バットマンによる史上最強の“スカウト作戦”により、DCコミックの超人が集結する『ジャスティス・リーグ』。米・サンディエゴで開催された“コミコン”でも話題をさらった本作から、ワンダーウーマンの美貌やフラッシュの初々しさ、そして、バットマンのいぶし銀の姿に思わず心震えるキャラクターポスターが解禁となった。同作の原作コミックは、1960年に発表されて以降、現在も愛され続けており、あの『アベンジャーズ』よりも歴史のある、アメコミ界の超人チームの元祖。このたび、解禁となったポスターを見ると、それぞれ戦闘態勢バッチリ、キメ顔のジャスティス・リーグのメンバーの姿が映し出されている。先に公開された予告では、バットマンことブルース・ウェインがそれぞれのキャラクターをスカウトするために、世界中を飛び回る姿が映し出された。美しく気高いワンダーウーマンから超人探しを催促され、荒くれもののアクアマンにはいきなり胸ぐらをつかまれ、挙句の果て、若手超人のフラッシュからは「あなたのスーパーパワーは何?」と無邪気すぎる質問をされたりと、何かとの苦労を重ねる彼の姿が胸を打った(!?)が、このキャラポスターをみる限り、どうやら超人スカウト作戦は上手くいった様子。彼らの後方に写る、まばゆい光は、超人たちの集結を祝福する希望の光なのか?それとも新たなる驚異の出現を予感させる不吉な光なのか?ひとまずは、「お疲れ様、バットマン!!」といったところだ。先週末、アメリカ・サンディエゴで実施されたポップカルチャーの祭典“コミコン”にも、ジャスティス・リーグのメンバーたちが集結し、大きな盛り上がりを見せた。バットマンを演じるベン・アフレック、ワンダーウーマンのガル・ガドット、アクアマンのジェイソン・モモア、フラッシュのエズラ・ミラー、サイボーグのレイ・フィッシャーは、熱烈なファンたちとともにパネルディスカッションを繰り広げた。開口一番、ベンは「これだけははっきりと言えるよ。僕は世界一幸せな男だよ。バットマンはDCだろうがマーベルだろうが、全てのユニバースの中で最高にカッコいい役だよ!」と語り、バットマンを演じられることへの興奮を激白。そして、世界最速の超人フラッシュを演じたエズラも、「ジャスティス・リーグはDCの中で初めてのユニバースだから、もう本当にワクワクしてるよ!」とフレッシュにコメント。さらに、エズラは撮影中、全員がコスチュームで揃ったときのことをふり返り、「初めて会ったときは興奮してみんなのことを触りまくって『止めろよ~』っていわれちゃったんだけど、『本物だなんて、めっちゃカッコいいんだもん!お願いだから触らしてよ~』って言ってたんだ!」と、これから彼らが立ち向かう“巨悪”との決戦もなんのその。最年少の新人超人らしいエピソードを披露している。なお、今回解禁となったキャラクターポスター画像は、数量限定で本作のキャラクターポスター(B3サイズ)付きムビチケカードの絵柄として使用される。7月28日(金)より発売の第1弾はバットマン、フラッシュ、アクアマン。8月25日(金)より発売の第2弾はワンダーウーマン、サイボーグ、全員が集結しているUSポスターとなっている。(※上記3つの絵柄のムビチケカードにつきポスター1枚。※絵柄は選択可能)。『ジャスティス・リーグ』は11月23日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開
2017年07月25日11月23日(木・祝)より日本でも公開される『ジャスティス・リーグ』から、出演キャストたちがアメリカ・サンディエゴで実施された世界最大級のポップカルチャーの祭典「コミコン」に登場。バットマン役のベン・アフレックほかガル・ガドット(ワンダーウーマン)、エズラ・ミラー(フラッシュ)、ジェイソン・モモア(アクアマン)、レイ・フィッシャー(サイボーグ)が登壇し、会場一番の盛り上がりを見せていた。この日、冒頭ではフラッシュ役のエズラは「鋼の錬金術師」のエドのコスチュームで登場!当日はガルのインスタグラムにベン、エズラ、レイと共に飛行機に乗り込むところをセルフィでアップするところから始まり、そしてプレゼンテーションでは、参加するべく夜通し並んで待っていた大勢のファンたちの前に、ジェイソンがアクアマンのごとく槍を持って大海原の映像と共に登場すると、会場は絶叫の渦でボルテージはマックスに。ベンは「すごいよ。すごいキャストだろ?みんなが衣装合わせで初めて集まった瞬間から、ほんとにパーティしているみたいだったよ。痺れるくらいの感動だよ」と興奮気味に話し、ガルも「この役はすごいの。あらゆる善を表しているの。愛や思いやりや真実、正義、平和ね。彼女を好きにならない理由なんてどこにもないの。このすばらしい役と演じる機会を与えてもらったことにとっても感謝しているとしか言えないわ」と分析。エズラは、「僕はコスタリカの小さな町、ユーロヴィーダ(?)にいて、おいしい魚料理を食べていたんだ。そうしたらエージェントから電話がかかってきたんだけど、パニクってて何を言ってるわからなかったんだ。だから『ちょっと待ってて』と言って、口の中の魚の骨を抜いてからまた電話を取ると『君の大ファンなんだけど、すごいアイデアがあるんだ。ザ・ フラッシュをやるってのではどうだ?』って」とオファー時のことを話し、ジェイソンは「アクアマンは傷ついていて、とても繊細なキャラなんだ、だから何層にもなった鎧を着ている、でも中身は小さなテディベアのようなヤツなんだ」と冗談交じりにキャラクターについて語る。またレイは「サイボーグは、フラッシュと共にチームの中でも若いキャラクターなんだ。それぞれが色んな事情を抱えなが らも、世界を救うために結集したことが素晴らしいと思うよ」とコメントしていた。なお今回の「コミコン」では、この夏全米では一番の超大ヒットをした映画『ワンダーウーマン』の続編決定も発表!主演ワンダーウーマンにはもちろんガル続投する。『ジャスティス・リーグ』は11月23日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開
2017年07月24日「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」が20日から23日(現地時間)にかけて開催された。映画やドラマの最新情報をゲットできたり、セレブに会えたりと大きなイベントであることから、気合いの入ったコスプレで訪れるファンも。今年は『ジャスティス・リーグ』にワンダーウーマンとして出演しているガル・ガドットに会いに、ワンダーウーマンのコスプレをしたある小さな女の子がやってきた。女の子はガルに会うと、感動と緊張のためか泣き出してしまい、ガルは「私たちは友だちになったんだから、もう泣く理由はないのよ」とやさしく話しかけ、にっこり。ほかのキャストも2人の交流を温かく見守り、ベン・アフレックは「かわいい子だ」とつぶやいた。エズラ・ミラーは「きみは戦士だね!」と称え、「準備ができたらジャスティス・リーグに入ってね!」と誘った。コスプレ魂を見せつけたのは、ファンだけではない。サイン会のときは自身が演じているフラッシュ役の稲妻マークが目立つ帽子をかぶっていたエズラだが、トークイベントでは日本の人気漫画「鋼の錬金術師」の主人公エドワード・エルリックのコスプレで登場。去年の「コミコン」でも『ロード・オブ・ザ・リング』のガンダルフに扮したエズラ。来年は果たして何になりきるのか、期待が募る!Ezra Miller⚡️さん(@ezrator)がシェアした投稿 - 2017 7月 22 12:12午後 PDT(Hiromi Kaku)
