デザイナー・山本耀司が手がけるアクセサリーブランド「ディスコード(discord)」が、「ポム・ド・テーレ・グランド(Pomme de Terre Grande)」(24万8,000円)を発売する。今回のリミテッドバッグでは銀箔を貼った和紙を数ミリ単位で裁断。それを京都で1500年に渡って受け継がれてきた、西陣織の技法によって糸として織り込んだ。織物特有のテクスチャーが、立体的なフォルムを生み出している。全世界でも10エディション限定での販売となり、国内での取り扱いはヨウジヤマモト青山本店、伊勢丹新宿店の他、松屋銀座の期間限定ショップ。なお、ディスコードではリミテッドバッグの販売期間中、松屋銀座本店の2階にある特設会場にポップアップショップをオープンする。商品を購入した人の中から、先着30人には限定キャンバスバッグをプレゼント。正面にはディスコード、裏面にはヨウジヤマモトのロゴが配置されており、シックなデザインでオン・オフどちらにも利用できる。
2015年03月27日ファッションフォトグラフィーの現在に焦点を当てた『IMA vol.11』の発売を記念したトークイベント、「ストリートから生まれるファッションフォトグラフィー」が4月1日に開催される。会場は六本木の「イマ コンセプト ストア(IMA CONCEPT STORE)」。出演者は、『STREET』『FRUiTS』を創刊した青木正一と、ストリートスナップをきっかけに幅広い活動を行うようになったアーティストの清川あさみ。“ストリート”と“ファッション写真”を切り口に、青木が歩んできた30年、清川が見出だされた原点と現在の表現活動などについて、様々なトークが繰り広げられる。青木正一は海外のギャラリーや美術館で写真展を開催するなど、ストリートスナップの先駆者として世界的に活躍する写真家。一方で、85年にはロンドン、パリなど海外のストリートファッションを紹介する、スナップ誌の先駆けとなった『STREET』を創刊。更に、96年には原宿の若者たちによるファッションカルチャーに特化した『FRUiTS』を創刊している。現在もこれらの雑誌で、撮影から編集までを行なうという、インディペンデントなスタイルを継続している。一方、アーティストでアートディレクターの清川あさみは、美術作品をはじめ、衣装や広告、映像、空間デザイン、プロダクトデザインなど幅広い分野で活動。中でも、高く評価されているのが、写真に刺繍を施すという独自の手法を用いた『美女採集』や『男糸』。特に女性を美しく魅せる作品に定評がある。また、VOCA展賞やVOGUE JAPAN Women of the Year 2012、ASIAGRAPHアワードの創賞など、数多くの賞を受賞。12年に表参道ヒルズで開催した「美女採集」展は最多動員数を記録した。7月には福井県金津創作の森で大規模な個展を開催する予定となっている。【イベント情報】ストリートから生まれるファッションフォトグラフィー会場:イマ コンセプト ストア住所:東京都港区 六本木5-17-1 AXISビル3階会期:4月1日時間:20:00から22:00まで料金:一般1,500円(雑誌『IMA』定期購読会員1,200円)
2015年03月27日MSIはこのほど、オンラインでのオーバークロック大会「Master Overclocking Arena(MOA) 2015」をHWBOT.orgにて開催すると発表した。開催期間は2015年4月1日から4月30日まで。成績優秀者は賞品のほか、「Computex 2015」で開催するイベントへ招待するという。Master Overclocking Arena(MOA)は今回で8回目の開催を迎えるオーバークロック大会。参加者は、MSI製のマザーボードやグラフィックスカードを搭載したシステムを使って、「SuperPI 32M」「Cinebench R15」「3DMark Fire Strike」の3種目でスコアを競う。各種目の順位によって勝ち点が割り振られ、全種目の勝ち点合計で最終的な成績が決められる。優勝者と準優勝者は「Computex 2015」で開催するオーバークロックのイベントへ招待するほか、3~5位の参加者にはMSI製高性能ハイエンドマザーボードをプレゼントする。また、3種目すべてに挑戦した参加者を対象に、マザーボードやHDD,メモリ、電源ユニットといった賞品が当たる抽選会も予定する。参加方法や大会のルールなど、「Master Overclocking Arena(MOA) 2015」に関する詳細については、公式サイト(英文)を参照してほしい。
2015年03月23日サンワダイレクトは10日、有線マウスのケーブルを固定して、障害物などのひっかかりを防ぐケーブルマネジメント用「マウスバンジー(マウスコードホルダー・ブラック)」を発売した。通販サイト「サンワダイレクト」での価格は税別1,370円。直径約2.6~3.4mmまでのケーブルに対応し、ケーブルの固定部はシリコン製でケーブルが太いゲーミングモデルでも利用できる。マウスの動きに合わせてアームがしなり、ケーブルの動きを抑える。また、重量感のある台座を採用し、使用中のズレを防ぐ。本体サイズはW86×D96×H88mm、重量は約140g。
2015年03月10日ソフトエイジェンシーは3月9日、米Inovicaが開発したRubyのソースコードを暗号化するソフトウエア「RubyEncoder 2.2」を販売開始すると発表した。今回のバージョンでは、最新バージョンのRuby 2.1および2.2に対応すると同時に、組込みLinux(ARM系CPU)でエンコードしたバイナリを動作させることが可能となった。同ソフトウエアは、Rubyのソースコードをバイトコード形式に変換してRubyスクリプトを保護するもの。Rubyのソースコードをリバースエンジニアリングから守ることができ、Rubyソフトウエアの知的財産権を保護し、商用ソフトウエアを安全に配布することが可能となる。RubyEncoderはエンコーダとローダの2つから構成されている。エンコーダはRubyスクリプトをエンコードするソフトウエアで、1ライセンスで1台のみインストール可能。ローダは、RubyEncoderによって暗号化されたRubyスクリプトを復号化するバイナリ。ライセンスによるコピーの制限はない。本体価格は1ライセンス2万8000円(税抜)。アップグレード権のある開発者向けの「サポートパック ベーシック」は1ライセンス当たり年間8000円(税抜)、アップグレード権とローダ動作保証の付いた事業者向けの「サポートパック プラチナ」は1ライセンス当たり年間68万円(税抜)となっている。
