ヴイエムウェアは10月14日、同社のパブリッククラウド「VMware vCloud Air」の拡張を発表した。新たな機能や製品としては、Google Cloud PlatformでDNSサービスを提供する「Google Cloud DNS」、サービスプロバイダー向けのクラウド管理ソフトウェアの最新版「VMware vCloud Director 8」などがある。VMware vCloud Director 8では、VMware vSphere 6とVMware NSX 6.1.4向けのサポート、Virtual Data Center(vDC)のテンプレートが追加された。また、サービスプロバイダー向けのツールとして、「VMware vCloud Air Monitoring Insight」と「Enhanced Identity Access Management」の提供も始まった。VMware vCloud Air Monitoring Insightは、インタラクティブな指標やイベントログ、ユーザーが定義できるアラームなど、クラウドサービスの運用に関する分析機能を提供し、Enhanced Identity Access Managementは、VMware vCloud Airの顧客にシングル・サインオンを提供する。同社はサービスプロバイダー向けの機能を拡張することで、エコシステムを拡大していきたいとしている。また、VMware vCloud Air向けのVMware vSphere Integrated Containersのサポートが追加された。これにより、VMware vCloud Air上で、コンテナ化されたアプリケーションを稼働することが可能になる。そのほか、テクノロジ プレビューとして発表された「Project Michigan」により、Advanced Networking ServicesとHybrid Cloud Managerの機能がVMware vCloud Airで利用できるようになる。同社は8月末に米国で年次カンファレンス「VMworld 2015」の開催に伴い、VMware,vCloud Airに関する大きな発表を行ったが、それから2カ月もたたないうちに多くの機能拡張を発表しており、同社がVMware vCloud Airに対する力を入れていることの表れとしている。
2015年10月15日西田敏行や愛川欽也などがパーソナリティを務めた、人気深夜ラジオ番組「パック・イン・ミュージック」のオフィシャルブック『パック・イン・ミュージック』(2,500円)が、9月18日に発売される。1967年から15年間に渡り放送された「パック・イン・ミュージック」は、“ラジオブームの元祖”とも言われる伝説の深夜ラジオ番組。歴代パーソナリティは、西田敏行、愛川欽也、小島一慶、久米宏、吉田拓郎、南こうせつ、近田春男、おすぎとピーコ、山本コウタロー、野沢那智などの豪華メンバーが務め、番組終了時には終了に反対するリスナーの抗議デモが起こるほどの人気を集めていた。中でも放送開始から終了まで改編されることのなかった「金曜ナチチャコ・パック」の傑作選を4枚のCDに収録した「金曜ナチチャコ・パック 今、よみがえる伝説のスター投稿者・傑作選」も発売されている。今回発売される『パック・イン・ミュージック』は、今年の4月までTBSラジオの取締役を務めていた伊藤友治が手掛けたもの。番組の制作関係者や出演者への取材、調査を基に、「パック・イン・ミュージック」と“ラジオが最も熱く、若者が熱狂していた時代”が蘇る。また9月24日には、東京・神保町の書泉グランデにてトークイベントも開催される予定だ。【書籍情報】『パック・イン・ミュージック』著者:伊藤友治、TBSラジオ出版社:DU BOOKS言語:日本語並製/512ページ/四六判発行:9月18日価格:2,500円
2015年09月01日GMOクラウドは8月31日、パブリッククラウド「ALTUS Isolateシリーズ」を利用する企業向けのオプションとして、同一のネットワーク環境から、複数のアカウントで同時にセキュアな通信を行える「リモートアクセスVPN -Plus-」の提供を開始した。本オプションを利用することで、自宅や外出先、支店など、インターネット環境があれば、どこからでもセキュアに通信することが可能となる。同社のパブリッククラウドでは、標準機能として「リモートアクセスVPN」を提供しているが、本オプションを利用することで、同じ環境から複数アカウントでのVPN通信が可能となり、業務の効率化をより高めることが可能で、社内の業務システムやファイルサーバー上のデータをクラウド環境で利用したい場合や、同じネットワークから複数アカウントでセキュアに通信を行いたいといった企業は是非活用したい機能だ。価格は、構築費と10クライアントまでで、初期費用13,000円(税別)、月額1,450円(税別)。
2015年08月31日『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』の続編『Woman In Black 2:Angel of Death(原題)』が、邦題『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』として11月に全国公開されることが決定し、ポスタービジュアルが13日、公開された。全米初登場第2位、全世界で興行1億3,000万ドルの大ヒットを記録した、ダニエル・ラドクリフ主演のゴシックホラーの続編となる本作の舞台は、第1作から40年後、第二次世界大戦中のロンドン。身を守るため、イギリスの田舎町にやって来たある学校の子供たちと引率の教師がたどり着いた先は、前作で恐怖の現場となった古い洋館"イールマーシュの館"だった。そこで彼らは、再び邪悪な"黒衣の女"ウーマン・イン・ブラックの魂を呼び覚ましてしまい、悲劇がよみがえる。原作は、英作家スーザン・ヒルのベストセラー小説『黒衣の女 ある亡霊の物語』(ハヤカワ書房)の続編で、前作の大ヒットを受けて新たな展開が執筆された。前作に続き映画化を実現した、『吸血鬼ドラキュラ』(58年)や『モールス』(10年)で知られる老舗のホラーレーベル「ハマーフィルム」のCEO/Presidentサイモン・オークス氏は「常に本作のシリーズ化は念頭に置かれてきていた」と明かし、「前作の公開前に、すでにスーザン・ヒルと続編のストーリーについて話し始めていたんだ。2カ月後、スーザンは、前作の40年後、第二次世界大戦中を舞台に、新たなストーリーのアイデアを提示してくれたんだ」と振り返る。本作では、『戦火の馬』のジェレミー・アーバインが、黒衣の女性の怨讐に巻き込まれる地元の軍指揮官を演じるほか、フィービー・フォックス、ヘレン・マクローリーらが出演。監督は、前作のジェームズ・ワトキンスから、長編映画2作目となるトム・ハーパーにバトンタッチしている。(C)Angelfish Films Limited 2014
2015年08月13日ブラックマジックデザインは27日、編集/カラーコレクション用ソフト「DaVinci Resolve 12」のパブリックベータ版を公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。「DaVinci Resolve」は、カラーコレクターとノンリニアビデオ編集が融合したソリューション。SD、HD、Ultra HDのプロジェクトを作成する個人ユーザー向けの無償版「DaVinci Resolve 12」と、マルチGPU、4K出力、モーションブラーエフェクト、時間的/空間的ノイズ除去、3Dツール、リモート/マルチユーザー・コラボレーションツールを搭載したプロのスタジオや共同で作業を行うワークグループ向けの有償版「DaVinci Resolve 12 Studio」(995ドル)が用意される。新バージョンでは、インターフェースがモダンなデザインに一新され、目への負担が軽減されたほか、複数のソースからプログラムをリアルタイムで編集できるマルチカメラ編集機能を搭載。また、トリムモード、マルチスリップ、スライド、リップル、ロールといった編集機能が向上したほか、高サンプリングレートに対応し新しいオーディオエンジンを搭載。さらに、編集ワークフローに適応できるようにメディア管理機能が再設計されたのに加えて、Intel Iris GPU および Intel Iris Pro GPU に対応したことでパフォーマンスが飛躍的に向上するなど、多くの新機能の追加や改良がなされている。なお、今回からこれまでの無償版「DaVinci Resolve Lite」が「DaVinci Resolve」に、有償版の「DaVinci Resolve」が「DaVinci Resolve Studio」へ、それぞれの特徴がより強く反映されたネーミングに変更されている。ちなみに「DaVinci Resolve 12」の最終版は、ベータ版でのテストが完了し次第、8月下旬頃に同社のWebサイトにてダウンロード提供が開始される予定となっている。現在ダウンロードページでは、「DaVinci Resolve 12 Beta」(Mac版/ Windows版)と「DaVinci Resolve 12 Studio Beta」(Mac版/ Windows版/ Linux版)が配布されている。