2017年07月24日今年12月に千葉県の幕張メッセで開催されることが発表されている“東京コミックコンベンション 2016(東京コミコン)”の概要を説明する記者会見が8月30日(火)に都内で開催され、実行委員会の名誉会長を務める山東昭子参議院議員らが来場した。その他の画像コミックコンベンション(コミコン)と言えば、カリフォルニア州サンディエゴで毎年開催され、現在では15万人以上を動員するほどの規模を誇る“コミコン・インターナショナル”などが有名。漫画やアニメ、ポップカルチャーのファンが集い、ハリウッドのスターの登壇や多くの企業の出展などで注目を集める一大カルチャーイベントとなっている。今回の東京コミコンは、今年3月にシリコンバレーで開催されたイベントの姉妹イベントとして開催される。オリジナルのシリコンバレーのイベントは「テクノロジーとポップカルチャーの融合」を掲げ、マーベルコミックの原作者スタン・リー、アップル共同創始者として知られるスティーヴ・ウォズニアックがプロデュースする形で6万人を動員した。東京コミコンは、上記のテクノロジー、ポップカルチャーにさらに日本独自の“クール”な要素として、日本の漫画やアニメ、食文化なども融合させたイベントとして行なわれる予定。12月2日(金)から4日(日)の3日間で、3万人の来場、参加企業は約100社、ブース数は約200を見込んでいるという。山東議員は、海外のコミコンでも当たり前の光景となっている来場者によるコスプレにも言及し「大きな見どころにしたい!」と期待を口にし、経産省、農水省、内閣府など各分野の担当省庁に「できる限りのバックアップをしていただく」と語った。また、開催地の千葉県の森田健作知事とも既に意見交換をしていると明かした。『バイオハザード:ザ・ファイナル』の衣裳や小道具の展示が予定されており、この日の会見では、主演のミラ・ジョヴォヴィッチのビデオメッセージも上映された。『バイオハザード』をはじめとする映画の展示が予定されているほか、ハリウッドスターの来日も含めたゲストによるトーク、一般来場者参加型のコスプレのイベントなどが企画されている。この日は、スペシャルゲストとして、先日まで都内で開催されていた“ハリウッド・コレクターズ・コンベンション”のために来日していた、『ロード・オブ・ザ・リング』の冥王サウロン役で知られるサラ・ベイカーも来場し、東京コミコンへの期待を口にし、エールを送った。『東京コミックコンベンション2016』12月2日(金)から4日(日)まで幕張メッセにて開催『バイオハザード:ザ・ファイナル』12月23日(金) 世界最速公開
2016年08月30日現在ハリウッド映画界ではコミックの女性ヒロインたちがアツい。人気キャラクターのバロメータにもなるコスプレが有名な7月開催のサンディエゴ・コミコンでは『スターウォーズ/フォースの覚醒』ですっかり人気者となったレイや、『スーサイド・スクワッド』で人気沸騰中のアナーキー女子ハーレイ・クイン、そして2017年6月2日全米公開予定の『ワンダーウーマン』などのヒロイン・コスプレが目立ち、「スーパー・ヒロイン分析」などの女性ヒーロー系パネルディスカッションも目に付いた。ハーレイ・クインが人気の映画『スーサイド・スクワッド』は、日本の9月公開予定に先駆け全米で一足早くオープンしたのだが、批評家たちの間で前評判がイケておらず、デビュー週の興行成績が懸念されていた。結局は全米ナンバーワンの座に輝き、映画の関係者たちは胸をなでおろしたのだが、この結果はスクワッドメンバーで紅一点のハーレイ・クインに負うところが大きかったのでは、というのが界隈の噂だ。筆者の知り合いにも、本作を観に行くきっかけとなった理由を尋ねると、「ハーレイ・クインに興味があったから」と答えた人が多かった。ジャレッド・レト演じるジョーカーも話題の的だったが、ハーレイ・クインの重要さはキャラ商品などでの扱われ方を見ても明らかで、彼女の存在は本作を窮地から救い出したと言っても過言ではないと思う。その昔、TVでリンダ・カーター主演の「ワンダーウーマン」が人気を博していた。人間が窮地に陥ると普通の人間の姿からワンダーウーマンに変身して悪者をやっつける。頭にはティアラ、アメリカ国旗をモチーフにしたセクシーなコスチュームを身につけ、ビシバシ悪い奴らをなぎ倒していくワンダーウーマンの姿は超カッコ良く、子どもながらに憧れたものだ。だがワンダーウーマンは、やがて女性の首相が誕生するような時代になっても大スクリーンに登場しなかった。最先端であるはずのハリウッドは、女性のスーパーヒーローを主人公に据えた映画を製作することはビジネス上のリスクだと感じていたのである。しかし、今年に入り生誕75周年を迎えるワンダーウーマンの映画撮影がついに開始された。気が遠くなるような待ち時間を経ての映画化がついに始動したのである。先日どこかで読んだのだが、現在マーベルとDCコミックの男性と女性コミックヒーローの割合を比較するとヒーロー3対ヒロイン1なのだという。これはコミックが生まれた当時から、男性をターゲットにして描かれた作品が殆どで、コミックに出てくる女性といえば、胸がやたらとデカくセックスアピールむんむんで、一歩間違えば夜の街角で仕事をする女性のような格好をしたキャラが多く、これでは女性リーダーが引いてしまうのは当たり前といった描写が多かった。女性の指示なしに強力なスーパーヒロインは成り立たないのだ。そんな状況が大きく好転し始めたのが去年から今年にかけてのことだ。例えばマーベル・コミックの女性ヒーロー「ミス・マーベル」には、これまで胸がこぼれんばかりのコスチュームを着せていた。しかし、そのコスチュームを2014年から新装して、身体に密着しない長袖のミニ・ドレスという、スーパーヒロインにしてはいたって保守的で、女性も好感を抱けるようなルックスに描き変えた。そして女子パワー全開に向けての最大の改革は、もっと数多くの女性コミックアーティストを起用したことだ。女性の立ち位置から描いたスーパーヒロインは、男性の描くそれとはかなり違うものになり、女性も共感しやすくなることは容易に想像がつく。ちなみに映画『ワンダーウーマン』は、TV時代のティアラ(=お姫さま“冠”)ではなくゴールドのヘッドバンドを着けている。現代の女性たちにとってティアラに象徴されるお姫さま願望はバカげているのだ。セクシーだが品が良く、美しいがカッコいい。これが新ワンダーウーマンである。ハリウッドでいま女性スーパーヒーローがホットだというのは、一時的な流行などではない。これからますます本格化していくハリウッド映画界「女子革命」は、まだ始まったばかりなのである。(text:Akemi Tosto)
2016年08月20日毎年、コミコン会場で日本発のコンテンツで何が注目されているかもチェックポイントのひとつだ。その他の画像セーラームーンは相変わらず人気で大きなブース展開をしていた。またツムツムのブースも賑わっていた。ここはゲームというより、ぬいぐるみやグッズ販売で長蛇の列になっており、特に『スター・ウォーズ』やマーベルがツムツム化したことで、コミコンに来るファンにとってもぐっと身近なコンテンツになった。他にも日本発でアメリカで“加工”され人気となった『パワーレンジャー』、『トランスフォーマー』、『ボルトロン』(日本のアニメ百獣の王ゴライオン)。『パワーレンジャー』は来年新たに映画化、『トランスフォーマー』も新作映画が公開、『ボルトロン』はNetflixでの新作が決まり盛り上がっていた。『ボルトロン』は映画『デッドプール』でもネタにされており、『デッドプール』も好きな日本が誇るコンテンツ、キティちゃんも会場のいたるところで目にした。しかし今年1番目立っているのはポケモンの感がある。日本発のコンテンツと言えば、2014年にハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』が封切られた年は、ゴジラのTシャツやグッズを見つけたファンを多数見かけた。またゲームで言えば、2011年の『ストリートファイターII』20周年のときは、“ストII”キャラのコスプレイヤーがいっぱいだったが、今年はポケモン関係のコスプレ、コーディネートおよび雑貨(ピカチュウのぬいぐるみやモンスターボール)を身につけたファンが多い!ポケモンが20周年という記念すべき年でもあるのだ。そして新作リリースのタイミングでもあり、そして『ポケモンGO!』を楽しんでいる!なんと『ポケモンGO!』のパネルが急きょホールHで行われることになったのだ!!当初、7月22日(現地時間)に480人ほどのキャパの部屋でパネルが行われるハズだったが、あまりの人気に24日(現地時間)、13時45分からホールHで行われることになった。ゲームのパネルがホールHで行われることは史上初だという。プレゼンテーターはこのソフトを任天堂とともに開発したNianticの創設者ジョン・ハンク。これは突然の決定だったので、コミコンの印刷されたガイドブックには載っていない。今回のSDCCでは映画『ノースデン』のパネルでオリバー・ストーンがこの現象についての持論を語ったことでも話題になっているが、今年のSDCCはある意味『ポケモンGO!』で始まり『ポケモンGO!』で終わったといったも過言ではない。とにかく会場の中・外でピカチュウを見ないことはほとんどない。面白いのはポケモンの世界を自分なりにアレンジしてみな楽しんでいるということ。筆者はこの“デッドプール×ピカチュウ”、“キャプテン・アメリカ×ピカチュウ”に吹き出し、そしてポケモンのキャラをこれだけセクシーなキャラにアレンジしたこの2人組に脱帽した。取材・写真 BY 杉山すぴ豊
