『ラッシュ/プライドと友情』のロン・ハワードが製作を、リース・ウィザースプーンが主演を務めた感動作『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』の漫画ポスターが映画館に掲出される。映画のストーリーをコミックのようにまとめた5種類のポスターだ。その他の写真映画は、内戦によって孤児になり、危険な状況を何とか生き抜いて成長し、米国各地に難民として移住してきた“ロストボーイズ”と呼ばれるスーダンの若者たちと、彼らに職業を紹介するウィザースプーン演じる女性キャリーの交流を描いた作品。ポスターは全5種類で、ロストボーイズたちがアメリカに行くまでを描いた“スーダン編”にはじまり、キャリーに出会う“出発編”、アメリカでの生活に圧倒される“新生活編”、就職活動の顛末を描いた“就活編”、巨大スーパーで働く“初めてのお仕事編”が登場した。いずれもストーリーの流れに沿って劇中の画像を使いながら物語やキャラクターをコミカルに紹介。右も左もわからない場所で迷いながら懸命に生き、家族を愛するロストボーイズたちの姿や背景がひと目でわかるようになっている。ポスターを制作した宣伝プロデューサーは「スーダンからきたロストボーイズ達と、彼らを受け入れるリース・ウィザースプーンが演じるキャリーのカルチャーギャップを、楽しくわかりやすく伝えたい、という気持ちで作りました。難民というと日本人にあまり接点がなくピンとこない方が多いと思いますが、同じ人間同士驚いたり笑ったりしながら紡がれる彼らのドラマを知ってもらうきっかけになれば」とコメント。ポスターが現在、東京のTOHOシネマズみゆき座に掲出されており、今後、掲出劇場は広がる予定。多くの映画ファンがロビーなどでロストボーイズたちの奮闘ぶりを目にすることになりそうだ。『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』4月17日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2015年03月25日コール ハーン(Cole Haan)は、デザイナーのトッド・スナイダー(TODD SNYDER)とのコラボレーションを数シーズンに渡って展開していく。そのファーストコレクションが発売された。この「コール ハーン&トッド スナイダー」コレクションの第1弾では、ドレスシューズを中心に、コール ハーンのアイテムをトッドがセレクト。それをミルクセーキ、ブレザーブルー、ブリティッシュタン、アイボリー、パパイアなどのニュートラルカラーで彩った。両者のコラボはトッド スナイダーの14-15AWコレクションショーで、モデルがコール ハーンのカスタムメイドによるチェルシーブーツを履いたことから始まった。コレクションの発表にあたり、トッドとコール ハーンのデザインチームは共同でデザインを制作。コール ハーンのクラフトマンシップに、トッドならではのモダンな視点を組み合わせたシューズが誕生した。更に、コール ハーンではこのコラボを記念し、20年代後半に使用されたものをベースとした新ロゴを制作。ブランドの歴史とアメリカのモノ作り精神を感じさせるデザインに、荒削りな書体でトッドらしい美的センスを表している。トッドは「私が持っている 30 足以上のコール ハーンの靴は20 年かけて収集し、私のインスピレーションの源となっている。私がコール ハーンとのコラボレーションで表現したかった事は過去のものを再度見直し、現代の男性に合わせてアップデートすること」とコメントしている。また、コール ハーンでチーフ マーケティング オフィサーを務めるデイビッド・マドックスは、「トッドは伝統を大事にしつつも、独自の解釈を取り入れてモダンにアップデートする事が出来る数少ないデザイナーの1人。私達の最初のコレクションは、新鮮さと親しみやすさ、伝統と現代の融合をもたらした」と話している。アイテムラインアップはルイス チャッカ、ルイス ウーブンローファー、ハモンド ウィングオックスフォード、ウィレットペニーローファー、ウィレット キャンプモックなど。コール ハーン銀座店と渋谷のトッド スナイダー・タウンハイスで取り扱い、18日から24日にかけては、伊勢丹新宿店メンズ館の1階でも限定販売される予定だ。
2015年03月15日スクーは3月6日、オンライン動画学習サービス「schoo WEB-campus」に、法人向けビジネスプラン「schoo ビジネスライトプラン」を導入すると発表した。schoo ビジネスライトプランの特徴は、学習サービスに月額契約した企業・団体のユーザーが1500本以上(2015年2月現在)の動画授業を受講できるというもの。PC、スマホ、タブレットでの視聴に対応し、再生回数の制限がない。動画授業のジャンルは、Webデザイン、プログラミング、基礎ビジネススキル、新規事業開発やチームマネジメントなど多岐に渡る。現在は、1日で平均3~4本を追加しているという。価格はすべて税込みで、20人までが1万9600円/月、上限50人が4万7530円/月、上限100人が9万3100円/月となる。契約期間は1年でWebページから申し込める。今後は、利用者の受講履歴を管理できる機能などの実装を検討している。
2015年03月08日トーシンパートナーズはこのほど、2014年にグッドデザイン賞を受賞したマンションシリーズ「ZOOM」の最新物件「ZOOM目黒」の販売を開始した。○専有部は開放感のある空間に「ZOOM」は、「Safety」「Sense」「Practical」をコンセプトにしたマンションシリーズ。「ZOOM池尻大橋」は2014年にグッドデザイン賞を受賞している。物件の所在地は、「2015年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関東版」(リクルート住まいカンパニー)で、11位から4位に躍進した目黒。同エリアは、再開発による大規模マンションや超高層オフィスビルの建設が進んでいる他、個性的な店舗、カフェ、レストランなど飲食店も充実しており、注目が集まっているという。専有部は、多くの光と風が入るように窓を大きく設計。ロフト付の住戸では、洋室の天井高が3.5m以上と開放感のある空間を演出している。ナチュラルでスタイリッシュなエントランスや、コンクリート打ちっぱなしの外観は、周囲の環境にマッチするデザインを意識したもの。場所は東京都目黒区下目黒3-284-6。専有面積は25.790~57.242平方メートル。
2015年03月07日コールマン ジャパンは3月13日、東京都昭島市に誕生するショッピングモール「モリパークアウトドアヴィレッジ」内に、フラッグシップストア「昭島アウトドアヴィレッジ店」をオープンさせる。「モリパークアウトドアヴィレッジ」は約2万1,000平方メートルの敷地に、アウトドアをテーマとする物販店舗や飲食店舗が並ぶショッピングモール。ミニトレッキングコース(約200m)やミニキャンプ場、カヌーが試乗できる池や、国際競技基準にのっとったクライミングウォールも備えている。「昭島アウトドアヴィレッジ店」は、実際に見て触って体験することができるフラッグシップ店舗として、同施設内にオープン。総面積約216坪の広い店内に、「マスターシリーズ」をはじめとするさまざまなキャンピングギアや、トレッキング、カヤックなどのアクティビティギアを取りそろえる。商品販売のほか、専門知識を持ったスタッフによる燃焼機器などのメンテナンスサービスや、同社が実施するアウトドアイベントの情報発信を行う。また、製品体験のワークショップや使用時のアドバイスなど、これからアウトドアを始めるエントリーユーザーも安心してアクティビティを始められるようなサポートもしていく。なお、同店とコールマン オンラインショップでは、オープン記念商品も販売する。
