みらいスクールは、同社が運営する子ども向けの仕事体験や学び・遊びの体験プラットフォーム「Gifte!(ギフテ)において、3Dプリンタで作るヒューマノイドロボット"PLEN2"を組み立てる「3Dプリンタで作る!ロボット組立て教室」を含むふたつのワークショップを開催する。開催日はどちらも5月1日。会場は東京都・代々木上原のダイレクトマーケティングゼロ。費用はどちらも1万5,000円(税抜)。「3Dプリンタで作る!ロボット組立て教室」は、二足歩行ロボットを始めとするさまざまなロボットを開発する「プレンプロジェクトカンパニー」が、オープンソースで主要なパーツを3Dプリンタで作ることのできるヒューマノイドロボット「PLEN2(プレンツー)」の組み立て方を解説するもの。ロボットの解説から3Dプリンタによる部品制作、組み立て、組み立てたロボットをプログラミングするといった流れを体験できるという。午前と午後、それぞれ2時間ずつで(昼休憩1時間)、午前は3Dプリンタで部品を出力しモーターと組み合せて上半身を製作、午後は下半身の製作とプログラミングを行い、ロボットを完成させるということだ。同ワークショップの対象年齢は小学校3年~6年生で、大人1名+子ども1名を1組として参加する(定員は10組)。費用は1万5,000円(税抜)で、組み立てたロボットの持ち帰りはできない(別途購入は可能)。当日はノートパソコンを持参のこと(レンタルも可能)。開催日時は5月1日 9:00~15:00。参加希望者は、「3Dプリンタで作る!ロボット組立て教室」の特設ページより申し込む。ちなみに本稿執筆時(4月1日 17:30)現在、空き枠は「あとわずか」となっている。一方、同時開催される「ラズベリーパイの電子工作室!」は、今注目の「ラズベリーパイ2」という小型PCの開発キットを用い、プログラミングが現実の電子部品やセンサー、モノと連動して動くところまで体験できるもの。カリキュラムは、学習院女子高等科 情報科講師の宅原愛子氏とShareWis東京マネージャー、CANVASフェロー高橋淳氏の監修により開発されたという。同ワークショップの対象年齢は小学校2年生から6年生で、大人1名+子ども1名を1組としての参加となる(定員は7組)。費用は1万5,000円(税抜)で、参加者全員に当日も利用するScrachについて分かりやすく書かれた書籍「小学生からはじめるわくわくプログラミング」がプレゼントされる。開催日時は5月1日 16:00~18:00。参加希望者は、「ラズベリーパイの電子工作室」の特設ページより申し込む。
2016年04月01日●「dヘルスケアパック」とはNTTドコモは3月31日、健康をサポートするサービス「dヘルスケアパック」を発表した。今春新たに開始する「歩いておトク」を含む、健康に関する4つのサービス全12種類のアプリが月額500円(税別、以下同)で利用できる。提供開始は4月19日を予定している。そこで本稿では、同日開催された記者説明会の模様を振り返りつつ、新サービス歩いておトクが訴求したいポイントについても考えてみたい。○「dヘルスケアパック」について説明会にはNTTドコモ ライフサポートビジネス推進部長の村上享司氏が登壇した。かねてから健康増進に向けたサービスの提供に意欲を見せている同社。ここ数年はNTTドコモとオムロンヘルスケアによる合弁会社「ドコモ・ヘルスケア」を通じて、サービスの展開を加速させている。村上氏によれば、歩数や睡眠などの生活データを管理できる「からだの時計 WM」、女性ならではの体調変化を管理できる「カラダのキモチ」、ランニングなどのトレーニングをサポートする「Runtastic for docomo」の現行3サービスにおける契約者数は、2016年3月時点で200万件を超えたという。同日発表された「dヘルスケアパック」では、上記3サービスに加えて今春新たに開始する「歩いておトク」が利用可能。これら4サービスを別々に契約すれば月額1,250円になるところだが、ワンパックにして月額500円で提供する。歩いておトクはドコモ・ヘルスケアがDeNAライフサイエンスと共同で開発したサービスで、”歩くだけでdポイントを貯められる”のが特徴だ(詳細は後述を参照)。健康に対する意識や身体の状態は人それぞれ。そこでドコモでは、カラダのキモチ、からだの時計を健康に関心のある層に、Runtastic for docomoをさらに運動したい上級者に向けて提供し、歩いておトクは健康に興味を持ち始めたばかりの入門者をターゲットに位置付けている。村上氏は、歩いておトクを提供する意義について「ハードルが高いものは始めにくい。そこで取っ付きやすいサービスが有効になると判断した」と解説している。●「歩いておトク」とは○歩くだけでdポイントが貯まる「歩いておトク」続いて登壇したドコモ・ヘルスケア 代表取締役社長の和泉正幸氏は、歩いておトクについて解説した。同サービスは日常生活における歩数をスマートフォンで計測、それに応じたdポイントが付与されるというもの。歩数から距離を換算し、世界中の観光地を巡った気分が味わえる”バーチャルツアー”も用意。名所の写真や観光スポット情報も適宜閲覧できる仕掛けで、楽しみながらウォーキングが継続できる。会場ではデモが行われた。歩けばdポイントが貯まる、という発想はとてもユニークだが、実際はどの程度歩けばどのくらい貯まるのだろうか。和泉氏によれば、1日7,000歩以上歩くと1カ月で500ポイント前後が貯まる設計だという。歩いておトクは単体で月額300円、dヘルスケアパックを契約しても月額500円なので、日常的によく歩く人なら元が取れる計算になる。さらに、ドコモ・ヘルスケアが3月25日に発売を開始したばかりの「ムーヴバンド3」と連携すればポイントの増額も期待できるとのことだった。●将来はキャリアフリーに○将来はキャリアフリーにしたい記者説明会の最後に、質疑応答の時間がもうけられ村上氏、和泉氏が記者団の質問に回答した。