2016年07月26日『バットマン』や『スーパーマン』のDCコミックスの作品に登場する悪役たちがチームを組んで活躍する『スーサイド・スクワッド』のキャストが、米サンディエゴで開催されたコミコンの会場に集結し、集まった6500人のファンから大歓声を集めた。『スーサイド・スクワッド』/その他の画像本作は、死刑や終身刑を宣告された悪役たちが、減刑と引き換えに、自殺に等しい任務を遂行するため“スーサイド・スクワッド(自殺団)”を結成し、極悪なまま、“悪人にしか倒せない敵”に挑む様を描くもの。本作を手がけたデイヴィッド・エアー監督がコミコン会場に登場し、キャストを呼び込むと歓声の中、マーゴット・ロビー、ウィル・スミス、ジャレット・レト、アダム・ビーチ、ジェイ・ヘルナンデス、ジェイ・コートニー、アドヴェール・アキノエ=アグバエ、ヴィオラ・デイヴィス、ジョエル・キナマン、カーラ・デルヴィーニュ、スコット・イーストウッドが登場。「いつも子どもたちには、僕の役を全然かっこいいと思ってもらえないんだ」というスミスは、本作では伝説の暗殺者デッドショットを演じており、「今回はほんとにかっこいいと思ってもらった。この役のおかげで、息子たちは2、3か月僕の言うことを聞いてくれるね」と満足そうな表情を浮かべ、ハーレイ・クイン役のロビーは「監督からはとにかくなるべくスタントは使わないでやってって言われていたわ。でもその分楽しかった。物から飛び降りたり、あっちこっちで爆発していたり、とてもすごかったわ」と撮影を振り返った。「子供の頃からコミックブックが大好きで、ずっとキャラにフォーカスした映画を作りたかった」というエアー監督は本作ついて「普通は善と悪が対立するけど、今回は悪(bad)対悪(evil)。理由があって悪人になっているんだけど、僕たちはもう悪いことをしすぎているから信じてもらえないんだ。でも悪だから相手を痛めつけることが楽しくなったりして、悪(bad)と悪(evil)の境目がなくなってしまうところも注目だよ」と語り、観客の本作への高い期待をさらに煽った。『スーサイド・スクワッド』9月10日(土)全国ロードショー
2016年07月25日『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の新たな映像が、サンディエゴで開催されたコミコン・インターナショナルの会場で披露された。本作で大きな役割を果たす“魔法動物”が次々に登場する映像だ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』新映像本作は、ハリー・ポッターやハーマイオニーたちがホグワーツ魔法学校の授業で使っていた教科書“幻の動物とその生息地”を編纂した魔法使いのドラマで、1926年のニューヨークを舞台に、英国人で魔法動物学者のニュート・スキャマンダーの運んでいたトランクに入っていた“魔法動物”がカバンの外へ逃げ出したことから、大混乱が起こる様を描く。コミコンの会場には、ニュート・スキャマンダー役のエディ・レッドメイン、キャストのキャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、エズラ・ミラー、コリン・ファレルらキャストと、デイヴィッド・イェーツ監督が登場。集まった約6500人にファンと初解禁の映像を観賞した。このほど公開になった映像は、スキャマンダーがアメリカに運んできた“魔法動物”を描いたシーンがふんだんにもりこまれており、飛ぶと嵐を呼ぶビーストや、アフリカで生まれた体重が1トンもある巨大なビーストなど、サイズや動き、種類は本当に多種多様だ。イェーツ監督は監督は「ハリー・ポッターで我々が大好きだった魔法の世界が、新しいキャラクターや新しい設定、そしてニューヨークが舞台というもっと広がった形で生み出せるのは、とってもエキサイティングな冒険でした」と語り、レッドメインは「想像以上の規模だね!とても興奮しているし、特別な思いでいっぱいだよ」とコメント。会場に集まったファンは、圧倒的な映像に歓声をあげた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』11月23日(水・祝) 全国ロードショー
2016年07月25日アメリカ・サンディエゴで開催中の世界最大級のポップカルチャーの祭典コミコン・インターナショナルにて現地時間23日、『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)の主演エディ・レッドメインをはじめとするキャストと、デイビッド・イェーツ監督が登壇。新映像もお披露目された。本作の主人公であるホグワーツ魔法魔術学校で学んだ世界中を旅する魔法使いニュート・スキャマンダーを演じるエディ・レッドメインは、コスプレをしたファンが集まったコンベンションセンターのホールHに登場すると、自ら魔法の杖を配布。MCが「客席を回る人なんて初めてだ」と驚く中、約6,500人のファンとともに「ルーモス・マキシマ」の呪文で魔法をかけると、最新映像が上映された。レッドメイン演じる新主人公ニュートは、世界中の魔法動物=ビーストを調査するため、どんなものでも入るという不思議な魔法のトランクを肌身離さず持っているが、誤って開けられてしまったトランクから、謎のイキモノたちがニューヨークの街に逃げ出してしまう。初お披露目となった映像では、今まで謎のベールに包まれていた魔法動物たちの姿が明かされ、『ハリー・ポッター』シリーズのドビーでおなじみの屋敷しもべ妖精の姿も確認できる。会見では、レッドメインは「想像以上の規模だね! とても興奮しているし、特別な思いでいっぱいだよ」とかねてから登壇したかったという舞台で大勢の観客を前に興奮を隠せない様子。そして、監督は「ハリー・ポッターでわれわれが大好きだった魔法の世界が、新しいキャラクターや新しい設定、そしてニューヨークが舞台というもっと広がった形で生み出せるのは、とってもエキサイティングな冒険でした」と明かした。現在、日本テレビが開催している「超汐留パラダイス! -2016 SUMMER-」では、展示会「魔法の世界展~ハリポタからファンタビへ~」を実施中(~8月28日)。原作者J.K.ローリングとハリーの誕生日である7月31日13時には、特別ゲストとして高橋愛が登壇するイベントの実施も決定した。コミコンには、レッドメイン、監督のほか、ヒロイン役のキャサリン・ウォーターストンや、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、エズラ・ミラー、コリン・ファレルらが出席した。(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2016年07月25日アメリカ・サンディエゴで現地時間20~24日に開催されている世界最大級のポップカルチャーの祭典コミコンにて、DCコミックスの悪役が集結する映画『スーサイド・スクワッド』のプレゼンテーションが行われ、デヴィッド・エアー監督、キャストのマーゴット・ロビー、ウィル・スミスらが集結した。23日11時30分より開催されたプレゼンテーションでは、デヴィッド・エアー監督が先陣を切って登場。監督の「悪いやつがいっぱいいるよー!」という呼びかけを合図に、ポップでクレイジーなヒロインのハーレイ・クインを演じたマーゴット・ロビー、伝説の暗殺者デッドショットを演じたウィル・スミス、妖刀を操る冷酷な女サムライのカタナを演じる日本人・福原かれん、スーパーヴィラン・ジョーカーを演じたジャレット・レト、さらにアダム・ビーチ、ジェイ・ヘルナンデス、ジェイ・コートニー、アドヴェール・アキノエ=アグバエ、ヴィオラ・デイヴィス、ジョエル・キナマン、カーラ・デルヴィーニュ、スコット・イーストウッドなど、本作の悪党たちを演じたキャストが続々と登場した。