2015年03月09日2014年春にローンチした「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」のアクセサリーブランド「ディスコード(discord)」から登場した、15SS新作の「スリッポンスニーカー」(6万5,000円)はスニーカーの概念を逸脱するほどシックでエレガント。セカンドコレクションとなる今シーズンは、直線と曲線、対称と非対称といった相反する要素を掛け合わせた新たなデザインをモノトーンの世界で表現した。アッパーに掛けては牛革キップを、ヒールに掛けては帆布を用いた異素材のコンビネーションにより、前後は異なるフィット感を保ち独特なラインを描く。余分なディテールを削り、ブラック1色にまとめたシンプルなデザインによっても、そのフォルムは一層際立つ。展開サイズは、23.0cmから25.0cm。<問い合わせ先>ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2015年03月06日デザイナー山本耀司が手がけるラグジュアリーアクセサリーブランド「ディスコード(discord)」が、初の公式オンラインショップをZOZOTOWNでオープンした。ディスコードは、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」と三越伊勢丹の共同プロジェクトとして立ち上がったブランド。日本の伝統である奥ゆかしい美しさをデザインに取り入れながら、メイドインジャパンにこだわったコレクションを展開している。ショップがオープン初日に発売したアイテムは全部で11点。このうちバッグは3アイテムが展開され、その中にはファーストコレクションのアイコンモデルも含まれる。更に、ウォーターリリーやチューリップをモチーフとした財布が全部で4種類。同じく4種類あるスカーフはそれぞれ、円形にコラージュしたチューリップ、日本の侘び寂びを伝えるアマリリス、消え行く煙の一瞬の美しさ、そしてウィットあふれる擬人化された犬がデザインされている。
2015年03月05日JALは2月24日、3月28日をもってエールフランス航空の運航する羽田~パリ(シャルル・ド・ゴール)線でのコードシェアを終了することを発表した。対象便はJL5057便(羽田22:55発)とJL5058便(パリ23:20発)。なお、シャルル・ド・ゴールを発着するヨーロッパ域内便のコードシェアは引き続き実施する。該当便の予約している人には、順次JALより連絡を行い、旅行会社を通じて該当便を予約の場合は、旅行会社で対応するという。
2015年02月26日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のアクセサリーブランド「ディスコード(discord)」より15SS新作として「ヴァニティーバッグ」が登場。YYを象った引き手で遊び心を表したキューブ形の「ヴァニティーバッグ」。きめ細かく上質なキップ(牛革)と、柔らかいディアスキン(鹿革)を使用し、日本伝統の絞り加工を施した。ストラップを利用することで、ショルダーバッグとしても使用可能。価格は黒6万8,000円、グレーの絞り柄8万5,000円。取り扱いは、ヨウジヤマモト青山本店、伊勢丹新宿店、福岡岩田屋店。14SSコレクションよりスタートした同ブランド。ブランド名の「ディスコード」は“不調和”を意味しており、アシンメトリーや未完成な美を追求した、ヨウジヤマモトらしいデザイン。過去には繊細でたおやか、そして奥ゆかしい日本の美しさをデザインに取り入れたバッグ、シューズ、スカーフなどを展開。今後もラグジュアリーアクセサリーを通して新しい価値観を提案していく。
2015年02月18日「ストリートアート」というと、どのようなものを想像するだろうか。アメリカの裏道で見かけるような、ヒップでホップなロゴをスプレーで描いたものだろうか。それとも、小学校の卒業制作で塀に描いた絵だろうか。実際、世界の街角では想像もできないような緻密で繊細なストリートアートもあったりする。そんな"詩的"なストリートアートを米国サイト「Bored Panda」よりお届けしよう。これらのストリートアートを製作しているのは、スペインのアーティスト・Pejac氏。製作を始めたきっかけは、学校の美術の先生のアートに対する態度に憤慨したからだという。具体的にどのようなやりとりがあったのかは不明だが、それ以来、彼は美術館を訪れようとしない人や、行きたくても行くことのできない人々のためにストリートアートを描き続けているそうだ。○飛び立つ鳥(サラマンカ/スペイン)動くことのできないかかしが、鳥となって飛んで行く。モノクロだからこそのシュールな作品だ。○Phiedra(マドリード/スペイン)Pejac氏の作品はいずれもシンプルで、周囲の色に溶け込んでいる。黒い人物はまるで本物の影のようだ。○私のたったひとつの旗(モスクワ/ロシア)少女が高く掲げた旗は木々であり、枝の先には鳥がとまっている。これは少女の心の中にある祖国の姿だろうか、それとも希望だろうか。○しみ(サンタンデール/スペイン)白いコンクリートに描かれた黒い世界が溶けだし、側溝へと流れていく。世界は結局ひとつという意味にも見えるし、紛争の絶えない人類の行く末を表しているようにも見える。○編む人(サラマンカ/スペイン)クモの巣のような網を編む女性。捕まえたいものは何だろう。○エンテレケイア(ロンドン/イギリス)エンテレケイアとは"完成された現実態"や"生命体の活力"という意味。女性の乗ったブランコはいつしか枝を伸ばし美しい葉をつける。そこからどんな意味を見いだせるだろうか。○見えない窓(イスタンブール/トルコ)窓なのにその向こうには何も見えない。心理的なことを考えることもできるが、単純にトリックアートとしても面白い。○ちり(サンタンデール/スペイン)ホウキで集めようとしているのは自分自身。○アリ(パリ/フランス)無垢(むく)な子供がアリのような人間を虫眼鏡で燃やしている。"無垢=知らない"ということが災いするのか、人々の小さな叫びが大きな人間には聞こえないのか。「私のアート製作にはメランコリーとユーモアのどちらもが必要。それらには詩のような言葉を生み出す力があるんです。もし、私の作品を見た人々が何かを考えようとしたのなら、それは意味のあることだと思うのです」と、Pejac氏は語る(スペインの新聞「20minutos」より)。彼の作品はモスクワ、パリ、イスタンブール、ロンドン、そしてミラノなど、ヨーロッパ各地の壁や地面で見ることができる。街を歩きながら彼の"詩"を眺め、そこから哲学する旅も面白そうだ。このほかの「詩的でハイセンスなストリートアート」はオリジナルサイトを参照。※写真/記事提供: Bored Panda出典: pejac.es