2015年03月03日『ラッシュ/プライドと友情』のロン・ハワードが製作を、リース・ウィザースプーンが主演を務めた感動作『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』の予告編映像が公開になった。本作は、内戦によって家族を失い、故郷を追われてアメリカにやってきたスーダンの若者たちと、職業紹介所の女性の交流を、実話を基に描いたさわやかな感動作だ。予告編映像このほど公開された映像に登場するのは“ロストボーイズ”と呼ばれるスーダンの若者たち。彼らは内戦によって孤児になり、危険な状況を何とか生き抜いて成長し、米国各地に難民として移住してきた。彼らは当然のようにアメリカに知り合いはおらず、職もないが、それどころか彼らは電話を見ることすら初めてだ。そんな彼らに職業を紹介するのがウィザースプーン演じる女性キャリーだ。彼女は当初、ロストボーイズたちの存在を面倒に感じていたが、右も左もわからない場所で迷いながら懸命に生き、家族を愛する彼らと行動を共にする中で変化を遂げていく。予告編には初めてアメリカにやってきた彼らが、様々な“初めて”に出会い、右往左往する姿がコミカルに描かれる一方で、難民である彼らの真のさみしさに気づいてキャリーが変化していくさまも描かれる。ちなみにタイトルの“グッド・ライ”とは、物事をよくするために、自分ではなく誰かのことを想ってつく“よいウソ”のこと。劇中で彼らがどんな“よいウソ”をつき、人々が前向きになるのかも気になるところだ。『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』4月17日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2015年02月13日TMJとスマートメディカルは2月9日、スマートメディカル製ソフトウェアを用いて、コールセンターにおける音声気分解析技術の活用に関する共同研究を開始すると発表した。音声気分解析技術とは、音声・発話などの物理的な特徴量から、発話者の気分の状態を独自アルゴリズムで判定し、気分状態を測定する技術であり、昨今大きく注目されている。一方、コールセンターにおけるユーザー対応では、ユーザーの申し出、用件・課題をきちんと把握し、正しく答えることはもとより、感情・気分・気持ちに共感し、ユーザーに合わせたコミュニケーションを取り、満足してもらう対応を行うことが求められている。しかし、感情・気分を把握し、ユーザーそれぞれに合わせたコミュニケーションが取れるかどうかは、オペレータの技量に左右される傾向にある。また、オペレータの感情・気分の状態が声や話し方などの応対に現れる傾向にあり、特に不安や戸惑いはユーザーに伝わりやすくなる。現在、こうした状況により発生するユーザー対応のばらつきを抑制し、オペレータのモチベーションを向上させ、コールセンター全体の品質をどう向上させていくかが課題となっている。音声・発話を測定する音声気分解析技術を利用すると、ユーザーとオペレータの双方の発話と声により判定された気分に基づく対応が可能となるため、個人の技量に頼らないコールセンター構築・運営への活用が期待できる。そこで今回、TMJはコールセンターの構築・運営を進化させるため、スマートメディカルが提供し、同分野で実績をあげているソフトウェア「スマートコールセンターシステム新しいウィンドウが開きます」を用いて、同社と共同研究を開始する。これにより、コールセンターでのユーザー対応時の発話や声に基づき、気分の状態を測定・可視化することで、品質向上(CS・応対・ESなど)の効果を導くノウハウを蓄積して音声気分解析技術を用いた独自のコールセンター構築・運営手法を確立し、サービス化を目指すとしている。
2015年02月13日アイドルグループのモーニング娘。’15が、3月14日に公開されるアニメーション映画『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』の主題歌を担当することが10日、明らかになった。『映画プリキュア』シリーズ作品としては18作目にあたる本作は、プリキュア40人が歌って踊る史上最大の春の祭典。歴代のプリキュア楽曲10曲と本作のメインテーマ&オリジナル曲により本編20分が歌とダンスに彩られる構成となっている。今回、劇中でプリキュアが歌う「イマココカラ」をモーニング娘。’15が主題歌として歌うことが决定し、12年目を迎えた『プリキュア』の映画で、特定のアーティストがプリキュアの楽曲を歌うのは初となる。また本作では、TVシリーズ、映画のエンディングでおなじみのCGダンスを、史上初となる実写版で作成。プリキュアと5大都市(東京、大阪、名古屋、北海道、福岡)で募集した子供たちのダンスがエンディングを飾るという、こちらも『プリキュア』史上初の試みに挑戦する。このエンディングダンスには、モーニング娘。’15のメンバー全員が登場し、プリキュア、全国の子供たちとともにエンドロールに参加するという。さらに、子供の頃に『プリキュア』で遊んで育ったというモーニング娘。’15のメンバー、飯窪春菜、石田亜佑美、小田さくらの3人が描いた妖精のキャラクターも映画本編に登場し、3人は声優に初挑戦。"初づくし"の本作についてモーニング娘。’15は、「子供の頃に大好きだったアニメの曲を歌えるなんて夢のようです! しかもメインテーマの『イマココカラ』を皆で歌って子供たちと一緒に踊ったりするなど、最後まで楽しめるので、ぜひ劇場に見に来てくださいね!」とアピールしている。『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』は、2月1日より放送がスタートしたTVアニメ『Go!プリンセスプリキュア』の主人公・キュアフローラ、キュアマーメイド、キュアトゥインクルの3人が加わった、総勢40人のプリキュアたちが登場。新プリキュアを含めた40人のプリキュアたちが、ハルモニアの平和と大切なカーニバルを取り戻すため、希望の想いをこめた歌とダンスで奇跡を起こす姿が描かれる。(C)2015 映画プリキュアオールスターズSC製作委員会
2015年02月10日フル・マインド』のロン・ハワードが製作を、リース・ウィザースプーンが主演を務めた感動作『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』が4月17日(土)から日本公開されることが決まり、ポスター画像が公開になった。その他の写真本作でウィザースプーン演じるキャリーは、カンザスシティーの職業紹介所の女性。彼女は内戦によって両親をなくし、住む家を奪われ、難民としてアメリカにやってきたスーダンの若者たちの面倒を見ることになる。しかし、彼らは電話を見るのも初めてで、自動車に乗れば一瞬で酔ってしまうなど、次々にトラブルを起こしてしまう。映画は、彼ら“ロストボーイズ”の成長と、その過程でキャリーが変化を遂げていく過程を描く。監督を務めるのは『ぼくたちのムッシュ・ラザール』でアカデミー外国語映画賞にノミネートされたフィリップ・ファラルドーで、実話を基にして本作を作り上げた。ウィザースプーンは「私が演じたキャリーは都会によくいる独りで生きてきたタイプの人間なの。それが突然、ロストボーイズたちの面倒を見ることになる。当然最初は彼らを理解できないんだけど、次第に彼らの人生に引き込まれ、彼女の心は開かれていくの。