては、学ぶところは多いという。「同年代の女性にもぜひ観ていただきたいですね。若さには絶対的な価値があるけれど、危ういもの。それを経験し、危うさを知っているのに、なぜまたそこに固執し、年齢のワナに陥るのか。外国映画では、若さを性の対称として、歳を重ねた女性をその対象外とする描き方が多い。やはり、女の魅力として、性的魅力を比較とするのが、分かりやすいからでしょうか。でも、ヨーロッパ、特にフランスだと歳を重ねるほど魅力的で、40代、50代、60代になってやっと本当の女になると言われます。日本は、20代や10代の女性たちがもてはやされせる世界もある。日本は残念ながらどんどん幼児化していますね。残念です。いまだに、40歳過ぎたら終わりだと言われる。これほど、アラフォーの女性たちがキラキラしていて、頑張っているのに。本作では、悩む40代女性のリアルな姿が映し出されているので、共感しつつも、客観的に観てみると、学ぶところが多くある。この作品は、年齢を重ねながらどう輝くかということについて、考える良い機会を与えてくれると思います」。さらに、2人の女のコントラストを映し出す、インテリアやファッションも見どころ、と雅子さん。「冒頭のホームパーティのシーンも素敵です。キャサリンが、仕事へ行くとき、家でリラックスしているときのファッションも対照的でしたし、外で食事をするシーン、息子の演奏会に行くシーンなど、時と場合に応じて、衣裳もそれぞれ。知的階級の仕事を持つ裕福な家の女性ならではの洗練された生活スタイルが楽しめました。反対に、クロエのファッションが、若さと美貌を強調するものだったのも興味深かったです。もう、存在自体が眩しいような。そんな対比も楽しんでほしいですね」。(text:June Makiguchi)『クロエ』公開初日プレゼント5月28日(土)初回より、先着順にAVEDA「スムーズ インフュージョン ヘアケア システム」のミニセット&オリジナル小バックをプレゼント。(なくなり次第終了)※対象劇場:TOHOシネマズ シャンテ(東京・日比谷)※その他の劇場は『クロエ』公式サイトまで。■関連作品:クロエ 2011年5月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 Studio Canal All Rights Reserved.■関連記事:ジュリアン・ムーア『クロエ』インタビュー「これは私たちの人生を描いた映画なの」『赤ずきん』女性監督が証言、『トワイライト』を超える新たな“恋のジレンマ”真似してみたい『クロエ』ファッション上品&誘惑的な着こなしで男性の心を虜に?あなたは愛する人のすべてを見たい?『クロエ』“美しい髪”セットを10名様プレゼント【シネマモード】鬼才アトム・エゴヤンが描く、2人の女
2011年05月27日カナダの鬼才、アトム・エゴヤン監督が、女性の愛と欲望、そして孤独を描いた禁断のサスペンス『クロエ』。主演ジュリアン・ムーアとアマンダ・セイフライドの緊張感あふれる演技が観る者を引きこむ本作だが、その中で思わず見とれてしまうのが、対照的な美を放つふたりのファッションスタイル。ここで思わず真似したくなる、彼女たちの“美”ファッションを少しだけご紹介します。まずは、タイトルロールになっている、アマンダ扮する魔性の女・クロエのファッション。若く美しい娼婦とあって、セクシーな魅力を最大限に表現する、ザックポーセンのフリル付きピンクドレスでキャサリンの前に登場する。一見、その若さと美貌を挑戦的なまでに生かしている小悪魔ファッションだが、美しい金髪を引き立てるような上品で可愛らしいピンクが、危険な香りの中にも彼女の心の繊細さを表しているようにも。ジュリアン扮するキャサリンに近づくクロエの本性、というのがサスペンスのカギでもあるのだが、ある意味その危険性をカモフラージュし、人を惹きつけているのがガーリーなコート・ファッション。何でも「外界につながる色や模様」を意識しているのだとか。例えば、温室で彼女が着ているプラダのコート(右写真)は、彼女の外側の環境を反映して葉っぱが刺繍されており、白を基調としたキャサリンのオフィスを訪れるシーンでは、波打つ大きなフリルが印象的な、白地×黒の花柄のコート(アンソロポロジー)を上品に着こなしている。そして、徐々にむき出しになっていく毒牙の香りを感じさせるのが、胸が開いた黒と白のガウン姿。シルクに似た光沢感に、思わず見とれてしまうのだが、そこには罠が…。そんなクロエの洋服に共鳴するように作られたというのが、キャサリンのお洋服。こちらは、産婦人科医というキャリアウーマンらしく、TPOに合わせた、シャープでシンプルなラインがキャサリンの知的さを感じさせる。夫とのディナー・シーンでは、白い肌を強調する黒のジャケットスーツに真珠のネックレス、そしてルージュを引くことで大人の色気を表現。お仕事では、控えめなシャツスタイルの中に透け感をプラスすることで上品に、パーティシーンでは体のラインを美しく見せる赤のタイトワンピで客をもてなすなど、“大人の女性”の着こなしはぜひ真似したいところ。時に意のままに、相手を牽制したり翻弄する小道具として、重要な意味をもつファッション。そんなところに目を向けながら、2人のヒロインの揺れ動く心を読み取るのもおもしろいはず。さて、あなたが真似してみたいのは、小悪魔クロエ・ファッション、はたまた大人&知的なキャサリン・ファッション、どっち?『クロエ』は5月28日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。特集『クロエ』:愛する人のすべてを見てみたい?■関連作品:クロエ 2011年5月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 Studio Canal All Rights Reserved.■関連記事:あなたは愛する人のすべてを見たい?『クロエ』“美しい髪”セットを10名様プレゼント【シネマモード】鬼才アトム・エゴヤンが描く、2人の女名越康文、夫婦の危機にアドバイス「ちょっとした一声が大事」名越康文トークショー付き『クロエ』女性限定試写会に5組10名様ご招待“誘惑”をめぐる危険な展開の予感…『クロエ』ポスター解禁!