会場に詰めかけた約6,500人のファンが盛り上がりを見せる中、マーゴット・ロビーは「戦ったり飛び降りたり、すべてのアクションをハイヒールでやったのよ」と"悪カワ"ハーレイの秘話を明かし、ウィル・スミスは「いつも子どもたちには、僕の役を全然かっこいいと思ってもらえないんだ。でも今回はほんとにかっこいいと思ってもらった。この役のおかげで、息子たちは2、3カ月僕の言うことを聞いてくれるね」と話して大爆笑を誘った。監督は「子供の頃からコミックブックが大好きで、ずっとキャラにフォーカスした映画を作りたかった。だから作りたい映画を作らせてくれたみんなには感謝しているよ」と夢が実現した喜びをコメント。「本作では、魅力的な音楽と映画が組み合わさることによって、映画そのものも音楽そのものも別のレベルに上げてくれた。そんな魔法が起こった。音楽好きな人もがっかりさせないように曲を選んだよ」と本作における音楽へのこだわりを語った。本作の主人公は、バットマンらヒーローに捕まり、死刑や終身刑となったヴィラン(悪役)たち。世界崩壊の危機に政府は、服役中の悪党を寄せ集め特殊部隊"スーサイド・スクワッド"を結成した。彼らは、自分の刑を軽くしたい、ただ暴れるのが好きといった自分本位な理由から大暴れしていく。(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
2016年07月24日今年もまた世界最大級のポップカルチャーイベント“サンディエゴ・コミコン(SDCC)”が7月20日(現地時間)のプレビューナイト(前夜祭)で幕を開けた。昨年は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』まわりの発表が話題を呼んだが、今年はホールHと呼ばれる大会場でのパネル(発表会)イベントにマーベルが戻ってくることが注目される。その他の写真昨年、マーベルは、ホールHはスキップしただけに期待大。メインの発表は『ドクター・ストレンジ』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2(原題)』になるが、ソニーピクチャーズとコラボする『スパイダーマン/ホームカミング(原題)』についてもここで何らかの発表があるのでは? と噂されている。一方DCは、もうすぐ『スーサイド・スクワッド』の公開もあり、さらに『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』で幕を開けたDC映画路線を定着させたい狙いもあり、ブース展開も派手。まず会場外に『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』に登場した巨大なスーパーマンの彫像とバットモービルの実物大を展示。さらに会場内ではDCのブースに『スーサイド・スクワッド』そして来夏公開の『ワンダーウーマン』の衣装をドーンと展示し圧倒的な迫力! 特にワンダーウーマンは75周年ということもあり、一推しでフィーチャーされている。レゴのブースでもレゴで組み立てたワンダーウーマンが人気だ。またDCは、『アロー』を起点にTVドラマにも力を入れているが、TV『アロー』『フラッシュ』『スーパーガール』の展示がワーナーのブースに展示されており、コミック、映画、TV、グッズで“DCユニバース”を多面的にPRしている。今回は土曜日にホールHで午前中にDC、夜にマーベルのパネルがあり、そこで何が発表されるか期待。その他感じたのは、日本の“戦隊もの”を加工してアメリカで人気の『パワーレンジャー』の新作が作られること。『スタートレック』が放送開始50周年であり、もうすぐ新作『スター・トレック BEYOND』が封切られること。また、『ポケモンGO!』が好調でゲームの新作も出ることから、ポケモンがまた注目されていることもあり、パワーレンジャー、スタートレック、ポケモン色も強まっている。これがらみのグッズが多く売られていたり、コスプレやそれらのTシャツを着ている人が多かった。コミコン20167月20日(水) 前夜祭7月21日(木)から24日(日)まで※いずれも現地時間取材・写真 BY 杉山すぴ豊
2016年07月22日テクノロジーとエンターテインメントを融合させた、アメリカン・スタイルの大型ファンイベント「Tokyo Comic Con(東京コミコン)2016」のキックオフ会見が12月4日に、都内で行われ、イベントの生みの親であるスティーブ・ウォズニアック氏をはじめ、『スター・ウォーズ』シリーズで、パルパティーン皇帝/ダース・シディアスを演じたイアン・マクダーミド、ダース・モール役のレイ・パークが出席した。映画、TV、ゲーム、最新テクノロジーといったポップカルチャーを軸に、新たなビジネスの創造を目指す「Tokyo Comic Con(東京コミコン)2016」。2016年12月3日~4日、千葉・幕張メッセで開催され、期間中は世界的に活躍するセレブリティを数多く招致し、サイン会、撮影会、トークイベント、コレクターズアイテムの販売、最新テクノロジーの展示など多岐にわたるコンテンツが一同に会する予定だ。アップル共同創業者にして、“Apple I”を生んだことでも知られるウォズニアック氏は、「携帯電話、ロボット・アシスト、自動運転車といったテクノロジーは、今や世界の人々によって喜びをもたらすポップカルチャーになっている。日本は人を感激させるテクノロジー、オリジナリティに富んだ創造性、そして人として最も重要な優しさを持ち合わせている国。そこでセレブリティとファンが直接交流できる機会を作るコミコンを開催できることに、とても興奮している」と成功への意気込みと自信を語った。また、 マクダーミドは「以前、ロンドンで蜷川幸雄さんの舞台を見て、役者たちの発声法が強く印象に残った。ダース・シディアスの役作りにも影響を与えてくれたよ」、パークは「ダース・モールを演じる上で、日本の忍者アクションを参考にしたんだ」とともに日本文化からの影響に言及し、日本でのコミコン開催に、歓喜していた。会見には、かつてジョージ・ルーカスからオビ=ワン・ケノービ役をオファーされた経験をもつ故・三船敏郎さんの娘でタレントの三船美佳、女性コスプレイヤーの御伽ねこむが駆けつけた。Tokyo Comic Con(東京コミコン)2016年12月3日~4日、千葉・幕張メッセで開催
2015年12月04日先日のサンディエゴ・コミコンで、ベン・アフレック&ヘンリー・カヴィル主演の『バットマンvsスーパーマンジャスティスの誕生』、ジャレッド・レト演じる新ジョーカーを筆頭に悪役が集結する『Suicide Squad』(原題)といったDC/ワーナーによるヒーロー映画プロジェクト“DCユニバース”が明らかにされ、大反響を呼んだ。スーパーマン、バットマンなど、DCコミックのスーパーヒーロー・チームは「ジャスティス・リーグ」と呼ばれ、マーベルの「アベンジャーズ」同様、個性豊かなキャラクターが勢ぞろい。今回は「アベンジャーズ」と比較しながら、「ジャスティス・リーグ」のメンバーに注目!日本でもバットマンの前日譚を描く「GOTHAM/ゴッサム」を始め、「ARROW / アロー」、「THE FLASH / フラッシュ」といった人気TV ドラマが続々上陸中のDCコミックは、マーベルと双璧をなすアメコミ出版社として知られている。まず、キャプテン・アメリカ的なリーダーは、言わずと知れたスーパーマン。ともに正義と真実を愛する、ちょっとマジメなお堅いキャラ。ともに星条旗を思わせる青を基盤としたコスチュームだ。アイアンマン的な立場なら、大企業のCEO経験者で大富豪、自ら戦闘スーツを開発するところも同じの、バットマン。ただし、キャラは180度正反対なのが興味深い。ソーにあたるのが、女神の子で、“神”つながりのワンダー・ウーマン。弓の名手といえば、アベンジャーズならホークアイだが、ジャスティス・リーグにはアロー(グリーン・アロー)がいる。ハルクは、体がグリーンという共通点で宇宙系ヒーロー、グリーン・ランタンか?では、フラッシュは、アベンジャーズでいえば、高速で走ることのできるクイックシルバーとなるかもしれない。だが、先日、“マーベル・シネマティック・ユニバース”に加わることが発表された、若き新生のスパイダーマンとも言えるかも?