ターゲット層について、和泉氏は「難しいところ。シニアの方は健康意識が高い。そこで若い世代の方々、若いからまだ身体に無理がきくと思っている30~40代の方がターゲットになり得る。楽しいですよ、おトクですよ、とアピールしながら展開していきたい」と説明した。マルチキャリア化について、和泉氏は「いまのところドコモユーザー向けだが、ゆくゆくはキャリアフリーに持っていきたい」との見解。歩いておトクなどで取得したデータの利用範囲について聞かれると、村上氏は「将来的には活動量のデータを一元管理するプラットフォームをつくり、それを何らかの形に加工して別のサービスで利用することも考えている」と回答した。***程度に差はあれど、ある一定の年齢を超えれば誰しも健康への関心は高くなる。ただ健康のための取り組みを継続することは、簡単なようでなかなか難しい。特に働き盛りの30~40代は、運動のための時間を確保すること自体が困難だ。そこで歩いておトクでは発想を転換して日常生活で繰り返される運動、例えば自宅と会社の往復でさえ運動と捉えた。”これまで運動したかったけれどできなかった”という層に響けば、隠れた需要を掘り起こすことができそうだ。継続を促す施策としてバーチャルツアーを用意し、歩いただけ金額(dポイント)に換算される仕様にした点もユニークと言える。些細なことながら個人的に気になった点などをいくつか。まずスマートフォンをバックの中に入れたまま歩いたとき、どのくらい正確に歩数がカウントされるのだろうか。歩いたのに歩数がカウントされないのは悲しい。お金(ポイント)が絡むだけに、ややこしい感情も生まれそうだ。もっとも、かといってスマホを手に持って歩けば、ドコモが禁止を呼びかける”歩きスマホ”を誘発しかねない。また、ドコモ利用者なら導入の敷居は極めて低いと言えるが、それでも月額300円を支払う前に一度試したいという人もいるだろう。つまり期間中いつでも、そして何度でも止められるお試し期間が欲しい。このほか、運動を継続させるために人と競争できる仕組み、あるいは連帯感が感じられる交流サイトなどがあったら良いのではないか。一人では続かないことも、一緒に頑張る人がいれば続くものだ。健康には関心があるが、何から始めたら良いか分からない、きっかけが欲しい、実際はそんな人が多いのかも知れない。新年度は、何か新しいことを始めるには良い季節。生活環境を改善したい、自分を変えたいという人にとっては、これが良い機会になるだろう。
2016年04月01日メガソフトは4月1日(エイプリルフール)、iPS細胞対応の3Dプリンタを使って美容整形できる「3Dマイフェイスデザイナー」を発表した。価格は税別300,000円。マウス操作で顔面のデザインができるソフトウェア「3Dマイフェイスデザイナー」に、iPS細胞対応の3Dプリンター「3Dマイフェイスバイオプリンター」をバンドルした家庭用美容整形ソリューション。鼻・耳・唇などの顔面パーツは5万点以上で選びたい放題。自撮り写真と組み合わせ、手軽に美容整形データを作成できる。完成したパーツは「顔面にグイッと押しつけるだけ」でセット完了。出力後30分以内に顔面に装着する必要があるとのことだ。
2016年04月01日NTTドコモドコモは22日、「dマーケット」で提供する「dTV」「dヒッツ powered by レコチョク」「dアニメストア」「dキッズ」「dマガジン」「dグルメ」の6サービスの合計契約者が2016年3月18日に1,500万件を突破したと発表した。「dマーケット」は、様々なコンテンツや商品を提供する月額定額制のサービス。音楽聴き放題の「dヒッツ」や動画が見放題の「dTV」、レストラン情報や全国の飲食店で使えるクーポンなどを利用できる「dグルメ」など6つのサービスで構成されている。ドコモによると、雑誌160誌以上(バックナンバーを含めると1,000冊以上)が、月額400円で読み放題となる「dマガジン」が好調で、2016年3月13日に300万契約を突破したという。
2016年03月23日テトラフェイスは、立体形状データを作成できるMac OS X対応の3Dモデリングソフトウェア「Metasequoia 4 for OS X」を、3月28日から発売する。価格はStandard版が5,400円、EX版が1万9,980円。同製品は、好評のWindows版「Metasequoia 4」を、OS X向けに移植したもの。OS X 10.9以上のOSを搭載したMac上で動作が可能で、3DCGや3Dプリント、ゲーム開発などに用いる立体形状データを作成するためのポリゴンベースのモデリングソフトウェアとなっている。ポリゴンを編集するための各機能をはじめ、なめらかな曲面を生成するサブディビジョンサーフェス、少ない制御点でオブジェクトを作成するアーマチャー機能等、制作を効率よく行うためのさまざまな機能を搭載。また、オブジェクト展開図のUVマッピングや3Dオブジェクトに直接描きこめるペイント機能、オブジェクトを変形させるボーン、モーフ機能などにも対応している。さらに、3Dプリンターへの形状データの受け渡しに用いられるSTLファイルをはじめ、FBX/COLLADA/PLYファイル(EX版のみ)など、3DCGソフトウェアや3Dスキャナーで利用されるさまざまなファイル形式の入出力をサポートする。なお、気軽にモデリングを楽しめる「Standard」版と、より高度な要求に応えるための「EX」版の2つのエディションがラインナップされている。