2011年05月13日2人の美しき女性と1人の男を巡る、セクシャルな妄想と禁断のドラマを赤裸々に描いた、官能サスペンス『クロエ』のポスター画像がシネマカフェにて先行解禁された。『スウィート ヒアアフター』でカンヌ映画祭グランプリを受賞し、『アララトの聖母』、『秘密のかけら』など、様々な“愛”の形を描いてきた、カナダを代表する監督アトム・エゴヤンの最新作。何不自由ない環境に恵まれながら、年齢を重ねた自分への不安と夫に対する不倫の疑惑に苛まれる主人公・キャサリン、そして彼女が夫の気持ちを確かめるべく雇った若く美しき娼婦・クロエが繰り広げる、危険な情事の描写が大きな話題を呼んだ。本作のポスターでまず目を引くのは、キャサリン(ジュリアン・ムーア)とクロエ(アマンダ・セイフライド)のそれぞれが放つ、洗練された美しさと小悪魔的な美しさの対峙。その間には、ドキドキハラハラの愛憎と欲望のドラマを予感させる男女の描写が…。そして、“キー”となるのは「あの人を誘惑して。」の文字。夫の愛を試すために、若く美しいクロエを接近させるキャサリンの思惑は、果たしてどのような結末を招くのか――?想像を巡らしてみるのも楽しいかもしれない。『クロエ』は5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。■関連作品:クロエ 2011年5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 Studio Canal All Rights Reserved.■関連記事:アマンダの官能的な“罠”にジュリアンは…美しすぎる問題作『クロエ』公開決定!
2011年02月25日ブラッド・ピットがプロデューサーに名を連ね、全米で初登場No.1を獲得したヒーロー・ムービー『キック・アス』に出演している女優のクロエ・グレース・モレッツが来日し、10月28日(木)に都内で記者会見が行われた。クロエは今回が初来日の13歳。今年1月に日本でも公開された『(500)日のサマー』で主演のジョゼフ・ゴードン=レヴィットの妹役を演じ、本作以降も話題作への出演が決まっており、現在はマーティン・スコセッシ監督の『ユゴーの不思議な発明』を撮影中。また、宇多田ヒカルが惚れ込み、翻訳を手掛けた話題の絵本「エミリー・ザ・ストレンジ」の映画化に当たって、主役に抜擢されている。『キック・アス』はアーロン・ジョンソン演じるコミックオタクのデイヴがヒーローに憧れて自前のスーツ&マスクでヒーロー活動を開始し、ネットを中心に“キック・アス”という名で一躍有名になっていく、という物語。クロエはニコラス・ケイジと親子という間柄。美少女ヒーローの“ヒット・ガール”とその父“ビッグ・ダディ”として、2人揃ってデイヴのヒーロー活動に仲間入りする。愛らしい笑顔を浮かべて登場したクロエ。日本について「美しいという印象です。日本人は髪型やファッションにオリジナリティがあって、すごいな、と思いました」と好印象を抱いている様子。劇中で激しいアクションを披露しているが、7か月にわたってトレーニングを重ねたそうで「最初はトロントのサーカスで訓練し、ジャッキー・チェンのスタント・チームと一緒にトレーニングもしたわ。実は、ナイフ・アクションは両手でもできるんですが、それはやり過ぎ、ということで劇中では披露してないんです。みんなに見せると『すごい!』と感心されます」と誇らしげに語った。好きな映画や憧れの俳優を尋ねられると「『Mr.&Mrs.スミス』は大好きです。それから『キック・アス』の撮影に入る前に、参考に『キル・ビル』を観たのですが、あの作品も素晴らしいと思います。また、ナタリー・ポートマンは私にとってのアイドルで、ものすごく才能がある女優さんだと思います。『レオン』のマチルダとヒット・ガールには共通点があると思いますし、小さいときから女優として活動しているという点でも、重なるところがあると思います。そして今回、ヒット・ガールを演じるにあたっては、アンジョリーナ・ジョリーに一番影響を受けました」と明かしてくれた。主人公のデイヴはコミックオタクだが、クロエはというと「父がコミックを大好きで、地下室にたんまりと貯めこんでいます(笑)。ニコラス・ケイジともすっかり意気投合して、撮影のとき、カットがかかるなりアメコミの話をしたりしていて『もう、いいかげんにして!』と思いました(笑)」とややうんざり気味…?そして全米でのヒットを受けて、続編の可能性に話が及ぶと「続編があるなら、Purple DUCATI(※バイク)とガトリングガンを必ず使わせてもらえるように既にお願いしています」とニッコリ。今後については「『ロミオとジュリエット』のジュリエット役は、ジュリエットと同じ年齢の14歳で演じた人がいないので、来年14歳になったときに挑戦してみたい。それから『風と共に去りぬ』が大好きなので、スカーレット・オハラをいつか演じてみたいです」と力強く語ってくれた。『キック・アス』は12月18日(土)よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開。■関連作品:(500)日のサマー 2010年1月9日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2009 TWENTIETH CENTURY FOXキック・アス 2010年12月18日よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開© KA Films LP. All Rights Reserved.■関連記事:【シネマモード】芸術の秋、映画で楽しむ英ロック・シーンニコラス・ケイジ、国連親善大使として組織犯罪撲滅を呼びかける【シネマモード】2010年 映画ファッションのいままでとこれから【シネマモード】ゴールデン・グローブに見る、2010年注目の俳優&女優は?マリエが本気恋愛トーク!安室&淳の熱愛には「素敵。私もアメリカデートしたい」
2010年10月29日