くらし情報『Cognex、2次元コードの読み取りを強化した新アルゴリズムを発表』

2014年12月17日 11:17

Cognex、2次元コードの読み取りを強化した新アルゴリズムを発表

Cognex、2次元コードの読み取りを強化した新アルゴリズムを発表
マシンビジョンベンダの米Cognexの日本法人であるコグネックスは、2次元コードのダイレクトパーツマーキング(DPM)を読み取る手法として、2次元コードの"模様"を使ってコードを検出するアルゴリズム「PowerGridテクノロジ」を発表した。

同アルゴリズムは、これまでの特徴を探し出す手法、つまりコードの検出パターンを探し出してコードを認識する方法とは異なり、コード内の明るいモジュールと暗いモジュールが交互に出てくるパターンを探す。これにより、激しく破損したコードや、ファインダパターン、クロックパターン、クワイエットゾーンが完全に消失してしまっている状態のコードでも検出し、読み取ることができる。さらに、パーツの形状変化、照明不足、欠損、印字エラーなどが原因で、2次元コード全体の画像取り込みが難しい場合にも、読み取り率を向上させることができるという。

なお、「PowerGridテクノロジ」は固定型バーコードリーダ「DataMan 300」シリーズの最上位機種「X」モデルに搭載されている。

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