2015年02月17日エムエスアイコンピュータージャパンは13日、オンラインでのオーバークロック大会「BEAT THE FASTEST」をHWBOT.orgにて開催すると発表した。開催期間は2月17日から3月10日。MSIのマザーボードを使用し、CPU Frequency、XTU、wPrime 32Mの3種目でCPUのOCを競う。CPUの冷却方法は問わない。提出データには、各種目の検証スクリーンショット(大会用の壁紙含む)が含まれる必要がある。優勝商品は、MSI製マザーボード「MSI Z97 XPOWER AC」、準優勝商品は「MSI Z97 MPOWER MAX」、第3位商品は「MSI Z97 MPOWER」。このほか、3種目全てを提出した参加者の中から抽選で「MSI Z97 GAMING 7」が1名にプレゼントされる。詳細は大会公式サイト(英文)に詳しい。
2015年02月13日D2Cは、各種デジタルを活用したマーケティングコミュニケーション全般を網羅した、総合的なデジタル広告・マーケティングのアワード「コードアワード2015」を実施すると発表した。結果発表は6月上旬に行われる予定。なお、応募は無料。対象は2014年4月1日から2015年3月31日の期間に実施/開始された、企業・ブランド・自治体などが提供する商品やサービスなどのデジタルを活用したマーケティングコミュニケーション施策。「コードアワード2015」は、広告主や広告会社、制作会社によって構成されるプロジェクト・チームを対象に、3月3日~4月13日にかけて、応募を受け付ける。応募に必要なエントリーシートは、オフィシャルサイトよりダウンロード可能。審査の結果、最も優れた作品にグランプリを、また、異なる審査視点に基づく「ベスト・イフェクティブ」、「ベスト・イノベーション」、「ベスト・キャンペーン」、「ベスト・クラフト」の4つの賞を設けそれぞれ作品を選出する。このうち「ベスト・イノベーション」と「ベスト・クラフト」は、今回新設された賞。「ベスト・イノベーション」は、新たなビジネスモデルやプロダクト/サービスの付加価値を創造した施策を対象とし、「ベスト・クラフト」は、アプリ、コンテンツなどのデジタル上で展開された広告などを対象に、そのデザイン性・企画性・ユーザビリティなどを総合した技術力が伴う施策を対象とする。
2015年02月12日スマートフォンのSIMロックを解除するために必要な「SIMロック解除コード」がヤフオクなどで販売されている。キャリアにSIMロック解除を申し込むと税別3,000円の手数料がかかるが、ヤフオクでは498円や、980円など安価な値段設定となっている。こうした、非公式的な「SIMロック解除コード」の利用について、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの各社広報に話を聞いた。そもそも、SIMロック解除コードとは、端末のSIMロック解除する際に発行されるPINコード。解除コード入力画面から入力することで、現在契約しているキャリア以外のSIMカードが使用可能となる。ヤフオクで販売されている「SIMロック解除コード」の説明文を見ると、「機種名と15桁のIMEI番号(製造番号)を教えていただければ発行します」とある。このように非公式的に販売されているSIMロック解除コードについて、2011年4月以降に発売された機種(一部除く)においてSIMロック解除サービスを行っているドコモに問い合せると、「どのような形で販売されているものなのか、実態がわからないため回答は難しい」との回答だった。「301F」、「201HW」、「009Z」、「008Z」の4機種において、SIMロック解除サービスを行っているソフトバンクでも、「事実が把握できていないため、正式な回答は少し待っていただきたい。社内で確認させていただく」とのことだった。SIMロック解除サービスを行っていないKDDI(au)では、「海外ツールのようなものを使用して解除コードを発行している可能性がある。ただし具体的な方法などについてわからないため、コメントできない」との回答だった。実際に、SIMロック解除コードを非公式に購入したユーザーが、「成功した。運用できている」とするブログも散見されるが、ドコモとKDDIは共通して「推奨はしない。自己責任で行って欲しい」とコメントした。また、非正規でSIMロックを解除し、端末に何らかしらの不具合が出た際は各キャリアとも、「改造扱いになり、端末の保証サービスから外れる。キャリアとして端末の不具合に対応できなくなる」という。そうしたリスクを踏まえると、あくまで公式のサービスを利用してSIMロック解除をしたほうが無難と言える。なお以下で、ドコモとソフトバンクのSIMロック解除サービスの詳細を記載するので、SIMロック解除を検討しているユーザーは参考にしてほしい。SIMロック解除について:ドコモの場合ドコモショップの店頭にて手続きが可能。契約者本人であることを氏名/生年月日などから確認する。また、来店者の本人確認書類等が必要となる場合がある。対応端末は、2011年4月以降に発売された機種(一部除く)。対応機種一覧はコチラ。解除に必要な手数料として税別3,000円がかかる。SIMロック解除について:ソフトバンクの場合ソフトバンクショップおよび一部ソフトバンク取店にて申込みが可能。契約者本人であることを氏名/生年月日などから確認する。また、来店者の本人確認書類等が必要となる場合がある。対応端末は、「ARROWS A 301F」(富士通製)、「STREAM 201HW」(ファーウェイ製)、「STAR 7 009Z」(ZTE製)、「シンプルスマートフォン 008Z」(ZTE製)の4機種。解除に必要な手数料として税別3,000円がかかる。なお、両社とも、一度SIMロックを解除した端末に、再びSIMロック機能を設定することはできない。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月14日「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、昨春発売したラグジュアリーアクセサリーブランド「ディスコード(discord)」のセカンドシーズンとなる15SSコレクションを1月9日に発売する。ディスコードは、昨年2月にニューヨークで三越伊勢丹が開催したポップアップショップ「ニッポニスタ(NIPPONISTA)」でデビュー。英語で“不協和音”を意味するブランド名が、デザイナー山本耀司の未完成、アンシンメトリーに対する美学を象徴。不完全・不安定なものに美しさ感じる日本人の繊細な感覚と、メイドインジャパンの高いクオリティーをバッグやシューズ、小物などに落とし込んで提案する。新作コレクションはブランドのエスプリでもある“未完成な美しさへの探求”というテーマのもと、「形」にフォーカス。身に付ける人のシェイプから生み出された新しいフォルムのアイテム達は、モノトーンの色使いがそのデザインを一層強調する。取扱いは伊勢丹新宿店本館1階(12月26日より先行販売中)、ヨウジヤマモト青山本店、福岡岩田屋。尚、ヨウジヤマモト青山本店では、9日からソニーの電子ペーパーを用いたビッグバッグを特別展示する。レザーのバッグに縫製された薄型ディスプレイには、電圧が加わる度に色が白から黒に、そしてまた白にと変化。ブランドロゴや花のモチーフが浮かび上がる仕掛けだ。
