2016年8月20日 15:00
【イマ旬!ハリレポ】スーパーヒーローの世界にも女子の時代到来!?
現在ハリウッド映画界ではコミックの女性ヒロインたちがアツい。人気キャラクターのバロメータにもなるコスプレが有名な7月開催のサンディエゴ・コミコンでは『スターウォーズ/フォースの覚醒』ですっかり人気者となったレイや、『スーサイド・スクワッド』で人気沸騰中のアナーキー女子ハーレイ・クイン、そして2017年6月2日全米公開予定の『ワンダーウーマン』などのヒロイン・コスプレが目立ち、「スーパー・ヒロイン分析」などの女性ヒーロー系パネルディスカッションも目に付いた。
ハーレイ・クインが人気の映画『スーサイド・スクワッド』は、日本の9月公開予定に先駆け全米で一足早くオープンしたのだが、批評家たちの間で前評判がイケておらず、デビュー週の興行成績が懸念されていた。結局は全米ナンバーワンの座に輝き、映画の関係者たちは胸をなでおろしたのだが、この結果はスクワッドメンバーで紅一点のハーレイ・クインに負うところが大きかったのでは、というのが界隈の噂だ。
筆者の知り合いにも、本作を観に行くきっかけとなった理由を尋ねると、「ハーレイ・クインに興味があったから」と答えた人が多かった。ジャレッド・レト演じるジョーカーも話題の的だったが、ハーレイ・クインの重要さはキャラ商品などでの扱われ方を見ても明らかで、彼女の存在は本作を窮地から救い出したと言っても過言ではないと思う。