2016年03月22日XYZプリンティングジャパンは15日、3Dモデリングソフトウェア「XYZmaker」のベータ版を発表した。同社Webサイトから無償でダウンロード提供される。3Dモデリングや3Dプリントの入門用として開発されたソフト。誰でも簡単に使えるよう開発されており、今回ベータ版が無料で提供されることとなった。あらかじめ用意された円形や筒状のオブジェクトを組み合わせるだけで、自由な3Dデータを作成でき、既存の3Dモデルのデータを読み込んで編集することもできる。保存形式はSTL / AMF / OBJ / PLY形式に対応(OBJはベータ版では非対応)。同社製3Dプリンタ「ダヴィンチ Jr.」「ダヴィンチ」「ダヴィンチ Pro」「ノーベル」などで、3Dプリントも行える。なお、同社が運営する3Dデータ共有サイト「XYZギャラリー」では、個人が作成した3Dモデルデータの保存 / 公開が可能で、数千に及ぶ3Dモデルデータを掲載。さまざまな種類のデータを無料で活用できる。
2016年03月15日Shade3Dは、「2次元のキャラクターデザイン」と「3Dモデルデータ」の作成を競うコンテスト「第一回3Dプリンターでフィギュア化イラスト・3Dモデルコンテスト」において、3Dモデルの募集を行っている。3Dモデルの募集期間は4月7日まで。1位に選ばれた3Dモデルのモデラーおよびデザイナーには、ともに3Dプリンターで出力したフィギュアのほか、3D制作ソフト「Shade3D ver.15 Professional」などの賞品が贈呈される。同コンテストは、オリジナルのキャラクターデザインと、そのキャラクターを3D作成ソフト「Shade3D(体験版でも可)」で作成した3Dモデルを募集する、絵師と3Dモデラーが連携して行うもの。一次募集で全国から集まったキャラクターデザイン全57作品をもとに3Dモデルを作成、人気投票により優秀作品を選定し、3Dフィギュア化が行われる。なお、応募イラスト全57作品は同コンテスト専用Webサイトから見ることができる。人気投票期間は4月上旬から2週間程度、結果発表は2016年4月下旬が予定されている。1位に選ばれた3Dモデル作品は3Dプリンターで実際にフィギュア化されるほか、そのモデラーとデザイナーの両者には、3DプリンターやPC関連商品、3D制作ソフト「Shade3D ver.15 Professional」などの賞品が贈呈される。なお、参加資格や、3Dモデルのデータ形式、応募方法、募集期間、選考方法などの詳細については、同コンテスト専用Webサイトを参照のこと。
2016年03月14日ジェイアイエヌは9日、同社ECサイト「JINSオンラインショップ」にて、メガネの3Dバーチャル試着サービス「JINS VIRTUAL-FIT」(ジンズ バーチャル フィット)を開始した。利用にはiPhoneアプリ「JINS VIRTUAL-FIT CAMERA」が必要。「JINS VIRTUAL-FIT CAMERA」アプリで新たに顔動画(正面、右、左)を撮影するか、カメラロール内の既存動画を使い、自分の顔をアプリ内で解析。顔動画が解析されるとIDが発行され、Webサービス「JINS VIRTUAL-FIT」にて、IDと任意に設定できるパスワードを入力すると、自分の顔をWeb上で動かしながらメガネのバーチャル試着が可能となる。レンズへの光の反射や、メガネが肌に落とす影も再現し、高精度の3Dバーチャル試着が実現されているとする。試着できるメガネの種類は2,000種類以上で、Web上での店頭在庫確認や購入も可能。アプリの対応OSはiOS 8以降、デバイスはiPhone 5以降のiPhone。Androidアプリは2016年4月提供予定。
2016年03月09日オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは3月8日、オンキヨーブランドのホームシアター向けスピーカー「D-109X」シリーズを発表した。発売は3月下旬。希望小売価格(税別)は、トールボーイ型の「D-109XE」が45,000円、ブックシェルフ型の「D-109XM」が11,000円、センタースピーカー「D-109XC」が16,000円。D-109Xシリーズのスピーカーはいずれも、80mm径のコーン型ウーファーと、20mm径のバランスドーム型ツイーターを採用した2ウェイバスレフ型。ウーファーユニットには、3層コットンとアラミド繊維をハイブリッド成型したN-OMF振動板を採用し、量感豊かな低音再生を実現する。また、振動板の中央部に砲弾型のイコライザーを配置することで、周波数特性の乱れを防いでいる。ツイーターユニットはバランスドーム型振動板を使用し、80kHzまでの高域再生に対応。D-109XEとD-109XCはダブルウーファー仕様、D-109XMはシングルウーファー仕様となっている。キャビネットはMDF製で、黒モデルと木目モデルの2種類を用意。フロントバッフルには光沢仕上げを施している。5.1ch環境を構築する際には、アクティブサブウーファー「SL-T300」との組み合わせを推奨している。
2016年03月08日ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)は3月1日、光造形方式3Dプリンタ「monoFab ARM-10」用の光硬化型樹脂「PRR35-OP」と「PRH35-ST2」の国内販売を開始すると発表した。PRR35-OPは硬化後が柔軟質の光硬化型樹脂で、2015年10月に発売した「PRF35-ST」よりも柔軟性が高い。同社によればソフトな触感のフィギュアや密閉容器のパッキン部分のような質感に仕上がるとのこと。価格(税抜き)は350g/本で1万5000円。PRH35-ST2はPRR35-OPと対照的に硬化後が硬質の樹脂で、従来品より環境面での取り扱いが容易となっている。また、コストダウンも実施された。価格は(税抜き)は350g/本で9800円。なお、両製品は東京・名古屋・大阪・福岡にある同社のクリエイティブセンターで実物を見ることが可能だ。