実はフラッシュも、「ジャスティス・リーグ」の中では大人のヒーローたちに囲まれた若造で、ムード・メーカー。その若さと明るさは、フラッシュの魅力の一つとなっている。TVドラマ「THE FLASH/フラッシュ」でこのフラッシュことバリー・アレンを演じるのは、グラント・ガスティン。「glee/グリー」シーズン3で登場した「ウォーブラーズ」のセバスチャン役でも知られる彼の好演で、青春ドラマとしても注目を集めている。<「THE FLASH / フラッシュ<ファースト・シーズン>」リリース情報>ブルーレイ&DVD コンプリート・ボックスブルーレイ 16,200円+税、DVD 14,300円+税9月16日(水)リリース、デジタルセルは9月2日(水)より先行配信開始※同日DVD レンタル、デジタルレンタル配信開始発売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C) 2015 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2015年07月29日アメリカのサンディエゴで開催されたコミ・コンで『遊☆戯☆王』のパネルディスカッションが行われ、原作者の高橋和希が登壇。来年公開の新作映画について、高橋自らが脚本やキャラクターデザインを手がけ、さらに製作総指揮を務めることを明らかにした。その他の写真アメリカでも人気の『遊☆戯☆王』のパネル会場には熱狂的なファンおよそ500人が集結。高橋は「アメリカでもこんなに沢山の人に愛されていて支えられていて、コミ・コンに来られてうれしい」と語り、映画について「原作のアフターエピソードとして、これまで描かれてこなかった謎の部分を描いています。そして、海馬もかなり活躍するストーリーです。遊戯と海馬が帰ってくるので期待していてください!」と宣言した。同日には高橋が描きおろした映画のポスタービジュアルが公開。海馬瀬人や武藤遊戯とともに新たなキャラクターが描かれているが、高橋は「まだ内緒です」とだけコメントしている。『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』2016年、GW公開
2015年07月13日今年も7月8日の前夜祭から12(日)までサンディエゴ・コミコンが開催されている。今年はマーベルの大きなパネル(プレゼンテーション)がない代わりに、木曜日のディズニー/ルーカス・フィルム(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』)、金曜日のワーナー/DC(『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』)、20世紀フォックス(『ファンタスティック・フォー』、『X-Men:アポカリプス(原題)』、『デッドプール(原題)』)の期待が高まっている。コミコン2015/その他の写真そのせいか全体的に、これらに関連したコスプレイヤーが多くみられる。特にワーナー/DC映画で、期待の『スーサイド・スクワッド(原題)』というバットマン系の悪役ばかり登場する映画にちなみ、本作でマーゴット・ロビーが演じる女ジョーカーことハーレイ・クインのコスプレをした女性は多い。DCのブースでは、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(日本は2016年3月公開)に登場するスーパーマン、バットマン、ワンダー・ウーマンの展示がなされ、写真を撮る人でいっぱい。また毎年、レゴで再現した映画キャラの展示が話題のレゴ・ブースでは、日本でも絶賛公開中の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』や、8月5日(水)より公開される『ジュラシック・ワールド』、そして『スター・ウォーズ…』(日本は12月18日公開)のトゥルーパーが飾られていた。『コミコン2015』7月8日 前夜祭7月9日~12日(日)取材・文・写真:杉山すぴ豊
2015年07月11日世界のオタクの祭典Comic-Con2015(以下コミコン)が米サンディエゴで開幕。8日の前夜祭から始まり、12日(日)までの5日間開催される。その他の写真コミコンとは、毎年7月または8月の5日間、カリフォルニア州サンディエゴで開催される漫画や映画などポップカルチャーの世界最大級のお祭り。ハリウッド大作映画の初出し映像の公開や、『ゲーム・オブ・スローンズ』『ウォーキング・デッド』など世界的ヒットしている人気ドラマのプレゼンテーションやサイン会のほか、カプコンやスクウェア・エニックス、任天堂といったゲームメーカーも大きなブースを展開しており、年を追うごとにジャンルを超え、拡大しているイベントだ。近年、より会場の大きいアナハイムやロサンゼルスへの移転話が出ていたものの、2018年まではサンディエゴで開催するとの決定が先日発表されたばかりで、今年は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』をはじめとしたDCコミック、ジョー・ライト監督ヒュー・ジャックマン出演の『PAN~ネバーランド、夢のはじまり』、クエンティン・タランティーノ監督の最新作『The Hateful Eight(原題)』などのパネルディスカッションが予定されている。『スター・ウォーズ…』の新情報発表は、8月のディズニー社のイベント“D23”が中心になることが予想されるが、10 日(金)に行われるルーカス・フィルムのパネルディスカッションにJ.J.エイブラムスの来場が予定されており、サプライズが得意なJ.J.だけに、あっと言わせるプレゼンテーションも期待される。約6000人を収容するホールHで行われるパネルディスカッションに入場するため、待ちきれないファンたちは既に長蛇の列に。先頭の女性Jamie Turkさん(写真)は、「8日の20時半から並んでいるわ」と野宿の過酷さも感じさせない笑顔で応えてくれた。ホールHで行われる主なラインナップは以下のとおり9日(木)『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』、『ドクター・フー』10日(金)『ウォーキング・デッド』、『ゲーム・オブ・スローンズ』、ルーカスフィルム『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』11日(土)ワーナー・ブラザーズ『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』『PAN~ネバーランド、夢のはじまり』『コードネームU.N.C.L.E』、クエンティン・タランティーノ監督『The Hateful Eight(原題)』、レジェンダリー・ピクチャーズ『Warcraft (原題)』『Crimson Peak(原題)』12日(日)ギレルモ・デル・トロによるドラマ『ストレイン 沈黙のエクリプス』、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』、『スーパーナチュラル』『Heroes』「コミコン2015」7月8日(水)前夜祭7月9日(木)~12日(日)
2015年07月10日コミコンが、2018年まで現状どおりサンディエゴで開催されることに決まった。その他の情報コミコンが始まったのは、1970年。当初のビジター数は13万人程度だったが、年々ふくれあがり、会場が手狭になっていた。サンディエゴ・コンベンション・センターとの契約が来年で切れることもあり、コミコンの主催者は、サンディエゴより大きいロサンゼルスかアナハイムのコンベンション・センターに会場を移すことを検討していたが、サンディエゴ市長をはじめ、サンディエゴの関係者は、とどまってもらうよう、熱心に説得を続けていた。近辺のホテルも、値段をつり上げないことで合意しているという。今年のコミコンは、9日から12日まで開催される。文:猿渡由紀