これはふたつの異なる世界が出会う話なのよ。とれも豊かで実りのある経験になったわ」と撮影を振り返っている。『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』4月17日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2015年01月30日KDDI、沖縄セルラーは本日29日より、VoLTEを利用したコミュニケーションサービス「シンクコール」の提供を開始した。シンクコールにより、スマートフォンの画面や位置情報などを通話相手と共有することができる。本日時点で「isai VL LGV31」「URBANO V01」および本日発売の「AQUOS SERIE mini」の計3機種で同サービスを利用できる。VoLTEは、LTE回線上で音声通話を可能にする技術。KDDIでは昨年12月12日より、VoLTE対応端末間での高音質通話、呼び出し時間の短縮、コンカレント通信(ブラウジングしながらの通話)などが可能になったものの、その他の様々な機能が利用できるシンクコールへの対応は2月予定とし、サービス開始当初、享受できるメリットは限定的だった。今回、2月予定だったスケジュールを前倒しして、VoLTEサービスの拡充を図ったことになる。シンクコールにより、自分のスマートフォンの画面を通話相手の端末に表示する「画面シンク」、カメラで映している映像をリアルタイムに相手の端末に表示する「カメラシンク」、お互いの位置情報を地図上に表示する「位置シンク」、手書き文字を共有できる「手書きシンク」といった機能が使えるようになる。現段階でも、対応機種は3機種のみとなるが、2月からは2015年春モデル端末が、VoLTEサービスに対応し、利用可能端末が増えていく予定だ。なお、「isai VL LGV31」「URBANO V01」でシンクコールを利用するには、本日提供のソフトウェアアップデートの実施が必要。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月29日名古屋といえば喫茶店。そして、名古屋の喫茶店と言えばモーニングだ。コーヒーにトーストやゆで卵などがついてくるモーニングは、名古屋の食文化の代名詞と言っても過言ではないほど、今や全国に知られている。モーニングは"お値打ち"が大好きな名古屋人の経済感覚にもマッチし、広く浸透したといわれる。そんな名古屋で今、人気を集めているのが1,512円のモーニングだ。一般的な喫茶店のモーニングと比べて3~4倍。価格だけ見れば、名古屋の喫茶やカフェのモーニングの中で屈指の高さになる。それがなぜウケているのか?○あまりの人気で急きょレギュラー化このモーニングを食べられるのは「キハチ カフェ 名鉄百貨店本店」。2014年9月に1カ月限定の予定で売り出したところ、予想のおよそ2倍もの売れ行きのヒットメニューとなり、急きょレギュラー化された。内容はドリンクに、パンケーキやスクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコンなど6種類が華やかに盛り付けられたプレートが付くというもの。モーニングと言いながらも盛りだくさんで、昼12時まで注文できることからランチ替わりに注文する客もいるそう。また、ほかのセットメニューでは選べないカフェラテを選べるのもポイントが高い。○マスカルポーネチーズがのった「小倉あんトースト」も「名古屋のモーニングはコーヒーに無料でトーストなどが付いてくるお店が多いので、セット料金のモーニングが受け入れられるか当初は不安もありました」とは野坂聡恵店長。しかし、いざ売り出してみると「"モーニング"というキーワードだけで"おトク"だとイメージしていただける。その安心感は絶大だと実感しました」と言う。1,512円という価格は喫茶店のモーニングサービスと考えれば高いが、レストランやカフェとして絶大なるブランド力を誇る「キハチ」のセットメニューだと考えれば、むしろ割安感がある。ちなみにキハチ カフェのコーヒーの値段は648円、ランチは1,728円。日ごろからキハチのレストランやカフェを利用して雰囲気やサービス、味のクオリティの高さを知っているファンほど、モーニングも実はなかなかお値打ちだと実感できるワケだ。また、名古屋限定メニューであることも人気につながっている。モーニングを目当てに遠方から訪れる客も少なくないそうだ。もともと同店にはオープン当初からの限定メニュー、「小倉あんトースト」(972円)があり、こちらも人気が高い。「小倉あんトースト」の厚切りトーストには、マスカルポーネチーズやたっぷりの自家製あんこのほか、抹茶もトッピング。名古屋らしい、名古屋だけでしか食べられないメニューがあることが独自の魅力となり、キハチファンの心をつかんでいるようだ。そして、人気の背景にあるのはやはり名古屋人の"お値打ち"嗜好。これはしばしば誤解されがちだが、決して安ければいいという考え方ではない。価格に見合った価値をシビアに求める嗜好であり、だからこそ名古屋人は高価でも安心感のあるブランド物を好むと言われる。キハチ カフェのモーニングもそんな名古屋人のお眼鏡にかなったからこそ、値段は高くとも売れているのである。※記事中の情報・価格は2015年1月取材時のもの。価格は税込○筆者プロフィール: 大竹敏之(おおたけとしゆき)名古屋在住のフリーライター。雑誌、新聞、Webなど幅広い媒体で名古屋情報を発信。Webガイドサイト「オールアバウト」では名古屋ガイドを務める。名古屋メシ関連の著作を数多く出版。『名古屋の喫茶店』『名古屋の居酒屋』『名古屋メン』『続・名古屋の喫茶店』(リベラル社)は自腹リサーチをコンセプトにしてご当地ロングセラーに。10月上旬にはご当地グルメコミックエッセイ『まんぷく名古屋』(KADOKAWA、森下えみこ著)に案内人として登場。
2015年01月28日コールハーン(COLE HAAN)は「ユニフォーム・エクスペリメント(uniform experiment)」とコラボレーションしたブーツ「ルナグランド ジップ ウィング ブーツ」(4万9,000円)を1月24日に発売する。グレインレザーとスムースレザーを使用し、アッパー全体にパーフォレーションを施した。履口には「U.E NAVY」のプリントが、インソールには両ブランドのロゴが片足ずつにあしらわれている。インサイドにはジップを取り付け、着脱のしやすさにも配慮した。カラーはブラックとネイビーの2色。コールハーンの銀座店と神戸店、及びルナグランドを扱うSOPH.の一部店舗で取り扱われる。
2015年01月23日「コール ハーン(Cole Haan)」は、春の新作ハンドバッグがそろうイベントを、伊勢丹新宿店ハンドバッグプロモーションスペースと銀座三越Gスペース、コール ハーン銀座本店で開催する。期間は伊勢丹新宿店と銀座三越で1月14日から20日まで、コール ハーン銀座本店で1月14日から25日まで。手作業で40時間かけて編み込んだ「べサニー」コレクションを始め、北カリフォルニアの陽光からインスピレーションを受けてデザインされたニュートラルカラーのモデルなどがラインアップ。今回のポップアップショップ限定のハンドバッグも登場する。期間中、上記3店舗では、商品を購入した人を対象に、イニシャルをプリント出来るオリジナルパスケースがプレゼントとして用意されている。
