Wコロンのねづっちがリバイバルブームを作り出した「なぞかけ」。誰だって一生に一度は「ととのいました」って言いたいですよね。少し練習をしてコツをつかめば、ととのえることができますよ!■そもそもなぞかけとは?「AとかけましてBと解く。その心は」「Cです」このような方式で、一見つながりがなさそうなAとBの共通点Cを示す言葉遊びです。最近では、脳のトレーニングにも役立つとして注目されています。■まずはスピーディに連想するだけ!最初からうまいなぞかけを作ろうと力まないでください。まずは、昔懐かしのテレビ番組「マジカル頭脳パワー」で流行した「マジカルバナナ」で練習してみましょう。これは単語から連想する単語をどんどんつなげていくゲームです。「バナナと言ったら黄色」、「黄色といったらミツバチ」、「ミツバチと言ったら針」……はい。実はもうととのっているんです。「バナナとかけましてミツバチと解く」「その心は」「どちらも黄色です」しーん。まずは、このくらいのレベルで上等です。周囲の人びとの表情が凍りついてもいいんです。今はどれだけスピーディにととのえられるかが勝負なのです。■連想の幅を広げてみよう「バナナといったら黄色」最初はこんな風に見た目の連想でOKですが、慣れたら「目に見えない連想」をしてみましょう。また「マジカルバナナ」です。「バナナといったら滑る」、「滑るといったらギャグ」、「ギャグといったら原西」……はい、もうととのってますね。「バナナとかけましてギャグと解く」「その心は」「どちらも滑りやすいので気をつけましょう」ちょっと良いかんじになってきましたね。■同音異語に強くなろう!なぞかけで「すごい!」と思われるには同音異語を駆使することが大事です。そのためにも、暇さえあればバイブルである国語辞典を眺めるようにしましょう。そして、同音異語のペアを見つけたらオチの一文を最初に作ります。「機能・昨日」というペアだったら、「どちらもキノウのことを無視してます」というオチを最初に作ります。次にオチに合う「機能」と「昨日」のそれぞれの文を考えます。「機能→めちゃくちゃ安い家電」「昨日→今日の新聞」はい、ととのいましたね。「めちゃくちゃ安い家電とかけまして、今日の新聞と解く」「その心は」「どちらもキノウのことを無視しています」周囲から絶賛の嵐が巻き起こりましたね。■いよいよ実戦でデビューです!さぁ、実力をつけてきたあなたは、周囲から「お題」を出されるようになるでしょう。お題が出された瞬間、その言葉から連想するものを次々と連想することが大事です。たとえばお題が「ビール」の場合、夏・冷たい・泡・最高・のどごし・発泡など連想します。ここでは「最高(さぁ、行こう)」を使ってみます。「ビールとかけましてプールと解きます」「その心は」「どちらも夏に最高(さぁ、行こう)と思います」あとは実戦の数をこなすのみです!■突っ込み役をスタンバイ!なぞかけを解説したり突っ込んでくれる相方を用意しましょう。実は相方をととのえることこそが、なぞかけで一番重要なのです。オチを言ったあとに、ひとことでそのなぞかけの素晴らしさを解説してくれる相方。鋭い突っ込みでオチを笑いに変えてくれる相方。相方万歳です。なので、相方さえいればつまらないなぞかけでも怖くありません。「バナナとかけましてミツバチと解く」「その心は」「どちらも黄色です」「色言っちゃったよ」ぜひ反射神経の良い相方を探しましょう!(ティピー/ハウコレ)【関連リンク】金魚すくいのテクニック男子をドキッとさせる小悪魔テクニックサル式バナナの皮のむき方
2010年08月31日