2015年07月03日“コミコンの帝王”と称されるケヴィン・スミス監督の最新作であり、“衝撃の現在”写真が話題を呼んだハーレイ・ジョエル・オスメントも出演する映画『Tusk』が、『Mr.タスク』として7月18日(土)より日本公開されることが決定。併せて、かわいい(?)セイウチが登場するティザービジュアルが解禁となった。ポッドキャストを運営するウォレス・ブライトン(ジャスティン・ロング)は視聴率を伸ばすため、取材でカナダを訪れる。とあるバーで航海の話を聞いてほしいという老人ハワード・ハウ(マイケル・パークス)がいることを知り、彼の家を訪ねることに。そこで手厚いおもてなしを受けたウォレスはハワードが体験した壮絶な航海の話を聞きながら、紅茶に手を伸ばすが、それには睡眠薬が混ぜられていて…。目が覚めると足の感覚がないウォレスに、「これから君はセイウチになるんだ。“Mr.タスク(キバさん)”」と告げるハワード。ウォレスの友人テディ(ハーレイ・ジョエル・オスメント)と恋人のアリー(ジェネシス・ロドリゲス)は、連絡がとれなくなった彼の捜索を始めるが…!?本作は、かつてないほど斬新な“人間コラボ”映画。人間と生き物が掛け合わされる“人間コラボ”映画は、1986年、デヴィッド・クローネンバーグ監督『ザ・フライ』の人間とハエが融合という“コラボ”で衝撃と恐怖が日本を席巻。さらに、衝撃的でまさかのシリーズ化を果たした『ムカデ人間』。そして、人間と武器を融合させた『武器人間』に続き、本作では人間と“セイウチ”の融合という何とも斬新なコラボが誕生した。監督を務めたのは、コミック作家として、アメリカ・サンディエゴで毎年行われているコミコン・インターナショナル(通称:コミコン)で彼を知らない者はいないほどの人気を博すケヴィン・スミス。映画監督としても『チェイシング・エイミー』『ドグマ』『レッド・ステイト』などで知られ、ハリウッド第一線で活躍するあのマット・デイモンやベン・アフレックにいち早く目を付け、彼らを幾度もキャスティング。さらには役者として『ダイ・ハード4.0』などにも出演する多才さも発揮している。“セイウチ人間”と変貌してしまう主人公・ウォレスには、『そんな彼なら捨てちゃえば?』『スペル』のジャステイン・ロング。老人・ハワードには、クエンティン・タランティーノ組のマイケル・パークス。オタクの友人・テディを演じるのは、かつて子役として『シックス・センス』『A.I.』に出演し一世を風靡した面影はもうない(?)ハーレイ・ジョエル・オスメントだ。公開決定と同時に解禁されたティザービジュアルには、「人間とセイウチの新しいカンケイ」というポップなコピーに、1滴の血液が恐怖を感じさせつつも、どこかカワイイ、セイウチのアイコンと諦め顔のジャスティン・ロングがちょっと微笑ましくもある。果たして、新たな“人間コラボ”映画である“セイウチ人間”はどのような姿なのか?想像を膨らませつつ続報を待とう。『Mr.タスク』は7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月27日7月24日から27日まで行われたサンディエゴ・コミコン(SDCC)。SDCCの名物と言えば、コスプレ。歩くフォトスポットと呼んでもいいくらい、写真のネタになってくれる人たちがいっぱいだった! また、その年に話題になった(話題になるであろう)キャラクターに扮する人も多いので、コスプレイヤーの動向からキャラクターの人気を知ることができる。その他の写真まず今年は『ミュータント・タートルズ』の公開を間近に控えていたので(日本は12月19日公開)タートルのTシャツを着た人やコスプレイヤーが多く見受けられた。中にはセクシーなタートルも。こういうアレンジはSDCCのコスプレイヤーならではと言える。来年公開のマーベル映画『アントマン』を先取りしたプレイヤーも見られた。また今年は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の成功で、多くの“ウィンター・ソルジャー”たちが出没。毎年“キャプテン・アメリカ”に扮する女性は多く、キャプテンとウィンター・ソルジャーを演じている女性ペアも。『マイティ・ソー』は、最近のコミックで“女性”になってしまったこともあり、早くもその“女ソー”を演じている人も。女性と言えば、ディズニー・プリンセスも定番。今年は“アナ雪”たちも多かった。一方、このディズニー・プリンセスと同じくらい人気なのが“セーラームーン”。『セーラームーン』の新作は、アメリカでも注目を集めていて、人気が再燃かのように思われた。日本発のキャラクターと言えば、来年『スーパーマリオ・ブラザーズ』が30周年と言うこともあり、マリオとルイージのコスプレイヤーも目立っていた。“デッドプールというマーベルのキャラが、マリオとルイージになっている”というオリジナル解釈(?)のスーパーマリオも登場。さて今年、僕がもっとも感心したのは、“スチームパンク・アレンジのアイアンマン”。そのアイデアとこれを作り上げた技量もすばらしかった。コスプレは、もちろん市販の仮装用コスチュームを着た人もいるが、この“アイアンマン”のように、ただキャラクターを再現するだけでなく、凝りに凝ってアレンジを加えて自分で作った姿で勝負してくる人も多い。また自身のコスプレだけなく、“ゴーストーバスタ-ズ車”まで、コスプレしちゃう強者もいるのだ。こうしたコスプイヤーたちは、SDCC会場だけではなく、街の中やカフェ、バーにもこのかっこうで現れる。ジュース・スタンドでひと息ついているバットマン(今年のSDCCは、バットマン75周年をフィーチャーしていたので、バットマンも多い)や、くつろぐスーパーヒーロー・カップルたち。こうして、SDCC開催中は、街そのものが、コミコン会場になっているのである。取材・文・写真:杉山すぴ豊
2014年08月01日7月13日(金)(日本時間14日)アメリカ・サンディエゴで開催されたコミコン(Comic-Con International)で、映画『バイオハザードV:リトリビューション』の会見に、ミラ・ジョヴォヴィッチ、中島美嘉、ミシェル・ロドリゲス、ポール・W・S・アンダーソン監督らが登壇し、特別映像の公開とファンからの質疑応答を行った。その他の写真『バイオ』シリーズ最新作となる本作は、前作『バイオハザードIV アフターライフ』同様、アンダーソン監督が脚本も手掛け、9月14日(金)に3Dで日本公開される。本作では、第1作でアンブレラ社の特殊部隊員レインを演じたロドリゲス、第2作出演のジル・バレンタイン役のシエンナ・ギロリーが再登場、謎に包まれた女スパイ、エイダ・ウォン役には中国の女優リー・ビンビンが配役されており、人気を集める役どころと女優陣が顔を揃える。中島は、会見で約6000人のファンを前に「美しく才能あふれるミカ・ナカシマ!」と紹介され登壇。「ミラとの仕事はどうだった?」という質問に「ミラはすごく優しくって。私は英語がしゃべれないんですけど、必ず私の目を見て話してくれる。毎日すごく楽しかったです!」と答えると、すかさずミラが「ありがとう! 美嘉と私をひどい目に遭わせたのはポールだからね。私には暖かく迎え入れられたってこと、忘れないように(笑)」と返答。さらにアンダーソン監督が「(役者を)ひどい目に遭わせるのは僕の仕事だからね!(笑)」と、中島をダシに夫婦で笑いをとり会場を沸かせた。また、「小さい頃からゾンビになりたかった?」という質問に中島は、「似合うとは思っていました(笑)」と笑顔で切り返すなど、会見は盛り上がりを見せた。なお、中島は本作の日本版主題歌を歌うことが決定しており、海外のファンからは「ミカが映画のためにコミコンにきたの!? スゴイ!」「ミカのファンなのに(会見)会場に入れなかったよ、残念」と、出演、日本版主題歌を担当する中島に期待が高まっているようだ。『バイオハザードV:リトリビューション』9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年07月17日『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』のパネルに参加すべく、コミコン開催の数日前から列に並んでいた女性が、会場外で車にはねられ、死亡した。女性は一度列を離れ、列に戻ろうと道路を横切った際に、走ってきた車にはねられたらしい。その他の写真毎年夏、カリフォルニア州サンディエゴで開かれ、今年は12日から15日(日)まで開催されているコミック・コンベンション(通称コミコン)は、コミックファンやSFオタクでごったがえす大人気イベント。ハリウッドスタジオにとっても、新作映画の宣伝をする良い機会でもある。イベントの出席者は男性が中心だが、女性に強く支持されている『トワイライト』シリーズは、これまでもコミコンに参加しており、今回もシリーズ最終章にあたる最新作『ブレイキング・ドーン Part2』の宣伝で主要キャストが訪れることになっていた。被害にあった女性は53歳。コミコンは12日にスタートするにも関わらず、女性は8日から並んでいたという。事故を受けて、『トワイライト』を製作配給するライオンズ・ゲートは、「ライオンズ・ゲート、サミット、そして『トワイライト』のファンは、彼女の死を非常に悲しく感じています」と声明を発表した。コミコンでは、毎年、熱狂的なファンが何日も前から列をなし、席を争って騒動が起きることが問題になっている。主催者側は参加者に行列をしないようにと語りかけているが、有効な手段が取られていないことに、批判の声も上がっている。文:猿渡由紀