2015年01月07日マシンビジョンベンダの米Cognexの日本法人であるコグネックスは、2次元コードのダイレクトパーツマーキング(DPM)を読み取る手法として、2次元コードの"模様"を使ってコードを検出するアルゴリズム「PowerGridテクノロジ」を発表した。同アルゴリズムは、これまでの特徴を探し出す手法、つまりコードの検出パターンを探し出してコードを認識する方法とは異なり、コード内の明るいモジュールと暗いモジュールが交互に出てくるパターンを探す。これにより、激しく破損したコードや、ファインダパターン、クロックパターン、クワイエットゾーンが完全に消失してしまっている状態のコードでも検出し、読み取ることができる。さらに、パーツの形状変化、照明不足、欠損、印字エラーなどが原因で、2次元コード全体の画像取り込みが難しい場合にも、読み取り率を向上させることができるという。なお、「PowerGridテクノロジ」は固定型バーコードリーダ「DataMan 300」シリーズの最上位機種「X」モデルに搭載されている。
2014年12月17日チケットストリートは12月9日、世界最大のオンラインEC企業 米eBayグループのStubHubと業務提携を行うと発表した。チケットストリートは、コンサート、スポーツイベント、演劇などのチケットを「安全・安心に」取引できる二次流通プラットフォーム。「チケットを持っているけど、譲りたい」というファンと「チケットが欲しい」というファンの取引を仲介する。StubHub!は2000年に創業し、2007年にeBayの傘下に入っており、MLBやAEG(ロンドンO2 arena, LAステイプルズセンターetc)など、多くのパートナーと公式に提携している。今回の提携により、MLB/NBA/プレミアリーグ、ブロードウェイなどの欧米人気興行チケットを現地価格で、日本語で購入できる二次流通サービス「チケットストリート 海外チケット Powered by StubHub!」を開始する。これは、チケットストリートのIDで北米・ヨーロッパ地域における5万件以上のイベントや10万枚以上のチケットが購入可能となるもの。価格は日本円で購入でき、本国と同価格で提供される。なお、チケットはE-チケットとなる。購入後すぐに、チケットストリートのマイページからダウンロードできるほか、座席からの眺めを確認しながらチケット購入ができる3Dシートマップなどの先進技術も導入している。
2014年12月10日カプコンは8日、同社格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズ最新作「ストリートファイターV」を発表した。PlayStation 4(PS4)およびPC向けゲームとして提供される。発売日は未定。「ストリートファイター」シリーズは、1987年に業務用ゲーム機として第1作目を発売。最新作「ストリートファイターV」は2010年に販売した「ストリートファイターIV」の続編で、シリーズ史上初めて、PS4ユーザーとPCユーザーが対戦できるクロスプラットフォームプレイの導入を予定している。なお、リリース時点では対象機種のOSや推奨環境といった仕様は非公開。
2014年12月09日ディーアンドエムホールディングスは11月25日、オーバーイヤーヘッドホン「AH-MM400」と「AH-MM200」の発売を延期すると発表した。ともに当初は12月上旬の発売を予定していたが、AH-MM400を2015年1月中旬、AH-MM200を2月中旬に変更した。理由は主要選定部材の入荷遅延としている。AH-MM400はイヤーカップの素材にナチュラル・アメリカン・ウォールナットを使用したオーバーイヤータイプの密閉型ヘッドホン。ドライバーはφ40mmで、フリーエッジ・カーボン/ペーパーコンポジット振動板と、ネオジウムマグネットを採用している。価格はオープンで、推定市場価格は税別37,000円前後。AH-MM200はφ30mmドライバーを採用したオンイヤータイプの密閉型ヘッドホン。価格はオープンで、推定市場価格は税別18,500円前後。
2014年11月25日情報処理推進機構(IPA)とJPCERT/CCは11月11日、複数のサイボウズ製品にバッファオーバーフローの脆弱性があるとして注意を呼びかけた。対象となる製品は、サイボウズのOffice 10.0.2とそれ以前、メールワイズ 5.1.3とそれ以前、デヂエ 8.1.0とそれ以前のバージョン。脆弱性を悪用された場合、悪意のある第三者によって、遠隔でサービス運用妨害攻撃(DoS攻撃)を受けたり、任意のコードを実行される可能性があるという。すでに脆弱性を修正したアップデートが提供されており、サイボウズでは更新を行うよう呼びかけている。
2014年11月11日日立ソリューションズは、集中型Javaコード診断ツールの最新版「anyWarp CodeDirector V7.4」を10月28日から提供開始すると発表した。「anyWarp CodeDirector」は、同社が提供するソフトウェア開発ツール群「「anyWarp TestSuite」のラインアップの1つで、Java開発におけるコーディングルール違反を、プロジェクト全体で組織的にチェックすることにより、作業効率を下げることなくソフトウェア品質管理を実現する。最新版では、DIコンテナで管理されたクラスに関連するルールやWebアプリケーションなどの設定ファイルの脆弱性をチェックするルールが追加された。具体的には、「インスタンス化が禁止されたクラスのオブジェクト生成を検知」「値の代入が禁止されたフィールドへの代入文を検知 」「複数のスレッドで共有されるオブジェクトのフィールド宣言を検知」が可能になった。また、インスペクションの対象に、JavaとJSPのソースコードに加え、Webアプリケーションの配備記述子 (web.xml)やプロパティファイル(*.properties)などの、アプリケーションの動作に対する設定ファイルが追加された。これにより、「Webアプリケーションのロールが正しく設定されていないこと」「 Webアプリケーションの認証制約が正しく設定されていないこと」「プロパティ名が重複する等プロパティ設定の矛盾」を検知して、ソースコードに加えて設定ファイルに起因する脆弱性も排除することが実現される。同製品の価格は、本体が10ユーザーライセンスで100万円から、Android オプションが20万円。