2015年01月13日トーシンパートナーズは11月末より、「ZOOM新宿南」を発売開始した。○グッドデザイン賞受賞「ZOOM」シリーズの10番目のマンション同社は、「SAFETY」「SENSE」「PRACTICAL」をコンセプトに、「ZOOM」マンションシリーズを展開。今年度は、「ZOOM池尻大橋」がグッドデザイン賞を受賞している。これまで販売された物件の賃貸も好調で、住まいとしてのマンションのみならず、投資物件としても高い評価を得ているという。同シリーズでは、女性が1人でも心から安心して住めること。一時期の流行を追うのではなく、普遍的な美しさが感じられるセンスのある住居であること。そして、「ほかのマンションにもあるから」といった理由ではなく、使いやすさを追求した機能美のある部屋を提供している。同物件は、2014年グッドデザイン賞を受賞した「ZOOM」シリーズの10番目となるマンション。1日360万人以上が利用する新宿駅が徒歩圏となる、都庁を中心とした副都心の高層ビル街と隣接したエリアに立地。都内のどこに出るにも利便性が高く、デパート・ブランドショップ・量販店などの旗艦店の数々が歩いて行ける距離となる。さらに、都会のオアシスとして名高い新宿御苑が眼前に広がるプレミアムな物件となっている。全国の不動産投資家、都心のシングル・コンパクトマンションの購入を検討する人に向けに、ステューディオから1LDKの間取りを用意した。また優れた立地条件だけでなく、吹き抜けのエントランスや、洋服をまとったようなファッション性の高い外観で、指名での賃貸申し込みも多く得ているという。所在地は、東京都渋谷区千駄ヶ谷5-31-2(ZOOM新宿南First)および5-30-1(ZOOM新宿南Second)。構造・規模は、鉄筋コンクリート造 地上13階建。建物竣工は11月25日(検査済証取得日)で、入居予定は、平成26年12月下旬。間取りは、ステューディオ・1LDK。価格帯は3,320万円(2戸)~6,060万円(1戸)で、最多価格帯は3,400万円台(27戸)となる。
2014年12月16日「コール ハーン(COLE HAAN)」が、ブランドのを代表するシューズである「ゼログランド」コレクションのウィメンズモデルを発売した。14年7月にメンズモデルが発売され、軽量、屈曲性、クッション性などで高い人気を集めたゼログランド。ソールに新クッショニングシシステム「グランドOS」を採用し、片足260g(8.5サイズ、ステッチレスタイプの場合)という軽量感も話題になった。新たに登場したウィメンズでも、そのクラフトマンシップ、革新的なテクノロジーは健在で、快適な履き心地を提供する。ラインアップは、「ゼログランド ノンステッチ」(3万3,000円)、「ゼログランド オックスフォード」(3万3,000円)、「ゼログランド スリップオン」(2万6,000円)、「ゼログランド スニーカー」(2万8,000円)の4型。一部店舗は、同モデルを購入すると、手持ちのオックスフォードシューズに組み合わせて使用出来るリボンシューレースがプレゼントされるキャンペーンを実施している。
2014年12月11日セブン-イレブン・ジャパンとコールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンは10日より、両社が共同開発したコールドストーンブランドの菓子を順次発売する。○コールド・ストーン・クリーマリーでも限定発売コールド・ストーン・クリーマリーは2012年12月から、全国のセブン-イレブン限定でカップアイスクリームを12種類発売してきたが、今回は初めて菓子の共同開発を行ったという。商品はセブン-イレブンのほか、全国のコールド・ストーン・クリーマリーでも限定販売する。「ホワイトフルーツプリンセスグミ」「レッドベリーズグミ」は、内側にゼリーのように柔らかい食感のグミを包んだ二重構造を採用。「ホワイトフルーツプリンセスグミ」の外側はグレープフルーツ&ライチ、中はピーチの組み合わせで、アクセントにラズベリーパウダーを使用。「レッドベリーズグミ」の外側は3種のベリー、中は杏仁ミルクの組み合わせで、アクセントにストロベリーパウダーを使用した。価格は各128円(税込)。10日に東日本エリアで発売後、順次全国に展開する。「チョコレートデボーション」は、コールドストーンアイスクリームをチョコレートにした商品。1粒で3種のチョコレートが楽しめる。「チェリーアーモンドチョコレート」は、アイスクリームサンデーをモチーフに作ったチョコレート。価格は各60円(税込)。10日に西日本エリアで発売後順次全国展開。「クッキー&クリームチョコレート」は、クッキーとクリーミーなチョコレートの食感を楽しめるチョコレート。価格は60円(税込)。17日より東日本エリアで限定発売。「カップアソートチョコ」は、チョコレートデボーション、チェリーアーモンド、クッキー&クリームを各1個ずつアイスクリームのカップに収めた商品。価格は240円(税込)。10日より全国で発売。「クリスマスカップアソートチョコ」は、チョコレートデボーション、チェリーアーモンド、クッキー&クリーム、ドリーミングオブホワイトチョコレート(限定フレーバー)を各2個ずつクリスマス限定カップに収めた限定商品。価格は590円(税込)。全国で発売中。「チャンキーダブルチョコレートミント」は、ミントアイスクリームに、ビターとホワイトのキューブ形チョコレート、クッキークランブル、キャラメルソースを入れた、ザクザク感ある素材と食感のアイスクリーム。価格は388円(税別)。17日より全国発売。※東日本エリアは北海道、東北、関東(群馬県、山梨県を除く)。西日本エリアは東海、関西、中国・四国、九州(群馬県、山梨県を含む)。
2014年12月05日ゼンリンデータコムの子会社でデジタルサイネージ事業を手掛けるWill Smartは、地図と多言語コールセンター連動型のインバウンド向け多言語コンシェルジュサービス「Smart-Com(スマートコム)」の提供を11月14日から開始すると発表した。このサービスは、ゼンリンデータコムの地図ナビゲーションシステムと、ブリックスの運営する高品質な多言語コールセンターを合わせた、コンテンツと専用ハードウェア(電話付きタッチパネル式端末)が一体となったもので、同社によると観光業界初だという。インバウンドをメインサービスとし、観光地や駅に設置することで多言語での観光地や商業施設等への案内が実現でき、観光地の回遊性を向上させられるとしている。顧客自身で周辺地図上の特定施設を強調表示でき、オリジナルの観光地図が制作が容易になる。また、24時間365日のサービス提供も可能で、操作履歴ログデータも集積可能でき、旅行者の目的地のデータも把握できるという。これらの機能に加えて、コールセンターのオペレーターが遠隔で設置端末の操作ができる機能を設けており、端末操作が苦手な方も安心して使用できる。対応言語は、日本語・英語・中国語・韓国語を予定している。
2014年11月17日旧万世橋駅の鉄道遺構をリノベーションし、2013年9月にオープンした商業施設「マーチエキュート神田万世橋」が、2014年度グッドデザイン特別賞の「グッドデザイン・未来づくりデザイン賞」を受賞した。日本デザイン振興会が11月4日に発表した。旧万世橋駅は1912(明治45)年に中央線のターミナル駅として開業。中央線が東京駅まで延伸した後、1943年に営業を休止したが、その後も赤レンガ高架橋や旧ホーム部、階段は残されたままとなっていた。「マーチエキュート神田万世橋」はこの遺構をできる限り残し、必要最低限の補修を加えるのみで駅開業当時の姿を再現。新たに設置する素材もシンプルで力強いものを使用し、全体の景観を損なわないように配慮したという。空調をはじめ、通常は天井に配置する設備も床置きとし、既存のアーチ曲線を引き立たせた空間としている。神田川に沿った北側の壁は全面ガラスサッシに替え、外部にデッキを設けることで、川との一体感を創出している。今回の受賞にあたり、グッドデザイン賞の担当審査員は、「長らく使われることなく放置されていた旧万世橋駅が、単なる改築にとどまることなく魅力的な商業施設として再生され、『サロン』が正に生み出されている点が素晴らしい。市民からも好感を持って受け入れられている点も高く評価したい」とのコメントを発表している。