2012年07月13日日本航空(JAL)は、787-8機材による新路線として、2012年12月に成田 - サンディエゴ線、2013年3月に成田 - ヘルシンキ線を開設する。サンディエゴは情報通信やバイオ、製薬など多様な産業が盛んな都市であるが、日本・アジアからの直行便未就航地点となっており、今回の就航により利用者の利便性の向上を図る。なお、同路線はアメリカン航空との共同事業路線となり、同社とのコードシェアも予定しているという。一方、成田 - ヘルシンキ線については、ヘルシンキが欧州内54地点へのネットワークを持つハブ空港であることから、スムーズな乗り継ぎが行えるとしている。成田 - サンディエゴ線は、12月から1日1往復週4便(月・火・木・土)で運航し、2013年3月からデイリー運航を計画。運賃は、「USセイバー50(50日前までの購入)」が4万4,000円(燃油サーチャージ、税除く)。成田 - ヘルシンキ線は、2013年3月から1日1往復週4便(火・水・金・日)で運航し、2013年度上期中のデイリー運航を目指す。運賃は、「ダイナミックセイバー7(7日前までの購入)」が5万7,000円(燃油サーチャージ、税除く)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月23日イギリスの個性派俳優、リス・エヴァンスが先週サンディエゴで開催されていた「コミコン2011」会場で22日、暴行容疑で逮捕されたことが明らかになった。エヴァンスは来年7月に世界同時公開の『アメイジング・スパイダーマン』で悪役のザ・リザード(Dr.コナーズ)を演じていて、この日はマーク・ウェブ監督や主演のアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーンと同作についてのパネルディスカッションに参加予定だったが、取り巻きのひとりが警備員からバックステージに入るのを阻止されたことから口論になり、暴言を吐いて女性警備員を強く押したのが原因だという。エヴァンスからはアルコールの匂いがして、かなり酔っているようだったという。エヴァンスはパネルディスカッションへの参加を許され、イベント終了後に逮捕された。サンディエゴ警察側はエヴァンスについて、「攻撃的で好戦的な態度で、アメリカ合衆国のセキュリティスタッフたちに怒声を浴びせました」と語り、「彼は連行され、いまは釈放されていますが、今後サンディエゴで出廷しなければならなくなる可能性もあります。ただ、彼は『アメリカはサイテーだ。戻ってくる気はない』と言っています」と付け加えた。現在公開中の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』にゼノフィリウス・ラブグッド役で出演しているエヴァンスは、以前から酔って喧嘩騒ぎを起こすことがあり、数年前にシエナ・ミラーと交際中もパパラッチとのトラブルがしばしば起きていた。(text:Yuki Tominaga)写真は5月にニューヨークで行われた『アメイジング・スパイダーマン』撮影に参加するリス・エヴァンス。© LNC/Rafael Morillo/Camera Press/AFLO■関連作品:アメイジング・スパイダーマン 2012年7月、公開ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 2011年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリポタ 特別インタビュー5】ダニエル・ラドクリフが“結末”への思いを明かす【ハリポタ 特別インタビュー4】プロデューサーがいまだから明かす苦労と成功の秘密『ハリー』お披露目に著名人が多数来場!本気のコスプレに歓声【ハリポタ 特別インタビュー3】エマ&ルパートが寂しさと忘れられぬ思い出を明かす『ハリポタ』主要メンバー、最後の大集合に感極まってステージで涙も!
2011年07月26日24日までカリフォルニア州サンディエゴで開催された「コミコン2011(Comic-Con International2011)」で、最終日前日の23日、ハリソン・フォードとダニエル・クレイグ主演のSF西部劇『カウボーイ&エイリアン』のプレミア上映が行われた。「コミコン」は、アニメやコミックなどキャラクター中心のコンテンツを扱うイベントで、新作映画のお披露目や製作中の話題作の情報をいち早く得られる場でもある。人気グラフィック・ノベルを『アイアンマン』シリーズのジョン・ファヴロー監督がハリソンとダニエルを起用した『カウボーイ&エイリアン』はまさにおあつらえ向きの一作。会場のサンディエゴ・シヴィック・シアターには、主演の2人はもちろん、共演のオリヴィア・ワイルド、サム・ロックウェル、ファヴロー監督も登場した。妻のキャリスタ・フロックハートと一緒にレッド・カーペットに姿を見せたハリソンは、自身が演じた19世紀の砂漠の街を支配する大佐役が当初ムチを持つ設定だったことに言及、「その案はすぐなくなったよ。話し合うまでもない」と、当たり役の1つであるインディアナ・ジョーンズを彷彿とさせる小道具使用は却下した。「でも、帽子はかぶらなきゃならなかったね」と、インディアナ・ジョーンズのトレードマークとの完全なる訣別は果たせなかったようだ。砂漠の街にさまよい込む記憶をなくした男を演じたダニエルは、つい先日挙式したばかりの妻、レイチェル・ワイズとのツーショットが期待されたが、レッドカーペットにはひとりで現われた。映画は全米で29日より、日本では10月22日(土)より公開予定。(text:Yuki Tominaga)写真は23日行われた『カウボーイ&エイリアン』ワールドプレミアに登場したキャリスタ・フロックハート&ハリソン・フォード。© Startraks/AFLO■関連作品:カウボーイ&エイリアン 2011年10月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズ、ニューヨーク州で電撃挙式
2011年07月25日人気海外ドラマ「SUPERNATURAL」が、日本でアニメ化されることがアメリカ・サンディエゴで開催中のコミコン2010にて発表された。「SUPERNATURAL」は、2005年に全米で放送を開始されて以来、シリーズを重ねてきた人気SFサスペンスホラーで、母親の謎めいた死をきっかけに苦難の人生を歩む兄弟の姿を描く。兄弟は超常現象と怪事件を求めてアメリカ中を巡る旅を続けるが、父との再会に母を殺した悪魔との死闘、さらに強大な悪魔たちの出現、そして闇を支配するある者の壮大な“計画”などが彼らの旅路に待ち受けている。今回、日本での製作が決まったアニメ版を手がけるのは、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』などの名作を世に送り出してきた「MADHOUSE」。日本のアニメスタジオによるアメリカのTVドラマの完全アニメ化は初めての試みとなるが、今回、公開されたキービジュアルでも見られるように、実写版の世界観はそのままに、新たな解釈を加えてビジュアルを作り上げていくという。コミコンでは、「SUPERNATURAL」のパネルトークが行われ、実写版の主要キャストであるジャレッド・パダレッキ、ジェンセン・アクレス、ミシャ・コリンズ、ジム・ビーバーに原作・製作総指揮のエリック・クリプキ、製作総指揮のベン・エドランド、サラ・ギャンブルらが登場し、会場を盛り上げた。エリック・クリプキは「このシリーズのアニメが作られるということはスーパースーパークールだよ!!アニメだから、実写ではできないような…例えば触手のあるモンスターとかを登場させられるからね」と嬉しそうに語った。また、ジェンセンとジャレットの2人は、今回のアニメ版の2つのエピソードで英語版の吹き替えを行うことも決定!これについてジェンセンは「それはきっと興味深いものになるよ。僕の日本語はひどいからね(笑)」とユーモアたっぷりに語ってくれた。ちなみに、ジェンセンとジャレットによる英語版吹き替えは、2011年に日本でリリースされるブルーレイとDVDに収録される予定だという。「SUPERNATURAL THE ANIMATION」は2011年1月12日(水)より順次リリース。■関連作品:Supernatural/スーパーナチュラル [海外TVドラマ]