2015年07月28日ディリゲントは、オランダ / アムステルダムに拠点を置くDAW用プラグイン/ソフトシンセメーカーであるFabFilter社のエフェクトプラグイン4製品、およびバンドル3製品を発売開始した。なお、販売は同社オンラインショップのみでの ライセンス販売となる。今回発売されるのは、アンプモデリング・プラグイン「Saturn」(税抜2万500円) 、テープディレイ・プラグイン「Timeless 2」(税抜2万500円)、フィルターエフェクト・プラグイン「Volcano 2」(税抜1万6,500円)、モジュレーションシンセサイザー「Twin 2」(税抜16,500円)など、"FabFilter creative effect and synthesizer plug- ins"シリーズの4製品だ。また、上記のプラグイン4製品をバンドルした「FabFilter Creative Bundle」(税抜4万9,500円)をはじめ、DAWでレコーディング/ミキシングのマストアイテムをバンドルした「FabFilter Mixing Bundle」(税抜4万9,500円)、Proシリーズを含むFabFilter最新のエフェクター群をすべてバンドルした「FabFilter FX Bundle」(税抜10万8,000円)も発売されている。
2015年07月13日米Appleは7月9日(現地時間)、iOSの次期メジャーアップグレードiOS 9のパブリックベータ版「iOS 9 Public Beta」の提供を開始した。「Apple Beta Software Program」に登録することで無料で試用できる。Apple Beta Software Programはリリースする前のソフトウエアのフィードバック収集を目的としたプログラムだ。Apple ID所有者でプログラム契約に同意すれば、誰でも参加できる。パブリックベータ版をインストールするデバイスを登録すると、iOSソフトウエア・アップデートからiOS 9のパブリックベータ版および今後のアップデートを入手できるようになる。パブリックベータ版にはAppleに直接フィードバックを送信する「フィードバックアシスタント」が付属する。なおパブリックベータ版に関する情報は、Appleが公開した技術情報を除いて同社の機密情報になる。たとえば、パブリックベータソフトの情報やスクリーンショットを公開したり、プログラム参加者以外に画面を見せるのは契約違反になる。詳細はApple Beta Software Program契約で確認できる。Appleが開発者カンファレンスWWDC 2015(6月8日~12日)で発表したiOS 9は、バッテリー動作の効率性、セキュリティといったiOSの基盤をさらに強固にし、プロアクティブなデジタルアシスタント、iPadでの2アプリ分割表示、新アプリ「News」など様々な新機能を加える。正式版のリリースは今秋を予定している。
2015年07月10日米Appleは7月9日(現地時間)、今秋リリース予定のOS Xの次期メジャーアップグレード「OS X El Capitan」のパブリックベータ版の提供を開始した。「Apple Beta Software Program」に登録することで無料で試用できる。Apple Beta Software Programはリリースする前のソフトウエアのフィードバック収集を目的としたプログラムだ。Apple ID所有者でプログラム契約に同意すれば、誰でも参加できる。パブリックベータ版をインストールするデバイスを登録すると、Mac App StoreからOS X El Capitanのパブリックベータ版および今後のアップデートを入手できるようになる。パブリックベータ版にはAppleに直接フィードバックを送信する「フィードバックアシスタント」が付属する。なおパブリックベータ版に関する情報は、Appleが公開した技術情報を除いて同社の機密情報になる。たとえば、パブリックベータソフトの情報やスクリーンショットを公開したり、プログラム参加者以外に画面を見せるのは契約違反になる。詳細はApple Beta Software Program契約で確認できる。Appleが開発者カンファレンスWWDC 2015(6月8日~12日)で発表したOS X El Capitanは、体験とパフォーマンスの向上に重点を置いたアップデートになる。フルスクリーンで2つのウインドウを並べる「Split View」という新機能を搭載。Mission Control、Safari、メール、メモ、マップ、Spotlightなどが強化・改善されている。
2015年07月10日ブラック・ダック・ソフトウェアは6月19日、Jenkinsのための無料のBlack Duck脆弱性プラグインをリリースした。新しいプラグインによって、Jenkinsのビルドから依存性のあるデータを抽出し、プロジェクト内で使用しているオープンソース・ソフトウェアを自動的に発見するほか、セキュリティ上の脆弱性を検知することが可能となった。オープンソース・ソフトウェアでは、毎年新たに4000個以上の脆弱性が報告されており、一般的な企業においては、これらの脆弱性のうち数千個ものものが、気づかれないままになっているという。今回リリースするプラグインは、同社のKnowledgeBaseを活用してオープンソースのコンポーネントの識別過程を効率化し、100万件以上のオープンソース・プロジェクトにある脆弱性と、ライセンス・データの提供を瞬時に行なう。各ビルドの中で脆弱性を識別できるため、ソフトウェア開発の早い段階でリスクを低減できる。また、同社の脆弱性プラグインは共有の容易なPDFレポート生成も行なう。
2015年06月22日米Microsoftは5月21日(現地時間)、「Outlook.com」のアップグレードを発表した。Clutter、アドイン機能、コラボレーション方法の強化、カレンダーのアップデートなどが含まれる。21日からプレビューとして小規模グループへのロールアウトを開始し、数週間中にオプトインプログラムに拡大する。同社はOutlook.comをOffice 365ベースのインフラに移行させようとしており、今回のアップグレードはその第一歩になる。新版では、カラーの変更に加えて、新たに13種類のテーマを選べるようになった。Clutterはメッセージの自動分類機能である。広告メールなど重要ではないメッセージを別のフォルダに移し、重要なメールに集中できるように受信トレイを整理する。重要ではないメールが受信トレイに残っていた場合は、ユーザーがClutterフォルダにドロップするとClutterが学習し、使うほどに分類精度が高まる。よりリッチかつ柔軟にメッセージを扱えるようになった。メッセージにリンクを貼り付けると、Outlook.comが自動生成したプレビューが表示される(リンクプレビュー)。また、画像をコピー&ペーストして、メッセージ本文の好きな位置に直接貼り付けられる(インライン画像)。メッセージは新しいウインドウとしてポップアウトさせることができ、過去のメッセージを見ながら新規メッセージを作成するというようなマルチタスクが可能。添付ファイルもメッセージと並べて表示でき、たとえばメッセージに返信しながら、同時にメッセージに添付されたWord/PowerPoint/Excelファイルを開き、内容を編集することも可能だ。開発者カンファレンスBuild 2015(4月29日-5月1日)で発表したアドインをサポートし、Bing Maps、My Templates、Suggested Meetingsといったアドインが実装される。さらにUber、Boomerang、PayPalといったサードパーティのアドインが登場する予定だ。Skype統合が向上し、メールとSkypeの間でよりシームレスにコミュニケーションを切り替えられる。またOneDriveを用いたファイル共有が改善され、メッセージにファイルを添付し、ワンクリックでOneDriveの共有リンクに変換できる。Calendarはナビゲーションが見直された。必要に応じて左右のパネルを出し入れしながら、スケジュールやイベント、共有カレンダーなどを管理できる。左上に検索ボックスが設けられ、名前、ロケーション、説明など豊富な検索オプションですばやくイベントやスケジュールを探し出せる。