2016年03月01日キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は3月1日、米3D SYSTEMS製のマルチジェット3Dプリンタの新モデルとなる「ProJet MJP 3600」と「ProJet MJP 3600 Max」、および「ProJet MJP 5500X」の販売を3月上旬より開始すると発表した。「ProJet MJP 3600シリーズ」は、プリントヘッドの改良により、従来シリーズに比べ約2倍の高速スループットと約2.5倍の大容量データ処理を実現。また、同シリーズに対応する「VisiJet M3プラスチック材料シリーズ」は、精細で耐熱性に優れ柔軟性のある透明な素材で、水や油などの流体の可視化や設計検証に加え、スナップフィットアセンブリも可能となっている。一方、プロフェッショナルモデルの最上位機種となる「ProJet MJP 5500X」は、制御ソフトウェアの大幅な改良により、積層ピッチの高精細化とプリント速度の高速化を実現。また、伸縮性に優れ、靭性の高い新エラストマー素材「VisiJet CE-BK & CE-NT」の販売も開始したことで、従来のマルチマテリアルに加え、幅広い用途に活用することが可能となった。価格は、ProJet MJP 3600シリーズが1250万円から、ProJet MJP 5500Xが3130万円からとなっている(いずれも税別)。
2016年03月01日ここ数年での3Dプリント技術の進歩はめまぐるしく、身の周りでも耳にすることや目にすることが多くなってきた。世界中のファッション業界でもその技術に注目がされ取り入れられることが増えてきたように思える。ベルリンで2013年に設立されたジュエリーブランド、VOJD Studiosでは積極的に3Dプリント技術を活用し、また著名なラグジュアリーブランドとのコラボレーションを行っている。コラボレーションの一例として、ベルギーで活動するA.F.ヴァンデヴォースト(A.F. VANDEVORST)とは大ぶりの鏡面仕様が特徴的なベルトを、ニューヨークのファッションデザイナー、プラバル・グルン(Prabal Gurung)とは真鍮や銀を3Dプリントしたものにカラフルなスワロフスキーの真珠をあわせたイヤリングなどを生み出してきた。2015年にはスイスのラグジュアリーブランド、アクリス(Akris)ともコラボレーションを行い、パリにて開催されたファッションウィークで話題となったのが3Dプリントのリングだ。リングは幾何学的で繊細・精巧な多面体に作られた逸品となっている。実はこの作品は日本の建築家・藤本壮介の手掛けた「直島パビリオン」にインスパイアされ制作したものだという。材質はスターリング銀とカラフルなポリアミドを使用し、アクリスとしては初めての3Dプリント作品だそうだ。従来の職人技に近い精巧な技術が必要だったこのようなアクセサリーも3Dプリント技術の発達により、今までになく安価でかつ短時間で作ることが可能となった。画期的なこの技術の進歩は、これから新規参入するブランドやデザイナーに新たな可能性を示したといえるだろう。※本記事は (引用元: に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2016年02月11日衝撃的なポスタービジュアル解禁も記憶に新しい、鬼才ギャスパー・ノエ監督の最新作にして問題作『LOVE【3D】』から、待望の予告編映像と場面写真が公開された。1月1日、早朝から鳴り響く電話で目覚めるマーフィー。彼の傍には若い妻と2歳の子ども。彼が留守番電話を聞くと、それは、元・恋人エレクトラの母だった。心労で声がやつれ、娘から連絡はなかったか知りたがっている。エレクトラはずっと行方不明だという。いつまでも雨のやまない1日、マーフィーはアパートで、彼の生涯最大の愛を思い返す。エレクトラとの2年間を…。いつまでも続くはずだった、駆け引きに満ち、ときに行き過ぎた、過ちだらけの焼けつくような情熱の日々を…。本作は、青年・マーフィーがかつての恋人・エレクトラとの2年にわたる蜜月をふり返りながら、愛しあう若いカップルの情熱にあふれた日々とその終焉を3Dで描いた物語。ギャスパー・ノエ監督が、大胆な性描写とともに描き切った愛の悦び、切なさ、残酷さ全てが詰まった“リアルラヴ”は、2015年のカンヌ国際映画祭で上映された際にはミッドナイト上映でありながらプレスや一般客が殺到、大きな注目を集めた。解禁となる日本版予告編では、妻と子どもがいながらも、生涯最大の愛を失ったと感じている男が、決定的な別れから時間を巻き戻すように彼女との情熱的な日々を回想する。1人の男と2人の女性が絡み合うエロティックなシーンや、蜜月の思い出など、切なく心に迫るシーンも満載。ノエ監督が、「私のこれまでの映画とは違う。この映画は感情の激しい力、愛のエクスタシー以外の何物でもない」と語っている本作。予告編映像の最後に登場する「映画と生(3D)で交わる。」というコピーのように、3D技術を駆使し、まるで登場人物たちと同じ部屋にいるかのような感覚に陥る世界観を、まずはこの映像から堪能してみて。『LOVE【3D】』は4月1日(金)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月08日3Dプリンタ大手・ストラタシスは2月1日、アドビシステムズと連携したソフトウェア「Stratasys Creative Colors Powerd by Adobe 3D Color Print Engine(Stratasys Creative Colors)」を発表した。また、マルチマテリアル3Dプリンタ「Objet Connex」シリーズを「Connex 3」に一本化することも合わせて明かした。米テキサス州ダラスで同日より開催されているSOLIDWORKSの年次イベント「SOLIDWORKS WORLD 2016」では、米StratasysのJohn Gould社長が世界各国から集まったメディアに向けた説明会を行った。