2010年07月27日12月17日(金)の全世界同時公開が決まっているディズニーによるSF超大作『トロン:レガシー』の最新3D映像が、7月22日(現地時間)、アメリカ・サンディエゴで開催されている全米最大級の映像イベント“コミック・コンベンション”にて公開された。会場には、ジョー・コシンスキー監督に、主演のギャレット・ヘドランド、ヒロインを演じたオリビア・ワイルド、そして物語の鍵を握る主人公の父親を演じたジェフ・ブリッジスも姿を見せ、ティーチインが行われた。20年前に失踪したデジタル業界のカリスマCEOの息子が、ある日、父のメッセージを受け取り、その消息を追って訪れた彼のオフィスで、彼が創り上げた“理想郷”への入り口を見つける。そこに足を踏み入れたことから巻き起こる事件が描かれる。“レガシー”という言葉が付けられている本作だが、『トロン』は1982年に世界で初めて全面的にCGを取り入れて製作された作品として話題を呼んだ伝説的な映画で、本作は全く新しい物語として生み出された。“トロン”とは劇中に登場する新世界の名前。この日、公開されたのは、主人公のサムがトロンに入り込んだ後の5分間のシーン。上映はコミコンのメイン会場となっている6,500名収容のホールにて3Dで行われた。会場内に用意された4つの巨大スクリーンに映像が映し出されると、満場の客席から大歓声がわき起こった。コシンスキー監督は映画について「最新テクノロジーを駆使した、創造性あふれる作品」と語り、「このような作品を監督するのは名誉なこと。一方でプレッシャーも…」とも。3Dカメラを使用して撮影された本作。“トロン”とは一体どのような世界なのか――?『トロン:レガシー』は12月17日(金)より全国にて公開。■関連作品:トロン:レガシー 2010年12月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
2010年07月24日カリフォルニア州サンディエゴで23日から25日まで開催されていたコミコン。23日に行われたディズニーの3Dプレゼンテーションのパネル・ディスカッションに、製作中の新作『アリス・イン・ワンダーランド』のフッテージを携えてティム・バートン監督が登場したが、終了間際にサプライズゲストとして、同作でマッド・ハッターを演じるジョニー・デップが登壇した。そろそろお開き、という流れになった頃、バートンが「僕には想像上の友だちがいるんだ」と言うや、ステージにジョニーが姿を現わした。集まっていた約6,500人の観客は大興奮!歓声に包まれたジョニーは「ここに来られてうれしいよ」と一言あいさつすると、すぐに引っ込んでしまったのだが、観客たちはそれでも大満足。「twitter」を通して、ジョニーに一目会えた喜びを発信する人が続出した。ジョニー登場前のディスカッションではバートン監督が新作についてたっぷり語った。原作はもちろん、誰もが知る「不思議の国のアリス」なのだが、「原作のいろいろな要素をランダムに取り込み、そこから独自のストーリーを作ることを目指している」そう。マッド・ハッターのキャラクターにはジョニーのアイディアも生かされているという。「これまで映画化されたものでは単調なキャラだったけれど、ジョニーはマッド・ハッターに人間味をもたらしてくれた」と語るバートン。来年春の完成が楽しみだ。(text:Yuki Tominaga)© Reuters/AFLO■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:ジョニー・デップの強烈“帽子屋”初公開!映画版「不思議の国のアリス」で鍵握る【ハリウッドより愛をこめて】『トワイライト』カップル、やっぱり私生活でも交際中?
2009年07月27日アメリカ・サンディエゴにて開催中の世界最大のコミック&ポップカルチャーの祭典「Comic-Con(コミコン)2009」。次々と話題作や人気俳優が登場し、賑わいを見せているが、7月23日(現地時間)、手塚治虫の傑作をフルCGで映像化した『ATOM』の英語版の声優を務めるフレディ・ハイモアとクリステン・ベルが本作のパネルディスカッションに登壇した。アトム人気は日本国内にとどまらない。全米では日本製の白黒アニメ「鉄腕アトム」の英語吹き替え版が1960年代〜70年代に、80年代にはカラー版も放送され、人気を博した。今回のフルCGアニメ版『ATOM』でアトムの生みの親であるテンマ博士の声(英語版)を務めるニコラス・ケイジもその頃からの熱狂的ファンの一人だとか。この「コミコン」にも「鉄腕アトム」を始めとする手塚治虫作品の熱狂的ファンが数多く訪れており、パネルディスカッションは大きな盛り上がりを見せた。昨年、日本でも公開された『スパイダーウィックの謎』の頃と比べても、かなり大人っぽくなったフレディ。今回演じたアトムという役について「日本ではミッキー・マウスのような存在なんだよ」とアメリカのファンに説明。「僕らはみんな、彼に共感するはずだよ。特に、みんなとは違う自分を家族や周りに認めてもらおうと必死になる姿にね。それに、アクション場面ばかりでなく、笑えるシーンもあれば、とても深いことを語り、悲しくなる場面もある。子供から大人まで楽しめる作品なんだ」と熱くアピールしてくれた。映画のオリジナル・キャラクターで、アトムと仲良くなるお転婆な少女・コーラの声を演じたクリステンは「この映画のテーマは、普遍的よ」と語り、こう続ける。「劇中、みんなが住んでいるのは、メトロ・シティという街なんだけど、宙に浮いている街なの。というのも、地表は廃品置き場になっていて、公害がひどくなったために、人類はメトロ・シティで暮らし、地表にはロボットを送りこんで働かせている。そう、ロボットは2等市民みたいな位置づけで扱われているんだけど、そんなところに、繊細な感情を持つロボット・アトムが登場するワケ。そして、人々は“違い”を受け入れる試練を味わうの」。またフレディは、この役を演じるに当たって旧作を予習したか?という質問を受け「新しいバージョンのアトムが必要だと思ったから、あえて既存のものにこだわらないようにしたんだ。およそ50年前にアトムが生まれたとき、彼はまさに斬新な存在だった。今回もそうした斬新さを踏襲しようって考えで、みんな一致したんだ」と明かした。さらにクリステンは、コーラという少女の役割について「コーラは、アトムの感情面を語るのに大切な存在よ。彼女もアトムものけ者扱いされてきたので、それで意気投合するの」と説明し「彼女は一見、とてもきつい感じだけど、本当はものすごく優しい心を持っている。彼女がなぜそうなったのかは、映画を観れば分かるわ」と完成を待ちわびるファンの期待を煽った。果たして、アメリカのファンはどのように受け止めるのか?『ATOM』は10月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:ATOM 2009年秋、全国にて公開© 2009 Imagi Crystal LimitedOriginal Manga © Tezuka Productions Co., Ltd.■関連記事:アトムの声に元気ハツラツ上戸彩!テンマ博士の役所広司とフルCGアニメで父子にフルCG版“アトム”の新ビジュアル解禁!テンマ博士&お茶の水博士も登場ドラゴンボール以上の賛否必至?生まれ変わったハリウッド版“アトム”一部画像到着
2009年07月25日