2015年05月22日ニフティは、クララオンラインが中国にて提供しているパブリッククラウドサービス「鴻図雲(ホンツーユン)」に共同提供社として参画し、4月16日(木)からサービス提供開始したと発表した。これは、同社が海外で提供する初のクラウドサービスとなる。同サービスは、ニフティクラウドの安定したインフラ基盤とクララオンラインの中国におけるビジネスノウハウを組み合わせることで、中国でもニフティクラウドと同じパブリッククラウドを利用できるサービス。中国の5つの通信キャリアとのBGP接続による中国全土へのインターネット接続性と、環境の違いに対する技術面およびビジネス面でのサポートを提供する。これらのサービスは、既に本田技研工業(中国)、タニタ上海といった企業がサービスを利用している。現在、中国で、ITビジネス市場の成長に伴ってクラウドサービスが急速に普及しており、これまで、「鴻図雲」をインフラ構築・運用の面で支援。今回、中国で安定稼動し、導入実績のある「鴻図雲」に共同提供社として加わることで、サービス促進を図るという。今後は、クララオンラインとの協業をより強化し「鴻図雲」のソリューション拡大を図り、中国でのビジネスを強力に支援するとしている。
2015年04月23日米AppleがiOS 8.3のパブリックベータ版を「Apple Beta Software Program」の一部の登録者に対して配布したと、9to5macなど米メディアが現地12日に報じた。これまで同社ではOS Xのパブリックベータ版の提供を行ったことはあるものの、iOSでは初となる。「Apple Beta Software Program」は一部のユーザーに対して、プレリリース版のソフト、アプリ、サービスを試用してもらい、正式リリース版の品質向上を目指してフィードバックを収集する取り組みのこと。同プログラムへの参加者に配布されるのはプレリリース版となるため、不具合が発生する可能性がある。また、プレリリース版は機密情報に該当し、スクリーンショットの公開やプレリリース版の情報をSNS等での公開、同プログラム参加者以外にプレリリース版の画面を見せたり、内容を話したりすることは禁止される。禁止事項が多い一方で、同プログラムへの参加者は、先行して無料で新サービスに触れられるのがメリットだ。ただし、今回配布されたiOS 8.3では、新しい絵文字キーボードの追加、Siriの対応国の拡大、安定性やパフォーマンスの向上、バグフィックスとされ、新機能を目当てにするユーザーにとってはメリットは大きくはなさそうだ。なお、同プログラムに参加するには、「Apple Beta Software Program」でApple IDを登録する必要がある。
2015年03月13日カルバン・クライン(Calvin Klein)が、15年スプリングシーズンにおけるグローバル広告キャンペーンを公開した。「カルバン・クライン コレクション(Calvin Klein collection)」「カルバン・クライン プラチナム(CALVIN KLEIN PLATINUM)」では、ヴァネッサ・アクセンテ(Vanessa Axente)とクラーク・ボックルマン(Clark Bockelman)の2人がモデルに選ばれた。ヴァネッサは現在ウィメンズ向けのフレグランス「エンドレス・ユーフォリア カルバン・クライン」の顔を務めており、過去にはブランドの広告キャンペーンを3度経験。一方のクラークも今回が3度目のキャンペーンモデルへの起用となり、このブランドに縁の深い2人を、カメラマンのデヴィッド・シムズが写真に収めた。一方、「カルバン・クライン パフォーマンス(Calvin Klein Performance)」では、モデルにイエヴァ・ラグナ(Ieva Laguna)を起用。撮影はグレッグ・ハリスが行い、ニューヨークを舞台とした色鮮やかなビジュアルが、ブランドの躍動感や力強さを表現している。既に先行して発表されている「カルバン・クライン ジーンズ(Calvin Klein Jeans)」と「カルバン・クライン アンダーウェア(Calvin Klein Underwear)」のグローバル広告キャンペーンと共に、これらのビジュアルは新聞、雑誌、デジタルメディアなどで展開される予定。
2015年03月10日三菱電機は3月4日、省エネ志向の強いエアコンの通年エネルギー消費効率の改善に貢献するインバーター駆動用パワー半導体モジュール「SJ-MOSFET搭載超小型DIPIPM」の新製品として、10A/600V品「PSM10S94F6」、15A/600V品「PSM15S94H6」、20A/600V品「PSM20S94H6」の3品種を5月22日から順次発売すると発表した。2.2kW~8.0kWまでのエアコンの容量帯に対応。微細プロセスの採用により、オン電圧の低減化を実現し、従来品に比べて電力損失を約14%低減し、インバーターシステムの低消費電力化に貢献する。24.0mm×38.0mm×3.5mmの外形サイズ、ピン配置などは同社の超小型パッケージ品との互換性を確保したほか、電流制限抵抗付きBSD(Boot-Strap Diode)内蔵により、外付け部品数を削減。これにより、インバーターシステムの設計を簡素化する。サンプル価格はPSM10S94F6が2500円(税別)、PSM15S94H6が3000円(税別)、PSM20S94H6が3500円(税別)。発売日はPSM15S94H6とPSM20S94H6が5月22日、PSM10S94F6が6月19日を予定。
2015年03月05日米Appleが新しい写真管理・編集ソフト「写真」を含む「OS X Yosemite v10.10.3」のパブリックベータを開始した。「写真」はiCloudフォトライブラリ(ベータ)をサポートし、iOSの写真アプリとの連係に優れているのが特徴。昨年6月にWWDC 2014で開発発表を行い、今年前半のリリースを予告していた。AppleはすでにiPhotoとApertureの開発を終了させる計画を明かしており、「写真」はOS Xの新しい標準写真ソフトとして、事実上iPhotoとApertureを引き継ぐソフトになる。パブリックベータ版の試用を希望するMacユーザーは、OS X Beta Programのサイトでベータプログラムに登録するか、登録済みの場合はApple IDを使ってサインインする。OS X Yosemite Public Beta Guideの説明に従って、バックアップを作成し、次に「Beta Access Utility」をダウンロードして、YosemiteBetaAccessUtility.dmgをダブルクリックして実行する。Macがベータプログラムに登録され、自動的にMac App Storeが起動し、アプリケーションのチェックが完了すると利用できるアップデートに「Pre-release: OS X Yosemite 10.10.3 Public Beta (14D87p)」が表示される。パブリックベータ版をインストールしたら、通常版へのバージョンダウンはできない。「写真」はiPhotoのフォトライブラリを取り込んで使用する(複数ある場合は、その内の1つ)。引き続きiPhotoも使えるが、「写真」で行った変更や編集はiPhotoには反映されず、逆も同様だ。Apertureライブラリも「写真」に取り込めるが、プロジェクトがアルバムに、スターレート/カラーラベル/フラグなどがキーワードに変換され、その他のIPTCメタデータは「写真」で表示されず、カスタム・メタデータ・フィールドは「写真」に移行しないので注意が必要。Apertureも引き続き使用できるものの、変更や編集は「写真」に反映されず、「写真」での変更や編集もApertureには表示されない。
2015年03月03日米Appleが「iOS 8.3」の一般向け正式版のリリースを前に、パブリックベータ版が提供されるかもしれない。9to5macが本件に詳しい関係者の話として、現地20日に報じた。iOSのパブリックベータ版がリリースされれば、iOS史上初となる。パブリックベータ版の配布は、正式版のリリース前に、多くの人が利用することで、事前に不具合を発見し、正式版での動作の安定化に役立てる試みのこと。9to5macによると、3月中旬にパブリックベータ版が提供されるという。パブリックベータ版は、iOSの最新版を先んじて利用できるのがメリットとなるが、あくまでプレリリース版であり、動作が不安定な場合があることを認識しておきたい。iOS 8.3では、CarPlayのワイヤレス接続への対応、中国でのApple Pay対応、新しい絵文字キーボードの追加、Googleの二段階認証などとされる。一連の新機能が日本のユーザーにとって、iOSの大幅な機能向上につながるとは考えにくく、パブリックベータ版が提供されても、メリットとデメリットを考慮したうえで利用するか否かを決めたほうがいいだろう。