○PhotoshopでCADデータを"デザイン"John Gould社長によれば、3Dプリンタはワークフローが複雑であることや、素材ごとに異なる種類の装置を購入する必要があることなどが普及の妨げとなっているという。これらの課題に対して、今まで9種類あった「Connex」シリーズを「Objet500 Connex3」「Objet350 Connex3」「Objet260 Connex3」の3種類に絞り込む。「Connex3」では色の種類が従来の46種類から1000以上へと大幅に増える。また、アドビの「Adobe Photoshop」でCADデータを読み込むことができるようになる。これにより、Photoshop上で色情報を付加し、そのデータを「Stratasys Creative Colors」を介して出力することが可能となる。「デザイナーがCADエンジニアの手を借りなくても、使い慣れたツールを使用してイメージした通りの色を造形することができるようになる」(Gould氏)ストラタシスはワークフローがシンプルになり、色の自由度が大幅に向上することで市場に対して大きなインパクトを与えられると考えており、Gould氏は「『Connex3』をデファクトスタンダードにする」と意気込みを語ったほか、今回の発表内容が3Dプリンタ産業を次のステージに進めるカギになるとの見解を示した。
2016年02月02日サードウェーブデジノスは、2月7日に開催するワンダーフェスティバル2016[冬]にて、一般社団法人3Dデータを活用する会・3D-GANブースへの機材協力を発表した。ブースでは、3Dスカルプトソフト「ZBrush」を用いたデモンストレーションや、「ZBrush」の体験コーナーにサードウェーブのクリエイター向けPC「raytrek ZBrush 公認モデル」を設置する。「raytrek ZBrush 公認モデル」は、ZBrushの最新バージョン「ZBrush 4R7」を動作させるために設計されたPCで、ZBrushの開発元であるPixologicの動作検証をクリアし、"公認"されている。ZBrushデモンストレーション用PC「raytrek ZBrush公認モデル ZI」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700K(4.0GHz)、チップセットがIntel Z170、メモリが32GB PC4-17000、ストレージが400GB PCIe 3.0 NVMe SSD + 2TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 970 4GB、OSがWindows 10 Home 64bit。本構成の価格は税別249,980円から。ZBrush体験用PC「raytreK ZBrush公認モデル MH」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700(3.4GHz)、チップセットがIntel H170、メモリが32GB PC4-17000、ストレージが250GB SATA SSD + 1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 950 2GB、OSがWindows 10 Home 64bit。本構成の価格は税別159,980円から。
2016年01月29日ボンサイラボは1月29日、3Dプリンタ「BS01+ ABS/PLAモデル組み立てキット(シングルノズル)」の価格を2月1日注文分から1万円値下げし、8万9800円(税・送料込み)で発売すると発表した。「BS01+ ABS/PLAモデル組み立てキット(シングルノズル)」はフィラメントをプリンタヘッドに送り込む装置を改良し、造形精度を向上。また、パーツ点数を減らすことで組み立て時間の短縮を実現した。最大造形サイズは15(幅)×13(奥行)×10(高さ)cmで、推奨積層ピッチは0.1mm。値下げの理由について同社は「最近、急激に低価格3Dプリンタが一般的になりつつあります。その中で、日本製の3Dプリンタの国内での普及を加速させたいという想いがありました。また、当社が監修したデアゴスティーニ社の3Dプリンタ『idbox!』が全55号の発売を終えて完成したことを受けて、ヒートベッド付きのABSモデルについて当社に多くの要望が寄せられていました。これをうけて、2台目の3Dプリンタ需要に応えるため、今回の値下げに踏み切りました。」と説明している。
2016年01月29日カブクとランサーズは1月27日、ものづくりプラットフォーム「クラウド3Dメーカー」の運用を開始したと発表した。同プラットフォームでは、外部の集合知を活用した製品づくりを行いたい企業や個人に対して、カブクが保有する30カ国以上・数百工場におよぶ3Dプリンターを持つデジタル工場ネットワークと、製品の3Dデザインができるデザイナー会員を含む、ランサーズが抱える4千人のクリエイターを活用し、個人と企業が連携したものづくりの仕組みを提供していく。両社は第1弾の事例として、トヨタが開発中の電動三輪車「TOYOTA i-ROAD」への実験的提供と試験運用に取り組んできた。具体的には、i-ROADを楽しめるよう、3Dプリンターを活用したボディパーツやインテリアの一部の表面加工や色を選択するたけでなく、試乗パイロットのデザイン要望を全国のランサーズ登録者へクラウドソースし、3Dデザイン化。カブクの提供するクラウド標準パッケージソフト「Rinkak MMS」を活用して全世界の3Dプリント工場で製品を製造し、納品までを行ったという。なお同プラットフォームでは、製造に協力可能な企業も併せて募集している。3Dプリンターで製造を行う工場向け基幹業務クラウドサービス「Rinkak 3D Printing Manufacturing Management Service」を利用する企業に対して、同プラットフォームより案件を送客するかたちとなる。