2014年10月27日コードフォージャパンは10月9日、企業のリーダー人材を自治体に派遣する「コーポレート・フォローシップ」事業を開始した。第1弾として、SAPジャパン、jig.jpと提携し、福井県鯖江市に派遣するという。コード・フォー・ジャパンは、民間のIT技術者が中心となって設立し、ITを駆使して地域が抱える問題を解決することを目的とした非営利団体。公募したエンジニアやプロジェクトマネジャーを採用し「フェロー」として地方自治体へ派遣する取り組み「フェローシップ」を実施している。コーポレート・フェローシップは、自治体を対象とした短期間の人材派遣プログラムとなる。企業から選抜されたリーダー人材を募集し、受け入れを希望する自治体とのマッチングを行い、コーディネートする。参加企業はリーダー候補社員に対する研修プログラムの1つとしてこのプログラムを利用し、通常業務とは異なる地方自治体環境に身を置いてプロジェクトを推進する。活動に際してはコードフォージャパンがノウハウとプロセスを提供するため、短期間でもより多くの成果を出せる充実した研修機会が利用できるとしている。
2014年10月10日Facebookは2日、スマートフォン版「Facebook」アプリにおいて写真付き「マイQRコード」機能を追加したと発表した。自分のアカウント情報をQRコードにしたり、相手のQRコードを読み取って直接友達申請できる。同機能は日本国内限定の機能となっている。マイQRコードは、iOS版、Android版のFacebookアプリの機能。自分のアカウントをQRコード化できるため、知人や友人に確実に自分のプロフィールを紹介できる。アプリ内のスキャナーからマイQRコードを読み取ると、プロフィールが簡潔にまとまった友達カードが表示され、その友達カードから友達申請を送ることができる。マイQRコードを表示するには、アプリ内のナビゲーションバー「お気に入り」から「QRコード」のなかの「マイコード」を選択すると表示される。表示されたQRコードをタップすれば、写真がついていないQRコードに切り替えることもできる。マイQRコードを読み取る場合は、「QRコード」の「スキャナー」を選択すればよい。また、サードパーティ製のQRコードリーダーでも読み取ることが可能となっている。マイQRコードは、iOS版であればメールに添付して送信、Android版であればシェアすることができる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月02日Facebookは10月2日、友達申請をする際にプロフィール写真付きのマイQRコードを表示できる機能を発表した。iOS、Android向けの公式アプリで利用でき、日本国内限定の機能だという。マイQRコードを表示したい場合は、検索バーをタップするか、Facebookアプリのナビゲーションバーのお気に入りセクションからアクセスする。QRコードの項目を選ぶと、マイQRコードが表示される仕組みだ。QRコードをタップして、写真が付いていないQRコードに切り替えることも可能。マイQRコードを画像として保存したり、メールに添付して送信(iOS版のみ)、またはシェアしたり(Android版のみ)もできる。一方、マイQRコードを使って友達申請をしたい場合は、マイQRコードが表示されるページから、スキャナを選択してつながりたい相手のマイQRコードを読み取る。読み取りは、他社が提供しているQRコードリーダでも可能で、画像として受け取っていたマイQRコードをインポートして読み取る、といった使い方もできる。マイQRコードを見せてもらった人は、Facebookのアプリ内で相手のマイQRコードを読み取ることができ、プロフィールが簡潔にまとまった友達カードが表示されるので、そこから手軽に友達申請を送ることが可能だ。
2014年10月02日日本ユニシスは、7月15日~16日に開催されるソフトバンクの法人向けイベント「SoftBank World 2014」において、2次元カラーコード「カメレオンコード」を利用したサービスを提供する。カメレオンコードは、シフトが開発した高速・高精度の複数同時認識が可能な2次元カラーコード。通常のバーコードやQRコードと違って接写する必要がなく、離れた場所からスマートフォン端末をかざして情報を読み取ることができる。そのため、GPSが利用できない屋内エリアにおける位置情報の把握などにも活用することができる。日本ユニシスはカメレオンコードの特性を活用し、屋内イベント会場における電子クーポン・ポイントサービスとの連携や、Eコマースにユーザーを誘導するマーケティングなど、幅広いサービス展開を目指した取り組みを進めている。SoftBank World 2014では、会場内にあるカメレオンコードを専用のスマートフォンアプリで読み取ることでスタンプラリーに参加でき、会場マップやブース情報なども見られる。
2014年07月15日アスクは22日、Intelの最新チップセットIntel Z97 Expressを搭載したMSI製オーバークロック向けマザーボード「Z97 XPOWER AC」を発表した。24日より販売を開始し、店頭予想価格は49,800円前後。8層基板、16フェーズの電源を備えたオーバークロック向けマザーボードの最上位モデル。同社の品質基準である「Military Class 4」に対応するほか、オーバークロック向けの基準「OC Certified」に準拠する。また、ハードウェアの故障からマザーボードを保護する「GUARD PRO」を新たに搭載した。「Z97 XPOWER AC」には、ヒートスプレッダを取り外したいわゆる"殻割り"状態のCPUを保護する「殻割りダイガード」、マザーボード上にファンを取り付けられる「OCファンスタンド」が付属する。このほか、より柔軟なベースクロックの設定が可能となった「OCエンジン」、オーバークロックを検証するためのアプリケーションを備える。