2015年02月23日東京都・渋谷のBunkamura Galleryは、パークホテル東京をはじめとし、多数のパブリックスペースで取り上げられている作家、室麻衣子の個展「March in March 3月の行進」を開催する。会期は3月11日~18日。開館時間は10:00~19:30。入場無料。同展は、メキシコでアートを学び、国や言語、手法においてボーダレスに活動し、ギャラリーやパブリックスペース等で精力的に展開している室氏による個展。これまでの主要な作品と新作が一堂に集い、立体や平面などのジャンルにとらわれることなく、日常で感じたことをストレートに表現された作品が展示される。また、陶やフェルト、鉄などで構成された動物の立体作品や平面を飾る陶コラージュに加え、貴重なアニメーション作品も公開されるとのこと。また、同展に際して室氏は、「何かに気づき、こだわりが生まれ、自分自身を覆っていた殻に気づく。思い切って殻を破って外に出ても、新たな扉を見つけ、足を踏み入れたことのない外を経験していく。どこへたどり着くかわからなくても進み、『今』という瞬間を常に行進している」と語る。会場では、メキシコで生まれたアマテ紙の画面を奔放に飛び交うカラフルな鳥たちやフラミンゴなどの動物たちの作品が行進するように並び、愛らしく、それでいて刺激的でユニークな陶の動物たちなど、エキゾチックかつエネルギッシュに彩られた立体物や陶コラージュが展示されるなど、メキシコで学んだ彼女ならではの開放的で生命力に満ちた世界が広がるということだ。
2015年02月23日米国VMwareは1月29日(現地時間)、Googleとの協業を拡大し、同社のハイブリッドクラウド「VMware vCloud Air」上でGoogleのパブリッククラウドを企業向けに提供すると発表した。第1弾として、次の4つのGoogle Cloud Platformサービスが、Cloud Air上で提供される予定。Google Cloud StorageGoogleの低コストの分散オブジェクト ストレージ サービスGoogle BigQuery数十億のデータポイントにアクセスが必要なアドホックのビジネス インテリジェンスのクエリを数秒で実行可能なリアルタイムのビッグデータ分析サービスGoogle Cloud Datastore自動拡張機能と完全なトランザクション整合性を備えた、スキーマ不要かつドキュメント ベースのNoSQLサービスGoogle Cloud DNSグローバルに分散された低レイテンシのDNSサービスvCloud Air上で利用できるGoogle Cloud Platformサービスは、2015年後半に提供開始予定だが、国内での提供時期は未定。VMware vCloud Airの既存の顧客は、保有するvCloud Airのサービス契約とネットワーク接続環境を用いてGoogle Cloud Platformサービスを利用できる。使用したGoogle Cloud Platformサービスの料金だけを追加で支払うことになる。両社は、クラウド管理プラットフォーム「VMware vRealize Cloud Management Suite」からGoogle Cloud Platformを管理できるよう、共同で取り組むことも発表した。
2015年01月30日IDC Japanは1月28日、国内のパブリッククラウドサービスの市場予測を発表した。2014年の国内パブリッククラウドサービス市場規模は、前年比33.6%増の1804億円になると推定。2015年以降も増加傾向で、2019年の市場規模は2014年比3.0倍の5337億円に達する見込みだという。増加の理由として、既存システムの更新時などにクラウドの導入を検討する大企業が増えていることなどを挙げている。一方、中小企業では、クラウドの導入を慎重化する傾向にある。導入後の資産の継承性やリスクに対する懸念が拭えないことから、既存のITを使い続け、クラウドの導入を見送っている企業も多い。企業がクラウドのメリットをよく理解することが、普及を促進するポイントになると言及している。また、普及の促進には、企業がクラウドの利用価値を高めるための事業を創出する必要がある。IDC Japanでは「ユーザーやパートナーと情報共有を進め、コミュニティを活性化させることが未踏分野においてITソリューションを顕在化させる鍵である」と説明している。今回の発表は、IDC Japanが発行する有料のレポート「国内パブリッククラウドサービス市場 2014年の推定と2015年~2019年の予測」で詳細を確認できる。
2015年01月30日前回はパブリックサイトの公開手順を紹介しました。今回はパブリックサイトの公開後の運用について紹介します。○下書きページの発行前回説明した様に、「保存」したWebページは、保存しただけでは「下書き」状態となり、インターネット上に公開されません。一度公開したWebページであっても、なんらかの更新をした後は再度「発行」しなければ、インターネットに公開されません。(1)パブリックサイトを「オンライン」状態にした後、編集権限を持つユーザーが「下書き」状態のWebページまたは「発行」後に修正したWebページを表示すると、「この下書きを発行する」というメッセージが表示される様になります。このWebページをインターネットに公開するには、「この下書きを発行する」をクリックして、発行ください。(2)「下書き」状態または「発行」後に修正したWebページを編集している時は、リボンの「保存して発行」をクリックすることで、編集Webページを即時発行できます。(3)発行済み(承認済み)のWebページでは、手順(1)や(2)の画面の様な「この下書きを発行する」メッセージを表示しません。○匿名ユーザーのアクセス画面Webページの編集権限を持つユーザーがOffice 365にサインインした状態でパブリックサイトにアクセスすると、画面上部にOffice 365のメニューが表示され、また「参照」「ページ」「サイト」などの、Webページの編集画面を開くメニューも表示されます。(手順(1)~(3)の画面)一方、Office 365からサインアウトした状態、または、匿名ユーザー(このOffice 365テナントのユーザーではない一般のユーザー)がアクセスした時は、Office 365関連のメニューは表示されません。アクセスするためのURLは、以下のようになります。 365テナントのドメイン名主部-public.sharepoint.comたとえば、Office 365テナントのドメイン名が mynavi365.com の場合、パブリックサイトのURLは以下のとおりです。一般のユーザーがアクセスした時のWebページ。このOffice 365テナントのユーザーは、右上の「サインイン」をクリックしてサインインすることで、Office 365テナントユーザーの画面にアクセスできます。○独自ドメイン名を設定する前述の様に、Office 365のパブリックサイトでは、既定の設定で sharepoint.com ドメインを使用します。しかし、一般的には…特にビジネスでは、やはり公開サイトには独自ドメインを使用したいところでしょう。パブリックサイトを独自ドメインで運用するには、「アドレスの変更」機能を使用します。(5)Office 365にサインインして、右上の「管理者」をクリックし、管理者ページの「組織の管理」カテゴリの「Webサイト」グループから、「一般向けWebサイトを管理する」をクリックします。※Office 365では、メニューやドキュメントによって、パブリックサイトのことを「一般向けWebサイト」とも呼びます。(6)「一般向けWebサイトを管理する」ページで、「アドレスの変更」をクリックします。(7)ドロップダウンリストで目的のアドレスを選択し、「保存」ボタンをクリックします。選択できるアドレスは、Office 365に割り当てた独自ドメイン名に、wwwを付加したアドレスになります。たとえば、mynavi365.comをOffice 365に割り当てているとき、選択できるアドレスは www.mynavi365.com となります。1つのOffice 365テナントに複数のドメイン名を割り当てている時は、それらのドメイン名の中から選択できます。(8)変更したアドレスを保存した後、次の様なメッセージ表示になります。アドレスの変更には数分~15分程度の時間がかかりますが、このメッセージが表示されている時は、まだアドレス変更が完了していません。しばらくしたら、「ページを更新して、完了したことを確認します」をクリックして、アドレスの変更処理が完了したかどうか、確認してください。(9)アドレスの変更処理が完了すると、次の様なメッセージにかわります。「現在のアドレス」に新しいアドレスが表示されていることを確認してください。ただし、ここでいう設定完了とは、あくまでOffice 365テナントのアドレス変更設定完了を意味するものです。実際のWebアクセスでは、DNSサーバーの設定変更がネットワークに浸透するまでタイムラグがありますので、新しいアドレスでアクセスできる様になるまでは数分~数時間程度かかります。(10)アドレス変更が完了して、新しいアドレスでアクセスした例。