2016年01月27日Shade3Dは、「2次元のキャラクターデザイン」と「3Dモデルデータ」の作成を競うコンテスト「第一回3Dプリンターでフィギュア化イラスト・3Dモデルコンテスト」を開催する。 キャラクターデザインの募集期間は1月28日~2月25日。3Dモデラーの募集期間は3月上旬~3月末日。1位に選ばれた3Dモデルのモデラーおよびデザイナーには、ともに3Dプリンターで出力したフィギュアのほか、3D制作ソフト「Shade3D ver.15 Professional」などの賞品が贈呈される。同コンテストは、オリジナルのキャラクターデザインと、そのキャラクターを3D作成ソフト「Shade3D」で作成した3Dモデルを募集する、絵師と3Dモデラーが連携して行うもの。コンテストの概要と流れとしては、1月28日~2月25日の期間、キャラクターデザイナーや絵師、 イラストやデザインの好きな人、趣味でイラストを描いている人などから、3Dプリンターで出力されることを前提としたオリジナルのキャラクターデザイン(「正面・背面・右面・左面の4面」+「キャラクターのイメージが分かるイラスト」の計2点)を募集する。次に、3月上旬~末日にかけて、3Dモデラーから、先に投稿されたキャラクターデザインの3Dモデルを募る(3Dモデルは「Shade 3D」を使用して作成する)。4月上旬には、コンテスト専用ページにおいてフィギュア化を望む3Dモデル作品の人気投票を実施し、見事1位に選ばれた3Dモデル作品は3Dプリンターで実際にフィギュア化されるほか、そのモデラーとデザイナーの両者には、3DプリンターやPC関連商品、3D制作ソフト「Shade3D ver.15 Professional」などの賞品が贈呈される。なお、結果発表は4月下旬が予定されている。なお、参加資格や作品の種類、3Dモデルのデータ形式、応募方法、募集期間、選考方法などの詳細については、同コンテスト専用Webサイトを参照のこと。
2016年01月27日全世界で30億ダウンロードされた大人気パズルゲームが、ふわっふわの3Dとなって映画化される『アングリーバード』の日本公開が10月1日(土)に決定!併せて、おなじみキャラクターがそろった場面写真と15秒予告編が解禁となった。本作は、怒りんぼうのレッドとチャックとボムの3匹が、いじわるなピッグたちに盗まれた大切な“たまご”を取り返すため、大冒険を繰り広げる物語。あのミニオンズを生み出した『怪盗グルーの月泥棒3D』のプロデューサー、ジョン・コーエン製作のもと、大ヒットゲームから飛び出たキャラクターたちが、この秋、日本でも大暴れすることになる。今回解禁された場面写真では、何千種類の鳥たちが平和に暮らす島・バードアイランドに立つ、おなじみのキャラクターたちの姿が公開。赤いボディに太いまゆ毛がトレードマークの怒りんぼうのレッド、おしゃべりでお調子者の黄色いチャック、体はデカいが小心者のボムの3匹が登場。また、予告編では、海辺の家で暮らすレッドが爆睡していると、外からドンドンと鳴る音が!外に出てみれば、そこにはレッドの家の壁に向かってサッカーボールをけって遊ぶ赤ちゃんバードが。「怒ってる~?」と聞かれたレッドは、太いまゆ毛をヒクヒクさせ、なんと赤ちゃんバードをサッカーボールのように海の向こうまでけり飛ばしてしまう!「怒ってねーし!」とは言うものの、いやいや、絶対怒ってる(アングリー)に違いないレッド。そんな世界でいちばん短気な鳥の物語を、楽しみにしていて。『アングリーバード』は10月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月26日全世界で30億ダウンロードされた人気ゲーム『アングリーバード』初の3Dアニメーション映画が、10月1日に日本公開されることが決定し、15秒予告編と場面写真が26日、公開された。映画『アングリーバード』は、怒りんぼうのレッドとチャックとボムの3匹が、いじわるなピッグたちに盗まれた大切な"たまご"を取り返すために大冒険を繰り広げる物語。ミニオンズでおなじみの『怪盗グルーの月泥棒3D』のプロデューサーが手掛け、ゲームから飛び出たキャラクターたちが、ドキドキと感動を届ける。今回公開された場面写真では、何千種類の鳥たちが平和に暮らす島・バードアイランドに立つキャラクターたちの姿を公開。太いまゆ毛がトレードマークの怒りんぼうのレッド、おしゃべりでお調子者のチャック、体はデカいが小心者のボムの3匹がお披露目された。予告編第1弾では、みんなと離れて暮らすレッドが海辺の家で爆睡していると、外からドンドンと鳴る音がして出てみると、レッドの家の壁に向かってサッカーボールをけって遊ぶ赤ちゃんバードが。「怒ってる~?」と聞かれたレッドは、太いまゆ毛をヒクヒクさせて、赤ちゃんバードをサッカーボールのように海の向こうまでけり飛ばす。そして、「怒ってねーし!」とつぶやく。
2016年01月26日NTTデータエンジニアリングシステムズ(NDES)は1月25日、独EOS社製の歯科医療用金属3Dプリンタ「EOS M 100 Dental」の販売を4月より開始すると発表した。「EOS M 100 Dental」は、歯科医療用金属粉末積層造形システムとして実績のある「EOS M 270 Dental」と同等の造形品質をコンパクトな筐体で実現しており、患者の個々の3Dデータを元に高精度なクラウン/ブリッジを一度に大量製造することができる。造形サイズは直径100mm×95mm(build platform含む)。本体価格は3100万円~で、同社は3年間で20台以上の受注を目標としている。