2014年11月07日日本デザイン振興会が11月4日に発表した2014年度グッドデザイン特別賞にて、ゆりかもめの新型車両7300系が「グッドデザイン・未来づくりデザイン賞」を受賞した。同賞は、「来るべき社会の礎を築くデザイン」と認められたものに特別に授与される賞。ゆりかもめ新型車両7300系は、1995年の開業当時から活躍する7000系車両の代替車両として新造され、今年1月から営業運転を開始した。開発にあたり、鉄道などの大型輸送交通システムより下位に見られがちな新交通システムのチープなイメージを払拭し、東京オリンピックを見据えて国内外に向けて日本型新交通システムの地位牽引を果たしてほしいとの思いを込めたという。快適性の向上や輸送力増強、バリアフリーへの配慮などにも工夫を凝らし、シート形状改善による乗り心地の向上、新型台車の採用による車内幅の拡大、優先席と車いすスペースの拡張などを実施。先頭前面ガラスも大型化し、観光客向けに眺望性も高めた。こうした取組みについて、グッドデザイン賞の担当審査員は、「従前のゆりかもめのデザイン水準を大幅に引き上げる革新的な工夫がこらされている。オリンピック・パラリンピックを迎える東京臨海部の顔としての公共交通をリノベーションさせた素晴らしいデザインといえよう」と評価している。
2014年11月06日2014年度グッドデザイン賞(日本デザイン振興会主催)の特別賞が4日に発表され、マツダ「デミオ」とダイハツ「コペン」がグッドデザイン金賞を受賞した。グッドデザイン賞は1957年に創設された日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度。2014年度の特別賞は、「グッドデザイン・ベスト100」の中からグッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)をはじめ、グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)、グッドデザイン・未来づくりデザイン賞(経済産業省商務情報政策局長賞)などが贈られた。マツダ「デミオ」は、新世代技術「SKYACTIV技術」と新デザインテーマ「魂動 - Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品の第4弾。国産コンパクトカーの常識を打ち破るデザインとテクノロジーをリーズナブルな価格で実現したことが評価され、「2014-2015 日本カー・オブ・ザ・イヤー」も受賞した。グッドデザイン金賞の受賞に際し、「疾走する猛獣を思わせる緊張感あふれる面の張り、スピード感あふれる線の動きは、5ナンバー枠内で構築したとは思えぬほど躍動的」「インテリアはクラスの水準を抜く質感の高さもさることながら、前輪の位置を従来より前に出すことで、サイズを忘れさせる自然な運転姿勢を実現。自動車の根源的な喜びを五感で堪能できる」と、審査委員も「デミオ」を評価している。今年6月に発表されたダイハツ「コペン」は、新骨格構造「D-Frame」や、内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」の採用により、「感動の走行性能」を提供し、「自分らしさを表現できるクルマ」に。「スポーツカーにふさわしい走行性能の高さと彫りの深い大胆な造形を両立。外板は着せ替え可能となり、ユーザーが自分好みのボディを選択することで個性を表現するという、新しい自動車との付き合い方を提案している」と審査委員から評価された。ダイハツは昨年度の「タント」に続き、2年連続のグッドデザイン金賞受賞となった。
2014年11月05日日本デザイン振興会は4日、2014年度グッドデザイン賞1,258件の中から選出する「グッドデザイン大賞」(内閣総理大臣賞)が、デンソー+デンソーウェーブの産業用ロボット「医療医薬用ロボット VS050 SII」に決定したと発表した。「医療医薬用ロボット VS050 SII」は、はクリーンルームなど滅菌環境下での作業を想定した、主に食品や医薬品、半導体などの製造工場で使用される産業用垂直多関節ロボット。 滅菌洗浄に耐性のある表面処理を施したことで、これまでは人間の手による作業が必要だった滅菌環境下での工程を一部代替可能で、生産工場の自動化・省力化に貢献するという。会見に出席したデンソーウェーブ・柵木充彦代表取締役社長は、「なめらかな表面の仕上げなど、このデザインを具体的な製品として仕上げるにはハードルがあったが、デンソーとデンソーウェーブで議論をしながら開発を進めて実現することができた」とコメント。また、デンソー・伊藤義人デザイン部長は、「ビス穴はコスト上露出させざるを得ないことが多い部分だが、穴には菌が溜まるため、それを隠すようデザインを行った。難しいテーマにチャレンジし、"本来のデザイン"を追求した結果で大賞をいただけたというのは本当に光栄です」と語った。そのほか、大賞の発表と共に、いわば「優秀賞」的な立ち位置の「グッドデザイン金賞」をはじめ、「グッドデザイン・未来づくりデザイン賞」、「グッドデザイン・ものづくりデザイン賞」、「グッドデザイン・地域づくりデザイン賞」といった特別賞の受賞内容も発表された。
2014年11月04日●「デザインの庭」がコンセプトの会場構成日本デザイン振興会主催による「グッドデザイン賞」の最新の受賞作品すべてが展示される「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)が、東京都・東京ミッドタウンにて11月4日まで開催されている。ここでは、同展の会場の様子をレポートする。グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省(現・経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」。50年以上の長きにわたり、デザインが優れた作品に送られている、日本で唯一の総合的デザイン評価・ 推奨の仕組みだ。「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)では、当年度のグッドデザイン賞を受賞した1,258件すべてが展示されると共に一般投票が実施されている。この後、審査委員によって審査が行われたのち、11月4日に「グッドデザイン大賞」ほか特別賞各賞が選出・発表される流れとなっている。審査委員は、深澤直人、佐藤 卓、廣田尚子、渡辺弘明、山本秀夫、柴田文江、櫛勝彦、橋田規子、安次富隆、朝倉重徳、山田晃三、古谷誠章、安田幸一、永井一史、暦本純一、南雲勝志など、デザイナーのみならず建築家や学者、ジャーナリスト、企業経営者など、多様な分野の最前線で活躍する71名が務める。○「大賞候補」と「ベスト100」が勢ぞろいG展のメイン会場となる第1会場(東京ミッドタウン・ホール/ミッドタウン・イーストB1F)には、10月1日に発表された今年度グッドデザイン賞の中で、あらゆるジャンルを通じて審査委員から特に高い評価を得た100点である「グッドデザイン・ベスト100」を展示。