2014年05月22日5月12日、伊勢丹新宿店にて販売がスタートした「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」の新アクセサリーブランド「ディスコード(discord)」。当日行われた記者発表でデザイナー・山本耀司が発言した内容全文を紹介する。僕が特に最近気にしているのはジャパンクール。(これは)日本発信の世界に影響を与える非常に高いレベルの、感覚の鋭い日本の工業技術の最先端と同じようなレベルのもの。要するに世界にはないレベルの高いクリエーティブな感覚だ。これを商売ではソフトと呼びますが、ソフトしか日本には輸出する物がない。その中で日本政府はアニメとかキャラクターだけを大事にしている。僕にとっては残念な状況が続きました。僕が残念だなぁと思っていたところへ伊勢丹さんからお声を掛けていただいて、小物・バッグ・スカーフなどをやってみないかと言われました。伊勢丹さんは去年に改装が終わってから、アーティスティックな百貨店になっていくというお話を伺っておりました。なので、ぜひ協力したい、やらせていただきたいということで引き受けたんです。即行で引き受けました。ところが、私自身、服を作り続けて37、8年、バッグってデザインしたことがなかったんです。パリコレクションで発表する男のデザイナーで女性のことが大好きなデザイナーはほとんどおりません(笑)。私はファッション界の化石と呼ばれています。女好きのデザイナーは化石なんです(笑)。だから女心が分からないんです。バッグをどう持つのか、どうショルダーにして背負うのか、どのくらいの分量が良いのかが分からない。なので、急遽自分の周りに(バッグを持つ女心を)フォローしてくれる女性デザインスタッフを集めました。大きな方向性は僕が決めましたが、実際のバッグの大きさとか革の柔らかさ、ベルトの長さとかハンドルの具合とか細かいことを全部女性スタッフと相談しながら作りました。(ディスコードは)半年間、三越伊勢丹さんでエクスクルーシブで取り上げていただきます。その後は継続してヨウジヤマモトブランドのアクセサリー部隊・部門としてずっと継続して行くつもりです。このブランドは日本だけじゃなくて世界でどこまで伸びるか、頑張るつもりでいます。みなさんどうぞ僕を助けてください!よろしくお願いします。フォトコールでは、“フェイスブックで拡散して”との発言も。■会見終了後、記者から受けた質問に対して――伊勢丹と組まなければできなかったことはありますか?もちろんあります。この百貨店は世界で一番新しい物がいつもあるんですよ。――クールジャパンではアニメやキャラクターを推しているのが残念と言っていましたが。だって、残念じゃありませんか?日本にはもっとハイレベルな正しい意味でのクールな物があるのに。――日本の本当の意味でのクールな物というのはどんな物だと思いますか?日本的な文化。日本的な美しさ。これがクールです。外国ではそういった物は作れませんから。いわゆる引き算の文化、間(ま)の文化、行間を読む、崩れを美しいと思う、歪みが美しいと思う、そういうところに美しさを発見できるのは日本だけなんです。――そういった感性が生かされた技術、または埋もれてしまっている日本の技術はありますか?沖縄返還の時に、秘密協定で繊維産業が壊滅的な打撃を受けて以来、日本政府は繊維産業に全然力を入れておりません。本当に細々と職人さんが京都とか北陸とか様々なところで作っています。到底他の工場ではできない世界的なレベルの織り物とか染め物とか、ちょっと年長者の職人の方々ですがまだまだ頑張っています。私が伊勢丹さんと取り組みをすることで、こういう商品が消費者の手元に届くんだと言うことが分かれば、その零細な工場も跡継ぎが出てくるんじゃないかと。そうすれば日本の将来はあるぞと。ちょっと大げさですが、そのために頑張るぞというような考え方でやっております。――次世代につなげるためにも、このブランドを立ち上げたという思いもあるのでしょうか?そうですね。それがこの業界で長いことやらせていただいて自分の役割だと思っていますし、できるだけ早く若い人達に引き渡して行きたい。
2014年05月12日「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、新ラグジュアリーアクセサリーブランド「ディスコード(discord)」を伊勢丹新宿店にて5月12日より先行販売する。当日開店前、同店にて記者発表会が行われ、デザイナー山本耀司と伊勢丹新宿本店長鷹野正明が登壇した。ディスコードは、ヨウジヤマモトと三越伊勢丹の共同プロジェクトとして立ち上がったブランド。山本がラグジュアリーアクセサリーを通して新しい価値観を提案する。“不協和音”という意味のブランド名の通り、完璧なものよりも少しずれがあるもの、不完全・不安定なものに美しさ感じる日本人の繊細な感覚をメイドインジャパンのハイクオリティーにこだわった小物やバッグなどで表現して行く。ブランドロゴは完璧な物に少し傷を付けて不完全な美しさを引き出す引っかき傷からインスパイアされたという。商品ラインアップはスカーフ17型(2万円から5万3,000円)、バッグ17型(6万9,000円から23万8,000円)、婦人靴4型(5万9,000円から6万5,000円)、革小物14型(2万6,000円から6万3,000円)。山本氏は、「ファッションの世界で40年近く仕事をしているが、実は今までバッグのデザインをしたことがなかった。女性が小物やバッグを持つ感覚をデザインに落とし込むため、女性デザイナー達を集めて革の柔らかさ、バッグハンドルの長さなど細かい部分に“感覚”を取り込むことに注力した」と説明。2月にニューヨークで行われた三越伊勢丹ポップアップストア「ニッポニスタ(NIPPONISTA)」で発表された同ブランド。鷹野本店長は「現地で好評だった。ニッポニスタは我々が行っている日本の良いものを紹介するプロジェクト『ジャパンセンシィズ(JAPAN SENSES)』の一環。今年は格上げを狙い、NYに出店した。以前より世界のラグジュアリーブランドと肩を並べられる日本発の日本人によるアクセサリーブランドが欠落していると考えており、ヨウジヤマモトにアプローチした」と話す。これを受けた山本氏は快諾したという。最後に山本氏は「日本には本当の意味で“クール”な物が多い。侘び寂び、間、引き算の美学、崩れや歪みに美しさを感じる繊細な感覚は日本人特有のもの。そして、零細企業・高齢ながらも世界に誇れる伝統工芸技術を持つ職人もいる。それらの技術を取り入れた商品が多くの消費者へ届く姿を見せることができれば、若い技術継承者も増えるかもしれない。若手育成、技術継承は長い間ファッションに関わってきた人間としてのこれからの役割なのかもしれない。これから若い人達にどんどん育ってもらいたい。そのためにも、海外では作れない日本的美しさを表現して行きたい。皆さん、私を助けてください!」と語った。同店での先行販売に引き続き、銀座三越にて5月21日から、日本橋三越本店にて5月28日から、青山本店では5月23日から販売を開始する。また、同ブランドの世界観を伝えるインスタレーション形式のイベント「INSTALLATION at Mandarin Oriental, Tokyo by Yohji Yamamoto」をマンダリン オリエンタル 東京38階ロビーにて6月8日までの期間限定で開催している。