2015年01月28日○Webページの発行と公開パブリックサイトをオンライン公開する前に、パブリックサイトのWebページの作成から公開までの管理を整理します。パブリックサイトに作成したWebページは、以下の2つの条件を満たしている時に、インターネット上で公開され、誰でもアクセスできる様になっています。(1)作成したWebページが(保存ではなく)発行(承認)されている(2)パブリックサイト全体がオンライン(公開)状態になっているWebページを作成しても、それを「保存」しただけでは「下書き」状態になっており、インターネット上に公開されません。まず、Webページの作成者は、制作が完了したWebページを「発行」しなければなりません。「発行」されたWebページは「承認済み」状態になり、パブリックサイトがオンライン(公開)状態になった時に、「承認済み」ページがインターネット上に公開され、誰でも閲覧できるようになります。なお、Webページの作成・編集権限のみをもつユーザーがWebページを発行した後、管理者が「承認」することでWebページを公開できる、というワークフローも設定できますが、既定の設定では、「発行」すると、自動的に承認された状態になります。○ページの更新と発行一度発行して公開中のページを修正した場合も、再度「発行」手続きが必要です。SharePointサイトでは、編集中のWebページ(「下書き」状態)と、実際にサイトに公開しているWebページ(「承認済み」状態)は、内部的に独立して管理しています。作成したページを発行した後、再度ページを編集しても「保存」しただけでは公開されているページは変わりません。再度「発行」手続きをすることで、更新内容が公開されているページに反映されます。「発行」は、編集したページを、公開ページに複製する機能と考えればいいでしょう。これは製作中のWebページを公開してしまうことを防止するための、Webページの更新のために公開を中断しないための、すぐれた機能です。発行するまでは、修正中のページではなく、修正以前に発行したページがインターネット上に公開されます。「発行」した時点で、初めて、修正した新しいページが、修正以前のページと差し替えて公開されます。○ページの更新とバージョン管理SharePointのサイトでは、Webページの更新をバージョン番号で管理します。バージョン番号には、メジャーバージョン番号(整数部)とマイナーバージョン番号(小数部)があります。たとえば、バージョン2.3の場合、メジャーバージョン番号が2、マイナーバージョン番号が3です。Webページを更新して保存すると、マイナーバージョンが1つカウントアップされます。たとえば、バージョン2.3のファイルを更新して保存すると、バージョン2.4になります。一方、Webページを発行すると、マイナーバージョンが1つカウントアップされ、マイナーバージョンは0となります。バージョン2.4のWebページを発行すると、バージョン3.0となります。また、基本的に保存または発行する度にWebページを保存し、過去のバージョンも保存します。必要に応じて、過去のバージョンにロールバックすることができます(※ロールバックについては、当連載の第24回を参照して下さい)。以上のことを踏まえて、Webページの確認方法、また、パブリックサイトのオンライン(公開)手順を紹介します。○Webページの下書き/承認済み状態の確認パブリックサイトを構成する各Webページの状態は、「すべてのページを表示」で確認します。(1)Office 365にパブリックサイトの管理者権限を持つユーザーがサインインし、「サイト」→「パブリックサイト」をクリックします。(2)「ページ」タブをクリックし、「すべてのページを表示」をクリックします。(3)各ファイルの状況を確認できます。「承認済み」となっているWebページが、パブリックサイトを「オンライン」にしたときにインターネット上に公開されます。○パブリックサイトをオンラインにするパブリックサイトをインターネット上に公開するには、パブリックサイトの管理者権限を持つユーザーが、パブリックサイトを「オンライン」にします。(4)Office 365にサインインしてパブリックサイトを表示した状態で、「Webサイトをオンラインにする」をクリックし、さらにメニューの「Webサイトをオンラインにする」をクリックします。(5)「下書き」状態のWebページが残っている時は、確認メッセージを表示します。「続行」をクリックしてください。(6)パブリックサイトをオンラインにするかどうか、確認メッセージを表示します。「オンラインにする」をクリックしてください。(7)オンラインになったというメッセージを表示します。「閉じる」をクリックしてください。これで、パブリックサイトをインターネット上に公開し、誰でもアクセスできる様になります。
2015年01月26日ソフトバンク・テクノロジーは1月20日、インティメート・マージャーと販売代理店契約を締結し、インティメート・マージャーが提供するパブリックDMPの取り扱いを開始した。同DMPは、同社が提携するメディアや提携ツールから取得した3億件を超えるオーディエンスデータを保有。国産オリジナルのデータマイニングエンジンによりリアルタイム解析を実施し、サイト利用者の特性を可視化することで、広告配信やコンテンツマーケティングの最適化を実現する。今回の代理店契約によりSBTは、インティメート・マージャーのパブリックDMPと、デジタルマーケティングソリューションAdobe Marketing Cloudを連携させ、オーディエンスデータの分析やデータ連携、施策活用できるサービスの提供を開始する。これにより、判別が難しかった性別や年代、趣味嗜好などの来訪者属性情報をパブリックDMPから取得し、明確なペルソナに基づいた自社サイト内行動分析とパーソナライゼーションを実現。また、Adobe Media Managerのオーディエンス管理機能で構築したプライベートDMPとインティメート・マージャーのパブリックDMPを組み合わせて利用することにより、クロスデバイス・クロスチャネルでの顧客体験の最適化を可能とする。さらに、SBT独自のコンサルティングサービスとなる「SIGNAL」によって、インティメート・マージャーの数百にも分けられた属性セグメントを利用した「顧客体験の最適化」の施策を、専門のコンサルタントが支援する。なお、インティメート・マージャーとSIGNALの連携サービスでは、オウンドメディア上でのターゲティングや広告配信などアクションプランの最適化により、新規顧客開拓や会員育成、離反防止をサポート。ライフタイムバリューを最適化することで、企業の顧客ロイヤリティ向上につながるOne to Oneマーケティングが実現可能となるという。
2015年01月21日○パブリックサイトのページを管理するSharePoint Onlineによって稼働するOffice 365のパブリックサイトでは、基本的にパブリックサイトのメニューからページの作成や制作、管理を行います。FTPツールなどは使用しません。○ページURLの変更Office 365では、ページのタイトル名がそのままページ名になります。したがって、ページタイトルに日本語を使用すると、ページ名も、そのページのURLも日本語になってしまいます。パブリックサイトのトップページからナビゲーションをクリックしてページ遷移するのであれば、そのままでも問題ありません。しかし、そのページに対するURLを直接利用したい場合には、日本語のURLは使いにくくなります。全角文字をエンコードしなければならないことがあるからです。日本語のURLに半角英数字の別名を設定して、半角英数字だけでURLを作れるようにするには、SharePoint Onlineのフレンドリ機能を使います。(1)Office 365にサインインし、ページURLを変更したいページを表示します。以下の例では、ページタイトル、ページ名が「お問い合わせ」で、URLにも「お問い合わせ」という日本語の文字列が含まれています。(2)ページURLを変更するには、「ページ」タブをクリックし、「プロパティの編集▼」ボタンから「ナビゲーションプロパティの編集」メニューをクリックします。(3)「フレンドリURLセグメント」に、このページのURLとして使用したい文字列を入力して、「OK」ボタンをクリックします。(4)URLの日本語部分が、半角英字になりました。○ページの履歴とロールバックパブリックサイトでは、各ページの編集履歴が自動的に保存されます。いつでも変更履歴を確認したり、過去のバージョンにロールバック(巻き戻し)することができます。(5)履歴を確認するには、履歴を確認したいページを表示して、「ページ」タブをクリックし、「ページ履歴」ボタンをクリックします。(6)ページの左側に、保存された編集履歴の一覧を表示します。確認したい日時をクリックすると、その時点でのページの編集状態を表示します。その履歴の時点で削除した文字列は赤、新しく追加した文字列は緑で表示します。もし、表示している状態にページを復元したい時は、「このバージョンの復元」をクリックしてください。○ファイルのアップロードパブリックサイトに掲載する画像やPDFファイルなど、各種のコンテンツについて、各ページを制作する時に1つずつアップロードできます。しかし、複数のファイルまとめて作業をする時は、一度にアップロードしたい時もあるでしょう。