軽乗用車「コペン」(ダイハツ)や普通乗用車「デミオ」(マツダ)といった自動車をはじめ、グランドピアノ「CX シリーズ」(ヤマハ)や無印良品のキッチン家電やミシン「OEKAKI 50」(アイシン精機)、電子体温計「MC-682」(オムロン)などが展示されているほか、映像作品「Sound of Honda - Ayrton Senna 1989」(本田技研)やデジタルものづくりサービス「rinkak(リンカク)」などの紹介がなされている。同会場内でひときわ注目を浴びていたのが、「グッドデザイン大賞」候補である9作品だ。デジタルカメラ「dp Quattroシリーズ」は、dp1 Quattroとdp2 Quattroに加えて、未発売の dp3 Quattroの実機が展示されるなど、来場者が実際に手にとって試すことが可能だ(ただし、展示機で撮影したデータの持ち帰りは不可)。また、「産業用ロボット/ 医療医薬用ロボット VS050 SII」(デンソーウェーブ)が実際に稼働する様子に、思わず足を止めた来場者も多かった。○"デザインの庭"を散策するように展示作品を鑑賞今年の「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)の会場アートディレクションは谷川じゅんじ(JTQ)が手がけたもので、その空間コンセプトは"デザインの庭"。今回から新たに採用したオリジナルの展示什器と照明により会場全体を構成し、来場者はまるでデザインの庭を散策するように、展示作品を鑑賞できるようになっている。オリジナルの展示什器には、素材に環境負荷が少ない強化段ボールを採用。これは、宮城県・石巻市の加工業者が、東日本大震災での経験もふまえ、仮設物としての加工のしやすさや耐久性、リサイクル性を考慮して制作されているということだ。また、この会場はホールAとホールBの2つのホールが使用され、その間のスペースに本年度、全受賞デザイン1,258点がまとめて紹介されている。さらに、同会場のエントランスにある総合受付の裏手には、来場者によるグッドデザイン大賞投票コーナーを設置。ホールに展示されている9つの大賞候補から支持するデザインに投票できる(期間中1回のみ)。その横には、受賞年鑑と赤いロゴが美しい大賞トロフィーも展示されている。グッドデザイン大賞が手にするトロフィーがどんなものなのか、興味のある人は投票コーナーに左側にある透明ケースの中に注目しよう。●家電からインタフェースまで、多様な「グッドデザイン」が集結○受賞対象のデザインを領域別に展示第2会場(東京ミッドタウン・カンファレンス/ミッドタウン・タワー4F)と第3会場(東京ミッドタウン・デザインハブ/ミッドタウン・タワー5F)は、受賞対象のデザインを領域別に展示するエリア。第2会場では日用品やキッチン用品、育児・介護用品、などの生活関連アイテムをはじめ、家電、音響機器、インテリア、住宅設備、活動といった生活のデザイン、個人・家庭向けの情報機器やメディアなどのデザイン、オフィスや流通、販売、教育、研究といった産業・公共のデザインが展示されている。デザインの美しいものはもちろんのこと、工夫やアイデアの詰まった製品が並ぶ。一方、第3会場ではサービスやシステム、インタフェースのデザインや、生活・産業・公共の空間や建築、土木、設備などのサービスやシステムなどを紹介するパネルがズラリと並ぶほか、2008年から始まったタイ王国商務省 貿易振興局主催による「デザインエクセレンスアワード2014」の紹介コーナーも設けられている。○企画展示PRブース「デザインコミュニケーション」第4会場(アトリウム/ガレリアB1F)と第5会場(キャノピースクエア/プラザ1F)は、デザインに力を入れた取り組みを展開する企業やデザイン系の大学、地域による展示PRエリア。来場者と出展者とが、直接コミュニケーションを図ることができる。第4会場では、フィリップスエレクトロニクスジャパンによる「フィリップス hue(ヒュー)とスマートフォンで簡単に部屋を模様替えしよう」や、大阪芸術大学の「デザイン+デザインプロデュースの実践」、三菱電機の「デザインの行き先は、人」など、出展者ごとにテーマを設けたブースを展開。第5会場では、ダイハツが2台の新型コペン(オープンカー)を、ヤマハとヤマハ発動機はオートマチックコミューター「トリシティ」、電子ピアノ「P-255」や「クラビノーバ CLP-500シリーズ」、電子オルガン「エレクトーン STAGEAバイタライズユニット」を展示し、生演奏も楽しめる。○特設会場では、優れたデザインの家具を展示また、特設会場(ガレリア3F、サントリー美術館横・渡り廊下)では、本年度のグッドデザイン賞からスタートした「日本の家具」を国内外にプロモーションするプロジェクトである「グッドデザイン・ジャパニーズファニチャーセレクション2014」として、日本の家具メーカーまたは日本人デザイナーがデザインした家具で、グッドデザイン賞審査委員が優れているとして選出したデザインの家具15点が展示されている。なお、会場では館内10カ所に置かれたスタンプを押してエコバッグの柄を完成させるスタンプラリー企画も展開。台紙となるエコバッグはB1F プラザインフォメーションにて11:00~19:00に配布されている(1日先着300名、なくなり次第終了)。会期は残りわずかとなったが、ぜひ自身の目で今、国内で認められた「よいデザイン」の物事に触れてみてほしい。
2014年11月03日日本デザイン振興会は31日より、グッドデザイン賞の受賞展示イベント「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)を開催する。開催期間は11月4日まで、開場時間は11:00~20:00(11月4日は18:00まで)。会場は東京ミッドタウン・ホールほか同施設内各所。入場料は一般1,000円、中学生以下は無料。チケットは5日間有効。「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)は、最新のグッドデザイン賞受賞デザイン全点の紹介を中心として展開されるイベント。今回は、10月1日に発表された今年度グッドデザイン賞の中で、あらゆるジャンルを通じて特に高い評価を得た100点である「グッドデザイン・ベスト100」の特別出展、企業や学校などのデザインの取り組みに着目した「デザインコミュニケーション」出展や、急速に発展するアジアのデザインの紹介などを予定している。また、今年度から新たにオリジナルの展示什器と照明を採用し、会場全体を構成。会場アートディレクションは谷川じゅんじ(JTQ)が手がけており、空間コンセプトは「デザインの庭」。来場者はまるでデザインの庭を散策するように、展示作品を鑑賞することができるということだ。オリジナル展示ユニットには、環境負荷が少ない強化段ボールを採用。宮城県・石巻市の加工業者が、東日本大震災での経験もふまえ、仮設物としての加工のしやすさ・耐久性やリサイクル性を考慮して制作したとのこと。なお、会場ではグッドデザイン大賞候補9点の出展および来場者による大賞投票コーナーを設置。館内10カ所に置かれたスタンプを押してエコバッグの柄を完成させるスタンプラリー、子供向けのワークショップ(11月1日~3日に開催/事前申込制)など、来場者参加形の企画も用意されている。