2014年05月12日PCパーツを定格以上の周波数で動作させ、PCの性能を引き上げるオーバークロック。CPUやグラフィックスカードをオーバークロックし、動画のエンコード時間を短くしたり、より快適にゲームが動くようにしているユーザーも多いことだろう。だがメモリのオーバークロックについては、その効果が分かりにくいうえ、設定項目が多く、気軽に手を出すのが難しいのが現状だ。そんな中、Kingston Technologyから、初心者やゲーマーに向けたメモリ製品「HyperX FURY」シリーズが発売された。オーバークロックメモリは通常、BIOS画面からオーバークロック用設定を選択するか、クロックやメモリタイミングの値を自ら設定しなければ、その効果を最大限に発揮できない。オーバークロック用設定には、Intel環境用の「XMP」やAMD環境用の「AMP」があるため、これらの規格に対応したメモリを選択し、手動でBIOS画面から設定を変えるのが一般的といえる。しかし「HyperX FURY」シリーズは、システムに応じた許容範囲内で自動的にオーバークロックを行ってくれる。BIOS画面での手動設定を行うことなく、すぐにオーバークロックで使えるという特徴を備えている。今回はこの気軽にオーバークロックを体験できる「HyperX FURY」がシステムに与える影響について確認していく。○システムの許容範囲まで自動でオーバークロックKingstonのオーバークロックメモリブランド「HyperX」の中で、エントリーレベルに位置づけられているDDR3メモリ「HyperX FURY」シリーズ。スタイリッシュな小型のヒートシンクを搭載しており、CPUクーラーなどとの干渉を気にせずに取り付けが可能。動作クロックは1333MHz、1600MHz、1866MHzの3タイプが用意されており、それぞれの周波数に対して4GBと8GBのモジュールをラインナップしている。デュアルチャネル動作用に2枚一組のモデルも用意されているので、通常はこちらを選ぶことになるだろう。今回試用したのは、1866MHzの4GBのメモリを2枚1組とした「HX318C10FRK2/8」(赤)と「HX318C10FK2/8」(青)の2製品。白、黒、赤、青のカラフルな4色のバリエーションがあるが、モデルごとのスペックは同一であるため、Intel環境なら青、AMD環境なら赤といったように、好みに合わせて選ぶことができる。1866MHzで動作するメモリであるため、検証環境にも1866MHzに対応したシステムを用意した。CPUには"Richland"というコードネームで知られる、AMDの「A10-6800K」、マザーボードには、GIGABYTEの「GA-F2A85X-UP4」だ。「A10-6800K」は、組み合わせるメモリのクロックが内蔵グラフィックスの速度に影響を与えることが知られているので、メモリ速度の向上による恩恵がわかりやすいだろう。さっそくメモリを挿して起動し、BIOS画面から数値を確認。確かに何も設定しなくても、"Auto"のままクロック周波数1866GHzで動作が確認できた。メモリタイミングは「10-11-10-30」に設定されている。BIOS設定を変えることなく、初心者でも簡単にオーバークロックメモリの恩恵を受けられるのはうれしい。次ページでは、メモリクロックの向上がシステムにどんな影響を与えるか確認していこう。●オーバークロックメモリの効果をベンチマークで確認○メモリの設定情報はすべてJEDECで記録それでは「HyperX FURY」の動作を、Windows8.1上で検証することにしよう。まずはGIGABYTEのマザーボードで利用できるツール「EasyTune6」とPC内のデバイス情報を表示する「CPU-Z」で、「HyperX FURY」のメモリ情報を確認。メモリクロックやタイミングはすべて標準規格である「JEDEC」の値として記録されており、「AMP」や「XMP」の設定値は存在しない。最高で1209MHzまでの設定が書き込まれているため、システムが正式対応したり、動作保証外にはなるが手動で設定を調整したりすれば、さらに高いメモリクロックで動作させることもできそうだ。○1600MHzと1866MHzの差をベンチマークで確認それでは、ベンチマークテストでメモリの速度向上がシステムに与える影響を見ていこう。検証は「HX318C10FRK2/8」を1866MHz動作した場合と、手動設定で1600MHz動作とした場合で行った。まずは、OS上で大まかな動作を確認するために「Windows エクスペリエンス インデックススコア」を確認。Windows8.1ではコントロールパネルからスコアを直接確認できなくなったため、 Windows システム評価ツール「WinSAT formal」にて計測。1866MHz動作では、プロセッサ、メモリ、グラフィックスと、ほぼ全体にわたってスコアが向上している。メモリがAMD環境に与える影響がここまで大きいとなると、他のベンチマークテストの結果も楽しみだ。続いて3Dゲーム用のベンチマークから、グラフィックスに与える影響を確認しよう。使用したベンチマークは、Futuremarkの「3DMARK」と、スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」だ。両ベンチマークとも、全体的なスコアの向上が見て取れる。特にファイナルファンタジーXIVのベンチマークでははっきりとした差が表れており、ゲームをプレイするうえでの快適度も確実に向上させてくれるだろう。なお、今回はAMD環境にて検証を行ったが、Intel環境においても同様に自動で1866MHzに設定されることが確認できた。Intel製のCPUとマザーボードでシステムを構築している方も、プラグアンドプレイによる自動メモリ設定によって簡単にオーバークロックメモリを使用可能だ。○システム全体の処理速度を向上させるKingstonメモリメモリの動作クロックは、CPUやグラフィックスカード、ストレージと比べるとなかなか体感しにくい。特定の処理能力が著しく向上するものではないからだ。しかし今回ベンチマーク等で確認したとおり、システム全体の速度を確実に向上させており、特にCPU内蔵のグラフィックス機能を利用した場合は、ゲームなどにおいてもその効果を実感できる。ハイスペックPCを所有している方が更なる性能向上を目指す場合はもちろんのこと、グラフィックスカードを追加しないエントリークラスの構成を考えている人も、メモリの速度に注目してほしい。Kingstonの「HyperX FURY」シリーズなら、設定の知識や手間なしにシステム全体の処理速度を引き上げてくれるだろう。