2016年01月25日NTTデータエンジニアリングシステムズ(NDES)は1月25日、独EOS社製の金属3Dプリンタ「EOS M 100」の販売を4月より開始すると発表した。「EOS M 100」は金属粉末積層造形システムとして実績のある「EOS M 290」と同等の造形品質を維持しており、使用するレーザビーム径が40μmと小さいため、複雑かつ精密な部品の製造が可能となっている。造形サイズは直径100mm×95mm(build platform含む)で、カートリッジ式材料容器の採用により簡単かつ迅速なセットアップが可能なほか、専用ソフトウェアによる効率的な造形が実現している。本体価格は3500万円~で、同社は初年度10台以上の受注を目標としている。
2016年01月25日3月に活動休止する人気グループ「ワン・ダイレクション(1D)」のルイ・トムリンソンに男児が誕生したことが明らかになった。ルイの元恋人のブリアナ・ヤングワースは21日(現地時間)にロサンゼルスで男児を出産、ルイは23日(現地時間)にTwitterで父親になったことを自ら発表した。「昨日、僕の息子が誕生したことを発表できてうれしい。健康で素敵な子だよ。とてもハッピーだ!」と綴ったルイは直後に「ダディ・ダディ・クール」と70年代のヒット曲「ダディ・クール」の歌詞と笑顔の顔文字をツイートした。ブリアナさんはロサンゼルスが拠点のスタイリストで、ルイとは友だちだったが、交際はしていない。だが、ルイは妊娠が明らかになった時点から彼女と生まれてくる子どもをサポートすると表明していた。現在ルイはドラマ「オリジナルズ」に出演している20歳の女優のダニエル・キャンベルと交際中で、ブリアナさんとダニエルが住むロサンゼルスへの移住も考えているという。(text:Yuki Tominaga)
2016年01月25日フランスの鬼才ギャスパー・ノエ監督が3Dで愛と性にまつわる究極の物語を描き、2015年のカンヌ国際映画祭で熱狂を呼んだ『LOVE【3D】』の日本公開が、4月1日(金)に決定。2人の女と1人の男のからみつく舌に唾液が糸をひく、実に挑発的な日本版ポスタービジュアルが解禁となった。1月1日早朝、電話が鳴り、マーフィーは目が覚めた。傍には若い妻と2歳の子ども。彼が留守番電話を聞くと、かつての恋人エレクトラの母だった。エレクトラはずっと行方不明なのだ。その母親は、娘に何かあったのではないかと心配している。いつまでも雨のやまない1日、マーフィーはアパートにいて、彼の生涯最大の愛を思い返す。エレクトラとの濃密な2年間を。いつまでも続くはずだった、駆け引きに満ち、ときには行き過ぎた過ちだらけの、焼けつくような情熱の日々を…。本作は、主人公の青年マーフィーが。かつての恋人エレクトラとの2年にわたる蜜月を回想するスタイルをとりながら描く物語。愛し合う若いカップルの情熱を、肉体的かつ精神的に完全に再現、究極のリアルな“LOVE”のありようを3Dで描き出す。2015年のカンヌ映画祭で上映された際には、ミッドナイト上映でありながらプレスや一般客が殺到。大胆な性描写とともに、愛の悦びや切なさ、残酷さ…その全てに迫っていく衝撃作だ。『カノン』『アレックス』『エンター・ザ・ボイド』などで知られる監督のギャスパー・ノエは、「私のこれまでの映画とは違う、私のすべての映画の中で、その存在をもっとも近く感じられる、そして最もメランコリックな映画だ」と、本作は自身のフィルモグラフィーにおいても異色作であることを語る。2010年、『エンター・ザ・ボイド』公開前のインタビューでは、次回作の構想に「3Dポルノをやるかも」と答えていたノエ監督だが、実際に3Dという手法を使った本作では、登場人物と観客の距離はいっそう縮まり、スクリーンの中の恋人たちのエモーションがよりリアルに迫る映像となった。さらには、映画史上、予想もしなかったものも飛び出してくることに…。この冒険的な試みに挑んだのは、カール・グルスマン、アオミ・ムヨック、クララ・クリスティンという新星俳優たち。マーフィーを演じたアメリカ人のカールは、人生の大失恋をいやすため訪れたパリでギャスパーの友人と出会い、本作の出演が決まった。また、エレクトラを演じたアオミは、カクテルパーティーで俳優の元恋人がギャスパーと引き合わせたが、もともと女優志望ですらなかったという。だが、本作出演を機に彼らは大きな注目を集め、カールは多数の出演待機作がある人気俳優となり、クララは「サンローラン(Saint-Laurent)」の2016年クルーズコレクションのキャンペーンモデルに抜擢されている。彼らとの仕事について、監督は「このような成果を得られたのは、これまでの私の作品以上に、俳優たち―アオミ、クララ、カールの勇気と信頼のおかげだ。彼らは3人の主役を演じることに喜んで同意してくれた。彼らの関与、才能、カリスマのおかげで、この映画は私が望んでいた100倍も良くなった」と絶賛を贈っている。“家族“と幸せを噛みしめるのも“LOVE”、ひたすらに“快楽”に興じるのも“LOVE”、そして“本当に好きな人”と遂げることも“LOVE”。決して正解などない“LOVE”の形を、ある男の人生最大の愛から見つめてみて。『LOVE【3D】』は4月1日(金)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月24日三菱自動車は21日、5ナンバーミニバン「デリカD:3」と小型商用車「デリカバン」に一部改良を施して発売した。デリカD:3は、日常からレジャーまで幅広い用途に応える5ナンバーミニバンで、7人乗り3列シートの「G」と5人乗り2列シートの「M」を設定。デリカバンは、コンパクトなボディに広々とした荷室空間を実現した小型商用車で、快適装備の「GX」と基本装備の「DX」を設定している。今回の一部改良では、デリカD:3とデリカバンの双方に、パソコンや携帯電話などの充電に便利なアクセサリーソケットを全車標準装備。また、デリカバンには、今までメーカーオプション設定としていたセカンドシート左右席の3点式ELR付シートベルト、及び中央席の2点式シートベルト、リヤドア(左右)の乗降用グリップを標準装備とした。価格は、デリカD:3が200万8,800円~210万6,000円、デリカバンが178万4,160円~203万5,800円(いずれも税込)。