2014年10月31日「コール ハーン(COLE HAAN)」は、ニューヨーク・ シティ・ バレエ団所属のトップバレリーナ3人とパートナーシップ契約を結び、新たなシューズコレクションを発売した。ニューヨーク・シティ・バレエ団は90人以上の所属ダンサーを率いる、世界最高峰のバレエ団の一つ。今回のコラボではバレエ団に所属するサラ・マーンズ、メーガン・フェアチャイルド、グレッチェン・スミスの3名のバレエのステージからインスパイアされた素材やカラーリングを使用し、日常生活にマッチするデザインを追求している。バレリーナのトゥシューズからインスパイアされたのが、リボンのクロスがバックに施された「エイヴァリー ポインティー バレエ」(3万円)。ブラックスワンメタリックとダイアモンドメタリックの2色を展開。また、「エイヴァリー プリンテッド チュチュバレエ」(3万3,000円)は、トゥにブラックスエードを使用。ヌードカラーのナッパレザーにチュールをプリントし、ファブリックのような質感とした。国内での取り扱い店舗は、コール ハーン銀座本店、伊勢丹新宿店、銀座三越、福岡岩田屋、池袋西武、横浜そごう、日本橋三越、梅田阪急、大阪高島屋、玉川高島屋、JR名古屋高島屋、日本橋高島屋、渋谷東急本店。
2014年10月24日日本デザイン振興会は、2014年「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞した賞品をはじめ、近年この賞を受賞した商品を紹介するイベント「ロングライフデザインエキシビション2014」(G展)を開催する。会期は10月31日~11月3日。開場時間は11:00~20:00。会場は東京都・渋谷ヒカリエ8階「8/」、および明治通り沿いShinQs1階入り口前イベントスペース。入場無料。「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」は、10年以上にわたって生産と販売が続けられ、長い間人々から支持されているデザインに贈られる賞。このたび開催されるイベントでは、そうした身近にあって高い価値をもった「長く愛され続けるデザイン」の良さを広く知らせるべく、最新の2014年度に受賞した25点の商品と、主に2010年度以降に受賞した商品を中心に、日用品や文房具、趣味の道具などのべ90点以上が出展されるという。また、渋谷ヒカリエ 明治通り沿いShinQs1階入り口前イベントスペースでは、アメリカの人気アウトドアブランド・コールマンが、同賞を受賞したキャンプ用品などをセレクトし、デザインにこだわったキャンピングスタイルのプレゼンテーションが行われる。そのほか、10月31日、11月1日、11月3日の3日間は、渋谷ヒカリエ8階の「8/ 」内特設ステージにおいて、同賞を受賞した商品を手がけたデザイナーをゲストに招いたトークセッションを開催。ゲストや開催時刻などについては、「グッドデザインエキシビション2014(G展)」の公式WEBサイトで発表されるとのこと。なお、各回とも定員30人程度で、当日先着順となっている。
2014年10月17日コンタクトセンターとフィールドワーカーをつなぐ業務にiPadを導入した事例が広がっている。iPadのGPS機能を活用してコールセンターがフィールドワーカーの現在地を特定したり、iPadを通してフィールドワーカーと詳細な顧客情報を共有するなど、効果的な業務フローが可能になる。コンタクトセンター業務のアウトソーシングを展開するプレステージ・インターナショナルは、iPadを活用したコールセンターとフィールドワーカーの連携システムを積極的に構築している。小売企業やメーカー、ECサイトなどを顧客に持ち、コンタクトセンター対応に加えて、フィールド業務にも対応するのが特徴で、業務特化のグループ会社がフィールドワークに対応する。○コンタクトセンターの問い合わせ対応から、現地障害サポートを一気通貫に対応パークアシスト事業においては、「ゲートバーが開かない」「精算機器が故障」といったエンド・ユーザーからの問い合わせを同社のコンタクトセンターが対応し、緊急度が高いものについては、パーキング保守をカバーするグループ会社のプレミアパークアシストへ取り次ぎ、全国に展開するフィールドスタッフが24時間365日の駆け付け保守対応をする仕組みだ。「クレームになるケースも多く、顧客企業(パーキング事業者)の信用を低下させてしまう恐れがあるため、とにかく現場に早く駆け付け、正確な作業ができることがパーキング運営の一番大切なポイント」と語るのは、パーキング事業責任者の日岡氏だ。そこで同社が力を入れているのが、コンタクトセンター業務とフィールド対応(駆け付け対応)のICT化である。コンタクトセンターとフィールドスタッフ、データ分析などを統合した独自システムを構築する同社では、全フィールドスタッフにiPad miniを配付して迅速な駆付け対応を可能にしている。エンド・ユーザーから、コンタクトセンターに問い合わせが入ると、コールスタッフは、システム上からフィールドスタッフのGPS位置情報を確認し、障害場所に最も近いスタッフに緊急出動を依頼する。コールスタッフが受け付けた問い合わせ内容、障害状況などは、システムを介してフィールドスタッフのiPad miniに情報共有される。フィールドスタッフはコールセンターからの出動依頼を受けると、「PARSシステム」(同社の独自開発アプリ)を起動し名称か地図画面で駆け付け先のパーキングを検索し、問い合わせ内容や現場設備状況、過去障害履歴を即時に確認して現場に向かう。GPSを利用した駆け付け時間の短縮や、コールセンターと全国に展開するフィールドスタッフの情報共有による障害対応前の情報確認により、エンド・ユーザーの満足度を高めるのが狙いだ。○報告書をすべて現場で完結し、対応現場の過去履歴も検索可能「日報や報告書は、事務所に戻ってから作成するという従来型ではなく、現場で報告書を作成し、即日中に顧客企業への保守完了報告が可能です」(日岡氏)現場では、保守作業を行いながら画面ボタンをタップすれば、「どのような作業をしたか」を簡単に作業報告書として作成できる。文字では表現しづらい説明についてはiPad miniのカメラ機能で撮影し、システム上の報告書にそのまま取り入れることもできる。「機械の保守操作など、覚えることの多いフィールドスタッフが負荷なく使えるものを目指しました。分厚いマニュアルを読まなければ使えないものは現場に浸透しません。iPad miniは直感的に操作を覚えられるので、フィールドスタッフも興味を持って活用してくれています」(日岡氏)保守業務終了後、その場ですぐに報告書を送付できるので、事業主へのレスポンスが格段に早くなるほか、事務所に戻ってからの報告書作成が不要となり、フィールドスタッフの業務負荷も低減できている。さらに、現場のフィールドスタッフに「どんなボタンがいいか?」などヒアリングを行い、キーボードを使わなくても報告書が作成できるよう、音声入力機能を取り入れるなど工夫したという。個々のフィールドスタッフごとに既存の業務スタイルがあるので、いかにタブレットの利用が負担にならないようにするかが重要で、直感的に利用できるiPad miniはシステムとの親和性が高い。○データ蓄積による「予測の活用」また、同社が力を入れているのはデータ分析だ。コールセンターについては、独自システムにより問い合わせ内容、顧客管理などシステム管理を10年前より構築してきたが、現場でのデータ積み上げは実は非常に難しかったという。iPadアプリを導入することで、報告書を作成すると「いつ到着したか」「作業時間はどの位だったのか」といった測定しづらいタイムデータが自動で記録できるようになり、現場の貴重なデータの蓄積が可能になった。「今まで現場でやっていた見えない作業が今後は全部データ化できます。どんなトラブルが多いのか、パーキングごとにどんな特性があるかを分析することで、今後の保守対応の予測が可能となり、サービス付加価値を上げられます。