あるいは、ファイルの種類や目的ごとにフォルダ分けして整理したいこともあるでしょう。Office 365のパブリックサイトはSharePoint Onlineで稼働していますので、SharePointやSkyDrive for Businessと同様の操作でファイルのアップロードやファイルの管理をできます。※当連載当初にSkyDrive Proという名称だったファイル共有機能は、現在、OneDrive for Businessという名称になっています。(7)パブリックサイトで、「設定」(歯車)ボタンをクリックし、「サイトコンテンツ」メニューをクリックします。(8)SharePoint Onlineおなじみの管理ページを表示します。ここでは写真をアップロードしてみます。「写真」アイコンをクリックして、ドキュメントライブラリ(フォルダ)を開いてください。※新しいフォルダを作成する時は、「アプリの追加」アイコンをクリックして、「ドキュメントライブラリ」を追加します。(9)SharePoint Onlineのドキュメントライブラリ(あるいはOneDrive for Business)と同様に、自分のコンピュータのフォルダから、ファイルをドラッグ&ドリップしてアップロードできます。(10)画像ファイルを3枚アップロードしました。(11)アップロードした画像ファイルを使用するには、ページの編集画面で、「挿入」タブをクリックし、「画像▼」ボタンをクリックします。自分のPCから直接アップロードして貼り付ける時は「コンピュータから」メニューをクリックしますが、すでにアップロード済みの画像ファイルを利用する時は、「SharePointから」メニューをクリックします。(12)SharePoint Onlineのファイルライブラリから保存したフォルダをクリックして選択し、貼り付ける画像ファイルをクリックして、「挿入」ボタンをクリックします。(13)貼り付けた画像を調整する時は、目的の画像をクリックして選択すると、「イメージ」タブと、画像調整のためのリボンを表示します。表示位置、サイズなどを設定できます。○パブリックサイトのページを直接確認するパブリックサイトの各ページも、SharePoint Onlineのファイルライブラリに保存され、管理されています。パブリックサイトのWebページのファイルを直接確認、管理するには、次のようにします。(14)パブリックサイトを表示して、「ページ」タブをクリックし、「全てのページを表示」ボタンをクリックします。※手順8の画面から、ファイルライブラリ「ページ」アイコンをクリックしても同じです。(15)SharePoint Onlineのファイルライブラリとして、Webページを確認し、また管理できます。「更新者」が「システムアカウント」になっているファイルは、システムが自動的に作成したファイルや、システムが自動更新しているファイルです。「承認の状況」には、「承認済み」と「下書き」の2種類があります。パブリックサイトでは、ページを作成または変更しても、それがすぐにサイトに反映されるわけではありません。承認と下書きについては、次回で解説します。
2014年12月29日○パブリックサイトのページを編集するOffice 365の「パブリックサイト」は、SharePoint OnlineをCMSとして制作するWebサイト…いわゆるホームページです。多くのCMSと同様、Office 365のパブリックサイトでも、パブリックサイトの各ページの共通部分と、ページごとの独自の部分を分けて管理します。前回は、パブリックサイトの全ページ共通部分…基本デザインの編集を紹介しました。今回は各ページの編集を紹介します。パブリックサイトの管理者権限を持つユーザーでOffice 365にサインインし、「サイト」をクリックして、「パブリックサイト」をクリックし、パブリックサイトを表示して下さい。パブリックサイトをインターネット上で一般公開する手続きをするまでは、Office 365にサインインしなければ、パブリックサイトを表示できません。(1)表示しパブリックサイトの編集モードに遷移するには、設定ボタン(歯車ボタン)をクリックし、「ページの編集」メニューをクリックしてください。あるいは、画面左上の「ページ」タブをクリックして「編集」ボタンをクリックします。(2)画面上部にWordのリボンの様なページ編集用のリボンが表示されます。必要な編集機能をクリックして、ページを編集してください。ページの編集状態によって、編集リボンが切り替わったり、リボンが消えることもあります。たとえば、ページの、ページコンテンツボックス以外の部分をクリックすると、編集リボンは閉じられます。編集リボンを使用する時は、ページコンテンツボックス内部をクリックしてください。基本的に、ここで編集できるのは「ページコンテンツ」ボックスの内部です。それ以外の部分は、パブリックサイト内で全ページ共通の部分です。ページコンテンツ以外の部分を変更したい時は、基本デザインの変更として修正しなければなりません。(基本デザインの変更は、連載第22回を参照)(3)HTMLに習熟しているユーザーは、直接HTMLでページを編集したいこともあるでしょう。そのときは、編集リボンの「ソースの編集」ボタンをクリックしてください。(4)シンプルなテキストエディタに遷移して、直接、ページコンテンツ内部をHTMLでコーディングできる様になります。修正が終了したら、「OK」ボタンをクリックします。(5)各種コンポーネントなどをWebページに挿入したい時は、「挿入」タブをクリックし、「挿入」リボンから挿入したいコンポーネントをクリックします。たとえば、他のページやサイトへのリンクを張りたい時は、「挿入」リボンの「リンク」ボタンをクリックします。表示する文字列と、リンク先URLを入力して、「OK」ボタンをクリックしてください。(6)リンクの場合、ページコンテンツボックスの挿入したリンク部分をクリックすると、リンク編集用のリボンを表示します。このリボンで、リンクを修正したり、詳細な設定をできます。(7)ページコンテンツのレイアウトを変更する際は、「ページ」タブをクリックし、「ページレイアウト」ボタンをクリックします。(8)ページの編集を終了する時は、「ページ」タブをクリックし、「保存」ボタンをクリックします。(9)「保存」ボタンでページ修正を完了すると、制作したページがどのようになった、確認できます。○編集ページの移動と編集の終了(10)他のページを編集する時は、ナビゲーションバーで編集したいページをクリックします。(11)編集したいページを表示したら、「ページ」タブをクリックし、「編集」ボタンをクリックします。(12)編集を保存して終了する時は、「保存」ボタンをクリックします。「保存」した後も編集作業を継続したい時、編集をキャンセルして終了したい時は、「保存」ボタン下部の▼ボタンをクリックして、メニューから「保存して編集を続行」または「編集の終了」をクリックします。○新規ページの作成ここまでは、既存ページの編集方法を紹介しましたが、新規ページを作成することもできます。(13)パブリックサイトを表示した状態で、「ページ」タブをクリックし、「新規」ボタンをクリックします。(14)新規作成するページの名称を入力し、「作成」ボタンをクリックします。(15)作成された新規ページを編集し、「保存」ボタンをクリックして保存します。また、ページを作成すると、自動的にナビゲーションに新規ページが追加されます。(16)作成した新規ページ。(17)作成したページを削除したい時は、ページの編集リボンを表示し、「ページの削除」ボタンをクリックしてください。
2014年12月25日○パブリックサイトのデザイン修正Office 365のパブリックサイトは、多くのCMSと同様に、サイト全体の統一されたデザインと、各ページのコンテンツを独立して管理します。たとえば、ヘッダやフッタなどはWebサイト全体を通じてほとんどのページに共通で使用するのが一般的です。こうした、Webサイトに共通の部分と、ページ毎に異なる部分を分離して管理することで、Webサイトの制作と運用管理を効率化します。今回は、このWebサイト全体に共通する部分の設定を紹介します。○基本デザインの変更パブリックサイトの基本デザインは、次の手順で修正します。(1)Office 365にサインインし、上部メニューバーから「サイト」をクリックして、「パブリックサイト」をクリックします。(2)パブリックサイトが表示されたら、上部の管理メニューから「サイト」タブをクリックし、「見た目の変更」をクリックします。CSSなどを変更し、コンテンツ(文章などのデータ)には手を加えず、表示だけを変更します。※「ページ」タブをクリックすると、Webサイト全体のデザインではなく、個々のページの独自部分を編集できますが、個々のページの編集については次回紹介します。(3)あらかじめ用意されているデザインテンプレートを表示しますので、その中から、好みのスタイルをクリックして選択します。