2014年04月28日「バックストリート・ボーイズ」のメンバーで34歳のニック・カーターが、4年の交際を経て昨年2月婚約したフィットネス・エキスパートのローレン・キットさんとついに結婚したと複数のメディアが報じた。日本でもとりわけ人気の高いニックとローレンさんは、4月12日(現地時間)にサンタ・バーバラのビーチ沿いにそびえる3つの屋外プールを持つ高級リゾート「バカラ・リゾート&スパ」で結婚式を挙げた。2人は数年前にフィットネスビデオでコラボし知り合い交際をスタートさせたという。かつては「一生結婚はしない」と公言していたニックだが、ローレンさんとの出会いが気持ちを変えたようだ。またこの挙式には「バックストリート・ボーイズ」からはA.J.、ブライアン・リトレル、ハウィー・Dが出席。100人以上のゲストを前に永遠の愛を誓い合った2人は何度もキスを交わし、大変エモーショナルな式だったようだ。ニックが黒のタキシード、ローレンはストラップレスのウェディングドレスに身を包み、A.J.の娘・アヴァがフラワーガールを務めたとのこと。指輪の交換ではローレンが目に浮かんだ涙を拭う場面もあったという。米エンタメ情報サイト「US WEEKLY」に対し「式の最後に2人は私がこれまで見た中でも最高に長いキスを交わしていましたね」と目撃者は語っている。「1分経っても2人はまだキスしていましたよ。もう本当に愛し合っていて、夫婦になることに興奮しているという感じでしょうか。2人から愛が溢れかえっているのを感じました」とさらにコメントを加えた。なおソロ活動中で先日破産宣告をしたニックの弟・アーロンは、仕事の都合で結婚式を欠席したようだ。挙式の日取りが決まる前から、式の当日はワシントンDCでパレードに出演することが決まっていたとのこと。せめて披露宴には出席したいとアーロンはサンタバーバラへ向かったが、搭乗した飛行機のトラブルにより間に合わなかったと、米エンタメ情報サイト「People」は伝えている。(text:Mieko Nakaarai)
2014年04月14日2013年5月にQRコードを利用したモバイル決済「ZNAP」の日本上陸が発表されてから半年が経った。アプリの日本語化などが遅れたこともあり、当初の予定よりもサービスインがずれ込んだが、東京・六本木にコンセプトショップ「QR BAR」を開店したZNAP。実際に、この新しいモバイル決済を体験したのでレポートしてみよう。ZNAPの概要については、「『世界の決済を変えたい』 - QRコードでモバイル決済『znap』が日本上陸」をご覧いただきたい。基本的にはZNAPのソリューションで発行したQRコードをスマートフォンアプリでスキャンするだけで決済が簡単にできる。しかも、他のモバイル決済ソリューションでは、商品の選択などを行なう際に、注文を行なってからレジで会計などを済ませるが、ZNAPではQRコードを読み込むと、その店舗が用意したメニューから商品をプルダウンで選択できる。つまり、店舗側は商品メニューを用意するコストを押さえられる一方で、ユーザー側も店員がなかなか来ないといった"イライラ"の解消や店員のメニューに対する知識の熟練度格差に悩まされないメリットがある。これまでにZNAPは香港や英国、台湾、ロシアなどで事業展開を開始している。ただ、「商品を注文して決済まで完了できる」というZNAPの特徴を生かした店舗は、六本木にオープンした「QR BAR」が商業ベースで世界初だという。○写真付きでわかりやすいメニュー表示では、写真と共に決済の流れを見ていこう。ZNAPを利用する際は初めに、ZNAPに年齢や性別、クレジットカード情報といった個人情報を登録する必要がある。これは、2013年5月の記事でも触れているが、マーケティングにも活用できるシステムとして提供しているためだと思われる。ただし、登録したからといって必ず個人情報が店舗側に送られるわけではなく、店舗側が指定した属性(年齢、性別など)を課金処理が行なわれるたびにユーザー側へ送信の可否を聞いてくるため、拒否することもできる。近年、企業に蓄積した個人情報を活用する"ビッグデータ"のメリットが叫ばれる一方で、個人情報の取り扱いを巡って問題が起こるケースもあるため、ユーザーにしっかりとした通知が行なわれるのは喜ばしいことだろう。続いて、卓上に用意されたQRコードを読み取り、注文を行なう。QRコードはテーブルごとに用意されているが、テーブルを識別する機能は備えていない。後述するが、テーブルの識別はQRコードの横に割り振られている数字を最後に入力することで店員が識別する形となる。注文はZNAPアプリ内に店側が用意したメニューから選択する。タブレット端末が用意されている居酒屋チェーン店へ行ったことがある人であればわかると思うが、商品カテゴリが分けられており、商品の数量選択やサイズの変更ができ、注文の流れはスムーズにできる。ただ、デメリットとしてスマートフォンという小さいディスプレイでメニューを確認するため、大人数でこのシステムを利用した場合には見づらかったり、商品を選択しづらいという点が想像できる。最後に、先に述べたテーブル番号を入力して決済方法を選択。基本的にはクレジットカードを利用するが、デビットカードなどによる決済も可能だという。その後、店舗側のPOSシステムに注文が届き、注文内容が紙に出力されてオーダー完了。数十分後にしっかりと注文した食事が到着した。一連の流れを体験してみて感じたことは、注文も含めた決済システムとしては優秀だということ。店舗を出る際に会計処理をする必要がないというユーザーメリットがあると同時に、店舗側も不必要な人員を用意する必要がなくなると言えるだろう。ただ、この決済システムには"割り勘"機能が導入されておらず、複数名でレストランへ行く場合、それぞれが頼みたいメニューを個別に頼むというスタイルになる。この点は、QR BARの運営会社も認識しており、「このような注文は、立ち飲みバーであれば親和性が高いと思う。また、席が固定されていて飲み物などを遠く二階に行かなければ行けない場所、例えば野球場やサッカースタジアムなどでは使いやすいシステムでは」としていた。また、ZNAPの運営を行なうMPayMeも「このモバイル決済は、まだ立ち上がったばかりでユーザーの声を通してサービスを改良していく段階。QR BARの展開も、その一環」としていた。なお同日、QR BARのオープン記念パーティにMpayMeの創立者でCEOのアレッサンドロ・ガドッティ氏とMpayMe JapanのCEOである酒匂 隆雄氏が出席。ドガッティ氏は「日本で初めてZNAPのサービスロンチができるということでワクワクしている。私はよく『ZNAPってどうなの?と人から尋ねられるが、『まずは試して』と答えている。企業や消費者にとってどういう存在になるのか、まずは体験して欲しい」と語った。一方で、MPayMe Japanの酒匂氏も「やっと一般ユーザーがZNAPを試すことができるQR BARができて嬉しい限り。この決済システムがいかに革新的か、ぜひお試しいただきたい。まだまだシステム的に問題は残っていると思うが、その辺りはドガッティの尻を叩いて頑張りたい(笑)」と笑いを誘っていた。このQR BARでは2月28日までZNAPによる注文と決済を行なうと全商品が50%オフになるキャンペーンを行なっている(一部商品は対象外)。ぜひ、足を運んでZNAPを体験してはいかがだろうか。
2014年02月07日