また、どの作業員が一番早く作業しているかといった情報がよりピンポイントに分析でき、ノウハウの横展開を行い業務効率向上できる下地が整いました」(日岡氏)○新人とベテランの平準化を可能にするツールフィールドスタッフは、緊急な対応を求められる現場へ1人で駆け付けるため、熟練者と新人のスキルの差も課題の1つだ。フィールドスタッフを統括し、多忙の際は現場に出ることもあるというデイビス アリキサンダー武氏はこう語る。「現場への到着時間から差が出ます。ベテランはすぐに場所を把握して駆け付けられますが、新人は地図を眺めて位置を確認するところからスタートします。現場でも分からないことが多いので、電話で質問をしていましたが、なかなか解答にたどり着けず、解決が遅れてしまうこともありました」(デイビス氏)iPad miniは、新人スキルの底上げができる心強いツールになった。PARSがあれば、目的地までのルートを簡単に検索できるので到着時間が短縮できる。パーキングごとの過去の対応履歴もPARSに記録されているので、「今では、電話をする前にiPad miniから対応履歴を検索して、ベテランのフィールドスタッフの対応方法を確認する方法に変わってきています。iPad miniなら自分で調べてすぐに回答を得られるので、現場の作業時間も短縮しています」(日岡氏)フィールドスタッフは、保守作業のマニュアルをバイクに積んで現場に向かうが、今後はiPad miniにすべてのマニュアルを入れて、どの現場のマニュアルもiPad miniから閲覧可能にしたり、作業動画を入れるなど、動画を見ながら現場で作業ができるなど支援ツールとしても役立てたいと日岡氏はいう。「早く到着できても、すぐに解決できなければ意味がありません。パーキングを素早く稼働可能な状態に復帰させることは、利用顧客様からのクレームを抑えるほか、事業主様にとってはパーキングの稼働率向上となり、顧客満足の向上に繋がります」(日岡氏)夜間作業時には、iPad用のライトも持参されるというが、独自のシステムとiPadの活用により、多くの企業の裏方業務を日々支える同社の改善は続く。
2014年10月15日リッチメディアは、「LINE ビジネスコネクト」と連携するCRMツール「Pipes」を利用したコールセンターシステムを開発。第1弾として、10月7日にエイチ・アイ・エスの公式アカウントで、LINEを使ったコールセンターサービスの提供を開始した。LINE ビジネスコネクトは、LINE公式アカウントの各種APIを自社システムと連携させ、ユーザー向けにさまざまな情報を提供できるLINEの業務向けサービス。Pipesとの連携により、公式アカウントで友だち登録したユーザーにキャンペーン情報やクーポンの配信、問い合わせの対応履歴を管理・共有するといった、CRM活動を実現する。企業は、電話と異なり1対Nの同時サポートができるので、少ないオペレータでの対応が可能になるとともに、コンタクトチャネルを増やす事による顧客接点の最大化と、さらなる顧客の囲い込み、ロイヤル化が期待できる。
2014年10月08日工務店向け住宅フランチャイズを運営するロイヤルハウスはこのほど、同社が展開する戸建住宅「骨の見える家~住みつなぐ家~」が、2014年度グッドデザイン賞ベスト100に選出されたことを発表した。○中古流通を意識した企画デザインの戸建住宅同住宅は、中古流通を意識した企画デザインの戸建住宅。活性化する中古住宅市場に適応した、最初に住む家族だけではなく、その次の住み手、更にその次の住み手など、さまざまな家族に住みつなげ、それぞれの家族にとって末永く価値の高い家にする設計が特徴だという。住宅の市場価値は経年により減少し、戸建住宅の場合、築20年を経過すると価値はほぼゼロになると言われている。手放す側は住宅ローン残高が、購入する側は、構造など家の性能にかかわる部分への不安や、自分たちが住みやすいようにリフォームするために高い費用がかかるという課題がそれぞれある点を考慮し、最初の住み手にとっても次の住み手にとっても価値の高い住宅となるような工夫を採り入れた。「骨の見える化」では、2×4やプレハブなど大壁工法の普及とともに、給排水や電気設備などのインフラや構造体が隠され、家の構造が住まい手にはわからなくなっていることに着目。下地がどこにあるか、どのような構造になっているかがわかる透明性の高い家とした。「グリッド化」では、壁・天井・床などの改修で「ある面だけを補修したい」「一部だけを補修したい」という顧客からの要望があることから、壁・天井・床をグリッド(細分)化。部分的な補修が可能になり、線や面をそろえやすく、内装リフォームの際のデザインが整えやすい家とした。「シンプル化」では、間取りや外観を極力シンプルなデザインにすることで、将来のリフォームや中古流通に対する対応しやすい家とした。以上3つの工夫により、大工など職人の手ではなく、住まい手自身での改修やリフォームも行いやすくなり、DYIに関心のあるユーザーにも適した家になったという。
2014年10月06日日本通信は、10月1日より、SIMフリーiPhone利用者および利用希望者向けに「iPhone SIMフリー・コールセンター」を新設する。SIMフリーiPhoneに関する専門教育を受けた同社の社員が直接対応し、サービスの拡充を図る。同社は2010年夏からSIMフリーiPhone用のSIMを提供しており、4年に渡る知見を蓄積。コールセンターを新設し、足元で増加するSIMフリーiPhoneに関する問い合わせに対応する。SIMフリーiPhoneの使い方などについてサポートするという。Appleは、iPhone 6より国内において、SIMフリー版をキャリア版と同時に発売しており、SIMフリーiPhoneに対する注目が高まっている。
2014年09月26日伊勢丹新宿店メンズ館は、地下1階紳士靴売り場にて7月7日に世界同時発売された「コールハーン(Cole Haan)」のニューモデル「ゼログランド(ZEROGRAND)」をフィーチャーしている。15日まで。ゼログランドは、非常に軽く、そして柔軟性のある次世代モデル。1980年代に「ナイキ(NIKE)」の傘下に加わったコールハーンは、クラシックなレザーシューズにナイキのエアソールを搭載した画期的なシューズを開発(その後ナイキは2013年にコールハーンを「エイパックス・パートナーズ(Apax Partners)」に売却)。2012年春にローンチした「ルナグランド(LUNAGRAND)」は藤原ヒロシ手掛ける「フラグメントデザイン(fragment design)」とコラボレーションし、大ヒットとなった。ゼログランドはそのルナグランドの進化バージョンだ。ゼログランドの優れた特徴としてまず挙げられるのは、片足260g(8.5サイズ、ステッチレスタイプの場合)の軽量感。また切り込みの入った独特の形状のソールの内部には独自に開発した新しいクッショニングシステム「GRAND OS」が組み込まれ、シューズのシルエットを壊さずクッション性を追加。快適性を向上させている。デザインはウイングチップのみで、クーズーレザーを使用した「ゼログランド オックスフォード スエード」(4万5,000円)と、合成ファブリックを使用した「ゼログランド オックスフォードステッチレス」(3万8,000円)の、異なる素材を用いた2種類を用意。レザーは4色、合成ファブリックは3色と、全7色をラインアップしている。日本では現在伊勢丹メンズ館とコールハーン銀座店のみの取り扱いとなり、8月1日から全国で展開される。ゼログランドシリーズは秋冬以降も新作の発表を予定している。
2014年07月10日