(4)選択したテンプレートの詳細設定ページで、背景画像(壁紙)、文字色の組み合わせ、Webサイトのレイアウト、フォントなどを、好みに応じて変更します。背景画像を変更するときは、「変更」をクリックして、背景に使用する画像ファイルをアップロードします。(5)好みのデザインになったら、「プレビュー」をクリックして、最終的にどのようなデザインになるのかを確認します。(6)プレビュー画面を確認したら、「はい、確定します」をクリックして、設定を確認します。もし、再修正するときは「いいえ、まだ完成ではありません」をクリックして、手順(4)の画面に戻ります。○タイトルの編集Webサイトのタイトルやその説明文を修正します。ページに表示するタイトルを修正するだけでなく、WebページのHTMLコードにタグとして埋め込まれますので、Googleなどの検索サイトからの検索にも影響します。一般の閲覧者が検索しやすいように設定してください。(7)「サイト」タブの「タイトルの編集」をクリックします。(8)「タイトル」と「説明」を入力し、「OK」をクリックします。検索サイトの検索エンジンの検索対象になりますので、「タイトル」だけでなく「説明」も重要です。○ロゴの修正ロゴマークの画像ファイルを用意し、アップロードしてロゴマークを変更できます。(9)「サイト」タブの「ロゴの変更」をクリックします。(10)ロゴの画像ファイルをローカルコンピュータからアップロードするときは「コンピュータから」、SharePoint Onlineにアップロード済みの画像ファイルを指定するときは「SHAREPOINTから」をクリックして、画像ファイルを指定します。(11)「説明の入力」に、ロゴに対する説明文を入力します。画像ファイルを表示できない環境で代替テキストとして表示されると同時に、視覚障害者が使用する音声読み上げソフトの読み上げ対象となりますので、簡潔でわかりやすい説明文を入力してください。入力したら「OK」をクリックします。○メニューの修正表示されているメニューの表示/非表示の切り替え、他のWebページやWebサイトへのリンクの設定などは「編集メニュー」を使用します。(12)「サイト」タブの「編集メニュー」をクリックします。各メニューに記号が表示されますので、設定を変更して「保存」をクリックしてください。記号と意味○ヘッダとフッタの修正ヘッダやフッタを修正するには、サイト要素の編集メニューを使用します。(13)「サイト」タブの「サイト要素の編集」をクリックします。(14)ヘッダ、あるいはフッタの要素を編集し、編集が終わったら「保存」をクリックして修正内容を保存します。「サイト要素の編集」画面では、ページ上部の「テキストの書式設定」タブで、Microsoft Wordの様な書式設定リボンを表示します。Wordと同じ感覚で、文章を編集し、あるいは飾り付けできます。また「挿入」タブをクリックすると、リンクやWebアプリなどを挿入して貼り付けることができます。○検索ボックスの表示/非表示ヘッダに表示する検索ボックスの表示、非表示を変更するには、専用のメニューを使用します。(15)「サイト」タブの「検索ボックス」をクリックします。検索ボックス設定のダイアログが表示されたら、チェックボックスのオン、オフを切り替えて、「保存」をクリックします。チェックボックスがオンのときに非表示、チェックボックスがオフのときに表示ですので、注意してください。(16)Webサイトのデザインを変更したパブリックサイトの例。次回は、ページの修正手順を紹介します。
2014年12月01日メガソフトは27日、テキストエディタ「MIFES」の最新版となる「MIFES 10」(仮称)の公開テスト版(パブリックベータ版)を公開した。簡単なアンケートに答えることで、誰でも無償でダウンロードして試せる。ただしサポートや不具合補償は受けられないため、自己責任において試用していただきたい。最初のMIFESが発売されたのは1985年。それから脈々とバージョンアップを重ね、さまざまな分野のユーザーに愛用されている。各種プログラム言語のソースコード、HTMLなどのWebソース、テキスト原稿、CSVやXMLなどのデータファイル、 バイナリファイルなど、さまざまなファイルを編集できる高機能テキストエディタだ。次期バージョンでは構造解析エンジンを搭載し、ファイルの特性に合わせてブロックを自動認識する。プログラムソースではif、forなどの制御構造、HTMLやXMLではタグ、論文などの文書ファイルでは見出し文字による段落に対して、明示・選択・切り貼り編集が可能となった。加えて、全体構造の把握を手助けするアウトライン表示機能、誤入力・誤編集を軽減する入力支援機能の追加、そして検索機能やファイル比較も強化している。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2012 / 2008 / 2003。詳細はメガソフトの製品情報ページを参照いただきたい。
2014年11月28日ヴイエムウェアは11月5日、ソフトバンクテレコムおよびソフトバンク コマース&サービスと共同出資で設立したヴイエムウェア ヴイクラウドサービスを通じてパブリッククラウド「vCloud Air」の国内提供開始を発表したことに伴い、記者説明会を開催した。説明会には、VMware CEOのパット・ゲルシンガー氏とソフトバンクテレコム 代表取締役副社長 兼 ソフトバンク コマース&サービスの代表取締役会長を務める宮内謙氏が参加した。vCloud Airは、仮想ネットワークやセキュリティコンポーネントを備え、単一の管理ツールを提供することで、仮想マシンの自由な移行やプライベート・クラウドとパブリッククラウド間のスムーズなアプリケーション連携を実現する。同社のサーバ仮想化ソフト「vSphere」を利用している場合、既存システムの拡張リソースとしてvCloud Airを活用できるうえ、vCloud Air上に構築した仮想マシンに変更を加えることなく、プライベート・クラウドへ戻すことができる。初めに、ゲルシンガー氏は50社以上の企業が参加しているvCloud Airのベータ・プログラムの反応もよく、期待値が高いと、vCloud Airの現状を説明した。パブリッククラウドと言えば、AmazonやGoogleのサービスが高いシェアを獲得しており、ここ最近、各サービスの値下げが相次いでいるが、同社としてはこうした価格競争に関わるつもりはないという。その理由について、「vCloud Airはパブリッククラウドといえど、企業向けの価値を付けた形で提供している。企業内のオンプレミスのシステムとシームレスに連携するvCloud Airであれば、データセンターを効率よく利用することを実現する。Amazon、Google、マイクロソフトと十分戦えるサービス」と、ゲルシンガー氏は説明した。同社が掲げる戦略の1つに「SDDC(Software Defined Datacenter)」があるが、ゲルシンガー氏によると、vCloud Airでは、ネットワークの仮想化において活用されているとのことだ。「vCloud Airでは、物理的なファイアウォール、ロードバランサーを持っていない。このことは、コスト削減に貢献している」と同氏。一方、宮内氏は「これまで、企業はオンプレミスのシステムを抱えていたために、クラウドにシフトすることができなかった。しかし、vCloud Airは、オンプレミスのシステムとパブリッククラウドを双方向でリンクすることができるため、企業のクラウド活用を推進するだろう。また、企業がクラウド利用の課題として懸念を抱いているセキュリティについては、当社の閉域ネットワークによって安全性を確保できる」と、vCloud Airビジネスの展望について語った。宮内氏は今後、企業が競合に対して差別化を図っていく際は「デジタイズ」がカギとなるが、その大きなベースとなるのがヴイエムウェアだと説明した。ちなみに、800人の人員を抱えるソフトバンクテレコムのIT部門にvCloud Airを紹介したところ、「すぐにでも使いたい」という意見が出たそうだ。用途としては、開発環境での利用が挙がっており、ベータ・プログラムの企業の中にはディザスタ・リカバリの用途で利用している企業もあるとのこと。なお、ソフトバンクテレコムが現在、企業向けに提供しているクラウドサービス「ホワイトクラウド」は、vCloud Airに集約される方向にあるようだ。宮内氏は「vCloud Airのほうがパフォーマンスがよいから」と、その理由を述べた。サーバ仮想化プラットフォーム「vSphere」と親和性が高いという強みを持つvCloud Airが、日本企業にどう受け入れられていくのか。また、ヴイエムウェアが提唱する「ハイブリッドクラウド」がどこまで日本企業に浸透するのか。今後に期待したいところだ。