2016年01月21日東レは1月19日、粉末床溶融結合方式の3Dプリンタ向けにPPS樹脂微粒子「トレミルPPS」を開発し、販売を2月から開始すると発表した。PPS樹脂は耐熱性や耐薬品性、機械的強度、難燃性に優れたプラスチックで、自動車の電装部品や電機・電子機器、OA機器、住設関連部品などに使用されている。近年、航空機やロボットでは3Dプリンタを用いて最終製品を出力するDDM(ダイレクト・デジタル・マニュファクチャリング)が普及しつつあるが、粉末床溶融結合方式の3Dプリンタでこれまで使用されてきた主な素材(ナイロン樹脂の微粒子)では、耐熱性や強度の限界により展開用途が限られていた。これに対し、高機能PPS樹脂をベースとする「トレミルPPS」は、自動車や航空宇宙。産業・医療用機械など幅広い用途におけるDDMの適用を可能とするもので、3Dプリンタメーカ・アスペクトが開発中の高耐熱樹脂対応3Dプリンタ(粉末床溶融結合装置)への正式採用がすでに決定しているという。「トレミルPPS」は、1月27日~29日に東京ビッグサイトで開催される「nano tech 2016」に出展される予定となっている。
2016年01月19日キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は1月19日、米3D SYSTEMS製の金属粉末焼結3Dプリンタの新しいモデルとなる「ProX DMP 320」の販売を開始したと発表した。同社は2013年10月に米3D SYSTEMSと産業用3Dプリンターの国内販売契約を締結。金属粉末焼結3Dプリンタ「ProX DMP 100/200/300」などの販売を展開してきた。今回販売開始となった新製品「ProX DMP 320」は、25ppmの低酸素濃度雰囲気での焼結により機械特性の向上に寄与するとともに、双方向の材料供給方式を採用しており、レイヤリング時間を短縮している。また、着脱式プリントモジュールの採用により容易な材料交換とコンタミネーション(不純物汚染)懸念の低減を実現しているほか、金属粉末材料の高速リサイクルモジュールの使用も可能となっている。販売価格は、1億1000万円(税別)から。
2016年01月19日ドスパラは1月18日、スマホのカメラレンズ部分に装着すると、3D映像が撮影可能になる3D撮影レンズ「サンディー(DN-13619)」を、同社運営の「上海問屋」にて発売した。価格は税込1,299円。サンディーは、右目と左目で見える画像を、左右同時に並べて表示する「ステレオペア」方式の3D映像を撮影するための拡張レンズ。使い方は簡単で、iPhoneやandroidスマートフォンのレンズ部分を付属のレンズクリップで挟み、通常通り撮影するだけ。撮影した動画は、スマートフォン用のヘッドマウントディスプレイ(別売)を使用することで、立体的に見ることができる。本体サイズは、レンズが約横6.7×縦3.7cm、クリップが約横6.5×縦1.9cm。重量は約30g。レンズとクリップは分離してコンパクトに持ち運べる。
2016年01月18日トリニティは、同社NuAnsのスマートフォン「NEO」のカバー用3Dデータを、NuAns NEOWebサイト上にて無料公開した。同3Dデータを利用することで、ユーザーは3Dプリンタなどで、手軽に自分だけのオリジナルカバーを制作可能となる。標準ラインナップと組み合わせる、好きな素材やカラーを使って上下ともオリジナルの組み合わせを作る、3Dデータに手を入れてスタンド機能を付ける、車載キットを追加するなど、多様なデザイン・バリエーションを生み出すことができるということだ。なお、公開された3Dデータは、上下に分割されたTWOTONEカバー、および背面一体型のFLIPカバーの2タイプとなっており、いずれもファイル形式には「.igs」「.stl」「.stp」の3種のファイルフォーマットが含まれている。
2016年01月15日ボンサイラボは1月7日、海外市場向け3Dプリンタ「FabPod」を米国ラスベガスで開催されているCES2016において発表した。「FabPod」は、米国のSTEM教育市場に向けた製品。教育現場では低価格で操作が簡単な3Dプリンタを求める声が多いことから、価格は500ドル以下に設定したほか、操作の複雑性を解消するために音声ナビゲーションを搭載した。また、初心者からエキスパートユーザーまで利用できる統合型の3Dプリンタ用インターフェース「FabPodUI」を開発した。IBL(Image Based Lighting)と呼ばれるCG技術を利用して極めてリアルなレンダリングを行い、かつてないリアリティの中で仮想体験的に3Dプリンタを操作することができるという。ソフト開発にはゲーム開発に利用されているUnity利用。これにより、今後の3Dプリンタの可能性に素早く対応できる上、フルスペックの開発を早期に展開できるようになった。また、同社は将来的にはARやVRにも随時対応していく方針を打ち出しており、Microsoft HoloLensやOculus Riftなどと組み合わせることで3Dプリンタを新たなスマートハウスシステムの中核の存在にしていくとしている。「FabPod」の本体サイズは22(幅)×22(奥行き)cmで、リリースは今春を予定。「FabPodUI」は日本国内でも提供される予定で、使用できるプリンタの機種は問わない方針だ。
2016年01月07日