2014年11月06日パブリッククラウドサービスは、柔軟性・迅速性・俊敏性に優れ、資産を持たずに低価格で高性能なソフトウェア/ハードウェアを利用できることから、人気が高まっている。○高価なプライベートクラウド、あきらめるのはまだ早い国内では、仮想化基盤のみをレンタルしてOSから自由に選択して利用するIaaS(Infrastructure as a Service)を中心に普及し、ソフトウェアのみを提供するSaaS(Software as a Service)、ソフトウェアの開発環境や実行環境を提供するPaaS(Platform as a Service)などの利活用も広まりつつある。ただし、パブリッククラウドの用途の多くは、Webサービスのような公開系システムと一部の業務システムにとどまり、基幹系システムは従来のオンプレミスで自社運用するというユーザーはまだまだ多い。ミッションクリティカルなシステムでクラウドの利点を得ようと思ったら、プライベートクラウドを構築するのが依然として主流だ。しかし当然のことながら、プライベートクラウドを構築・運用するには膨大な費用が必要となる。システムを構成するハードウェアは資産として保有せねばならず、これらを運用する管理者への負荷も大きい。もちろん自由度という面では大きなメリットがあるが、サービスとして利用できるパブリッククラウドに比べると、ユーザーが大きな負担を背負うことになる。もちろん、ミッションクリティカルな業務システムや基幹システムをクラウドに移行したいというニーズは高い。そこでオススメなのが、GMOクラウドが提供するパブリッククラウドサービス「GMOクラウド ALTUS Isolateシリーズ」だ。本サービスは、高度なネットワークセキュリティ機能によって安全に活用できる、言うなれば"高セキュアクラウドサービス"である。○低価格でありながら高度な技術とサービスを提供「ALTUS Isolateシリーズ」は、500円という安価な利用料金から始めることのできるパブリッククラウドサービス「ALTUS Basicシリーズ」、容量無制限のストレージサービス「ALTUS オブジェクトストレージ」とともに、GMOクラウド ALTUSを構成する3シリーズの一角である。GMOクラウド ALTUSは、Citrixが提供する世界標準のCitrix CloudPlatform, powered byApache CloudStackベースのクラウド基盤によって提供されており、高い信頼性と互換性、拡張性が特徴のクラウドサービスである。ALTUS Isolateシリーズのセキュリティ機能は、インターネットとの境界に設置される「仮想ルーター」が担う。ネットワーク機能として、ファイアウォールやロードバランサー、リモートアクセスVPNなどが標準装備されているほか、ユーザー専用のセグメント(VLAN)を構築することで、安全性が確保されるという仕組みだ。仮想ルーターや仮想サーバーのスペックは、複数のメニューから自由に選択して利用することが可能であり、最小構成で月額1,800円(税抜)という極めて低価格な料金からプライベートクラウド並みの環境を利用できる。また、最小構成だけでなくメニュー全体に低価格な料金設定となっているため、仮想サーバーの台数を多くする場合はより圧倒的なコストパフォーマンスを発揮する。営業部 セールスセクション セールスエンジニア 石井徹也氏は、GMOクラウド ALTUSの特徴を次のように語る。「GMOクラウドのサービスは、低価格であるがゆえに、ともすれば"できることが少ないのでは? 機能が物足りないのでは?"と捉えられがちですが、そのようなことはありません。低価格でも高機能・高性能なサービスを柔軟に活用していただけるのが、GMOクラウド ALTUSです」(石井氏)○安全で便利なネットワーク機能が標準搭載ALTUS Isolateシリーズの適用範囲は多岐にわたるが、いくつか活用例を紹介しておこう。Webサイトの場合、2台のWebサーバーを用意して冗長性を確保しつつ、ロードバランサーを用いて負荷を最適化するという手法が一般的である。前述したように、ALTUS Isolateシリーズの仮想ルーターはロードバランサーの機能も持っているため、仮想サーバーを2台立てることによって、この構成は容易に実現できる。プライベートクラウドのように、社内ネットワークからアクセスしてシステムを操作したいというニーズもあるだろう。ALTUS IsolateシリーズにはリモートアクセスVPNが標準装備されているため、外部から安全にアクセスすることができる。ECサイトなど、公開するWebサービスと顧客データベースなどの機密情報を同時に扱うシステムの場合は、2台の仮想ルーターを活用して専用セグメント(VLAN)を2つ用意し、1つは公開ネットワーク、1つは非公開ネットワークと分けることでよりセキュアなシステム構成を構築することが可能である。また、リモートアクセスVPNを利用して、安全な通信環境のもとでDBサーバーの操作やデータのやり取りを安全に行うことができる。有償の「拠点間VPNオプション」を用いれば、ALTUS Isolate シリーズに設置された業務サーバーとユーザーの社内ネットワークをセキュアに接続できるため、自社ネットワーク内のように利用することができる。また拠点間VPNというと構築作業が煩雑になるケースも多いが、本オプションはフルマネージドサービスとして提供され、装置の手配から環境構築、サポートまで任せることができるため、技術者の負荷を大幅に削減できる。○3つのシリーズを組み合わせて最適化されたクラウド環境を実現ALTUS Isolateシリーズは、非常に安価で利便性の高い高セキュアクラウドサービスであるが、技術部 サービス企画室の石田勝彦氏によれば、ほかの2つのALTUSを構成するシリーズと組み合わせることで真価を発揮するという。「シンプルな構成で十分なWEBサイトなどは安価なALTUS Basicシリーズで、業務システムや高度なネットワーク環境が必要な場合はALTUS Isolateシリーズでと、用途に応じて使い分けていただきたいと考えています。さらにオブジェクトストレージを共用ディスクとして、ログやコンテンツを一元的に保管することも可能です」(石田氏)GMOクラウド ALTUSであれば、パブリッククラウド(ALTUS Basicシリーズ)と高セキュアクラウド(ALTUS Isolate シリーズ)、それにオブジェクトストレージを組み合わせたハイブリッド環境を構築しても、契約は1つでよく、請求も一括して行われる。最近注目されているパブリッククラウドの世界においては、なかなか無視できない話しの1つである。クラウドサービスを選定する際には、ぜひ留意していただきたい。
2014年10月30日GMOクラウドは、新パブリッククラウドサービスである「GMOクラウドALTUS(アルタス)Basicシリーズ」を、10月21日より正式に提供開始したと発表した。同サービスは「GMOクラウド Public」の後継サービスでと、初期投資を抑え、スモールスタートでビジネスの成長に合わせて拡張していきたいという中小企業や個人事業主、スタートアップ企業向けに価格訴求力を高めたクラウドサービス。本格的なクラウドが500円(税別)ですぐに使い始められるだけでなく、クラウド基盤には世界標準のApache CloudStackベースの「Citrix CloudPlatform」最新版を採用。Amazon Web Services(AWS)と互換性のあるAPIを装備している。基本構成は、「ロードバランサー」「ファイアーウォール(セキュリティグループ) 」「仮想サーバー」「ルートディスク」の組み合わせで構成されており、「データディスク」「バックアップストレージ」その他オプションなどを追加して、自由に構成することが可能。同社では今後、「GMOクラウドALTUS Basicシリーズ」、「GMOクラウドALTUS Isolateシリーズ」、「GMOクラウドALTUS オブジェクトストレージ」の3つを総称した『GMOクラウド ALTUS』のサービス名称のもと、顧客にとって、[アルとタスかる」クラウドサービスを目指すとしている。
2014年10月21日10月16日に「OS X Yosemite」の最終版の提供が始まった。Yosemiteの開発でAppleはパブリックベータ・プログラムを用意したが、パブリックベータ登録者に対して同社はOS X Yosemiteのベータアップデートの提供を継続することを伝えた。OS X Yosemiteのパブリックベータ・プログラム登録者がパブリックベータ版をインストールしたMacに対してAppleは引き続きベータアップデートを提供する。トラブルが起こる可能性のあるベータアップデートをインストールしたくない場合は、システム環境設定の「App Store」の「プレリリースのソフトウエア・アップデート・シードを受信」という欄で「変更」をクリックし、App Storeにプレリリース・アップデートを表示しないようにすると通常のOS X Yosemiteと同じバージョンでアップデートされるようになる。プレリリース・アップデートを表示しないようにした後に、プレリリース・アップデートを受け取るように設定し直すことはできない。
2014年10月21日